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背中が痛い時のマットレス選び

背中が痛い時のマットレス選び徹底解説!選び方とおすすめ4選【2024年】


寝起きに背中が痛い場合、改善するための対策はいくつかあります。

おすすめは、背中が痛い原因をある程度把握した上で、睡眠中のマットレスでの寝姿勢を見直し、痛みの軽減に効果的な寝具(特に敷き布団やベッドなどのマットレス)を使っているかどうかを確認すること。

このページでは、背中が痛いと感じる主な原因身体を痛めない正しい寝姿勢背中が痛い場合におすすめのマットレスの選び方を徹底解説しています。

まずは早速、主な痛みの原因から見ていきましょう。

2024年3月のおすすめマットレス3選
エマスリープのおすすめマットレス
当サイト人気No1!エマ・マットレス
エマ・マットレスは世界で600万台以上販売されている人気のマットレス。当サイトでも圧倒的人気No1です。 詳細へ
コアラマットレスのイメージ
Amazon人気No1!コアラマットレス
コアラマットレスはAmazonで人気No1のマットレス。振動を吸収する独自の技術に加え、環境にも優しい企業です。 詳細へ
雲の安らぎのイメージ
今なら50%OFF!雲のやすらぎプレミアム
雲のやすらぎプレミアムは腰がつらい方に選ばれるマットレス。今なら最大50%オフで購入できます。 詳細へ
監修者の永久和義
監修者
永久 和義
▼取得資格
柔道整復師(2008年取得 登録番号58885)
健康運動指導士(2012年取得 登録番号21210107)
国家資格でもある柔道整復師の知識と経験を活かし、累計6,000人以上に解剖生理学に基づいた運動や健康に関する指導やアドバイスを行っている。

この記事を書いた人
株式会社EXIDEA (HonNe編集部)
電力会社比較.comやWiMAX比較.comなどの生活インフラメディアを運営する株式会社EXIDEA(HonNe編集部)が執筆をしています。 HonNe編集部では、生活や仕事に関わる製品サービスを日々研究・利用し、本音でレビューしたコンテンツと比較ランキングを配信しています。

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【予算別】背中が痛くならないおすすめマットレス4選

まずは、背中が痛くならないマットレスを4つ紹介します。背中が痛くならないマットレスの特徴は以下の通り。

背中が痛い方におすすめのマットレスの選び方
  • 体圧分散に優れ、寝返りのしやすいマットレスを選ぶ
  • 適度に反発力がある高反発マットレスがおすすめ
  • 密度30D以上、厚さ8cm以上の耐久性が高いマットレスを選ぶ

また、以下のポイントを押さえるとマットレス選びは失敗しにくいので、併せてご確認ください。
ポイント早見表
  • 1人ならシングルかセミダブル、2人以上ならダブル〜を選ぼう
  • かたさは迷ったら「硬め」がおすすめ
  • おすすめは5~10万円のマットレス
  • 返品保証があるマットレスが安心でおすすめ

それでは背中が痛い人におすすめのマットレスを4つ見ていきましょう。

当サイト人気No1!エマ・スリープ エママットレス シングル

エマスリープのおすすめマットレス
ふつう 推定43D 25cm
種類 ウレタン
硬さ ふつう
サイズ
展開
シングル、セミダブル、
ダブル、クイーン、キング
重量 約21kg
厚さ 25㎝
価格
(税込み)
49,500円
送料 無料
返品保証 100日間のお試し期間中に無料で可能
通気性
使用している有名人
その他特徴 硬さの違う3層構造で睡眠をサポート。ロール状の梱包で部屋まで運びやすい、10年保証、世界各国で30以上の賞を獲得
  • 公式サイトからの購入で100日間の返品保証付き
  • 世界中で600万人が愛用してる実績
  • グッドデザイン賞を含め、国内外で30以上の賞を獲得
エママットレスの 公式サイトを見る


エマ・スリープは2015年の発売して以来、様々な賞を獲得している世界的に評価が高いドイツ発のマットレスブランド。2021年より日本でも販売を開始し、早くも話題を集めています。

