
最終更新日:2022.05.16
外付けHDD(ハードディスク)データ復旧・復元方法のまとめ
このコンテンツでは外付けHDDのデータ復旧に役立つ情報についてまとめています。
私自身、2年前に外付けHDDが破損して必死に復旧方法を探した経験があります。私の場合は不具合の症状が軽かったので運がよく復旧できましたが、データ復旧ができなかったら本当に大変なことになっていました。
2年前の私と同じように外付けHDDの復旧方法をお探しのあなたにだけ教えますが、外付けHDDの復旧作業は8割方成功します。
実際にこのコンテンツでは8割の確率で外付けHDDのデータを元通りにすることが出来る方法を複数紹介しています。特にこのコンテンツの後半で紹介しているHDD復旧業者の利用は、本気でデータを取り戻したいあなたにぴったり。
Contents
外部記憶メディアを認識しない3つの原因

外付けHDDを認識しない理由は大きく3つに分けられ、それぞれの理由によって復旧方法が変わります。
その理由とは、「接続の問題」、「論理障害」、「物理障害」の3つです。
ここでは、3つの原因別に外付けHDD復旧方法を紹介します。
原因 | 主な症状 |
---|---|
接続の問題 |
|
論理障害 |
|
物理障害 |
|
接続の問題
パソコン等で外付けHDDのデータを読み込む際は、USBケーブルでパソコンと外付けHDDを接続します。この時にパソコン側のUSB端子や接続するUSBケーブルが破損していると正しく接続されず、PC上でHDDドライブを認識しないことがあります。
論理障害によるデータの故障
外付けHDDの論理障害というのは、外付けHDD本体ではなく外付けHDD内部のデータの不具合のことを指します。外付けHDDの論理障害の症状は、「エラーメッセージが出る」「外付けHDDは認識しているものの、ファイルを読み込まない」「誤ってデータを消してしまった」など。具体的には以下のような例があります。
- 「フォーマットされておりません」という表示が出る
- 巡回冗長検査エラー(CRCエラー)が発生
- データが未割り当て領域に認識される
- RAWが発生してアクセスができない
論理障害を起こした外付けHDD復旧方法は、自分で直すか外部の業者を利用するかに分かれます。自力で外付けHDD復旧を行なうには、データ復元ソフトを利用して不具合を起こしたデータを修復することになります。
自分で外付けHDD復旧作業を行うことに抵抗がある方や、ソフトで外付けHDD復旧ができない場合、HDD復旧業者や外付けHDDの製造会社の力を借りることになります。外部のプロを利用すると一定の費用がかかりますが、80%~90%程度の確率で外付けHDD復旧作業が成功します。
物理障害によるHDD本体の故障
物理障害というのはHDD本体に不具合が発生している状態のことを指します。これから紹介する症状がお手持ちの外付けHDDから発生している場合は物理障害が疑われます。- 電源を入れると「ピー、ピー」という小さな電子音や「カツン、カツン」という音が本体から聞こえる
- 焦げ臭い匂いがする
- 電源を入れても外付けHDDが起動しない
- 落としてから反応が鈍くなった
- 水濡れしてから反応しなくなった
物理障害が起きた外付けHDD復旧作業を個人で行なうのは難しく失敗する可能性が非常に高いです。ハードディスクのデータ復元をしたいのなら外部のプロの力を借りるのが賢明です。
症状別外付けハードディスク対処方法

不具合が起きた外付けHDD復旧のコツは、適切な対処法を可能な限り早急に行なうことです。
ここでは、先ほどご紹介した外付けHDDの症状の対処方法をまとめています。
- データを読み込まない
- 「フォーマットされておりません」という表示が出る
- 巡回冗長検査エラー(CRCエラー)が発生
- データが未割り当て領域に認識される
- RAWが発生してアクセスができない
- HDD本体から異音・異臭がする
- 電源がつかない
データを読み込まない
まずは接続の不備を確認するために電源が入っているか確認が必須です。電源が入っているにも関わらずデータが読み込まれないのならUSBケーブルの交換や接続PCを変更してみます。これを行って正常にデータが読み込まれれば接続の問題です。
