
法人カードおすすめ比較ランキング5選!年会費無料や高還元カードも徹底紹介
「法人カードを発行したいけど、種類が多すぎて比較が大変」「総合的におすすめの法人カードランキングは?」
この記事ではFP監修のもと、おすすめの法人カードを多数比較して紹介しています。スペックを総合的に判断した比較ランキングで厳選した5枚のカードを紹介しているほか、「年会費無料」や「ポイント還元率が高いもの」などニーズ別のおすすめも紹介。
最後までお読みいただければ、経営者様ご自身のニーズに最適なおすすめ法人カードに出会えることでしょう。ぜひこの記事を参考にして、経営者様に最適な法人カードを発行してくださいね。
監修者

個人事務所代表/CFP ®金子 賢司(かねこ けんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。
目次
法人カード総合おすすめランキング
そんな法人カード選びに迷っている経営者様のために、こちらではカードのスペックを総合的に踏まえたおすすめ比較ランキングを紹介します。
法人カードを比較する際は、以下4つの要素を軸に検討するのがおすすめです。
- ・年会費
- ・ポイント還元率
- ・付帯サービス
- ・ステータス
その理由を簡単に説明すると、経営者様が法人カードを発行したい目的とこの4つの軸を照らし合わせれば、どのカードが最適なのか自ずと見えてくるから。
上記4つの要素を踏まえ、特に優秀でおすすめの法人カードを比較ランキング形式で紹介していきます。ぜひこのおすすめ比較ランキングから、経営者様のビジネスパートナーとも呼べる法人カードを選んでいきましょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
券面 | ![]() |
国際ブランド | American Express |
年会費 | 初年度無料 通常34,100円(税込) |
追加カード年会費 | 13,200円(税込) |
ETCカード年会費 | 550円(税込) |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
ポイント還元率 | 0.4% |
海外旅行保険 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高5,000万円 |
その他おすすめの保険 | 航空機遅延保険 ショッピング保険(年間500万円) |
おすすめの付帯サービス | 国内空港ラウンジ無料 エアポート送迎サービス 手荷物ホテル当日宅配サービス 海外旅行時の日本語電話サポート |
信頼とステータスのアメックス!トラベル優待がおすすめ
比較ランキング第1位は、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードです。こちらは、世界中で信頼が高いAmercian Expressが発行するおすすめのプロパー法人カード。その中でもステータスが高いゴールド券面の法人カードであり、多くの法人経営者様から愛用されている1枚です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのおすすめポイントは、トラベル優待が充実している点にあります。国内主要空港+ハワイの空港ラウンジを無料で利用でき、出張はもちろんプライベートの旅行時にも役に立つのでおすすめです。
アメックスの空港ラウンジサービスがおすすめなのは、本人だけでなく同伴者1名も無料になる点です。他の法人カードでは同伴者のラウンジ利用は有料とされるケースもありますが、この法人カードならそんな心配もありません。
特別会員プログラムに登録するとANAマイル還元率が最大3.0%
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、以下2つの特別会員プログラムに登録すると、ANAマイル還元率が常時1.0%以上、最大3.0%にアップするのでおすすめ。名称 | 年会費 | 概要 |
---|---|---|
メンバーシップ・リワード・プラス | 3,300円(税込) | ポイント有効期限が無期限になり、お得なレートで移行できる |
メンバーシップ・リワードANAコース | 5,500円(税込) | ポイントをANAマイルへ移行するには必須 |
いつもの経費の支払いをこの法人カードにすれば、1.0%の還元率でANAマイルが貯まります。ANAマイルを貯めると特典航空券と交換できたり、無料でファーストクラスにアップグレードできたりするメリットがあります。
ANAマイル還元率を3.0%にする条件は、特定の対象店舗を利用することです。対象店舗の一覧は以下の通りです。
- Yahoo!ショッピング
- Amazon
- JAL公式サイト
- HIS公式サイト
- アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
- iTunes Store/App Store
通販で備品を購入する方や、出張予約をJALやHIS、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインで利用する方などは、ANAマイルをザクザク貯められます。3.0%という最強の還元率でマイルを貯められる法人カードは希少なので、非常にオススメです。
ビジネスに役立つ付帯サービスもおすすめ
