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法人向けオンラインストレージおすすめ10選を徹底比較【2024年4月最新】

法人向けオンラインストレージおすすめ10選を徹底比較【2024年4月最新】


個人向け・法人向け問わず、オンラインストレージ(クラウドストレージ)は現代のデジタル社会において欠かせないツールとなっています。一方で、サイバーセキュリティによる事故、特に個人情報など機密情報の漏洩によるセキュリティ問題も多数発生しております。セキュリティ事故は、他の事故と比較して損害規模が大きく、倒産や事業縮小に至る企業も少なくありません。

そんなオンラインストレージですが、データ容量や料金、セキュリティ対策などサービスによって特徴は様々。企業が何を重視するかによって、おすすめのオンラインストレージは異なるため、各サービスの比較が重要です。

そこで、当ページでは法人向けオンラインストレージサービスの導入を検討している方に向けて、選び方や比較ポイントを解説します。また、各企業の目的に沿ったおすすめのオンラインストレージから無料で使えるサービスまで紹介します。どのオンラインストレージを選ぶか悩んでいる方・サービスを比較したい方は是非ご覧ください。

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Contents

法人向けオンラインストレージ(クラウドストレージ)を選ぶ際の5つの比較ポイント

まずは、法人向けオンラインストレージを選ぶための比較ポイントを解説します。法人向けのオンラインストレージは数多く存在するため、自社の目的にあったサービスを選ぶことが重要。サービスを比較する際は、下記の5つの基準で選ぶことをおすすめします。

  • オンラインストレージのデータ容量は充分か
  • 初期費用や月額料金などの価格面
  • ビジネスに必要なセキュリティ対策があるか
  • 操作性や運用時の使い勝手
  • オンラインストレージ利用時のサポート対応

オンラインストレージのデータ容量は充分か

法人でオンラインストレージを導入する際の、1つ目の比較ポイントは、データ容量です。業務で取り扱うデータを試算し、すべて保存できる充分な容量が導入するオンラインストレージにあるのかを確認する必要があります。

ただし、データ容量を試算する際には注意が必要。現段階で必要なデータ容量だけではなく、今後必要になるであろうデータ容量も想定して試算しなければ、将来的にデータ容量が不足する可能性もあります。今後必要なデータ容量も含めて試算するようにしましょう。

また、データの保存容量だけでなく、オンラインストレージのアップロード・ダウンロードの最大容量もあわせて確認しておくのがおすすめ。1度に大容量のアップロード・ダウンロードができれば、オンラインストレージ利用時にストレスなく作業を進めることができます。

初期費用や月額料金などの価格面

次に比較するポイントは、オンラインストレージを利用する際の価格です。法人で有料のオンラインストレージを利用する場合、買い切りではなく月額料金制となります。サービス導入から運用までにかかる費用は、下記の通りです。

  • サービス導入時の初期費用
  • オンラインストレージの月額料金

オンラインストレージ導入時の初期費用

オンラインストレージサービスの利用時にかかる費用の1つ目が、初期費用です。オンラインストレージは利用料金だけでなく、初期費用がかかる場合もあります。ただし、全てのサービスで初期費用が必要になるわけではなく、中には無料のサービスもあります。一部の部署への導入などの理由で、なるべくコストを抑えたい場合は初期費用無料のサービスを選ぶのがおすすめです。

オンラインストレージの月額料金

料金を比較する上で最も重要なのが、オンラインストレージの月額料金です。年単位で運用していくため、中長期的な視点で料金を比較検討することをおすすめします。

同じ企業が提供するオンラインストレージでも、データ容量やユーザー数、機能やセキュリティ対策のオプションなどによって料金は異なります。自社の予算とサービス充実度を見比べて、費用対効果が最も高いサービスを選ぶようにしましょう。

オンラインストレージの主な料金体系
  • アカウント数に応じた料金
  • データ容量に応じた料金


各オンラインストレージの料金体系に応じて、どのパターンが自社に適しているかシミュレーションしてみましょう。例えば、アカウント数による課金制で導入した場合に、使用可能容量まで使っておらず、費用が無駄になっているケースもあるため注意が必要です。

ビジネスに必要なセキュリティ対策があるか

オンラインストレージを比較する際の3つ目のポイントは、ビジネスを進める上で必要なセキュリティ対策があるかどうかです。

オンラインストレージ利用時に考えられるセキュリティリスクとしては、不正アクセスやハッキングによる情報漏洩、サーバーの停止やウイルス感染リスクなどが挙げられます。特に個人情報が流出してしまうと、法人の社会的信用が失われ、経営にも大きく影響する可能性があります。

セキュリティリスクを避けるためにも、利用者認証やデータの暗号化、ログ取得機能など、セキュリティ対策が充実しているオンラインストレージサービスを選ぶのがおすすめです。

操作性や運用時の使い勝手

オンラインストレージの操作性はもちろんのこと、使い勝手も重要なポイント。現在使っているファイル形式なども、運用時における使い勝手に影響します。

例えば、現在Officeアプリを使っていることが多ければ、おすすめのオンラインストレージはOneDriveとなります。理由はOneDriveはMicrosoft社が提供しているためOfficeアプリとの連携が可能なためです。一方でGoogleアプリのスプレッドシートを使うことが増えているのであれば、GoogleDriveを活用した方が連携は容易になるでしょう。