マットレス自体は3層構造で、通気性が高く、体圧分散性に優れており、良質な寝心地が得られると高い評判が特徴の1つ。

密度は公表がされていないものの、規格から推定するに40D以上は確実。厚さも25cmと、背中が痛くならないマットレスの基準をクリアしています。

100日間のお試し期間中であればいつでも返品可能なのがエママットレスを当サイトがおすすめする理由です。注文者の送料がかからず、かつ全額返金されるのはエママットレスだけなので、ぜひ世界に認められたエママットレスを試してみてください。

100日間のお試しできる エマ・スリープの公式サイトはこちら
※より詳しい情報が知りたい方は、「エマスリープマットレスの口コミ・評判」をご覧ください。

予算3万円以下!GOKUMIN プレミアムスプリングマットレス シングル

ゴクミンのマットレスのイメージ
高反発 32D 20cm
種類 ポケットコイル、
高反発ウレタンフォーム
硬さ かため(180N)
サイズ展開 セミシングル、シングル、
セミダブル、ダブル、クイーン
重量 約22kg
厚さ 20cm
密度 32D
価格
(税込)
19,998円
送料 無料
返品保証 未開封に限り可能。(元払い返送が条件)
※開封後は、50%返金
通気性
  • アマゾン4,600以上のレビューで★4.4
  • 2万円を下回る圧倒的なコスパ
  • 累計販売台数30万台の人気商品
Gokuminの公式サイトを見る


GOKUMINの「プレミアムスプリングマットレス シングル」は2万円を切る価格ながら、4,600以上のレビューで星4.4を誇り、「Amazonおすすめ」にも選ばれているコスパ抜群のおすすめマットレス。

かための寝心地かつサイズ展開も豊富なため、多くの方にとって最適解の1つになるのではないでしょうか。

また、2万円を切る価格ながらも、32Dの密度に加え、厚さも20cmと背中が痛くならないマットレスの基準をクリア。予算が3万円以下の方は累計販売台数30万台を超える実績のGOKUMINプレミアムスプリングマットレスをおすすめします。

Amazonの一押しマットレス GOKUMINの公式サイトを見る

予算4万円以下!雲のやすらぎプレミアム 高反発マットレス シングル

雲の安らぎプレミアムのイメージ
高反発 35D 17cm
種類 高反発ウレタン
硬さ ふつう
サイズ展開 シングル、セミダブル、ダブル
重量 約6.7kg
厚さ 約17㎝
密度 35D
価格(税込み) 39,800円
送料 無料
返品保証 100日以内
通気性
使用している有名人 卜部功也(プロキックボクサー)
  • 公式サイトからの購入で100日間の返品保証付き
  • 腰の違和感に悩む方に選ばれている
雲のやすらぎマットレスの公式サイトを見る


雲のやすらぎプレミアムは、「腰にやさしいマットレス」に選ばれたマットレスです(※)。

厚さ約17cmの5層構造で、体圧分散に優れたアルファマットを採用。密度が35Dと背中がつらくならないマットレスの基準をクリアしています。

購入後の100日間返金保証がついているので、万が一体に合わない場合も安心。予算が5万円以下の方には雲のやすらぎプレミアムをおすすめします。

雲のやすらぎマットレスの
公式サイトはこちら

※雲のやすらぎマットレスの評判・口コミに関する記事

(※)調査対象 インターネット調査 2020年1月31日〜2月4日 整体師:1047名 整形外科医:1005名 柔道整復師:1078名



オリジナルコアラマットレス

コアラマットレスのイメージ
ふつう 送料無料 21cm 推定30D~ 返品保証
種類 ポリウレタンフォーム
硬さ ふつう
サイズ展開 シングル、セミダブル、ダブル、クイーン
重量 15.96kg
厚さ 23cm
価格(税込) 55,920円
送料 無料(沖縄離島を除く)
返品保証 120日返品可(東京都・大阪府の場合返品無料、その他の地域は7,500円の返品手数料)
通気性
使用している有名人 マコなり社長(Youtuber/事業家)
  • 世界的に人気のマットレス
  • ワイングラスがこぼれないほどの安定感
  • 安心の返品保証付き
コアラマットレスの公式サイトを見る
コアラマットレスはオーストラリアでデザインされた人気のマットレス。特に、振動を吸収するゼロ・ディスターバンス技術が有名で、マットレスの振動を吸収するので、2人以上で寝る方に特に人気でおすすめです。

