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SBI証券と野村證券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
「SBI証券と野村證券はどっちがおすすめ?」「自分に合う証券会社はどっち?」とお悩みではありませんか。この記事では、SBI証券と野村證券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説します。NISAや手数料、銘柄数やクレジットカード積立投資、ポイント投資などを詳しく紹介する前に簡単な比較表をご覧ください。比較した結果を先にお伝えすると、SBI証券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。野村證券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。詳しい内容は記事内で紹介しているので、SBI証券と野村證券での悩みポイントを解消できるでしょう。どっちがおすすめ?SBI証券と野村證券の違いを徹底比較まずは、2つの証券会社で違う点を解説します。項目を押せば、該当ページに飛べるのでご自身が気になるポイントを押さえましょう。 SBI証券と野村證券の違いを徹底比較 【オンライン手数料】無料または安く利用したいならSBI証券がおすすめ 【取扱商品・銘柄数】商品の種類はどっちも豊富!銘柄の数はSBI証券のほうが全体的に多い 【機能・サービス】SBI証券は銀行連携で優遇特典あり!野村證券はコンサルティングやラップ口座がおすすめ 【クレカ積立・ポイント】クレジットカードで投資したいならSBI証券の一択!野村證券は非対応 【キャンペーン】特典の種類はSBI証券が豊富!野村證券は投資信託とESG投資のみ対象 【オンライン手数料】無料または安く利用したいならSBI証券がおすすめSBI証券と野村證券を比較すると、オンライン手数料に違いがあります。さらに細かく分類すると以下の違いがあります。 項目 SBI証券 野村證券 NISA 無料 つみたて投資枠は無料その他は各商品に準ずる 投資信託 無料 銘柄ごとの買付金額・買付口数により異なる ※1 国内株(現物) 無料 ※2 約定代金により152円から 国内株(信用) 1注文あたり524円 米国株 約定代金の0.495%(2.02米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 約定代金により2,389円から ※1 ノーロードおよびNISAつみたて投資枠対象銘柄は無料。 ※2 電子交付サービス利用時。上記を踏まえて、以下を解説するので気になる人はご覧ください。 手数料比較まとめ SBI証券は投資信託も国内株も手数料無料(電子交付サービス利用時) 野村證券は手数料の割引制度がある 米国株の売買手数料はSBI証券のほうが安い SBI証券は投資信託も国内株も手数料無料(電子交付サービス利用時)SBI証券は、投資信託の手数料が原則無料です。さらに国内株も、ゼロ革命のサービスを利用すると手数料無料で取引できます。 SBI証券のゼロ革命とは SBI証券のゼロ革命とは、簡単な条件を達成すると国内株の売買手数料が無料になるサービス。簡単な条件とは、各種報告書を郵送ではなく電子交付に指定することです。手数料無料で投資したい人には、SBI証券がおすすめです。野村證券は手数料の割引制度がある野村證券では、NISAのつみたて投資枠は無料で取引できますが、それ以外の場合手数料が必要です。例えば、国内株の現物取引をインターネットで取引した場合、手数料は以下のとおりになります。 約定代金 手数料(税込) ~10万円 152円 ~30万円 330円 ~50万円 524円 ~100万円 1,048円 ~200万円 2,095円 ~300万円 3,143円 ~500万円 5,238円 ~1,000万円 10,476円 ~2,000万円 20,952円 ~3,000万円 31,429円 ~5,000万円 41,905円 5,000万円超 一律78,571円 しかし、野村證券には、野村のエコ割という手数料の割引制度があるため、一部の手数料を割引できる特徴を持ちます。 野村のエコ割とは 野村のエコ割とは、各種報告書を電子交付にすることで、インターネットでの国内株の売買手数料が最大50%割引になる制度。対象サービスに1つ登録で25%、2つ登録で30%、3つ登録で50%が割引されます。SBI証券と違って国内株の手数料が無料にならない野村證券だからこそ、割引制度を活用してお得に取引しましょう。米国株の売買手数料はSBI証券のほうが安いインターネットで米国株を取引する場合の売買手数料は、SBI証券のほうが安めに設定されています。米国株を中心に取引したいなら、SBI証券を選ぶとよいでしょう。◯SBI証券の米国株売買手数料 概要 詳細 手数料無料の範囲 約定代金が2.02米ドル以下 売買手数料 約定代金の0.495%(税込) 手数料上限 22米ドル ◯野村證券の米国株売買手数料 約定代金 手数料 ~20万円 2,389円 ~30万円 3,142円 ~40万円 4,274円 ~50万円 5,405円 ~75万円 5,866円 ~100万円 6,160円 ~150万円 8,045円 ~200万円 11,817円 ~250万円 15,420円 ~300万円 18,857円 ~500万円 22,125円 ~1,000万円 36,038円 ~2,000万円 70,400円 ~3,000万円 137,447円 ~5,000万円 188,570円 5,000万円超 一律251,429円 SBI証券の米国株の手数料には22米ドル(1ドル150円なら3,300円)の上限があります。一方の野村證券の手数料上限は251,429円と高額です。米国株の手数料を重視するなら、SBI証券を選ぶとよいでしょう。【取扱商品・銘柄数】商品の種類はどっちも豊富!銘柄の数はSBI証券のほうが全体的に多いSBI証券と野村證券を比較すると、取扱商品・銘柄数に違いがあります。ここで比較する内容は以下の通りです。 取扱商品・銘柄数の比較 取扱商品はどっちも豊富だが外国株に違いあり 取扱銘柄数は全体的にSBI証券のほうが多い 取扱商品はどっちも豊富だが外国株に違いありSBI証券と野村證券を比較すると、どっちも非常に豊富な商品が取り扱われている点が共通しています。主要な商品はSBI証券でも野村證券でも網羅的に取り扱われているので、どっちの証券会社を選んでも満足できるでしょう。 証券会社名 取扱商品の違い NISA iDeCo 投資信託 国内株 米国株 その他外国株(中国・韓国・シンガポール・ほか) 海外ETF ロボアドバイザー(ROBOPRO・SBIラップ) 新規公開株式(IPO) REIT(リート) 債券 FX 先物・オプション セキュリティ・トークン CFD 金・銀・プラチナ ESG投資 NISA iDeCo 投資信託 国内株 米国株 その他外国株(香港・ドイツ・オーストラリア) 米国ETF ラップ口座 新規公開株式(IPO) REIT(リート) 債券 FX 先物・オプション 不動産セキュリティ・トークン ESG投資 ただし、SBI証券と野村證券は、取り扱っている外国株など一部商品に違いがあります。SBI証券と野村證券で取引可能な外国株を比較すると、次のとおりです。 証券会社名 外国株の違い 米国(アメリカ) 中国 韓国 ロシア(取引停止中) ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 米国(アメリカ) 香港 ドイツ オーストラリア このようにSBI証券と野村證券では、米国株以外に取り扱っている外国株が違います。取引したい外国株があれば、そこから逆算して選びましょう。 SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券詳細は公式サイトへ 取扱銘柄数は全体的にSBI証券のほうが多い 商品 SBI証券 野村證券 投資信託 2,556銘柄 1,233銘柄 NISA つみたて投資枠の対象投資信託 248銘柄 20銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,263銘柄 473銘柄 米国個別株 4,420銘柄 845銘柄 米国ETF 464銘柄 14銘柄 IPO 76銘柄(2024年実績) 非公開 ※2025年5月時点の情報です。SBI証券と野村證券の取扱銘柄数を比較すると、数の多さについては全体的にSBI証券のほうが勝ります。投資信託やNISA対象商品、米国株など多くの商品においてSBI証券のほうが取扱銘柄数が多い結果となりました。銘柄数の多さで証券会社を選びたい人は、SBI証券を選ぶのがおすすめです。【機能・サービス】SBI証券は銀行連携で優遇特典あり!野村證券はコンサルティングやラップ口座がおすすめ機能やサービスは証券会社によって異なります。選ぶ際は、ご自身が重視する要素があるかどうかで判断しましょう。 証券会社名 機能・サービスの違い 100円から始められる積立投資サービス 国内株・米国株・かんたん積立など投資に役立つスマホアプリ SBI新生銀行の優遇特典を受けられるSBI新生コネクト 住信SBIネット銀行との自動入出金ができるSBIハイブリッド預金 資産運用を任せられるSBIラップ 1株単位で取引できる単元未満株のまめ株 取引に役立つNOMURAアプリと資産管理に役立つOneStockという2つのスマホアプリ 資産設計のコンサルティングと資産運用をプロに任せられるラップ口座 オンライン取引だけでなく全国各地の実店舗で対面相談もできる 投資・資産運用に役立つ無料セミナーと見逃し配信あり それぞれの違いと特徴を踏まえてまとめた内容は以下の通りです。 SBI証券とSBI新生銀行を連携すると多彩な優遇特典を利用できる 野村證券は資産運用のコンサルティングやラップ口座がおすすめ SBI証券とSBI新生銀行を連携すると多彩な優遇特典を利用できるSBI証券の注目サービスはSBI新生コネクト。SBI証券とSBI新生銀行を連携すると優遇特典を利用できるお得なサービスです。連携によりSBI新生銀行のステップアッププログラムのランクがダイヤモンドステージとなり、次のような優遇を受けられます。 項目 優遇特典 円預金金利 年0.3%に優遇 米ドル預金金利 年0.5%に優遇 他行宛振込手数料(インターネット) 月10回無料 コンビニATM出金手数料 何度でも無料 またSBI証券は、住信SBIネット銀行との連携も可能。住信SBIネット銀行と連携できるサービスは、SBIハイブリッド預金と呼ばれています。SBIハイブリッド預金を利用すると、銀行口座の残高を使ってSBI証券で取引できるほか、普通預金金利が通常より0.01%優遇されるメリットもあります。 住信SBIネット銀行との連携も可能! SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券は資産運用のコンサルティングやラップ口座がおすすめ野村證券は全国に多数の店舗を持つ証券会社。情報力を強みとする会社のため、独自のノウハウをもとに顧客の資産運用をサポートしてくれるでしょう。例えば資産設計のコンサルティングサービスにより、一人一人に最適な運用プランを提案してもらえます。さらに資産運用をプロに任せられるラップ口座のサービスもあります。プロに相談しながら投資したい人は、野村證券を選ぶとよいでしょう。 資産運用をプロに任せられる 野村證券詳細は公式サイトへ 【クレカ積立・ポイント】クレジットカードで投資したいならSBI証券の一択!野村證券は非対応SBI証券と野村證券を比較すると、クレジットカード積立投資やポイントサービスに大きな違いがあります。 証券会社名 クレカ積立・ポイントの違い 三井住友カードを使ってクレジットカード積立投資をすると最大3%還元 ほかにも東急カードやオリコカードなど多彩なクレカでの積立投資に対応 Vポイント・Pontaポイントを使ったポイント投資に対応 投資信託の月間平均保有額に応じてポイントがもらえる SBI証券のさまざまな取引で選んだポイントが貯まる クレジットカード積立投資には非対応 ポイント投資には非対応 取引でポイントが貯まる制度はなし SBI証券はクレカ積立にもポイント投資にも対応している一方、野村證券はこれらのサービスに非対応。したがってクレジットカードで積立投資したいなら、SBI証券を選びましょう。SBI証券は三井住友カードを使ったクレカ積立で最大3%還元SBI証券で三井住友カードを使って積立投資すると、最大3%のポイントが還元されます。三井住友カードのクレカ積立は毎月100円〜10万円の範囲で利用できるので、3%還元なら年間で36,000円相当のポイントを獲得可能です。SBI証券での三井住友カードを使ったクレカ積立は、使用するカードによって最大還元率が変わり、一例を挙げると次のとおりです。 還元率 対象カードの例 最大3% ・Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード ・三井住友カード プラチナプリファード 最大2% ・三井住友カード プラチナ ・三井住友カード プラチナ PA-TYPE ・三井住友ビジネスプラチナカード for Owners 最大1% ・Oliveフレキシブルペイ ゴールド ・三井住友カード ゴールド(NL) ・三井住友カード ゴールド ・ほか 最大0.5% ・三井住友カード(NL) ・ほか ※上記の特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。さらにカードごとにも還元率を決定する条件が定められているので、詳しく知りたい人はSBI証券や三井住友カードの公式サイトで確認しましょう。 還元率のアップが可能 SBI証券詳細は公式サイトへ 【キャンペーン】特典の種類はSBI証券が豊富!野村證券は投資信託とESG投資のみ対象SBI証券と野村證券を比較すると、開催中のキャンペーンに違いがあります。 証券会社名 2025年5月のキャンペーン 【米ドル建債券|~4/30】もれなくポイントプレゼント!春の米ドル債まつり 【外貨積立|~5/1】積立FX(外貨積立)はじめて応援キャンペーン 【米国株式|常時】Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~ 【投信|〜2030/12/30】投信積立キャッシュバックキャンペーン 【投信|〜2030/12/30】野村ではじめる!「ESG投資」応援キャンペーン SBI証券では多彩な商品に対してキャンペーンが開催されており、さまざまな取引をお得に開始できますが、野村證券では、投資信託とESG投資のみを対象としたキャンペーンです。SBI証券と野村證券のどっちが自分に合うか選んだら、キャンペーンを活用してお得に資産運用を始めましょう。SBI証券と野村證券の共通点SBI証券と野村證券を比較すると、どっちにも共通する特徴やサービスがあります。 SBI証券と野村證券の共通点 【スマホアプリ】どっちも投資に役立つスマホアプリを提供!ただし簡単さを重視するなら野村證券がおすすめ 【口座開設】どっちもスピード対応!野村證券は最短当日でSBI証券は最短翌営業日 【スマホアプリ】どっちも投資に役立つスマホアプリを提供!ただし簡単さを重視するなら野村證券がおすすめSBI証券と野村證券を比較すると、どっちも投資に役立つスマホアプリを提供している点が共通。どちらもアプリを使って取引が可能ですが、SBI証券では複数アプリの使い分けが必要な点に注意が必要です。 SBI証券のスマホアプリ例 SBI証券 株 アプリ かんたん積立 アプリ SBI証券 米国株 アプリ SBI証券 スマートアプリ 野村證券は「野村の資産運用アプリ NOMURA」という1つのスマホアプリを入れておけば、各種取引から資産管理、マーケット情報の入手などがすべてできます。複数のスマホアプリを使い分ける煩雑さを避けたい人は、野村證券を選ぶとよいでしょう。【口座開設】どっちもスピード対応!野村證券は最短当日でSBI証券は最短翌営業日SBI証券と野村證券を比較すると、どっちも口座開設までのスピードが早い点が共通しています。ただし、口座開設までの最短日数には違いがあり、野村證券は最短当日である一方、SBI証券は最短翌営業日です。最短翌営業日でも十分に早いといえますが、当日中に取引開始したいなら野村證券を選びましょう。なお野村證券で最短当日中に取引を開始するためには、次の条件を満たして申し込む必要があります。 野村證券で最短当日中に取引開始するための条件例 インターネットで申し込むこと 個人認証専用アプリでマイナンバーカードを読み取ること 平日13時までに口座開設の受付が完了すること 国籍が日本にあり成人であること どっちが自分に合う?おすすめの人を解説 証券会社 NISA 対応 NISA口座の手数料 無料 つみたて投資枠は無料その他は各商品に準ずる 投資信託の手数料 無料 銘柄ごとの買付金額・買付口数により異なる ※1 国内株の手数料 無料 ※2 現物:152円〜信用:1注文524円 NISA対象の投資信託銘柄数 つみたて投資枠:248銘柄成長投資枠:1,263銘柄 つみたて投資枠:20銘柄成長投資枠:473銘柄 投資信託の銘柄数 2,556銘柄 1,233銘柄 スマホアプリ ・SBI証券 株 アプリ ・かんたん積立 アプリ ・SBI証券 米国株 アプリ ・SBI証券 スマートアプリ ・ほか 野村の資産運用アプリ NOMURA、ほか クレカ積立 三井住友カードで最大3%ほか多数カードが対応 非対応 ポイント投資 Vポイント・Pontaポイント 非対応 口座開設完了 最短当日 最短翌営業日 ※1 ノーロードおよびNISAつみたて投資枠対象銘柄は無料。 ※2 電子交付サービス利用時。SBI証券と野村證券はどっちが自分に合うか知りたい人に向けて、それぞれの証券会社がおすすめな人の特徴を紹介します。SBI証券がおすすめの人SBI証券がおすすめの人は、次のとおりです。 SBI証券がおすすめの人 インターネットを活用して手数料無料で取引したい人 より豊富な銘柄から投資先を選びたい人 中国・韓国・シンガポールなどアジア株に投資したい人 SBI新生銀行と連携して優遇特典を利用したい人 クレカ積立・ポイント投資をしたい人 インターネットを活用して手数料無料でお得に投資したい人には、SBI証券がおすすめです。SBI証券のオンライン取引なら、NISA口座の手数料が無料。さらに各種報告書の電子交付を選択すると、国内株も手数料無料で取引できます。またSBI証券は野村證券と比較して取扱銘柄数が豊富な点も特徴。三井住友カードを使ってクレジットカード積立投資すると、最大3%のポイントが貯まる点もおすすめです。そのほかSBI証券とSBI新生銀行を連携すると自動入出金(自動入金は投信積立のみ)ができ、銀行サービスの優遇を受けられるメリットもあります。これらの特徴に魅力を感じる人は、SBI証券で口座開設するのがおすすめです。 NISAも国内株も手数料無料 SBI証券詳細は公式サイトへ 野村證券がおすすめの人野村證券がおすすめの人は、次のとおりです。 野村證券がおすすめの人 潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人 香港・ドイツ・オーストラリアの株に投資したい人 1つのアプリで取引や資産管理を完結させたい人 最短当日から取引を開始したい人 大手証券会社である野村證券は、ネットで自分で取引したい人ではなく、資産運用をプロに任せたい人におすすめです。各種手数料がかかるものの、潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人にはぴったりの証券会社です。また野村證券は、SBI証券では取引できない香港・ドイツ・オーストラリアの株を取り扱っています。これらの株式を取引したい人にもおすすめです。そのほか野村證券は、最短当日から取引を開始できる点も特徴。今日からすぐに取引を始めたいと考える人も、野村證券を選ぶとよいでしょう。 資産運用をプロに任せられる 野村證券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問この記事ではSBI証券と野村證券を比較し、違いや共通点を解説しました。SBI証券と野村證券はどっちが自分に合う?と悩む人に向けて、それぞれの証券会社がおすすめな人の特徴をおさらいしましょう。 証券会社名 おすすめな人の違い インターネットを活用して手数料無料で取引したい人 より豊富な銘柄から投資先を選びたい人 中国・韓国・シンガポールなどアジア株に投資したい人 SBI新生銀行と連携して優遇特典を利用したい人 クレカ積立・ポイント投資をしたい人 潤沢な資金があり資産運用をプロに任せたい人 香港・ドイツ・オーストラリアの株に投資したい人 1つのアプリで取引や資産管理を完結させたい人 最短当日から取引を開始したい人 ここから、SBI証券と野村證券の違いについてよくある質問に回答します。外貨建てMMFの違いは?SBI証券と野村證券を比較すると、どっちも外貨建てMMFを取り扱っている点は共通です。ただし取扱商品には違いがあるので、比較してみましょう。SBI証券の外貨建てMMFSBI証券で取り扱っている外貨建てMMFは、次のとおりです。 通貨 商品 米ドル SBI岡三・USドル・マネー・マーケット・ファンド ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト ゴールドマン・サックス 南アフリカランド ホライズン・トラスト トルコリラ トルコ・リラ・マネー・マーケットファンド 野村證券の外貨建てMMF野村證券ではノムラ外貨MMFが取り扱われています。ノムラ外貨MMFは以下5つのファンドで構成されており、それぞれのファンドはスイッチングが可能です。 ノムラ外貨MMFの構成ファンド USMMF 豪ドルMMF 英ポンドMMF カナダドルMMF NZドルMMF 債券の違いは?SBI証券と野村證券は、どっちも共通して次のような債券を取り扱っています。 どっちも取り扱っている債券の例 個人向け国債 利付国債 新発円建て債券 新発外貨建て債券 既発円建て債券 既発外貨建て債券 ただし取り扱っている商品は、SBI証券と野村證券で異なります。最新の取扱商品は各証券会社の公式サイトで確認しましょう。IPOの違いは? 証券会社名 IPO投資の違い 2024年のIPO取扱実績は76銘柄 IPOチャレンジポイントにより抽選に外れると次回の当選確率アップ HYPER空売りサービスによりIPO銘柄も空売りできる 2024年のIPO取扱実績は非公開 オンライン取引は完全抽選のため平等にチャンスがある オンライン取引は前受金なしで抽選に参加できる SBI証券と野村證券を比較すると、どっちもIPO銘柄を扱っている点は共通。しかし時期によって取扱銘柄は異なるため、購入希望の銘柄があればそれぞれの証券会社の公式サイトを確認する必要があります。またSBI証券と野村證券のIPO投資は、サービス内容にも違いがあります。SBI証券では抽選に外れると次回の当選確率がアップするサービスや、IPO銘柄を空売りできるサービスがあります。一方の野村證券はオンライン取引の場合は完全抽選制が採用されており、抽選には前受金なしで参加可能です。IPO投資をしたい人は、SBI証券と野村證券の取扱銘柄・サービス内容をよく比較して選びましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券とPayPay証券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
ネット証券を利用しようと考えた場合、選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、「楽天証券」と「PayPay証券」のどっちがおすすめなのかを比較して紹介します。楽天証券とPayPay証券はどちらも大手企業が運営しているため、基本的なサービス内容に違いはありません。しかし、細かい点で違うところがあるため、まずは5つの軸に絞った表を確認しましょう。 比較項目一覧 投資信託の手数料 国内株の手数料 取引商品・銘柄数 単元未満株 クレカ積み立て これらを比較した結果、楽天証券がおすすめな人の特徴は以下の通り。PayPay証券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。詳細については本文中で解説するので、気になる内容を御覧ください。どっちがおすすめ?楽天証券とPayPay証券の違いを徹底比較まずは、2つの証券会社で違う点を解説します。項目を押せば、該当ページに飛べるのでご自身が気になるポイントを押さえましょう。 楽天証券とPayPay証券の違いを徹底比較 【手数料】楽天証券はゼロコースなら国内株の手数料が無料!PayPay証券は0.5%と高め 【取扱商品・銘柄数】数の多さで選ぶなら楽天証券を選ぶべき 【機能・サービス】PayPay証券は知識がなくても投資できる!楽天証券は本格的に資産運用したい人におすすめ 【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カードの積立投資で最大2%還元!PayPay証券はPayPayカードで0.7%還元 NISAなどをお得に取引開始できる特典がどちらにもある 公式サイトはこちら 楽天証券 ゼロコースなら国内株の売買手数料が完全無料!楽天銀行との自動入出金対応し、楽天カードのクレカ積立で最大2%還元されます。 詳細へ PayPay証券 知識がなくても簡単に投資できるサービスが盛りだくさん。PayPay資産運用なら100円から取引できて少額での投資におすすめ! 詳細へ 【手数料】楽天証券はゼロコースなら国内株の手数料が無料!PayPay証券は0.5%と高め ネット証券名 手数料の違い NISA:無料 国内株(現物・信用):ゼロコースなら完全無料 投資信託:無料 米国株:約定代金の0.495%(2.22米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) NISA:各商品に準ずる 国内株:基準価格の0.5% 投資信託:無料 米国株:基準価格の0.5%〜0.7% ※1 ※1 現地時間9:30〜16:00は0.5%。それ以外の時間は0.7%。楽天証券とPayPay証券を比較すると、取引にかかる手数料に以下の違いがあります。 手数料比較ポイント NISAの手数料は楽天証券なら無料!PayPay証券は各商品に準ずる 投資信託の買付手数料はどっちも無料 楽天証券の国内株は選ぶコースによって手数料が変わる PayPay証券の国内株の売買手数料は基準価格の0.5%相当 楽天証券の米国株は約定代金によっては手数料無料 NISAの手数料は楽天証券なら無料!PayPay証券は各商品に準ずるNISAを利用する際の手数料が異なるため、無料で利用したい場合は、楽天証券を利用しましょう。楽天証券は、NISA口座での取引が基本無料(※)だからです。 ※中国株・アセアン株など一部に手数料がかかる商品もあります。楽天証券のNISA口座で手数料が無料になる商品は、次のとおりです。 楽天証券のNISA口座で手数料が無料になる商品 国内株式(国内ETF・ETN・REIT・かぶミニ®(単元未満株取引)を含む) 投資信託 米国株式・米国ETF 海外ETF(中国ETF・シンガポールETF) 一方のPayPay証券では、NISAの取引手数料は各商品に準じます。楽天証券と違い手数料が必要な商品も多くあるため、各商品を確認して取引しましょう。投資信託の買付手数料はどっちも無料楽天証券とPayPay証券を比較すると、投資信託の買付手数料はどっちも無料です。投資信託をメインに取引したい人は、楽天証券とPayPay証券のどっちを選んでも満足できるでしょう。楽天証券の国内株は選ぶコースによって手数料が変わる楽天証券で国内株を取引する場合、選ぶコースによって手数料が変わります。注目は国内株の手数料が完全無料になるゼロコース。RクロスとSORを利用必須という条件がある代わりに、約定代金によらずいつでも国内株の売買手数料が無料です。 コース名 手数料 コース概要 ゼロコース 無料 RクロスとSORを利用必須のコースです。 超割コース 〜5万円:55円 〜10万円:99円 〜20万円:115円 〜50万円:275円 〜100万円:535円 〜150万円:640円 〜3,000万円:1,013円 3,000万円超:1,070円 約定代金に応じた手数料体系。手数料の1%がポイントバックされます。 いちにち定額コース 〜100万円:無料 〜200万円:2,200円 〜300万円:3,300円 以降、100万円ごとに1,100円加算 1日の約定代金合計金額に応じた手数料体系。デイトレードには割引があります。 RクロスとSORを必須で利用したくない場合は、ほかのコースを検討しましょう。PayPay証券の国内株の売買手数料は基準価格の0.5%相当PayPay証券で国内株を取引する場合、売買手数料は基準価格の0.5%相当です。PayPay証券における国内株の基準価格は、次のように算出すると公言しています。 株式会社東京証券取引所から、当社が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される気配基準値を参考に、合理的かつ適正な方法で「基準価格」を算出いたします。 引用:PayPay証券公式サイト (https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/) 例えば、準価格が1万円の取引をするなら、50円が手数料としてかかる計算です。なお、PayPay証券の国内株は、楽天証券のように手数料無料での取引はできません。楽天証券の米国株は約定代金によっては手数料無料楽天証券で米国株を取引する場合、約定代金によっては手数料が無料になります。楽天証券の米国株の売買手数料は現物・信用で異なり、次のとおりです。◯楽天証券の米国株(現物取引)の売買手数料 約定代金 売買手数料 2.22米ドル以下 無料 4,444.45米ドル未満 約定代金の0.495% 4,444.45米ドル以上 一律22米ドル ※価格はすべて税込み。◯楽天証券の米国株(信用取引)の売買手数料 約定代金 売買手数料 3.33米ドル以下 無料 5,000米ドル以下 約定代金の0.33% 5,000米ドル超 一律16.5米ドル ※価格はすべて税込み。上記の手数料は、PayPay証券よりも低くなることもあるため、自分がどの程度の取引をするのか考え、楽天証券とPayPay証券を比較しましょう。PayPay証券の米国株の売買手数料は基準価格の0.5%〜0.7%PayPay証券で米国株を取引する場合、基準価格の0.5%〜0.7%の売買手数料がかかります。PayPay証券における米国株の基準価格は、次のように決定されます。 米国各証券取引所(NYSE、NASDAQ、ECN)における、当社が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される直近の気配値または市場価格を参考に、合理的かつ適正な方法で「基準価格」を算出いたします。 引用:PayPay証券公式サイト (https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/) PayPay証券の米国株の手数料は取引時間によって変わり、次のとおりです。 時間帯 手数料 現地時間9:30〜16:00 基準価格の0.5% 上記以外の時間 基準価格の0.7% 米国株の売買手数料を楽天証券と比較すると、PayPay証券のほうが手数料は高めに設定されています。米国株をメインに取引するなら楽天証券を選びましょう。【取扱商品・銘柄数】楽天証券のほうが数は多い!PayPay証券は初心者でも選べるよう厳選されている取り扱い銘柄は楽天のほうが多く用意されており、利用者のニーズに合わせた選択が可能です。対するPayPay証券は、取り扱い数こそ楽天よりも少ないですが、厳選されたものを用意しているため、ニーズによってはPayPay証券の方が選びやすいともいえるでしょう。取扱商品は楽天証券のほうが種類豊富楽天証券とPayPay証券を比較すると、楽天証券のほうが取扱商品の種類が豊富です。楽天証券では中国株やアセアン株、IPOなども取り扱っている一方、PayPay証券にはこれらの商品はありません。PayPay証券で取り扱いのない商品を取引したいなら、必然的に楽天証券を選ぶことになるでしょう。またPayPay証券は信用取引に非対応。信用取引をしたい人も、楽天証券を選ぶようにしましょう。 ネット証券名 取扱商品の違い NISA iDeCo 国内株 米国株 中国・アセアン株式 投資信託 ETF・ETN・外貨建てMMF 海外ETF ロボアドバイザー(楽ラップ) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX CFD バイナリーオプション 外国為替 金・プラチナ NISA iDeCo 国内株(現物のみ) 米国株(現物のみ) 投資信託 ETF 米国ETF つみたてロボ貯蓄アプリ REIT(リート) CFD 銘柄数は楽天証券のほうが多い楽天証券をPayPay証券を比較すると、取引可能な銘柄数は楽天証券のほうが多く用意されています楽天証券とPayPay証券の取引可能な銘柄数を比較すると、次のとおりです。 商品 楽天証券 PayPay証券 投資信託 2,579銘柄(外貨建てMMF含む) 134銘柄 NISA つみたて投資枠の対象投資信託 200銘柄超 35銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,100銘柄超 642銘柄 米国株 個別株:3,907銘柄ETF:436銘柄 個別株・ETF:271銘柄 ※2025年5月時点の情報です。 ※PayPay証券はPayPay証券アプリで取引可能な銘柄を記載。上記の通り、楽天の方が多く用意されているため、銘柄の比較を重視して決めたい人は、楽天証券がおすすめです。【機能・サービス】PayPay証券は知識がなくても投資できる!楽天証券は本格的に資産運用したい人におすすめ楽天証券とPayPay証券を比較すると、機能・サービスに違いがあります。楽天証券では、高機能な取引ツールが用意されているほか、夜間取引・PTS取引にも対応しています。一方のPayPay証券は、初心者でも簡単に取引できるサービスが豊富。2つの銘柄から選ぶだけで投資できるPayPayおまかせ運用など、専門知識がない人でも投資できるサービスが用意されています。 ネット証券名 機能・サービスの違い 楽天銀行との自動入出金 パソコンでもスマホでも使える高機能の取引ツール 資産推移やパフォーマンスレポートをグラフなどでわかりやすく確認 ロボアドバイザーの楽ラップ 東証の取引時間外でも取引できる夜間取引・PTS取引に対応 銘柄数が多い「PayPay証券アプリ」と100円から取引できる「PayPay資産運用」を用意 つみたてロボ貯蓄アプリで簡単に積立投資できる 銀行から送金手続きせずに購入できるおいたまま買付 2つの銘柄から選ぶだけで投資できるPayPayおまかせ運用 指値注文やPTS取引には非対応 機能・サービスを比較すると、自分で本格的な投資をしたい人には楽天証券がおすすめ。一方、自分で勉強しなくても手軽に投資を始めてみたい人にはPayPay証券がおすすめです。 投資の勉強をしなくても気軽に資産運用できる PayPay証券詳細は公式サイトへ さまざまな手数料が無料で利用可能なネット証券 楽天証券詳細は公式サイトへ 【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カードの積立投資で最大2%還元!PayPay証券はPayPayカードで0.7%還元楽天証券とPayPay証券を比較すると、クレジットカードを使った積立投資やポイントサービスに違いがあります。 ネット証券名 クレカ積立・ポイントの違い 楽天カードでクレカ積立をすると最大2%のポイントが貯まる 楽天ポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有するとポイントが貯まる 楽天証券の利用条件を達成すると楽天市場の買い物時のポイント還元率がアップ PayPayカードでクレカ積立をすると0.7%のポイントが貯まる ※1 PayPayポイントを使ったポイント投資に対応 ※1 PayPay残高・PayPayポイントで積立投資すると0.5%のポイントが貯まる ※1 ※1 対象はPayPay資産運用のみ。細かい内容は以下の通りです。 クレカ積立のポイント還元比較 楽天証券のクレカ積立は楽天カードのランクに応じてポイント還元率が変わる PayPay証券のクレカ積立はランクを問わず一律0.7%!ポイント使用時は0.5%還元 一般ランクの楽天カードよりPayPayカードによる積立投資のほうが還元率は高い場合がある 楽天証券のクレカ積立は楽天カードのランクに応じてポイント還元率が変わる楽天証券では、楽天カードを使った積立投資に対応しおり、クレジットカードを使うことで、最大2%の楽天ポイントが還元されます。なお、楽天証券のクレジットカード積立は、使用する楽天カードのランクに応じてポイント還元率が変わります。楽天カードのランクに応じた積立投資のポイント還元率は、次のとおりです。 楽天カードのランク クレカ積立のポイント還元率 ブラック 2% プレミアム 1% ゴールド 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.75% 一般 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.5% 年会費無料の一般ランクの楽天カードの場合、代行手数料0.4%以上の投資信託なら1%、それ未満の投資信託なら0.5%が還元されます。PayPay証券のクレカ積立はランクを問わず一律0.7%!ポイント使用時は0.5%還元PayPay証券では、PayPay資産運用(QRコード決済のPayPayアプリ内にある機能)を使用すると、PayPayカードを使った積立投資が可能です。またPayPay資産運用ではPayPayカードのほかに、PayPay残高とPayPayポイントでの積立投資もできます。PayPayカードとPayPay残高・PayPayポイントを使った積立投資ではポイント還元率が異なり、次のとおりです。 決済手段 ポイント還元率 PayPayクレジット(PayPayカード) 0.7% PayPay残高・PayPayポイント 0.5% なおPayPayカードおよびPayPay残高は、PayPayポイントと併用して決済も可能です。一般ランクの楽天カードよりPayPayカードによる積立投資のほうが還元率は高い場合がある年会費無料である一般ランクの楽天カードとPayPayカードを比較すると、PayPay証券でクレジットカードの積立投資をするほうが、還元率が高くなる場合があります。一般ランクの楽天カードは、投資信託の代行手数料に応じて還元率が決まります。代行手数料0.4%以上なら1%還元、それ未満なら0.5%還元です。一方のPayPayカードは、年会費無料の一般ランクであってもゴールドと同じ0.7%の還元率でポイントが貯まります。つまり、代行手数料0.4%未満の銘柄に楽天カードで投資するより、PayPayカードを使って積立投資するほうが還元率は高くなります。