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ロボアドバイザー実績比較アイキャッチ画像

ロボアドバイザーの最新実績を比較!おすすめサービス3社も紹介


この記事では、ロボアドバイザーの最新実績をまとめています。

ロボアドバイザーの実績は市場の影響によって変動するため、さまざまな期間で比較するのがおすすめです。そこで今回は、以下の期間での実績を比較しています。

当記事のロボアドバイザー実績比較一覧

  • 直近1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年・3年・6年の実績
  • 積立投資した場合のパフォーマンス
  • コロナショック(2020年3月)基準から6ヵ月
  • ウクライナ危機(2022年2月)基準から1年

運用実績でロボアドバイザーを比較したい方は、ぜひ当記事をご参照ください。さまざまな期間で実績を比較して、ご自身にあったロボアドバイザーサービスが見つけられるでしょう。


実績数値の具体的な算出方法の説明はこちら

※当記事に掲載されている各サービスの実績は、2024年3月末時点の数値を掲載しています。

小関 拓弥
著者
小関 拓弥
株式会社EXIDEA
WEBディレクター

保有資格:日本証券業協会 一種外務員

早稲田大学商学部卒業後、SMBC日興証券に入社。現在は、前職での金融知識活かし金融ジャンルを担当する。

詳細の著者情報はこちらに記載しています。

ロボアドバイザーの実績を最新月から一定期間で比較!

一括投資・積立投資それぞれで実績比較をします
はじめに、運用実績が公開されている最新月から比較していきましょう。

今回は、6ヵ月・1年・3年の期間で実績を比較します。この期間で比較する理由は、基本的にロボアドバイザーは長期的な利用が推奨されており、かつ主要サービスをすべて比較できる期間だからです。

一括入金と積立投資の2パターン掲載するので、ご自身が利用したい方法に応じてご覧ください。まずは一括入金した場合の実績比較を見ていきましょう。

一括入金した場合

直近6ヵ月間の運用実績(全コース平均) 直近1年間の運用実績(全コース平均) 直近3年間間の運用実績(全コース平均)
最新月の実績数値はこちら
一括投資の運用実績(全コース平均)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 15.35% 28.92% 46.74%
ROBOPRO 13.01% 22.28% 46.31%
THEO 13.07% 25.81% 42.12%
SBIラップ
AI投資
11.52% 21.34% -
SUSTEN 10.9% 8.93% -5.22%
SUSTEN(NISA) 14.37% 25.2% -
おまかせ運用 12.69% - -
楽ラップ 11.19% 16.85% 16.25%
ON COMPASS 12.91% 23.29% 32.23%
ザ・ハイブリッド 9.08% 7.4% -0.62%
SBIラップ
匠の運用コース
13.55% - -
Wealth Wing 14.09% 24.42% 66.69%
投信工房 16.09% 29.68% 42.54%
らくらく投資 12.06% 16.99% -
SMBCロボアドバイザー 12.29% 20.78% 22.99%
マネックスアドバイザー 13.17% 19.7% 16.52%
2024年5月作成

直近6ヵ月間の運用実績(リスク許容度最大) 直近1年間の運用実績(リスク許容度最大) 直近1年間の運用実績(リスク許容度最大)
最新月の実績数値はこちら
一括投資の運用実績(リスク許容度最大)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 18.34% 33.65% 52.43%
ROBOPRO 13.01% 22.28% 46.31%
THEO 19.1% 35.97% 52.95%
SBIラップ
AI投資
11.52% 21.34% -
SUSTEN 17.21% 25.36% 24.2%
SUSTEN(NISA) 19.79% 40.1% -
おまかせ運用 18.2% - -
楽ラップ 15.1% 25.34% 29.02%
ON COMPASS 19.1% 35.2% 52.52%
ザ・ハイブリッド 13.56% 14.67% 10.49%
SBIラップ
匠の運用コース
13.55% - -
Wealth Wing 14.09% 24.42% 66.69%
投信工房 18.83% 35.56% 53.73%
らくらく投資 16.27% 26.89% -
SMBCロボアドバイザー 17.89% 33.31% 43.37%
2024年5月作成

※ロボプロ・SBI証券のSBIラップ・Wealth Wingの実績数値は全コース平均のみですが、投資戦略を考慮してグラフに反映させています。
直近6ヵ月間の運用実績(リスク許容度最小) 直近1年間の運用実績(リスク許容度最小) 直近3年間の運用実績(リスク許容度最小)
最新月の実績数値はこちら
一括投資の運用実績(リスク許容度最小)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 9.64% 19.63% 34.68%
THEO 8.73% 19.43% 32.7%
SUSTEN 4.62% 0.01% -13.86%
SUSTEN(NISA) 6.77% 6% -
おまかせ運用 8.52% - -
楽ラップ 6.36% 6.64% 1.51%
ON COMPASS 3.45% 3.53% -0.34%
ザ・ハイブリッド 5.15% 0.89% -9.32%
投信工房 12.6% 22.43% 29.79%
らくらく投資 7.12% 6.33% -
SMBCロボアドバイザー 5.05% 5.59% -0.5%
2024年5月作成
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。
※運用期間が足りていないサービスは、表では「-」で掲載しています。


