おすすめ高反発マットレス14選｜選び方も解説

マットレスには高反発や低反発など色々な種類があります。「どんな違いがあって、どっちがおすすめなの？」という方もいらっしゃるでしょう。

高反発と低反発はどちらにも異なるメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を押さえて自分に合う方を選ぶことがおすすめです。

本日は高反発マットレスと低反発マットレスの違いをご紹介しながら、それぞれがどのような方におすすめなのかを解説していきます。

それでは早速、高反発と低反発の違いを比較していきましょう。

高反発マットレスとは？低反発との違いを比較

高反発マットレスと低反発マットレスの違いを比較する前に、まずはマットレスの種類をご紹介します。高反発マットレスと低反発マットレスが、マットレスの種類の中でどのようなタイプに分類されるのかを確認します。

マットレスはコイル系・ノンコイル系の2種類

マットレスには、スプリングのあるコイル系と、スプリングのないノンコイル系の2種類があります。そして、ノンコイル系マットレスのうち、反発力の強いものを「高反発」、反発力の低い柔らかいものを「低反発」といいます。

一般的には、コイル系マットレスの方が厚みがあるため、ベッドの方はコイル系を購入し、敷布団として使用する方はノンコイル系の高反発や低反発を購入する方が多いです。ただし、もちろん高反発マットレスや低反発マットレスをベッドに敷いて寝ることもできます。

また、ノンコイル系マットレスは比較的軽いので干しやすく、素材によっては洗濯もできるので衛生的にもおすすめです。

カテゴリ	種類	長所	短所
コイル系マットレス	ボンネイルコイル	通気性が良い	硬すぎる
	ポケットコイル	通気性が良い 体圧分散に優れる	価格が高い
ノンコイル系マットレス	高反発 (ウレタン・ラテックス・ファイバー)	体圧分散に優れる	通気性やや劣る
	低反発 (ウレタン)	価格が安い	柔らかすぎる 通気性やや劣る

ここからは、高反発・低反発に分けてそれぞれのマットレスの特徴について見ていきましょう。

高反発とは、硬めの素材

高反発マットレスとは、高反発ウレタン、ファイバー、ラテックスなど硬めの素材で作った反発力の強いマットレスです。

腰痛など身体の痛みやこりが気になる方におすすめ

高反発マットレスは、睡眠中にかかる体重を反発力で押し返す効果があり、体圧分散に優れているものも多いです。身体をしっかりと支え、特定の部分にかかる負荷を軽減するので、特に腰痛などの痛みの症状がある方におすすめです。

商品によっては硬すぎる？

痛みの改善効果も期待できる高反発マットレスですが、品質によっては、硬すぎて寝心地が悪いと感じることもあります。高反発マットレスを購入する際は、寝心地を確認した上で購入することをおすすめします。

低反発とは、柔らかめの素材

低反発マットレスとは、低反発ウレタンなどの柔らかい素材のマットレスです。

柔らかい寝心地と低価格がおすすめ

低反発マットレスのおすすめのポイントは、柔らかい寝心地と価格の2点です。

まず、低反発マットレスは反発力が少ないので、包み込まれるような感覚で寝ることができます。「柔らかいマットレスの方が寝やすい」という方は、低反発がおすすめです。

また、低反発マットレスは、高反発マットレスと比較するとやや価格相場が安い点もおすすめです。有名寝具ブランドメーカーの低反発マットレスの平均価格は、2〜4万円ほど（高反発マットレスは4~10万円）なので、「安い値段のマットレスを探している」という方におすすめなのは低反発マットレスです。

沈みすぎてしまうことがある

柔らかい寝心地がおすすめの低反発マットレスですが、柔らかすぎて身体が沈み、底付き感が出ることもあります。身体が沈みすぎると痛みやこりの原因に繋がることがあるので注意が必要です。

男性などの体格がしっかりした方ほど、低反発では身体が沈みすぎてしまうことがあります。低反発は、女性や子供など、比較的体重の軽い方におすすめです。

ここまで、高反発・低反発マットレスそれぞれの特徴を確認しました。さらに、どちらを選ぶ場合も共通して確認するべきマットレス選びのポイントがあります。次の項目では、高反発・低反発マットレスを選ぶ時に注意するべきポイントを見ていきましょう。

