-
ロボアドバイザーと投資信託どっちがおすすめ?違いを比較しながら解説
初めて投資に挑戦する初心者のなかには、ロボアドバイザーと投資信託どっちを運用したらいいか、迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託どっちが良いかは、投資目的や重視したいものによって変わります。この記事では、ロボアドバイザーと投資信託の違いや共通点を解説しつつ、それぞれおすすめできる人を紹介します。ロボアドバイザーと投資信託の違いを知りたい方や、どっちで投資を始めるか迷っている方は、当記事をご参照ください。 AI活用のロボアドバイザーならROBOPRO AIに投資を任せたいなら、ROBOPROがおすすめ。 ROBOPRO(ロボプロ)は、自分自身のリスク許容度ではなく、相場の動きに合わせて自動運用する投資サービスです。 ロボプロでは、独自開発されたAIが市場データを分析し、景気の循環を毎月予測します。その予測値から算出された資産配分に変更することで、相場に合わせた運用をおこないます。 出典:2023年5月株式会社FOLIO提供 実際、2020年2月に起きたコロナショックでは、他のロボアドバイザーサービスよりもいち早くパフォーマンスを回復させたことで、投資家の間で話題を呼びました。 ロボアドバイザーに投資を任せたい方は、ROBOPROを利用してみてはいかがでしょうか? AIによる攻めと守りを両立した自動運用! ROBOPROの公式サイトはこちら ロボアドバイザーと投資信託の違いは?基本情報を交えて比較 ロボアドバイザー・投資信託の違い比較表 ロボアドバイザー 投資信託 投資方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーが投資判断を下して運用する 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する インデックスファンド:指数との連動アクティブファンド:指数を上回るパフォーマンス 手数料・コスト 信託報酬(ETFなら経費率)預かり資産に応じた手数料 買付手数料信託報酬信託財産留保額 新NISA ウェルスナビSUSTENON COMAPSS※投信工房(助言型) ほとんどのファンドが対応 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど 2025年7月作成 さっそく、ロボアドバイザーと投資信託の違いを比較していきましょう。ロボアドバイザーと投資信託の基本的な情報も交えながら、以下の項目ごとに比較します。 ロボアドバイザーと投資信託の比較一覧 投資方法 投資目的 手数料・コスト 新NISA 最低投資額・積立投資額 その他サービス 投資方法 ロボアドバイザー・投資信託の投資方法の違い ロボアドバイザー 投資信託 投資方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーが投資判断を下して運用する 投資方法の違いは、ロボアドバイザーはアルゴリズム(計算式)で運用するのに対し、投資信託は人が運用する点に違いがあります。ロボアドバイザーは、アルゴリズムを活用して資産運用する投資サービスです。用意された質問に回答すると、ロボアドバイザーが投資信託(ETF)で組んだおすすめのポートフォリオを提案してくれます。ロボアドバイザーは投資一任型と助言型の2種類に分けられ、投資一任型であれば毎回の積立投資やリバランスなどを自動でおこなってくれます。一方、助言型はポートフォリオの提案のみで、実際の運用は自分でおこなわないといけません。そのため、ロボアドバイザーで投資を始める場合でも、実際に運用するのは投資信託です。ただ、リスク許容度にあわせて世界中の株式や債券などの金融商品に分散投資してくれる点が、投資信託にはないメリットになります。一方、投資信託は運営会社が投資家から資金を集めて、運用責任者(ファンドマネージャー)が投資家の代わりに運用する金融商品です。 引用:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」2025年7月確認 具体的な投資先は銘柄(ファンド)によって異なり、株式型や債券型など特定の資産クラスに投資するファンドもあれば、複数の金融商品に投資するバランス型の投資信託もあります。詳細な投資方法は、投資信託のファンドやロボアドバイザーサービスによって異なります。実際にどっちを利用するか比較する際は、各商品・サービスの運用戦略を確認してください。投資目的 ロボアドバイザー・投資信託の投資目的の違い ロボアドバイザー 投資信託 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する インデックスファンド:指数との連動アクティブファンド:指数を上回るパフォーマンス ロボアドバイザーと投資信託の違いは、それぞれの投資目的を比較すると理解しやすくなります。一般的なロボアドバイザーの投資目的は、アルゴリズムで設計したポートフォリオを維持しながら運用することです。ほとんどのロボアドバイザーサービスは、それぞれ想定される価格変動の大きさ(リスク許容度)が異なるポートフォリオを複数用意しています。例えばウェルスナビのポートフォリオは、以下のように5種類用意されています。 引用:ウェルスナビ「リスク許容度って何ですか?」2025年7月確認 またロボアドバイザーは、一定期間ごとに資産配分を元に戻す「リバランス」を自動で実施してくれます。相場の変動によってポートフォリオのバランスが崩れて、利用者のリスク許容度を超えるのを防いでくれます。一方、投資信託の投資目的は、大きく「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類で分けられます。インデックスファンドはTOPIXやS&P500といった指数との連動を目指しており、アクティブファンドは特定の指数を上回るパフォーマンスを目指しています。 引用:三井住友DS投信直販ネット「アクティブファンドとインデックスファンドの違いは?」2025年7月確認 そのため投資信託を運用する場合は、ご自身の投資方針に応じてファンドを選ぶことが重要です。このように、ロボアドバイザーと投資信託では運用の目的が大きく異なります。どっちを利用するか選ぶ際は、ご自身の投資目的と照らし合わせながら判断しましょう。 【コラム】パフォーマンスの最大化を目指すAI投資というサービスもある 一般的なロボアドバイザーサービスは、利用者のリスク許容度に応じてポートフォリオが選べますが、なかにはパフォーマンスの最大化を目指すAI投資というサービスもあります。 例えば、「ROBOPRO (ロボプロ)」はAIを活用して相場の動きを予測することで、ポートフォリオを柔軟に変更しながら運用するのが特徴です。 お任せ運用できる点は同じですが、運用目的がパフォーマンスの最大化なので、ポートフォリオも1つしか用意されていません。 このように、同じロボアドバイザーサービスでも、従来とは異なる運用戦略を採用するサービスがあります。お任せ運用をしながら積極的にパフォーマンスを狙いたい方は、ロボプロのようなロボアドバイザーを選ぶといいでしょう。手数料・コスト ロボアドバイザー・投資信託の手数料・コストの違い ロボアドバイザー 投資信託 手数料・コスト 預かり資産に応じた手数料信託報酬(ETFなら経費率) 買付手数料信託報酬信託財産留保額 ロボアドバイザーと投資信託の投資方法・目的はそれぞれ違うため、手数料体系も異なりますが、安さだけで比較すると投資信託がおすすめです。ロボアドバイザーの費用体系を理解するには、先に投資信託の手数料体系を理解する必要があります。投資信託の運用で発生する手数料は、以下の3種類です。 投資信託の取引で発生する手数料 買付手数料 買付時に発生する手数料。 信託報酬 投資信託の保有中に発生する手数料。 信託財産留保額(解約手数料) 投資信託を解約する際に発生する手数料。 ただ、ネット証券会社の投資信託であれば、ほとんどのファンドは買付手数料と信託財産留保額が無料となっています。一方、ロボアドバイザーは運用に必要な作業をお任せするため、投資信託の信託報酬(ETFであれば経費率)に加えて、預かり資産に応じた手数料が別途発生します。例えば、投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の手数料は年率0.0814%以内の信託報酬だけですが、ロボアドバイザーのウェルスナビなら年率0.06〜0.13%のETF経費率に加えて、年率1.1%の手数料が発生します。そのため、ロボアドバイザーを利用する際は、投資信託よりも手数料が高くなることを理解しておきましょう。 ロボアドバイザーの手数料は2種類ある ロボアドバイザーの手数料は、固定報酬型と成果報酬型の2種類に分けられます。固定報酬型は預かり資産の一部、成果報酬型は運用益の一部を手数料として徴収されます。 固定報酬型は手数料の割合が低いですが毎月支払う必要がある一方、成果報酬型は手数料の割合が高い代わりに運用益がない月は支払う必要がありません。 もしロボアドバイザーで投資を始める場合は、各サービスの手数料体系も確認しましょう。新NISA対応 ロボアドバイザー・投資信託の新NISA対応の違い ロボアドバイザー 投資信託 新NISA ウェルスナビSUSTENON COMAPSSおまかせ運用投信工房SMBCロボアドバイザー ほとんどのファンドが対応 新NISA口座でロボアドバイザー・投資信託を運用すれば、運用益にかかる税金が非課税になります。まず、新NISAに対応しているロボアドバイザーを見ていきましょう。 新NISA対応のロボアドバイザー一覧 ウェルスナビ SUSTEN ON COMPASS おまかせ運用 投信工房(助言型) SMBCロボアドバイザー ウェルスナビとSUSTENは独立系ロボアドバイザーなので、他の金融商品を取り扱っていない点に注意してください。一方、投資信託は一部を除いた、ほとんどのファンドが新NISA口座で保有できます。特に、投資信託を取り扱っている証券会社で新NISA口座を開設すれば、株式も同時に保有できるのもメリットです。このように、証券会社かロボアドバイザー運営会社どちらで新NISA口座を開設するかで、保有できる金融商品が異なることを理解しておきましょう。最低投資額・積立投資額 ロボアドバイザー・投資信託の最低投資金額の違い ロボアドバイザー 投資信託 最低投資額 1,000円〜15万円 100円〜 「最初は少額から始めたい」という初心者は、ロボアドバイザー・投資信託の最低投資額・積立投資額も確認しておきましょう。ロボアドバイザーの最低投資金額は、下記のようにサービスによって異なります。 主要投資一任型ロボアドバイザーの投資額 最低投資額 積立投資額 ウェルスナビ 1万円 1万円 ロボプロ 10万円 1万円 SUSTEN 1円※1 1万円 SBIラップ 1万円 1万円 楽ラップ 1万円 1万円 ON COMPASS 1,000円 1,000円 THEO+ docomo 1万円 1万円 おまかせ運用 500円 500円 2025年7月作成 ※1:投資信託の買付に必要な金額を満たしていない場合は、現金で保有されます。 もしロボアドバイザーを利用する場合は、サービスによって最低投資金額が異なる点に注意してください。一方、ほとんどのネット証券会社で取り扱っている投資信託なら、最低100円から購入・積立投資することが可能です。そのため、少額から投資を始めたい初心者は、投資信託を選ぶといいでしょう。ただ、用意できる資金に余裕がある場合は、最低投資額を気にする必要はありません。その他サービス ロボアドバイザー・投資信託のその他サービスの違い ロボアドバイザー 投資信託 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど ロボアドバイザーの種類や投資信託を取り扱う証券会社によっては、独自サービスを提供している場合があります。以下に、ロボアドバイザーと投資信託でチェックしたいサービス内容をまとめてみました。 ロボアドバイザー 投資信託 下落軽減機能 相場が不安定になったとき、保有資産を変えることで下落時の損失を軽減できる機能。具体的な方法はサービスによって異なる。 税金最適化機能 評価損失が出ている資産をあえて売却して損失を確定し、すでに確定した利益と相殺することで、税金を翌年以降に繰り越す機能。 売却する資産は同時に買い直し注文を出すので、ポートフォリオを維持しながら税負担を最適化できる。 AI予測機能 AIを活用して相場を予測し、ポートフォリオを柔軟に替えながら運用するロボアドバイザーがある。 手数料割引サービス 運用期間や預かり資産に応じて、手数料が割引されるサービス。 ポイントサービス 対象ファンドの保有残高に応じたポイント還元やポイントを使った買付ができる。 クレカ積立 対象のクレジットカードで積立投資ができる。積立額に対してクレジットカードのポイントが付与される。 オリジナルファンド 他の証券会社では取り扱っていない独自ファンドが購入できる。信託報酬が安かったりポイントサービスが優遇されていたりする。 上記のサービスに対応しているロボアドバイザー・証券会社を利用すれば、実質的に投資効率を上げることが可能です。気になるロボアドバイザー・証券会社を見つけたら、そこで提供されている独自サービスにも注目してみてください。以上、ロボアドバイザー・投資信託の違いを各項目ごとに比較しました。続けては、ロボアドバイザーと投資信託の共通点を解説していきます。 運用実績で比較するべき? ロボアドバイザーと投資信託の運用実績で、どっちを選ぶか判断するのはおすすめできません。 ここまで解説したように、ロボアドバイザーと投資信託の投資戦略・投資先は異なるため、正確な実績比較ができないからです。 もし実績比較をしたいなら、投資戦略・投資先が似ているもの同士でおこないましょう。 次の記事では、主要ロボアドバイザーの運用実績を比較しています。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら ロボアドバイザー・投資信託の共通点は?前章では、ロボアドバイザーと投資信託の違いを解説しました。ここではどっちを運用するか明確に決められるよう、ロボアドバイザーと投資信託の共通点も解説します。ロボアドバイザーと投資信託の共通点は、以下が挙げられます。 ロボアドバイザーと投資信託の共通点 運用を任せられる 長期間の運用を想定されていることが多い 運用中は保有残高に応じた手数料が発生する 各共通点を1つずつ解説していきます。運用を任せられるロボアドバイザーと投資信託は、それぞれ投資方法と投資目的が異なりますが、どちらも運用を任せられる点では共通しています。どのような投資戦略で運用されているかは、ロボアドバイザーは公式サイト、投資信託なら投資目論見書に記載されています。例えばウェルスナビだと、詳細な投資戦略がまとめられた「ホワイトペーパー」が公式サイトで閲覧可能です。投資信託であれば、証券会社のファンド情報ページや運用会社の公式サイトで、投資目論見書が掲載されています。気になったロボアドバイザーサービスや投資信託のファンドを見つけたら、詳細な投資戦略を確認して、ご自身の投資方針に適しているか確認するのがおすすめです。長期間の運用を想定されていることが多い多くのロボアドバイザーサービスや投資信託は、長期間の運用を想定されている点で共通しています。一般的なロボアドバイザーは、利用者のリスク許容度の範囲内で長期・積立・分散投資ができるよう設計されています。運用期間に応じた手数料割引や下落幅軽減機能など、長期的な運用を続けられるようなサービス・機能も付いたロボアドバイザーもあります。投資信託はファンドによって異なりますが、各ファンドの投資目論見書には運用期間が記載されています。運用期間が無期限なら、そのファンドは長期運用を想定しています。運用中は保有残高に応じた手数料が発生するロボアドバイザーと投資信託は、どちらも保有残高に応じた手数料が毎日発生します。ロボアドバイザーは投資一任による手数料と投資先の保有コスト、投資信託は信託報酬かかります。それぞれの手数料は保有残高から差し引かれるため、別途口座に資金を用意する必要はありません。投資ではどれだけ費用を抑えるかが重要なので、手数料の安さだけで比較すれば投資信託がおすすめですが、ロボアドバイザーは手数料を支払う分リスク許容度の範囲内で運用をお任せすることがメリットです。そのため、手数料の安さだけでなく利用したい機能・サービスを踏まえて、ロボアドバイザーか投資信託どっちを利用するか検討してみてください。以上、ロボアドバイザーと投資信託の共通点を解説しました。次章では比較内容を踏まえて、ロボアドバイザーと投資信託それぞれおすすめできる人を紹介します。どっちで投資を始めるのが向いているかわからない方は、引き続きご参照ください。どっちを選ぶ?ロボアドバイザーと投資信託のおすすめの人をそれぞれ解説さっそく結論を申し上げると、ロボアドバイザーと投資信託、それぞれおすすめできる人は下記のとおりです。 ロボアドバイザーがおすすめの人 銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・面倒な人 自分のリスク許容度に合わせて分散投資をしたい人 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人 投資信託がおすすめの人 手数料を極力抑えたい人 ファンド選びやポートフォリオ作成を自分でやりたい人 特定の金融商品に集中投資したい人 上記の人がおすすめできる理由を詳しく解説していきます。ロボアドバイザーがおすすめの人銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・面倒な人本来投資を始めるには、銘柄選びやポートフォリオ作成を自分でおこなわないといけません。運用が始まった後も、定期的に保有資産とポートフォリオを見直す必要もあります。投資の知識・経験が少ない初心者にとっては、難しい作業と感じるかもしれません。しかし、ロボアドバイザー利用すれば、ポートフォリオは事前に決まっており、運用に必要な作業をお任せしながら、世界中の金融商品に分散投資してくれます。そのため、投資に必要な作業が難しかったり時間がかかって面倒だったりする人は、投資信託ではなくロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。自分自身のリスク許容度にあわせて運用したい人相場は常に変動しているため、金融商品の価格は常に上がったり下がったりします。投資を続けるには、どの程度の価格変動なら許容できるか、自分のリスク許容度を把握することが重要です。ただ、ご自身のリスク許容度がどれくらいかわからない方もいらっしゃるでしょう。一般的なロボアドバイザーサービスには、リスク許容度を診断してくれる質問が用意されています。質問に回答すれば、自分のリスク許容度を手軽に把握することが可能です。さらに、診断されたリスク許容度に基づいて、おすすめのポートフォリオも提案してくれます。サービスによっては、提案されたポートフォリオの資産配分やそのポートフォリオでの運用シミュレーションも表示されます 引用:ON COMPASS「最適プランのご提案」2025年7月確認 運用開始後は定期的にポートフォリオを確認し、必要に応じて資産配分を元に戻すリバランスも自動でおこないます。そのため、リスク許容度の範囲内でお任せ運用したい方は、ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。 【PR】自動でパフォーマンスの最大化を目指すROBOPROというサービスもある ROBOPRO(ロボプロ)は、自分自身のリスク許容度ではなく、相場の動きに合わせて自動運用する投資サービスです。 ロボプロでは、独自開発されたAIが市場データを分析し、景気の循環を毎月予測します。その予測値から算出された資産配分に変更することで、相場に合わせた運用をおこないます。 出典:2023年5月株式会社FOLIO提供 実際、2020年2月に起きたコロナショックでは、他のロボアドバイザーサービスよりもいち早くパフォーマンスを回復させたことで、投資家の間で話題を呼びました。 一般的なロボアドバイザーと同じように世界中の資産に分散投資もするので、攻めと守りを両立しながらパフォーマンスの最大化を目指すことが可能です。 お任せ運用しつつパフォーマンスを積極的に狙っていきたい方は、ROBOPROを利用してみてはいかがでしょうか? AIによる攻めと守りを両立した自動運用! ROBOPROの公式サイトはこちら 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人ロボアドバイザーサービスのなかには、以下のような独自機能を搭載することで、投資効率を上げることを目指しています。 主要ロボアドバイザーに搭載されてる機能一覧 下落軽減機能 相場が不安定になったとき、保有資産を変えることで下落時の損失を軽減できる機能。具体的な方法はサービスによって異なる。 税金最適化機能 評価損失が出ている資産をあえて売却して損失を確定し、すでに確定した利益と相殺することで、税金を翌年以降に繰り越す機能。売却する資産は同時に買い直し注文を出すので、ポートフォリオを維持しながら税負担を最適化できる。 新NISAの投資枠自動振り分け 投資先の資産の種類に合わせて、新NISAの投資枠を自動で使い分けてくれる。 AI予測機能 AIを活用して相場を予測し、ポートフォリオを柔軟に替えながら運用するロボアドバイザーがある ESG銘柄への変更 投資先の一部をESGに配慮した銘柄に変更してくれる。 投資信託でも上記の作業はできますが、いつどのようにやるか自分で判断しないといけません。「投資効率を上げたいけど、自分でやるのは自信がない」という方は、投資信託ではなくロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。以上、投資信託よりもロボアドバイザーをおすすめできる人を紹介しました。具体的にどのロボアドバイザーサービスがおすすめか知りたい方は、以下の記事に詳しくまとめているので、あわせてご参照ください。 関連記事 おすすめのロボアドバイザーを比較した記事はこちら 投資信託がおすすめの人費用を極力抑えたい人手数料を極力抑えたい人は、ロボアドバイザーよりも投資信託を利用するのがおすすめです。ネット証券会社で投資信託を購入すれば、費用は信託報酬しかかかりません。一方、一般的なロボアドバイザーの費用は投資先の投資信託の信託報酬(ETFなら経費率)だけでなく、預かり資産に応じた手数料も別途発生します。運用をお任せする分、手数料が上乗せされてしまうのです。投資では、どれだけ費用を抑えられるかが重要視されています。費用を抑えて投資効率を上げたい方は、ロボアドバイザーよりも投資信託を運用するといいでしょう。自分でファンド選びやポートフォリオを作りたい人一般的なロボアドバイザーサービスは、リスク許容度の異なるポートフォリオを複数用意しています。ポートフォリオを選んで入金するだけで運用を始められる点が、ロボアドバイザーのメリットと言えます。ただ、ロボアドバイザーのポートフォリオや投資先は事前に決まっているため、自分好みに調整することができません。一方、投資信託なら多種多様なファンドのなかから、自分の投資方針に応じて自由に選ぶことが可能です。銘柄選びやポートフォリオ作成も楽しみながら投資を続けたい人は、ロボアドバイザーではなく投資信託を利用するといいでしょう。特定の金融商品に集中投資したい人リスク許容度に関係なく特定の金融商品に集中投資したい人は、投資信託を運用するのがおすすめです。投資信託には株式型や債券型など、特定の資産クラスだけに集中投資できるファンドがあります。同じ資産クラスでも運用目的はファンドごとで異なるため、ご自身の投資方針にあわせてファンドを選ぶことが可能です。例えば、株式型のインデックスファンドを運用すれば、経済成長に合わせた運用が可能と言われています。ほとんどのロボアドバイザーサービスは、リスク許容度の範囲内で運用するのが目的なので、特定の金融商品に集中投資できません。そのため、分散投資ではなく特定の金融商品に集中投資した人は、ロボアドバイザーよりも投資信託を運用するといいでしょう。以上、ロボアドバイザーよりも投資信託がおすすめの人を解説しました。自分は投資信託のほうが合っていると決めた方は、投資信託を取り扱うるネット証券会社で口座開設しましょう。おすすめネット証券会社の詳細は以下の記事にまとめているので、選び方が知りたい方や主要ネット証券会社を一斉比較したい方は、あわせてご参照ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら まとめこの記事では、ロボアドバイザーと投資信託どっちを利用するといいか、違いを比較解説しながら、それぞれおすすめの人を紹介しました。再度、ロボアドバイザーと投資信託それぞれおすすめの人を下記にまとめておきます。 ロボアドバイザーがおすすめの人 銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・時間がかかって面倒な人 自分のリスク許容度に合わせて分散投資をしたい人 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人 投資信託がおすすめの人 手数料を極力抑えたい人 ファンド選びやポートフォリオ作成を自分でやりたい人 特定の金融商品に集中投資したい人 それぞれおすすめできる人の内容を比較して、ロボアドバイザーか投資信託、どっちで投資を始めるか判断してください。目的にあった商品・サービスで投資を始めたら、より納得できる投資が続けられるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託、それぞれのおすすめサービスを確認したい人は、下記のボタンから移動可能です。おすすめロボアドバイザー比較へおすすめネット証券会社比較へ 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ネット証券13社を比較!2025年7月最新おすすめランキング
ネット証券は投資初心者から投資に慣れた上級者まで、多くの投資家が利用しています。この記事では、当サイトが実施した投資家300人の独自アンケート結果で判明した、ネット証券選びで重視するポイントを踏まえ、ネット証券会社のおすすめランキングを紹介します。これから投資を始めたい初心者、各ネット証券会社の違いを知りたい方は、ぜひ当記事をご参照ください。 ネット証券利用者300人が選んだ!ネット証券おすすめランキングを先に見る 当編集部が第三者機関を利用して実施した独自アンケートについて 有効回答数:300名(現在もネット証券で投資をしている方) 調査実施期間:2023年3月 詳細の調査内容は、「【投資家300名に調査】投資目的や利用中のネット証券の満足度」にて開示してます。ネット証券の比較ポイント・選び方を投資の始め方を踏まえて解説早速、ネット証券のおすすめの選び方を解説します。ただ、漠然と投資に興味を持った初心者のなかには、「何に投資をしたらいいのか決まっていない」という人もいらっしゃるでしょう。ネット証券だけ選んでも、具体的な投資の仕方が決まっていないと投資は始められません。当サイトが実施した独自アンケートの結果を分析した結果、以下の流れで進めると投資を始められることが判明しました。 投資を始める手順 投資スタイルを選ぶ目的に応じて資産や投資期間を決める 銘柄を探す選んだスタイルに適した商品を選定する ネット証券を比較する手数料やツールの使いやすさで選ぶ それぞれの具体的な方法を1つずつ解説します。投資スタイルを決定まずは、ご自身の投資スタイルを決めていきます。投資スタイルとは、資産配分(ポートフォリオ)や投資する金融商品の選び方、売買する判断基準を指します。ただ、投資の知識・経験が少ない初心者にとって、いきなり自分自身の投資スタイルを決めるのは難しいでしょう。そこでおすすめしたいのが、「コア・サテライト運用」という投資スタイルです。 出典:マネックス証券「今さら聞けないコア・サテライト運用とは?」 コア・サテライト運用では、リスクが比較的少ない資産(コア資産)をメインに運用しつつ、リスクが比較的高い資産(サテライト資産)に投資します。老後資金や教育資金など、将来のための資金はコア資産で着実に増やしつつ、余裕資金はサテライト資産として積極的に運用することで、リスクとリターンのバランスを取ります。コア・サテライト運用の考え方で投資を始めると、減らしたくない資金を運用しながら自分好みの投資スタイルを模索することが可能です。サテライト資産はお好みの資産に投資するため、今回はコア資産の決め方を具体的に解説します。まずは、運用目標を明確にしましょう。下記のように、何年後までにいくらの資金を作りたいか決めます。 コア資産の運用目標の一例 老後のために65歳まで2,000万円の資産を作る 15年後までに子供の進学資金を1,000万円作る 海外旅行のために5年後までに500万円作る コア資産での運用目標が決まったら、生活に支障が出ない範囲で用意できる資金を算出します。インターネットで無料提供されている利回り計算ツールを利用すれば、初期投資額や毎月の積立金額に対して、目標金額に到達するために必要な想定利回りがシミュレーション可能です。 出典:ウェルスアドバイザー「金融電卓」2025年7月確認 上図の場合、初期投資額100万円、毎月3万円の積立投資で20年後に2,000万円作る場合、目標利回りは7.2%と算出できました。目標利回りが大きいほど、リスク(値動きの幅)が大きい金融商品を運用する必要があります。ちなみに、投資信託の積立投資による平均年間利回りは5%と言われています。目標利回りが大き過ぎると感じたら、目標金額・投資期間・投資資金を調整して、コア資産でご自身が目指せる想定利回りを再度計算してみてください。銘柄を探すコア・サテライト運用のコア資産で、目標金額に対する投資額や想定利回りが把握できたら、具体的に投資する銘柄を探していきます。ただ、銘柄の探し方は投資家の数だけあります。当然、誰にでもおすすめできる銘柄は存在しません。とはいえ、このままでは銘柄が探せずに投資が始められないですよね。そこで、株式と投資信託の銘柄選定で、よく用いられているものを紹介します。 株式 投資信託 配当金配当金が高い銘柄に投資して、投資効率を上げる方法。配当金の金額は、投資先の企業の業績で変動する。 株主優待自分が欲しい株主優待がもらえる銘柄に投資する。株主優待をもらうには、単元株以上の保有が条件。 馴染みのある企業の銘柄自分によって馴染みのある企業なら、どのような事業をおこなっているか把握がしやすく、銘柄分析のきっかけになる。 株価の動きから予測主に短期的な取引で用いられる。株価の動きを統計的に分析して、株価が上がると判断した銘柄に投資する。 財務諸表から分析損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の財務三表の情報を分析して、将来的に業績が伸びると判断したら投資する。 インデックスファンドS&P500やTOPIXなど、経済指数(インデックス)との連動を目指すファンド。株式のインデックスファンドなら、経済成長に合わせた運用が目指せる。 アクティブファンド特定のインデックスよりも高いパフォーマンスを狙うファンド。運用責任者(ファンドマネージャー)の運用方針に納得できるファンドを探して投資する。 バランスファンド株式・債権・不動産など、複数の金融商品に分散投資するファンド。金融商品の保有比率を均一にして運用するのが一般的。 ロボアドバイザー自身のリスク許容度を診断し、投資のサポートをしてくれるサービス。サービス利用の手数料を支払う代わりに、銘柄選定・ポートフォリオ設定・リバランスをお任せできる。 探し方によっては、ある程度の知識を学ぶ必要があるので、初めて投資する初心者は今から実践できる方法で銘柄を探してみてください。ただ、コア資産で運用する金融商品としては、投資信託が選ばれることが一般的です。その中でも、インデックスファンドが主流となっています。そのため、初めて投資する初心者は、最初のコア資産として株式のインデックスファンドを検討してみてください。株式のインデックスファンドのリスクが高いと感じるなら、債権のインデックスファンドかバランスファンドを検討してみてもいいでしょう。ネット証券3つの比較ポイントコア資産で運用する銘柄が決まったら、実際に購入するネット証券を選んでいきます。以下の図は、当サイトの独自アンケートで調査した「実際にネット証券で投資をしてみて、サービスを選ぶ際に必要だと思ったポイント」です。 ※詳細の調査内容は、「【投資家300名に調査】投資目的や利用中のネット証券の満足度」にて開示してます。上記のようにネット証券口座で投資するなら、手数料・ツールの使いやすさ・取引銘柄数が重要であることがわかりました。それぞれの比較ポイントを詳しく見ていきましょう。比較ポイント①取引手数料を比較ネット証券会社の比較ポイント1つ目は、取引手数料の安さです。手数料が安ければ投資に回せる資金を残せるため、基本的には手数料が割安なネット証券会社を選びましょう。取引手数料は金融商品によって異なります。今回は、国内株・投資信託・米国株の手数料について解説していきます。これから取引してみたい金融商品の手数料がどのような仕組みなのか、ぜひご確認ください。 国内株 投資信託 米国株 ネット証券会社の国内株(現物・信用)では、「1約定制の手数料」と「1日定額制の手数料」、2種類の手数料コースが用意されています。 1約定制とは、1回の株式売買金額に対してかかる手数料体系です。取引金額ごとに手数料が変動し、取引額が大きいほど手数料の金額が増えます。 一方で1日定額制は、1日の合計約定金額に対して、取引手数料が決まる手数料体系です。取引回数に関わらず、1日の約定金額が多いほど取引手数料が高くなります。 例えば、SBI証券の1約定制「スタンダードプラン」と1日定額制「アクティブプラン」の手数料は、以下のとおりです。 SBI証券の手数料体系(税込)※ 現物 信用 取引金額 スタンダードプラン アクティブプラン スタンダードプラン アクティブプラン 〜10万円 99円※5万円まで55円 0円 99円※10万円まで 0円 〜20万円 99円 148円 〜50万円 115円 198円 〜100万円 535円 385円 〜150万円 640円 1,238円※200万円まで 1,238円※200万円まで 〜300万円 1,013円 1,691円 1,691円 〜3,000万円 100万円ごとに+295円 100万円ごとに+295円 3,000万円超 1,070円 2025年7月作成 ※指定された書類を電子交付に設定すると、取引手数料は0円になります。 どちらの手数料プランがおすすめなのかは、以下のように取引方法で異なります。 1約定制がおすすめの人1回の約定金額が100万円を超える人 1日定額制がおすすめの人1日の合計取引金額が100万円以下の人 ※金額の目安はSBI証券の手数料プランを参考にしています。 SBI証券の場合、約定金額が100万円を超えると、1日定額制の手数料は1約定制の手数料よりも割高になります。そのため、1日の取引回数に関わらず1回の約定金額が100万円を超えるなら、1約定制がおすすめです。 逆に1日の約定金額が100万円を超えない場合は、1日定額制を選ぶといいでしょう。 多くのネット証券では、1日ごとに手数料プランを変更できます。状況に応じて取引方法が変わる場合は、その日の取引方法に適した手数料プランに変更すれば、手数料を節約することが可能です。 ちなみに、SBI証券や楽天証券など一部のネット証券会社は、国内株を1株単位で取引できる単元未満株も取り扱っています。本来、国内株は100株単位でしか取引できませんが、単元未満株であれば少額で国内株が取引可能です。 信用取引は金利・貸株料も別途発生 国内株の信用取引では、取引手数料だけでなく買方金利と貸株料も別途発生します。 それぞれの手数料は、信用取引の方法によって異なります。例えば、SBI証券の買方金利・貸株料は以下のとおりです。 SBI証券の信用取引の金利・貸株料 買方金利(年率) 貸株料率 制度信用 2.80% 1.10% 一般信用 無期限 2.80% 1.10% 短期 - 3.90% 日計り 当日 0.00% 0.00% 期日超過 1.80% 1.80% 2025年7月作成 国内株の信用取引をおこなう際は、買方金利・貸株料も考慮しましょう。 他商品の手数料解説も確認したい方は、こちらのボタンで戻れます▲ 投資信託を取引する場合、以下3種類の手数料が発生します。 投資信託の取引で発生する手数料 買付手数料 買付時に発生する手数料。 信託報酬 投資信託の保有中に発生する手数料。 信託財産留保額(解約手数料) 投資信託を解約する際に発生する手数料。 上記の手数料は、運用するファンドの種類や金額によって変動します。気になるファンドを見つけたら、各手数料がどれくらいかかるか確認しましょう。 ただ、ネット証券会社で取り扱っている多くの投資信託は、買付手数料と信託財産留保額は発生しません。一方で、信託報酬はファンドによって異なるため、気になるファンドを見つけたら必ず信託報酬を確認してください。 注意点として、信託報酬は年率で表示されていますが、実際に発生する手数料は日率に換算されて徴収されます。 例えば、年率0.1%のファンドを1,000万円運用する場合、単純計算だと信託報酬は1年間で1万円ですが、実際の信託報酬は以下のように計算されます。 信託報酬の実質的な算出方法 当日の信託報酬 1,000万円×0.1%÷365日=27.4円 運用残高 1,000万円ー27.4円=999万9972.6円 上記のように、信託報酬は運用残高から差し引かれるので、別途証券口座に手数料分の資金を入れておく必要はないのでご安心ください。 他商品の手数料解説も確認したい方は、こちらのボタンで戻れます▲ 米国株を含めた外国株の取引手数料は、約定金額に対して一定割合が発生する仕組みです。 例えば、SBI証券の米国株式の場合、取引手数料は約定金額の0.495%(税込)です。約定金額が1,000米ドルだと、取引手数料は4.95米ドルとなります。 また、ネット証券会社の米国株の取引手数料には、上限手数料が設定されています。 SBI証券の場合、上限手数料は22米ドル(税込)です。1回の約定金額が約4,000米ドルを超えれば、取引手数料は上限に達します。 また、米国株を含めた外国株は外貨で取引されるため、円貨で決済する場合は為替手数料も発生します。 SBI証券の場合、米ドルの為替手数料は1米ドル25銭です。外国株を取引する際は取引手数料だけでなく、為替手数料の考慮して取引しましょう。 他商品の手数料解説も確認したい方は、こちらのボタンで戻れます▲ 比較ポイント②ネット証券のアプリ・ツールの機能や使いやすさを比較ネット証券会社の比較ポイント2つ目は、アプリ・ツールの機能や使いやすさです。実際、当サイトが実施したアンケートのネット証券会社の口座を選ぶ基準では、アプリ・ツールの使いやすさは2番目に多く選ばれていました。ネット証券で投資するなら、アプリ・ツールは日々使うものです。ご自身によって使いにくいアプリ・ツールで投資すると、思い通りに取引できずストレスを感じるかもしれません。ほとんどのネット証券会社は口座開設費用・口座維持費が無料なので、気になるネット証券会社を見つけたら口座開設して、実際にアプリ・ツールを使ってみてもいいでしょう。比較ポイント③取扱銘柄数・サービスの豊富さネット証券会社の比較ポイント3つ目は、取扱銘柄数・サービスの豊富さです。各商品の取扱銘柄数・サービス内容は、証券会社によって異なります。投資したい商品に力を入れているネット証券で口座開設すると、ご自身の投資スタイルにより適した銘柄を見つけることが可能です。国内株式の取扱銘柄数やサービス内容は、どのネット証券会社でも大きく変わりません。そのため、他の金融商品で比較すると選びやすくなります。今回は、投資信託・米国株(外国株)・IPOの比較ポイントを解説します。 商品別に見るネット証券の選び方 投資信託 取扱銘柄数だけでなく、特定のネット証券会社だけで運用できるオリジナルファンドやポイントサービスを比較するのがおすすめ。 クレジットカードで積立投資できる「クレカ積立」に対応したネット証券会社にも注目。 米国株 米国株は1株単位で取引できるものの、一部の有名企業の株価は高額なため、少額から始めたい場合は金額指定や積立投資に対応しているネット証券がおすすめ。 米国ETFを運用したいなら、対象銘柄の売買手数料無料サービスを提供しているネット証券も注目。 IPO(新規公開株) IPOの取扱実績はネット証券会社によって大きく変動するため、過去の取扱実績が多いネット証券会社を選ぶのがおすすめ。 また、申し込み方法や抽選方法、資金拘束のタイミングも比較すること。 以上、ネット証券会社選びの比較ポイントを3つ解説しました。改めて、各比較ポイントを以下にまとめておきます。 ネット証券会社選びの比較ポイントまとめ 取引手数料を比較する 取引手数料が安いほど、投資効率が上げられる。 ツール・アプリの使いやすさを比較する ストレスなく取引を続けられるために、自身にとって見やすい・操作しやすいアプリ・ツールを提供しているネット証券会社を選ぶのがおすすめ。 取扱銘柄数・各商品のサービス内容を比較する 取扱銘柄数・サービス内容の豊富さで選ぶと、ご自身の投資スタンスに適した銘柄が見つけやすい。 比較ポイントを踏まえて、ご自身に適したネット証券会社で口座開設して、選んだ銘柄で投資を始めましょう!次章では、アンケート調査で判明した、当サイトおすすめネット証券会社ランキングを紹介します。目的別でおすすめのネット証券を比較したい初心者は、以下のボタンからお進みください。 