また、公表はしていませんが、密度は推定30~40Dほど。10年保証があることからも長く使えるマットレスと見て間違い無いでしょう。

万が一体に合わない場合も、120日間のお試し期間があるので、返品可能で安心です。

コアラマットレスの公式サイトを見る

寝起きに背中痛い!体がバキバキになる3つの原因とは

まずは、背中が痛い方におすすめのマットレス対策をご紹介する前に、そもそも背中が痛い状態になる原因をご説明しておきましょう。



背中が痛い時は、以下3つのいずれかに原因があることが多いです。
  • 筋肉・腱
  • その他の疾患


筋肉や腱

姿勢が崩れると、筋肉や腱が硬直して背中が痛いと感じることがあります。

特に、睡眠中の寝姿勢が悪いと、リンパや血液の流れが悪くなり、乳酸などの疲労物質が蓄積して、背中などが凝って痛いと感じます

「胸椎椎間関節症」や「骨粗鬆症」などの骨の異常が原因で背中が痛いことも。

前者は、胸椎(背中の12個の骨)と椎間板(骨の間のクッション)がすり減った状態で、背中が痛いことがあります。40代以上の方、身体を動かしたり重いものを運ぶことが多い方が該当する可能性が高いです。

後者は、もろくなった背骨が変形したり、圧迫骨折したりして背中が痛い状態。60代以上の方、栄養・運動不足で起こることがあります。

その他の疾患

医師診察のイメージ 稀ですが、内臓の病気や細菌感染などによる炎症、骨腫瘍など、がんが背骨に転移して背中が痛いこともあります。

このように、背中が痛い原因の中には深刻な症状もあります。ただし、一般的に「背中が痛い」という場合、最初に挙げた筋肉の凝りが原因で背中が痛いことが多いです。

凝りによって背中が痛い時は、まずは寝姿勢を見直すことがおすすめ。そこで、まずは主に凝りが原因で背中が痛い方のために、負担を軽減する寝姿勢についてご説明していきたいと思います。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

筋肉や腱は、伸びたり縮んだりすることで血液が供給され、酸素・栄養素などを取り入れます。そして、老廃物を排出し、これらを繰り返し「循環」しています。

伸びたり縮んだりすることができなければ、酸素・栄養素などは供給が滞り、老廃物も排出されにくくなり、結果的に「硬く」なっていきます。

すると、凝りや痛みの原因物質が滞留しはじめ、それを神経が察知し、脳が「凝っている」「痛い」と感じるのです。すると交感神経が興奮し、さらに筋肉は緊張し、悪循環に至るのです。

「背骨」は、一つ一つの骨が積み木のように重なっており、骨粗鬆症により潰れる「椎体」や、上下の椎骨を関節している「椎間関節」も、1日に立ったり座ったりして上から圧迫されている間に常に重力を受け続けています。

骨粗鬆症による圧迫骨折は栄養面の影響が大きかったり、転倒による尻もちで発症することもあります。

椎間関節症は、若い人でも発症し、多くある椎骨のうち、一部の椎間関節のみに過度の負担や繰り返しの負荷がかかることで炎症を起こし発症することがあります。仕事や日常生活、スポーツなどでの偏った体の使い方によることが原因になりやすいです。

血管や内臓、その他の病気による背中の痛みもあるため、そのような場合は躊躇わずに病院に行くことをおすすめします。

大動脈解離、腎結石、胆石、癌の転移、子宮の病気など、発熱や冷や汗を伴う痛みや安静時の激痛などがある場合はこれらを疑います。

背中の痛みはベッドマットレス・敷布団が原因?まずは寝方を見直す

背中が痛い方は、マットレスに対して仰向けで寝ることがおすすめ

頭・背中・お尻・かかとが全てマットレスについて、背骨が緩やかなS字を描く寝姿勢が理想です。これによって体の重みがマットレスに分散されるので、「背中が痛い」などの症状を防げます。