クレカ積立を重視して楽天証券とPayPay証券を比較するなら、購入したい投資信託でどの程度のポイント還元を受けられるのか考えて選ぶのがおすすめです。 投資の勉強をしなくても気軽に資産運用できる PayPay証券詳細は公式サイトへ 【キャンペーン】NISAなどをお得に取引開始できる特典がどちらにもある楽天証券とPayPay証券は、どちらもお得なキャンペーンを開催しています。細かい内容が異なるので以下を確認しましょう。 ネット証券名 2025年5月のキャンペーン 楽天証券 【NISA|〜5/30】NISA成長投資枠 春のポイント開花キャンペーン!総額200万ポイント山分け! 【NISA|〜5/30】楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン 【米国株|〜4/30】米国株式の移管手数料を「全額負担」します!お引越しキャンペーン! 【米国株|常時】米国株式取引手数料無料プログラム PayPay証券 【その他|未定】PayPay資産運用つみたて還元プログラム 楽天証券とPayPay証券の共通点楽天証券とPayPay証券は、どちらもネット証券にも共通する特徴やサービスがあります。 楽天証券とPayPay証券の共通点 【スマホアプリ】どっちも投資と資産管理に役立つアプリを提供!PayPay証券はPayPayアプリでも取引可能 【単元未満株】どっちも少額投資に対応!ただし取引単位やサービス内容に違いあり 【スマホアプリ】どっちも投資と資産管理に役立つアプリを提供!PayPay証券はPayPayアプリでも取引可能楽天証券とPayPay証券を比較すると、どっちも投資と資産管理に役立つアプリを提供しています。楽天証券のスマホアプリiSPEEDは、チャートや四季報情報、銘柄ランキングなど高機能で本格的な取引に役立つ特徴があります。一方のPayPay証券アプリは、専門的な知識がなくても銘柄を選びやすい直感的な操作性や、グラフなど視覚的に分かりやすい資産管理ツールが特徴です。PayPay証券は「PayPay」で資産運用も可能PayPay証券は、QRコード決済アプリの「PayPay」内に用意されたPayPay資産運用という機能も使えます。 PayPay資産運用とは PayPay資産運用とは、PayPayアプリ内で取引できる機能。1円単位(下限は100円から)で取引できるので、「少額投資をしたい人」や、「とりあえず投資を始めてみたい人」におすすめです。 投資の勉強をしなくても気軽に資産運用できる PayPay証券詳細は公式サイトへ 【単元未満株】どっちも少額投資に対応!ただし取引単位やサービス内容に違いあり楽天証券とPayPay証券を比較すると、どっちも単元未満株の少額投資に対応しています。通常よりも少ない資金で投資できるので、投資初心者におすすめのサービスです。細かな点で違うところもあるため注意楽天証券とPayPay証券の単元未満株の取引には、取引単位やサービス内容に違いがあります。違いを比較した結論として、1円単位で金額指定したいならPayPay証券を、手数料をかけず無料で取引したいなら楽天証券(※)を選ぶのがおすすめです。 寄付取引なら無料。リアルタイム取引は0.22%のスプレッドがかかるため有料。 ネット証券名 単元未満株・少額投資の違い かぶミニ®(単元未満株取引)と呼ばれるサービスで単元未満株の取引が可能 取引単位は1株ごと 1株あたりの金額は銘柄ごとに異なる 寄付取引なら無料で取引可能!リアルタイム取引には0.22%のスプレッドがかかる リアルタイム取引なら成行注文だけでなく指値注文にも対応 1円単位で金額指定して取引できる PayPay証券アプリは1,000円以上、PayPay資産運用は100円以上で取引可能 所定の手数料がかかる 指値注文には非対応 申し込みはこちら 楽天証券 ゼロコースなら国内株の売買手数料が完全無料!楽天銀行との自動入出金対応し、楽天カードのクレカ積立で最大2%還元されます。 詳細へ PayPay証券 知識がなくても簡単に投資できるサービスが盛りだくさん。PayPay資産運用なら100円から取引できて少額での投資におすすめ! 詳細へ どっちが自分に合う?おすすめの人を解説 証券会社 NISA 対応 NISA口座の手数料 無料 各商品に準ずる 投資信託の手数料 無料 国内株の手数料 ゼロコースなら完全無料 基準価格の0.5% NISA対象の銘柄数 つみたて投資枠:200銘柄超成長投資枠:1,100銘柄超 つみたて投資枠:35銘柄成長投資枠:642銘柄 投資信託の銘柄数 2,579銘柄(外貨建てMMF含む) 134銘柄 スマホアプリ iSPEED(アイスピード) PayPay証券アプリPayPay資産運用 ※1 クレカ積立 楽天カードで最大2%還元 PayPayカードで0.7%還元 ※2 ポイント投資 楽天ポイント PayPayポイント 口座開設完了 最短翌営業日 1週間程度 ※2025年5月時点の情報です。 ※PayPay証券はPayPay証券アプリで取引可能な銘柄を記載。 ※1 QRコード決済アプリPayPay内の機能。 ※2 PayPay資産運用限定。楽天証券とPayPay証券はどっちが自分に合うか知りたい人に向けて、それぞれのネット証券がおすすめな人の特徴を紹介します。楽天証券がおすすめの人楽天証券がおすすめの人は、次のとおりです。 楽天証券がおすすめの人 投資の知識を身につけて本格的に資産運用したい人 より豊富な銘柄から選んで投資したい人 投資信託だけでなく国内株なども手数料無料で購入したい人 楽天カードで積立投資したい人 楽天証券は、自分で投資の知識を身につけて本格的に資産運用したい人におすすめです。PayPay証券と比較して取扱商品も銘柄数も豊富であり、さらに指値注文や信用取引にも対応しています。本格的な資産運用をしたい人はPayPay証券のサービスを物足りなく感じる可能性があるため、楽天証券を選ぶとよいでしょう。また楽天証券は、NISA口座での取引が手数料無料です。さらに投資信託はすべて手数料無料、ゼロコースを選べば国内株も手数料無料で、米国株は一定の範囲まで手数料無料です。PayPay証券で手数料無料なのは投資信託だけであり、国内株・米国株の取引には必ず手数料がかかります。手数料をかけずに取引したい人にも楽天証券はおすすめです。 さまざまな手数料が無料のネット証券 楽天証券詳細は公式サイトへ PayPay証券がおすすめの人PayPay証券がおすすめの人は、次のとおりです。 PayPay証券がおすすめの人 とにかく簡単に資産運用を始めてみたい人 100円から1円単位という少額で投資したい人 国内株や米国株の取引に手数料がかかっても問題ない人 PayPayカードやPayPay残高で積立投資したい人 PayPay証券は、投資初心者におすすめのネット証券。知識がなくても簡単に資産運用できるサービスが豊富なため、気軽に投資を始めたい人におすすめです。またPayPay証券は、最低100円から1円単位で金額指定して投資できます。資金が少ない状態でも投資できる点もPayPay証券の特徴です。PayPay証券は楽天証券と比較すると取扱商品・銘柄数が少ないですが、裏を返せば初心者でも銘柄を選びやすいよう厳選されているとも捉えられます。投資初心者がすぐに資産運用を始めるなら、まずはPayPay証券を使ってみるのがおすすめです。 投資の勉強をしなくても気軽に資産運用できる PayPay証券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問この記事では、楽天証券とPayPay証券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説しました。楽天証券とPayPay証券はどっちがおすすめ?と悩む人に向けて、それぞれのネット証券がおすすめな人の特徴をおさらいすると、次のとおりです。 ネット証券名 おすすめな人の違い 楽天証券 投資の知識を身につけて本格的に資産運用したい人 より豊富な銘柄から選んで投資したい人 投資信託だけでなく国内株なども手数料無料で購入したい人 楽天カードで積立投資したい人 PayPay証券 とにかく簡単に資産運用を始めてみたい人 100円から1円単位という少額で投資したい人 国内株や米国株の取引に手数料がかかっても問題ない人 PayPayカードやPayPay残高で積立投資したい人 ここから、楽天証券とPayPay証券の違いについてよくある質問に回答します。楽天証券とPayPay証券はどっちがおすすめ?楽天証券は本格的な投資をしたい人におすすめ。取扱商品も銘柄数も豊富で、PayPay証券では利用できない指値注文なども利用できます。一方のPayPay証券は、投資の勉強をする時間がない初心者におすすめ。知識がなくても簡単に銘柄を選べるようなサービスが豊富で、最低100円から1円単位で金額指定して投資できる点も魅力です。どっちのネット証券もNISAに対応している?楽天証券とPayPay証券は、どっちもNISA対応のネット証券です。NISA口座を作って非課税の投資をしたい人は、どっちを選んでも満足できるでしょう。ただしNISAの手数料や取扱銘柄などのサービス内容には違いがあります。楽天証券とPayPay証券の口座開設スピードの違いは?楽天証券とPayPay証券を比較すると、申し込みから口座開設完了までのスピードに違いがあります。楽天証券は申し込みの最短翌営業日に口座開設が完了します。口座を開設したらすぐに取引できるので、早ければ翌日には投資を始められます。一方のPayPay証券は、口座開設までに通常で1週間程度の時間がかかります。さらに受付状況によっては3週間ほどかかる場合もあるので、急いで口座を作りたい人には不向きでしょう。なおNISA口座の開設時には税務署での確認作業があるため、楽天証券を選んでも1〜2週間ほどの時間がかかります。NISA口座を開設したい人は、時間に余裕を持って申し込みましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
「楽天証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?」「自分に合う証券会社はどっち?」とお悩みではありませんか。この記事では、楽天証券とマネックス証券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説します。NISAや手数料、銘柄数やクレカ積立などを徹底比較します。比較した結果を先にお伝えすると、楽天証券とマネックス証券ではそれぞれ、5つの項目でおすすめな人の特徴を分けられます。楽天証券とマネックス証券の詳細比較は本文中で解説するので、どちらが自分に合う証券会社か知ることができるでしょう。どっちがおすすめ?楽天証券とマネックス証券の違いを徹底比較楽天証券とマネックス証券の違いを5つの項目で比較ました。気になる項目がある場合は、以下をクリックして詳細を確認しましょう。 楽天証券とマネックス証券の違いを徹底比較 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は楽天証券のみ最低0円から取引できる 【取扱商品・銘柄数】投資信託なら楽天証券!外国株ならマネックス証券がおすすめ 【機能・サービス】楽天証券は楽天銀行との自動入出金に対応!マネックス証券は投資ツールが豊富 【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カード積立で最大2%!マネックス証券はdカード積立で最大3.1% 【キャンペーン】口座開設はもちろん既存会員もお得になるキャンペーンがどっちも豊富 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は楽天証券のみ最低0円から取引できる 証券会社名 手数料の違い 楽天証券 NISA:無料 国内株(現物・信用):ゼロコースなら完全無料 投資信託:無料 米国株:約定代金の0.495%(2.22米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) マネックス証券 NISA:無料(一部に全額キャッシュバックによる実質無料あり) 国内株(現物):コースにより最低55円から 国内株(信用):コースにより最低99円から 投資信託:無料 米国株:約定代金の0.495%(1.1010米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 楽天証券とマネックス証券を比較すると、NISA口座での取引が無料である点と、投資信託の買付手数料が無料である点は同じです。しかし、国内株や米国株の手数料には違いがあります。NISAの売買手数料はどっちも実質無料売買手数料を比較すると、楽天証券はすべてが無料となっていますが、マネックス証券は一部「全額キャッシュバック」という形を取っています。実質的にかかる手数料は無料ですが、キャッシュバックされるのは取引後となるため注意しておきましょう。 証券会社 楽天証券 マネックス証券 国内株式 無料 国内株式(単元未満株) 無料 買付:無料売却:全額キャッシュバック 投資信託 無料 米国株 無料 全額キャッシュバック 中国株 無料 全額キャッシュバック 国内株の売買手数料をなくしたい場合は楽天証券楽天証券の国内株(現物・信用)の売買手数料は、選ぶコースによって変わります。楽天証券の国内株(現物・信用)の主な手数料コースは、次のとおりです。 コース名 手数料 コース概要 ゼロコース 無料 RクロスとSORを利用必須のコースです。 超割コース 〜5万円:55円 〜10万円:99円 〜20万円:115円 〜50万円:275円 〜100万円:535円 〜150万円:640円 〜3,000万円:1,013円 3,000万円超:1,070円 約定代金に応じた手数料体系。手数料の1%がポイントバックされます。 いちにち定額コース 〜100万円:無料 〜200万円:2,200円 〜300万円:3,300円 以降、100万円ごとに1,100円加算 1日の約定代金合計金額に応じた手数料体系。デイトレードには割引があります。 楽天証券は、RクロスとSORを利用必須のゼロコースを選択すると、国内株の現物取引も信用取引も手数料が無料になります。自分の希望や取引金額に応じた手数料コースを選択しましょう。マネックス証券の国内取引は楽天証券よりも割安になる可能性がある楽天証券は選ぶコースによっては手数料が無料になる一方、マネックス証券はどのコースを選んでも無料にはなりません。ただし一部の取引金額では、楽天証券より手数料が割安になるため、比較して選ぶのが重要です。マネックス証券で国内株を取引する場合、2つの手数料コースから選択可能。取引ごとの約定代金に応じて手数料がかかる「取引毎手数料コース」と、1日の約定代金合計に応じて手数料がかかる「一日定額手数料コース」の2種類です。マネックス証券の取引毎手数料コースの売買手数料は、次のとおりです。 取引種別 約定代金 手数料 現物 〜5万円 55円 〜10万円 99円 〜20万円 115円 〜50万円 275円 〜100万円 535円 〜150万円 640円 〜3,000万円 1,013円 3,000万円超 1,070円 信用 〜10万円 99円 〜20万円 148円 〜50万円 198円 50万円越 385円 マネックス証券の一日定額手数料コースの売買手数料は、次のとおりです。 1日の約定代金合計 手数料 〜100万円 550円 〜300万円 2,750円 〜600万円 5,500円 以降300万円ごと 上記金額に2,750円を加算 なお一日定額手数料コースには、1ヶ月間の手数料発生回数に応じた割引や、デイトレード時の割引などがあります。楽天証券もマネックス証券も米国株の売買手数料は最低0円〜楽天証券とマネックス証券を比較すると、米国株の売買手数料はどっちも最低0円〜と共通しています。 項目 楽天証券 マネックス証券 手数料無料の範囲 約定代金2.22米ドル以下 約定代金1.1010米ドル以下 売買手数料 約定代金の0.495%(税込) 手数料上限 22米ドル なお、どちらも日本円で米国株を取引する際には上記手数料に加えて為替手数料(スプレッド)が発生します。楽天証券とマネックス証券の米国株におけるスプレッドを比較すると、次のとおりです。 項目 楽天証券 マネックス証券 日本円で買付 25銭 0銭 ※ 日本円で売却 25銭 ※2025年5月時点。マネックス証券の日本円での買付時のスプレッドは定期的に見直されます。このように楽天証券とマネックス証券の米国株取引時の手数料は、わずかな違いはあるもののほぼ同等の内容となっています。【取扱商品・銘柄数】投資信託なら楽天証券!外国株ならマネックス証券がおすすめ証券会社を選択する際の指標として、「取り扱い商品」と「銘柄数」を重視される方も多いのではないでしょうか。楽天証券とマネックス証券に基本的な違いはありませんが、細かく見ていくと以下の特徴があります。前提として主要商品はどちらも押さえているので、「投資信託」「海外株」といった項目を重視する場合の指標にしてください。NISA・国内株・投資信託・米国株など主要商品はどっちも取扱あり 証券会社名 取扱商品例 楽天証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 中国・アセアン株式 投資信託 ETF・ETN・外貨建てMMF ロボアドバイザー(楽ラップ) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX CFD バイナリーオプション 外国為替 金・プラチナ マネックス証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 中国株 投資信託 ETF・ETN・外貨建てMMF ロボアドバイザー(ON COMPASS・マネックスアドバイザー) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX 外国為替 CFD 金・プラチナ 私募ファンド(二項有価証券) 楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちも取扱商品が豊富な点は共通。NISAや国内株、投資信託や米国株など人気の商品はどっちも網羅的に取り扱われています。ただし楽天証券はアセアン株式を取り扱っている一方、マネックス証券は私募ファンド(二項有価証券)を扱っている点が異なります。楽天証券は投資信託が豊富!マネックス証券は外国株がより多い 商品 楽天証券 マネックス証券 投資信託 2,579銘柄(外貨建てMMF含む) 1,773銘柄(外貨建てMMF含まず) NISA つみたて投資枠の対象投資信託 200銘柄超 217銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,100銘柄超 1,101銘柄 米国個別株 3,907銘柄 4,461銘柄 米国ETF 436銘柄 462銘柄 中国個別株 1,538銘柄 2,000銘柄超 (2021年2月時点) IPO 54銘柄 (2024年実績) 50銘柄 (2024年実績) ※2025年5月時点の情報です。楽天証券とマネックス証券を比較すると、商品ごとの取扱銘柄数に違いがあります。投資信託に関しては楽天証券のほうが銘柄数が多め。投資信託をメインに取引したい人は楽天証券を選ぶとよいでしょう。一方のマネックス証券は、米国株と中国株の銘柄数が多めです。外国株をメインに取引したい人にはマネックス証券がおすすめです。【機能・サービス】楽天証券は楽天銀行との自動入出金に対応!マネックス証券は投資ツールが豊富楽天証券とマネックス証券を比較すると、会員向けの機能・サービスに違いがあります。 証券会社名 機能・サービスの違い 楽天証券 楽天銀行との自動入出金 パソコンでもスマホでも使える高機能の取引ツール 資産推移やパフォーマンスレポートをグラフなどでわかりやすく確認 ロボアドバイザーの楽ラップ 投資などに関する参加費無料のセミナー マネックス証券 投資・資産運用に役立つ豊富なツール 特徴が異なる2つのロボアドバイザー 投資対象の銘柄を簡単に探せるマネックス銘柄スカウター 富裕層向けの対面型資産運用サービスのマネックスPBサービス 対象会社の株式委託手数料が無料になる優遇サービス 楽天証券では、楽天銀行との資金移動がスムーズになるマネーブリッジというサービスを利用できます。マネーブリッジで楽天証券と楽天銀行を連携すれば、自動入出金ができるうえに楽天銀行の普通預金金利が優遇されるメリットもあります。マネックス証券は、投資・資産運用に役立つツールが非常に豊富。チャートなどで値動きを確認できるツールはもちろん、新しい投資先を探すのに役立つ銘柄スカウターなど、独自性の高いツールも利用できます。【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カード積立で最大2%!マネックス証券はdカード積立で最大3.1%楽天証券とマネックス証券を比較すると、クレカ積立やポイントサービスなどに違いがあります。 証券会社名 クレカ積立・ポイントの違い 楽天証券 楽天カードでクレカ積立をすると最大2%のポイントが貯まる 楽天ポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有するとポイントが貯まる 楽天証券の利用条件を達成すると楽天市場の買い物時のポイント還元率がアップ マネックス証券 マネックスカードでクレカ積立すると最大1.1%のマネックスポイントが貯まる dカードでクレカ積立すると最大3.1%のdポイントが貯まる マネックスポイントまたはdポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有するとマネックスポイントが貯まる 楽天証券は楽天カードによるクレカ積立に対応し、さらに楽天ポイントを使ったポイント投資も可能。また条件を達成すると楽天市場での買い物時のポイント還元率がアップする点も特徴です。マネックス証券はdカードまたはマネックスカードによるクレカ積立に対応。さらにマネックスポイントまたはdポイントを使ったポイント投資が可能です。楽天証券は楽天カードを使ったクレカ積立で最大2%ポイント還元楽天証券は、楽天カードを使って投信積立をすると、クレジットカードのランクに応じて最大2%の楽天ポイントが還元されます。ランクは4段階に分かれているため、以下を確認しましょう。 楽天カードのランク クレカ積立のポイント還元率 ブラック 2% プレミアム 1% ゴールド 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.75% 一般 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.5% このように楽天カードのランクが高くなるほど、クレカ積立のポイント還元率もアップします。マネックス証券のクレカ積立はマネックスカードとdカードに対応マネックス証券のクレジットカード積立投資は、マネックスカードとdカードの2種類に対応しています。なお、マネックスカードを使ってクレカ積立をする場合は、毎月の積立金額の範囲ごとにポイント還元率が変わります。 積立金額 ポイント還元率 5万円以下の部分 1.1% 5万円超〜7万円以下の部分 0.6% 7万円超〜10万円以下の部分 0.2% 例えばマネックスカードで月10万円を投信積立する場合、合計730ポイントを獲得できる計算です。一方、dカードを使って投信積立する場合、利用状況に応じてポイント還元率が変動します。 dカード積立のポイント還元率に影響する要素 dカードのランク(一般・ゴールド・プラチナ) 月間積立金額 ※1 口座種別(NISA口座・課税口座) ※1 ドコモの通信プランとしてポイ活プランを契約 ※1 dカード積立開始記念キャンペーン開催期間中 ※1 入会初年度または2年目以降 ※2 クレジットカードのショッピング利用代金 ※2 ※1 ゴールド・プラチナの場合に影響 ※2 プラチナの場合に影響上記を踏まえ、dカードを使った投信積立のランク別の最大ポイント還元率は、次のとおりです。 カードランク 還元率 キャンペーン期間中の還元率 ※ プラチナ 最大3.1% 最大10% ゴールド 最大2.1% 最大5% 一般 最大1.1% キャンペーン非対象 ※2025年5月時点で開催中のdカード積立開始記念キャンペーン。なお、利用状況ごとの詳細なポイント還元率を知りたい人は、マネックス証券の公式サイトをご覧ください。 銘柄スカウターなど便利なツールが豊富 マネックス証券詳細は公式サイトへ 【キャンペーン】口座開設はもちろん既存会員もお得になるキャンペーンがどっちも豊富楽天証券とマネックス証券を比較すると、内容は異なるもののどっちも豊富なキャンペーンを開催しています。 証券会社名 2025年5月のキャンペーン 楽天証券 【NISA|〜5/30】NISA成長投資枠 春のポイント開花キャンペーン!総額200万ポイント山分け! 【NISA|〜5/30】楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン 【米国株|〜4/30】米国株式の移管手数料を「全額負担」します!お引越しキャンペーン! 【米国株|常時】米国株式取引手数料無料プログラム マネックス証券 【NISA|〜9/30】【最大10%還元】dカード積立開始記念キャンペーン 【投信|未定】【最大10%還元】dカード積立開始記念キャンペーン 【米国株|未定】米国株デビュー応援プログラム 【その他|未定】ご家族・ご友人紹介プログラム 新規で口座開設する人が対象のキャンペーンはもちろん、既存会員がお得になる特典も多数用意されています。この機会にお得なキャンペーンを利用し、口座開設してみてはいかがでしょうか。 申し込みはこちら 楽天証券 ゼロコースなら国内株の売買手数料が完全無料!楽天銀行との自動入出金対応し、楽天カードのクレカ積立で最大2%還元されます。 詳細へ マネックス証券 投資・資産運用に役立つツールが豊富!dカードでクレカ積立なら最大3.1%、マネックスカードでクレカ積立なら最大1.1%還元されます。 詳細へ 楽天証券とマネックス証券の共通点楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちの証券会社にも共通する特徴やサービスがあります。これらも証券会社を選ぶ際の参考にしてくださいね。 楽天証券とマネックス証券の共通点 【NISA】どっちも手数料無料で取引できクレカ積立にも対応 【スマホアプリ】どっちも高機能で使いやすいアプリを用意 【口座開設スピード】どっちも申し込みから最短翌営業日に手続き完了 【NISA】どっちも手数料無料で取引できクレカ積立にも対応楽天証券とマネックス証券を比較すると、NISAに関連するサービスに多くの共通点があります。 NISAに関する共通点 NISA口座の売買手数料が無料 ※ NISAでもクレジットカード積立投資できる NISA対象の投資信託銘柄数もほぼ同等 ※マネックス証券は一部の取引で全額キャッシュバックにより実質無料となります。楽天証券とマネックス証券におけるNISA対象の銘柄数を比較すると、次のとおりです。 投資枠 楽天証券 マネックス証券 つみたて投資枠 200銘柄超 217銘柄 成長投資枠 1,100銘柄超 1,101銘柄 ※2025年5月時点の情報です。NISAを始めたい人は、楽天証券とマネックス証券のどっちを選んでも満足のいく取引ができるでしょう。【スマホアプリ】どっちも高機能で使いやすいアプリを用意楽天証券とマネックス証券は、どっちも高機能で使いやすいスマホアプリを無料で提供しています。スマホアプリの名称は、楽天証券が「iSPEED(アイスピード)」でマネックス証券が「マネックス証券アプリ」です。それぞれの証券会社のスマホアプリの機能や特徴には違いがあるため、内容を押さえましょう。 証券会社名 スマホアプリの特徴 楽天証券 取引はもちろんリアルタイムの株価やチャートを確認できる 自分で設定した株価に到達したら通知してくれる機能 Webと連動して最大1,000銘柄までお気に入り登録できる 会社四季報の情報を確認できる 19種類のランキング情報を掲載 マネックス証券 取引はもちろんリアルタイムの株価やチャートを確認できる 指紋認証・顔認証を使ってログインできる 資産・損益の推移やポートフォリオなどをグラフで視覚的に分析できる メニュー構成を自分好みにカスタマイズできる マネックスが発信する投資情報やレポートなどを確認できる 【口座開設スピード】どっちも申し込みから最短翌営業日に手続き完了楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちも最短翌営業日に口座開設が完了する点が共通しています。ただし、NISA口座の開設時は税務署の確認が行われるため、どちらもNISA取引をするには1〜2週間ほどの時間がかかる点に注意しましょう。どっちが自分に合う?おすすめの人を解説楽天証券とマネックス証券の違いと共通点を以下の表にまとめました。 証券会社 楽天証券 マネックス証券 NISA 対応 NISA口座の手数料 無料 無料 ※1 投資信託の手数料 無料 国内株の手数料 ゼロコースなら完全無料 現物:最低55円〜信用:最低99円〜 NISA対象の銘柄数 つみたて投資枠:200銘柄超成長投資枠:1,100銘柄超 つみたて投資枠:217銘柄成長投資枠:1,101銘柄 投資信託の銘柄数 2,579銘柄(外貨建てMMF含む) 1,773銘柄(外貨建てMMF含まず) スマホアプリ iSPEED(アイスピード) マネックス証券アプリ クレカ積立 楽天カードで最大2%還元 dカードで最大3.1%還元マネックスカードで最大1.1%還元 ポイント投資 楽天ポイント dポイントマネックスポイント 口座開設完了 最短翌営業日 ※1 全額キャッシュバックによる実質無料を含む。とはいえ、どちらの証券会社が自分に合っているのか判断に迷う人も多いのではないでしょうか。ここでは、楽天証券とマネックス証券をそれぞれおすすめする人に向けて解説をします。楽天証券がおすすめの人楽天証券がおすすめの人は、次のとおりです。 楽天証券がおすすめの人 国内株を手数料無料で取引したい より豊富な銘柄から投資信託を購入したい アセアン株に投資したい 楽天銀行との自動入出金を利用したい 楽天カードでクレカ積立したい 楽天証券はゼロコースを選ぶと国内株の売買手数料が完全無料です。したがって、国内株を手数料無料で取引したい人におすすめです。また、楽天証券は投資信託の銘柄数がマネックス証券より多く、アセアン株も取り扱っている点も特徴。投資信託メインで資産運用したい人や、アセアン株に投資したい人にもおすすめです。楽天カードを使っている人は、クレカ積立投資をすると最大2%のポイントが貯まる点も特徴。楽天カードを使っている人は、楽天証券を選びましょう。 ゼロコースなら国内株の手数料が無料 楽天証券詳細は公式サイトへ マネックス証券がおすすめの人マネックス証券がおすすめの人は、次のとおりです。 マネックス証券がおすすめの人 銘柄スカウターなど豊富なツールを使いたい dカード・マネックスカードでクレカ積立したい より豊富な銘柄から米国株を購入したい 私募ファンド(二項有価証券)に投資したい 2つのロボアドバイザーから選んで使いたい マネックス証券は、楽天証券と比較して米国株の銘柄数が多い証券会社。米国株をメインに取引したい人はマネックス証券を選ぶとよいでしょう。他にも、銘柄スカウターをはじめとする投資・資産運用に役立つ便利ツールが豊富な点も挙げられます。ツールを駆使して投資パフォーマンスを最大化したい人にもおすすめの証券会社です。また、マネックス証券は、「dカード」と「マネックスカード」のクレジットカードから積立投資できる点もおすすめ。これらのクレカで積立投資したい人も、マネックス証券を選びましょう。 銘柄スカウターなど便利なツールが豊富 マネックス証券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問それぞれの証券会社がおすすめな人をおさらいしましょう。 証券会社名 おすすめな人の違い 楽天証券 国内株を手数料無料で取引したい より豊富な銘柄から投資信託を購入したい アセアン株に投資したい 楽天銀行との自動入出金を利用したい 楽天カードでクレカ積立したい マネックス証券 銘柄スカウターなど豊富なツールを使いたい dカード・マネックスカードでクレカ積立したい より豊富な銘柄から米国株を購入したい 私募ファンド(二項有価証券)に投資したい 2つのロボアドバイザーから選んで使いたい 他にも、楽天証券とマネックス証券の違いについてよくある質問に回答します。楽天証券とマネックス証券はどっちも新NISAに対応している?楽天証券とマネックス証券は、どっちも2024年1月から開始した新NISAに対応しています。楽天証券もマネックス証券も手数料無料で取引できます。さらに新NISA対象の銘柄数はほぼ同等なので、新NISAを活用したい人はどっちを選んでも満足できるでしょう。楽天証券とマネックス証券はどっちもオンラインで口座開設できる?楽天証券とマネックス証券は、どっちも申し込みから口座開設までオンラインで手続きが完結します。どっちも最短翌営業日には口座開設が完了する点もメリットのひとつでしょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
投信工房で新NISAを活用する方法は?評判・口コミやウェルスナビとの比較も解説
