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【2025年5月最新】新NISAおすすめのネット証券会社を比較!成長投資枠と積立投資枠の違いも解説
保有している資産で得た利益が非課税になるNISA制度。2024年から制度が刷新され、旧制度よりも使いやすくなったと口コミで評判です。ただ、NISA口座で保有できる商品や手数料は、証券会社によって異なります。そのため、この記事では、主要ネット証券会社のNISAを比較し、NISAにおすすめのネット証券会社をランキングで紹介します。記事後半では、NISA口座を開設する証券会社の選び方や投資信託の成長投資枠・つみたて投資枠の人気銘柄ランキングもまとめています。 結論:NISAおすすめ証券会社は楽天証券! NISAでの日本株・米国株・投信の取引手数料がすべて無料!楽天カードを使ったクレカ積立では、楽天キャッシュにチャージした分も含めて月に20万円投資でき、最大1%の楽天ポイントが還元されます。また、楽天証券オリジナルファンドなら、信託報酬を抑えつつ運用中に楽天ポイントが貯められます。NISA口座を開設するネット証券会社選びで迷った投資初心者は、楽天証券を選ぶのがおすすめです。 詳細解説はこちら ※1:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」(2024年9月末時点)および各社ホームページ上での開示情報により、楽天証券にて集計。 2025年5月確認NISAで初心者おすすめのネット証券会社をランキングで紹介さっそく、NISAでおすすめのネット証券会社を紹介します。主要ネット証券会社でNISAのサービス内容を比較した結果、これからNISAで投資を始める初心者におすすめのネット証券会社ランキングは、以下のとおりです。※タップすると詳細解説へ移動できます。 NISAおすすめネット証券会社ランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券 PayPay証券 大和コネクト証券 各社のおすすめポイントはこちら 証券会社ごとのNISAおすすめポイント 楽天証券 楽天カードを使った投信積立では、楽天キャッシュを活用することで最大15万円投資できる。また、楽天証券オリジナルファンドなら、運用中でも楽天ポイントが獲得可能。 SBI証券 NISAの日本株・米国株・投信の取引手数料がすべて無料。投信では複数のポイント・マイルからお好きなサービスが貯められ、特にクレカ積立なら三井住友カードで最大3%還元される。 マネックス証券 マネックスカードを使ったクレカ積立は常時1.1%還元で、同ランクのクレジットカードのなかでは最大となる。外国株では、米国株だけでなく中国株の取引手数料も無料。 松井証券 投信での保有中のポイント還元率が年率最大1%還元される。また、助言型ロボアドバイザー「投信工房」もNISAに対応しており、事前に決めたポートフォリオを維持しながら自動積立投資が利用できる。 三菱UFJ eスマート証券 auのスマートフォンを持っていれば、投信のクレカ積立が最大3%還元。またNISA口座を保有していれば、通常口座での日本株(現物・信用)の取引手数料が最大5%割引される。 PayPay証券 PayPayアプリの投資サービス「PayPay資産運用」で投信を買付すれば、買付金額に応じて最大0.7%のポイント還元。日本株・米国株は最低1,000円からお好きな金額で取引できる。 大和コネクト証券 日本株(単元未満)・米国株・投信を購入すると、dポイント・Pontaポイントが貯められて使うことも可能。セゾンカードを使ったクレカ積立で、最大1%の永久不滅ポイントが貯まる。 今回紹介するNISAおすすめネット証券会社には、それぞれ独自のおすすめポイントがあるため、1社ずつ見ていきましょう。楽天証券:楽天カードと楽天キャッシュで最大15万円積立できる 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,227銘柄 237銘柄 保有残高の年率最大0.028% 最大2.0% 2025年5月作成 楽天証券おすすめポイント 楽天キャッシュを利用すれば楽天カードで毎月最大15万円積立投資できる 楽天カードのクレカ積立で楽天ポイントが最大2.0%還元 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 NISAでおすすめなネット証券会社は、楽天証券です。楽天証券は総合証券口座が1,200万口座(※1)、旧つみたてNISA口座数が600万人(※2)を突破し、国内で多くの人気を集めています。楽天証券でNISA口座を開設すると、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。毎回の取引で発生する手数料を気にせず、NISA口座で投資をすることが可能です。特に投信は、楽天カードと楽天キャッシュの積立投資にも対応しています。積立額に対して楽天カードなら最大2%、楽天キャッシュは0.5%(楽天カードでのチャージ分)の楽天ポイントが獲得可能です。一部のネット証券会社もクレカ積立に対応していますが、キャッシュレス決済での投資は1種類につき、月間10万円(一部5万円)までと定められています。一方、楽天証券なら楽天カードと楽天キャッシュが利用できるので、月に最大15万円もキャッシュレス決済で投信積立が可能です。NISA口座のつみたて投資枠は月に10万円まで使えるので、通常口座でも投資信託の積立投資をしたい場合でも楽天ポイントが貯められます。投資信託の積立投資を始めたい方は、ポイント付与数を増やせる楽天証券を選ぶのがおすすめです。 投信積立におすすめ! 楽天証券の公式サイトはこちら ※1:楽天グループ株式会社「国内(証券単体)最多!楽天証券、証券総合口座数1,200万口座達成のお知らせ」 ※2:PR TIMES「業界最多!NISA口座数、600万口座達成のお知らせ」 2025年5月確認SBI証券:複数のポイント・クレジットカードに対応 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,245銘柄 235銘柄 保有残高の年率最大0.25% 最大3.0% 2025年5月作成 SBI証券おすすめポイント 複数のポイント・マイルサービスからお好きなサービスを選べる クレカ積立も複数のカード会社が対応し、三井住友カードなら最大3.0%還元 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 SBI証券は、グループ全体での口座数1,400万を突破したネット証券会社です(※1)。SBI証券でNISA口座を開設すると、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。SBI証券の強みは、複数のポイント・マイルサービスに対応していること。口座開設後に貯めたいポイント・マイルを選べば、対象の取引で貯めることが可能です。 SBI証券に対応したポイント・マイルサービス Vポイント Tポイント Pontaポイント dポイント PayPayポイント JALマイル 特に、対象の投信をSBI証券のNISA口座で運用すれば、月間の平均保有額に応じて年率最大0.25%のポイント・マイルが貯められます。 月間平均保有額に対するポイント還元率 1,000万円未満 1,000万円以上 通常銘柄 年率0.1% 年率0.2% SBIプレミアムチョイス 年率0.15% 年率0.25% その他指定銘柄 銘柄ごとにSBI証券が指定 ※JALマイルは記載した付与率の半分が付与されます。さらに、SBI証券はクレカ積立でも複数のクレジットカード会社と提携しており、積立額に対して各クレジットカードで付与されるポイントが貯められます。 SBI証券のクレカ積立で利用できるクレジットカード 三井住友カード:最大3.0% オリコカード:0.5% アプラスカード:最大1.0% 東急カード:最大3.0% 高島屋カード:最大0.5% 大丸松坂屋カード:最大0.5% UCSカード:0.5% ※三井住友カード以外は、各クレジットカード会社の仲介口座の開設が条件特に三井住友カードで貯まるVポイントは、さきほど解説したようにSBI証券のポイントサービスに対応しています。そのため、三井住友カードをお持ちの方は、SBI証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 お好きなポイントが貯められる! SBI証券の公式サイトはこちら ※1:SBIホールディングス「国内初となる証券総合口座1,400万口座達成のお知らせ 」マネックス証券:クレカ積立のポイント還元率が1.1% 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,171銘柄 232銘柄 保有残高の年率最大0.26% 最大1.1% 2025年5月作成 マネックス証券おすすめポイント 中国株の取引手数料が無料 年会費実質無料のマネックスカードを使った投信クレカ積立の還元率が1.1% 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 マネックスのNISA口座は日本株・米国株・投資信託にくわえて、中国株の取引手数料も無料です。楽天証券とSBI証券もNISA口座で中国株が取引できますが、取引手数料が発生します。そのため、NISA口座で中国株も取引したい方は、マネックス証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。また、マネックス証券もマネックスカードを使ったクレカ積立に対応していますが、同じランク帯のクレジットカードのなかで付与率が最も高くなっています。 同ランク帯でのクレカ積立ポイント還元率比較 カード名 年会費(税込) 付与率 マネックス証券 マネックスカード 初年度:無料次年度以降:550円※1回以上決済で次年度無料 1.1% 楽天証券 楽天カード 永年無料 0.5% SBI証券 三井住友カード(NL) 永年無料 最大0.5%※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。 三菱UFJ eスマート証券 au PAY カード 初年度:無料次年度以降:1,375円※au携帯の契約で永年無料※1回以上の決済で次年度無料 1.0% PayPay証券 PayPayカード 永年無料 0.7% 大和コネクト証券 SAISON CARD Digital 永年無料 最大0.5% 2025年5月作成NISAのクレカ積立で効率よくポイントを貯めたい方は、マネックス証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 年会費実質無料のクレカ積立で付与率1.1%! マネックス証券の公式サイトはこちら 松井証券:NISA口座で助言型ロボアドバイザーが使える 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,137銘柄 240銘柄 保有残高の年率最大1.0% - 2025年5月作成 松井証券おすすめポイント 助言型ロボアドバイザー「投信工房」がNISAでも使える 投資信託のポイント還元率が年率最大1.0% 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 松井証券でNISA口座を開設すれば、ここまで解説したおすすめネット証券会社と同様、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。松井証券でNISA口座を開設するメリットは、助言型ロボアドバイザー「投信工房」がNISA口座(成長投資枠)でも使えることです。投信工房では、質問に回答することで自身のリスク許容度を診断し、松井証券の投資信託でおすすめのポートフォリオを提案してくれます。最初の買付手続きを済ませると、そのポートフォリオで運用を始められます。さらに、自動リバランス機能が無料で利用できるため、ポートフォリオの資産配分を維持しながら自動で運用することも可能です。また、松井証券の投資信託は保有中に付与されるポイント付与率が年率最大1%と、他のネット証券会社よりも高くなっています。投資信託の運用で効率良くポイントを貯めたいなら、付与率が高い松井証券を選ぶといいでしょう。 NISAでお任せ投資ができるネット証券! 松井証券のNISA公式サイトはこちら 三菱UFJ eスマート証券:auスマホ利用者におすすめ 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,104銘柄 193銘柄 保有残高の年率最大0.24% 最大3.0% 2025年5月作成 三菱UFJ eスマート証券おすすめポイント auユーザーであれば、クレカ積立のポイント還元率が最大3.0% 通常口座の日本株(現物・信用)の取引手数料が5%割引 日本株・投信の取引手数料は無料 お持ちのスマートフォンがauである方は、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。auの「auマネ活プラン」を契約すれば、NISAを口座開設してau PAY ゴールドカードで投信のクレカ積立をすれば、付与率が通常1.0%のところなんと3.0%までアップします。同じゴールドカードで比較すると、クレカ積立の付与率は三菱UFJ eスマート証券が最大です。 同ランク帯でのクレカ積立ポイント還元率比較 カード名 年会費(税込) クレカ積立の付与率 三菱UFJ eスマート証券 au PAY ゴールドカード 11,000円 auマネ活プラン条件達成:3.0%通常:1.0% 楽天証券 楽天プレミアムカード 11,000円 1.0% SBI証券 三井住友カード ゴールド(NL) 5,500円※1 最大1.0%※2 大和コネクト証券 ゴールドカードセゾン 初年度:無料次年度以降:11,000円 最大0.5% ※1 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。 ※2 特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。auマネ活プランには、他にもさまざまなポイント還元サービスが提供されています。au PAYやauじぶん銀行など各種auサービスを利用している方は、三菱UFJ eスマート証券もあわせて利用すると、より多くのポイントが貯められます。さらに、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設すると、通常口座での日本株(現物・信用)の取引手数料が最大5%割引されます。通常口座でも日本株を取引したいなら、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設しておくと、取引手数料を抑えることが可能です。 auユーザーに断然おすすめ! 三菱UFJ eスマート証券の公式サイトはこちら PayPay証券:日本株・米国株が好きな金額で買える 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 有料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 128銘柄 33銘柄 買付金額に対して最大0.7% - 2025年5月作成 PayPay証券おすすめポイント 日本株・米国株が最低1,000円から好きな金額で買える 投信積立でPayPayカードとPayPay残高が使えてポイントも付与される PayPay証券は、日本株・米国株が最低1,000円から好きな金額で取引できる、スマートフォン専用のネット証券会社です。PayPay証券のNISA口座も、同様に1,000円から日米株が買えます。金額指定で取引できるため、株価に左右されずにご自身が投資できる金額だけ投資できるのがメリットです。また、スマホ決済アプリのPayPayで投資できる「PayPay資産運用」もNISA口座に対応しています。PayPay資産運用なら、投資信託の買付金額に対してPayPay残高で支払うと0.5%、PayPayカードを使えば0.7%のPayPayポイントが付与されます。そのため、最初は少額でNISAを始めたい方や普段からPayPayでお買い物をしている方は、PayPay証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 少額からNISAを始めたい人におすすめ! PayPay証券の公式サイトはこちら 大和コネクト証券:個別株・投信でdポイント投資が可能 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 有料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 50銘柄 29銘柄 買付金額に対して最大0.03% 最大1.0% 2025年5月作成 大和コネクト証券おすすめポイント 日本株・米国株・投資信託の買付でポイントが貯まってポイント投資もできる クレカ積立で貯まる永久不滅ポイントはdポイントと交換できる 大和コネクト証券は、大和証券グループのスマートフォン専用のネット証券会社です。アプリのデザインや使い勝手が評価され、スマホ専業証券の顧客満足度2年連続1位、2023年度のグッドデザイン賞を受賞しました。(※1)大和コネクト証券のNISA口座なら、日本株の単元未満株・米国株・投資信託でdポイントとPontaポイントが貯められます。他のネット証券もNISA口座でポイントが貯められますが、対応商品の数で比較すると大和コネクト証券が最多となります。 NISA口座でポイントが貯められる商品 ポイント 国内単元株 国内単元未満株 米国株 投資信託 大和コネクト証券 dポイントPontaポイント × ◯ ◯ ◯ 楽天証券 楽天ポイント × × × ◯ SBI証券 VポイントTポイントdポイントPontaポイントJALマイルPayPayポイント × × × ◯ マネックス証券 マネックスポイント × × × ◯ 三菱UFJ eスマート証券 Pontaポイント × ◯ × ◯ 松井証券 松井証券ポイント × × × ◯ PayPay証券 PayPayポイント × × × ◯ また大和コネクト証券では、セゾンカードを使った投信クレカ積立にも対応しており、積立額に対して最大1%の永久不滅ポイントが付与されます。貯めた永久不滅ポイントはdポイントと交換でき、交換レートは1永久不滅ポイント=5dポイントです。dポイントは大和コネクト証券の単元未満株・米国株・投資信託の買付で利用できるため、クレカ積立で貯まった永久不滅ポイントで実質的にポイント投資することが可能です。そのため、普段からdポイントを貯めていたりセゾンカードでお買い物したりする方は、大和コネクト証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 NISAでdポイント投資ができる! 大和コネクト証券の公式サイトはこちら ※1出典:大和コネクト証券「J.D.パワー“個人資産運用顧客満足度「スマホ専業証券 部門」”2年連続1位受賞のお知らせ」 大和コネクト証券「取引アプリ「コネクト」が「2023年度グッドデザイン賞」 を受賞」以上、NISA口座開設におすすめのネット証券会社を紹介しました。次章では、他の証券会社も含めて、NISAの取扱商品やポイントサービスを一斉比較します。おすすめネット証券会社だけでなく、他の証券会社も比較しながら選びたい方は、あわせてご参照ください。NISAおすすめネット証券会社を一斉比較おすすめネット証券会社NISA一斉比較表 ※各ネット証券会社名をタップすると、詳細箇所へ移動できます 国内株 米国株 その他海外株 海外ETF 投資信託 ポイント還元 取扱 IPO 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 単元未満株 国内・米国株買付 投資信託買付 投信保有 クレカ積立 楽天証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 有料 ◯ 無料 ◯ 無料 -※1 - 最大0.028% 最大1.0% SBI証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 有料 ◯ 無料 ◯ 無料 -※2 - 最大0.25% 最大3.0% マネックス証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大0.26% 最大1.1% 三菱UFJ eスマート証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ー ー ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大0.24% 最大3.0% 松井証券 ◯ ー ◯ 無料 ◯ 無料 ー ー ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大1.0% - PayPay証券 ◯ ◯ 有料 ◯ 有料 - - ◯ 有料 ◯ 無料 - 最大0.7% - - 大和コネクト ◯ ◯ - 有料 ◯ 有料 - - ◯ 有料 ◯ 無料 0.10%※3 最大0.03% - 最大1.0% ※1:通常口座の場合は取引手数料1%付与 ※2:通常口座の場合は国内株の取引手数料1.1%付与 ※3:国内株は単元未満株のみその他ネット証券のNISA比較はこちら その他ネット証券会社のNISA一斉比較表 国内株 米国株 その他海外株 海外ETF 投資信託 ポイント還元 取扱 IPO 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 単元未満株 米国株 投資信託(年率) クレカ積立 投信保有 moomoo - - - - ◯ 無料 - - ◯ 無料 - - - - - - SBIネオトレード ◯ - ◯ 有料 - - - - - - ◯ - - - - GMOクリック ◯ ◯ ◯ 無料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - 岡三オンライン ◯ ◯ ◯ 無料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - SMBC日興証券 ◯ ◯ ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 無料 0.20% - 最大300ポイント - 野村證券 ◯ ◯ 有料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - 大和証券 ◯ - ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 一部無料 - - - - みずほ証券 ◯ - ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ ◯ 有料 ◯ 一部無料 - - - - 以上、NISAにおける主要ネット証券を一斉比較してみました。違いを比較して、ご自身にあった証券会社でNISA口座を開設してください。次章では、NISA口座を開設する証券会社の選び方を解説します。どの証券会社でNISA口座を選べばいいか知りたい方は、続けて読み進めてください。NISAを口座開設・変更する際の選び方NISA口座を開設する・もしくは変更する証券会社の選び方は、以下の4つが挙げられます。 NISA口座を選ぶポイント 株式・投資信託・ETFの取扱数は豊富か 取引手数料は無料か クレジットカードで積立投資ができるか 貯めたいポイントに対応しているか 上記で比較すると、ご自身にあった証券会社が見つけられるでしょう。株式・投資信託・ETFの取扱数は豊富かNISA口座を開設するなら、対象商品の取扱銘柄数が多いほうが証券会社がおすすめです。NISAでは非課税期間が無期限で、売却すると翌年に投資枠が回復します。そのため、その都度の投資判断で売買することで、NISA口座で保有できる商品を自由に調整することが可能です。今は特定の銘柄だけNISA口座で保有したいと考えていても、将来的には他の銘柄も保有したいと思うかもしれません。取扱銘柄数が少ない証券会社でNISA口座を開設すると、気になる銘柄を取り扱っていない可能性が上がります。NISAでの投資は生涯かけて続けるものなので、気になった銘柄がいつでも保有できるよう、取扱銘柄数が豊富な証券会社でNISA口座を開設しておくといいでしょう。取引手数料は無料かNISA口座を開設するなら、NISA口座での取引手数料が無料の証券会社を選ぶのがおすすめです。一部のネット証券会社は、対象商品の取引手数料が無料になるサービスを提供しています。取引手数料が無料なら、その分投資効率が上げられます。特に成長投資枠をメインに利用して、定期的に売買を繰り返すつもりの方は、NISAの取引手数料に注目してください。クレジットカードで投信の積立投資ができるかつみたて投資枠をメインでNISA口座を利用したい方は、クレジットカードを使った投資信託の積立投資に対応しているか見てみましょう。クレジットカードで投資信託を積立投資すれば、積立額に対してクレジットカードのポイントが付与されます。同じ投資信託を積立投資するなら、ポイントがもらえる証券会社を利用するほうがお得ですよね。そのため、NISA口座でクレカ積立を始めたい方は、普段から利用しているクレジットカードに対応した証券会社でNISA口座を開設しましょう。貯めたいポイントに対応しているかNISAでポイントが貯められる証券会社は、対応しているポイントサービスがそれぞれ異なります。そのため、貯めたいポイントが貯まるネット証券会社でNISAを口座開設するのがおすすめです。一部のネット証券会社は、投資信託のポイント還元に力を入れています。以下のサービスのポイント還元率を比較して、ご自身が重視したいものを選んでください。 ポイントが貯まる仕組み 買付時のポイント還元 クレカ積立のポイント還元 投資信託の保有残高に応じたポイント還元 また、貯めたポイントをNISA対象商品の買付で利用できると、現金を使わずにNISA口座で投資することが可能です。以上、NISA口座を開設する証券会社の選び方を解説しました。選び方を踏まえて、もう一度おすすめネット証券会社ランキングや比較表を確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。 おすすめランキングはこちら NISA一斉比較表はこちら続いては、NISAの成長投資枠とつみたて投資枠の人気ランキングで、上位に入っている投資信託を紹介します。これからNISAで保有する投資信託に迷っている方は、あわせてご参照ください。成長投資枠・つみたて投資枠の投信人気ランキングここでは、NISA対応の投資信託で人気を集めている銘柄をランキングで紹介します。今回は当記事で紹介した、NISAおすすめネット証券会社ランキングトップ3の楽天証券・SBI証券・マネックス証券の月間ランキングをまとめました。 成長投資枠・つみたて投資枠共通の人気ファンドランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 1位 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) 三菱UFJ-eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJ-eMAXISSlim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) iFree S&P500インデックス 4位 三菱UFJ 純金ファンド 三菱UFJ-eMAXISSlim 国内株式(TOPIX) iFree 8資産バランス 5位 楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型) 大和-iFreeNEXTFANG+インデックス iFree日経225インデックス 2025年3月末日時点 【引用元】 楽天証券:NISAランキング SBI証券:ランキング(NISA) マネックス証券:投資信託ランキング一覧上気のランキングを踏まえて、どのネット証券会社でも人気のファンドを紹介します。成長投資投資枠・つみたて投資枠ともに人気のファンドNISAおすすめのネット証券会社の投資信託で、成長投資枠・つみたて投資枠共通で人気を集めているファンドは、以下のとおりです。 NISAの人気銘柄 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 銘柄の詳細 投資地域 全世界 信託報酬 0.05775% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。世界中の株式に分散投資ができる投資信託をお探しなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用するのがおすすめです。当ファンドは、当記事で紹介したネット証券会社のほとんどのNISA人気ランキングで、常に上位に入っています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、多くの世界株式インデックスファンドで採用される「MSCI ACWI」との連動を目指しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用すると、先進国株式を中心に世界47ヵ国の株式に分散投資することが可能です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は年率0.05775%(税込)と、5年以上運用されている全世界株式インデックスファンドのなかでは最安です。 5年以上運用されているベンチマーク先が同じ銘柄の信託報酬比較 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775% SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102% 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.192% 同様に純資産総額で比較しても、当ファンドが最多となっています(※1)。NISAで全世界株式に分散投資ができる投資信託を運用したい方は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選ぶのがおすすめです。ちなみに、eMAXIS Slim 全世界株式には、日本株を除いた「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」もあります。日本株だけ個別株や他の投資信託で投資したい場合は、こちらのファンドを選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 全世界株式が買えるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 ※1出典:一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」2025年5月確認 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 銘柄の詳細 投資地域 先進国 信託報酬 0.1023% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。世界の先進国の株式に分散投資をしたいなら、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを運用するのがおすすめです。当ファンドは、先進国株式の指標「MSCIコクサイ・インデックス」との連動を目指しています。日本を除く22ヵ国の先進国の株式に投資しており、そのなかで米国の資産割合は約75%を占めています(2024年12月時点)。eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが人気を集めているのは、信託報酬の安さが挙げられます。同じインデックスとの連動を目指す投信を比較すると、当ファンドの信託報酬が最安です。 ベンチマーク指標が同じ銘柄の信託報酬比較 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.09889% <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.09889% My SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) 0.1023% またeMAXIS Slim 先進国株式インデックスには、信託報酬を投資家に還元する制度も設けています。純資産総額に応じて、信託報酬が以下のように割引されます。 5,000億円未満の部分:0.09889% 5,000億円〜1兆円未満:0.09823% 1兆円以上:0.09757% さきほど解説したeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)も、同様の信託報酬還元制度を採用しています。純資産総額が増えるほど実質的な費用が安くなるのも、人気を集めている理由と言えるでしょう。先進国に絞って投資したい方は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの取扱ネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 成長投資枠ならこの銘柄も人気! <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 銘柄の詳細 投資地域 先進国 信託報酬 0.09889% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 ニッセイアセットマネジメント ※2025年3月末日の情報です。NISAの成長投資枠に限定するなら、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドも人気を集めています。当ファンドもMSCIコクサイ・インデックスとの連動を目指しており、信託報酬も年率0.0988%(税込)と、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと変わりありません。違いとして挙げるなら、運用期間の長さです。eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの設定日が2018年2月27日である一方、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの設定日は2013年12月10日となっています。また、同じインデックスとの連動を目指すファンドで純資産総額を比較すると、当ファンドが最高額です。信託報酬還元制度はありませんが、運用期間の長さや純資産総額の多さを重視するなら、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを選ぶといいでしょう。 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの取扱ネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・大和コネクト証券 ※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 銘柄の詳細 投資地域 米国 信託報酬(年率・税込) 0.0968% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。NISAおすすめネット証券会社の人気投資信託ランキングで、常にランキング上位に入っている投資信託が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。当ファンドは、米国株の主要な指標「S&P500」との連動を目指しています。S&P500とは、米国を代表する企業500社の時価総額から算出された株式指標です。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がNISA人気ランキングで、常に上位にランクインしている理由は、信託報酬の安さが挙げられます。同じS&P500との連動を目指しており、5年以上運用されているインデックスファンドのなかでは最安です。 運用期間が5年以上でS&P500との連動を目指すインデックスファンドの信託報酬 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372% 楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162% たわらノーロード S&P500 0.09372% iシェアーズ米国株式(S&P500)インデックス・ファンド 0.0938% 同様に純資産総額で比較しても、当ファンドが最も多くの金額を運用しています(※1)。そのため、NISAで米国株のインデックスファンドを運用したいなら、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が購入できるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 ※1出典:一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」2025年5月確認 楽天・全米株式インデックス・ファンド 銘柄の詳細 投資地域 米国 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 楽天投信投資顧問 ※2025年3月末日の情報です。米国株に投資するインデックスファンドで、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と並んで人気なのが楽天・全米株式インデックス・ファンドです。当ファンドは、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」との連動を目指します。S&P500との違いは、米国株の中小銘柄まで網羅している点です。実際、楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国株の中小銘柄にも投資しています。当ファンドを1つ運用すれば、米国株のあらゆる銘柄に分散投資することが可能です。当ファンドは、米国ETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を実質的な投資先としています。株式に直接投資せず米国ETFを運用しているため、信託報酬が年率0.162%(税込)と、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりも割高である点にご注意ください。 楽天・全米株式インデックス・ファンドが購入できるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・PayPay証券 ※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。 おすすめネット証券会社ごとの人気銘柄を紹介さきほど、当記事でおすすめのネット証券会社である楽天証券・SBI証券・マネックス証券、共通で人気を集めているファンドを紹介しました。続いては、各社で継続的に人気を集めているファンドをピックアップしてまとめてみました。 NISAおすすめネット証券会社ごとで人気のファンド ネット証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 ファンド名 楽天・S&P500インデックス・ファンド 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド SBI・V・S&P500インデックス・ファンド ひふみプラス 信託報酬(年率・税込) 0.077% 0.0561% 0.0938%程度 1.078%以内 特徴 楽天証券限定ファンド。S&P500との連動を目指すファンドで信託報酬が最安。運用残高に応じた楽天ポイント還元対象ファンド。 楽天証券限定ファンド。MSCIコクサイインデックスとの連動を目指すファンドで信託報酬が最安。運用残高に応じた楽天ポイント還元対象ファンド。 バンガード・S&P500 ETFを通じて主要な米国株に投資するファンド。同じETFに投資する楽天・全米株式・インデックスファンドと比較して、信託報酬が割安。 主に日本株に投資するアクティブファンド。著名ファンドマネージャーが運用を担当しており、実際に企業へ足を運びながら投資先を選定する。 2025年5月確認 楽天証券・SBI証券・マネックス証券でNISA口座を開設した場合は、上記の人気ファンドにも注目してもいいでしょう。以上、当記事で紹介しているNISAおすすめネット証券会社で、人気ランキング上位のファンドを紹介しました。