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投信工房で新NISAを活用する方法は?ウェルスナビとの比較や評判・口コミも徹底解説!


投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。助言型でありながら無料で自動リバランス機能が利用でき、新NISA口座を使った運用もできます

ただ、ウェルスナビをはじめとした投資一任型ロボアドバイザーとの違いや、投信工房で新NISA口座を使う方法がわからず、投信工房で投資を始めるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。

投信工房は、費用を抑えつつ自分好みのポートフォリオで運用したい方におすすめできます。投信工房の使い方さえ理解できれば、ロボアドバイザーの手数料を支払わずに、投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が可能です。

この記事では、投信工房の特徴や新NISA口座を活用した具体的な使い方を紹介します。後半では、投信工房のサービス内容を詳しく知りたい方向けに、利用者の評判・口コミや利用するメリット・デメリットも解説しています。

「これからロボアドバイザーで投資を始めたいけど、費用が安くて自分好みのポートフォリオが組めるサービスを使いたい」という方は、ぜひ当記事を参考に投信工房を利用するかご検討ください。

松井証券を利用するメリット
松井証券の新NISA
  • 新NISAでお任せ運用ができる
  • 松井証券の投信工房は投資信託を利用するので、新NISA口座で運用することが可能。投資枠に余裕があれば、投資信託は投信工房で運用しつつ、国内株・米国株も新NISA口座で保有できる。

  • 投資信託の保有で最大1%還元!
  • 投信信託の保有残高に応じて、年率最大1%の松井証券ポイントを還元。この還元率は、主要ネット証券の同様サービスと比較して最大値。(※1)貯まった松井証券ポイントは、対象の投資信託でポイント投資ができたり、他社ポイントとの交換で使えたりできる

  • 専任スタッフに株取引の相談ができる!
  • 対面証券会社と同じように、株取引に関する相談を専任スタッフに電話で受けられる。一般的なネット証券会社は、取引手数料を安くする代わりに対面サポートサービスが充実していないが、松井証券はネット証券会社でありながら対面サポートサービスにも力を入れている
※1:オンライン証券大手5社(当社、SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券、楽天証券)と比較

小関 拓弥
著者
小関 拓弥
株式会社EXIDEA
WEBディレクター

保有資格:日本証券業協会 一種外務員

早稲田大学商学部卒業後、SMBC日興証券に入社。現在は、前職での金融知識活かし金融ジャンルを担当する。

詳細の著者情報はこちらに記載しています。

投信工房とは松井証券の助言型ロボアドバイザー

投信工房とは概要を解説
投信工房とは、ネット証券会社の松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。

一般的な助言型ロボアドバイザーは、おすすめのポートフォリオの提案をおこなってくれますがm投資一任型ロボアドバイザーのようなお任せ投資機能は付いていません。その代わり、手数料が投資一任型ロボアドバイザーと比べて割安です。

松井証券の投信工房は、助言型でありながら自動リバランス機能が無料で利用できます。購入手続きとリバランス設定さえできれば、手数料なしで投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が始められます。

提案されるポートフォリオは松井証券で取り扱う投資信託で作られるので、新NISA口座で保有することも可能です。

ウェルスナビとの違いを比較

投信工房を利用するか検討している方のなかには、投資一任型ロボアドバイザーのウェルスナビとの違いが気になっているでしょう。

そこで、運用者数がNo.1(※1)のウェルスナビとの違いを比較してみました。

投信工房 ウェルスナビ
運用タイプ 助言型 投資一任型
投資先 投資信託 海外ETF
運用コース数 5コース 5コース
手数料 年率1.1%(税込)
購入手続き 必要 不要
自動リバランス
新NISA対応
税金最適化機能 ×
2024年5月作成

まずリスク許容度診断とポートフォリオ提案は、投信工房・ウェルスナビどちらも提供されています。質問内容や具体的な提案内容は、それぞれ異なります。

実際に運用を始めるには、投信工房ではご自身で購入手続きをおこなわないといけません。ウェルスナビならご自身が設定した投資金額を入金するだけで、運用に必要な作業をすべて自動でおこなってくれます。

