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楽天証券の楽ラップの評判を解説!運用実績の比較や口座開設方法も紹介


この記事では、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」の特徴や評判を解説します。

楽ラップは2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能が用意されており、自動運用しつつもある程度自分の手で運用方法を変えられるのが特徴です。

楽ラップの特徴や運用実績や評判・口コミなど、他のロボアドバイザーと比較しながら楽ラップを知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。

Contents

楽ラップ(楽天証券のロボアドバイザー)の基本情報を紹介

楽ラップのサービス概要
楽ラップの基本情報は以下のとおりです。

楽ラップのサービス概要
サービス名 楽ラップ
運営会社 楽天証券株式会社
サービス開始 2016年7月
預かり資産残高 1,153億円(2023年3月)
自動積立 毎月10日・25日
最低投資額 1万円
自動リバランス 原則3カ月に1度
税負担自動最適化 非対応
投資対象 国内株式、先進国株式、新興国株式、
国内債券、先進国債券、新興国債券、
国内REIT、先進国REIT
信託報酬
(年率・税込)
0.2702%程度
手数料
(年率・税込)
・固定報酬型
最大0.715%
・成功報酬併用型
最大0.605%+運用益5.5%
スマホアプリ なし
楽天証券「楽ラップ」公式サイトを参考に2024年5月作成

楽ラップは最低1万円から運用ができる、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。

手数料体系には固定報酬型と成功報酬型の2種類用意されており、成果報酬を選択すると運用益が出なかった月は手数料の負担を抑えられます。

運用コースは5種類

楽ラップには、投資先の資産配分が異なる5つの運用コースがあります。

運用コース 特徴
保守型 債券の割合が多く、とにかく「慎重派」だという方のための運用コース
やや保守型 債券の割合が最も多いが株式の割合も3~4割程度。
基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース
やや積極型 株式の割合が5~6割程度。資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース
積極型 株式の割合が7~8程度。リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース
かなり積極型 株式の割合が8~9割程度。とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース
参考:楽ラップ「運用コースのご紹介」2024年5月作成

保守型以外のコースを選ぶと、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できます。そのため、実質的に合計9つの運用コースから選んで、自動運用することが可能です。

楽ラップで運用するファンドは国内の投資信託のみ

楽ラップで運用する金融商品は、27種類の投資信託です。

また、運用する投資信託は「為替ヘッジあり」をメインに運用されており、為替の変動によって損失が発生する為替リスクを軽減できます。

楽ラップで運用されている投資信託の一覧はこちら
アセットクラス サブアセットクラス 銘柄名 運用管理
費用
信託財産
留保額
国内株式 国内株式 ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.1870% 0.05%
外国株式 先進国株式 ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.2200% 0.30%
たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.2200% 0.00%
先進国株式
(為替ヘッジあり)
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2420% 0.30%
新興国株式 ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.3190% 0.25%
たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.3190% 0.00%
国内債券 国内債券 ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430% 0.05%
外国債券 先進国債券 ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.1870% 0.05%
たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> 0.1870% 0.00%
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 0.2970% 0.15%
先進国債券
(為替ヘッジあり)
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2200% 0.05%
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.3190% 0.15%
楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00%
楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00%
楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ)ファンド<ラップ向け> 0.33% 0.00%
新興国債券 ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.1320% 0.05%
REIT 国内リート たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.2805% 0.00%
先進国リート たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.3300% 0.00%
引用:楽ラップ|投資対象ファンド

