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電気代・ガス代の値引き最新情報|2025年7月からの支援事業でいくら安くなる?

最終更新日:

2025年も夏本番を迎え、電気やガスの使用量が増える時期になりました。光熱費の上昇が気になる方も多いのではないでしょうか。

政府は、物価高騰による国民の負担を軽減するため、2025年7月、8月、9月使用分の電気・ガス料金に対して、新たな支援策がスタートしています。

当ページでは、電気やガスはいつから安いのか・いつまで安いのか、そしていくら安くなるのかをまとめました。

2025年7月使用分より
電気・ガス料金支援により電気代が値引き!

電気代・ガス代の値引き内容

電気料金の値引き額の試算は下記の通り。実際の値引き額は値引き単価×使用量で計算可能です。

値引き額7月使用分8月使用分9月使用分3ヶ月分の合計
一人暮らし
(167kWh)
334.00円400.80円334.00円1,068.80円
二人暮らし
(292kWh)
584.00円700.80円584.00円1,868.80円
三人暮らし
(375kWh)
750.00円900.00円750.00円2,400.00円
4人暮らし
(458kWh)
916.00円1,099.20円916.00円2,931.20円
  • 統計局家計調査を基に使用量を仮定しています。

電気は低圧・高圧の契約が値引き対象、ガスは都市ガスの契約が値引き対象です。プロパンガス(LPガス)は対象外となります。

補助金対象の電力・ガス会社と契約していれば、手続きは不要です。補助金の対象になるかどうか確かめたい方は、契約されている電力・ガス会社のお知らせなどをご確認ください。

なお、当サイトでは【補助金の対象】となるおすすめの電力会社を紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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新電力会社について詳しく解説した記事はこちら

電力会社おすすめランキング!料金の安さで徹底比較【2025年8月最新】

この後は、過去に行われた国の電気・ガス料金支援策について、どのような内容で値引きが行われていたのかを解説しています。

最後には電気代、ガス代を削減できるアイディアやアクションも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

電気代・ガス代削減方法が知りたい方はこち

著者

小売電気アドバイザーの資格を保有する監修者をはじめとしたHonNe編集部メンバーで運営。毎月500社以上の電力会社を調査し、料金・信頼性・キャンペーン・契約期間・再エネなどを定量的に比較し、本当におすすめの電力サービスを紹介している。

2025年1月使用分から電気代・ガス代の値引きを実施

2024年8月~10月使用分について、酷暑乗り切り緊急支援として電気代・ガス代の値引きが行われていましたが、高物価を受け2025年1月~3月使用分について、国による電気代・ガス代の補助が実施されていました。

電気・ガス料金支援の値引き単価

2024年夏の「酷暑乗り切り緊急支援」と2025年冬の「電気・ガス料金負担軽減支援事業」について、値引き額と値引き期間を比較しつつ見てみましょう。

電気代値引き単価都市ガス値引き単価
2025年1月・2月使用分低圧 2.5円/kWh
高圧 1.3円/kWh
10.0円/㎥
2025年3月使用分低圧 1.3円/kWh
高圧 0.7円/kWh
5.0円/㎥
2024年8月・9月使用分低圧 4.0円/kWh
高圧 2.0円/kWh
17.5円/㎥
2024年10月使用分低圧 2.5円/kWh
高圧 1.3円/kWh
10.0円/㎥
  • 都市ガスについて、家庭及び年間契約量1,000万㎥未満の企業等が対象

2025年1月~3月使用分の値引きは具体的にいつが安くなった?

実際に、補助金で電気代が安くなるのは2月・3月・4月に検針・請求される電気代・ガス代です。

前回、2024年8月~10月まで行われた「酷暑乗り切り緊急支援」の補助終了後は、電気料金が値上がりとなり、12月請求分の電気代・ガス代については「高くなった」と感じられたのではないでしょうか。

電気代・ガス代の補助については、電力会社やガス会社への手続きは不要で、燃料費調整額または電気料金から自動的に値引きとなります。

この値引きに関して、電力会社より個人情報や手数料などを求められることはないので注意してください。

2025年1月使用分の電気代・ガス代は実際にいくら安くなった?

