電気代の節約方法まとめ|節電よりも安くするコツを解説【2024年】
あらゆる領域で値上げが進む中、生活の負担と節約の必要性が大きいものが電気代です。昨今は電気代を引き上げる会社も増えてきています。特に夏や冬などエアコンを多く稼働させる時期は、費用が高まる傾向にあるでしょう。
一緒に暮らす家族が多い方だけでなく、一人暮らしであっても、請求額の高さに驚いた経験がある人は多いのではないでしょうか。一方で、手軽な方法で節電できることから、コツさえつかめば節約しやすいのも電気代です。
本記事では、新電力への切り替えや身近な家電での節電方法などを基に、今すぐできる節約方法を解説しています。電気代を節約する上で、ぜひ参考にしてください。
Contents
電気代が高い原因は?
「ここ最近、電気代がとても高くて困っている」「あれ、こんなに電気を使っていたっけ」――電気料金の請求を見て、思わず驚いたり困ったりされ、節約を決意される方は増えているのではないでしょうか。一人暮らしの方でも、これまで以上に電気代が高まっているはずです。
燃料費の高騰などを受け、2023年6月に大手電力会社の7社が電気料金を引き上げました。電力小売り会社が値上げを続けるなかで「どうすれば、電気代を節約できるのだろう?」とお悩みの方も多いはずです。
そもそも電気代は、どのように計算されるのでしょうか。一般的な計算方法や、家電製品ごとの電気代の計算方法を解説します。ぜひ、計算方法を知り、日々の電気代を節約するための参考にしてください。
電気料金の計算方法
電力会社の電気料金は、一般的に次のように求められます。電気料金の計算方法
電気代=基本料金+電力量料金±燃料調整費+再エネ賦課金
電力量料金は「1時間あたりの消費電力(kW)」×「使用時間」×「各社の料金単価(円/kW)」によって求められます。具体的な電気代を知って節約につなげるには、まず各電化製品が消費する電力量を調べましょう。
電力量の計算方法
電力量=「消費電力」×「時間」
電力量は「消費電力」×「時間」で計算できます。例えば、消費電力が「1,000W」と記載されている家電の場合、2時間使ったときの電力量は「1,000W」×「2時間」=「2,000Wh」です。
次に、求めた「Wh」を「kWh」に変換します。1,000Wk=1kWhであるため、先ほど計算した「2,000Wh」は「2kWh」です。この数字に、料金単価を乗じることで実際の電気代を計算できます。料金単価が「40円/kWh」と仮定すると、電気代は「2kWh」×「40円/kWh」=「80円」です。
再エネ賦課金の計算方法は「再エネ賦課金単価」×「使用料」です。
家電製品ごとの電気代計算方法
効果的に節約するため、ここからは、一般的な家電製品の電気代を計算する方法を見ていきましょう。なお、料金単価は「40円/kWh」として計算します。電気代を計算する際に必要な家電製品の消費電力は、カタログや仕様書に書いてあります。しかし、記載している消費電力はあくまで「最大値」であることに注意しましょう。節約する際には、正しい消費電力を知る必要があります。
エアコン(クーラー・暖房)の場合、
- 1時間あたりの電気代=「消費電力(kW)」×「1kWhあたりの料金単価(円/kWh)」
- 1ヵ月あたりの電気代=「1時間あたりの電気代(円)」×「1日の使用時間」×「1ヵ月の使用日数」
で電気代を計算できます。消費電力が「1,000W(1kWh)」のエアコンでは、1時間あたりの電気代は「1kWh」×「40円/kWh」=「40円」です。1日5時間、1ヵ月で20日稼働する場合は、「40円」×「5時間」×「20日」=「4,000円」と計算できます。
なお、エアコンは夏であれば冷房、冬なら暖房など、運転するモードによって消費電力が異なります。そのため、電気代を計算する際はカタログなどにある「期間消費電力量」を参考にしましょう。
次に、冷蔵庫の電気代を計算する方法を見てみます。冷蔵庫の電気代は、カタログなどにある年間消費電力量を参照しましょう。年間消費電力量が「300kWh」の場合は、「300kWh」×「40円/kWh」=「12,000円」が1年にかかる電気代の目安です。