しかし、いくら背中が痛い場合に仰向けがおすすめとは言っても、睡眠中は自然に寝返りを打ちます。そのため、常にマットレスに仰向けでいなければいけないというわけではありません。

また、中には「仰向けだと背中が痛い」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、仰向け以外の寝姿勢について、簡単に意識するべきポイントをご紹介しておきたいと思います。

うつ伏せ:背中の痛みの原因になる反り腰に注意

マットレスにうつ伏せで寝ると、肋骨やお腹を圧迫したり、反り腰によって腰痛の原因になったりします。これは「背中が痛い」という症状に繋がる可能性があるので、気を付けましょう。

もしマットレスにうつ伏せで寝る場合は、枕などの寝具やタオルで、反り腰にならないように調整しましょう

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

うつ伏せでの睡眠は、常に首が横を向くか上を向く状態になるため、首から背中への負担がかかりやすくなります。

この横を向く・上を向くという形は、首から背中にかけての筋肉にも大きく影響するため、その状態で長時間同じ姿勢で寝てしまうと首や背中の筋肉を「寝違え」てしまう可能性も高まります。

「背中を寝違えた」という方は意外に多く、その中にうつ伏せで寝ていたという方も少なくありません。

うつ伏せで寝ることが習慣になっている方は、長時間同じ姿勢が続かないよう寝返りをしやすいマットレスなどを選ぶ必要があります。

横向き:背中が真っ直ぐになっているかを確認

マットレスに横向きで寝る時は、腰をひねらず、おしりと背中が直線上になることを意識します。そうすると、背中が痛いなどの症状を起こしにくいです。

また、足の間にクッションなどを挟んで寝ると、横向きの寝姿勢が楽になることがあります。

ここまでご紹介したような寝姿勢を意識しても「マットレスの上で理想的な寝姿勢をとれない」「まだ背中が痛い」という方は、マットレスそのものを確認してみましょう

これはなぜかというと、マットレスは、ものによっては良い寝姿勢をとりにくく、結果として背中が痛いなどの症状に繋がることもあるため。つまり、背中が痛いのはマットレスそのものが原因、という場合があります。

このため、背中が痛い時はマットレスのチェックも必要です。次の項目では、具体的なマットレスのチェックポイントをご説明していきましょう。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

横向きの姿勢での睡眠は、腰には優しいですが、常に肩と頭は通常よりも前に巻くような姿勢を取るため、首から背中にかけての筋肉が引き伸ばされ続けることがあります。

また、体と床との接地面積が仰向けやうつ伏せと比較しても狭いため、面ではなく点で圧迫を受け、接地している側の肩にも負担がかかりやすい傾向があります。

そのため、血液の循環の停滞を防ぐためにも、途中で仰向けになったり、反対側の横向きになるなどの、スペースを確保しておく必要があります。

特に、隣に寝ている人がいる場合、同じ側での横向き寝になることが多いため、自分の周囲の環境への注意も必要です。

それでも背中が痛いなら…マットレスの寝心地をチェック

高反発のマットレスのイメージ マットレスが柔らかすぎると、身体の一部が沈みすぎたり、逆に硬すぎると、マットレスから身体が浮いてしまったりすることがあります

これは、特定の部位に負荷がかかって、背中が痛いなどの痛みに繋がりやすい状態。このような場合は、マットレスの買い替えも検討しましょう。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

仰向けで寝ることは、接地面積も広く、寝返りもしやすく、手足、肘膝、肩・股関節なども自然に動かしやすいため、睡眠中でも血液の循環を維持しやすい状態といえます。

背中の負担の最も少ない寝方といえるので、マットレスが硬すぎる、柔らかすぎるなどで寝返りを妨げることがないようなマットレス選びが重要となります。



それでは、背中が痛い方は、どのような点に気を付けてマットレスを選ぶのが良いでしょうか?具体的には、以下2点を満たすマットレスがおすすめです。

  • 体圧分散性が高く、寝返りが打ちやすいマットレス
  • 耐久性が高いマットレス


1つずつ順番にご説明していきましょう。

選び方のポイント①体圧分散と寝返りやすさ~高反発・硬めの種類を~

背中が痛い方におすすめのマットレスの1つ目のポイントは、体圧分散に優れていて、寝返りが打ちやすいこと体圧分散とは、均等に力がかかる性質です。

人間が横になった時、身体の部位によってかかる重さが違います。このため、体圧分散が不十分なマットレスだと、身体の一部に負荷が偏って、背中が痛いなどの症状に繋がります。