この接続の不備を確認した上でもデータが読み込まれない場合は、外付けHDDに障害が発生している可能性があります。その場合、復元ソフトを利用して自力復旧するか業者の力を借りるかの2択になります。
自力で外付けHDD復旧作業に取り組む場合、症状が悪化するリスクはありますが業者に頼むよりも低コストで修理できます。
ただし、明らかに異音や異臭が発生している場合は物理障害が原因と考えられます。少しでも物理障害が疑われる場合は、自力復旧を諦めてすぐにHDD復旧業者に連絡するのが一番。
「フォーマットされておりません」という表示が出る
パソコンに外付けハードディスクを接続した際に「フォーマットされておりません・フォーマットしますか」というメッセージが出たら要注意。ここでフォーマットをかけてしまうとHDD内部のデータが消える可能性があります。まずは、フォーマットをかけないように気をつけるようにすると良いでしょう。
その上でデータ復元ソフトを起動してソフトのスキャン機能を利用します。外付けハードディスク本体に異常が発生していなければ、フォーマットエラーは解消されます。
ちなみに外付けHDDによっては「フォーマットされておりません」というメッセージは、以下のような文面で表示されることもあります。
- 「RAXドライブが初期化されていません」
- 「ドライブにアクセスできません」
このようなメッセージが出たとしても症状はフォーマット関連の不具合なのでデータ復元ソフトのスキャン機能で対応可能ですが、操作に不安がある方は業者に依頼した方が良いでしょう。
巡回冗長検査エラー(CRCエラー)が発生
「巡回冗長検査エラー(CRCエラー)」というのは、外付けHDDにアクセスができない状態のことを指します。この状態を解消するためには、以下に示す2つの手順を踏む必要があります。- 1.ハードディスクの現在の状態を把握する
- 2.状態によってソフトを利用するか業者に頼むかを決める
まず、ハードディスクの状態のチェックですが、こちらは「CrystalDiskInfo」というソフトを使って行うことができます。
「正常」、「注意」、「異常」の3段階で評価されますが、巡回冗長検査エラー(CRCエラー)が発生していると、ほとんどの場合「注意」と表示されます。
注意と出た場合、データ復元ソフトのドライブ検索機能の利用が有効です。ドライブ検索機能を利用して外付けHDD内部のデータが無事に読み込まれれば、「巡回検査エラー(CRCエラー)」は解消されます。
万が一不具合が解消されないのでしたら復元ソフトの利用を諦めてデータ復旧業者の手を借りるのが一番です。
データが未割り当て領域に認識される
データ容量が大きな外付けHDDをパソコンに接続するとHDD内部のデータが未割り当て領域に認識されることがあります。この未割り当て領域に認識された外付けHDD復旧を行なうには、パーティションの不具合を解消する必要があります。
Windowsパソコンに発生したパーティションの不具合を解消する手順は下記の通りです。
- マイコンピューターを右クリックしてコンピューターの管理を開く
- 記憶域のディスクの管理を開いて外付けHDDの箇所にカーソルを合わせる
- カーソルを合わせた外付けHDDの箇所にてパーティションの削除を行なう。
- パーティション削除が完了すると外付けHDDの全領域が未割り当てになる
- 未割り当てになった箇所に新しくパーティションを作成する
- 新しく作成したパーティションにてフォーマットをかける
- フォーマットが終了すれば、外付けHDDのデータが正常に認識される
ここで一覧にした7つの手順を上から順に行えば、未割り当ての解消が完了します。
この未割り当てを起こした外付けHDD復旧作業は自力でもできますが、やり方を間違えるとデータが消える可能性があるので慎重に行いましょう。自信がなければ業者に頼むのもアリです。
RAWが発生してアクセスができない
接続した外付けHDDがRAWという状態になってアクセスができなくなることがあります。このRAWというのは、外付けHDDのデータが認識されていない状態のことを指します。RAWの解消手順はこれから紹介する通りです。
- 外付けHDD復旧が可能なソフトをインストールする
- 外付けハードディスクをパソコンに接続する
- インストールしたソフトでスキャン機能を利用する