ネット証券を目的別に選びたい方へ 手数料 投資信託 米国株 IPO 口座開設におすすめの人気ネット証券13社を比較!2025年7月最新ランキングネット証券会社の口座は複数開設できますが、メインとして口座開設しておきたいおすすめのネット証券会社はどこでしょうか?当サイトでは、投資家300人に利用しているネット証券会社がどこか、アンケート調査を実施しました。その結果、メインで利用しているネット証券会社の人気ランキングは下図のようになりました。 ※詳細の調査内容は、「【投資家300名に調査】投資目的や利用中のネット証券の満足度」にて開示してます。今回は、TOP3位に輝いたSBI証券・楽天証券・松井証券の3社を解説します。はじめてネット証券会社を開設する初心者は、この3社から選ぶのおすすめです。気になるネット証券会社があった場合は、以下のボタンから詳細解説へ移動可能です。 ランキングTOP3のネット証券解説はこちら SBI証券 楽天証券 松井証券 アンケート結果で保有口座数が多かったネット証券会社上位10社の比較表はこちら 投資家300人が口座開設したネット証券ランキング 現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 新NISAつみたて投資枠 新NISA成長投資枠 ポイント スマホアプリ SBI証券 0円※1 1株 91社 2,559銘柄 4,399銘柄 394銘柄 235銘柄 1.245銘柄 Vポイント、Tポイント、Pontaポイント 株アプリ、投信積立アプリ、米国株アプリ 楽天証券 0円※2 1株 61社 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 237銘柄 1,227銘柄 楽天ポイント iSPEED 松井証券 0円〜※1 1株 70社 1,888銘柄 3,753銘柄 408銘柄 240銘柄 1,137銘柄 松井証券ポイント 日本株アプリ、米国株アプリ、株touch、投信アプリ マネックス証券 55円~1,070円 1株 54社 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 232銘柄 1.171銘柄 マネックスポイント マネックストレーダー株式、トレードステーション米国株、ferci 野村證券 110円~33,000円 1株 非公開 1,153銘柄 822銘柄 159銘柄 20銘柄 419銘柄 - 野村の資産運用アプリ「NOMURA」 大和証券 1,100円〜60,676円 1株 46社 624銘柄 5,700銘柄 760銘柄 36銘柄 189銘柄 - 株walk 三菱UFJ eスマート証券 55円~4,059円 1株 26社 1,826銘柄 1,673銘柄 231銘柄 193銘柄 1.104銘柄 Pontaポイント 三菱UFJ eスマート証券アプリ SMBC日興証券 137円~16,500円 1株 非公開 1,051銘柄 2,200銘柄※ETF含む 149銘柄 539銘柄 Vポイント、dポイント SMBC日興証券アプリ PayPay証券 約定価格の0.5〜0.7% 金額指定 0社 128銘柄 158銘柄 33銘柄 33銘柄 128銘柄 PayPayポイント PayPay証券アプリ、PayPayアプリ みずほ証券 1,045円〜57,750円 - 非公開 92銘柄 135銘柄 108銘柄 12銘柄 67銘柄 - みずほ証券株アプリ 2025年7月作成 ※1:指定の電子交付サービスの利用で0円での取引が可能。 ※2:ゼロコースを選択した場合。 ※3:日興フロッギーのみ利用可能。 ※3:単元株取引とは別に、金額指定の取引サービスを指しています。 おすすめランキング1位:SBI証券~他社と比較して手数料が安く商品も豊富 SBI証券のサービス概要表 国内株現物取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 0円※1 1株 89社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 2,597銘柄 4,399銘柄 394銘柄 成長投資枠投信銘柄数 つみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,146銘柄 211銘柄 VポイントTポイントPontaポイント スマホアプリ 株アプリ・投信積立アプリ・米国株アプリ ※1:指定の電子交付サービスを申請することで適応。 2025年7月作成 おすすめランキング1位のSBI証券は、取引手数料が他のネット証券会社と比較して割安かつ、投資信託やIPOなど金融商品も豊富に取り扱っており、総合力の高さからランキングNo.1に輝きました。初心者から上級者まで幅広く利用しており、ネット証券の口座開設先で迷ったらSBI証券で口座開設するのがおすすめです。安い国内株式売買手数料がSBI証券のメリットSBI証券は他のネット証券と比較して、安い国内株式売買手数料がメリットです。株取引の手数料にはスタンダードプランとアクティブプランの2種類用意されていますが、以下の電子交付サービスを申し込むと、なんと国内株式(現物・信用・単元未満)の取引手数料が0円になります。 申請が必要な電子交付サービス一覧 円貨建のお取引・米株信用取引の各種報告書 特定口座年間取引報告書 米株信用を除く外貨建取引の各種報告書 ここで、おすすめランキング上位のネット証券の手数料プランを比較してみましょう。 国内株式売買手数料(現物取引の場合・税込)の比較 約定金額 SBI証券 楽天証券※1 マネックス証券 三菱UFJ eスマート証券 〜5万円 0円 0円 55円 55円 〜10万円 0円 0円 99円 99円 〜50万円 0円 0円 275円 275円 〜100万円 0円 0円 535円 535円 ※1:ゼロコースを選択した場合。 2025年7月作成 比較表からわかるように、SBI証券の国内株式売買手数料は楽天証券と並んで業界最安水準となっています。ただ、SBI証券は次で解説するIPO取扱実績やポイントサービスの充実度に力を入れている点に違いがあります。IPO取扱件数が他の証券会社と比較して多く個人投資家に人気SBI証券のIPOは、今回比較しているネット証券会社のなかでも最も多くの実績があります。初めてIPOに挑戦する初心者は、取扱実績が豊富なSBI証券がおすすめです。 主要ネット証券会社のIPO実績 2023年 2022年 2021年 取扱数 主幹事 取扱数 主幹事 取扱数 主幹事 SBI証券 91社 23社 89社 11社 122社 21社 楽天証券 61社 0社 65社 0社 74社 0社 松井証券 70社 0社 54社 0社 56社 0社 マネックス証券 54社 0社 61社 0社 65社 0社 三菱UFJ eスマート証券 26社 0社 23社 0社 42社 0社 大和コネクト証券 44社 22社 42社 0社 49社 16社 岡三オンライン証券 52社 3社 43社 3社 47社 0社 SBIネオトレード証券 21社 0社 21社 0社 20社 0社 DMM株 10社 0社 12社 0社 5社 5社 また、SBI証券のIPOで抽選にはずれると、「IPOチャレンジポイント」という専用ポイントが付与されます。次回以降の申込時に使用すると、ポイント数に応じて抽選当選確率を上げられます。そのため、SBI証券でIPOに挑戦すればするほど、次回以降の抽選に当たるチャンスを増やすことが可能です。複数のポイント・マイルサービスと連携してお得に投資ができる点もおすすめSBI証券は複数のポイント・マイルサービスと連動し、対象商品を取引すると連携したポイント・マイルを貯めることが可能です。 SBI証券で連携できるポイント・マイルサービス Vポイント Tポイント Pontaポイント dポイント JALマイル 特にVポイントは、三井住友カードを使った投資信託のクレカ積立でも貯められます。毎回の積立額に対して、最大3%まで付与されます。投資信託の積立投資をしながら、同時にVポイントも貯められるのはお得ですね。このようにSBI証券は、投資ながら幅広いポイント・マイルサービスを貯めることが可能です。上記のポイント・マイルを貯めている投資初心者の方は、SBI証券で口座開設するのをおすすめします。 安い手数料と豊富な金融商品がおすすめ SBI証券の公式サイトを見る 関連記事 SBI証券について詳しく解説した記事はこちら おすすめランキング2位:楽天証券~国内株式手数料が安く楽天ポイントも利用可能 楽天証券のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 0円※1 1株 61社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,227銘柄 237銘柄 楽天ポイント スマホアプリ iSPEED ※1:ゼロコースを選択した場合。 2025年7月作成 楽天証券は、楽天市場や楽天モバイルなどを展開する楽天グループが提供するネット証券会社です。2024年4月には、総合証券口座が1200万口座を突破しました。(※1)おすすめランキング1位のSBI証券に並ぶ充実した商品や楽天ポイントサービスの充実度からランキング2位に入りました。 ※1出典:楽天グループ株式会社「証券総合口座1200万口座達成のお知らせ」楽天証券の国内株式取引手数料は0円!楽天証券の国内現物株の取引手数料も、SBI証券と同様に0円で取引することが可能です。SBI証券は指定書類の電子交付を設定するのが条件でしたが、楽天証券は「ゼロコース」という手数料プランを選択するのが条件となっています。SBI証券はIPO実績やポイントサービスの充実度が強みでしたが、楽天証券は楽天ポイントを使った投資サービスや初心者でも使いやすいツール・アプリに強みがあるので、そちらを詳しく解説してきます。楽天ポイントプログラムを使った投資サービスが充実楽天証券ならではの魅力は、豊富な楽天ポイントサービスです。以下の商品を取引すると、取引金額もしくは手数料に応じて楽天ポイントが付与されます。 取引金額に対する付与 取引手数料に対する付与 投資信託 楽天カード決済で最大1.0%楽天キャッシュ決済で0.5% - 金・プラチナ 楽天カード決済で0.5% 1% 株式 - 1% 先物・オプション - 1% 海外先物 - 1% 特に投資信託は、以下のように豊富な貯め方が用意されています。 投資信託で楽天ポイントを貯める方法 楽天カードによる積立投資:積立額の最大1% 楽天キャッシュによる積立投資;積立額の0.5%※ 対象ファンドの運用:運用残高の年率最大0.053% 運用残高の総額:一定金額の到達で最大500ポイント ※楽天カードチャージ分が対象 これから投資を始める初心者で普段から楽天ポイントを貯めている方は、投資信託の運用を始めたらさらに多くの楽天ポイントが貯められますよ。さらに、楽天証券では以下の商品で楽天ポイントを使うことが可能です。 楽天ポイントが使える商品 投資信託 国内株 米国株 バイナリーオプション 株式は購入代金だけでなく、手数料の支払いにも楽天ポイントが使えます。また、投資信託は都度の買付と積立買付、どちらにも対応しています。したがって、各種楽天サービスを利用して貯めた楽天ポイントだけで投資を始めることも可能です。楽天ポイントの使い道に困っていた投資初心者は、楽天証券口座を開設して、楽天ポイント投資を始めてみてはいかがでしょうか。初心者でも使いやすいと評判のツール・アプリネット証券会社を利用するメリットは、専用の取引ツール・アプリを使って投資できることです。楽天証券のツール・アプリは、初めて投資する初心者でも使いやすいと口コミで評判です。 ★★★★★5 楽天証券口座を開設したので、これでいよいよNISAをスタートできます。楽天証券を選んだのは「初心者にも使いやすい」と評判だったからですが、本当に使いやすい! ★★★★★5 投資初心者が投資を始めるなら、断然楽天証券をおすすめしますね。なんと言っても初心者にも分かり易くて使い易いからです。 ネット証券会社の取引画面は、情報量が多くて使いにくいイメージがあるものの、楽天証券は画面の見やすさと操作のしやすさに定評があります。なかには、「楽天証券だから投資が始められた」という意見も見受けられました。見やすくて使いやすいツール・アプリで投資を始めたい方は、楽天証券で口座開設するのがおすすめです。 楽天ポイントと取引ツール・アプリが強み! 楽天証券の公式サイトを見る 関連記事 楽天証券について詳しく解説した記事はこちら おすすめランキング3位:松井証券~50万円までの国内株式手数料無料で人気 松井証券のサービス概要表 現物株の取引手数料(税込)※1 〜50万円:0円、〜100万円:1,100円 〜150万円:1,650円、〜200万円:2,200円 〜300万円:3,300円、以降100万円ごとに1,100円追加 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 投資信託取扱銘柄数 1株 70社 1,888銘柄 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 IPO実績 3,753銘柄 408銘柄 54社 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,137銘柄 240銘柄 松井証券ポイント スマホアプリ 日本株アプリ・米国株アプリ・株touch・投信アプリ 2025年7月作成 ランキング3位のネット証券「松井証券」は、創業100年以上ながら、国内で初めてインターネット取引サービスを始めた老舗の証券会社です。ユーザービリティの高い取引サービスに力を入れており、「Webユーザビリティランキング2024〈企業サイト(PC)編〉」にて、証券・保険業界で最高評価の第1位を獲得しています。(※1) ※1:PRTIMES「松井証券オフィシャルサイト、「Webユーザビリティランキング2024〈企業サイト(PC)編〉」にて、証券・保険業界で最高評価の第1位を獲得」 自動リバランス機能が付いた助言型ロボアドバイザーが無料で使える松井証券には、助言型ロボアドバイザー「投信工房」が提供されています。一般的な助言型ロボアドバイザーは、質問に回答するとリスク許容度を診断し、おすすめのポートフォリオ提案してくれますが、実際の運用は自分でおこなう必要があります。松井証券の投信工房には、自分が作成したポートフォリオで自動積立機能や自動リバランス機能が無料で利用可能です。最初の注文手続きとリバランス設定さえ出来れば、自分好みのポートフォリオで自動運用が始められます。そのため、複数の投資信託を組み合わせて運用したい方は、無料で利用できる投信工房が便利でおすすめです。 関連記事 投信工房について詳しく解説した記事はこちら 投資信託の運用残高の最大年率1%のポイントが付与される松井証券で投資信託を運用すると、各ファンドの運用残高に応じて、最大年率1%の松井証券ポイントが付与されます。他のネット証券会社も同様のポイントサービスを提供していますが、ポイント付与率の高さで比較すると、松井証券が最も高くなっています。(※1)付与される松井証券ポイントは、他社ポイントに交換できたり対象の投資信託の積立投資に使えたりします。ポイント付与率の高さを重視したい投資初心者は、松井証券の投資信託を運用するのがおすすめです。 ※1:主要ネット証券会社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券)で比較 対面型の総合証券にも劣らない手厚い電話サポートネット証券会社は、手数料の安さと取扱商品の豊富さが強みですが、専任スタッフのサポートにはあまり力を入れていません。しかし、松井証券は電話サポートに力を入れており、取引方法やアプリ・ツールの使い方を質問できるのはもちろん、株取引について相談することも可能です。投資を始めたくても知識が少なくて何をすればいいか、わからない初心者もいらっしゃるでしょう。松井証券なら、ネット証券会社ならではのサービスを利用しつつ、専任スタッフのサポートもしっかり受けられます。 ネット証券会社でサポートサービスが充実! 松井証券の公式サイトを見る その他特徴のあるおすすめネット証券会社ここでは、ランキング上位に入らなかったものの、独自サービスや特定の金融商品に力を入れているネット証券会社を紹介します。その他特徴的なネット証券会社の比較表 現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 新NISAつみたて投資枠 新NISA成長投資枠 ポイント投資 スマホアプリ マネックス証券 55円~1,070円 1株 54社 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 232銘柄 1.171銘柄 マネックスポイント マネックストレーダー株式、トレードステーション米国株、ferci DMM株 55円~880円 100株 10社 - 1,987銘柄 287銘柄 - - - DMM株 GMOクリック証券 50円~930円 100株 0社 113銘柄 - - 38銘柄 112銘柄 - GMOクリック株 岡三オンライン 108円~3,300円 1株 52社 626銘柄 - - 91 332銘柄 - 岡三ネットトレーダー岡三カブスマホ 2025年7月作成 ※1:指定の電子交付サービスの利用で0円での取引が可能。 ※2:ゼロコースを選択した場合。 ※3:日興フロッギーのみ利用可能。 ※3:単元株取引とは別に、金額指定の取引サービスを指しています。 気になるネット証券会社があれば、ぜひサービス詳細を確認してください。マネックス証券~外国株式やIPOの抽選が人気 マネックス証券のサービス概要表 現物株取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 55円~1,070円 1株 54社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,171銘柄 232銘柄 マネックスポイント スマホアプリ マネックストレーダー・トレードステーション米国株・ferci 2025年7月作成 マネックス証券は、SBI証券・楽天証券と同様に豊富な商品を取り扱っているネット証券会社です。特に新NISAなら、国内株・米国株だけでなく中国株の取引手数料も無料になっています。他にもマネックス証券ならではのサービスを提供しているので、特におすすめしたいものを紹介していきます。IPOは完全抽選を採用マネックス証券のIPOは、公平に抽選される完全平等制を採用しています。取引実績や口座残高を問わず、抽選権は1人一票となっており、初めてIPOに挑戦する初心者でも他の投資家と同じ当選確率で申し込み可能です。証券会社によっては、申込者によって当選確率が異なる場合があります。IPOの抽選は平等で実施して欲しい方は、マネックス証券でIPOに申し込むのがおすすめです。目的に応じたツール・アプリが豊富に用意されているマネックス証券には、さまざまなツール・アプリが用意されており、目的に応じて使い分けられることがメリットです。メインの取引ツール「マネックストレーダー」はもちろん、銘柄分析に特化したツール「マネックス銘柄スカウター」や、投資情報収集ツール「マーケットライダー」など、特定の機能に特化したツール・アプリがほぼ全て無料で利用できます。投資経験者向けだけでなく初めて投資に挑戦する初心者向けに、単元未満株が取引できるアプリ「ferci」や資産がひと目で確認できる「マネックス証券アプリ」も用意されています。ご自身の投資スタイルやシチュエーションに応じて、ツール・アプリを使い分けて投資したい方は、マネックス証券の豊富なツール・アプリを試してみてください。内部・外部アナリストによる情報発信が充実マネックス証券では充実した独自の情報発信も特徴です。内部・外部のアナリストによる「マネクリ」といった投資メディア運営や、「市場展望・個別銘柄レポート」「オンラインセミナー」「メールマガジン」などの情報発信をおこなっています。マネックス証券が独自で収集した個別の銘柄情報を無料で公開されているので、有益な投資情報目的で口座開設するのもおすすめです。 IPO完全抽選がおすすめ! マネックス証券の公式サイトを見る DMM株~ポイントキャッシュバックも可能 DMM株 現物株取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 55円~880円 100株 10社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 - 1,987銘柄 287銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 - - - スマホアプリ DMM株 2025年7月作成 DMM株は、大手IT企業のDMMグループが運営しているネット証券会社です。数々のIT事業を手掛けるDMMグループゆえに、投資初心者・経験者問わず使いやすい取引ツール・アプリに力を入れており、多くの利用者から「使いやすい」と評判を集めています。DMM株は、大手IT企業のDMMグループのネット証券会社ゆえに、取引ツール・アプリに力を入れています。取引ツールの「DMM株 PRO+」はMacに対応しており、豊富な機能はもちろん取引操作のしやすさを追求していることから、多くの投資家から「使いやすい」と口コミで評判です。初めて取引ツールを使いたい初心者なら、Webブラウザで使える「DMM株 STANDARD」も用意されています。アプリの「DMM株」は、ノーマルモードとかんたんモードの2モードが用意されており、投資初心者と投資経験者どちらでも使いやすいように設計されています。取引のしやすさを重視したいなら、DMM株のツール・アプリを一度試してみるをおすすめします。また、DMM株では国内株式の取引手数料の1%がDMM株ポイントとして還元され、現金化することが可能です。ポイントサービスがあるネット証券会社は他にもありますが、ポイントを現金出金できるネット証券会社は、現状DMM株のみ。1,000ポイントからいつでも出金可能です。現金出金以外にも株式取引の購入代金としても利用できるので、使い道の自由度が高い点が評判となっています。 最短即日で口座開設できる! DMM株の公式サイトを見る GMOクリック証券~ネット企業ならではの豊富な取引ツールや安い手数料が初心者にも人気 GMOクリック証券のサービス概要表 現物株取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 50円~930円 100株 0社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 113銘柄 - - 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 112銘柄 38銘柄 - スマホアプリ GMOクリック株 2025年7月作成 ランキング6位のGMOクリック証券は、大手IT企業のGMOグループのネット証券会社です。株式・CFD(差金決済)・FXに力を入れており、特にFXは豊富な通貨ペアと狭いスプレッドに評判が集まっています。また、株式・CFD・FXそれぞれ専用の取引ツール・アプリを提供しており、それぞれの取引に適した機能を搭載していることから、投資家から使いやすいと定評です。投資信託も購入できますが、取扱銘柄数は他のネット証券会社よりも少なめとなっています。FXを中心に取引しつつ、株式も一緒に投資したい方におすすめできるネット証券会社です。 FX取引が評判! GMOクリック証券の公式サイトを見る 岡三オンライン~高性能な取引ツールが評判 岡三オンラインのサービス概要表 現物株取引手数料(税込)※1 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2023年) 108円~3,300円 1株 52社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 626銘柄 - - 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 332銘柄 91銘柄 - スマホアプリ 岡三ネットトレーダー・岡三カブスマホ 2025年7月作成 おすすめネット証券ランキング7位は、岡三オンラインです。岡三オンラインは、岡三証券のオンライン取引サービスで、岡三証券で培ったサービスがオンライン上でも受けられます。口座開設するだけで、岡三証券のリサーチ部門が分析した情報が無料で閲覧できます。サポートサービスにも力を入れており、注文はオンラインでおこなうものの、専任スタッフの電話サポートを受けながら注文することも可能です。株式はもちろん、FXとCFDは取引所での取引にも対応しており、専用の取引ツールは投資経験者から高い評判を集めています。ネット証券会社の口座を使いつつ、対面証券会社ならではのサービスも利用したい投資初心者におすすめできます。 岡三証券で培われたサービスが利用できる 岡三オンラインの公式サイトを見る 用途・目的別で比較した口座開設におすすめのネット証券会社ランキングを紹介複数の比較ポイントがあるネット証券ですが、最後に用途や目的別に比較したおすすめランキングを紹介します。自分の投資スタイルや用途と照らし合わせて、自分にあったネット証券会社を比較する参考にしてください。取引回数が多い方におすすめ!株式売買手数料が安いネット証券会社ランキングまずは、取引手数料の安さで比較したネット証券会社ランキングを紹介します。 国内株(現物) 国内株(信用) 米国株 単元未満 国内現物株1約定制の手数料比較(税込) ネット証券会社 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜300万円 〜3,000万円 3,000万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 460円 550円 880円 880円 930円 CHEER証券 55円 55円 110円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 SBI証券スタンダードコース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 楽天証券超割コース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 マネックス証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 大和コネクト証券※3 約定金額×0.033%(上限:660円) 三菱UFJ eスマート証券 55円 99円 115円 275円 535円 約定金額×0.099%+99円(上限:4,059円) 岡三オンライン証券 108円 108円 220円 385円 660円 1,100円 1,650円 100万円ごとに330円ずつ増加(上限3,300円) 2025年7月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込が必須。 ※2:RクロスとSOR利用が必須。 ※3:手数料無料クーポンが月10枚配布されます。 国内現物株1日定額制の手数料比較(税込) ネット証券会社 〜100万円 〜150万円 〜200万円 〜300万円 300万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 0円 880円 1,100円 1,540円 100万円ごとに+295円 SBI証券アクティブプラン 0円 1,238円 1,691円 100万円ごとに+295円 GMOクリック証券 0円 1,238円 1,691円 100万円ごとに+295円 岡三オンライン 0円 1,430円 100万円ごとに+550円 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 松井証券 〜50万円:0円〜100万円:1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円(上限11万円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券※1 550円 2,750円 300万円ごとに+2,750円 2025年7月作成 ※1:1日に300万円以上の取引をおこなうと「月間利用ボックス数」がカウントされ、21回目以上は2,475円、121回目以上は1,815円で利用可能。 国内現物株の手数料を比較すると、SBI証券と楽天証券が割安となっています。SBI証券は指定の電子交付サービスの申請、楽天証券はゼロコースの手数料コースを選択すれば、約定金額に関わらず0円で取引可能です。 SBI証券・楽天証券を除いた手数料で比較した場合は、SBIネオトレード証券が割安です。 1約定制に限定すると、大和コネクト証券なら300万円超の取引手数料が最安です。また、取引手数料が無料になるクーポンが月に10枚配布されるので、取引回数によっては取引手数料をかけずに取引することが可能です。 国内信用株1約定制の手数料比較(税込) ネット証券会社 〜10万円 〜20万円 〜50万円 50万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 DMM株 ~300万円:88円 300万円超:0円 GMOクリック証券 97円 143円 187円 264円 大和コネクト証券※3 売買代金の0.033%(上限330円) SBI証券スタンダードプラン 99円 148円 198円 385円 楽天証券超割コース 99円 148円 198円 385円 マネックス証券 99円 148円 198円 385円 三菱UFJ eスマート証券 99円 148円 198円 385円 岡三オンライン 108円 165円 330円 ~100万円:550円 ~150万円:770円 ~300万円:1,100円 300万円超:1,320円 2025年7月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込が必須。 ※2:RクロスとSOR利用が必須。 ※3:手数料無料クーポンが月10枚配布されます。 国内信用株1日定額制の手数料比較(税込) ネット証券会社 〜100万円 〜200万円 〜300万円 300万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 SBI証券アクティブプラン 0円 800円 100万円ごとに+440円 岡三オンライン 0円 1,100円 100万円ごとに+330円 GMOクリック証券 0円 880円 1,320円 100万円ごとに+440円 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 松井証券 〜50万円:0円〜100万円:1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円(上限11万円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券※1 550円 2,750円 300万円ごとに+2,750円 2025年7月作成 ※1:1日に300万円以上の取引をおこなうと「月間利用ボックス数」がカウントされ、21回目以上は2,475円、121回目以上は1,815円で利用可能。 信用取引における金利・貸株料の比較 買方金利 貸株料 ネット証券会社 制度信用 一般信用無期限 一般信用1日 制度信用 一般信用無期限 一般信用短期 一般信用1日 SBI証券 2.80% 2.80% 0.00% 1.10% 1.10% 3.90% 0.00% 楽天証券 2.80% 2.80% 0.00% 1.10% 1.10% 3.90% 0.00% マネックス証券 2.80% 3.47% 1.80% 1.15% 1.10% 3.90% 1.80% 松井証券 3.10% 4.10% 0.00% 1.15% 2.00% 銘柄による 0.00% 三菱UFJ eスマート証券 2.98% 2.79% 100万円超:0.00% 100万円未満:1.80% 1.15% 1.50% - 100万円超:0.00% 100万円未満:1.80% 岡三オンライン 2.60% 2.80% - 2.00% - - - DMM株 2.70% 2.70% 2.00% 1.10% - - - GMOクリック 2.75% 2.00% - 1.10% 0.80% 3.85% - SBIネオトレード証券 2.30% 2.75% - 1.10% - - - 大和コネクト証券 2.80% - - 1.10% - - - 2025年7月作成 国内株信用では、SBI証券・楽天証券・SBIネオトレード証券は取引手数料が0円となっています。ただ、SBI証券と楽天証券は国内株現物と同様、条件を満たす必要があります。 1約定制のみ用意しているDMM株は、300万円以下で88円、300万円超で0円と、約定金額が高いと手数料が安くなるのが特徴です。毎回300万円を超える取引であれば、DMM株でも取引手数料をかけずに取引することが可能です。 米国株の取引手数料比較(税込) ネット証券会社 手数料 最低手数料 最高手数料 為替手数料(/米ドル) moomoo※ 0.088% 0米ドル※約定金額12.5米ドル以下 22米ドル 0銭 松井証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 22米ドル 0銭 マネックス証券 0.495% 0米ドル※約定金額1.101米ドル以下 22米ドル 買付時:0銭 売却時:25銭 三菱UFJ eスマート証券 0.495% 0米ドル 22米ドル 20銭 SBI証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 22米ドル 25銭 楽天証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 22米ドル 25銭 DMM株 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 22米ドル 25銭 CHEER証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 20銭 PayPay証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 35銭 大和コネクト証券 0.7% - - 30銭 2025年7月作成 ※約定株数に応じて手数料が決まる「アドバンスコース」も用意されています 米国株の取引手数料では、moomooが約定金額0.088%で最安となっています。しかも、為替手数料も発生しません。 他のネット証券会社は、ほぼ同じ手数料体系を採用しており、為替手数料に違いがある程度です。なかでも松井証券は、為替手数料が無料となっています。 スマホ専業のネット証券会社であるPayPay証券とCHEER証券は、取引時間に応じて取引手数料が変動するのが特徴です。現地立会時間外に取引すると、取引手数料が割高になってしまいます。 単元未満株の手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 買付 売却 最低手数料 SBI証券 0円 0円 - 楽天証券※ 0円 0円 - マネックス証券 0円 0.55% 52円 大和コネクト証券 0.5% 0.5% - 三菱UFJ eスマート証券 0.55% 52円 PayPay証券 0.5% - CHEER証券 0.5% - 岡三オンライン証券 ~2万円:220円 ~3万円:330円 ~10万円:660円 10万円超:10万円毎に+660円 松井証券 - 0.55% 52円 2025年7月作成 ※リアルタイム取引時は約定金額0.22%のスプレッドが発生 単元未満株では、SBI証券なら買付・売却ともに0円で取引可能です。楽天証券も0円で取引できますが、リアルタイム取引を利用する場合は約定金額0.22%のスプレッドが発生します。 他のネット証券会社で比較すると、マネックス証券は買付時のみ0円で取引できますが、最低手数料がある点に注意が必要です。 ちなみに、松井証券の単元未満株は売却のみ可能で、買付は対応していません。 ネット証券を比較したおすすめランキングに戻る投資信託の取扱銘柄数が多いおすすめランキング以下は、投資信託の取扱銘柄数が多い証券会社を比較したランキング一覧を紹介します。 投資信託の取扱銘柄数比較 投資信託銘柄数 つみたて投資枠銘柄数 成長投資枠銘柄数 SBI証券 2,559銘柄 235銘柄 1,245銘柄 楽天証券 2,566銘柄 237銘柄 1,227銘柄 松井証券 1,888銘柄 240銘柄 1,137銘柄 三菱UFJ eスマート証券 1,826銘柄 193銘柄 1,104銘柄 マネックス証券 1,722銘柄 232銘柄 1,171銘柄 野村證券 1,153銘柄 20銘柄 419銘柄 SMBC日興 1,051銘柄 149銘柄 539銘柄 大和証券 624銘柄 36銘柄 189銘柄 岡三オンライン 626銘柄 91銘柄 332銘柄 PayPay証券 128銘柄 33銘柄 128銘柄 GMOクリック 113銘柄 38銘柄 112銘柄 みずほ証券 92銘柄 12銘柄 67銘柄 CHEER証券 55銘柄 15銘柄 53銘柄 大和コネクト証券 51銘柄 29銘柄 50銘柄 SBIネオトレード 36銘柄 11銘柄 32銘柄 2025年7月作成 投資信託の取扱銘柄数で比較すると、楽天証券とSBI証券の2社が2,500以上の銘柄を取り扱っています。また、両社は投資信託の銘柄検索機能も充実させており、豊富な取扱銘柄から気になる投資信託を探しやすいと口コミで評判です。ただ、投資信託のファンドによっては、特定のネット証券会社でしか購入できない場合があります。もし気になる投資信託があったら、取り扱っているネット証券会社も確認しておくといいでしょう。ネット証券を比較したおすすめランキングに戻る米国株式の取扱銘柄が多いおすすめランキング以下では米国株式の取扱銘柄が多い証券会社を比較一覧からおすすめランキングを紹介します。 米国株の取扱銘柄数比較 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 moomoo 5,269銘柄 439銘柄 SBI証券 4,320銘柄 322銘柄 楽天証券 4,068銘柄 336銘柄 マネックス証券 4,217銘柄 301銘柄 松井証券 3,147銘柄 391銘柄 DMM株 2,017銘柄 287銘柄 三菱UFJ eスマート証券 1,437銘柄 334銘柄 野村證券 767銘柄 156銘柄 みずほ証券 134銘柄 128銘柄 大和コネクト証券 62銘柄 23銘柄 PayPay証券 191銘柄 33銘柄 SMBC日興証券 2,200銘柄※米国EFT含む 2025年7月作成 米国株式の銘柄数では、約6,000銘柄を取り扱っているmoomooが最多です。その次に、SBI証券・楽天証券・マネックス証券が4,000銘柄以上を取り扱っています。この3社は、一部の米国ETFの買付手数料が無料になるサービスを提供しています。対象銘柄は各社異なりますが、インデックスファンドを中心に選ばれており、米国ETFで積立投資を始めたい初心者におすすめのサービスです。ネット証券を比較したおすすめランキングに戻るIPO(新規公開株)の取扱社数を比較したおすすめネット証券会社一覧最後にIPO(新規公開株)の取扱社数を比較したおすすめのネット証券会社を一覧で確認します。 IPO取扱社数の実績比較 取扱社数 主幹事 SBI証券 91社 23社 松井証券 70社 0社 楽天証券 61社 0社 マネックス証券 54社 0社 岡三オンライン証券 52社 3社 大和コネクト証券 44社 22社 三菱UFJ eスマート証券 26社 0社 SBIネオトレード証券 21社 0社 DMM株 10社 0社 2025年7月作成 IPO実績で比較すると、取扱銘柄数はSBI証券が群を抜いて1位にランクインしました。SBI証券には、「IPOチャレンジポイント」という独自サービスで、抽選に外れるほど抽選確率を上げられるポイントが貯められます。抽選にはずれてもポイントがたまるので、次回以降の申し込みで当選する可能性を上げられます。ただ、IPOは抽選制となるため取扱実績の多さだけでなく、申し込み方法や抽選方法も比較するのがおすすめです。例えば、マネックス証券は完全平等抽選で、岡三オンラインは申込時の資金拘束がないなど、各社独自の制度を採用しています。ネット証券を比較したおすすめランキングに戻るおすすめのネット証券比較結果まとめ当記事では、おすすめネット証券会社の選び方や各ネット証券会社の比較、目的別・用途別に比較したランキングを紹介しました。当サイトが実施したアンケートによると、ネット証券選びは手数料・ツールの使いやすさ・取扱銘柄数を重視されていることが判明しました。調査結果に基づいて主要ネット証券会社を比較した結果、おすすめできるネット証券会社は以下の3社となります。 おすすめネット証券会社Best3 豊富な取扱商品・銘柄数を誇るネット証券会社。 初心者から上級者まで、幅広い投資家が利用している。 複数のポイント・マイルサービスと連携しており、お好きなポイントを貯めながら取引することが可能。 詳細へ 楽天ポイントサービスに力を入れている。 特に投資信託は楽天カード・楽天キャッシュでの積立投資に対応しており、積立投資をしながら楽天ポイントを貯められる。 貯めた楽天ポイントは、対象商品の買付で利用できる。 詳細へ 公式サイトやアプリ・ツールの見やすさに定評があるネット証券会社。 自動リバランス機能が無料で使える助言型ロボアドバイザーや最大年率1%のポイントサービスなど、投資信託に力を入れている。 詳細へ どうしても自分に適したネット証券会社が見つけられない初心者は、上記の3社から選ぶのをおすすめします。納得できるネット証券会社で口座開設して、念願の投資を始めてください。もう一度ネット証券会社を比較したい場合は、以下のボタンから戻ることが可能です。ネット証券を比較したおすすめランキングに戻るよくある質問新NISAを始めるのにおすすめのネット証券はどこですか?新NISAを始めるなら、SBI証券か楽天証券がおすすめです。新NISAで投資できる商品や手数料は、証券会社によって異なります。SBI証券と楽天証券は、新NISA口座で扱える日米株と投資信託の取引手数料が無料で、ポイント還元サービスが充実しているのでおすすめです。ネット証券会社を比較したおすすめランキングへ戻るそもそもネット証券とは?ネット証券会社とは、主にインターネット上での金融取引サービスを提供する証券会社を指します。従来のネット証券会社の口座で取引するにはパソコンが必要でしたが、今ではスマートフォン取引や少額取引に特化したネット証券会社もあります。対面型の証券会社と比較したときのネット証券会社を利用するメリット・デメリットは?ネット証券会社と対面型の総合証券会社の比較ポイントは、手数料とサポート体制の2点です。総合証券は店舗での対面取引が基本で、担当スタッフによるサポートを受けながら取引できる点がメリットとなります。その分、取引手数料がネット証券会社よりも割高です。一方、ネット証券は主にインターネット上で取引するので、担当スタッフのサポートが受けられない代わりに、取引手数料が対面型の総合証券会社よりも安くなっています。また、取扱商品が対面型の総合証券会社よりも豊富に取り扱っていることが多く、ネット証券会社によってはスマホアプリで取引することも可能です。他にも、ネット証券会社によっては独自のツール・アプリやポイントサービスを提供しており、投資家自身でさまざまな取引がおこなえます。以下に、ネット証券会社と対面型の総合証券会社の違いを比較表でまとめました。 証券会社 取扱商品 取引のサポート 店舗 取引ツール 取引アプリ 取引手数料 ネット証券 ◯ × × ◯ ◯ ◯ 対面証券 △ ◯ ◯ × ◯※ △ ※主に資産管理機能のみ以上を踏まえると、ネット証券会社を利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。 ネット証券会社のメリット 豊富な取扱商品から投資先を選べる 取引手数料を抑えられる 専用のツール・アプリで取引しやすい ネット証券会社のデメリット 投資判断のサポートが受けられない 店舗がないので対面サービスが用意されていない メリット・デメリットを比較して、ネット証券会社で投資を始めるか、ぜひ判断してください。ネット証券会社おすすめランキングへ戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