海外ETFで運用するロボアドバイザーは、外貨で投資するため購入時よりも円高になると、為替変動による損失が出てしまいます。

楽ラップでは投資信託の一部を為替ヘッジありのファンドで運用するため、為替変動によるリスクを軽減してくれます。

ただし、ETFと比較して保有中にかかるコスト(信託報酬)が高くなります。

利用者・検討者からの楽ラップの評判・口コミを紹介

評判・口コミを開設
実際に楽ラップを利用している投資家の、楽ラップの評判や口コミを紹介していきます。

楽ラップの良い口コミ・評判

楽ラップの良い口コミや評判は、以下のとおりです。

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review
★★★★★5
楽天証券のロボットアドバイザー、楽ラップ
全自動の損益どうなるか試してみたかったんで、2022年11月から、50万円運用してみた。
結果は¥540154。4万円のプラス。やりおる。
とりあえず100万に増額して、また放置してみる。
review
★★★★4
「楽天ロボアド~楽ラップ 運用成績」

すっかり忘れていた楽ラップ。
2022年7月7日 運用開始。

な、なんと プラス 13.8% 

まあまあかな
review
★★★3
楽ラップを2020年5月から開始。
毎月1万円の積立で3年2ヶ月。
ハイリスクハイリターンの設定。
運用期間での利益は95,000円。手数料は7,500円程。
資金の全額を配当金の再投資で賄ったので持ち出しは無し。

利益は出たけど、解約してから現金化するに10営業日くらい掛かるのがネックですね。
楽ラップの良い口コミは、一定期間の運用で利益が出ていたというものです。

運用成績がよくないという悪い口コミも見受けられますが、運用時期によってはしっかりと利益が出た方もいらっしゃいます。

実際の運用実績は楽ラップを始めるタイミングや運用コースなどで異なるものの、しっかりと利益を得られている方からは良い評判を集めています。

楽ラップの悪い口コミ・評判

楽ラップの運用で損をした方などの悪い口コミや評判は以下のとおりです。

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review
★★★3
楽ラップ解約しました。
2018/12~50万円運用開始
2020/2~1万円/月積立
5年間の運用益は、226,754円でした。
オルカン、S&P500と比べると
うーん😩って感じでした。
NISA運用にまわします。
review
1
楽ラップだけ、一生マイナス。
マイナスでも手数料は発生する…。

自己投資はすべてプラス。

review
1
楽ラップ4年近くやってたけど、大半がマイナスだった。現在のバブル並みの株価でもマイナス30万。腹立つし、ストレスだから、損切りしてやった!!WealthNaviが+40万!!追加乗り換えしてやるんだ!
楽ラップの悪い口コミは「利益が得られなかった」というものです。他のロボアドバイザーの運用実績と比較すると、楽ラップの実績があまり良くないという意見もありました。

なかには「自分で投資したほうが利益が出る」という口コミ・評判も見受けられ、楽ラップは「儲からない」と考えている人もいらっしゃるようです。

他社ロボアドバイザーと楽ラップを比較した口コミ・評判

他社のロボアドバイザーと楽ラップを比較した評判・口コミでは、どのような評価でしょうか?

※横にスクロールできます
review
★★★3
楽ラップ,ROBOPRO,ウェルスナビでの資産運用に興味があり、2023/4/25から各10万円で始めてみました。
12/10時点での成績です。

ウェルスナビ +14.2%
ROBOPRO +9.6%
楽ラップ+9.4%
review
1
楽ラップがまだまだ下がって元本割れしそう。
4年付き合って元本割れで終わるの最悪すぎる。

来月から楽天で保有してるの全部、SBIラップのAI投資に変更手続き終了。

review
★★2
ロボアドバイザーのWealthNaviと楽ラップ。

どちらも積立で運用してましたが、3年以上経過してWealthNavi(+35%)の方が成績良かったので、楽ラップ(+10%)解約して、他の投資に使います。
楽ラップを他のロボアドバイザーや投資信託と比較して多かった口コミは、「得られた利益が比較的出ない」という内容です。

同じような運用方針を採用しているウェルスナビと比較しても、実績が芳しくない意見が多く見られました。なかには、他のロボアドバイザーに乗り換えた口コミも見受けられました。

以上、楽ラップの評判・口コミを解説しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、楽ラップを利用するメリット・デメリットを解説します。