- スキャンして検索されたデータを復元する
この一連の手順をきちんと行えば、高い確率でRAWが解消されます。RAWの解消作業を自力で行なうのは難しいなと感じる方はハードディスク復旧業者の力を借りると良いかと思います。
HDD本体から異音・異臭がする
外付けHDDから焦げ臭いにおいがしたり、「カチカチ」や「カタカタ」といった音が外付けハードディスク本体から聞こえたら注意が必要です。おそらくハードディスク本体が損傷してしまっているので、外付けHDD復旧を自力で行うことは失敗のリスクが高いため諦めた方が良いでしょう。
この時にまずやるべきことは、一秒でも早く電源を切ることです。その上で外付けHDD復旧が可能な業者に連絡をするのがベスト。
異変に気がついてすぐに外付けHDD復旧作業を業者に依頼すれば、80%~90%の確率でデータを復元してもらえます。
電源がつかない
まずは本当に電源が入らないのかを確認するために電源スイッチが「ON」になっているかを目でチェックしたいですね。そして、以下2点を試してみることをおすすめします。
- USBケーブルを変える
- 接続するパソコンを交換する
以上を試しても電源が入らないとなると、接続の問題ではなく機種本体が故障している可能性があります。データ復旧をするためには、早急に外付けHDD復旧作業を専門の業者に依頼することをおすすめします。
データ復元ソフトで外付けHDD復旧に臨む

自力で外付けHDD復旧が可能なデータ復元ソフト。中にはフリーソフトもあり、業者に依頼するよりも安い値段で外付けHDDを復旧できる可能性もあります。
ただし、使用方法を間違えるとハードディスクの症状を悪化させる恐れも。
データ復元ソフトを利用して外付けHDD復旧作業に臨む場合、正しい知識を身に付けることが大切です。ここでは、データ復元ソフトで外付けHDD復旧をする際に知っておきたいポイントを紹介していきます。
- ソフト利用時の注意点
- おすすめソフト(有料・無料)
- ソフトの一般的な利用手順
ソフト利用時の注意点
自力で外付けHDD復旧が可能な復旧ソフトも決して万能の製品ではありません。ここではデータ復元ソフトで外付けHDD復旧を行う際に注意しておきたい4つのポイントを紹介していきます。
本体の損傷には利用できない
とても便利なデータ復元ソフトですが、本体が故障しているHDD復旧作業には役に立ちません。物理障害を起こした外付けHDDを復旧するには、専門の復旧業者や外付けHDDの製造会社が提供するハードディスク復旧サービスを利用する必要があります。
復元精度が高くない
データ復元が可能な復旧ソフトですが、外付けHDDに保存されている全てのデータを復元できるとは限りません。特にほとんどのソフトは、ファイル容量が大きな音楽や動画の復元を苦手としています。もしあなたが容量が大きなファイルや絶対に失いたくないデータを復元したいのでしたら復旧ソフトはあまり適さないかもしれません。
症状が悪化する恐れがある
データ復元ソフトには、データの消去機能やファイルの上書き機能が付いています。これらの機能を誤って利用してしまうと外付けHDD復旧が不可能になってしまう恐れがあるので注意が必要です。外付け媒体に対応しているソフトが少ない
データ復元ソフトを利用する場合、外付け媒体に対応しているソフトを手に入れる必要がありますが、その数は少なく、またどれを選ぶべきか迷う方もいらっしゃると思います。そこで、外付け媒体の復旧作業に対応しているおすすめのソフトを次の項目でご紹介します。外付け媒体の自力復旧をお考えの方でどのソフトを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
おすすめのソフトの紹介
それでは、外付けHDDに対応しているソフトで、特に人気の4種類(フリーソフト2種類・有料2種類)をご紹介します。フリーソフトに比べて有料ソフトの方がHDDの復旧率が高い傾向もあり、「大事なデータを安心して復旧したい」という理由から有料ソフトを利用する方も多いです。
ただし、無料で復元できるのであれば越したことはありません。そのため、まずフリーソフトで外付けHDDの復旧が可能かどうか試してみて、難しい場合は有料版を使用するという形でも良いでしょう。
ソフト名 | 値段 | おすすめポイント |