法人内でどのようなファイルを使用しているかによって、操作性からオンラインストレージ運用時の使い勝手は異なるため注意が必要です。

オンラインストレージ利用時のサポート体制

オンラインストレージを選ぶ際の、最後の比較ポイントがサポート体制です。サポート体制は、電話からメール、公式サイトからの問い合わせフォームなどサービスによって様々。社内の状況にあわせて、充分なサポートを受けられるサービスを選ぶのがおすすめです。

例えば、情報セキュリティに強い社員が不在の場合は、すぐに対応できるよう電話サポートが可能なサービスを選ぶ必要があります。また、海外のオンラインストレージサービスでは日本語でのサポートがないケースもあるため事前に確認しておくようにしましょう。

サービスによっては、Googleなどで検索すれば解決策が見つかる場合も多いため、Google DriveやDropboxなど知名度が高いオンラインストレージサービスを選ぶのもおすすめです。


以上、オンラインストレージサービスを選ぶ際の5つの比較ポイントを紹介しました。次に、各オンラインストレージサービスを紹介します。今回お伝えした比較ポイントを参考に見ていきましょう。

おすすめオンラインストレージ10選を徹底比較!各社の料金プラン一覧表を紹介

おすすめのオンラインストレージサービスを比較 ここでは法人向けオンラインストレージサービス各社の特徴や料金について一覧表を使って紹介します。


Google Workspace(Google Drive)

GoogleDrive

プラン名 Business Starter Business Standard Business Plus Enterprise
データ容量・月額料金 30GB:680円
(1ユーザーあたり)
2TB:1,360円
(1ユーザーあたり)
5TB:2,040円
(1ユーザーあたり)
問い合わせ
初期費用 無料
利用可能人数 100人 150人 500人 1000人
セキュリティ 2段階認証、高度な保護機能プログラム、データ損失防止など
サポート体制 メール、ドキュメントサポート


Google Workspaceは、Googleが提供する法人向けのオンラインストレージサービス。個人向けではGoogle Driveも用意されていますが、法人の場合はセキュリティ対策の観点からGoogle Workspaceがおすすめです。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートはもちろん、Microsoftのワードやエクセル、パワーポイントもオンライン上で共同編集が可能です。

他にもGoogle Workspaceなら、Gmailで独自ドメインのビジネス用メールの利用、カレンダーの共有、ビデオ会議ができるなど、業務で必要な様々な機能がある点もメリット。オンラインストレージに加え、業務効率化につながる機能が充実している点で、おすすめサービスの1つといえます。

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Dropbox Business

DropBox

プラン名 Business Business Plus Enterprise
データ容量・月額料金 チーム全体で9TB~:1,800円
(1ユーザーあたり)
チーム全体で15TB~
:2,880円
(1ユーザーあたり)
問い合わせ
初期費用 無料
利用可能人数 3人~無制限
セキュリティ チームやコンテンツの管理ができる管理コンソール、共有ファイルの保護、ランサムウェアの検知と復元、常時セキュリティ監視など
サポート体制 メール、ライブチャット、電話によるサポート


Dropbox Businessは、ドロップボックス社が提供する法人向けのオンラインストレージサービス。国内・海外含め50万チーム以上に導入されている、世界的なシェアを誇るオンラインストレージです。

Dropboxはオンラインストレージの中でもシンプルなデザインが特徴で、PC操作に慣れていないユーザーにも使いやすいと評判です。また、メンバー間でのファイル共有も容易で、編集履歴なども残るため安心して利用できます。

ただし、サポート体制については注意が必要。電話によるサポートはいつでも受けることができますが、英語のみの対応となっています。英語によるサポートでも問題ないか、事前に確認しておきましょう。

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OneDrive for Business

OneDrive

プラン名 Microsoft 365 Business Basic Microsoft 365 Business Standard Microsoft 365 Business Premium Microsoft 365 Apps for Business
データ容量・月額料金 1TB:899円
(1ユーザーあたり)
1TB:1,874円
(1ユーザーあたり)
1TB:3,298円
(1ユーザーあたり)
1TB:1,236円
(1ユーザーあたり)
初期費用 無料
利用可能人数 300ユーザー
セキュリティ 転送中・保管中のデータ暗号化
機密情報を特定・監視・保護する高度なデータ損失防止機能など
サポート体制 24時間年中無休の電話・オンラインサポート


OneDriveはMicrosoft社が提供するオンラインストレージサービス。法人向けのビジネスプランでは、価格面でメリットが大きく、比較的安い料金で利用できるのがポイントです。また、WordやExcel、PowerPointなどのOfficeアプリとの連携がスムーズにでき、モバイル端末でも利用できるため、いつどこにいてもファイルの作成や編集、共有が可能となっています。

OneDrive導入時にも負担が少なくなるため、社内でOfficeアプリを使うことが多い法人におすすめのオンラインストレージサービスです。

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box

box

プラン名 Business Business Plus Enterprise Enterprise Plus
データ容量・月額料金 無制限:1,710円 無制限:2,850円 無制限:4,200円 無制限:問い合わせ
初期費用 無料
利用可能人数 3~無制限
セキュリティ データ損失防止、外部ユーザーの二段階認証など
サポート体制 オンラインセミナー、サポートコミュニティ、トレーニング動画


boxは、アメリカに本社を持つbox社が提供するオンラインストレージです。法人向けオンラインストレージで高いシェアを誇り、世界で95,000社以上、日本でも7,300社以上の導入社数となっています。

boxがおすすめな理由は、なんといってもユーザー数・データ容量が無制限でオンラインストレージを使えること。追加料金もなく無制限で使えるのは、他のサービスにはないメリットです。その他にも、万全なセキュリティ対策や外部サービスとの連携など、使いやすさという点でも魅力的なオンラインストレージサービスとなっています。