おすすめはマットレスの寝心地をしっかり比較すること

高反発・低反発それぞれにおすすめの特徴はありますが、どちらを購入するにしても、購入前に、これからご紹介するマットレス選びのポイントを確認することおすすめします。

高反発・低反発に共通するおすすめのマットレス選びのポイントは、以下の2点です。

正しい寝姿勢を維持できるかどうか

高反発・低反発マットレスどちらを購入する場合も、正しい寝姿勢を維持できるマットレスかどうかを確認することがおすすめです。

正しい寝姿勢とは、マットレスに横になった時に背骨がS字カーブを描くような姿勢を指します。この正しい寝姿勢が身体に負担のかからない快眠できる姿勢です。

一方、品質の悪い高反発や低反発マットレスの場合、寝姿勢が崩れてしまうことがあります。悪い寝姿勢の例をいくつかご紹介しましょう。

高反発で硬すぎる場合

正しい寝姿勢のためには、身体のラインに沿って適度に沈む硬さがおすすめです。しかし、硬すぎる高反発マットレスだと、マットレスが身体の凹凸にフィットせず背中などが空いてしまい、腰に負担がかかって腰痛の原因になることがあります。

低反発で柔らかすぎる場合

柔らかすぎる低反発マットレスの場合、腰など体重がかかる部分が沈みすぎて、くの字のような寝姿勢になってしまうことがあります。「硬い寝心地が好き」「柔らかい寝心地が好き」という好みもあるとは思いますが、寝姿勢を確認の上で快適だと感じる寝心地のマットレスを選ぶことがおすすめです。

寝返りが打ちやすいかどうか

人間は、睡眠中に20~30回の寝返りを打つことで身体にかかる負荷を分散します。そのため、寝返りの打ちやすい高反発・低反発マットレスを購入することもおすすめです。

特に柔らかすぎる低反発マットレスの場合、身体が沈みすぎて寝返りが打ちにくくなるということがあります。やや反発力のあるマットレスや、高反発マットレスの方が寝返りが打ちやすくおすすめです。

人気の高反発マットレスランキング

エマ・マットレス｜エマ・スリープ

エママットレスは、31か国で600万個も販売されている、世界的に人気があるマットレスです。

3つの異なる層で構成されており、第1層はオープンセル構造で通気性と弾力性に優れた環境にも優しいフォームを使用、第2層は7ゾーニング構造、第3層は弾性フォームを使用しており、寝ている間の背骨をまっすぐに保ち、マットレスでの移動もサポートしてくれます。

100日のお試し期間がついているため、「今まで自分に合うマットレスに出会えなかった」「まずは試してみたい」という方にもおすすめです。

エママットレスの公式サイトを見る

優反発マットレス 三つ折りタイプ｜MLILY（エムリリー）

エムリリーはマンチェスター・ユナイテッドのオフィシャルパートナーで、Jリーグで活躍中の選手たちからも愛用されているマットレスです。

優反発とは、柔らかく身体にフィットする「低反発」と、しっかり身体を支える「高反発」のそれぞれいいところを組み合わせたエムリリー独自の新素材です。

「低反発も高反発もどちらも合わなかった」という方におすすめです。30日間全額返金保証キャンペーンをおこなっているため、まずは試してみることができます。

エムリリーの公式サイトを見る

高反発マットレス｜Gokuminマットレス

GOKUMINは、Amazon.co.jpは販売事業者アワード2023にて最優秀賞を受賞しました。また、多くの医療従事者に選ばれて「支持率」「コスパ推奨度」「睡眠難民の方にすすめたい」の3冠を2年連続達成している、人気のマットレスです。

高反発マットレスは厚さ4cm180N、硬さはやや硬めで、トリプル抗菌加工がしてあります。公式サイトでも腰痛を持っている人、睡眠を改善したい人におすすめしています。

直敷きでも、今使っているマットレスに重ねてトッパーとしても使うことができます。

Gokuminの公式サイトを見る

オリジナルコアラマットレス｜Koala Sleep Japan 

コアラマットレスは、「さまざまなライフスタイルに寄り添う、人にも地球にも心地よい家具をデザインする」を掲げ、世界でもっとも長く眠る動物「コアラ」にちなんで作られている、人気のマットレスです。