---|---|---|
PC INSPECTOR File Recovery 4.x | フリーソフト | Windows用フリーソフト |
PhotoRec 6.12 | フリーソフト | Windows/macで利用できるフリーソフト |
ファイナルデータ | 7,110円(復元可能チェック無料) | Windowsユーザーの外付けHDD復旧におすすめ |
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac | 8,900円(2GBまで無料) | Macユーザーの外付けHDD復旧におすすめ |
【フリーソフト】PC INSPECTOR File Recovery 4.x(ピーシー・インスペクター・ファイル・リカバリー)
このフリーソフトを利用すれば、削除されたデータやファイルを復元できます。ソフトの機能の一つにドライブを検出する機能があり、接続した外付けHDDがパソコン上に表示されなくても自動で検出してくれます。無料でインストール可能なフリーソフトですが、海外製なので日本語表示がないことが難点です。データの復元精度が高く、操作性も優れているので英語にアレルギーがない人におすすめです。
【フリーソフト】PhotoRec 6.12(フォトレック6.12)
PhotoRec 6.12(フォトレック6.12)は、フォーマットエラーや画像ファイルの復元が可能なフリーソフトです。このソフトの特徴は、WindowsだけではなくMacでも利用ができることです。Macで利用可能な外付けHDD復旧ソフトは少ないのでMacユーザーの方ならインストールしておきたいソフトです。
【無料体験版あり】ファイナルデータ
業界シェアNo.1のデータ復元ソフトで、外付けHDDにも対応。データ復元可能かどうかまでの診断は無料で行えるので、Windowsユーザーの方はまずダウンロードしてみることをおすすめします。
ファイナルデータの詳細情報
【無料体験版あり】EaseUS Data Recovery Wizard for Mac(イーズユーエス・データリカバリー・ウィザード)
EaseUS Data Recovery Wizard Free(イーズユーエス・データリカバリー・ウィザードフリー)は、動画ファイルや写真の復元が得意なフリーソフトです。画面表示が日本語であることに加えてシンプルな仕様になっているので操作性に優れております。数少ないMac対応ソフトで、Macユーザーの方にもおすすめのフリーソフトです。
データ復元ソフトの利用方法
データ復元ソフトを利用して外付けHDD復旧作業を自力で行なうための手順はこれから紹介する通りです。- 外付けHDDに対応したデータ復元ソフトを手に入れる データ復元ソフトは、デフォルトではパソコンにインストールされておりません。そのため、自分でデータ復元ソフトを手に入れる必要があります。有料・無料問わず様々なソフトがありますが、外付けHDD復旧に対応していないフリーソフトもあるので注意が必要です。
- 外付けハードディスクをパソコンと接続する USBケーブル等を利用してパソコンと外付けHDDを接続します。接続した後は、外付けHDDの電源がきちんと入っているかを確認しましょう。
- パソコン上でデータ復元ソフトを起動する 外付けハードディスクとパソコンを接続した状態でデータ復旧ソフトを起動します。
- ソフトに付随したスキャン機能を利用する ほとんどの外付けHDDに対応しているデータ復旧ソフトには、スキャン機能があります。このスキャン機能を利用すれば、復旧可能なファイルが一覧で出てきます。
- 復元したいファイルをクリックする スキャン機能で検索されたファイルの中から復元したいデータをクリックすれば、復旧作業が始まります。
- 復元したデータを確認する 復元したいデータがきちんと元通りになっていれば、外付けHDD復旧作業が完成です。
以上の手順でデータ復旧を試みても上手くいかない場合は、業者に外付けHDD復旧を依頼した方が良いでしょう。
HDD復旧業者を利用する際の値段相場やおすすめの業者を、次の項目でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
故障した外付けHDD復旧は業者に任せるのが1番!