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MEGA

MEGA

プラン名 ビジネス
データ容量・月額料金 3TB:2,448円~(3ユーザー分の料金)
初期費用 無料
利用可能人数 3~無制限
セキュリティ データの暗号化・2要素認証・アンチランサムウェア・リンク権限管理など
サポート体制 ドキュメントサポート


MEGAは、ニュージーランドのMEGA Limitedが提供するオンラインストレージ。1ユーザーあたりの料金が安く、最大3TBまで使えるのが主なメリットとなっており、小規模の法人におすすめのサービスとなっています。

また法人向けではないものの、20GBと大容量のオンラインストレージを無料で提供しているのもMEGAの特徴です。フリーランス・個人事業主の方などで、あまり容量を必要としない場合は、無料アカウントでの利用もおすすめとなっています。

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セキュアSAMBA

セキュアSAMBA

プラン名 フリープラン スモールプラン スタンダードプラン ビジネスプラン
データ容量・月額料金 5GB:無料 100GB:15,000円 300GB:25,000円 500GB:35,000円
初期費用 無料 15,000円 25,000円 35,000円
利用可能人数 3ユーザー 50ユーザー 無制限
セキュリティ 通信・ファイルの暗号化、アクセス制限の設定、グローバルIPアドレスによる制限など
サポート体制 メール、導入支援サポート 電話、メール、導入支援サポート


セキュアSAMBAは、Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社が法人向けに提供しているオンラインストレージです。セキュアSAMBAの特徴は、サポート体制が充実している点。導入から運用まで専任の担当者からサポートが受けられるため、社内に情報セキュリティに強い社員がいない中小企業でも安心して利用できるオンラインストレージと言えるでしょう。

また、24時間365日、障害対策と運用監視の体制が整えられている高度なセキュリティ対策もおすすめの理由です。全てのプランにウイルスチェック機能がついていることに加え、アメリカ政府機関でも使用されている信頼性の高いAmazon Web Service(AWS)をデータセンターとして利用しており、セキュリティに高い評判があります。

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DirectCloud-BOX

ダイレクトクラウド

プラン名 スタンダード アドバンスド ビジネス プレミアム エンター
プライズ
データ容量・月額料金 500GB:
30,000円
1TB:
50,000円
3TB:
90,000円
10TB:
180,000円
30TB:
300,000円
初期費用 無料
利用可能人数 無制限
セキュリティ 不正アクセス監視サービス、データ暗号化、アクセス制御、ログ監視機能など
サポート体制 WEB(FAQ・マニュアル)、メール、電話、リモートサポート


DirectCloud-BOXは、ダイレクトクラウド社が提供するオンラインストレージサービスです。DirectCloud-BOXの特徴は、ユーザー数が無制限でオンラインストレージを利用できること。

最も安いプランだと月額30,000円からユーザー数無制限で利用できるため、社員数が多く、費用をなるべく抑えたい法人におすすめです。また、今後社員の数が増えたとしても、DirectCloud-BOXなら心配なくサービスを継続利用できるのもポイントです。

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firestorage

firestorage

プラン名 プラン1 プラン3 プラン5
データ容量・月額料金 18TB:89,800円 18TB:
908,500円(年間)
1TB:49,800円
初期費用 100,000円 無料 50,000円
利用可能人数 無制限 100ユーザー
セキュリティ データの冗長化、アクセスログ管理、不正アクセス対策など
サポート体制 ドキュメントサポート


firestorageは、株式会社ロジックファクトリーが提供するオンラインストレージサービスです。firestorageは無料でも利用できますが、おすすめは法人向けの有料プランである「プラン1」。有料プランの中でも「プラン1」は、法人専用回線を利用できるため、高速通信・大容量アップロード・ユーザー数無制限でオンラインストレージを利用できます。法人プランにしかない機能も多く、セキュリティのレベルも高いと評判のサービスです。

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Bizストレージ ファイルシェア

Bizストレージ ファイルシェア

プラン名 1GByte 2GByte 3GByte 4GByte 10GByte 100GByte 500GByte 1TByte
データ容量・月額料金 1GB:15,000円 2GB:26,000円 2GB:39,000円 2GB:52,000円 10GB:65,000円 100GB:95,000円 500GB:150,000円 1TB:200,000円
初期費用 20,000円(Web申し込みで無料)
利用可能人数 1,000ユーザー 2,000ユーザー 3,000ユーザー 4,000ユーザー 10,000ユーザー
セキュリティ ウィルスチェック、暗号化通信、ファイルの暗号化、IPアドレス制限やログイン可能時間の設定など
サポート体制 メール(月10件まで無料)


Bizストレージ ファイルシェアは、NTTコミュニケーションズが提供する法人向けオンラインストレージサービスです。Bizストレージ ファイルシェアの特徴は、NTTグループによる厳格なセキュリティ体制。不正アクセスの監視、IPアドレス制限やログイン可能時間の設定、ファイルの暗号化や自動削除機能など、多くのセキュリティ機能が搭載されています。

