無料で使える電子契約システム7製品を紹介!個人向けや安いサービスも解説【2024年最新】
当記事では、無料で利用できる電子契約システムを紹介します。
また、電子契約システムのバッテング問題も紹介します。この問題を理解していないと、導入しても契約締結できない可能性もあるため注意が必要です。
無料で安全に利用するために、ぜひ当記事を参考にしてください。
目次
無料で使える電子契約システムを一覧表で紹介!各サービスのアカウント数や送信件数を紹介
まずは、無料で利用できる電子契約システムを一覧表で確認しましょう。ここで紹介する電子契約システムは、無料トライアルではなく、無料で期間無制限に利用できますです。
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アカウント数 | 送信件数 | タイムスタンプ | テンプレート機能 | アドレス帳 | |
---|---|---|---|---|---|
電子印鑑GMOサイン | 1人 | 5件/月 | ◯ | 5件まで | 5件まで |
freeeサイン | 1人 | 1件/月 | ◯ | 3個まで | × |
みんなの電子署名 | 無制限 | 無制限 | ◯ | × | × |
クラウドサイン | 1人 | 3件/月 | ◯ | × | × |
BtoBプラットフォーム 契約書 |
無制限 | 5件/月 | ◯ | × | × |
WAN-Sign | 無制限 | 実印版 3件/月 認印版 10件/月 |
◯ | ◯ | ◯ |
リーテックス デジタル契約 |
~100人(100人以上は要相談) | 5件/月 | × | × | ◯ |
- アカウント数:アカウントを保持できる数
- 送信件数:契約書を送信できる数
- タイムスタンプ:文書の真正性を客観的に担保する仕組み
- テンプレート機能:文書のテンプレートを登録できる機能
- アドレス帳:送信先の情報を登録できる機能
無料の電子契約システムの選び方として、アカウント数と送信件数があります。会社の規模に合わせて最適な製品を選ぶのがおすすめです。
タイムスタンプは、文書の非改ざん性を証明できます。信頼性が高くなるので、タイムスタンプが利用できる製品の導入をおすすめします。
また、テンプレート機能とアドレス帳はあると便利な機能です。実際に電子契約システムを導入するとわかりますが、こういった機能があるとないとでは業務効率化に大きく作用します。
無料だけでなく、こういった機能もある製品を導入することをおすすめします。では次で、上表で紹介した無料の電子契約システムを1つずつ解説します。
注意!電子契約システムのバッティング問題とは?
電子契約システムを利用する際、双方が異なる製品を利用していると契約締結できないということが起こります。これを衝突(バッティング)問題と言ったりします。双方の折り合いがつかない場合、書面での契約締結になってしまうことも。
このような事態にならないためにも、「無料」に加え「導入企業数が多いサービスか」というのは重視すべき要素です。
電子印鑑GMOサインは、導入企業数No.1を誇り、300万社以上の企業に導入されています。無料かつ安全に電子署名を利用したい方は、電子印鑑GMOサインがおすすめです。
【2024年11月最新】無料で使える電子契約システム7選を紹介
ここでは、無料で利用できる電子契約システムを解説します。- 電子印鑑GMOサイン
- freeeサイン
- みんなの電子署名
- クラウドサイン
- BtoBプラットフォーム契約書
- WAN-Sign
- リーテックスデジタル契約
電子印鑑GMOサイン
電子印鑑GMOサインの無料プランの詳細
- アカウント数:1人
- 送信件数:5件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:5件まで
- アドレス帳:5件まで
- おすすめポイント:導入企業数No.1!契約相手にも負担の少ない電子契約システム
電子契約システムを無料で安全に導入したい企業に最もおすすめなのが、電子印鑑GMOサインです。電子印鑑GMOサインは、GMOインターネットグループが運営する製品。
ITソリューションで有名なGMOグループが運営しており、信頼性は高いです。
また、電子印鑑GMOサインは、導入企業数No.1。先ほども紹介したように、電子契約は同じサービス間でないと契約締結できないという側面があります。