オリジナルコアラマットレスは、低反発と高反発を組み合わせた独自開発のウレタンフォームで、硬すぎず、柔らかすぎない、ちょうどいい硬さのベーシックモデル。

120日間のトライアルがついているので、安心して試すことができます。

コアラマットレスの公式サイトを見る

NELLマットレス

NELLマットレスは、上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化した人気のマットレスです。腰部分の弾力を強化し簡単に寝返りを打てるような作りにしてあることで、起きる時のからだの違和感を最小限に抑えてくれます。

10万回の耐久試験に合格していて、10年間の保証がついているため、安心して使うことができます。また、120日間のお試し期間もついているため、自分に合うかどうか試すことができます。

NELLマットレスの公式サイトを見る

ブレインスリープマットレス フロート｜ブレインスリープ

ブレインスリープマットレス フロートは、人が宇宙空間に体を預けるた際の、自然と肩が内側に入り、脚が上がった体に最も負担の少ない姿勢を再現しています。そのため、まるで浮遊しているかのようなリラックス姿勢で眠ることができます。

また、最も体圧がかかる腰部分は密度が濃く固めになっているため、身体をしっかりと支えてくれて寝返りもしやすいです。超通気性素材を使用しているため、温度と湿度が快適に保たれた環境で眠ることができます。

フローリングや畳に直敷きでも、今使っているマットレスに重ねてトッパーとしても使うことができます。

ブレインスリープの公式サイトを見る

雲のやすらぎプレミアムマットレス｜雲のやすらぎ

雲のやすらぎは「高品質の素材」と「専門家も納得する構造」を掲げ、その名のとおり雲のやすらぎのような睡眠環境を目指す、人気の寝具ブランドです。

なかでも雲のやすらぎプレミアムマットレスは日本製独自発泡の高反発ウレタンを使用しており、体圧分散に優れたマットレスです。楽天のデイリーランキング ウール部門で、21日間も1位を取得しています。

100日間の返品・返金保証もついているので、安心して試すことができます。

雲のやすらぎマットレスの公式サイトを見る

高反発マットレス厚さ17cm シングル｜ニトリ

ニトリの数あるマットレスのなかでもこの高反発マットレスは、極厚の17cmで体をしっかりと支えてくれます。寝返りもしやすく、腰の負担を軽減してくれ、腰痛で悩んでいる方にもおすすめです。

また、3つに折りたたみできます。17センチと厚さがあるのに14,990円と比較的安い価格で購入できるので、コスパが良いマットレスとしてもおすすめです。

ニトリ公式サイトでも口コミ評価⭐️4.0を獲得している人気のマットレスです。

ニトリの公式サイトを見る

エアー01 マットレス｜西川

西川のエアーマットレスは、最新の睡眠科学を取り入れた人気のコンディショニング・マットレスです。エアーマットレスは、睡眠を大切にしている野球選手の大谷翔平さんも使用しています。

エアー01 マットレスは、特殊立体波形凹凸構造が体圧を分散してくれます。36個の上下に貫通した通気孔「クロスホール」と、中間層の高通気素材「レフレフォーム」により、通気性がよく快適に眠ることができます。

畳や床に直に敷いても、使っているマットレスに重ねてトッパーとしても使うことができます。

西川の公式サイトを見る

スマート Z01 シングル｜エアウィーヴ

エアウィーヴはエアファイバー、高反発ウレタン、低反発ウレタンにより復元性が高く、睡眠時の寝返りをサポートしてくれます。

なかでもエアウィーヴ スマート Z01は3つ折りすることができるので、コンパクトに収納したり、使っていないときに立てかけておくことができます。

エアウィーヴの公式サイトを見る

モットン シングル

モットンマットレスは、自然な寝返りをサポートしてくれる、人気の腰対策マットレスです。愛用者は10万人を突破しており、腰痛で悩んでいる方から高い人気を誇るマットレスです。

通気性が良いので蒸れにくく、ダニやほこりも寄せ付けないようになっているので、清潔に使うことができます。

90日間返金保証キャンペーンをおこなっているので、自分に合うマットレスを探している方も安心して試すことができます。

モットンの公式サイトを見る

メッシュ・ウィング｜マニフレックス

マニフレックスはイタリア製のマットレスで、世界最大の人気寝具ブランドです。マニフレックス独自開発の高反発素材「エリオセル® 」で身体をしっかりと支え、身体に負担が少ない姿勢を実現します。

