電気やガスの使用量が増える時期は、光熱費の上昇が気になる方も多いのではないでしょうか。
政府は、物価高騰による国民の負担を軽減するため、2026年1月、2月、3月使用分の電気・ガス料金に対して、電気代補助金による値引きを実施します。
当ページでは、電気代補助金はいつから始まるのか、電気料金値下げはいつまで続くのか、そしていくら安くなるのかをまとめました。
2026年1月使用分(2月請求分)より
電気代が値引き

電気料金の値引き額の試算は下記の通り。実際の値引き額は値引き単価×使用量で計算可能です。
| 値引き額 | 1月使用分 | 2月使用分 | 3月使用分 | 3ヶ月分の合計 |
|---|---|---|---|---|
| 一人暮らし (167kWh) | 751.50円 | 751.50円 | 250.50円 | 1,753.50円 |
| 二人暮らし (292kWh) | 1,314.00円 | 1,314.00円 | 438.00円 | 3,066.00円 |
| 三人暮らし (375kWh) | 1,687.50円 | 1,687.50円 | 562.50円 | 3,937.50円 |
| 4人暮らし (458kWh) | 2,061.00円 | 2,061.00円 | 687.00円 | 4,809.00円 |
- 統計局家計調査を基に使用量を仮定しています。
電気は低圧・高圧の契約が値引き対象、ガスは都市ガスの契約が値引き対象です。プロパンガス(LPガス)は対象外となります。
補助金対象の電力・ガス会社と契約していれば、手続きは不要です。補助金の対象になるかどうか確かめたい方は、契約されている電力・ガス会社のお知らせなどをご確認ください。
なお、当サイトでは【補助金の対象】となるおすすめの電力会社を紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
この後は、電気代補助金がいつから始まるのか、過去の電気料金値下げとの比較、そして値引き額の計算方法を詳しく解説しています。
最後には電気代、ガス代を削減できるアイディアやアクションも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
電気代・ガス代削減方法が知りたい方はこちら著者
目次
電気代補助金はいつから?2026年の実施期間
政府による電気代補助金は2026年1月使用分(2月請求分)からスタートし、3月使用分(4月請求分)まで実施されます。
電気料金値下げの対象期間は以下の通りです:
- 値引き開始: 2026年1月使用分(2月に届く請求書から)
- 値引き終了: 2026年3月使用分(4月に届く請求書まで)
- 実施期間: 3ヶ月間
つまり、2026年2月・3月・4月に届く電気代の請求書が安くなります。手続きは一切不要で、自動的に電気料金から値引きされます。
電気料金値下げ額はいくら?2026年の値引き単価
2026年の電気代補助金による電気料金値下げの単価は、月によって異なります。
2026年の値引き単価
| 対象期間 | 電気代値引き単価(低圧) | 都市ガス値引き単価 |
|---|---|---|
| 2026年1月使用分 | 4.5円/kWh | 18.0円/㎥ |
| 2026年2月使用分 | 4.5円/kWh | 18.0円/㎥ |
| 2026年3月使用分 | 1.5円/kWh | 6.0円/㎥ |
1月・2月使用分は4.5円/kWh、3月使用分は1.5円/kWhの電気料金値下げが適用されます。
過去の電気代補助金との比較
電気代補助金は2024年夏、2025年冬にも実施されており、2026年冬で3回目の実施となります。過去の電気料金値下げと比較してみましょう。
| 実施時期 | 電気代値引き単価 | 都市ガス値引き単価 |
|---|---|---|
| 2026年1月・2月使用分 | 低圧 4.5円/kWh 高圧 2.3円/kWh | 18.0円/㎥ |
| 2026年3月使用分 | 低圧 1.5円/kWh 高圧 0.8円/kWh | 6.0円/㎥ |
| 2025年1月・2月使用分 | 低圧 2.5円/kWh 高圧 1.3円/kWh | 10.0円/㎥ |
| 2025年3月使用分 | 低圧 1.3円/kWh 高圧 0.7円/kWh | 5.0円/㎥ |
| 2024年8月・9月使用分 | 低圧 4.0円/kWh 高圧 2.0円/kWh | 17.5円/㎥ |
| 2024年10月使用分 | 低圧 2.5円/kWh 高圧 1.3円/kWh | 10.0円/㎥ |
- 都市ガスについて、家庭及び年間契約量1,000万㎥未満の企業等が対象
2026年の電気代補助金は、2025年と比較して値引き単価が約1.8倍に増額されています。特に1月・2月使用分の電気料金値下げ額が大幅に拡充されました。
電気代補助金はいつまで続く?