楽ラップの始め方へ進む

楽ラップのメリット

楽ラップを利用するメリット
楽ラップには以下のメリットがあります。

楽ラップのメリット
  • 2種類の手数料体系から選んで運用できる
  • 下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場の損失を軽減できる
  • 1万円から複数資産に分散投資できる
  • 楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる
  • 性格分析に近い質問内容からおすすめのコースを提案してくれる

すでに楽天証券で株式や投資信託へ投資している方は口座開設が不要で、その日から楽ラップで自動運用が可能です。

各メリットを詳しく見ていきましょう。

2種類の手数料体系から選んで運用できる

楽ラップの手数料は、固定報酬型と成果報酬併用型の2種類用意されており、お好きなほうを選んで運用することが可能です。

以下に主要投資一任型ロボアドバイザーの運用で発生する費用をまとめてみました。

主要投資一任型ロボアドバイザーの費用(年率・税込)
手数料 投資先の保有コスト
楽ラップ 固定報酬型:0.715%
成果報酬併用型:0.605%+運用益5.5%
最大0.2702%
ウェルスナビ 1.1%※2 0.07〜0.13%
SUSTEN 0.08〜0.3%(信託報酬含む)※1
ロボプロ 1.1% 非公開
THEO +docomo 1.1% 非公開
ON COMPASS 0.9775%程度(ETF経費率含む)
SBIラップ AI投資コース 0.66% 0.202%程度
2024年5月作成
※1:NISAで運用した場合は年率0.63〜0.67%(税込)
※2:一部のファンドの手数料は成果報酬併用型


上記の比較表のように、複数の手数料体系を用意しているのは楽ラップだけです。特に固定報酬型の手数料は年率0.715%(税込)で、ウェルスナビやロボプロよりも安くなっています。

成果報酬併用型は月々に発生する費用が固定報酬型より安いものの、運用益が出た月だけ運用益の5.5%が別途徴収される仕組みです。

どちら手数料が安くなるかは運用状況によって変わりますが、楽ラップ公式サイトによると、1年間の収益率が2%を超えてくると「固定報酬型」のほうが割安になるとのこと。

楽ラップ手数料比較 引用:楽ラップ「手数料」2024年5月確認

楽ラップの手数料は、年に1回変更することが可能です。楽ラップを利用する際は、お好きな手数料体系を選んで資産運用を始めましょう。

下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場への対応をしている

楽ラップは下落相場での損失を軽減できる「下落ショック軽減機能(DRC)」を利用することが可能です。

DRC機能は、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減するための機能です。

引用:楽ラップ公式サイト「下落ショック軽減機能(DRC機能)とは」2024年5月確認


DRC機能を利用すると、株式投資の比率を下げて債券の比率を上げて運用します。そのため、下落相場時の損失リスクを軽減することが可能です。

DRC機能は月に1回切り替えができるので、適切なタイミングで利用すれば、より高いパフォーマンスを狙うことが可能です。

ただし、DRC機能は株式の比率を下げるため、上昇相場で利用すると株式から得られるリターンが享受できない可能性があります。

そのため、DRC機能を利用する際は、株式市場の動向を確認しておくのがおすすめです。

1万円から複数資産へ分散投資できる

楽天証券の楽ラップは、最低1万円から始めることが可能です

ロボアドバイザーのなかには最低投資金額が10万円のサービスもあるため、1万円から投資できるので楽ラップなら、まとまった資金が用意できなくても始められます。

また、楽ラップで運用されているのは、27種類の投資信託に分散投資します。

最低1万円から複数の資産に自動で分散投資してくれるので、自分で投資先やポートフォリオを決める自信がない方でも、気軽に資産運用を始めることが可能です。

楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる

楽ラップはネット証券会社の楽天証券のロボアドバイザーなので、楽天証券口座を持っていればすぐに始められます。

また、株式や投資信託など他の金融商品も同時に投資できるため、楽ラップも含めた保有資産の残高を一目で把握できるのがメリットです。

すでに楽天証券で株式投資や投資信託投資をおこなっている方や、楽ラップとあわせて株式や投資信託も投資したい方は、楽天証券の口座で一括管理できる楽ラップならすぐに始めっられるのでおすすめです。