一方、体圧分散に優れたマットレスは、身体の重い部分を反発力で押し返してくれるので、体重が体全体に分散されやすいです。このため、体圧分散に優れたマットレスは身体に負荷がかかりにくく、背中が痛い方にもおすすめです。

さらに、体圧分散に優れたマットレスは、反発力があるため寝返りが打ちやすいです。

反発が少ないマットレスは、身体が沈んで寝返りが打ちにくくなります。寝返りを打たず同じ姿勢で寝ると、筋肉が硬直し、背中が痛いなどの原因になります。

一方、寝返りがしやすいマットレスであれば、寝返りで身体の負荷が分散するので、背中が痛いなどの問題が起こりにくくなります。

このため、背中が痛い方は、マットレスの体圧分散と寝返りのしやすさを重視することがおすすめです。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

適切なマットレスを選ぶ際に重要なのは、体圧分散性と寝返りの打ちやすさです。体圧分散性が重要な理由は、体への負担を軽減させるためです。

寝姿勢での体へかかる圧は、頭・背中・腰・脚など、体の部位によって違うのですが、この体圧をうまく分散できないと、特に背中や腰に負担がかかりやすくなってしまいます。

また、マットレスに適度な硬さや反発性が無いと寝返りもしにくくなってしまい、これもまた体への負担に繋がります。



そして、この2つの性質に影響するのは、主にマットレスの種類。そこで、ここからはマットレスの種類を比較しながら、背中が痛い方におすすめの種類をご紹介していきたいと思います。

人気のマットレスの種類別に寝心地を紹介

マットレスの種類 マットレスは、大きく以下の4種類。それぞれの特徴と、体圧分散・寝返りに関する長所と短所は以下の通りです。

タイプ 種類 特徴 長所 短所
コイル系 ボンネルコイル コイルが連結しているマットレス 寝返りしやすい 硬くて身体に負荷がかかりやすい
ポケットコイル コイルが1つずつ袋に入っているマットレス 体圧分散に優れている 身体の線に合わせてコイルが沈むので、やや沈みやすい
ノンコイル系 高反発マットレス ウレタン・ファイバー・ラテックスなどの硬い素材のマットレス 反発力があり、寝返りしやすい
低反発マットレス 柔らかいマットレス 身体にフィットする 沈みやすい


上記の表を踏まえると、背中が痛い方が重視するべき「体圧分散」と「寝返りのしやすさ」の2点においておすすめなのは、ノンコイル系高反発マットレス

高反発マットレスは、一般的に硬めの素材で作られているため反発力があり、寝返りもしやすいので背中が痛い方にもおすすめのマットレスです。
背中が痛い方におすすめの高反発マットレス!…でも、短所はないの? 「背中が痛い方には高反発マットレスがおすすめ」とご紹介したものの、「短所も知っておきたい」という慎重な方もいらっしゃるかもしれません。

高反発マットレスは、コイル系マットレスと比較すると一般的に通気性が悪いと言われています

ただし、もちろん通気性にこだわって作られた高反発マットレスも。また、マットレスは、ベッドパッドの使用するとある程度快適な寝床内環境を維持できるので、素材の通気性が悪いからだめというわけではありません。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

体圧分散に優れ、反発力のある高反発マットレスはおすすめです。

寝ている時に沈んでしまったりへたってしまうと寝返りを妨げ、背中の負担になる可能性が高まるため、いかに体圧を分散するかが重要になってきます。

また、マットレスを新しくしようと考えている方は、寝返りに慣れていない・寝返りができていないことがお困りの方も多いでしょう。そんな方には反発性のあるマットレスは普段できていない寝返りのサポートにもなります。

高反発マットレスから選ぶ基準の1つ「反発弾性」

高反発マットレスといっても、色々な種類があります。

数ある高反発マットレスの中でも、背中が痛い方に特におすすめの高反発マットレスを選ぶためには、どのようなポイントを押さえれば良いでしょうか?