【どっちがおすすめ?】SBI証券とmoomoo証券の違いと共通点
証券口座の開設を検討しているけれど、どの証券会社が良いのかお悩みの人やそれぞれの特徴を比較したい人も多いでしょう。証券会社を選ぶ際のポイントとして挙げられるのが、「自分が取引したいサービスが充実しているか」「投資スタイルに合っているか」などです。例えば、投資信託を中心に取引する場合はSBI証券が、米国株式を中心に取引する場合はmoomoo証券が向いています。そこでこの記事では、SBI証券とmoomoo証券のふたつを比較しそれぞれの違いや共通点だけでなく、どちらがどのような人に向いているのかを解説します。まずは以下の簡単な比較表を確認しましょう。証券会社についての情報を探している人の参考になるので、ぜひご覧ください。 トップクラスの投資先数が特徴的! SBI証券の公式サイトを見る 米国市場に興味があるなら! moomoo証券の公式サイトを見る SBI証券とmoomoo証券の違いを徹底比較SBI証券とmoomoo証券はどちらも魅力的な証券会社ですが、それぞれ特徴が異なります。SBI証券は幅広く多くのサービスを取り扱っていることが特徴で、moomoo証券は米国株式に特化していることが特徴です。 証券会社 取り扱いサービスの数 13種類 4種類 国内株式取引所 全取引所を扱う 東京証券取引所のみを扱う 国内株式取引方法 現物取引信用取引IPOPTS 現物取引のみ 米国株式銘柄数 5,190銘柄超 約7,000銘柄 米国株式手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132%※ 投資信託銘柄数 2,573本 421本 NISA(つみたて投資枠)銘柄数 259本 120本 貯まるポイント VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント moomooポイント ポイント投資 ◯ × 取引アプリ 種類が豊富 分析機能が充実 即時入金可能な銀行 13行 6行 クレカ積み立て ◯ × デモ取引 × ◯ ※ベーシックコースの場合自分が取引したいサービスが充実している証券会社を選ぶと使いやすくなります。また、サービス以外にも、入金しやすい銀行口座やアプリの特徴、ポイントなどのサービスも異なるため、そちらも比較しておきましょう。取り扱いサービスの種類はSBI証券が充実している取扱サービスの種類で比較した場合、moomoo証券と比べてSBI証券が充実しています。SBI証券はiDeCoの取り扱いがあり、老後に備えて資金を作りたい人にも向いています。また、外国株式についても、取り扱う国数が異なります。moomoo証券は米国のみですが、SBI証券は9カ国に対応しており、幅広い投資が可能です。●SBI証券の外国株式の対応国 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 取引先を重視したい場合は、SBI証券が向いているでしょう。 幅広い対応が可能! SBI証券の公式サイトを見る 国内株式のサービス内容が異なるどちらの証券会社も国内株式を取り扱いますが、手数料や対象の取引所などが異なります。「主要な銘柄のみ取引したい」「現物取引のみ検討している」という場合はどちらの証券会社でも大きな差はありません。取引方法や注文方法などにこだわりたい場合は、上記を踏まえて証券会社を選びましょう。取引所が多いのはSBI証券取り扱う取引所の数ではSBI証券が充実しています。 証券会社 取引所 東京証券取引所福岡証券取引所札幌証券取引所名古屋証券取引所 東京証券取引所 SBI証券は、日本にある全ての証券取引所の株式を扱っています。ただし、国内株式のほとんどは以下の通り東京証券取引所で上場しています。 取引所 上場会社数 東京証券取引所 3,975社 名古屋証券取引所 296社(58社※) 札幌証券取引所 62社(18社※) 福岡証券取引所 114社(26社※) ※()内は単独上場会社数なお、主要な銘柄であればmoomoo証券でも取引可能であるためご安心ください。東京証券取引所以外の株式を買付したい場合は、SBI証券を利用しましょう。取引内容が豊富なのはSBI証券SBI証券はIPO、PTS、信用取引、貸株など、さまざまな取引が可能です。 IPO新規で証券取引所に上場する株式を上場前に保有する取引 PTS(私設取引システム)証券取引所を経由せずに株式を売買すること。SBI証券では夜間の取引ができる 信用取引現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社から資金や株式を借りて取引する方法 貸株保有する株式を証券会社に貸すことで、利息を受け取れるサービス 長期保有を前提とする場合は貸株サービスが役立ちます。また、取引に慣れているのであれば信用取引やPTSを活用することで、投資の幅が広がるでしょう。対するmoomoo証券は現物取引のみです。国内株式をさまざまな方法で取引したい場合はSBI証券が向いています。moomoo証券は手数料無料の条件がないmoomoo証券は国内株式の取引手数料がかかりません。一方で、SBI証券は取引手数料が無料になるものの、条件が設定されています。 証券会社 手数料を無料にする条件 インターネットコース(プランCも含む)インターネット取引所定の電子交付設定をしている なし SBI証券はインターネットコース以外にも、電話などで投資相談や注文が可能な「ダイレクトコース」「IFAコース」「IFAコース(プランA)」「対面コース」などがあります。しかし、インターネットコース以外を利用している場合は手数料が無料になりません。moomoo証券には上級者向けの注文方法があるmoomoo証券では投資の上級者向けに「トリガー」、「トレールストップ」と呼ばれる注文方法が利用できます。 トリガー注文指定した価格に到達した段階で、指値注文を出す方法。指値注文が出るまで板情報に載らないため、他の投資家に希望価格を隠せるメリットがある。 トレールストップ注文あらかじめ設定していた逆指値が、価格変動に合わせて自動的に引き上げ(引き下げ)する注文方法。株価が一定の方向に進み続ける「トレンド相場」に強い。 さまざまな相場に対応するために、複数の注文方法を活用したい場合は、moomoo証券が向いています。米国株式はmoomoo証券が充実しているmoomoo証券の米国株式は、銘柄数や手数料、サービス内容といった複数の面でSBI証券よりも充実しています。取扱銘柄数の違い取扱銘柄数で比較すると、moomoo証券が豊富です。 証券会社 銘柄数 約5,200銘柄 約7,000銘柄 moomoo証券は業界最多水準の取扱銘柄数を誇ります。moomoo証券のみが取り扱っている銘柄もあるため、より多くの投資先を求める人に向いているでしょう。取引手数料の違い取引手数料については、moomoo証券の方が抑えられます。まず、SBI証券は約定代金に応じて手数料がかかる仕組みです。moomoo証券は、約定代金に応じた手数料が発生する「ベーシックコース」と、取引株数に応じて手数料が発生する「アドバンスコース」の2種類から選べます。SBI証券とmoomoo証券の「ベーシックコース」の違いは以下の通りです。 証券会社 手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132% 上限手数料 22米ドル 22米ドル 最低手数料 0ドル 0ドル moomoo証券のアドバンスコースの手数料は、以下の通りです。 手数料率 最低手数料 取引手数料 0.00539米ドル/1株 1.08米ドル/1注文 システム利用料 0.0055米ドル/1株 1.1米ドル/1注文 上記を踏まえると、200株未満で約1,651米ドル以上の銘柄であれば、ベーシックコースよりも抑えられます。ただし、アドバンスコースは「現地清算費用」として、「0.006米ドル/1株」のコストが発生するため注意しましょう。信用取引のサービス内容の違いmoomoo証券の米国における取扱銘柄数は業界最多水準であり、1,000以上の銘柄を取引可能です。したがって、信用取引のサービス内容も充実していると言えるでしょう。SBI証券は具体的な銘柄数は公開されていませんが、売建が可能な銘柄が一部に限られます。また、信用取引のコストについてもmoomoo証券の方が抑えられます。 証券会社 取引手数料 約定代金の0.33% 約定代金の0.132% 最低手数料 0米ドル 0.01米ドル 上限手数料 16.5米ドル 22米ドル 取り扱いサービス数 13種類 4種類 買建金利 4.5% 4.5% 貸株料率 2% 1.5%~(銘柄によって異なる) 業界最安水準の手数料率と貸株料率を提供しているため、信用取引も行う場合はmoomoo証券が向いているでしょう。moomoo証券は24時間取引が可能moomoo証券は米国市場の立会時間(現地時間9:30~16:00)だけではなく、24時間いつでも取引できます。対象の銘柄は6,000以上と豊富で、手数料は立会時間の取引と変わりません。SBI証券の場合は、立会時間のみの対応となるため、注意しましょう。 立会時間 標準時間 :23:30~6:00 サマータイム :22:30~5:00 24時間取引が可能な場合、立会時間外に株価が急騰、急落しても、すぐに対処できる点が最大のメリットでしょう。moomoo証券は「micro米国株」サービスの利用で1ドルから取引可能moomoo証券は主要ネット証券に先駆けて、1ドルから米国株へ投資できる「micro米国株」サービス展開しています。micro米国株とは、「1株未満」から米国株を売買できるサービスです。米国株は通常1株単位で取引されますが、主要銘柄の多くは1株200~400ドル、時にはそれ以上の価格になることもあります。1ドル140円のレートで円換算すると28,000~56,000円です。資金が限られていると、投資を始めにくいと感じるかもしれません。そういったお悩みを持つ投資家のニーズを解消できるサービスが「micro米国株」です。通常であれば、1万円以上の単位で取引となるところを、数百円程度で注目の米国市場へ投資ができるため、初心者でも無理なく投資を始められます。moomoo証券はIPO銘柄を上場日当日から取引可能どちらの証券会社もIPOの申し込みはできませんが、moomoo証券ではIPO銘柄を上場日当日から取引可能です。SBI証券は、「IPOスピードキャッチ!」というサービスがあり、一部の銘柄のみ当日から取引できます。ただし、2024年時点では8銘柄のみ対象と少なく、それ以外の銘柄が翌日以降の取引となります。IPO銘柄は上場当日に価格が大きく変動する場合もあるため、タイミングを逃したくない人はmoomoo証券が向いています。 1ドルから投資可能! moomoo証券の公式サイトを見る 投資信託の銘柄数はSBI証券が充実しているSBI証券は2,000本以上の投資信託を取り扱っており、moomoo証券に比べてラインナップが豊富です。moomoo証券も400本以上の銘柄を取り扱っており、「S&P500」や「日経平均株価」「オールカントリー」など人気の高い投資先と取引できます。ただし、投資信託は同じ投資先の銘柄でも運用会社によって信託報酬や総資産額が異なります。よりコストを抑えた銘柄を探したい場合はSBI証券が向いているでしょう。NISA(つみたて投資枠)の銘柄数はSBI証券が充実しているSBI証券は投資信託のラインナップが豊富なため、NISA(つみたて投資枠)の対象銘柄数も充実しています。つみたて投資枠の対象銘柄はノーロード(購入手数料が0円)で、信託報酬が低い水準となっているため、同じ投資先のファンドであれば大きな違いはありません。少しでも信託報酬が低い銘柄を探したい場合は、取り扱う本数が多いSBI証券が向いています。ポイントサービスはSBI証券が充実している証券会社では、取引などに応じてポイントが貯まったり、ポイントを投資に利用できたりしますが、利便性についてはSBI証券の方が充実しています。また、VポイントとPontaポイントに限られますが、溜まったポイントを使っての投資も可能です。●ポイント投資の対象取引 国内株式(現物・S株) 投資信託のスポット買付・積立 一方で、moomoo証券では、「moomooポイント」が適用されますが毎日ログインやミッション達成、キャンペーンなどでポイントが貯まる仕組みであるため、取引で貯まることはありません。なお、貯まったポイントの利用方法はmoomoo証券のグッズなどの交換のみです。そのため、他社ポイントを貯めている人やポイントを使って投資したい人はSBI証券が向いています。取引アプリやツールの特徴が異なる証券会社ではさまざまなアプリやツールが提供されており、取引や情報収集に役立ちます。それぞれの証券会社でツールが異なるため、使いやすいと感じる方を選びましょう。SBI証券のアプリ・ツールは数が豊富SBI証券は、アプリやツールの種類が豊富です。 証券会社 PCツール HYPER SBI2商品先物専用トレーディングツール スマホアプリ SBI証券 株 アプリSBI証券 米国株 アプリかんたん積立 アプリSBI証券 FXアプリSBI証券 先物・オプションアプリ取引所CFDアプリ -くりっく株365 特に、スマホアプリは取引するサービスごとに分かれているのが特徴です。国内株式と米国株式を別のアプリで管理したい場合は役立つでしょう。moomoo証券のアプリ・ツールは細かな分析が得意moomoo証券はPCツールとスマホアプリがそれぞれ1種類のみですが、分析機能や情報が充実していることがメリットです。●moomoo証券アプリの特徴 AIがチャートを予測してくれる 機関投資家の売買動向がリアルタイムで確認できる 著名アナリストの目標株価が表示される Bloombergなどの海外ニュースは自動翻訳ですぐに発信される 一部の米国企業の決算発表をライブ配信してくれる また、UIの質が高く、1つのアプリで日本株・米国株を同時に取引できる点が便利です。投資情報サービスはmoomoo証券が充実しているmoomoo証券は「moomooプレミアム」と呼ばれる投資情報サービスに無料で申し込み可能です。moomooプレミアムの特徴は以下の3つです。 リアルタイム情報が充実する レポートや分析機能が充実する プロの投資家・アナリストの分析レポートや動画が豊富 リアルタイム情報が充実しているmoomooプレミアムに申し込みすると、以下の3つの軸でリアルタイム情報を確認できるメリットがあります。●moomooプレミアムで確認できるリアルタイム情報 米国株(上下60本の板情報) 日本株(上下10本の板情報) 先物取引 また、大口投資家の売買動向もリアルタイムで確認できるため、ご自身の取引時に役立ちます。アプリのプッシュ通知機能を設定して、気になる銘柄の動きを常にチェックしましょう。 レポートや分析機能が充実するmoomooプレミアムでは、レポート機能が充実しており、以下の情報をいつでも確認することができます。 モーニングスターレポート モーニングスターレポート:大口投資家の意見や海外から見る日本株の調査結果を閲覧できる 企業関係者取引 企業関係者取引:イーロン・マスク氏やザッカーバーグ氏などの著名な企業関係者が取引した株式の情報を確認できる アナリスト評価 アナリスト評価:複数のアナリスト評価をアプリ上から確認できる チャートパターン分析 チャートパターン分析:統計データに基づいた上昇確率なども確認できる 四季報 四季報:国内上場企業全ての情報を確認できる さまざまな分析機能を活用すれば、高成長の銘柄を見つけ出すのに役立つでしょう。プロの投資家・アナリストの分析レポートや動画が豊富moomooプレミアムでは、プロの投資家やアナリストによるレポートや動画を無料で確認できます。 プレミアムトレードアイデア プレミアムトレードアイデア:各セクター上位3銘柄の注目銘柄リストと分析レポートを毎週配信してくれる 著名投資家独占レポート 著名投資家独占レポート:SNSなどで著名な投資家のレポートを独占配信 日本株調査レポート 日本株調査レポート:国内アナリスト独自の分析レポートを配信 日経CNBC動画 日経CNBC動画:マーケットや経済に関するさまざまな動画を配信 相場や銘柄の情報を勉強したい人に役立つコンテンツをいつでも確認できます。 分析ツールを重視したい人におすすめ moomoo証券の公式サイトを見る 即時入金に対応している銀行が異なる証券会社で資金を入金するためには、銀行口座から振込するか振替サービスなどを利用する必要があります。特に、即時入金に対応している銀行を利用すると、すぐに取引を始められるため便利です。即時入金に対応している銀行は、証券会社ごとに異なります。moomoo証券の場合、以下6つの銀行で自動入金が可能です。 moomoo証券で即時入金に対応している銀行 三井住友銀行 PayPay銀行 住信SBIネット銀行 セブン銀行 ゆうちょ銀行 楽天銀行 SBI証券は自動入出金に対応している銀行と、即時入金に対応している銀行に分かれます。●SBI証券 自動入出金に対応 即時入金に対応 SBI新生銀行住信SBIネット銀行三井住友銀行 三菱UFJ銀行三井住友銀行住信SBIネット銀行みずほ銀行りそな銀行埼玉りそな銀行楽天銀行PayPay銀行ゆうちょ銀行イオン銀行関西みらい銀行セブン銀行スルガ銀行 自動入出金に対応している銀行を利用すると、買付時に証券口座の残高が不足していても自動で振替してくれるため、入金手続きの手間を省けます。メインで利用している銀行口座が自動入出金や即時入金に対応している証券会社を選ぶと、取引しやすくなるでしょう。SBI証券は「クレカ積立」に対応しているクレカ積立とは、投資信託の積立買付をクレジットカードで決済できるサービスです。証券口座に資金がなくても買付でき、証券利用時のポイントと別にクレジットカードのポイントも貯まるメリットがあります。SBI証券では、三井住友カードやOliveなどのクレジットカードで積立が可能です。ただし、対象のクレジットカードや年間の利用金額に応じて付与率が異なります。●SBI証券 対象のクレジットカード 利用金額ごとのポイント付与率 三井住友カードプラチナプリファードOlive フレキシブルペイプラチナプリファード 年500万円以上:3.0%年300万円以上:2.0%年300万円未満:1.0% 三井住友カード ゴールド(NL)Olive フレキシブルペイゴールド 年100万円以上:1.0%年10万円以上:0.75%年10万円未満:0.0% 三井住友カード(NL)Olive フレキシブルペイ 年10万円以上:0.5%年10万円未満:0.0% お手持ちのクレジットカードで気軽に投資可能! SBI証券の公式サイトを見る 三井住友カードを利用している場合は、SBI証券を利用するメリットが大きいでしょう。moomoo証券はデモ取引が可能moomoo証券では、仮想資金を使って実際のお金を投じずに投資の取引をシミュレーションできる「デモ取引」が利用可能です。デモ口座を申し込むと、仮想資金が入金され、株式・オプション・先物をリアルタイム相場でシミュレーションできます。投資初心者でいきなり資金を使って取引するのは不安という人や、新しい投資戦略を試したい場合に役立つでしょう。 無料でデモ投資ができる moomoo証券の公式サイトを見る SBI証券とmoomoo証券の共通点SBI証券とmoomoo証券の違いを簡潔にまとめると、SBI証券はサービスの種類や投資信託の銘柄数が豊富で、moomoo証券は米国株式や分析機能などが充実しています。しかし、両社には少なからず共通点もあります。以下の項目はどちらでも大きな違いはありません。 【単元未満株(ミニ株)】どちらも取引手数料が無料 【NISA(成長投資枠)】どちらも国内・外国株式・投資信託を取り扱う 【単元未満株(ミニ株)】どちらも取引手数料が無料単元未満株とは、国内株式を1単元(100株)未満の数量で取引できるサービスです。数百円程度から取引できるようになるため、分散投資したい人や資金が少ない場合に便利です。単元未満株のサービスはどちらの証券会社も手数料が無料で、東京証券取引所の銘柄を買付・売却できます。SBI証券の国内株式は名古屋、福岡、札幌の証券取引所も取り扱っていますが、売却のみ可能です。【NISA(成長投資枠)】どちらも国内・外国株式・投資信託を取り扱うNISA(成長投資枠)で取引できるサービスはどちらの証券会社も共通しています。 国内株式 外国株式 投資信託 ただし、同じサービスでも証券会社ごとの特徴があるため、自分が取引したい内容に応じて選ぶとよいでしょう。例えば、SBI証券の外国株式は9カ国に対応しているため、幅広い先に投資できます。moomoo証券の外国株式は米国株式のみですが、取扱銘柄が豊富で手数料も抑えられる点がメリットです。また、NISA(成長投資枠)で買付できる投資信託の銘柄数はSBI証券が充実しています。 証券会社 銘柄数 1,329本 369本 ※ベーシックコースの場合SBI証券とmoomoo証券はどっちが自分に合う?おすすめの人を解説SBI証券とmoomoo証券はそれぞれ充実しているサービスが異なるため、自分が何を中心に取引するかに応じて選ぶとよいでしょう。また、どちらの証券会社も併用して使い分けるのが向いている人もいます。ここまで紹介した違いを踏まえて、どちらが向いているかをまとめていますので、証券会社選びの参考にしてください。SBI証券がおすすめの人SBI証券は取引先の数を重視したい人や、取引でポイントを貯めたい人に向いている証券会社と言えます。 ポイント投資やクレカ積立などのサービスを利用したい人 国内株式や投資信託を中心に取引する人 さまざまな国の株式を取引したい人 ポイント投資やクレカ積立などのサービスを利用したい人SBI証券は投資信託や国内株式、金・プラチナ・銀の取引に応じて、以下のポイントを貯めることができます。 Vポイント Pontaポイント dポイント JALのマイル PayPayポイント また、VポイントやPontaポイントで国内株式(現物・S株)や投資信託へ投資ができます。これらのポイントを普段から利用している人は、メリットが大きいでしょう。また、三井住友カードでのクレカ積立にも対応しており、買付金額に応じてポイントも貯まります。そのため、ポイントや積立投資の利便性を重視する場合は、SBI証券が向いているでしょう。国内株式や投資信託を中心に取引する人SBI証券は投資信託の銘柄数が2,500以上と豊富で、NISAで買付できる銘柄も充実しています。また、国内株式では全ての取引所の銘柄を扱っており、IPOやPTSなどの取引も可能です。国内株式や投資信託を取引する際に、さまざまな銘柄から選びたいという人はSBI証券が向いているでしょう。さまざまな国の株式を取引したい人SBI証券は外国株式で取り扱う国の種類が多く、9カ国に対応しています。 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア moomoo証券の外国株式は米国のみの取り扱いとなるため、アジア諸国などにも投資したい場合はSBI証券が向いています。 取引先を重視する場合なら SBI証券の公式サイトを見る moomoo証券がおすすめな人の特徴moomoo証券は米国株式のサービスが業界最高水準であるため、米国株式をメインに取引したい人に向いています。 米国株式を中心に取引する人 取引アプリの機能性を重視したい人 デモ取引で取引の練習をしたい人 米国株式を中心に取引する人moomoo証券は米国株式のサービス内容がSBI証券会社よりも充実しています。●moomoo証券の米国株式の特徴 取扱銘柄数が業界最多水準(約7,000銘柄) 取引手数料が業界最安水準 24時間いつでも取引できる IPO銘柄を上場日から取引できる 信用取引のサービスも充実している 国内の証券会社の中でも最高水準のサービスを提供しているため、米国株式を中心に取引する場合はmoomoo証券が向いているでしょう。取引アプリの機能性を重視したい人moomoo証券はアプリの分析機能や使いやすさが充実しています。例えば、機関投資家の売買動向がリアルタイムで確認できたり、AIがチャートを予測してくれたりと便利な機能が豊富です。さまざまな情報を駆使して取引したい場合は、moomoo証券が向いているでしょう。デモ取引で取引の練習をしたい人moomoo証券はデモ取引に対応しており、仮想資金でリアルタイム取引ができます。実際の資金を使わずシミュレーションができるため、投資初心者が練習するのに適しているでしょう。また、投資に慣れている人でも、新しい投資手法を試したり分析結果が正しいか検証したりする場合に活用できます。 米国市場やツールの充実性を重視するなら moomoo証券の公式サイトを見る 両方の口座開設がおすすめな人もいる1つの証券会社を使うよりも、両方の証券会社口座を開設する方が向いている人もいます。複数の証券口座を持つことで、取引したいサービスにあわせて証券会社の使い分けができるからです。例えば、「NISAやiDeCo、投資信託などの取引はSBI証券で、米国株式はmoomoo証券で取引する」など、それぞれのメリットを活かして使い分けると、取引が充実します。また、moomoo証券のツールやデモ取引、情報サービスは充実しています。メインの取引はSBI証券を利用する人でも、デモ取引や分析機能を活用するためにmoomoo証券に口座開設するのもひとつの方法です。 トップクラスの投資先数が特徴的! SBI証券の公式サイトを見る 米国市場に興味があるなら! moomoo証券の公式サイトを見る まとめSBI証券とmoomoo証券は特徴が大きく異なるため、自分がどのような取引をするかによって選ぶことが重要です。どちらの証券口座を開設するか迷っている人は、以下の表を確認し、それぞれの違いを押さえましょう。 証券会社 取り扱いサービス数 13種類 4種類 国内株式取引所 全取引所を扱う 東京証券取引所のみを扱う 国内株式取引方法 現物取引信用取引IPOPTS 現物取引のみ 米国株式銘柄数 5,190銘柄超 約7,000銘柄 米国株式手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132%※ 投資信託銘柄数 2,573本 421本 NISA(つみたて投資枠)銘柄数 259本 120本 貯まるポイント VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント moomooポイント ポイント投資 ◯ × 取引アプリ 種類が豊富 分析機能が充実 即時入金可能な銀行 13行 6行 クレカ積み立て ◯ × デモ取引 × ◯ ※ベーシックコースの場合SBI証券はクレカ積立やポイント投資のサービスが提供されています。また、投資信託の銘柄数がmoomoo証券よりも豊富なため、NISA(つみたて投資枠)などを中心に取引する場合に向いているでしょう。moomoo証券は米国株式に特化した証券会社で、手数料や銘柄数、信用取引などでSBI証券よりもサービスが充実しています。また、取引アプリが使いやすく分析や情報収集に役立つため、米国株式を本格的に始めたい人に向いています。上記の特徴を踏まえて、自分が投資したいサービスや取引スタイルに応じて証券会社を選びましょう。なお、ほかにもおすすめのネット証券を比較して選びたい人は、次の記事も参考にしてください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
WealthNavi (ウェルスナビ)のおまかせNISAとは?仕組みやメリット・デメリットを解説
WealthNavi(ウェルスナビ)では、NISA口座が使える「おまかせNISA」が提供されています。ウェルスナビで自動運用しつつ、新NISAによる税制メリットが受けられます。ただ、通常のウェルスナビとの違いが気にある方もいらっしゃるでしょう。この記事では、おまかせNISAのサービス内容を踏まえて、ウェルスナビでNISA口座を利用するメリット・デメリットを解説します。NISAかロボアドバイザー、どちらで資産運用を始めるべきか迷っている方は、ぜひ当記事をご参照ください。最後まで読めば、おまかせNISAを利用すべきか判断できるでしょう。 おまかせNISAをおすすめできる人 NISA口座で人気のロボアドバイザーを利用したい人 ウェルスナビの手数料を抑えたい人 おまかせNISAをおすすめできない人 NISA口座で株や投資信託も投資したい人 新NISA口座でお任せ運用ができる! ウェルスナビで口座開設して おまかせNISAを始める WealthNavi(ウェルスナビ)のおまかせNISAとは?サービス内容を解説ウェルスナビには、新NISA口座でお任せ運用ができる「おまかせNISA」提供しています。おまかせNISAで利用できるサービスは、以下のとおりです。 おまかせNISAの特徴 つみたて投資枠と成長枠を併用して投資する 手数料が通常の課税口座より安くなる NISA枠を極力使わずにリバランスを実施する 通常のウェルスナビの違いと比較しながら解説していきます。つみたて投資枠と成長投資枠を併用して投資できる2024年から制度刷新されたNISAは非課税期間が無期限となり、つみたて投資枠と成長投資枠の2種類の非課税枠が用意されています。 引用:金融庁「NISAを知る」2025年7月確認それぞれの非課税枠は、対象の金融商品や年間・生涯の投資額が異なります。ウェルスナビのおまかせNISAは、新NISA口座でウェルスナビが利用できるだけでなく、投資商品や投資方法に応じて、2種類の非課税枠を自動で使い分けて運用するのが特徴です。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年7月確認 入金方法 投資対象の資産 利用NISA枠 自動積立入金 米国株のみ つみたて投資枠 米国株を含む株式・債券・金・不動産 成長投資枠 自動積立以外の入金 すべての資産 成長投資枠 2025年7月作成 自分で新NISA口座を使って投資する場合、資産選びだけでなく、どの非課税枠で保有するか決める必要があります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、新NISA口座の非課税枠も使い分けもお任せ可能です。手数料が通常の課税口座より安くなる通常の課税口座でウェルスナビを利用する場合、手数料は運用残高の年率1.1%(税込)です。おまかせNISAの手数料は通常口座と違い、なんとつみたて投資枠の手数料が0%になります。成長投資枠の手数料はポートフォリオごとに異なり、リスク許容度が低いコースほど安くなります。 引用:WealthNavi公式「新しいNISAの手数料」2025年7月確認そのため、おまかせNISA全体の手数料は0.693〜0.733%(年率・税込)と、通常の課税口座と比較して0.3%以上割安です。運用益が非課税になるだけでなく、手数料も割安になるのはうれしいですね。NISA枠を極力使わずにリバランスを実施するウェルスナビは世界中の金融資産に分散投資をするだけでなく、リバランスも自動で実施してくれます。自動リバランスでは、資産配分が大きくなった資産を売却し、逆に小さくなった資産を買い直して、ポートフォリオのバランスを元に戻します。おまかせNISAでも同様の自動リバランスを実施しますが、通常の課税口座と違いNISA枠を極力売却しないことが特徴です。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年7月確認 NISA枠の資産を売却すると、売却した分の非課税枠は翌年まで回復しません。しかしおまかせNISAなら、リバランス時にNISA枠から極力売却せず、非課税枠を効率良く使う工夫も施しています。 新NISA口座でお任せ運用ができる! ウェルスナビで口座開設して おまかせNISAを始める 以上が、ウェルスナビのおまかせNISAの特徴です。次章から、ウェルスナビのおまかせNISAを利用するメリット・デメリットを解説します。ウェルスナビのおまかせNISAを活用するメリットウェルスナビのおまかせNISAで新NISA口座を活用するメリットは、以下のとおりです。 おまかせNISAのメリット おまかせ運用しながらNISA枠も自動で使い分けてくれる 手数料が抑えられる 各メリットを1つずつ解説します。おまかせ運用しながらNISA枠も自動で使い分けてくれる新NISA口座を利用すれば運用益を非課税にできますが、実際に新NISA口座で投資する場合、どの資産をどの非課税枠で投資するか自分で判断しないといけません。ウェルスナビのおまかせNISAなら、投資する資産の種類に応じてつみたて投資枠と成長投資枠に自動で振り分けて運用します。具体的には、つみたて投資枠は米国株、成長投資枠は米国株を含めた株式・債券・金・不動産となっています。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年7月確認 そのためウェルスナビのおまかせNISAなら、ただ運用益を非課税にできるだけでなく、非課税枠の振り分けもウェルスナビにお任せすることが可能です。手数料が抑えられるウェルスナビのおまかせNISAでは、つみたて投資枠で保有する資産には手数料が発生しないため、おまかせNISA全体の手数料は通常口座よりも割安になります。 ※引用:WealthNavi「おまかせNISA」2025年7月確認 さらに長期割が適用されれば、手数料は最大年率0.594〜0.660%(税込)まで安くすることも可能です。おまかせNISAで運用益を非課税にしつつ、手数料も抑えられるのはうれしいですね。ウェルスナビで新NISAを活用するデメリットおまかせNISAを活用するメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。 おまかせNISAのデメリット リスク許容度や入金方法によっては非課税を使いきれない 一部のロボアドバイザーと比較して手数料が割高 株式や投資信託など他の商品を新NISA口座で保有できない 各デメリットをそれぞれ見ていきましょう。リスク許容度や入金方法によっては非課税を使いきれない新NISA口座の各非課税には、以下のように上限が設定されています。 ※引用:WealthNavi「「おまかせNISA」で非課税枠をフル活用するには」2025年7月確認 新NISA口座全体の非課税は1,800万円で、うち1,200万円はつみたて投資枠と成長投資枠の共通枠です。のこり600万円はつみたて投資枠でしか使えない仕組みです。この内容を踏まえて、ウェルスナビのおまかせNISAで新NISA口座の非課税を使い切るには、以下の条件を満たす必要があります。 おまかせNISAで新NISA口座の非課税を使い切る条件 リスク許容度は4もしくは5を選択 入金方法は積立投資のみ 上記の条件を1つでも満たせないと、生涯非課税枠と同額の1,800万円を入金しても、新NISA口座の非課税をフルに使えません。具体的には、以下のケースが挙げられます。 新NISA口座の非課税がすべて使えないケース リスク許容度1・2・3で積立投資 リスク許容度4・5でNISA枠に一括入金した 上記のケースだと成長投資枠がすべて埋まり、余った分は入金先が通常口座に切り替えられます。現状、おまかせNISAで新NISA口座の非課税枠をフルに使うには条件があることに注意しましょう。一部のロボアドバイザーと比較して手数料が割高ウェルスナビのおまかせNISAの手数料は通常口座よりも割安になりますが、一部のロボアドバイザーと比較しても割高となっています。以下におまかせNISAと主要ロボアドバイザーの手数料をまとめてみました。 サービス名 利用手数料(年率・税込) 信託報酬(ETF経費率) ウェルスナビおまかせNISA 0.693~0.733% 0.06〜0.13% ウェルスナビ 1.1% SUSTEN 0.12~0.58% ※信託報酬含む SBIラップAI投資コース 0.66% 平均0.292% SBIラップ匠の運用コース 0.77% 平均0.692% ON COMPASS 0.9775% ※ETF経費率含む ROBOPRO 1.1% 非公開 THEO+ docomo 1.1% 非公開 Wealth Wing 0.99%+情報利用料330円/月 - 楽ラップ ■固定報酬型:0.715%■成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 最大0.682% 2025年7月作成 上記のように、SUSTEN・SBIラップAI投資コースのほうがおまかせNISAよりも手数料が割安です。しかもSUSTENは新NISA口座にも対応しており、1年以上の出金がないと手数料が最大年率0.1%キャッシュバックされるサービスも付いています。もし新NISA口座でお任せ運用をしつつ手数料を極力抑えたいなら、SUSTENを利用するのがおすすめです。 関連記事 SUSTENの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 株式や投資信託など他の商品を新NISA口座で保有できない新NISA口座は、制度上、1人につき1つの口座しか開設できません。例えば「SBI証券のつみたて投資枠とウェルスナビの成長投資枠を併用する」ことができない状況です。ウェルスナビは投資一任型ロボアドバイザーなので、ウェルスナビの口座で個別株を購入することができません。そのため、新NISA口座で個別株を投資したい場合は、どちらかを選ぶ必要があります。ちなみに、SBI証券のSBIラップや楽天証券の楽ラップのように、ネット証券が投資一任型ロボアドバイザーを運用している場合でも、新NISA口座は使えません。 新NISA口座でお任せ運用ができる! ウェルスナビで口座開設して おまかせNISAを始める 以上が、ウェルスナビのおまかせNISAを活用するデメリットです。次章では、メリット・デメリットを踏まえた、おまかせNISAをおすすめできる人を紹介します。おまかせNISAがおすすめの人ウェルスナビのおまかせNISAをおすすめできる人は、下記のとおりです。 おまかせNISAをおすすめできる人 新NISA口座でどの銘柄を運用するか選べない人 手数料を抑えてウェルスナビを利用したい人 それぞれ、なぜおすすめできるのか詳しく解説します。新NISA口座でどの銘柄を運用するか選べない人新NISAで投資するメリットは、保有資産で得た利益が非課税になることです。ただ、初めて投資する初心者からすると、どの銘柄に投資すべきか、どこまでリスクが取れるか判断するのが難しいでしょう。ウェルスナビのおまかせNISAなら、ポートフォリオの設計・毎回の積立投資・リバランスなど、資産運用に必要な作業を自動化しつつ利益を非課税にすることが可能です。6つの質問に回答すれば、ウェルスナビがおすすめの資産配分を提案してくれるので、自分で銘柄を選ぶ必要もありません。おまかせNISAなら、投資の知識・経験に自信がなくても、新NISA口座で将来の資産運用を始められます。