性格分析に近い質問内容から自分に合ったコースが提案される

楽ラップでは事前に質問に回答することで、あなたのリスク許容度を診断し、おすすめ運用コースを提案してくれます

一般的なロボアドバイザーのリスク許容度診断では、年収や投資方針などを質問しますが、楽ラップは身近な質問を用意しているため、ご自身の日常生活を振り返りながら気軽に回答できます

具体的な質問一覧はこちら
  • あなたの性別を教えてください。
  • あなたの年代を教えてください。
  • 交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか?
  • 少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか?
  • 年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか?
  • あなたの使っているスマホの新作が出ました。どうしますか?
  • 懸賞に参加するとしたら、あなたならどちらを選びますか?
  • 市況が変化していく中で、長期投資で成功するためにあなたの考えに近いのはどちらですか?
  • 野菜を買う時に、どのように選びますか?
  • 初対面で人の性格を見分けることが得意ですか?
  • 100万円の「臨時収入」がありました。あなたならどのくらい貯金しますか?
  • 金融商品に対する投資によって期待する収益の額としてどれが一番近いですか?
  • 将来のあなたの所得は以下のイメージでどれが一番近いですか?
  • あなたは現在の仕事に不満があります。どうしますか?
  • あなたの投資歴を教えてください。
  • 金融商品に対する投資は総資産のどれくらいの比率が適切だと感じますか?

楽ラップの診断機能は楽天証券の口座を作成しなくても、楽ラップ公式サイトにアクセスするだけでいつでも利用できます。

そのため、楽ラップが気になっている方は、無料診断だけ試してみるのもおすすめです。

楽ラップの始め方へ進む

楽ラップの4つのデメリット

投資前に知りたいデメリット
楽ラップには以下の4つのデメリットがあります。

楽ラップのデメリット
  • 投資先の資産の種類が少ない
  • NISA口座で運用できない
  • スマホアプリがない
  • 楽天カードで積立ができない

投資対象の資産が少なく、NISAにも対応していないので、場合によっては他のロボアドバイザーと使い分けて投資するのもおすすめです。

実際の投資をする前に、楽ラップのデメリットをしっかりと理解しておきましょう。

投資先の資産の種類が少ない

楽ラップは投資対象の資産が他ロボアドバイザーより少ない点がデメリットです。

楽ラップでは、以下の資産に分散投資します。

楽ラップで投資する資産の種類
  • 国内株式
  • 外国株式
  • 国内債券
  • 外国債券
  • 国内・先進国REIT(不動産)

