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個別指導塾と集団塾はどっちがいい?向いている子の特徴やメリット・デメリットを解説

個別指導塾と集団塾はどっちがいい?向いている子の特徴やメリット・デメリットを解説


学習塾には、講師と生徒が1対1で授業を進める個別指導塾と、1人の講師が大人数の生徒に授業をする集団塾があります。

塾を選ぶにあたり「子供の高校受験対策にはどっちがいいの?」「自分に合っている塾がわからない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
個別指導塾と集団塾はどっちがいい?
本記事では、個別指導塾と集団塾の違いそれぞれのメリット・デメリット料金の相場向いている子の性格などを紹介。

自分に合う塾を選びたい方や、お子さんの塾選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

個別指導塾と集団塾の違いは?

学習塾には、生徒1人~2人に対して1人の講師がつく「個別指導塾」と、10人~20人以上の大人数の生徒に対して1人の講師が授業する「集団塾」があります。まずは2つの違いを見てみましょう。
個別指導塾と集団塾はどっちがいい?
指導スタイルやカリキュラムの内容が異なるため、個別指導塾と集団塾にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

先にどちらが自分に合っているか知りたい方は 個別塾・集団塾に向いている子の
特徴をチェック


個別指導塾の特徴~メリット・デメリットも解説

個別指導塾とは、講師1人に対して生徒1人~2人程度で授業を進めていく学習塾のことです。個別指導塾のメリット・デメリットを見ていきましょう。

個別指導塾の特徴・メリット

個別指導塾の一番の特徴・メリットは、生徒の苦手科目や時間に合わせて、カリキュラムやテキストをオーダーメイドできる点です。

生徒の状況に応じたカリキュラムで学習できる

個別指導塾は、生徒一人ひとりの状況に合わせてカリキュラムを作成します。「学校や集団塾の授業でわからないことがある」「苦手教科を重点的に勉強したい」などの要望に沿って学習を進められるので、集団塾の授業についていけない子もじっくり教えてもらえます。

「どうやって勉強を進めていけばいいかわからない」という生徒も、学習計画の立て方や、効果的な復習方法などを学べるでしょう。

さらに、勉強が得意な生徒の場合、得意な教科の成績をさらに伸ばしたり、推薦入試や志望校の試験に合わせた学習をしたりすることが可能です。

学習スケジュールを柔軟に設定できる

個別指導塾は学習内容だけでなく、スケジュールも柔軟に組むことが可能です。部活や習い事に合わせて曜日や時間を決めたり、成績に合わせて通う頻度を調整したりできます。

また、受験や試験の日程に合わせて学習を進めていけるので、試験範囲や志望校のレベルに合わせた対策が可能です。

講師に質問しやすい学習環境

個別指導塾は講師とのコミュニケーションが取りやすい学習環境が整っています。

生徒主体で授業を進めていくため「集団塾だと授業中に質問しづらい」「みんなの前でわからない点を聞きづらい」という生徒でも、疑問点がある都度、質問することができます。

周囲のプレッシャーを感じやすい生徒でも、精神的に負担なく学習しやすいでしょう。

また、個別指導塾は講師の性格や指導法が合わない場合、講師の変更が可能です。自分に合った講師を選べるのも、集団塾にはないメリットといえます。

個別指導塾のデメリット

個別指導塾のデメリットとして、以下のような点が挙げられます。

生徒同士で競い合えない

個別指導塾は生徒主体で授業を進めていくぶん、生徒同士で競い合うことができません。ほかの生徒と学力を競い合う機会がないので、モチベーションを保ちにくい子もいるでしょう。

モチベーションを保つためには、学習の目標を明確にしたり、計画通りに学習を進めていくスケジュールを設定したりしましょう。講師と目標を共有することで、一体感を持って授業を進められます。

講師との相性が合わないことがある

個別指導塾は講師と1対1で授業を進めていきますが、講師と性格や指導方法が合わないこともあります。個別指導塾は講師と深くコミュニケーションを取って学習を進めていくため、相性が合わないと成果が得られにくくなります。