外付けHDDは、復旧ソフトを利用してもデータが復元できなかったり、そもそも復旧ソフトで復元できる症状ではない場合があります。この場合は、専門の復旧業者の力を借りた方がデータ復元の可能性は高まります。
ここでは、外付けHDD復旧作業を業者に依頼する際に押さえておきたいポイントを以下の通りまとめています。
- 業者を利用するメリット
- 値段相場
- おすすめのHDD復旧業者
業者を利用する3つのメリット
ハードディスクの復旧方法は自分でやるかプロに任せるかの2つに分かれます。どちらにもメリットはありますが、自力での復旧は失敗のリスクが高くなってしまうので、予算に問題がなければ業者の力を借りるのが賢明です。ここではなぜ外付けHDD復旧作業を業者に依頼した方がいいのかについてその3つの理由を紹介していきます。
HDD本体の故障も対応可能
専門の復旧業者を利用すれば、物理障害を起こした外付けHDDの復旧も行えます。外付けHDD本体に異常が発生しているとデータ復元ソフトは使えないですし、闇雲に復元ソフトを利用すると症状が悪化するリスクがあります。そのため、少しでも物理障害が疑われる場合はHDD復旧業者の利用をおすすめします。
お金がかかるのは復元に成功した時だけ
多くのHDD復旧業者は成果報酬制を導入しています。この料金体系の特徴は、外付けHDD復旧作業に成功した時にのみ料金の請求が行われるのです。そのため、万が一外付けHDD復旧作業が上手くいかなかったとしても金銭的なデメリットは一切発生しません。
データ復元精度が高い
ハードディスク復旧業者は、フリーソフトでは対応が困難な重度の破損ファイルや大容量のデータの修復が可能です。大容量のファイルや本当に大切なデータの復旧は業者の力を借りた方が良いでしょう。業者の相場料金の紹介
専門の業者に外付けHDD復旧作業を依頼するとどの程度のお金がかかるのか気になると思います。そこでここでは、外付けHDD復旧作業を業者に依頼する際の相場費用を4つの症状に分けて紹介していきます。軽度論理障害
これから紹介する軽度の論理障害は、自力復旧も簡単に可能な障害なので復旧費用も安価ですむことが多いです。軽度の論理障害を起こした外付けHDD復旧費用の目安や代表的な症例は下記の通りです。代表的な症例 | 相場費用 |
---|---|
軽度の認識障害 | 3万円~6万円 |
ウィルス感染による被害 | |
データの誤消去 |
重度論理障害
重度の論理障害を起こした外付けHDDの自力復旧は、簡単ではありません。そのため、軽度の論理障害の数倍の金額が請求されることも珍しくありません。重度の論理障害を起こした外付けHDDの症状と復旧費用の相場を一覧にしてみました。
代表的な症例 | 相場費用 |
---|---|
フォーマットエラー | 8万円~25万円 |
頻繁な初期化の発生 | |
ファイルシステムの不具合 |
軽度物理障害
軽度の物理障害を起こした外付けHDDの復旧作業には、外付けHDD内部のパーツ交換や開封作業がいらないのでそこまで大きな費用がかかりません。軽度の物理障害の代表的な症状と外付けHDD復旧に必要となる相場金額をまとめてみました。
代表的な症例 | 相場費用 |
---|---|
PCB損傷 | 7~15万円 |
基盤の障害 | |
その他本体内部の微損傷 |
重度物理障害
重度の物理障害を起こした外付けHDD復旧作業には、ハードディスク本体の開封作業や内部部品の交換が伴うことがよくあります。通常の物理障害と比較して復旧難易度が高くなるので復旧費用も高くなります。重度の物理障害の症例やデータ復元費用の相場価格は以下の通りです。
代表的な症例 | 相場費用 |
---|---|
磁気ヘッドの損傷 | 15万円~60万円 |
モーターが回らない | |
HDDが起動しない | |
水濡れしてしまった | |
耳慣れない音が本体からする | |
焦げ臭い臭いが本体からする |
ここまで外付けハードディスクの復旧作業を復旧業者に依頼する際に必要になる費用の目安を障害度合い別に紹介してきました。
可能な限り外付けHDD復旧にかかる費用を抑えたいということでしたら、これから紹介するPCエコーサービスのような割安な復旧業者を利用するのが良いでしょう。
おすすめのデータ復旧業者の紹介
外付けHDDの復旧作業が得意なHDD復旧業者をお探しでしたら東京都内にあるPCエコサービスが一番です。PCエコサービスをおすすめする理由は外付けHDDの復旧単価の割安さです。実はPCエコサービスはあらゆる症状の外付けHDDの復旧作業を4万円以下の価格帯で行ってくれます。
4万円以下というのがどれほど割安かと言いますと相場の半額未満です。相場の半額未満と聞くと価格の面で申し分がないことが分かると思います。
この話をすると「安かろう、悪かろう」を想像するかもしれませんが、そんなことはありません。PCエコサービスの過去のデータ復旧の成功率は8割を優に上回っています。
それにPCエコサービスは復旧作業に失敗しますと復旧費を全て返してくれる良心的な復旧業者です。8割の確率でHDD内部のデータが割安価格で元に戻り、万が一データの復元に失敗しても金銭的なリスクはゼロ。
なかなかの条件だと思わないでしょうか?