投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。助言型でありながら無料で自動リバランス機能が利用でき、新NISA口座を使った運用もできます。ただ、ウェルスナビをはじめとした投資一任型ロボアドバイザーとの違いや、投信工房で新NISA口座を使う方法がわからず、投信工房で投資を始めるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。投信工房は、費用を抑えつつ自分好みのポートフォリオで運用したい方におすすめできます。投信工房の使い方さえ理解できれば、ロボアドバイザーの手数料を支払わずに、投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が可能です。この記事では、投信工房の特徴や新NISA口座を活用した具体的な使い方を紹介します。後半では、投信工房のサービス内容を詳しく知りたい方向けに、利用者の評判・口コミや利用するメリット・デメリットも解説しています。「これからロボアドバイザーで投資を始めたいけど、費用が安くて自分好みのポートフォリオが組めるサービスを使いたい」という方は、ぜひ当記事を参考に投信工房を利用するかご検討ください。 松井証券を利用するメリット 新NISAでお任せ運用ができる 松井証券の投信工房は投資信託を利用するので、新NISA口座で運用することが可能。投資枠に余裕があれば、投資信託は投信工房で運用しつつ、国内株・米国株も新NISA口座で保有できる。 投資信託の保有で最大1%還元! 投信信託の保有残高に応じて、年率最大1%の松井証券ポイントを還元。この還元率は、主要ネット証券の同様サービスと比較して最大値。(※1)貯まった松井証券ポイントは、対象の投資信託でポイント投資ができたり、他社ポイントとの交換で使えたりできる。 専任スタッフに株取引の相談ができる! 対面証券会社と同じように、株取引に関する相談を専任スタッフに電話で受けられる。一般的なネット証券会社は、取引手数料を安くする代わりに対面サポートサービスが充実していないが、松井証券はネット証券会社でありながら対面サポートサービスにも力を入れている。 松井証券の口座開設手順はこちら※1:オンライン証券大手5社(当社、SBI証券、三菱UFJ eスマート証券、マネックス証券、楽天証券)と比較投信工房とは松井証券の助言型ロボアドバイザー 投信工房の基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 助言型 5コース インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 なし 最大0.15%※1 100円 100円 新NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 アプリ対応 ※成長投資枠のみ 2025年5月作成 ※手数料・投資商品のコストはすべて年率・税込。 ※1:モデルポートフォリオの場合投信工房とは、ネット証券会社の松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーは、おすすめのポートフォリオの提案をおこなってくれますが、投資一任型ロボアドバイザーのようなお任せ投資機能は付いていません。その代わり、手数料が投資一任型ロボアドバイザーと比べて割安です。松井証券の投信工房は、手数料無料で自動リバランス機能が利用できます。購入手続きとリバランス設定さえ済ませれば、投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が始められます。提案されるポートフォリオは松井証券で取り扱う投資信託で作られるので、NISA口座で保有することも可能です。ウェルスナビとの違いを比較投信工房を利用するか検討している方のなかには、投資一任型ロボアドバイザーのウェルスナビとの違いが気になっているでしょう。そこで、運用者数がNo.1(※1)のウェルスナビとの違いを比較してみました。 投信工房 ウェルスナビ 運用タイプ 助言型 投資一任型 投資先 投資信託 海外ETF 運用コース数 5コース 5コース 手数料 - 年率1.1%(税込) 購入手続き 必要 不要 自動リバランス ◯ ◯ 新NISA対応 ◯ ◯ 税金最適化機能 × ◯ 2025年5月作成まずリスク許容度診断とポートフォリオ提案は、投信工房・ウェルスナビどちらも提供されています。質問内容や具体的な提案内容は、それぞれ異なります。実際に運用を始めるには、投信工房ではご自身で購入手続きをおこなわないといけません。ウェルスナビならご自身が設定した投資金額を入金するだけで、運用に必要な作業をすべて自動でおこなってくれます。その代わり、ウェルスナビを利用するには年率1.1%(税込)の手数料が発生します。投信工房の手数料は無料なので、ご自身でポートフォリオの設定と購入手続きさえできれば、手数料なしでウェルスナビと同じようなお任せ運用が可能です。新NISA口座はどちらも利用できますが、松井証券で新NISA口座を開設すれば、個別株も新NISA口座で保有できます。一方、ウェルスナビの新NISAでは、ウェルスナビで投資している資産しか保有できません。以上を踏まえると、投信工房はご自身で運用する部分がある代わりに手数料が無料で、ウェルスナビはすべてお任せできる分手数料がかかる点に違いがあります。上記の違いを比較して、投信工房かウェルスナビどちらを利用するか検討してください。もしウェルスナビが気になった方は、以下の記事に詳細情報をまとめていますので、あわせてご参照ください。 関連記事 ウェルスナビの評判・口コミの詳細は、こちらの記事にまとめています。 次章では、投信工房の具体的な使い方を解説します。費用をかけずにロボアドバイザーでお任せ運用を始めたい方は、このまま読み進めてください。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年12月時点)ロボアドバイザー(投信工房)は新NISA(旧つみたてNISA)対応!使い方を解説ここでは、新NISA口座を活用した投信工房の使い方を解説します。具体的な流れは以下のとおりです。 投信工房を始める手順 松井証券で口座開設 投信工房でリスク許容度診断 積立投資の購入手続き 自動リバランスの設定 以下の流れでおこなれば、新NISAを利用しつつ投信工房でお任せ運用が始められるので、順番に見ていきましょう。松井証券で口座開設まずは、松井証券で口座開設をおこないます。松井証券の公式サイトにアクセスして口座開設ページへ進み、メールアドレスを登録してください。登録後、口座開設フォームのURLが記載されたメールが届くので、そのままメールを開封して申し込みフォームへアクセスしましょう。申し込みフォームでは、以下の内容を記入していきます。 松井証券口座を開設する流れ 基本情報(氏名・住所・勤務先情報) MATSUI Bank口座開設の選択 特定口座開設の選択 投資方針(投資目的・経験年数) 新NISA・信用口座・FX口座開設の選択 投信工房で新NISA口座を利用したい場合は、この時点で「口座開設する」にチェックを入れておきましょう。ちなみにMATSUI Bankとは、松井証券を利用している方限定の銀行サービスです。松井証券口座と連携して、取引時に銀行口座からの自動入金やATM手数料が月5回まで無料など、さまざまなサービスが利用できます。必要事項の記入が完了したら、本人確認手続きに移ります。手続き方法は、スマートフォンでの撮影・画像のアップロード・郵送の3種類用意されています。スマートフォンでの撮影を利用すれば、最短即日で口座が開設されるのでおすすめです。指定された本人確認書類を用意し、画面の指示に従って書類とご自身の顔を撮影してください。本人確認手続きが完了したら、最後にマイナンバー登録をおこないます。マイナンバーカード・通知カード・マイナンバーが記載された住民票いずれかを用意して、撮影・アップロードしてください。以上で、口座開設の手続きは完了です。後日、松井証券から口座開設完了のメールが届けば、松井証券で取引が始められます。投信工房でリスク許容度診断松井証券の口座開設が完了したら、さっそく投信工房でリスク許容度を診断しましょう。松井証券会員サイトの投資信託ページにアクセス、もしくは松井証券のスマホアプリ「投信アプリ」をダウンロードしてください。リスク許容度の診断では、以下8つの質問に回答します。 リスク許容度診断の質問項目 年齢 資産運用の目的 年収 投資経験年数 金融用語の理解度 損失発生時の対応 投資方針の考え方 積立投資の予定 診断結果には、ご自身のリスク許容度・おすすめのポートフォリオ・各資産クラスのおすすめ銘柄・過去の市場の値動きに基づく運用シミュレーションがまとめられています。そのまま提案されたポートフォリオを登録してもかまいませんし、資産配分や銘柄を自由に調整することも可能です。積立投資の購入手続きポートフォリオの設定が完了したら、メニューの「ポートフォリオ購入」をタップして、購入手続きへ進みましょう。「ポートフォリオ購入」では、提案されたポートフォリオの各銘柄を一括して注文することが可能です。毎月の積立金額・口座区分・購入配分を設定してください。新NISA口座で運用したい場合は口座区分で新NISAを選び、成長投資枠かつみたて投資枠どちらで保有するか選択しましょう。購入配分とはポートフォリオの各銘柄をどのような配分で購入するかを指し、以下の2種類から選択します。 積立投資の購入配分 目標比率に近づくように現在の保有残高と目標ポートフォリオを比較して、目標に近づくように各投資信託の購入金額を配分 目標比率のとおりに 目標ポートフォリオに設定している資産配分比率のとおりに、各投資信託の購入金額を配分 1つ目を選択すれば、毎回の積立投資時にポートフォリオの資産配分を調整してくれます。2つ目を選択すれば、ポートフォリオの資産配分がどのように変化しているか、確認しながら積立投資することが可能です。注文内容を設定したら、運用する各投資信託の目論見書を閲覧して発注すれば完了です。自動リバランスの設定最後に、自動リバランスを設定します。投信工房では、リバランスの実施頻度をご自身で設定することが可能です。メニューの「注文」から「リバランス」をタップすれば、リバランスの設定画面へ進められます。年間のリバランス回数と実施日時を設定し、口座区分を選択して発注すれば、自動リバランスの設定は完了です。以上、新NISA口座で投信工房を始める方法を解説しました。ここまでできれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が実現します。手数料をかけずにロボアドバイザーのお任せ運用を始めたい方や、新NISA口座でロボアドバイザーを使いたい方は、松井証券の投信工房を利用をしましょう! 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める 次章からは、投信工房の評判・口コミを調査し、投信工房を利用するメリット・デメリットを詳しく解説します。投信工房の詳細内容を知りたい方は、次章以降もご参照ください。評判・口コミで人気度を徹底調査!利用者の評価は?ここでは、投信工房の評判・口コミ内容をまとめています。良い評判・口コミ・悪い評判・口コミどちらも掲載していますので、実際に投信工房を利用している人の評価が知りたい方は、ぜひ確認してください。良い評判・口コミ ★★★★★5 投信工房、いつでも自由にリバランスできるのが良い ★★★★4 松井証券の投信工房は、使い方によっては凄く便利。 利用料は無料で投資信託の信託報酬しかかからないし、銘柄も自由に選べるから、信託報酬が安い銘柄を選べば年率0.15%くらいで長期運用できる。 ★★★★★5 WealthNavi引退して、松井証券の投信工房に移住しました。やっぱ手数料が無料なのがデカい。 以上が投信工房の良い評判・口コミです。どの口コミも、自由にポートフォリオやリバランスを設定できる点や手数料がかからない点に評価が集まっています。投信工房では、リスク許容度診断で提案されたモデルポートフォリオで運用を始められますが、投信工房の利用者のなかには自分で資産配分や運用銘柄を調整している人もいらっしゃいます。また、もともと投資一任型ロボアドバイザーを利用していたが、利用料が無料の投信工房に乗り換えた口コミも見受けられました。ロボアドバイザーを利用して長期運用をする以上、費用を抑えられる方を選ぶ人もいるようです。悪い評判・口コミ ★★★3 投信工房の設定はパソコンのほうがやりやすい。アプリも同じようになってくれたらなぁ。 ★★2 投信工房は低価格で自動リバランスできるのはうれしいけど、ポートフォリオだけの運用残高が見れないのが玉にキズ。 以上が投信工房の悪い評判・口コミです。投信工房のサービス自体よりも、使用感に対する悪い口コミが見受けられました。投信工房はパソコン・スマートフォンアプリどちらでも使えますが、口コミによるとパソコンのほうが使いやすいとのこと。ただ、人によっては気にならない場合もあるので、実際に使ってみて確認するのがおすすめです。もう1つ悪い評判・口コミとして挙げられたのは、投信工房で運用しているポートフォリオの残高が確認できないことでした。投信工房は松井証券の投資信託の1サービスなので、保有残高は松井証券口座で保有している投資信託全体で表示される点に注意が必要です。投信工房の始め方へ戻る続いては評判・口コミを踏まえつつ、新NISA口座で投信工房を利用するメリット・デメリットを解説します。松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリット松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリットは、下記のとおりです。 投信工房のメリット 手数料無料で自動リバランス機能が使える 実質的なコストは平均年率0.15%の信託報酬のみ 新NISA口座で運用できる ポートフォリオは自由にカスタマイズできる 最低100円から始められる 投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元 株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる 手数料無料で自動リバランス機能が使える一般的な助言型ロボアドバイザーは、文字通りおすすめのポートフォリオや銘柄を助言するだけのサービスなので、運用に関わる作業はご自身でおこなわいといけません。特にリバランスは、各資産をどれくらい売買すれば元のポートフォリオに戻るか、毎回計算して取引する必要があります。投資一任型ロボアドバイザーであれば、このリバランスをお任せできますが、その分手数料を支払わないといけません。しかし松井証券の投信工房には、助言型でありながら自動リバランス機能が搭載されています。この機能を利用すれば、お好きな頻度でリバランスが実施され、自動でポートフォリオを元に戻すことが可能です。購入時に自動でリバランスを実施する機能も付いており、毎回の積立投資時に元の資産配分に戻るよう、自動で各銘柄の購入金額を調整してくれます。任意のタイミングでリバランスを実施することも可能で、相場が急変してポートフォリオが大きく崩れたときに役立てられます。この3つの自動リバランス機能を活用すれば、手数料が無料でありながら、投資一任型と同じようなお任せ運用が実現します。(※1)運用前のポートフォリオやリバランスの設定が煩わしくなければ、松井証券の投信工房のほうがお任せ運用をしながら費用を抑えられるのでおすすめです。※1:手数料は無料ですが、運用する投資信託の信託報酬は別途発生します。新NISA口座で運用できる投信工房で提案されるポートフォリオは、松井証券で取り扱われている投資信託で作成されるので、新NISA口座で保有することが可能です。新NISA口座で投信工房を利用すれば、お任せ運用をしながら運用益を非課税にできます。さらに、松井証券で新NISA口座を開設すれば、国内株と米国株も新NISA口座で保有可能です。投信工房を使ったお任せ運用と個別株投資が、新NISA口座内で同時におこなえます。ロボアドバイザー・個別株どちらも新NISA口座で保有したい方は、松井証券で新NISA口座を開設しましょう。ちなみに松井証券の新NISA口座なら、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。利益を非課税にしつつ、株式の取引で発生する手数料も抑えられます。実質的なコストは平均年率0.15%の信託報酬のみロボアドバイザーを利用するには、投資一任契約に対する手数料と投資先の運用コストを支払う必要があります。投信工房で必要な投資先の運用コストは、モデルポートフォリオだと年率平均0.15%(税込)しかかかりません。下表のように、他のロボアドバイザーサービスと比較すると、かなり割安だとわかるでしょう。 主要ロボアドバイザーの投資先の保有コスト サービス名 投資先の保有コスト(年率・税込) 投信工房 0.15% ウェルスナビ 0.08%〜0.13% SUSTEN 0.22%程度 楽ラップ 最大0.2702% ON COMPASS 0.3175%※ ※手数料0.9775%から投資一任契約の手数料を引いた数値。そのため、ロボアドバイザー運用に必要な全体コストをおさえたいなら、松井証券の投信工房を選ぶのがおすすめです。ポートフォリオは自由にカスタマイズできる投信工房は、投資一任型ロボアドバイザーよりも自分好みのお任せ運用ができます。投信工房で運用するポートフォリオは、自由にカスタマイズ可能です。各銘柄を通常口座か新NISA口座どちらで保有するか細かく調整したり、市場の動きに応じて資産配分を調整しながら運用できたります。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、リスク許容度に応じて5〜8つの運用コースが用意されていますが、リバランスやコース内でのポートフォリオ調整のタイミングは決められています。初めて投資に挑戦する方にとっては便利ですが、自分の判断で投資したい方からすると自由度が少なくて、少々不便に感じるかもしれません。自分好みのポートフォリオで運用しつつ、面倒な作業はお任せできる投信工房は、自分の手で運用したい方におすすめできるロボアドバイザーサービスです。最低100円から始められる投信工房は松井証券で取り扱う投資信託でポートフォリオを組むため、各ファンドは最低100円から運用することが可能です。投信工房の無料診断で提案されるポートフォリオは9種類の投資信託で組まれているので、実際は900円から始められます。一般的なロボアドバイザーサービスは、最低投資金額が1万円に設定されています。松井証券の投信工房であれば、数百円からロボアドバイザーを始めることが可能です。また、積立投資も各ファンド最低100円から設定でき、積立頻度は毎日・毎週・毎月の3パターンから選べます。ちなみに、多くのロボアドバイザーの積立頻度は、毎月しか用意されていません。投資金額と積立頻度を自由に設定できる点のも、投信工房の利用するメリットと言えます。投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元投信工房では、松井証券が取り扱っている投資信託を運用します。松井証券の投資信託なら各銘柄の保有残高に応じて、年率最大1%のポイントが還元されます。ポイント還元率は、投資信託の信託報酬によって異なります。例えば、松井証券で人気のファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のポイント還元率は年率0.0175%です。運用残高が1,000万円だと年間で1,750ポイント付与されます。投資信託を保有するだけで、ポイントがもらえるのはお得ですね。他のネット証券会社も同様のサービスを提供していますが、対象銘柄が限られていたり最大還元率が松井証券よりも低かったりします。もらえる松井証券ポイントは、他のポイントサービスと交換できたり、対象の投資信託のポイント投資で利用できます。投資信託の保有で効率良くポイントを貯めたいなら、松井証券の投資信託を運用するのがおすすめです。株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる一般的なネット証券会社は、取引手数料が対面証券会社よりも割安な代わりに、専任スタッフによるサポートサービスが提供されていません。しかし松井証券なら、株取引に関する相談を電話で受けることが可能です。ご自身の投資方針や相談内容に応じて、専任スタッフが必要な投資情報や銘柄情報を提供してくれたり、取引タイミングを教えてくれたります。初めて投資に挑戦する場合、どの銘柄をいつ取引すればいいか迷ってしまうでしょう。特に頼れる人が近くにいない場合、投資を始めたくても怖くで手が出せないかもしれません。そこで松井証券の株取引サポートを利用すれば、株取引に関して無料で相談することが可能です。完全予約制なので、電話の混み合いで繋がるのを待つ必要もありません。株取引に関して相談したいことがある方は、松井証券で口座開設して株取引サポートをぜひ活用してみてください。投信工房の始め方へ戻る事前に知っておきたいデメリット松井証券の投信工房にはさまざまなメリットがありますが、一方で以下のデメリットも挙げられます。 投信工房のデメリット 投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要 助言型なので運用実績は非公開 臨時リバランス機能がない 通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高 松井証券ポイントの使い道が限定的 事前に把握しておけば、投信工房を有効活用できるでしょう。各デメリットを1つずつ解説します。投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、リスク許容度を診断してもらったあとは、ポートフォリオ設定・積立投資・リバランスの設定をご自身でおこなわないといけません。投資一任型ロボアドバイザーなら、口座開設をして入金さえ済ませれば、運用に関する作業はロボアドバイザーにお任せできます。これから投資を始める初心者にとっては、自分自身で運用の手続きをおこなうのは難しいかもしれません。しかし、リスク許容度診断で提案されたポートフォリオで運用するなら、投資信託の購入手続きさえできれば運用は始められます。リバランスは任意のタイミングで設定できるので、最初は運用だけ初めて、運用に少し慣れてからおこなうのも1つの手です。助言型なので運用実績は非公開投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、ポートフォリオは利用者によって異なります。投資一任型ロボアドバイザーのように、あらかじめ決められた運用コースで運用しないため、運用実績の公開はありません。ロボアドバイザーの利用を検討している方は、過去の運用実績を見て判断したい方もいらっしゃるでしょう。実際、当サイトが実施したアンケート調査では、ロボアドバイザー選びで運用実績が最も重視されていました。そのため、ロボアドバイザーは運用実績で選びたい方にとっては、助言型ロボアドバイザーの投信工房は選びにくいでしょう。ただ、投信工房は手数料が無料でありながら、提案されたポートフォリオで運用を始められますし、自動リバランス機能も利用可能です。運用実績よりも手数料を抑えたい方や自分好みのポートフォリオでお任せ運用したい方なら、投資一任型ロボアドバイザーよりも投信工房はおすすめできます。臨時リバランス機能がない一般的な投資一任型ロボアドバイザーには、株式市場が急激に変動した際、臨時でリバランスを実施する機能が搭載されています。株式市場が急落してポートフォリオが大きく崩れても、臨時でリバランスを実施することで損失を軽減してくれます。一方、助言型ロボアドバイザーの投信工房には、この臨時リバランス機能は付いていません。もし市場が急変してポートフォリオが大きく崩れたら、ご自身でリバランスをおこなう必要があります。そのため、臨時的なリバランスが必要かどうかは、市場の動きを見てご自身で判断する必要があります。もし投信工房を利用するなら、定期的に市場の様子を確認する習慣を身につけておきましょう。通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高松井証券の新NISA口座では国内株の取引手数料は無料ですが、通常口座で取引すると他のネット証券会社よりも取引手数料が割高にあります。松井証券の国内株の取引手数料は、1日の取引金額に応じて変動する定額制です。以下に定額制を用意している、主要ネット証券会社の手数料体系を比較してみました。 現物取引・1日定額制手数料の一覧比較表 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜200万円 松井証券 0円 1,100円 2,200円 SBI証券※ 0円 楽天証券※ 0円 SBIネオトレード 0円 〜150万円:880円 〜200万円:1,100円 GMOクリック証券 0円 1,238円 マネックス証券 550円 2,750円 岡三オンライン 0円 1,430円 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 ※金額は税込 ※SBI証券は指定の電子交付サービスの申込、楽天証券はゼロコース(一部の取引は対象外)の選択で無料化 2025年5月作成上記のように、松井証券の国内株の取引手数料は、他のネット証券と比較して割高なのが明白です。そのため、松井証券の通常口座で国内株を取引する際は、取引手数料に注意してください。ただ、一日合計50万円以下の取引であれば手数料無料のため、少額のお取引であれば問題ありません。さらに、松井証券はネット証券会社でありながなら、株取引サポートをはじめとした充実のサポートを用意しています。取引手数料の安さよりも、サポート面を重視したい方は、松井証券で口座開設するほうがおすすめです。松井証券ポイントの貯め方・使い方が限定的ネット証券会社の選ぶ要素の1つとして、ポイント還元率が挙げられます。松井証券にも、松井証券ポイントという専用のポイントサービスがあります。ただ松井証券ポイントは、他のポイントサービスと比較して貯め方・使い方が限定的です。以下に、主要ポイントサービスの貯め方・使い方を比較してみました。 主要ネット証券会社のポイントサービス内容 貯め方 使い方 松井証券ポイント 対象商品の取引MATSUI SECURITIES カード 松井証券の対象商品他社ポイント※との交換 楽天ポイント 対象商品の取引各楽天サービスの利用楽天カード楽天ポイント加盟店楽天ペイ 楽天証券の対象商品各楽天サービス楽天ペイを通じたお買い物 Vポイント 三井住友カードVポイント加盟店(2024年春から) SBI証券の対象商品VポイントカードVポイントアプリを通じたお買い物 dポイント dカード各ドコモサービスdポイント加盟店 SMBC日興証券・大和コネクト証券の対象商品各ドコモサービスd払いアプリを通じたお買い物 Pontaポイント au PAY カード各auサービスPontaポイント加盟店 三菱UFJ eスマート証券・大和コネクト証券・SBI証券の対象商品各auサービスau PAYアプリを通じたお買い物 ※松井証券ポイントは、dポイントやpaypayポイント、Amazonギフトカードと交換可能です。 2025年5月作成上記のように、他の主要ポイントサービスは証券サービスだけでなく、さまざまなサービスで貯めたり使えたりします。一方で、松井証券ポイントは基本的に松井証券内のサービスしか対応していません。しかし、松井証券ポイントは汎用性の高いdポイントやpaypayポイントと交換できます。汎用性の高いポイントと交換できるのは魅力的です。投信工房を利用したいけど、もしポイントサービスの充実度を優先したいなら、他のネット証券会社もあわせて口座開設するのがおすすめです。以下に独自調査でわかった、おすすめネット証券会社をまとめています。他のネット証券会社も気になる方は、あわせてご参照ください。 関連記事 ネット証券の比較はこちらの記事で詳しく解説しています。 まとめ当記事では、松井証券の新NISA口座での投信工房の使い方や、利用者の評判・口コミを解説しました。投信工房は助言型ロボアドバイザーでありながら、自動リバランス機能が付いています。ポートフォリオとリバランスを設定して購入手続きを済ませれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同様のお任せ運用が始められます。また、投信工房では松井証券が取り扱う投資信託を運用するので、新NISA口座で保有することも可能です。また松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。ロボアドバイザーにかける必要を抑えたい方や、自分好みのポートフォリオでお任せ運用をしたい方は、ぜひ投信工房を利用して将来の資産形成を始めてください。投信工房の始め方へ戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
【2025年5月最新】新NISAおすすめのネット証券会社を比較!成長投資枠と積立投資枠の違いも解説
保有している資産で得た利益が非課税になるNISA制度。2024年から制度が刷新され、旧制度よりも使いやすくなったと口コミで評判です。ただ、NISA口座で保有できる商品や手数料は、証券会社によって異なります。そのため、この記事では、主要ネット証券会社のNISAを比較し、NISAにおすすめのネット証券会社をランキングで紹介します。記事後半では、NISA口座を開設する証券会社の選び方や投資信託の成長投資枠・つみたて投資枠の人気銘柄ランキングもまとめています。 結論:NISAおすすめ証券会社は楽天証券! NISAでの日本株・米国株・投信の取引手数料がすべて無料!楽天カードを使ったクレカ積立では、楽天キャッシュにチャージした分も含めて月に20万円投資でき、最大1%の楽天ポイントが還元されます。また、楽天証券オリジナルファンドなら、信託報酬を抑えつつ運用中に楽天ポイントが貯められます。NISA口座を開設するネット証券会社選びで迷った投資初心者は、楽天証券を選ぶのがおすすめです。 詳細解説はこちら ※1:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」(2024年9月末時点)および各社ホームページ上での開示情報により、楽天証券にて集計。 2025年5月確認NISAで初心者おすすめのネット証券会社をランキングで紹介さっそく、NISAでおすすめのネット証券会社を紹介します。主要ネット証券会社でNISAのサービス内容を比較した結果、これからNISAで投資を始める初心者におすすめのネット証券会社ランキングは、以下のとおりです。※タップすると詳細解説へ移動できます。 NISAおすすめネット証券会社ランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券 PayPay証券 大和コネクト証券 各社のおすすめポイントはこちら 証券会社ごとのNISAおすすめポイント 楽天証券 楽天カードを使った投信積立では、楽天キャッシュを活用することで最大15万円投資できる。また、楽天証券オリジナルファンドなら、運用中でも楽天ポイントが獲得可能。 SBI証券 NISAの日本株・米国株・投信の取引手数料がすべて無料。投信では複数のポイント・マイルからお好きなサービスが貯められ、特にクレカ積立なら三井住友カードで最大3%還元される。 マネックス証券 マネックスカードを使ったクレカ積立は常時1.1%還元で、同ランクのクレジットカードのなかでは最大となる。外国株では、米国株だけでなく中国株の取引手数料も無料。 松井証券 投信での保有中のポイント還元率が年率最大1%還元される。また、助言型ロボアドバイザー「投信工房」もNISAに対応しており、事前に決めたポートフォリオを維持しながら自動積立投資が利用できる。 三菱UFJ eスマート証券 auのスマートフォンを持っていれば、投信のクレカ積立が最大3%還元。またNISA口座を保有していれば、通常口座での日本株(現物・信用)の取引手数料が最大5%割引される。 PayPay証券 PayPayアプリの投資サービス「PayPay資産運用」で投信を買付すれば、買付金額に応じて最大0.7%のポイント還元。日本株・米国株は最低1,000円からお好きな金額で取引できる。 大和コネクト証券 日本株(単元未満)・米国株・投信を購入すると、dポイント・Pontaポイントが貯められて使うことも可能。セゾンカードを使ったクレカ積立で、最大1%の永久不滅ポイントが貯まる。 今回紹介するNISAおすすめネット証券会社には、それぞれ独自のおすすめポイントがあるため、1社ずつ見ていきましょう。楽天証券:楽天カードと楽天キャッシュで最大15万円積立できる 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,227銘柄 237銘柄 保有残高の年率最大0.028% 最大2.0% 2025年5月作成 楽天証券おすすめポイント 楽天キャッシュを利用すれば楽天カードで毎月最大15万円積立投資できる 楽天カードのクレカ積立で楽天ポイントが最大2.0%還元 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 NISAでおすすめなネット証券会社は、楽天証券です。楽天証券は総合証券口座が1,200万口座(※1)、旧つみたてNISA口座数が600万人(※2)を突破し、国内で多くの人気を集めています。楽天証券でNISA口座を開設すると、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。毎回の取引で発生する手数料を気にせず、NISA口座で投資をすることが可能です。特に投信は、楽天カードと楽天キャッシュの積立投資にも対応しています。積立額に対して楽天カードなら最大2%、楽天キャッシュは0.5%(楽天カードでのチャージ分)の楽天ポイントが獲得可能です。一部のネット証券会社もクレカ積立に対応していますが、キャッシュレス決済での投資は1種類につき、月間10万円(一部5万円)までと定められています。一方、楽天証券なら楽天カードと楽天キャッシュが利用できるので、月に最大15万円もキャッシュレス決済で投信積立が可能です。NISA口座のつみたて投資枠は月に10万円まで使えるので、通常口座でも投資信託の積立投資をしたい場合でも楽天ポイントが貯められます。投資信託の積立投資を始めたい方は、ポイント付与数を増やせる楽天証券を選ぶのがおすすめです。 投信積立におすすめ! 楽天証券の公式サイトはこちら ※1:楽天グループ株式会社「国内(証券単体)最多!楽天証券、証券総合口座数1,200万口座達成のお知らせ」 ※2:PR TIMES「業界最多!NISA口座数、600万口座達成のお知らせ」 2025年5月確認SBI証券:複数のポイント・クレジットカードに対応 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,245銘柄 235銘柄 保有残高の年率最大0.25% 最大3.0% 2025年5月作成 SBI証券おすすめポイント 複数のポイント・マイルサービスからお好きなサービスを選べる クレカ積立も複数のカード会社が対応し、三井住友カードなら最大3.0%還元 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 SBI証券は、グループ全体での口座数1,400万を突破したネット証券会社です(※1)。SBI証券でNISA口座を開設すると、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。SBI証券の強みは、複数のポイント・マイルサービスに対応していること。口座開設後に貯めたいポイント・マイルを選べば、対象の取引で貯めることが可能です。 SBI証券に対応したポイント・マイルサービス Vポイント Tポイント Pontaポイント dポイント PayPayポイント JALマイル 特に、対象の投信をSBI証券のNISA口座で運用すれば、月間の平均保有額に応じて年率最大0.25%のポイント・マイルが貯められます。 月間平均保有額に対するポイント還元率 1,000万円未満 1,000万円以上 通常銘柄 年率0.1% 年率0.2% SBIプレミアムチョイス 年率0.15% 年率0.25% その他指定銘柄 銘柄ごとにSBI証券が指定 ※JALマイルは記載した付与率の半分が付与されます。さらに、SBI証券はクレカ積立でも複数のクレジットカード会社と提携しており、積立額に対して各クレジットカードで付与されるポイントが貯められます。 SBI証券のクレカ積立で利用できるクレジットカード 三井住友カード:最大3.0% オリコカード:0.5% アプラスカード:最大1.0% 東急カード:最大3.0% 高島屋カード:最大0.5% 大丸松坂屋カード:最大0.5% UCSカード:0.5% ※三井住友カード以外は、各クレジットカード会社の仲介口座の開設が条件特に三井住友カードで貯まるVポイントは、さきほど解説したようにSBI証券のポイントサービスに対応しています。そのため、三井住友カードをお持ちの方は、SBI証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 お好きなポイントが貯められる! SBI証券の公式サイトはこちら ※1:SBIホールディングス「国内初となる証券総合口座1,400万口座達成のお知らせ 」マネックス証券:クレカ積立のポイント還元率が1.1% 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,171銘柄 232銘柄 保有残高の年率最大0.26% 最大1.1% 2025年5月作成 マネックス証券おすすめポイント 中国株の取引手数料が無料 年会費実質無料のマネックスカードを使った投信クレカ積立の還元率が1.1% 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 マネックスのNISA口座は日本株・米国株・投資信託にくわえて、中国株の取引手数料も無料です。楽天証券とSBI証券もNISA口座で中国株が取引できますが、取引手数料が発生します。そのため、NISA口座で中国株も取引したい方は、マネックス証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。また、マネックス証券もマネックスカードを使ったクレカ積立に対応していますが、同じランク帯のクレジットカードのなかで付与率が最も高くなっています。 同ランク帯でのクレカ積立ポイント還元率比較 カード名 年会費(税込) 付与率 マネックス証券 マネックスカード 初年度:無料次年度以降:550円※1回以上決済で次年度無料 1.1% 楽天証券 楽天カード 永年無料 0.5% SBI証券 三井住友カード(NL) 永年無料 最大0.5%※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。 三菱UFJ eスマート証券 au PAY カード 初年度:無料次年度以降:1,375円※au携帯の契約で永年無料※1回以上の決済で次年度無料 1.0% PayPay証券 PayPayカード 永年無料 0.7% 大和コネクト証券 SAISON CARD Digital 永年無料 最大0.5% 2025年5月作成NISAのクレカ積立で効率よくポイントを貯めたい方は、マネックス証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 年会費実質無料のクレカ積立で付与率1.1%! マネックス証券の公式サイトはこちら 松井証券:NISA口座で助言型ロボアドバイザーが使える 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 無料 無料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,137銘柄 240銘柄 保有残高の年率最大1.0% - 2025年5月作成 松井証券おすすめポイント 助言型ロボアドバイザー「投信工房」がNISAでも使える 投資信託のポイント還元率が年率最大1.0% 日本株・米国株・投信の取引手数料は無料 松井証券でNISA口座を開設すれば、ここまで解説したおすすめネット証券会社と同様、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になります。松井証券でNISA口座を開設するメリットは、助言型ロボアドバイザー「投信工房」がNISA口座(成長投資枠)でも使えることです。投信工房では、質問に回答することで自身のリスク許容度を診断し、松井証券の投資信託でおすすめのポートフォリオを提案してくれます。最初の買付手続きを済ませると、そのポートフォリオで運用を始められます。さらに、自動リバランス機能が無料で利用できるため、ポートフォリオの資産配分を維持しながら自動で運用することも可能です。また、松井証券の投資信託は保有中に付与されるポイント付与率が年率最大1%と、他のネット証券会社よりも高くなっています。投資信託の運用で効率良くポイントを貯めたいなら、付与率が高い松井証券を選ぶといいでしょう。 NISAでお任せ投資ができるネット証券! 松井証券のNISA公式サイトはこちら 三菱UFJ eスマート証券:auスマホ利用者におすすめ 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 無料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 1,104銘柄 193銘柄 保有残高の年率最大0.24% 最大3.0% 2025年5月作成 三菱UFJ eスマート証券おすすめポイント auユーザーであれば、クレカ積立のポイント還元率が最大3.0% 通常口座の日本株(現物・信用)の取引手数料が5%割引 日本株・投信の取引手数料は無料 お持ちのスマートフォンがauである方は、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。auの「auマネ活プラン」を契約すれば、NISAを口座開設してau PAY ゴールドカードで投信のクレカ積立をすれば、付与率が通常1.0%のところなんと3.0%までアップします。同じゴールドカードで比較すると、クレカ積立の付与率は三菱UFJ eスマート証券が最大です。 同ランク帯でのクレカ積立ポイント還元率比較 カード名 年会費(税込) クレカ積立の付与率 三菱UFJ eスマート証券 au PAY ゴールドカード 11,000円 auマネ活プラン条件達成:3.0%通常:1.0% 楽天証券 楽天プレミアムカード 11,000円 1.0% SBI証券 三井住友カード ゴールド(NL) 5,500円※1 最大1.0%※2 大和コネクト証券 ゴールドカードセゾン 初年度:無料次年度以降:11,000円 最大0.5% ※1 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。 ※2 特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。auマネ活プランには、他にもさまざまなポイント還元サービスが提供されています。au PAYやauじぶん銀行など各種auサービスを利用している方は、三菱UFJ eスマート証券もあわせて利用すると、より多くのポイントが貯められます。さらに、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設すると、通常口座での日本株(現物・信用)の取引手数料が最大5%割引されます。通常口座でも日本株を取引したいなら、三菱UFJ eスマート証券でNISA口座を開設しておくと、取引手数料を抑えることが可能です。 auユーザーに断然おすすめ! 三菱UFJ eスマート証券の公式サイトはこちら PayPay証券:日本株・米国株が好きな金額で買える 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 有料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 128銘柄 33銘柄 買付金額に対して最大0.7% - 2025年5月作成 PayPay証券おすすめポイント 日本株・米国株が最低1,000円から好きな金額で買える 投信積立でPayPayカードとPayPay残高が使えてポイントも付与される PayPay証券は、日本株・米国株が最低1,000円から好きな金額で取引できる、スマートフォン専用のネット証券会社です。PayPay証券のNISA口座も、同様に1,000円から日米株が買えます。