その代わり、ウェルスナビを利用するには年率1.1%(税込)の手数料が発生します。投信工房の手数料は無料なので、ご自身でポートフォリオの設定と購入手続きさえできれば、手数料なしでウェルスナビと同じようなお任せ運用が可能です。

新NISA口座はどちらも利用できますが、松井証券で新NISA口座を開設すれば、個別株も新NISA口座で保有できます。一方、ウェルスナビの新NISAでは、ウェルスナビで投資している資産しか保有できません。

以上を踏まえると、投信工房はご自身で運用する部分がある代わりに手数料が無料で、ウェルスナビはすべてお任せできる分手数料がかかる点に違いがあります

上記の違いを比較して、投信工房かウェルスナビどちらを利用するか検討してください。もしウェルスナビが気になった方は、以下の記事に詳細情報をまとめていますので、あわせてご参照ください。


次章では、投信工房の具体的な使い方を解説します。費用をかけずにロボアドバイザーでお任せ運用を始めたい方は、このまま読み進めてください。

※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年12月時点)

ロボアドバイザー(投信工房)は新NISA(旧つみたてNISA)対応!使い方を解説

新NISAを使って投信工房を始める方法
ここでは、新NISA口座を活用した投信工房の使い方を解説します。具体的な流れは以下のとおりです。

投信工房を始める手順
  • 松井証券で口座開設
  • 投信工房でリスク許容度診断
  • 積立投資の購入手続き
  • 自動リバランスの設定

以下の流れでおこなれば、新NISAを利用しつつ投信工房でお任せ運用が始められるので、順番に見ていきましょう。

松井証券で口座開設

まずは、松井証券で口座開設をおこないます。松井証券の公式サイトにアクセスして口座開設ページへ進み、メールアドレスを登録してください。

メールアドレス登録画面
登録後、口座開設フォームのURLが記載されたメールが届くので、そのままメールを開封して申し込みフォームへアクセスしましょう。

申し込みフォームでは、以下の内容を記入していきます。

松井証券口座を開設する流れ
  • 基本情報(氏名・住所・勤務先情報)
  • MATSUI Bank口座開設の選択
  • 特定口座開設の選択
  • 投資方針(投資目的・経験年数)
  • 新NISA・信用口座・FX口座開設の選択

投信工房で新NISA口座を利用したい場合は、この時点で「口座開設する」にチェックを入れておきましょう。

NISA口座開設の選択画面
ちなみにMATSUI Bankとは、松井証券を利用している方限定の銀行サービスです。松井証券口座と連携して、取引時に銀行口座からの自動入金やATM手数料が月5回まで無料など、さまざまなサービスが利用できます。

必要事項の記入が完了したら、本人確認手続きに移ります。手続き方法は、スマートフォンでの撮影・画像のアップロード・郵送の3種類用意されています。

スマートフォンでの撮影を利用すれば、最短即日で口座が開設されるのでおすすめです。指定された本人確認書類を用意し、画面の指示に従って書類とご自身の顔を撮影してください。

本人確認手続き
本人確認手続きが完了したら、最後にマイナンバー登録をおこないます。マイナンバーカード・通知カード・マイナンバーが記載された住民票いずれかを用意して、撮影・アップロードしてください。

以上で、口座開設の手続きは完了です。後日、松井証券から口座開設完了のメールが届けば、松井証券で取引が始められます。

投信工房でリスク許容度診断

松井証券の口座開設が完了したら、さっそく投信工房でリスク許容度を診断しましょう。

松井証券会員サイトの投資信託ページにアクセス、もしくは松井証券のスマホアプリ「投信アプリ」をダウンロードしてください。

リスク許容度の診断では、以下8つの質問に回答します。

リスク許容度診断の質問項目
  • 年齢
  • 資産運用の目的
  • 年収
  • 投資経験年数
  • 金融用語の理解度
  • 損失発生時の対応
  • 投資方針の考え方
  • 積立投資の予定

診断結果には、ご自身のリスク許容度・おすすめのポートフォリオ・各資産クラスのおすすめ銘柄・過去の市場の値動きに基づく運用シミュレーションがまとめられています。

リスク許容度診断の結果
そのまま提案されたポートフォリオを登録してもかまいませんし、資産配分や銘柄を自由に調整することも可能です。

積立投資の購入手続き

ポートフォリオの設定が完了したら、メニューの「ポートフォリオ購入」をタップして、購入手続きへ進みましょう。「ポートフォリオ購入」では、提案されたポートフォリオの各銘柄を一括して注文することが可能です。