この内容を見てPCエコサービスに関心を抱きましたら外付けHDDの無料診断の利用をおすすめします。外付けHDDの無料診断の申請方法とより詳細なPCエコサービスの復旧サービスはこれから紹介するページでまとめています。
PCエコサービスの復旧サービス詳細はこちら
Macに接続した外付けハードディスクが認識しない時

MacとWindowsではオペレーションシステムが異なるのでWindowsの復旧方法がそのまま使えないことがあります。
ここでは、外付けHDDがお手持ちのMacパソコンで認識されない時に知っておきたい3つの豆知識を紹介します。
Mac非対応の外付けハードディスクがある
Buffalo製品をはじめとしたほとんどの外付けHDDは、MacにもWindowsにも接続できます。しかしながら現在販売されている外付けハードディスクの中には、Mac非対応の機種が少なからずあります。そこでまずは、ご自身の外付けハードディスクがMacに対応しているかを確認したいですね。
Macに非対応なタイプの外付けHDDなら正しく認識されないのは当然のことです。その場合、Mac以外のパソコンに接続してきちんと認識されるかを確認した上で今後の対応を考えるべきです。
Mac対応ソフトは少ない
Macユーザーが外付けHDD復旧を自力で行なうのならMacと外付けHDDに対応するソフトを手に入れる必要があります。フリーソフトでお探しならPhotoRec 6.12(フォトレック6.12)とEaseUS Data Recovery Wizard Free(イーズユーエス・データリカバリー・ウィザード・フリー)がおすすめです。
前者のPhotoRec 6.12(フォトレック6.12)は、画像や動画の復旧を得意としています。
他方で後者のEaseUS Data Recovery Wizard Free(イーズユーエス・データリカバリー・ウィザード・フリー)は、パーティション紛失やフォーマットエラーの解消も可能です。
もしあなたが自力で外付けHDD復旧作業に取り組みたいのでしたら、今回紹介した2種類のソフトの利用を考えるのが良いでしょう。
MacユーザーならHDD復旧業者を利用したい
Apple社が販売しているMacパソコンはデザイン性が優れている反面、データ保存容量が少ないのでMacユーザーの多くは外付けHDDの使っていると言われています。もちろん復旧業者を利用しても外付けHDD復旧が確約されるわけではありませんが、9割の確率で完全復旧が期待できます。
お金をかけないで行う復旧方法もありますが、コストを気にして大切なデータが消えてしまうと本末転倒です。
外付けHDDに保存されているデータが消えてしまうリスクの方が大きいなら、少し無理してでも専門の復旧業者に外付けHDDの復旧作業を任せた方が良いでしょう。
最も成功確率が高い外付けHDDのデータ復旧方法とは?
ここまでの内容をまとめますと外付けHDDの復旧作業は自分で取り組むか復旧業者の手を借りるかの2択になります。どちらの方法にもメリット・デメリットがありますが、データの復旧確率を考えるとHDD復旧業者の利用をおすすめします。優秀なHDD復旧業者なら8割以上の確率であなたの外付け媒体のデータを元通りにしてくれます。
ただし一口にHDD復旧業者と言ってもサービスの質はバラバラ。
現に日本国内には300を超えるHDD復旧業者があり、各社のサービス価格と復旧実績には大きな差が見られます。せっかく復旧業者を利用するのでしたら高い復旧技術を安価な価格で提供している業者を選びたいですよね。
復旧費用が安くて復旧技術が高いHDD復旧業者の筆頭候補になるのはPCエコサービスです。
PCエコサービスは、外付けHDDの症状が論理障害であろうと物理障害であろうと39,800円で復旧対応してくれます。ちなみに39,800円というのは他社の3分の1以下の価格帯ですので価格は非常にお得です。
価格以上に重要な復旧実績に関しても2018年度のデータ復旧成功率は80%を優に上回っているので安心できます。価格は安く、実績はしっかりしているPCエコサービスは当サイトで人気No1のHDD復旧業者なので当サイトの訪問者の評価も非常に高いです。
PCエコサービスの復旧サービス詳細はこちら