個人情報流出やサイバー攻撃は企業にとって大きなリスクとなり得るため、コストを使ってでもより安全性の高いオンラインストレージを利用したい法人におすすめのサービスです。

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KDDIファイルストレージ

KDDIファイルストレージ

プラン名 ID単位コース 10GBプラン 100GBプラン 1TBプラン
データ容量・月額料金 10GB:300円
(1ユーザーあたり)
10GB:69,800円 100GB:180,000円 1TB:600,000円
初期費用 無料
利用可能人数 1ユーザー 300ユーザー 1,000ユーザー 5,000ユーザー
セキュリティ データの暗号化、ウイルスチェック機能/IPアドレス制限機能、フォルダ・ファイルの時限機能、ログ・統計情報機能、パスワードポリシー設定機能など
サポート体制 ドキュメント、電話


KDDIファイルストレージは、KDDIが提供する企業向けのオンラインストレージサービスです。「簡単」「安全」「低価格」のコンセプトで、インターネット環境さえあれば、パソコンでもスマホでも安全にデータの確認が可能となっています。

また、1ユーザー単位・データ容量単位でのプランが用意されており、法人の目的や規模にあわせて柔軟に料金プランを選べるのもおすすめの理由です。もちろん、KDDI社が提供するサービスですので、セキュリティ機能も万全なサービスとなっています。

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以上が、厳選したオンラインストレージサービスになります。

Google DriveやDropboxなど、個人向けでも利用可能なサービスを法人で利用されてる方は多いのではないでしょうか?しかし、業務委託者との協業や働き方改革、リモートワークも増えた企業様にとって、セキュリティ対策の重要度は高まっているかと思います。

問題が起きてからでは損失も大きいのがセキュリティ対策のポイントですので、セキュリティ強化という観点も含めて法人向けオンラインストレージを選ぶのがおすすめです。

とはいえ、法人向けオンラインストレージといっても各企業様によっておすすめは変わってきますので、次章でニーズ別におすすめサービスを紹介します。

データ容量・料金・セキュリティなどの目的別おすすめサービスを紹介

前項で厳選して比較したオンラインストレージサービスをもとに、ニーズ別におすすめの法人向けオンラインストレージを解説します。

ストレージデータの容量で選ぶなら無制限使えるBoxがおすすめ

プラン名 Business Business Plus Enterprise Enterprise Plus
データ容量・料金 無制限:1,710円 無制限:2,850円 無制限:4,200円 無制限:問い合わせ
初期費用 無料
利用可能人数 3~無制限
セキュリティ 権限を細かく設定可能、ログ取得可能
サポート体制 サポートコミュニティ、トレーニング動画あり


オンラインストレージのデータ容量で選ぶなら、おすすめはBoxです。Boxは全てのプランがデータ容量無制限となっています。各プランの主な違いは、アップロード容量の上限やセキュリティ対策。料金があがるにつれ、アップロード上限やセキュリティ対策が充実していきます。「なるべく安い料金で、まずはオンラインストレージのデータ容量が必要」という企業にはBoxがおすすめです。

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月額料金の安さで選ぶならOneDrive for Businessがおすすめ

プラン名 Microsoft 365 Business Basic Microsoft 365 Business Standard Microsoft 365 Business Premium Microsoft 365 Apps for Business
データ容量・月額料金 1TB:899円
(1ユーザーあたり)
1TB:1,874円
(1ユーザーあたり)
1TB:3,298円
(1ユーザーあたり)
1TB:1,236円
(1ユーザーあたり)
初期費用 無料
利用可能人数 300ユーザー
セキュリティ 転送中・保管中のデータ暗号化
機密情報を特定・監視・保護する高度なデータ損失防止機能など
サポート体制 24時間年中無休の電話・オンラインサポート


なるべく安い料金でオンラインストレージを利用したい企業におすすめなのが、OneDrive for Businessです。OneDrive for Businessの最も安いプラン、Microsoft 365 Business Basicは、初期費用無料で1ユーザーあたり月額750円で大容量のオンラインストレージを利用できることもあり、他社と比較してもコストパフォーマンスに優れています。

他のプランは、料金があがるにつれてセキュリティレベルや使える機能が増えていく料金体系となっているため、使いながら必要に応じて料金プランを変更するなどもおすすめです。

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セキュリティ対策で選ぶならBizストレージ ファイルシェアがおすすめ

プラン名 1GByte 2GByte 3GByte 4GByte 10GByte 100GByte 500GByte 1TByte
データ容量・月額料金 1GB:15,000円 2GB:26,000円 2GB:39,000円 2GB:52,000円 10GB:65,000円 100GB:95,000円 500GB:150,000円 1TB:200,000円
初期費用 20,000円(Web申し込みで無料)
利用可能人数 1,000ユーザー 2,000ユーザー 3,000ユーザー 4,000ユーザー 10,000ユーザー
セキュリティ ウィルスチェック、暗号化通信、ファイルの暗号化、IPアドレス制限やログイン可能時間の設定など
サポート体制 メール(月10件まで無料)


セキュリティ対策重視でオンラインストレージを選ぶなら、おすすめはNTTコミュニケーションズが提供するBizストレージ ファイルシェアです。

Bizストレージ ファイルシェアは高度なセキュリティ対策が評判で、アップロード・ダウンロード時のウィルスチェックや、ファイルの暗号化、IPアドレス制限やログイン可能時間の設定が可能など、セキュリティ機能が充実しています。