金額指定で取引できるため、株価に左右されずにご自身が投資できる金額だけ投資できるのがメリットです。また、スマホ決済アプリのPayPayで投資できる「PayPay資産運用」もNISA口座に対応しています。PayPay資産運用なら、投資信託の買付金額に対してPayPay残高で支払うと0.5%、PayPayカードを使えば0.7%のPayPayポイントが付与されます。そのため、最初は少額でNISAを始めたい方や普段からPayPayでお買い物をしている方は、PayPay証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 少額からNISAを始めたい人におすすめ! PayPay証券の公式サイトはこちら 大和コネクト証券:個別株・投信でdポイント投資が可能 手数料 国内株 米国株 海外ETF 投資信託 有料 有料 有料 無料 投資信託詳細 成長投資枠 つみたて投資枠 ポイント還元 クレカ積立 50銘柄 29銘柄 買付金額に対して最大0.03% 最大1.0% 2025年5月作成 大和コネクト証券おすすめポイント 日本株・米国株・投資信託の買付でポイントが貯まってポイント投資もできる クレカ積立で貯まる永久不滅ポイントはdポイントと交換できる 大和コネクト証券は、大和証券グループのスマートフォン専用のネット証券会社です。アプリのデザインや使い勝手が評価され、スマホ専業証券の顧客満足度2年連続1位、2023年度のグッドデザイン賞を受賞しました。(※1)大和コネクト証券のNISA口座なら、日本株の単元未満株・米国株・投資信託でdポイントとPontaポイントが貯められます。他のネット証券もNISA口座でポイントが貯められますが、対応商品の数で比較すると大和コネクト証券が最多となります。 NISA口座でポイントが貯められる商品 ポイント 国内単元株 国内単元未満株 米国株 投資信託 大和コネクト証券 dポイントPontaポイント × ◯ ◯ ◯ 楽天証券 楽天ポイント × × × ◯ SBI証券 VポイントTポイントdポイントPontaポイントJALマイルPayPayポイント × × × ◯ マネックス証券 マネックスポイント × × × ◯ 三菱UFJ eスマート証券 Pontaポイント × ◯ × ◯ 松井証券 松井証券ポイント × × × ◯ PayPay証券 PayPayポイント × × × ◯ また大和コネクト証券では、セゾンカードを使った投信クレカ積立にも対応しており、積立額に対して最大1%の永久不滅ポイントが付与されます。貯めた永久不滅ポイントはdポイントと交換でき、交換レートは1永久不滅ポイント=5dポイントです。dポイントは大和コネクト証券の単元未満株・米国株・投資信託の買付で利用できるため、クレカ積立で貯まった永久不滅ポイントで実質的にポイント投資することが可能です。そのため、普段からdポイントを貯めていたりセゾンカードでお買い物したりする方は、大和コネクト証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。 NISAでdポイント投資ができる! 大和コネクト証券の公式サイトはこちら ※1出典:大和コネクト証券「J.D.パワー“個人資産運用顧客満足度「スマホ専業証券 部門」”2年連続1位受賞のお知らせ」 大和コネクト証券「取引アプリ「コネクト」が「2023年度グッドデザイン賞」 を受賞」以上、NISA口座開設におすすめのネット証券会社を紹介しました。次章では、他の証券会社も含めて、NISAの取扱商品やポイントサービスを一斉比較します。おすすめネット証券会社だけでなく、他の証券会社も比較しながら選びたい方は、あわせてご参照ください。NISAおすすめネット証券会社を一斉比較おすすめネット証券会社NISA一斉比較表 ※各ネット証券会社名をタップすると、詳細箇所へ移動できます 国内株 米国株 その他海外株 海外ETF 投資信託 ポイント還元 取扱 IPO 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 単元未満株 国内・米国株買付 投資信託買付 投信保有 クレカ積立 楽天証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 有料 ◯ 無料 ◯ 無料 -※1 - 最大0.028% 最大1.0% SBI証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 有料 ◯ 無料 ◯ 無料 -※2 - 最大0.25% 最大3.0% マネックス証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大0.26% 最大1.1% 三菱UFJ eスマート証券 ◯ ◯ ◯ 無料 ◯ 無料 ー ー ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大0.24% 最大3.0% 松井証券 ◯ ー ◯ 無料 ◯ 無料 ー ー ◯ 無料 ◯ 無料 - - 最大1.0% - PayPay証券 ◯ ◯ 有料 ◯ 有料 - - ◯ 有料 ◯ 無料 - 最大0.7% - - 大和コネクト ◯ ◯ - 有料 ◯ 有料 - - ◯ 有料 ◯ 無料 0.10%※3 最大0.03% - 最大1.0% ※1:通常口座の場合は取引手数料1%付与 ※2:通常口座の場合は国内株の取引手数料1.1%付与 ※3:国内株は単元未満株のみその他ネット証券のNISA比較はこちら その他ネット証券会社のNISA一斉比較表 国内株 米国株 その他海外株 海外ETF 投資信託 ポイント還元 取扱 IPO 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 取扱 手数料 単元未満株 米国株 投資信託(年率) クレカ積立 投信保有 moomoo - - - - ◯ 無料 - - ◯ 無料 - - - - - - SBIネオトレード ◯ - ◯ 有料 - - - - - - ◯ - - - - GMOクリック ◯ ◯ ◯ 無料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - 岡三オンライン ◯ ◯ ◯ 無料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - SMBC日興証券 ◯ ◯ ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 無料 0.20% - 最大300ポイント - 野村證券 ◯ ◯ 有料 - - - - - - ◯ 無料 - - - - 大和証券 ◯ - ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ 一部無料 - - - - みずほ証券 ◯ - ◯ 有料 ◯ 有料 ◯ ◯ 有料 ◯ 一部無料 - - - - 以上、NISAにおける主要ネット証券を一斉比較してみました。違いを比較して、ご自身にあった証券会社でNISA口座を開設してください。次章では、NISA口座を開設する証券会社の選び方を解説します。どの証券会社でNISA口座を選べばいいか知りたい方は、続けて読み進めてください。NISAを口座開設・変更する際の選び方NISA口座を開設する・もしくは変更する証券会社の選び方は、以下の4つが挙げられます。 NISA口座を選ぶポイント 株式・投資信託・ETFの取扱数は豊富か 取引手数料は無料か クレジットカードで積立投資ができるか 貯めたいポイントに対応しているか 上記で比較すると、ご自身にあった証券会社が見つけられるでしょう。株式・投資信託・ETFの取扱数は豊富かNISA口座を開設するなら、対象商品の取扱銘柄数が多いほうが証券会社がおすすめです。NISAでは非課税期間が無期限で、売却すると翌年に投資枠が回復します。そのため、その都度の投資判断で売買することで、NISA口座で保有できる商品を自由に調整することが可能です。今は特定の銘柄だけNISA口座で保有したいと考えていても、将来的には他の銘柄も保有したいと思うかもしれません。取扱銘柄数が少ない証券会社でNISA口座を開設すると、気になる銘柄を取り扱っていない可能性が上がります。NISAでの投資は生涯かけて続けるものなので、気になった銘柄がいつでも保有できるよう、取扱銘柄数が豊富な証券会社でNISA口座を開設しておくといいでしょう。取引手数料は無料かNISA口座を開設するなら、NISA口座での取引手数料が無料の証券会社を選ぶのがおすすめです。一部のネット証券会社は、対象商品の取引手数料が無料になるサービスを提供しています。取引手数料が無料なら、その分投資効率が上げられます。特に成長投資枠をメインに利用して、定期的に売買を繰り返すつもりの方は、NISAの取引手数料に注目してください。クレジットカードで投信の積立投資ができるかつみたて投資枠をメインでNISA口座を利用したい方は、クレジットカードを使った投資信託の積立投資に対応しているか見てみましょう。クレジットカードで投資信託を積立投資すれば、積立額に対してクレジットカードのポイントが付与されます。同じ投資信託を積立投資するなら、ポイントがもらえる証券会社を利用するほうがお得ですよね。そのため、NISA口座でクレカ積立を始めたい方は、普段から利用しているクレジットカードに対応した証券会社でNISA口座を開設しましょう。貯めたいポイントに対応しているかNISAでポイントが貯められる証券会社は、対応しているポイントサービスがそれぞれ異なります。そのため、貯めたいポイントが貯まるネット証券会社でNISAを口座開設するのがおすすめです。一部のネット証券会社は、投資信託のポイント還元に力を入れています。以下のサービスのポイント還元率を比較して、ご自身が重視したいものを選んでください。 ポイントが貯まる仕組み 買付時のポイント還元 クレカ積立のポイント還元 投資信託の保有残高に応じたポイント還元 また、貯めたポイントをNISA対象商品の買付で利用できると、現金を使わずにNISA口座で投資することが可能です。以上、NISA口座を開設する証券会社の選び方を解説しました。選び方を踏まえて、もう一度おすすめネット証券会社ランキングや比較表を確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。 おすすめランキングはこちら NISA一斉比較表はこちら続いては、NISAの成長投資枠とつみたて投資枠の人気ランキングで、上位に入っている投資信託を紹介します。これからNISAで保有する投資信託に迷っている方は、あわせてご参照ください。成長投資枠・つみたて投資枠の投信人気ランキングここでは、NISA対応の投資信託で人気を集めている銘柄をランキングで紹介します。今回は当記事で紹介した、NISAおすすめネット証券会社ランキングトップ3の楽天証券・SBI証券・マネックス証券の月間ランキングをまとめました。 成長投資枠・つみたて投資枠共通の人気ファンドランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 1位 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) 三菱UFJ-eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJ-eMAXISSlim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) iFree S&P500インデックス 4位 三菱UFJ 純金ファンド 三菱UFJ-eMAXISSlim 国内株式(TOPIX) iFree 8資産バランス 5位 楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型) 大和-iFreeNEXTFANG+インデックス iFree日経225インデックス 2025年3月末日時点 【引用元】 楽天証券:NISAランキング SBI証券:ランキング(NISA) マネックス証券:投資信託ランキング一覧上気のランキングを踏まえて、どのネット証券会社でも人気のファンドを紹介します。成長投資投資枠・つみたて投資枠ともに人気のファンドNISAおすすめのネット証券会社の投資信託で、成長投資枠・つみたて投資枠共通で人気を集めているファンドは、以下のとおりです。 NISAの人気銘柄 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 銘柄の詳細 投資地域 全世界 信託報酬 0.05775% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。世界中の株式に分散投資ができる投資信託をお探しなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用するのがおすすめです。当ファンドは、当記事で紹介したネット証券会社のほとんどのNISA人気ランキングで、常に上位に入っています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、多くの世界株式インデックスファンドで採用される「MSCI ACWI」との連動を目指しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用すると、先進国株式を中心に世界47ヵ国の株式に分散投資することが可能です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は年率0.05775%(税込)と、5年以上運用されている全世界株式インデックスファンドのなかでは最安です。 5年以上運用されているベンチマーク先が同じ銘柄の信託報酬比較 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775% SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102% 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.192% 同様に純資産総額で比較しても、当ファンドが最多となっています(※1)。NISAで全世界株式に分散投資ができる投資信託を運用したい方は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選ぶのがおすすめです。ちなみに、eMAXIS Slim 全世界株式には、日本株を除いた「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」もあります。日本株だけ個別株や他の投資信託で投資したい場合は、こちらのファンドを選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 全世界株式が買えるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 ※1出典:一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」2025年5月確認 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 銘柄の詳細 投資地域 先進国 信託報酬 0.1023% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。世界の先進国の株式に分散投資をしたいなら、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを運用するのがおすすめです。当ファンドは、先進国株式の指標「MSCIコクサイ・インデックス」との連動を目指しています。日本を除く22ヵ国の先進国の株式に投資しており、そのなかで米国の資産割合は約75%を占めています(2024年12月時点)。eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが人気を集めているのは、信託報酬の安さが挙げられます。同じインデックスとの連動を目指す投信を比較すると、当ファンドの信託報酬が最安です。 ベンチマーク指標が同じ銘柄の信託報酬比較 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.09889% <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.09889% My SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) 0.1023% またeMAXIS Slim 先進国株式インデックスには、信託報酬を投資家に還元する制度も設けています。純資産総額に応じて、信託報酬が以下のように割引されます。 5,000億円未満の部分:0.09889% 5,000億円〜1兆円未満:0.09823% 1兆円以上:0.09757% さきほど解説したeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)も、同様の信託報酬還元制度を採用しています。純資産総額が増えるほど実質的な費用が安くなるのも、人気を集めている理由と言えるでしょう。先進国に絞って投資したい方は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの取扱ネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 成長投資枠ならこの銘柄も人気! <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 銘柄の詳細 投資地域 先進国 信託報酬 0.09889% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 ニッセイアセットマネジメント ※2025年3月末日の情報です。NISAの成長投資枠に限定するなら、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドも人気を集めています。当ファンドもMSCIコクサイ・インデックスとの連動を目指しており、信託報酬も年率0.0988%(税込)と、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと変わりありません。違いとして挙げるなら、運用期間の長さです。eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの設定日が2018年2月27日である一方、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの設定日は2013年12月10日となっています。また、同じインデックスとの連動を目指すファンドで純資産総額を比較すると、当ファンドが最高額です。信託報酬還元制度はありませんが、運用期間の長さや純資産総額の多さを重視するなら、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを選ぶといいでしょう。 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの取扱ネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・大和コネクト証券 ※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 銘柄の詳細 投資地域 米国 信託報酬(年率・税込) 0.0968% 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 三菱UFJ国際投信株式会社 ※2025年3月末日の情報です。NISAおすすめネット証券会社の人気投資信託ランキングで、常にランキング上位に入っている投資信託が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。当ファンドは、米国株の主要な指標「S&P500」との連動を目指しています。S&P500とは、米国を代表する企業500社の時価総額から算出された株式指標です。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がNISA人気ランキングで、常に上位にランクインしている理由は、信託報酬の安さが挙げられます。同じS&P500との連動を目指しており、5年以上運用されているインデックスファンドのなかでは最安です。 運用期間が5年以上でS&P500との連動を目指すインデックスファンドの信託報酬 ファンド名 信託報酬(年率・税込) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372% 楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162% たわらノーロード S&P500 0.09372% iシェアーズ米国株式(S&P500)インデックス・ファンド 0.0938% 同様に純資産総額で比較しても、当ファンドが最も多くの金額を運用しています(※1)。そのため、NISAで米国株のインデックスファンドを運用したいなら、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぶのがおすすめです。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が購入できるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・大和コネクト証券・PayPay証券 ※当記事で紹介しているネット証券のみ記載しています。 ※1出典:一般社団法人投資信託協会「投信総合検索ライブラリー」2025年5月確認 楽天・全米株式インデックス・ファンド 銘柄の詳細 投資地域 米国 騰落率(1年) 基準価額 基準価額の前月末比 純資産総額 資金流入 運営会社 楽天投信投資顧問 ※2025年3月末日の情報です。米国株に投資するインデックスファンドで、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と並んで人気なのが楽天・全米株式インデックス・ファンドです。当ファンドは、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」との連動を目指します。S&P500との違いは、米国株の中小銘柄まで網羅している点です。実際、楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国株の中小銘柄にも投資しています。当ファンドを1つ運用すれば、米国株のあらゆる銘柄に分散投資することが可能です。当ファンドは、米国ETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を実質的な投資先としています。株式に直接投資せず米国ETFを運用しているため、信託報酬が年率0.162%(税込)と、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりも割高である点にご注意ください。 楽天・全米株式インデックス・ファンドが購入できるネット証券会社(※) SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・PayPay証券 ※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。 おすすめネット証券会社ごとの人気銘柄を紹介さきほど、当記事でおすすめのネット証券会社である楽天証券・SBI証券・マネックス証券、共通で人気を集めているファンドを紹介しました。続いては、各社で継続的に人気を集めているファンドをピックアップしてまとめてみました。 NISAおすすめネット証券会社ごとで人気のファンド ネット証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 ファンド名 楽天・S&P500インデックス・ファンド 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド SBI・V・S&P500インデックス・ファンド ひふみプラス 信託報酬(年率・税込) 0.077% 0.0561% 0.0938%程度 1.078%以内 特徴 楽天証券限定ファンド。S&P500との連動を目指すファンドで信託報酬が最安。運用残高に応じた楽天ポイント還元対象ファンド。 楽天証券限定ファンド。MSCIコクサイインデックスとの連動を目指すファンドで信託報酬が最安。運用残高に応じた楽天ポイント還元対象ファンド。 バンガード・S&P500 ETFを通じて主要な米国株に投資するファンド。同じETFに投資する楽天・全米株式・インデックスファンドと比較して、信託報酬が割安。 主に日本株に投資するアクティブファンド。著名ファンドマネージャーが運用を担当しており、実際に企業へ足を運びながら投資先を選定する。 2025年5月確認 楽天証券・SBI証券・マネックス証券でNISA口座を開設した場合は、上記の人気ファンドにも注目してもいいでしょう。以上、当記事で紹介しているNISAおすすめネット証券会社で、人気ランキング上位のファンドを紹介しました。NISA口座で運用する投資信託に迷っている方は、各ネット証券会社の人気ランキングを参考にしてみるのがおすすめです。次章では、NISA制度で知っておきたいポイントを解説します。NISAについてよくわからない方は、あわせてご参照ください。NISAとは?2023年以前の制度との違いや知っておきたいポイントを解説ここでは、NISA制度について知っておきたいポイントを解説します。 NISA制度について知っておきたいポイント 非課税期間は無期限 成長投資枠とつみたて投資枠の限度額は異なる 売却した分の投資枠は翌年に回復する 損益通算・繰越控除ができない 18歳未満は口座開設ができない 旧一般NISA・つみたてNISAの保有資産を移管・ロールオーバーできない 事前に知っておけば、より効率的にNISAを活用した資産形成がおこなえるでしょう。では、各ポイントを詳しく解説します。非課税期間は無期限投資では得た利益に対して20.315%の税金がかかりますが、NISA口座を活用して投資すれば非課税になります。NISAでは、保有している資産の非課税期間が無期限です。売却しない限り、NISA口座で得た利益は課税されません。そのため、NISA口座で保有できる商品だけ投資をする方は、積極的にNISA口座を活用するのがおすすめです。成長投資枠とつみたて投資枠の限度額は異なるNISAの非課税期間は無期限ですが、非課税対象になる投資枠には限度があります。具体的には、年間360万円、生涯1,800万円と定められています。 NISA制度の概要表 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 生涯投資枠 1,800万円※うち、成長投資枠は1,200万円 対象商品 株式・投資信託※ 長期・積立・分散投資に適した投資信託 ※信託期間20年未満、毎月分散型の投資信託およびデリバディブ取引を用いた一定の投資信託を除く特に理解しておきたいのは、成長投資枠とつみたて投資枠で投資できる金額がそれぞれ異なることです。年間投資枠では成長投資枠が大きいですが、生涯投資枠だとつみたて投資枠が大きくなっています。つみたて投資枠なら生涯投資枠を満額使えますが、成長投資枠では使いきれず、残りの600万円はつみたて投資枠でないと使えません。したがって、成長投資枠とつみたて投資枠を両方使いたい方は、それぞれの使い方を事前に決めて投資するのがおすすめです。売却した分の投資枠は翌年に回復する先ほど解説したように、NISA口座には年間360万円、生涯1,800万円の投資枠が設けられています。ただ、NISAで保有している資産を売却すると、取得時の金額分の投資枠が翌年に回復します。「投資枠を満額使ったけど、他の商品をNISA口座で保有しておきたい」という方でも、売却して翌年まで待てば再度投資枠が利用可能です。そのため、生涯投資枠を使い切っても売却して翌年まで待てば、NISA口座で保有する資産を入れ替えられます。ただし、投資枠が回復するのは翌年で、売却した年には回復しません。NISA口座で保有する資産を入れ替えたい場合は、売買するタイミングを考慮する必要があります。損益通算・繰越控除ができないNISA口座で保有している資産は、通常の課税口座との損益通算ができません。NISA口座で得た利益を課税口座の損失に当てたり、NISA口座で出た損失を課税口座で得た利益で補なったりできないことを知っておきましょう。NISA口座だけで投資する場合は気にする必要はありませんが、課税口座でも投資したい場合は、損益通算の仕方に気をつけてください。また、NISA口座は繰越控除もできません。NISA口座で損益が出たとしても、翌年以降の損益通算に使えないことも把握しておきましょう。18歳未満は口座開設ができないNISA口座を開設できるのは、18歳以上と定められています。18歳未満の方はNISA口座が開設できません。ただ、通常の口座であれば18歳未満でも口座開設が可能です。その際、同じ証券会社で親権者の口座開設が必要となります。ちなみに、2023年9月まで受付していた旧ジュニアNISAであれば、18歳未満の方でもNISA口座が開設できました。旧一般NISA・つみたてNISAの保有資産を移管・ロールオーバーできない2023年まで実施されていた、旧一般NISAとつみたてNISAで保有している資産は、NISA口座へ移管・ロールオーバーができません。旧一般NISAとつみたてNISAの非課税期間が終了すると、自動的に課税口座へ移管されます。ただ、旧一般NISAとつみたてNISAの非課税期間は、2024年以降も適用されます。例えば、2020年につみたてNISAで投資していた場合、非課税期間は2039年まで続きます。 出典:金融庁「つみたてNISA」そのため、すでに旧一般NISAと旧つみたてNISAで投資している方は、非課税期間が終了するまで保有し続けておくのがおすすめです。別途、NISA口座で新たな投資をしておきましょう。以上、NISAの使い方で知っておきたいポイントをまとめました。ポイントを踏まえて主要証券会社をもう一度比較したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。おすすめネット証券会社のNISA一斉比較へ戻るまとめこの記事では、主要証券会社を一斉比較し、NISAにおすすめのネット証券会社を解説しました。どの証券会社でNISA口座を開設するか迷っている方は、以下のネット証券会社から選ぶのがおすすめです。 ※タップすると詳細解説へ移動できます。 NISAおすすめネット証券会社ランキング 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券 PayPay証券 大和コネクト証券 NISAは、生涯利用し続けられる非課税制度です。どの証券会社でNISA口座を開設するか検討している方は、各証券会社の違いを比較して自分に合った証券会社でNISA口座を開設しましょう。NISA口座を開設するネット証券会社は、取扱銘柄数の豊富さ・取引手数料の安さ・クレカ積立やポイントサービスの充実度で選ぶのがおすすめです。NISA口座で投資したい商品が決まっている方は、どの比較項目を重視するか明確になっているでしょう。納得できる証券会社でNISA口座を開設して、ご自身の資産形成に役立ててください。もう一度NISAおすすめネット証券会社を見たい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。おすすめネット証券会社ランキングへ戻るよくある質問NISAのおすすめ証券会社はどこ?NISAのおすすめ証券会社は、楽天証券です。楽天証券のNISAは、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料となっています。特に投信では、楽天カードと楽天キャッシュ2種類のキャッシュレス決済での積立投資に対応しています。それぞれの投資可能額は月10万円で、毎月最大1,500ポイントの楽天ポイントも貯められます。NISAは投資信託の積立投資をメインで利用したい方は、楽天証券で口座開設するのがおすすめです。旧一般NISA・つみたてNISAとの違いは?旧一般NISA・旧つみたてNISAと現行NISAは、投資枠の金額と非課税期間に違いがあります。投資枠では、旧一般NISAは年間120万円・生涯600万円、旧つみたてNISAは年間40万円・生涯800万円でした。現行NISAは、旧一般NISAと旧つみたてNISAが統合され、投資枠も年間360万円・生涯2,100万円まで拡張されました。また非課税期間だと、旧一般NISAは5年間、旧つみたてNISAは20年間でしたが、現在のNISA制度は無期限となっています。証券会社と銀行どっちの金融機関がおすすめ?NISA口座を開設するのは、銀行よりも証券会社がおすすめです。証券会社のほうが取扱商品数が多く、銀行よりも幅広い商品に投資できます。また同じ証券会社のなかでも、ネット証券会社でNISA口座を開設するのがおすすめです。ネット証券会社なら、NISA口座での取引手数料が無料になったりポイント還元サービスが充実していたりします。NISAおすすめネット証券会社の紹介はこちら>>NISA口座は複数に分けられる?NISA口座は、複数に分けられません。1人につき1口座しか開設できないと定められています。ただ、一度NISA口座を開設した後、他の金融機関へ移管することは可能です。もし他の証券会社に移管したい場合は、移管元と移管先の金融機関、それぞれで手続きする必要があります。NISAで運用した商品は元本割れする?NISA口座で保有する金融商品は、通常口座で保有する商品と変わりありません。NISA口座で保有していても、買付時の価格よりも下落すれば元本割れとなります。NISAはあくまで金融商品の非課税制度なので、投資のリスクに変わりはありません。そのため、投資にはどのようなリスクがあるか理解したうえで、NISAを利用しましょう。成長投資枠・つみたて投資枠のおすすめ投資先は?成長投資枠・つみたて投資枠それぞれのおすすめ投資先は、ご自身の投資目的によって変わります。投資枠とつみたて投資枠は、投資期間で使い分けるのがおすすめと言われています。投資期間が短・中期なら成長投資枠、長期ならつみたて投資枠を利用するのが一般的です。特につみたて投資枠は、金融庁が定めた条件を満たした投資信託のみ投資可能です。ご自身の投資目的にあわせて、成長投資枠とつみたて投資枠を使い分けましょう。おすすめネット証券会社で人気の投資信託はこちら>>NISAは毎月いくら投資するべき?NISAの投資金額は、ご自身の生活に影響が出ない範囲で決めるのがおすすめです。NISAの年間投資枠は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠は120万円と定められています。1ヵ月あたりだと成長投資枠は20万円、つみたて投資枠なら10万円投資することが可能です。NISAの生涯投資枠は1,800万円と定まっているので、毎年の年間投資枠を使い切ったとしても5年で満額となります。翌年以降は売却しないと、NISA口座で新たな投資はできません。そのためNISAで毎月使える金額が少ない方は、コツコツ時間をかけて生涯投資枠を使い切るといいでしょう。NISAで債券は投資できる?NISA口座で債券は投資できません。NISA口座で保有できる商品は、大きく分けて株式(現物)と投資信託の2種類です。ただ、債券に投資する投資信託なら、実質的にNISAで債券に投資することが可能です。NISAを活用して債券に投資したい方は、投資先に債券が含まれる投資信託を選んでみてください。NISA口座の金融機関はあとから変更できる?NISA口座を管理している金融機関は、あとから変更可能です。変更したい場合は、変更前と変更後の金融機関でNISA口座の移管手続きをする必要があります。NISA口座ならどれくらい利益が出る?NISA口座でどれくらい利益を得られるかは、ご自身の投資手法で変わります。NISA口座で保有できる金融商品は、通常の課税口座で保有できる金融商品と変わりありません。投資のリスクを理解しつつご自身の投資目的を明確にしたうえで、どの商品をNISA口座で保有するか決めましょう。NISA口座でも株主優待・配当はもらえる?NISA口座で保有している株式も、通常どおり株主優待と配当金がもらえます。日本株でもらえる株主優待は、一般的に100株(単元株)以上保有することが条件です。一方、配当金は1株以上保有していればもらえます。NISAのおすすめインデックスファンドは?NISA口座に限らず、インデックスファンドは信託報酬の安さで選ぶのがおすすめです。インデックスファンドは、ベンチマークした指標の値動きに連動することを目指しています。銘柄が異なっていてもベンチマーク指標が同じであれば、値動きは大きく変わりません。値動きがほぼ同じなら、費用が安い銘柄を選べば投資効率を上げられます。そのため、インデックスファンドを選ぶときは、ベンチマーク指標と信託報酬を必ずチェックしましょう。おすすめネット証券会社で人気の投資信託はこちら>> 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ロボアドバイザーの手数料は高すぎる?評判・口コミで言われている理由を解説