以上が一括投資した場合で比較した、ロボアドバイザーの最新運用実績です。

直近6ヶ月では大きな違いは出ていないものの、期間が延びると各ロボアドバイザーで差が出ています。現状、ウェルスナビ・THEO+ docomo・ロボプロ・Wealth Wingが、長期運用で良い実績を出しています。

そのなかでもウェルスナビとTHEO+ docomoは、2016年から運用開始しており、当サイトのアンケートでも満足度が他サービスと比較して高いロボアドバイザーです。また、直近1年間・3年間のリスク許容度最大とリスク許容度最小で比較しても、ウェルスナビとTHEO +docomoの運用実績は良い状況となっています。

Wealth Wingは、日本株に集中投資するロボアドバイザーです。他のロボアドバイザーは世界中の資産に分散投資するため、日本の株式市場が好調だとWealth Wingの運用実績も良くなる傾向にあります。

AI投資のロボプロは、AIが相場の動くを予測しながら運用しており、リスク許容度最大のウェルスナビとTHEO+ docomoと引けを取らない実績を出しています。

積立投資の場合

積立投資の運用実績(全コース平均)
最新月の運用実績数値はこちら
積立投資の運用実績(全コース平均)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 14.7% 25.41% 36.72%
ROBOPRO 12.34% 19.65% 35.26%
THEO 12.49% 22.57% 33.49%
SBIラップ
AI投資
11.07% 18.94% -
SUSTEN(NISA) 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。
おまかせ運用 12.19% - -
楽ラップ 10.7% 20.24% 18.06%
ON COMPASS 12.39% 20.62% 26.62%
ザ・ハイブリッド 8.56% 7.01% 0.92%
SBIラップ
匠の運用コース
12.96% - -
Wealth Wing 13.82% 22.55% 53.63%
投信工房 15.37% 26.08% 34.7%
らくらく投資 16.19% 26.81% -
SMBCロボアドバイザー 11.71% 18.25% 19.41%
マネックスアドバイザー 12.62% 17.62% 15.5%
2024年5月作成
積立投資の運用実績(リスク許容度最大)
最新月の運用実績数値はこちら
積立投資の運用実績(リスク許容度最大)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 17.57% 29.61% 41.76%
ROBOPRO 12.34% 19.65% 35.26%
THEO 18.26% 31.56% 43.78%
SBIラップ
AI投資
11.07% 18.94% -
SUSTEN(NISA) 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。
おまかせ運用 17.49% - -
楽ラップ 14.49% 28.05% 29.03%
ON COMPASS 18.3% 31.02% 42.37%
ザ・ハイブリッド 10.01% 9.34% 3.88%
SBIラップ
匠の運用コース
12.96% - -
Wealth Wing 13.82% 22.55% 53.63%
投信工房 18.04% 31.26% 43.46%
らくらく投資 15.52% 23.8% -
SMBCロボアドバイザー 17.2% 29.41% 36.71%
2024年5月作成

※ロボプロ・SBI証券のSBIラップ・Wealth Wingの実績数値は全コース平均のみですが、投資戦略を考慮してグラフに反映させています。
積立投資の運用実績(リスク許容度最小)
最新月の運用実績数値はこちら
積立投資の運用実績(リスク許容度最小)
6ヵ月 1年 3年
ウェルスナビ 9.27% 17.18% 26.35%
THEO 8.35% 16.86% 25.41%
SUSTEN(NISA) 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。 指定されたデータまたはキーは存在しません。
おまかせ運用 8.2% - -
楽ラップ 6.01% 10.79% 5.29%
ON COMPASS 3.33% 3.29% 0.58%
ザ・ハイブリッド 4.76% 1.19% -6.11%
投信工房 12.02% 19.77% 24.83%
らくらく投資 6.67% 5.86% -
SMBCロボアドバイザー 4.82% 5.14% 0.85%
2024年5月作成
※初期投資額100万円、積立投資楽3万円で算出しています。
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。
※SUSTENはNISA口座で積立投資した場合の数値を掲載しています。
※積立期間に対して運用期間が足りていないサービスは、表では「-」と表記しています。


続いては、積立投資をした場合の運用実績を比較していきましょう。今回は6ヵ月・1年・3年で比較していますが、積立投資は長期的に続けることが前提と言われているため、3年以上の運用実績で比較するのがおすすめです。

全コース平均では、ウェルスナビ・THEO+ docomo・ロボプロWealth Wingが、積立期間に関わらず良い成績を出していました。一括投資と同様、Wealth Wingは日本株への集中投資するため、運用成績は群を抜いています。

リスク許容度最大で比較すると、直近3年間ではウェルスナビとON COMAPASSの運用成績が良い状況です。ON COMAPASSはマネックス証券のロボアドバイザーで、目標金額の達成率を確認しながら運用できるのが特徴となっています。

リスク許容度最小だと、運用期間に関わらずウェルスナビとTHEO+ docomoが良い実績を出しています。一括投資の運用成績も考慮すると、リスク許容度の低い運用をする場合なら、ウェルスナビかTHEO+ docomoから選ぶといいでしょう。

以上、最新月から比較したロボアドバイザーの運用実績です。一括投資と積立投資では、それぞれ実績が異なることがわかりましたね。

次章では、経済ショックを基準に実績を比較します。相場の対応力が高いロボアドバイザーを比較したい方は、ぜひこのまま読み進めてください。

経済ショックを基準にした実績結果は?