メッシュ・ウィングはこの「エリオセル® 」が11センチ使われており、素材がメッシュのため通気性も良いです。また3つに折りたたみできるため、コンパクトに収納することができます。

マニフレックス公式サイトを見る

高反発マットレス シングル 10cm 【プラザセレクト】｜アイリスオーヤマ

日本の人気家電メーカー「アイリスオーヤマ」のマットレス。適度な硬さで、しっかりと身体を支えてくれます。また、三つ折りできるので、コンパクトに収納が可能です。

Sサイズで6,999円から購入できるのでコスパもよく、高反発マットレスをはじめて試したい人にもおすすめの商品です。

アイリスオーヤマの公式サイトを見る

「純」高反発マットレス 3つ折りタイプ 厚み10cm ｜タンスのゲン

タンスのゲンは布団やマットレスなどの寝具も扱う、日本の人気家具・インテリアメーカーです。「純」高反発マットレス 3つ折りタイプは、シングルサイズ 6,999円(税込)から購入することができるので、コスパもいいと言えるでしょう。折りたたみでコンパクトに収納できることからも人気で、タンスのゲン公式サイトでは、口コミで⭐️4以上の高評価を取得しています。

カラーバリエーションもブラウン、グレー、ベージュ、ブラック、ネイビーと豊富で自分に合ったものを選ぶことができます。

また、タンスのゲン公式サイトでは、クレジットカードに加え、PayPay、Amazonペイ、楽天ペイ、auペイでも決済することができるので、ご自身が普段から使っているポイントを貯めることもできます。

タンスのゲン公式サイトを見る

高反発マットレスのメリット

体圧分散に優れているものが多い

高反発マットレスは、高反発ゆえに身体の一部が沈んでしまうということがなく、体圧分散に優れているものが多いです。身体の一部に負担がかかることなく、理想的な姿勢で眠ることができます。

寝返りがしやすい

低反発マットレスは寝返りをすると沈んでしまう一方で、高反発マットレスは寝返りをしても身体が沈みづらいです。寝返りをしても起きにくくなるので、高い睡眠の質を保つことができます。

高反発マットレスのデメリット

商品によっては硬いと感じることもある

低反発マットレスに比べ、高反発マットレスは硬いため、商品によっては硬いと感じることもあるかもしれません。

この記事で紹介しているマットレスはほとんど返品・返金保証期間が設けられているので、利用して試してみるのがいいでしょう。

低反発マットレスに比べると値段がやや高め

低反発マットレスと比べると、高反発マットレスは厚さもあり値段も高めです。しかし睡眠は人生の3分の1を占めています。自分に合うマットレスに出会えたら、高い値段を払う価値はあるでしょう。

丸洗いができない

薄い低反発マットレスであれば丸洗いできることもありますが、厚さがある高反発マットレスは基本的に洗濯機で丸洗いすることはできません。

代わりに、風通しの良いところに立てかけたり、掃除機をかけたり、可能であれば水洗いをしたりして、適切なお手入れをしましょう。

また、ここで紹介したものの中にはカバーがついていて、カバーは丸洗いできるタイプのマットレスもあるので、ぜひ検討してみてください。

まとめ～高反発と低反発それぞれおすすめの人とは～

最後に、高反発・低反発マットレスのおすすめの特徴とおすすめの人をそれぞれまとめました。

	おすすめのポイント	おすすめの人
高反発マットレス	寝姿勢を維持しやすい 寝返りを打ちやすい	腰痛など身体に痛みのある方 高身長・高体重など体格がしっかりした方
低反発マットレス	包み込まれるような柔らかい寝心地 値段が安い	柔らかい寝心地が好きな方 華奢な方

繰り返しになりますが、高反発・低反発マットレスのどちらを選ぶにしても、「正しい寝姿勢を維持できるかどうか」「寝返りが打ちやすいかどうか」というポイントが大切です。

一般的には、高反発マットレスの方がこの2つのポイントを満たすことが多くおすすめです。ただし、中には低反発マットレスの方が好きという方もいらっしゃるでしょう。低反発マットレスを購入する場合は、寝姿勢と寝返りに問題がないかどうかをよく確認した上で選ぶことをおすすめします。

なお、マットレスには、高反発・低反発などの反発力の他にも、サイズなどの選び方のポイントがあります。マットレスのおすすめの選び方のポイントは以下にまとめているので、ぜひ併せて参考にしてみてください。