投信工房の購入画面への移動
毎月の積立金額・口座区分・購入配分を設定してください。新NISA口座で運用したい場合は口座区分で新NISAを選び、成長投資枠かつみたて投資枠どちらで保有するか選択しましょう

投信工房の購入画面
購入配分とはポートフォリオの各銘柄をどのような配分で購入するかを指し、以下の2種類から選択します。

積立投資の購入配分
  • 目標比率に近づくように
  • 現在の保有残高と目標ポートフォリオを比較して、目標に近づくように各投資信託の購入金額を配分

  • 目標比率のとおりに
  • 目標ポートフォリオに設定している資産配分比率のとおりに、各投資信託の購入金額を配分

1つ目を選択すれば、毎回の積立投資時にポートフォリオの資産配分を調整してくれます。2つ目を選択すれば、ポートフォリオの資産配分がどのように変化しているか、確認しながら積立投資することが可能です。

注文内容を設定したら、運用する各投資信託の目論見書を閲覧して発注すれば完了です。

自動リバランスの設定

最後に、自動リバランスを設定します。投信工房では、リバランスの実施頻度をご自身で設定することが可能です。

メニューの「注文」から「リバランス」をタップすれば、リバランスの設定画面へ進められます。


年間のリバランス回数と実施日時を設定し、口座区分を選択して発注すれば、自動リバランスの設定は完了です。

以上、新NISA口座で投信工房を始める方法を解説しました。ここまでできれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が実現します。

手数料をかけずにロボアドバイザーのお任せ運用を始めたい方や、新NISA口座でロボアドバイザーを使いたい方は、松井証券の投信工房を利用をしましょう!

新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める

次章からは、投信工房の評判・口コミを調査し、投信工房を利用するメリット・デメリットを詳しく解説します。投信工房の詳細内容を知りたい方は、次章以降もご参照ください。

評判・口コミで人気度を徹底調査!利用者の評価は?

評判・口コミを調査
ここでは、投信工房の評判・口コミ内容をまとめています。

良い評判・口コミ・悪い評判・口コミどちらも掲載していますので、実際に投信工房を利用している人の評価が知りたい方は、ぜひ確認してください。

良い評判・口コミ

※横にスクロールできます
review
★★★★★5
投信工房、いつでも自由にリバランスできるのが良い
review
★★★★4
松井証券の投信工房は、使い方によっては凄く便利。

利用料は無料で投資信託の信託報酬しかかからないし、銘柄も自由に選べるから、信託報酬が安い銘柄を選べば年率0.15%くらいで長期運用できる。
review
★★★★★5
WealthNavi引退して、松井証券の投信工房に移住しました。やっぱ手数料が無料なのがデカい。

以上が投信工房の良い評判・口コミです。どの口コミも、自由にポートフォリオやリバランスを設定できる点や手数料がかからない点に評価が集まっています。

投信工房では、リスク許容度診断で提案されたモデルポートフォリオで運用を始められますが、投信工房の利用者のなかには自分で資産配分や運用銘柄を調整している人もいらっしゃいます。

また、もともと投資一任型ロボアドバイザーを利用していたが、利用料が無料の投信工房に乗り換えた口コミも見受けられました。ロボアドバイザーを利用して長期運用をする以上、費用を抑えられる方を選ぶ人もいるようです。

悪い評判・口コミ

※横にスクロールできます
review
★★★3
投信工房の設定はパソコンのほうがやりやすい。アプリも同じようになってくれたらなぁ。
review
★★2
投信工房は低価格で自動リバランスできるのはうれしいけど、ポートフォリオだけの運用残高が見れないのが玉にキズ。

以上が投信工房の悪い評判・口コミです。投信工房のサービス自体よりも、使用感に対する悪い口コミが見受けられました。

投信工房はパソコン・スマートフォンアプリどちらでも使えますが、口コミによるとパソコンのほうが使いやすいとのこと。ただ、人によっては気にならない場合もあるので、実際に使ってみて確認するのがおすすめです。