節約するために1ヵ月あたりの電気代を知りたい場合は、12で割ることで計算できます。しかし、季節や使い方によって消費電力は変動するものです。あくまで目安程度に考えて節約に挑みましょう。
最後にテレビの電気代を計算する方法を解説します。
テレビの電気代はカタログなどにある定格消費電力をもとに計算しましょう。定格消費電力が80Wの場合、テレビを3時間つけたときの電気代は「0.08kWh」×「40円/kWh」×「3時間」=「9.6円」です。毎日3時間付けた場合、1ヵ月の電気代は300円ほどになります。こまめに消すことで、節約につながるかもしれません。
電気料金の値上げに関して
2023年6月に、大手電力会社7社が電気料金の値上げをして大きな話題になりました。また、2023年10月にもさらなる値上げが実施されると言われています。節約をするためには、各社の動向を正しく知る必要があるでしょう。昨今、電力会社で電気料金の値上げが相次いでいる背景にあるのは燃料費の高騰です。日本はエネルギー資源の多くを輸入に頼っています。そのため、為替レートや国際情勢によって大きな影響を受けがちです。
最近では大幅な円安やロシア・ウクライナ戦争によって、電力会社が電気を生み出すために必要な燃料の調達コストが高まりました。燃料調達コストが高まる一方で、電気料金を据え置きにしてしまうと、各社は赤字に陥ってしまいます。
そのため、値上げせざるを得ない状況に追い込まれているのです。日々の節約においては大打撃です。
家電別消費電力割合
電気代を節約するには、家電別の消費電力割合を知るのも重要です。なぜなら、消費電力が多い家電で節電をするほうが費用対効果が高いからです。ここからは、経済産業省の「夏季の省エネ・節電メニュー」をもとに、一般的な家電別消費電力割合を見ていきます。同資料では、各家庭での夏季の電力使用割合がまとまっています。特に割合が大きいのがエアコンで、全体のうち38.3%を占めています。次いで照明が14.9%、冷蔵庫が12.0%の割合を占めています。
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出典:https://home.osakagas.co.jp/electricity/index.html
電気代の節約術② 家電代が高い家電の使い方を見直す
電気代を節約して安く済ませるためにできることは、数多くあります。例えば、利用する頻度が高かったり、消費電力が多い家電の使い方を見直すと節約につながるでしょう。家電別に、使い方を見直して節電するためのコツを解説していきます。エアコン
エアコンの料金を節約するには、室内の冷やしすぎや暖めすぎに注意するのがコツです。暑すぎたり、寒すぎたりしない範囲で室内温度を設定しましょう。例えば、室内温度を26度から28度に上げるのも節約につながり、おすすめです。5.4%の節電効果があるとされています。目詰まりしたフィルターを清掃するのも節電と節約につながります。フィルターが汚れていると、エアコンの効率が落ちてしまうからです。その他、カーテンを閉めるなど窓からの日差しを防ぐことも節電・節約に有効とされます。
冷蔵庫
冷蔵庫は「冷やしすぎ」を避けるのが節電・節約のコツです。設定を「強→中」にするのも有効でしょう。一定の節電効果を得られます。開け閉めする際の時間を減らすよう意識するのも電気代の節約に有効です。冷蔵庫の中身にも注意しましょう。食品を詰め込みすぎることで、冷蔵効率が下がってしまいます。おすすめは、余裕を持って食品を入れるようにすることです。その際、壁と食品の間に適切な間隔を空けるのも節電・節約に有効でしょう。
照明
照明で節電する際のおすすめ方法は、リビングなど滞在時間が長い部屋の明るさを、無理のない範囲で下げることです。また、使わない部屋の照明はこまめに消すと、節電と節約になります。テレビ
テレビは「省エネモード」に設定して、画面の輝度を下げると電気代の節約につながり、おすすめです。また、見ていないときはこまめに消しましょう。温水洗浄
