BowNowの料金プランを徹底解説!活用事例やメリット・デメリットも紹介
「BowNow」は、無料で使えるMAツールとして評判の高いサービスです。ただし、無料だからといって即決せず、BowNowにどんな機能があるのか調査してから導入しましょう。というのも、無料プランを選択した場合、利用できる機能が限定されることが多いためです。とはいえ、会社の状況や利用用途次第で、無料プランでも事足りる場合もあります。
「自社にあっているプランをどう選べばいいの?」と、不安に思うかもしれません。しかし、ご安心ください。
当記事では、BowNowの機能やメリット・デメリットを徹底調査し、どんな会社におすすめできるMAツールなのか解説しています。「よくある質問」などもまとめていますので、BowNowについて不安な点は全て解決していきます。
それでは、早速BowNowの基本概要から見ていきましょう。
目次
BowNow(バウナウ)とは?無料でも使える注目のMAツール
BowNowとは、「無料で使えるMA(マーケティングオートメーション)ツール」として注目を集めているMAツールです。14,000社に導入されており、リクルート・hoyu・富士通など名だたる企業にも採用されています。MAツール初心者でも扱いやすいことが特徴で、複雑な設定なしに始めることが可能です。マーケティング担当者はもちろん、営業担当者も使えるシンプルなMAツールとなっています。
BowNowは、ブラウザでログインして使うクラウド型ソフトのため、バックアップいらずなのも嬉しいポイント。そして、お伝えしているとおり、無料プランも用意されています。ただし、ある程度の機能制限はあるので注意しましょう。
特に以下のユーザーにとって、BowNowはおすすめのMAツールです。
- MAツール初心者
- シナリオ設計、スコアリングの知識がまだない人
- 低コストでMAツールを運用したい人
- てっとり早くMAツールを導入したい人
開発会社「クラウドサーカス株式会社」ってどんな会社?
BowNowの開発・運営会社はクラウドサーカス株式会社です。「働くに楽を。」をテーマとして掲げ、MAツール以外にもたくさんのシステムを開発しています。日本の会社であるため、ツールの設計・サポートも日本人向けなのが安心ですね。各機能のほとんどが「無料」で始められることも見逃せません。
簡単に、BowNowがどのようなMAツールなのか理解できたところで、具体的な機能やメリットについて、活用事例を交えて確認していきましょう。
機能・メリットを活用事例を交えて徹底解説
BowNowは低価格ながらも、たくさんの機能があります。ここではBowNowがとくに優れている部分をピックアップしてご紹介します。- ユーザーごとに個別にメールアプローチ!BowNowの基本機能
- 初心者でも素早く実装!使いやすさを支える「テンプレート機能」
- マーケティング担当・営業担当のやることが明確化される
- 商談に繋がりやすい!確度の高い見込み客を自動でお知らせ
上から順番に解説します。
ユーザーごとに個別にメールアプローチ!BowNowの基本機能
BowNowは低価格ながらも、MAツールとして基本的な機能はすべて搭載しています。たとえば以下の機能は、マーケティング担当者だけでなく、営業担当者としても非常に有用でしょう。- 自社サイトの訪れたユーザーの企業名がわかるから、アプローチしやすい
- ユーザーが興味をもったページがわかるから、提案を工夫しやすい
- 業種・企業規模・閲覧履歴などでユーザーをフィルタリングできるので、1to1アプローチがしやすい
- 配信したメールの開封、クリックした人がわかるので、興味関心を把握できる
基本機能は顧客のスコアリングとシナリオに基づくメール配信。さらに、相手が読んだページ、ダウンロードした資料、クリックしたURLも見えるので、相手の悩みごとや興味関心が手に取るようにわかります。
これらの情報をもとに、ユーザーごとに個別にアプローチできるのがBowNowの強みです。
初心者でも素早く実装!使いやすさを支える「テンプレート機能」
特に注目したいのが、BowNowの「ABMテンプレート機能」です。これがBowNowの使いやすさを支えています。ABMテンプレートとは、MAツールで設定する「シナリオ」と「スコアリング」のひな形です。MAツールを初めて導入する場合、実はシナリオ・スコアリングの設計に非常に時間がかかります。シナリオ・スコアリングの設計にはこれという正解がなく「自社にとっての良い顧客とは?」という定義が難しい問題だからです。
そのため、シナリオ・スコアリングの設計には、知恵と経験をもとにした「当て勘」が求められます。このとき、「ABMテンプレート」が非常に役立つのです。
重要なのはこのABMテンプレートが、ただのテンプレートではないことです。これまで2,000社以上に運用支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社が考え出した「最適なシナリオとスコアリング」だからこそ、MAツール初心者でも成果を出しやすく、実装が早まり、PDCAをより早く回せるのです。
テンプレート機能は、MAツールを利用したことない企業におすすめの機能となっています。
マーケティング担当・営業担当のやることが明確化する