2週間の無料トライアルもやっているため、社内のセキュリティ強化を考えている企業はBizストレージ ファイルシェアを検討することをおすすめします。

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※Bizストレージ ファイルシェアの詳細を確認したい方は、別記事「Bizストレージ ファイルシェアの料金・容量・機能やおすすめ理由を解説」も参考にしてください。

オンラインストレージの操作性や運用時の使い勝手で選ぶならGoogle Workspace(Google Drive)

プラン名 Business Starter Business Standard Business Plus Enterprise
データ容量・月額料金 30GB:680円
(1ユーザーあたり)
2TB:1,360円
(1ユーザーあたり)
5TB:2,040円
(1ユーザーあたり)
問い合わせ
初期費用 無料
利用可能人数 100人 150人 500人 1000人
セキュリティ 2段階認証、高度な保護機能プログラム、データ損失防止など
サポート体制 メール、ドキュメントサポート


オンラインストレージの操作性や運用時の使い勝手で選ぶなら、Google Workspace(Google Drive)がおすすめ。Google Workspaceは、Goolgleが提供しているすべてのアプリなどのサービスが使えるため、機能として非常に満足度が高いと言えるでしょう。GoogleDriveやスプレッドシート、ドキュメントなどを使うことで、グループでの同時編集や複数人での閲覧が可能となります。

また、現状Googleアプリによって業務プロセスが決まっている場合にも、運用フローの変更なしでサービス導入できるGoogle Workspaceがおすすめです。

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サポート対応が充実したサービスを選ぶならセキュアSAMBAがおすすめ

プラン名 フリープラン スモールプラン スタンダードプラン ビジネスプラン
データ容量・月額料金 5GB:無料 100GB:15,000円 300GB:25,000円 500GB:35,000円
初期費用 無料 15,000円 25,000円 35,000円
利用可能人数 3ユーザー 50ユーザー 無制限
セキュリティ 通信・ファイルの暗号化、アクセス制限の設定、グローバルIPアドレスによる制限など
サポート体制 メール、導入支援サポート 電話、メール、導入支援サポート


前述した通り、セキュアSAMBAでは専用サポートやカスタマーサクセスチームがあります。そのため、オンラインストレージの導入から運用まで手厚くサポートが受けられるため、情報セキュリティやシステムに強い社員がいない中小企業であっても安心のサポートがあるのでおすすめです。

また、フリープランからの導入も可能ですし、コスト的にも初期費用は15,000円+月額15,000円~始められるため導入が非常にしやすいのが特徴です。 公式ページを見てみる

以上、目的別のおすすめオンラインストレージサービスの紹介でした。前述したオンラインストレージの比較ポイントを参考に、サービスを選んでいただくのがおすすめです。

無料で使える法人向けおすすめオンラインストレージ

ここまでの内容では「まだどのサービスがおすすめかわからない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そんな方に向けて、お試しとしても使える無料のオンラインストレージを紹介します。無料で使えるオンラインストレージが比較できるよう、一覧表にまとめました。

サービス名 Google Workspace
(Google Drive)
Dropbox box セキュアSAMBA bizストレージ ファイルシェア
データ容量 30GB~5TB 9~15TB 無制限 300GB 1GB
利用可能人数 無制限 無制限 無制限 無制限 1,000ユーザー
無料期間 14日間 30日間 14日間 14日間 14日間


上記で比較している無料で使える各サービスについて簡単に紹介します。

Google Workspace(Google Drive)

GoogleDrive

Google Workspace(Google Drive)の無料トライアル
データ容量 1ユーザーあたり30GB~5TB
利用可能人数 無制限
無料期間 14日間


無料で使えるオンラインストレージ1つ目は、Google Workspace(Google Drive)です。Google Workspaceでは有料の法人向けプランを、お試しとして14日間無料で利用することができます。

ドキュメントやスプレッドシートとの親和性が高く、普段からGoogleアプリを使用している法人におすすめのオンラインストレージです。

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Dropbox

DropBox

Dropboxの無料トライアル
データ容量 9~155TB
利用可能人数 無制限
無料期間 30日間


無料で使える法人向けオンラインストレージ2つ目は、Dropboxです。Dropboxでは、法人向けプランの30日間無料トライアルが可能です。無料トライアルができるプランは、StandardプランとAdvanceプランの2種類。最大容量5TBのオンラインストレージを30日間無料で利用できます。

無料トライアルであっても有料プランと同様のセキュリティやサービスとなっているため、実際の使い勝手を長期間試してみたい法人におすすめとなっています。

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box

Box

boxの無料トライアル
データ容量 無制限
利用可能人数 無制限
無料期間 14日間


boxも無料で使えるオンラインストレージの1つ。14日間まで無料で法人向けのトライアルプランを使うことができます。無料トライアルのストレージ容量は無制限となっており、データは暗号化され保存されるためセキュリティ面も安心です。

boxは、容量無制限のオンラインストレージを利用したい企業におすすめのオンラインストレージとなっています。

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セキュアSAMBA

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAの無料プラン
データ容量 300GB
利用可能人数 無制限
無料期間 14日間


セキュアSAMBAは、唯一無料の期間が設定されていないオンラインストレージ。トライアルではな、無料のプランが存在します。期限なく無料でオンラインストレージを使えるのが、セキュアSAMBAのメリットです。

ただし、注意も必要。無料の期間が設定されていない分、他社の無料トライアルと比較するとサービス内容は劣ってしまいます。また、個人利用の申し込みはできず、法人限定となっている点も注意しましょう。