他のロボアドバイザーだと、金・銀などのコモディティ商品やハイイールド債券にも投資しています。資産の種類が多いと、その分リスク分散効果が期待できます。

もし投資先の資産の数を多くしたいなら、他のロボアドバイザーと併用してみるのも1つの手です。

NISA口座で運用できない

楽ラップはNISA口座を使って運用できません

NISA枠で投資できれば運用益が非課税になりますが、残念ながら楽ラップは通常の課税口座で運用する必要があります。

もしNISAを利用したいなら、楽ラップを利用しつつ楽天証券でNISA対象の金融商品に投資したり、NISA対象のロボアドバイザーを利用したりするのがおすすめです。

NISA対応おすすめロボアドバイザー解説記事はこちら

スマホアプリがない

楽ラップには、専用のスマホアプリが用意されていません

スマホから楽ラップの運用残高や運用実績を確認するには、WEBブラウザから楽天証券の公式サイトへアクセスして、会員ページにログインする必要があります。

ウェルスナビやTHEOなど、他のロボアドバイザーサービスには専用アプリが用意されており、運用残高の確認や各種手続きが簡単におこなえます

そのため、楽ラップには専用アプリが用意されていない点はデメリットと言えます。

ちなみに、国内株・米国株・CFDの保有残高や注文であれば、iSPEEDというスマホアプリが用意されています。

楽天カードで積立ができない

楽ラップは楽天カードを使った積立投資ができません

楽天証券では、投資信託の積立投資で楽天カードが利用可能です。楽ラップでも同じ投資信託を運用しますが、楽天カードは非対応となっています。

楽天カードで投資信託を積立投資すれば、以下のようにファンドの代行手数料に応じて、楽天ポイントを貯めることが可能です。

楽天カードクレカ積立のポイント還元
代行手数料(年率・税込) ポイント還元率
0.4%以上 1%
0.4%未満 楽天プレミアムカード:1%
楽天ゴールドカード:0.75%
上記以外の楽天カード:0.5%
2024年5月作成

楽天カードのクレカ積立なら、投資信託の決済金額に応じて楽天ポイントが付与されますが、楽ラップは楽天カードで積立投資ができないので、楽天ポイントは貯まりません。

もし楽天ポイントを貯めたい方は、楽ラップよりも楽天カードのクレカ積立で投資信託を運用するのがおすすめです。

以上、評判・口コミを踏まえつつ、楽ラップのメリット・デメリットを解説しました。次章では、楽ラップの最新運用実績を解説します。

ロボアドバイザー選びは運用実績を重視したい方は、続けてご参照ください。

最新の楽ラップの運用実績を解説

最新の運用実績を比較
楽ラップの運用実績を他のロボアドバイザーの実績とともに確認しておきましょう。

楽ラップの運用実績比較
(2024年3月末日基準)
1年 3年 6年
楽ラップ 3.28% 16.29% 20.8%
ウェルスナビ 6.08% 46.48% 55.65%
ON COMPASS 3.32% 30.82% 30.26%
THEO+ docomo 7.48% 45.34% 41.29%
2024年5月作成

楽ラップの運用実績は悪いという評判・口コミがあるものの、あくまで他のロボアドバイザーと比較して良くないだけで、一定以上の運用実績は出せています

DRC機能を使い続けると、株式市場の上昇による恩恵を享受しにくくなるので、同じ運用コースでもDRCあり・なしでは、パフォーマンスに一定の差が出る可能性があります。

その代わり、DRC機能を使えば下落相場による損失を軽減可能です。そのため、下落相場の損失を抑えたい方は、DRC機能を使って運用するのがおすすめです。

ウェルスナビなど他ロボアドバイザーの特徴や評判を比較

サービス内容を比較
つづいて、他のロボアドバイザーと楽ラップのサービス特徴や手数料を比較していきましょう。

楽ラップのサービス比較表
ロボアドバイザー 最低投資金額 NISA 下落経験機能 投資対象 手数料(年率・税込)
楽ラップ 1万円 × 投資信託 ■固定報酬型
最大0.715%
■成功報酬併用型
最大0.605%+運用益の5.5%
ウェルスナビ 1万円 × 海外ETF 1.1%
サステン 1万円 × 投資信託 0.08〜0.3%※2
THEO+ docomo 1万円 × 海外ETF 1.1%
ROBOPRO 10万円 × 海外ETF 1.1%
ON COMPASS 1,000円 ◯※1 × 国内ETF 0.9775%程度※2
2024年5月作成
※1:2024年5月対応予定
※2:投資先の保有コスト含む


他のロボアドバイザーと比較した楽ラップの特徴は、手数料が固定報酬型と成功報酬併用型の2種類用意されていることです。

運用益が出ていない月の手数料を抑えたい方は、成果報酬併用型を選ぶと手数料を抑えられる可能性があります。一方、順調に利益が出ている状態だと、固定報酬型の方が手数料が安くなる場合があります。

固定報酬型の安さで比較すると、楽ラップの手数料はSUSTEに次いで割安です。

楽ラップのデメリットは、NISA口座を使った運用ができない点です。もしNISAでロボアドバイザーを使いたいなら、ウェルスナビもしくはSUSTENを選ぶのがおすすめです。