NISA口座で運用する投資信託に迷っている方は、各ネット証券会社の人気ランキングを参考にしてみるのがおすすめです。次章では、NISA制度で知っておきたいポイントを解説します。NISAについてよくわからない方は、あわせてご参照ください。NISAとは?2023年以前の制度との違いや知っておきたいポイントを解説ここでは、NISA制度について知っておきたいポイントを解説します。 NISA制度について知っておきたいポイント 非課税期間は無期限 成長投資枠とつみたて投資枠の限度額は異なる 売却した分の投資枠は翌年に回復する 損益通算・繰越控除ができない 18歳未満は口座開設ができない 旧一般NISA・つみたてNISAの保有資産を移管・ロールオーバーできない 事前に知っておけば、より効率的にNISAを活用した資産形成がおこなえるでしょう。では、各ポイントを詳しく解説します。非課税期間は無期限投資では得た利益に対して20.315%の税金がかかりますが、NISA口座を活用して投資すれば非課税になります。NISAでは、保有している資産の非課税期間が無期限です。売却しない限り、NISA口座で得た利益は課税されません。そのため、NISA口座で保有できる商品だけ投資をする方は、積極的にNISA口座を活用するのがおすすめです。成長投資枠とつみたて投資枠の限度額は異なるNISAの非課税期間は無期限ですが、非課税対象になる投資枠には限度があります。具体的には、年間360万円、生涯1,800万円と定められています。 NISA制度の概要表 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 生涯投資枠 1,800万円※うち、成長投資枠は1,200万円 対象商品 株式・投資信託※ 長期・積立・分散投資に適した投資信託 ※信託期間20年未満、毎月分散型の投資信託およびデリバディブ取引を用いた一定の投資信託を除く特に理解しておきたいのは、成長投資枠とつみたて投資枠で投資できる金額がそれぞれ異なることです。年間投資枠では成長投資枠が大きいですが、生涯投資枠だとつみたて投資枠が大きくなっています。つみたて投資枠なら生涯投資枠を満額使えますが、成長投資枠では使いきれず、残りの600万円はつみたて投資枠でないと使えません。したがって、成長投資枠とつみたて投資枠を両方使いたい方は、それぞれの使い方を事前に決めて投資するのがおすすめです。売却した分の投資枠は翌年に回復する先ほど解説したように、NISA口座には年間360万円、生涯1,800万円の投資枠が設けられています。ただ、NISAで保有している資産を売却すると、取得時の金額分の投資枠が翌年に回復します。「投資枠を満額使ったけど、他の商品をNISA口座で保有しておきたい」という方でも、売却して翌年まで待てば再度投資枠が利用可能です。そのため、生涯投資枠を使い切っても売却して翌年まで待てば、NISA口座で保有する資産を入れ替えられます。ただし、投資枠が回復するのは翌年で、売却した年には回復しません。NISA口座で保有する資産を入れ替えたい場合は、売買するタイミングを考慮する必要があります。損益通算・繰越控除ができないNISA口座で保有している資産は、通常の課税口座との損益通算ができません。NISA口座で得た利益を課税口座の損失に当てたり、NISA口座で出た損失を課税口座で得た利益で補なったりできないことを知っておきましょう。NISA口座だけで投資する場合は気にする必要はありませんが、課税口座でも投資したい場合は、損益通算の仕方に気をつけてください。また、NISA口座は繰越控除もできません。NISA口座で損益が出たとしても、翌年以降の損益通算に使えないことも把握しておきましょう。18歳未満は口座開設ができないNISA口座を開設できるのは、18歳以上と定められています。18歳未満の方はNISA口座が開設できません。ただ、通常の口座であれば18歳未満でも口座開設が可能です。その際、同じ証券会社で親権者の口座開設が必要となります。ちなみに、2023年9月まで受付していた旧ジュニアNISAであれば、18歳未満の方でもNISA口座が開設できました。旧一般NISA・つみたてNISAの保有資産を移管・ロールオーバーできない2023年まで実施されていた、旧一般NISAとつみたてNISAで保有している資産は、NISA口座へ移管・ロールオーバーができません。旧一般NISAとつみたてNISAの非課税期間が終了すると、自動的に課税口座へ移管されます。ただ、旧一般NISAとつみたてNISAの非課税期間は、2024年以降も適用されます。例えば、2020年につみたてNISAで投資していた場合、非課税期間は2039年まで続きます。 出典:金融庁「つみたてNISA」そのため、すでに旧一般NISAと旧つみたてNISAで投資している方は、非課税期間が終了するまで保有し続けておくのがおすすめです。別途、NISA口座で新たな投資をしておきましょう。以上、NISAの使い方で知っておきたいポイントをまとめました。ポイントを踏まえて主要証券会社をもう一度比較したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。おすすめネット証券会社のNISA一斉比較へ戻るまとめこの記事では、主要証券会社を一斉比較し、NISAにおすすめのネット証券会社を解説しました。どの証券会社でNISA口座を開設するか迷っている方は、以下のネット証券会社から選ぶのがおすすめです。 ※タップすると詳細解説へ移動できます。 NISAおすすめネット証券会社ランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券 PayPay証券 大和コネクト証券 NISAは、生涯利用し続けられる非課税制度です。どの証券会社でNISA口座を開設するか検討している方は、各証券会社の違いを比較して自分に合った証券会社でNISA口座を開設しましょう。NISA口座を開設するネット証券会社は、取扱銘柄数の豊富さ・取引手数料の安さ・クレカ積立やポイントサービスの充実度で選ぶのがおすすめです。NISA口座で投資したい商品が決まっている方は、どの比較項目を重視するか明確になっているでしょう。納得できる証券会社でNISA口座を開設して、ご自身の資産形成に役立ててください。もう一度NISAおすすめネット証券会社を見たい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。おすすめネット証券会社ランキングへ戻るよくある質問NISAのおすすめ証券会社はどこ?NISAのおすすめ証券会社は、楽天証券です。楽天証券のNISAは、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料となっています。特に投信では、楽天カードと楽天キャッシュ2種類のキャッシュレス決済での積立投資に対応しています。それぞれの投資可能額は月10万円で、毎月最大1,500ポイントの楽天ポイントも貯められます。NISAは投資信託の積立投資をメインで利用したい方は、楽天証券で口座開設するのがおすすめです。旧一般NISA・つみたてNISAとの違いは?旧一般NISA・旧つみたてNISAと現行NISAは、投資枠の金額と非課税期間に違いがあります。投資枠では、旧一般NISAは年間120万円・生涯600万円、旧つみたてNISAは年間40万円・生涯800万円でした。現行NISAは、旧一般NISAと旧つみたてNISAが統合され、投資枠も年間360万円・生涯2,100万円まで拡張されました。また非課税期間だと、旧一般NISAは5年間、旧つみたてNISAは20年間でしたが、現在のNISA制度は無期限となっています。証券会社と銀行どっちの金融機関がおすすめ?NISA口座を開設するのは、銀行よりも証券会社がおすすめです。証券会社のほうが取扱商品数が多く、銀行よりも幅広い商品に投資できます。また同じ証券会社のなかでも、ネット証券会社でNISA口座を開設するのがおすすめです。ネット証券会社なら、NISA口座での取引手数料が無料になったりポイント還元サービスが充実していたりします。NISAおすすめネット証券会社の紹介はこちら>>NISA口座は複数に分けられる?NISA口座は、複数に分けられません。1人につき1口座しか開設できないと定められています。ただ、一度NISA口座を開設した後、他の金融機関へ移管することは可能です。もし他の証券会社に移管したい場合は、移管元と移管先の金融機関、それぞれで手続きする必要があります。NISAで運用した商品は元本割れする?NISA口座で保有する金融商品は、通常口座で保有する商品と変わりありません。NISA口座で保有していても、買付時の価格よりも下落すれば元本割れとなります。NISAはあくまで金融商品の非課税制度なので、投資のリスクに変わりはありません。そのため、投資にはどのようなリスクがあるか理解したうえで、NISAを利用しましょう。成長投資枠・つみたて投資枠のおすすめ投資先は?成長投資枠・つみたて投資枠それぞれのおすすめ投資先は、ご自身の投資目的によって変わります。投資枠とつみたて投資枠は、投資期間で使い分けるのがおすすめと言われています。投資期間が短・中期なら成長投資枠、長期ならつみたて投資枠を利用するのが一般的です。特につみたて投資枠は、金融庁が定めた条件を満たした投資信託のみ投資可能です。ご自身の投資目的にあわせて、成長投資枠とつみたて投資枠を使い分けましょう。おすすめネット証券会社で人気の投資信託はこちら>>NISAは毎月いくら投資するべき?NISAの投資金額は、ご自身の生活に影響が出ない範囲で決めるのがおすすめです。NISAの年間投資枠は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠は120万円と定められています。1ヵ月あたりだと成長投資枠は20万円、つみたて投資枠なら10万円投資することが可能です。NISAの生涯投資枠は1,800万円と定まっているので、毎年の年間投資枠を使い切ったとしても5年で満額となります。翌年以降は売却しないと、NISA口座で新たな投資はできません。そのためNISAで毎月使える金額が少ない方は、コツコツ時間をかけて生涯投資枠を使い切るといいでしょう。NISAで債券は投資できる?NISA口座で債券は投資できません。NISA口座で保有できる商品は、大きく分けて株式(現物)と投資信託の2種類です。ただ、債券に投資する投資信託なら、実質的にNISAで債券に投資することが可能です。NISAを活用して債券に投資したい方は、投資先に債券が含まれる投資信託を選んでみてください。NISA口座の金融機関はあとから変更できる?NISA口座を管理している金融機関は、あとから変更可能です。変更したい場合は、変更前と変更後の金融機関でNISA口座の移管手続きをする必要があります。NISA口座ならどれくらい利益が出る?NISA口座でどれくらい利益を得られるかは、ご自身の投資手法で変わります。NISA口座で保有できる金融商品は、通常の課税口座で保有できる金融商品と変わりありません。投資のリスクを理解しつつご自身の投資目的を明確にしたうえで、どの商品をNISA口座で保有するか決めましょう。NISA口座でも株主優待・配当はもらえる?NISA口座で保有している株式も、通常どおり株主優待と配当金がもらえます。日本株でもらえる株主優待は、一般的に100株(単元株)以上保有することが条件です。一方、配当金は1株以上保有していればもらえます。NISAのおすすめインデックスファンドは?NISA口座に限らず、インデックスファンドは信託報酬の安さで選ぶのがおすすめです。インデックスファンドは、ベンチマークした指標の値動きに連動することを目指しています。銘柄が異なっていてもベンチマーク指標が同じであれば、値動きは大きく変わりません。値動きがほぼ同じなら、費用が安い銘柄を選べば投資効率を上げられます。そのため、インデックスファンドを選ぶときは、ベンチマーク指標と信託報酬を必ずチェックしましょう。おすすめネット証券会社で人気の投資信託はこちら>> 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
新NISA対応ロボアドバイザーを紹介!投資信託との併用がおすすめの人も解説
ロボアドバイザーは、資産運用をおまかせできる投資サービスです。ロボアドバイザーのなかには、新NISA口座に対応したものもあります。新NISA口座でロボアドバイザーを利用すれば、運用益を非課税にしながら自動運用ができ、投資効率を上げることが可能です。この記事では、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーを紹介します。「ロボアドバイザーで資産運用を始めたいけど、同時に新NISA口座も使いたい」という方は、当記事で自分に合った新NISA対応のロボアドバイザーを見つけてください。 新NISAおすすめの2大ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) 業界最大手かつ上場会社が提供する投資一任型ロボアドバイザー。「おまかせNISA」というサービスを利用すれば、NISA口座でウェルスナビを運用できる。投資先の資産や投資方法に応じて新NISAの投資枠を使い分けたり、手数料が割引されたりする。 詳細へ SUSTEN(サステン) 新NISAの非課税効果を最大限活用できる投資一任型ロボアドバイザー。手数料はウェルスナビのおまかせNISAと比較して割安で、ポイント還元制度も用意されている。 詳細へ 新NISA対応ロボアドバイザーを一斉比較現在、新NISA口座の対応しているロボアドバイザーは、以下のとおりです。 新NISA対応のロボアドバイザー一覧 WealthNavi(ウェルスナビ)の「おまかせNISA」 SUSTEN マネックス証券の「ON COMPASS」 松井証券の「投信工房」 楽天証券の「らくらく投資」 三井住友銀行の「SMBCロボアドバイザー」 各ロボアドバイザーの特徴を比較表で確認していきましょう。 新NISA対応のロボアドバイザー比較一覧 おまかせNISA(ウェルスナビ) SUSTEN 投信工房 ON COMPASS らくらく投資 SMBCロボアドバイザー 運用タイプ 投資一任型 投資一任型 助言型 投資一任型 投資信託(バランス型) 投資信託(バランス型) 投資枠 成長投資枠 ○ ○ ○ ○ ○ ○ つみたて投資枠 ○ ○ ○ × ○ × ポートフォリオ 5通り 5通り 5通り 8通り 5通り 5通り 手数料(年率・税込) 0.63〜0.67%※おまかせNISA利用時 0.12〜0.58%※信託報酬含む - 0.9775%程度※信託報酬含む - - 信託報酬(年率・税込) 0.08〜0.13% - 最大0.15%※1 - 0.4915% 1.007% 最低投資額 1万円 1万円 900円※2 1,000円 100円 1,000円 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年5月作成新NISA口座の投資枠には、成長投資枠とつみたて投資枠の2種類ありますが、ON COMPASSとSMBCロボアドバイザーは成長投資枠しか対応していません。助言型の投信工房は、提案されたポートフォリオを自分でカスタマイズすることも可能です。そして気になる手数料は、投信工房・らくらく投資・SMBCロボアドバイザーが無料で利用できます。ただ信託報酬で比較すると、ウェルスナビ・SUSTENのほうが割安です。以上、新NISA対応のロボアドバイザーサービスの一斉比較でした。次章では、比較内容を踏まえて各ロボアドバイザーサービスを詳しく解説します。新NISA対応のおすすめロボアドバイザーここからは、新NISA対応のロボアドバイザーの詳しいサービス内容を見ていきましょう。以下に各ロボアドバイザーのサービス概要をまとめておきます。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年5月確認各ロボアドバイザーの特徴をそれぞれ見ていきましょう。WealthNavi(ウェルスナビ)のおまかせNISA ウェルスナビのおまかせNISAサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.63〜0.67%※ 信託報酬(年率・税込) 0.08〜0.13% 最低投資額 1万円 ※1:おまかせNISA利用時。通常の課税口座は年率1.1%(税込) 2025年5月作成 ウェルスナビのおまかせNISAおすすめポイント 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1) おまかせNISAなら新NISA口座の投資枠を自動で使い分けてくれる おまかせNISAの手数料は年率0.63〜0.67%と通常口座より割安 ウェルスナビの公式サイトはこちら 「おまかせNISA」とは、運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)のロボアドバイザー「ウェルスナビ」が新NISA口座で利用できるサービスです。おまかせNISAならウェルスナビで運用を自動化しつつ、得た利益を非課税にできます。おまかせNISAでは投資先の資産や購入方法によって、新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠を自動で使い分けてくれます。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠は、投資できる金額がそれぞれ異なります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、自分で投資枠の使い分けを考える必要がありません。また、通常のウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、おまかせNISAの手数料は運用コースに応じて年率最安0.693%(税込)となっています。 運用コース つみたて投資枠 成長投資枠 新NISA口座全体 リスク許容度1 0% 0.77% 0.693% リスク許容度2 0% 0.88% 0.704% リスク許容度3 0% 0.99% 0.693% リスク許容度4 0% 1.10% 0.733% リスク許容度5 0% 1.10% 0.733% つまり、おまかせNISAを利用すれば、得た利益を非課税にしつつ手数料が最大年率0.4%安くなるため、通常のウェルスナビよりも投資効率を上げることが可能です。そのため、これから新NISA口座を使って初めて投資する人や手数料を抑えてウェルスナビを利用したい方に、おまかせNISAはおすすめできます。 HonNe × ウェルスナビ タイアッププログラム実施中! 本サイトでは、ウェルスナビと限定タイアッププログラムを実施中!本サイトに掲載されているタイアッププログラムページを経由してウェルスナビの口座開設を完了し、口座開設した月から翌々月までに資産運用を始めると、もれなく1,000円プレゼントされます。もちろん、おまかせNISAで始めた場合もプログラム特典の対象となります。タイアッププログラムを利用して、おまかせNISAを始める流れは以下のとおりです。 NISA口座開設の手順 タイアッププログラムページへ移動して口座開設する 「NISA口座の開設」にチェックを入れて口座開設手続きを進める 口座開設完了後、翌々月以内にNISA口座で運用開始 以下のボタンからタイアッププログラムページで移動できるので、通常よりお得にウェルスナビのおまかせNISAを始めたい方は、ぜひ当プログラムを利用してください。 本サイト経由でもれなく1,000円プレゼント! 公式サイトのタイアッププログラムページはこちら キャンペーンの注意点 対象者 「WealthNavi」利用者 提携サービス(WealthNavi for 〇〇)のお客様は対象外 プログラム期間 2020年12月13日(金)〜 特典 1,000円をプレゼント 適用条件 ・本サイトからタイアッププログラムページを経由し、WealthNaviの口座開設を申込 ・2020年12月13日(金)以降に新規で資産運用を開始(※1) ・口座開設日(※2)の翌々月末までに新規で資産運用を開始 ・口座開設日の翌々月末時点で10万円以上の残高(※3)を保有 ・資産運用を開始した日からその翌々月末までに、1度も出金依頼をしていない(※4) ※本プログラムは1人1回限り ※1:WealthNaviの通常の口座開設後に、リスク許容度の設定と最低投資額以上の入金をおこなう必要があります。ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合に、資産運用が開始していることとなります。 ※2:口座開設日はお客様情報ページ内の「投資一任契約の契約締結時交付書面」に記載されている「契約成立年月日」で確認できます。 ※3:残高とは、取引履歴画面に表示される「入金」「クイック入金」「積立」「マメタス」の金額の総和から、出金日が口座開設完了日の翌々月末までの「出金」の金額の総和を差し引いた金額を指します。 ※4:資産運用開始日から、その翌々月末までにお客様による出金依頼が1度でも確定すると、「出金なし」の条件を満たさないことになります。出金依頼は、原則として平日の20時頃に確定します。 プレゼント方法 資産運用を開始した日が属する月を1カ月目として、4カ月目の中旬~下旬にWealthNaviの口座へ入金します。 手続きの都合により前後する場合があります。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)SUSTEN SUSTENのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.12〜0.58%※信託報酬含む 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1万円 2025年5月作成 SUSTENの新NISAおすすめポイント 新NISA口座の投資枠を最大限活用する機能が複数搭載されている 手数料が年率0.12〜0.58%(税込)とウェルスナビのおまかせNISAより割安 新NISA口座で1年以上出金がないと運用残高の最大年率0.1%をキャッシュバック SUSTENの公式サイトはこちら SUSTENもウェルスナビのおまかせNISAと同様、新NISA口座に対応した投資一任型ロボアドバイザーです。SUSTENの新NISAでは、ウェルスナビのおまかせNISAのように投資枠の使い分けだけでなく、限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されています。 SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 自動節枠機能 非課税入替取引 期待リターン優先采配 各機能の詳細はこちら SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 新NISAの投資枠以上の入金があった場合、上回った部分を一旦課税口座で投資し、投資枠が回復した際に自動で非課税口座に移動させる。 節枠機能 市場悪化時に新NISA口座で評価損が発生した際、あえて売買することで投資枠を実質的に節約する。 非課税入替取引 新NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資をする、または投資を予定する場合、なるべく期待リターンの大きいものから優先的に新NISA口座で買い付けするよう自動で調整する。 上記の機能があることで、新NISAによる非課税効果を最大化することを目指せます。また、SUSTENの新NISAの手数料は年率0.12〜0.58%(税込)と、ウェルスナビのおまかせNISAよりも割安です。さらに、新NISA口座で1年間以上出金がない場合は手数料の最大年率0.1%がキャッシュバックされるため、実質的な手数料は最大0.48%(税込)となります。ただ新NISA口座で自動運用するのではなく、限られた投資枠を有効活用しながら自動運用したい方は、SUSTENで新NISAを始めるのがおすすめです。 新NISAの非課税枠を有効活用できる! SUSTENの公式サイトはこちら 松井証券の投信工房 投信工房のサービス概要一覧 運用タイプ 助言型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り※1 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 最大0.15%※1 最低投資額 900円※2 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年5月作成 投信工房の新NISAおすすめポイント 手数料無料で自動リバランス機能が使える ポートフォリオやリバランス頻度を自由に調整しながら自動運用できる 松井証券の個別株も新NISA口座で投資できる 投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーはポートフォリオの提案のみ対応しており、購入手続きやリバランスは自分でおこなわないといけません。しかし、投信工房は手数料無料で自動リバランス機能が利用できるため、手数料をかけずに投資一任型と同様のおまかせ運用が可能です。投信工房で運用するのは松井証券の投資信託で、新NISA口座に対応したファンドでポートフォリオを提案してくれます。そのまま運用を始められますが、資産配分や運用するファンドをカスタマイズすることも可能です。そのため、投信工房なら新NISA口座を使いつつ、投資一任型ロボアドバイザーよりも自由度の高いおまかせ運用が始められます。また、松井証券で新NISA口座は個別株や他の投資信託も同時に保有できます。そのため、自分で投資する資産を自由に選びたい方は、松井証券の投信工房を利用するのがおすすめです。 手数料をかけずに新NISAで自動運用できる 投信工房が使える松井証券の公式サイトはこちら 楽天証券のらくらく投資 らくらく投資のサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 0.4915%程度 最低投資額 100円 2025年5月作成 らくらく投資の新NISAおすすめポイント 手数料が発生しない 楽天カードでクレカ積立ができる 楽天証券の新NISA口座を開設するので個別株も一緒に投資できる らくらく投資は、楽天証券で取り扱われている投資信託です。リスク許容度が異なる5つのファンドが用意されおり、リスク許容度診断を受けるとおすすめのファンドを提案してくれます。各ファンドでは7種類の金融資産に分散投資し、定期リバランスも実施します。費用は信託報酬のみで、投資一任型ロボアドバイザーのような手数料は発生しません。さらに、らくらく投資は楽天カードと楽天キャッシュの積立投資に対応しており、積立金額に応じて楽天ポイントが貯められます。 楽天カード・楽天キャッシュ積立のポイント還元率 楽天カード:0.5% 楽天ゴールドカード:0.75% 楽天プレミアムカード:1.0% 楽天キャッシュ(楽天カードチャージ分):0.5% 楽天カード・楽天キャッシュで楽天ポイントも貯めながら、ロボアドバイザーで自動運用ができるのはお得ですね。楽天ポイントを貯めながらおまかせ運用を始めたい方は、楽天証券のらくらく投資の運用がおすすめです。 楽天ポイントを貯めながら自動運用できる! らくらく投資が利用できる楽天証券公式サイトはこちら マネックス証券のON COMPASS ON COMPASSのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 8通り 手数料(年率・税込) 0.9775%程度※信託報酬込み 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1,000円 2025年5月作成 ON COMPASSの新NISAおすすめポイント 費用は年率1%以下 マネックス証券口座で運用できる 目標金額の達成率を確認しながら自動運用できる ON COMPASSは、マネックス証券で提供されている新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーです。マネックス証券で新NISA口座を解説するため、ON COMPASSだけでなく株式や投資信託も同時に保有できます。ON COMPASSの特徴は、目標金額を設定して運用することです。目標金額とおすすめのポートフォリオを照らし合わせ、シミュレーションで達成率が80%を超えると、はじめて運用を始められます。運用中も目標達成率を管理し、達成率が一定数を下回るとリバランスやポートフォリオの見直しを通知してくれます。目標金額と現状を比較しながら自動運用するため、無理なく長期的な運用を続けることが可能です。ただし、同じ投資一任型であるウェルスナビのおまかせNISAやSUSTENと違い、成長投資枠でしか運用できない点に注意してください。 目標達成率を確認しながら自動運用できる! ON COMPASSが利用できるマネックス証券の公式サイトはこちら SMBCロボアドバイザー SMBCロボアドバイザーのサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 1.007% 最低投資額 1,000円 2025年5月作成 SMBCロボアドバイザーの新NISAおすすめポイント 手数料がかからない 運用期間がらくらく投資より長い SMBCロボアドバイザーは、三井住友銀行で取り扱われている投資信託です。楽天証券のらくらく投資と同様、リスク許容度が異なる5つのファンドを用意しており、リスク許容度を診断することでおすすめのファンドを提案してくれます。SMBCロボアドバイザーには、らくらく投資のようなキャッシュレス決済での積立投資やポイントサービスはありません。また、保有できる新NISA口座の成長投資枠のみで、つみたて投資枠には対応していない点がデメリットです。ただ、SMBCロボアドバイザーの運用開始月は2018年10月で、2021年6月から運用開始したらくらく投資と比較して約3年長く運用されています。そのため、すでに三井住友銀行で新NISA口座を保有している人や投資信託は運用期間を重視したい方は、SMBCロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。 SMBCロボアドバイザーの公式サイトはこちら 以上、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーサービスを解説しました。各サービスの違いを把握して、自分に合ったロボアドバイザーで新NISAを使ってください。続いては、そもそも新NISAでロボアドバイザーを使うメリット・デメリットを解説します。新NISA口座で何に投資するか迷っている方は、あわせてご参照ください。もう一度各サービスを比較したい方は、こちらから一斉比較へ戻れます。新NISA対応のロボアドバイザーを使うメリット 新NISA対応のロボアドバイザーを利用するメリットは、以下が挙げられます。 新NISA対応ロボアドバイザーのメリット おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる 投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる ネット証券の助言型・投資信託なら個別株も新NISA口座で保有できる では、各メリットを詳しく解説してきます。おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる新NISA対応のロボアドバイザーを利用する1番のメリットは、おまかせ運用しながら運用益を非課税にできることです。新NISAには最大1,800万円分の投資枠が用意されており、非課税期間が無期限となっています。投資を始めるなら、積極的に利用したいですよね。ただ投資を始めるには、金融商品やポートフォリオを自分で決めないといけません。初めて投資する初心者からすると、どうやって決めたらいいか迷うでしょう。そこで新NISA対応のロボアドバイザーを利用すれば、銘柄選び・ポートフォリオ・リバランスなど、資産運用に必要な作業を自動化できます。知識が少なくて自信がない方でも、新NISA口座を使った資産運用を始めることが可能です。投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、新NISAの投資枠を自動で使い分けながら積立投資してくれます。新NISAには、成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が定められており、それぞれ年間・生涯で投資できる金額が異なります。 つみたて投資枠 成長投資枠 年間投資枠 120万円 240万円 保有限度額 1,800万円うち、成長投資枠は1,200万円 投資対象 長期・積立・分線投資に適した一定の投資信託 株式・投資信託※ 非課税期間 無期限 ※整理・監理銘柄の株式、信託期間20年未満や毎月分配型の投資信託及びデリバティブ取引用いた一定の投資信託は除く上記のように生涯投資枠1,800万円に対して、成長投資枠は1,200万円までしか使えません。各投資枠で保有できる金融商品も指定されており、どの投資枠で何を保有するか判断する必要があります。そこで、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、投資枠の使い分けも自動化可能です。例えば、ウェルスナビのおまかせNISAでは、下図のように資産の種類に応じて投資枠を使い分けています 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認リバランス時も新NISA口座で保有中の金融資産は極力売買せず、限られた投資枠を有効活用するよう自動運用します。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認どの投資枠で金融商品を保有するか決められない方は、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。ネット証券のロボアドなら個別株も新NISA口座で保有できる以下のロボアドバイザーサービスはネット証券会社で提供されおり、個別株も新NISA口座で保有することが可能です。 ネット証券会社の新NISA口座に対応したロボアドバイザー 投信工房:松井証券 らくらく投資:楽天証券 ON COMPASS:マネックス証券 「ロボアドバイザーを新NISA口座で使いたいけど、株式も併用したい」という方もいらっしゃるでしょう。上記のロボアドバイザーはネット証券会社の口座で運用するので、ロボアドバイザーと一緒に個別株も新NISA口座で保有できます。ロボアドバイザーだけでなく株式も新NISA口座で投資したい方は、ネット証券会社のロボアドバイザーを選ぶのがおすすめです。事前に知りたいデメリット新NISA対応のロボアドバイザーには、メリットだけでなく以下のデメリットも挙げられます。 新NISA対応のロボアドバイザーを利用するデメリット一覧 独立系だと他の金融商品が新NISA口座で保有できない リバランス時に投資枠が消費される場合がある 他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要 デメリットがあることも理解したうえで、新NISA対応のロボアドバイザーを利用しましょう。独立系は他の金融商品が新NISA口座で保有できない独立系のロボアドバイザーで新NISA口座を開設すると、他の金融商品が新NISAで保有できません。具体的には、以下のサービスが新NISAに対応した独立系ロボアドバイザーです。 新NISA対応の独立系ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 上記の運営会社はロボアドバイザーサービスしか提供しておらず、株式や投資信託は取り扱っていません。そのため、ロボアドバイザー以外の金融商品も新NISA口座で投資したい方は、他のロボアドバイザーサービスを選ぶ必要があります。リバランス時に投資枠が消費される場合があるロボアドバイザーを利用するメリットの1つは、ポートフォリオの資産配分を元に戻すリバランスを自動でおこなってくれることです。しかし、新NISA対応のロボアドバイザーを利用する場合、リバランス時に投資枠を消費する場合があります。新NISAには年間投資枠が決まっており、資産を売却するとその分の投資枠は翌年まで回復しません。もし年間投資枠を使い果たした状態で追加投資すると、通常の課税口座で投資される点にご注意ください。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの新NISAなら、新NISAの投資枠を極力使わずにリバランスする機能があります。残りの投資枠を計算しながら投資するのは大変な方は、投資一任型ロボアドバイザーを利用するといいでしょう。他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要新NISA口座は、1人につき1口座しか保有できません。すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した場合は、新NISA対応のロボアドバイザーへの移管手続きが必要です。ただ新NISA口座を移管するには、すでに新NISA口座で保有している金融商品を通常口座に移動させないといけません。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引した場合、移管のタイミングは翌年となります。そのため、新NISA対応のロボアドバイザーを利用するために、新NISA口座を移管するのはおすすめできません。新NISA口座はそのまま利用し、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。以上、新NISA対応のロボアドバイザーのメリット・デメリットを解説しました。次章では、ロボアドバイザーと新NISAの併用がおすすめの人を紹介します。新NISA口座の積立投資はロボアドと投資信託どっちがおすすめ?これから新NISA口座で積立投資を始めたい人のなかには、ロボアドバイザーと投資信託どっちを運用するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託は、どちらも少ない資金から世界中の資産に分散投資ができ、投資の知識・経験が少ない初心者におすすめと言われている金融商品ですが、以下のような違いがあります。 ロボアドバイザー・投資信託の違い比較表 ロボアドバイザー 投資信託 運用方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーの投資判断 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する ファンドによって異なる 手数料・コスト 信託報酬(ETFなら経費率)預かり資産に応じた手数料 買付手数料信託報酬信託財産留保額 新NISA 一部サービス ほとんどのファンドが対応 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど ※:2025年5月作成ロボアドバイザーは、運用に必要な作業を一部もしくは全ておまかせできる代わりに、運用金額に応じた手数料が発生します。一方、投資信託は自分でファンドを選んで購入する必要がありますが、ロボアドバイザーよりも手数料を抑えられます。以上を踏まえると、新NISA口座の積立投資でロボアドバイザーがおすすめの人と投資信託がおすすめの人は、以下のとおりです。ロボアドバイザーがおすすめの人 自分で投資する自信がない人 投資の時間が作れない人 運用を極力おまかせしたい人 投資信託がおすすめの人 なるべく手数料を抑えたい人 自分でポートフォリオを作って運用したい人 それぞれおすすめの人を比較して、自分が当てはまるほうで新NISA口座の積立投資を始めましょう。 関連記事 ロボアドバイザーと投資信託の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。 ロボアドと新NISA口座を別々に併用するがおすすめな人以下に当てはまる人は、新NISA口座とロボアドバイザーを別々に併用するのがおすすめです。 別々の併用がおすすめの人 新NISA口座で株式・投資信託に投資したい人 新NISAの年間投資枠(360万円)以上の資金が用意できる人 他の金融機関で新NISA口座を開設した人 それぞれの理由を詳しく解説していきます。新NISA口座で株式・投資信託も投資したい人新NISA口座でロボアドバイザーだけでなく、株式や投資信託も投資したい人は、以下のロボアドバイザーサービスから選ぶようにしましょう。 新NISA口座で株式・投資信託の併用が可能なロボアドバイザー 投信工房(松井証券) らくらく投資(楽天証券) ON COMPASS(マネックス証券) SMBCロボアドバイザー(三井住友銀行)※投資信託のみ ただ、以下のロボアドバイザーを取り扱う金融機関は、株式・投資信託も取り扱っており、新NISA口座でロボアドバイザーと株式・投資信託を併用することが可能です。逆に新NISA対応ロボアドバイザーの運営会社は、株式や投資信託を取り扱っていません。 株式や投資信託を取り扱っていないロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 新NISA口座は1人につき1口座しか開設できないため、新NISA口座で株式や投資信託も投資したい人は、上記のロボアドバイザーの利用はおすすめできません。