セキュアSAMBAの無料プランも他社の無料トライアルと同様、有料プランを検討している法人におすすめのプランとなっています。

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Bizストレージ ファイルシェア

Bizストレージ ファイルシェア

Bizストレージ ファイルシェアの無料トライアル
データ容量 1GB
利用可能人数 1,000ユーザー
無料期間 14日間


最後にご紹介する無料で使えるオンラインストレージは、Bizストレージ ファイルシェアです。Bizストレージ ファイルシェアもトライアルとなっており、14日間のみ無料で法人プランを利用できます。

無料トライアルのサービスは、他社と比較して劣る部分もありますが、システム管理者機能や有料の統計情報オプションを利用できるなど、使い勝手を知るためには充分なサービスとなっています。また、無料トライアルであっても、機能や操作面での不明点は専門スタッフがサポートしてくれる点も魅力です。

Bizストレージ ファイルシェアの無料トライアルは、セキュリティで評価の高いオンラインストレージを導入したい法人におすすめです。

公式サイトはこちら

以上、無料で使えるオンラインストレージの紹介でした。無料で使えるとはいえ、どのオンラインストレージも有料プランの導入が前提のもの。そのため、オンラインストレージを導入する際は、料金だけでなく容量、セキュリティ、機能性など様々なポイントを比較することをおすすめします。

最後にオンラインストレージに関する基礎知識を紹介します。自社で本当に必要かどうか検討する際に、是非ご参考にしてみてください。

オンラインストレージとは?法人・個人用クラウドサービスの違いを比較!

クラウドでデータ管理!オンラインストレージとは?

オンラインストレージサービスとは、インターネット上にデータを保管するクラウドサーバーサービスの1つです。サービス提供事業者がクラウド上に設置したストレージ(ディスクスペース)にファイルを保存できます。

このオンラインストレージは通称「クラウドストレージ」とも呼ばれています。主なメリットとデメリットを下記に挙げます。

<オンラインストレージのメリット>
  • 複数のPCやスマートフォンなどのモバイル端末からファイルサーバーにアクセスが可能
  • 一つのファイルを複数名で共有し編集できる
  • 専用サーバーが不要のため導入コストを抑えることができる
  • ファイルを一元管理できる
  • 自動バックアップ機能がある
  • バージョンの更新やバックアップなどの運用作業が不要
  • 容量の拡張性があり規模に応じて柔軟に大容量対応もできる
  • クラウドサーバー上の管理のため災害などによる影響がない
  • アクセス制限ができ部外者のアクセスを排除できる

<オンラインストレージのデメリット>
  • 法人が自社でカスタマイズをするのは難しい
  • サーバーなどの障害時の対応はサービス提供会社次第になる
  • IDやパスワードの漏洩による情報漏洩可能性がある
  • 利用する社員が機密情報を外部に共有してしまう可能性がある

以上をふまえて、オンラインストレージを導入すべきか、ビジネス用に導入した場合にどのように使うのかというのは使用目的を含めて総合的に考えることが必要です。

無料で使える個人向けと有料の法人サービスで何が違うの?

そもそも、オンラインストレージサービスには個人向けと法人向け、無料と有料のものがあります。重要なポイントはセキュリティ面ですが、GoogleDriveやDropboxを筆頭に無料で使える個人向けオンラインストレージにもセキュリティの機能は一通り付帯されています。

法人向けの有料オンラインストレージには、セキュリティ強化のための様々な機能が備えられています。個人向け・法人向けオンラインストレージの違いについての比較は下記の通りです。

法人・個人向けオンラインストレージの利用できるデータ容量の違い

個人向けオンラインストレージ
個人向けオンラインストレージは料金が安い分、利用できる容量が限定的です。一方で、通常は無料で使うことができ、容量を増やす場合には一部有料となるケースが多いです。(最大で数十GBが、使える容量の目安)
法人向けオンラインストレージ
多くのデータやファイルをオンラインストレージ上で管理することが念頭に置かれているため、利用できる容量も元々多く設定されている。最大では数TBまで設定が可能であり、無制限のサービスもある。

個人用は無料の料金プランもあるが、企業はコスト以外も確認がするのがおすすめ

法人でオンラインストレージを導入する際に気になるのが価格面です。個人向けクラウドサービスでは無料から月額数千円が目安となりますが、法人向けオンラインストレージでは月額数千円から昨日や容量によっては数十万円の料金が想定されます。

料金面で見るとセキュリティ的にも容量的にもメリットの大きい法人向けオンラインストレージストレージのほうが高くなりますが、それだけでクラウドサービスを判断するのは少々危険です。「リスクに対するコスト感」を見て決めるのがおすすめです。

サポート対応の違い

各オンラインストレージツールによって、使用上のサポート対応も異なります。個人向けでは、FAQ形式のテキストでのフォロー(よくある質問など)が中心となります。問い合わせフォームからも対応が可能ではありますが、回答に時間がかかるなど満足のいくサービスは難しい可能性があります。

一方、法人向けではテキストだけでなく電話やメールなどでのサポートがあり、専任スタッフが付く場合もあります。そのため、専門知識がない企業様でもセキュリティ強化をしたり、より業務効率を上げていったりする場合は法人向けサービスで選ぶのがおすすめです。