もう1つ悪い評判・口コミとして挙げられたのは、投信工房で運用しているポートフォリオの残高が確認できないことでした。投信工房は松井証券の投資信託の1サービスなので、保有残高は松井証券口座で保有している投資信託全体で表示される点に注意が必要です。

投信工房の始め方へ戻る

続いては評判・口コミを踏まえつつ、新NISA口座で投信工房を利用するメリット・デメリットを解説します。

松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリット

投信工房を使うメリット
松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリットは、下記のとおりです。
投信工房のメリット
  • 手数料なしで投資一任型ロボアドバイザーと同様の運用ができる
  • 新NISA口座で運用できる
  • ポートフォリオは自由にカスタマイズできる
  • 投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元
  • 株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる

手数料なしで投資一任型ロボアドバイザーと同様の運用ができる

一般的な助言型ロボアドバイザーは、文字通りおすすめのポートフォリオや銘柄を助言するだけのサービスなので、運用に関わる作業はご自身でおこなわいといけません

特にリバランスは、各資産をどれくらい売買すれば元のポートフォリオに戻るか、毎回計算して取引する必要があります。投資一任型ロボアドバイザーであれば、このリバランスをお任せできますが、その分手数料を支払わないといけません

しかし松井証券の投信工房には、助言型でありながら自動リバランス機能が搭載されています。この機能を利用すれば、お好きな頻度でリバランスが実施され、自動でポートフォリオを元に戻すことが可能です。

購入時に自動でリバランスを実施する機能も付いており、毎回の積立投資時に元の資産配分に戻るよう、自動で各銘柄の購入金額を調整してくれます

任意のタイミングでリバランスを実施することも可能で、相場が急変してポートフォリオが大きく崩れたときに役立てられます。

この3つの自動リバランス機能を活用すれば、手数料が無料でありながら、投資一任型と同じようなお任せ運用が実現します。(※1)

運用前のポートフォリオやリバランスの設定が煩わしくなければ、松井証券の投信工房のほうがお任せ運用をしながら費用を抑えられるのでおすすめです。

※1:手数料は無料ですが、運用する投資信託の信託報酬は別途発生します。

新NISA口座で運用できる

投信工房で提案されるポートフォリオは、松井証券で取り扱われている投資信託で作成されるので、新NISA口座で保有することが可能です。新NISA口座で投信工房を利用すれば、お任せ運用をしながら運用益を非課税にできます

さらに、松井証券で新NISA口座を開設すれば、国内株と米国株も新NISA口座で保有可能です。投信工房を使ったお任せ運用と個別株投資が、新NISA口座内で同時におこなえます。

ロボアドバイザー・個別株どちらも新NISA口座で保有したい方は、松井証券で新NISA口座を開設しましょう

ちなみに松井証券の新NISA口座なら、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。利益を非課税にしつつ、株式の取引で発生する手数料も抑えられます。

ポートフォリオは自由にカスタマイズできる

投信工房は、投資一任型ロボアドバイザーよりも自分好みのお任せ運用ができます

投信工房で運用するポートフォリオは、自由にカスタマイズ可能です。各銘柄を通常口座か新NISA口座どちらで保有するか細かく調整したり、市場の動きに応じて資産配分を調整しながら運用できたります。

一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、リスク許容度に応じて5〜8つの運用コースが用意されていますが、リバランスやコース内でのポートフォリオ調整のタイミングは決められています

初めて投資に挑戦する方にとっては便利ですが、自分の判断で投資したい方からすると自由度が少なくて、少々不便に感じるかもしれません。

自分好みのポートフォリオで運用しつつ、面倒な作業はお任せできる投信工房は、自分の手で運用したい方におすすめできるロボアドバイザーサービスです。

投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元

投信工房では、松井証券が取り扱っている投資信託を運用します。松井証券の投資信託なら各銘柄の保有残高に応じて、年率最大1%のポイントが還元されます

ポイント還元率は、投資信託の信託報酬によって異なります。例えば、松井証券で人気のファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のポイント還元率は年率0.0175%です。運用残高が1,000万円だと年間で1,750ポイント付与されます。