経済ショックが起きた月を基準に比較します
長期的に投資を続ける以上、世界経済に大きな影響を及ぼす出来事を経験する可能性があります。この章では、国内で投資一任型ロボアドバイザーが運用開始した、2016年以降に起きた経済ショックを基準に、ロボアドバイザーの運用実績を比較します。

今回は、コロナショックによる市場への影響が最も大きかった2020年3月から6ヵ月間、ウクライナ危機が起きた2023年2月から1年間の運用実績を見ていきましょう。

コロナショックで経済が停滞した2020年3月基準

コロナショック(2020年3月)からの運用実績(全コース平均)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年3月から9月までの運用実績(全コース平均)
ウェルスナビ 14.00%
ROBOPRO 18.78%
THEO 13.20%
楽ラップ 13.01%
ON COMPASS 9.22%
SMBC
ロボアドバイザー
11.11%
投信工房 12.57%
2024年5月作成
コロナショック(2020年3月)からの運用実績(リスク許容度最大)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年3月から9月までの運用実績(リスク許容度最大)
ウェルスナビ 20.05%
ROBOPRO 18.78%
THEO 20.49%
楽ラップ 18.40%
ON COMPASS 17.92%
SMBC
ロボアドバイザー
18.58%
投信工房 17.64%
2024年5月作成
※ロボプロの実績数値は全コース平均のみですが、投資戦略を考慮してグラフに反映させています。
コロナショック(2020年3月)からの運用実績(リスク許容度最小)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年3月から9月までの運用実績(リスク許容度最小)
ウェルスナビ 7.45%
THEO 6.53%
楽ラップ 7.29%
ON COMPASS 2.29%
SMBC
ロボアドバイザー
4.07%
投信工房 7.82%
2024年5月作成
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。

まずは、コロナショックによる市場への影響が最も大きかった、2020年3月から6ヵ月間のロボアドバイザーの実績を比較します。

全コース平均では、ロボプロが群を抜いて実績を回復させています。ロボプロは2020年1月から運用を始めており、まだ数ヵ月も経っていない状態でコロナショックを経験しながらも、下落相場に強い実績を出したことで投資家から評判を集めました。リスク許容度最大で比較しても、他サービスと遜色ない実績となっています。

ウクライナ危機が始まった2022年2月基準

ウクライナ危機(2022年2月)からの運用実績(全コース平均)
最新月の運用実績数値はこちら
2022年2月から1年間の運用実績(全コース平均)
ウェルスナビ 6.70%
ROBOPRO 8.64%
Wealth Wing 27.26%
THEO 7.72%
SUSTEN -10.70%
楽ラップ -2.56%
ON COMPASS 4.23%
ザ・ハイブリッド -10.01%
らくらく投資 -4.10%
SMBC
ロボアドバイザー
0.25%
投信工房 5.21%
マネックスアドバイザー -3.68%
2024年5月作成
ウクライナ危機(2022年2月)からの運用実績(リスク許容度最大)
最新月の運用実績数値はこちら
2022年2月1年間の運用実績(リスク許容度最大)
ウェルスナビ 6.75%
ROBOPRO 8.64%
Wealth Wing 27.26%
THEO 8.77%
SUSTEN -4.22%
楽ラップ -0.42%
ON COMPASS 7.22%
ザ・ハイブリッド -9.59%
らくらく投資 -0.21%
SMBC
ロボアドバイザー
5.07%
投信工房 7.01%
2024年5月作成

※ロボプロ・Wealth Wingの実績数値は全コース平均のみですが、投資戦略を考慮してグラフに反映させています。
ウクライナ危機(2022年2月)からの運用実績(リスク許容度最小)
最新月の運用実績数値はこちら
2022年2月から1年間の運用実績(リスク許容度最小)
ウェルスナビ 5.78%
THEO 6.16%
SUSTEN -11.96%
楽ラップ -5.12%
ON COMPASS -4.04%
ザ・ハイブリッド -9.89%
らくらく投資 -8.43%
SMBC
ロボアドバイザー
-5.84%
投信工房 3.04%
2024年5月作成
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。

続いては、ウクライナ危機が始まった2022年2月から1年間の運用実績を比較します。

コロナショックと同様、ロボプロが若干良い実績を出していますが、群を抜いていたのはWealth Wingでした。他のロボアドバイザーは世界中の資産に分散投資するため、ウクライナ危機による影響を受けていると考えられます。一方、日本株への集中投資するWealth Wingは、順調に実績を伸ばしており、ウクライナ危機の影響をあまり受けていない印象です。