アクセスログ管理機能やサーバー設置場所などのセキュリティ

最も大切なセキュリティ面も、個人向けと法人向けオンラインストレージでサービス内容が異なります。主に異なる点は下記の通りです。

  • アカウント管理機能/グループ管理機能
  • ログ管理機能
  • 端末認証機能
  • サーバーの設置場所

アカウント管理機能/グループ管理機能
アカウント管理機能とは、オンラインストレージへのユーザー認証情報を管理する機能です。アカウント権限を管理する上位権限があることで、ファイルを見ることができる人できない人の管理が可能になります。

例えば、利用している法人内でも特定のフォルダやファイルに対して、閲覧や編集、削除や移動、アップロード、ダウンロードを許可したりできます。さらに、不正なアカウントに対しては強制的にロックをかけることもでき、端末の紛失や盗難時にも対応ができます。

グループ管理機能とは特定のユーザーグループを作り、フォルダに対して一括で権限を付与できる機能です。企業内の部署やチームなどのグループ単位だけでなく、取引先との共有でも活用できます。

ログ管理機能
オンラインストレージを導入する企業にとって、情報漏洩の事実が発覚した場合には緊急対応が求められます。そのような時に役立つ機能が、オンラインストレージのログを監査証跡として残すことができるログ管理機能です。

法人向けオンラインストレージでは、違反があったアクセスログを取得する機能から監査レポートを出力する機能、さらにアクセス状況をリアルタイムで監視する機能まで搭載できます。

端末認証機能
法人向けオンラインストレージサービスには、端末認証機能としてスマートフォンやタブレット端末からのアクセス制御機能があります。

不正な接続を防ぐためにそれぞれの端末やIPアドレス(ネットワーク上のアドレス)を管理し、オンラインストレージへのアクセスを制限することが可能になります。

サーバーの設置場所
企業にとってはオンラインストレージのサーバーがどこで管理されているかも重要。クラウドにデータを保管することが心配な場合は、企業の管理下にある自社サーバーで運用するという選択肢も取ることができます。

ただし、技術的にもコスト的にもリソースが必要となるため、情報セキュリティに強い社員がいない中小企業等においては少しハードルが高いでしょう。

以上の通り、法人向けオンラインストレージと個人向けサービスで大きな違いがありますが、価格面から「無料の個人向けのオンラインストレージサービスで十分ではないか?」と考えることもあるでしょう。

法人向けと個人向けオンラインストレージの最大の違いは、セキュリティの充実度です。ビジネス実務の中でも、通常のクラウドサービスを使ってファイルを送付されたものを取引先が受け取りを拒ぶケースも発生しています。

企業にとって個人情報の流出やサイバー攻撃などは、情報を失うだけでなく顧客との信頼関係を損ねたり、損害賠償に発展したりすることもあるため、十分な対策を取ることをおすすめします。

※無料のオンラインストレージの詳細を確認したい方は、別記事「無料で使えるオンラインストレージおすすめ5選!サービス内容を徹底比較」も参考にしてください。

企業向けクラウドサービスの5つのメリット

ここまで、クラウドを使った個人向け・法人向けオンラインストレージの違いをご紹介してきました。ここからは、より具体的に企業が法人向けオンラインストレージを契約するメリットをご覧いただき、検討にあたって必要な情報を一緒に見ていきましょう。

セキュリティ面の充実

オンラインストレージサービスを自社で導入する上で、最も気になるのがセキュリティ面です。法人向けオンラインストレージを導入すると、セキュリティ強度が高くなります。どのようなセキュリティ対策があるのか、具体的に見ていきましょう。

外部からの攻撃に対する制御(ウィルスやハッキング等)

セキュリティ対策機能の一つとして、アクセスログ管理機能があります。これにより、法人で利用しているクラウドサーバーへの不正アクセスなどを検知し対策ができるようになります。

また、端末認証機能によるアクセス制限も可能になるため、法人での利用者以外の外部アクセスを排除することも可能です。それ以外にも、指定している通信回線でしかアクセスできないよう制限をしたり、ファイルの保存時には暗号化したりするなどの対策もできるようになります。

社内の不正に対する防止対策

法人向けオンラインストレージでは、一般的に社員のアカウントやグループごとに管理機能を付けることができます。この機能により、社内で起こる情報漏洩問題に対処できるのがメリットです。

例えば、法人から個人に付与しているアカウントではなく、個人でプライベートに使用しているアカウントで社内の共有フォルダやファイルにアクセスし、情報を持ち出そうとすることを制御できます。それにより、法人の機密情報を社員から漏れるリスクを大きく減らすことが可能となります。

また、デバイスごとの認証による制限も可能なため、法人で貸与した端末でしかログインできないようにすることも可能です。さらに、ログや端末の管理機能から何かあった場合も追跡が可能になるため、流出元を特定することもでき、個人向けオンラインストレージと比較して問題発生時の対処も大幅に改善されます。

データ消失対策のバックアップも可能

オンラインストレージは、セキュリティ対策としてファイルのバージョンごとの管理機能があり、データ消失に備えたバックアップが可能です。

例えば、ファイルを編集している時に誤ってデータなど重要な情報を削除してしまった場合に、必要に応じて過去の情報に遡り元に戻すことが可能です。また、バックアップも可能なため、削除してしまったものを取り戻すこともできるのは、万が一の場合に備えたメリットとなります。