「新NISAで投資を始めたいけど、何に投資すればいいかわからない」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、気軽な気持ちで新NISAで投資を始められますよ。手数料を抑えてウェルスナビを利用したい人通常の課税口座でウェルスナビを利用すると、運用残高の1.1%(税込)の手数料が発生します。ウェルスナビに運用をお任せする以上、必要なコストではあるものの、手数料はなるべく抑えたいですよね。ウェルスナビのおまかせNISAでは、新NISAのつみたて投資枠の手数料が無料となっており、新NISA口座全体なら手数料が0.693〜7.33%(税込)となっています。そのためおまかせNISAを利用すれば、課税口座でウェルスナビを利用するよりも、投資効率を上げることが可能です。「ウェルスナビが気になっているけど、手数料の高さが気になる」という方は、おまかせNISAを利用して、ウェルスナビの手数料を抑えてみてはいかがでしょうか。 新NISA口座でお任せ運用ができる! ウェルスナビで口座開設して おまかせNISAを始める 以上、ウェルスナビのおまかせNISAをおすすめできる人を解説しました。次章では、ウェルスナビ自体のサービス内容を解説します。ウェルスナビがどのようなロボアドバイザーか改めて確認したい方は、あわせてご参照ください。そもそもウェルスナビはどんなロボアドバイザー?ここでは、ウェルスナビ自体の特徴を解説します。ウェルスナビの自動運用サービスには、以下4つの特徴が挙げられます。 ウェルスナビの特徴 5つのポートフォリオから選んでお任せ運用ができる 定期的にリバランスとポートフォリオの見直しを実施してくれる DeTAX機能で税負担を最適化してくれる 運用残高・運用期間が応じて手数料が割引される 5つのポートフォリオから選んでお任せ運用ができるウェルスナビには、リスク許容度が異なる5つのポートフォリオが用意されています。質問に回答すればウェルスナビがあなたのリスク許容度を診断し、おすすめのポートフォリオを提案してくれます。運用コースを決めて入金すれば、運用に必要な作業をウェルスナビがすべておこなってくれます。各コースのリスク・リターンのバランス、資産配分の詳細は下記のとおりです。 リスクとリターン 資産配分 引用:WealthNavi公式「最適ポートフォリオって何ですか?」2025年7月確認 引用:WealthNavi「WealthNaviの資産運用アルゴリズム」2025年7月確認 投資先の金融資産やポートフォリオが決められなくても、ウェルスナビがすべて自動で運用してくれるので、投資家の経験がない初心者でも世界中の資産へ分散投資を始めることが可能です。 ライフプランに合わせてコースを変更できる 引用:WealthNavi公式「ライフプランって何ですか?~老後資金を見える化して備えよう~」2025年7月確認 ウェルスナビでは、状況に応じたコース変更がいつも可能です。 例えば、転職して収入が増えたからリスク許容度を上げたり、定年退職したため資産を守りたい場合はリスク許容度を下げたりできます。 また、ウェルスナビには「ライフプラン機能」が提供されており、年齢・年収・資産額に応じて必要な老後資金を試算し、計画立てや投資計画の進捗を把握することが可能です。 ライフプラン機能を活用して、状況に応じて運用コースを変更しながら運用すれば、より納得できる資産形成を続けられるでしょう。定期的にリバランスとポートフォリオの見直しを実施してくれる投資が難しいと言われる理由の1つが、リバランスやポートフォリオの見直しです。相場は常に変化するため、必要応じてポートフォリオをメンテナンスする必要があります。ウェルスナビでは、ノーベル経済学賞を受賞した投資理論に基づいた運用戦略を作っており、リバランスは6ヶ月に1回、ポートフォリオの見直しは1年に1回実施してくれます。 引用:WealthNavi公式「なぜ長期投資には『リバランス』が必要?」2025年7月確認リバランスやポートフォリオの見直しが難しい人でも、ウェルスナビを利用すればすべてお任せ可能です。DeTAX機能で税負担を最適化してくれるウェルスナビには、運用に必要な作業をお任せできるだけでなく、「DeTAX」という税金最適化機能も搭載されています。本来、投資で得た利益には20.315%の税金が課税されます。ウェルスナビのDeTAXは、評価損が発生している資産をあえて売却し実現利益と相殺することで、当年の税金を圧縮もしくはゼロにして、税負担を翌年以降に繰り延べてくれます。売却した資産は、同じ銘柄・同じ数量・同じ価格で売却と同時に買い戻すので、ポートフォリオを崩れることはありません。そのため、ポートフォリオを維持したまま、税負担を自動で最適化することが可能です。おまかせNISAを活用すれば運用益がそもそも非課税なので、DeTAX機能は必要ありません。ただ、通常の課税口座と併用する場合なら、DeTAXが利用できるため通常口座の投資効率も上げられます。運用残高・運用期間が応じて手数料が割引されるウェルスナビには、運用残高と運用期間に応じて手数料が割引される「長期割」というサービスもあります。半年ごとに運用残高が評価され、50万円以上なら年率0.11%(税込)ずつ、200万円以上なら年率0.22%(税込)ずつ割引され、最終的には年率0.99%(税込)まで割引されます。 引用:WealthNavi公式「長く続けるほどお得な「長期割」」2025年7月確認そのため、ウェルスナビでの運用期間が長いほど、手数料を抑えることが可能です。さらに、この長期割はおまかせNISAでも適用されます。そのため、おまかせNISAで長期割が適用されると、手数料は年率0.594〜0.66%(税込)まで割引されます。おまかせNISAなら、運用益を非課税にしつつ手数料も割引されるので、投資効率をより上げることが可能です。以上、ウェルスナビの特徴を解説しました。最後に、おまかせNISAの具体的な使い方を解説します。おまかせNISAの始め方それでは、ウェルスナビのおまかせNISAを始める方法を紹介します。今回は以下の3つのケースに分けて紹介します。もし、他の金融機関で新NISA口座を開設した場合は、新NISA口座の移管手続きが必要です。 おまかせNISAを始めるパターン 新NISA口座を開設していない、かつウェルスナビを初めて利用する →ウェルスナビでおまかせNISAに申し込み すでにウェルスナビを利用しているが、新NISA口座は開設していない →コースを切り替える すでに他の金融機関で新NISA口座を開設している →新NISA口座の移管手続き後に、おまかせNISAに申し込み それぞれのパターンに応じた、ウェルスナビのおまかせNISAの始め方を見ていきましょう。新NISA口座を開設していない、かつウェルスナビを初めて利用するウェルスナビの申し込み時に、おまかせNISAを同時に申し込みましょう。ウェルスナビの申し込み手順は、以下のとおりです。 ウェルスナビの申し込み方法 メールアドレス登録 必要事項の記入 本人確認手続き 規約等の同意 口座開設完了通知の受け取り 質問に回答してリスク許容度を診断して入金 おまかせNISAの申し込みには、規約等の同意時に「おまかせNISAの利用を希望する」のチェックが必要です。ただ、この時点でおまかせNISAを申し込まなくても、ウェルスナビの口座開設後にいつでも申し込みできます。 口座開設は公式へ ウェルスナビでおまかせNISAを始める すでにウェルスナビを利用しているが、新NISA口座は開設していないウェルスナビの会員ページでおまかせNISAに申し込みましょう。おまかせNISAの申し込みには、本人確認書類が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを用意して、書類を撮影・アップロードしてください。手続き後、税務署による審査が完了したらおまかせNISAを活用できます。すでに他の金融機関で新NISA口座を開設している他の金融機関で新NISA口座を開設している方は、ウェルスナビの申し込みが完了しているうえで、新NISA口座の移管手続きが必要です。新NISA口座の移管手続きは、以下の手順でおこないます。 新NISA口座の移管手続き方法 ウェルスナビに本人確認書類を提出 新NISA口座がある金融機関から「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」の発行を申請する 上記の書類と通知書受取番号をウェルスナビへ郵送 「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」の発行は、申請から2週間ほどかかります。もしウェルスナビの申し込みも必要な方は、事前に新NISA口座の移管手続きを始めておくと、スムーズにおまかせNISAが使えるでしょう。まとめこの記事では、ウェルスナビのおまかせNISAを解説しました。おまかせNISAでは、新NISA口座の非課税を自動で使い分けながらお任せ運用ができるサービスです。おまかせNISAではつみたて投資枠の手数料が発生しないため、通常口座よりも手数料が割安になり、利益を非課税にしながら費用を抑えることもできます。そのため、新NISA口座はロボアドバイザーを利用したい方は、ウェルスナビのおまかせNISAの活用がおすすめです。ウェルスナビのおまかせNISAで、お任せ運用をしながら運用益を非課税にして将来の資産を築いていってください。なお、新NISA対応のロボアドバイザーを比較して選びたい人には、次の記事がおすすめです。 関連記事 新NISA対応のロボアドバイザーを比較した記事はこちら また、ほかにもたくさんのロボアドバイザーを比較して選びたい人には、次の記事もおすすめです。 関連記事 主要ロボアドバイザーを比較した記事はこちら よくある質問ウェルスナビの新NISA口座と他の金融機関の新NISA口座は併用できますか?新NISA口座は、1人につき1つまでです。制度の都合上、新NISA口座を複数の金融機関で保有することはできません。ウェルスナビのおまかせNISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠を併用できますか?自動積立入金に設定した場合は、併用できます。一括入金した場合だと、投資先の金融商品に関わらず成長投資枠で保有されます。旧新NISA口座のおまかせNISAはロールオーバーはできますか?旧新NISA口座の非課税期間の終了後は、現行新NISA口座へのロールオーバーはできません。通常口座に払い出されます。ウェルスナビのおまかせNISAの解約方法を教えてください。おまかせNISAを解約して他社の金融機関で新NISA口座を移管したい(当社の新NISA口座で購入した資産は持ち続ける)場合は、「金融機関の変更」から申請して「非課税口座廃止通知書」を受け取った後、変更後の金融機関に申し込みます。おまかせNISAを解約かつ新NISA口座を廃止したい場合は、書面上で新NISA口座の資産の売却と新NISA口座の廃止を申請する必要があります。ウェルスナビにログイン後、お問い合わせフォームからその旨を連絡しましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ON COMPASS(オンコンパス)の実績評判は?利用するメリット・デメリットを解説
この記事では、マネックス証券のロボアドバイザーの「ON COMPASS(オンコンパス)」の特徴、口コミや評判を詳しく解説していきます。ロボアドバイザーの種類は多く、商品ごとの違いや運用実績を把握しておかないと、ご自身の投資スタイルに合わないロボアドバイザーを利用してしまう可能性があります。ON COMPASSには利用するメリット・デメリットどちらもあるので、利用者の口コミ・評判も踏まえて、利用するかぜひ検討してください。 ON COMPASSをおすすめできる人 マネックス証券で投資している人 目標金額が決まっている人 実績と手数料のバランスを重視したい人 ON COMPASSをおすすめできない人 リスク許容度が低い運用コースで始めたい人 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める ON COMPASS(オンコンパス)の基本情報を紹介ON COMPASSの基本情報は次のとおりです。 ON COMPASSサービス基本情報 運営会社 マネックス・アセットマネジメント株式会社 サービス開始 2016年7月 預かり資産残高 361億円(※) タイプ 投資一任型 自動積立 毎月11日 最低投資額 1,000円 自動リバランス 原則3ヵ月に1度 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内外の株式・債券・REIT 手数料(年率・税込) 0.66% スマホアプリ なし ※マネックス証券「ON COMPASS〜数字で振り返る8周年〜」2025年7月確認 ON COMPASS(オンコンパス)は、マネックス証券が運営する投資一任型のロボアドバイザーです。投資経験や保有資産などの質問に答えることでリスク許容度を診断し、おすすめの運用コースで国内外の株式・債券・REITなどに自動で分散投資をしてくれます。運用開始は2016年7月で、国内の投資一任型ロボアドバイザーのなかでは最長レベルとなります。以上、ON COMPASSのサービス概要を解説しました。次章では、実際にON COMPASSを利用している人の口コミ・評判を解説していきます。利用者や検討者の口コミからON COMPASSの評判を紹介ここでは、実際にON COMPASS(オンコンパス)を利用している人や検討している人の、良い口コミ・評判や悪い口コミ・評判を紹介していきます。ON COMPASSの良い口コミ・評判 ★★★★4 マネックスのラップこと ON COMPASSは資産配分を惜しみなく無償公開している ★★★★★5 マネックス証券のON COMPASSがすごいらしい。楽天証券もいいけど、マネックスも負けじといいので、一度覗いてみたらいいと思う。 ★★★★★5 質問に答えると最適な資産運用プランを提案、選んだプランを全自動で運用をおこなうおまかせ運用サービス「ON COMPASS」は資産運用の初心者の方や忙しい人にピッタリ♬ ★★★★4 一般的にファンドラップは手数料を多く取られる上にリターンが少ないイメージだが、ON COMPASSであれば投資対象としてアリだと思う。 ★★★3 マネックス証券のON COMPASSを来月から月1万円ずつ積立てていこうと思います。変に自分が運用するより、任せたほうが良いですね。 ON COMPASS(オンコンパス)は運用実績がよい点、また投資初心者にもわかりやすい点が評価されています。また、金融庁が公開した資料では、ファンドラップにおける費用控除の3年・5年間の平均パフォーマンスで1位(※1)を取ったことが評価されています。 ※1参照:金融庁「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」2025年7月確認 ON COMPASSの悪い口コミ・評判 ★★2 ON COMPASSはWealthNaviよりも債券の組入比率が高いから、株高トレンドが続く限りWealthNaviに追いつくのは容易ではないかも。 ★1 moneytreeと連携してわかったけど、monexのon compassは反映されないんだな、来年にはやめてSBI証券からオルカンか世界配当行くからいいけど ★★★3 マネックス證券のロボアドバイザー、ON COMPASSとマネックスアドバイザーの2つがあって、どっち使ったらいいんだろう? ON COMPASS(オンコンパス)を利用した方のなかで最も悪い口コミは、WealthNaviをはじめとした他のロボアドバイザーと比較して、運用実績が悪いときがある点です。運用しているコースや時期によって変動はしますが、口コミによるとON COMPASSは他のロボアドバイザーより実績は悪いという評判が目立っていました。また、家計簿アプリとの連携に対応していないことや同じマネックス証券の助言型ロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」との違いがわかりにくい口コミも見受けられました。マネックスアドバイザーは、運用コースの提案はしてくれるものの、その後の購入手続きやリバランスはご自身でおこなう必要があります。その代わり、手数料が年率0.33%とON COMPASSと比較して割安です。他社のロボアドバイザーとON COMPASSを比較した口コミ・評判 ★★★★4 他のロボアドバイザーを利用した人は、ON COMPASSをどのように感じているのでしょうか? ON COMPASS は組み入れ上位の ETF が軒並み上昇、トータルでは前週比 +2.36 % という好結果に。ON COMPASS はトータルでも 2 位に浮上し WealthNaviに食らいつけるか注目。 ★★★3 各社 #ロボアド の定点観測👀 運用益は前週比-2.08%で、+5.38%で着地😿 1位: #FOLIO (15.11%) 2位: #THEO (15.04%) 3位: #ON COMPASS (13.70%) 元王者FOLIOが復活!当時は守りに強いと評価していたが、ここから本領発揮するか!? ★★★★★5 いろんなロボアドバイザーを利用してますが、私の場合はマネックス証券のオンコンパスが一番成績が良いです。 上記が他社と比較した、ON COMPASSの評判・口コミです。利用者によっては、他のロボアドバイザーよりも実績が良いという口コミが見受けられました。利用するタイミングや運用残高が人それぞれで異なることから、ロボアドバイザーの実績は人によって変わります。そのため、実績だけでなく各ロボアドバイザーのサービス内容の違いも踏まえて、ON COMPASSを利用するか判断するのがおすすめです。 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める 以上、ON COMPASSを利用している人や検討している人の評判・口コミを紹介しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえて、ON COMPASSのメリット・デメリットを解説します。ON COMPASS6つのメリットON COMPASS(オンコンパス)には、他のロボアドバイザーと比較して次の6つのメリットがあります。 ON COMPASSのメリット 自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれる 手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安い 最低1,000円から投資ができる 定期引出機能が付いている 定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれる 新NISAの成長投資枠で運用できる 目標を把握しやすく最低1,000円から運用できる点や自動でポートフォリオの見直しをおこなってくれる点がメリットです。ON COMPASSのメリットを詳しく見ていきましょう。自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれるON COMPASSは自分の目標金額や、現状の資産状況に合わせた運用コースを提案してくれるのがポイントです。ON COMPASSでは、次の4つのプランを用意しています。 ON COMPASSで用意されているプラン ためる・マイペース 余裕資金を積立投資するプラン ためる・マイゴール 目標金額と積立金額から達成率を計算して運用するプラン たのしむ まとまった資金を運用しつつ定期的に引き出すプラン そなえる 積立投資をしつつ、将来定期的に引き出すプラン プランを選択して質問に回答すると、おすすめの運用コースと運用シミュレーションの結果が表示されます。くわえて、目標金額、初期投資額、積立金額などからプランの達成率も計算してくれます。達成率が80%を超えていれば運用を始められます。無理のないプランで運用が続けられる工夫が施されているのが、ON COMPASSならではのメリットです。さらにON COMPASSでは、現時点での目標までの達成率を自動的に算出し、達成率はマイページでいつでも確認可能です。達成率が低いとアラートが届き、目標の見直しや臨時のリバランスも実施できるので、目標に向けた資産形成が計画的におこなえます。手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安いON COMPASS(オンコンパス)の手数料は、他の投資一任型のロボアドバイザーよりも割安です。例えば、投資一人型ロボアドバイザーで実績が高いと評判の、ウェルスナビ(WealthNavi)とロボプロ(ROBOPRO)の手数料と比較してみました。 費用の比較表 ロボアドバイザー 手数料(年率・税込) 信託報酬もしくは経費率(年率・税込) ON COMPASS 0.9775% ※投資信託の信託報酬込み ウェルスナビ 1.1% 0.06〜0.13% ロボプロ 1.1% 非公開 2025年7月作成上記は投資一任による手数料ですが、実際は投資先の投資信託の信託報酬やETFの経費率も発生します。ON COMPASSの手数料は、なんと投資先のETFの経費率を含めたものです。そのため、トータルの費用で考えるとウェルスナビ・ロボプロとりもかなり割安になります。費用を抑えて投資一任型ロボアドバイザーを利用したい方は、ON COMPASSを選ぶといいでしょう。最低1,000円から投資ができるON COMPASS(オンコンパス)は、毎月1,000円から投資ができます。少ない資金で投資ができるので、投資資金に余裕がない方でも投資を始めやすくなっています。また、投資金額はいつでも変更可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーの最低投資金額は1万円であることと比較すると、ON COMPASSなら1,000円から始められるのはメリットだといえます。少額からロボアドバイザーを始めたい方は、最低1,000円から利用できるON COMPASSを利用するのがおすすめです。定期引出機能が付いているON COMPASSのたのしむ・そなえるコースでは、毎月の積立投資額だけでなく、目標金額到達後の定期引出機能が付いています。定期引出機能を利用すれば、必要な金額だけ自動で引き出しつつ残りを運用し続けられるため、資産の有効活用することが可能です。他のロボアドバイザーで資産の一部を引き出す場合、毎回手動で手続きしないといけません。ON COMPASSの定期引出機能があれば、老後の資産や教育資金など毎月定額で引き出しが必要な場合に便利です。運用資産の用途が決まっている方はON COMPASSを利用して、定期引出機能を活用して効率よく資産を活用しましょう。定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれるON COMPASSでは3ヵ月に1回、市場の状況や運用商品の値動きに合わせて、資産配分を元に戻すリバランスを自動でおこなってくれます。例えば運用の結果として、海外株式の割合が多く、国内債券の割合が少なくなった場合、海外株式を売却して国内債券を買付して資産配分を調整します。利用者のリスク許容度の範囲内で運用を続けられるよう、資産配分を定期的にチェックし、必要に応じて調整してくれるのがメリットです。助言型ロボアドバイザーの場合、ポートフォリオの提案はしてくれますが、実際の購入やリバランスはご自身でおこなわないといけません。自分自身のリスク許容度にあわせながらお任せ運用をしたい方は、ぜひON COMPASSを利用してみてください。新NISAの成長投資枠で運用できるON COMPASSは、なんと新NISAの成長投資枠で運用することも可能です。マネックス証券の新NISA口座内で保有するので、マネックス証券が取り扱っている株式や投資信託と一緒に保有できます。新NISA口座内でON COMPASSのお任せ運用を利用しつつ、いろんな資産に投資できます。そのため、新NISA口座でロボアドバイザーと株式・投資信託を併用したい方は、マネックス証券のON COMPASSを選ぶのがおすすめです。 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める ON COMPASSのデメリットON COMPASS(オンコンパス)にはメリットだけでなく、次のデメリットも頭に入れておく必要があります。 ON COMPASSのデメリット 積立投資は毎月11日に固定 運用に関する独自機能がない ON COMPASS(オンコンパス)のデメリットを1つずつ解説していきます。入金から積立投資までにタイムラグがあるON COMPASSは積立投資で利用する場合、始めるタイミングによっては、すぐに運用が開始されるわけではありません。ON COMPASSで積立投資が始まるタイミングは、資一任契約を締結された月の翌月11日(休日・祝日の場合は翌営業日)と決められています。例えば、1月15日に契約を締結して同日に入金が完了したとしても、積立投資が開始されるのは翌月の2月11日となります。ただし、新規投資や追加投資などスポットでの投資の場合は、入金日から4営業日後に投資されます。すぐにON COMPASSで積立投資を始めたい場合は、申し込むタイミングに気をつけましょう。運用に関する独自機能がないON COMPASSを利用すれば、運用で必要な作業をすべてお任せできますが、運用効率を上げる独自機能は搭載されていません。以下のロボアドバイザーには、基本的なお任せ運用以外に独自の機能が搭載されています。 各ロボアドバイザーの搭載機能 ウェルスナビ税金最適化機能・手数料割引 THEO+ docomo税金最適化機能・AI下落予測機能・ESG投資 楽ラップ下落軽減機能(DRC) SUSTEN税金最適化機能 特に、税金最適化機能は保有資産の損益状況を踏まえて税負担を最適化してくれるので、実質的な利回りが改善される可能性があります。その代わり、ON COMPASSには目標設定機能があります。どの機能を重視したいかで、利用するロボアドバイザーを決めるといいでしょう。 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める 以上、評判・口コミを踏まえてON COMPASSのメリット・デメリットを解説しました。続いては、ON COMPASSの最新運用実績を紹介します。運用実績が気になる方は、ぜひ次章も読み進めてください。最新のON COMPASSの運用実績を解説ここでは、ON COMPASS(オンコンパス)の運用実績を他のロボアドバイザーの実績とともに確認していきます。まずは各ロボアドバイザーの全コース平均を比較していきます。実績数値の比較はこちら 全コース平均におけるロボアドバイザー各社の運用実績(2025年3月末基準) サービス名\期間 6ヵ月 1年 3年 ON COMPASS(マネックス証券) ウェルスナビ THEO+ docomo SUSTEN 楽ラップ SBIラップ匠の運用コース おまかせ運用(CHEER証券) 2025年7月作成 ON COMPASSは一定の実績が出ているものの、ウェルスナビやTHEO+ docomoと比較すると芳しくありません。しかし、リスク許容度が最も高いコースだけで比較すると、下表のようにON COMPASSは高い実績を出しています。実績数値の比較はこちら リスク許容度が最も高いコースにおけるロボアドバイザー各社の運用実績(2025年3月末基準) サービス名\期間 6ヵ月 1年 3年 ON COMPASS(マネックス証券) ウェルスナビ THEO+ docomo SUSTEN 楽ラップ SBIラップ匠の運用コース おまかせ運用(CHEER証券) 2025年7月作成 グラフはAI投資サービスも含めた、直近3年間の上位5サービスの運用実績を表していますが、ON COMPASSは他サービスと同等のパフォーマンスを出しています。実際、マネックス証券の公式発表では、2023年7月から2024年3月までの8ヵ月で、預かり資産が1.5倍も上がったことが好評されています。(※1) ※1:PRTIMES「『ON COMPASS』運用資産残高が8ヶ月で1.5倍に」 利用者によっては、ON COMPASSでも一定以上の成果を得られていると考えられます。 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める なお、ほかのロボアドバイザーの運用実績も比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 他のロボアドバイザーの特徴を比較ここでは、サービス内容で他のロボアドバイザーとの違いを比較していきます。 サービス内容の比較表 サービス名 最低投資金額 新NISA 投資対象 手数料(年率・税込) ON COMPASS 1,000円 ◯※成長投資枠のみ 投資信託 0.66%※ ウェルスナビ 1万円 ○ ETF 課税口座:1.1% NISA口座:0.693%〜0.733% THEO+ docomo 1万円 × ETF 1.1% SUSTEN 1万円 ◯ 投資信託 課税口座: 運用益の1.1/6〜1.1/9 NISA口座: 0.12〜0.58% 楽ラップ 1万円 × 投資信託 固定報酬型: 0.715% 成果報酬併用型: 0.615%+運用益5.5% SBIラップ匠の運用コース 1万円 × 投資信託 0.77% おまかせ運用 500円 ◯※成長投資枠のみ 投資信託 0.66% 2025年7月作成 ※投資一任契約に対する手数料を掲載。全体の手数料は0.9775%。投資一任契約に対する手数料を比較すると、おまかせ運用と並んでON COMPASSが最も割安です。また、ON COMPASSの最低投資額は1,000円で、おまかせ運用の500円に次いで少額から始められます。新NISA対応で比較すると、ON COMPASSは成長投資枠なら新NISAでも運用できます。ただ、ウェルスナビとSUSTENのNISAはつみたて投資枠にも対応しており、手数料も運用方法によってはON COMPASSより安くなります。なお、ほかのロボアドバイザーをさらに詳しく比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 主要ロボアドバイザーを比較した記事はこちら 以上、サービス内容でON COMPASSと主要ロボアドバイザーの違いを比較しました。ここまでの内容を踏まえて、次章ではON COMPASSをおすすめできる人を紹介します。ON COMPASSに向いている人他のロボアドバイザーよりもON COMPASS(オンコンパス)に向いている人は次のような人です。 ON COMPASSをおすすめできる人 目標の資産額が決まっている人 手数料を抑えて長期間かけて積立投資をしたい人 投資にかける時間がない人 ON COMPASSは、利用者の目標資産額を達成する確率が高くなるように運用プランを組むので、目標が明確に決まっている人におすすめです。また、なるべくロボアドバイザーの手数料を抑えたい方や投資にかける時間がない人にも向いています。では、ON COMPASS(オンコンパス)に向いている人の特徴を解説していきます。目標の資産額が決まっている人いつまでにいくら貯めるという明確な目標が定まっている人は、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。ON COMPASSでは、利用者の目標資産額を踏まえて運用プランを設計します。最初のプラン作成時に、目標到達の可能性が80%に満たないと投資は始められません。また、現時点での目標達成率が65%を下回るとアラートが届くので、常に「このペースで目標まで到達できるか」を意識できる設計になっています。「老後までに〇〇円の資産を作りたい」「子供が大学に入学するまでに〇〇円貯めたい」など明確な目標がある方は、進捗を確認しながら投資ができるON COMPASS(オンコンパス)を利用するのがおすすめです。手数料を抑えて長期間かけて積立投資をしたい人手数料をできる限り抑えたい方も、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーの手数料は年率1%程度ですが、ON COMPASSの手数料は0.66%と割安になっています。ロボアドバイザーは長期的な運用が推奨されているので、運用期間が長くなるほど手数料の違いで投資効率の差は大きくなる可能性が上がります。また、投資先の投資信託やETFにかかる費用を含めた場合でも、ON COMPASSは年率0.9775%程度しかかかりません。そのため、ロボアドバイザーの利用で発生する費用を抑えて投資をしたい方は、ON COMPASSを利用するのがおすすめです。投資にかける時間がない人投資をしている時間がない人も、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。ON COMPASSは投資一任型ロボアドバイザーなので、質問に答えることでリスク許容度を判定し、おすすめの運用コースを提案してくれます。運用コースを選択したら、あとは入金するだけで運用を始めてくれます。また、資産配分の見直しも定期的に実施し、現時点での目標達成率が危うくなるとアラートが届くので、日々の運用管理も気軽におこなえます。自分自身で投資をする場合だと、ポートフォリオの設計や銘柄選定、取引手続き、保有資産の見直しなど、すべてご自身の手でおこなわないといけません。人によっては、そもそも投資にかける時間を捻出できないでしょう。自分で投資をする時間がない方は、運用をお任せできるON COMPASSを使ってみてください。ON COMPASSを開始する手順ON COMPASS(オンコンパス)を始める手順は、次のような流れとなります。 ON COMPASSを始める手順 公式サイトで質問に回答し運用プランを決定 マネックス証券の口座を開設する マネックス証券口座へ入金し運用開始 ON COMPASS(オンコンパス)で投資を始めるまでの流れを順番に解説していきます。公式サイトで質問に回答し運用プランを決定まずはON COMPASS(オンコンパス)の公式サイトへアクセスしてください。次の質問から選択して、運用プランを決めます。 ON COMPASSで用意されているプラン ためる・マイペース 余裕資金を積立投資するプラン ためる・マイゴール 目標金額と積立金額から達成率を計算して運用するプラン たのしむ まとまった資金を運用しつつ定期的に引き出すプラン そなえる 積立投資をしつつ、将来定期的に引き出すプラン そのあと、各プランで用意されている質問に回答をすると、おすすめの運用コースと目標達成率が表示されます。診断結果には目標達成率が表示され、80%を超えていると運用を始められます。80%未満は運用開始できないので、投資額や運用コースを調整する必要があります。 引用:ON COMPASS「最適プランのご提案」2025年7月確認内容に問題なければ、次の手順へ進みましょう。マネックス証券の口座を開設するON COMPASS(オンコンパス)を始めるには、マネックス証券の「証券総合取引口座」および「ON COMPASS投資一任口座」を開設する必要があります。マネックス証券の口座開設は、公式サイトでメールアドレスを登録し、届いたメールに記載のURLから申し込みフォームへ移動して必要事項を記入し、本人確認手続きを済ませたら申込完了です。早ければ、最短翌日で口座開設が完了します。マネックス証券の口座開設が済んだら、会員ページへログインして、ON COMPASS(オンコンパス)に申し込みます。マネックス証券口座へ入金し運用開始最後はON COMPASSの利用申し込みをおこない、マネックス証券口座へ入金手続きを済ませます。マネックス証券口座に入金が完了したら、4営業日後から運用が開始されます。積立投資を始めたい場合は、最初に積立金額の設定や引落口座を指定すれば完了です。ON COMPASSを始めるには、マネックス証券口座が必要です。以下からマネックス証券の公式サイトへ移動できるので、口座開設を完了してON COMPASSで資産運用を始めましょう! 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める まとめON COMPASS(オンコンパス)は、マネックス証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。他のロボアドバイザーと比較して次のような特徴があります。 ON COMPASSのメリット 自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれる 手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安い 最低投資額は毎月1,000円から!少ない資金で投資ができる 定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれる 目標達成率を確認しながら運用ができるので、いつまでいくらの資産が必要か決まっている方は、ON COMPASS(オンコンパス)でお任せ投資を始めましょう!なお、ロボアドバイザーだけではなくおすすめのネット証券も知りたい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問ON COMPASS+の特徴や評判の違いはなんですか?ON COMPASS+はマネックス証券と契約している10社の金融商品仲介業者(IFA)のアドバイザーが顧客に対面で投資のサービス案内や運用中のサポートをするサービスです。ON COMPASS(オンコンパス)とON COMPASS+は投資一任型サービスの点では同じですが、自動で投資をおこなうON COMPASSに対して、ON COMPASS+対面型でIFAに投資を任せる点に違いがあります。解約方法を教えてください解約は電話やホームページから申し込めます。なお、解約できるのは運用開始日の2営業日後の翌日からで、一部解約は1,000円以上、1,000円単位となっているので注意しましょう。利益がプラスになるポイントはなんですか?長期的に積立投資を続けることです。ON COMPASS(オンコンパス)は長期的な資産形成を目的としたサービスですので、短期間では利益を狙うことは推奨されていません。ON COMPASSで投資を始めるなら、短期間ではなく長期的にコツコツ積立投資をする前提で利用しましょう。ON COMPASSは月に1回以外の積立方法はありますかON COMPASSの積立投資の回数は、月に1回のみです。ただし、スポットでの追加は投資はいつでも申し込み可能で、入金後4営業日後に投資します。他社のロボアドより評判になる理由を教えてください評判・口コミによると、ON COMPASSは次のような点で評価されています。 ON COMPASSの評価ポイント 他のロボアドバイザーより手数料が安い マネックス証券が運用しており安心 目標に対する進捗がわかりやすい 確定申告は必要ですか?選択した口座によっては必要です。源泉徴収ありの特定口座でON COMPASS(オンコンパス)を契約している方は、税金申告や支払いが口座内で完結しているため、確定申告は必要ありません。そのほかの口座を選択している方は、ご自身で税金を申告して納付する義務があるため、確定申告が必要です。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
新NISA対応ロボアドバイザーを紹介!投資信託との併用がおすすめの人も解説