以上、投資一任型ロボアドバイザーが始まった、2016年以降に起きた経済ショックを基準にロボアドバイザーの運用実績を比較しました。コロナショックではAIによる相場予測をおこなうロボプロ、ウクライナ危機では日本株に集中投資するWealth Wingが良い実績を出していました。

今回比較した運用実績は、将来の利益を保証しません。今後起こりうる経済ショックによっては、今回比較した実績とまったく異なる結果が出る可能性があります。

次章では、主要ロボアドバイザーの運用開始時期から比較します。比較できる最大期間でロボアドバイザーの実績を比較したい方は、ぜひ次章もご覧ください。

主要ロボアドバイザーの運用開始時期で比較

運用年数で実績を比較します
最後に、主要ロボアドバイザーが運用開始した年から最新月までの期間で実績を比較します。今回は、5年以上運用している4サービスと、3年以上運用している7サービスの2パターン用意しました。

特定の期間ではなく、可能な限り最大の期間でロボアドバイザーの実績を比較しているで、各ロボアドバイザーサービスの特徴が把握できるでしょう。

2016年から運用している4サービスで実績比較

6年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(全コース平均)
最新月の運用実績数値はこちら
2016年から7月からの運用実績(全コース平均)
ウェルスナビ 118.85%
THEO 91.98%
楽ラップ 59.18%
ON COMPASS 61.25%
2024年5月作成
6年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(リスク許容度最大)
最新月の運用実績数値はこちら
2016年7月からの運用実績(リスク許容度最大)
ウェルスナビ 148.34%
THEO 143.19%
楽ラップ 101.1%
ON COMPASS 125.27%

6年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(リスク許容度最小)
最新月の運用実績数値はこちら
2016年7月からの運用実績(リスク許容度最小)
ウェルスナビ 76.33%
THEO 58.51%
楽ラップ 18.49%
ON COMPASS -0.98%
2024年5月作成
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。

2016年から運用を開始しているロボアドバイザーは、ウェルスナビ・THEO+ docomo・楽ラップ・ON COMPASSの4サービスです。

どのリスク許容度で実績を比較しても、ウェルスナビが最も良い実績を出しています。ウェルスナビが他のロボアドバイザーよりも実績が良い理由として、リバランス頻度の違いが考えられます。

投資一任型ロボバイザーは、一定期間ごとにポートフォリオの資産比率を元に戻すリバランスを実施します。今回比較している4サービスのリバランス頻度は、以下のとおりです。

リバランス頻度の一覧
  • ウェルスナビ:6ヵ月
  • THEO+ docomo:1ヵ月
  • 楽ラップ:1ヵ月
  • ON COMPASS:3ヵ月

上記のように、ウェルスナビのリバランス頻度は他のロボアドバイザーと比較して長くなっています。

リバランスの頻度は、多ければ良いとは限りません。例えば株式市場が上昇傾向にある場合、ポートフォリオ内の株式比率は大きくなり、株式から得られるリターンが増える可能性があります。

一方、リバランスを実施してポートフォリオの株式比率を元に戻した場合、株式市場から得られる恩恵を減らしてしまうかもしれません。

リバランスを実施する目的は、ご自身のリスク許容度の範囲内で運用を続けることです。ただ、市場の状況によってはリバランスしないほうが、運用実績が良くなる可能性があります。

ウェルスナビでは6ヵ月ごとにリバランスを実施するので、市場の上昇傾向にうまく乗り続けられたと考えられます。

2020年から運用している7サービスで実績比較

3年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(全コース平均)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年11月からの運用実績(全コース平均)
ウェルスナビ 61.94%
ROBOPRO 66.75%
Wealth Wing 105.56%
THEO 55.53%
SUSTEN -3.24%
楽ラップ 24.58%
ON COMPASS 43.13%
SMBC
ロボアドバイザー
32.33%
投信工房 56.4%
マネックスアドバイザー 21.46%
2024年5月作成
3年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(リスク許容度最大)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年11月からの運用実績(リスク許容度最大)
ウェルスナビ 56.4%
ROBOPRO 66.75%
Wealth Wing 105.56%
THEO 61.47%
SUSTEN 66.75%
楽ラップ 73.52%
ON COMPASS 72.26%
SMBC
ロボアドバイザー
61.47%
投信工房 73.52%
2024年5月作成
3年以上運用しているロボアドバイザーの実績比較(リスク許容度最小)
最新月の運用実績数値はこちら
2020年11月からの運用実績(リスク許容度最小)
ウェルスナビ 105.56%
THEO 73.65%
SUSTEN 61.47%
楽ラップ 73.52%
ON COMPASS 21.46%
SMBC
ロボアドバイザー
1.27%
投信工房 38.07%
2024年5月作成
※THEO+ docomoの運用実績は参照元がTHEO公式サイトのため、グラフではTHEOと表記しています。
※SUSTEN自体の運用開始は2020年10月なため、課税口座のポートフォリオの運用成績を掲載。