ファイルの共有と共同編集が容易になる

法人向けオンラインストレージでは、データを一元管理できるため、社内で共有する際にも手間などの工数を削減できます。USBなどの外部デバイス経由でデータの共有を行なっていた場合と比較して、外部デバイスの紛失などのリスクも排除できるのがメリット。

また、チームや社内全体でフォルダやファイルを共有することも簡単になり、大幅な工数削減に繋がることが期待されます。さらに、共有だけでなく共同編集も簡単にできるようになるため、Web会議資料の相互修正や共有してもらった資料の手直しなども容易にでき、活用できるビジネスシーンは幅広いです。

運用上のコスト削減

法人向けオンラインストレージを導入すると、クラウドサーバーの管理や運用はベンダーへ一任することになるため、運用上の手間などの工数削減が期待できます。よって、企業としては管理運用の業務における工数が削減でき、オンラインストレージのバージョンアップなど運営上の手間なしで常に最新バージョンを使用可能となります。

その結果、その他の本来的な業務に注力すること、もしくは人件費の削減にも繋がり、働き方改革における業務効率化も実現可能です。

また、法人向けオンラインストレージの費用は基本的に月額制となっています。自社でサーバーを運用している場合は人件費などのコストを可視化しにくいですが、オンラインストレージでは毎月の料金が明確になるため、コスト管理が容易になることもメリットの1つと言えるでしょう。

利用するデータ容量に応じた拡張性

自社サーバーでファイルを管理している場合、サーバー容量が圧迫されると都度ファイルの整理、場合によってはサーバーを新たに購入する必要があり手間と大きなコストが発生します。その点、オンラインストレージの場合には利用するデータ容量に応じて、適切なストレージ容量に対応できます。

災害時のリスクヘッジ

天災などの自然災害時にも強いのも、オンラインストレージサービスを導入するメリットになります。もし自然災害などで社内で管理しているデータを全て紛失してしまったら、後からは取り返しがつきません。

オンラインストレージではクラウド上にデータを保管することになるため、企業の拠点に災害が起きたとしてもファイルなどのデータは安全です。近年では、バックアップを確保しておくためにオンラインストレージサービス利用される法人もあるようですので、万が一に備えて損害を最小限にしておく準備をするのは企業のリスク対策としては非常に有効となります。

以上、オンラインストレージの特徴やメリットの紹介でした。これまでの内容を踏まえて、もう1度おすすめのオンラインストレージサービスを比較検討したい方は、以下からご確認ください。

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まとめ

Google Workspace(Google Drive)やOneDrive、Dropboxなど、個人向けのオンラインストレージも含めて、既にサービスご利用されている方も多いかと思います。法人として成長に合わせたセキュリティ対策の強化や、リモートワークなど働き方の変化にあわせたリスク対策をしたい企業様には法人向けオンラインストレージが非常におすすめです。

大企業のようにすでにセキュリティが強固であったり、情報システム部がいたりするなど、対策ができていればオンラインストレージの導入を検討することは少ないかもしれません。しかし、中小企業などで初めてサービスを導入する企業もいらっしゃるでしょう。

そういった初めて導入する企業様や導入をスムーズに行いたい企業にとっては、セキュアSAMBAのように低コストで導入可能で、サポートが充実しているサービスや、セキュリティ対策がしっかりしているBizストレージファイルシェアがおすすめです。

法人でオンラインストレージを導入するにあたっては、あらゆる視点からサービスを検討する必要があります。それぞれの特徴を押さえた上で、各オンラインストレージを比較しながら、現在のコスト状況から勘案してみることがおすすめです。今回お伝えしたオンラインストレージに関する情報が、今後のビジネスの発展の一助になれば幸いです。

よくある質問

オンラインストレージ、クラウドストレージとは?

オンラインストレージサービスとは、インターネット上にデータを保管するクラウドサーバーサービスの1つです。サービス提供事業者がクラウド上に設置したストレージ(ディスクスペース)にファイルを保存できます。このオンラインストレージは通称「クラウドストレージ」とも呼ばれています。

オンラインストレージのメリットとは?

オンラインストレージは、複数の端末からファイルサーバーにアクセスが可能、1つのファイルを複数名で共有し編集できる、専用サーバーが不要のため導入コストを抑えることができる、ファイルを一元管理できる、自動バックアップ機能があるなど、多くのメリットがあります。それ以外のメリット一覧はこちらへ

オンラインストレージのデメリットとは?

利用する法人が自社でカスタマイズをすることが難しい、サーバーなどの障害時の対応はサービス提供会社次第になる、IDやパスワードの漏洩による情報漏洩可能性がある、利用する社員が機密情報を外部に共有してしまう可能性があるなど、オンラインストレージサービスごとの違いを理解し、デメリットを知る必要があります。メリット、デメリットの比較はこちらへ

個人向けと法人向けオンラインストレージで特徴に違いはある?

最大の違いはセキュリティ強度。無料や安価な個人向けサービスを法人でも使える反面、上場準備や士業や個人情報の扱いが多いなど、セキュリティ対策を強化したい方にとっては法人向けサービスは非常におすすめです。法人向けサービスの5つのメリットを見てみる

オンラインストレージを選ぶ際の比較ポイントは?

オンラインストレージを選ぶ際は、月額料金と初期導入などのコスト、容量、セキュリティレベル、操作性や運用のしやすさ、サポート体制、の5つの点を比較するのがおすすめ。詳細に比較のポイントをご覧になりたい方はこちらへ

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