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードといえばトラベル優待」というイメージがありますが、実はビジネス関連にもおすすめの付帯サービスが充実しています。会計ソフトやクラウドソーシング、名刺管理アプリなどの優待があるほか、接待にふさわしいおすすめレストランをコンシェルジュが紹介してくれる「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」も便利です。
また、アメックスのビジネス会員限定のイベントも不定期で開催されており、接待や人脈づくりに役立つおすすめ特典です。
このようにアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには、ビジネスを加速させてくれるおすすめの付帯サービスが多数用意されています。
JCB法人カード
券面 | ![]() |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 初年度無料 通常1,375円(税込) |
追加カード年会費 | 初年度無料 通常1,375円(税込) |
ETCカード年会費 | 無料 |
利用可能枠 | 公式サイト参照 |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行保険 | 最高3,000万円 |
国内旅行保険 | 最高3,000万円 |
その他おすすめの保険 | ショッピング保険(年間100万円) |
おすすめの付帯サービス | JCBタクシーチケット 福利厚生倶楽部 出張手配に役立つ予約サービス |
格安年会費で持てる信頼のJCB法人カード
比較ランキング第2位のJCB法人カードは、1,375円(税込)※初年度無料と格安で使えるコスパ抜群のおすすめ法人カードです。日本で誕生した唯一の国際ブランドJCBが発行するプロパーカードなので信頼感やステータスも十分におすすめできます。ポイント還元率は0.5%と一般的な水準ですが、前年の利用実績に応じてポイント還元率がアップする「JCBスターメンバーズ」で優遇される点はメリットです。
またJCB法人カードには、年会費が格安であるにも関わらず海外・国内の旅行傷害保険が付帯しています。利用可能枠は最高100万円なので、足りなくなった時にはワンランク上のゴールドカードへのアップグレードを検討するのもおすすめです。
ビジネスに役立つおすすめ付帯サービス
JCB法人カードはその信頼性から選ばれることが多い法人カードですが、ビジネスに役立つおすすめの付帯サービスも充実しており、機能面でも優秀な1枚です。例えば出張に役立つおすすめの予約サービスが多数用意されており、次のようなものがあります。
- JCB.ANA@desk
- JCB de JAL ONLINE
- JR東海「エクスプレス予約」
- じゃらんコーポレートサービス
上記を利用すれば、飛行機や新幹線のチケット手配や出張時のホテル手配などもスムーズに行えるのでおすすめです。
そのほか本人以外でも利用できる「JCBタクシーチケット」は接待におすすめですし、福利厚生倶楽部で従業員の福利厚生を充実させることも可能です。
ゴールドやプラチナほどのVIP優待こそありませんが、1,250円+税の年会費でこれだけのサービスが付いているのはおすすめポイントです。
ETCカードを複数枚発行できる
JCB法人カードのおすすめポイントとして、年会費無料のETCカードを複数枚発行できる点が挙げられます。「複数枚」とは、会員が希望する枚数をほぼ無制限に発行してくれるということ。従業員の人数に対して枚数が不自然に多い場合などは希望枚数を発行できない場合もありますが、基本的には要望通りの枚数でETCカードを作れると考えていいでしょう。
他社の法人カードでは「3枚まで」と枚数制限があったり、年会費が有料でコストがかさんだりするケースもあります。一方のJCB法人カードなら年会費無料で何枚でも発行できるので、運送業など多数のETCカードが必要な会社には非常におすすめです。
このようにJCB法人カードは、格安年会費に対して充実したサービスがおすすめの法人カードです。
NTTファイナンスBizカード
券面 | ![]() |
国際ブランド | VISA |
年会費 | 無料 |
追加カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 550円(税込) |
利用可能枠 | 40万円/60万円/80万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | 最高2,000万円 |
その他おすすめの保険 | ショッピング保険(年間100万円) |
おすすめの付帯サービス | Amazon Business 「VISAセルフ登録ポータル」 VISAビジネスオファー/グルメオファー 福利厚生サービス |
年会費無料で還元率1.0%のおすすめカード
比較ランキング第3位はNTTファイナンスBizカードです。初めて法人カードを発行する方や、ポイント還元率を重視したい経営者様におすすめ。年会費が永年無料であり、しかもポイント還元率は1.0%と高水準のおすすめ法人カードです。実は数ある法人カードの中でも年会費が永年無料のカードは珍しく、数えるほどしか存在していません。また、法人カードはポイント還元率が0.5%程度が一般的な水準であり、個人向けのクレジットカードほど高還元率カードは多くありません。
その点、この法人カードなら年会費無料と還元率1.0%という、希少性をダブルで兼ね備えているのでおすすめです。
1ポイント=1円の価値でキャッシュバック可能