2020年から運用を続けているロボアドバイザーは、先ほど比較した4サービスにくわえて、ロボプロ・Wealth Wing・SUSTENの合計7サービスです。

全コース平均では、Wealth Wingが最も良い実績を出しています。世界中に分散投資する他のロボアドバイザーと違い、日本株へ集中投資することで実績に大きな違いが出ていると考えられます。

ただ特定の期間に注目してみると、他のロボアドバイザーと比較して実績が大きく下落していました。日本株に集中投資することは、日本経済の影響を大きく受けるので、分散投資するよりも価格変動が大きくなる可能性がある点に注意しましょう。

Wealth Wingを除いたロボアドバイザーで実績を比較すると、全コース平均ではウェルスナビ・ロボプロ・THEO+ docomoの実績が良くなっています。リスク許容度最大の実績だと、3サービスに加えてON COMPASSも良い状態です。リスク許容度最小の実績では、ウェルスナビとTHEO+ docomoはほぼ独走状態となっています。

以上、一定以上の運用期間があるロボアドバイザーで、実績を比較しました。単純に実績の良さだけだとWealth Wingが最も良い実績でしたが、分散投資やリスク許容度を考慮すると、ウェルスナビ・ロボプロ・THEO+ docomoが良い実績を出していました。

次章では、さまざまな期間で実績を比較した結果を踏まえて、おすすめできるロボアドバイザーサービスを3つ紹介します。実績の良さでロボアドバイザーを選びたい方は、ぜひこのまま読み進めてください。

実績比較でわかったロボアドバイザーランキングTop3!

おすすめロボアドバイザーランキングTop3を紹介します
ここでは、さまざまな期間で実績を比較してわかった、実績が良いロボアドバイザーランキングTop3を紹介します。

実績の良さでロボアドバイザーを選びたい方は、以下のロボアドバイザーを選ぶのがおすすめです。

  • ウェルスナビ
  • あらゆる期間とコース比較で、常にトップレベルの実績を出しています。さらに、当サイトアンケートの満足度調査でもNo.1に輝いており、当サイトが最もおすすめできるロボアドバイザーサービスです。

  • ROBOPRO
  • 全コース平均ではほぼ全期間でTop3に入っており、積立投資の実績比較でもウェルスナビのリスク許容度最大よりも良い実績を出しています。特に、コロナショックの影響が最も強かった、2020年3月以降の回復力が目立っていました。リスク許容度で選ぶよりも、AIを活用してパフォーマンスを積極的に狙いたい方におすすめできます。

  • Wealth Wing
  • 日本株に集中投資するため、ほとんどの実績比較でトップに入っています。ただし、日本経済の影響を強く受ける傾向があるため、特定期間で他サービスよりも大きく下落していました。他のロボアドバイザーや投資信託との併用がおすすめのロボアドバイザーです。

各サービスの運用実績を再度確認しつつ、サービスの詳細内容を解説していきます。

ウェルスナビ(WealthNavi )|実績が高く認知度も高い満足度No.1のロボアドバイザー

ウェルスナビ
ウェルスナビの基本情報
手数料
(年率・税込)
AI将来予測 最低投資金額 新NISA対応
1.1% × 1万円
2024年5月作成 ウェルスナビの運用実績
最新月の運用実績数値はこちら
最新実績(2024年3月末基準)
運用コース 6ヵ月 1年 3年 6年 設定来
全コース平均 15.35% 28.92% 46.74% 92.84% 119.75%
リスク許容度1 9.64% 19.63% 34.68% 67.31% 72.06%
リスク許容度2 13% 25.45% 42.26% 84.4% 100.83%
リスク許容度3 15.83% 30.11% 48.05% 95.71% 123.8%
リスク許容度4 18.09% 33.17% 53.1% 106.3% 146.9%
リスク許容度5 18.34% 33.65% 52.43% 105.8% 155.17%
2024年5月作成

実績比較した結果、当サイトが最もおすすめできるロボアドバイザーは、WealthNavi (ウェルスナビ)です。ほとんどの期間での実績比較で、全コース平均・リスク許容度最大・リスク許容度最小ともに、トップレベルの実績を出していました。

当サイトの満足度調査でも、見事No.1に輝いています。利用者は36万人(※1)を超えており、人気・実力を兼ね備えたロボアドバイザーと言えるでしょう。

ウェルスナビには、リスク許容度に応じて5つの運用コースが用意されています。リスク許容度を選んで入金すれば、世界約50ヵ国、約12,000銘柄にお任せで分散投資をしてくれます。

さらに、運用で得た利益にかかる税金の負担を最適化する「DeTAX(デタックス)」という機能を提供しており、2024年から始まる新NISAにも対応する予定です。世界中の資産に分散投資をしながら、得た利益にかかる税金の負担を減らせるのもウェルスナビの魅力と言えます。

確かな実績を出しつつ、多くの人に選ばれているロボアドバイザーを利用したい方は、ウェルスナビを選ぶのがおすすめです。

※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」をもとにネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年6月時点)