投資信託を保有するだけで、ポイントがもらえるのはお得ですね。他のネット証券会社も同様のサービスを提供していますが、対象銘柄が限られていたり最大還元率が松井証券よりも低かったりします。

もらえる松井証券ポイントは、他のポイントサービスと交換できたり、対象の投資信託のポイント投資で利用できます。投資信託の保有で効率良くポイントを貯めたいなら、松井証券の投資信託を運用するのがおすすめです。

株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる

一般的なネット証券会社は、取引手数料が対面証券会社よりも割安な代わりに、専任スタッフによるサポートサービスが提供されていません。しかし松井証券なら、株取引に関する相談を電話で受けることが可能です。

ご自身の投資方針や相談内容に応じて、専任スタッフが必要な投資情報や銘柄情報を提供してくれたり、取引タイミングを教えてくれたります。

初めて投資に挑戦する場合、どの銘柄をいつ取引すればいいか迷ってしまうでしょう。特に頼れる人が近くにいない場合、投資を始めたくても怖くで手が出せないかもしれません。

そこで松井証券の株取引サポートを利用すれば、株取引に関して無料で相談することが可能です。完全予約制なので、電話の混み合いで繋がるのを待つ必要もありません。

株取引に関して相談したいことがある方は、松井証券で口座開設して株取引サポートをぜひ活用してみてください。

投信工房の始め方へ戻る

事前に知っておきたいデメリット

利用前に知りたいデメリット
松井証券の投信工房にはさまざまなメリットがありますが、一方で以下のデメリットも挙げられます。

投信工房のデメリット
  • 投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要
  • 助言型なので運用実績は非公開
  • 臨時リバランス機能がない
  • 通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高
  • 松井証券ポイントの使い道が限定的

事前に把握しておけば、投信工房を有効活用できるでしょう。各デメリットを1つずつ解説します。

投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要

投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、リスク許容度を診断してもらったあとは、ポートフォリオ設定・積立投資・リバランスの設定をご自身でおこなわないといけません

投資一任型ロボアドバイザーなら、口座開設をして入金さえ済ませれば、運用に関する作業はロボアドバイザーにお任せできます。これから投資を始める初心者にとっては、自分自身で運用の手続きをおこなうのは難しいかもしれません。

しかし、リスク許容度診断で提案されたポートフォリオで運用するなら、投資信託の購入手続きさえできれば運用は始められます。リバランスは任意のタイミングで設定できるので、最初は運用だけ初めて、運用に少し慣れてからおこなうのも1つの手です。

助言型なので運用実績は非公開

投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、ポートフォリオは利用者によって異なります。投資一任型ロボアドバイザーのように、あらかじめ決められた運用コースで運用しないため、運用実績の公開はありません

ロボアドバイザーの利用を検討している方は、過去の運用実績を見て判断したい方もいらっしゃるでしょう。実際、当サイトが実施したアンケート調査では、ロボアドバイザー選びで運用実績が最も重視されていました。

メインで利用しているサービスを選んだ理由で、最も重要視したポイントを教えてください。
そのため、ロボアドバイザーは運用実績で選びたい方にとっては、助言型ロボアドバイザーの投信工房は選びにくいでしょう。

ただ、投信工房は手数料が無料でありながら、提案されたポートフォリオで運用を始められますし、自動リバランス機能も利用可能です。運用実績よりも手数料を抑えたい方や自分好みのポートフォリオでお任せ運用したい方なら、投資一任型ロボアドバイザーよりも投信工房はおすすめできます。

臨時リバランス機能がない

一般的な投資一任型ロボアドバイザーには、株式市場が急激に変動した際、臨時でリバランスを実施する機能が搭載されています。株式市場が急落してポートフォリオが大きく崩れても、臨時でリバランスを実施することで損失を軽減してくれます。

一方、助言型ロボアドバイザーの投信工房には、この臨時リバランス機能は付いていません。もし市場が急変してポートフォリオが大きく崩れたら、ご自身でリバランスをおこなう必要があります。

そのため、臨時的なリバランスが必要かどうかは、市場の動きを見てご自身で判断する必要があります。もし投信工房を利用するなら、定期的に市場の様子を確認する習慣を身につけておきましょう。