BowNowは、マーケティング担当者にも、営業担当者にも役立つツールです。ダッシュボードを見れば、マーケティング担当者は「まだまだ客」が一覧で、営業担当者は「今すぐ客」が一覧で確認できます。各担当者が、どこをみて、なにをしたらよいか明確なので、運用が複雑化しません。さらに、アプローチするリストが明確になっているので、各担当者がやるべきことに迷いません。迷いがなく、やることが明確になっていれば、社員の生産性はさらに向上するでしょう。
MAツールを基にしたアプローチ回数が増え、その分だけノウハウがたまり、PDCAが回せます。導入が早いだけでなく、中長期的に見てもメリットがあるのが特徴です。
商談に繋がりやすい!確度の高い見込み客を自動でお知らせ
商談に繋げるまでのサポートも充実しています。BowNowの登録されたリードの中で「特に見込みが高い顧客」が表れた際には、メールでお知らせが届きます。見込みが高い顧客である分、早い段階でアプローチできれば、商談率は大きく向上するでしょう。リードの見込み度合いは、A・B・C・Dで分けられ、営業担当者は複雑なスコアリングを覚えなくても問題ありません。「Aは見込みが高い」と覚えるだけで、効果的な営業できます。
見込み顧客にアプローチできることは、社員のモチベーションにプラスの効果をもたらします。営業担当者は「見込みが高いお客様」と思ってアプローチするため、前向きな気持ちで営業できるためです。
マーケティング担当者は、営業担当者に良いパスを送れて、互いに感謝し合うサイクルが生まれるでしょう。
導入前にチェック!BowNowのデメリット
これまでメリットを紹介してきましたが、BowNowにもデメリットも存在します。導入前に確認しておきましょう。- オフライン施策との統合はできない
- サイト内ポップアップ機能が無い
高度な機能は搭載していないので、導入前に機能一覧を確認しておきましょう。
BowNowは「今までやってきた効果のある営業」を自動化するコンセプトです。オフラインのセミナーと連携させたり、サイト内のポップアップなど複雑な機能を、あえて搭載していません。
その分、シンプルで低コストなMAツールになっています。
おすすめなのはどんな人?初めてのMAツールにぴったり
BowNowがおすすめのユーザーがどんな人なのかご紹介します。前述のメリット・デメリットを踏まえて、以下のような場合には、BowNowが特にオススメです。- MAツール初挑戦
- コストを抑えてMAツールを導入したい
- 複雑な独自シナリオを組む前に、まずは成功率の高いシナリオを使って成功体験を積んでいきたい
- MAツールを素早く導入したい
ずっと無料で使える!BowNowの料金プラン一覧
業界初の無料プランもあるBowNowの4種類のプランをまとめました。以下の項目でまとめているので、さっそくご覧ください。- 月額費用
- リード数
- PV数
- 企業ログ機能
- ユーザーログ機能
- メール配信機能
- フォーム機能
- 登録ドメイン数
- ファイル登録
- Cookie取得一覧表示
- Salesforce連携
フリープラン | エントリープラン | 上位プラン | |
---|---|---|---|
月額費用 | ¥0 | ¥15,000(税抜) | 要見積もり |
リード数 | 100 | 200 | 要相談 |
PV数 | ~50,000まで ※PV超過後は情報が取得不可 |
~50,000まで ※PV超過後は別途費用が発生 |
~50,000まで ※PV超過後は別途費用が発生 |
企業ログ機能 | 〇 (1ヶ月ごとにデータが削除) |
〇 | 〇 |
ユーザーログ機能 | 〇 (1ヶ月ごとにデータが削除) |
〇 | 〇 |
メール配信機能 | 〇 上限あり |
〇 上限あり |
〇 無制限 |
フォーム作成 | 1フォームのみ | 無制限 | 無制限 |
登録ドメイン数 | 1ドメイン | 1ドメイン | 無制限 |
ファイル登録 | 1GB | 1GB | 1GB |
Cookie取得一覧表示 | × | × | 要相談 |
Salesforce連携 | × | 〇 別途オプション機能 |
〇 別途オプション機能 |
無料プランの場合は、企業ログ・ユーザーログは1カ月ごとにデータが削除されますのでご注意ください。また、設置したサイトのPV数が5万回以上になると、情報が取得出来なくなります。
とはいえ、それほどのアクセス数になれば、有料プランを契約しても十分なメリットがあるでしょう。
有料プランを選ぶときに注目したいのは、登録できるリード数とメール配信機能です。エントリープランは格安ですが、メールの配信機能がありません。それでもユーザーのスコアリングは可能です。
MAツールとして本格運用するならライトプランからご利用ください。リード数は5,000件追加ごとに10,000円。PV数も50,000PV追加ごとに10,000円となっています。
大規模サイト向けの特別プランもありますので、まずは気軽にお問い合わせするのがおすすめです。
BowNowの公式サイトはこちら
まとめ