2026年の電気代補助金は2026年3月使用分(4月請求分)までの実施が決定しています。
過去の実施状況を見ると、補助金終了後は電気料金が上昇する傾向にあります。2025年の支援策終了後の5月請求分では、多くの方が電気代の値上がりを実感されたのではないでしょうか。
電気料金値下げの仕組み
電気代補助金による電気料金値下げは、電力会社が請求額から自動的に差し引く形で適用されます。
重要なポイント
- 手続きは一切不要(自動的に値引きされます)
- 補助金を受けるために個人情報の提供や手数料の支払いは不要
- 電気料金または燃料費調整額から値引きされます
もし電力会社を名乗る者から個人情報や手数料を求められた場合は詐欺の可能性があるため注意してください。
電気代補助金でいくら安くなる?値引き額の計算方法
電気代補助金による電気料金値下げ額は、以下の計算式で簡単に算出できます。
値引き額の計算式
- 電気代の値引き額 = 値引き単価 × 月の電気使用量(kWh)
- ガス代の値引き額 = 値引き単価 × 月のガス使用量(㎥)
電気代補助金の具体例(電気料金値下げ額)
月300kWh使用する一般的な家庭の場合、以下のように電気料金が値下げされます
電気料金値引きの計算例(300kWhの場合)
- 2026年1月使用分(2月請求)
4.5円 × 300kWh = 1,350円の値引き - 2026年2月使用分(3月請求)
4.5円 × 300kWh = 1,350円の値引き - 2026年3月使用分(4月請求)
1.5円 × 300kWh = 450円の値引き - 3ヶ月合計
3,150円の電気料金値下げ
電気使用量が多い家庭ほど、電気代補助金による恩恵が大きくなります。
ガス代補助金の具体例
月30㎥使用する一般的な家庭の場合:
ガス料金値引きの計算例(月30㎥使用の場合)
- 2026年1月使用分
18.0円 × 30㎥ = 540円の値引き - 2026年2月使用分
18.0円 × 30㎥ = 540円の値引き - 2026年3月使用分
6.0円 × 30㎥ = 180円の値引き - 3ヶ月合計
1,260円の値引き
新電力会社も電気料金値下げの対象
新電力会社も対象
電気代補助金による電気料金値下げは、新電力会社も対象です。Looopでんき、オクトパスエナジーなども自動的に値引きされます。値引き対象事業者は経済産業省の電気・ガス支援のサイトで確認できます。
ガス代の値引きは都市ガスのみが対象で、LPガス(プロパンガス)は対象外となります。
電気代補助金以外で電気料金を安くする方法
電気代補助金による電気料金値下げに加えて、個人でできる電気代削減の対策もあります。
特に効果的な2つの電気代削減方法を紹介します。
節電で電気料金を下げる
電気代を削減する最も直接的な方法は節電です。下記の図を見ると、エアコンと冷蔵庫の消費電力が全体の半分以上を占めていることがわかります。

参考資料:資源エネルギー省 家庭でできる省エネ
エアコンの温度設定を1度調整するだけでも、消費電力を大幅に削減できます。LED照明への切り替えや待機電力の削減も効果的な電気料金削減方法です。
効果的な節電方法
- エアコンの設定温度を調整
夏季は設定温度を1度上げる、冬季は1度下げることで、消費電力を約10%削減できます。 - LED照明への切り替え
LED照明は従来の電球よりもエネルギー効率が高く、電気代の節約に役立ちます。 - 待機電力の削減
使用していない家電の電源を切ることで、待機電力による電気料金を削減できます。
電力会社の乗り換えで電気料金を下げる
電力自由化により、各家庭は料金プランを比較して、最もお得な電力会社に乗り換えることで年間の電気料金を削減できます。
電力会社乗り換えのポイント
- 料金プランの比較
基本料金と従量料金を比較し、自身の使用パターンに合ったプランを選びましょう。 - 契約条件の確認
解約手数料や契約期間の縛りを確認し、不要な費用を避けましょう。 - 再生可能エネルギーの活用
環境に配慮したプランを選ぶことで、環境保護に貢献しながら電気料金を削減できます。
電気代補助金に関するまとめ
2026年の電気代補助金は1月使用分(2月請求分)からスタートし、3月使用分(4月請求分)まで実施されます。
電気料金値下げに加えて、節電や電力会社の乗り換えを行うことで、さらなる電気代削減が可能です。特に電力会社の乗り換えは一度実施すれば継続的に電気料金を下げられるため、補助金終了後も効果が続きます。
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