温水洗浄便座で節電する際のポイントは、温水をオフにしたり、タイマー機能を使ったりすることです。特に夏場は温水機能が不要な場合も多いので、積極的にオフにして節約につなげましょう。温水オフ機能や、タイマー機能がない温水洗浄便座を使うのもおすすめです。その場合、使わないときはコンセントからプラグを抜いておくと電気代が安くなります。
便座
暖房便座は、ふたが開いている状態だと多くの電力を使ってしまいます。トイレを使用しないときは必ずふたを閉めるようにして電気代を節約ましょう。暖房便座の温度を低くするのも、節電・節約のコツです。また、夏場などそこまで暖房機能がいらないシーズンは、電源をオフにしたり、コンセントからプラグを抜いておくと電気代の節約になります。
待機電力
家電製品は、使用していないときでもわずかに電力を消費しています。これを「待機電力」と呼びます。待機電力は、家電をオンにしたときにすぐ稼働できるようにしておくためのものです。小さなものと思うかもしれませんが、電気代の節約には重要です。待機電力で消費する電力は、非常に小さいとされます。しかし、多くの家電で待機電力が発生すると、結果として電気代が高くなることにつながります。そのため、コンセントから電源プラグをこまめに抜いておく、節電タップを利用するなどで待機電力を減らすのが節約におすすめです。
洗濯機・乾燥機
洗濯機の電気代を節約するには、使う回数を減らすのが有効です。洗濯物がある程度たまってから洗濯しましょう。目安は、洗濯機容量の8割以上です。電気代は洗濯するコースによっても変動します。あまり汚れていないものを洗濯するときは、スピードコースやお急ぎコースなど、短時間で済むものを選べば節約につながるでしょう。
電気代の節約術③ 家電の買い替え
電気代を節約するためには、家電の買い替えもおすすめです。家電製品は日々、進化しています。便利な機能が増えるだけでなく、消費電力が小さくて節約に有効なモデルがどんどんと発売されているのです。そもそも、家電には「寿命」があります。家電の寿命を超えて長く使うのではなく、最新の省エネ機能を搭載した家電に買い替えることで大きな節電効果を得られて節約につながるはずです。
例えば液晶テレビは、寿命が6~7年ほど。寿命が過ぎた液晶テレビを最新機種に買い替えるだけで、年間約1500円の節電・節約効果があるとされます。
同様に、冷蔵庫の寿命は8~10年とされます。450リットル程度の寿命が過ぎた冷蔵庫を買い替えることで、年間10,000円超の節電・節約効果を見込めるようです。
電気代の節約術④ 季節に合わせた節電のコツ
電気代を節約するには、季節ごとに家電の使い方を変えるのもポイントです。特にエアコンと冷蔵庫、暖房器具で意識してみましょう。エアコンと冷蔵庫、夏と冬の違い
季節によって使い方を切り替えると大きな節電・節約効果を得られる家電が、エアコンと冷蔵庫です。エアコンを夏に使う場合、28度を目安に設定温度を上げたり、フィルターの掃除をしたりすると節電・節約になります。また、扇風機を積極的に使ってエアコンの使用を控えめにするのも節約に有効でしょう。
冷蔵庫は、食品を詰め込みすぎないようにします。一方、冷凍庫には食品をたくさん詰めるのが有効です。また、開け閉めする回数を減らすようにも意識しましょう。暑い外気が内部に入り込まないようにします。
冬場のエアコンは、20度を目安に設定しましょう。窓や扉を閉めるように意識して、冷たい外気が入り込まないようにするのも節電・節約のポイントです。さらに、厚着をするとエアコンの稼働を抑えられます。
冬場の冷蔵庫は、設定温度を通常より低い「中」か「弱」にしておきましょう。また、省エネモードがある場合は積極的にオンにすることで、電気代の節約につながります。
冬の暖房器具
冬場に使う暖房器具で電気代を節約するには、それぞれの特徴や目的ごとに使うのがポイントです。例えば、広い空間を暖めたい場合にはエアコンが有効ですが、局所的に暖めたい場合は電気ストーブのほうが向いています。一人暮らしの方など、暖めたいスペースが限られている人にはおすすめです。
また、エアコンだけを使うのではなく、こたつと組み合わせるなどの工夫もしてみましょう。電気代を節約しながら、効果的に暖房効果を得られるはずです。
電気代の節約術⑤ ライフスタイルを見直す