ロボアドバイザーは、資産運用をおまかせできる投資サービスです。ロボアドバイザーのなかには、新NISA口座に対応したものもあります。新NISA口座でロボアドバイザーを利用すれば、運用益を非課税にしながら自動運用ができ、投資効率を上げることが可能です。この記事では、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーを紹介します。「ロボアドバイザーで資産運用を始めたいけど、同時に新NISA口座も使いたい」という方は、当記事で自分に合った新NISA対応のロボアドバイザーを見つけてください。 新NISAおすすめの2大ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) 業界最大手かつ上場会社が提供する投資一任型ロボアドバイザー。「おまかせNISA」というサービスを利用すれば、NISA口座でウェルスナビを運用できる。投資先の資産や投資方法に応じて新NISAの投資枠を使い分けたり、手数料が割引されたりする。 詳細へ SUSTEN(サステン) 新NISAの非課税効果を最大限活用できる投資一任型ロボアドバイザー。手数料はウェルスナビのおまかせNISAと比較して割安で、ポイント還元制度も用意されている。 詳細へ 新NISA対応ロボアドバイザーを一斉比較現在、新NISA口座の対応しているロボアドバイザーは、以下のとおりです。 新NISA対応のロボアドバイザー一覧 WealthNavi(ウェルスナビ)の「おまかせNISA」 SUSTEN マネックス証券の「ON COMPASS」 松井証券の「投信工房」 楽天証券の「らくらく投資」 三井住友銀行の「SMBCロボアドバイザー」 各ロボアドバイザーの特徴を比較表で確認していきましょう。新NISA対応のロボアドバイザー比較一覧 おまかせNISA(ウェルスナビ) SUSTEN 投信工房 ON COMPASS らくらく投資 SMBCロボアドバイザー 運用タイプ 投資一任型 投資一任型 助言型 投資一任型 投資信託(バランス型) 投資信託(バランス型) 投資枠 成長投資枠 ○ ○ ○ ○ ○ ○ つみたて投資枠 ○ ○ ○ × ○ × ポートフォリオ 5通り 7通り 5通り 8通り 5通り 5通り 手数料(年率・税込) 0.693〜0.733%%※おまかせNISA利用時 0.12〜0.58%※信託報酬含む - 0.9775%程度※信託報酬含む - - 信託報酬(年率・税込) 0.06〜0.13% - 最大0.15% ※1 - 0.4915% 1.007% 最低投資額 1万円 1万円 900円※2 1,000円 100円 1,000円 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年7月作成 新NISA口座の投資枠には、成長投資枠とつみたて投資枠の2種類ありますが、ON COMPASSとSMBCロボアドバイザーは成長投資枠しか対応していません。助言型の投信工房は、提案されたポートフォリオを自分でカスタマイズすることも可能です。そして気になる手数料は、投信工房・らくらく投資・SMBCロボアドバイザーが無料で利用できます。ただ信託報酬で比較すると、ウェルスナビ・SUSTENのほうが割安です。以上、新NISA対応のロボアドバイザーサービスの一斉比較でした。次章では、比較内容を踏まえて各ロボアドバイザーサービスを詳しく解説します。新NISA対応のおすすめロボアドバイザーここからは、新NISA対応のロボアドバイザーの詳しいサービス内容を見ていきましょう。以下に各ロボアドバイザーのサービス概要をまとめておきます。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年7月確認 各ロボアドバイザーの特徴をそれぞれ見ていきましょう。WealthNavi(ウェルスナビ)のおまかせNISA ウェルスナビのおまかせNISAサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.693〜0.733%% ※ 信託報酬(年率・税込) 0.06〜0.13% 最低投資額 1万円 ※1:おまかせNISA利用時。通常の課税口座は年率1.1%(税込) 2025年7月作成 ウェルスナビのおまかせNISAおすすめポイント 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1) おまかせNISAなら新NISA口座の投資枠を自動で使い分けてくれる おまかせNISAの手数料は年率0.693〜0.733%%と通常口座より割安 ウェルスナビの公式サイトはこちら 「おまかせNISA」とは、運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)のロボアドバイザー「ウェルスナビ」が新NISA口座で利用できるサービスです。おまかせNISAならウェルスナビで運用を自動化しつつ、得た利益を非課税にできます。おまかせNISAでは投資先の資産や購入方法によって、新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠を自動で使い分けてくれます。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年7月確認 新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠は、投資できる金額がそれぞれ異なります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、自分で投資枠の使い分けを考える必要がありません 。また、通常のウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、おまかせNISAの手数料は運用コースに応じて年率最安0.693%(税込)となっています。 運用コース つみたて投資枠 成長投資枠 新NISA口座全体 リスク許容度1 0% 0.77% 0.693% リスク許容度2 0% 0.88% 0.704% リスク許容度3 0% 0.99% 0.693% リスク許容度4 0% 1.10% 0.733% リスク許容度5 0% 1.10% 0.733% つまり、おまかせNISAを利用すれば、得た利益を非課税にしつつ手数料が最大年率0.4%安くなるため、通常のウェルスナビよりも投資効率を上げることが可能です。そのため、これから新NISA口座を使って初めて投資する人や手数料を抑えてウェルスナビを利用したい方に、おまかせNISAはおすすめできます。 HonNe × ウェルスナビ タイアッププログラム実施中! 本サイトでは、ウェルスナビと限定タイアッププログラムを実施中! 本サイトに掲載されているタイアッププログラムページを経由してウェルスナビの口座開設を完了し、口座開設した月から翌々月までに資産運用を始めると、もれなく1,000円プレゼントされます。 もちろん、おまかせNISAで始めた場合もプログラム特典の対象となります。 タイアッププログラムを利用して、おまかせNISAを始める流れは以下のとおりです。 NISA口座開設の手順 タイアッププログラムページへ移動して口座開設する 「NISA口座の開設」にチェックを入れて口座開設手続きを進める 口座開設完了後、翌々月以内にNISA口座で運用開始 以下のボタンからタイアッププログラムページで移動できるので、通常よりお得にウェルスナビのおまかせNISAを始めたい方は、ぜひ当プログラムを利用してください。 本サイト経由でもれなく1,000円プレゼント! 公式サイトのタイアッププログラムページはこちら キャンペーンの注意点 対象者 「WealthNavi」利用者 提携サービス(WealthNavi for 〇〇)のお客様は対象外 プログラム期間 2020年12月13日(金)〜 特典 1,000円をプレゼント 適用条件 ・本サイトからタイアッププログラムページを経由し、WealthNaviの口座開設を申込 ・2020年12月13日(金)以降に新規で資産運用を開始(※1) ・口座開設日(※2)の翌々月末までに新規で資産運用を開始 ・口座開設日の翌々月末時点で10万円以上の残高(※3)を保有 ・資産運用を開始した日からその翌々月末までに、1度も出金依頼をしていない(※4) ※本プログラムは1人1回限り ※1:WealthNaviの通常の口座開設後に、リスク許容度の設定と最低投資額以上の入金をおこなう必要があります。ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合に、資産運用が開始していることとなります。 ※2:口座開設日はお客様情報ページ内の「投資一任契約の契約締結時交付書面」に記載されている「契約成立年月日」で確認できます。 ※3:残高とは、取引履歴画面に表示される「入金」「クイック入金」「積立」「マメタス」の金額の総和から、出金日が口座開設完了日の翌々月末までの「出金」の金額の総和を差し引いた金額を指します。 ※4:資産運用開始日から、その翌々月末までにお客様による出金依頼が1度でも確定すると、「出金なし」の条件を満たさないことになります。出金依頼は、原則として平日の20時頃に確定します。 プレゼント方法 資産運用を開始した日が属する月を1カ月目として、4カ月目の中旬~下旬にWealthNaviの口座へ入金します。 手続きの都合により前後する場合があります。 関連記事 ウェルスナビのおまかせNISAについて詳しく解説した記事はこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) SUSTEN SUSTENのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.12〜0.58%※信託報酬含む 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1万円 2025年7月作成 SUSTENの新NISAおすすめポイント 新NISA口座の投資枠を最大限活用する機能が複数搭載されている 手数料が年率0.12〜0.58%(税込)とウェルスナビのおまかせNISAより割安 新NISA口座で1年以上出金がないと運用残高の最大年率0.1%をキャッシュバック SUSTENの公式サイトはこちら SUSTENもウェルスナビのおまかせNISAと同様、新NISA口座に対応した投資一任型ロボアドバイザーです。SUSTENの新NISAでは、ウェルスナビのおまかせNISAのように投資枠の使い分けだけでなく、限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されています。 SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 自動節枠機能 非課税入替取引 期待リターン優先采配 各機能の詳細はこちら SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 新NISAの投資枠以上の入金があった場合、上回った部分を一旦課税口座で投資し、投資枠が回復した際に自動で非課税口座に移動させる。 節枠機能 市場悪化時に新NISA口座で評価損が発生した際、あえて売買することで投資枠を実質的に節約する。 非課税入替取引 新NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資をする、または投資を予定する場合、なるべく期待リターンの大きいものから優先的に新NISA口座で買い付けするよう自動で調整する。 上記の機能があることで、新NISAによる非課税効果を最大化することを目指せます。また、SUSTENの新NISAの手数料は年率0.12〜0.58%(税込)と、ウェルスナビのおまかせNISAよりも割安です。さらに、新NISA口座で1年間以上出金がない場合は手数料の最大年率0.1%がキャッシュバックされるため、実質的な手数料は最大0.48%(税込)となります。ただ新NISA口座で自動運用するのではなく、限られた投資枠を有効活用しながら自動運用したい方は、SUSTENで新NISAを始めるのがおすすめです。 新NISAの非課税枠を有効活用できる! SUSTENの公式サイトはこちら 関連記事 SUSTENについて詳しく解説した記事はこちら 松井証券の投信工房 投信工房のサービス概要一覧 運用タイプ 助言型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り※1 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 最大0.15% ※1 最低投資額 900円※2 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年7月作成 投信工房の新NISAおすすめポイント 手数料無料で自動リバランス機能が使える ポートフォリオやリバランス頻度を自由に調整しながら自動運用できる 松井証券の個別株も新NISA口座で投資できる 投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーはポートフォリオの提案のみ対応しており、購入手続きやリバランスは自分でおこなわないといけません。しかし、投信工房は手数料無料で自動リバランス機能が利用できるため、手数料をかけずに投資一任型と同様のおまかせ運用が可能です。投信工房で運用するのは松井証券の投資信託で、新NISA口座に対応したファンドでポートフォリオを提案してくれます。そのまま運用を始められますが、資産配分や運用するファンドをカスタマイズすることも可能です。そのため、投信工房なら新NISA口座を使いつつ、投資一任型ロボアドバイザーよりも自由度の高いおまかせ運用が始められます。また、松井証券で新NISA口座は個別株や他の投資信託も同時に保有できます。そのため、自分で投資する資産を自由に選びたい方は、松井証券の投信工房を利用するのがおすすめです。 手数料をかけずに新NISAで自動運用できる 投信工房が使える松井証券の公式サイトはこちら 関連記事 投信工房について詳しく解説した記事はこちら 楽天証券のらくらく投資 らくらく投資のサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 0.4915%程度 最低投資額 100円 2025年7月作成 らくらく投資の新NISAおすすめポイント 手数料が発生しない 楽天カードでクレカ積立ができる 楽天証券の新NISA口座を開設するので個別株も一緒に投資できる らくらく投資は、楽天証券で取り扱われている投資信託です。リスク許容度が異なる5つのファンドが用意されおり、リスク許容度診断を受けるとおすすめのファンドを提案してくれます。各ファンドでは7種類の金融資産に分散投資し、定期リバランスも実施します。費用は信託報酬のみで、投資一任型ロボアドバイザーのような手数料は発生しません。さらに、らくらく投資は楽天カードと楽天キャッシュの積立投資に対応しており、積立金額に応じて楽天ポイントが貯められます。 楽天カード・楽天キャッシュ積立のポイント還元率 楽天カード:0.5% 楽天ゴールドカード:0.75% 楽天プレミアムカード:1.0% 楽天キャッシュ(楽天カードチャージ分):0.5% 楽天カード・楽天キャッシュで楽天ポイントも貯めながら、ロボアドバイザーで自動運用ができるのはお得ですね。楽天ポイントを貯めながらおまかせ運用を始めたい方は、楽天証券のらくらく投資の運用がおすすめです。 楽天ポイントを貯めながら自動運用できる! らくらく投資が利用できる楽天証券公式サイトはこちら 関連記事 楽天証券について詳しく解説した記事はこちら マネックス証券のON COMPASS ON COMPASSのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 8通り 手数料(年率・税込) 0.9775%程度※信託報酬込み 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1,000円 2025年7月作成 ON COMPASSの新NISAおすすめポイント 費用は年率1%以下 マネックス証券口座で運用できる 目標金額の達成率を確認しながら自動運用できる ON COMPASSは、マネックス証券で提供されている新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーです。マネックス証券で新NISA口座を解説するため、ON COMPASSだけでなく株式や投資信託も同時に保有できます。ON COMPASSの特徴は、目標金額を設定して運用することです。目標金額とおすすめのポートフォリオを照らし合わせ、シミュレーションで達成率が80%を超えると、はじめて運用を始められます。運用中も目標達成率を管理し、達成率が一定数を下回るとリバランスやポートフォリオの見直しを通知してくれます。目標金額と現状を比較しながら自動運用するため、無理なく長期的な運用を続けることが可能です。ただし、同じ投資一任型であるウェルスナビのおまかせNISAやSUSTENと違い、成長投資枠でしか運用できない点に注意してください。 目標達成率を確認しながら自動運用できる! ON COMPASSが利用できるマネックス証券の公式サイトはこちら 関連記事 ON COMPASSの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 SMBCロボアドバイザー SMBCロボアドバイザーのサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 1.007% 最低投資額 1,000円 2025年7月作成 SMBCロボアドバイザーの新NISAおすすめポイント 手数料がかからない 運用期間がらくらく投資より長い SMBCロボアドバイザーは、三井住友銀行で取り扱われている投資信託です。楽天証券のらくらく投資と同様、リスク許容度が異なる5つのファンドを用意しており、リスク許容度を診断することでおすすめのファンドを提案してくれます。SMBCロボアドバイザーには、らくらく投資のようなキャッシュレス決済での積立投資やポイントサービスはありません。また、保有できる新NISA口座の成長投資枠のみで、つみたて投資枠には対応していない点がデメリットです。ただ、SMBCロボアドバイザーの運用開始月は2018年10月で、2021年6月から運用開始したらくらく投資と比較して約3年長く運用されています。そのため、すでに三井住友銀行で新NISA口座を保有している人や投資信託は運用期間を重視したい方は、SMBCロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。 SMBCロボアドバイザーの公式サイトはこちら 以上、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーサービスを解説しました。各サービスの違いを把握して、自分に合ったロボアドバイザーで新NISAを使ってください。続いては、そもそも新NISAでロボアドバイザーを使うメリット・デメリットを解説します。新NISA口座で何に投資するか迷っている方は、あわせてご参照ください。もう一度各サービスを比較したい方は、こちらから一斉比較へ戻れます。新NISA対応のロボアドバイザーを使うメリット新NISA対応のロボアドバイザーを利用するメリットは、以下が挙げられます。 新NISA対応ロボアドバイザーのメリット おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる 投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる ネット証券の助言型・投資信託なら個別株も新NISA口座で保有できる では、各メリットを詳しく解説してきます。おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる新NISA対応のロボアドバイザーを利用する1番のメリットは、おまかせ運用しながら運用益を非課税にできることです。新NISAには最大1,800万円分の投資枠が用意されており、非課税期間が無期限となっています。投資を始めるなら、積極的に利用したいですよね。ただ投資を始めるには、金融商品やポートフォリオを自分で決めないといけません。初めて投資する初心者からすると、どうやって決めたらいいか迷うでしょう。そこで新NISA対応のロボアドバイザーを利用すれば、銘柄選び・ポートフォリオ・リバランスなど、資産運用に必要な作業を自動化できます。知識が少なくて自信がない方でも、新NISA口座を使った資産運用を始めることが可能です。投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、新NISAの投資枠を自動で使い分けながら積立投資してくれます。新NISAには、成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が定められており、それぞれ年間・生涯で投資できる金額が異なります。 つみたて投資枠 成長投資枠 年間投資枠 120万円 240万円 保有限度額 1,800万円うち、成長投資枠は1,200万円 投資対象 長期・積立・分線投資に適した一定の投資信託 株式・投資信託※ 非課税期間 無期限 ※整理・監理銘柄の株式、信託期間20年未満や毎月分配型の投資信託及びデリバティブ取引用いた一定の投資信託は除く 上記のように生涯投資枠1,800万円に対して、成長投資枠は1,200万円までしか使えません。各投資枠で保有できる金融商品も指定されており、どの投資枠で何を保有するか判断する必要があります。そこで、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、投資枠の使い分けも自動化可能です。例えば、ウェルスナビのおまかせNISAでは、下図のように資産の種類に応じて投資枠を使い分けています 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年7月確認 リバランス時も新NISA口座で保有中の金融資産は極力売買せず、限られた投資枠を有効活用するよう自動運用します。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年7月確認 どの投資枠で金融商品を保有するか決められない方は、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。ネット証券のロボアドなら個別株も新NISA口座で保有できる以下のロボアドバイザーサービスはネット証券会社で提供されおり、個別株も新NISA口座で保有することが可能です。 ネット証券会社の新NISA口座に対応したロボアドバイザー 投信工房:松井証券 らくらく投資:楽天証券 ON COMPASS:マネックス証券 「ロボアドバイザーを新NISA口座で使いたいけど、株式も併用したい」という方もいらっしゃるでしょう。上記のロボアドバイザーはネット証券会社の口座で運用するので、ロボアドバイザーと一緒に個別株も新NISA口座で保有できます。ロボアドバイザーだけでなく株式も新NISA口座で投資したい方は、ネット証券会社のロボアドバイザーを選ぶのがおすすめです。事前に知りたいデメリット新NISA対応のロボアドバイザーには、メリットだけでなく以下のデメリットも挙げられます。 新NISA対応のロボアドバイザーを利用するデメリット一覧 独立系だと他の金融商品が新NISA口座で保有できない リバランス時に投資枠が消費される場合がある 他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要 デメリットがあることも理解したうえで、新NISA対応のロボアドバイザーを利用しましょう。独立系は他の金融商品が新NISA口座で保有できない独立系のロボアドバイザーで新NISA口座を開設すると、他の金融商品が新NISAで保有できません。具体的には、以下のサービスが新NISAに対応した独立系ロボアドバイザーです。 新NISA対応の独立系ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 上記の運営会社はロボアドバイザーサービスしか提供しておらず、株式や投資信託は取り扱っていません。そのため、ロボアドバイザー以外の金融商品も新NISA口座で投資したい方は、他のロボアドバイザーサービスを選ぶ必要があります。リバランス時に投資枠が消費される場合があるロボアドバイザーを利用するメリットの1つは、ポートフォリオの資産配分を元に戻すリバランスを自動でおこなってくれることです。しかし、新NISA対応のロボアドバイザーを利用する場合、リバランス時に投資枠を消費する場合があります。新NISAには年間投資枠が決まっており、資産を売却するとその分の投資枠は翌年まで回復しません。もし年間投資枠を使い果たした状態で追加投資すると、通常の課税口座で投資される点にご注意ください。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの新NISAなら、新NISAの投資枠を極力使わずにリバランスする機能があります。残りの投資枠を計算しながら投資するのは大変な方は、投資一任型ロボアドバイザーを利用するといいでしょう。他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要新NISA口座は、1人につき1口座しか保有できません。すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した場合は、新NISA対応のロボアドバイザーへの移管手続きが必要です。ただ新NISA口座を移管するには、すでに新NISA口座で保有している金融商品を通常口座に移動させないといけません。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引した場合、移管のタイミングは翌年となります。そのため、新NISA対応のロボアドバイザーを利用するために、新NISA口座を移管するのはおすすめできません。新NISA口座はそのまま利用し、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。以上、新NISA対応のロボアドバイザーのメリット・デメリットを解説しました。次章では、ロボアドバイザーと新NISAの併用がおすすめの人を紹介します。新NISA口座の積立投資はロボアドと投資信託どっちがおすすめ?これから新NISA口座で積立投資を始めたい人のなかには、ロボアドバイザーと投資信託どっちを運用するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託は、どちらも少ない資金から世界中の資産に分散投資ができ、投資の知識・経験が少ない初心者におすすめと言われている金融商品ですが、以下のような違いがあります。 ロボアドバイザー・投資信託の違い比較表 ロボアドバイザー 投資信託 運用方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーの投資判断 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する ファンドによって異なる 手数料・コスト 信託報酬(ETFなら経費率)預かり資産に応じた手数料 買付手数料信託報酬信託財産留保額 新NISA 一部サービス ほとんどのファンドが対応 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど ※:2025年7月作成 ロボアドバイザーは、運用に必要な作業を一部もしくは全ておまかせできる代わりに、運用金額に応じた手数料が発生します。一方、投資信託は自分でファンドを選んで購入する必要がありますが、ロボアドバイザーよりも手数料を抑えられます。以上を踏まえると、新NISA口座の積立投資でロボアドバイザーがおすすめの人と投資信託がおすすめの人は、以下のとおりです。 ロボアドバイザーがおすすめの人 自分で投資する自信がない人 投資の時間が作れない人 運用を極力おまかせしたい人 投資信託がおすすめの人 なるべく手数料を抑えたい人 自分でポートフォリオを作って運用したい人 それぞれおすすめの人を比較して、自分が当てはまるほうで新NISA口座の積立投資を始めましょう。 関連記事 ロボアドバイザーと投資信託の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。 ロボアドと新NISA口座を別々に併用するがおすすめな人以下に当てはまる人は、新NISA口座とロボアドバイザーを別々に併用するのがおすすめです。 別々の併用がおすすめの人 新NISA口座で株式・投資信託に投資したい人 新NISAの年間投資枠(360万円)以上の資金が用意できる人 他の金融機関で新NISA口座を開設した人 それぞれの理由を詳しく解説していきます。新NISA口座で株式・投資信託も投資したい人新NISA口座でロボアドバイザーだけでなく、株式や投資信託も投資したい人は、以下のロボアドバイザーサービスから選ぶようにしましょう。 新NISA口座で株式・投資信託の併用が可能なロボアドバイザー 投信工房(松井証券) らくらく投資(楽天証券) ON COMPASS(マネックス証券) SMBCロボアドバイザー(三井住友銀行)※投資信託のみ ただ、以下のロボアドバイザーを取り扱う金融機関は、株式・投資信託も取り扱っており、新NISA口座でロボアドバイザーと株式・投資信託を併用することが可能です。逆に新NISA対応ロボアドバイザーの運営会社は、株式や投資信託を取り扱っていません。 株式や投資信託を取り扱っていないロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 新NISA口座は1人につき1口座しか開設できないため、新NISA口座で株式や投資信託も投資したい人は、上記のロボアドバイザーの利用はおすすめできません。新NISAの年間投資枠以上の資金が用意できる人新NISAの年間投資枠以上の資金を用意できる人は、ロボアドバイザーと新NISAを別々に併用するのがおすすめです。新NISAの年間投資枠は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠は120万円です。それぞれの年間投資枠を使い切ると年内に新NISA口座で投資できず、通常の課税口座で投資する必要があります。そのため年間投資枠以上の資金を用意できる人は、どの資産を新NISA口座で保有するか振り分ける必要があります。投資方針に応じてロボアドバイザーと株式・投資信託、どの資産を新NISA口座で保有するか決めましょう。他の金融機関で新NISA口座を開設した人すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した人は、ロボアドバイザーは通常口座で利用するのがおすすめです。新NISA口座を別の金融機関に移管するには、保有中の資産を通常口座へ移動させる必要があります。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引していると、移管のタイミングは翌年になります。新NISA口座の移管は手間と時間がかかるため、すでに新NISA口座を開設した方は、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。次章では、ロボアドバイザーと新NISA口座を併用できるおすすめネット証券会社を紹介します。1つの証券口座でロボアドバイザーと他の金融資産を一緒に管理したい方は、あわせてご参照ください。ロボアドバイザーと新NISA口座が併用できるおすすめネット証券ロボアドバイザーと新NISA口座を併用するなら、以下のネット証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 新NISAおすすめのネット証券会社一覧 松井証券 楽天証券 マネックス証券 SBI証券 上記のネット証券は、新NISA口座でロボアドバイザー・株式・投資信託などを一括管理できます。各ネット証券会社の特徴やおすすめ理由を詳しく見ていきましょう。松井証券松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料です。そして、松井証券なら助言型ロボアドバイザーの投信工房が利用できます。投信工房は、松井証券の投資信託でポートフォリオを提案してくれるため、新NISA口座でおまかせ運用しつつ、株式も新NISA口座で保有可能です。また松井証券の投資信託は銘柄に応じて、運用残高の最大年率1%の松井証券ポイントが還元されます。この還元率は主要ネット証券会社のなかで最大値です。(※1)投資信託を中心に新NISA口座を使いたい方は、松井証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 松井証券の新NISA公式サイトはこちら ※1:松井証券・SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券で比較した場合。 楽天証券楽天証券の新NISAも、国内株・米国株の取引手数料が無料でき。通常口座でも手数料コースを「ゼロコース」にすると、国内株の取引手数料を無料にできます。楽天証券では、自動リバランス付き投資信託のらくらく投資を取り扱っています。新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠どちらも対応しており、新NISA口座でらくらく投資と株式の同時保有が可能です。また、楽天証券には投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」も提供しています。楽ラップは相場下落による損失を軽減できる「下落ショック軽減機能」や、2種類の手数料体系が用意されていることが特徴です。楽ラップは新NISAに対応していませんが、楽天証券口座で保有するので、楽天証券口座1つで複数資産を一括管理できます。必要に応じて、らくらく投資と楽ラップを使い分けるのもおすすめです。 楽天証券の公式サイトはこちら 関連記事 楽ラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 マネックス証券マネックス証券の新NISAは、国内株・米国株だけでなく、中国株の取引手数料も無料になります。中国株の取引手数料が無料になる新NISA口座は、マネックス証券しかありません。マネックス証券には、投資一任型の「ON COMPASS」と助言型の「マネックスアドバイザー」、2種類のロボアドバイザーを取り扱っています。必要に応じて、利用するロボアドバイザーを使い分けられるのがメリットです。また、投資信託は専用のクレジットカード「マネックスカード」でクレカ積立ができます。積立金額1.1%のマネックスポイントが付与されるので、新NISAでクレカ積立をしながらポイントを貯めることも可能です。新NISA口座で中国株に投資したい方や投資一任型と助言型を使い分けたい方は、マネックス証券で新NISA口座を開設しましょう。 マネックス証券の公式サイトはこちら SBI証券SBI証券は、新NISA口座だけでなく通常の課税口座でも、国内株と投資信託の取引手数料が無料のネット証券会社です。(※1)SBI証券の投資信託は、三井住友カードのクレカ積立に対応しており、積立金額の最大5%のVポイントが貯められます。 主要の三井住友カードのクレカ積立ポイント還元率 三井住友カード:最大0.5% 三井住友カードゴールド:最大1.0% 三井住友プラチナプリファード:最大3.0% また、SBI証券には「SBIラップ」というAI投資サービスも提供されています。新NISA対応ではありませんが、AI投資コースと匠の運用コースの2種類用意されており、それぞれ異なる運用戦略でパフォーマンスの最大化を目指します。SBIラップが気になる方や三井住友カードで投資信託を積立投資したい方は、SBI証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 SBI証券の公式サイトはこちら 関連記事 SBIラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 この記事で紹介した以外にもおすすめのネット証券を比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら まとめこの記事では、新NISA対応のロボアドバイザーを解説しました。現在、新NISA対応のロボアドバイザーは以下のサービスがあります。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年7月確認 上記のいずれかを利用すれば、新NISA口座でおまかせ運用を始めることが可能です。自分の投資方針にあったロボアドバイザーを選んで、新NISAを利用しましょう。新NISA対応ロボアドバイザーの一斉比較へ戻るなおロボアドバイザーを選ぶ際は、運用実績を比較するのもおすすめ。次の記事ではロボアドバイザーの運用実績を比較しています。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら よくある質問新NISA対応のおすすめロボアドバイザーは?はじめて投資する初心者の方は、ウェルスナビの「おまかせNISA」がおすすめです。ウェルスナビは運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザーです。5つの運用コースからあなたにおすすめのコースを提案し、注文・リバランスなどをすべて自動でおこないます。ウェルスナビのおまかせNISAなら、投資先の資産をどの投資枠で保有するか自動で振り分けながら自動運用してくれます。「新NISA口座で投資を始めたいけど、自分で銘柄選びや投資枠の振り分けをするのは難しい」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用してみましょう。ウェルスナビのおまかせNISAの詳細はこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用できる?新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用することが可能です。ロボアドバイザーサービスを提供している証券会社で新NISA口座を開設すれば、1つの証券口座でロボアドバイザーと新NISAが併用できます。投資方針に応じて、新NISA対応のロボアドバイザー利用するかロボアドバイザーと新NISA口座を別々に併用するか、ぜひ検討してみてください。iDeCoでロボアドバイザーは使える?現在、iDeCoに対応したロボアドバイザーはありません。iDeCoは各証券会社が指定した投資信託のみ運用できます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券の楽ラップの評判を解説!運用実績の比較や口座開設方法紹介