無料から使えるMAツールとして注目を集めている「BowNow」。シンプルな設計なのでマーケターにも営業担当者にも扱いやすく、社内業務に素早く浸透します。2,000社以上の運用サポートを行ってきた上で作り出した「ABMテンプレート機能」などで、MAツール初心者でも成果を上げやすいのが嬉しいポイントです。ABMテンプレートに基づく最適なタイミングでメールを配信して、営業活動を自動化しましょう。
対面営業の機会が減り、今後もMAツールの重要性は高まっていきます。MAツールをはじめて導入する方、コストを抑えつつもMAツールで営業効率を上げたい方は、ぜひこの機会にご検討ください。
無料プランもありますから、まずはアカウントを作ってみて、今すぐ管理画面をのぞいてみましょう。
また、以下の記事では、Bownow以外にも、おすすめのMAツールを比較して紹介しています。ご興味ある方はご一読ください。
最後に現在資料請求が可能な、MAツール一覧を紹介します。
- 資料請求可能なMAツール一覧
-
SHANON MARKETING PLATFORM
株式会社シャノン
Marketing Cloud
株式会社セールスフォース・ジャパン
配配メールBridge
株式会社ラクス
Liny
ソーシャルデータバンク株式会社
Account Engagement
株式会社セールスフォース・ジャパン
カスタマーリングス
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 東証プライム上場xc
List Finder
株式会社Innovation X Solutions
以下では、BowNowについてよくある質問をまとめています。導入に関して疑問が残っている方は、こちらをご参考ください。
Q&A よくある質問
BowNow(バウナウ)ってどんなMAツールなの?
BowNowは、「無料で使えるマーケティングオートメーションツール」として注目を集めているMAツールです。14,000社に導入されていおり、リクルート・hoyu・富士通など名だたる企業にも採用されています。MAツール初心者でも扱いやすいことが特徴で、なんでも仕組みで自動化して複雑化するのではなく、ちょうどよい塩梅で自動化します。基本機能は顧客のスコアリングとシナリオに基づくメール配信。複雑な設定なしに始めることが可能で、マーケティング担当者はもちろん、営業担当者も使えるシンプルなMAツールです。
BowNowを導入するメリットは?
BowNowを導入するメリットは次の4点です。- ユーザーごとに個別にメールアプローチ!BowNowの基本機能
- 初心者でも素早く実装!使いやすさを支える「ABMテンプレート機能」
- マーケティング担当・営業担当のやることが明確化する
- 商談に繋がりやすい!確度の高い見込み客を自動でお知らせ
特に注目したいのは「ABMテンプレート機能」です。これまで2,000社以上に運用支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社が考え出した「最適なシナリオとスコアリング」を、活用できます。設計に時間がかかるシナリオ・スコアリングを、すぐに実装でき、それがプロが設計したものですから成果が上がりやすくなります。
BowNowのデメリットは?
BowNowのデメリットは以下の2点です。- オフライン施策との統合はできない
- サイト内ポップアップ機能が無い
BowNowは「今までやってきた効果のある営業」を自動化するコンセプトです。オフラインのセミナーと連携させたり、サイト内のポップアップなど複雑な機能を、あえて搭載していません。その分、シンプルで低コストなMAツールになっています。
無料プランはいつまで使えるの?
現在、無料プランは期間制限がなく、永年ご利用いただけます。ただし、ユーザーログ・企業ログは1ヶ月ごとにデータが削除されますので、ご注意ください。※有料プランの場合は2年間蓄積されます。
規定のPV数を超えたらどうなりますか?
無料プランの場合、50,000PVを超えると、それ以降の情報は取得できなくなります。有料プラン(エントリー・ライト・スタンダード)の場合は、50,000PVを超えた分の情報も取得可能ですが、別途料金が発生します。5万PV追加ごとに10,000円の従量課金となりますので、注意しましょう。導入サポートはあるの?
BowNowの有料プランに加入すると「BowNowスタートアッププログラム」を受講できます。勉強会・動画コンテンツと、個別のミーティングを数回予定されており、BowNowの使い方・導入についての知識を習得できます。その後も専任担当者がつき、自社にぴったりの運用方法を案内してくれます。公式マニュアル・電話サポートもしっかり用意されているので、いざというときも安心です。
なお、BowNowは国産MAツールのため、マニュアルやサポートはすべて日本語です。
機能を一覧で教えて!
BowNowの機能一覧はこちらです。- ダッシュボード機能
- リード管理機能(CSV出力機能あり)
- 企業管理機能(CSV出力機能あり)
- フォーム管理機能
- ファイル管理機能
- メール配信機能(一括配信・トリガー配信)
- SPF・DKIM設定機能(なりすましメール判定されにくくなります)
- IPアクセス制限機能
- トラッキングコードの登録・変更機能
- Cookie取得一覧表示機能
- ABMテンプレート機能 (ver.2.0)