新NISAの年間投資枠以上の資金が用意できる人新NISAの年間投資枠以上の資金を用意できる人は、ロボアドバイザーと新NISAを別々に併用するのがおすすめです。新NISAの年間投資枠は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠は120万円です。それぞれの年間投資枠を使い切ると年内に新NISA口座で投資できず、通常の課税口座で投資する必要があります。そのため年間投資枠以上の資金を用意できる人は、どの資産を新NISA口座で保有するか振り分ける必要があります。投資方針に応じてロボアドバイザーと株式・投資信託、どの資産を新NISA口座で保有するか決めましょう。他の金融機関で新NISA口座を開設した人すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した人は、ロボアドバイザーは通常口座で利用するのがおすすめです。新NISA口座を別の金融機関に移管するには、保有中の資産を通常口座へ移動させる必要があります。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引していると、移管のタイミングは翌年になります。新NISA口座の移管は手間と時間がかかるため、すでに新NISA口座を開設した方は、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。次章では、ロボアドバイザーと新NISA口座を併用できるおすすめネット証券会社を紹介します。1つの証券口座でロボアドバイザーと他の金融資産を一緒に管理したい方は、あわせてご参照ください。ロボアドバイザーと新NISA口座が併用できるおすすめネット証券ロボアドバイザーと新NISA口座を併用するなら、以下のネット証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 新NISAおすすめのネット証券会社一覧 松井証券 楽天証券 マネックス証券 SBI証券 上記のネット証券は、新NISA口座でロボアドバイザー・株式・投資信託などを一括管理できます。各ネット証券会社の特徴やおすすめ理由を詳しく見ていきましょう。松井証券松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料です。そして、松井証券なら助言型ロボアドバイザーの投信工房が利用できます。投信工房は、松井証券の投資信託でポートフォリオを提案してくれるため、新NISA口座でおまかせ運用しつつ、株式も新NISA口座で保有可能です。また松井証券の投資信託は銘柄に応じて、運用残高の最大年率1%の松井証券ポイントが還元されます。この還元率は主要ネット証券会社のなかで最大値です。(※1)投資信託を中心に新NISA口座を使いたい方は、松井証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 松井証券の新NISA公式サイトはこちら 関連記事 投信工房の詳細は、こちらの記事で紹介しています。 ※1:松井証券・SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券で比較した場合。楽天証券楽天証券の新NISAも、国内株・米国株の取引手数料が無料でき。通常口座でも手数料コースを「ゼロコース」にすると、国内株の取引手数料を無料にできます。楽天証券では、自動リバランス付き投資信託のらくらく投資を取り扱っています。新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠どちらも対応しており、新NISA口座でらくらく投資と株式の同時保有が可能です。また、楽天証券には投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」も提供しています。楽ラップは相場下落による損失を軽減できる「下落ショック軽減機能」や、2種類の手数料体系が用意されていることが特徴です。楽ラップは新NISAに対応していませんが、楽天証券口座で保有するので、楽天証券口座1つで複数資産を一括管理できます。必要に応じて、らくらく投資と楽ラップを使い分けるのもおすすめです。 楽天証券の公式サイトはこちら 関連記事 楽ラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 マネックス証券マネックス証券の新NISAは、国内株・米国株だけでなく、中国株の取引手数料も無料になります。中国株の取引手数料が無料になる新NISA口座は、マネックス証券しかありません。マネックス証券には、投資一任型の「ON COMPASS」と助言型の「マネックスアドバイザー」、2種類のロボアドバイザーを取り扱っています。必要に応じて、利用するロボアドバイザーを使い分けられるのがメリットです。また、投資信託は専用のクレジットカード「マネックスカード」でクレカ積立ができます。積立金額1.1%のマネックスポイントが付与されるので、新NISAでクレカ積立をしながらポイントを貯めることも可能です。新NISA口座で中国株に投資したい方や投資一任型と助言型を使い分けたい方は、マネックス証券で新NISA口座を開設しましょう。 マネックス証券の公式サイトはこちら 関連記事 ON COMPASSの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 SBI証券SBI証券は、新NISA口座だけでなく通常の課税口座でも、国内株と投資信託の取引手数料が無料のネット証券会社です。(※1)SBI証券の投資信託は、三井住友カードのクレカ積立に対応しており、積立金額の最大5%のVポイントが貯められます。 主要の三井住友カードのクレカ積立ポイント還元率 三井住友カード:0.5% 三井住友カードゴールド:1.0% 三井住友プラチナプリファード:5.0% また、SBI証券には「SBIラップ」というAI投資サービスも提供されています。新NISA対応ではありませんが、AI投資コースと匠の運用コースの2種類用意されており、それぞれ異なる運用戦略でパフォーマンスの最大化を目指します。SBIラップが気になる方や三井住友カードで投資信託を積立投資したい方は、SBI証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 SBI証券の公式サイトはこちら 関連記事 SBIラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 まとめこの記事では、新NISA対応のロボアドバイザーを解説しました。現在、新NISA対応のロボアドバイザーは以下のサービスがあります。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年5月確認上記のいずれかを利用すれば、新NISA口座でおまかせ運用を始めることが可能です。自分の投資方針にあったロボアドバイザーを選んで、新NISAを利用しましょう。新NISA対応ロボアドバイザーの一斉比較へ戻るよくある質問新NISA対応のおすすめロボアドバイザーは?はじめて投資する初心者の方は、ウェルスナビの「おまかせNISA」がおすすめです。ウェルスナビは運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザーです。5つの運用コースからあなたにおすすめのコースを提案し、注文・リバランスなどをすべて自動でおこないます。ウェルスナビのおまかせNISAなら、投資先の資産をどの投資枠で保有するか自動で振り分けながら自動運用してくれます。「新NISA口座で投資を始めたいけど、自分で銘柄選びや投資枠の振り分けをするのは難しい」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用してみましょう。ウェルスナビのおまかせNISAの詳細はこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用できる?新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用することが可能です。ロボアドバイザーサービスを提供している証券会社で新NISA口座を開設すれば、1つの証券口座でロボアドバイザーと新NISAが併用できます。投資方針に応じて、新NISA対応のロボアドバイザー利用するかロボアドバイザーと新NISA口座を別々に併用するか、ぜひ検討してみてください。iDeCoでロボアドバイザーは使える?現在、iDeCoに対応したロボアドバイザーはありません。iDeCoは各証券会社が指定した投資信託のみ運用できます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ROBOPRO(ロボプロ) VS SBIラップどっちがおすすめ?運用戦略や実績の比較からおすすめの人を解説
ROBOPRO(ロボプロ)とSBIラップ(※)は、どちらもAIを活用した自動投資サービス(AI投資)です。AIによる自動運用が気になっているものの、「ロボプロとSBIラップの違いがわからず、どちらを使うべきかわからない」と迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボプロとSBIラップはそれぞれ運用目的が異なるため、自分自身の投資方針によっておすすめできるサービスは変わります。この記事では、ロボプロとSBIラップの違いを徹底比較し、それぞれおすすめの人を解説します。ロボプロとSBIラップどちらを利用するか迷っている方は、ぜひ当記事を参照して自分に合ったサービスを決めてください。 ※SBIラップの表記方法についてSBIラップでは、AIを活用した「AI投資コース」と野村證券の運用戦略でアクティブ運用する「匠の運用コース」、大和アセットマネジメントの運用戦略でレバレッジをおこなう「レバレッジ運用」の3種類が用意されています。ロボプロとの違いを比較するため、当記事で記載されているSBIラップとは、便宜上「AI投資コース」を指している点にご留意ください。 SBIラップの全体を知りたい方は「SBIラップの実績評判は?ウェルスナビ・ロボプロと比較しながら解説」の記事をご参照くださいどっちがおすすめ?ROBOPRO(ロボプロ)とSBIラップの違いを徹底比較ROBOPRO(ロボプロ)とSBIラップは、どちらもAIを活用した自動投資サービスですが、下記の項目で大きな違いがあります。 ロボプロとSBIラップの違い 投資先・資産配分 最低投資金額 手数料 ポイントサービス 出金日数 資産管理 それでは、ロボプロとSBIラップの違いを1つずつ比較していきましょう。投資先・資産配分ロボプロとSBIラップは、どちらも同じ8種類の資産に分散投資するものの、ロボプロは海外ETF、SBIラップは投資信託を運用します。保有する金融商品で、運用に目立った差は生まれません。ただ、以下のように資産配分の決め方に大きな違いがあります。 ロボプロの資産配分の決め方 相場の状況によっては、投資先を集中させてパフォーマンスを積極的に狙う SBIラップの資産配分の決め方 相場の状況に関わらず、常に全種類の資産に分散投資する ロボプロは、パフォーマンスの最大化を目指しており、相場の状況に応じて投資先を集中させる場合があります。一方でSBIラップは、8資産に必ず分散投資することで資産を守りつつ、世界経済の成長以上のパフォーマンスを目指しています。実際、2024年4月から9月までの資産配分の推移を比較してみると、その違いは一目瞭然です。 出典:FOLIO「ROBOPRO 2024年9月リバランスレポート」、SBI証券「SBIラップAI投資コース 半期運用レポート(2024年度上半期)」に掲載されているグラフから作成この期間、ロボプロは先進国株式に一切投資していません。特に2024年6月と7月は、金・不動産・米国債券の3資産だけで運用しています。同じ月でSBIラップの資産配分を見てみると、大まかにはロボプロと似通っているものの、8資産すべてに一定以上投資しています。このように、どちらもAIの将来予測を活用して運用しているものの、運用目的が異なることから、資産配分の決め方に違いが生まれています。最低投資金額最低投資金額は、ロボプロが10万円、SBIラップは1万円と、SBIラップのほうが少ない金額から始められます。また、最低積立投資金はロボプロが1万円、SBIラップは1,000円と、こちらもSBIラップのほうが低く設定されています。そのため、まずは少額からAIを活用した投資を始めたい方は、SBIラップを選ぶのがおすすめです。手数料ロボプロとSBIラップの手数料を比較すると、ロボプロは年率1.1%(税込)、SBIラップは年率0.66%(税込)となっています。手数料以外にも、ロボプロとSBIラップでは投資先の保有コストが別途発生します。SBIラップは年率最大0.294%である一方、ロボプロは資産を頻繁に売買しており、投資先の保有コストを厳密に計算できないことから公開されていません。そのため単純な費用比較だと、SBIラップのほうが金額が明確かつ割安です。ただ、ロボプロでは「長期積立特典」という、積立投資を継続している人を対象とした手数料キャッシュバックサービスを用意しています。毎月の積立投資を15回以上連続でおこなうことが条件で、3ヵ月ごとに実施される抽選に当選すると、積立回数に応じて3ヵ月分の手数料が最大100%キャッシュバックされます。 ロボプロ「長期積立特典」のキャッシュバック率 積立継続回数 キャッシュバック率 15、18、21、24回 70% 27、30、33、36回 80% 39、42、45、48回 90% 51回目以降 100% ※キャッシュバック額は最大10万円。例えば、2022年5月に積立投資を開始した場合、2023年7月に初めての抽選がおこなわれ、当選すれば手数料の70%がキャッシュバックされます。 画像出典:ROBOPRO「長期積立特典のご案内」2025年5月確認一度でも積立投資を中断すると、継続回数は「0」から再スタートとなります。積立投資を51回以上継続すれば、当選時のキャッシュバック率はずっと100%なので、中断せずにコツコツ積立投資するのがおすすめです。ポイントサービスSBIラップでは、SBIラップの保有金額に応じてポイントやマイルが貯まる「SBIラップマイレージ」というサービスが提供されています。毎月の月間平均保有金額に対して、最大年率0.2%のポイント・マイルが毎月付与されます。対象サービスは、Vポイント・dポイント・Pontaポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類で、お好きなサービスが選択可能です。 月間平均保有金額 1,000万円未満 1,000万円以上 Vポイント 年率0.1% 年率0.2% dポイント 年率0.1% 年率0.2% Pontaポイント 年率0.1% 年率0.2% JALマイル 年率0.05% 年率0.1% PayPayポイント 年率0.1% 年率0.2% 例えば、Vポイントを選択し、月間平均保有金額が500万円だった場合、1ヵ月で付与されるポイントは以下の通りです。 500万円 × 0.1% ÷ 365日 × 31日 = 424VポイントSBIラップを利用するだけで、お好きなポイント・マイルが毎月自動で貯まるのはうれしいですね。一方で、ロボプロは先ほど解説したような長期積立特典を提供していることから、ポイント付与サービスは用意されていません。出金日数もし運用をやめたくなったとき、ロボプロとSBIラップはどちらも手数料無料で出金することが可能です。ただし、出金にかかる日数を比較すると、下記のような違いがあります。 ロボプロ SBIラップ 営業日9時10分まで:当日10時ごろ 営業日13時20分まで:当日14時ごろ 営業日13時20分以降:翌営業日10時ごろ 営業日15時25分まで:原則6営業日後 営業日15時25分以降:7営業日以降 ※SBIラップで全額出金(解約)の場合は、16時までの申し込みで原則6営業日に出金このように、ロボプロは最短当日で出金が完了しますが、SBIラップは1週間近くかかってしまう点にご注意ください。資産管理ロボプロとSBIラップは、それぞれ運用する証券口座が異なります。ロボプロはFOLIO証券総合口座、SBIラップはSBI証券総合口座で資産を保有・管理します。資産の保有・管理自体には、目立った違いはありません。ただ、他の金融商品の取り扱い有無に大きな違いがあります。FOLIO証券総合口座では、ロボプロと「おまかせ投資」というロボアドバイザーサービスの2種類しか取り扱っていません。一方でSBI証券総合口座なら、SBI証券が取り扱っている株式や投資信託など、さまざまな金融商品が保有できます。証券口座を複数保有することが気にならないなら、お好きなサービスを利用すればいいですが、どうしても1つの証券口座で複数の金融商品を一括管理したい方は、SBIラップを利用するのがおすすめです。また、ロボプロには専用のスマホアプリが用意されており、スマートフォンから簡単に運用残高の確認や各種手続きがおこなえます。一方で、SBIラップは専用のスマホアプリはありません。保有残高の確認や各種手続きをおこなうには、インターネットでSBI証券の会員ページにログインし、SBIラップの専用ページにアクセスする必要があります。そのため、手軽に運用状況を管理したい方は、スマホアプリに対応しているロボプロを選ぶのがおすすめです。以上、ロボプロとSBIラップの違いをさまざま要素から比較しました。それぞれの違いを踏まえて、どっちを利用するか決まった方は、公式サイトも合わせてチェックしてみてください。 AIの将来予測でパフォーマンス最大化を目指す ロボプロの公式サイトはこちら 分散効果を維持しつつ高パフォーマンスを狙う SBIラップが利用できるSBI証券の公式サイトはこちら 続いては、ロボプロとSBIラップの共通点を解説します。共通点も確認してどっちを選ぶか検討したい方は、そのまま読み進めてみてください。ロボプロとSBIラップの共通点はAIを活用していること冒頭でも解説したように、ロボプロとSBIラップの共通点は、どちらもAIを活用して投資していることです。従来の自動投資サービスであるロボアドバイザーは、ノーベル経済学賞を受賞した投資理論に基づいて、過去のデータを参照して資産配分(ポートフォリオ)を決めます。一方で、ロボプロとSBIラップはAIがリアルタイムで相場を分析し、その予測値を同様の投資理論に活用することで、資産配分を毎月変更して運用します。 画像出典:SBI證券「SBIラップAI投資コース サービス概要・運用方針」したがって、ロボプロとSBIラップは従来のロボアドバイザーと違い、AIの将来予測によってあらゆる相場局面に対応できるような運用をおこないます。どっちを使うべき?おすすめの人を解説ここでは、ロボプロとSBIラップの違いや共通点を踏まえて、それぞれどのような人におすすめできるか紹介します。ロボプロがおすすめの人ロボプロは、資産配分を毎月ダイナミックに変えながら運用することで、パフォーマンスの最大化を目指すのが特徴です。基本的には8種類の資産に分散投資しますが、AIの将来予測によっては一部の資産に集中投資する場合があります。従来のロボアドバイザーのようにご自身のリスク許容度の範囲内で運用せず、ときにはリスク許容度を超える可能性があります。そのため、ご自身のリスク許容度を気にせず、積極的にパフォーマンスを狙いたい方にロボプロはおすすめです。 AIの将来予測でパフォーマンス最大化を目指す ロボプロの公式サイトはこちら SBIラップがおすすめの人SBIラップは、ロボプロと違って8種類の資産に必ず分散投資しながら、あらゆる相場局面に対応した運用を目指しています。SBIラップがロボプロよりも守りの運用をおこなうのは、「コア・サテライト運用」のコア資産として利用してもらうために作られたからです。コア・サテライト運用とは、資産全体を守りながら運用する「コア資産」と、リスクを取って積極的にパフォーマンスを狙う「サテライト資産」に分けて運用する投資戦略です。画像出典:SBI証券「SBIラップ SBIラップを活用したコア資産運用」SBI証券は、SBIラップだけでなく株式や債券など、さまざまな金融商品を取り扱っています。そのため、分散効果を維持しながらAIを活用した運用を始めたい方は、SBIラップを選ぶのがおすすめです。 AIを活用しつつ資産を守りながら増やす SBI証券口座を開設してSBIラップを始める パフォーマンスが良いのはどっち?運用実績の違いを設定比較前章では、ロボプロとSBIラップそれぞれでおすすめできる人を解説しましたが、運用をおまかせする以上、実績をどれくらい出しているかが重要ですよね。そこで当サイトは、ロボプロとSBIラップの公式サイトで公開されている運用実績を踏まえて、運用実績を比較できるよう独自算出しました。ロボプロは2020年1月、SBIラップは2022年4月に運用開始しているため、今回は2022年4月基準で実績比較していきます。 ロボプロとSBIラップ2022年4月以降の運用実績比較 ロボプロ SBIラップ 直近1年・6ヵ月の運用実績比較はこちら ロボプロとSBIラップ直近1年の運用実績比較 ロボプロ SBIラップ ロボプロとSBIラップ直近6ヵ月の運用実績比較 ロボプロ SBIラップ ロボプロとSBIラップの違いで解説したように、ロボプロはパフォーマンスの最大化を目指しています。そのため、2022年4月基準だとほぼ全期間でロボプロのほうが高い実績を出しています。また、公開されている運用実績は、手数料と投資先の保有コストを控除した数値です。そのため、パフォーマンスの高さを重視している方は、ロボプロを利用するのがおすすめです。一方で、SBIラップは資産を守りながら相場に対応した運用を目指しています。パフォーマンスを狙いつつもある程度値動きは安定させたい方は、SBIラップを選ぶといいでしょう。ロボプロとSBIラップのメリット・デメリットここでは、ロボプロとSBIラップを利用するメリット・デメリットを解説します。ロボプロとSBIラップの特徴を改めて確認したい方は、ぜひご参照ください。ロボプロのメリット・デメリットサービス比較や実績比較を踏まえた、ROBOPROのメリット・デメリットは以下のとおりです。 ROBOPROのメリット 資産配分を柔軟に変えながらパフォーマンスの最大化を目指す 積立投資を継続すると抽選で手数料がキャッシュバックされる ROBOPROのデメリット リスク許容度に合わせた運用ができない 最低投資金額が10万円と比較的高め メリット①資産配分を柔軟に変えながらパフォーマンスの最大化を目指すロボプロを利用する1番のメリットは、AIを活用した積極的な運用をおこなうことです。SBIラップはロボプロよりも守りの運用をおこなうため、保有比率は変えつつも8資産すべてに分散投資します。一方でロボプロは、相場の状況によっては一部の資産に集中投資する場合があります。あらゆる金融局面に対応できるよう資産配分をダイナミックに変えながら運用することで、常にパフォーマンスの最大化を目指すのがロボプロの運用戦略です。メリット②積立投資を継続すると抽選で手数料がキャッシュバックされるロボプロの手数料は年率1.1%(税込)と、SBIラップの年率0.66%(税込)と比較して割高ですが、積立投資を継続すると手数料が抽選でキャッシュバックされる「長期積立特典」が利用可能です。長期積立特典では、積立投資を15回以上継続すると、3ヵ月に1回抽選がおこなわれます。当選すると、積立投資継続回数に応じて、3ヵ月分の手数料が最大100%キャッシュバックされます。 画像出典:ROBOPRO「長期積立特典のご案内」2025年5月確認 ロボプロ「長期積立特典」のキャッシュバック率 積立継続回数 キャッシュバック率 15、18、21、24回 70% 27、30、33、36回 80% 39、42、45、48回 90% 51回目以降 100% ※キャッシュバック額は最大10万円。手数料が実質的に安くなる可能性があるため、ロボプロを利用する場合は積立投資で始めるがおすすめです。デメリット①リスク許容度に合わせた運用ができないさきほども解説したように、ROBOPROは相場の動きを予測しながらパフォーマンスの最大化を目指しています。言い換えると、ご自身のリスク許容度を超えた運用をおこなう可能性がある点に注意が必要です。SBIラップも同様のことが言えますが、8種類の資産にすべて分散投資するため、ロボプロよりも値動きが激しくなる可能性は低くなっています。そのため、リスク許容度に合わせた運用を始めたい方には、ROBOPROをおすすめできません。デメリット②最低投資金額が10万円と比較的高めROBOPROの最低投資金額は10万円です。この投資金額は、SBIラップに限らず他のロボアドバイザーサービスと比較しても割高となっています。以下の表に、ROBOPROと主要ロボアドバイザーサービスの最低投資金額をまとめました。 最低投資金額 サービス名 最低投資金額 ROBOPRO 10万円 SBIラップ 1万円 ウェルスナビ (WealthNavi) 1万円 THEO+ docomo 1万円 楽ラップ 1万円 ON COMPASS 1,000円 SUSTEN 1万円 2025年5月作成 上表のように、ROBOPROの最低投資金額が最も高くなっています。少額からAI投資を始めたい方は、ロボプロよりもSBIラップを選ぶといいでしょう。ただ少額から始めた場合、AI投資の実力が実感しにくい可能性があります。そのため、最初からある程度まとまった資金が用意できるなら、ロボプロを選ぶのがおすすめです。 関連記事 ロボプロの詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。 SBIラップのメリット・デメリットサービス比較や実績比較を踏まえた、SBIラップのメリット・デメリットは以下のとおりです。 SBIラップのメリット 常に8資産に分散投資しながらパフォーマンスを狙える 手数料がロボプロよりも割安でポイント還元がある 1つの証券口座で他の金融商品にも投資できる ROBOPROのデメリット パフォーマンスがロボプロよりも低い スマホアプリに対応しておらず資産管理がしにくい メリット①常に8資産に分散投資しながらパフォーマンスを狙えるSBIラップは、ロボプロと同様にAIの将来予測であらゆる相場局面に対応しつつも、投資先である8種類の資産に必ず分散投資することで、ロボプロよりも守りに徹した運用を目指しています。ロボプロはパフォーマンスの最大化を最優先に運用するため、相場の状況によっては一部の資産に集中投資します。投資先の資産が少なければ、その分値動きが不安定になるかもしれません。一方で、SBIラップは資産配分を毎月変えつつも、各資産の配分を一定以上維持します。実際、2024年4月から9月までの資産配分の推移を比較すると、SBIラップは全種類の資産を常に保有していることがわかります。 出典:FOLIO「ROBOPRO 2024年9月リバランスレポート」、SBI証券「SBIラップAI投資コース 半期運用レポート(2024年度上半期)」に掲載されているグラフから作成そのため、「AIを活用した資産形成を始めたいものの、分散効果を維持して値動きをある程度抑えたい」という方は、SBIラップを選ぶのがおすすめです。メリット②手数料がロボプロよりも割安でポイント還元があるSBIラップの手数料は年率0.66%(税込)で、ロボプロの年率1.1%(税込)よりも割安です。最大年率0.292%(税込)の投資先の保有コストを含めたとしても、実質的な年間コストは0.952%でロボプロの手数料よりも安くなっています。また、月間の平均保有金額に応じて、年率最大0.2%のポイントが付与される「SBIラップマイレージ」も利用可能です。ポイント付与分も加味すれば。実質的な年間コストが最大0.2%軽減できます。投資では、なるべく手数料を抑えることが重視されています。そのため、同じAIを活用しつつもなるべくコストは安くしたいなら、SBIラップを選ぶのがおすすめです。メリット③1つの証券口座で他の金融商品にも投資できるSBIラップは、総合ネット証券会社であるSBI証券口座で運用管理されます。SBI証券では、SBIラップだけでなく株式や投資信託、債券など豊富な金融商品を取り扱っています。つまり、SBI証券口座を持っていれば、SBIラップ以外にもさまざまな金融商品を一括管理することが可能です。ロボプロの運用会社であるFOLIOの証券口座では、ロボプロとロボアドバイザー「おまかせ投資」の2サービスしか取り扱えません。そのため、「AI投資だけでなく、他の金融商品も同時に投資したい」という方は、SBIラップが利用できるSBI証券口座を開設するのがおすすめです。デメリット①パフォーマンスがロボプロよりも低いSBIラップは、AIを活用しつつも守りの運用を重視しているため、現状ロボプロよりもパフォーマンスが高くありません。 ロボプロとSBIラップ2022年4月以降の運用実績比較 ロボプロ SBIラップ 現状の運用実績を踏まえて、「どうせAIを使った運用を始めるなら、パフォーマンスを積極的に狙いたい」という方は、SBIラップよりもロボプロを選ぶのがおすすめです。デメリット②スマホアプリに対応しておらず資産管理がしにくいSBIラップでは、専用のスマホアプリが用意されていません。申し込みや入金手続き、運用残高の確認などの各種手続きは、インターネットでSBI証券の会員ページにログインして、SBIラップの専用ページにアクセスする必要があります。一方で、ロボプロには専用アプリがあるため、SBIラップよりも気軽に運用管理することが可能です。ただ、SBI証券の投資信託向けスマホアプリ「投資積立アプリ」を利用すれば、アプリを通じてSBIラップの管理ページへアクセスできます。運用管理の手軽さに関してあまり気にしないのであれば、SBIラップを利用しても問題ないでしょう。 関連記事 SBIラップの詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。 ロボプロとSBIラップの違いに関するよくある質問NISAは利用できる?ロボプロとSBIラップは、どちらもNISAに対応していません。現状、自動投資サービス(ロボアドバイザー)でNISAに対応しているのは、以下のサービスです。 NISA対応の自動投資サービス WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN(サステン) CHEER証券「おまかせ運用」 松井証券「投信工房」 楽天証券「楽ラップ」 マネックス証券「ON COMPASS」 楽天証券「らくらく投資」 SMBCロボアドバイザー NISA口座でお任せ運用を始めたいなら、上記のサービスから選ぶのがおすすめです。 関連記事 NISA対応のロボアドバイザーの詳細比較はこちらの記事で紹介しています。 一括投資と積立投資どっちがおすすめ?ロボプロとSBIラップは、どちらもAIを活用して一定以上のパフォーマンスを狙うため、一括投資で利用するのを検討している方もいらっしゃるでしょう。ただ、ロボプロとSBIラップ公式サイトによると、どちらも将来の資産を形成するために作られていることから、長期積立投資で利用することを推奨しています。もちろん一活投資で利用することも可能ですが、まとまった資金が用意できない方は、コツコツ積立投資を継続するのをおすすめします。併用するのはおすすめ?ロボプロとSBIラップはどちらもAIを活用しているもの、運用方法はそれぞれ違いがあります。そのため、ロボプロとSBIラップを併用することで、双方の良いとこ取りするのも手です。例えば、分散効果が高いSBIラップをメインに運用しつつ、一部の資金はロボプロで投資する方法があります。逆にパフォーマンスを積極的に狙いたいなら、ロボプロをメインに運用し、リスク対策としてSBIラップをサブで運用してもいいでしょう。併用する場合は、ご自身の投資方針応じてロボプロとSBIラップの投資配分を調整して運用しましょう。まとめロボプロとSBIラップは、どちらもAIを活用しているものの運用方法はそれぞれ異なります。そのため、自分の投資方針に適したサービスを利用するのがおすすめです。ロボプロとSBIラップの違いは、以下のようにまとめられます。 ロボプロとSBIラップの違い 比較項目 ロボプロ SBIラップ 資産配分 AIの予測内容によっては一部の資産に集中投資する場合がある 必ず8資産すべてに分散投資する 最低投資金額 10万円 1万円 手数料(年率・税込) 1.1% 0.66% 最短出金日数 当日 6営業日後 ロボプロとSBIラップの違いを踏まえると、それぞれおすすめできる人は下記のとおりです。 ロボプロがおすすめの人 自分のリスク許容度に関係なく、積極的にパフォーマンスを狙いたい人 SBIラップがおすすめの人 AI投資でパフォーマンスは狙いつつも、ある程度分散効果を維持したい人 他の金融商品も一緒に投資したい人 自分に合ったAI投資サービスを利用して、将来の資産形成を始めてください。もう一度、それぞれのおすすめする人の解説を確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。おすすめの人解説に戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券の楽ラップの評判を解説!運用実績の比較や口座開設方法紹介
この記事では、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」の特徴や評判を解説します。楽ラップは2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能が用意されており、自動運用しつつもある程度自分の手で運用方法を変えられるのが特徴です。楽ラップの特徴や運用実績や評判・口コミなど、他のロボアドバイザーと比較しながら楽ラップを知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を使って、ある程度自分で運用したい人 為替ヘッジを取りたい人 楽ラップをおすすめできない人 運用実績を最重視したい人 新NISAでロボアドバイザーを利用したい人 ※自分に合ったロボアドバイザーを選びたい方は「AI投資・ロボアドバイザーを比較!おすすめランキング・最強のサービスを紹介」をご参照ください。 楽ラップを始める方法を見てみる楽ラップ(楽天証券のロボアドバイザー)の基本情報を紹介楽ラップの基本情報は以下のとおりです。 楽ラップのサービス概要 サービス名 楽ラップ 運営会社 楽天証券株式会社 サービス開始 2016年7月 預かり資産残高 1,153億円(2023年3月) 自動積立 毎月10日・25日 最低投資額 1万円 自動リバランス 原則3カ月に1度 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REIT 信託報酬(年率・税込) 0.2702%程度 手数料(年率・税込) ・固定報酬型最大0.715% ・成功報酬併用型最大0.605%+運用益5.5% スマホアプリ なし 楽天証券「楽ラップ」公式サイトを参考に2025年5月作成楽ラップは最低1万円から運用ができる、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。手数料体系には固定報酬型と成功報酬型の2種類用意されており、成果報酬を選択すると運用益が出なかった月は手数料の負担を抑えられます。運用コースは5種類楽ラップには、投資先の資産配分が異なる5つの運用コースがあります。 運用コース 特徴 保守型 債券の割合が多く、とにかく「慎重派」だという方のための運用コース やや保守型 債券の割合が最も多いが株式の割合も3~4割程度。基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース やや積極型 株式の割合が5~6割程度。資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース 積極型 株式の割合が7~8程度。リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース かなり積極型 株式の割合が8~9割程度。とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース 参考:楽ラップ「運用コースのご紹介」2025年5月作成保守型以外のコースを選ぶと、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できます。そのため、実質的に合計9つの運用コースから選んで、自動運用することが可能です。楽ラップで運用するファンドは国内の投資信託のみ楽ラップで運用する金融商品は、27種類の投資信託です。また、運用する投資信託は「為替ヘッジあり」をメインに運用されており、為替の変動によって損失が発生する為替リスクを軽減できます。楽ラップで運用されている投資信託の一覧はこちら アセットクラス サブアセットクラス 銘柄名 運用管理費用 信託財産留保額 国内株式 国内株式 ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.1870% 0.05% 外国株式 先進国株式 ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.2200% 0.30% たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.2200% 0.00% 先進国株式(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2420% 0.30% 新興国株式 ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.3190% 0.25% たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.3190% 0.00% 国内債券 国内債券 ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430% 0.05% 外国債券 先進国債券 ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.1870% 0.05% たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> 0.1870% 0.00% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 0.2970% 0.15% 先進国債券(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2200% 0.05% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.3190% 0.15% 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ)ファンド<ラップ向け> 0.33% 0.00% 新興国債券 ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.1320% 0.05% REIT 国内リート たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.2805% 0.00% 先進国リート たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.3300% 0.00% 引用:楽ラップ|投資対象ファンド 海外ETFで運用するロボアドバイザーは、外貨で投資するため購入時よりも円高になると、為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップでは投資信託の一部を為替ヘッジありのファンドで運用するため、為替変動によるリスクを軽減してくれます。ただし、ETFと比較して保有中にかかるコスト(信託報酬)が高くなります。利用者・検討者からの楽ラップの評判・口コミを紹介実際に楽ラップを利用している投資家の、楽ラップの評判や口コミを紹介していきます。楽ラップの良い口コミ・評判楽ラップの良い口コミや評判は、以下のとおりです。 ★★★★★5 楽天証券のロボットアドバイザー、楽ラップ 全自動の損益どうなるか試してみたかったんで、2022年11月から、50万円運用してみた。 結果は¥540154。4万円のプラス。やりおる。 とりあえず100万に増額して、また放置してみる。 ★★★★4 「楽天ロボアド~楽ラップ 運用成績」 すっかり忘れていた楽ラップ。 2022年7月7日 運用開始。 な、なんと プラス 13.8% まあまあかな ★★★3 楽ラップを2020年5月から開始。 毎月1万円の積立でハイリスクハイリターンの設定。 運用期間での利益は95,000円。手数料は7,500円程。 利益は出たけど、解約してから現金化するに10営業日くらい掛かるのがネックですね。 楽ラップの良い口コミは、一定期間の運用で利益が出ていたというものです。運用成績がよくないという悪い口コミも見受けられますが、運用時期によってはしっかりと利益が出た方もいらっしゃいます。実際の運用実績は楽ラップを始めるタイミングや運用コースなどで異なるものの、しっかりと利益を得られている方からは良い評判を集めています。