ロボアドバイザーは運用を自動化できるため、運用残高に応じた手数料が発生します。一方、「ロボアドバイザーの手数料は高すぎる」という意見も見受けられます。手数料が高いと、ロボアドバイザー投資はやめとくべきでしょうか。結論を申し上げると、ロボアドバイザーの手数料が高いかどうかは人によって異なります。この記事では、ロボアドバイザーの手数料が高いと言われる理由を踏まえ、どのような人におすすめできるか解説します。同時に、手数料が最安のサービスも紹介しています。「手数料が高いと聞いて、ロボアドバイザーを利用するか迷っている」という方は、ぜひ当記事をご参照ください。自分はロボアドバイザーで投資を始めるか、明確に判断できるでしょう。手数料一斉比較へ進むロボアドバイザーの手数料体系は2種類「ロボアドバイザーの手数料が高い」と言われる理由を理解するためにも、まずはロボアドバイザーの手数料体系を把握しておきましょう。ロボアドバイザー手数料体系は、大きく2種類に分けられます。 ロボアドバイザーの手数料体系 固定報酬型運用実績に関わらず手数料が発生 成果報酬型運用益が発生したときだけ手数料が発生 各手数料体系の違いを比較しながら解説します。固定報酬型:運用実績に関わらず毎月発生する固定報酬型は、運用実績に関わらず手数料が毎回発生する手数料体系です。手数料の割合は各ロボアドバイザーで異なりますが、年率1%が目安と言われています。例えば、100万円を1年間運用した場合、年間手数料は1万円です。ただ実際の計算方法は、下記のように年率を365日で割って算出されます。 手数料の計算方法 100万円 × 年率1% ÷ 365日 ≒ 27.4円 このように固定報酬型の手数料金額は、毎日変動することを理解しておきましょう。具体的な手数料の金額は、各ロボアドバイザーサービスの管理画面で確認可能です。ちなみに、支払い方法は運用残高から自動的に支払われますが、支払い日はロボアドバイザーによって異なり、毎日支払うサービスもあれば、1ヶ月ごとにまとめて支払うサービスもあります。成果報酬型:運用益が出た月だけ発生する成果報酬型は、運用益が出たときだけ手数料が発生する手数料体系です。具体的には、運用残高が過去最高額(HMW)を更新した際、上回った金額に対して一定割合の手数料が発生します。 引用:SUSTEN「完全成果報酬の仕組み」2025年5月確認例えば、SUSTENの成果報酬は、運用益の税込1.1/6〜1.1/9(約12〜18%)です。固定報酬型と違い、運用残高が下落したときは手数料を支払う必要がないのがメリットです。その代わり、手数料の割合が固定報酬型と比較して高く設定されています。そのため、成果報酬型のロボアドバイザーは運用実績が好調だと、手数料が固定報酬型よりも高くなる可能性があります。注意点:手数料以外に投資先の保有コストが別途発生するほとんどのロボアドバイザーでは、投資信託もしくはETFを自動運用するため、手数料以外にも投資先の保有コスト(信託報酬もしくは経費率)が発生します。ただ、信託報酬・経費率は商品内で差し引かれるので、別途自分から支払う必要はありません。ちなみに、運営会社が独自組成したファンドを運用するロボアドバイザーの場合、手数料は信託報酬に含まれています。例えば、マネックス証券のロボアドバイザー「ON COMPASS」は、マネックスアセットマネジメントが組成した投資信託を運用しており、手数料は年率0.9775%程度の信託報酬に含まれます。このように、手数料体系が従来と異なるロボアドバイザーもあるため、手数料だけでなく投資先の保有コストも確認しましょう。手数料一斉比較へ進む次章から、「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由を解説します。「手数料が高いと聞いたから、ロボアドバイザーを始めるか迷っている」という方は、ぜひこのまま読み進めてください。「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる3つの理由「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由は、以下のとおりです。 ロボアドバイザーが高いと言われる理由 投資信託やETFと比較して高いから 損失が出ても手数料が発生するから ロボアドバイザーと同じ運用が自分でも出来るから 上記の意見は、主に投資経験者から言われています。なぜロボアドバイザーの手数料が高いと言われるのか、その理由を1つずつ見ていきましょう。投資信託やETFと比較して高いからほとんどのロボアドバイザーサービスは、投資信託もしくはETFの運用を自動化する分、運用残高に応じた手数料が発生します。一方、自分で投資信託・ETFを購入すれば、手数料を支払う必要はありません。つまり、自分で投資信託・ETFのファンドが選べるなら、投資の費用を抑えることが可能です。このような理由から、投資経験者のなかには「ロボアドバイザーの手数料は高すぎる」と考える人もいらっしゃいます。ただ、ロボアドバイザーで資産運用を始める魅力は、投資の知識・経験に自信がない方でも、長期・積立・分散投資を自動化できることです。そのためロボアドバイザーの手数料は、運用の手間を手放せる対価として支払うものと言えます。自分で投資を始める自信がない方は、ロボアドバイザーで資産運用を自動化するのがおすすめです。損失が出ても手数料が発生するからロボアドバイザーに運用を任せる以上、固定報酬型であれば相場状況に関係なく手数料が発生します。価格が下落して損失が出たとしても、運用残高に応じた手数料を支払わないといけません。一方、自分で金融商品を取引できるなら、相場の動きに合わせて売買することで、損失を軽減できる可能性があります。どのような相場状況でも手数料を支払う必要があることから、投資経験者から「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われているかもしれません。ただ、ほとんどのロボアドバイザーサービスは、世界経済の成長に合わせた運用を目指しています。一時的に価格が下落して損失が出たとしても、長期的に積立投資を続けることが推奨されています。実際、各ロボアドバイザーが公開している運用実績から、積立投資した場合の実績を集計してみると、ほとんどのサービスが一定以上のパフォーマンスを出していました。 ※各ロボアドバイザーサービスが公開している実績データを参考に、当サイトが独自集計相場の動きにあわせて金融商品を売買するのは、熟練の投資家でも難しいと言われています。相場の状況に関係なく、運用を淡々と続けられるのがロボアドバイザーの魅力です。そのため、相場の動きに左右されずコツコツ資産運用を続けたい方は、ロボアドバイザーを利用するのをおすすめします。ロボアドバイザーと同じ運用が自分でも出来るから実を言うとロボアドバイザーの運用手法は、そこまで難しくはありません。一般的なロボアドバイザーの主なサービス内容は、ポートフォリオの設計・自動積立投資・定期リバランスの3つです。ほとんどのロボアドバイザーはポートフォリオを公開しており、毎回の自動積立投資は証券会社も対応しています。つまり、リバランスさえ自分で出来れば、ロボアドバイザーと同様の運用を始めることが可能です。そのため、投資経験者から「ロボアドバイザーはサービス内容と手数料が見合っていない」という意見が見受けられます。ただ、実際にリバランスをおこなうには、資産クラスごとにいくら売買するか毎回計算しないといけません。そのため、自分でリバランスするのが面倒だったり難しかったりする方は、ロボアドバイザーでリバランスを自動化するのがおすすめです。以上、「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由を解説しました。手数料が高いと言われているのは、自分で投資ができる経験者からの意見です。確かに、自分で金融商品を選んで運用できれば、ロボアドバイザーの手数料を支払う必要はありません。しかし、ロボアドバイザーで運用を自動化すれば、投資の手間や時間を省きつつ、淡々と資産運用を続けられます。実際、当サイトが実施したアンケートでは、ロボアドバイザーを利用した理由として、「知識・経験に自信がない」が最多でしたそのため、手数料が高いと言われていることを理由に、ロボアドバイザーの利用をやめるのは早計です。運用の自動化が手数料と見合っていると判断した方は、ぜひロボアドバイザーで資産運用を始めてください。もし自分で投資したいと判断した方は、以下の記事でネット証券14社を比較し、おすすめをランキングで紹介しているので、あわせてご参照ください。ネット証券14社の比較記事はこちら次章では、手数料を中心に主要ロボアドバイザーサービスを一斉比較します。ロボアドバイザーの具体的な手数料体系やサービス内容を比較したい方は、ぜひこのまま読み進めてください。ロボアドバイザーの手数料を一斉比較それで、主要ロボアドバイザーサービスを一斉比較していきましょう。今回は、投資一任型と助言型ごとに手数料が安い順に並べて掲載しています。比較表を以下にまとめましたので、ご覧ください。主要ロボアドバイザー比較表 SUSTEN SBIラップAI投資コース ON COMPASS 楽ラップ ザ・ハイブリッドオンラインコース WealthNavi(ウェルスナビ) ROBOPRO(ロボプロ) THEO+ docomo Wealth Wing SBIラップ匠の運用コース 投信工房 マネックスアドバイザー 運用タイプ 投資一任型 AI投資 投資一任型 投資一任型 投資一任型 投資一任型 AI投資 投資一任型 投資一任型 投資一任型 助言型 助言型 投資商品 独自組成の投資信託 インデックス型投資信託 独自組成の投資信託 インデックス型投資信託 独自組成の投資信託 インデックス型海外ETF インデックス型海外ETF インデックス型海外ETF 国内株 アクティブ型投資信託 インデックス型投資信託 インデックス型国内ETF 手数料(年率・税込) 0.08〜0.3%※1・2 0.66% 0.9775%※1 固定報酬型:0.715%成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 1.1%※1 1.1% 1.1% 1.1% 0.99% 情報利用料:330円/月 0.77% なし 0.33% 投資商品の保有コスト - 平均0.292% - 最大0.2702% - 0.08〜0.13% 非公開 非公開 - 平均0.691% 0.15%※3 0.166%※3 手数料割引 × × × × × ◯ ◯ × × × × × ポイント還元 ◯ ◯ × × × × × ◯ ◯ ◯ ◯ × その他比較要素はこちら その他主要ロボアドバイザーの比較一覧 SUSTEN SBIラップAI投資コース ON COMPASS 楽ラップ ザ・ハイブリッドオンラインコース WealthNavi(ウェルスナビ) ROBOPRO(ウェルスナビ) THEO+ docomo Wealth Wing SBIラップ匠の運用コース 投信工房 マネックスアドバイザー AI将来予測機能 × ◯ × × × × ◯ △下落予測機能で利用 × × × × 運用コース 5コース 1コース 8コース 5コース 7コース 5コース 1コース 231コース 8コース 1コース 5コース 3コース※4 コース変更 ◯ × ◯ ◯ ◯ ◯ × ◯ ◯ × ◯ ◯ 最低投資金額 1円※5 1万円 1,000円 1万円 1万円 1万円 10万円 1万円 15万円 1万円 100円 5万円 最低積立金額 1万円 1万円 1,000円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 100円 1万円 NISA対応 ◯ × ◯ × × ◯ × × × × ◯ × 税金最適化機能 ◯ × × × × ◯ × ◯ × × × × 下落幅軽減機能 × × × ◯ × × × ◯ ◯ × × △メール通知 運営会社 sustenキャピタル・マネジメント SBI証券 マネックス証券 楽天証券 フィデリティ証券 ウェルスナビ FOLIO お金のデザインSMBC日興証券 スマートプラス SBI証券 松井証券 マネックス証券 2025年5月作成 ※1:信託報酬の信託もしくはETFの経費率を含む ※2:一部の投資先は完全成果報酬を採用 ※3:モデルポートフォリオの場合 ※4:投資初心者おすすめ・自分の見通しを反映・プロの見通しを反映の3種類から選択 ※5:投資信託の最低購入金額を満たない場合は現金で保持上記の比較表をもとに、次章では投資一任型と助言型で手数料が最安のロボアドバイザーを紹介します。投資一任型と助言型で手数料が最安のロボアドバイザー投資一任型と助言型で手数料が割安なおすすめロボアドバイザーは以下のとおりです。 手数料が割安なおすすめロボアドバイザー 投資一任型:SUSTEN年率0.08〜0.3%(税込) 助言型:投信工房手数料無料 各サービスの詳細を1つずつ見ていきましょう。SUSTEN:年率0.08〜0.3%でNISA口座も使える SUSTENの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 5コース ◯ オリジナル組成の投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.08〜0.3%※1 投資先の保有コスト含む - 1円※2 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ ◯ × 2025年5月作成SUSTENは、手数料が年率0.08〜0.3%(税込)と、投資一任型のなかで手数料が最安のロボアドバイザーです。運用するポートフォリオによっては、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して手数料が10分の1以下になります。NISA口座に対応しており、積立投資で1年以上の出金がなければ最大年率0.1%のキャッシュバックも受け取れます。そのため、キャッシュバック分も合わせると、実質的な手数料は年率最大0.2%で運用可能です。ただでさえ手数料が安いのに、さらにキャッシュバックも受け取れるのはうれしいですね運用を自動化しつつ手数料を極力抑えたい方は、SUSTENを利用しましょう。 手数料が投資一任型で最安! SUSTENの公式サイトはこちら SUSTENの課税口座は完全成果報酬型課税口座でSUSTENを利用する場合、手数料は完全成果報酬型になります。 引用:SUSTEN「完全成果報酬の仕組み」2025年5月確認 手数料の割合は運用残高に応じて、更新した金額の1.1/6〜1.1/9です。運用益が大きいほど、成果報酬の割合は小さなくなります。 SUSTEN完全成果報酬の一覧表 HWMの基準 成果報酬(税込) 80万円未満 1.1/6 80〜200万円未満 1.1/7 200〜500万円未満 1.1/8 500万円以上 1.1/9 2025年5月作成 SUSTENでは、課税口座とNISA口座によって手数料体系が異なることを理解しておきましょう。投信工房:手数料無料でリバランス機能が使える 投信工房の基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 助言型 5コース ◯ インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 なし 0.15%※1 100円 100円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ × × 2025年5月作成投信工房は、ネット証券会社の松井証券で提供されている、手数料無料の助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーは、運用のアドバイスのみ受けられ、実際の購入手続きやリバランスなど運用に必要な作業は自分でおこなわないといけません。松井証券の投信工房は手数料無料でありながら、以下の自動リバランス機能が搭載されています。 投信工房の自動リバランス機能 定期リバランス一定期間ごとにリバランスが自動でおこなわれる 積立リバランス積立投資時に同時にリバランスも実施される 手動リバランス任意のタイミングでリバランスを実施できる 購入手続きとリバランス設定さえ自分で出来れば、手数料無料で投資一任型と同様の自動運用が実現可能です。さらに、松井証券の投資信託は運用残高に応じて、年率最大1%のポイントも付与されます。貯めたポイントは、商品交換や投資信託の購入に充てられます。ある程度自分で投資ができる方は、手数料無料で自動運用ができる松井証券の投信工房がおすすめです。 手数料無料で自動リバランスが使える! 投信工房の公式サイトはこちら 以上、手数料が割安のロボアドバイザーを解説しました。ただロボアドバイザー選びには、手数料以外にも大切な要素があります。そこで次章では、手数料割引が利用できるロボアドバイザーを紹介します。手数料割引があるロボアドバイザーここでは、手数料はSUSTENや投信工房と比較して割高なものの、手数料割引サービスがあるロボアドバイザーを紹介します。 手数料割引があるロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ)運用者数・預かり資産ともにNO.1のロボアドバイザー(※1)。50万円以上の運用&NISA口座で、手数料が割引される。 ROBOPRO(ロボプロ)運用実績が口コミで評判のAI投資サービス。積立投資を継続すると、抽選で手数料がキャッシュバックされる。 それぞれ異なる特徴を持っているので、1つずつ詳細内容を見ていきましょう。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) WealthNavi (ウェルスナビ):50万円以上の運用&NISA口座で手数料割引 ウェルスナビの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 5コース ◯ インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 0.08〜0.13% 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ ◯ ◯ 2025年5月作成WealthNavi(ウェルスナビ)は、運用者数・預かり資産ともにNO.1の投資一任型ロボアドバイザーです(※1)。運営会社は、東証グロース市場に上場しており、人気と信用どちらも兼ね備えたロボアドバイザーと言えます。ウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、以下2種類の手数料割引サービスが用意されています。 ウェルスナビの手数料割引サービス 長期割 NISA口座(おまかせNISA) 各手数料割引の詳細は下記のとおりです。 長期割 おまかせNISA 引用:WealthNavi「長期割」2025年5月確認 半年ごとに運用残高を確認し、50万円以上だと年率0.1%ずつ、200万円以上なら年率0.2%ずつ、最大年率0.99%まで割引されます。 50万円以上200万円未満で運用を続けると5年、200万円以上なら最短2年半の運用で手数料を最安にできます。 引用:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認 NISA口座で運用する場合、つみたて投資枠なら0%、成長投資枠ならリスク許容度に応じて手数料が割引されます。 長期割とおまかせNISAは併用可能なので、どちらも適用されると手数料は年率0.594〜0.66%(税込)と、課税口座の約半分の手数料でウェルスナビを利用することが可能です。 運用者数・預かり資産ともにNo.1! ウェルスナビの公式サイトはこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) ROBOPRO (ロボプロ):積立投資を継続すると抽選で手数料キャッシュバック ロボプロの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 AI投資 1コース × インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 非公開 10万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 ◯ × × × 2025年5月作成ROBOPRO (ロボプロ)は、実績の高さが口コミ・評判の投資一任型AI投資サービスです。過去3年間の運用実績はと、各ロボアドバイザーの平均運用実績と比較して、最も高い実績を出しています。ロボプロの手数料は年率1.1%(税込)ですが、抽選で手数料がキャッシュバックされる「長期積立特典」を実施しています。積立投資を15回以上継続していると、3ヵ月ごとに抽選がおこなわれ、当選すると積立継続回数に応じて、3ヶ月分の手数料が最大100%キャッシュバックされます。 特典の仕組み キャッシュバック比率 引用:ROBOPRO「長期積立特典 抽選プログラム」2025年5月確認 積立継続回数とキャッシュバック率の関係 積立継続回数 キャッシュバック率 15・18・21・24回 70% 27・30・33・36回 80% 39・42・45・48回 90% 51回以降3回ごと 100% 2025年5月作成 積立投資を継続すれば、毎回抽選に参加可能です。確実ではありませんが、長期的に積立投資を続ければ、手数料を抑えながらAI投資が利用できます。 運用実績の高さが評判! ロボプロの公式サイトはこちら ポイント還元があるロボアドバイザーこの章では、ポイント還元制度のあるロボアドバイザーを紹介します。直接的ではありませんが、ポイントが付与される分、実質的に手数料を安くできます。ポイント還元制度があるロボアドバイザーのなかで、おすすめできるサービスは以下のとおりです。 ポイント還元があるおすすめロボアドバイザー SBIラップSBI証券口座で利用できるAI投資サービス。複数のポイントサービスに対応しており、運用残高の最大年率0.2%付与される。 THEO+ docomo運用残高とドコモ回線契約に応じてdポイントが付与される。dカードのクレカ積立にも対応しており、積立金額の最大1.0%還元される。 WealthWing日本株に集中投資するロボアドバイザー。運用開始から6ヵ月間は年率1.0%、以降は年率0.1%のANAマイルが貯まる。 各サービスの特徴を詳しく解説していきます。SBIラップ:複数ポイントから選んで貯められる SBIラップの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 AI投資 1コース × インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.66% 平均0.292% 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 ◯ × × × 2025年5月作成SBIラップは、SBI証券で提供されているAI投資サービスです。手数料は年率0.66%(税込)で、同じAI投資サービスのロボプロより割安となっています。SBIラップのポイント還元制度は、月間の平均運用残高に応じて、1,000万円は年率0.1%、1,000万円以上なら年率0.2%のポイントが付与されます。そのため、月間平均運用残高が1,000万円以上であれば、手数料が実質的に年率0.46%まで安くすることが可能です。対象ポイントは、SBI証券で提携している以下のサービスから選べます。 SBIラップで貯められるポイントサービス一覧 Vポイント Tポイント PayPayポイント Pontaポイント dポイント ※JALマイルは対象外す複数のポイントサービスから選んで貯められるのはうれしいですね。お好きなポイントを貯めながら自動運用を始めたい方は、SBI証券のSBIラップを利用しましょう。 関連記事 SBIラップの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 THEO+ docomo:ドコモサービスと連携してdポイントが貯められる THEO+ docomoの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 231コース ◯ インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 非公開 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 △※1 × ◯ ◯ 2025年5月作成THEO+ docomoは、ドコモサービスと連携しているロボアドバイザーです。手数料は年率1.1%(税込)ですが、2種類のdポイント還元が用意されています。1つ目は以下のように、月間平均運用残高とドコモ回線の契約有無に応じたdポイントが付与されます。 運用残高に応じたdポイント付与率 運用残高 ドコモ契約あり ドコモ契約なし 50万円 900ポイント 600ポイント 100万円 1,800ポイント 1,200ポイント 300万円 5,400ポイント 3,600ポイント 1,000万円 18,000ポイント 12,000ポイント 実質付与率(年率) 0.18% 0.12% スマートフォンをドコモで契約していれば、ポイント付与率が無条件に1.5倍増えるのはうれしいですね。さらに、THEO+ docomoはdカードのクレカ積立にも対応しています。dカードの種類とdポイントクラブの会員ランクに応じて、積立金額の最大1.0%が還元されます。 dポイントランクとdカードの種類に応じた付与率 ランク dカードGOLD dカード 5つ星 1.0% 0.1% 4つ星 0.3% 3つ星 2つ星 0.1% 1つ星 最高ランクの5つ星は、過去3ヵ月間のdポイント獲得数が5,000ポイントを超えたら獲得可能です。普段からドコモサービスを利用している方なら、難易度はそこまで高くないでしょう。THEO+ docomoは、ドコモユーザーに断然おすすめできるロボアドバイザーサービスです。 関連記事 THEO+ docomoの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 WealtWing(ウェルスウイング):運用残高に応じてANAマイルが貯められる WealtWingの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 8コース ◯ 国内株 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.99% 情報利用料330円/月 ー 15万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × × × ◯ 2025年5月作成WealtWing(ウェルスウイング)は、日本株に集中投資するロボアドバイザーです。手数料は年率0.99%(税込)に加えて、情報利用料として月額330円(税込)が発生します。WealtWingはANAと提携しており、運用開始から6ヵ月間は年率1.0%、以降は年率0.1%のANAマイルが付与されます。また、最初の6ヵ月間はANAマイルの代わりに、現金キャッシュバックも選択可能です。キャッシュバック率は年率0.9%と少しだけ下がりますが、ANAマイルを貯めていない方も特典を受け取れます。最初の6ヶ月間の付与率が高くなっているので、少しでも多くのANAマイルを貯めたいなら、まとまった資金を用意してWealtWingを始めるのがおすすめです。 関連記事 WealtWingの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 手数料の安さだけでなく実績の高さも重要実のところ、ロボアドバイザー選びは手数料だけで比較するのはおすすめしません。どれだけ手数料が安くても、自分のリスク許容度に見合った実績が出ないと、費用対効果が見合わないからです。実際、主要投資一任型ロボアドバイザーのリスク許容度最大・最小の運用実績(直近3年間)を比較すると、各サービスの数値は全く異なります。 リスク許容度最大 リスク許容度最小 各サービス公式サイトで公開されている運用実績を参考に当サイトが集計 各サービス公式サイトで公開されている運用実績を参考に当サイトが集計 また、当サイトが実施したアンケートでも、ロボアドバイザー選びでは実績を重視している人が最多でした。運用実績は将来の利益を保証しませんが、ロボアドバイザー選びは手数料だけでなく、過去の運用実績も比較するのがおすすめです。ロボアドバイザーの総合比較は、以下の記事で詳しく解説しています。手数料だけでなく他の比較要素も含めてロボアドバイザーを選びたい方は、あわせてご参照ください。ロボアドバイザーの総合比較はこちらどうしても手数料が気になる方へ、投信工房とウェルスナビの併用がおすすめ当サイトのアンケートで、他の金融商品に投資しながらロボアドバイザーを利用する目的を調査すると、「ポートフォリオの参考」と回答した投資家が2番目に多いことが判明しました。また、ロボアドバイザーを利用している人の口コミ・評判を調査すると、投資一任型のポートフォリオを助言型で組んで運用している意見が見受けられます。 口コミ 投資一任型と助言型を併用する口コミ 松井証券の投信工房っていいと思うんだよねー。ポートフォリオを組む際に買いたい投資信託と配分を自分で設定して、自動リバランスしてくれるのはウェルスナビと同じ事が低価格でできるんだよね。 以上を踏まえると、助言型ロボアドバイザーで投資一任型ロボアドバイザーのポートフォリオを運用すると、実績と手数料を両立できると言えます。組み合わせ方法はいくつもありますが、おすすめはウェルスナビと松井証券の投信工房です。ウェルスナビをおすすめする理由は、以下の4つ挙げられます。 ウェルスナビのポートフォリオがおすすめの理由 1万円入金すれば、最新のポートフォリオが常時確認できる 各資産クラスで1種類のファンドを運用するため、自分でもポートフォリオが組みやすい 投信工房で提案されるモデルポートフォリオの資産配分を調整すれば、ウェルスナビと同等のポートフォリオが作れる 現状の運用実績が好調 松井証券の投信工房は手数料無料で自動リバランス機能が使えるので、ウェルスナビと同じリバランス頻度を設定すれば、手数料をかけずにウェルスナビと同じような自動運用が実現します。以下の手順で準備すれば、投信工房とウェルスナビを併用した自動運用が始められます。 ウェルスナビと投信工房の併用方法 1. ウェルスナビでリスク許容度診断&口座開設 2. 1万円入金してウェルスナビのポートフォリオを確認 3. 松井証券口座を開設して投信工房を開く 4. ウェルスナビと同じポートフォリオを設定 5. ウェルスナビと同じリバランス頻度(6ヵ月ごと)に設定 ある程度自分で投資できる方は、ウェルスナビと投信工房を併用して、手数料と実績を両立した自動運用を始めてはいかがでしょうか。ただし、投信工房には資産配分が大きく崩れたときの臨時リバランス機能がありません。相場が急変したときは、投信工房の手動リバランス機能を使う必要がある点にご注意ください。 ウェルスナビの公式サイトはこちら 投信工房の公式サイトはこちら まとめこの記事では、ロボアドバイザーの手数料が高いと言われる理由を解説しました。ロボアドバイザーの手数料が高いと言っているのは、主に自分で投資判断ができる経験者です。自分で銘柄選定やポートフォリオが組める人からすると、ロボアドバイザーの手数料を支払うのがもったいないと考えられます。しかし、投資の知識・経験が少ない初心者や投資の時間が作れない人にとっては、運用を自動化できるロボアドバイザーは魅力的な投資サービスです。自分で投資するのは自信がない方や忙しくて自分で投資する暇がない方は、ロボアドバイザーを資産運用を始めるのをおすすめします。もう一度、手数料が最安のロボアドバイザーを確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。手数料が最安のロボアドバイザー解説へ戻る -
楽天証券の楽ラップの評判を解説!運用実績の比較や口座開設方法紹介
この記事では、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」の特徴や評判を解説します。楽ラップは2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能が用意されており、自動運用しつつもある程度自分の手で運用方法を変えられるのが特徴です。楽ラップの特徴や運用実績や評判・口コミなど、他のロボアドバイザーと比較しながら楽ラップを知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を使って、ある程度自分で運用したい人 為替ヘッジを取りたい人 楽ラップをおすすめできない人 運用実績を最重視したい人 新NISAでロボアドバイザーを利用したい人 ※自分に合ったロボアドバイザーを選びたい方は「AI投資・ロボアドバイザーを比較!おすすめランキング・最強のサービスを紹介」をご参照ください。 楽ラップを始める方法を見てみる楽ラップ(楽天証券のロボアドバイザー)の基本情報を紹介楽ラップの基本情報は以下のとおりです。 楽ラップのサービス概要 サービス名 楽ラップ 運営会社 楽天証券株式会社 サービス開始 2016年7月 預かり資産残高 1,153億円(2023年3月) 自動積立 毎月10日・25日 最低投資額 1万円 自動リバランス 原則3カ月に1度 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REIT 信託報酬(年率・税込) 0.2702%程度 手数料(年率・税込) ・固定報酬型最大0.715% ・成功報酬併用型最大0.605%+運用益5.5% スマホアプリ なし 楽天証券「楽ラップ」公式サイトを参考に2025年5月作成楽ラップは最低1万円から運用ができる、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。手数料体系には固定報酬型と成功報酬型の2種類用意されており、成果報酬を選択すると運用益が出なかった月は手数料の負担を抑えられます。運用コースは5種類楽ラップには、投資先の資産配分が異なる5つの運用コースがあります。 運用コース 特徴 保守型 債券の割合が多く、とにかく「慎重派」だという方のための運用コース やや保守型 債券の割合が最も多いが株式の割合も3~4割程度。基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方のための運用コース やや積極型 株式の割合が5~6割程度。資産の保全を図りつつ、攻めたい方のための運用コース 積極型 株式の割合が7~8程度。リスクをある程度見込んで収益性を追求したい方のための運用コース かなり積極型 株式の割合が8~9割程度。とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース 参考:楽ラップ「運用コースのご紹介」2025年5月作成保守型以外のコースを選ぶと、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できます。そのため、実質的に合計9つの運用コースから選んで、自動運用することが可能です。楽ラップで運用するファンドは国内の投資信託のみ楽ラップで運用する金融商品は、27種類の投資信託です。また、運用する投資信託は「為替ヘッジあり」をメインに運用されており、為替の変動によって損失が発生する為替リスクを軽減できます。楽ラップで運用されている投資信託の一覧はこちら アセットクラス サブアセットクラス 銘柄名 運用管理費用 信託財産留保額 国内株式 国内株式 ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.1870% 0.05% 外国株式 先進国株式 ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.2200% 0.30% たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.2200% 0.00% 先進国株式(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2420% 0.30% 新興国株式 ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.3190% 0.25% たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.3190% 0.00% 国内債券 国内債券 ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430% 0.05% 外国債券 先進国債券 ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.1870% 0.05% たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> 0.1870% 0.00% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 0.2970% 0.15% 先進国債券(為替ヘッジあり) ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2200% 0.05% ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.3190% 0.15% 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375% 0.00% 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ)ファンド<ラップ向け> 0.33% 0.00% 新興国債券 ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.1320% 0.05% REIT 国内リート たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.2805% 0.00% 先進国リート たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.3300% 0.00% 引用:楽ラップ|投資対象ファンド 海外ETFで運用するロボアドバイザーは、外貨で投資するため購入時よりも円高になると、為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップでは投資信託の一部を為替ヘッジありのファンドで運用するため、為替変動によるリスクを軽減してくれます。ただし、ETFと比較して保有中にかかるコスト(信託報酬)が高くなります。利用者・検討者からの楽ラップの評判・口コミを紹介実際に楽ラップを利用している投資家の、楽ラップの評判や口コミを紹介していきます。楽ラップの良い口コミ・評判楽ラップの良い口コミや評判は、以下のとおりです。 ★★★★★5 楽天証券のロボットアドバイザー、楽ラップ 全自動の損益どうなるか試してみたかったんで、2022年11月から、50万円運用してみた。 結果は¥540154。4万円のプラス。やりおる。 とりあえず100万に増額して、また放置してみる。 ★★★★4 「楽天ロボアド~楽ラップ 運用成績」 すっかり忘れていた楽ラップ。 2022年7月7日 運用開始。 な、なんと プラス 13.8% まあまあかな ★★★3 楽ラップを2020年5月から開始。 毎月1万円の積立でハイリスクハイリターンの設定。 運用期間での利益は95,000円。手数料は7,500円程。 利益は出たけど、解約してから現金化するに10営業日くらい掛かるのがネックですね。 楽ラップの良い口コミは、一定期間の運用で利益が出ていたというものです。運用成績がよくないという悪い口コミも見受けられますが、運用時期によってはしっかりと利益が出た方もいらっしゃいます。実際の運用実績は楽ラップを始めるタイミングや運用コースなどで異なるものの、しっかりと利益を得られている方からは良い評判を集めています。楽ラップの悪い口コミ・評判楽ラップの運用で損をした方などの悪い口コミや評判は以下のとおりです。 ★★★3 楽ラップ解約しました。 2018/12~50万円運用開始 2020/2~1万円/月積立 5年間の運用益は、226,754円でした。 オルカン、S&P500と比べると うーん😩って感じでした。 NISA運用にまわします。 ★1 楽ラップだけ、一生マイナス。 