2025年3月分(4月請求分)で電気代の値引きは終了しました。

電気代はどのくらい安くなっていたのか、2024年12月と2025年1月の差額を見てみましょう。

2024年12月と2025年1月の電気代の差額

関東
北海道
東北
中部
北陸
関西
中国
四国
九州
沖縄
東京電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)4,738.85円5,140.85円-402.00円
300kWhの料金(40A)9,646.20円10,450.20円-804.00円
450kWhの料金(60A)15,474.71円16,680.71円-1,206.00円
燃料費調整単価-6.51円-6.33円-0.18円
値引き単価-2.50円
北海道電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)5,887.86円6,306.36円-418.50円
300kWhの料金(40A)11,712.72円12,549.72円-837.00円
450kWhの料金(60A)18,506.46円19,761.96円-1,255.50円
燃料費調整単価-6.12円-5.83円-0.29円
値引き単価-2.50円
東北電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)4,751.93円5,156.93円-405.00円
300kWhの料金(40A)9,574.66円10,384.66円-810.00円
450kWhの料金(60A)15,355.54円16,570.54円-1,215.00円
燃料費調整単価-7.43円-7.23円-0.20円
値引き単価-2.50円
中部電力ミライズ
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)4,749.85円5,163.85円-414.00円
300kWhの料金(40A)9,393.82円10,221.82円-828.00円
450kWhの料金(60A)14,798.48円16,040.48円-1,242.00円
燃料費調整単価2.33円2.59円-0.26円
値引き単価-2.50円
北陸電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)4,739.45円5,141.45円-402.00円
300kWhの料金(40A)9,340.70円10,144.70円-804.00円
450kWhの料金(60A)14,499.24円15,705.24円-1,206.00円
燃料費調整単価-6.85円-6.67円-0.18円
値引き単価-2.50円
関西電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金3,836.82円4,174.32円-337.50円
300kWhの料金8,137.21円8,849.71円-712.50円
450kWhの料金12,881.62円13,969.12円-1,087.50円
燃料費調整単価
~15kWhまで
2.24円2.24円0.00円
33.66円33.66円0.00円
値引き単価-2.50円
中国電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金4,142.04円4,514.19円-372.15円
300kWhの料金8,865.11円9,646.76円-781.65円
450kWhの料金13,904.06円15,095.21円-1,191.15円
燃料費調整単価
~15kWhまで
-8.67円-8.44円-0.23円
-130.31円-126.71円-3.60円
値引き単価-2.50円
四国電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金4,280.55円4,658.05円-377.50円
300kWhの料金9,067.28円9,849.78円-782.50円
450kWhの料金14,377.00円15,564.50円-1,187.50円
燃料費調整単価
~11kWhまで
-6.10円-5.90円-0.20円
-67.08円-64.88円-2.20円
値引き単価-2.50円
九州電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金(30A)4,275.75円4,652.25円-376.50円
300kWhの料金(40A)8,591.02円9,344.02円-753.00円
450kWhの料金(60A)13,669.53円14,799.03円-1,129.50円
燃料費調整単価1.86円1.87円-0.01円
値引き単価-2.50円
沖縄電力
電気代の目安
2025年1月分2024年12月分差額
150kWhの料金4,810.03円5,220.05円-410.02円
300kWhの料金10,195.89円11,011.91円-816.02円
450kWhの料金15,672.57円16,952.59円-1,280.02円
燃料費調整単価
~10kWhまで
-11.20円-10.80円-0.40円
-111.88円-107.86円-4.02円
値引き単価-2.50円


全国的に、2025年1月は燃料費調整単価が安くなっていることから、値引き単価以上に電気代が安くなりました。

2025年2月分は-2.50円×電力使用量分が値引き2025年3月分は-1.30円×電力使用量分が値引きされます。

ガス代も計算方法は同様で、2025年1月~2月分は10.0円/㎥×ガス使用量が値引き2025年3月分は5.00円/㎥×ガス使用量の値引きです。

新電力会社も値引きの対象

新電力会社も電気代値引きの対象になります。市場連動型の電気料金プランを提供するLooopでんきや、燃料費調整額0円のオクトパスエナジー「シンプルオクトパス」なども電気料金から自動的に値引きとなるため手続きなどは不要です。値引きを行っている事業者はこちらで確認可能です。(※新しいページが開きます)

ガス代の値引きは都市ガスのみとなり、LPガス(プロパンガス)は対象外となっているためご注意ください。

電気代を安くする2つの方法を紹介!

ここまで、政府による電気代・ガス代補助金の内容を解説してきましたが、電気代やガス代を安くするには、個人でできる対策もあります。

特に電気代・ガス代削減で有効な2つの対策を紹介しますので、参考にしていただければと思います。

節電をする

電気代を削減する最も直接的な方法は節電です。下記の図を見ると、エアコンと冷蔵庫の消費電力が全体の半分以上であることがわかります。

夏の消費電力割合

参考資料:資源エネルギー省 家庭でできる省エネ

例えば、エアコンの温度設定を1度上げるだけでも、消費電力を大幅に削減できます。また、冷蔵庫や洗濯機の使用時間を工夫することや、LED照明への切り替えも効果的です。これらの節電方法を実践することで、家庭の電気代をさらに削減することが可能です。

効果的な節電方法

  • エアコンの設定温度を調整
    夏季はエアコンの設定温度を1度上げることで、消費電力を約10%削減できます。
  • LED照明への切り替え
    LED照明は従来の白熱電球や蛍光灯よりもエネルギー効率が高く、長寿命であるため、電気代の節約に役立ちます。
  • 待機電力の削減
    待機電力の削減: 使用していない家電の電源をコンセントから抜くことで、待機電力を削減できます。特にテレビや電子レンジなどの家電は待機電力が高いため、注意が必要です。

電力会社・ガス会社を乗り換える

電力自由化により、各家庭は自身のニーズに合った電力会社を選ぶことができます。料金プランや契約条件を比較して、最もコストパフォーマンスの良い電力会社に乗り換えることで、年間の電気代を大幅に削減することが可能です。

電力会社の比較ポイント

  • 料金プラン
    基本料金と使用量に応じた従量料金を比較し、自身の使用パターンに最も合ったプランを選ぶことが重要です。
  • 契約条件
    解約手数料や契約期間の縛りなど、契約条件を確認することで、不要な費用を避けることができます。
  • 再生可能エネルギーの活用
    環境に配慮した再生可能エネルギーを提供する電力会社を選ぶことで、環境保護に貢献しながら電気代を節約することができます。

政府の電気代・ガス代補助に関してまとめ

政府の電気代・ガス代補助金については、2025年度も実施される可能性はあります。

これに加えて、節電や電力会社の乗り換えを行うことで、さらなるコスト削減が期待できるでしょう。特に、電力会社の切り替えは一度行ってしまえば、効果がずっと続きます。

切り替え自体はWebで5分程度で完結し、電気の質も変わらないため、この機会に試してみてはいかがでしょうか?

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