楽ラップの悪い口コミ・評判楽ラップの運用で損をした方などの悪い口コミや評判は以下のとおりです。 ★★★3 楽ラップ解約しました。 2018/12~50万円運用開始 2020/2~1万円/月積立 5年間の運用益は、226,754円でした。 オルカン、S&P500と比べると うーん😩って感じでした。 NISA運用にまわします。 ★1 楽ラップだけ、一生マイナス。 マイナスでも手数料は発生する…。 自己投資はすべてプラス。 ★1 楽ラップ4年近くやってたけど、大半がマイナスだった。 現在のバブル並みの株価でもマイナス30万。 腹立つし、ストレスだから、損切りしてやった!! WealthNaviが+40万!!追加乗り換えしてやるんだ! 楽ラップの悪い口コミは「利益が得られなかった」というものです。他のロボアドバイザーの運用実績と比較すると、楽ラップの実績があまり良くないという意見もありました。なかには「自分で投資したほうが利益が出る」という口コミ・評判も見受けられ、楽ラップは「儲からない」と考えている人もいらっしゃるようです。他社ロボアドバイザーと楽ラップを比較した口コミ・評判他社のロボアドバイザーと楽ラップを比較した評判・口コミでは、どのような評価でしょうか? ★★★3 楽ラップ,ROBOPRO,ウェルスナビでの資産運用に興味があり、2023/4/25から各10万円で始めてみました。 12/10時点での成績です。 ウェルスナビ +14.2% ROBOPRO +9.6% 楽ラップ+9.4% ★1 楽ラップがまだまだ下がって元本割れしそう。 4年付き合って元本割れで終わるの最悪すぎる。 来月から楽天で保有してるの全部、SBIラップのAI投資に変更手続き終了。 ★★2 ロボアドバイザーのWealthNaviと楽ラップ。 どちらも積立で運用してましたが、3年以上経過してWealthNavi(+35%)の方が成績良かったので、楽ラップ(+10%)解約して、他の投資に使います。 楽ラップを他のロボアドバイザーや投資信託と比較して多かった口コミは、「得られた利益が比較的出ない」という内容です。楽ラップは一定の実績を出しているいものの、同じような運用方針を採用しているウェルスナビと比較して、実績が芳しくない意見が多く見られました。なかには、他のロボアドバイザーに乗り換えた口コミも見受けられました。そのため、実績の高さを最重視している人にとっては、楽ラップは満足できないロボアドバイザーと認識されているようです。楽ラップと同じような運用戦略で、実績の高さで選びたいならウェルスナビがおすすめできます。ウェルスナビは、運用者数・預かり資産ともにNo.1のロボアドバイザーです。運用開始時から実績の高さで評判を集めており、新NISAにも対応しています。ウェルスナビの評判・口コミはこちら次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、楽ラップを利用するメリット・デメリットを解説します。楽ラップのメリット楽ラップには以下のメリットがあります。 楽ラップのメリット 2種類の手数料体系から選んで運用できる 下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場の損失を軽減できる 1万円から複数資産に分散投資できる 一部の投資先は為替ヘッジをかけている 楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる 性格分析に近い質問内容からおすすめのコースを提案してくれる すでに楽天証券で株式や投資信託へ投資している方は口座開設が不要で、その日から楽ラップで自動運用が可能です。各メリットを詳しく見ていきましょう。2種類の手数料体系から選んで運用できる楽ラップの手数料は、固定報酬型と成果報酬併用型の2種類用意されており、お好きなほうを選んで運用することが可能です。 楽ラップの手数料体系 固定報酬型:年率0.715% 成果報酬併用型:年率0.605%+運用益の5.5% 成果報酬併用型では、月々発生する費用が固定報酬型より安いものの、利益が出ると運用益の5.5%が成果報酬として別途徴収されます。どちら手数料が安くなるかは運用状況によって変わりますが、楽ラップ公式サイトによると、1年間の収益率が2%を超えてくると「固定報酬型」のほうが割安になるとのこと。 引用:楽ラップ「手数料」2025年5月確認楽ラップの手数料は、年に1回変更することが可能です。楽ラップを利用する際は、お好きな手数料体系を選んで資産運用を始めましょう。下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場への対応をしている楽ラップは下落相場での損失を軽減できる「下落ショック軽減機能(DRC)」を利用することが可能です。 DRC機能は、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減するための機能です。 引用:楽ラップ公式サイト「下落ショック軽減機能(DRC機能)とは」2025年5月確認 DRC機能を利用すると、株式投資の比率を下げて債券の比率を上げて運用します。そのため、下落相場時の損失リスクを軽減することが可能です。DRC機能は月に1回切り替えができるので、適切なタイミングで利用すれば、より高いパフォーマンスを狙うことが可能です。ただし、DRC機能は株式の比率を下げるため、上昇相場で利用すると株式から得られるリターンが享受できない可能性があります。そのため、DRC機能を利用する際は、株式市場の動向を確認しておくのがおすすめです。1万円から複数資産へ分散投資できる楽天証券の楽ラップは、最低1万円から始めることが可能です。ロボアドバイザーのなかには最低投資金額が10万円のサービスもあるため、1万円から投資できるので楽ラップなら、まとまった資金が用意できなくても始められます。また、楽ラップで運用されているのは、27種類の投資信託に分散投資します。最低1万円から複数の資産に自動で分散投資してくれるので、自分で投資先やポートフォリオを決める自信がない方でも、気軽に資産運用を始めることが可能です。一部の投資先は為替ヘッジをかけている海外資産に投資するには、円貨から外貨に両替えする必要があります。その場合、投資先の価格変動リスクだけでなく為替リスクも伴います。投資時と比較して円の価値が下がる(円安)と為替変動による利益が得られますが、逆に円の価値が上がると(円安)為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップは、投資先の一部に為替ヘッジをかけており、為替リスクを軽減しています。為替ヘッジの比率は運用コースによって異なりますが、リスク許容度が小さくなるほど高くなり、最大で約60%を占めています。一般的なロボアドバイザーは、ほとんどの投資先に為替ヘッジをかけていません。そのため、「ロボアドバイザーを利用したいけど、為替変動リスクはなるべくおさえたい」という方は、楽ラップを利用すれば為替ヘッジをかけながらお任せ運用することが可能です。楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる楽ラップはネット証券会社の楽天証券のロボアドバイザーなので、楽天証券口座を持っていればすぐに始められます。また、株式や投資信託など他の金融商品も同時に投資できるため、楽ラップも含めた保有資産の残高を一目で把握できるのがメリットです。すでに楽天証券で株式投資や投資信託投資をおこなっている方や、楽ラップとあわせて株式や投資信託も投資したい方は、楽天証券の口座で一括管理できる楽ラップならすぐに始めっられるのでおすすめです。性格分析に近い質問内容から自分に合ったコースが提案される楽ラップでは事前に質問に回答することで、あなたのリスク許容度を診断し、おすすめ運用コースを提案してくれます。一般的なロボアドバイザーのリスク許容度診断では、年収や投資方針などを質問しますが、楽ラップは身近な質問を用意しているため、ご自身の日常生活を振り返りながら気軽に回答できます。具体的な質問一覧はこちら あなたの性別を教えてください。 あなたの年代を教えてください。 交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか? 少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか? 年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか? あなたの使っているスマホの新作が出ました。どうしますか? 懸賞に参加するとしたら、あなたならどちらを選びますか? 市況が変化していく中で、長期投資で成功するためにあなたの考えに近いのはどちらですか? 野菜を買う時に、どのように選びますか? 初対面で人の性格を見分けることが得意ですか? 100万円の「臨時収入」がありました。あなたならどのくらい貯金しますか? 金融商品に対する投資によって期待する収益の額としてどれが一番近いですか? 将来のあなたの所得は以下のイメージでどれが一番近いですか? あなたは現在の仕事に不満があります。どうしますか? あなたの投資歴を教えてください。 金融商品に対する投資は総資産のどれくらいの比率が適切だと感じますか? 楽ラップの診断機能は楽天証券の口座を作成しなくても、楽ラップ公式サイトにアクセスするだけでいつでも利用できます。そのため、楽ラップが気になっている方は、無料診断だけ試してみるのもおすすめです。楽ラップの始め方へ進む楽ラップの4つのデメリット楽ラップには以下の4つのデメリットがあります。 楽ラップのデメリット 投資先の資産の種類が少ない NISA口座で運用できない スマホアプリがない 楽天カードで積立ができない 投資対象の資産が少なく、NISAにも対応していないので、場合によっては他のロボアドバイザーと使い分けて投資するのもおすすめです。実際の投資をする前に、楽ラップのデメリットをしっかりと理解しておきましょう。投資先の資産の種類が少ない楽ラップは投資対象の資産が他ロボアドバイザーより少ない点がデメリットです。楽ラップでは、以下の資産に分散投資します。 楽ラップで投資する資産の種類 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 国内・先進国REIT(不動産) 他のロボアドバイザーだと、金・銀などのコモディティ商品やハイイールド債券にも投資しています。資産の種類が多いと、その分リスク分散効果が期待できます。もし投資先の資産の数を多くしたいなら、他のロボアドバイザーと併用してみるのも1つの手です。NISA口座で運用できない楽ラップはNISA口座を使って運用できません。NISA枠で投資できれば運用益が非課税になりますが、残念ながら楽ラップは通常の課税口座で運用する必要があります。もしNISAを利用したいなら、楽ラップを利用しつつ楽天証券でNISA対象の金融商品に投資したり、NISA対象のロボアドバイザーを利用したりするのがおすすめです。NISA対応おすすめロボアドバイザー解説記事はこちらスマホアプリがない楽ラップには、専用のスマホアプリが用意されていません。スマホから楽ラップの運用残高や運用実績を確認するには、WEBブラウザから楽天証券の公式サイトへアクセスして、会員ページにログインする必要があります。ウェルスナビやTHEO+ docomoなど、他のロボアドバイザーサービスには専用アプリが用意されており、運用残高の確認や各種手続きが簡単におこなえます。そのため、楽ラップには専用アプリが用意されていない点はデメリットと言えます。ちなみに、国内株・米国株・CFDの保有残高や注文であれば、iSPEEDというスマホアプリが用意されています。楽天カードで積立ができない楽ラップは楽天カードを使った積立投資ができません。楽天証券では、投資信託の積立投資で楽天カードが利用可能です。楽ラップでも同じ投資信託を運用しますが、楽天カードは非対応となっています。楽天カードで投資信託を積立投資すれば、以下のようにファンドの代行手数料に応じて、楽天ポイントを貯めることが可能です。 楽天カードクレカ積立のポイント還元 代行手数料(年率・税込) ポイント還元率 0.4%以上 1% 0.4%未満 楽天プレミアムカード:1%楽天ゴールドカード:0.75%上記以外の楽天カード:0.5% 2025年5月作成楽天カードのクレカ積立なら、投資信託の決済金額に応じて楽天ポイントが付与されますが、楽ラップは楽天カードで積立投資ができないので、楽天ポイントは貯まりません。もし楽天ポイントを貯めたい方は、楽ラップよりも楽天カードのクレカ積立で投資信託を運用するのがおすすめです。以上、評判・口コミを踏まえつつ、楽ラップのメリット・デメリットを解説しました。次章では、楽ラップの最新運用実績を解説します。ロボアドバイザー選びは運用実績を重視したい方は、続けてご参照ください。楽ラップの運用実績・手数料を他ロボアドバイザーと比較ここでは、楽ラップの運用実績と手数料を他ロボアドバイザーと比較していきます。楽ラップが他のロボアドバイザーとどう違うのか比較したい方は、ぜひご参照ください。運用実績の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー運用実績比較(2025年3月末基準) 運用期間 6ヵ月 1年 3年 楽ラップ ウェルスナビ THEO+ docomo ON COMPASS SUSTEN おまかせ運用 SBIラップ 匠の運用コース 2025年5月作成楽ラップ運用コース別の実績 DRCなし DRCあり 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップ保守型 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 楽ラップの運用実績は悪いという評判・口コミがあるものの、あくまで他のロボアドバイザーと比較して良くないだけで、一定以上の運用実績は出せています。実績の高さだけで比較した場合、現状楽ラップを選ぶのはあまりおすすめできないと言えます。手数料の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー手数料比較表 運用期間 手数料(年率・税込) 楽ラップ 固定報酬型:0.715%成果報酬併用型:0.605%+運用益5.5% ウェルスナビ 1.1% THEO+ docomo 最大1.1% ON COMPASS 0.66%※ SUSTEN 課税口座:運用益の12.2%〜18.3% NISA口座:0.12%~0.58% おまかせ運用 0.66% ザ・ハイブリッド 0.94%~0.99%程度 SBIラップ 匠の運用コース 0.77% ※:ON COMPASS公式サイト記載の手数料から投資一任報酬を掲載。 2025年5月作成他のロボアドバイザーと比較した楽ラップの手数料の特徴は、手数料が固定報酬型と成功報酬併用型の2種類用意されていることです。固定報酬型で比較すると、おまかせ運用とON COMPASSに次いで安くなっています。ただ、この3サービスで運用実績を比較すると、おまかせ運用とON COMPASSのほうが現状好調です。成果報酬併用型だと、楽ラップの成果報酬分はSUSTENより割安ですが、代わりに年率0.606%(税込)の固定報酬が追加で発生します。例えば、100万円運用して利回り5%の場合、楽ラップの成果報酬併用型は10,256円、SUSTENだと9,167円とSUSTENのほうが割安です。 計算式 楽ラップ:1,050,000円 × 0.615% + 50,000円 × 5.5% SUSTEN:50,000円 × 18.3%ただ、年間利回りが大きくなるほど楽ラップの手数料のほうがSUSTENより安くなります。 関連記事 主要ロボアドバイザーの比較はこちらの記事で詳しくまとめています。 以上、楽ラップと主要投資一任型ロボアドバイザーの運用実績と手数料を比較しました。次章では、ここまでの内容を総合して、楽ラップをおすすめできる人を紹介します。楽ラップをおすすめできる人楽ラップでお任せ投資するのがおすすめなのは、次のような人です。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を利用したい人 為替ヘッジを取りたい人 それぞれおすすめできる理由を解説します。楽天証券を利用している人楽天証券を使って投資したい人は、楽ラップだけでなく株式や投資信託など、さまざまな商品に投資することが可能です。ウェルスナビやTHEOなど一部のロボアドバイザーを利用する場合、株式や投資信託にも投資するなら別途証券口座を開設する必要があります。口座を複数保有することになるため、保有資産がいくらなのか管理が少し大変になります。しかし、楽天証券は楽ラップ以外にも、株式や投資信託など幅広い金融商品を扱っている総合証券会社です。1つの証券口座にまとめられると資産管理がしやすく、保有資産の売買がおこないやすくなります。「ロボアドバイザーを利用したいけど、資産はなるべくまとめて管理したい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用するのがおすすめです。下落ショック軽減機能を使いたい人楽ラップには下落ショック軽減機能(DRC機能)が付いており、任意のタイミングで利用することが可能です。5つの運用コースのうち、保守型コース以外で下落ショック軽減機能が利用できます。下落相場時に下落ショック軽減機能を利用すれば、資産の損失を軽減させられます。そのため、楽ラップなら自動運用しつつも、相場に応じて運用方法をある程度変えることが可能です。したがって、株式市場の動向を見ながら運用方法を変えられるロボアドバイザーを利用したい方は、下落ショック軽減機能が使える楽ラップがおすすめです。為替ヘッジを取りたい人為替変動リスクを抑えながらロボアドバイザーを利用したい方にも楽ラップはおすすめです。他のロボアドバイザーのほとんどは、為替ヘッジをかけずに投資しています。世界中の資産に分散投資できるロボアドバイザーだからこそ、海外資産には為替ヘッジをかけたい方もいらっしゃるでしょう。楽ラップは各運用コースのリスク許容度に応じて、投資先の最大60%に為替ヘッジをかけて運用しています。為替ヘッジをかけると為替変動による損益を軽減できるので、円貨での運用実績の変動が抑えられます。「ロボアドバイザーで自動運用するからこそ、リスクはなるべく減らしたい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用しましょう。以上、楽ラップをおすすめできる人を紹介しました。最後に、楽ラップを始める方法を解説していきます。楽ラップの申し込みから投資までの手順楽ラップの申込から投資を始めるまでの手順は、以下のとおりです。 楽ラップを始める手順 楽天証券口座を開設する リスク許容度診断を受ける 運用コースを選んで楽ラップに申し込む 楽ラップでお任せ投資を始めるまでの手順を、詳しく解説していきます。楽天証券口座を開設する楽ラップで自動運用を始めるには、まず楽天証券の口座開設が必要です。楽天証券の口座開設は、以下の流れで進めていきます。 楽天証券口座を開設する流れ 楽天会員でログイン・メールアドレス登録 本人確認書類・顔写真の撮影 氏名・住所など本人情報の入力 メールでログイン情報を受け取る 取引暗証番号・勤務先情報を登録 マイナンバーの登録 本人確認種類で運転免許証かマイナンバーカードを用意すれば、最短で翌営業日から楽天証券で取引を始められます。それ以外の書類の場合は、約5営業日ほどで口座開設が完了します。リスク許容度診断を受ける楽天証券へ口座を開設した後、楽ラップの申し込み手続きに移ります。楽ラップ公式サイトへアクセスし、「運用コース診断」の質問に答えてください。診断結果には、ご自身のリスク許容度と提案された運用コースのポートフォリオの詳細が表示されます。 引用:楽天証券「楽ラップ 運用コース診断」2025年5月作成提案された運用コースに納得できたら、そのまま楽ラップに申し込みましょう。コースを選び設定して楽ラップへ申し込む運用コースを選択したら、以下の内容を入力して楽ラップに申し込みます。 楽ラップ申し込みの流れ 運用開始額 積立投資の有無 積立金額 積立指定日(10日or25日) 口座区分(一般口座or特定口座) 手数料コース (固定報酬型or成功報酬型) 購入内容を確認し、規約に同意をすれば注文完了です。営業日の15時以前に発注したら、翌営業日に運用が始まります。15時以降の場合は、翌々営業日が運用開始日になります。以上が楽ラップを始める手順です。楽ラップのお任せ投資で、将来の資産形成を始めてみましょう! 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める まとめ楽ラップは、楽天証券の投資一任型ロボアドバイザーです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、以下の特徴があります。 楽ラップの特徴一覧 投資信託で運用 手数料が成功報酬型と固定報酬型から選択できる 下落ショック軽減機能(DRC機能)が利用できる 投資先の一部は為替ヘッジをかけている 楽ラップの投資対象は投資信託で、2種類の手数料体系と下落ショック軽減機能が付いているのが特徴です。また、楽天証券口座で運用するので、株式や投資信託など他の金融商品と併用して投資できるのがメリットです。最新の運用実績は、他のロボアドバイザーと比較して低いものの、一定以上のパフォーマンスはしっかり出ています。楽天証券でロボアドバイザーを利用したい方や、下落ショック軽減機能を使って自動運用したい方は、ぜひ楽天証券の楽ラップで資産運用を始めてください。楽ラップの始め方へ戻るよくある質問楽天証券のらくらく投資とはなんですか?楽天証券のらくらく投資とは、9つの質問に答えるとリスク許容度を診断し、5つの投資信託の中からおすすめのファンドを提案してくれるサービスです。5つの投資信託は複数の資産に投資するバランス型ファンドで、それぞれリスク許容度が異なり、定期的にリバランスを実施してくれるので、楽ラップと同じようなお任せ運用ができます。楽ラップとの違いは、楽ラップには下落ショック軽減機能が付いており、らくらく投資はNISA口座・楽天ポイントに対応している点です。サービスの違いを把握したうえで、どちらの楽天証券のお任せ投資サービスを利用するか判断してください。楽ラップはおすすめできないのは本当ですか?楽ラップは運用実績が一定以上出ているものの、他のロボアドバイザーと比較して悪いことから、「おすすめできない」という評判・口コミが見受けられます。しかし、ロボアドバイザーの比較対象は運用実績だけではありません。楽ラップには、2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能など、楽ラップ独自のサービスが提供されています。楽天証券口座で運用するので、他の金融商品と一元管理したい方にもおすすめです。そのため、運用実績やサービス内容など総合的に比較して、楽ラップの運用の是非を決めるといいでしょう。月に1回以外の積立方法はありますか楽ラップの積立投資は月に1回のみで、毎月10日か毎月25日から選択します。楽天証券のサービスや顧客対応は良いですか?楽天証券はサービスや顧客対応が充実していることで評判のネット証券会社です。実際に、楽天証券は2025年のオリコン顧客満足度調査の『ネット証券』ランキングで総合2位を獲得しています。(※1)その中でも以下の項目では1位となっています。 楽天証券の評判が良い項目 口座開設・特典 取引のしやすさ 分析ツール 情報提供 楽天証券の評判・口コミによると、「画面が見やすくて取引しやすい」という意見が多く、初めて投資に挑戦する初心者におすすめできます。取引状況や残高に応じて楽天ポイントも付与されるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめのネット証券会社です。 ※1出典:ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング|クチコミ比較 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ROBOPRO(ロボプロ) VS WealthNavi (ウェルスナビ)どっちがおすすめ?運用戦略や実績の比較からおすすめの人を解説
ROBOPRO(ロボプロ)とWealthnavi(ウェルスナビ)は、どちらも運用実績が好調で口コミで評判を集めている自動投資サービスです。これからAI投資・ロボアドバイザーで資産形成を始めるにしても、ロボプロとウェルスナビどちらで始めるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ウェルスナビとロボプロはそれぞれ運用戦略が異なるため、自分自身の投資方針によっておすすめできるサービスは変わります。この記事では、ロボプロとウェルスナビの違いを徹底比較し、それぞれおすすめの人を解説します。ロボプロとウェルスナビどちらを利用するか迷っている方は、ぜひ当記事を参照して自分にあったサービスを決めてください。どっちがおすすめ?ROBOPRO(ロボプロ)とWealthnavi(ウェルスナビ)を徹底比較ROBOPRO(ロボプロ)とWealthNavi(ウェルスナビ)は、どちらも運用をお任せできる自動投資サービスですが、下記の項目で大きな違いがあります。 ロボプロとウェルスナビの違い 運用戦略 手数料 NISA対応 運用開始月・残高 運営会社 それでは、ロボプロとウェルスナビの違いを1つずつ比較していきましょう。運用戦略を比較 ロボプロとウェルスナビの運用戦略比較表 項目 ロボプロ ウェルスナビ 投資先 株式(米国・先進国・新興国)・債券(米国・ハイイールド・新興国)・不動産・金 株式(米国・日欧・新興国)・米国債券・金・不動産 資産配分の決め方 ノーベル経済学賞の投資理論 × 機械学習(AI)による将来予測 ノーベル経済学賞の投資理論 リターンを狙う資産 相場の状況に応じて柔軟に変更 世界経済(株式)の中長期的な成長 リバランス 行わない 6ヵ月ごと 資産配分の見直し 1ヶ月ごと 1年ごと ロボプロとウェルスナビの運用戦略は、投資先に大きな違いはないものの、リターンの狙い方が全く異なります。投資では、自分に合った運用戦略を取ることが重視されているため、ロボプロとウェルスナビどっちがおすすめか判断するには、この運用戦略の違いを理解しましょう。そのため、運用戦略に関しては、それぞれの特徴を個別で解説します。少々長めの解説になりますが、納得して比較できるためにもぜひご参照ください。ロボプロの運用戦略 ロボプロの運用戦略ポイント AIが40以上のマーケットデータを分析し、相場の動きを予測する AIの将来予測に対して、資産配分を毎月柔軟に変更しながら運用する AIの予測モデルを継続的に改善し、パフォーマンスの最大化を狙い続ける ロボプロの運用戦略は、AIの将来予測を活用することで、あらゆる金融局面でもパフォーマンスの最大化を目指せるよう設計されています。具体的には、AIが40以上のマーケットデータを分析することで今後の動きを予測し、資産配分を毎月変更しながら運用します。下図のウェルスナビのようなロボアドバイザーとロボプロの資産配分の推移を比較すると、その違いは明白です。 ※各色の投資先は上から順に、金・不動産・新興国債券・ハイイールド債券・米国債券・新興国株・先進国株・米国株です。 ※「一般的なロボアドバイザー」は、ロボプロと資産推移を比較するためにシミュレーション用に設計されたものです。2023年におけるロボプロの資産配分の推移を見てみると、4月から7月、12月はなんと米国株式を一切保有していません。このように、相場の状況に合わせて資産配分を大胆に変える場合があるため、自身のリスク許容度を超える可能性があります。後述しますが、ウェルスナビの運用戦略はリスク許容度の範囲内で運用することを目指すため、ここがロボプロとウェルスナビの大きな違いになります。言い換えると、AIの予測が的中すればウェルスナビよりも高いパフォーマンスを出す可能性があるものの、予測がはずれたらロボプロだけ下落する可能性もあるのです。以上、ロボプロの運用戦略を解説しました。続いて、ウェルスナビの運用戦略を見ていきましょう。ウェルスナビの運用戦略 ウェルスナビの運用戦略ポイント 世界経済の中長期的な成長によるリターンをいつでも狙えるよう、株式は長期的に保有する 債券や金など値動きが比較的穏やかな資産に分散投資して、株式の値動きを緩和する 株式の値動きにどこまで耐えられるかは人によって異なるため、投資配分が異なる複数の運用コースを用意する リスク許容度の範囲内で運用し続けられるよう、定期的にリバランスを実施する ウェルスナビの運用戦略は、利用者のリスク許容度の範囲内で、株式を中心に中長期的なリターンを狙えるよう設計されています。ウェルスナビによると、投資におけるリターンの源泉は世界経済の中長期的な成長であるといいます。 ウェルスナビの「長期・積立・分散」では、株式のほか債券や不動産など、世界中の投資対象に幅広く投資をします。実質的に世界経済全体に投資していると言え、 世界経済の中長期的な成長がリターンの源泉になります。10年、20年単位の中長期において世界経済が成長することが重要で、長期投資では、短期的な値動きを重視する必要はありません。 引用:ウェルスナビ「長期投資のススメ~リターンの源泉は、世界経済の中長期的な成長~」2025年5月確認 (https://www.wealthnavi.com/contents/column/166/) 数ある投資先のなかで、世界経済の影響が顕著に反映される(値動きが比較的激しい)のは株式です。株式に投資するなら、株価が上昇する直前に投資して、下落する前に売却するのが理想ですが、そのタイミングを予測するのはプロの投資家でも非常に難しいと言われています。そこでウェルスナビは、世界経済の成長によるリターンをいつでも狙えるよう、株式を長期保有します。同時に、債券や金など値動きが比較的緩やかな資産に分散投資することで、株式の値動きを滑らかにしているのです。ただ、株式の値動きにどこまで耐えられるかは人によって異なります。そこでウェルスナビは、利用者がとれるリスクの範囲内で運用できるよう、資産配分が異なる5つの運用コースを用意しています。また、長期分散投資では相場の変動に応じて資産配分が崩れていきます。場合によっては、自分自身のリスク許容度を超える可能性があるため、定期的な見直しが必要です。ウェルスナビでは、崩れた資産配分を元に戻す「リバランス」を6ヵ月に1回実施して、リスク許容度の範囲内で運用し続けられるように調整します。このように、ウェルスナビは利用者のリスク許容度に合わせながら、世界経済の中長期的な成長を狙った運用戦略を取っています。手数料・最低投資金額を比較続いて、手数料と最低投資額を比較していきましょう。ロボプロとウェルスナビの手数料は、どちらも年率1.1%(税込)です。ただし、運用残高3,000万円を超えた分の手数料は、半額の0.55%(税込)に割引されます。ただ、ロボプロとウェルスナビは、それぞれ異なる手数料割引サービスを提供しています。ロボプロでは、「長期積立特典」という抽選で手数料がキャッシュバックされるサービスを提供しています。毎月の積立投資を15回以上連続でおこなうことが条件で、3ヶ月ごとに実施される抽選に当選すると、積立回数に応じて手数料の最大100%がキャッシュバックされます。 ロボプロ「長期積立特典」のキャッシュバック率 積立継続回数 キャッシュバック率 15、18、21、24回 70% 27、30、33、36回 80% 39、42、45、48回 90% 51回目以降 100% ※キャッシュバック額は最大10万円。例えば、2022年5月に積立投資を開始した場合、2023年7月に初めての抽選がおこなわれ、当選すれば手数料の70%がキャッシュバックされます。 画像出典:ROBOPRO「長期積立特典のご案内」2025年5月確認一度でも積立投資を中断すると、継続回数は「0」から再スタートとなります。積立投資を51回以上継続すれば、当選時のキャッシュバック率はずっと100%なので、中断せずにコツコツ積立投資するのがおすすめです。一方で、ウェルスナビでは積立投資の期間に応じて、手数料が継続的に割引される「長期割」を提供しています。運用期間と運用残高に応じて、手数料が年率0.99%(税込)まで割引されます。画像出典:ウェルスナビ「長期割」2025年5月確認毎月1日時点で、総入金額から総出金額を引いた金額が50万円以上の場合、6ヵ月ごとに運用手数料が0.01%(税抜)ずつ割引されます。200万円以上であれば、割引幅は2倍の0.02%(税抜)です。手数料の割引率は最大0.1%で、毎月の運用金額が200万円以下なら5年、200万円以上なら2.5年で最安値まで下げられます。このように、ロボプロとウェルスナビの手数料はどちらも年率1.1%(税込)ですが、それぞれ異なる割引サービスを提供している点に違いがあります。NISA対応を比較NISA対応では、ウェルスナビは対応している一方、ロボプロは非対応です。ウェルスナビをNISA口座で運用するには、「おまかせNISA」のサービスを利用する必要があります。ウェルスナビのおまかせNISAは、運用をお任せできるだけでなく、投資方法や資産の種類に応じて新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠を自動で使い分けてくれるのが特徴です。 画像出典:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年5月確認新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠は、以下の保有できる資産や投資額に違いがあるため、投資に慣れていない人からすると、少々使いにくいと感じるかもしれません。 NISA制度の概要表 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 生涯投資枠 1,800万円※うち、成長投資枠は1,200万円 対象商品 株式・投資信託※ 長期・積立・分散投資に適した投資信託 ※信託期間20年未満、毎月分散型の投資信託およびデリバディブ取引を用いた一定の投資信託を除くウェルスナビのおまかせNISAなら、運用だけでなくNISA口座で保有している資産管理もお任せできます。したがって、新NISAでお任せ運用を始めたい方は、ウェルスナビを選ぶといいでしょう。運用開始月・残高を比較続いては、運用開始月と運用残高を比較していきましょう。運用開始月はロボプロが2020年1月、ウェルスナビが2016年1月と、ウェルスナビのほうが4年早く運用されています。この運用期間の違いは、運用残高にも表れています。ウェルスナビの運用残高は2025年1月時点で1兆4,000億円を突破しており、ロボプロとの差は約6倍です。ちなみに、ウェルスナビの運用者数は2024年9月末時点で41万人と、運用残高と合わせてロボアドバイザーサービスのなかでNO.1に輝きました(※)。このように、ウェルスナビは10年近くロボアドバイザーサービスを提供し続けていることから、確かな実績と信用を積み重ねていることがわかります。そのため、「運用をお任せする以上、人気のあるサービスを利用したい」という方は、ウェルスナビを選ぶのがおすすめです。 ※出典:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)2025年5月確認運営会社を比較最後に、ロボプロとウェルスナビの運営会社の違いを比較していきましょう。ロボプロの運営会社である「株式会社FOLIO」は2015年12月に設立された企業です。設立当初から「LINEスマート投資」や「FOLIOテーマ投資」など、さまざまなお任せ運用サービスを提供してきました。2021年8月には、SBI証券や住信SBIネット銀行などを抱えるSBIグループへの参入を果たし、2022年4月には「SBIラップ」というAI投資サービスをSBI証券で運営しています。現在は自社でお任せ運用サービスを運営するだけでなく、ロボプロで培ったAI投資のノウハウを提供する事業をおこなっています。一方で、ウェルスナビを運営する「ウェルスナビ株式会社」は、2015年4月に設立された企業です。設立当初から自社でウェルスナビを運営しつつ、JALやイオン銀行など、さまざまな企業や金融機関でウェルスナビが利用できるサービスを提供してきました。2020年12月に東京証券取引所マザーズ市場(現在は市場区分の見直しでグロース市場へ移行)へ上場を果たし、2024年2月には株式会社三菱UFJ銀行と資本業務提携をおこないました。現在は、生命保険やおつり投資「マメタス」など、インターネット上で利用できる金融サービスを展開しています。このように、ロボプロとウェルスナビの運営会社は、どちらもお任せ運用サービスを提供していながらも、会社としてはそれぞれ異なる経営をおこなっています。以上、ロボプロとウェルスナビの主な違いを比較してきました。次章では、ロボプロとウェルスナビの共通点を解説していきます。 AIで相場を予測しながら運用する ロボプロの公式サイトはこちら 人気No.1のロボアドバイザー ウェルスナビの公式サイトはこちら ロボプロとウェルスナビで共通点のあるサービスは?ロボプロとウェルスナビの投資先は細かな違いがあるものの、実際に運用する金融商品はどちらも海外ETF(上場投資信託)です。ETFは投資信託を株式のように自由に売買できる金融商品で、売買時に手数料が発生しますが、ロボプロとウェルスナビはどちらも売買手数料を負担してくれています。初期投資金額はロボプロが10万円、ウェルスナビが1万円と違いがありましたが、積立投資金額はどちらも1万円からおこなえます。また、出金や解約時に手数料は発生しない点も共通しています。どっちが自分に合う?おすすめの人を解説ここまでの内容を踏まえて、ロボプロとウェルスナビそれぞれどのような人におすすめできるか解説します。ロボプロがおすすめの人ロボプロは、AIによる将来予測でリスクとリターンのバランスを取りつつも、パフォーマンスを狙える資産を柔軟に変えながら運用するのが特徴です。世界株式が上昇相場にあるなら世界株式の保有比率を上げますが、下落相場であれば他の資産でリターンを狙っていきます。このような運用戦略を取っているため、自分のリスク許容度は気にせず、常にパフォーマンスを狙える運用がしたい方は、ロボプロを選ぶのがおすすめです。また、ロボプロの運用実績を見ると、株式市場の下落を見事に予測して損失を抑えることでパフォーマンスを出してきました(※詳細は次章で解説)。つまり、下落相場の損失リスクを軽減した上で上昇相場に乗ることで、高いパフォーマンスを狙っているのです。そのため、世界株式の下落による損失を抑えながら分散投資したい人にも、ロボプロはおすすめできます。 ロボプロの公式サイトはこちら ウェルスナビがおすすめの人ウェルスナビは、株式を中心に他の資産に長期分散投資することで、世界経済の成長による恩恵をいつでも得られるように運用します。リスクが異なる運用コースが5つ用意されているので、自分のリスク許容度の範囲内で長期運用したい人は、ウェルスナビを選ぶのがおすすめです。また、ウェルスナビの「おまかせNISA」を利用すれば、運用だけでなく新NISAの投資枠の使い分けも自動でおこなってくれます。ロボプロはNISA対応していないため、NISA口座を活用したい人はウェルスナビを選びましょう。さらに、ウェルスナビは運用残高と運用者数ともにロボアドバイザーNo.1の実績を持ち合わせています。「運用をお任せするからこそ、人気のサービスを選びたい」という人も、ウェルスナビを選ぶのがおすすめです。 HonNe×ウェルスナビタイアッププログラム実施中! 本サイト記載のタイアッププログラムページを経由して、ウェルスナビの口座を開設し、翌々月までに資産運用を始めると、もれなく1,000円プレゼント! ぜひ当プログラムを利用して、通常よりお得にウェルスナビで資産運用を始めてください。 公式サイトでプログラム詳細を確認する キャンペーンの注意点 対象者 「WealthNavi」利用者 提携サービス(WealthNavi for 〇〇)のお客様は対象外 プログラム期間 2020年12月13日(金)〜 特典 1,000円をプレゼント 適用条件 ・本サイトからタイアッププログラムページを経由し、WealthNaviの口座開設を申込 ・2020年12月13日(金)以降に新規で資産運用を開始(※1) ・口座開設日(※2)の翌々月末までに新規で資産運用を開始 ・口座開設日の翌々月末時点で10万円以上の残高(※3)を保有 ・資産運用を開始した日からその翌々月末までに、1度も出金依頼をしていない(※4) ※本プログラムは1人1回限り ※1:WealthNaviの通常の口座開設後に、リスク許容度の設定と最低投資額以上の入金をおこなう必要があります。ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合に、資産運用が開始していることとなります。 ※2:口座開設日はお客様情報ページ内の「投資一任契約の契約締結時交付書面」に記載されている「契約成立年月日」で確認できます。 ※3:残高とは、取引履歴画面に表示される「入金」「クイック入金」「積立」「マメタス」の金額の総和から、出金日が口座開設完了日の翌々月末までの「出金」の金額の総和を差し引いた金額を指します。 ※4:資産運用開始日から、その翌々月末までにお客様による出金依頼が1度でも確定すると、「出金なし」の条件を満たさないことになります。出金依頼は、原則として平日の20時頃に確定します。 