つまり、導入企業数が多い製品を導入する方が契約が成立しやすく、契約相手企業の理解も得られやすいと言えます。
「無料」という価格面だけでなく、導入した後の運用も考慮して電子契約システムを選ぶなら、導入企業数No.1の電子印鑑GMOサインがおすすめです。
電子印鑑GMOサイン
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
電子印鑑GMOサインの公式サイトを見る
電子印鑑GMOサインの詳細は、下記記事で解説しているのでそちらをご覧ください。
freeeサイン
freeeサインの無料プランの詳細
- アカウント数:1人
- 送信件数:1件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:3個まで
- アドレス帳:×
- おすすめポイント:有料プランではWordファイルでテンプレート管理が可能
freeeサインは、株式会社サイトビジットが運営する電子契約システム。
サイトビジット社がfreee株式会社の子会社化され、名称も「NINJA SIGN by freee」から「freeeサイン」に変更されました。
「電子契約システムを無料で利用したいけど、送信数の制限や機能制限は困る」
このようにお考えの個人事業主、中小企業担当者の方におすすめなのが、freeeサインです。
freeeサインの有料プランは、無料ではないものの、法人向けの1番安いStarterプランで月額5,980円(税込)と業界内で非常に安い価格で利用可能です。
freeeサインのStarterプランの詳細
- アカウント数:1人
- 送信件数:50件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:無制限
- おすすめポイント:弁護士作成のテンプレート利用可能
無料プランによくある送信数制限・機能制限なく、快適に利用したい方は、freeeサインの導入がおすすめです。
freeeサインのStarterプランは、業界最安値級の料金に設定されているため、コストをなるべく抑えつつ制限に縛られず利用できます。
格安料金で機能制限なく利用できる! freeeサインの公式サイトを見る
みんなの電子署名
みんなの電子署名の詳細
- アカウント数:無制限
- 送信件数:無制限
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:×
- アドレス帳:×
- おすすめポイント:アカウント数・送信件数ともに無料・無制限の唯一無二の電子契約システム
みんなの電子署名は、株式会社ベクターが運営する電子契約システム。ベクター社は、ITの老舗として知られている、ソフトバンク系列の会社です。
フリーウェアやシェアウェアを配布している「Vector」というサイトを知っている方も多いでしょう。
みんなの電子署名のおすすめポイントは、なんといっても無料・無制限で全機能が使える点。無料・無制限で全機能が使えるのは、みんなの電子署名以外ありません。
そのため、コストを一切かけずに導入・運用していこうと考えている企業は、みんなの電子署名一択となります。
また、みんなの電子署名のメリットとして、契約相手も導入しやすい点があげられます。電子契約は同じサービス間でないと契約締結できません。
もし契約相手が自社と違うシステムを導入していた場合、どちらかに合わせる必要が出てきます。
そこでみんなの電子署名は無料のため、契約相手も導入ハードルが非常に低いです。抱き合わせで導入して利用できるので、非常に利用しやすいでしょう。
完全無料で機能無制限! みんなの電子署名の公式サイトを見る
みんなの電子署名の詳細は、下記記事で解説しているのでそちらをご覧ください。
クラウドサイン
クラウドサインの無料プランの詳細
- アカウント数:1人
- 送信件数:3件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:×
- アドレス帳:×
- おすすめポイント:直感的なUIで初心者も使いやすい
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が運営する電子契約システム。電子契約といえば、クラウドサインを想像される方も多いです。
弁護士ドットコム社は、社名からわかるように、弁護士の専門性を生かしたサービスを複数展開しています。