個別指導塾では講師の変更が可能です。相性が悪いと感じたら、講師の変更を相談しましょう。

学習塾や講師によって指導能力に差がある

学習塾は講師によって指導能力に差があります。個別指導塾の場合、講師の質は成果に大きく影響するでしょう。

学習塾の講師には、社会人プロ講師と大学生のアルバイト講師がいます。「大学生のアルバイト講師は経験が浅いから質が低い」という印象があるかもしれません。しかし、入塾試験や研修制度が充実している塾では、学生講師も一定の質を保っています。

講師の質を確認する際は、志望校への合格実績、授業のわかりやすさ、学習塾が講師採用や研修に力を入れている点などに注目しましょう。

料金が高い

個別指導塾は、1人の講師が担当する生徒が少ない分、集団塾よりも料金が高い傾向にあります。高額な分、自分の苦手分野に特化した授業が受けられたり、理解できるまで何度も復習してもらえたりします。

また、塾の費用は指導スタイルだけでなく、学習塾や学年によっても異なります。子供の勉強目的や気持ちと合わせて、通いやすい塾を選びましょう。

集団塾の特徴~メリット・デメリットも解説

集団塾は、ひとつの教室に多数の生徒が集まり、1人の講師から同時に授業を受ける講義形式の塾です。集団塾のメリット・デメリットを見ていきましょう。

集団塾の特徴・メリット

個別指導塾よりも費用が安い傾向にある集団塾ですが、学習環境の面でもさまざまなメリットがあります。

生徒同士で切磋琢磨しながら学べる

集団塾は1クラスあたり10人から20人くらいで授業を受けるのが一般的です。

仲間の存在を近くに感じることから「試験で上位を目指したい」「みんなに負けないように頑張ろう!」と競争意識が芽生えることで、学習のモチベーションを保ちやすくなります。

また、塾にはさまざまな学校の同年代の子が集まるため、他校の友人ができるというメリットも。志望校が同じ友人ができると、より仲間意識を持って学習に励めるでしょう。

カリキュラムに沿って一定のペースで学習できる

生徒主体で授業を進めていく個別指導塾と違い、集団塾は決められたカリキュラム通りに授業が進行していきます。一定のペースで学習を進めていくため、モチベーションに影響を受けず、学習計画を崩さずに学んでいくことが可能です。

学校の授業の内容を先取りして学びたい子や、受験の出題範囲を総合的に対策したい子に向いています。

料金設定が安い傾向にある

個別指導塾と比べて、集団塾は料金が安い傾向にあります。塾選びは子供の成績や意欲を重視して選ぶことが重要ですが、授業料が安いぶん多くの科目を受講できたり、家計の負担を減らせたりするメリットがあります。

集団塾のデメリット

集団塾のデメリットは以下のような点が挙げられます。

授業内容が生徒に合わない場合がある

集団塾は決められたカリキュラム通りに学習を進めていくため、苦手分野の理解が追いつかないまま授業が進んでしまったり、授業のレベルに追いつけなかったりすることもあります。

よって、習った内容を自習スペースで復習したり、空き時間に講師に質問したりすることが必要になります。

生徒同士の人間関係でトラブルが起きる可能性がある

集団塾は多くの生徒がひとつの教室に集まっているぶん、人間関係でトラブルが起こる可能性や苦手な子がいる場合もあります。塾の雰囲気や人間関係はモチベーションに影響するため、子供が塾に通った際は積極的に話を聞いてみましょう。

また、入塾前に体験授業に参加して、塾や生徒の雰囲気を確認しておくのがおすすめです。

個別指導塾と集団塾の料金を比較

個別指導塾と集団塾は、料金相場も異なります。個別指導塾と集団塾の料金の目安は以下のとおりです。

個別指導塾に週1回通う場合の授業料相場
小学6年生 中学生3年生 高校生3年生
40分・50分授業料 7,700円~
16,300円
約17,700円 18,700円~
25,000円
80分・90分授業料 12,800円~
23,400円
18,000円~
25,960円
19,900円~
36,600円