マイナスでも手数料は発生する…。 自己投資はすべてプラス。 ★1 楽ラップ4年近くやってたけど、大半がマイナスだった。 現在のバブル並みの株価でもマイナス30万。 腹立つし、ストレスだから、損切りしてやった!! WealthNaviが+40万!!追加乗り換えしてやるんだ! 楽ラップの悪い口コミは「利益が得られなかった」というものです。他のロボアドバイザーの運用実績と比較すると、楽ラップの実績があまり良くないという意見もありました。なかには「自分で投資したほうが利益が出る」という口コミ・評判も見受けられ、楽ラップは「儲からない」と考えている人もいらっしゃるようです。他社ロボアドバイザーと楽ラップを比較した口コミ・評判他社のロボアドバイザーと楽ラップを比較した評判・口コミでは、どのような評価でしょうか? ★★★3 楽ラップ,ROBOPRO,ウェルスナビでの資産運用に興味があり、2023/4/25から各10万円で始めてみました。 12/10時点での成績です。 ウェルスナビ +14.2% ROBOPRO +9.6% 楽ラップ+9.4% ★1 楽ラップがまだまだ下がって元本割れしそう。 4年付き合って元本割れで終わるの最悪すぎる。 来月から楽天で保有してるの全部、SBIラップのAI投資に変更手続き終了。 ★★2 ロボアドバイザーのWealthNaviと楽ラップ。 どちらも積立で運用してましたが、3年以上経過してWealthNavi(+35%)の方が成績良かったので、楽ラップ(+10%)解約して、他の投資に使います。 楽ラップを他のロボアドバイザーや投資信託と比較して多かった口コミは、「得られた利益が比較的出ない」という内容です。楽ラップは一定の実績を出しているいものの、同じような運用方針を採用しているウェルスナビと比較して、実績が芳しくない意見が多く見られました。なかには、他のロボアドバイザーに乗り換えた口コミも見受けられました。そのため、実績の高さを最重視している人にとっては、楽ラップは満足できないロボアドバイザーと認識されているようです。楽ラップと同じような運用戦略で、実績の高さで選びたいならウェルスナビがおすすめできます。ウェルスナビは、運用者数・預かり資産ともにNo.1のロボアドバイザーです。運用開始時から実績の高さで評判を集めており、新NISAにも対応しています。ウェルスナビの評判・口コミはこちら次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、楽ラップを利用するメリット・デメリットを解説します。楽ラップのメリット楽ラップには以下のメリットがあります。 楽ラップのメリット 2種類の手数料体系から選んで運用できる 下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場の損失を軽減できる 1万円から複数資産に分散投資できる 一部の投資先は為替ヘッジをかけている 楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる 性格分析に近い質問内容からおすすめのコースを提案してくれる すでに楽天証券で株式や投資信託へ投資している方は口座開設が不要で、その日から楽ラップで自動運用が可能です。各メリットを詳しく見ていきましょう。2種類の手数料体系から選んで運用できる楽ラップの手数料は、固定報酬型と成果報酬併用型の2種類用意されており、お好きなほうを選んで運用することが可能です。 楽ラップの手数料体系 固定報酬型:年率0.715% 成果報酬併用型:年率0.605%+運用益の5.5% 成果報酬併用型では、月々発生する費用が固定報酬型より安いものの、利益が出ると運用益の5.5%が成果報酬として別途徴収されます。どちら手数料が安くなるかは運用状況によって変わりますが、楽ラップ公式サイトによると、1年間の収益率が2%を超えてくると「固定報酬型」のほうが割安になるとのこと。 引用:楽ラップ「手数料」2025年5月確認楽ラップの手数料は、年に1回変更することが可能です。楽ラップを利用する際は、お好きな手数料体系を選んで資産運用を始めましょう。下落ショック軽減機能(DRC)で下落相場への対応をしている楽ラップは下落相場での損失を軽減できる「下落ショック軽減機能(DRC)」を利用することが可能です。 DRC機能は、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減するための機能です。 引用:楽ラップ公式サイト「下落ショック軽減機能(DRC機能)とは」2025年5月確認 DRC機能を利用すると、株式投資の比率を下げて債券の比率を上げて運用します。そのため、下落相場時の損失リスクを軽減することが可能です。DRC機能は月に1回切り替えができるので、適切なタイミングで利用すれば、より高いパフォーマンスを狙うことが可能です。ただし、DRC機能は株式の比率を下げるため、上昇相場で利用すると株式から得られるリターンが享受できない可能性があります。そのため、DRC機能を利用する際は、株式市場の動向を確認しておくのがおすすめです。1万円から複数資産へ分散投資できる楽天証券の楽ラップは、最低1万円から始めることが可能です。ロボアドバイザーのなかには最低投資金額が10万円のサービスもあるため、1万円から投資できるので楽ラップなら、まとまった資金が用意できなくても始められます。また、楽ラップで運用されているのは、27種類の投資信託に分散投資します。最低1万円から複数の資産に自動で分散投資してくれるので、自分で投資先やポートフォリオを決める自信がない方でも、気軽に資産運用を始めることが可能です。一部の投資先は為替ヘッジをかけている海外資産に投資するには、円貨から外貨に両替えする必要があります。その場合、投資先の価格変動リスクだけでなく為替リスクも伴います。投資時と比較して円の価値が下がる(円安)と為替変動による利益が得られますが、逆に円の価値が上がると(円安)為替変動による損失が出てしまいます。楽ラップは、投資先の一部に為替ヘッジをかけており、為替リスクを軽減しています。為替ヘッジの比率は運用コースによって異なりますが、リスク許容度が小さくなるほど高くなり、最大で約60%を占めています。一般的なロボアドバイザーは、ほとんどの投資先に為替ヘッジをかけていません。そのため、「ロボアドバイザーを利用したいけど、為替変動リスクはなるべくおさえたい」という方は、楽ラップを利用すれば為替ヘッジをかけながらお任せ運用することが可能です。楽天証券口座でロボアドバイザーが利用できる楽ラップはネット証券会社の楽天証券のロボアドバイザーなので、楽天証券口座を持っていればすぐに始められます。また、株式や投資信託など他の金融商品も同時に投資できるため、楽ラップも含めた保有資産の残高を一目で把握できるのがメリットです。すでに楽天証券で株式投資や投資信託投資をおこなっている方や、楽ラップとあわせて株式や投資信託も投資したい方は、楽天証券の口座で一括管理できる楽ラップならすぐに始めっられるのでおすすめです。性格分析に近い質問内容から自分に合ったコースが提案される楽ラップでは事前に質問に回答することで、あなたのリスク許容度を診断し、おすすめ運用コースを提案してくれます。一般的なロボアドバイザーのリスク許容度診断では、年収や投資方針などを質問しますが、楽ラップは身近な質問を用意しているため、ご自身の日常生活を振り返りながら気軽に回答できます。具体的な質問一覧はこちら あなたの性別を教えてください。 あなたの年代を教えてください。 交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか? 少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか? 年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか? あなたの使っているスマホの新作が出ました。どうしますか? 懸賞に参加するとしたら、あなたならどちらを選びますか? 市況が変化していく中で、長期投資で成功するためにあなたの考えに近いのはどちらですか? 野菜を買う時に、どのように選びますか? 初対面で人の性格を見分けることが得意ですか? 100万円の「臨時収入」がありました。あなたならどのくらい貯金しますか? 金融商品に対する投資によって期待する収益の額としてどれが一番近いですか? 将来のあなたの所得は以下のイメージでどれが一番近いですか? あなたは現在の仕事に不満があります。どうしますか? あなたの投資歴を教えてください。 金融商品に対する投資は総資産のどれくらいの比率が適切だと感じますか? 楽ラップの診断機能は楽天証券の口座を作成しなくても、楽ラップ公式サイトにアクセスするだけでいつでも利用できます。そのため、楽ラップが気になっている方は、無料診断だけ試してみるのもおすすめです。楽ラップの始め方へ進む楽ラップの4つのデメリット楽ラップには以下の4つのデメリットがあります。 楽ラップのデメリット 投資先の資産の種類が少ない NISA口座で運用できない スマホアプリがない 楽天カードで積立ができない 投資対象の資産が少なく、NISAにも対応していないので、場合によっては他のロボアドバイザーと使い分けて投資するのもおすすめです。実際の投資をする前に、楽ラップのデメリットをしっかりと理解しておきましょう。投資先の資産の種類が少ない楽ラップは投資対象の資産が他ロボアドバイザーより少ない点がデメリットです。楽ラップでは、以下の資産に分散投資します。 楽ラップで投資する資産の種類 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 国内・先進国REIT(不動産) 他のロボアドバイザーだと、金・銀などのコモディティ商品やハイイールド債券にも投資しています。資産の種類が多いと、その分リスク分散効果が期待できます。もし投資先の資産の数を多くしたいなら、他のロボアドバイザーと併用してみるのも1つの手です。NISA口座で運用できない楽ラップはNISA口座を使って運用できません。NISA枠で投資できれば運用益が非課税になりますが、残念ながら楽ラップは通常の課税口座で運用する必要があります。もしNISAを利用したいなら、楽ラップを利用しつつ楽天証券でNISA対象の金融商品に投資したり、NISA対象のロボアドバイザーを利用したりするのがおすすめです。NISA対応おすすめロボアドバイザー解説記事はこちらスマホアプリがない楽ラップには、専用のスマホアプリが用意されていません。スマホから楽ラップの運用残高や運用実績を確認するには、WEBブラウザから楽天証券の公式サイトへアクセスして、会員ページにログインする必要があります。ウェルスナビやTHEO+ docomoなど、他のロボアドバイザーサービスには専用アプリが用意されており、運用残高の確認や各種手続きが簡単におこなえます。そのため、楽ラップには専用アプリが用意されていない点はデメリットと言えます。ちなみに、国内株・米国株・CFDの保有残高や注文であれば、iSPEEDというスマホアプリが用意されています。楽天カードで積立ができない楽ラップは楽天カードを使った積立投資ができません。楽天証券では、投資信託の積立投資で楽天カードが利用可能です。楽ラップでも同じ投資信託を運用しますが、楽天カードは非対応となっています。楽天カードで投資信託を積立投資すれば、以下のようにファンドの代行手数料に応じて、楽天ポイントを貯めることが可能です。 楽天カードクレカ積立のポイント還元 代行手数料(年率・税込) ポイント還元率 0.4%以上 1% 0.4%未満 楽天プレミアムカード:1%楽天ゴールドカード:0.75%上記以外の楽天カード:0.5% 2025年5月作成楽天カードのクレカ積立なら、投資信託の決済金額に応じて楽天ポイントが付与されますが、楽ラップは楽天カードで積立投資ができないので、楽天ポイントは貯まりません。もし楽天ポイントを貯めたい方は、楽ラップよりも楽天カードのクレカ積立で投資信託を運用するのがおすすめです。以上、評判・口コミを踏まえつつ、楽ラップのメリット・デメリットを解説しました。次章では、楽ラップの最新運用実績を解説します。ロボアドバイザー選びは運用実績を重視したい方は、続けてご参照ください。楽ラップの運用実績・手数料を他ロボアドバイザーと比較ここでは、楽ラップの運用実績と手数料を他ロボアドバイザーと比較していきます。楽ラップが他のロボアドバイザーとどう違うのか比較したい方は、ぜひご参照ください。運用実績の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー運用実績比較(2025年3月末基準) 運用期間 6ヵ月 1年 3年 楽ラップ ウェルスナビ THEO+ docomo ON COMPASS SUSTEN おまかせ運用 SBIラップ 匠の運用コース 2025年5月作成楽ラップ運用コース別の実績 DRCなし DRCあり 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップ保守型 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 運用コース 6ヵ月 1年 3年 設定来 楽ラップやや保守型 楽ラップやや積極型 楽ラップ積極型 楽ラップかなり積極型 楽ラップの運用実績は悪いという評判・口コミがあるものの、あくまで他のロボアドバイザーと比較して良くないだけで、一定以上の運用実績は出せています。実績の高さだけで比較した場合、現状楽ラップを選ぶのはあまりおすすめできないと言えます。手数料の比較 主要投資一任型ロボアドバイザー手数料比較表 運用期間 手数料(年率・税込) 楽ラップ 固定報酬型:0.715%成果報酬併用型:0.605%+運用益5.5% ウェルスナビ 1.1% THEO+ docomo 最大1.1% ON COMPASS 0.66%※ SUSTEN 課税口座:運用益の12.2%〜18.3% NISA口座:0.12%~0.58% おまかせ運用 0.66% ザ・ハイブリッド 0.94%~0.99%程度 SBIラップ 匠の運用コース 0.77% ※:ON COMPASS公式サイト記載の手数料から投資一任報酬を掲載。 2025年5月作成他のロボアドバイザーと比較した楽ラップの手数料の特徴は、手数料が固定報酬型と成功報酬併用型の2種類用意されていることです。固定報酬型で比較すると、おまかせ運用とON COMPASSに次いで安くなっています。ただ、この3サービスで運用実績を比較すると、おまかせ運用とON COMPASSのほうが現状好調です。成果報酬併用型だと、楽ラップの成果報酬分はSUSTENより割安ですが、代わりに年率0.606%(税込)の固定報酬が追加で発生します。例えば、100万円運用して利回り5%の場合、楽ラップの成果報酬併用型は10,256円、SUSTENだと9,167円とSUSTENのほうが割安です。 計算式 楽ラップ:1,050,000円 × 0.615% + 50,000円 × 5.5% SUSTEN:50,000円 × 18.3%ただ、年間利回りが大きくなるほど楽ラップの手数料のほうがSUSTENより安くなります。 関連記事 主要ロボアドバイザーの比較はこちらの記事で詳しくまとめています。 以上、楽ラップと主要投資一任型ロボアドバイザーの運用実績と手数料を比較しました。次章では、ここまでの内容を総合して、楽ラップをおすすめできる人を紹介します。楽ラップをおすすめできる人楽ラップでお任せ投資するのがおすすめなのは、次のような人です。 楽ラップをおすすめできる人 楽天証券を利用している人 下落軽減機能を利用したい人 為替ヘッジを取りたい人 それぞれおすすめできる理由を解説します。楽天証券を利用している人楽天証券を使って投資したい人は、楽ラップだけでなく株式や投資信託など、さまざまな商品に投資することが可能です。ウェルスナビやTHEOなど一部のロボアドバイザーを利用する場合、株式や投資信託にも投資するなら別途証券口座を開設する必要があります。口座を複数保有することになるため、保有資産がいくらなのか管理が少し大変になります。しかし、楽天証券は楽ラップ以外にも、株式や投資信託など幅広い金融商品を扱っている総合証券会社です。1つの証券口座にまとめられると資産管理がしやすく、保有資産の売買がおこないやすくなります。「ロボアドバイザーを利用したいけど、資産はなるべくまとめて管理したい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用するのがおすすめです。下落ショック軽減機能を使いたい人楽ラップには下落ショック軽減機能(DRC機能)が付いており、任意のタイミングで利用することが可能です。5つの運用コースのうち、保守型コース以外で下落ショック軽減機能が利用できます。下落相場時に下落ショック軽減機能を利用すれば、資産の損失を軽減させられます。そのため、楽ラップなら自動運用しつつも、相場に応じて運用方法をある程度変えることが可能です。したがって、株式市場の動向を見ながら運用方法を変えられるロボアドバイザーを利用したい方は、下落ショック軽減機能が使える楽ラップがおすすめです。為替ヘッジを取りたい人為替変動リスクを抑えながらロボアドバイザーを利用したい方にも楽ラップはおすすめです。他のロボアドバイザーのほとんどは、為替ヘッジをかけずに投資しています。世界中の資産に分散投資できるロボアドバイザーだからこそ、海外資産には為替ヘッジをかけたい方もいらっしゃるでしょう。楽ラップは各運用コースのリスク許容度に応じて、投資先の最大60%に為替ヘッジをかけて運用しています。為替ヘッジをかけると為替変動による損益を軽減できるので、円貨での運用実績の変動が抑えられます。「ロボアドバイザーで自動運用するからこそ、リスクはなるべく減らしたい」という方は、楽天証券の楽ラップを利用しましょう。以上、楽ラップをおすすめできる人を紹介しました。最後に、楽ラップを始める方法を解説していきます。楽ラップの申し込みから投資までの手順楽ラップの申込から投資を始めるまでの手順は、以下のとおりです。 楽ラップを始める手順 楽天証券口座を開設する リスク許容度診断を受ける 運用コースを選んで楽ラップに申し込む 楽ラップでお任せ投資を始めるまでの手順を、詳しく解説していきます。楽天証券口座を開設する楽ラップで自動運用を始めるには、まず楽天証券の口座開設が必要です。楽天証券の口座開設は、以下の流れで進めていきます。 楽天証券口座を開設する流れ 楽天会員でログイン・メールアドレス登録 本人確認書類・顔写真の撮影 氏名・住所など本人情報の入力 メールでログイン情報を受け取る 取引暗証番号・勤務先情報を登録 マイナンバーの登録 本人確認種類で運転免許証かマイナンバーカードを用意すれば、最短で翌営業日から楽天証券で取引を始められます。それ以外の書類の場合は、約5営業日ほどで口座開設が完了します。リスク許容度診断を受ける楽天証券へ口座を開設した後、楽ラップの申し込み手続きに移ります。楽ラップ公式サイトへアクセスし、「運用コース診断」の質問に答えてください。診断結果には、ご自身のリスク許容度と提案された運用コースのポートフォリオの詳細が表示されます。 引用:楽天証券「楽ラップ 運用コース診断」2025年5月作成提案された運用コースに納得できたら、そのまま楽ラップに申し込みましょう。コースを選び設定して楽ラップへ申し込む運用コースを選択したら、以下の内容を入力して楽ラップに申し込みます。 楽ラップ申し込みの流れ 運用開始額 積立投資の有無 積立金額 積立指定日(10日or25日) 口座区分(一般口座or特定口座) 手数料コース (固定報酬型or成功報酬型) 購入内容を確認し、規約に同意をすれば注文完了です。営業日の15時以前に発注したら、翌営業日に運用が始まります。15時以降の場合は、翌々営業日が運用開始日になります。以上が楽ラップを始める手順です。楽ラップのお任せ投資で、将来の資産形成を始めてみましょう! 最低1万円からお任せ投資! 楽天証券口座を開設して楽ラップを始める まとめ楽ラップは、楽天証券の投資一任型ロボアドバイザーです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、以下の特徴があります。 楽ラップの特徴一覧 投資信託で運用 手数料が成功報酬型と固定報酬型から選択できる 下落ショック軽減機能(DRC機能)が利用できる 投資先の一部は為替ヘッジをかけている 楽ラップの投資対象は投資信託で、2種類の手数料体系と下落ショック軽減機能が付いているのが特徴です。また、楽天証券口座で運用するので、株式や投資信託など他の金融商品と併用して投資できるのがメリットです。最新の運用実績は、他のロボアドバイザーと比較して低いものの、一定以上のパフォーマンスはしっかり出ています。楽天証券でロボアドバイザーを利用したい方や、下落ショック軽減機能を使って自動運用したい方は、ぜひ楽天証券の楽ラップで資産運用を始めてください。楽ラップの始め方へ戻るよくある質問楽天証券のらくらく投資とはなんですか?楽天証券のらくらく投資とは、9つの質問に答えるとリスク許容度を診断し、5つの投資信託の中からおすすめのファンドを提案してくれるサービスです。5つの投資信託は複数の資産に投資するバランス型ファンドで、それぞれリスク許容度が異なり、定期的にリバランスを実施してくれるので、楽ラップと同じようなお任せ運用ができます。楽ラップとの違いは、楽ラップには下落ショック軽減機能が付いており、らくらく投資はNISA口座・楽天ポイントに対応している点です。サービスの違いを把握したうえで、どちらの楽天証券のお任せ投資サービスを利用するか判断してください。楽ラップはおすすめできないのは本当ですか?楽ラップは運用実績が一定以上出ているものの、他のロボアドバイザーと比較して悪いことから、「おすすめできない」という評判・口コミが見受けられます。しかし、ロボアドバイザーの比較対象は運用実績だけではありません。楽ラップには、2種類の手数料体系や下落ショック軽減機能など、楽ラップ独自のサービスが提供されています。楽天証券口座で運用するので、他の金融商品と一元管理したい方にもおすすめです。そのため、運用実績やサービス内容など総合的に比較して、楽ラップの運用の是非を決めるといいでしょう。月に1回以外の積立方法はありますか楽ラップの積立投資は月に1回のみで、毎月10日か毎月25日から選択します。楽天証券のサービスや顧客対応は良いですか?楽天証券はサービスや顧客対応が充実していることで評判のネット証券会社です。実際に、楽天証券は2025年のオリコン顧客満足度調査の『ネット証券』ランキングで総合2位を獲得しています。(※1)その中でも以下の項目では1位となっています。 楽天証券の評判が良い項目 口座開設・特典 取引のしやすさ 分析ツール 情報提供 楽天証券の評判・口コミによると、「画面が見やすくて取引しやすい」という意見が多く、初めて投資に挑戦する初心者におすすめできます。取引状況や残高に応じて楽天ポイントも付与されるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめのネット証券会社です。 ※1出典:ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング|クチコミ比較 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判・口コミを紹介!運用実績や他のロボアドバイザーとの違いは?
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、日本株のみを自動運用してくれる投資一任型ロボアドバイザーです。日本株に集中投資し、運用実績は年間でのパフォーマンスとなっています。景気のよい米国や新興国などに投資をせず、日本株のみ投資するWealth Wingを利用すべきか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?他のロボアドバイザーや投資信託などと併用したい方や、日本株に投資したいけど銘柄が選べない方は、Wealth Wingの利用がおすすめです。この記事では、Wealth Wingの評判・口コミや特徴について、他のロボアドバイザーと比較しながら詳しく解説していきます。Wealth Wingが気になっている方は、当記事を参考にWealth Wingを利用するか検討してください。Wealth Wingの評判・口コミに進むWealth Wing(ウェルスウイング)の運営会社について紹介Wealth Wing(ウェルスウイング)の基本情報は以下のとおりです。 Wealth Wingのサービス概要表 サービス名 Wealth Wing 運営会社 株式会社スマートプラス サービス開始 2020年12月 預かり資産残高 非公開 タイプ 投資一任型 自動積立 毎月28日の月1回 最低投資額 15万円 自動リバランス 市場環境に応じて随時 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内株式 手数料(税込) ・年率0.99% ・情報利用料:330円/月 スマホアプリ iOSアプリ・Androidアプリ Wealth Wing公式サイトを参考に2025年5月作成Wealth Wing(ウェルスウイング)を運営する株式会社スマートプラスは、株式会社Finatextホールディングスの100%子会社です。株式会社Finatextホールディングスは、フィンテック企業として多数のモバイルアプリの開発やロボアド開発をおこなっています。資本金は2024年1月時点で66億円を超えており、国内最大規模のフィンテックコミニュティの創出を目指しています。Wealth Wingは、一般的な投資一任型ロボアドバイザーと違って日本株のみ投資しており、ANAと連携してANAマイルも貯められるのが特徴です。日本株に集中投資するため、利用者のリスク許容度に応じて、パフォーマンスを積極的に狙っています。過去の運用実績では、1年間で20%以上のパフォーマンスを出したこともありました。以上、Wealth Wingの運営会社やサービス概要を解説しました。続いては、実際にWealth Wingを利用している方の評判・口コミを紹介してきます。実際の利用者や検討者からのWealth Wingの評判を紹介実際にWealth Wing(ウェルスウイング)を利用した方の口コミや評判の良いものと悪いもの、それぞれをご紹介していきます。Wealth Wingの良い口コミ・評判Wealth Wing(ウェルスウイング)の良い口コミや評判をご紹介します。 ★★★★★5 ウェルスウイング、どんどん上がってる✨ ★★★★4 日本株特化のおまかせ運用サービス「ウェルスウイング」、半年くらい運用していますが今のところ好調です。運用している銘柄を見るだけでもかなり勉強になります。 ★★★★4 ウェルスウイングのキャンペーンに当選して、Amazonギフトカードをいただきました!大切に使わせていただきます!この度はありがとうございました。 ★★★★★5 日本株のアクティブ運用ロボアドバイザー「WealthWing」が好調すぎる!運用開始1ヶ月半で+8.2%の運用実績は凄い!銘柄の相関を意識して分散投資されているので、リスク値はTOPIXとほぼ変わらないにも関わらずこの運用成果。正直、期待以上! Wealth Wing(ウェルスウイング)は日本市場の上昇にあわせて、運用実績が堅調と良い評判です。実際、直近1年の運用実績はとなっています。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、比較的短期間で一定の運用実績が出ている点に評価が集まっているようです。また、定期的にキャンペーンを開催しており、特典が当たって喜んでいる口コミも見受けられました。Wealth Wingの悪い口コミ・評判Wealth Wing(ウェルスウイング)の悪い口コミや評判としては以下のようなものがあります。 ★★2 ウェルスウイング、30万預けてちょうど3ヶ月で元本割れ。履歴見ると途中見てない間に+7%くらいの頃もあったけど、資金引き上げ損ねた😢 ★★★3 Wealth Wingの低リスク高企業価値ポートフォリオ残高:¥8,430,833。前月比:+¥161,737(+1.96%)。2021年7月以来:+¥1,921,362(+29.5%)。順調に伸びてるけど、スマートヘッジ機能で足を引っ張ってしまった…。 ★1 ウェルスウイングに小遣い突っ込んでそろそろ2ヶ月。ちょいちょい黒字になるものの相変わらずの低実績、なんなら赤字。インデックス以下のアクティブ、しかも情報料取るって存在意義をどこに見出せば良いのか⁉️ Wealth Wingの悪い評判・口コミとして、運用実績が上がらない意見が見受けられました。Wealth Wingに限らず投資一任型ロボアドバイザーは、投資するタイミングによっては他の利用者よりも運用実績が伸び悩む場合もあるため、悪い評判・口コミが投稿されています。また、スマートヘッジ機能を利用したことで、値上がりの恩恵を享受できなかた口コミもありました。スマートヘッジ機能は下落相場で利用することで、運用残高の損失を軽減するWealth Wing独自のサービスです。逆に上昇相場で使ってしまうと、実績が伸び悩む可能性があるため、使うタイミングを見極める必要があります。Wealth Wingの始め方へ進む以上、Wealth Wingの評判・口コミの内容を解説しました。次章からは、評判・口コミを踏まえたWealth Wingのメリット・デメリットを解説します。Wealth Wingの6つのメリットWealth Wing(ウェルスウイング)には以下の6つのメリットがあります。 Wealth Wingのメリット 日本株に特化してお任せ運用できる 8つポートフォリオから自由に選べる ESGに配慮しながら投資できる 保有残高に応じて配当金や株主優待を受け取れる 下落相場における損失ヘッジができる ANAマイルが貯まる Wealth Wingを利用すれば、日本株だけ投資することで積極的にパフォーマンスを狙います。もちろん日本株の保有株数に応じて、配当金や株主優待も受けられるのも魅力です。Wealth Wing(ウェルスウイング)の各メリットを詳しく解説していきます。日本株に特化してお任せ運用できるWealth Wing(ウェルスウイング)の投資対象は日本株のみです。日本株だけ集中投資することで、パフォーマンスを積極的に狙います。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、投資信託やETFを通じて世界中の資産に分散投資をおこなうのが特徴です。そうすることでリスクを分散できますが、その分パフォーマンスも小さくなる可能性があります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)は、独自の運用戦略で日本株のなかでも割安な銘柄を見つけ出して投資することで、市場平均以上(TOPIX)のパフォーマンスを狙います。現状、直近1年間の運用実績はとなっています。日本株のみに対してアクティブ運用をおこなう点が、Wealth Wing(ウェルスウイング)と他の投資一任型ロボアドバイザーとの違いです。8つポートフォリオから自由に選べるWealth Wing(ウェルスウイング)は、以下2つの質問に答えるだけで、8つのポートフォリオからおすすめのものを提案してくれます。 Wealth Wingの質問項目 あなたが思う現在の日本の景気状態を選択しましょう 上記を踏まえて、どんな運用方針を取りますか? ご自身の景況感を選択し、そのうえでどのような運用方針を取るか回答するだけで、以下のなかからご自身におすすめの運用プランを提示してもらえます。 Wealth Wingのポートフォリオ一覧 財務健全高収益成長ポートフォリオ バランス型高収益高成長ポートフォリオ 積極投資型高収益高成長ポートフォリオ 高効率高成長ポートフォリオ 高成長高キャッシュフローポートフォリオ 財務健全高キャッシュフローポートフォリオ 低リスク高収益高成長ポートフォリオ 低リスク高企業価値ポートフォリオ 各ポートフォリオの詳細はこちら 8種類の投資ポートフォリオ戦略 財務健全高収益成長ポートフォリオ 高自己資本比率、低有利子負債比率等の財務健全性を担保しながらも、収益性、成長性、資本効率等が高い企業に着目。 過度なリスク回避により、高い成長性が過小評価されている銘柄が多い景気回復期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある戦略。 バランス型高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性等のファクターが高く、事業拡大にも積極的なバランスの良い企業に着目。 更なる好業績が見込める景気拡大期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 積極投資型高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率が高いにも関わらず内部留保が多く、株主還元よりも利益を財務基盤の安定や再投資に向ける企業に着目。 再投資が更なる成長へ繋がる景気拡大期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 高効率高成長ポートフォリオ 収益性、成長性が高く、総資本回転率も高い企業に着目。 売上の伸びが期待できる好況期前半では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 高成長高キャッシュフローポートフォリオ 高成長かつ、EBITDA、キャッシュフロー等が高い企業に着目。 財務の健全性も意識される好況期後半では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 財務健全高キャッシュフローポートフォリオ 高自己資本比率、低有利子負債比率等の財務健全性を担保しながらも、高い収益性とキャッシュフローを持つ企業に着目。 財務体質が良好な銘柄が多く収益性も高いため景気減速期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 低リスク高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性等が高いにも関わらず、価格変動性が低い銘柄に着目。 高成長企業でありながらも価格変動性が低いため景気減速期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 低リスク高企業価値ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性、EBITDA等のファクターが高く、かつ価格変動性が低い、低リスクハイクオリティ銘柄に着目。 優等生企業でありながら価格変動性が低いため不況期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある戦略。 診断結果では、以下の内容が提示されます。 Wealth Wingの診断結果で表示される項目 変動率(リスク) 収益率 ESGスコア 代表的な銘柄 また、Wealth Wingのポートフォリオはお好きなタイミングで変更可能です。日本市場の景気が変化したと判断したら、それに見合った運用コースに変更することで、相場に合わせた運用もできます。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、利用者のリスク許容度の大きさに応じた運用コースを用意しています。Wealth Wingは、日本市場の景気に応じた運用コースを用意している点を理解しておくといいでしょう。ESGに配慮しながら投資できるWealth Wing(ウェルスウイング)を利用すれば、ESGを重視していると判断した銘柄を中心に投資しています。ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの観点からなる用語で、これら3つに配慮しながら投資する「ESG投資」が、現在世界中の投資家から注目を集めています。Wealth Wing(ウェルスウイング)では独自の分析手法でESGスコアを算出し、そのスコアが比較的高い銘柄をポートフォリオに組み込んでいます。そのため、パフォーマンスを狙いながらもESGに配慮した運用もしたい方は、Wealth Wingを利用するのがおすすめです。保有残高に応じて配当金や株主優待を受け取れるWealth Wing(ウェルスウイング)は日本株に投資するので、配当金や株主優待をしっかり分配されます。日本株に投資する魅力といえば、配当金と株主優待がもらえることですよね。ただ、一般的な投資一任型ロボアドバイザーは投資信託やETFを運用しており、分配金は再投資されても配当金や株主優待は受け取れません。しかしWealth Wing(ウェルスウイング)であれば、日本株に直接投資するので、以下の条件を満たしていれば配当金や株主優待を直接受け取れます。 Wealth Wingで配当金・株主優待を受け取る条件 配当金:権利確定日において、1株以上の保有 株主優待:権利確定日において、各銘柄の優待条件を満たす また、Wealth Wing(ウェルスウイング)で保有している銘柄の権利確定日で、1単元以上の株式を保有していれば株主総会へ出席することも可能です。ロボアドバイザーでありながら、自分自身で日本株に投資する場合と同じように、配当や株主優待まで受け取れるのは、他のロボアドバイザーと違って大きなメリットになります。下落相場における損失ヘッジができるWealth Wing(ウェルスウイング)には、株価の下落リスクを軽減する「スマートヘッジ」という機能があります。スマートヘッジでは保有している日本株を担保に、市場平均型のインバース型ETFに投資します。過去には、コロナショック時に市場平均が30%以上下落したなか、スマートヘッジを設定したことで最大5%程度の下落に抑えられました。スマートヘッジには、ヘッジをかける大きさが大・中・小の3つから選択でき、お好きなタイミングで機能を使うことが可能です。日本市場の動きにあわせて適切にスマートヘッジを使えば、下落幅を軽減しつつより大きなパフォーマンスを狙えます。スマートヘッジ機能を利用するには信用取引口座の開設が必要です。信用金利が年率2.2%発生するので、スマートヘッジ利用時には運用手数料に加えて、金利手数料も発生することを把握しておきましょう。ANAマイルが貯まるWealth Wing(ウェルスウイング)は、大手航空会社ANAと提携しており、毎月の投資額に対してANAマイルが貯められます。Wealth Wingの口座を開設してAMC会員と連携すれば、運用残高に応じて年率0.1%のANAマイルが付与されます。普段からANAマイルを貯めている方にとっては、非常に魅力的ですね。さらに口座開設から6ヶ月間は、還元率が年率1%にアップするキャンペーンも実施中です。運用開始時点から一定の資金を入金すれば、ANAマイルを一気に貯められます。ANAマイルの代わりに年率0.9%で現金キャッシュバックも選べるので、ANAマイルを貯めていない方にもメリットがあります。お任せ運用をしながらANAマイルも貯めたい方は、Wealth Wingを利用するのがおすすめです。