プレゼント方法 資産運用を開始した日が属する月を1カ月目として、4カ月目の中旬~下旬にWealthNaviの口座へ入金します。 手続きの都合により前後する場合があります。 本当にパフォーマンスが良いのはどっち?いろんなタイミングで最新実績を比較してみたそれでは、ウェルスナビとロボプロの運用実績を比較していきましょう。ウェルスナビは2016年1月、ロボプロは2020年1月から運用開始しているため、今回は2020年1月以降の運用実績を比較します。 2020年1月から最新月(2025年3月末)までの運用実績比較 ロボプロ ウェルスナビ(リスク許容度5) 最新月から3年間・1年間・6ヶ月の実績比較はこちら 過去3年間 過去1年間 過去6ヵ月間 積立投資 過去3年間の運用実績比較 ロボプロ ウェルスナビ(リスク許容度5) 過去1年間の運用実績比較 ロボプロ ウェルスナビ(リスク許容度5) 過去6ヵ月間の運用実績比較 ロボプロ ウェルスナビ(リスク許容度5) 積立投資の運用実績比較 ロボプロ ウェルスナビ(リスク許容度5) 過去3年間 過去1年間 過去6ヵ月間 ウェルスナビのリスクが最も高い運用コースで比較しても、現時点の運用実績はロボプロのほうが若干優勢です。しかし、現時点のパフォーマンスだけ比較しても、本当に運用実績が優秀なのはどっちなのか明確に判断できません。そこで、2020年1月以降でロボプロとウェルスナビの運用実績に大きな違いがあった時期を比較していきます。 2020年1月〜2020年12月:新型コロナ流行 2022年2月〜2023年2月:ロシアによるウクライナ侵攻、米国での長期的な金融引き締め 2023年8月〜2024年9月:米国AI関連企業の株価高騰 2020年・2021年は新型コロナの影響が強かった時期です。特に、2020年2月から4月は世界株式が急落していました。そのような中、ロボプロのAIはその予兆を見事に予測し、債券の保有比率を上げることでウェルスナビよりも下落幅を抑えました。ただ、新型コロナワクチンの普及などで景気回復が見込まれると株式市場が回復し、2020年末にはウェルスナビがロボプロの実績に追いつきました。2022年は、ロシアによるウクライナ侵攻や世界的な金融引き締めが継続した影響から、1年を通じて不透明な相場が続いていました。ウェルスナビとロボプロの運用実績はどちらも横ばいで推移したものの、パフォーマンス自体はロボプロのほうが高い状態を維持していました。しかし、米国の金融引き締めが緩和された影響で、2023年3月以降はウェルスナビの運用実績が好調になっています。そして、2023年8月頃から米国AI関連企業の株価が高騰した影響で、ウェルスナビの運用実績はロボプロを追い抜きました。しかし、2024年6月には米国AI関連企業の株価が急落すると同時に、ウェルスナビの実績も大きく下がりました。一方で、ロボプロは事前に米国株資の保有比率を下げて運用していたため、パフォーマンスを維持させることに成功しています。以上、ウェルスナビとロボプロの運用実績を詳しく比較しました。比較した結果、以下の傾向があると言えます。 ウェルスナビは株式市場が上昇相場だとパフォーマンスが好調になる ロボプロは上昇相場にある程度乗りつつも、下落相場による損失をある程度抑えてくれる ただし、比較した運用実績は過去の情報です。将来のパフォーマンスを保証するものではないことにご注意ください。利用者の口コミ・評判ここまで、ロボプロとウェルスナビの違いをさまざまな観点から比較しましたが、利用者の評判が気になる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、実際にロボプロもしくはウェルスナビを利用している人の口コミをまとめています。どのような点で評価されているか気になる方は、ぜひご参照ください。ロボプロの口コミ・評判 男性/60歳/会社員 ★★★★4 毎月積立投資していますが、AIが自動で運用してくれるのはありがたいです。 これからはAIが主流の時代になると考えると、ロボプロは違和感なく使えるサービスかと思います。 男性/36歳/公務員 ★★★3 AIが予測して運用してくれるので、動向を気にする必要もなく任せられるのが良い点です。 また、定期的にセミナーを開催しており、初心者向けのサービス紹介や上級者向けにAIの予測内容の解説など、様々な層へのニーズを満たしてくれています。 女性/36歳/主婦 ★★★★4 個別株など様々な投資をしていますが、管理費等の手数料を差し引いても、現状の平均利回りはロボプロが上位に入ります。 特に、個別株の投資では値動きや会社情報、経済の動きを常にチェックする必要があって大変ですが、ロボプロはその必要がほぼ無いため、運用管理がとても楽で助かっています。 ロボプロの口コミを調査した結果、AIによる将来予測を活用した運用に満足している人が多かったです。なかには、自分で投資した場合よりも、ロボプロの方がパフォーマンスが高いことに満足している口コミも見受けられました。また、ロボプロでは定期的にセミナーを開催しており、運用をお任せしているからこそ、運営会社から直接説明を受けられるのが助かっている口コミも出ていました口コミの内容を踏まえると、積極的にパフォーマンスを狙いたいものの、自分で投資するには自信がない方におすすめできると言えます。ウェルスナビの口コミ・評判 女性/48歳/会社員 ★★★★★5 毎月1万円を積立投資を続けており、コロナ禍の際には資産額が大きく減ってしまいましたがその後しっかり回復しました。 投資の知識があまりなくても、お任せで運用し続けくれて、今のところ資産を増やすことができています。 男性/36歳/公務員 ★★★★4 毎月2万円の積立投資をひたすら続けています。運用益が想定以上に高くて、現状では理想的な増やし方が出来ています。 ただ手数料が高くて、長い目でみるとばかにならない金額になるかなと思っています。 男性/45歳/会社員 ★★★★4 いくつかの設問に答えるだけで、自分に考え方やリスク許容度に合わせたプランを自動的に決めてくれるところは助かりました。 ポートフォリオが変わったら自動的にリバランスをしてくれるため、基本的にほったらかしでも問題なく、何よりも今のところきちんと成果を数字で出してくれるのがすごいです。 女性/52歳/会社員 ★★★★4 自動で株式、債券、コモディティーなど幅広く選んで投資してくれて、面倒な税金の手続きがない点が投資へのハードルを下げてくれています。 初心者に優しい投資ツールです。 ウェルスナビの口コミを調査した結果、自動で投資先を選んで運用してくれるうえで、一定以上のパフォーマンスを出せていることに満足している人が多くいました。一方で、手数料の高さが気になる口コミも見受けられ、ある程度投資に慣れたら他の商品に乗り換えたいという意見も出ていました。以上を踏まえると、ウェルスナビは初めて投資する初心者におすすめできるサービスだと言えます。ロボプロとウェルスナビのメリット・デメリットここでは、ロボプロとウェルスナビを利用するメリット・デメリットを解説します。ロボプロとウェルスナビの特徴を改めて確認したい方は、ぜひご参照ください。ロボプロのメリット・デメリットサービス比較や実績比較を踏まえた、ROBOPROのメリット・デメリットは以下のとおりです。 ROBOPROのメリット 相場の動きを予測してリターンを狙う資産を柔軟に変えながら運用する 世界株式の下落による損失を軽減して運用できる ROBOPROのデメリット リスク許容度に合わせた運用ができない 新NISAに非対応で税制メリットがない 最低投資金額が10万円と比較的高め メリット①相場の動きを予測してリターンを狙う資産を柔軟に変えながら運用するロボプロを利用する1番のメリットは、AIを活用して運用することです。ロボプロのAIは、40種類以上のマーケットデータを分析することで相場の動きを予測し、その予測結果に対して、どの資産でリターンを狙うのか柔軟に変えながら運用します。ウェルスナビは世界経済の中長期的なリターンを狙って運用しますが、ロボプロは世界株式の保有比率を上げたり、金や不動産など他の資産の保有比率を上げたりします。あらゆる金融局面でリスクとリターンのバランスを取りながら、常にパフォーマンスの最大化を目指すのがロボプロの運用戦略です。メリット②世界株式の下落による損失を軽減して運用できるウェルスナビを含めた一般的なロボアドバイザーは、株式を中心に資産配分を組むことで、株式の値動きを滑らかにしつつ、成果経済の中長期的な成長によるリターンを狙います。とはいえ、世界株式が下落相場になると、大きな損失を出す可能性があります。人によっては、株式の下落による損失に耐えられないかもしれません。ロボプロでは、AIが相場の動きを常に分析するため、株式市場が下落するとAIが予測すれば、世界株式の保有比率を下げて損失を軽減してくれます。実際、コロナショックの影響が大きかった2020年上半期の運用実績を見てみると、他のロボアドバイザーよりもロボプロがいち早く回復していました。そのため、ロボプロを利用すれば株式市場の下落リスクを抑えながら運用できます。そのうえで、株式市場が上昇相場に入れば、株式の保有比率を上げてパフォーマンスを積極的に狙う場合もあります。そのため、「株式市場の下落はなるべく避けたい」という方は、ロボプロでお任せ運用を始めるのがおすすめです。デメリット①リスク許容度に合わせた運用ができないROBOPROでは、相場の動きを予測しながらパフォーマンスの最大化を目指しているため、運用コースは1つしか用意されていません。一般的なロボアドバイザーでは、リスク許容度が異なる運用コースが複数用意されており、自分が取れるリスクに合ったものを選んで運用できます。そのため、リスク許容度に合わせた運用を始めたい方には、ROBOPROをおすすめできません。リスク許容度の範囲内で運用したいなら、ROBOPROではなくウェルスナビを選ぶのがおすすめです。デメリット②新NISAに非対応で税制メリットがないROBOPROは、新NISAに対応していません。通常の課税口座でしか運用できず、利益に対して20.315%の税金が発生します。一方、ウェルスナビは新NISAに対応した「おまかせNISA」や課税口座でも税負担を最適化してくれる「DeTAX」を用意しています。そのため、ROBOPROの運用実績が良かったとしても、実質的な利回りはウェルスナビよりも低くなる可能性がある点がデメリットといえるでしょう。デメリット③最低投資金額が10万円と比較的高めROBOPROの最低投資金額は10万円です。この投資金額は、他社のロボアドバイザーと比較して割高となっています。以下の表に、ROBOPROと主要ロボアドバイザーサービスの最低投資金額をまとめました。 最低投資金額 サービス名 最低投資金額 ROBOPRO 10万円 ウェルスナビ (WealthNavi) 1万円 THEO+ docomo 1万円 楽ラップ 1万円 ON COMPASS 1,000円 SBIラップ 1万円 SUSTEN 1万円 2025年5月作成 上表のように、ROBOPROの最低投資金額が最も高くなっています。少額からロボアドバイザー投資を始めたい方からすると、ROBOPROは始めにくいかもしれません。そのため、ROBOPROを始めるには、ある程度資金を用意しておく必要があります。 関連記事 ロボプロの詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。 ウェルスナビのメリット・デメリットウェルスナビを利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。 ウェルスナビのメリット 6つの質問に答えるだけで自分のリスク許容度に合った分散投資が始められる 「おまかせNISA」ならNISA口座でウェルスナビが利用できる 税金最適化機能(DeTAX)で税負担が最適化できる 運営元の株式会社ウェルスナビは上場しており社会的信用がある ウェルスナビのデメリット 手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して割高 長期運用が前提なので短期間でリターンを狙うのが難しい WealthNavi for ●●(イオン銀行、ソニー銀行)とサービス内容が違う メリット①6つの質問に答えるだけで自分のリスク許容度に合った分散投資が始められるウェルスナビは、利用者のリスク許容度に合わせた運用が始められるよう、資産配分が異なる運用コースを5つ用意しています。ただ、初めて投資する人にとって、自分のリスク許容度を判断するのは難しいことです。ウェルスナビは、今後の働く期間・年収・金融資産の金額など、6つの質問で利用者のリスク許容度を診断し、おすすめのコースを提案してくれます。そのため、投資の知識・経験に自信がない人でも、自分自身のリスク許容度の範囲内で資産形成を始められます。最低投資金額は1万円なので、まとまった資金を用意しなくても、すぐに始められるのもうれしいポイントです。メリット②「おまかせNISA」ならNISA口座でウェルスナビが利用できるウェルスナビのメリット2つ目は、新NISAに対応した「おまかせNISA」というサービスがあることです。本来、NISA口座で保有できるのは株式と投資信託のみ。自分で銘柄を選ぶ必要があるため、新NISAで投資を始めたくても銘柄選びで迷っている方もいらっしゃるでしょう。おまかせNISAを利用すれば、NISA口座でウェルスナビによる自動運用しながら、得た利益を非課税にできます。また、通常のウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、おまかせNISAだと年率0.63〜0.67%(税込)まで割引されます。そのため、「NISA口座でロボアドバイザーを始めたい」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用するのがおすすめです。メリット③税金最適化機能(DeTAX)で税負担が最適化できるウェルスナビの課税口座には、DeTAX(デタックス)という、税負担を自動で圧縮する機能が搭載されています。本来、投資の利益は雑所得に相当するため、利益に対して20.315%の税金が課せられます。ウェルスナビのDeTAXでは、利回りがマイナスの銘柄をあえて売却して損失を確定し、確定した利益分と相殺することで、翌年以降の税金を最適化してくれます。売却した銘柄は同時に同じ数量・同じ価格で買い戻すので、運用状況によっては、資産配分を変えずに税負担を圧縮できます。メリット④運営元の株式会社ウェルスナビは上場しており社会的信用があるウェルスナビを運営しているウェルスナビ株式会社は、東証グロース市場に上場している企業です。ロボアドバイザーは、ここ数年で普及した金融サービスです。アルゴリズム(計算式)を用いて自動的に運用するため、人を通じて運用しないことに不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。実際、当サイトのアンケート(※1)では、ロボアドバイザーを利用していない理由として最も多かったのが、「比較的新しいサービスのため不安だった」だと判明しました。ただ、ウェルスナビ株式会社は2015年4月に設立され、2016年7月からウェルスナビを提供開始しました。順調に運用残高と利用者数を伸ばし、2020年12月に上場を果たしています。国内で最初期からロボアドバイザーサービスを提供し、着実に信用と実績を積んできた結果、現在では利用者数・預かり資産で国内NO.1(※1)と、国内最大手のロボアドバイザーとして人気を集めています。そのため、信用できる企業で運用されており、かつ人気のロボアドバイザーを利用したい方は、ウェルスナビを選ぶのがおすすめです。以上が、ウェルスナビのメリットです。続いては、デメリットを解説します。 ※1:投資家200人を調査!ロボアドバイザーの利用調査や人気サービスの満足度を紹介 ※2:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)デメリット①手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して割高ロボアドバイザーでは、運用残高に応じた手数料が発生します。以下に、主要な投資一任型ロボアドバイザーの手数料をまとめましたのでご覧ください。 主要投資一任型ロボアドバイザーの費用(年率・税込) サービス名 手数料 ウェルスナビ 1.1% SUSTEN 0.08〜0.3%※1 THEO+ docomo 0.77〜1.1% 楽ラップ 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% ON COMPASS 0.9775%程度 SBIラップ 匠の運用コース 0.77% おまかせ運用 0.66% 2025年5月作成 ※1:NISA口座で運用した場合の手数料を掲載。課税口座で運用する場合は完全成果報酬型を採用。他の投資一任型ロボアドバイザーと比較すると、ウェルスナビの手数料は最も高くなっています。ロボアドバイザーでおまかせ投資を始める以上、手数料は少しでも安いほうがいいですよね。ただ、運用実績を比較すると、ウェルスナビは常にトップレベルのパフォーマンスを出し続けています。手数料と運用実績のバランスを考えると、ウェルスナビを利用するのがおすすめできます。 長期割で手数料が最大0.99%まで割引 ウェルスナビでは、運用期間と運用残高に応じて、手数料が年率0.99%(税込)まで割引される「長期割」を提供しています。 引用:ウェルスナビ「長期割」毎月1日時点で、総入金額から総出金額を引いた金額が50万円以上の場合、6ヵ月ごとに運用手数料が0.01%(税抜)ずつ割引されます。200万円以上であれば、割引幅は2倍の0.02%(税抜)です。 手数料の割引率は最大0.1%で、毎月の運用金額が200万円以下なら5年、200万円以上なら2.5年で最安値の0.9%(税抜)になります。 この長期割が開始されたことで、ウェルスナビに対する評価が上がったという口コミ・評判も見受けられました。 ウェルスナビは長期運用が推奨されているので、長く運用するほど手数料が割引されるのはうれしいですね。デメリット②長期運用が前提なので短期間でリターンを狙うのが難しいウェルスナビのデメリット2つ目は、短期間でリターンを狙うのが難しいことです。ウェルスナビの運用戦略は、世界経済の中長期的な成長によるリターンを狙うため、長期運用を前提として設計されています。株式やFXのように、一時的な価格変動の差額で利益を狙うことは想定していません。実際にウェルスナビ公式サイトでは、資産運用は長期的な視点で始めることを推奨しています。(※1)ロボプロはAIによる将来予測によって、他の資産で短期的なリターンが得られる可能性があります。将来を見据えながらも、目の前の相場でもある程度パフォーマンスを狙いたいなら、ロボプロを選ぶのがおすすめです。※1出典:ウェルスナビ「 はじめての方へ」2025年5月確認デメリット③WealthNavi for ●●(イオン銀行、ソニー銀行)とサービスが違うウェルスナビでは、イオン銀行やソニー銀行など、対象の金融機関でウェルスナビが利用できる「WealthNavi for ●●」というサービスを提供しています。一部の金融機関では、その金融機関独自のサービスを利用可能です。例えば、WealthNavi for AEON CARDではイオンカードの積立投資に対応しており、積立金額に対して0.5%のWAON POINTが付与されます。ただWealthNavi for ●●では、おまかせNISA・TeDAX・長期割といった、ウェルスナビ独自の機能・サービスが利用できません。このように、本家ウェルスナビとWealthNavi for ●●では、利用できるサービス・機能に違いがあります。自分が利用したいに合わせて、どちらを利用するか検討してみてください。もし、おまかせNISAやTeDAXによる税負担軽減や長期割による手数料割引を利用したいなら、本家ウェルスナビを利用するほうがおすすめです。 関連記事 ウェルスナビの詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。 よくある質問ロボプロとウェルスナビの違いは?ロボプロとウェルスナビには、主に以下の項目で違いがあります。 ロボプロとウェルスナビの違い 運用戦略 手数料 NISA対応 運用開始月・残高 運営会社 特に、運用戦略は大きな違いがあります。ロボプロはAIの将来予測によって投資配分を毎月変更してパフォーマンスの最大化を目指す一方、ウェルスナビはリスク許容度が異なる5つ運用コースから選んで運用します。ロボプロとウェルスナビの違いはこちらロボプロとウェルスナビを併用するのはおすすめ?「ウェルスナビとロボプロ、どっちも実績が良いから選べない」という方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、ウェルスナビとロボプロを併用して運用するのがおすすめです。ウェルスナビを利用する場合、世界株式が下落相場になると大きな損失を出す可能性があります。そこでロボプロも併用すれば、ウェルスナビの値動きをある程度滑らかにすることが可能です。実際、ウェルスナビ(リスク許容度5)とロボプロを半分ずつ保有した運用実績をシミュレーションしてみました。運用実績に大きな差はないものの、どちらか片方を運用するよりもより滑らかな値動きをしていますね。そのため、ウェルスナビとロボプロのいいとこ取りをして、より安定した運用を目指したい方は、ウェルスナビとロボプロを併用するのがおすすめです。ロボプロとウェルスナビはやめたほうがいい?ロボプロとウェルスナビの口コミのなかには、「やめたほうがいい」という意見が見受けられます。その主な理由として「手数料がかかる」ことが挙げられます。投資では、手数料をどれだけ抑えるかが重要と言われています。そのため、自分で投資判断できる経験者から「わざわざ手数料を支払って運用するのはもったいない」と言われているのです。しかし、投資の知識・経験が少ない初心者の間では、ロボプロとウェルスナビどちらも良い評判が集まっています。特にロボプロはAIを活用しており、一部の投資経験者から「投資配分の変え方が参考になる」と好評です。口コミで「やめとけ」と言われていると、一見利用してもいいのか不安を抱くかもしれませんが、どのような人から「やめとけ」と言われているかしっかり確認すれば、自分は本当にやめとくべきか判断できるでしょう。まとめこの記事では、ウェルスナビとロボプロの違いを徹底比較しました。ウェルスナビとロボプロは現状の運用実績がどちらも好調ではあるものの、運用方針はそれぞれ異なります。そのため、自分の投資方針に適したサービスを利用するのがおすすめです。ウェルスナビとロボプロ、それぞれおすすめできる人は下記のとおりです。 ロボプロがおすすめの人 自分のリスク許容度に関係なく、あらゆる金融局面でパフォーマンスを狙いたい人 世界株式の下落による損失を軽減しながら分散投資したい人 ウェルスナビがおすすめの人 リスク許容度の範囲内で長期運用したい人 NISA口座でお任せ運用を始めたい人 人気のあるお任せ運用サービスを利用したい人 自分に合ったサービスを利用して、将来の資産形成を始めてください。もう一度、それぞれのおすすめする人の解説を確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。 ロボプロ公式サイトはこちら ウェルスナビ公式サイトはこちら おすすめの人解説に戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
SUSTEN(サステン)の実績評判は?他ロボアドバイザーとの違いを徹底比較
「ロボアドバイザーと同時に新NISAも使いたい」と思っていませんか?そのような方におすすめしたいロボアドバイザーが、SUSTEN(サステン)です。SUSTENは新NISAに完全対応したロボアドバイザーで、新NISAの投資枠を自動で使い分けだけでなく、節税効果を最大限享受する機能がいくつも搭載されています。当記事では、SUSTENの特徴や利用者からの口コミ・評判を踏まえて、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。NISA口座で自動運用できるロボアドバイザーを利用したい方は、ぜひ当記事を参考にSUSTENを利用するか判断してください。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAの税制メリットを最大限活用したい人 課税口座の手数料は完全成果報酬型がいい人 最新の投資理論を採用した運用手法を利用したい人 SUSTENをおすすめできない人 機能の充実度よりも知名度で選びたい人 課税口座では運用実績の良さを重視したい人 ※自分に合ったロボアドバイザーを選びたい方は「ロボアドバイザー・AI投資を比較!自動投資のおすすめランキング・最強サービスを紹介【2025年5月最新】」をご参照ください。 SUSTENを始める方法を見てみるSUSTEN(サステン)とは?課税口座とNISA口座で投資方法が変わるロボアドバイザー SUSTENサービス基本情報 タイプ 投資一任型 投資商品 独自組成の投資信託 運用コース 課税口座:9コース NISA口座:5コース 手数料(税込) 課税口座:完全成果報酬 利益の1.1/6〜1.1/9 NISA口座:固定報酬型 年率0.12~0.58% 最低投資金額 1円※最低積立金額は1万円 自動積立 毎月1・5・20・26日(月1回) ボーナス加算の設定可 スマホアプリ iOS・Android 運用開始 2020年10月 運営会社 株式会社sustenキャピタル・マネジメント SUSTEN公式サイトを参考に2025年5月作成SUSTEN(サステン)は投資を自動化できる投資一任型ロボアドバイザーの1つです。運用コースを選んで入金すれば、運用に必要な作業をすべておまかせできます。運営会社の株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、株式会社マネーフォワードから出資を受けており、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」内で利用できる投資サービスも提供しています。そんなSUSTENの特徴は、NISA口座と通常の課税口座で異なるサービスを展開していることです。 SUSTENのサービス特徴 NISA口座:税制メリットを最大限活用できる機能が使える 課税口座:手数料が完全成果報酬型で最新の投資理論で運用する それぞれの口座でどのような自動運用ができるのか、詳しく見ていきましょう。NISA口座は限られた投資枠を有効活用する機能を搭載まずは、SUSTENの新NISAを解説していきます。SUSTENの新NISAでは、世界株式と世界債券に投資する2種類の投資信託が運用されており、それぞれの保有比率が異なる5つの運用コースが用意されています。 新NISAの運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 リスクレベル1 20% 80% リスクレベル2 50% 50% リスクレベル3 70% 30% リスクレベル4 85% 15% リスクレベル5 100% 0% 手数料は、運用残高に対して年率0.12~0.58%(税込)の固定報酬型です。ちなみに、一般的な投資一任型ロボアドバイザーの手数料は年率1%が目安と言われています。新NISAに対応しているロボアドバイザーは他にもありますが、SUSTENの新NISAには、下記のように限られた投資枠を有効活用する機能が搭載されています。 SUSTENの新NISAに搭載されている機能 つみたて投資枠 優先采配 積立投資時はつみたて投資枠を優先して投資する 自動非課税成機能 投資枠を上回る入金は一旦課税口座で投資し、翌年または投資枠回復時にNISA口座へ移動させる 自動節枠機能 相場下落時に資産を売却・買い直しすることで、投資枠を実質的に拡大させる 非課税入替取引 NISA口座と課税口座を併用している場合、双方の資産を比較し非課税効果が最大化するよう資産を自動で入れ替える 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する 特に注目したいのが、「つみたて投資枠 優先采配」「自動非課税機能」「自動接枠機能」の3つです。今回は、この3機能を詳しく解説していきます。つみたて投資枠 優先采配:自由度の低いつみたて投資枠を優先的に投資新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」2種類の投資枠が用意されています。 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 保有限度額 1,800万円うち成長投資枠は上限1,200万円 上図のように、成長投資枠とつみたて投資枠は年間投資枠と保有限度額が異なります。SUSTENの新NISAでは、自由度が低いつみたて投資枠が優先的に利用され、出金時にはつみたて投資枠の保有資産がなるべく残るよう自動で入出金されます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年5月確認本来だと、自分で利用する投資枠や入金金額を決めないといけません。SUSTENの新NISAなら、限られた年間投資枠を最大限使えよう、入金先を自動で判断してくれます。自動非課税機能:投資枠・限度額を超える投資は翌年・枠回復時に自動でNISA口座へ移動新NISAでは、当年の年間投資枠を使い切った場合、翌年まで待たないと追加投資ができません。売却した資産の投資枠も、翌年以降に回復します。1年間で投資できる金額に上限があったり投資枠の回復には上限があったりと、新NISAの投資枠の管理は何かと複雑になっています。SUSTENの新NISAに搭載されている「自動非課税機能」は、年間投資枠や生涯保有限度額を上回る入金があった場合、その資金を一旦課税口座で投資し、翌年以降に投資枠が回復すると自動でNISA口座に移動させます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年5月確認自動非課税機能があることで、ボーナスや退職金など新NISAの年間投資枠や生涯保有限度額を上回る資金を投資したい場合でも、新NISAの投資枠を有効活用することが可能です。自動接枠機能:市場悪化時に売却・買い直して投資枠を実質的に拡大させる新NISAの投資枠には限りがあるため、価格が安いタイミングで購入すると、NISA口座で保有できる資産の量が増やせます。SUSTENの新NISAでは、市場が悪化して保有資産の評価額が下落した場合、売却・買い直しすることで実質的に投資枠を拡大させる「自動接枠機能」が搭載されています。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年5月確認同じ量の資産をより安い価格で買い戻すので、投資枠が節約され、他の資産を買い増すことが可能です。以上、SUSTENの新NISAについて解説しました。続いて、課税口座のサービス内容を見ていきましょう。課税口座は完全成果報酬型で最新の投資理論を活用SUSTENの課税口座では、世界株式・世界債券だけでなく、最新の投資理論を活用した「複合戦略ファンド」を加えた3種類の投資信託を運用し、合計9つの運用コースが用意されています。 課税口座の運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 複合戦略 信頼の世界経済 87% 6% 7% 不易流行 60% 20% 20% ヘッジファンド 47% 6% 47% 伝統理論 47% 46% 7% モダニスト 20% 20% 60% 安定バランス 20% 60% 20% 理想追求 7% 6% 87% 機能的守備 7% 46% 47% 質実剛健 7% 86% 7% 「複合戦略ファンド」とは、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指す投資信託です。世界株式や世界債券のファンドと組み合わせることで、他のロボアドバイザーにはない分散投資効果を狙えます。手数料体系では、運用残高が過去最高額(HWM)を更新したときだけ手数料が発生する「完全成果報酬型」が採用されています。 ※出典:SUSTEN「完全成果報酬型とは?」2025年5月確認具体的な手数料の割合は、HWMの金額に対して1.1/6〜1.1/9となっています。 完全成果報酬型の手数料体系 HWM 手数料(利益に対して・税込) 〜80万円未満 1.1/6 80万〜200万円未満 1.1/7 200万〜500万円未満 1.1/8 500万円〜 1.1/9 2025年5月作成このようにSUSTENの課税口座は、NISA口座とは全く異なる運用方法・手数料体系で自動運用がおこなわれます。以上、SUSTENの特徴を解説しました。次章では、SUSTENの口コミ・評判を紹介していきます。実際の利用者や検討者からのSUSTENの評判を紹介SUSTEN(サステン)を利用した人の良い口コミと悪い口コミを紹介します。利用者の評判から、SUSTENがどのようなサービスなのか見ていきましょう。SUSTENの良い口コミ・評判 ★★★★4 SUSTENはウェルスナビのような「伝統的手法」とは違ってさまざまなタイプを選べるので、もちろん「ヘッジファンド型」を選んでみました。はてさてどうなるかな? ★★★★4 今使っているマネーフォワードと連携している「SUSTEN」ってやつ申し込んでみようっと。 ★★★3 ホント理念だけは素晴らしいなsustenくん。後は結果だけだ。 ★★★3 SUSTEN、コンセプトは聞こえがいいなーとおもう!あとは、中身というか、コストというか、がどうなのか?ちょっと、細かく見てみようかなと思います。 SUSTENの良い口コミ・評判によると、運用理念・コンセプトに共感している意見が多く見受けられました。SUSTENの課税口座では、利用者のリスクとリターンのバランスを追求した投資戦略を取っており、最新の投資理論も採用しつつ、運用戦略も定期的に更新しているとのこと。手数料も運営会社と利用者双方が納得できるよう、成果報酬型を採用したファンドで自動運用できます。運用理念に共感できる口コミがある一方、成果がしっかり出ているか、結果はどうなっているか気になる意見も見受けられました。SUSTENの悪い口コミ・評判 ★1 SUSTEN (理想追及タイプ)前月比-1万2891円 (-2.16%)📉🥹米国債2年物の金利が少し下がったのにSUSTENは上がらないどころか下がった…🤢 ★1 ロボット投信をいくつか試してみて、THEOとかWealthNaviはおおむねプラスだったんだけど、SUSTENだけはどうにもならなかった。2年でこれだけ減るとさすがにね…。 ★1 11/8始めたSUSTENは-0.19と水面下で移動中。今のところプラスになったことは無い。開始タイミングの問題もあるだろうが、ここまでマイナスの続くロボアドは初めてだ。 一方、悪い口コミのほとんどは、課税口座の運用実績が悪いという評判が集まっていました。他のロボアドバイザーの実績はプラスになのに、SUSTENの課税口座だけはマイナスという意見も見受けられます。投資一任型ロボアドバイザーである以上、実績がちゃんと出ているかは重要ですよね。具体的な実績が気になる方は、こちらから移動できます。ちなみに、新NISAに関する評判は、2024年にサービスが始まったばかりなのか、目立った口コミが見受けられませんでした。以上、SUSTENの評判・口コミを解説しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、SUSTENを利用するメリット・デメリットを解説していきます。評判通り?SUSTENの7つのメリットSUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較して次のメリットがあります。 SUSTENのメリット 新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載 新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安 課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる 新NISA完全対応や割安な手数料に加えて、税金の最適化機能にも対応しているので、他のロボアドバイザーと比較して独自のメリットがあります。では、SUSTENのメリットを詳しく解説していきます。新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載SUSTENでは、2024年に制度刷新された新NISAに完全対応した自動運用サービスを提供しています。新NISAには成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が用意されており、どの投資枠を使うかはご自身で判断しないといけません。 引用:金融庁「新しい新NISA」2025年5月確認SUSTENの新NISAでは、購入方法に応じてどの投資枠で保有するか自動で振り分けてくれます。商品や銘柄ごとにどちらの投資枠で保有するか、自分で考える必要がありません。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年5月確認さらに、新NISAの非課税枠を最大限活用できるよう、以下の機能も搭載されています。 SUSTENの新NISAで使える機能 自動非課税成機能新NISAの限度額以上の入金があった場合、上回った部分をいったん課税口座で投資し、限度枠が回復または増えた際に自動で非課税口座に移動させる機能。 節枠機能相場動向に応じて、新NISAの投資枠を節約できる取引をおこない、実質的に新NISAの枠を拡大させる。 非課税入替取引NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する。 このように、SUSTENならただ投資枠を使い分けるだけでなく、非課税効果を最大限享受しながら自動運用することが可能です。そのため、NISA口座を中心に投資を始めたい方や新NISAでロボアドバイザーを利用したい方は、SUSTENの新NISAを利用するのをおすすめします。課税口座なら税効果最適化機能で税負担を最適化できるSUSTENの新NISAを利用すれば、投資で利益にかかる税金が非課税になりますが、通常の課税口座を利用すると利益の20.315%が税金として徴収されます。そこでSUSTENの課税口座では、税負担を最適化してくれる「税効果最適化機能」が搭載されています。税効果最適化機能では、含み損が出ている資産をあえて売却し、実現利益と相殺することで翌年以降の税負担を最適化します。売却した資産は同時に、同じ銘柄・数量・価格で買い戻すので、ポートフォリオを変えることはありません。そのため、運用状況によっては税負担を軽減させることが可能です。SUSTENなら、NISA口座でも課税口座でも税制メリットを受けられるのはうれしいですね。新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安投資一任型ロボアドバイザーを利用するには、運用残高に対して一定の手数料を支払う必要があります。SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して割安です。以下に、主要投資一任型ロボアドバイザーの手数料と投資先の保有コストをまとめてみました。 主要投資一任型ロボアドバイザーの費用(年率・税込) 手数料 信託報酬・経費率 SUSTEN(新NISA) 0.12~0.58%(信託報酬含む) ウェルスナビ 0.63〜0.67%※2 0.07〜0.13% ロボプロ 1.1% 非公開 THEO +docomo 1.1% 非公開 楽ラップ 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 最大0.2702% ON COMPASS 0.9775%程度(ETF経費率含む) SBIラップ AI投資コース 0.66% 0.202%程度 2025年5月作成 ※1:一部のファンドの手数料は成果報酬型 ※2:新NISAで運用した場合。通常の課税口座だと年率1.1%(税込)。上記のように、投資一任型のなかではSUSTENの手数料が最安です。投資一任型ロボアドバイザーでは、手数料とは別に投資先の保有コストも発生します。SUSTENの手数料には、投資する投資信託の信託報酬も含まれています。さらに、NISA口座で1年間出金がされなかった場合は、運用残高の最大年率0.1%分がキャッシュバックされます。 引用:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年5月確認出金せずに運用を続ければ実質的な手数料は最大年率0.48%と、さらに安くすることが可能です。ちなみに、キャッシュバックされた現金は、そのまま再投資の資金として利用されます。そのため手数料の安さで選ぶなら、SUSTENの新NISAを利用するのがおすすめです。課税口座では利益が出たときだけ手数料が発生通常の課税口座でSUSTENを利用する場合、一部のファンドは完全成果報酬型を採用しています。完全成果報酬型では、運用残高が過去最高益(HWM)を更新した場合のみ、利益に対して1.1/6〜1.1/9(年率・税込)を手数料として徴収されます。 引用:SUSTEN「成果報酬とは何ですか?」2025年5月確認例えば、年間の運用残高が100万円から106万円に上がった場合、手数料が年率1.1%(税込)の固定報酬型ロボアドバイザーと比較すると、手数料の金額は以下のとおりです。 