集団塾に週1or3回通う場合の授業料相場
小学6年生(週1回) 中学3年生(週3回) 高校生(週1回)
授業料 5,500円~
9,900円
約30,000円 9,900円~
16,900円

各調査結果はこちら
個別指導塾(週1回通う場合)
小学6年生 中学生3年生 高校生3年生
市進個別指導
(1対2つきっきり個別指導)
40分:7,755円
80分:15,510円
80分(英語あり):
18,315円
80分:20,130円
ITTO早稲田校
(フリープラン完全マンツーマン)
50分:16,280円
80分:23,430円
50分:17,820円
80分:25,960円
50分:25,190円
80分:36,630円
個別指導塾ノーバス 50分:13,200円 50分:17,600円 50分:18,700円
湘南ゼミナール 80分:15,600円~ 80分:18,000円~ 80分:20,000円~
臨海セレクト 50分:8,250円
100分:12,830円
(個別授業+TSP 英語/数学)
100分:17,950円
(個別授業+TSP 英語/数学)
100分:19,900円

集団塾(週1or3回通う場合)
小学6年生(週1回) 中学3年生(週3回) 高校生(週1回)
湘南ゼミナール 29,700円 11,850円~
トーゼミ 5,500円
臨海セミナー 9,900円 29,700円 9,900円
早稲田アカデミー 9,200円 (レギュラークラス)
30,000円
16,900円

※東京都内の教室の料金を参考にしています。
※当社が調べた内容のため、時期や校舎によって料金が異なる場合があります。必ずご自身でお問い合わせいただくよう、よろしくお願いいたします。

個別指導塾の方が集団塾より高い傾向にありますが、学習塾、地域、講師ランク、科目などによって料金は異なるため、なかには集団塾より安い個別指導塾もあります。一般的に、授業料は学年が上がるごとに高くなりやすいです。

小学生の授業料は安い傾向にありますが、中学受験コースは比較的高額です。高校受験や難関校大学受験対策コースも高い傾向にあるでしょう。

また、塾の費用は授業料だけでなく、入会金や教材費も出費が発生します。学習塾の費用を比較する際は、年間総額をチェックしましょう。

どっちがいい?個別塾・集団塾に向いている子の特徴

個別指導塾と集団塾の違いを解説しましたが、実際に「自分にはどっちが合っているんだろう?」「子供に向いているのはどっちだろう?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

ここでは、個別指導塾と集団塾が向いている子の特徴を解説します。

個別指導塾が向いている子の特徴

個別指導塾が向いている子の特徴
  • 学校の授業についていけない子
  • 勉強に対する苦手意識や極端に苦手な科目がある子
  • 少人数の環境の方が発言や質問しやすい子
  • 学校や集団塾の授業だと物足りない子
  • 習い事や部活動と両立したい子
個別指導塾は一人ひとりの理解度や成績に合わせて、講師が丁寧にサポートする指導スタイル。学校の授業についていけない子や苦手科目がある子でも、理解できるまで質問したり、間違えやすい問題を復習したりできるでしょう。

集団の場で発言や質問することが苦手な子でも、講師と深くコミュニケーションが取れます。

また、集団塾の授業が物足りない子でも、個別指導塾なら志望校や推薦入試に合わせた対策が可能です。その場合は、希望のレベルを教えられる講師が在籍している塾を選ぶようにしましょう。

集団塾が向いている子の特徴

集団塾が向いている子の特徴
  • 学校の授業の内容を先取りして勉強したい子
  • 出題範囲をカリキュラム通りに対策したい子
  • 自分に合った学習方法を選べる子
  • 競争心が強い子
  • 仲間と一緒に勉強を頑張りたい子
  • 人前で発言・質問ができる子
集団塾は講師が多数の生徒に授業するため、一人ひとりの理解度や学力に目が届きにくいです。