通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高

松井証券の新NISA口座では国内株の取引手数料は無料ですが、通常口座で取引すると他のネット証券会社よりも取引手数料が割高にあります。

松井証券の国内株の取引手数料は、1日の取引金額に応じて変動する定額制です。以下に定額制を用意している、主要ネット証券会社の手数料体系を比較してみました。

現物取引・1日定額制手数料の一覧比較表
〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜200万円
松井証券 0円 1,100円 2,200円
SBI証券※ 0円
楽天証券※ 0円
SBIネオトレード 0円 〜150万円:880円
〜200万円:1,100円
GMOクリック証券 0円 1,238円
マネックス証券 550円 2,750円
岡三オンライン 0円 1,430円
auカブコム証券 0円 2,200円
※金額は税込
※SBI証券は指定の電子交付サービスの申込、楽天証券はゼロコース(一部の取引は対象外)の選択で無料化
2024年5月作成


上記のように、松井証券の国内株の取引手数料は、他のネット証券と比較して割高なのが明白です。そのため、松井証券の通常口座で国内株を取引する際は、取引手数料に注意してください。

ただ、一日合計50万円以下の取引であれば手数料無料のため、少額のお取引であれば問題ありません。さらに、松井証券はネット証券会社でありながなら、株取引サポートをはじめとした充実のサポートを用意しています。取引手数料の安さよりも、サポート面を重視したい方は、松井証券で口座開設するほうがおすすめです。

松井証券ポイントの貯め方・使い方が限定的

ネット証券会社の選ぶ要素の1つとして、ポイント還元率が挙げられます。松井証券にも、松井証券ポイントという専用のポイントサービスがあります。

ただ松井証券ポイントは、他のポイントサービスと比較して貯め方・使い方が限定的です。以下に、主要ポイントサービスの貯め方・使い方を比較してみました。

主要ネット証券会社のポイントサービス内容
貯め方 使い方
松井証券ポイント 対象商品の取引
MATSUI SECURITIES カード
松井証券の対象商品
他社ポイント※との交換
楽天ポイント 対象商品の取引
各楽天サービスの利用
楽天カード
楽天ポイント加盟店
楽天ペイ
楽天証券の対象商品
各楽天サービス
楽天ペイを通じたお買い物
Vポイント 三井住友カード
Vポイント加盟店(2024年春から)
SBI証券の対象商品
Vポイントカード
Vポイントアプリを通じたお買い物
dポイント dカード
各ドコモサービス
dポイント加盟店
SMBC日興証券・大和コネクト証券の対象商品
各ドコモサービス
d払いアプリを通じたお買い物
Pontaポイント au PAY カード
各auサービス
Pontaポイント加盟店
auカブコム証券・大和コネクト証券・
SBI証券の対象商品
各auサービス
au PAYアプリを通じたお買い物
※松井証券ポイントは、dポイントやpaypayポイント、Amazonギフトカードと交換可能です。
2024年5月作成


上記のように、他の主要ポイントサービスは証券サービスだけでなく、さまざまなサービスで貯めたり使えたりします。一方で、松井証券ポイントは基本的に松井証券内のサービスしか対応していません

しかし、松井証券ポイントは汎用性の高いdポイントやpaypayポイントと交換できます。汎用性の高いポイントと交換できるのは魅力的です。

投信工房を利用したいけど、もしポイントサービスの充実度を優先したいなら、他のネット証券会社もあわせて口座開設するのがおすすめです。

以下に独自調査でわかった、おすすめネット証券会社をまとめています。他のネット証券会社も気になる方は、あわせてご参照ください。


まとめ

投信工房まとめ
当記事では、松井証券の新NISA口座での投信工房の使い方や、利用者の評判・口コミを解説しました。

投信工房は助言型ロボアドバイザーでありながら、自動リバランス機能が付いています。ポートフォリオとリバランスを設定して購入手続きを済ませれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同様のお任せ運用が始められます

また、投信工房では松井証券が取り扱う投資信託を運用するので、新NISA口座で保有することも可能です。また松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。

ロボアドバイザーにかける必要を抑えたい方や、自分好みのポートフォリオでお任せ運用をしたい方は、ぜひ投信工房を利用して将来の資産形成を始めてください。

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