参考になるのは、消費者庁が定めているニュートン(N)の表示。基準は以下の通りです。

区分 表示名
110N以上 かため
75N以上110N未満 ふつう
75N未満 やわらかめ


この基準は高反発マットレスの品質の指標で、110N以上のマットレスを高反発マットレスと呼びます

そして、おすすめの硬さは、体重によって違います。目安は以下の通り。

体重 反発弾性の目安
~50kg 100N~140N
50kg~80kg 140N~170N
80kg~ 170N~


寝心地には個人差があるため、数値はあくまで参考です。女性や子供など体重が軽い方は、場合によっては100N以下の柔らかめでも良いでしょう。一方、高身長・高体重の方は、反発力の強いマットレスがおすすめです。

このように、背中が痛い方に一律でおすすめの硬さがあるわけではありません。

大事なのは、体重に対してマットレスが柔らかすぎて身体が沈んでしまったり、硬すぎて浮いてしまったりしないこと。

正しい寝姿勢かつ寝心地が良いと感じられるマットレスを選ぶことが、背中が痛い状況を改善する一歩です。

選び方のポイント②耐久性~密度と厚みで確認~

背中が痛い方がマットレスを選ぶ時に重視するべきポイントの2つ目は、耐久性。

耐久性の低いマットレスはへたりやすいです。へたったマットレスで寝ると、身体が床についてしまったりして寝姿勢が崩れ、背中が痛いなどの症状を引き起こす可能性も。

そのため、耐久性のあるマットレスを選ぶことは、背中が痛い方がマットレスを選ぶ上で欠かせないポイントです。

背中が痛い方におすすめの耐久性が高いマットレスは、マットレスの密度と厚さを見て選ぶことがおすすめ。まずは、密度から確認していきましょう。

マットレスの密度は30D以上がおすすめ

先ほどご紹介した高反発マットレスの場合、密度はD(kg/m2)で表記します。密度とマットレスの耐久性の目安は以下の通り。

  • 10~15D:激安のマットレスに多い密度でへたりやすい。耐久年数は~1年。
  • 20~25D:やや安いマットレスに多い密度。耐久年数は1~3年。
  • 30D~:十分な耐久性のあるマットレス。耐久年数は5年~10年。


背中が痛い方は、30D以上のしっかりした高密度のマットレスを選ぶことをおすすめします。

背中が痛い方は8cm以上の厚みがあるものを

マットレスの厚みを確認 薄いマットレスはへたりやすいので、背中が痛い方はマットレスの厚さを確認して耐久性を確かめましょう。背中が痛い方がマットレスを購入する場合、最低8cm以上の厚さのマットレスがおすすめです。

最後に、ここまでご説明した【背中が痛い方におすすめのマットレスの選び方】をおさらいしましょう。

背中が痛い方におすすめのマットレスの選び方
  • 体圧分散に優れ、寝返りのしやすいマットレスを選ぶ
  • 適度に反発力がある高反発マットレスがおすすめ
  • 密度30D以上、厚さ8cm以上の耐久性が高いマットレスを選ぶ


当記事では背中が痛い方におすすめのマットレスの選び方を解説しましたがいかがでしたか。当サイトでは、他にもマットレスの選び方を解説し、おすすめのマットレスを紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

専門家コメント

監修者の永久和義

永久 和義

柔道整復師、健康運動指導士

1日の疲労や体の各部位への負担をリセットして翌日をスタートするためにも、睡眠の質は非常に重要です。

人は、睡眠中に寝返りや寝相を変えることで、無意識レベルで自分の体を伸ばしたり動かしたりしてセルフケアをしています。

睡眠の時間に1日の疲労や負担をリセットして翌日を迎えられるか、それとも睡眠自体が負担となり疲労を蓄積して翌日を迎えてしまうかで大きな違いになります。

これが1日、1週間、1ヶ月、1年と必ず毎日続くことですから、睡眠環境を整えることは非常に重要といえます。



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