ウェルスナビの公式サイトはこちら

ロボプロ(ROBOPRO)|AI投資の代表格!コロナ禍からのパフォーマンスの回復力が評判に

ROBOPRO
ロボプロの基本情報
手数料
(年率・税込)
AI将来予測 最低投資金額 新NISA対応
1.1% 10万円 ×
2024年5月作成 ロボプロの運用実績
最新月の運用実績数値はこちら
最新実績(2024年3月末基準)
運用コース 6ヵ月 1年 3年 6年 設定来
全コース平均 13.01% 22.28% 46.31% - 75.84%
2024年5月作成


続いておすすめするのは、AI投資のロボプロ(ROBOPRO)です。

全コース平均での実績比較では、ほとんどの期間で常にTop3に入っており、AI投資による実力の高さを示しています。特に、コロナショックの影響が最も出ていた2020年3月以降の実績比較では、他のロボアドバイザーよりもいち早く回復しており、投資家のなかでも評判となりました。

ロボプロではAIが相場の動きを予測し、ポートフォリオ自体を柔軟に変えつつ、パフォーマンスの最大化を目指して運用します。8種類の資産に分散投資をしますが、相場によっては一部の資産に一切投資しない大胆さを持っているのが特徴です。

リスク許容度にあわせた運用をしないため、ROBOPROはウェルスナビと違って運用コースが1つしかありません。それでも不安定な相場にもうまく対応できていると、口コミで評判となっています。

リスク許容度ではなく相場の状況に合わせて投資したい方は、ウェルスナビではなくロボプロを選ぶのがおすすめです。

ロボプロの公式サイトはこちら

ウェルスウイング(Wealth Wing)|直近1年間で30%の利回りを叩き出した日本株に特化したロボアドバイザー

Wealth Wing
Wealth Wingの基本情報
手数料
(年率・税込)
AI将来予測 最低投資金額 新NISA対応
年率0.99%
情報利用料330円/月
× 15万円 ×
2024年5月作成 Wealth Wingの運用実績
最新月の運用実績数値はこちら
最新実績(2024年3月末基準)
運用コース 6ヵ月 1年 3年 6年 設定来
全コース平均 14.09% 24.42% 66.69% - 95.79%
2024年5月作成


Wealth Wingは、あらゆる期間で群を抜いて高い実績を出していたロボアドバイザーです。他のロボアドバイザーは世界中の資産に分散投資をしますが、Wealth Wingは日本株に集中投資します。

Wealth Wingは、ただ単に日本株だけに投資するわけではありません。独自の運用理論に基づいて投資先の銘柄を厳選しており、利用者の投資戦略に応じて8つの運用コースから選んで投資します

今回は全コース平均のみで実績を比較しましたが、他のロボアドバイザーのリスク許容度最大のコースと比較した場合でも、Wealth Wingが最も良い実績が出している期間が多くありました

ただし、日本株に集中投資することは、日本の株式市場の影響を強く受ける傾向にあります。そのため、価格変動率が他のロボアドバイザーよりも大きくなる可能性がある点に注意してください。

したがって、Wealth Wingを利用したいなら、他のロボアドバイザーや投資信託と併用するのがおすすめです。

Wealth Wingの公式サイトはこちら

以上、実績比較を踏まえた、おすすめロボアドバイザーサービスを紹介しました。ロボアドバイザーは実績で選びたい方は、今回紹介した3サービスから選ぶといいでしょう。

ただし、ロボアドバイザーの比較方法は、実績だけではありません。そこで、次章では実績以外に注目したい、ロボアドバイザーの比較ポイントを解説します。

実績だけでなく、他の要素も比較してロボアドバイザーを選びたい方は、このまま読み進めてみてください。

実績以外の比較ポイント5選

実績以外の比較ポイントを解説します
ここまで、ロボアドバイザーの運用実績をさまざまな期間で比較し、おすすめサービスを紹介しました。

しかし、ロボアドバイザー選びは実績だけではありません。自分に合ったロボアドバイザーを選びたい方は、実績だけでなく以下の要素も比較してみてください。

実績以外の比較ポイント
  • 手数料の安さ
  • 運用コースの豊富さ
  • 相場予測・下落軽減機能
  • 新NISA・税金最適化などの節税サービス
  • 最低投資金額

1つずつ、詳しく解説していきます。

手数料の安さ

実績と同様、ロボアドバイザー選びで重視したいのが手数料の安さです。

ロボアドバイザーを利用するには、運用残高に応じた手数料を支払わないといけません。手数料の支払い方には、運用残高に対して一定割合の手数料を支払う固定報酬型と、運用益が出た月に手数料を支払う成果報酬型の2種類があります。

以下の比較表に、主要ロボアドバイザーの手数料体系をまとめてみました。

主要投資一任型ロボアドバイザーの手数料体系
サービス名 利用手数料(年率・税込)
ウェルスナビ 1.1%
ROBOPRO 1.1%
THEO+ docomo 1.1%
Wealth Wing 0.99%
情報利用料:330円/月
SUSTEN※1 0.08〜0.3%
楽ラップ ■固定報酬型:0.715%
■成果報酬型:0.605%
+運用益5.5%
SBIラップAI投資コース 0.66%
SBIラップ匠の運用コース 0.77%
ON COMPASS 0.66%
ザ・ハイブリッド
オンラインコース
0.00%
2024年5月作成
※1:NISA口座の手数料を掲載。課税口座は完全成果報酬を採用。