Wealth Wingの始め方へ進むWealth Wingの3つのデメリットWealth Wing(ウェルスウイング)は以下の3つの点がデメリットです。 Wealth Wingのデメリット ロボアドバイザーのような分散投資ができない 最低投資額は15万円から 少額投資になると手数料が割高になる Wealth Wingは投資対象が日本株に限られるため、それによるデメリットも理解しておきましょう。ロボアドバイザーのような分散投資ができないWealth Wing(ウェルスウイング)の投資対象は日本株だけなため、ロボアドバイザーのような分散投資はできません。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、以下のように世界中の資産に分散して投資をおこないます。 一般的なロボアドバイザーの投資先 日本株 先進国株 新興国株 日本債券 先進国債券 新興国債券 日本不動産 先進国不動産 投資する国や地域、資産クラスがバラバラだからこそ、分散投資によるリスク分散を狙います。例えば、日本株が下落しても先進国債券が上昇すれば、日本株の下落分を先進国債券の上昇分で補うことが可能です。Wealth Wing(ウェルスウイング)は日本株に対してのみ投資をおこなうので、日本株式市場が下落すると、Wealth Wing(ウェルスウイング)の運用実績も下落する可能性が大きくなります。Wealth Wingを利用するには、この下落リスクを理解しておくのが必須です。最低投資額は15万円からWealth Wing(ウェルスウイング)の最低投資金額は15万円です。ウェルスナビや楽ラップやTHEO+ docomoなど、他の投資一任型ロボアドバイザーは1万円から投資できることと比較すると、Wealth Wing(ウェルスウイング)の最低投資額は比較的高くなっています。ただ、本来日本株に投資するには、1銘柄ごとに単元株(100株)で取引する必要があるので、Wealth Wingと同じ運用をするには数千万円必要だと、Wealth Wing公式サイトで言及されています。 本来、日本市場の現物株式を市場で購入するには、100株単位で購入する必要があります。しかし、WealthWingは当社がリスクを取る形で市場から100株単位で株式を手当し、それを1株単位に分けてお客様へ配分しています。これにより、市場で購入すると約1,500万円の資金が必要となる本格的なポートフォリオを、15万円で運用することを可能にしました。 出典:Wealth Wing公式サイト「WealthWingが目指す、資産運用の形と思い」 上記を踏まえると、たったの15万円でさまざまな日本株に分散投資できるのは、逆にメリットだと言えます。いろんな日本株に投資したいけど、まとまった資金が用意できない方によって、Wealth Wingは魅力的なサービスだと言えます。少額投資になると手数料が割高になるWealth Wing(ウェルスウイング)の手数料は、情報利用料として毎月330円、運用手数料として運用残高の年率0.99%が発生します。以下の表で、運用残高に対する手数料の比率を比較してみました。 運用残高に対する手数料比較 手数料(年率・税込) 100万円 200万円 300万円 情報手数料 3,960円 運用手数料 9,900円 19,800円 29,700円 手数料合計 13,860円 23,760円 33,660円 運用残高に対する比率 1.36% 1.19% 1.12% 2025年5月作成上記のように、運用金額が大きなると実質的な手数料の年率は低くなり、運用残高が300万円だと一般的な投資一任型ロボアドバイザーとほぼ変わりません。Wealth Wing(ウェルスウイング)は投資額が少額だと手数料比率は割高ですが、積立投資でコツコツ運用残高を増やせば、実質的な手数料比率が下げられます。以上、評判・口コミからわかったWealth Wingのメリット・デメリットを解説しました。次章では、Wealth Wingと他の投資一任型ロボアドバイザーの運用実績を比較します。Wealth Wingの運用実績が気になる方は、あわせてご確認ください。Wealth Wingの最新運用実績を解説ここまで、Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判・口コミから利用するメリット・デメリットを解説しましたが、実際の運用実績が気になる方もいらっしゃるでしょう。当サイトでは、Wealth Wingの公式運用レポートを分析し、最新の運用実績を毎月更新しています。現在、Wealth Wingの運用実績は以下のとおりです。 Wealth Wingの運用実績(2025年3月末基準) 6ヶ月 1年 3年 設定来 Wealth Wing TOPIX 2025年5月作成Wealth Wing(ウェルスウイング)の運用実績は、直近3年でのパフォーマンスを実現しています。日本の株価指数であるTOPIXと比較しても、Wealth Wingの運用実績はほぼすべての期間でTOPIXを上回っています。ただ運用実績はあくまで過去の結果なので、投資戦略を理解したうえで、Wealth Wingを利用するか判断しましょう。Wealth Wingの始め方へ進む次章では、ここまでの内容を踏まえて、Wealth Wingをおすすめできる人を紹介します。どのような人はWealth Wingを利用したら良いか知りたい方は、ぜひおすすめの人も確認してください。Wealth Wingをおすすめできる人数あるロボアドバイザーサービスのなかで、Wealth Wing(ウェルスウイング)をおすすめできるのは次のような人です。 Wealth Wingをおすすめできる人 日本株でお任せ運用したい方 損失ヘッジ機能を用いて市場にあわせた運用をしたい方 ロボアドバイザーで配当金や株主優待を受け取りたい方 それぞれの理由を詳しく解説します。日本株でお任せ運用したい方Wealth Wing(ウェルスウイング)は、日本株へ投資したい方におすすめできます。Wealth Wing(ウェルスウイング)は、国内の上場株式の中から割安な株式を厳選して投資をおこなうロボアドバイザーです。運用方針にはノーベル経済学賞を受賞し、機関投資家でも使われている理論を採用しています。通常、機関投資家が採用する投資理論を使用するには膨大なデータが必要なため、個人投資家が同様の投資をおこなうことは困難だと言われています。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)であれば、最低15万円からご自身の景況感にあわせたお任せ投資が可能です。これから日本株に投資したいけど銘柄選定がわからない方や、今まで日本株に投資したけど自分ではパフォーマンスを狙えない方は、Wealth Wingのお任せ投資を利用するのがおすすめです。損失ヘッジ機能を用いて市場にあわせた運用をしたい方Wealth Wing(ウェルスウイング)は、市場にあわせた運用をしたい方にもおすすめです。Wealth Wing(ウェルスウイング)には、「スマートヘッジ」という下落相場による損失を軽減する機能が提供されています。任意のタイミングで利用でき、「これから相場が下がりそう」と判断したときに使えば、損失を軽減できる可能性があります。スマートヘッジでは、投資している日本株を担保に市場平均型インバース型ETFに投資するため、信用口座の開設が必要です。Wealth Wing公式サイトによると、ヘッジ額10万円に対して1日約6円の金利手数料が発生します。相場の動きにあわせて適切にスマートヘッジを利用すれば、下落相場による損失を抑えつつ、上昇相場でより高いパフォーマンスを狙うことも可能です。ただ日本株に投資するだけでなく、下落相場でも積極的な運用をしたい方は、スマートヘッジ機能が付いたWealth Wingを利用してみてください。ちなみに、他のロボアドバイザーにも下落軽減機能が付いていますが、ほとんどは株式の比率を下げて債券の比率を上げており、相場の下落に対する対応方法はと異なります。ロボアドバイザーで配当金や株主優待を受け取りたい方個別株を保有しているときと同じように、Wealth Wing(ウェルスウイング)では配当金や株主優待を受け取ることが可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは投資信託やETFへ投資しており、分配金は再投資されますが、配当金や日本株の株主優待は直接受け取れません。Wealth Wing(ウェルスウイング)なら日本株へ直接投資するので、株主の権利をしっかり享受できます。投資する銘柄は選べないものの、お任せ投資をしながら配当金や株主優待も受け取れるのは、Wealth Wing(ウェルスウイング)を利用する大きなメリットです。Wealth Wingの申し込みから口座開設までの手順最後に、Wealth Wingの口座開設方法を図解を交えて解説します。Wealth Wingの申込から投資開始までの流れは、以下のとおりです。 Wealth Wingの始め方 Wealth Wingアプリをインストール アカウント登録 口座開設の必要情報の入力 本人確認書類等の撮影・アップロード 最短3分で申し込みが完了するので、順番に見ていきましょう。Wealth WingアプリをインストールまずはWealth Wing(ウェルスウイング)のアプリをインストールしましょう。Wealth Wing(ウェルスウイング)にはiOSアプリ・Androidアプリどちらもあるので、iPhoneでもAndroidでも投資可能です。アカウント登録ダウンロード後、アプリを開いたら以下の手順でアカウント登録を進めていきます。 Wealth Wingアカウントの作成手順 『WEALTH WINGをはじめる』をタップ 『口座開設申込み』をタップ メールアドレスを入力 パスワードを設定 メールに届く確認用コードを入力 二段階認証を設定する(任意) 以上でアカウント登録は完了です。また、Wealth Wing(ウェルスウイング)ではANAマイルを貯められるので、ANAマイレージクラブに加入している方は、同時にANA会員情報も連携されておきましょう。加入していない方でも、このタイミングで加入手続きすることも可能です。口座開設の必要情報の入力次に投資情報や個人情報を入力して、口座開設の手続きを進めていきます。まず、投資に関する以下の情報を記入していきます。 必要事項の一覧 年収 金融資産 投資経験 投資目的 回答が完了したら「次へ」をタップし、氏名・職業・関連する上場企業・出金口座情報・納税方法といった個人情報を記入します。本人確認書類等の撮影・アップロード必要事項の記入が完了したら、本人確認書類等を撮影・アップロードします。Wealth Wing(ウェルスウイング)の口座開設で認められる書類は、以下の組み合わせです。 本人確認書類の組み合わせ マイナンバーカード マイナンバー通知カード+運転免許証 マイナンバー記載の住民票+運転免許証 もしマイナンバーカードをお持ちなら、顔写真ともに撮影してアップロードすれば、最短翌日にWealth Wingが利用可能です。お持ちでない方は書類のみ撮影・アップロードし、最短1週間ほどで口座開設完了のハガキが郵送されます。以上でWealth Wingの口座開設手続きは完了です。アプリで入金手続きを済ませて、さっそく日本株のお任せ投資を始めましょう! 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める まとめWealth Wing(ウェルスウイング)は日本株のみに投資する投資一任型ロボアドバイザーです。機関投資家も使用するノーベル経済学賞を受賞した投資理論を活用して日本株に投資することで、日本市場平均を上回るパフォーマンスを狙います。実際、直近1年間の運用実績はと、他の投資一任型ロボアドバイザーの運用実績より良い状況です。そのため、積極的なアクティブ投資をおこないたい人におすすめできます。またロボアドバイザーがありながら、配当金や株主優待を受け取れる点もWealth Wing(ウェルスウイング)の大きなメリットです。評判・口コミや評判にもそれほど悪いものは見当たらないので、ロボアドバイザーで積極的な運用をしたい方は投資を検討しましょう。Wealth Wingの始め方へ戻るよくある質問ウェルスナビや楽天の楽ラップとの違いは?Wealth Wing(ウェルスウイング)がウェルスナビや楽ラップと最も異なる点は、投資対象です。Wealth Wing(ウェルスウイング)が投資対象とするのは、国内株式のみです。一方、ウェルスナビや楽ラップは世界中の株式・債券・不動産などに分散投資します。ウェルスナビや楽ラップは投資対象が幅広いですが、Wealth Wing(ウェルスウイング)は国内株だけ投資するのが特徴です。Wealth Wingは毎月どのくらいの金額から積立投資するのがおすすめ?Wealth Wing(ウェルスウイング)では、毎月最低1万円から積立投資が可能です。どのくらいの金額が適切なのか、ご自身の余裕資金によって異なります。ご自身の生活に無理のない範囲で、Wealth Wingで積立投資するのがおすすめです。また、Wealth Wing(ウェルスウイング)で積立投資をすす場合、20年後や30年後などコツコツ時間をかけて運用するのがおすすめします。仮に年間利回り5%で運用した場合、2,000万円を貯めるための毎月積立額は以下のとおりです。 積立期間 20年 30年 毎月の必要積立額 約53,000円 約27,000円 また、3,000万円を貯めるための毎月積立額は以下のとおりです。 積立期間 20年 30年 毎月の必要積立額 約80,000円 約41,000円 上記を参考に、毎月の収入や目標金額から無理のない積立額を決めましょう。自動で運用するメリットは?自動で運用するメリットは次の3つです。 Wealth Wingのメリット 忙しくても売買に手間がかからない 感情に流されずに運用できる 専門的な理論で運用できる Wealth Wingは自動で運用されるので、相場に張り付いていなくても日本株に投資することが可能です。また、投資で避けなければならないのは、明確な根拠やルールを持たないまま感情で売買することと言われています。Wealth Wingの自動運用であれば、あらかじめ決められたアルゴリズムに基づいて機械的に運用をするので、淡々と続けられます。スマホアプリはありますか?Wealth Wing(ウェルスウイング)には、スマートフォンアプリが用意されています。iOS、Androidどちらのアプリも用意されているので、iPhoneとAndroidのいずれのスマホでも、Wealth Wing(ウェルスウイング)で投資が始められます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ロボアドバイザーと投資信託どっちがおすすめ?違いを比較しながら解説
初めて投資に挑戦する初心者のなかには、ロボアドバイザーと投資信託どっちを運用したらいいか、迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託どっちが良いかは、投資目的や重視したいものによって変わります。この記事では、ロボアドバイザーと投資信託の違いや共有点を解説しつつ、それぞれおすすめできる人を紹介します。ロボアドバイザーと投資信託の違いを知りたい方や、どっちで投資を始めるか迷っている方は、当記事をご参照ください。ロボアドバイザーと投資信託の違いは?基本情報を交えて比較 ロボアドバイザー・投資信託の違い比較表 ロボアドバイザー 投資信託 投資方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーが投資判断を下して運用する 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する インデックスファンド:指数との連動アクティブファンド:指数を上回るパフォーマンス 手数料・コスト 信託報酬(ETFなら経費率)預かり資産に応じた手数料 買付手数料信託報酬信託財産留保額 新NISA ウェルスナビSUSTENON COMAPSS※投信工房(助言型) ほとんどのファンドが対応 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど 2025年5月作成さっそく、ロボアドバイザーと投資信託の違いを比較していきましょう。ロボアドバイザーと投資信託の基本的な情報も交えながら、以下の項目ごとに比較します。 ロボアドバイザーと投資信託の比較一覧 投資方法 投資目的 手数料・コスト 新NISA 最低投資額・積立投資額 その他サービス 投資方法 ロボアドバイザー・投資信託の投資方法の違い ロボアドバイザー 投資信託 投資方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーが投資判断を下して運用する 投資方法の違いは、ロボアドバイザーはアルゴリズム(計算式)で運用するのに対し、投資信託は人が運用する点に違いがあります。ロボアドバイザーは、アルゴリズムを活用して資産運用する投資サービスです。用意された質問に回答すると、ロボアドバイザーが投資信託(ETF)で組んだおすすめのポートフォリオを提案してくれます。ロボアドバイザーは投資一任型と助言型の2種類に分けられ、投資一任型であれば毎回の積立投資やリバランスなどを自動でおこなってくれます。一方、助言型はポートフォリオの提案のみで、実際の運用は自分でおこなわないといけません。そのため、ロボアドバイザーで投資を始める場合でも、実際に運用するのは投資信託です。ただ、リスク許容度にあわせて世界中の株式や債券などの金融商品に分散投資してくれる点が、投資信託にはないメリットになります。一方、投資信託は運営会社が投資家から資金を集めて、運用責任者(ファンドマネージャー)が投資家の代わりに運用する金融商品です。 引用:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」2025年5月確認具体的な投資先は銘柄(ファンド)によって異なり、株式型や債券型など特定の資産クラスに投資するファンドもあれば、複数の金融商品に投資するバランス型の投資信託もあります。詳細な投資方法は、投資信託のファンドやロボアドバイザーサービスによって異なります。実際にどっちを利用するか比較する際は、各商品・サービスの運用戦略を確認してください。投資目的 ロボアドバイザー・投資信託の投資目的の違い ロボアドバイザー 投資信託 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する インデックスファンド:指数との連動アクティブファンド:指数を上回るパフォーマンス ロボアドバイザーと投資信託の違いは、それぞれの投資目的を比較すると理解しやすくなります。一般的なロボアドバイザーの投資目的は、アルゴリズムで設計したポートフォリオを維持しながら運用することです。ほとんどのロボアドバイザーサービスは、それぞれ想定される価格変動の大きさ(リスク許容度)が異なるポートフォリオを複数用意しています。例えばウェルスナビのポートフォリオは、以下のように5種類用意されています。 引用:ウェルスナビ「リスク許容度って何ですか?」2025年5月確認またロボアドバイザーは、一定期間ごとに資産配分を元に戻す「リバランス」を自動で実施してくれます。相場の変動によってポートフォリオのバランスが崩れて、利用者のリスク許容度を超えるのを防いでくれます。一方、投資信託の投資目的は、大きく「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類で分けられます。インデックスファンドはTOPIXやS&P500といった指数との連動を目指しており、アクティブファンドは特定の指数を上回るパフォーマンスを目指しています。 引用:三井住友DS投信直販ネット「アクティブファンドとインデックスファンドの違いは?」2025年5月確認そのため投資信託を運用する場合は、ご自身の投資方針に応じてファンドを選ぶことが重要です。このように、ロボアドバイザーと投資信託では運用の目的が大きく異なります。どっちを利用するか選ぶ際は、ご自身の投資目的と照らし合わせながら判断しましょう。 【コラム】パフォーマンスの最大化を目指すAI投資というサービスもある 一般的なロボアドバイザーサービスは、利用者のリスク許容度に応じてポートフォリオが選べますが、なかにはパフォーマンスの最大化を目指すAI投資というサービスもあります。例えば、「ROBOPRO (ロボプロ)」はAIを活用して相場の動きを予測することで、ポートフォリオを柔軟に変更しながら運用するのが特徴です。お任せ運用できる点は同じですが、運用目的がパフォーマンスの最大化なので、ポートフォリオも1つしか用意されていません。 このように、同じロボアドバイザーサービスでも、従来とは異なる運用戦略を採用するサービスがあります。お任せ運用をしながら積極的にパフォーマンスを狙いたい方は、ロボプロのようなロボアドバイザーを選ぶといいでしょう。手数料・コスト ロボアドバイザー・投資信託の手数料・コストの違い ロボアドバイザー 投資信託 手数料・コスト 預かり資産に応じた手数料信託報酬(ETFなら経費率) 買付手数料信託報酬信託財産留保額 ロボアドバイザーと投資信託の投資方法・目的はそれぞれ違うため、手数料体系も異なりますが、安さだけで比較すると投資信託がおすすめです。ロボアドバイザーの費用体系を理解するには、先に投資信託の手数料体系を理解する必要があります。投資信託の運用で発生する手数料は、以下の3種類です。 投資信託の取引で発生する手数料 買付手数料買付時に発生する手数料。 信託報酬投資信託の保有中に発生する手数料。 信託財産留保額(解約手数料) 投資信託を解約する際に発生する手数料。 ただ、ネット証券会社の投資信託であれば、ほとんどのファンドは買付手数料と信託財産留保額が無料となっています。一方、ロボアドバイザーは運用に必要な作業をお任せするため、投資信託の信託報酬(ETFであれば経費率)に加えて、預かり資産に応じた手数料が別途発生します。例えば、投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の手数料は年率0.09372%の信託報酬だけですが、ロボアドバイザーのウェルスナビなら年率0.07〜0.13%のETF経費率に加えて、年率1.1%の手数料が発生します。そのため、ロボアドバイザーを利用する際は、投資信託よりも手数料が高くなることを理解しておきましょう。 ロボアドバイザーの手数料は2種類ある ロボアドバイザーの手数料は、固定報酬型と成果報酬型の2種類に分けられます。固定報酬型は預かり資産の一部、成果報酬型は運用益の一部を手数料として徴収されます。固定報酬型は手数料の割合が低いですが毎月支払う必要がある一方、成果報酬型は手数料の割合が高い代わりに運用益がない月は支払う必要がありません。 もしロボアドバイザーで投資を始める場合は、各サービスの手数料体系も確認しましょう。新NISA対応 ロボアドバイザー・投資信託の新NISA対応の違い ロボアドバイザー 投資信託 新NISA ウェルスナビSUSTENON COMAPSSおまかせ運用投信工房SMBCロボアドバイザー ほとんどのファンドが対応 新NISA口座でロボアドバイザー・投資信託を運用すれば、運用益にかかる税金が非課税になります。まず、新NISAに対応しているロボアドバイザーを見ていきましょう。 新NISA対応のロボアドバイザー一覧 ウェルスナビ SUSTEN ON COMPASS おまかせ運用 投信工房(助言型) SMBCロボアドバイザー ウェルスナビとSUSTENは独立系ロボアドバイザーなので、他の金融商品を取り扱っていない点に注意してください。一方、投資信託は一部を除いた、ほとんどのファンドが新NISA口座で保有できます。特に、投資信託を取り扱っている証券会社で新NISA口座を開設すれば、株式も同時に保有できるのもメリットです。このように、証券会社かロボアドバイザー運営会社どちらで新NISA口座を開設するかで、保有できる金融商品が異なることを理解しておきましょう。最低投資額・積立投資額 ロボアドバイザー・投資信託の最低投資金額の違い ロボアドバイザー 投資信託 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 「最初は少額から始めたい」という初心者は、ロボアドバイザー・投資信託の最低投資額・積立投資額も確認しておきましょう。ロボアドバイザーの最低投資金額は、下記のようにサービスによって異なります。 主要投資一任型ロボアドバイザーの投資額 最低投資額 積立投資楽 ウェルスナビ 1万円 1万円 ロボプロ 10万円 1万円 SUSTEN 1円※1 1万円 SBIラップ 1万円 1万円 楽ラップ 1万円 1万円 ON COMPASS 1,000円 1,000円 THEO+ docomo 1万円 1万円 おまかせ運用 500円 500円 2025年5月作成 ※1:投資信託の買付に必要な金額を満たしていない場合は、現金で保有されます。もしロボアドバイザーを利用する場合は、サービスによって最低投資金額が異なる点に注意してください。一方、ほとんどのネット証券会社で取り扱っている投資信託なら、最低100円から購入・積立投資することが可能です。そのため、少額から投資を始めたい初心者は、投資信託を選ぶといいでしょう。ただ、用意できる資金に余裕がある場合は、最低投資額を気にする必要はありません。その他サービス ロボアドバイザー・投資信託のその他サービスの違い ロボアドバイザー 投資信託 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど ロボアドバイザーの種類や投資信託を取り扱う証券会社によっては、独自サービスを提供している場合があります。以下に、ロボアドバイザーと投資信託でチェックしたいサービス内容をまとめてみました。 ロボアドバイザー 投資信託 下落軽減機能 相場が不安定になったとき、保有資産を変えることで下落時の損失を軽減できる機能。具体的な方法はサービスによって異なる。 税金最適化機能 評価損失が出ている資産をあえて売却して損失を確定し、すでに確定した利益と相殺することで、税金を翌年以降に繰り越す機能。 売却する資産は同時に買い直し注文を出すので、ポートフォリオを維持しながら税負担を最適化できる。 AI予測機能 AIを活用して相場を予測し、ポートフォリオを柔軟に替えながら運用するロボアドバイザーがある。 手数料割引サービス 運用期間や預かり資産に応じて、手数料が割引されるサービス。 ポイントサービス 対象ファンドの保有残高に応じたポイント還元やポイントを使った買付ができる。 クレカ積立 対象のクレジットカードで積立投資ができる。積立額に対してクレジットカードのポイントが付与される。 オリジナルファンド 他の証券会社では取り扱っていない独自ファンドが購入できる。信託報酬が安かったりポイントサービスが優遇されていたりする。 上記のサービスに対応しているロボアドバイザー・証券会社を利用すれば、実質的に投資効率を上げることが可能です。気になるロボアドバイザー・証券会社を見つけたら、そこで提供されている独自サービスにも注目してみてください。以上、ロボアドバイザー・投資信託の違いを各項目ごとに比較しました。続けては、ロボアドバイザーと投資信託の共有点を解説していきます。 運用実績で比較するべき? ロボアドバイザーと投資信託の運用実績で、どっちを選ぶか判断するのはおすすめできません。ここまで解説したように、ロボアドバイザーと投資信託の投資戦略・投資先は異なるため、正確な実績比較ができないからです。 もし実績比較をしたいなら、投資戦略・投資先が似ているもの同士でおこないましょう。ロボアドバイザー・投資信託の共有点は?前章では、ロボアドバイザーと投資信託の違いを解説しました。ここではどっちを運用するか明確に決められるよう、ロボアドバイザーと投資信託の共有点も解説します。ロボアドバイザーと投資信託の共通点は、以下が挙げられます。 ロボアドバイザーと投資信託の共有点 運用を任せられる 長期間の運用を想定されていることが多い 運用中は保有残高に応じた手数料が発生する 各共通点を1つずつ解説していきます。運用を任せられるロボアドバイザーと投資信託は、それぞれ投資方法と投資目的が異なりますが、どちらも運用を任せられる点では共通しています。どのような投資戦略で運用されているかは、ロボアドバイザーは公式サイト、投資信託なら投資目論見書に記載されています。例えばウェルスナビだと、詳細な投資戦略がまとめられた「ホワイトペーパー」が公式サイトで閲覧可能です。投資信託であれば、証券会社のファンド情報ページや運用会社の公式サイトで、投資目論見書が掲載されています。気になったロボアドバイザーサービスや投資信託のファンドを見つけたら、詳細な投資戦略を確認して、ご自身の投資方針に適しているか確認するのがおすすめです。長期間の運用を想定されていることが多い多くのロボアドバイザーサービスや投資信託は、長期間の運用を想定されている点で共通しています。一般的なロボアドバイザーは、利用者のリスク許容度の範囲内で長期・積立・分散投資ができるよう設計されています。運用期間に応じた手数料割引や下落幅軽減機能など、長期的な運用を続けられるようなサービス・機能も付いたロボアドバイザーもあります。投資信託はファンドによって異なりますが、各ファンドの投資目論見書には運用期間が記載されています。運用期間が無期限なら、そのファンドは長期運用を想定しています。運用中は保有残高に応じた手数料が発生するロボアドバイザーと投資信託は、どちらも保有残高に応じた手数料が毎日発生します。ロボアドバイザーは投資一任による手数料と投資先の保有コスト、投資信託は信託報酬かかります。それぞれの手数料は保有残高から差し引かれるため、別途口座に資金を用意する必要はありません。投資ではどれだけ費用を抑えるかが重要なので、手数料の安さだけで比較すれば投資信託がおすすめですが、ロボアドバイザーは手数料を支払う分リスク許容度の範囲内で運用をお任せすることがメリットです。そのため、手数料の安さだけでなく利用したい機能・サービスを踏まえて、ロボアドバイザーか投資信託どっちを利用するか検討してみてください。以上、ロボアドバイザーと投資信託の共有点を解説しました。次章では比較内容を踏まえて、ロボアドバイザーと投資信託それぞれおすすめできる人を紹介します。どっちで投資を始めるのが向いているかわからない方は、引き続きご参照ください。どっちを選ぶ?ロボアドバイザーと投資信託のおすすめの人をそれぞれ解説さっそく結論を申し上げると、ロボアドバイザーと投資信託、それぞれおすすめできる人は下記のとおりです。 ロボアドバイザーがおすすめの人 銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・面倒な人 自分のリスク許容度に合わせて分散投資をしたい人 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人 投資信託がおすすめの人 手数料を極力抑えたい人 ファンド選びやポートフォリオ作成を自分でやりたい人 特定の金融商品に集中投資したい人 上記の人がおすすめできる理由を詳しく解説していきます。ロボアドバイザーがおすすめの人銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・面倒な人本来投資を始めるには、銘柄選びやポートフォリオ作成を自分でおこなわないといけません。運用が始まった後も、定期的に保有資産とポートフォリオを見直す必要もあります。投資の知識・経験が少ない初心者にとっては、難しい作業と感じるかもしれません。しかし、ロボアドバイザー利用すれば、ポートフォリオは事前に決まっており、運用に必要な作業をお任せしながら、世界中の金融商品に分散投資してくれます。そのため、投資に必要な作業が難しかったり時間がかかって面倒だったりする人は、投資信託ではなくロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。自分自身のリスク許容度にあわせて運用したい人相場は常に変動しているため、金融商品の価格は常に上がったり下がったりします。投資を続けるには、どの程度の価格変動なら許容できるか、自分のリスク許容度を把握することが重要です。ただ、ご自身のリスク許容度がどれくらいかわからない方もいらっしゃるでしょう。一般的なロボアドバイザーサービスには、リスク許容度を診断してくれる質問が用意されています。質問に回答すれば、自分のリスク許容度を手軽に把握することが可能です。さらに、診断されたリスク許容度に基づいて、おすすめのポートフォリオも提案してくれます。サービスによっては、提案されたポートフォリオの資産配分やそのポートフォリオでの運用シミュレーションも表示されます 引用:ON COMPASS「最適プランのご提案」2025年5月確認運用開始後は定期的にポートフォリオを確認し、必要に応じて資産配分を元に戻すリバランスも自動でおこないます。そのため、リスク許容度の範囲内でお任せ運用したい方は、ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。 【PR】自動でパフォーマンスの最大化を目指すROBOPROというサービスもある ROBOPRO(ロボプロ)は、自分自身のリスク許容度ではなく、相場の動きに合わせて自動運用する投資サービスです。ロボプロでは、独自開発されたAIが市場データを分析し、景気の循環を毎月予測します。その予測値から算出された資産配分に変更することで、相場に合わせた運用をおこないます。 出典:2023年5月株式会社FOLIO提供 実際、2020年2月に起きたコロナショックでは、他のロボアドバイザーサービスよりもいち早くパフォーマンスを回復させたことで、投資家の間で話題を呼びました。一般的なロボアドバイザーと同じように世界中の資産に分散投資もするので、攻めと守りを両立しながらパフォーマンスの最大化を目指すことが可能です。お任せ運用しつつパフォーマンスを積極的に狙っていきたい方は、ROBOPROを利用してみてはいかがでしょうか? AIによる攻めと守りを両立した自動運用! ROBOPROの公式サイトはこちら 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人ロボアドバイザーサービスのなかには、以下のような独自機能を搭載することで、投資効率を上げることを目指しています。 主要ロボアドバイザーに搭載されてる機能一覧 下落軽減機能相場が不安定になったとき、保有資産を変えることで下落時の損失を軽減できる機能。具体的な方法はサービスによって異なる。 税金最適化機能 評価損失が出ている資産をあえて売却して損失を確定し、すでに確定した利益と相殺することで、税金を翌年以降に繰り越す機能。売却する資産は同時に買い直し注文を出すので、ポートフォリオを維持しながら税負担を最適化できる。 新NISAの投資枠自動振り分け投資先の資産の種類に合わせて、新NISAの投資枠を自動で使い分けてくれる。 AI予測機能AIを活用して相場を予測し、ポートフォリオを柔軟に替えながら運用するロボアドバイザーがある ESG銘柄への変更投資先の一部をESGに配慮した銘柄に変更してくれる。 投資信託でも上記の作業はできますが、いつどのようにやるか自分で判断しないといけません。「投資効率を上げたいけど、自分でやるのは自信がない」という方は、投資信託ではなくロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。以上、投資信託よりもロボアドバイザーをおすすめできる人を紹介しました。具体的にどのロボアドバイザーサービスがおすすめか知りたい方は、以下の記事に詳しくまとめているので、あわせてご参照ください。おすすめロボアドバイザーの比較解説はこちら投資信託がおすすめの人費用を極力抑えたい人手数料を極力抑えたい人は、ロボアドバイザーよりも投資信託を利用するのがおすすめです。ネット証券会社で投資信託を購入すれば、費用は信託報酬しかかかりません。一方、一般的なロボアドバイザーの費用は投資先の投資信託の信託報酬(ETFなら経費率)だけでなく、預かり資産に応じた手数料も別途発生します。運用をお任せする分、手数料が上乗せされてしまうのです。投資では、どれだけ費用を抑えられるかが重要視されています。費用を抑えて投資効率を上げたい方は、ロボアドバイザーよりも投資信託を運用するといいでしょう。自分でファンド選びやポートフォリオを作りたい人一般的なロボアドバイザーサービスは、リスク許容度の異なるポートフォリオを複数用意しています。ポートフォリオを選んで入金するだけで運用を始められる点が、ロボアドバイザーのメリットと言えます。ただ、ロボアドバイザーのポートフォリオや投資先は事前に決まっているため、自分好みに調整することができません。一方、投資信託なら多種多様なファンドのなかから、自分の投資方針に応じて自由に選ぶことが可能です。銘柄選びやポートフォリオ作成も楽しみながら投資を続けたい人は、ロボアドバイザーではなく投資信託を利用するといいでしょう。特定の金融商品に集中投資したい人リスク許容度に関係なく特定の金融商品に集中投資したい人は、投資信託を運用するのがおすすめです。投資信託には株式型や債券型など、特定の資産クラスだけに集中投資できるファンドがあります。同じ資産クラスでも運用目的はファンドごとで異なるため、ご自身の投資方針にあわせてファンドを選ぶことが可能です。例えば、株式型のインデックスファンドを運用すれば、経済成長に合わせた運用が可能と言われています。ほとんどのロボアドバイザーサービスは、リスク許容度の範囲内で運用するのが目的なので、特定の金融商品に集中投資できません。そのため、分散投資ではなく特定の金融商品に集中投資した人は、ロボアドバイザーよりも投資信託を運用するといいでしょう。以上、ロボアドバイザーよりも投資信託がおすすめの人を解説しました。自分は投資信託のほうが合っていると決めた方は、投資信託を取り扱うるネット証券会社で口座開設しましょう。おすすめネット証券会社の詳細は以下の記事にまとめているので、選び方が知りたい方や主要ネット証券会社を一斉比較したい方は、あわせてご参照ください。おすすめネット証券会社の解説はこちらまとめこの記事では、ロボアドバイザーと投資信託どっちを利用するといいか、違いを比較解説しながら、それぞれおすすめの人を紹介しました。再度、ロボアドバイザーと投資信託それぞれおすすめの人を下記にまとめておきます。 ロボアドバイザーがおすすめの人 銘柄選びやポートフォリオ作成が難しい人・時間がかかって面倒な人 自分のリスク許容度に合わせて分散投資をしたい人 税金最適化機能や下落軽減機能などロボアドバイザーならではの機能を使いたい人 投資信託がおすすめの人 手数料を極力抑えたい人 ファンド選びやポートフォリオ作成を自分でやりたい人 特定の金融商品に集中投資したい人 それぞれおすすめできる人の内容を比較して、ロボアドバイザーか投資信託、どっちで投資を始めるか判断してください。目的にあった商品・サービスで投資を始めたら、より納得できる投資が続けられるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託、それぞれのおすすめサービスを確認したい人は、下記のボタンから移動可能です。 おすすめロボアドバイザー比較へ おすすめネット証券会社比較へ 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