この法人カードがおすすめなのは、貯めたポイントをキャッシュバックに交換できる点も理由の1つです。キャッシュバックを選んだ場合、翌月のカード請求額の支払いに充填できます。また、NTTファイナンスBizカードのキャッシュバックは1ポイント=1円の価値で交換できる(最低10,000ポイントから)こともおすすめな点です。他社の法人カードでもキャッシュバックが利用できることはありますが、移行レートが悪く1ポイントの価値が減ってしまうケースは多いです。
この法人カードなら、ポイントの価値を下げることなくキャッシュバックに利用できておすすめです。
年会費無料なのにおすすめ付帯サービスも多数
NTTファイナンスBizカードがおすすめなのは、ポイント還元率の高さだけではありません。年会費が無料であるにも関わらず、ビジネスに役立つ付帯サービスが多数用意されている点もおすすめです。本来なら審査が必要なAmazon Businessを審査なしですぐに登録できる「VISAセルフ登録ポータル」や、「VISAビジネスオファー」と「VISAグルメオファー」も便利です。また、ベネフィット・ステーションの福利厚生優待も付いているので、中小企業や個人事業主には特におすすめです。
オリコEX Gold for Biz
券面 | ![]() |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
年会費 | 初年度無料 通常2,200円(税込) |
追加カード年会費 | 無料 (個人事業主用は追加カード発行不可) |
ETCカード年会費 | 無料 |
利用可能枠 | 10〜300万円 |
ポイント還元率 | 0.6%〜1.1% |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | 最高1,000万円 |
その他おすすめの保険 | ショッピング保険(年間100万円) |
おすすめの付帯サービス | 国内空港ラウンジ無料 Mastercard T&E Savings Mastercardビジネスアシスト |
年会費2,000円で持てるおすすめゴールドカード
比較ランキング第4位のオリコEX Gold for Bizは、年会費2,200円(税込)で発行できる格安のおすすめゴールド法人カードです。アメックスなどと比較するとステータス面では劣りますが、年会費以上のお得な付帯サービスが多数付いているおすすめポイントがあります。代表的なおすすめ特典は国内主要空港のラウンジを無料利用できるサービスです。北海道から沖縄まで全国各地の空港ラウンジが無料で利用でき、さらにハワイと韓国の空港ラウンジも利用可能です。
『S』と『M』の違い
オリコEX Gold for Bizには、法人経営者向けの『M』と個人事業主向けの『S』があります。基本的にはご自身の立場によって選べばいいのですが、両者の違いが気になりますよね。基本的なスペックはどちらも同じですが、『M』の場合は3枚まで追加カードを発行することが可能です。経営者様に加えて会社の幹部に追加カードを持たせたい場合におすすめです。
一方の『S』は、ビジネス資金のキャッシングが利用できます。個人事業主は銀行ローンを利用しづらいケースもありますが、オリコEX Gold for Bizを持っていれば最終手段としてキャッシングの選択肢を用意しておけるのがおすすめ。
国際ブランドはMastercardがおすすめ
オリコEX Gold for BizではVISAとMastercardの国際ブランドから選択可能ですが、特にVISAにこだわらないのであればMastercardを選ぶ方がおすすめです。なぜなら、オリコEX Gold for BizはMastercardの方が付帯サービスが充実しているからです。オリコEX Gold for BizでMastercardを選ぶと、「Mastercard T&E Savings」と「Mastercardビジネスアシスト」のおすすめ特典が利用可能。特に、Mastercard T&E Savingsに含まれている「ダイニング by 招待日和」の優待はおすすめです。
ダイニング by 招待日和は、対象レストランで2名以上のコース料理を利用すると、1名分をのコース料金が無料になる太っ腹なおすすめサービス。対象となっているのは一流の高級レストランばかりなので、接待などの会食におすすめです。
VISAブランドでも「VISAビジネスオファー」や「VISAグルメオファー」は利用できるのですが、コース料理1名分無料のサービスは用意されていません。
このようにオリコEX Gold for Bizは、年会費2,200円(税込)が非常に安く感じられるほど付帯サービスが充実したおすすめの1枚です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
券面 | ![]() |
国際ブランド | American Express |
年会費 | 22,000円(税込) ※年間200万円以上の利用で11,000(税込)に優遇 |
追加カード年会費 | 3,300円(税込) |
ETCカード年会費 | 無料 |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行保険 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高5,000万円 |
その他おすすめの保険 | 航空機遅延保険 ショッピング保険(年間300万円) |
おすすめの付帯サービス | 国内空港ラウンジ無料 24時間365日のコンシェルジュサービス プライオリティ・パス(海外空港ラウンジ) |