この記事では、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」の特徴や評判を解説します。楽ラップは2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能が用意されており、自動運用しつつもある程度自分の手で運用方法を変えられるのが特徴です。楽ラップの特徴や運用実績や評判・口コミなど、他のロボアドバイザーと比較しながら楽ラップを知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を使って、ある程度自分で運用したい人 為替ヘッジを取りたい人 楽ラップをおすすめできない人 運用実績を最重視したい人 新NISAでロボアドバイザーを利用したい人 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める 楽ラップ(楽天証券のロボアドバイザー)の基本情報を紹介楽ラップの基本情報は以下のとおりです。 楽ラップのサービス概要 サービス名 楽ラップ 運営会社 楽天証券株式会社 サービス開始 2016年7月 預かり資産残高 1,153億円(2023年3月) 自動積立 毎月10日・25日 最低投資額 1万円 自動リバランス 原則3カ月に1度 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REIT 信託報酬(年率・税込) 最大0.682%程度 手数料(年率・税込) ・固定報酬型最大0.715% ・成功報酬併用型最大0.605%+運用益5.5% スマホアプリ なし 楽天証券「楽ラップ」公式サイトを参考に2025年7月作成 楽ラップは最低1万円から運用ができる、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。手数料体系には固定報酬型と成功報酬型の2種類用意されており、成果報酬を選択すると運用益が出なかった月は手数料の負担を抑えられます。運用コースは5種類楽ラップには、投資先の資産配分が異なる5つの運用コースがあります。 運用コース 特徴 保守型 債券の割合が多く、とにかく「慎重派」だという方のための運用コース やや保守型 債券の割合が最も多いが株式の割合も3~4割程度。基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース やや積極型 株式の割合が5~6割程度。資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース 積極型 株式の割合が7~8程度。リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース かなり積極型 株式の割合が8~9割程度。とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース 参考:楽ラップ「運用コースのご紹介」2025年7月作成 保守型以外のコースを選ぶと、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できます。そのため、実質的に合計9つの運用コースから選んで、自動運用することが可能です。楽ラップで運用するファンドは国内の投資信託のみ楽ラップで運用する金融商品は、27種類の投資信託です。また、運用する投資信託は「為替ヘッジあり」をメインに運用されており、為替の変動によって損失が発生する為替リスクを軽減できます。楽ラップで運用されている投資信託の一覧はこちら アセットクラス サブアセットクラス 銘柄名 運用管理費用 信託財産留保額 国内株式 国内株式 ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.1870% 0.05% 外国株式 先進国株式 ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.2200% 0.30% たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.2200% 0.00% 先進国株式(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2420% 0.30% 新興国株式 ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.3190% 0.25% たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.3190% 0.00% 国内債券 国内債券 ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430% 0.05% 外国債券 先進国債券 ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.1870% 0.05% たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> 0.1870% 0.00% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 0.2970% 0.15% 先進国債券(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2200% 0.05% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.3190% 0.15% 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ)ファンド<ラップ向け> 0.33% 0.00% 新興国債券 ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.1320% 0.05% REIT 国内リート たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.2805% 0.00% 先進国リート たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.3300% 0.00% 引用:楽ラップ|投資対象ファンド 海外ETFで運用するロボアドバイザーは、外貨で投資するため購入時よりも円高になると、為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップでは投資信託の一部を為替ヘッジありのファンドで運用するため、為替変動によるリスクを軽減してくれます。ただし、ETFと比較して保有中にかかるコスト(信託報酬)が高くなります。利用者・検討者からの楽ラップの評判・口コミを紹介実際に楽ラップを利用している投資家の、楽ラップの評判や口コミを紹介していきます。楽ラップの良い口コミ・評判楽ラップの良い口コミや評判は、以下のとおりです。 ★★★★★5 楽天証券のロボットアドバイザー、楽ラップ 全自動の損益どうなるか試してみたかったんで、2022年11月から、50万円運用してみた。 結果は¥540154。4万円のプラス。やりおる。 とりあえず100万に増額して、また放置してみる。 ★★★★4 「楽天ロボアド~楽ラップ 運用成績」 すっかり忘れていた楽ラップ。 2022年7月7日 運用開始。 な、なんと プラス 13.8% まあまあかな ★★★3 楽ラップを2020年5月から開始。 毎月1万円の積立でハイリスクハイリターンの設定。 運用期間での利益は95,000円。手数料は7,500円程。 利益は出たけど、解約してから現金化するに10営業日くらい掛かるのがネックですね。 楽ラップの良い口コミは、一定期間の運用で利益が出ていたというものです。運用成績がよくないという悪い口コミも見受けられますが、運用時期によってはしっかりと利益が出た方もいらっしゃいます。実際の運用実績は楽ラップを始めるタイミングや運用コースなどで異なるものの、しっかりと利益を得られている方からは良い評判を集めています。楽ラップの悪い口コミ・評判楽ラップの運用で損をした方などの悪い口コミや評判は以下のとおりです。 ★★★3 楽ラップ解約しました。 2018/12~50万円運用開始 2020/2~1万円/月積立 5年間の運用益は、226,754円でした。 オルカン、S&P500と比べると うーん😩って感じでした。 NISA運用にまわします。 ★1 楽ラップだけ、一生マイナス。 マイナスでも手数料は発生する…。 自己投資はすべてプラス。 ★1 楽ラップ4年近くやってたけど、大半がマイナスだった。 現在のバブル並みの株価でもマイナス30万。 腹立つし、ストレスだから、損切りしてやった!! WealthNaviが+40万!!追加乗り換えしてやるんだ! 楽ラップの悪い口コミは「利益が得られなかった」というものです。他のロボアドバイザーの運用実績と比較すると、楽ラップの実績があまり良くないという意見もありました。なかには「自分で投資したほうが利益が出る」という口コミ・評判も見受けられ、楽ラップは「儲からない」と考えている人もいらっしゃるようです。他社ロボアドバイザーと楽ラップを比較した口コミ・評判他社のロボアドバイザーと楽ラップを比較した評判・口コミでは、どのような評価でしょうか? ★★★3 楽ラップ,ROBOPRO,ウェルスナビでの資産運用に興味があり、2023/4/25から各10万円で始めてみました。 12/10時点での成績です。 ウェルスナビ +14.2% ROBOPRO +9.6% 楽ラップ+9.4% ★1 楽ラップがまだまだ下がって元本割れしそう。 4年付き合って元本割れで終わるの最悪すぎる。 来月から楽天で保有してるの全部、SBIラップのAI投資に変更手続き終了。 ★★2 ロボアドバイザーのWealthNaviと楽ラップ。 どちらも積立で運用してましたが、3年以上経過してWealthNavi(+35%)の方が成績良かったので、楽ラップ(+10%)解約して、他の投資に使います。 楽ラップを他のロボアドバイザーや投資信託と比較して多かった口コミは、「得られた利益が比較的出ない」という内容です。楽ラップは一定の実績を出しているいものの、同じような運用方針を採用しているウェルスナビと比較して、実績が芳しくない意見が多く見られました。なかには、他のロボアドバイザーに乗り換えた口コミも見受けられました。そのため、実績の高さを最重視している人にとっては、楽ラップは満足できないロボアドバイザーと認識されているようです。 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める 楽ラップと同じような運用戦略で、実績の高さで選びたいならウェルスナビがおすすめできます。ウェルスナビは、運用者数・預かり資産ともにNo.1のロボアドバイザーです。運用開始時から実績の高さで評判を集めており、新NISAにも対応しています。ウェルスナビの詳細を知りたい人は、次の関連記事をご覧ください。 関連記事 ウェルスナビについて詳しく解説した記事はこちら 次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、楽ラップを利用するメリット・デメリットを解説します。楽ラップのメリット楽ラップには以下のメリットがあります。 楽ラップのメリット 2種類の手数料体系から選んで運用できる 下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場の損失を軽減できる 1万円から複数資産に分散投資できる 一部の投資先は為替ヘッジをかけている 楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる 性格分析に近い質問内容からおすすめのコースを提案してくれる すでに楽天証券で株式や投資信託へ投資している方は口座開設が不要で、その日から楽ラップで自動運用が可能です。各メリットを詳しく見ていきましょう。2種類の手数料体系から選んで運用できる楽ラップの手数料は、固定報酬型と成果報酬併用型の2種類用意されており、お好きなほうを選んで運用することが可能です。 楽ラップの手数料体系 固定報酬型:年率0.715% 成果報酬併用型:年率0.605%+運用益の5.5% 成果報酬併用型では、月々発生する費用が固定報酬型より安いものの、利益が出ると運用益の5.5%が成果報酬として別途徴収されます。どちら手数料が安くなるかは運用状況によって変わりますが、楽ラップ公式サイトによると、1年間の収益率が2%を超えてくると「固定報酬型」のほうが割安になるとのこと。 引用:楽ラップ「手数料」2025年7月確認 楽ラップの手数料は、年に1回変更することが可能です。楽ラップを利用する際は、お好きな手数料体系を選んで資産運用を始めましょう。下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場への対応をしている楽ラップは下落相場での損失を軽減できる「下落ショック軽減機能(DRC)」を利用することが可能です。 DRC機能は、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減するための機能です。 引用:楽ラップ公式サイト 下落ショック軽減機能(DRC機能)とは (https://wrap.rakuten-sec.co.jp/charm/tvt/) 2025年7月確認DRC機能を利用すると、株式投資の比率を下げて債券の比率を上げて運用します。そのため、下落相場時の損失リスクを軽減することが可能です。DRC機能は月に1回切り替えができるので、適切なタイミングで利用すれば、より高いパフォーマンスを狙うことが可能です。ただし、DRC機能は株式の比率を下げるため、上昇相場で利用すると株式から得られるリターンが享受できない可能性があります。そのため、DRC機能を利用する際は、株式市場の動向を確認しておくのがおすすめです。1万円から複数資産へ分散投資できる楽天証券の楽ラップは、最低1万円から始めることが可能です。ロボアドバイザーのなかには最低投資金額が10万円のサービスもあるため、1万円から投資できるので楽ラップなら、まとまった資金が用意できなくても始められます。また、楽ラップで運用されているのは、27種類の投資信託に分散投資します。最低1万円から複数の資産に自動で分散投資してくれるので、自分で投資先やポートフォリオを決める自信がない方でも、気軽に資産運用を始めることが可能です。一部の投資先は為替ヘッジをかけている海外資産に投資するには、円貨から外貨に両替えする必要があります。その場合、投資先の価格変動リスクだけでなく為替リスクも伴います。投資時と比較して円の価値が下がる(円安)と為替変動による利益が得られますが、逆に円の価値が上がると(円安)為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップは、投資先の一部に為替ヘッジをかけており、為替リスクを軽減しています。為替ヘッジの比率は運用コースによって異なりますが、リスク許容度が小さくなるほど高くなり、最大で約60%を占めています。一般的なロボアドバイザーは、ほとんどの投資先に為替ヘッジをかけていません。そのため、「ロボアドバイザーを利用したいけど、為替変動リスクはなるべくおさえたい」という方は、楽ラップを利用すれば為替ヘッジをかけながらお任せ運用することが可能です。楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる楽ラップはネット証券会社の楽天証券のロボアドバイザーなので、楽天証券口座を持っていればすぐに始められます。また、株式や投資信託など他の金融商品も同時に投資できるため、楽ラップも含めた保有資産の残高を一目で把握できるのがメリットです。すでに楽天証券で株式投資や投資信託投資をおこなっている方や、楽ラップとあわせて株式や投資信託も投資したい方は、楽天証券の口座で一括管理できる楽ラップならすぐに始めっられるのでおすすめです。性格分析に近い質問内容から自分に合ったコースが提案される楽ラップでは事前に質問に回答することで、あなたのリスク許容度を診断し、おすすめ運用コースを提案してくれます。一般的なロボアドバイザーのリスク許容度診断では、年収や投資方針などを質問しますが、楽ラップは身近な質問を用意しているため、ご自身の日常生活を振り返りながら気軽に回答できます。具体的な質問一覧はこちら あなたの性別を教えてください。 あなたの年代を教えてください。 交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか? 少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか? 年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか? あなたの使っているスマホの新作が出ました。どうしますか? 懸賞に参加するとしたら、あなたならどちらを選びますか? 市況が変化していく中で、長期投資で成功するためにあなたの考えに近いのはどちらですか? 野菜を買う時に、どのように選びますか? 初対面で人の性格を見分けることが得意ですか? 100万円の「臨時収入」がありました。あなたならどのくらい貯金しますか? 金融商品に対する投資によって期待する収益の額としてどれが一番近いですか? 将来のあなたの所得は以下のイメージでどれが一番近いですか? あなたは現在の仕事に不満があります。どうしますか? あなたの投資歴を教えてください。 金融商品に対する投資は総資産のどれくらいの比率が適切だと感じますか? 楽ラップの診断機能は楽天証券の口座を作成しなくても、楽ラップ公式サイトにアクセスするだけでいつでも利用できます。そのため、楽ラップが気になっている方は、無料診断だけ試してみるのもおすすめです。 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める 楽ラップの4つのデメリット楽ラップには以下の4つのデメリットがあります。 楽ラップのデメリット 投資先の資産の種類が少ない NISA口座で運用できない スマホアプリがない 楽天カードで積立ができない 投資対象の資産が少なく、NISAにも対応していないので、場合によっては他のロボアドバイザーと使い分けて投資するのもおすすめです。実際の投資をする前に、楽ラップのデメリットをしっかりと理解しておきましょう。投資先の資産の種類が少ない楽ラップは投資対象の資産が他ロボアドバイザーより少ない点がデメリットです。楽ラップでは、以下の資産に分散投資します。 楽ラップで投資する資産の種類 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 国内・先進国REIT(不動産) 他のロボアドバイザーだと、金・銀などのコモディティ商品やハイイールド債券にも投資しています。資産の種類が多いと、その分リスク分散効果が期待できます。もし投資先の資産の数を多くしたいなら、他のロボアドバイザーと併用してみるのも1つの手です。NISA口座で運用できない楽ラップはNISA口座を使って運用できません。NISA枠で投資できれば運用益が非課税になりますが、残念ながら楽ラップは通常の課税口座で運用する必要があります。もしNISAを利用したいなら、楽ラップを利用しつつ楽天証券でNISA対象の金融商品に投資したり、NISA対象のロボアドバイザーを利用したりするのがおすすめです。 関連記事 NISA対応のおすすめロボアドバイザーを紹介した記事はこちら スマホアプリがない楽ラップには、専用のスマホアプリが用意されていません。スマホから楽ラップの運用残高や運用実績を確認するには、WEBブラウザから楽天証券の公式サイトへアクセスして、会員ページにログインする必要があります。ウェルスナビやTHEO+ docomoなど、他のロボアドバイザーサービスには専用アプリが用意されており、運用残高の確認や各種手続きが簡単におこなえます。そのため、楽ラップには専用アプリが用意されていない点はデメリットと言えます。ちなみに、国内株・米国株・CFDの保有残高や注文であれば、iSPEEDというスマホアプリが用意されています。楽天カードで積立ができない楽ラップは楽天カードを使った積立投資ができません。楽天証券では、投資信託の積立投資で楽天カードが利用可能です。楽ラップでも同じ投資信託を運用しますが、楽天カードは非対応となっています。楽天カードで投資信託を積立投資すれば、以下のようにファンドの代行手数料に応じて、楽天ポイントを貯めることが可能です。 楽天カードクレカ積立のポイント還元率 カードの種類 代行手数料(年率・税込) 0.4%以上 0.4%未満 楽天ブラックカード 2% 楽天プレミアムカード 1% 楽天ゴールドカード 1% 0.75% 上記以外の楽天カード 0.5% 2025年7月作成 楽天カードのクレカ積立なら、投資信託の決済金額に応じて楽天ポイントが付与されますが、楽ラップは楽天カードで積立投資ができないので、楽天ポイントは貯まりません。もし楽天ポイントを貯めたい方は、楽ラップよりも楽天カードのクレカ積立で投資信託を運用するのがおすすめです。 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める 以上、評判・口コミを踏まえつつ、楽ラップのメリット・デメリットを解説しました。次章では、楽ラップの最新運用実績を解説します。ロボアドバイザー選びは運用実績を重視したい方は、続けてご参照ください。楽ラップの運用実績・手数料を他ロボアドバイザーと比較ここでは、楽ラップの運用実績と手数料を他ロボアドバイザーと比較していきます。楽ラップが他のロボアドバイザーとどう違うのか比較したい方は、ぜひご参照ください。運用実績の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー運用実績比較(2025年3月末基準) 運用期間 6ヵ月 1年 3年 楽ラップ ウェルスナビ THEO+ docomo ON COMPASS SUSTEN おまかせ運用 SBIラップ 匠の運用コース 2025年7月作成 楽ラップ運用コース別の実績 DRCなし DRCあり 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップ保守型 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 楽ラップの運用実績は悪いという評判・口コミがあるものの、あくまで他のロボアドバイザーと比較して良くないだけで、一定以上の運用実績は出せています。実績の高さだけで比較した場合、現状楽ラップを選ぶのはあまりおすすめできないと言えます。手数料の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー手数料比較表 運用期間 手数料(年率・税込) 楽ラップ 固定報酬型:0.715%成果報酬併用型:0.605%+運用益5.5% ウェルスナビ 1.1% THEO+ docomo 最大1.1% ON COMPASS 0.9775%程度 SUSTEN 課税口座:運用益の12.2%〜18.3% NISA口座:0.12%~0.58% おまかせ運用 0.66% ザ・ハイブリッド 0.94%~0.99%程度 SBIラップ 匠の運用コース 0.77% 2025年7月作成他のロボアドバイザーと比較した楽ラップの手数料の特徴は、手数料が固定報酬型と成功報酬併用型の2種類用意されていることです。固定報酬型で比較すると、おまかせ運用に次いで安くなっています。ただ、この2サービスで運用実績を比較すると、おまかせ運用のほうが現状好調です。成果報酬併用型だと、楽ラップの成果報酬分はSUSTENより割安ですが、代わりに年率0.605%(税込)の固定報酬が追加で発生します。例えば、100万円運用して利回り5%の場合、楽ラップの成果報酬併用型は10,256円、SUSTENだと9,167円とSUSTENのほうが割安です。 計算式 楽ラップ:1,050,000円 × 0.615% + 50,000円 × 5.5% SUSTEN:50,000円 × 18.3% ただ、年間利回りが大きくなるほど楽ラップの手数料のほうがSUSTENより安くなります。 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める なお、ほかのロボアドバイザーの運用実績も比較したい人には、次の記事もおすすめです。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 以上、楽ラップと主要投資一任型ロボアドバイザーの運用実績と手数料を比較しました。次章では、ここまでの内容を総合して、楽ラップをおすすめできる人を紹介します。楽ラップをおすすめできる人楽ラップでお任せ投資するのがおすすめなのは、次のような人です。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を利用したい人 為替ヘッジを取りたい人 それぞれおすすめできる理由を解説します。楽天証券を利用している人楽天証券を使って投資したい人は、楽ラップだけでなく株式や投資信託など、さまざまな商品に投資することが可能です。ウェルスナビやTHEOなど一部のロボアドバイザーを利用する場合、株式や投資信託にも投資するなら別途証券口座を開設する必要があります。口座を複数保有することになるため、保有資産がいくらなのか管理が少し大変になります。しかし、楽天証券は楽ラップ以外にも、株式や投資信託など幅広い金融商品を扱っている総合証券会社です。1つの証券口座にまとめられると資産管理がしやすく、保有資産の売買がおこないやすくなります。「ロボアドバイザーを利用したいけど、資産はなるべくまとめて管理したい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用するのがおすすめです。下落ショック軽減機能を使いたい人楽ラップには下落ショック軽減機能(DRC機能)が付いており、任意のタイミングで利用することが可能です。5つの運用コースのうち、保守型コース以外で下落ショック軽減機能が利用できます。下落相場時に下落ショック軽減機能を利用すれば、資産の損失を軽減させられます。そのため、楽ラップなら自動運用しつつも、相場に応じて運用方法をある程度変えることが可能です。したがって、株式市場の動向を見ながら運用方法を変えられるロボアドバイザーを利用したい方は、下落ショック軽減機能が使える楽ラップがおすすめです。為替ヘッジを取りたい人為替変動リスクを抑えながらロボアドバイザーを利用したい方にも楽ラップはおすすめです。他のロボアドバイザーのほとんどは、為替ヘッジをかけずに投資しています。世界中の資産に分散投資できるロボアドバイザーだからこそ、海外資産には為替ヘッジをかけたい方もいらっしゃるでしょう。楽ラップは各運用コースのリスク許容度に応じて、投資先の最大60%に為替ヘッジをかけて運用しています。為替ヘッジをかけると為替変動による損益を軽減できるので、円貨での運用実績の変動が抑えられます。「ロボアドバイザーで自動運用するからこそ、リスクはなるべく減らしたい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用しましょう。以上、楽ラップをおすすめできる人を紹介しました。最後に、楽ラップを始める方法を解説していきます。楽ラップの申し込みから投資までの手順楽ラップの申込から投資を始めるまでの手順は、以下のとおりです。 楽ラップを始める手順 楽天証券口座を開設する リスク許容度診断を受ける 運用コースを選んで楽ラップに申し込む 楽ラップでお任せ投資を始めるまでの手順を、詳しく解説していきます。楽天証券口座を開設する楽ラップで自動運用を始めるには、まず楽天証券の口座開設が必要です。楽天証券の口座開設は、以下の流れで進めていきます。 楽天証券口座を開設する流れ 楽天会員でログイン・メールアドレス登録 本人確認書類・顔写真の撮影 氏名・住所など本人情報の入力 メールでログイン情報を受け取る 取引暗証番号・勤務先情報を登録 マイナンバーの登録 本人確認種類で運転免許証かマイナンバーカードを用意すれば、最短で翌営業日から楽天証券で取引を始められます。それ以外の書類の場合は、約5営業日ほどで口座開設が完了します。リスク許容度診断を受ける楽天証券へ口座を開設した後、楽ラップの申し込み手続きに移ります。楽ラップ公式サイトへアクセスし、「運用コース診断」の質問に答えてください。診断結果には、ご自身のリスク許容度と提案された運用コースのポートフォリオの詳細が表示されます。 引用:楽天証券「楽ラップ 運用コース診断」2025年7月作成 提案された運用コースに納得できたら、そのまま楽ラップに申し込みましょう。コースを選び設定して楽ラップへ申し込む運用コースを選択したら、以下の内容を入力して楽ラップに申し込みます。 楽ラップ申し込みの流れ 運用開始額 積立投資の有無 積立金額 積立指定日(10日or25日) 口座区分(一般口座or特定口座) 手数料コース (固定報酬型or成功報酬型) 購入内容を確認し、規約に同意をすれば注文完了です。営業日の15時以前に発注したら、翌営業日に運用が始まります。15時以降の場合は、翌々営業日が運用開始日になります。以上が楽ラップを始める手順です。楽ラップのお任せ投資で、将来の資産形成を始めてみましょう! 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める まとめ楽ラップは、楽天証券の投資一任型ロボアドバイザーです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、以下の特徴があります。 楽ラップの特徴一覧 投資信託で運用 手数料が成功報酬型と固定報酬型から選択できる 下落ショック軽減機能(DRC機能)が利用できる 投資先の一部は為替ヘッジをかけている 楽ラップの投資対象は投資信託で、2種類の手数料体系と下落ショック軽減機能が付いているのが特徴です。また、楽天証券口座で運用するので、株式や投資信託など他の金融商品と併用して投資できるのがメリットです。最新の運用実績は、他のロボアドバイザーと比較して低いものの、一定以上のパフォーマンスはしっかり出ています。楽天証券でロボアドバイザーを利用したい方や、下落ショック軽減機能を使って自動運用したい方は、ぜひ楽天証券の楽ラップで資産運用を始めてください。なお、その他のロボアドバイザーも比較してみたい人には、次の記事もおすすめです。 関連記事 主要ロボアドバイザーを比較した記事はこちら またロボアドバイザーに限らず、ネット証券を総合的に比較したい人には次の記事もおすすめです。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問楽天証券のらくらく投資とはなんですか?楽天証券のらくらく投資とは、9つの質問に答えるとリスク許容度を診断し、5つの投資信託の中からおすすめのファンドを提案してくれるサービスです。5つの投資信託は複数の資産に投資するバランス型ファンドで、それぞれリスク許容度が異なり、定期的にリバランスを実施してくれるので、楽ラップと同じようなお任せ運用ができます。楽ラップとの違いは、楽ラップには下落ショック軽減機能が付いており、らくらく投資はNISA口座・楽天ポイントに対応している点です。サービスの違いを把握したうえで、どちらの楽天証券のお任せ投資サービスを利用するか判断してください。楽ラップはおすすめできないのは本当ですか?楽ラップは運用実績が一定以上出ているものの、他のロボアドバイザーと比較して悪いことから、「おすすめできない」という評判・口コミが見受けられます。しかし、ロボアドバイザーの比較対象は運用実績だけではありません。楽ラップには、2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能など、楽ラップ独自のサービスが提供されています。楽天証券口座で運用するので、他の金融商品と一元管理したい方にもおすすめです。そのため、運用実績やサービス内容など総合的に比較して、楽ラップの運用の是非を決めるといいでしょう。月に1回以外の積立方法はありますか?楽ラップの積立投資は月に1回のみで、毎月10日か毎月25日から選択します。楽天証券のサービスや顧客対応は良いですか?楽天証券はサービスや顧客対応が充実していることで評判のネット証券会社です。実際に、楽天証券は2025年のオリコン顧客満足度調査の『ネット証券』ランキングで総合2位を獲得しています。(※1)その中でも以下の項目では1位となっています。 楽天証券の評判が良い項目 口座開設・特典 取引のしやすさ 分析ツール 情報提供 楽天証券の評判・口コミによると、「画面が見やすくて取引しやすい」という意見が多く、初めて投資に挑戦する初心者におすすめできます。取引状況や残高に応じて楽天ポイントも付与されるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめのネット証券会社です。 ※1出典:ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング|クチコミ比較 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
SBI証券の評判はやばい?人気の理由やメリット・デメリットまで解説
SBI証券は、口座開設数1,300万(※1)口座を達成したネット証券会社です。取扱商品が豊富で、投資初心者から上級者まで幅広い層から利用されています。 ※1:国内初となる証券総合口座1,300万口座達成のお知らせこの記事では、そんなSBI証券の評判・口コミを踏まえたメリットやデメリットを解説します。他のネット証券会社の違いも比較するので、これからネット証券口座の開設を検討している方は、当記事を参考にSBI証券口座を開設するか検討してみてください。 最短翌営業日から取引できる! SBI証券の口座開設はこちら SBI証券の評判・口コミから判明した7つのメリットまずは、評判・口コミを調査してわかった、SBI証券を利用するメリットを解説します。 評判・口コミでわかったSBI証券のメリット 国内株の取引手数料が安い 豊富な商品・銘柄数を取り扱っている IPOの取扱実績が豊富 三井住友カードで積立投資ができてNISAにも対応 国内株は夜間取引にも対応している 複数のポイント・マイルサービスと提携している SBIラップでお任せ運用ができる 国内株の取引手数料が安い ★★★★★5 SBI証券は手数料無料で株式を売買させてくれてるから感謝しかない。 ★★★★★5 SBI証券の国内株式手数料無料サービス、めちゃくちゃお世話になっています。 SBI証券を利用するメリットは、何より国内株の取引手数料が安いことです。SBI証券の取引手数料コースには、スタンダードプランとアクティブプランの2種類用意されていますが、以下の電子交付サービスを申請すると、国内株(現物・信用)の取引手数料がなんと0円になります。 国内株取引手数料0円に必要な申請項目 円貨建のお取引・米株信用取引の各種報告書 特定口座年間取引報告書 米株信用を除く外貨建取引の各種報告書 上記の書類を郵送ではなくSBI証券会員ページで閲覧する設定に申請すれば、国内株の取引手数料が0円になります。国内株だけでなく、米国株なら円貨決済の為替手数料や対象米国ETFの買付手数料も無料で取引できます。投資信託も買付手数料・信託財産留保額(解約手数料)が無料で最低100円から取引可能です。このように、SBI証券は手数料無料で取引できるサービスをいくつも提供しています。費用を少しでも抑えたい方は、SBI証券口座で国内株を取引するのがおすすめです。豊富な商品・銘柄数を取り扱っている ★★★★★5 新NISAを今から始めるならSBI証券がオススメ! 理由は取扱銘柄が最多クラスで、三井住友カードで最大5%ポイント還元と投信保有ポイントも魅力があるから。 ★★★★★5 「SBI証券」は手数料格安で三井住友カードで投信が買えるし、ポイントも付与。 新NISAでは米国株式・海外ETFの売買手数料も0円。日本株~外国株まで取扱商品やサービスも豊富。 SBI証券は国内株はもちろん、米国株を含めた外国株や投資信託など、以下のような豊富な商品を取り揃えています。 SBI証券の取扱商品 国内株 外国株 投資信託 債券 その他 非課税制度 現物 信用 単元未満 IPO 株オプション テーマ投資 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 三井住友カードクレカ積立 SBIラップ 外貨建MMF 円貨債券 外貨債券 FX 先物・オプション 商品先物 CFD 金・銀・プラチナ NISA iDeCo 幅広い商品を取り扱っているため、SBI証券口座で1つで済むことが多く、複数口座を保有する必要が基本的にありません。そのため、どこの証券口座を持っておけばいいか迷っている方は、最初の証券口座としてSBI証券で口座開設するのをおすすめします。IPOの取扱実績が豊富 ★★★★★5 SBI証券でIPOチャレンジPOINTをチマチマ集めながら、いつか最強のIPO銘柄をゲットするのを夢見ている。 ★★★★4 SBI証券のIPOは過去の実績が他のネット証券よりも良い。最近IPOは人気で当たりにくいから、参加できる機会が大いに越したことはない。 ★★★★4 商品数が多いのはもちろんだけど、IPO実績が良いのもあってSBI証券使ってる。 SBI証券のIPOは落選しても、当選確率が上げられるポイントがもらえるから良い。 さまざまな商品を取り扱っているSBI証券ですが、そのなかで注目したい商品がIPOです。SBI証券のIPOは、取扱実績が豊富だと口コミで評判です。下記に直近のIPO実績をまとめてみましたが、いずれもSBI証券の取扱実績が最多となっています。主要ネット証券会社のIPO実績 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 三菱UFJ eスマート証券 松井証券 DMM株 2022年実績 IPO実績 89社 65社 61社 23社 54社 12社 主幹事実績 11社 0社 0社 0社 0社 0社 2021年実績 IPO実績 117社 74社 66社 42社 56社 5社 主幹事実績 21社 0社 0社 0社 0社 0社 ※2025年7月作成上記は過去の実績ですが、IPOの取扱実績が豊富なSBI証券口座を1つ持っているだけで、IPOに申し込める機会が増やせます。さらに、SBI証券のIPOには「IPOチャレンジポイント」という独自サービスを提供しています。IPOチャレンジポイントはIPOの抽選に落選した際に付与されるポイントで、次回以降の抽選で使うと、使ったポイント数に応じて抽選確率を上げることが可能です。つまり、SBI証券でIPOに積極的にチャレンジしてポイントを貯めることで、ここぞの抽選で当選確率を有利にできる可能性があります。IPOに挑戦したい方は、実績が豊富でポイントがもらえるSBI証券口座をもっておくのがおすすめです。三井住友カードで積立投資ができてNISAにも対応 ★★★★★5 去年の10月ごろから三井住友のOliveを使い始めたのだがポイントがさくさく貯まるので嬉しい。 SBI証券で積立投資すると500pt、選べる特典で1万円以上入金していれば毎月100pt貰える。 ★★★★★5 SBI証券の新NISAで、本腰入れるために三井住友カードプラチナプリファードつくったよ。 積立額の5%ポイントって大きいからね。 ★★★★★5 SBI証券のクレカ積立がNISAに対応しているのはデカい。 SBI証券の投資信託は取扱銘柄数が豊富なだけでなく、三井住友カードを使ったクレカ積立にも対応しています。三井住友カードのクレカ積立は、対象カードの年間利用額に応じて積立額に対して最大3.0%のVポイントが付与されます。 年間利用額 ポイント付与率 三井住友カード プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード 500万円以上 3.0% 300万円以上500万円未満 2.0% 300万円未満 1.0% 年間最大付与数 36,000ポイント 三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイ ゴールド 100万円以上 1.0% 10万円以上100万円未満 0.75% 10万円未満 0.0% 年間最大付与数 12,000ポイント 三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ 10万円以上 0.5% 10万円未満 0.0% 年間最大付与数 6,000ポイント ※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードの公式サイトをご確認ください。貯めたVポイントは投資信託のスポット買付に使えるので、お買い物やクレカ積立で貯めたVポイントで投資信託を追加買付すれば、投資効率を実質的に上げることも可能です。三井住友カードのクレカ積立は新NISAにも対応しており、Vポイントを貯めながら運用益を非課税にすることもできます。三井住友カードをお持ちの方でこれから投資信託の積立投資を始めたい方は、SBI証券のクレカ積立を利用するのが断然おすすめです。国内株は夜間取引にも対応している ★★★★★5 そうだよ、SBI証券なら深夜でも株取引(PTS)できるんだよ。 ★★★★★5 SBI証券の「ゼロ革命」 ①9時〜15時の売買手数料無料 ②8時20分〜9時までのPTS 15時〜16時のPTS 売買手数料無料 個人的に②がかなり嬉しいです🙌 (夜間PTSは前から手数料無料) 通常、国内株式の取引所取引は平日の9時から11時30分、12時30分から15時しかおこなわれていません。しかしSBI証券では、「PTS取引」による夜間取引に対応しています。PTS取引であれば、8時20分から16時、16時30分から23時59分まで取引することが可能です。 ※引用:SBI証券「PTS取引」そのため、お仕事や家事育児が忙しくて取引できない方でも、PTS取引を利用すれば夜間でもリアルタイム取引ができます。ただし、PTS取引の取扱銘柄は限りがあるため、銘柄によってはPTS取引に対応していない点にご注意ください。複数のポイント・マイルサービスと提携している ★★★★★5 SBI証券でTポイントを使ってSBI日本高配当株式(分配)ファンドを買付しました! 引き続き、ポイントで少しずつ買っていこうと思います。 ★★★★4 SBI証券の三井住友カードでVポイント貯めて、それで単元未満株を買うというサイクル。 ★★★★★5 SBI証券の投資信託の保有量に対してポイントを付与する投信マイレージ、これ超優秀。 SBI証券では、以下のように複数のポイント・マイルサービスと提携しており、お好きなサービスを選んで貯めたり使えたりすることが可能です。 SBI証券と提携しているポイント・マイルサービス Vポイント Tポイント dポイント Pontaポイント PayPayポイント JALマイル 他のネット証券会社でもポイントサービスを提供していますが、提携ポイント1種類であることがほとんど。SBI証券であれば、数ある選択肢からご自身が普段利用しているポイント・マイルと連携させることが可能です。SBI証券で連携させたポイント・マイルは、以下の商品で貯めたり使えたりします。 貯められる商品※ 国内株取引手数料の1.1% 投資信託の月間保有平均額の最大0.25% 金・銀・プラチナの月間合計手数料1.0% 使える商品 国内株式(Tポイント・Pontaポイント) 投資信託スポット買付(Tポイント・Vポイント・Pontaポイント) 投信積立(Tポイント・Pontaポイント) ※JALマイルは半分の付与率になります。普段から利用しているポイントは人によって異なるので、複数のサービスと提携しているのはうれしいですね。上記のポイント・マイルを貯めている方や使い道に困っている方は、ぜひSBI証券口座を持っておきましょう。SBIラップでお任せ運用ができる ★★★★4 SBIラップのAI投資を1月に元手10万円で開始。 ゴールドや不動産、債券など勝手に分散してくれて、配分の参考にもなってまずまず良き。 ★★★★4 最近の市況が掴めなくて今投資すべきなのか、何に投資すべきかわからんからSBIラップ利用し始めた。 ★★★★★5 いろんなロボアドバイザーがあるけど、SBIラップAI投資のポートフォリオは面白い。 米国株や日欧株が上がっているのに、新興国株・米国債の比率が高い。安く買って高く売るつもりだろうか。 SBI証券では株式や投資信託だけでなく、「SBIラップ」というお任せ運用サービスも提供しています。SBIラップは、AIを活用した「AI投資コース」と野村證券の投資理論を採用した「匠の運用コース」の2種類用意されています。それぞれ異なる運用戦略を取っていますが、あらゆる相場に対応してパフォーマンスの最大化を目指すのが特徴です。最低1万円から始められ、入金するだけで世界中の資産に分散投資しながら、自動でリバランスしながら運用してくれます。そのため、「将来に向けた資産形成を始めたいけど、ポートフォリオや投資先を決めるのが難しい」と感じている方におすすめできるサービスです。 最短翌営業日から取引できる! SBI証券の口座開設はこちら なおSBIラップの詳細は次の関連記事でも紹介しているので、そちらもご覧ください。 関連記事 SBIラップの詳細を解説した記事はこちら 以上、評判・口コミからわかったSBI証券を利用するメリットを解説しました。次章でも、評判・口コミを参考にSBI証券の知っておきたいデメリットを解説します。評判・口コミで判明したSBI証券のデメリットSBI証券は手数料の安さやIPO実績の豊富さなど、さまざまなメリットがありましたが、一方で以下のようなデメリットもあります。 評判・口コミでわかったSBI証券のデメリット ツール・アプリの取引システムが不安定 メンテナンスが他社より頻繁に実施される アプリが商品ごとに用意されていて使いにくい 上記のように、SBI証券の悪い評判・口コミは取引時に関連する内容が目立っていました。