新NISA対応ロボアドバイザーを紹介!投資信託との併用がおすすめの人も解説
ロボアドバイザーは、資産運用をおまかせできる投資サービスです。ロボアドバイザーのなかには、新NISA口座に対応したものもあります。新NISA口座でロボアドバイザーを利用すれば、運用益を非課税にしながら自動運用ができ、投資効率を上げることが可能です。この記事では、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーを紹介します。「ロボアドバイザーで資産運用を始めたいけど、同時に新NISA口座も使いたい」という方は、当記事で自分に合った新NISA対応のロボアドバイザーを見つけてください。 新NISAおすすめの2大ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) 業界最大手かつ上場会社が提供する投資一任型ロボアドバイザー。「おまかせNISA」というサービスを利用すれば、NISA口座でウェルスナビを運用できる。投資先の資産や投資方法に応じて新NISAの投資枠を使い分けたり、手数料が割引されたりする。 詳細へ SUSTEN(サステン) 新NISAの非課税効果を最大限活用できる投資一任型ロボアドバイザー。手数料はウェルスナビのおまかせNISAと比較して割安で、ポイント還元制度も用意されている。 詳細へ 新NISA対応ロボアドバイザーを一斉比較現在、新NISA口座の対応しているロボアドバイザーは、以下のとおりです。 新NISA対応のロボアドバイザー一覧 WealthNavi(ウェルスナビ)の「おまかせNISA」 SUSTEN マネックス証券の「ON COMPASS」 松井証券の「投信工房」 楽天証券の「らくらく投資」 三井住友銀行の「SMBCロボアドバイザー」 各ロボアドバイザーの特徴を比較表で確認していきましょう。 新NISA対応のロボアドバイザー比較一覧 おまかせNISA(ウェルスナビ) SUSTEN 投信工房 ON COMPASS らくらく投資 SMBCロボアドバイザー 運用タイプ 投資一任型 投資一任型 助言型 投資一任型 投資信託(バランス型) 投資信託(バランス型) 投資枠 成長投資枠 ○ ○ ○ ○ ○ ○ つみたて投資枠 ○ ○ ○ × ○ × ポートフォリオ 5通り 5通り 5通り 8通り 5通り 5通り 手数料(年率・税込) 0.63〜0.67%※おまかせNISA利用時 0.12〜0.58%※信託報酬含む - 0.9775%程度※信託報酬含む - - 信託報酬(年率・税込) 0.08〜0.13% - 最大0.15%※1 - 0.4915% 1.007% 最低投資額 1万円 1万円 900円※2 1,000円 100円 1,000円 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年5月作成新NISA口座の投資枠には、成長投資枠とつみたて投資枠の2種類ありますが、ON COMPASSとSMBCロボアドバイザーは成長投資枠しか対応していません。助言型の投信工房は、提案されたポートフォリオを自分でカスタマイズすることも可能です。そして気になる手数料は、投信工房・らくらく投資・SMBCロボアドバイザーが無料で利用できます。ただ信託報酬で比較すると、ウェルスナビ・SUSTENのほうが割安です。以上、新NISA対応のロボアドバイザーサービスの一斉比較でした。次章では、比較内容を踏まえて各ロボアドバイザーサービスを詳しく解説します。新NISA対応のおすすめロボアドバイザーここからは、新NISA対応のロボアドバイザーの詳しいサービス内容を見ていきましょう。以下に各ロボアドバイザーのサービス概要をまとめておきます。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年5月確認各ロボアドバイザーの特徴をそれぞれ見ていきましょう。WealthNavi(ウェルスナビ)のおまかせNISA ウェルスナビのおまかせNISAサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.63〜0.67%※ 信託報酬(年率・税込) 0.08〜0.13% 最低投資額 1万円 ※1:おまかせNISA利用時。通常の課税口座は年率1.1%(税込) 2025年5月作成 ウェルスナビのおまかせNISAおすすめポイント 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1) おまかせNISAなら新NISA口座の投資枠を自動で使い分けてくれる おまかせNISAの手数料は年率0.63〜0.67%と通常口座より割安 ウェルスナビの公式サイトはこちら 「おまかせNISA」とは、運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)のロボアドバイザー「ウェルスナビ」が新NISA口座で利用できるサービスです。おまかせNISAならウェルスナビで運用を自動化しつつ、得た利益を非課税にできます。おまかせNISAでは投資先の資産や購入方法によって、新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠を自動で使い分けてくれます。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠は、投資できる金額がそれぞれ異なります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すれば、自分で投資枠の使い分けを考える必要がありません。また、通常のウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、おまかせNISAの手数料は運用コースに応じて年率最安0.693%(税込)となっています。 運用コース つみたて投資枠 成長投資枠 新NISA口座全体 リスク許容度1 0% 0.77% 0.693% リスク許容度2 0% 0.88% 0.704% リスク許容度3 0% 0.99% 0.693% リスク許容度4 0% 1.10% 0.733% リスク許容度5 0% 1.10% 0.733% つまり、おまかせNISAを利用すれば、得た利益を非課税にしつつ手数料が最大年率0.4%安くなるため、通常のウェルスナビよりも投資効率を上げることが可能です。そのため、これから新NISA口座を使って初めて投資する人や手数料を抑えてウェルスナビを利用したい方に、おまかせNISAはおすすめできます。 HonNe × ウェルスナビ タイアッププログラム実施中! 本サイトでは、ウェルスナビと限定タイアッププログラムを実施中!本サイトに掲載されているタイアッププログラムページを経由してウェルスナビの口座開設を完了し、口座開設した月から翌々月までに資産運用を始めると、もれなく1,000円プレゼントされます。もちろん、おまかせNISAで始めた場合もプログラム特典の対象となります。タイアッププログラムを利用して、おまかせNISAを始める流れは以下のとおりです。 NISA口座開設の手順 タイアッププログラムページへ移動して口座開設する 「NISA口座の開設」にチェックを入れて口座開設手続きを進める 口座開設完了後、翌々月以内にNISA口座で運用開始 以下のボタンからタイアッププログラムページで移動できるので、通常よりお得にウェルスナビのおまかせNISAを始めたい方は、ぜひ当プログラムを利用してください。 本サイト経由でもれなく1,000円プレゼント! 公式サイトのタイアッププログラムページはこちら キャンペーンの注意点 対象者 「WealthNavi」利用者 提携サービス(WealthNavi for 〇〇)のお客様は対象外 プログラム期間 2020年12月13日(金)〜 特典 1,000円をプレゼント 適用条件 ・本サイトからタイアッププログラムページを経由し、WealthNaviの口座開設を申込 ・2020年12月13日(金)以降に新規で資産運用を開始(※1) ・口座開設日(※2)の翌々月末までに新規で資産運用を開始 ・口座開設日の翌々月末時点で10万円以上の残高(※3)を保有 ・資産運用を開始した日からその翌々月末までに、1度も出金依頼をしていない(※4) ※本プログラムは1人1回限り ※1:WealthNaviの通常の口座開設後に、リスク許容度の設定と最低投資額以上の入金をおこなう必要があります。ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合に、資産運用が開始していることとなります。 ※2:口座開設日はお客様情報ページ内の「投資一任契約の契約締結時交付書面」に記載されている「契約成立年月日」で確認できます。 ※3:残高とは、取引履歴画面に表示される「入金」「クイック入金」「積立」「マメタス」の金額の総和から、出金日が口座開設完了日の翌々月末までの「出金」の金額の総和を差し引いた金額を指します。 ※4:資産運用開始日から、その翌々月末までにお客様による出金依頼が1度でも確定すると、「出金なし」の条件を満たさないことになります。出金依頼は、原則として平日の20時頃に確定します。 プレゼント方法 資産運用を開始した日が属する月を1カ月目として、4カ月目の中旬~下旬にWealthNaviの口座へ入金します。 手続きの都合により前後する場合があります。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)SUSTEN SUSTENのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) 0.12〜0.58%※信託報酬含む 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1万円 2025年5月作成 SUSTENの新NISAおすすめポイント 新NISA口座の投資枠を最大限活用する機能が複数搭載されている 手数料が年率0.12〜0.58%(税込)とウェルスナビのおまかせNISAより割安 新NISA口座で1年以上出金がないと運用残高の最大年率0.1%をキャッシュバック SUSTENの公式サイトはこちら SUSTENもウェルスナビのおまかせNISAと同様、新NISA口座に対応した投資一任型ロボアドバイザーです。SUSTENの新NISAでは、ウェルスナビのおまかせNISAのように投資枠の使い分けだけでなく、限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されています。 SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 自動節枠機能 非課税入替取引 期待リターン優先采配 各機能の詳細はこちら SUSTENの新NISAの機能一覧 自動非課税成機能 新NISAの投資枠以上の入金があった場合、上回った部分を一旦課税口座で投資し、投資枠が回復した際に自動で非課税口座に移動させる。 節枠機能 市場悪化時に新NISA口座で評価損が発生した際、あえて売買することで投資枠を実質的に節約する。 非課税入替取引 新NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資をする、または投資を予定する場合、なるべく期待リターンの大きいものから優先的に新NISA口座で買い付けするよう自動で調整する。 上記の機能があることで、新NISAによる非課税効果を最大化することを目指せます。また、SUSTENの新NISAの手数料は年率0.12〜0.58%(税込)と、ウェルスナビのおまかせNISAよりも割安です。さらに、新NISA口座で1年間以上出金がない場合は手数料の最大年率0.1%がキャッシュバックされるため、実質的な手数料は最大0.48%(税込)となります。ただ新NISA口座で自動運用するのではなく、限られた投資枠を有効活用しながら自動運用したい方は、SUSTENで新NISAを始めるのがおすすめです。 新NISAの非課税枠を有効活用できる! SUSTENの公式サイトはこちら 松井証券の投信工房 投信工房のサービス概要一覧 運用タイプ 助言型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り※1 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 最大0.15%※1 最低投資額 900円※2 ※1:提案されるモデルポートフォリオの場合 ※2:モデルポートフォリオの場合、最低投資額100円のファンドを9種類購入する必要がある 2025年5月作成 投信工房の新NISAおすすめポイント 手数料無料で自動リバランス機能が使える ポートフォリオやリバランス頻度を自由に調整しながら自動運用できる 松井証券の個別株も新NISA口座で投資できる 投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーはポートフォリオの提案のみ対応しており、購入手続きやリバランスは自分でおこなわないといけません。しかし、投信工房は手数料無料で自動リバランス機能が利用できるため、手数料をかけずに投資一任型と同様のおまかせ運用が可能です。投信工房で運用するのは松井証券の投資信託で、新NISA口座に対応したファンドでポートフォリオを提案してくれます。そのまま運用を始められますが、資産配分や運用するファンドをカスタマイズすることも可能です。そのため、投信工房なら新NISA口座を使いつつ、投資一任型ロボアドバイザーよりも自由度の高いおまかせ運用が始められます。また、松井証券で新NISA口座は個別株や他の投資信託も同時に保有できます。そのため、自分で投資する資産を自由に選びたい方は、松井証券の投信工房を利用するのがおすすめです。 手数料をかけずに新NISAで自動運用できる 投信工房が使える松井証券の公式サイトはこちら 楽天証券のらくらく投資 らくらく投資のサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 ○ ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 0.4915%程度 最低投資額 100円 2025年5月作成 らくらく投資の新NISAおすすめポイント 手数料が発生しない 楽天カードでクレカ積立ができる 楽天証券の新NISA口座を開設するので個別株も一緒に投資できる らくらく投資は、楽天証券で取り扱われている投資信託です。リスク許容度が異なる5つのファンドが用意されおり、リスク許容度診断を受けるとおすすめのファンドを提案してくれます。各ファンドでは7種類の金融資産に分散投資し、定期リバランスも実施します。費用は信託報酬のみで、投資一任型ロボアドバイザーのような手数料は発生しません。さらに、らくらく投資は楽天カードと楽天キャッシュの積立投資に対応しており、積立金額に応じて楽天ポイントが貯められます。 楽天カード・楽天キャッシュ積立のポイント還元率 楽天カード:0.5% 楽天ゴールドカード:0.75% 楽天プレミアムカード:1.0% 楽天キャッシュ(楽天カードチャージ分):0.5% 楽天カード・楽天キャッシュで楽天ポイントも貯めながら、ロボアドバイザーで自動運用ができるのはお得ですね。楽天ポイントを貯めながらおまかせ運用を始めたい方は、楽天証券のらくらく投資の運用がおすすめです。 楽天ポイントを貯めながら自動運用できる! らくらく投資が利用できる楽天証券公式サイトはこちら マネックス証券のON COMPASS ON COMPASSのサービス概要一覧 運用タイプ 投資一任型 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 8通り 手数料(年率・税込) 0.9775%程度※信託報酬込み 信託報酬(年率・税込) 最低投資額 1,000円 2025年5月作成 ON COMPASSの新NISAおすすめポイント 費用は年率1%以下 マネックス証券口座で運用できる 目標金額の達成率を確認しながら自動運用できる ON COMPASSは、マネックス証券で提供されている新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーです。マネックス証券で新NISA口座を解説するため、ON COMPASSだけでなく株式や投資信託も同時に保有できます。ON COMPASSの特徴は、目標金額を設定して運用することです。目標金額とおすすめのポートフォリオを照らし合わせ、シミュレーションで達成率が80%を超えると、はじめて運用を始められます。運用中も目標達成率を管理し、達成率が一定数を下回るとリバランスやポートフォリオの見直しを通知してくれます。目標金額と現状を比較しながら自動運用するため、無理なく長期的な運用を続けることが可能です。ただし、同じ投資一任型であるウェルスナビのおまかせNISAやSUSTENと違い、成長投資枠でしか運用できない点に注意してください。 目標達成率を確認しながら自動運用できる! ON COMPASSが利用できるマネックス証券の公式サイトはこちら SMBCロボアドバイザー SMBCロボアドバイザーのサービス概要一覧 運用タイプ 投資信託(バランス型) 新NISA 成長投資枠 ○ つみたて投資枠 × ポートフォリオ 5通り 手数料(年率・税込) - 信託報酬(年率・税込) 1.007% 最低投資額 1,000円 2025年5月作成 SMBCロボアドバイザーの新NISAおすすめポイント 手数料がかからない 運用期間がらくらく投資より長い SMBCロボアドバイザーは、三井住友銀行で取り扱われている投資信託です。楽天証券のらくらく投資と同様、リスク許容度が異なる5つのファンドを用意しており、リスク許容度を診断することでおすすめのファンドを提案してくれます。SMBCロボアドバイザーには、らくらく投資のようなキャッシュレス決済での積立投資やポイントサービスはありません。また、保有できる新NISA口座の成長投資枠のみで、つみたて投資枠には対応していない点がデメリットです。ただ、SMBCロボアドバイザーの運用開始月は2018年10月で、2021年6月から運用開始したらくらく投資と比較して約3年長く運用されています。そのため、すでに三井住友銀行で新NISA口座を保有している人や投資信託は運用期間を重視したい方は、SMBCロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。 SMBCロボアドバイザーの公式サイトはこちら 以上、新NISA対応のおすすめロボアドバイザーサービスを解説しました。各サービスの違いを把握して、自分に合ったロボアドバイザーで新NISAを使ってください。続いては、そもそも新NISAでロボアドバイザーを使うメリット・デメリットを解説します。新NISA口座で何に投資するか迷っている方は、あわせてご参照ください。もう一度各サービスを比較したい方は、こちらから一斉比較へ戻れます。新NISA対応のロボアドバイザーを使うメリット 新NISA対応のロボアドバイザーを利用するメリットは、以下が挙げられます。 新NISA対応ロボアドバイザーのメリット おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる 投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる ネット証券の助言型・投資信託なら個別株も新NISA口座で保有できる では、各メリットを詳しく解説してきます。おまかせ運用しながら運用益を非課税にできる新NISA対応のロボアドバイザーを利用する1番のメリットは、おまかせ運用しながら運用益を非課税にできることです。新NISAには最大1,800万円分の投資枠が用意されており、非課税期間が無期限となっています。投資を始めるなら、積極的に利用したいですよね。ただ投資を始めるには、金融商品やポートフォリオを自分で決めないといけません。初めて投資する初心者からすると、どうやって決めたらいいか迷うでしょう。そこで新NISA対応のロボアドバイザーを利用すれば、銘柄選び・ポートフォリオ・リバランスなど、資産運用に必要な作業を自動化できます。知識が少なくて自信がない方でも、新NISA口座を使った資産運用を始めることが可能です。投資一任型なら投資枠を使い分けながら積立投資できる投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、新NISAの投資枠を自動で使い分けながら積立投資してくれます。新NISAには、成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が定められており、それぞれ年間・生涯で投資できる金額が異なります。 つみたて投資枠 成長投資枠 年間投資枠 120万円 240万円 保有限度額 1,800万円うち、成長投資枠は1,200万円 投資対象 長期・積立・分線投資に適した一定の投資信託 株式・投資信託※ 非課税期間 無期限 ※整理・監理銘柄の株式、信託期間20年未満や毎月分配型の投資信託及びデリバティブ取引用いた一定の投資信託は除く上記のように生涯投資枠1,800万円に対して、成長投資枠は1,200万円までしか使えません。各投資枠で保有できる金融商品も指定されており、どの投資枠で何を保有するか判断する必要があります。そこで、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用すれば、投資枠の使い分けも自動化可能です。例えば、ウェルスナビのおまかせNISAでは、下図のように資産の種類に応じて投資枠を使い分けています 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認リバランス時も新NISA口座で保有中の金融資産は極力売買せず、限られた投資枠を有効活用するよう自動運用します。 出典:WealthNavi「おまかせNISA」2025年5月確認どの投資枠で金融商品を保有するか決められない方は、新NISA対応の投資一任型ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。ネット証券のロボアドなら個別株も新NISA口座で保有できる以下のロボアドバイザーサービスはネット証券会社で提供されおり、個別株も新NISA口座で保有することが可能です。 ネット証券会社の新NISA口座に対応したロボアドバイザー 投信工房:松井証券 らくらく投資:楽天証券 ON COMPASS:マネックス証券 「ロボアドバイザーを新NISA口座で使いたいけど、株式も併用したい」という方もいらっしゃるでしょう。上記のロボアドバイザーはネット証券会社の口座で運用するので、ロボアドバイザーと一緒に個別株も新NISA口座で保有できます。ロボアドバイザーだけでなく株式も新NISA口座で投資したい方は、ネット証券会社のロボアドバイザーを選ぶのがおすすめです。事前に知りたいデメリット新NISA対応のロボアドバイザーには、メリットだけでなく以下のデメリットも挙げられます。 新NISA対応のロボアドバイザーを利用するデメリット一覧 独立系だと他の金融商品が新NISA口座で保有できない リバランス時に投資枠が消費される場合がある 他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要 デメリットがあることも理解したうえで、新NISA対応のロボアドバイザーを利用しましょう。独立系は他の金融商品が新NISA口座で保有できない独立系のロボアドバイザーで新NISA口座を開設すると、他の金融商品が新NISAで保有できません。具体的には、以下のサービスが新NISAに対応した独立系ロボアドバイザーです。 新NISA対応の独立系ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 上記の運営会社はロボアドバイザーサービスしか提供しておらず、株式や投資信託は取り扱っていません。そのため、ロボアドバイザー以外の金融商品も新NISA口座で投資したい方は、他のロボアドバイザーサービスを選ぶ必要があります。リバランス時に投資枠が消費される場合があるロボアドバイザーを利用するメリットの1つは、ポートフォリオの資産配分を元に戻すリバランスを自動でおこなってくれることです。しかし、新NISA対応のロボアドバイザーを利用する場合、リバランス時に投資枠を消費する場合があります。新NISAには年間投資枠が決まっており、資産を売却するとその分の投資枠は翌年まで回復しません。もし年間投資枠を使い果たした状態で追加投資すると、通常の課税口座で投資される点にご注意ください。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの新NISAなら、新NISAの投資枠を極力使わずにリバランスする機能があります。残りの投資枠を計算しながら投資するのは大変な方は、投資一任型ロボアドバイザーを利用するといいでしょう。他の金融機関で新NISA口座を開設している場合は移管手続きが必要新NISA口座は、1人につき1口座しか保有できません。すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した場合は、新NISA対応のロボアドバイザーへの移管手続きが必要です。ただ新NISA口座を移管するには、すでに新NISA口座で保有している金融商品を通常口座に移動させないといけません。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引した場合、移管のタイミングは翌年となります。そのため、新NISA対応のロボアドバイザーを利用するために、新NISA口座を移管するのはおすすめできません。新NISA口座はそのまま利用し、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。以上、新NISA対応のロボアドバイザーのメリット・デメリットを解説しました。次章では、ロボアドバイザーと新NISAの併用がおすすめの人を紹介します。新NISA口座の積立投資はロボアドと投資信託どっちがおすすめ?これから新NISA口座で積立投資を始めたい人のなかには、ロボアドバイザーと投資信託どっちを運用するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ロボアドバイザーと投資信託は、どちらも少ない資金から世界中の資産に分散投資ができ、投資の知識・経験が少ない初心者におすすめと言われている金融商品ですが、以下のような違いがあります。 ロボアドバイザー・投資信託の違い比較表 ロボアドバイザー 投資信託 運用方法 アルゴリズムによる自動運用 ファンドマネージャーの投資判断 投資目的 リスク許容度の範囲内で運用する ファンドによって異なる 手数料・コスト 信託報酬(ETFなら経費率)預かり資産に応じた手数料 買付手数料信託報酬信託財産留保額 新NISA 一部サービス ほとんどのファンドが対応 最低投資額 1,000〜15万円 100円〜 その他サービス AI予測機能下落軽減機能税金最適化機能手数料割引サービスなど ポイントサービスクレカ積立オリジナルファンドなど ※:2025年5月作成ロボアドバイザーは、運用に必要な作業を一部もしくは全ておまかせできる代わりに、運用金額に応じた手数料が発生します。一方、投資信託は自分でファンドを選んで購入する必要がありますが、ロボアドバイザーよりも手数料を抑えられます。以上を踏まえると、新NISA口座の積立投資でロボアドバイザーがおすすめの人と投資信託がおすすめの人は、以下のとおりです。ロボアドバイザーがおすすめの人 自分で投資する自信がない人 投資の時間が作れない人 運用を極力おまかせしたい人 投資信託がおすすめの人 なるべく手数料を抑えたい人 自分でポートフォリオを作って運用したい人 それぞれおすすめの人を比較して、自分が当てはまるほうで新NISA口座の積立投資を始めましょう。 関連記事 ロボアドバイザーと投資信託の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。 ロボアドと新NISA口座を別々に併用するがおすすめな人以下に当てはまる人は、新NISA口座とロボアドバイザーを別々に併用するのがおすすめです。 別々の併用がおすすめの人 新NISA口座で株式・投資信託に投資したい人 新NISAの年間投資枠(360万円)以上の資金が用意できる人 他の金融機関で新NISA口座を開設した人 それぞれの理由を詳しく解説していきます。新NISA口座で株式・投資信託も投資したい人新NISA口座でロボアドバイザーだけでなく、株式や投資信託も投資したい人は、以下のロボアドバイザーサービスから選ぶようにしましょう。 新NISA口座で株式・投資信託の併用が可能なロボアドバイザー 投信工房(松井証券) らくらく投資(楽天証券) ON COMPASS(マネックス証券) SMBCロボアドバイザー(三井住友銀行)※投資信託のみ ただ、以下のロボアドバイザーを取り扱う金融機関は、株式・投資信託も取り扱っており、新NISA口座でロボアドバイザーと株式・投資信託を併用することが可能です。逆に新NISA対応ロボアドバイザーの運営会社は、株式や投資信託を取り扱っていません。 株式や投資信託を取り扱っていないロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ) SUSTEN 新NISA口座は1人につき1口座しか開設できないため、新NISA口座で株式や投資信託も投資したい人は、上記のロボアドバイザーの利用はおすすめできません。新NISAの年間投資枠以上の資金が用意できる人新NISAの年間投資枠以上の資金を用意できる人は、ロボアドバイザーと新NISAを別々に併用するのがおすすめです。新NISAの年間投資枠は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠は120万円です。それぞれの年間投資枠を使い切ると年内に新NISA口座で投資できず、通常の課税口座で投資する必要があります。そのため年間投資枠以上の資金を用意できる人は、どの資産を新NISA口座で保有するか振り分ける必要があります。投資方針に応じてロボアドバイザーと株式・投資信託、どの資産を新NISA口座で保有するか決めましょう。他の金融機関で新NISA口座を開設した人すでに他の金融機関で新NISA口座を開設した人は、ロボアドバイザーは通常口座で利用するのがおすすめです。新NISA口座を別の金融機関に移管するには、保有中の資産を通常口座へ移動させる必要があります。また、当年中に一度でも新NISA口座で取引していると、移管のタイミングは翌年になります。新NISA口座の移管は手間と時間がかかるため、すでに新NISA口座を開設した方は、通常口座でロボアドバイザーを併用するのがおすすめです。次章では、ロボアドバイザーと新NISA口座を併用できるおすすめネット証券会社を紹介します。1つの証券口座でロボアドバイザーと他の金融資産を一緒に管理したい方は、あわせてご参照ください。ロボアドバイザーと新NISA口座が併用できるおすすめネット証券ロボアドバイザーと新NISA口座を併用するなら、以下のネット証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 新NISAおすすめのネット証券会社一覧 松井証券 楽天証券 マネックス証券 SBI証券 上記のネット証券は、新NISA口座でロボアドバイザー・株式・投資信託などを一括管理できます。各ネット証券会社の特徴やおすすめ理由を詳しく見ていきましょう。松井証券松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料です。そして、松井証券なら助言型ロボアドバイザーの投信工房が利用できます。投信工房は、松井証券の投資信託でポートフォリオを提案してくれるため、新NISA口座でおまかせ運用しつつ、株式も新NISA口座で保有可能です。また松井証券の投資信託は銘柄に応じて、運用残高の最大年率1%の松井証券ポイントが還元されます。この還元率は主要ネット証券会社のなかで最大値です。(※1)投資信託を中心に新NISA口座を使いたい方は、松井証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 松井証券の新NISA公式サイトはこちら 関連記事 投信工房の詳細は、こちらの記事で紹介しています。 ※1:松井証券・SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券で比較した場合。楽天証券楽天証券の新NISAも、国内株・米国株の取引手数料が無料でき。通常口座でも手数料コースを「ゼロコース」にすると、国内株の取引手数料を無料にできます。楽天証券では、自動リバランス付き投資信託のらくらく投資を取り扱っています。新NISA口座の成長投資枠・つみたて投資枠どちらも対応しており、新NISA口座でらくらく投資と株式の同時保有が可能です。また、楽天証券には投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」も提供しています。楽ラップは相場下落による損失を軽減できる「下落ショック軽減機能」や、2種類の手数料体系が用意されていることが特徴です。楽ラップは新NISAに対応していませんが、楽天証券口座で保有するので、楽天証券口座1つで複数資産を一括管理できます。必要に応じて、らくらく投資と楽ラップを使い分けるのもおすすめです。 楽天証券の公式サイトはこちら 関連記事 楽ラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 マネックス証券マネックス証券の新NISAは、国内株・米国株だけでなく、中国株の取引手数料も無料になります。中国株の取引手数料が無料になる新NISA口座は、マネックス証券しかありません。マネックス証券には、投資一任型の「ON COMPASS」と助言型の「マネックスアドバイザー」、2種類のロボアドバイザーを取り扱っています。必要に応じて、利用するロボアドバイザーを使い分けられるのがメリットです。また、投資信託は専用のクレジットカード「マネックスカード」でクレカ積立ができます。積立金額1.1%のマネックスポイントが付与されるので、新NISAでクレカ積立をしながらポイントを貯めることも可能です。新NISA口座で中国株に投資したい方や投資一任型と助言型を使い分けたい方は、マネックス証券で新NISA口座を開設しましょう。 マネックス証券の公式サイトはこちら 関連記事 ON COMPASSの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 SBI証券SBI証券は、新NISA口座だけでなく通常の課税口座でも、国内株と投資信託の取引手数料が無料のネット証券会社です。(※1)SBI証券の投資信託は、三井住友カードのクレカ積立に対応しており、積立金額の最大5%のVポイントが貯められます。 主要の三井住友カードのクレカ積立ポイント還元率 三井住友カード:0.5% 三井住友カードゴールド:1.0% 三井住友プラチナプリファード:5.0% また、SBI証券には「SBIラップ」というAI投資サービスも提供されています。新NISA対応ではありませんが、AI投資コースと匠の運用コースの2種類用意されており、それぞれ異なる運用戦略でパフォーマンスの最大化を目指します。SBIラップが気になる方や三井住友カードで投資信託を積立投資したい方は、SBI証券で新NISA口座を開設するのがおすすめです。 SBI証券の公式サイトはこちら 関連記事 SBIラップの詳細は、こちらの記事で紹介しています。 まとめこの記事では、新NISA対応のロボアドバイザーを解説しました。現在、新NISA対応のロボアドバイザーは以下のサービスがあります。 おすすめ順!新NISA対応のロボアドバイザー おまかせNISA(ウェルスナビ) 運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザー。新NISA口座の投資枠を自動で使い分けながら、通常のウェルスナビよりも手数料が割安になる。 SUSTEN 新NISAの投資枠を有効活用する機能が複数搭載しており、節税効果を最大限享受することを目指しながらおまかせ運用ができる。 投信工房(松井証券) 手数料無料で自動リバランス機能が使える助言型ロボアドバイザー。松井証券口座で運用するので、個別株も一緒に新NISA口座で保有できる。 らくらく投資(楽天証券) 投資信託なので手数料が発生しない。楽天カードのクレカ積立に対応しており、おまかせ運用しながら楽天ポイントも貯められる。 ON COMPASS(マネックス証券) 新NISAの成長投資枠で運用することが可能。マネックス証券口座を利用するため、新NISA口座で株式や投資信託も同時に投資できる。 SMBCロボアドバイザー らくらく投資と同様、投資信託なので手数料が発生しない。運用期間がらくらく投資よりも長い。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) 2025年5月確認上記のいずれかを利用すれば、新NISA口座でおまかせ運用を始めることが可能です。自分の投資方針にあったロボアドバイザーを選んで、新NISAを利用しましょう。新NISA対応ロボアドバイザーの一斉比較へ戻るよくある質問新NISA対応のおすすめロボアドバイザーは?はじめて投資する初心者の方は、ウェルスナビの「おまかせNISA」がおすすめです。ウェルスナビは運用者数・預かり資産ともに国内No.1(※1)の投資一任型ロボアドバイザーです。5つの運用コースからあなたにおすすめのコースを提案し、注文・リバランスなどをすべて自動でおこないます。ウェルスナビのおまかせNISAなら、投資先の資産をどの投資枠で保有するか自動で振り分けながら自動運用してくれます。「新NISA口座で投資を始めたいけど、自分で銘柄選びや投資枠の振り分けをするのは難しい」という方は、ウェルスナビのおまかせNISAを利用してみましょう。ウェルスナビのおまかせNISAの詳細はこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用できる?新NISA口座とロボアドバイザーは別々に併用することが可能です。ロボアドバイザーサービスを提供している証券会社で新NISA口座を開設すれば、1つの証券口座でロボアドバイザーと新NISAが併用できます。投資方針に応じて、新NISA対応のロボアドバイザー利用するかロボアドバイザーと新NISA口座を別々に併用するか、ぜひ検討してみてください。iDeCoでロボアドバイザーは使える?現在、iDeCoに対応したロボアドバイザーはありません。iDeCoは各証券会社が指定した投資信託のみ運用できます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。