低コストで発行できるおすすめプラチナ法人カード
比較ランキング第5位は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。こちらは、年会費22,000円(税込)という低コストで発行できるプラチナ法人カードです。一般的にプラチナ法人カードは50,000円以上の年会費がかかることが多いです。一方この法人カードならその半額以下の価格で発行できるのでおすすめ。
さらに、年間200万円以上のカード利用実績があると、翌年の年会費が半額の11,000円(税込)まで優遇される特典もあります。経費の支払いに利用する法人カードなら、年間200万円はそれほど高いハードルでもないでしょう。気軽に発行しやすいおすすめのプラチナ法人カードです。
年会費はお得でもプラチナクラスの付帯サービス
「年会費が安いなら、そのぶんサービスも少ないのでは?」と感じる方もいるでしょう。しかしこの法人カードには、年会費がリーズナブルであるにも関わらず、豪華なプラチナクラスの付帯サービスが用意されています。例えばプラチナ法人カードのおすすめ特典であるコンシェルジュサービスは当然のように備わっています。24時間365日いつでも電話で対応してくれ、忙しい経営者様のサポートをしてくれます。
また、プライオリティ・パスの最上会員ステータスの「プレステージ会員」(通常$429)に無料登録できる優待もおすすめです。プライオリティ・パスとは、世界各国1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる会員サービスです。
海外旅行の機会が多い経営者様なら、プライオリティ・パスが付いている法人カードは必須と言っても過言ではありません。もちろん国内主要空港のラウンジも無料なので、国内外どちらの出張にもおすすめの法人カードです。
JALマイル還元率が常時1.125%
この法人カードの特徴として、JALマイルを貯めやすい点が挙げられます。「SAISON MILE CLUB」と呼ばれる会員プログラムに登録(プラチナ会員限定で年会費無料)すれば、貯まったポイントが好レートでJALマイルに自動移行されます。JALマイル還元率はなんと1.125%となり、法人カードの中では最高クラスにJALマイルが貯まります。これほどJALマイルが貯まる法人カードは他にはないので、JALをよく利用する経営者様なら作っておいて損はないでしょう。
年会費無料で選ぶ
●NTTファイナンスBizカード
●ライフカードビジネス
NTTファイナンスBizカードは総合比較ランキングでも紹介した通り、年会費無料なのにポイント還元率が1.0%と高水準な法人カードです。ビジネスに役立つサービスも用意されており、コスト不要で気軽に作りやすいです。
ライフカードビジネスは総合比較ランキングには登場していませんが、ETCカードも無料で作りたい経営者様におすすめの法人カードです。NTTファイナンスBizカードの場合は「ETCカードが有料」というデメリットがある一方、ライフカードビジネスなら無料で発行できます。
また、ライフカードビジネスは追加カードも無料なので、完全無料で法人カードを利用したい経営者様におすすめです。
ポイント還元率で選ぶ
●オリコEX Gold for Biz
●NTTファイナンスBizカード
●楽天ビジネスカード
総合比較ランキングにも登場したオリコEX Gold for Bizは年間のカード利用代金に応じてポイント還元率が変化する法人カードです。通常時のポイント還元率は0.6%と一般的な水準ですが、年間200万円以上を利用すると還元率が1.1%まで跳ね上がります。法人カードで多額の決済をする経営者様におすすめです。
NTTファイナンスBizカードと楽天ビジネスカードは、どちらもポイント還元率が常時1.0%の高還元率カードです。ただし楽天ビジネスカードは「楽天プレミアムカード」という個人向けクレジットカードの所有者限定で発行できる追加カードのため、単体で申し込めないのがデメリットです。
マイルの貯まりやすさで選ぶ
●アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
●セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
ANAマイルを貯めたい経営者様ならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードがおすすめ。総合比較ランキングでも紹介した通り、特別会員プログラムに登録すればANAマイル還元率が常時1.0%になり、Amazonなど一部の対象サービスでは還元率がなんと3.0%になります。
そしてJALマイルを貯めたい方なら、選ぶべきは総合比較ランキングにも登場したセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。ランキングでも紹介した通りJALマイル還元率は1.125%と高水準で、他の法人カードではこれほどJALマイルが貯まるカードは見つかりません。
ゴールド法人カードで選ぶ
●アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
●オリコEX Gold for Biz
●三井住友ビジネスカード for Owners
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは総合比較ランキングで紹介した通り、ステータスと付帯サービス、ポイントなど全ての要素において申し分ない法人カードです。