それぞれのデメリットを1つずつ見ていきましょう。ツール・アプリの取引システムが不安定 ★★2 最近SBI証券のアプリ不安定すぎで、使うの控えてる。 ★★2 SBI証券民のワイ、手に汗握る状況。 超タイミング見ながらやり取りしてるんだから、アクセス不安定だったり一時的でもシステム止まったりしてしまうと困る。 ★1 やっぱSBI証券サイト不安定よな。取引とか入出金明細とか繋がらない。 SBI証券では、PC用取引ツール・スマホアプリが提供されていますが、どちらもシステムが不安定なときがあり、スムーズに取引できないという口コミが見受けられました。具体的には、発注したのに約定されていなかったり、チャートや取引画面がフリーズして使えかったりすることが多いとのこと。実際、SBI証券と楽天証券の各公式サイトで公表されている、システム障害の2023年の発生件数を比較すると、SBI証券は51件で楽天証券は31件と、SBI証券のほうがはるかに多く発生していました。(※1)ただ、口コミの多くは頻繁に取引する経験者の意見がほとんどで、取引頻度が比較的少ない方や積立投資がメインの方の口コミでは、そこまで気にしていないようです。積極的に取引するつもりの方は、ツール・アプリで不具合が起きる可能性があることに注意しましょう。 ※1出典:SBI証券「システム障害等の発生状況・履歴」 楽天証券「システム障害に関する履歴」メンテナンスが他社より頻繁に実施される ★1 SBI証券、またシステムメンテナンス中。メンテナンス多くてもうさよならしたい。 ★★2 SBI証券、設定中にメンテナンス。なんでやねん。 中途半端な時間に始めるのやめてほしい。 ★★2 SBI証券ってなんでこんなにメンテナンス多いの? SBI証券はインターネット上で取引をおこなうため、定期的にメンテナンスが実施されます。ただ、SBI証券の評判・口コミによると、他社よりもメンテナンス頻度が多い印象を受けているようです。なかには、深夜ではない時間帯に実施されることもあり、「取引や銘柄を探しをしたいのに困った」という口コミが多く投稿されていました。サービスの品質を保つために必要なものとはいえ、使いたいときに使えないことが多いと、少々不便に感じるかもしれません。アプリが商品ごとに用意されていて使いにくい ★1 sbi証券、アプリ多くてマジで面倒くさい。 ★★2 多分思ってる人多いかもしれんけど SBI証券のアプリってまとめて欲しい ★★2 SBI証券の株アプリ、米国株アプリと統合してほしい。 SBI証券には専用のスマホアプリが用意されていますが、以下のように商品ごとに用意されており、アプリを行き来するのが面倒という口コミがありました。 SBI証券のアプリ一覧 SBI証券 株アプリ かんたん積立 アプリ SBI証券 米国株 アプリ SBI証券 FXアプリ SBI証券 先物・オプションアプリ 取引所CFD アプリ-くりっく株365 特に、同じ株式である国内株と米国株のアプリが、別々に分かれていて不便という口コミが多く見受けられました。ただ、特定の商品しか取引していない方からは、アプリの機能がシンプルになって使いやすいという口コミも投稿されています。SBI証券のスマホアプリに関しては、用途によって利便性が変わることを理解しておきましょう。 最短翌営業日から取引できる! SBI証券の口座開設はこちら 以上、評判・口コミの内容でわかったSBI証券のデメリットを解説しました。次章では、当サイトが独自に実施したアンケート調査の結果を踏まえて、投資家がどのようにSBI証券を利用しているか解説していきます。独自アンケートでわかったSBI証券の評価当サイトでは投資家300名を対象に、投資目的や利用中のネット証券の満足度などに関するアンケート調査をおこないました。その調査結果で判明した、SBI証券の評価を解説していきます。アンケート調査で判明した、SBI証券に対する投資家の評価は以下のとおりです。 同時アンケートで判明した投資家の評価 利用目的は国内株が大半 選んだ理由は手数料の安さ 取引ツールの評価は賛否両論 上記の詳細を1つずつ見ていきましょう。 関連記事 アンケート調査全体の詳細は、こちらの記事で紹介しています。 利用目的は国内株が大半SBI証券の利用目的で最も多かったのは、国内株でした。回答者の半分以上がSBI証券で国内株を取引しています。次に多かったのはつみたてNISA(現新NISA)、3番目が投資信託でした。両方あわせると、回答者の3割がSBI証券で投資信託を運用していることになります。現在、SBI証券の国内株は取引手数料0円で取引でき、投資信託は三井住友カードのクレカ積立に対応しています。さまざまなサービスを提供しているからこそ、SBI証券で国内株や投資信託を取引していると考えられます。選んだ理由は手数料の安さSBI証券利用者に選んだ理由を聞いたところ、「取引手数料の安さ」に約6割の回答が集まっていました。2位の「ルーツの使いやすさ・見やすさ」と3位の「銘柄数の多さ」と比較して、大きな差が生まれています。また、実際にSBI証券を利用した結果、満足しているポイントとしても取引手数料の安さが最も多くの表を集めていました。もともと取引手数料に対する評判が良かったSBI証券ですが、2023年10月から国内株の取引手数料が0円になるサービスを開始し、取引手数料の安さに対する評価は一層高まっていると言えるでしょう。取引ツールの評価は賛否両論SBI証券の不満点を調査したところ、不満な点はないと回答した割合が50%だったものの、残りの半数以上が「取引画面の見にくさ」「ツール・アプリの使いにくいさ」に票が集まっていました。しかし、先ほど解説したSBI証券の満足したポイントとして、「ツールの使いやすさ・見やすさ」は3位に入っています。以上を踏まえると、取引画面・ツール・アプリに対する評価は、利用者によって賛否両論になっていると言えます。そのため、もしネット証券選びで取引画面・ツール・アプリにこだわっている方は、実際にSBI証券口座を開設して、使用感を確認してみるといいでしょう。以上、当サイトの独自アンケートで判明した、SBI証券利用者のリアルな評価を解説しました。次章では、主要ネット証券とSBI証券のサービス内容を比較します。他のネット証券会社との違いを比較して、SBI証券口座を開設するか判断したい方は、このまま読み進めてください。他社と比較したSBI証券をおすすめできる人ここまで、評判・口コミや当サイトのアンケート調査を踏まえて、SBI証券の特徴やメリット・デメリットを解説しました。しかし、どのネット証券会社で口座開設するかは、他社と比較して判断したいですよね。そこで、以下にSBI証券と主要ネット証券会社の取扱商品・サービスの比較表をまとめてみました。主要ネット証券会社の取扱商品比較 現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 新NISAつみたて投資枠 新NISA成長投資枠 ポイント投資 スマホアプリ SBI証券 0円※1 1株 89社 2,559銘柄 4,399銘柄 394銘柄 235銘柄 1.245銘柄 VポイントTポイントPontaポイント 株アプリ投信積立アプリ米国株アプリ 楽天証券 0円※2 1株 65社 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 237銘柄 1,227銘柄 楽天ポイント iSPEED 松井証券 0円〜※1 1株 54社 1,888銘柄 3,753銘柄 408銘柄 240銘柄 1,137銘柄 松井証券ポイント 日本株アプリ米国株アプリ株touch投信アプリ マネックス証券 55円~1,070円 1株 61社 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 232銘柄 1.171銘柄 マネックスポイント マネックストレーダー株式トレードステーション米国株ferci 三菱UFJ eスマート証券 55円~4,059円 1株 23社 1,826銘柄 1,673銘柄 231銘柄 193銘柄 1.104銘柄 Pontaポイント 三菱UFJ eスマート証券アプリ 大和コネクト証券 売買代金の0.033%(上限660円) 1株 42社 51銘柄 55銘柄 23銘柄 29銘柄 50銘柄 Pontaポイントdポイント 大和コネクト証券アプリ PayPay証券 約定価格の0.5〜0.7% 金額指定 0社 128銘柄 158銘柄 33銘柄 33銘柄 128銘柄 PayPayポイント PayPay証券アプリPayPayアプリ CHEER証券 55円〜1,070円 金額指定 0社 55銘柄 79銘柄 18銘柄 15銘柄 53銘柄 - CHEER証券アプリ DMM株 55円~880円 100株 12社 - 1,987銘柄 287銘柄 - - - DMM株 GMOクリック証券 50円~930円 100株 0社 113銘柄 - - 38銘柄 112銘柄 - GMOクリック株 SBIネオトレード証券 50円~880円 100株 21社 36銘柄 - - 11銘柄 32銘柄 - - 岡三オンライン 108円~3,300円 1株 43社 626銘柄 - - 91 332銘柄 - 岡三ネットトレーダー岡三カブスマホ SMBC日興証券 135円~27,500円 金額指定※3 47社 1,051銘柄 2,200※米国ETF含む 149銘柄 539銘柄 dポイント※3 岡三ネットトレーダー岡三カブスマホ 野村證券 152円~251,429円 1株 40社 1,153銘柄 809銘柄 159銘柄 20銘柄 419銘柄 - 野村株アプリ みずほ証券 1,045円〜84,480円 100株 47社 92銘柄 6419銘柄 626銘柄 12銘柄 67銘柄 - みずほ証券株アプリ 2025年7月作成 ※1:指定の電子交付サービスの利用で0円での取引が可能。 ※2:ゼロコースを選択した場合。 ※3:日興フロッギーのみ利用可能。 ※3:単元株取引とは別に、金額指定の取引サービスを指しています。上記を踏まえると、他社と比較したSBI証券の強みは以下のことがわかります。 他社と比較したSBI証券の強み 外国株の取扱国数が多い 提携ポイント・マイルサービスが多い 米国株・投資信託の銘柄数が最多レベル IPO実績が最多 いずれの強みも、豊富な数を扱う点が共通しています。そのため、SBI証券は他のネット証券会社と比較して、総合力の高いことが伺えます。したがって、以下に当てはまる人は、SBI証券で口座開設をおすすめできます。 SBI証券をおすすめできる人 ネット証券選びで迷ってしまう人 商品数・銘柄数の多さにこだわりたい人 特に、これから投資を始める初心者の方は、SBI証券で口座開設をしておけば、取扱商品や銘柄数で困ることは基本的にないでしょう。なお、他のネット証券をさらに詳しく比較したい人には、次の記事がおすすめです。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 最新キャンペーン情報まとめ現在、SBI証券の新規口座開設時に利用できるおすすめキャンペーンは以下のとおりです。 2025年7月最新!SBI証券おすすめキャンペーン一覧 【米国株式|常時】Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~ 【米国株式|常時】米国株式の移管入庫手数料がいつでも実質無料! 【投資信託|常時】投資信託のつみたてをするなら「クレカ積立」がおトク! 【投資信託|常時】投信の移管入庫手数料を全額キャッシュバック! 【国内株式|常時】25歳以下なら国内株現物株の取引手数料無料 【米国ETF|常時】対象米国ETFは買付手数料無料!SBI ETFセレクション 気になるキャンペーンを見つけたら、口座開設と一緒に利用して、通常よりお得にSBI証券での投資を始めてください。 最短翌営業日から取引できる! SBI証券の口座開設はこちら 最後に、SBI証券の口座開設方法を解説します。スムーズに口座開設を済ませたい方は、あわせてご参照ください。SBI証券の口座開設方法を図解それでは、SBI証券で口座開設をする方法を紹介します。具体的な手続きは、以下の流れで進めていきます。 SBI証券の口座開設手順 メールアドレス登録 必要事項の記入 本人確認手続き 口座開設通知の受け取り・初期設定 SBI証券の口座開設は、インターネットと郵送の2種類から選ぶ必要がありますが、それぞれ必要な書類が異なるので、事前にチェックしておきましょう。 ネット 郵送 準備物(いずれか用意) インターネットで完結させる場合 マイナンバーカード 通知カード+運転免許証 上記の組み合わせがない方・顔写真の撮影ができない方・撮影せず画像データを提出したい方 マイナンバーカード+運転免許証 通知カード+本人確認書類(下記いずれか2点) ・運転免許証 ・住民基本台帳カード(写真付き) ・住民票の写し ・各種健康保険証 ・印鑑証明書 ・在留カード ・運転経歴証明書 ・パスポート 準備物(いずれか用意) マイナンバーカード+運転免許証 通知カード+本人確認書類(下記いずれか2点) ・運転免許証 ・住民基本台帳カード(写真付き) ・住民票の写し ・各種健康保険証 ・印鑑証明書 ・在留カード ・運転経歴証明書 ・パスポート 今回はインターネットでの手続き方法を解説します。メールアドレス登録まずは、メールアドレスを登録します。SBI証券の口座開設ページへアクセス後、画面にメールアドレスを記入しましょう。 引用:SBI証券「口座開設」登録後、認証コードが記載されたメールが届きます。メールを開いて認証コードを画面に入力してください。 引用:SBI証券「口座開設」必要事項の記入メールが届いたら、添付されているURLから口座開設の手続きをおこないます。氏名・住所などを1つずつ入力してください。 引用:SBI証券「口座開設」必要事項の記入後、開設する証券口座の種類を選択します。 引用:SBI証券「口座開設」同時に、下記の申し込みも可能です。 同時申し込み可能な口座 NISA口座 iDeCo 住信SBI銀行・新生銀行口座 ポイントサービス連携 該当項目にチェックを入れれば、SBI証券口座と同時に申し込みが可能です。すべて入力したら内容を確認し、間違いがなければ本人確認手続きへ進みましょう。本人確認手続きつづいて、本人確認手続きをおこないます。SBI証券では、2種類の確認方法があります。用意できる本人確認書類によって、その後の手続きの流れが異なります。 方法①(おすすめ) 方法② 対象 スマートフォンをお持ちの方 その場で撮影が可能な方 本人確認書類(下記いずれか用意) マイナンバーカード 通知カード+運転免許証 手続き方法 画面の指示に従って、顔写真・本人確認書類を撮影(住信SBIネット銀行口座もしくは申請銀行口座をお持ちの方は、銀行口座の照会手続きをすれば顔写真の撮影は不要)。 参考:SBI証券「口座開設」 対象 方法①の本人確認書類が用意できない方 PC・タブレットで手続きしたい方 過去に撮影した画像を提出したい方 本人確認書類(下記いずれか用意) マイナンバーカード+運転免許証 通知カード+本人確認書類(下記のいずれか1点) ・運転免許証 ・住民基本台帳カード(写真付き) ・住民票の写し ・各種健康保険証 ・印鑑証明書 ・在留カード ・運転経歴証明書 ・パスポート 手続き方法 上記の本人確認書類の画像を撮影・アップロード(その場で撮影した画像を使うことも可能)。 本人確認手続きが完了したら、SBI証券側で審査がおこなわれます。口座開設通知の受け取り・初期設定無事に審査を通過したら、SBI証券から口座解説完了通知が送られます。受け取り方はメールとハガキの2種類があり、上記の本人確認手付きで方法①を選択した場合はメール、方法②を選択した場合はハガキが送られます。それぞれ、受け取り後の必要な手続きは異なります。 メールでの初期設定方法 メールに記載のURLへアクセス 初期設定 メールで認証コードの受け取り 認証コード・初期取引パスワードの入力 お好きな取引パスワードの設定 ハガキでの初期設定方法 ハガキに記載のログイン情報で会員ページにログイン 初期設定 初期設定の具体的な手続き内容は、以下のとおりです。 初期設定でおこなう手続き内容 勤務情報 世帯主との関係 国内株式手数料プランの選択 投資に関する質問回答 サービスに関するアンケート回答 その他取引口座の申し込み 初期設定が完了すれば、SBI証券の口座開設の手続きは終了です。さっそく口座へ資金を入金して、取引を始めてみましょう! 最短翌営業日から取引できる! SBI証券の口座開設はこちら 次章は、SBI証券の会社概要や主な取扱商品の特徴を解説します。SBI証券のより詳しい情報が知りたい方は、あわせてご参照ください。SBI証券の運営会社・基本情報を解説SBI証券は、さまざまな金融事業を手掛けているSBIホールディングス傘下のネット証券会社です。SBI証券の会社情報・サービス概要をまとめてみました。会社概要 SBI証券会社概要 運営会社 株式会社SBI証券 本社所在地 東京都港区六本木一丁目6番1号 設立 1999年4月26日(商号変更日) 資本金 543億2,314万円 グループ会社 SBIホールディングス(8473) 2023年3月期純利益 41,467百万円 預かり資産 約43.3兆円※SBIハイブリッド預金残高含む 公式サイト https://www.sbisec.co.jp/ETGate ※2025年7月作成サービス概要 SBI証券のサービス概要 取引対応時間 前場:9:00〜11:30後場:【東証】12:30〜15:30【東証以外】12:30〜15:30 PTS取引:【デイタイム】8:20〜16:30【ナイトタイム】17:00〜23:59 取引ツールスマホアプリ HYPER SBI、HYPER SBI 2 SBI証券 株アプリ、かんたん積立 アプリ SBI証券 米国株 アプリ、SBI証券 FXアプリb SBI証券 先物・オプションアプリb 取引所CFD アプリ-くりっく株365b 取扱商品 国内株(現物・信用・単元未満) IPO・テーマ投資・株オプション 外国株(米国含む9ヵ国) 投資信託・外貨建MMF 債券・FX・CFD 先物・オプション・商品先物 金・銀・プラチナ ロボアドバイザー NISA・iDeCo セキュリティトークン ポイント・マイル連携 Vポイント・Tポイント Pontaポイント・dポイント PayPayポイント・JALマイル 投資情報サービス 四季報・セミナー 企業評価レポート 投資基礎講座 動画配信 サポート チャット・ビデオ電話・メール・電話 その他サービス 店舗相談・IFA ※2025年7月作成国内株取引手数料SBI証券の手数料一覧 現物取引 信用取引 スタンダードプラン(1約定制) アクティブプラン(1日定額制度) スタンダードプラン アクティブプラン 〜5万円 55円 0円 99円 0円 〜10万円 99円 〜20万円 115円 148円 〜30万円 275円 198円 〜50万円 〜100万円 535円 385円 〜150万円 640円 1,238円 880円 〜200万円 1013円(〜3,000万円)3,000万円超:1,070円 〜300万円 1,691円以降、100万円ごとに+295円 以降、100万円ごとに+440円 ※金額は税込 ※2025年7月作成取引ツール・スマホアプリここでは、SBI証券の主な取引ツール・スマホアプリの概要をまとめています。SBI証券 株アプリ SBI証券 株アプリの概要 機能 特徴 対象商品 国内株 約定通知 注文が約定した場合、約定内容を通知 登録銘柄の情報通知 企業の財務状の意思決定・決算発表日・権利付最終日を通知 ランキング 値上がり率・値下がり率を指定すると、ランキング順に並び替え(50円以下の低位株除外も可能) スクリーナー 条件を指定することで、対象の銘柄を抽出できる 決算情報・財務分析 決算情報が公開されたタイミングで通知財務情報をグラフで表示 テーマ投資 AIやEVなど特定のテーマに関連する銘柄に投資できる HYPER SBI 2 HYPER SBI 2の概要 機能 特徴 対象商品 国内株・PTS・先物・オプション 8つのレイアウト設定 画面の文字や背景の色をカスタマイズ可能 比較チャート機能 複数の指標・銘柄を選択すると、同期間で始点からどのように推移したかを表示 銘柄登録 ドラッグ&ドロップ操作で、指値の変更や注文の発注・取り消しができる(ワンクリックでのスピード注文も可能) 準備発注 注文内容の事前入力・保存で、発注前の時間を削減できる チャート発注 個別チャート画面から銘柄を選択して注文できる 板発注 板画面上の価格をタップするだけで注文できる SBI証券 米国株アプリ SBI証券 米国株アプリの概要 機能 特徴 対象商品 米国株 約定通知 注文が約定した場合、約定内容を通知 登録銘柄の情報通知 企業の財務状の意思決定・決算発表日・権利付最終日を通知 ランキング 値上がり率・値下がり率を指定すると、ランキング順に並び替え スクリーナー 条件を指定することで、対象の銘柄を抽出できる 決算速報の日本語対応 現地の決算速報を日本語で配信 テーマ投資 AIやEVなど特定のテーマに関連する銘柄に投資できる かんたん積立アプリ(三井住友カードのクレカ積立) かんたん積立アプリの詳細 機能 特徴 対象商品 投資信託・新NISA クレカ積立 積立買付で三井住友カードが使える積立額の最大5.0%のVポイント還元 ホーム画面 保有中ファンドの合計収益や損益状況が一目で把握できる 資産推移チャート(保有投信評価額) 保有中ファンドの残高推移がグラフで表示される 積立スタイル診断 積立スタイルに合わせたおすすめのファンドの組み合わせを提案してくれる まとめて積立 おすすめの組み合わせを一括で積立設定できる ファンド検索機能 国内株式や国内債券など、ファンド分類を絞りながら検索できる(ランキング機能も搭載) よくある質問SBI証券の評判・口コミは?SBI証券の評判・口コミとしては、以下の内容が目立っていました。 SBI証券の評判・口コミ 国内株の取引手数料が0円で便利 取扱商品・銘柄数が豊富 IPOの実績が良い システムやトレードツールが不安定 メンテナンスが頻繁に実施されている印象 スマホアプリからの手続きが複雑 プレミアムニュースの情報が見づらい 取扱商品に関しては良い評判・口コミはほとんどでしたが、取引時に関しては悪い評判・口コミが目立っていました。SBI証券の利用用途によって、評判・口コミは変わりますが、実際に利用する際の使用感は注意しておくといいでしょう。SBI証券はどんな証券会社?SBI証券は、SBIホールディングス株式会社による100%の出資により設立された子会社です。主に取り扱っている金融商品としては、投資信託・iDeCo・つみたてNISA・株式・FXなどが挙げられます。また、IPO実績や外国株の取扱数も豊富で、ネット証券業界のなかでも大手の企業とされています。特定口座の維持費はいくら?SBI証券で特定口座を開設しても、開設費や維持費はかかりません。そのため、年間取引報告書を発行して確定申告の手間を省きたい方には、特定口座の開設がおすすめです。銀行引き落としのデメリットは?銀行引き落とし(口座振替)のデメリットは、銀行引き落としの手続きが必要な点です。手続き自体はすぐに終わりますが、公式サイトからの情報入力や郵送などの手間がかかります。SBI証券が倒産すると預かり資産はどうなる?SBI証券の資産と利用者の預かり資産は分割管理されており、万が一SBI証券が倒産したとしても、利用者の預かり資金は返還されるのでご安心ください。もし、すべての資産を返還できない場合や返還までに時間を要してしまう場合には、投資者保護基金が対応してくれます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
SUSTEN(サステン)の実績評判は?他ロボアドバイザーとの違いを徹底比較
「ロボアドバイザーと同時に新NISAも使いたい」と思っていませんか?そのような方におすすめしたいロボアドバイザーが、SUSTEN(サステン)です。SUSTENは新NISAに完全対応したロボアドバイザーで、新NISAの投資枠を自動で使い分けだけでなく、節税効果を最大限享受する機能がいくつも搭載されています。当記事では、SUSTENの特徴や利用者からの口コミ・評判を踏まえて、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。NISA口座で自動運用できるロボアドバイザーを利用したい方は、ぜひ当記事を参考にSUSTENを利用するか判断してください。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAの税制メリットを最大限活用したい人 課税口座の手数料は完全成果報酬型がいい人 最新の投資理論を採用した運用手法を利用したい人 SUSTENをおすすめできない人 機能の充実度よりも知名度で選びたい人 課税口座では運用実績の良さを重視したい人 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら SUSTEN(サステン)とは?課税口座とNISA口座で投資方法が変わるロボアドバイザー SUSTENサービス基本情報 タイプ 投資一任型 投資商品 独自組成の投資信託 運用コース 課税口座:9コース NISA口座:7コース 手数料(税込) 課税口座:完全成果報酬 利益の1.1/6〜1.1/9 NISA口座:固定報酬型 年率0.12~0.58% 最低投資金額 1円※最低積立金額は1万円 自動積立 毎月1・5・20・26日(月1回) ボーナス加算の設定可 スマホアプリ iOS・Android 運用開始 2020年10月 運営会社 株式会社sustenキャピタル・マネジメント SUSTEN公式サイトを参考に2025年7月作成 SUSTEN(サステン)は投資を自動化できる投資一任型ロボアドバイザーの1つです。運用コースを選んで入金すれば、運用に必要な作業をすべておまかせできます。運営会社の株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、株式会社マネーフォワードから出資を受けており、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」内で利用できる投資サービスも提供しています。そんなSUSTENの特徴は、NISA口座と通常の課税口座で異なるサービスを展開していることです。 SUSTENのサービス特徴 NISA口座:税制メリットを最大限活用できる機能が使える 課税口座:手数料が完全成果報酬型で最新の投資理論で運用する それぞれの口座でどのような自動運用ができるのか、詳しく見ていきましょう。NISA口座は限られた投資枠を有効活用する機能を搭載まずは、SUSTENの新NISAを解説していきます。SUSTENの新NISAでは、世界株式と世界債券に投資する2種類の投資信託が運用されており、それぞれの保有比率が異なる5つの運用コースが用意されています。 新NISAの運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 リスクレベル1 20% 80% リスクレベル2 50% 50% リスクレベル3 70% 30% リスクレベル4 85% 15% リスクレベル5 100% 0% 手数料は、運用残高に対して年率0.12~0.58%(税込)の固定報酬型です。ちなみに、一般的な投資一任型ロボアドバイザーの手数料は年率1%が目安と言われています。新NISAに対応しているロボアドバイザーは他にもありますが、SUSTENの新NISAには、下記のように限られた投資枠を有効活用する機能が搭載されています。 SUSTENの新NISAに搭載されている機能 つみたて投資枠 優先采配 積立投資時はつみたて投資枠を優先して投資する 自動非課税成機能 投資枠を上回る入金は一旦課税口座で投資し、翌年または投資枠回復時にNISA口座へ移動させる 自動節枠機能 相場下落時に資産を売却・買い直しすることで、投資枠を実質的に拡大させる 非課税入替取引 NISA口座と課税口座を併用している場合、双方の資産を比較し非課税効果が最大化するよう資産を自動で入れ替える 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する 特に注目したいのが、「つみたて投資枠 優先采配」「自動非課税機能」「自動接枠機能」の3つです。今回は、この3機能を詳しく解説していきます。つみたて投資枠 優先采配:自由度の低いつみたて投資枠を優先的に投資新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」2種類の投資枠が用意されています。 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 保有限度額 1,800万円うち成長投資枠は上限1,200万円 上図のように、成長投資枠とつみたて投資枠は年間投資枠と保有限度額が異なります。SUSTENの新NISAでは、自由度が低いつみたて投資枠が優先的に利用され、出金時にはつみたて投資枠の保有資産がなるべく残るよう自動で入出金されます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年7月確認 本来だと、自分で利用する投資枠や入金金額を決めないといけません。SUSTENの新NISAなら、限られた年間投資枠を最大限使えよう、入金先を自動で判断してくれます。自動非課税機能:投資枠・限度額を超える投資は翌年・枠回復時に自動でNISA口座へ移動新NISAでは、当年の年間投資枠を使い切った場合、翌年まで待たないと追加投資ができません。売却した資産の投資枠も、翌年以降に回復します。1年間で投資できる金額に上限があったり投資枠の回復には上限があったりと、新NISAの投資枠の管理は何かと複雑になっています。SUSTENの新NISAに搭載されている「自動非課税機能」は、年間投資枠や生涯保有限度額を上回る入金があった場合、その資金を一旦課税口座で投資し、翌年以降に投資枠が回復すると自動でNISA口座に移動させます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年7月確認 自動非課税機能があることで、ボーナスや退職金など新NISAの年間投資枠や生涯保有限度額を上回る資金を投資したい場合でも、新NISAの投資枠を有効活用することが可能です。自動接枠機能:市場悪化時に売却・買い直して投資枠を実質的に拡大させる新NISAの投資枠には限りがあるため、価格が安いタイミングで購入すると、NISA口座で保有できる資産の量が増やせます。SUSTENの新NISAでは、市場が悪化して保有資産の評価額が下落した場合、売却・買い直しすることで実質的に投資枠を拡大させる「自動接枠機能」が搭載されています。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年7月確認 同じ量の資産をより安い価格で買い戻すので、投資枠が節約され、他の資産を買い増すことが可能です。以上、SUSTENの新NISAについて解説しました。続いて、課税口座のサービス内容を見ていきましょう。課税口座は完全成果報酬型で最新の投資理論を活用SUSTENの課税口座では、世界株式・世界債券だけでなく、最新の投資理論を活用した「複合戦略ファンド」を加えた3種類の投資信託を運用し、合計9つの運用コースが用意されています。 課税口座の運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 複合戦略 信頼の世界経済 87% 6% 7% 不易流行 60% 20% 20% ヘッジファンド 47% 6% 47% 伝統理論 47% 46% 7% モダニスト 20% 20% 60% 安定バランス 20% 60% 20% 理想追求 7% 6% 87% 機能的守備 7% 46% 47% 質実剛健 7% 86% 7% 「複合戦略ファンド」とは、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指す投資信託です。世界株式や世界債券のファンドと組み合わせることで、他のロボアドバイザーにはない分散投資効果を狙えます。手数料体系では、運用残高が過去最高額(HWM)を更新したときだけ手数料が発生する「完全成果報酬型」が採用されています。 ※出典:SUSTEN「完全成果報酬型とは?」2025年7月確認 具体的な手数料の割合は、HWMの金額に対して1.1/6〜1.1/9となっています。 完全成果報酬型の手数料体系 HWM 手数料(利益に対して・税込) 〜80万円未満 1.1/6 80万〜200万円未満 1.1/7 200万〜500万円未満 1.1/8 500万円〜 1.1/9 2025年7月作成 このようにSUSTENの課税口座は、NISA口座とは全く異なる運用方法・手数料体系で自動運用がおこなわれます。以上、SUSTENの特徴を解説しました。次章では、SUSTENの口コミ・評判を紹介していきます。実際の利用者や検討者からのSUSTENの評判を紹介SUSTEN(サステン)を利用した人の良い口コミと悪い口コミを紹介します。利用者の評判から、SUSTENがどのようなサービスなのか見ていきましょう。SUSTENの良い口コミ・評判 ★★★★4 SUSTENはウェルスナビのような「伝統的手法」とは違ってさまざまなタイプを選べるので、もちろん「ヘッジファンド型」を選んでみました。はてさてどうなるかな? ★★★★4 今使っているマネーフォワードと連携している「SUSTEN」ってやつ申し込んでみようっと。 ★★★3 ホント理念だけは素晴らしいなsustenくん。後は結果だけだ。 ★★★3 SUSTEN、コンセプトは聞こえがいいなーとおもう!あとは、中身というか、コストというか、がどうなのか?ちょっと、細かく見てみようかなと思います。 SUSTENの良い口コミ・評判によると、運用理念・コンセプトに共感している意見が多く見受けられました。SUSTENの課税口座では、利用者のリスクとリターンのバランスを追求した投資戦略を取っており、最新の投資理論も採用しつつ、運用戦略も定期的に更新しているとのこと。手数料も運営会社と利用者双方が納得できるよう、成果報酬型を採用したファンドで自動運用できます。運用理念に共感できる口コミがある一方、成果がしっかり出ているか、結果はどうなっているか気になる意見も見受けられました。SUSTENの悪い口コミ・評判 ★1 SUSTEN (理想追及タイプ)前月比-1万2891円 (-2.16%)📉🥹米国債2年物の金利が少し下がったのにSUSTENは上がらないどころか下がった…🤢 ★1 ロボット投信をいくつか試してみて、THEOとかWealthNaviはおおむねプラスだったんだけど、SUSTENだけはどうにもならなかった。2年でこれだけ減るとさすがにね…。 ★1 11/8始めたSUSTENは-0.19と水面下で移動中。今のところプラスになったことは無い。開始タイミングの問題もあるだろうが、ここまでマイナスの続くロボアドは初めてだ。 一方、悪い口コミのほとんどは、課税口座の運用実績が悪いという評判が集まっていました。他のロボアドバイザーの実績はプラスになのに、SUSTENの課税口座だけはマイナスという意見も見受けられます。投資一任型ロボアドバイザーである以上、実績がちゃんと出ているかは重要ですよね。具体的な実績が気になる方は、こちらから移動できます。ちなみに、新NISAに関する評判は、2024年にサービスが始まったばかりなのか、目立った口コミが見受けられませんでした。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 以上、SUSTENの評判・口コミを解説しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、SUSTENを利用するメリット・デメリットを解説していきます。評判通り?SUSTENの7つのメリットSUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較して次のメリットがあります。 SUSTENのメリット 新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載 新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安 課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる 新NISA完全対応や割安な手数料に加えて、税金の最適化機能にも対応しているので、他のロボアドバイザーと比較して独自のメリットがあります。では、SUSTENのメリットを詳しく解説していきます。新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載SUSTENでは、2024年に制度刷新された新NISAに完全対応した自動運用サービスを提供しています。新NISAには成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が用意されており、どの投資枠を使うかはご自身で判断しないといけません。 引用:金融庁「NISAを知る」2025年7月確認 SUSTENの新NISAでは、購入方法に応じてどの投資枠で保有するか自動で振り分けてくれます。商品や銘柄ごとにどちらの投資枠で保有するか、自分で考える必要がありません。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年7月確認 さらに、新NISAの非課税枠を最大限活用できるよう、以下の機能も搭載されています。 SUSTENの新NISAで使える機能 自動非課税成機能 新NISAの限度額以上の入金があった場合、上回った部分をいったん課税口座で投資し、限度枠が回復または増えた際に自動で非課税口座に移動させる機能。 節枠機能 相場動向に応じて、新NISAの投資枠を節約できる取引をおこない、実質的に新NISAの枠を拡大させる。 非課税入替取引 NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する。 このように、SUSTENならただ投資枠を使い分けるだけでなく、非課税効果を最大限享受しながら自動運用することが可能です。そのため、NISA口座を中心に投資を始めたい方や新NISAでロボアドバイザーを利用したい方は、SUSTENの新NISAを利用するのをおすすめします。課税口座なら税効果最適化機能で税負担を最適化できるSUSTENの新NISAを利用すれば、投資で利益にかかる税金が非課税になりますが、通常の課税口座を利用すると利益の20.315%が税金として徴収されます。そこでSUSTENの課税口座では、税負担を最適化してくれる「税効果最適化機能」が搭載されています。税効果最適化機能では、含み損が出ている資産をあえて売却し、実現利益と相殺することで翌年以降の税負担を最適化します。売却した資産は同時に、同じ銘柄・数量・価格で買い戻すので、ポートフォリオを変えることはありません。そのため、運用状況によっては税負担を軽減させることが可能です。SUSTENなら、NISA口座でも課税口座でも税制メリットを受けられるのはうれしいですね。新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安投資一任型ロボアドバイザーを利用するには、運用残高に対して一定の手数料を支払う必要があります。SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して割安です。以下に、主要投資一任型ロボアドバイザーの手数料と投資先の保有コストをまとめてみました。 主要投資一任型ロボアドバイザーの費用(年率・税込) 手数料 信託報酬・経費率 SUSTEN(新NISA) 0.12~0.58%(信託報酬含む) ウェルスナビ 0.693〜0.733%※2 0.07〜0.13% ロボプロ 1.1% 非公開 THEO +docomo 1.1% 非公開 楽ラップ 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 最大0.2702% ON COMPASS 0.9775%程度(ETF経費率含む) SBIラップ AI投資コース 0.66% 0.202%程度 2025年7月作成 ※1:一部のファンドの手数料は成果報酬型 ※2:新NISAで運用した場合。通常の課税口座だと年率1.1%(税込)。 上記のように、投資一任型のなかではSUSTENの手数料が最安です。投資一任型ロボアドバイザーでは、手数料とは別に投資先の保有コストも発生します。SUSTENの手数料には、投資する投資信託の信託報酬も含まれています。さらに、NISA口座で1年間出金がされなかった場合は、運用残高の最大年率0.1%分がキャッシュバックされます。 引用:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年7月確認 出金せずに運用を続ければ実質的な手数料は最大年率0.48%と、さらに安くすることが可能です。ちなみに、キャッシュバックされた現金は、そのまま再投資の資金として利用されます。そのため手数料の安さで選ぶなら、SUSTENの新NISAを利用するのがおすすめです。課税口座では利益が出たときだけ手数料が発生通常の課税口座でSUSTENを利用する場合、一部のファンドは完全成果報酬型を採用しています。完全成果報酬型では、運用残高が過去最高益(HWM)を更新した場合のみ、利益に対して1.1/6〜1.1/9(年率・税込)を手数料として徴収されます。 引用:SUSTEN「成果報酬とは何ですか?」2025年7月確認 例えば、年間の運用残高が100万円から106万円に上がった場合、手数料が年率1.1%(税込)の固定報酬型ロボアドバイザーと比較すると、手数料の金額は以下のとおりです。 