その代わり、楽ラップは楽天証券口座で運用できるので、1つの証券口座で株式や投資信託など他の金融商品を一括管理できます。

以上、楽ラップと主要投資一任型ロボアドバイザーのサービス内容を比較しました。次章では、ここまでの内容を総合して、楽ラップをおすすめできる人を紹介します。

楽ラップをおすすめできる人

楽ラップをおすすめできる人
楽ラップでお任せ投資するのがおすすめなのは、次のような人です。

楽ラップをおすすめできる人
  • 下落ショック軽減機能を使いたい人
  • 少額から運用したい人

それぞれおすすめできる理由を解説します。

下落ショック軽減機能を使いたい人

楽ラップには下落ショック軽減機能(DRC機能)が付いており、任意のタイミングで利用することが可能です。

5つの運用コースのうち、保守型コース以外で下落ショック軽減機能が利用できます。

下落相場時に下落ショック軽減機能を利用すれば、資産の損失を軽減させられます。そのため、楽ラップなら自動運用しつつも、相場に応じて運用方法をある程度変えることが可能です。

したがって、株式市場の動向を見ながら運用方法を変えられるロボアドバイザーを利用したい方は、下落ショック軽減機能が使える楽ラップがおすすめです。

少額から運用したい人

少額からロボアドバイザーを利用したい方は、楽ラップがおすすめです。

楽ラップは複数の投資信託を組み合わせてポートフォリオを作り、投資家1人ひとりのリスク許容度を診断しておすすめのポートフォリオを提案してくれます。

最低1万円から複数の投資信託を通じて世界中の資産に分散投資でき、リバランスも自動でおこなってくれるので、自分で投資先やポートフォリオを決められない人は、楽ラップで資産運用を始めるのがおすすめです。

以上、楽ラップをおすすめできる人を紹介しました。最後に、楽ラップを始める方法を解説していきます。

楽ラップの申し込みから投資までの手順

楽ラップを始める方法
楽ラップの申込から投資を始めるまでの手順は、以下のとおりです。

楽ラップを始める手順
  • 楽天証券口座を開設する
  • リスク許容度診断を受ける
  • 運用コースを選んで楽ラップに申し込む

楽ラップでお任せ投資を始めるまでの手順を、詳しく解説していきます。

楽天証券口座を開設する

楽ラップで自動運用を始めるには、まず楽天証券の口座開設が必要です。

楽天証券の口座開設は、以下の流れで進めていきます。

楽天証券口座を開設する流れ
  • 楽天会員でログイン・メールアドレス登録
  • 本人確認書類・顔写真の撮影
  • 氏名・住所など本人情報の入力
  • メールでログイン情報を受け取る
  • 取引暗証番号・勤務先情報を登録
  • マイナンバーの登録

本人確認種類で運転免許証かマイナンバーカードを用意すれば、最短で翌営業日から楽天証券で取引を始められます。

それ以外の書類の場合は、約5営業日ほどで口座開設が完了します。

リスク許容度診断を受ける

楽天証券へ口座を開設した後、楽ラップの申し込み手続きに移ります。

楽ラップ公式サイトへアクセスし、「運用コース診断」の質問に答えてください。

診断結果には、ご自身のリスク許容度と提案された運用コースのポートフォリオの詳細が表示されます。

楽ラップリスク許容度診断結果 引用:楽天証券「楽ラップ 運用コース診断」2024年5月作成

提案された運用コースに納得できたら、そのまま楽ラップに申し込みましょう。

コースを選び設定して楽ラップへ申し込む

運用コースを選択したら、以下の内容を入力して楽ラップに申し込みます。

楽ラップ申し込みの流れ
  • 運用開始額
  • 積立投資の有無
  • 積立金額
  • 積立指定日(10日or25日)
  • 口座区分(一般口座or特定口座)
  • 手数料コース (固定報酬型or成功報酬型)

購入内容を確認し、規約に同意をすれば注文完了です。

営業日の15時以前に発注したら、翌営業日に運用が始まります。15時以降の場合は、翌々営業日が運用開始日になります。

以上が楽ラップを始める手順です。楽ラップのお任せ投資で、将来の資産形成を始めてみましょう!