苦手な科目を克服したい子やじっくり復習したい子よりも、予習塾で授業を先取りして学習したい子や、受験の出題範囲をカリキュラム通りに学習したい子に向いているでしょう。

生徒同士での交流がモチベーションにつながる子や、わからないことを集団の場で積極的に質問できる子も適しています。

迷ったら無料体験授業を受けてみよう

個別指導塾、集団塾に向いている子の特徴を伝えましたが、「マイペースな性格だけど、集団塾は緊張感があるから集中できる」「個別指導塾で同席の子と仲良くなれた」など通ってみたいとわからないことも多いです。

個人指導塾と集団塾で迷ったら、まずは体験授業に参加するのがおすすめです。塾の雰囲気や講師の質、学習環境は実際に授業を受けてみないとわかりません。子供の適性や費用の年間総額を確認するためにも、体験に行ってみましょう。

自分に合った塾の選び方

個別指導塾と集団塾の特徴を解説しましたが「学習塾が多すぎて、どこを選べばいいかわからない」「まずは集団塾に通いたいけど、どの塾がいいのだろう」と迷う方も多いはず。

ここでは、学年ごとに塾を選ぶポイントを解説します。

小学生(中学受験)の塾選びのポイント

小学生が塾を選ぶ際は、まず通う目的を明確にします。中学受験をしない場合は「家での学習習慣をつける」「勉強を好きになってほしい」という目標もよいでしょう。

その場合は、学校の授業の理解が深まる予習型の集団塾や、褒めるのが上手い先生がいる塾など、勉強が楽しくなれる塾を選ぶのがおすすめです。

中学受験をする場合は、受験に対応した適切な教材で学習できることや、講師軍のキャリアや合格実績を確認して塾を選びましょう。

中学生(高校受験)の塾選びのポイント

まずは、高校受験対策、授業の復習、定期テスト対策など、通う目的を明確にします。目的が決まったら「志望校別の受験対策をしているか」「授業の復習・予習を丁寧にしてくれるか」といった点を確認して決めましょう。

高校受験では内申点も重視されるので、受験対策だけでなく、定期テストの点数も重要になります。定期テスト前の対策や課題が充実している点も確認しましょう。

高校生(大学受験)の塾選びのポイント

高校生が塾に通う目的は、大学受験対策、推薦入試対策、苦手科目の克服などが挙げられます。

難関大学を目指す場合は、志望校のレベルを教えられる講師が在籍していて、合格実績が複数ある塾を選ぶとよいでしょう。

志望校が明確な場合、予備校でも効率的な大学受験対策が可能です。

学校の定期テスト対策や苦手分野の克服なら、個別指導塾がおすすめです。学習状況と定期テストの試験範囲に合わせて、適切な授業をしてもらえます。

個別指導塾と集団塾は併用できる?併用のメリットは?

個別指導塾と集団塾は併用することが可能です。併用することで、集団塾の授業内容を個別指導塾で復習できたり、集団塾で競い合うことで個別指導塾に通うモチベーションが向上したりします。

しかし、個別指導塾と集団塾の併用は、子供のスケジュール状況や学習意欲によっては、大きな負担になるでしょう。集団塾から個別指導塾への移行もできるので、通う子の気持ちや性格を考慮して検討しましょう。

また、個別指導塾と集団塾の併用は費用の負担もかかります。併用の成果を出すためには、慎重に塾や先生を選ぶことが大切です。

自分に合った学習ができる塾を選ぼう

個別指導塾と集団塾は、学習環境や授業の進め方が異なります。個別指導塾は生徒に合わせてカリキュラムをオーダーメイドでき、集団塾は学習計画を崩さずにカリキュラムどおりに学習できるのが特徴。

塾選びは指導スタイルだけでなく、年間の総額費用、教室の雰囲気、目的に合った学習ができるかも重要です。気になる塾があれば、まずは無料体験授業に参加してみましょう。