手数料の計算比較 SUSTEN:(106万円−100万円)×1.1/6=11,000円 年率1.1%の固定報酬型ロボアドバイザー:106万円×1.1%=11,660円 年間パフォーマンスが6%の場合、SUSTENの手数料は年率1.1%(税込)の投資一任型ロボアドバイザーより割安です。手数料が毎月必ず発生する投資一任型ロボアドバイザーと違い、SUSTENなら利益が出ていないときには手数料を抑えられる点がメリットとなります。SUSTENとしても利益を出さなければ報酬が発生しないため、運営側の本気度が伺える手数料体系だと言えます。課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる一般的ロボアドバイザーでは、世界株式と世界債券を中心に投資する国債分散投資が主流となっています。世界中の資産に投資することで、世界経済の成長に合わせて資産を増やすことを目指すのが特徴です。SUSTENの課税口座では、独自に組成した3つの投資信託を組み合わせて運用します。 ※出典:SUSTEN「運用の仕組み」2025年7月確認 ※ARPとは、オルタナティブ・リスク・プレミアム(Alternative Risk Premium)の略称で、これまで個人投資家では投資することが難しかった、株式に依存しにくい収益源です。 そのなかの1つである「複合戦略ファンド」は、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指しており、最新の金融工学に基づいた理論が採用されています。 ※出典:SUSTEN「Greenファンドのパフォーマンス解説」2025年7月確認 株式と債券による国債分散投資と複合戦略ファンドも組み合わせることで、今まで個人投資家では難しかった機関投資家と同じような運用が可能です。そのため、「伝統的な投資手法だけでなく、最新の運用理論を活用した自動投資を始めたい」という方は、SUSTENの課税口座で運用を始めるのがおすすめです。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 続いて、SUSTENのデメリットを解説します。悪い評判は?SUSTENのデメリット3つSUSTEN(サステン)のデメリットは、以下の3つが挙げられます。 SUSTENのデメリット 課税口座の運用実績は他サービスと比較して芳しくない NISA口座で株式や投資信託が保有できない クレジットカードでの積立投資に非対応 では、各デメリットを詳しく解説します。運用実績は他サービスと比較して芳しくないSUSTEN最大のデメリットは、課税口座の運用実績が芳しくないことです。以下、課税口座で運用される各投資信託の運用実績をまとめてみました。世界株式に投資するファンド以外はマイナスで、特に最新の運用理論を活用する複合戦略ファンドの運用実績は良くありません。そのため、運用コースによっては実績がマイナスになる可能性があります。NISA口座で株式や投資信託が保有できないSUSTENの新NISAのメリットは、非課税効果を最大化させる独自機能が付いていることです。しかし、SUSTENのNISA口座で保有できるのはロボアドバイザーのみで、株式や投資信託は取り扱っていません。もしNISA口座で株式や投資信託に投資したくなった場合、ロボアドバイザーの運用残高をすべて売却しNISA口座を他の金融機関に移管する必要があります。そのため、NISA口座で株式や投資信託にも投資したい方は、SUSTENでNISA口座を開設するのはおすすめできません。クレジットカードでの積立投資に非対応SUSTENは、クレジットカードでの積立投資には対応していません。以下のロボアドバイザーサービスは、クレジットカードの積立投資に対応しています。 クレカ積立に対応したロボアドバイザー ウェルスナビ:イオンカード※ THEO:dカード ※イオン銀行との連携サービス「WealthNavi for AEON CARD」で利用可能クレジットカードで積立投資ができれば、積立金額に応じたクレジットカードのポイントが貯められます。SUSTENではクレジットカード積立に対応していないので、投資でクレジットカードのポイントを貯めたい方にはおすすめできません。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 以上、評判・口コミを踏まえた、SUSTENのデメリットを解説しました。次章では、SUSTENの運用実績を解説していきます。SUSTENの最新運用実績を解説ここからは、SUSTENの最新運用実績を解説します。SUSTENでは課税口座とNISA口座で運用手法が異なるので、それぞれ見ていきましょう。NISA口座の運用実績 NISA口座の運用実績(2025年3月末時点) 6ヶ月 1年 3年 リスクレベル1 リスクレベル2 リスクレベル3 リスクレベル4 リスクレベル5 2025年7月作成 ※運用期間が足りていない場合は、「-」で表記しています。 まずは、NISA口座の運用実績です。NISA口座の運用実績は、どの運用コースもプラスとなっており、特にリスクレベル5は40%以上のパフォーマンスを出しています。続いて、課税口座の運用実績を見ていきましょう。課税口座の運用実績 ファンド別 運用コース別 ファンド別の運用実績(2025年3月末時点) 6ヵ月 1年 3年 世界株式(Red) 複合戦略(Green) 世界債券(Blue) 2025年7月作成 運用コース別の運用実績(2025年3月末時点) 6ヵ月 1年 3年 信頼の世界経済 不易流行 ヘッジファンド 伝統理論 モダニスト 安定バランス 理想追求 機動的守備 質実剛健 2025年7月作成 続いて、課税口座の運用実績です。課税口座では、運用コースだけでなくファンド別の運用実績もまとめてみました。ファンド別の運用実績を見ると、世界株式のファンドだけプラスで、複合戦略と世界債券のファンドはマイナスが続いています。特に複合戦略は、マイナス25%を下回っている状況です。そのため、運用コース別の運用実績を見てみても、運用実績がプラスなのは4コースのみで、他のコースはマイナスとなっています。他ロボアドバイザーの運用実績と比較では、他のロボアドバイザーと比較しながら、SUSTENの運用実績を見ていきましょう。他のサービスは課税口座で運用しているので、今回は課税口座の運用実績で比較していきます。 SUSTENと主要ロボアドバイザーの運用実績比較(2025年3月末基準) 6ヵ月 1年 3年 SUSTEN ウェルスナビ THEO 楽ラップ ON COMPASS おまかせ運用 ※運用実績は各サービスの全コース平均を算出しています。 2025年7月作成 このようにSUSTENは他のロボアドバイザーと比較して、運用実績はあまり良くありません。特に直近3年間の運用実績はマイナスかつ、最も低くなっています。サービス開始時期から運用を続けている利用者の口コミのなかには、運用実績がなかなか回復せず、「SUSTENはやばい」という意見も見受けられました。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの実際の実績は、利用するタイミングや投資額によって変動します。同じサービスでも、人によって実績が異なることを理解しておきましょう。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 他のロボアドバイザーの運用実績をさらに詳しく比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 他のロボアドバイザーの特徴や評判を比較SUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較してどのような特徴があるのでしょうか?他社の大手ロボアドバイザーとの違いは次のとおりです。 主要投資一任型ロボアドバイザーのサービス比較 ロボアドバイザー 投資対象 手数料(年率・税込) 最低投資金額 新NISA SUSTEN 投資信託 NISA口座:0.12~0.58%※1 課税口座:運用益の1.1/6〜1.1/9 1円※最低積立金額は1万円 ◯ ウェルスナビ 海外ETF NISA口座:0.693〜0.733% 課税口座:1.1% 1万円 ◯ THEO+ docomo 海外ETF 1.1%※1 1万円 × 楽ラップ 投資信託 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 1万円 × ON COMPASS 投資信託 0.9775%程度 1,000円 成長投資枠のみ SBIラップ匠の運用コース 投資信託 0.77% 1万円 × おまかせ運用 投資信託 0.66% 500円 成長投資枠のみ 2025年7月作成 ※1:投資先の保有コストを含む SUSTENが他のロボアドバイザーと大きく異なるのは、やはり手数料です。NISA口座の手数料は年率0.12~0.58%と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安となっています。現状、投資一任型で新NISAに完全対応しているのは、SUSTENとウェルスナビのみです。ただ、新NISAの非課税効果を最大化を目指す機能が付いている分、SUSTENで新NISAを利用するほうがおすすめできます。実績だけでなく、最低投資金額や手数料などのサービス内容も比較して、ご自身にあったロボアドバイザーを選んでください。 関連記事 主要ロボアドバイザーの比較はこちらの記事で詳しくまとめています。 SUSTENがおすすめできる人数あるロボアドバイザーのなかで、SUSTEN(サステン)をおすすめできるのは次のような人です。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAでロボアドバイザーを使いたい人 手数料・税負担を抑えながら自動運用がしたい人 実績に応じて手数料を支払いたい人 SUSTENをおすすめできる人の特徴を詳しく解説していきます。新NISAでロボアドバイザーを使いたい人SUSTENは、新NISAに対応した投資一任型ロボアドバイザーです。投資先の資産に応じて新NISAの投資枠を自動で使い分けるだけでなく、新NISAの限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されおり、新NISAの節税効果を最大限享受を目指す自動運用が可能です。本来、NISA口座を使って投資する場合、投資先の資産だけでなく、どの投資枠で保有するか自分で決めないといけません。そのため、新NISAでロボアドバイザーを利用したいなら、節税効果の最大限活かしながら自動運用するSUSTENを選ぶのがおすすめです。税負担・費用を抑えながら自動運用がしたい人SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安です。手数料が安いだけでなく、NISA口座での積立投資を継続しつつ1年以上の出金がなかった場合、運用残高に応じて最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。したがって、NISA口座の実質的な手数料は年率最大0.48%と、さらに安くなります。また、通常の課税口座で運用する場合でも「税効果最適化機能」が利用でき、税負担も自動で最適化してくれます。このように新NISA・課税口座かからず、SUSTENなら手数料・税負担を抑えながら資産運用を自動化することが可能です。できるだけ税負担を改善しながらロボアドバイザーを利用したい方にとって、SUSTENはおすすめできるロボアドバイザーです。実績に応じて手数料を支払いたい人実績に応じて手数料を支払いたい方も、SUSTENをおすすめできます。通常の課税口座で運用する場合、SUSTENには完全成果報酬型のファンドが利用可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーでは、利益が出ていてもいなくても年率1%程度の手数料が発生します。ロボアドバイザーで投資をしている方のなかには、利益が出ていないのに手数料がかかることに疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。SUSTENの完全成果報酬型ファンドは、運用残高の最高額を更新したときだけ手数料が発生するので、利益が出ていなければ、手数料を支払う必要はありません。そのため、利益が出たときだけ手数料を支払いたい方は、SUSTENを選ぶのがおすすめです。以上、SUSTENをおすすめできる人を解説しました。最後に、SUSTENで資産運用を始める方法を紹介していきます。SUSTENの口座開設の手順最後に、SUSTEN(サステン)で資産運用を始める方法を解説します。具体的には、以下の流れでおこないます。 SUSTENを始める手順 質問に回答してリスク許容度の診断 WEBで口座開設の手続き 入金、積立の設定で資産運用がスタート 各手順の注意点を詳しく解説していきます。無料診断からリスク許容度の診断まずは質問に回答してリスク許容度の診断をおこないます。SUSTEN公式サイトの「口座開設」から無料診断にすすみ、次の質問に回答しましょう。 SUSTENのリスク許容度診断の質問内容 年齢 年収 毎月の貯金額 累計貯金額 想定している投資期間 望ましい運用成績 世界経済の見通し 景気に対する考え方 上記の質問に答えると、下図のようにリスク許容度が診断されます。 ※出典:SUSTEN「運用診断とシミュレーション」 診断結果が確認できたら、口座開設手続きへ進みましょう。WEBで口座開設の手続きSUSTENの口座開設は、次のような流れでおこないます。 SUSTENの口座開設に必要な手続き メールアドレス・パスワード登録 氏名や住所など必要事項の記入 本人確認手続き 最初からSUSTENでNISA口座を開設したい場合は、この時点でNISA口座の同時開設の項目で「希望する」に必ずチェックを入れましょう。本人確認手続きでは、以下の本人確認書類のいずれかが必要です。 本人確認手続きに必要な書類の組み合わせ マイナンバーカード マイナンバー通知カード(現住所記載)+ 写真付き身分証明書 マイナンバー入り住民票(発行から6ヵ月以内)+ 写真付き身分証明書 写真付き身分証明書一覧はこちら 本人確認書類 運転免許証 運転経歴証明書 旅券(パスポート、2020年2月3日以前に申請した日本国発行のもので住所が記載されているものに限る) 在留カード(有効期限が2ヵ月以上あるもの、または申請中の記載があるもの) 特別永住者証明書 マイナンバーカードで本人確認手続きを済ませると、最短即日で口座開設完了のメールが届きます。マイナンバーカード以外の本人確認書類を提出した場合は、約1週間ほどで口座開設完了のハガキが郵送されます。入金、積立の設定で資産運用がスタート最後に、口座開設完了のメール・ハガキに記載されているログイン情報でSUSTENの会員ページにログインし、入金手続きをおこなってください。運用コースを選択し、最初の投資金額を設定します。最低1円から、投資したい金額を入力します。積立投資も始めたい場合は、毎回の積立投資額と積立代金の引落口座も合わせて設定しましょう。なお、初回入金はせずに積立から開始することも可能です。ここまで完了したら、SUSTENの自動運用が開始されます。SUSTENで将来の資産を築いていきましょう! 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら まとめSUSTEN(サステン)は、新NISAに完全対応したロボアドバイザーです。新NISAの投資枠を効率良く活用しながら資産運用を始められます。また、手数料は最大年率0.58%と他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安で、新NISAで1年以上出金せずに運用を続けると最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。通常の課税口座では、完全成果報酬型のファンドや税効果最適化機能など、リスクとリターンのバランスを考慮した運用も可能です。そのため、NISA口座でロボアドバイザーを利用したい人や、手数料を極力抑えてロボアドバイザーを利用したい人に、SUSTENはおすすめできます。新NISAに完全対応したSUSTENで、将来の資産運用をぜひ始めてください。SUSTENの始め方をもう一度確認したい場合は、以下のボタンから戻ることが可能です。なおロボアドバイザーだけでなくおすすめのネット証券も知りたい人は、次の別記事をご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問SUSTENがやばいと言われる理由はなんですか?SUSTENが「やばい」と言われる理由の1つが、SUSTENで運用されている一部ファンドの運用実績が良くない状況が続いているからです。また完全成果報酬型のファンドの場合、利益が出た時に他のロボアドバイザーより手数料が高くなるのも気になると、口コミで見受けられました。SUSTENのキャッシュバックについて教えてくださいSUSTENでは、NISA口座で1年以上の出金がない場合、運用残高に最大年率0.1%のキャッシュバックが受けられます。キャッシュバックされた現金はNISA口座の資産に再投資されるため、実質的に手数料を安くすることが可能です。SUSTENでは確定申告が必要ですか?特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合には、確定申告は不要です。運営会社が投資で得た利益にかかる税金の支払いを代行してくれます。源泉徴収ありの特定口座や一般口座を選択した場合は、確定申告が必要になる場合があるので事前に把握しておきましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
SBI証券と野村證券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
「SBI証券と野村證券はどっちがおすすめ?」「自分に合う証券会社はどっち?」とお悩みではありませんか。この記事では、SBI証券と野村證券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説します。NISAや手数料、銘柄数やクレジットカード積立投資、ポイント投資などを詳しく紹介する前に簡単な比較表をご覧ください。比較した結果を先にお伝えすると、SBI証券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。野村證券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。詳しい内容は記事内で紹介しているので、SBI証券と野村證券での悩みポイントを解消できるでしょう。 SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券詳細は公式サイトへ どっちがおすすめ?SBI証券と野村證券の違いを徹底比較まずは、2つの証券会社で違う点を解説します。項目を押せば、該当ページに飛べるのでご自身が気になるポイントを押さえましょう。 SBI証券と野村證券の違いを徹底比較 【オンライン手数料】無料または安く利用したいならSBI証券がおすすめ 【取扱商品・銘柄数】商品の種類はどっちも豊富!銘柄の数はSBI証券のほうが全体的に多い 【機能・サービス】SBI証券は銀行連携で優遇特典あり!野村證券はコンサルティングやラップ口座がおすすめ 【クレカ積立・ポイント】クレジットカードで投資したいならSBI証券の一択!野村證券は非対応 【キャンペーン】特典の種類はSBI証券が豊富!野村證券は投資信託とESG投資のみ対象 【オンライン手数料】無料または安く利用したいならSBI証券がおすすめSBI証券と野村證券を比較すると、オンライン手数料に違いがあります。さらに細かく分類すると以下の違いがあります。 項目 SBI証券 野村證券 NISA 無料 つみたて投資枠は無料その他は各商品に準ずる 投資信託 無料 銘柄ごとの買付金額・買付口数により異なる ※1 国内株(現物) 無料 ※2 約定代金により152円から 国内株(信用) 1注文あたり524円 米国株 約定代金の0.495%(2.02米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 約定代金により2,389円から ※1 ノーロードおよびNISAつみたて投資枠対象銘柄は無料。 ※2 電子交付サービス利用時。上記を踏まえて、以下を解説するので気になる人はご覧ください。 手数料比較まとめ SBI証券は投資信託も国内株も手数料無料(電子交付サービス利用時) 野村證券は手数料の割引制度がある 米国株の売買手数料はSBI証券のほうが安い SBI証券は投資信託も国内株も手数料無料(電子交付サービス利用時)SBI証券は、投資信託の手数料が原則無料です。さらに国内株も、ゼロ革命のサービスを利用すると手数料無料で取引できます。 SBI証券のゼロ革命とは SBI証券のゼロ革命とは、簡単な条件を達成すると国内株の売買手数料が無料になるサービス。簡単な条件とは、各種報告書を郵送ではなく電子交付に指定することです。手数料無料で投資したい人には、SBI証券がおすすめです。野村證券は手数料の割引制度がある野村證券では、NISAのつみたて投資枠は無料で取引できますが、それ以外の場合手数料が必要です。例えば、国内株の現物取引をインターネットで取引した場合、手数料は以下のとおりになります。 約定代金 手数料(税込) ~10万円 152円 ~30万円 330円 ~50万円 524円 ~100万円 1,048円 ~200万円 2,095円 ~300万円 3,143円 ~500万円 5,238円 ~1,000万円 10,476円 ~2,000万円 20,952円 ~3,000万円 31,429円 ~5,000万円 41,905円 5,000万円超 一律78,571円 しかし、野村證券には、野村のエコ割という手数料の割引制度があるため、一部の手数料を割引できる特徴を持ちます。 野村のエコ割とは 野村のエコ割とは、各種報告書を電子交付にすることで、インターネットでの国内株の売買手数料が最大50%割引になる制度。対象サービスに1つ登録で25%、2つ登録で30%、3つ登録で50%が割引されます。SBI証券と違って国内株の手数料が無料にならない野村證券だからこそ、割引制度を活用してお得に取引しましょう。米国株の売買手数料はSBI証券のほうが安いインターネットで米国株を取引する場合の売買手数料は、SBI証券のほうが安めに設定されています。米国株を中心に取引したいなら、SBI証券を選ぶとよいでしょう。◯SBI証券の米国株売買手数料 概要 詳細 手数料無料の範囲 約定代金が2.02米ドル以下 売買手数料 約定代金の0.495%(税込) 手数料上限 22米ドル ◯野村證券の米国株売買手数料 約定代金 手数料 ~20万円 2,389円 ~30万円 3,142円 ~40万円 4,274円 ~50万円 5,405円 ~75万円 5,866円 ~100万円 6,160円 ~150万円 8,045円 ~200万円 11,817円 ~250万円 15,420円 ~300万円 18,857円 ~500万円 22,125円 ~1,000万円 36,038円 ~2,000万円 70,400円 ~3,000万円 137,447円 ~5,000万円 188,570円 5,000万円超 一律251,429円 SBI証券の米国株の手数料には22米ドル(1ドル150円なら3,300円)の上限があります。一方の野村證券の手数料上限は251,429円と高額です。米国株の手数料を重視するなら、SBI証券を選ぶとよいでしょう。【取扱商品・銘柄数】商品の種類はどっちも豊富!銘柄の数はSBI証券のほうが全体的に多いSBI証券と野村證券を比較すると、取扱商品・銘柄数に違いがあります。ここで比較する内容は以下の通りです。 取扱商品・銘柄数の比較 取扱商品はどっちも豊富だが外国株に違いあり 取扱銘柄数は全体的にSBI証券のほうが多い 取扱商品はどっちも豊富だが外国株に違いありSBI証券と野村證券を比較すると、どっちも非常に豊富な商品が取り扱われている点が共通しています。主要な商品はSBI証券でも野村證券でも網羅的に取り扱われているので、どっちの証券会社を選んでも満足できるでしょう。 証券会社名 取扱商品の違い NISA iDeCo 投資信託 国内株 米国株 その他外国株(中国・韓国・シンガポール・ほか) 海外ETF ロボアドバイザー(ROBOPRO・SBIラップ) 新規公開株式(IPO) REIT(リート) 債券 FX 先物・オプション セキュリティ・トークン CFD 金・銀・プラチナ ESG投資 NISA iDeCo 投資信託 国内株 米国株 その他外国株(香港・ドイツ・オーストラリア) 米国ETF ラップ口座 新規公開株式(IPO) REIT(リート) 債券 FX 先物・オプション 不動産セキュリティ・トークン ESG投資 ただし、SBI証券と野村證券は、取り扱っている外国株など一部商品に違いがあります。SBI証券と野村證券で取引可能な外国株を比較すると、次のとおりです。 証券会社名 外国株の違い 米国(アメリカ) 中国 韓国 ロシア(取引停止中) ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 米国(アメリカ) 香港 ドイツ オーストラリア このようにSBI証券と野村證券では、米国株以外に取り扱っている外国株が違います。取引したい外国株があれば、そこから逆算して選びましょう。 SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券詳細は公式サイトへ 取扱銘柄数は全体的にSBI証券のほうが多い 商品 SBI証券 野村證券 投資信託 2,556銘柄 1,233銘柄 NISA つみたて投資枠の対象投資信託 271銘柄 35銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,351銘柄 473銘柄 米国個別株 4,420銘柄 845銘柄 米国ETF 464銘柄 14銘柄 IPO 76銘柄(2024年実績) 非公開 ※2025年7月時点の情報です。SBI証券と野村證券の取扱銘柄数を比較すると、数の多さについては全体的にSBI証券のほうが勝ります。投資信託やNISA対象商品、米国株など多くの商品においてSBI証券のほうが取扱銘柄数が多い結果となりました。銘柄数の多さで証券会社を選びたい人は、SBI証券を選ぶのがおすすめです。【機能・サービス】SBI証券は銀行連携で優遇特典あり!野村證券はコンサルティングやラップ口座がおすすめ機能やサービスは証券会社によって異なります。選ぶ際は、ご自身が重視する要素があるかどうかで判断しましょう。 証券会社名 機能・サービスの違い 100円から始められる積立投資サービス 国内株・米国株・かんたん積立など投資に役立つスマホアプリ SBI新生銀行の優遇特典を受けられるSBI新生コネクト 住信SBIネット銀行との自動入出金ができるSBIハイブリッド預金 資産運用を任せられるSBIラップ 1株単位で取引できる単元未満株のまめ株 取引に役立つNOMURAアプリと資産管理に役立つOneStockという2つのスマホアプリ 資産設計のコンサルティングと資産運用をプロに任せられるラップ口座 オンライン取引だけでなく全国各地の実店舗で対面相談もできる 投資・資産運用に役立つ無料セミナーと見逃し配信あり それぞれの違いと特徴を踏まえてまとめた内容は以下の通りです。 SBI証券とSBI新生銀行を連携すると多彩な優遇特典を利用できる 野村證券は資産運用のコンサルティングやラップ口座がおすすめ SBI証券とSBI新生銀行を連携すると多彩な優遇特典を利用できるSBI証券の注目サービスはSBI新生コネクト。SBI証券とSBI新生銀行を連携すると優遇特典を利用できるお得なサービスです。連携によりSBI新生銀行のステップアッププログラムのランクがダイヤモンドステージとなり、次のような優遇を受けられます。 項目 優遇特典 円預金金利 年0.4%に優遇 米ドル預金金利 年0.3%に優遇 他行宛振込手数料(インターネット) 月10回無料 コンビニATM出金手数料 何度でも無料 またSBI証券は、住信SBIネット銀行との連携も可能。住信SBIネット銀行と連携できるサービスは、SBIハイブリッド預金と呼ばれています。SBIハイブリッド預金を利用すると、銀行口座の残高を使ってSBI証券で取引できるほか、普通預金金利が通常より0.01%優遇されるメリットもあります。 住信SBIネット銀行との連携も可能! SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券は資産運用のコンサルティングやラップ口座がおすすめ野村證券は全国に多数の店舗を持つ証券会社。情報力を強みとする会社のため、独自のノウハウをもとに顧客の資産運用をサポートしてくれるでしょう。例えば資産設計のコンサルティングサービスにより、一人一人に最適な運用プランを提案してもらえます。さらに資産運用をプロに任せられるラップ口座のサービスもあります。プロに相談しながら投資したい人は、野村證券を選ぶとよいでしょう。 資産運用をプロに任せられる 野村證券詳細は公式サイトへ 【クレカ積立・ポイント】クレジットカードで投資したいならSBI証券の一択!野村證券は非対応SBI証券と野村證券を比較すると、クレジットカード積立投資やポイントサービスに大きな違いがあります。 証券会社名 クレカ積立・ポイントの違い 三井住友カードを使ってクレジットカード積立投資をすると最大3%還元 ほかにも東急カードやオリコカードなど多彩なクレカでの積立投資に対応 Vポイント・Pontaポイントを使ったポイント投資に対応 投資信託の月間平均保有額に応じてポイントがもらえる SBI証券のさまざまな取引で選んだポイントが貯まる クレジットカード積立投資には非対応 ポイント投資には非対応 取引でポイントが貯まる制度はなし SBI証券はクレカ積立にもポイント投資にも対応している一方、野村證券はこれらのサービスに非対応。したがってクレジットカードで積立投資したいなら、SBI証券を選びましょう。SBI証券は三井住友カードを使ったクレカ積立で最大3%還元SBI証券で三井住友カードを使って積立投資すると、最大3%のポイントが還元されます。三井住友カードのクレカ積立は毎月100円〜10万円の範囲で利用できるので、3%還元なら年間で36,000円相当のポイントを獲得可能です。SBI証券での三井住友カードを使ったクレカ積立は、使用するカードによって最大還元率が変わり、一例を挙げると次のとおりです。 還元率 対象カードの例 最大3% ・Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード ・三井住友カード プラチナプリファード 最大2% ・三井住友カード プラチナ ・三井住友カード プラチナ PA-TYPE ・三井住友ビジネスプラチナカード for Owners 最大1% ・Oliveフレキシブルペイ ゴールド ・三井住友カード ゴールド(NL) ・三井住友カード ゴールド ・ほか 最大0.5% ・三井住友カード(NL) ・ほか ※上記の特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。さらにカードごとにも還元率を決定する条件が定められているので、詳しく知りたい人はSBI証券や三井住友カードの公式サイトで確認しましょう。 還元率のアップが可能 SBI証券詳細は公式サイトへ 【キャンペーン】特典の種類はSBI証券が豊富!野村證券は投資信託とESG投資のみ対象SBI証券と野村證券を比較すると、開催中のキャンペーンに違いがあります。 証券会社名 2025年7月のキャンペーン 夏のボーナスで資産形成!米株取引で現金2万円が当たる SBI証券デビュー応援プラン SBIラップ3周年記念キャンペーン Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~ 投信積立キャッシュバックキャンペーン 野村ではじめる!「ESG投資」応援キャンペーン SBI証券では多彩な商品に対してキャンペーンが開催されており、さまざまな取引をお得に開始できますが、野村證券では、投資信託とESG投資のみを対象としたキャンペーンです。SBI証券と野村證券のどっちが自分に合うか選んだら、キャンペーンを活用してお得に資産運用を始めましょう。SBI証券と野村證券の共通点SBI証券と野村證券を比較すると、どっちにも共通する特徴やサービスがあります。 SBI証券と野村證券の共通点 【スマホアプリ】どっちも投資に役立つスマホアプリを提供!ただし簡単さを重視するなら野村證券がおすすめ 【口座開設】どっちもスピード対応!野村證券は最短当日でSBI証券は最短翌営業日 【スマホアプリ】どっちも投資に役立つスマホアプリを提供!ただし簡単さを重視するなら野村證券がおすすめSBI証券と野村證券を比較すると、どっちも投資に役立つスマホアプリを提供している点が共通。どちらもアプリを使って取引が可能ですが、SBI証券では複数アプリの使い分けが必要な点に注意が必要です。 SBI証券のスマホアプリ例 SBI証券 株 アプリ かんたん積立 アプリ SBI証券 米国株 アプリ SBI証券 スマートアプリ 野村證券は「野村の資産運用アプリ NOMURA」という1つのスマホアプリを入れておけば、各種取引から資産管理、マーケット情報の入手などがすべてできます。複数のスマホアプリを使い分ける煩雑さを避けたい人は、野村證券を選ぶとよいでしょう。【口座開設】どっちもスピード対応!野村證券は最短当日でSBI証券は最短翌営業日SBI証券と野村證券を比較すると、どっちも口座開設までのスピードが早い点が共通しています。ただし、口座開設までの最短日数には違いがあり、野村證券は最短当日である一方、SBI証券は最短翌営業日です。最短翌営業日でも十分に早いといえますが、当日中に取引開始したいなら野村證券を選びましょう。なお野村證券で最短当日中に取引を開始するためには、次の条件を満たして申し込む必要があります。 野村證券で最短当日中に取引開始するための条件例 インターネットで申し込むこと 個人認証専用アプリでマイナンバーカードを読み取ること 平日13時までに口座開設の受付が完了すること 国籍が日本にあり成人であること どっちが自分に合う?おすすめの人を解説 証券会社 NISA 対応 NISA口座の手数料 無料 つみたて投資枠は無料その他は各商品に準ずる 投資信託の手数料 無料 銘柄ごとの買付金額・買付口数により異なる ※1 国内株の手数料 無料 ※2 現物:152円〜信用:1注文524円 NISA対象の投資信託銘柄数 つみたて投資枠:271銘柄成長投資枠:1,351銘柄 つみたて投資枠:35銘柄成長投資枠:473銘柄 投資信託の銘柄数 2,556銘柄 1,233銘柄 スマホアプリ ・SBI証券 株 アプリ ・かんたん積立 アプリ ・SBI証券 米国株 アプリ ・SBI証券 スマートアプリ ・ほか 野村の資産運用アプリ NOMURA、ほか クレカ積立 三井住友カードで最大3%ほか多数カードが対応 非対応 ポイント投資 Vポイント・Pontaポイント 非対応 口座開設完了 最短当日 最短翌営業日 ※1 ノーロードおよびNISAつみたて投資枠対象銘柄は無料。 ※2 電子交付サービス利用時。SBI証券と野村證券はどっちが自分に合うか知りたい人に向けて、それぞれの証券会社がおすすめな人の特徴を紹介します。SBI証券がおすすめの人SBI証券がおすすめの人は、次のとおりです。 SBI証券がおすすめの人 インターネットを活用して手数料無料で取引したい人 より豊富な銘柄から投資先を選びたい人 中国・韓国・シンガポールなどアジア株に投資したい人 SBI新生銀行と連携して優遇特典を利用したい人 クレカ積立・ポイント投資をしたい人 インターネットを活用して手数料無料でお得に投資したい人には、SBI証券がおすすめです。SBI証券のオンライン取引なら、NISA口座の手数料が無料。さらに各種報告書の電子交付を選択すると、国内株も手数料無料で取引できます。またSBI証券は野村證券と比較して取扱銘柄数が豊富な点も特徴。三井住友カードを使ってクレジットカード積立投資すると、最大3%のポイントが貯まる点もおすすめです。そのほかSBI証券とSBI新生銀行を連携すると自動入出金(自動入金は投信積立のみ)ができ、銀行サービスの優遇を受けられるメリットもあります。これらの特徴に魅力を感じる人は、SBI証券で口座開設するのがおすすめです。 NISAも国内株も手数料無料 SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券がおすすめの人野村證券がおすすめの人は、次のとおりです。 野村證券がおすすめの人 潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人 香港・ドイツ・オーストラリアの株に投資したい人 1つのアプリで取引や資産管理を完結させたい人 最短当日から取引を開始したい人 大手証券会社である野村證券は、ネットで自分で取引したい人ではなく、資産運用をプロに任せたい人におすすめです。各種手数料がかかるものの、潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人にはぴったりの証券会社です。また野村證券は、SBI証券では取引できない香港・ドイツ・オーストラリアの株を取り扱っています。これらの株式を取引したい人にもおすすめです。そのほか野村證券は、最短当日から取引を開始できる点も特徴。今日からすぐに取引を始めたいと考える人も、野村證券を選ぶとよいでしょう。 資産運用をプロに任せられる 野村證券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問この記事ではSBI証券と野村證券を比較し、違いや共通点を解説しました。SBI証券と野村證券はどっちが自分に合う?と悩む人に向けて、それぞれの証券会社がおすすめな人の特徴をおさらいしましょう。 証券会社名 おすすめな人の違い インターネットを活用して手数料無料で取引したい人 より豊富な銘柄から投資先を選びたい人 中国・韓国・シンガポールなどアジア株に投資したい人 SBI新生銀行と連携して優遇特典を利用したい人 クレカ積立・ポイント投資をしたい人 潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人 香港・ドイツ・オーストラリアの株に投資したい人 1つのアプリで取引や資産管理を完結させたい人 最短当日から取引を開始したい人 なお、ほかにもおすすめのネット証券を比較して選びたい人は、次の記事を参考にしてください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら ここから、SBI証券と野村證券の違いについてよくある質問に回答します。外貨建てMMFの違いは?SBI証券と野村證券を比較すると、どっちも外貨建てMMFを取り扱っている点は共通です。ただし取扱商品には違いがあるので、比較してみましょう。SBI証券の外貨建てMMFSBI証券で取り扱っている外貨建てMMFは、次のとおりです。 通貨 商品 米ドル SBI岡三・USドル・マネー・マーケット・ファンド ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト ゴールドマン・サックス 南アフリカランド ホライズン・トラスト トルコリラ トルコ・リラ・マネー・マーケットファンド 野村證券の外貨建てMMF野村證券ではノムラ外貨MMFが取り扱われています。ノムラ外貨MMFは以下5つのファンドで構成されており、それぞれのファンドはスイッチングが可能です。 ノムラ外貨MMFの構成ファンド USMMF 豪ドルMMF 英ポンドMMF カナダドルMMF NZドルMMF 債券の違いは?SBI証券と野村證券は、どっちも共通して次のような債券を取り扱っています。 どっちも取り扱っている債券の例 個人向け国債 利付国債 新発円建て債券 新発外貨建て債券 既発円建て債券 既発外貨建て債券 ただし取り扱っている商品は、SBI証券と野村證券で異なります。最新の取扱商品は各証券会社の公式サイトで確認しましょう。IPOの違いは? 証券会社名 IPO投資の違い 2024年のIPO取扱実績は76銘柄 IPOチャレンジポイントにより抽選に外れると次回の当選確率アップ HYPER空売りサービスによりIPO銘柄も空売りできる 2024年のIPO取扱実績は非公開 オンライン取引は完全抽選のため平等にチャンスがある オンライン取引は前受金なしで抽選に参加できる SBI証券と野村證券を比較すると、どっちもIPO銘柄を扱っている点は共通。しかし時期によって取扱銘柄は異なるため、購入希望の銘柄があればそれぞれの証券会社の公式サイトを確認する必要があります。またSBI証券と野村證券のIPO投資は、サービス内容にも違いがあります。SBI証券では抽選に外れると次回の当選確率がアップするサービスや、IPO銘柄を空売りできるサービスがあります。一方の野村證券はオンライン取引の場合は完全抽選制が採用されており、抽選には前受金なしで参加可能です。IPO投資をしたい人は、SBI証券と野村證券の取扱銘柄・サービス内容をよく比較して選びましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。