ロボアドバイザーの手数料は、他のサービスと比べて高い安いと判断するのではなく、実績の良さやこの後紹介する比較ポイントも考慮して比較するのがおすすめです。

運用コースの豊富さ

各ロボアドバイザーには、投資戦略に基づいた運用コースが用意されています。

一般的な投資一任型ロボアドバイザーでは、利用者が自身のリスク許容度にあった運用ができるよう、複数の運用コースを用意しています。主要ロボアドバイザーサービスの運用コースは、それぞれ以下のとおりです。

主要投資一任型ロボアドバイザーの運用コース
サービス名 運用コース
ウェルスナビ 5コース
ROBOPRO 1コース
THEO+ docomo 231コース
SBIラップAI投資コース 1コース
SBIラップ匠の運用コース 1コース
Wealth Wing 8コース
SUSTEN※1 5コース
楽ラップ 5コース
ON COMPASS 8コース
ザ・ハイブリッド オンラインコース 7コース
2024年5月作成
※1:NISA口座の場合。課税口座は9コース用意されています。


運用コースが多く用意されているロボアドバイザーを選べば、よりご自身のリスク許容度に適したポートフォリオで投資を始められます

ただし、一部のロボアドバイザーは利用者のリスク許容度に合わせず、相場に応じてパフォーマンスの最大化を目指した運用をします。そのようなロボアドバイザーだと、運用コースは1つしか用意されていません。

そのため、ロボアドバイザーを選ぶ際は、最初にご自身の投資戦略を明確にすることをおすすめします。

相場予測・下落軽減機能

一部のロボアドバイザーには、毎回の自動積立やリバランスなどの基本的なお任せ投資サービスにくわえて、独自の機能が搭載されています。

そのなかでも、運用実績に関わる機能として相場予測機能と下落軽減機能が挙げられます。以下に、相場予測機能と下落軽減機能が搭載されたロボアドバイザーと、その詳細情報をまとめてみました。

  • ROBOPRO:AIによる相場予測
  • AIが相場の動きを予測し、それに合わせてポートフォリオ自体を柔軟に変えることで、パフォーマンスの最大化を目指します。8銘柄の海外ETFに投資するが、予測内容によっては一部のETFに一切投資しないポートフォリオで運用する場合があります。

  • THEO+ docomo:AIアシスト
  • AIがさまざまな資産に対するテキスト情報や市場データを分析する機能です。相場が下落すると予測したとき、その情報をポートフォリオ構築のインプットとして用いることで、ポートフォリオの下落リスクを軽減します

  • SBIラップ(SBI証券):AIによる相場予測
  • ロボプロと同様のAIを活用しており、AIの予測内容に応じてパフォーマンスの最大化を目指します。ロボプロとの違いは、SBI証券が提供する8銘柄の投資信託に投資しており、一部の投資信託の投資配分がゼロにはならず、必ず全銘柄に投資することです。

  • 楽ラップ(楽天証券):下落ショック軽減機能(DRC)
  • 株式市場の値動きが不安定だと判断したとき、株式の比率を下げて債権を比率を上げることで、ポートフォリオの下落幅を軽減する機能です。楽ラップが用意している5つの運用コースのうち4コースで用意されており、毎月任意で切り替えられます

  • Wealth Wing:スマートヘッジ
  • 運用資産を担保に、信用取引を利用して市場平均型インバースETFを売買することで、株価下落時の資産減少幅が抑えられる機能です。ヘッジをかける大きさが大・中・小の3つが用意されており、任意で切り替えられます。信用取引を利用するので、信用取引口座の開設と信用金利の支払いが必要です。

上記のように、ロボアドバイザーサービスによって提供する機能には違いがあります。特に、ロボプロとSBI証券のSBIラップのAIによる相場予測は、投資戦略の根幹となる機能です。

また、楽ラップの下落ショック軽減機能とWealth Wingのスマートヘッジは、任意で利用できる機能なので、利用するタイミングはご自身で判断する必要があります

新NISA対応・税金最適化機能

一部のロボアドバイザーには、投資で得た利益が非課税になる新NISAに対応していたり、税金最適化機能を搭載していたります。

税金最適化機能とは、評価損益が出ている資産をあえて売却することで、実現損益と相殺することで、税負担を最適化する機能です。売却した資産は、売却と同時に買い戻します。

現状、新NISA・税金最適化機能に対応したロボアドバイザーは、以下のとおりです。

新NISAと税金最適化機能に対応したロボアドバイザー
  • 新NISA:ウェルスナビ・SUSTEN・ON COMPASS(2024年5月対応予定)
  • 税金最適化機能:ウェルスナビ・THEO +docomo・SUSTEN