クラウドサインの無料プランは、他製品と同様、基本的な機能は網羅されています。月に3件まで契約書を送信できるため、使用感を確かめられます。
クラウドサインのおすすめポイントは、直感的なUIで使いやすい点です。評判も、初心者でも直感的に使える仕様になっているようです。
無料プランを使い続けるのは、送信件数的にも難しそうなので、有料プランへの移行を前提に無料プランを試してみると良いでしょう。
クラウドサインも電子印鑑GMOサインと同様、導入企業数の多い電子契約システム。取引先がすでにクラウドサインを使用しているなどありましたら、無料プランから試してみるといいでしょう。
クラウドサインのサービス詳細は、下記ページで紹介しています。
クラウドサイン
弁護士ドットコム株式会社
クラウドサインの公式サイトを見る
クラウドサインの詳細は、下記記事で解説しているのでそちらをご覧ください。
BtoBプラットフォーム契約書
BtoBプラットフォーム契約書の無料プランの詳細
- アカウント数:無制限
- 送信件数:5件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:×
- アドレス帳:×
- おすすめポイント:無料プランでもアカウント数が無制限/ワークフロー機能も使える
BtoBプラットフォーム契約書は、株式会社インフォマートが運営する電子契約システム。
インフォマート社はBtoBプラットフォームという製品をシリーズ展開しており、契約書以外にも請求書・受発注・見積書などがあり、70万社の導入実績があります。
BtoBプラットフォーム契約書の特徴は、無料プランでもアカウント数無制限で利用できる点。
無料プランでアカウント数無制限の製品は多くないので、無料でアカウント数を多数持ちたい企業におすすめです。
また、すでにBtoBプラットフォームシリーズを導入している企業は、製品に慣れている分、導入もスムーズに進むかもしれませんね。
そして、BtoBプラットフォーム契約書は、ワークフロー機能を利用できるのもポイント。無料でワークフロー機能を利用できることで、実際の運用フローにより近い状態をシュミレーションできます。
ワークフロー機能が無料で利用できる点からも、比較的企業規模の大きい会社向けといえるでしょう。
BtoBプラットフォーム契約書の公式サイトを見る
WAN-Sign
WAN-Signの無料プランの詳細
- アカウント数:無制限
- 送信件数:実印版 3件/月・認印版 10件/月
- タイムスタンプ:◯
- テンプレート機能:◯
- アドレス帳:◯
- おすすめポイント:無料で全機能が使える電子契約システム
WAN-Signは、株式会社ワンビシアーカイブスが運営する電子契約システム。ワンビシアーカイブス社は、文書保管や機密情報の抹消などをサービスとして展開しています。
究極の個人情報とも言える遺伝子の保管も扱うなど、運営元の信頼性は抜群です。
WAN-Signの魅力は、無料プランで全機能が使える点。ほとんどの製品では、無料プランでは使える機能が限定されます。
ですがWAN-Signは、送信件数のみ制限があるものの、他の機能は有料プランと同様のすべての機能が利用できます。
無料プランのみを使い続けたい方だけでなく、有料プランへの移行を前提に無料の電子契約システムを選んでいる企業におすすめでしょう。
無料プランでも機能が制限されないため、実際に導入・運用していくのと同じシュミレーションが可能となります。
また、WAN-Signは電子印鑑GMOサインと同じシステムを利用しています。そのため、WAN-Signと電子印鑑GMOサイン間は一見異なるサービス間ですが、電子契約締結できるのです。
WAN-Signはあまりメジャーではないですが、実はかなりおすすめできます。
電子契約のセミナーも開催しているため、気になる方はWAN-SignのHPから問い合わせてみるといいでしょう。
WAN-Signの公式サイトを見る
リーテックスデジタル契約
リーテックスデジタル契約の無料プランの詳細
- アカウント数:~100人(100人以上は要相談)
- 送信件数:5件/月
- タイムスタンプ:×
- テンプレート機能:×
- アドレス帳:◯
- おすすめポイント:業界最高峰の法的安全性
リーテックスデジタル契約は、リーテックス株式会社が運営する電子契約システム。