手数料の計算比較 SUSTEN:(106万円−100万円)×1.1/6=11,000円 年率1.1%の固定報酬型ロボアドバイザー:106万円×1.1%=11,660円 年間パフォーマンスが6%の場合、SUSTENの手数料は年率1.1%(税込)の投資一任型ロボアドバイザーより割安です。手数料が毎月必ず発生する投資一任型ロボアドバイザーと違い、SUSTENなら利益が出ていないときには手数料を抑えられる点がメリットとなります。SUSTENとしても利益を出さなければ報酬が発生しないため、運営側の本気度が伺える手数料体系だと言えます。課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる一般的ロボアドバイザーでは、世界株式と世界債券を中心に投資する国債分散投資が主流となっています。世界中の資産に投資することで、世界経済の成長に合わせて資産を増やすことを目指すのが特徴です。SUSTENの課税口座では、独自に組成した3つの投資信託を組み合わせて運用します。 ※出典:SUSTEN「運用の仕組み」2025年5月確認 ※ARPとは、オルタナティブ・リスク・プレミアム(Alternative Risk Premium)の略称で、これまで個人投資家では投資することが難しかった、株式に依存しにくい収益源です。そのなかの1つである「複合戦略ファンド」は、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指しており、最新の金融工学に基づいた理論が採用されています。 ※出典:SUSTEN「Greenファンドのパフォーマンス解説」2025年5月確認株式と債券による国債分散投資と複合戦略ファンドも組み合わせることで、今まで個人投資家では難しかった機関投資家と同じような運用が可能です。そのため、「伝統的な投資手法だけでなく、最新の運用理論を活用した自動投資を始めたい」という方は、SUSTENの課税口座で運用を始めるのがおすすめです。SUSTENの始め方へ移動する続いて、SUSTENのデメリットを解説します。悪い評判は?SUSTENのデメリット3つSUSTEN(サステン)のデメリットは、以下の3つが挙げられます。 SUSTENのデメリット 課税口座の運用実績は他サービスと比較して芳しくない NISA口座で株式や投資信託が保有できない クレジットカードでの積立投資に非対応 では、各デメリットを詳しく解説します。運用実績は他サービスと比較して芳しくないSUSTEN最大のデメリットは、課税口座の運用実績が芳しくないことです。以下、課税口座で運用される各投資信託の運用実績をまとめてみました。世界株式に投資するファンド以外はマイナスで、特に最新の運用理論を活用する複合戦略ファンドの運用実績は良くありません。そのため、運用コースによっては実績がマイナスになる可能性があります。NISA口座で株式や投資信託が保有できないSUSTENの新NISAのメリットは、非課税効果を最大化させる独自機能が付いていることです。しかし、SUSTENのNISA口座で保有できるのはロボアドバイザーのみで、株式や投資信託は取り扱っていません。もしNISA口座で株式や投資信託に投資したくなった場合、ロボアドバイザーの運用残高をすべて売却しNISA口座を他の金融機関に移管する必要があります。そのため、NISA口座で株式や投資信託にも投資したい方は、SUSTENでNISA口座を開設するのはおすすめできません。クレジットカードでの積立投資に非対応SUSTENは、クレジットカードでの積立投資には対応していません。以下のロボアドバイザーサービスは、クレジットカードの積立投資に対応しています。 クレカ積立に対応したロボアドバイザー ウェルスナビ:イオンカード※ THEO:dカード ※イオン銀行との連携サービス「WealthNavi for AEON CARD」で利用可能クレジットカードで積立投資ができれば、積立金額に応じたクレジットカードのポイントが貯められます。SUSTENではクレジットカード積立に対応していないので、投資でクレジットカードのポイントを貯めたい方にはおすすめできません。以上、評判・口コミを踏まえた、SUSTENのデメリットを解説しました。次章では、SUSTENの運用実績を解説していきます。SUSTENの最新運用実績を解説ここからは、SUSTENの最新運用実績を解説します。SUSTENでは課税口座とNISA口座で運用手法が異なるので、それぞれ見ていきましょう。NISA口座の運用実績 NISA口座の運用実績(2025年3月末時点) 6ヶ月 1年 3年 リスクレベル1 リスクレベル2 リスクレベル3 リスクレベル4 リスクレベル5 2025年5月作成 ※運用期間が足りていない場合は、「-」で表記しています。まずは、NISA口座の運用実績です。NISA口座の運用実績は、どの運用コースもプラスとなっており、特にリスクレベル5は40%以上のパフォーマンスを出しています。続いて、課税口座の運用実績を見ていきましょう。課税口座の運用実績 ファンド別 運用コース別 ファンド別の運用実績(2025年3月末時点) 6ヵ月 1年 3年 世界株式(Red) 複合戦略(Green) 世界債券(Blue) 2025年5月作成 運用コース別の運用実績(2025年3月末時点) 6ヵ月 1年 3年 信頼の世界経済 不易流行 ヘッジファンド 伝統理論 モダニスト 安定バランス 理想追求 機動的守備 質実剛健 2025年5月作成 続いて、課税口座の運用実績です。課税口座では、運用コースだけでなくファンド別の運用実績もまとめてみました。ファンド別の運用実績を見ると、世界株式のファンドだけプラスで、複合戦略と世界債券のファンドはマイナスが続いています。特に複合戦略は、マイナス25%を下回っている状況です。そのため、運用コース別の運用実績を見てみても、運用実績がプラスなのは4コースのみで、他のコースはマイナスとなっています。他ロボアドバイザーの運用実績と比較では、他のロボアドバイザーと比較しながら、SUSTENの運用実績を見ていきましょう。他のサービスは課税口座で運用しているので、今回は課税口座の運用実績で比較していきます。 SUSTENと主要ロボアドバイザーの運用実績比較(2025年3月末基準) 6ヵ月 1年 3年 SUSTEN ウェルスナビ THEO 楽ラップ ON COMPASS おまかせ運用 ※運用実績は各サービスの全コース平均を算出しています。 2025年5月作成このようにSUSTENは他のロボアドバイザーと比較して、運用実績はあまり良くありません。特に直近3年間の運用実績はマイナスかつ、最も低くなっています。サービス開始時期から運用を続けている利用者の口コミのなかには、運用実績がなかなか回復せず、「SUSTENはやばい」という意見も見受けられました。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの実際の実績は、利用するタイミングや投資額によって変動します。同じサービスでも、人によって実績が異なることを理解しておきましょう。他のロボアドバイザーの特徴や評判を比較SUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較してどのような特徴があるのでしょうか?他社の大手ロボアドバイザーとの違いは次のとおりです。 主要投資一任型ロボアドバイザーのサービス比較 ロボアドバイザー 投資対象 手数料(年率・税込) 最低投資金額 新NISA SUSTEN 投資信託 NISA口座:0.12~0.58%※1 課税口座:運用益の1.1/6〜1.1/9 1円※最低積立金額は1万円 ◯ ウェルスナビ 海外ETF NISA口座:0.63〜0.67% 課税口座:1.1% 1万円 ◯ THEO+ docomo 海外ETF 1.1%※1 1万円 × 楽ラップ 投資信託 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 1万円 × ON COMPASS 投資信託 0.9775%程度 1,000円 成長投資枠のみ ザ・ハイブリッド 投資信託 0.94~0.99%※1 1万円 × SBIラップ匠の運用コース 投資信託 0.77% 1万円 × おまかせ運用 0.66% 500円 投資信託 成長投資枠のみ 2025年5月作成 ※1:投資先の保有コストを含むSUSTENが他のロボアドバイザーと大きく異なるのは、やはり手数料です。NISA口座の手数料は年率0.12~0.58%と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安となっています。現状、投資一任型で新NISAに完全対応しているのは、SUSTENとウェルスナビのみです。ただ、新NISAの非課税効果を最大化を目指す機能が付いている分、SUSTENで新NISAを利用するほうがおすすめできます。実績だけでなく、最低投資金額や手数料などのサービス内容も比較して、ご自身にあったロボアドバイザーを選んでください。 関連記事 主要ロボアドバイザーの比較はこちらの記事で詳しくまとめています。 SUSTENがおすすめできる人数あるロボアドバイザーのなかで、SUSTEN(サステン)をおすすめできるのは次のような人です。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAでロボアドバイザーを使いたい人 手数料・税負担を抑えながら自動運用がしたい人 実績に応じて手数料を支払いたい人 SUSTENをおすすめできる人の特徴を詳しく解説していきます。新NISAでロボアドバイザーを使いたい人SUSTENは、新NISAに対応した投資一任型ロボアドバイザーです。投資先の資産に応じて新NISAの投資枠を自動で使い分けるだけでなく、新NISAの限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されおり、新NISAの節税効果を最大限享受を目指す自動運用が可能です。本来、NISA口座を使って投資する場合、投資先の資産だけでなく、どの投資枠で保有するか自分で決めないといけません。そのため、新NISAでロボアドバイザーを利用したいなら、節税効果の最大限活かしながら自動運用するSUSTENを選ぶのがおすすめです。税負担・費用を抑えながら自動運用がしたい人SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安です。手数料が安いだけでなく、NISA口座での積立投資を継続しつつ1年以上の出金がなかった場合、運用残高に応じて最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。したがって、NISA口座の実質的な手数料は年率最大0.48%と、さらに安くなります。また、通常の課税口座で運用する場合でも「税効果最適化機能」が利用でき、税負担も自動で最適化してくれます。このように新NISA・課税口座かからず、SUSTENなら手数料・税負担を抑えながら資産運用を自動化することが可能です。できるだけ税負担を改善しながらロボアドバイザーを利用したい方にとって、SUSTENはおすすめできるロボアドバイザーです。実績に応じて手数料を支払いたい人実績に応じて手数料を支払いたい方も、SUSTENをおすすめできます。通常の課税口座で運用する場合、SUSTENには完全成果報酬型のファンドが利用可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーでは、利益が出ていてもいなくても年率1%程度の手数料が発生します。ロボアドバイザーで投資をしている方のなかには、利益が出ていないのに手数料がかかることに疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。SUSTENの完全成果報酬型ファンドは、運用残高の最高額を更新したときだけ手数料が発生するので、利益が出ていなければ、手数料を支払う必要はありません。そのため、利益が出たときだけ手数料を支払いたい方は、SUSTENを選ぶのがおすすめです。以上、SUSTENをおすすめできる人を解説しました。最後に、SUSTENで資産運用を始める方法を紹介していきます。SUSTENの口座開設の手順最後に、SUSTEN(サステン)で資産運用を始める方法を解説します。具体的には、以下の流れでおこないます。 SUSTENを始める手順 質問に回答してリスク許容度の診断 WEBで口座開設の手続き 入金、積立の設定で資産運用がスタート 各手順の注意点を詳しく解説していきます。無料診断からリスク許容度の診断まずは質問に回答してリスク許容度の診断をおこないます。SUSTEN公式サイトの「口座開設」から無料診断にすすみ、次の質問に回答しましょう。 SUSTENのリスク許容度診断の質問内容 年齢 年収 毎月の貯金額 累計貯金額 想定している投資期間 望ましい運用成績 世界経済の見通し 景気に対する考え方 上記の質問に答えると、下図のようにリスク許容度が診断されます。 ※出典:SUSTEN「運用診断とシミュレーション」診断結果が確認できたら、口座開設手続きへ進みましょう。WEBで口座開設の手続きSUSTENの口座開設は、次のような流れでおこないます。 SUSTENの口座開設に必要な手続き メールアドレス・パスワード登録 氏名や住所など必要事項の記入 本人確認手続き 最初からSUSTENでNISA口座を開設したい場合は、この時点でNISA口座の同時開設の項目で「希望する」に必ずチェックを入れましょう。本人確認手続きでは、以下の本人確認書類のいずれかが必要です。 本人確認手続きに必要な書類の組み合わせ マイナンバーカード マイナンバー通知カード(現住所記載)+ 写真付き身分証明書 マイナンバー入り住民票(発行から6ヵ月以内)+ 写真付き身分証明書 写真付き身分証明書一覧はこちら 本人確認書類 運転免許証 運転経歴証明書 旅券(パスポート、2020年2月3日以前に申請した日本国発行のもので住所が記載されているものに限る) 在留カード(有効期限が2ヵ月以上あるもの、または申請中の記載があるもの) 特別永住者証明書 マイナンバーカードで本人確認手続きを済ませると、最短即日で口座開設完了のメールが届きます。マイナンバーカード以外の本人確認書類を提出した場合は、約1週間ほどで口座開設完了のハガキが郵送されます。入金、積立の設定で資産運用がスタート最後に、口座開設完了のメール・ハガキに記載されているログイン情報でSUSTENの会員ページにログインし、入金手続きをおこなってください。運用コースを選択し、最初の投資金額を設定します。最低1円から、投資したい金額を入力します。積立投資も始めたい場合は、毎回の積立投資額と積立代金の引落口座も合わせて設定しましょう。なお、初回入金はせずに積立から開始することも可能です。ここまで完了したら、SUSTENの自動運用が開始されます。SUSTENで将来の資産を築いていきましょう! 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら まとめSUSTEN(サステン)は、新NISAに完全対応したロボアドバイザーです。新NISAの投資枠を効率良く活用しながら資産運用を始められます。また、手数料は最大年率0.58%と他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安で、新NISAで1年以上出金せずに運用を続けると最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。通常の課税口座では、完全成果報酬型のファンドや税効果最適化機能など、リスクとリターンのバランスを考慮した運用も可能です。そのため、NISA口座でロボアドバイザーを利用したい人や、手数料を極力抑えてロボアドバイザーを利用したい人に、SUSTENはおすすめできます。新NISAに完全対応したSUSTENで、将来の資産運用をぜひ始めてください。SUSTENの始め方をもう一度確認したい場合は、以下のボタンから戻ることが可能です。SUSTENの始め方に戻るよくある質問SUSTENがやばいと言われる理由はなんですか?SUSTENが「やばい」と言われる理由の1つが、SUSTENで運用されている一部ファンドの運用実績が良くない状況が続いているからです。また完全成果報酬型のファンドの場合、利益が出た時に他のロボアドバイザーより手数料が高くなるのも気になると、口コミで見受けられました。SUSTENのキャッシュバックについて教えてくださいSUSTENでは、NISA口座で1年以上の出金がない場合、運用残高に最大年率0.1%のキャッシュバックが受けられます。キャッシュバックされた現金はNISA口座の資産に再投資されるため、実質的に手数料を安くすることが可能です。SUSTENでは確定申告が必要ですか?特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合には、確定申告は不要です。運営会社が投資で得た利益にかかる税金の支払いを代行してくれます。源泉徴収ありの特定口座や一般口座を選択した場合は、確定申告が必要になる場合があるので事前に把握しておきましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
WealthNavi (ウェルスナビ)のおまかせNISAとは?仕組みやメリット・デメリットを解説
WealthNavi(ウェルスナビ)では、NISA口座が使える「おまかせNISA」が提供されています。ウェルスナビで自動運用しつつ、新NISAによる税制メリットが受けられます。ただ、通常のウェルスナビとの違いが気にある方もいらっしゃるでしょう。この記事では、おまかせNISAのサービス内容を踏まえて、ウェルスナビでNISA口座を利用するメリット・デメリットを解説します。NISAかロボアドバイザー、どちらで資産運用を始めるべきか迷っている方は、ぜひ当記事をご参照ください。最後まで読めば、おまかせNISAを利用すべきか判断できるでしょう。 おまかせNISAをおすすめできる人 NISA口座で人気のロボアドバイザーを利用したい人 ウェルスナビの手数料を抑えたい人 おまかせNISAをおすすめできない人 NISA口座で株や投資信託も投資したい人 おまかせNISAの始め方はこちら ※おすすめの人に当てはまらないけどロボアドバイザーが気になる場合は「ロボアドバイザー・AI投資を比較!自動投資のおすすめランキング・最強サービスを紹介【2025年5月最新】」にまとめています。WealthNavi(ウェルスナビ)のおまかせNISAとは?サービス内容を解説ウェルスナビには、新NISA口座でお任せ運用ができる「おまかせNISA」提供しています。おまかせNISAで利用できるサービスは、以下のとおりです。 おまかせNISAの特徴 つみたて投資枠と成長枠を併用して投資する 手数料が通常の課税口座より安くなる NISA枠を極力使わずにリバランスを実施する 通常のウェルスナビの違いと比較しながら解説していきます。つみたて投資枠と成長投資枠が併用して投資する2024年から制度刷新されたNISAは非課税期間が無期限となり、つみたて投資枠と成長投資枠の2種類の非課税枠が用意されています。 引用:金融庁「新しいNISA」2025年5月確認それぞれの非課税枠は、対象の金融商品や年間・生涯の投資額が異なります。ウェルスナビのおまかせNISAは、新NISA口座でウェルスナビが利用できるだけでなく、投資商品や投資方法に応じて、2種類の非課税枠を自動で使い分けて運用するのが特徴です。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年5月確認 入金方法 投資対象の資産 利用NISA枠 自動積立入金 米国株のみ つみたて投資枠 米国株を含む株式・債券・金・不動産 成長投資枠 自動積立以外の入金 すべての資産 成長投資枠 2025年5月作成自分で新NISA口座を使って投資する場合、資産選びだけでなく、どの非課税枠で保有するか決める必要があります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、新NISA口座の非課税枠も使い分けもお任せ可能です。手数料が通常の課税口座より安くなる通常の課税口座でウェルスナビを利用する場合、手数料は運用残高の年率1.1%(税込)です。おまかせNISAの手数料は通常口座と違い、なんとつみたて投資枠の手数料が0%になります。成長投資枠の手数料はポートフォリオごとに異なり、リスク許容度が低いコースほど安くなります。 引用:WealthNavi公式「新しいNISAの手数料」2025年5月確認そのため、おまかせNISA全体の手数料は0.693〜0.733%(年率・税込)と、通常の課税口座と比較して0.3%以上割安です。運用益が非課税になるだけでなく、手数料も割安になるのはうれしいですね。NISA枠を極力使わずにリバランスを実施するウェルスナビは世界中の金融資産に分散投資をするだけでなく、リバランスも自動で実施してくれます。自動リバランスでは、資産配分が大きくなった資産を売却し、逆に小さくなった資産を買い直して、ポートフォリオのバランスを元に戻します。おまかせNISAでも同様の自動リバランスを実施しますが、通常の課税口座と違いNISA枠を極力売却しないことが特徴です。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年5月確認NISA枠の資産を売却すると、売却した分の非課税枠は翌年まで回復しません。しかしおまかせNISAなら、リバランス時にNISA枠から極力売却せず、非課税枠を効率良く使う工夫も施しています。以上が、ウェルスナビのおまかせNISAの特徴です。次章から、ウェルスナビのおまかせNISAを利用するメリット・デメリットを解説します。ウェルスナビのおまかせNISAを活用するメリットウェルスナビのおまかせNISAで新NISA口座を活用するメリットは、以下のとおりです。 おまかせNISAのメリット おまかせ運用しながらNISA枠も自動で使い分けてくれる 手数料が抑えられる 各メリットを1つずつ解説します。おまかせ運用しながらNISA枠も自動で使い分けてくれる新NISA口座を利用すれば運用益を非課税にできますが、実際に新NISA口座で投資する場合、どの資産をどの非課税枠で投資するか自分で判断しないといけません。ウェルスナビのおまかせNISAなら、投資する資産の種類に応じてつみたて投資枠と成長投資枠に自動で振り分けて運用します。具体的には、つみたて投資枠は米国株、成長投資枠は米国株を含めた株式・債券・金・不動産となっています。 ※引用:WealthNavi「『おまかせNISA』はどのように売買する?」2025年5月確認そのためウェルスナビのおまかせNISAなら、ただ運用益を非課税にできるだけでなく、非課税枠の振り分けもウェルスナビにお任せすることが可能です。手数料が抑えられるウェルスナビのおまかせNISAでは、つみたて投資枠で保有する資産には手数料が発生しないため、おまかせNISA全体の手数料は通常口座よりも割安になります。 ※引用:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認さらに長期割が適用されれば、手数料は最大年率0.594〜0.660%(税込)まで安くすることも可能です。おまかせNISAで運用益を非課税にしつつ、手数料も抑えられるのはうれしいですね。ウェルスナビで新NISAを活用するデメリットおまかせNISAを活用するメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。 おまかせNISAのデメリット リスク許容度や入金方法によっては非課税を使いきれない 一部のロボアドバイザーと比較して手数料が割高 株式や投資信託など他の商品を新NISA口座で保有できない 各デメリットをそれぞれ見ていきましょう。リスク許容度や入金方法によっては非課税を使いきれない新NISA口座の各非課税には、以下のように上限が設定されています。 ※引用:WealthNavi「新NISAで何が変わる?」2025年5月確認新NISA口座全体の非課税は1,800万円で、うち1,200万円はつみたて投資枠と成長投資枠の共通枠です。のこり600万円はつみたて投資枠でしか使えない仕組みです。この内容を踏まえて、ウェルスナビのおまかせNISAで新NISA口座の非課税を使い切るには、以下の条件を満たす必要があります。 おまかせNISAで新NISA口座の非課税を使い切る条件 リスク許容度は4もしくは5を選択 入金方法は積立投資のみ 上記の条件を1つでも満たせないと、生涯非課税枠と同額の1,800万円を入金しても、新NISA口座の非課税をフルに使えません。具体的には、以下のケースが挙げられます。 新NISA口座の非課税がすべて使えないケース リスク許容度1・2・3で積立投資 リスク許容度4・5でNISA枠に一括入金した 上記のケースだと成長投資枠がすべて埋まり、余った分は入金先が通常口座に切り替えられます。現状、おまかせNISAで新NISA口座の非課税枠をフルに使うには条件があることに注意しましょう。一部のロボアドバイザーと比較して手数料が割高ウェルスナビのおまかせNISAの手数料は通常口座よりも割安になりますが、一部のロボアドバイザーと比較しても割高となっています。以下におまかせNISAと主要ロボアドバイザーの手数料をまとめてみました。 サービス名 利用手数料(年率・税込) 信託報酬(ETF経費率) ウェルスナビおまかせNISA 0.693~0.733% 0.08〜0.13% ウェルスナビ 1.1% SUSTEN 0.12~0.58%※信託報酬含む SBIラップAI投資コース 0.66% 平均0.292% SBIラップ匠の運用コース 0.77% 平均0.691% ON COMPASS 0.975%※ETF経費率含む ザ・ハイブリッドオンラインコース 0.94~0.99%程度※信託報酬含む ROBOPRO 1.1% 非公開 THEO+ docomo 1.1% 非公開 Wealth Wing 0.99%+情報利用料330円/月 - 楽ラップ ■固定報酬型:0.715%■成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 最大0.2702% 2025年5月作成上記のように、SUSTEN・SBIラップAI投資コースのほうがおまかせNISAよりも手数料が割安です。しかもSUSTENは新NISA口座にも対応しており、1年以上の出金がないと手数料が最大年率0.1%キャッシュバックされるサービスも付いています。もし新NISA口座でお任せ運用をしつつ手数料を極力抑えたいなら、SUSTENを利用するのがおすすめです。 関連記事 SUSTENの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 株式や投資信託など他の商品を新NISA口座で保有できない新NISA口座は、制度上、1人につき1つの口座しか開設できません。例えば「SBI証券のつみたて投資枠とウェルスナビの成長投資枠を併用する」ことができない状況です。ウェルスナビは投資一任型ロボアドバイザーなので、ウェルスナビの口座で個別株を購入することができません。そのため、新NISA口座で個別株を投資したい場合は、どちらかを選ぶ必要があります。ちなみに、SBI証券のSBIラップや楽天証券の楽ラップのように、ネット証券が投資一任型ロボアドバイザーを運用している場合でも、新NISA口座は使えません。以上が、ウェルスナビのおまかせNISAを活用するデメリットです。次章では、メリット・デメリットを踏まえた、おまかせNISAをおすすめできる人を紹介します。おまかせNISAがおすすめの人ウェルスナビのおまかせNISAをおすすめできる人は、下記のとおりです。 おまかせNISAをおすすめできる人 新NISA口座でどの銘柄を運用するか選べない人 手数料を抑えてウェルスナビを利用したい人 それぞれ、なぜおすすめできるのか詳しく解説します。新NISA口座でどの銘柄を運用するか選べない人新NISAで投資するメリットは、保有資産で得た利益が非課税になることです。ただ、初めて投資する初心者からすると、どの銘柄に投資すべきか、どこまでリスクが取れるか判断するのが難しいでしょう。ウェルスナビのおまかせNISAなら、ポートフォリオの設計・毎回の積立投資・リバランスなど、資産運用に必要な作業を自動化しつつ利益を非課税にすることが可能です。6つの質問に回答すれば、ウェルスナビがおすすめの資産配分を提案してくれるので、自分で銘柄を選ぶ必要もありません。おまかせNISAなら、投資の知識・経験に自信がなくても、新NISA口座で将来の資産運用を始められます。「新NISAで投資を始めたいけど、何に投資すればいいかわからない」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、気軽な気持ちで新NISAで投資を始められますよ。手数料を抑えてウェルスナビを利用したい人通常の課税口座でウェルスナビを利用すると、運用残高の1.1%(税込)の手数料が発生します。ウェルスナビに運用をお任せする以上、必要なコストではあるものの、手数料はなるべく抑えたいですよね。ウェルスナビのおまかせNISAでは、新NISAのつみたて投資枠の手数料が無料となっており、新NISA口座全体なら手数料が0.693〜7.33%(税込)となっています。そのためおまかせNISAを利用すれば、課税口座でウェルスナビを利用するよりも、投資効率を上げることが可能です。「ウェルスナビが気になっているけど、手数料の高さが気になる」という方は、おまかせNISAを利用して、ウェルスナビの手数料を抑えてみてはいかがでしょうか。おまかせNISAの始め方へ移動する以上、ウェルスナビのおまかせNISAをおすすめできる人を解説しました。次章では、ウェルスナビ自体のサービス内容を解説します。ウェルスナビがどのようなロボアドバイザーか改めて確認したい方は、あわせてご参照ください。そもそもウェルスナビはどんなロボアドバイザー?ここでは、ウェルスナビ自体の特徴を解説します。ウェルスナビの自動運用サービスには、以下4つの特徴が挙げられます。 ウェルスナビの特徴 5つのポートフォリオから選んでお任せ運用ができる 定期的にリバランスとポートフォリオの見直しを実施してくれる DeTAX機能で税負担を最適化してくれる 運用残高・運用期間が応じて手数料が割引される 5つのポートフォリオから選んでお任せ運用ができるウェルスナビには、リスク許容度が異なる5つのポートフォリオが用意されています。質問に回答すればウェルスナビがあなたのリスク許容度を診断し、おすすめのポートフォリオを提案してくれます。運用コースを決めて入金すれば、運用に必要な作業をウェルスナビがすべておこなってくれます。各コースのリスク・リターンのバランス、資産配分の詳細は下記のとおりです。 リスクとリターン 資産配分 引用:WealthNavi公式「最適ポートフォリオって何ですか?」2025年5月確認 引用:WealthNavi「WealthNaviの資産運用アルゴリズム」2025年5月確認 投資先の金融資産やポートフォリオが決められなくても、ウェルスナビがすべて自動で運用してくれるので、投資家の経験がない初心者でも世界中の資産へ分散投資を始めることが可能です。 ライフプランに合わせてコースを変更できる 引用:WealthNavi公式「ライフプランって何ですか?~老後資金を見える化して備えよう~」2025年5月確認 ウェルスナビでは、状況に応じたコース変更がいつも可能です。例えば、転職して収入が増えたからリスク許容度を上げたり、定年退職したため資産を守りたい場合はリスク許容度を下げたりできます。また、ウェルスナビには「ライフプラン機能」が提供されており、年齢・年収・資産額に応じて必要な老後資金を試算し、計画立てや投資計画の進捗を把握することが可能です。ライフプラン機能を活用して、状況に応じて運用コースを変更しながら運用すれば、より納得できる資産形成を続けられるでしょう。定期的にリバランスとポートフォリオの見直しを実施してくれる投資が難しいと言われる理由の1つが、リバランスやポートフォリオの見直しです。相場は常に変化するため、必要応じてポートフォリオをメンテナンスする必要があります。ウェルスナビでは、ノーベル経済学賞を受賞した投資理論に基づいた運用戦略を作っており、リバランスは6ヶ月に1回、ポートフォリオの見直しは1年に1回実施してくれます。 引用:WealthNavi公式「なぜ長期投資には『リバランス』が必要?」2025年5月確認リバランスやポートフォリオの見直しが難しい人でも、ウェルスナビを利用すればすべてお任せ可能です。DeTAX機能で税負担を最適化してくれるウェルスナビには、運用に必要な作業をお任せできるだけでなく、「DeTAX」という税金最適化機能も搭載されています。本来、投資で得た利益には20.315%の税金が課税されます。ウェルスナビのDeTAXは、評価損が発生している資産をあえて売却し実現利益と相殺することで、当年の税金を圧縮もしくはゼロにして、税負担を翌年以降に繰り延べてくれます。売却した資産は、同じ銘柄・同じ数量・同じ価格で売却と同時に買い戻すので、ポートフォリオを崩れることはありません。そのため、ポートフォリオを維持したまま、税負担を自動で最適化することが可能です。おまかせNISAを活用すれば運用益がそもそも非課税なので、DeTAX機能は必要ありません。ただ、通常の課税口座と併用する場合なら、DeTAXが利用できるため通常口座の投資効率も上げられます。運用残高・運用期間が応じて手数料が割引されるウェルスナビには、運用残高と運用期間に応じて手数料が割引される「長期割」というサービスもあります。半年ごとに運用残高が評価され、50万円以上なら年率0.11%(税込)ずつ、200万円以上なら年率0.22%(税込)ずつ割引され、最終的には年率0.99%(税込)まで割引されます。 引用:WealthNavi公式「長く続けるほどお得な「長期割」」2025年5月確認そのため、ウェルスナビでの運用期間が長いほど、手数料を抑えることが可能です。さらに、この長期割はおまかせNISAでも適用されます。そのため、おまかせNISAで長期割が適用されると、手数料は年率0.594〜0.66%(税込)まで割引されます。おまかせNISAなら、運用益を非課税にしつつ手数料も割引されるので、投資効率をより上げることが可能です。以上、ウェルスナビの特徴を解説しました。最後に、おまかせNISAの具体的な使い方を解説します。おまかせNISAの始め方それでは、ウェルスナビのおまかせNISAを始める方法を紹介します。今回は以下の3つのケースに分けて紹介します。もし、他の金融機関で新NISA口座を開設した場合は、新NISA口座の移管手続きが必要です。 おまかせNISAを始めるパターン 新NISA口座を開設していない、かつウェルスナビを初めて利用する →ウェルスナビでおまかせNISAに申し込み すでにウェルスナビを利用しているが、新NISA口座は開設していない →コースを切り替える すでに他の金融機関で新NISA口座を開設している →新NISA口座の移管手続き後に、おまかせNISAに申し込み それぞれのパターンに応じた、ウェルスナビのおまかせNISAの始め方を見ていきましょう。新NISA口座を開設していない、かつウェルスナビを初めて利用するウェルスナビの申し込み時に、おまかせNISAを同時に申し込みましょう。ウェルスナビの申し込み手順は、以下のとおりです。 ウェルスナビの申し込み方法 メールアドレス登録 必要事項の記入 本人確認手続き 規約等の同意 口座開設完了通知の受け取り 質問に回答してリスク許容度を診断して入金 おまかせNISAの申し込みには、規約等の同意時に「おまかせNISAの利用を希望する」のチェックが必要です。ただ、この時点でおまかせNISAを申し込まなくても、ウェルスナビの口座開設後にいつでも申し込みできます。 口座開設は公式へ ウェルスナビでおまかせNISAを始める すでにウェルスナビを利用しているが、新NISA口座は開設していないウェルスナビの会員ページでおまかせNISAに申し込みましょう。おまかせNISAの申し込みには、本人確認書類が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを用意して、書類を撮影・アップロードしてください。手続き後、税務署による審査が完了したらおまかせNISAを活用できます。すでに他の金融機関で新NISA口座を開設している他の金融機関で新NISA口座を開設している方は、ウェルスナビの申し込みが完了しているうえで、新NISA口座の移管手続きが必要です。新NISA口座の移管手続きは、以下の手順でおこないます。 新NISA口座の移管手続き方法 ウェルスナビに本人確認書類を提出 新NISA口座がある金融機関から「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」の発行を申請する 上記の書類と通知書受取番号をウェルスナビへ郵送 「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」の発行は、申請から2週間ほどかかります。もしウェルスナビの申し込みも必要な方は、事前に新NISA口座の移管手続きを始めておくと、スムーズにおまかせNISAが使えるでしょう。まとめこの記事では、ウェルスナビのおまかせNISAを解説しました。おまかせNISAでは、新NISA口座の非課税を自動で使い分けながらお任せ運用ができるサービスです。おまかせNISAではつみたて投資枠の手数料が発生しないため、通常口座よりも手数料が割安になり、利益を非課税にしながら費用を抑えることもできます。そのため、新NISA口座はロボアドバイザーを利用したい方は、ウェルスナビのおまかせNISAの活用がおすすめです。ウェルスナビのおまかせNISAで、お任せ運用をしながら運用益を非課税にして将来の資産を築いていってください。 新NISA口座でお任せ運用ができる! ウェルスナビの公式サイトはこちら よくある質問ウェルスナビの新NISA口座と他の金融機関の新NISA口座は併用できますか?新NISA口座は、1人につき1つまでです。制度の都合上、新NISA口座を複数の金融機関で保有することはできません。ウェルスナビのおまかせNISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠を併用できますか?自動積立入金に設定した場合は、併用できます。一括入金した場合だと、投資先の金融商品に関わらず成長投資枠で保有されます。旧新NISA口座のおまかせNISAはロールオーバーはできますか?旧新NISA口座の非課税期間の終了後は、現行新NISA口座へのロールオーバーはできません。通常口座に払い出されます。ウェルスナビのおまかせNISAの解約方法を教えてください。おまかせNISAを解約して他社の金融機関で新NISA口座を移管したい(当社の新NISA口座で購入した資産は持ち続ける)場合は、「金融機関の変更」から申請して「非課税口座廃止通知書」を受け取った後、変更後の金融機関に申し込みます。おまかせNISAを解約かつ新NISA口座を廃止したい場合は、書面上で新NISA口座の資産の売却と新NISA口座の廃止を申請する必要があります。ウェルスナビにログイン後、お問い合わせフォームからその旨を連絡しましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ON COMPASS(オンコンパス)の実績評判は?利用するメリット・デメリットを解説