電気代を安くするには、日々のライフスタイルを見直すのも有効です。電力会社が提供しているアプリを活用したり、時間帯別に家電の使い方を見直したりしてみましょう。アプリやホームページで電気の使い方を把握する
各電力会社では、契約者向けに電力の使用状況が見られるページを用意しているのが一般的です。自分がどの時間帯や季節に多くの電力を消費しているのかをチェックすると、節電するポイントの理解につながります。電力会社以外でも、節電に関するアプリを数多く提供しています。なかには目標とする消費電力を設定できるアプリもあり、ゲーム感覚で節電できるでしょう。
電力会社との契約を確認して料金が高い時間帯を避ける
電力会社と契約しているプランを確認して、電気代が高くなる時間帯を避けることも節電につながります。時間帯ごとの電気代は、契約している料金プランによって異なるため、まずはどのような契約内容かを確認してみましょう。各社が提供している契約プランには、夜間の電気代が安くなるものもあります。日中は家にいない場合は、そうした契約プランを使うのもおすすめです。特に一人暮らしの方は契約の見直しも検討してみましょう。
電気代の節約術⑥ 節電グッズを導入する
電気代を抑えるためには、節電グッズも検討してみましょう。例えば、照明を蛍光灯からLED照明に切り替えるだけで、大きな節電効果を見込めます。節電グッズを導入する際は、使用する頻度が高い、または消費電力が多い家電に関するものを選んでみましょう。特に、季節を問わず毎日使う家電が冷蔵庫です。冷気を逃がしにくく、庫内の温度を一定に保ちやすくする「冷蔵庫カーテン」などがあります。
節約する金額の目安は?
節電する際には、何か目安や目標を定めるようにしましょう。目標を設定せずに節電をしても、キリがなくなってしまうだけでなく、達成感が得られないことからなかなか進まないものです。ここからは、節電をする際の目標とするための家庭ごとの電気代目安を紹介します。一人暮らしの場合に電気代を節約する目安
総務省が2020年に実施した家計調査によると、一人暮らし世帯の電気代平均は年間69,492円でした。月額に換算すると、5,791円です。もし、一人暮らしで毎月6,000円以上の電気代がかかっている場合には、6000円を切ることを目安に節電・節約に取り組んでみましょう。3人以上の家族世帯の場合に電気代を節約する目安
家族が多いと、その分だけ電気代も高くなってしまうものですよね。では、多くの家庭はどれくらいの電気代を支払っているのでしょうか。総務省統計局が発表した「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(用途分類(世帯人員別))」によると、2022年の3人世帯のひと月あたりの電気代平均は、13,157円でした。年間に換算すると157,884円、1日あたりでは438円ほどです。
特に冬の電気代が高い傾向にあり、暖房器具の見直しなどをしながら節電・節約に取り組んでみましょう。
オール電化家庭の場合に電気代を節約する目安
最近ではオール電化の家庭も増えてきました。ガスを使わない分、電気代が増えてしまうことから、一般家庭よりも電気代は高くなる傾向にあります。では、オール電化の家庭は、平均するとどれくらいの電気代がかかっているのでしょうか。関西電力の調査によると、2021年のオール電化家庭(4人以上)の電気代平均は17,738円でした。2022年以降、電気代の値上げが続いているため、昨今はさらに高くなっていると考えられます。20,000円程度を目安に節電・節約するとよいかもしれませんね。
【まとめ】新電力に乗り換えて手軽に節電・節約しよう!
本記事では、電気代の計算方法や家電ごとの電気代、さらに節電するためのさまざまなポイントを紹介してきました。 電気代を抑えるためには、日々の工夫だけでなくそもそも契約している電気会社自体を見直すことが手軽です。ぜひ、新電力会社も検討してみましょう。おすすめの新電力会社をエリア別に解説している記事はこちらをご確認ください。
それでは最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。