リーテックスデジタル契約は、弁護士事務所と法学者が監修しており、業界最高峰の法的安全性を誇るのが特徴です。
リーテックスデジタル契約の無料プランでは、タイムスタンプ機能が利用できません。そのため、無料プランをずっと使い続けたい企業には不向きといえるでしょう。
ですが、有料プランへの移行を前提にしている企業にとっては、おすすめできます。
リーテックスデジタル契約では、電子署名法だけでなく、電子記録債権法を併用してさらに法定安全性を高めています。
よって、リーテックスデジタル契約は、法人間での取引には特におすすめのです。電子契約の法的安全性に不安の残る企業は、リーテックスデジタル契約を検討しましょう。
リーテックスデジタル契約
リーテックス株式会社
リーテックスデジタル契約の公式サイトを見る
以上、無料の電子契約システムおすすめ8選を解説しました。次は、電子契約の機能に焦点をあてて、無料でもあると便利な機能を2つ紹介します。
スマホアプリ・ワークフロー連携を紹介!あると便利な2つの機能
こちらでは、無料の電子契約システムで利用できる「あると便利な機能」を紹介していきます。それは、下記の2つ。- スマホアプリ
- ワークフロー連携
順番に解説します。
スマホアプリでも契約締結できる
電子契約システムの中には、スマホアプリが利用できる製品もあります。スマホアプリで利用できる主な機能は、下記の5つ。- 署名作業:受信した署名依頼に応じる
- 承認作業:自社ワークフローの承認・却下
- 文書確認:保管済文書の確認
- 印影登録:印影画像の登録
- 署名依頼:登録済みのテンプレートを用い署名依頼
基本的な操作は、スマホアプリでも対応可能。スマホアプリを利用すれば、移動時間など、ちょっとした隙間時間を利用して契約業務を進められます。
こうした細かい機能はあると便利なので、気になる方はスマホアプリが利用できる製品を導入しましょう。
スマホアプリが利用できる
無料の電子契約システム
無料の電子契約システム
ワークフロー連携
ワークフロー連携とは、社内承認者を事前に設定し承認フローを作ることで、ガバナンスの強化を図れる機能。通常、ワークフロー機能は電子契約システムの中でも高価格帯のプランでしか利用できないことが多い機能です。
ですが、そんなワークフロー機能を無料プランで利用できる製品も存在します。
承認プロセスが複雑な大企業では、ワークフロー機能を事前に利用し、運用フローに乗せられるかチェックする必要があるでしょう。
ワークフロー機能が利用できる
無料の電子契約システム
無料の電子契約システム
- 電子印鑑GMOサイン
- みんなの電子署名
- BtoBプラットフォーム契約書
- WAN-Sign
あると便利な機能を2つとも使える電子印鑑GMOサインは、総合的にみて完成度が高いと言えます。
電子印鑑GMOサインが導入企業数No.1の電子契約システムであるのも頷けます。
導入企業数No.1
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まとめ
当ページでは、無料で無期限利用できるおすすめの電子契約システムを紹介しました。最後に内容を振り返ります。- 最もおすすめ:導入企業数No.1の電子印鑑GMOサイン
- 無料プランならではの「制限」に縛られたくない企業におすすめ:freeeサイン
- とにかく無料にこだわる企業におすすめ:みんなの電子署名
上記の他にも、電子契約システムごとに特色が異なります。
あなたの企業が求めるものを明確にして、ぜひ無料プランから使い始めてみてくださいね。
無料のおすすめ電子契約システムを
もう1度確認する
また、以下の記事では、有料の電子契約システムも含めて、おすすめの電子契約システムを比較して紹介しています。ご興味ある方はご一読ください。
最後に現在資料請求が可能な、電子契約システム一覧を紹介します。
- 資料請求可能な電子契約システム一覧
-
DD-CONNECT
大興電子通信株式会社
マネーフォワード クラウド契約
株式会社マネーフォワード
FAST SIGN
株式会社マルジュ
リーテックスデジタル契約
リーテックス株式会社
おまかせ はたラクサポート
東日本電信電話 株式会社
Biz Connection
株式会社フォーカスシステムズ
クラウドサイン
弁護士ドットコム株式会社
電子印鑑GMOサイン
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社