この記事では、マネックス証券のロボアドバイザーの「ON COMPASS(オンコンパス)」の特徴、口コミや評判を詳しく解説していきます。ロボアドバイザーの種類は多く、商品ごとの違いや運用実績を把握しておかないと、ご自身の投資スタイルに合わないロボアドバイザーを利用してしまう可能性があります。ON COMPASSには利用するメリット・デメリットどちらもあるので、利用者の口コミ・評判も踏まえて、利用するかぜひ検討してください。 ON COMPASSをおすすめできる人 マネックス証券で投資している人 目標金額が決まっている人 実績と手数料のバランスを重視したい人 ON COMPASSをおすすめできない人 リスク許容度が低い運用コースで始めたい人 ※自分に合ったロボアドバイザーを選びたい方は「ロボアドバイザー・AI投資を比較!自動投資のおすすめランキング・最強サービスを紹介【2025年5月最新】」をご参照ください。ON COMPASSを始める方法を見てみるON COMPASS(オンコンパス)の基本情報を紹介ON COMPASSの基本情報は次のとおりです。 ON COMPASSサービス基本情報 運営会社 マネックス・アセットマネジメント株式会社 サービス開始 2016年7月 預かり資産残高 361億円(※) タイプ 投資一任型 自動積立 毎月11日 最低投資額 1,000円 自動リバランス 原則3ヵ月に1度 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内外の株式・債券・REIT 手数料(年率・税込) 0.66% スマホアプリ なし ※マネックス証券「ON COMPASS〜数字で振り返る8周年〜」2025年5月確認 ON COMPASS(オンコンパス)は、マネックス証券が運営する投資一任型のロボアドバイザーです。投資経験や保有資産などの質問に答えることでリスク許容度を診断し、おすすめの運用コースで国内外の株式・債券・REITなどに自動で分散投資をしてくれます。運用開始は2016年7月で、国内の投資一任型ロボアドバイザーのなかでは最長レベルとなります。以上、ON COMPASSのサービス概要を解説しました。次章では、実際にON COMPASSを利用している人の口コミ・評判を解説していきます。利用者や検討者の口コミからON COMPASSの評判を紹介ここでは、実際にON COMPASS(オンコンパス)を利用している人や検討している人の、良い口コミ・評判や悪い口コミ・評判を紹介していきます。ON COMPASSの良い口コミ・評判 ★★★★4 マネックスのラップこと ON COMPASSは資産配分を惜しみなく無償公開している ★★★★★5 マネックス証券のON COMPASSがすごいらしい。楽天証券もいいけど、マネックスも負けじといいので、一度覗いてみたらいいと思う。 ★★★★★5 質問に答えると最適な資産運用プランを提案、選んだプランを全自動で運用をおこなうおまかせ運用サービス「ON COMPASS」は資産運用の初心者の方や忙しい人にピッタリ♬ ★★★★4 一般的にファンドラップは手数料を多く取られる上にリターンが少ないイメージだが、ON COMPASSであれば投資対象としてアリだと思う。 ★★★3 マネックス証券のON COMPASSを来月から月1万円ずつ積立てていこうと思います。変に自分が運用するより、任せたほうが良いですね。 ON COMPASS(オンコンパス)は運用実績がよい点、また投資初心者にもわかりやすい点が評価されています。また、金融庁が公開した資料では、ファンドラップにおける費用控除の3年・5年間の平均パフォーマンスで1位(※1)を取ったことが評価されています。 ※1参照:金融庁「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」2025年5月確認 ON COMPASSの悪い口コミ・評判 ★★2 ON COMPASSはWealthNaviよりも債券の組入比率が高いから、株高トレンドが続く限りWealthNaviに追いつくのは容易ではないかも。 ★1 moneytreeと連携してわかったけど、monexのon compassは反映されないんだな、来年にはやめてSBI証券からオルカンか世界配当行くからいいけど ★★★3 マネックス證券のロボアドバイザー、ON COMPASSとマネックスアドバイザーの2つがあって、どっち使ったらいいんだろう? ON COMPASS(オンコンパス)を利用した方のなかで最も悪い口コミは、WealthNaviをはじめとした他のロボアドバイザーと比較して、運用実績が悪いときがある点です。運用しているコースや時期によって変動はしますが、口コミによるとON COMPASSは他のロボアドバイザーより実績は悪いという評判が目立っていました。また、家計簿アプリとの連携に対応していないことや同じマネックス証券の助言型ロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」との違いがわかりにくい口コミも見受けられました。マネックスアドバイザーは、運用コースの提案はしてくれるものの、その後の購入手続きやリバランスはご自身でおこなう必要があります。その代わり、手数料が年率0.33%とON COMPASSと比較して割安です。他社のロボアドバイザーとON COMPASSを比較した口コミ・評判 ★★★★4 他のロボアドバイザーを利用した人は、ON COMPASSをどのように感じているのでしょうか? ON COMPASS は組み入れ上位の ETF が軒並み上昇、トータルでは前週比 +2.36 % という好結果に。ON COMPASS はトータルでも 2 位に浮上し WealthNaviに食らいつけるか注目。 ★★★3 各社 #ロボアド の定点観測👀 運用益は前週比-2.08%で、+5.38%で着地😿 1位: #FOLIO (15.11%) 2位: #THEO (15.04%) 3位: #ON COMPASS (13.70%) 元王者FOLIOが復活!当時は守りに強いと評価していたが、ここから本領発揮するか!? ★★★★★5 いろんなロボアドバイザーを利用してますが、私の場合はマネックス証券のオンコンパスが一番成績が良いです。 上記が他社と比較した、ON COMPASSの評判・口コミです。利用者によっては、他のロボアドバイザーよりも実績が良いという口コミが見受けられました。利用するタイミングや運用残高が人それぞれで異なることから、ロボアドバイザーの実績は人によって変わります。そのため、実績だけでなく各ロボアドバイザーのサービス内容の違いも踏まえて、ON COMPASSを利用するか判断するのがおすすめです。以上、ON COMPASSを利用している人や検討している人の評判・口コミを紹介しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえて、ON COMPASSのメリット・デメリットを解説します。ON COMPASS6つのメリットON COMPASS(オンコンパス)には、他のロボアドバイザーと比較して次の6つのメリットがあります。 ON COMPASSのメリット 自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれる 手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安い 最低1,000円から投資ができる 定期引出機能が付いている 定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれる 新NISAの成長投資枠で運用できる 目標を把握しやすく最低1,000円から運用できる点や自動でポートフォリオの見直しをおこなってくれる点がメリットです。ON COMPASSのメリットを詳しく見ていきましょう。自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれるON COMPASSは自分の目標金額や、現状の資産状況に合わせた運用コースを提案してくれるのがポイントです。ON COMPASSでは、次の4つのプランを用意しています。 ON COMPASSで用意されているプラン ためる・マイペース 余裕資金を積立投資するプラン ためる・マイゴール 目標金額と積立金額から達成率を計算して運用するプラン たのしむ まとまった資金を運用しつつ定期的に引き出すプラン そなえる 積立投資をしつつ、将来定期的に引き出すプラン プランを選択して質問に回答すると、おすすめの運用コースと運用シミュレーションの結果が表示されます。くわえて、目標金額、初期投資額、積立金額などからプランの達成率も計算してくれます。達成率が80%を超えていれば運用を始められます。無理のないプランで運用が続けられる工夫が施されているのが、ON COMPASSならではのメリットです。さらにON COMPASSでは、現時点での目標までの達成率を自動的に算出し、達成率はマイページでいつでも確認可能です。達成率が低いとアラートが届き、目標の見直しや臨時のリバランスも実施できるので、目標に向けた資産形成が計画的におこなえます。手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安いON COMPASS(オンコンパス)の手数料は、他の投資一任型のロボアドバイザーよりも割安です。例えば、投資一人型ロボアドバイザーで実績が高いと評判の、ウェルスナビ(WealthNavi)とロボプロ(ROBOPRO)の手数料と比較してみました。 費用の比較表 ロボアドバイザー 手数料(年率・税込) 信託報酬もしくは経費率(年率・税込) ON COMPASS 0.977% ※投資信託の信託報酬込み ウェルスナビ 1.1% 0.08〜0.13% ロボプロ 1.1% 非公開 2025年5月作成上記は投資一任による手数料ですが、実際は投資先の投資信託の信託報酬やETFの経費率も発生します。ON COMPASSの手数料は、なんと投資先のETFの経費率を含めたものです。そのため、トータルの費用で考えるとウェルスナビ・ロボプロとりもかなり割安になります。費用を抑えて投資一任型ロボアドバイザーを利用したい方は、ON COMPASSを選ぶといいでしょう。最低1,000円から投資ができるON COMPASS(オンコンパス)は、毎月1,000円から投資ができます。少ない資金で投資ができるので、投資資金に余裕がない方でも投資を始めやすくなっています。また、投資金額はいつでも変更可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーの最低投資金額は1万円であることと比較すると、ON COMPASSなら1,000円から始められるのはメリットだといえます。少額からロボアドバイザーを始めたい方は、最低1,000円から利用できるON COMPASSを利用するのがおすすめです。定期引出機能が付いているON COMPASSのたのしむ・そなえるコースでは、毎月の積立投資額だけでなく、目標金額到達後の定期引出機能が付いています。定期引出機能を利用すれば、必要な金額だけ自動で引き出しつつ残りを運用し続けられるため、資産の有効活用することが可能です。他のロボアドバイザーで資産の一部を引き出す場合、毎回手動で手続きしないといけません。ON COMPASSの定期引出機能があれば、老後の資産や教育資金など毎月定額で引き出しが必要な場合に便利です。運用資産の用途が決まっている方はON COMPASSを利用して、定期引出機能を活用して効率よく資産を活用しましょう。定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれるON COMPASSでは3ヵ月に1回、市場の状況や運用商品の値動きに合わせて、資産配分を元に戻すリバランスを自動でおこなってくれます。例えば運用の結果として、海外株式の割合が多く、国内債券の割合が少なくなった場合、海外株式を売却して国内債券を買付して資産配分を調整します。利用者のリスク許容度の範囲内で運用を続けられるよう、資産配分を定期的にチェックし、必要に応じて調整してくれるのがメリットです。助言型ロボアドバイザーの場合、ポートフォリオの提案はしてくれますが、実際の購入やリバランスはご自身でおこなわないといけません。自分自身のリスク許容度にあわせながらお任せ運用をしたい方は、ぜひON COMPASSを利用してみてください。新NISAの成長投資枠で運用できるON COMPASSは、なんと新NISAの成長投資枠で運用することも可能です。マネックス証券の新NISA口座内で保有するので、マネックス証券が取り扱っている株式や投資信託と一緒に保有できます。新NISA口座内でON COMPASSのお任せ運用を利用しつつ、いろんな資産に投資できます。そのため、新NISA口座でロボアドバイザーと株式・投資信託を併用したい方は、マネックス証券のON COMPASSを選ぶのがおすすめです。ON COMPASSの始め方へ進むON COMPASSのデメリットON COMPASS(オンコンパス)にはメリットだけでなく、次のデメリットも頭に入れておく必要があります。 ON COMPASSのデメリット 積立投資は毎月11日に固定 運用に関する独自機能がない ON COMPASS(オンコンパス)のデメリットを1つずつ解説していきます。入金から積立投資までにタイムラグがあるON COMPASSは積立投資で利用する場合、始めるタイミングによっては、すぐに運用が開始されるわけではありません。ON COMPASSで積立投資が始まるタイミングは、資一任契約を締結された月の翌月11日(休日・祝日の場合は翌営業日)と決められています。例えば、1月15日に契約を締結して同日に入金が完了したとしても、積立投資が開始されるのは翌月の2月11日となります。ただし、新規投資や追加投資などスポットでの投資の場合は、入金日から4営業日後に投資されます。すぐにON COMPASSで積立投資を始めたい場合は、申し込むタイミングに気をつけましょう。運用に関する独自機能がないON COMPASSを利用すれば、運用で必要な作業をすべてお任せできますが、運用効率を上げる独自機能は搭載されていません。以下のロボアドバイザーには、基本的なお任せ運用以外に独自の機能が搭載されています。 各ロボアドバイザーの搭載機能 ウェルスナビ税金最適化機能・手数料割引 THEO+ docomo税金最適化機能・AI下落予測機能・ESG投資 楽ラップ下落軽減機能(DRC) SUSTEN税金最適化機能 特に、税金最適化機能は保有資産の損益状況を踏まえて税負担を最適化してくれるので、実質的な利回りが改善される可能性があります。その代わり、ON COMPASSには目標設定機能があります。どの機能を重視したいかで、利用するロボアドバイザーを決めるといいでしょう。以上、評判・口コミを踏まえてON COMPASSのメリット・デメリットを解説しました。続いては、ON COMPASSの最新運用実績を紹介します。運用実績が気になる方は、ぜひ次章も読み進めてください。最新のON COMPASSの運用実績を解説ここでは、ON COMPASS(オンコンパス)の運用実績を他のロボアドバイザーの実績とともに確認していきます。まずは各ロボアドバイザーの全コース平均を比較していきます。実績数値の比較はこちら 全コース平均におけるロボアドバイザー各社の運用実績(2025年3月末基準) サービス名\期間 6ヵ月 1年 3年 ON COMPASS(マネックス証券) ウェルスナビ THEO+ docomo SUSTEN 楽ラップ SBIラップ匠の運用コース おまかせ運用(CHEER証券) 2025年5月作成 ON COMPASSは一定の実績が出ているものの、ウェルスナビやTHEO+ docomoと比較すると芳しくありません。しかし、リスク許容度が最も高いコースだけで比較すると、下表のようにON COMPASSは高い実績を出しています。実績数値の比較はこちら リスク許容度が最も高いコースにおけるロボアドバイザー各社の運用実績(2025年3月末基準) サービス名\期間 6ヵ月 1年 3年 ON COMPASS(マネックス証券) ウェルスナビ THEO+ docomo SUSTEN 楽ラップ SBIラップ匠の運用コース おまかせ運用(CHEER証券) 2025年5月作成 グラフはAI投資サービスも含めた、直近3年間の上位5サービスの運用実績を表していますが、ON COMPASSは他サービスと同等のパフォーマンスを出しています。実際、マネックス証券の公式発表では、2023年7月から2024年3月までの8ヵ月で、預かり資産が1.5倍も上がったことが好評されています。(※1)利用者によっては、ON COMPASSでも一定以上の成果を得られていると考えられます。 ※1:PRTIMES「『ON COMPASS』運用資産残高が8ヶ月で1.5倍に」 他のロボアドバイザーの特徴を比較ここでは、サービス内容で他のロボアドバイザーとの違いを比較していきます。 サービス内容の比較表 サービス名 最低投資金額 新NISA 投資対象 手数料(年率・税込) ON COMPASS 1,000円 ◯※成長投資枠のみ 投資信託 0.66%※ ウェルスナビ 1万円 ○ ETF 課税口座:1.1% NISA口座:0.693%〜0.733% THEO+ docomo 1万円 × ETF 1.1% SUSTEN 1万円 ◯ 投資信託 課税口座: 運用益の1.1/6〜1.1/9 NISA口座: 0.08%〜0.3% 楽ラップ 1万円 × 投資信託 固定報酬型: 0.715% 成果報酬併用型: 0.615%+運用益5.5% SBIラップ匠の運用コース 1万円 × 投資信託 0.77% ザ・ハイブリッド 1万円 × 投資信託 0.94%〜0.99% おまかせ運用 500円 ◯※成長投資枠のみ 投資信託 0.66% 2025年5月作成 ※投資一任契約に対する手数料を掲載。全体の手数料は0.9775%。投資一任契約に対する手数料を比較すると、おまかせ運用と並んでON COMPASSが最も割安です。また、ON COMPASSの最低投資額は1,000円で、おまかせ運用の500円に次いで少額から始められます。新NISA対応で比較すると、ON COMPASSは成長投資枠なら新NISAでも運用できます。ただ、ウェルスナビとSUSTENのNISAはつみたて投資枠にも対応しており、手数料も運用方法によってはON COMPASSより安くなります。以上、サービス内容でON COMPASSと主要ロボアドバイザーの違いを比較しました。ここまでの内容を踏まえて、次章ではON COMPASSをおすすめできる人を紹介します。ON COMPASSに向いている人他のロボアドバイザーよりもON COMPASS(オンコンパス)に向いている人は次のような人です。 ON COMPASSをおすすめできる人 目標の資産額が決まっている人 手数料を抑えて長期間かけて積立投資をしたい人 投資にかける時間がない人 ON COMPASSは、利用者の目標資産額を達成する確率が高くなるように運用プランを組むので、目標が明確に決まっている人におすすめです。また、なるべくロボアドバイザーの手数料を抑えたい方や投資にかける時間がない人にも向いています。では、ON COMPASS(オンコンパス)に向いている人の特徴を解説していきます。目標の資産額が決まっている人いつまでにいくら貯めるという明確な目標が定まっている人は、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。ON COMPASSでは、利用者の目標資産額を踏まえて運用プランを設計します。最初のプラン作成時に、目標到達の可能性が80%に満たないと投資は始められません。また、現時点での目標達成率が65%を下回るとアラートが届くので、常に「このペースで目標まで到達できるか」を意識できる設計になっています。「老後までに〇〇円の資産を作りたい」「子供が大学に入学するまでに〇〇円貯めたい」など明確な目標がある方は、進捗を確認しながら投資ができるON COMPASS(オンコンパス)を利用するのがおすすめです。手数料を抑えて長期間かけて積立投資をしたい人手数料をできる限り抑えたい方も、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーの手数料は年率1%程度ですが、ON COMPASSの手数料は0.66%と割安になっています。ロボアドバイザーは長期的な運用が推奨されているので、運用期間が長くなるほど手数料の違いで投資効率の差は大きくなる可能性が上がります。また、投資先の投資信託やETFにかかる費用を含めた場合でも、ON COMPASSは年率0.9775%程度しかかかりません。そのため、ロボアドバイザーの利用で発生する費用を抑えて投資をしたい方は、ON COMPASSを利用するのがおすすめです。投資にかける時間がない人投資をしている時間がない人も、ON COMPASS(オンコンパス)がおすすめです。ON COMPASSは投資一任型ロボアドバイザーなので、質問に答えることでリスク許容度を判定し、おすすめの運用コースを提案してくれます。運用コースを選択したら、あとは入金するだけで運用を始めてくれます。また、資産配分の見直しも定期的に実施し、現時点での目標達成率が危うくなるとアラートが届くので、日々の運用管理も気軽におこなえます。自分自身で投資をする場合だと、ポートフォリオの設計や銘柄選定、取引手続き、保有資産の見直しなど、すべてご自身の手でおこなわないといけません。人によっては、そもそも投資にかける時間を捻出できないでしょう。自分で投資をする時間がない方は、運用をお任せできるON COMPASSを使ってみてください。ON COMPASSを開始する手順ON COMPASS(オンコンパス)を始める手順は、次のような流れとなります。 ON COMPASSを始める手順 公式サイトで質問に回答し運用プランを決定 マネックス証券の口座を開設する マネックス証券口座へ入金し運用開始 ON COMPASS(オンコンパス)で投資を始めるまでの流れを順番に解説していきます。公式サイトで質問に回答し運用プランを決定まずはON COMPASS(オンコンパス)の公式サイトへアクセスしてください。次の質問から選択して、運用プランを決めます。 ON COMPASSで用意されているプラン ためる・マイペース 余裕資金を積立投資するプラン ためる・マイゴール 目標金額と積立金額から達成率を計算して運用するプラン たのしむ まとまった資金を運用しつつ定期的に引き出すプラン そなえる 積立投資をしつつ、将来定期的に引き出すプラン そのあと、各プランで用意されている質問に回答をすると、おすすめの運用コースと目標達成率が表示されます。診断結果には目標達成率が表示され、80%を超えていると運用を始められます。80%未満は運用開始できないので、投資額や運用コースを調整する必要があります。 引用:ON COMPASS「最適プランのご提案」2025年5月確認内容に問題なければ、次の手順へ進みましょう。マネックス証券の口座を開設するON COMPASS(オンコンパス)を始めるには、マネックス証券の「証券総合取引口座」および「ON COMPASS投資一任口座」を開設する必要があります。マネックス証券の口座開設は、公式サイトでメールアドレスを登録し、届いたメールに記載のURLから申し込みフォームへ移動して必要事項を記入し、本人確認手続きを済ませたら申込完了です。早ければ、最短翌日で口座開設が完了します。マネックス証券の口座開設が済んだら、会員ページへログインして、ON COMPASS(オンコンパス)に申し込みます。マネックス証券口座へ入金し運用開始最後はON COMPASSの利用申し込みをおこない、マネックス証券口座へ入金手続きを済ませます。マネックス証券口座に入金が完了したら、4営業日後から運用が開始されます。積立投資を始めたい場合は、最初に積立金額の設定や引落口座を指定すれば完了です。ON COMPASSを始めるには、マネックス証券口座が必要です。以下からマネックス証券の公式サイトへ移動できるので、口座開設を完了してON COMPASSで資産運用を始めましょう! 目標達成率を見ながら運用できる! マネックス証券口座を開いてON COMPASSを始める まとめON COMPASS(オンコンパス)は、マネックス証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。他のロボアドバイザーと比較して次のような特徴があります。 ON COMPASSのメリット 自分の目標金額や現状に合わせて運用コースを提案してくれる 手数料が他の投資一任型ロボアドバイザーより比較的安い 最低投資額は毎月1,000円から!少ない資金で投資ができる 定期的にポートフォリオの見直し・更新をおこなってくれる 目標達成率を確認しながら運用ができるので、いつまでいくらの資産が必要か決まっている方は、ON COMPASS(オンコンパス)でお任せ投資を始めましょう!ON COMPASSの始め方へ戻るよくある質問ON COMPASS+の特徴や評判の違いはなんですか?ON COMPASS+はマネックス証券と契約している10社の金融商品仲介業者(IFA)のアドバイザーが顧客に対面で投資のサービス案内や運用中のサポートをするサービスです。ON COMPASS(オンコンパス)とON COMPASS+は投資一任型サービスの点では同じですが、自動で投資をおこなうON COMPASSに対して、ON COMPASS+対面型でIFAに投資を任せる点に違いがあります。解約方法を教えてください解約は電話やホームページから申し込めます。なお、解約できるのは運用開始日の2営業日後の翌日からで、一部解約は1,000円以上、1,000円単位となっているので注意しましょう。利益がプラスになるポイントはなんですか?長期的に積立投資を続けることです。ON COMPASS(オンコンパス)は長期的な資産形成を目的としたサービスですので、短期間では利益を狙うことは推奨されていません。ON COMPASSで投資を始めるなら、短期間ではなく長期的にコツコツ積立投資をする前提で利用しましょう。ON COMPASSは月に1回以外の積立方法はありますかON COMPASSの積立投資の回数は、月に1回のみです。ただし、スポットでの追加は投資はいつでも申し込み可能で、入金後4営業日後に投資します。他社のロボアドより評判になる理由を教えてください評判・口コミによると、ON COMPASSは次のような点で評価されています。 ON COMPASSの評価ポイント 他のロボアドバイザーより手数料が安い マネックス証券が運用しており安心 目標に対する進捗がわかりやすい 確定申告は必要ですか?選択した口座によっては必要です。源泉徴収ありの特定口座でON COMPASS(オンコンパス)を契約している方は、税金申告や支払いが口座内で完結しているため、確定申告は必要ありません。そのほかの口座を選択している方は、ご自身で税金を申告して納付する義務があるため、確定申告が必要です。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券の口コミ・評判や手数料とメリット・デメリットを解説
楽天証券は、総合証券口座数が1,200万口座を突破(※1)し、投資信託やポイントサービスが人気の理由のネット証券です。国内株式はもちろん、投資信託・新NISA・iDeCo・FXなど、幅広い商品を取り扱っているおり、投資初心者から経験者まで、幅広い層から利用されています。この記事では、他社のネット証券会社との比較や評判・口コミを踏まえた、楽天証券を利用するメリット・デメリットを解説します。後半では、楽天証券の気になる評判・口コミも紹介します。どのネット証券で口座開設するか検討中の方は、ぜひ当記事を参照して、楽天証券口座を開設するか判断してください。 ※1出典:楽天グループ株式会社「証券総合口座1200万口座達成のお知らせ」 【News】楽天証券のNISA口座数が600万口座を達成! 出典:PR TIMES「業界最多!NISA口座数、600万口座達成のお知らせ」2025年5月確認 手数料や取扱商品など楽天証券の特徴を解説まずは、楽天証券の特徴を解説します。今回は、当サイトが実施したアンケート調査で判明した、証券会社選びで重要視されている項目に沿って紹介します。(※) 楽天証券の特徴を解説する項目 国内株取引手数料 取扱金融商品・銘柄数 アプリ・ツール その他サービス(ポイント・投資情報など) それぞれ、1つずつ見ていきましょう。 ※アンケート調査の詳細は、「【投資家300名に調査】投資目的や利用中のネット証券の満足度を紹介」にまとめています。国内株取引手数料まずは国内株の現物・信用の取引手数料を解説します。 現物取引 信用取引 現物取引の手数料体系(税込) 取引額 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~150万円 ~3000万円 3,000万円超 ゼロコース 0円 1約定制 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1013円 1070円 1日定額制 0円 2200円 3300円 100万円ごと+1100円 信用取引の手数料体系(税込) 取引額 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 ゼロコース 0円 1約定制 99円 148円 198円 385円 1日定額制 0円 2200円 3300円 100万円ごと+1100円 ※:ETF・ETN・REIT・いちにち信用はコース関係なく取引手数料は0円 楽天証券には、ゼロコース・1約定制(超割コース)・1日定額制(いちにち定額コース)3つの取引コースが用意されています。そのなかでもゼロコースを選べば、なんと現物・信用ともに取引手数料が0円です。ゼロコースでは、RクロスとSORを活用することで費用を抑えることで、取引手数料0円を実現しています。 Rクロスとは?機関投資家を含む、楽天証券利用者同士の売り注文と買い注文がマッチした場合、ToSTNeT市場にて売買を成立させる注文方法。 SORとは? 複数市場から最良の市場を選択して執行する注文方法。1約定制と1日定額制は、通常どおり証券市場上で取引をおこないます。他のネット証券会社の取引手数料との比較は、このあと解説していきます。取扱金融商品・銘柄数楽天証券は国内株はもちろん、投資信託・外国株・NISA・iDeCo・FXなど、豊富な金融商品の取り扱いを取り扱っています。 楽天証券の主要取扱商品 国内株式 現物・信用・単元未満株 IPO(2022年実績) 65社(95社中) 投資信託 2,566銘柄 NISA投信 成長投資枠:1,227銘柄 つみたて投資枠:237銘柄 iDeCo 35銘柄 外国株取扱国数 米国含む6ヵ国 米国株 4,711 銘柄 2025年5月作成さらに詳しい取扱金融商品の一覧はこちら 国内株式 米国株 その他海外株 投資信託 お任せ運用 債券 先物オプション FX CFD 実物 その他 現物取引 単元未満株 信用取引 株式積立 ETF・ETN・REIT IPO・PO 立会外分売 貸株サービス 現物・ETF 信用取引 米株積立 中国株式・ETF ASEAN株式・ETF 楽天カード決済 楽天キャッシュ決済 楽ラップ らくらく投資 米国ETFラップ 国内債券 外国債券 株価指数先物 日経225オプション 海外先物取引 楽天FX 楽天MT4 楽天CFD 楽天MT4CFD 金・銀・プラチナ バイナリーオプション 外国為替 外貨建てMMF 2025年5月作成 上記の通り、楽天証券では幅広い商品を取り扱っており、初めて投資に挑戦する初心者から経験豊富な上級者まで、さまざまな投資家に利用されています。特に、主力商品の国内株・米国株・投資信託には、以下のようなサービスがあります。 楽天証券の主力商品の特徴 国内株セロコースによる取引手数料0円はもちろん、単元未満株による積立投資で、従来より少ない金額で株式投資が始められる。 米国株為替手数料が往復0銭・対象米国ETFの買付手数料無料・NISA口座なら取引手数料0円と、米国株も低コストを追求。 投資信託 楽天カード・楽天キャッシュでの積立買付に対応しており、楽天キャッシュ利用時には楽天ポイントを0.5%付与。対象銘柄の保有でも、残高に応じたポイントが付与される。 気になる商品を見つけたら、楽天証券ではどのようなサービスがあるか、ぜひチェックしてみてください。アプリ・ツールネット証券会社で取引するには、専用の取引ツール・アプリを活用します。楽天証券の取引ツール・アプリは、以下のものが用意されています。 楽天証券の取引ツール・アプリ 取引ツール:マーケットスピード・楽天MT4 アプリ:iSPEED PC用取引ツール「マーケットスピード」は、国内株・米国株・先物オプション・CFD・FXを取り扱っており、画面を自由にカスタマイズしながら、さまざまな注文方法を活用しながら取引可能です。また、国内株であればMacにも対応した「マーケットスピード for Mac」も提供されています。アプリの「iSPEED」も、マーケットスピードと引けを取らない画面のカスタマイズが可能で、外出先でも欲しい情報を一目で確認できます。株式であれば、最短3タップで注文することも可能です。ただし、取引ツール・アプリともに投資信託の注文は非対応です。投資信託を注文するには、楽天証券の会員ページにアクセスする必要があります。その他サービス(ポイント・投資情報など)楽天証券はその名の通り、楽天グループのネット証券で、以下のように楽天ポイントに関するサービスに力を入れています。 貯める 使う 楽天証券が貯まる商品 SPU対象商品に関する条件を達成すると、楽天市場のポイント還元率アップ。条件が定期的に更新される。 投信の楽天カード決済投資信託と金・プラチナの積立金額に対して、最大2%付与。 投信の楽天キャッシュ決済楽天キャッシュで投資信託の積立投資が可能で、どの経路からチャージしてもチャージ額の0.5%付与。 金・プラチナの楽天カード決済 決済額に対して最大2%付与。 取引手数料プログラム国内株・外国株・先物・オプション・海外先物・金・プラチナの取引手数料1%を還元。 投信残高プログラム対象ファンドの月間平均保有金額に応じてポイントを進呈。 投資信託資産形成ポイント投資信託の保有残高がはじめて一定金額に到達すると、到達した金額に応じて最大500ポイント進呈。 楽天ポイントが使える商品 国内株 米国株 投資信託(スポット・積立) バイナリーオプション 上記のように、楽天証券ならさまざまな商品で楽天ポイントが貯められたり使えたりします。また楽天証券には、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」も提供しています。注文時に楽天銀行から自動的にスイープ(自動入金)するため、事前に楽天証券口座に入金する必要がありません。さらに、楽天の電子書籍サーボス「楽天Kobo」とも連携しており、楽天証券口座を持っていれば、投資に関連する対象書籍が無料で閲覧可能です。このように、楽天証券は各種楽天サービスと連携することで、他のネット証券会社にはない独自サービスを提供しています。 日経新聞も無料で読める!楽天証券口座を持っていれば、日経新聞が読める「日経テレコン(楽天証券版)」というサービスが利用できます。 本来、日経新聞は紙面だと月額約5,000円、電子版でも月額約4,000円かかります。当サービスを利用するだけでも、楽天証券口座を開設する価値はあるでしょう。以上、楽天証券の特徴を解説しました。次章では、他のネット証券会社との違いを比較していきます。楽天証券と他のネット証券会社との比較ここでは、楽天証券と他のネット証券会社を比較していきます。今回は、国内株の取引手数料と主要取扱商品を比較します。国内株取引手数料で比較まずは、国内株取引手数料で比較します。国内株現物の取引手数料比較 1約定制 1日定額制 国内株現物1約定制の取引手数料比較 取引額 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~150万円 ~3000万円 3,000万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券超割コース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 マネックス証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,070円 三菱UFJ eスマート証券 55円 99円 115円 275円 535円 1,584円 3,069円 4,059円 DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 SBIネオトレード 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 大和コネクト証券 約定金額の0.033%(上限:660円) GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 460円 550円 880円 880円 CHEER証券 55円 55円 110円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 PayPay証券 約定金額の0.5% 国内株現物1日定額制の取引手数料比較 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券いちにち定額コース 0円 1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 松井証券 0円 1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券 550円 2750円(以降300万円ごとに+2,750円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBIネオトレード 0円 1,100円 1,540円 100万円ごとに+295円 GMOクリック証券 0円 1,238円 1,691円 100万円ごとに+295円 2025年5月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込で0円楽天証券はゼロコースを選択すれば、すべてのネット証券会社のなかで最安水準の取引手数料となっています。SBI証券も条件を満たせば、同様に0円となります。楽天証券の超割コースだと、ほとんどのネット証券会社と比較して割高になるので、明確な理由がない限りはゼロコースを選択しておくのがおすすめです。信用取引手数料で比較 1約定制 1日定額制 国内株信用1約定制の取引手数料比較 取引額 ~10万円 ~20万円 ~50万円 50万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 楽天証券超割コース 99円 148円 198円 385円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 マネックス証券 99円 148円 198円 385円 三菱UFJ eスマート証券 99円 148円 198円 385円 SBIネオトレード 0円 0円 0円 0円 大和コネクト証券 165円 330円 GMOクリック証券 97円 143円 187円 264円 国内株信用1日定額制の取引手数料比較 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 松井証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円※2 マネックス証券 550円 2750円(300万円ごとに2,750円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBIネオトレード 0円 0円 0円 0円 GMOクリック証券 0円 880円 1,320円 100万円ごとに+440円 2025年5月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込で0円 ※2:1億円超:110,000円(上限)国内株の信用取引でも、楽天証券はゼロコースを選択すれば取引金額に関わらず0円です。他にも、SBI証券とSBIネオトレード証券も0円で取引できます。いちにち定額コースを選択すると、100万円までの取引であれば0円ですが、100万円を超えたら1日の取引金額に応じて手数料が変動します。信用取引をおこなう場合も、基本的にはゼロコースを選べば取引手数料が抑えられるのでおすすめです。 関連記事 他の商品も含めた手数料が安いネット証券を知りたい方は、別記事「ネット証券の手数料を徹底比較!株取引が安い会社ランキング」もご確認ください。 主要取扱商品の銘柄数を比較続いては、主要の取扱商品の銘柄数を比較していきます。 主要ネット証券取扱銘柄数 証券会社 IPO取扱社数(2022年) 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 新NISAつみたて投資枠 新NISA成長投資枠 楽天証券 65社 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 237銘柄 1,227銘柄 SBI証券 89社 2,559銘柄 4,399銘柄 394銘柄 235銘柄 1.245銘柄 松井証券 54社 1,888銘柄 3,753銘柄 408銘柄 240銘柄 1,137銘柄 マネックス証券 61社 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 232銘柄 1.171銘柄 三菱UFJ eスマート証券 23社 1,826銘柄 1,673銘柄 231銘柄 193銘柄 1.104銘柄 大和コネクト証券 42社 51銘柄 55銘柄 23銘柄 29銘柄 50銘柄 PayPay証券 0社 128銘柄 158銘柄 33銘柄 33銘柄 128銘柄 CHEER証券 0社 55銘柄 79銘柄 18銘柄 15銘柄 53銘柄 DMM株 12社 - 1,987銘柄 287銘柄 - - GMOクリック証券 0社 113銘柄 - - 38銘柄 112銘柄 SBIネオトレード証券 21社 36銘柄 - - 11銘柄 32銘柄 岡三オンライン 43社 626銘柄 - - 91 332銘柄 SMBC日興証券 47社 1,051銘柄 2,200※米国ETF含む 149銘柄 539銘柄 野村證券 40社 1,153銘柄 809銘柄 159銘柄 20銘柄 419銘柄 みずほ証券 47社 92銘柄 6419銘柄 626銘柄 12銘柄 67銘柄 2025年5月作成 投資信託・新NISA対象投信の取扱銘柄数を比較すると、SBI証券と共に他のネット証券会社から群を抜いて豊富に取り扱っています。米国株の取扱銘柄数は、SBI証券とマネックス証券のほうが多く取り扱っている状態です。また、2022年のIPO実績で比較すると、SBI証券が最も多くのIPOを取り扱っていました。取扱銘柄数にこだわらない限りは、楽天証券でも幅広い選択肢から銘柄を探すことが可能です。以上、楽天証券と他のネット証券会社を比較しました。次章では、ここまで解説した内容を踏まえて、楽天証券を利用するメリット・デメリットをまとめて解説します。楽天証券の利用メリット | 口コミ・評判も紹介します数あるネット証券会社のなかで、楽天証券を利用するメリットは以下のとおりです。 