最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める

まとめ

楽ラップまとめ
楽ラップは、楽天証券の投資一任型ロボアドバイザーです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、以下の特徴があります。

楽ラップの特徴一覧
  • 投資信託で運用
  • 手数料が成功報酬型と固定報酬型から選択できる
  • 下落ショック軽減機能(DRC機能)が利用できる

楽ラップの投資対象は投資信託で、2種類の手数料体系と下落ショック軽減機能が付いているのが特徴です。

また、楽天証券口座で運用するので、株式や投資信託など他の金融商品と併用して投資できるのがメリットです。

最新の運用実績は、他のロボアドバイザーと比較して低いものの、一定以上のパフォーマンスはしっかり出ています。

楽天証券でロボアドバイザーを利用したい方や、下落ショック軽減機能を使って自動運用したい方は、ぜひ楽天証券の楽ラップで資産運用を始めてください。

楽ラップの始め方へ戻る

よくある質問

楽天証券のらくらく投資とはなんですか?

楽天証券のらくらく投資とは、9つの質問に答えるとリスク許容度を診断し、5つの投資信託の中からおすすめのファンドを提案してくれるサービスです。

5つの投資信託は複数の資産に投資するバランス型ファンドで、それぞれリスク許容度が異なり、定期的にリバランスを実施してくれるので、楽ラップと同じようなお任せ運用ができます。

楽ラップとの違いは、楽ラップには下落ショック軽減機能が付いており、らくらく投資はNISA口座・楽天ポイントに対応している点です。

サービスの違いを把握したうえで、どちらの楽天証券のお任せ投資サービスを利用するか判断してください。

楽ラップはおすすめできないのは本当ですか?

楽ラップは運用実績が一定以上出ているものの、他のロボアドバイザーと比較して悪いことから、「おすすめできない」という評判・口コミが見受けられます。

しかし、ロボアドバイザーの比較対象は運用実績だけではありません。

楽ラップには、2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能など、楽ラップ独自のサービスが提供されています。

楽天証券口座で運用するので、他の金融商品と一元管理したい方にもおすすめです。

そのため、運用実績やサービス内容など総合的に比較して、楽ラップの運用の是非を決めるといいでしょう。

月に1回以外の積立方法はありますか

楽ラップの積立投資は月に1回のみで、毎月10日か毎月25日から選択します。

楽天証券のサービスや顧客対応は良いですか?

楽天証券はサービスや顧客対応が充実していることで評判のネット証券会社です。

実際に、楽天証券は2023年のオリコン顧客満足度調査の『ネット証券』ランキングで総合2位を獲得しています。(※1)

その中でも以下の項目では1位となっています。

楽天証券の評判が良い項目
  • 口座開設・特典
  • 取引のしやすさ
  • 分析ツール
  • 情報提供

楽天証券の評判・口コミによると、「画面が見やすくて取引しやすい」という意見が多く、初めて投資に挑戦する初心者におすすめできます。

取引状況や残高に応じて楽天ポイントも付与されるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめのネット証券会社です。

※1出典:ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング|クチコミ比較

当記事利用上のご注意
  1. 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
  2. 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。
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最終更新日:2024年5月2日

ネット証券の手数料を徹底比較!株取引が安い・無料の会社ランキング

この記事では、主要ネット証券会社の手数料を比較します。商品ごとに手数料を比較し、費用を抑えられるおすすめネット証券会社を紹介します。 「ネット証券選びは手数料の安いところを選びたい」という方は、当記事をご参照ください。 ...
           
最終更新日:2024年5月2日