上記を踏まえると、新NISAと税金最適化機能どちらも対応しているのは、ウェルスナビとSUSTENの2サービスです。ただ、実績で比較すると現状ウェルスナビの方が良い状況となっています。

投資にかかる税金の負担を減らしたい方は、NISAや税金最適化機能に対応したロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。

最低投資金額

最後に、各ロボアドバイザーの最低投資金額を確認しましょう。

ロボアドバイザーを利用するには、そのサービスが設定した金額以上のお金を入金しないと運用が始められません。以下に主要ロボアドバイザーの最低投資金額をまとめましたのでご覧ください。

主要投資一任型ロボアドバイザーの最低投資金額
サービス名 最低投資金額
ウェルスナビ 1万円
ROBOPRO 10万円
THEO+ docomo 1万円
SBIラップ 1万円
Wealth Wing 15万円
SUSTEN 1万円
楽ラップ 1万円
ON COMPASS 1,000円
ザ・ハイブリッド
オンラインコース
1万円
2024年5月作成

一部のロボアドバイザーの最低投資金額は、10万円以上に設定されているものもあります。最低投資金額が低いければ、その分運用を始めやすくなるメリットがあります。

気になるロボアドバイザーを見つけたら、その最低投資金額を事前に確認しておきましょう。

まとめ

実績まとめ
当記事では、主要投資一任型ロボアドバイザーの運用実績を、さまざまな期間で比較しました。

その結果、実績の良さでおすすめしたいロボアドバイザーランキングTop3は、以下のサービスであることがわかりました。

  • ウェルスナビ
  • 利用者数・当サイトアンケートの満足度ともにNo.1のロボアドバイザーです。全コース平均の実績比較ではほとんどの期間でTop3に入っており、人気・実力ともにトップレベルと言えます。新NISAにも対応しており、これからロボアドバイザーで投資を始めたい初心者におすすめです。

  • ROBOPRO
  • AIが相場の動きを予測し、パフォーマンスの最大化を目指すロボアドバイザーです。運用開始直後に起きたコロナショックからいち早く回復し、投資家からの評判の集めました。ロボアドバイザーよりもAI投資に挑戦したい方におすすめです。

  • Wealth Wing
  • 日本株に集中投資するロボアドバイザーです。日本経済の影響を強く受ける傾向がありつつも、期間によっては1年間で30%を超えるパフォーマンスを出すことも。ロボアドバイザーや投資信託と併用したい方や日本株式に投資したいけど銘柄選びが大変な方におすすめです。

ロボアドバイザー選びでは実績を重視したい方は、上記のサービスから選ぶことをおすすめします。

投資一任型ロボアドバイザーに運用をお任せする以上、実績の良さは重要な比較ポイントです。ぜひ当記事の実績比較を活用して、自分にあったロボアドバイザーを見つけてください。

もう一度実績を比較したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。


実績の参照データ・算出方法について

実績データの参照元

当記事で掲載した運用実績は、各ロボアドバイザーの公式サイトで公開された実績データを参照しています。各サービスの公式サイトで公開される実績数値は翌月末に出揃うため、当記事では前月時点の運用実績を掲載しています。

各ロボアドバイザーの運用実績の参照元
※以下のロボアドバイザーサービスの実績データは、運用にかかる費用の一部またはすべてを控除せずに公開されています。
楽ラップ:手数料・投資先の投資信託の信託報酬
Wealth Wing:手数料、情報利用料
SUSTEN:成果報酬


当サイトの実績データの更新時期

各ロボアドバイザーで更新日が異なるため、当記事の実績数値は、翌月の下旬頃に更新しています。

実績データの計算方法

当記事の実績数値の計算方法は、上記のデータをもとに毎月の騰落率を算出し、基準月を100として以下の数式でおこなっています。

当月の実績 ÷ 前月の実績 × 100%

全コース平均として掲載した運用数値は、各ロボアドバイザーサービスが提供している運用コースの実績数値の平均値から算出しました。また、リスク許容度最大・リスク許容度最小で掲載した実績数値は、各ロボアドバイザーサービスで提供されている、以下の運用コースから採用しています。

リスク許容度最大・リスク許容度最小で
採用した運用コース
サービス名 リスク許容度
最大
リスク許容度
最小
ウェルスナビ リスク許容度5 リスク許容度1
THEO+ docomo 年率リスク
7.90%のコース
年率リスク
15.97%のコース
SUSTEN 信用の世界経済 質実剛健
SUSTEN(NISA) リスク5 リスク1
楽ラップ かなり積極型 保守型
ON COMPASS Hコース Aコース
おまかせ運用※1 THEO+ docomoのリスク許容度最大を参照 THEO+ docomoのリスク許容度最小を参照
ザ・ハイブリッド
オンラインコース
積極型++ 安定型++
らくらく投資 がっちりコース のんびりコース
投信工房 安定型 積極型
SMBCロボアドバイザー 成長重視 安定重視
※1:運用元がTHEO+ docomoと同様なため、同じリスク・リターンを参照。

当記事利用上のご注意
  1. 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
  2. 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。
    また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。
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