楽天証券の利用メリット 他社と比較して国内株の取引手数料が安い 取扱商品や楽天ポイントサービスが豊富 信託報酬が割安なオリジナルファンドが運用できる 投資初心者でも使いやすいアプリ・ツール セミナーや勉強会など投資を学ぶ機会 各メリットの詳細を、実際に楽天証券を利用している人の評判・口コミも交えて解説します。他社と比較して国内株の取引手数料が安い ★★★★★5 手数料がゼロ円になる楽天証券ゼロコース。設定しておかないと損。 超割コースだと50万円以下は250円くらいだけど、積み重ねるとバカにならない。 ★★★★★5 楽天証券は国内株の売買手数料かからないし、本や日経新聞も無料で読めるし、アプリも見やすくていいと思ってます。 楽天証券の手数料コースには、ゼロコース・超割コース・1日ていがくコースの3種類用意しており、ゼロコースを選べば国内株(現物・信用)の取引手数料が0円になります。投資では、費用を抑えることが重要と言われています。楽天証券を利用すれば、取引手数料を気にせす国内株に当することが可能です。また米国株でも、為替手数料や対象の米国ETFの買付手数料が無料になるサービスも提供されています。極力費用を抑えて株式投資したい方は、楽天証券口座を持っておくのをおすすめします。取扱商品や楽天ポイントサービスが豊富 ★★★★★5 楽天証券は良い商品やサービスがどんどん出てきますね! ★★★★★5 楽天証券は品揃えも豊富で、低コストな投資信託がたくさんあります。投資を始めようとしている人は、金融商品を選ぶとき、とにかく手数料や経費を気にするのがおすすめです。 楽天証券では国内株式をはじめ、米国株を含めた6ヵ国の外国株・投資信託・債券、FXなど、幅広い金融商品を取り揃えています。楽天証券口座を1つ持っているだけでさまざまな商品が取引でき、複数口座を持っておく機会はほぼなくなります。特に楽天ポイントに関するサービスに力を入れており、投資信託であれば楽天カードや楽天キャッシュを使った積立投資で楽天ポイントを貯めることが可能です。さらに貯めた楽天ポイントは、株式や投資信託の購入に充てられます。1ポイント1円から使えるので、楽天ポイントだけで投資を始めることも可能です。信託報酬が割安なオリジナルファンドが運用できる ★★★★★5 楽天証券の利用者で、「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」へスイッチングした人はかなり多いですね。 楽天VTでも十分低コストですが、楽天・オールカントリーの信託報酬は半分以下ですから、すごい時代になりました。 ★★★★★5 楽天証券からNasdaq100連動投資信託の新商品が出ました。 現時点で他ファンドと比べ信託報酬が安かったので購入しました。 楽天証券の投資信託は取扱銘柄数が多いだけでなく、以下のようなオリジナルファンド「楽天・プラスシリーズ」も提供しています。 楽天証券のオリジナルファンド 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド 楽天・プラスシリーズの一部は、多くの投資家から人気を集めている「eMAXIS Slimシリーズ」と比較して、信託報酬が割安な点がメリットです。 楽天・プラスとeMAXIS Slimの信託報酬比較 投資先(ベンチマーク) 楽天・プラス eMAXIS Slim 全世界株(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス) 0.561% 0.5775% 米国株(S&P500) 0.077% 0.09372% 先進国株(MSCIコクサイ・インデックス) 0.088% 0.09889% 日本株(日経225) 0.132% 0.143% 2025年5月作成さらに楽天・プラスシリーズは、保有残高に応じて楽天ポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」対象ファンドでもあります。 楽天・プラスシリーズのポイント還元率 ファンド名 ポイント還元率(年率) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド 0.017% 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド 0.028% 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 0.033% 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド 0.053% 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド 0.05% 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド 0.05% 2025年5月作成例えば、楽天・S&P500インデックス・ファンドを1,000万円保有している場合、年間で2,800ポイント付与されます。信託報酬も人気ファンドより安く、楽天ポイントをもらえるのはうれしいですね。楽天・プラスシリーズは新NISA口座でも運用できるので、NISAで投資信託の積立投資を始めたい方は、楽天証券の楽天・プラスシリーズを運用するのがおすすめです。投資初心者でも使いやすい評判の取引画面 ★★★★★5 楽天証券口座を開設したので、これでいよいよNISAをスタートできます。 楽天証券を選んだのは「初心者にも使いやすい」と評判だったからですが、本当に使いやすい! ★★★★★5 投資初心者が投資を始めるなら、断然楽天証券をおすすめしますね。 なんと言っても初心者にも分かり易くて使い易いからです。 楽天証券は、WEBサイト・PC用取引ツール・スマホアプリで取引できます。投資初心者から上級者まで円滑に取引ができると好評です。投資経験者の口コミでは、「使いやすい」理由から楽天証券がおすすめという意見が多く見受けられました。証券口座を開設しても、実際に取引しないと投資は始められません。取引画面がシンプルで見やすければ、投資が初めての方でも安心して使えますよね。ネット証券選びは取引画面の見やすさを重視したいなら、楽天証券を使ってみるのをおすすめします。セミナーや勉強会など投資を学ぶ機会も ★★★★★5 楽天証券でNISAを続けていて、投信積立で楽天ポイントがザクザク溜まって最高! 楽天証券のセミナーは無料でいいの?っていうくらい充実してます。今後の公開イベントも楽しみ! ★★★★★5 楽天証券の日経テレコンで、日経新聞の朝刊が読めるのはありがたい。 楽天証券では、投資情報を得るためのサービスが豊富な点もメリットです。具体的には、楽天証券は最新のマーケット情報など投資に役立つ情報を発信する投資情報メディア「トウシル」、投資セミナーを全国各地で開催中しています。ネット証券会社は、対面証券のように専任スタッフからのサポートが基本的に受けられません。そのため、投資を続けるにはご自身で学習する必要があります。楽天証券はさまざまな投資情報サービスを通じて、利用者が投資を学べる機会を提供しています。学びながら投資を続けたい方は、楽天証券の投資情報サービスを利用してもいいでしょう。楽天証券の口座開設のやり方へ進む口座開設前に確認したいデメリット・注意点ここでは、楽天証券のデメリット・注意点を紹介します。楽天証券で口座開設をする前に確認したいデメリットは、以下の2点です。 楽天証券のデメリット IPOの取扱社数が他のネット証券より少ない スマホアプリで投資信託が取引できない 他のネット証券と比較してIPOの取扱実績が少ない楽天証券のデメリットの1つとして、他のネット証券と比較してIPOの取扱実績が少ない点が挙げられます。 IPOとは「新規公開株」のことで、未上場企業の株式は証券取引所に上場することで、市場で投資家が取引できるようになります。一方、IPOは誰でも購入できず、人気のIPO銘柄の場合は抽選も必要で、当選者のみ購入できるなどの制約もあります。主要ネット証券会社の2022年IPO実績は、以下のとおりです。 主要ネット証券の2022年IPO実績 ネット証券会社 IPO取扱実績 主幹事実績 楽天証券 65社 0社 SBI証券 89社 11社 マネックス証券 61社 0社 松井証券 54社 0社 三菱UFJ eスマート証券 23社 0社 岡三オンライン 43社 0社 SMBC日興証券 47社 26社 野村證券 40社 10社 みずほ証券 47社 20社 大和証券 43社 17社 2025年5月作成上記のように、IPOの取扱実績自体はSBI証券に次いで多いですが、主幹事実績は1社も取り扱っていません。IPOの主幹事を担当すると、その銘柄の取り扱い数が多くなり、抽選枠が多くなると言われています。IPOに積極的に挑戦したい方は、他の証券口座も併用してみるといいでしょう。スマホアプリで投資信託が取引できない楽天証券のWEbサイト・PCツール・アプリは、取引画面が見やすくて使いやすいと好評ですが、投資信託が取引できるスマートフォンアプリが提供されていません。楽天証券の専用アプリ「iSPEED」は、国内株・米国株・CFD・FX・先物・オプションのみ対応しています。投資信託を取引するには、WEBサイトにアクセスする必要があります。他の主要ネット証券会社は、投資信託専用のアプリを提供しており、スマートフォンで取引や資産状況が気軽におこなえます。 アプリで投資信託の取引・残高状況が確認できるネット証券会社 SBI証券 松井証券 PayPay証券 大和コネクト証券 CHEER証券 スマートフォンアプリで投資信託の取引・資産状況の確認をしたい方は、楽天証券だと少し不便に感じるかもしれません。以上、楽天証券のデメリットを解説しました。次章では、口座開設前に知っておきたい最新キャンペーン情報を紹介します。最新キャンペーン情報まとめ現在、楽天証券の新規口座開設時におすすめのキャンペーンは以下のとおりです。 2025年5月最新!楽天証券のおすすめキャンペーン一覧 【NISA|〜5/30】NISA成長投資枠 春のポイント開花キャンペーン!総額200万ポイント山分け! 【NISA|〜5/30】楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン 【米国株|〜4/30】米国株式の移管手数料を「全額負担」します!お引越しキャンペーン! 【米国株|常時】米国株式取引手数料無料プログラム 楽天証券「現在開催中のキャンペーン」から一部抜粋気になるキャンペーンを見つけたら、口座開設と一緒に利用して、通常よりお得に楽天証券での投資を始めてください。最後に、楽天証券の口座開設方法を解説します。楽天証券の口座開設方法それでは、楽天証券の口座開設方法を解説していきます。楽天証券の口座開設では、以下の4ステップで行います。 楽天証券の口座開設手順 楽天会員でログイン(新規会員登録) 本人確認手続き 必要事項の記入・取引パスワードの設定 ログインIDの受け取り&初期設定 順調に進められたら最短5分で申し込みが完了し、最短翌営業日から取引が始められます。では、各手順を順番に見ていきましょう。楽天会員でログイン(新規会員登録)楽天証券口座を開設するには、楽天会員でログインする必要があります。 引用:楽天証券公式サイト楽天会員を持っていなくても、新規口座開設と同時に会員登録が可能です。ログイン(新規会員登録)後、登録しているメールアドレス宛に口座開設用のURLが記載されたメールが送られます。メールに添付されている口座開設手続ページへアクセスしましょう。本人確認手続き次に本人確認手続きをおこないます。楽天証券では、2種類の方法が用意されています。 本人確認手続きの方法 スマートフォンで撮影:最短翌営業日で取引開始 画像のアップロード:最短5営業日で取引開始 スマホで撮影 アップロード 必要な書類(いずれか用意) マイナンバーカード 運転免許証 画面の指示に従って本人確認書類を3方向撮影後、ご自身の顔写真を撮影する。 引用:楽天証券公式サイト 必要な書類(いずれか用意) 各種健康保険証 住民票の写し・印鑑登録証明書 パスポート 住民基本台帳カード 在留カード・特別永住者証明書 本人確認書類の画像データを用意するか、撮影してアップロードする。 必要事項の記入・取引パスワードの設定本人確認手続きが完了したら、必要事項を記入していきます。個人情報の記入後、証券口座の種類を選択します。特定口座(源泉徴収あり)を選べば、楽天証券が確定申告の手続きを代わりにおこなってくれます。 引用:楽天証券公式サイトあわせて、以下の口座も申し込むか選択します。 同時申し込みできる口座 NISA口座 iDeCo FX・信用口座 楽天銀行口座 以上で必要事項の記入は完了です。スマートフォンで本人確認手続きをした場合は、追加でログインパスワードの設定をおこないます。取引するための重要な情報なので、設定後はパスワードを忘れないように注意してください。口座開設通知の受け取り&初期設定申し込み後、審査に通過できたら口座開設完了通知が送られます。受け取り方法は、スマートフォンで本人確認手続きした場合はメール、画像アップロードで手続きした場合はハガキとなります。ログイン情報が記載されているので、そのまま楽天証券の会員ページへアクセスしましょう。初回ログインでは、初期設定手続きが必要です。以下の項目に関して手続きを進めてください。 初回ログイン時に必要な初期設定 ログインパスワードの変更(ハガキの方のみ) 取引暗証番号の登録 投資に関する質問解答 勤務先・国籍登録 マイナンバー提出 初期設定が完了したら、口座開設の手続きはすべて完了です。さっそく楽天証券口座に資金を入金し、取引を始めてみましょう! 最短翌営業日で口座開設! 楽天証券の公式サイトへ まとめこの記事では、楽天証券の特徴や他社と比較したメリット・デメリットを解説しました。楽天証券は幅広い商品を取り扱っており、投資初心者から上級者までさまざまな投資家から利用されているネット証券会社です。特に国内株は現物・信用ともに取引手数料が0円になる「ゼロコース」で取引すれば、手数料をかけずに国内株が取引できる点は大きなメリットの1つです。また、投資信託は楽天カードと楽天キャッシュで積立投資が可能で、積立額に応じて楽天ポイントも貯められます。割安な手数料体系や楽天ポイントサービスが充実した楽天証券。これから投資を始めたい方は、楽天証券で口座開設するのがおすすめです。楽天証券の口座開設のやり方に戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
【どっちがおすすめ?】SBI証券とmoomoo証券の違いと共通点
証券口座の開設を検討しているけれど、どの証券会社が良いのかお悩みの人やそれぞれの特徴を比較したい人も多いでしょう。証券会社を選ぶ際のポイントとして挙げられるのが、「自分が取引したいサービスが充実しているか」「投資スタイルに合っているか」などです。例えば、投資信託を中心に取引する場合はSBI証券が、米国株式を中心に取引する場合はmoomoo証券が向いています。そこでこの記事では、SBI証券とmoomoo証券のふたつを比較しそれぞれの違いや共通点だけでなく、どちらがどのような人に向いているのかを解説します。まずは以下の簡単な比較表を確認しましょう。証券会社についての情報を探している人の参考になるので、ぜひご覧ください。 トップクラスの投資先数が特徴的! SBI証券の公式サイトを見る 米国市場に興味があるなら! moomoo証券の公式サイトを見る SBI証券とmoomoo証券の違いを徹底比較SBI証券とmoomoo証券はどちらも魅力的な証券会社ですが、それぞれ特徴が異なります。SBI証券は幅広く多くのサービスを取り扱っていることが特徴で、moomoo証券は米国株式に特化していることが特徴です。 証券会社 取り扱いサービスの数 13種類 4種類 国内株式取引所 全取引所を扱う 東京証券取引所のみを扱う 国内株式取引方法 現物取引信用取引IPOPTS 現物取引のみ 米国株式銘柄数 5,190銘柄超 約7,000銘柄 米国株式手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132%※ 投資信託銘柄数 2,573本 421本 NISA(つみたて投資枠)銘柄数 259本 120本 貯まるポイント VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント moomooポイント ポイント投資 ◯ × 取引アプリ 種類が豊富 分析機能が充実 即時入金可能な銀行 13行 6行 クレカ積み立て ◯ × デモ取引 × ◯ ※ベーシックコースの場合自分が取引したいサービスが充実している証券会社を選ぶと使いやすくなります。また、サービス以外にも、入金しやすい銀行口座やアプリの特徴、ポイントなどのサービスも異なるため、そちらも比較しておきましょう。取り扱いサービスの種類はSBI証券が充実している取扱サービスの種類で比較した場合、moomoo証券と比べてSBI証券が充実しています。SBI証券はiDeCoの取り扱いがあり、老後備えて資金を作りたい人にも向いています。また、外国株式についても、取り扱う国数が異なります。moomoo証券は米国のみですが、SBI証券は9カ国に対応しており、幅広い投資が可能です。●SBI証券の外国株式の対応国 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 取引先を重視したい場合は、SBI証券が向いているでしょう。 幅広い対応が可能! SBI証券の公式サイトを見る 国内株式のサービス内容が異なるどちらの証券会社も国内株式を取り扱いますが、手数料や対象の取引所などが異なります。「主要な銘柄のみ取引したい」「現物取引のみ検討している」という場合はどちらの証券会社でも大きな差はありません。取引方法や注文方法などにこだわりたい場合は、上記を踏まえて証券会社を選びましょう。取引所が多いのはSBI証券取り扱う取引所の数ではSBI証券が充実しています。 証券会社 取引所 東京証券取引所福岡証券取引所札幌証券取引所名古屋証券取引所 東京証券取引所 SBI証券は、日本にある全ての証券取引所の株式を扱っています。ただし、国内株式のほとんどは以下の通り東京証券取引所で上場しています。 取引所 上場会社数 東京証券取引所 3,975社 名古屋証券取引所 296社(58社※) 札幌証券取引所 62社(18社※) 福岡証券取引所 114社(26社※) ※()内は単独上場会社数なお、主要な銘柄であればmoomoo証券でも取引可能であるためご安心ください。東京証券取引所以外の株式を買付したい場合は、SBI証券を利用しましょう。取引内容が豊富なのはSBI証券SBI証券はIPO、PTS、信用取引、貸株など、さまざまな取引が可能です。 IPO新規で証券取引所に上場する株式を上場前に保有する取引 PTS(私設取引システム)証券取引所を経由せずに株式を売買すること。SBI証券では夜間の取引ができる 信用取引現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社から資金や株式を借りて取引する方法 貸株保有する株式を証券会社に貸すことで、利息を受け取れるサービス 長期保有を前提とする場合は貸株サービスが役立ちます。また、取引に慣れているのであれば信用取引やPTSを活用することで、投資の幅が広がるでしょう。対するmoomoo証券は現物取引のみです。国内株式をさまざまな方法で取引したい場合はSBI証券が向いています。moomoo証券は手数料無料の条件がないmoomoo証券は国内株式の取引手数料がかかりません。一方で、SBI証券は取引手数料が無料になるものの、条件が設定されています。 証券会社 手数料を無料にする条件 インターネットコース(プランCも含む)インターネット取引所定の電子交付設定をしている なし SBI証券はインターネットコース以外にも、電話などで投資相談や注文が可能な「ダイレクトコース」「IFAコース」「IFAコース(プランA)」「対面コース」などがあります。しかし、インターネットコース以外を利用している場合は手数料が無料になりません。moomoo証券には上級者向けの注文方法があるmoomoo証券では投資の上級者向けに「トリガー」、「トレールストップ」と呼ばれる注文方法が利用できます。 トリガー注文指定した価格に到達した段階で、指値注文を出す方法。指値注文が出るまで板情報に載らないため、他の投資家に希望価格を隠せるメリットがある。 トレールストップ注文あらかじめ設定していた逆指値が、価格変動に合わせて自動的に引き上げ(引き下げ)する注文方法。株価が一定の方向に進み続ける「トレンド相場」に強い。 さまざまな相場に対応するために、複数の注文方法を活用したい場合は、moomoo証券が向いています。米国株式はmoomoo証券が充実しているmoomoo証券の米国株式は、銘柄数や手数料、サービス内容といった複数の面でSBI証券よりも充実しています。取扱銘柄数の違い取扱銘柄数で比較すると、moomoo証券が豊富です。 証券会社 銘柄数 約5,200銘柄 約7,000銘柄 moomoo証券は業界最多水準の取扱銘柄数を誇ります。moomoo証券のみが取り扱っている銘柄もあるため、より多くの投資先を求める人に向いているでしょう。取引手数料の違い取引手数料については、moomoo証券の方が抑えられます。まず、SBI証券は約定代金に応じて手数料がかかる仕組みです。moomoo証券は、約定代金に応じた手数料が発生する「ベーシックコース」と、取引株数に応じて手数料が発生する「アドバンスコース」の2種類から選べます。SBI証券とmoomoo証券の「ベーシックコース」の違いは以下の通りです。 証券会社 手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132% 上限手数料 22米ドル 22米ドル 最低手数料 0ドル 0ドル moomoo証券のアドバンスコースの手数料は、以下の通りです。 手数料率 最低手数料 取引手数料 0,00539米ドル/1株 1.08米ドル/1注文 システム利用料 0,0055米ドル/1株 1.1米ドル/1注文 上記を踏まえると、200株未満で約1,651米ドル以上の銘柄であれば、ベーシックコースよりも抑えられます。ただし、アドバンスコースは「現地清算費用」として、「0.006米ドル/1株」のコストが発生するため注意しましょう。信用取引のサービス内容の違いmoomoo証券の米国における取扱銘柄数は業界最多水準であり、1,000以上の銘柄を取引可能です。したがって、信用取引のサービス内容も充実していると言えるでしょう。SBI証券は具体的な銘柄数は公開されていませんが、売建が可能な銘柄が一部に限られます。また、信用取引のコストについてもmoomoo証券の方が抑えられます。 証券会社 取引手数料 約定代金の0.33% 約定代金の0.132% 最低手数料 0米ドル 0.01米ドル 上限手数料 16.5米ドル 22米ドル 取り扱いサービス数 13種類 4種類 買建金利 4.5% 4.5% 貸株料率 2% 1.5%~(銘柄によって異なる) 業界最安水準の手数料率と貸株料率を提供しているため、信用取引も行う場合はmoomoo証券が向いているでしょう。moomoo証券は24時間取引が可能moomoo証券は米国市場の立会時間(現地時間9:30~16:00)だけではなく、24時間いつでも取引できます。対象の銘柄は6,000以上と豊富で、手数料は立会時間の取引と変わりません。SBI証券の場合は、立会時間のみの対応となるため、注意しましょう。 立会時間 標準時間 :23:30~6:00 サマータイム :22:30~5:00 24時間取引が可能な場合、立会時間外に株価が急騰、急落しても、すぐに対処できる点が最大のメリットでしょう。moomoo証券は「micro米国株」サービスの利用で1ドルから取引可能moomoo証券は主要ネット証券に先駆けて、1ドルから米国株へ投資できる「micro米国株」サービス展開しています。micro米国株とは、「1株未満」から米国株を売買できるサービスです。米国株は通常1株単位で取引されますが、主要銘柄の多くは1株200~400ドル、時にはそれ以上の価格になることもあります。1ドル140円のレートで円換算すると28,000~56,000円です。資金が限られていると、投資を始めにくいと感じるかもしれません。そういったお悩みを持つ投資家のニーズを解消できるサービスが「micro米国株」です。通常であれば、1万円以上の単位で取引となるところを、数百円程度で注目の米国市場へ投資ができるため、初心者でも無理なく投資を始められます。moomoo証券はIPO銘柄を上場日当日から取引可能どちらの証券会社もIPOの申し込みはできませんが、moomoo証券ではIPO銘柄を上場日当日から取引可能です。SBI証券は、「IPOスピードキャッチ!」というサービスがあり、一部の銘柄のみ当日から取引できます。ただし、2024年時点では8銘柄のみ対象と少なく、それ以外の銘柄が翌日以降の取引となります。IPO銘柄は上場当日に価格が大きく変動する場合もあるため、タイミングを逃したくない人はmoomoo証券が向いています。 1ドルから投資可能! moomoo証券の公式サイトを見る 投資信託の銘柄数はSBI証券が充実しているSBI証券は2,000本以上の投資信託を取り扱っており、moomoo証券に比べてラインナップが豊富です。moomoo証券も400本以上の銘柄を取り扱っており、「S&P500」や「日経平均株価」「オールカントリー」など人気の高い投資先と取引できます。ただし、投資信託は同じ投資先の銘柄でも運用会社によって信託報酬や総資産額が異なります。よりコストを抑えた銘柄を探したい場合はSBI証券が向いているでしょう。NISA(つみたて投資枠)の銘柄数はSBI証券が充実しているSBI証券は投資信託のラインナップが豊富なため、NISA(つみたて投資枠)の対象銘柄数も充実しています。つみたて投資枠の対象銘柄はノーロード(購入手数料が0円)で、信託報酬が低い水準となっているため、同じ投資先のファンドであれば大きな違いはありません。少しでも信託報酬が低い銘柄を探したい場合は、取り扱う本数が多いSBI証券が向いています。ポイントサービスはSBI証券が充実している証券会社では、取引などに応じてポイントが貯まったり、ポイントを投資に利用できたりしますが、利便性についてはSBI証券の方が充実しています。また、VポイントとPontaポイントに限られますが、溜まったポイントを使っての投資も可能です。●ポイント投資の対象取引 国内株式(現物・S株) 投資信託のスポット買付・積立 一方で、moomoo証券では、「moomooポイント」が適用されますが毎日ログインやミッション達成、キャンペーンなどでポイントが貯まる仕組みであるため、取引で貯まることはありません。なお、貯まったポイントの利用方法はmoomoo証券のグッズなどの交換のみです。そのため、他社ポイントを貯めている人やポイントを使って投資したい人はSBI証券が向いています。取引アプリやツールの特徴が異なる証券会社ではさまざまなアプリやツールが提供されており、取引や情報収集に役立ちます。それぞれの証券会社でツールが異なるため、使いやすいと感じる方を選びましょう。SBI証券のアプリ・ツールは数が豊富SBI証券は、アプリやツールの種類が豊富です。 証券会社 PCツール HYPER SBI2商品先物専用トレーディングツール スマホアプリ SBI証券 株 アプリSBI証券 米国株 アプリかんたん積立 アプリSBI証券 FXアプリSBI証券 先物・オプションアプリ取引所CFDアプリ -くりっく株365 特に、スマホアプリは取引するサービスごとに分かれているのが特徴です。国内株式と米国株式を別のアプリで管理したい場合は役立つでしょう。moomoo証券のアプリ・ツールは細かな分析が得意moomoo証券はPCツールとスマホアプリがそれぞれ1種類のみですが、分析機能や情報が充実していることがメリットです。●moomoo証券アプリの特徴 AIがチャートを予測してくれる 機関投資家の売買動向がリアルタイムで確認できる 著名アナリストの目標株価が表示される Bloombergなどの海外ニュースは自動翻訳ですぐに発信される 一部の米国企業の決算発表をライブ配信してくれる また、UIの質が高く、1つのアプリで日本株・米国株を同時に取引できる点が便利です。投資情報サービスはmoomoo証券が充実しているmoomoo証券は「moomooプレミアム」と呼ばれる投資情報サービスに無料で申し込み可能です。moomooプレミアムの特徴は以下の3つです。 リアルタイム情報が充実する レポートや分析機能が充実する プロの投資家・アナリストの分析レポートや動画が豊富 リアルタイム情報が充実しているmoomooプレミアムに申し込みすると、以下の3つの軸でリアルタイム情報を確認できるメリットがあります。●moomooプレミアムで確認できるリアルタイム情報 米国株(上下60本の板情報) 日本株(上下10本の板情報) 先物取引 また、大口投資家の売買動向もリアルタイムで確認できるため、ご自身の取引時に役立ちます。アプリのプッシュ通知機能を設定して、気になる銘柄の動きを常にチェックしましょう。 レポートや分析機能が充実するmoomooプレミアムでは、レポート機能が充実しており、以下の情報をいつでも確認することができます。 モーニングスターレポート モーニングスターレポート:大口投資家の意見や海外から見る日本株の調査結果を閲覧できる 企業関係者取引 企業関係者取引:イーロン・マスク氏やザッカーバーグ氏などの著名な企業関係者が取引した株式の情報を確認できる アナリスト評価 アナリスト評価:複数のアナリスト評価をアプリ上から確認できる チャートパターン分析 チャートパターン分析:統計データに基づいた上昇確率なども確認できる 四季報 四季報:国内上場企業全ての情報を確認できる さまざまな分析機能を活用すれば、高成長の銘柄を見つけ出すのに役立つでしょう。プロの投資家・アナリストの分析レポートや動画が豊富moomooプレミアムでは、プロの投資家やアナリストによるレポートや動画を無料で確認できます。 プレミアムトレードアイデア プレミアムトレードアイデア:各セクター上位3銘柄の注目銘柄リストと分析レポートを毎週配信してくれる 著名投資家独占レポート 著名投資家独占レポート:SNSなどで著名な投資家のレポートを独占配信 日本株調査レポート 日本株調査レポート:国内アナリスト独自の分析レポートを配信 日経CNBC動画 日経CNBC動画:マーケットや経済に関するさまざまな動画を配信 相場や銘柄の情報を勉強したい人に役立つコンテンツをいつでも確認できます。 分析ツールを重視したい人におすすめ moomoo証券の公式サイトを見る 即時入金に対応している銀行が異なる証券会社で資金を入金するためには、銀行口座から振込するか振替サービスなどを利用する必要があります。特に、即時入金に対応している銀行を利用すると、すぐに取引を始められるため便利です。即時入金に対応している銀行は、証券会社ごとに異なります。moomoo証券の場合、以下6つの銀行で自動入金が可能です。 moomoo証券で即時入金に対応している銀行 三井住友銀行 PayPay銀行 住信SBIネット銀行 セブン銀行 ゆうちょ銀行 楽天銀行 SBI証券は自動入出金に対応している銀行と、即時入金に対応している銀行に分かれます。●SBI証券 自動入出金に対応 即時入金に対応 SBI新生銀行住信SBIネット銀行三井住友銀行 三菱UFJ銀行三井住友銀行住信SBIネット銀行みずほ銀行りそな銀行埼玉りそな銀行楽天銀行PayPay銀行ゆうちょ銀行イオン銀行関西みらい銀行セブン銀行スルガ銀行 自動入出金に対応している銀行を利用すると、買付時に証券口座の残高が不足していても自動で振替してくれるため、入金手続きの手間を省けます。メインで利用している銀行口座が自動入出金や即時入金に対応している証券会社を選ぶと、取引しやすくなるでしょう。SBI証券は「クレカ積立」に対応しているクレカ積立とは、投資信託の積立買付をクレジットカードで決済できるサービスです。証券口座に資金がなくても買付でき、証券利用時のポイントと別にクレジットカードのポイントも貯まるメリットがあります。SBI証券では、三井住友カードやOliveなどのクレジットカードで積立が可能です。ただし、対象のクレジットカードや年間の利用金額に応じて付与率が異なります。●SBI証券 対象のクレジットカード 利用金額ごとのポイント付与率 三井住友カードプラチナプリファードOlive フレキシブルペイプラチナプリファード 年500万円以上:3.0%年300万円以上:2.0%年300万円未満:1.0% 三井住友カード ゴールド(NL)Olive フレキシブルペイゴールド 年100万円以上:1.0%年10万円以上:0.75%年10万円未満:0.0% 三井住友カード(NL)Olive フレキシブルペイ 年10万円以上:0.5%年10万円未満:0.0% お手持ちのクレジットカードで気軽に投資可能! SBI証券の公式サイトを見る 三井住友カードを利用している場合は、SBI証券を利用するメリットが大きいでしょう。moomoo証券はデモ取引が可能moomoo証券では、仮想資金を使って実際のお金を投じずに投資の取引をシミュレーションできる「デモ取引」が利用可能です。デモ口座を申し込むと、仮想資金が入金され、株式・オプション・先物をリアルタイム相場でシミュレーションできます。投資初心者でいきなり資金を使って取引するのは不安という人や、新しい投資戦略を試したい場合に役立つでしょう。 無料でデモ投資ができる moomoo証券の公式サイトを見る SBI証券とmoomoo証券の共通点SBI証券とmoomoo証券の違いを簡潔にまとめると、SBI証券はサービスの種類や投資信託の銘柄数が豊富で、moomoo証券は米国株式や分析機能などが充実しています。しかし、両社には少なからず共通点もあります。以下の項目はどちらでも大きな違いはありません。 【単元未満株(ミニ株)】どちらも取引手数料が無料 【NISA(成長投資枠)】どちらも国内・外国株式・投資信託を取り扱う 【単元未満株(ミニ株)】どちらも取引手数料が無料単元未満株とは、国内株式を1単元(100株)未満の数量で取引できるサービスです。数百円程度から取引できるようになるため、分散投資したい人や資金が少ない場合に便利です。単元未満株のサービスはどちらの証券会社も手数料が無料で、東京証券取引所の銘柄を買付・売却できます。SBI証券の国内株式は名古屋、福岡、札幌の証券取引所も取り扱っていますが、売却のみ可能です。【NISA(成長投資枠)】どちらも国内・外国株式・投資信託を取り扱うNISA(成長投資枠)で取引できるサービスはどちらの証券会社も共通しています。 国内株式 外国株式 投資信託 ただし、同じサービスでも証券会社ごとの特徴があるため、自分が取引したい内容に応じて選ぶとよいでしょう。例えば、SBI証券の外国株式は9カ国に対応しているため、幅広い先に投資できます。moomoo証券の外国株式は米国株式のみですが、取扱銘柄が豊富で手数料も抑えられる点がメリットです。また、NISA(成長投資枠)で買付できる投資信託の銘柄数はSBI証券が充実しています。 証券会社 銘柄数 1,329本 369本 ※ベーシックコースの場合SBI証券とmoomoo証券はどっちが自分に合う?おすすめの人を解説SBI証券とmoomoo証券はそれぞれ充実しているサービスが異なるため、自分が何を中心に取引するかに応じて選ぶとよいでしょう。また、どちらの証券会社も併用して使い分けるのが向いている人もいます。ここまで紹介した違いを踏まえて、どちらが向いているかをまとめていますので、証券会社選びの参考にしてください。SBI証券がおすすめの人SBI証券は取引先の数を重視したい人や、取引でポイントを貯めたい人に向いている証券会社と言えます。 ポイント投資やクレカ積立などのサービスを利用したい人 国内株式や投資信託を中心に取引する人 さまざまな国の株式を取引したい人 ポイント投資やクレカ積立などのサービスを利用したい人SBI証券は投資信託や国内株式、金・プラチナ・銀の取引に応じて、以下のポイントを貯めることができます。 Vポイント Pontaポイント dポイント JALのマイル PayPayポイント また、VポイントやPontaポイントで国内株式(現物・S株)や投資信託へ投資ができます。これらのポイントを普段から利用している人は、メリットが大きいでしょう。また、三井住友カードでのクレカ積立にも対応しており、買付金額に応じてポイントも貯まります。そのため、ポイントや積立投資の利便性を重視する場合は、SBI証券が向いているでしょう。国内株式や投資信託を中心に取引する人SBI証券は投資信託の銘柄数が2,500以上と豊富で、NISAで買付できる銘柄も充実しています。また、国内株式では全ての取引所の銘柄を扱っており、IPOやPTSなどの取引も可能です。国内株式や投資信託を取引する際に、さまざまな銘柄から選びたいという人はSBI証券が向いているでしょう。さまざまな国の株式を取引したい人SBI証券は外国株式で取り扱う国の種類が多く、9カ国に対応しています。 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア moomoo証券の外国株式は米国のみの取り扱いとなるため、アジア諸国などにも投資したい場合はSBI証券が向いています。 取引先を重視する場合なら SBI証券の公式サイトを見る moomoo証券がおすすめな人の特徴moomoo証券は米国株式のサービスが業界最高水準であるため、米国株式をメインに取引したい人に向いています。 米国株式を中心に取引する人 取引アプリの機能性を重視したい人 デモ取引で取引の練習をしたい人 米国株式を中心に取引する人moomoo証券は米国株式のサービス内容がSBI証券会社よりも充実しています。●moomoo証券の米国株式の特徴 取扱銘柄数が業界最多水準(約7,000銘柄) 取引手数料が業界最安水準 24時間いつでも取引できる IPO銘柄を上場日から取引できる 信用取引のサービスも充実している 国内の証券会社の中でも最高水準のサービスを提供しているため、米国株式を中心に取引する場合はmoomoo証券が向いているでしょう。取引アプリの機能性を重視したい人moomoo証券はアプリの分析機能や使いやすさが充実しています。例えば、機関投資家の売買動向がリアルタイムで確認できたり、AIがチャートを予測してくれたりと便利な機能が豊富です。さまざまな情報を駆使して取引したい場合は、moomoo証券が向いているでしょう。デモ取引で取引の練習をしたい人moomoo証券はデモ取引に対応しており、仮想資金でリアルタイム取引ができます。実際の資金を使わずシミュレーションができるため、投資初心者が練習するのに適しているでしょう。また、投資に慣れている人でも、新しい投資手法を試したり分析結果が正しいか検証したりする場合に活用できます。 米国市場やツールの充実性を重視するなら moomoo証券の公式サイトを見る 両方の口座開設がおすすめな人もいる1つの証券会社を使うよりも、両方の証券会社口座を開設する方が向いている人もいます。複数の証券口座を持つことで、取引したいサービスにあわせて証券会社の使い分けができるからです。例えば、「NISAやiDeCo、投資信託などの取引はSBI証券で、米国株式はmoomoo証券で取引する」など、それぞれのメリットを活かして使い分けると、取引が充実します。また、moomoo証券のツールやデモ取引、情報サービスは充実しています。メインの取引はSBI証券を利用する人でも、デモ取引や分析機能を活用するためにmoomoo証券に口座開設するのもひとつの方法です。 トップクラスの投資先数が特徴的! SBI証券の公式サイトを見る 米国市場に興味があるなら! moomoo証券の公式サイトを見る まとめSBI証券とmoomoo証券は特徴が大きく異なるため、自分がどのような取引をするかによって選ぶことが重要です。どちらの証券口座を開設するか迷っている人は、以下の表を確認し、それぞれの違いを押さえましょう。 証券会社 取り扱いサービス数 13種類 4種類 国内株式取引所 全取引所を扱う 東京証券取引所のみを扱う 国内株式取引方法 現物取引信用取引IPOPTS 現物取引のみ 米国株式銘柄数 5,190銘柄超 約7,000銘柄 米国株式手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.132%※ 投資信託銘柄数 2,573本 421本 NISA(つみたて投資枠)銘柄数 259本 120本 貯まるポイント VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント moomooポイント ポイント投資 ◯ × 取引アプリ 種類が豊富 分析機能が充実 即時入金可能な銀行 13行 6行 クレカ積み立て ◯ × デモ取引 × ◯ ※ベーシックコースの場合SBI証券はクレカ積立やポイント投資のサービスが提供されています。また、投資信託の銘柄数がmoomoo証券よりも豊富なため、NISA(つみたて投資枠)などを中心に取引する場合に向いているでしょう。moomoo証券は米国株式に特化した証券会社で、手数料や銘柄数、信用取引などでSBI証券よりもサービスが充実しています。また、取引アプリが使いやすく分析や情報収集に役立つため、米国株式を本格的に始めたい人に向いています。上記の特徴を踏まえて、自分が投資したいサービスや取引スタイルに応じて証券会社を選びましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。