オリコEX Gold for Bizは年会費が2,200円(税込)と格安で発行できるゴールド法人カード。総合比較ランキングで紹介したように、付帯サービスを重視しつつもコストは抑えたい経営者様におすすめです。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、ランキングにこそ登場していませんが銀行系カードの代表格である三井住友カードが発行するゴールド券面の法人カードです。対象コンビニでのポイント還元率が+2.0%になるので、日常の少額決済が多い経営者様にもおすすめです。
プラチナ法人カードで選ぶ
●セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
●JCBプラチナ法人カード
●三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、総合おすすめランキングにも登場した優秀なカード。年会費が22,000円(税込)とリーズナブルなのに、コンシェルジュやプライオリティ・パスなど付帯サービスが充実しています。JALマイル還元率が1.125%と高い点もおすすめの法人カードです。
JCBプラチナ法人カードはランキングには登場していませんが、JCBが発行するプラチナ券面の法人カードです。JCBブランドはそれだけで信頼感があり、そのプラチナ法人カードともなればステータスも申し分ありません。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは、ビジネスはもちろんレジャーやグルメなど様々なシーンで役立つプラチナ法人カードです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの優待もあるので、家族サービスにもおすすめの1枚です。
ETCカードのおすすめで選ぶ
●JCB法人カード
●オリコEX Gold for Biz
●ライフカードビジネス
上記はいずれもETCカードが無料で発行できる法人カードのため、低コストで済む点が魅力です。特に総合比較ランキングでも紹介したJCB法人カードはETCカードを希望枚数発行でき、多数のETCカードを作りたい経営者様におすすめ。
まとめ:おすすめカードを紹介しました
この記事では、おすすめの法人カードを比較しながら紹介しました。総合的なスペックで比較したおすすめ法人カードランキングの結果は、以下の通りです。1位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
2位:JCB法人カード
3位:NTTファイナンスBizカード
4位:オリコEX Gold for Biz
5位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
また、おすすめランキングとは別で「年会費無料」や「ポイント還元率」など、ニーズ別のおすすめ法人カードも紹介しました。
記事内で紹介した法人カードをもう一度まとめると、次の通りです。お得な入会キャンペーンを実施している法人カードもあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
重視する点 | おすすめ法人カード |
---|---|
年会費無料 | ●NTTファイナンスBizカード ●ライフカードビジネス |
ポイント還元率 | ●オリコEX Gold for Biz ●NTTファイナンスBizカード ●楽天ビジネスカード |
マイル | ●アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード ●セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード |
ゴールドカード | ●アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード ●オリコEX Gold for Biz ●三井住友ビジネスカード for Owners |
プラチナカード | ●セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ●JCBプラチナ法人カード ●三井住友ビジネスプラチナカード for Owners |
ETCカード | ●JCB法人カード ●オリコEX Gold for Biz ●ライフカードビジネス |
監修コメント

個人事務所代表/CFP ®金子 賢司(かねこ けんじ)
企業の支払いを法人カードに集約すると、後に送られてくる利用明細書でいつ、何を買ったかが用意にわかるため経費管理が容易になります。
もちろんクレジットカードのポイントも貯まるので、個人に比べると購入金額の大きい企業はポイントも貯まりやすく、貯まったポイントを備品の購入等に充当すればコスト削減効果にもつながります。
また、法人カードは年会費無料のものもありますが、年会費だけではなくサービス内容にも注目しましょう。
出張が多い企業はマイルのポイント還元率を重視したカードを活用したり、ステータスカードに付帯しているコンシェルジュサービスを活用し、贅沢なひとときを得意先に提供することで円滑にビジネスが進むかもしれません。
各法人カードの特徴を理解して、自身のビジネスにそのメリットをぜひ役立ててください。
この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます

No Comments