東京ガスの電気の評判は？サービス内容を徹底解説【2024年11月最新】

「ずっと東京電力を使っているけど、値上げで電気料金が高くなった？」
「新電力も気になるけど、やっぱり大手で評判の良い会社のほうが安心……」

このように感じている方に、電気料金が安く評判の良い電力会社としておすすめなのが「東京ガスの電気」です。

都市ガス国内販売シェアNo.1である東京ガスが提供する電力サービスで、大手インフラ企業としての安心感が高く評価されています。

当記事では、大人気の「東京ガスの電気」に関して、評判・口コミを交えてメリットやデメリットを解説し、どんな方におすすめかを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

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「東京ガスの電気」の基本情報

まずは、「東京ガスの電気」の基本情報を見ていきましょう。

東京ガスは1885年設立の歴史あるガス会社。ページ冒頭でも紹介したように都市ガス国内販売シェアNo.1の大手インフラ企業です。

そんな東京ガスでは、2016年4月から電気の小売事業を開始し、「東京ガスの電気」として関東エリアに電力サービスを提供しています。

東京ガスの会社概要は下記の通り。

会社名	東京ガス株式会社（東京瓦斯株式会社）
所在地	東京都港区海岸1-5-20
設立	明治18（1885）年10月1日
資本金等	1,418億円
取締役代表執行役社長	笹山 晋一 CEO
事業内容	ガス 都市ガスの製造・供給および販売、リキッドガス事業、LNG販売等 電力 電気の製造・供給および販売 海外 海外における上流事業、中下流事業 エネルギー関連 エンジニアリングソリューション事業、ガス器具、ガス工事、建設等 不動産 土地および建物の賃貸・管理等 その他 情報処理サービス事業、船舶事業等
売上高（連結）	17,651億円（2020年度）

実に137年もの歴史を誇り、東証一部に上場している東京ガス。「東京ガスの電気」は、700社を超える新電力サービスの中で、2023年3月末時点で電力契約件数347.5万件に達しました。

「東京ガスの電気」が大人気なのは、大手としての信頼性が高く評価されているからでしょう。

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続いて「東京ガスの電気」が使えるエリアと最新の料金プランを見ていきましょう。

「東京ガスの電気」対応エリアと最新料金プラン一覧

まず前提として「東京ガスの電気」は下記エリアでのみ、新規申し込みが可能です。他エリアの方についてはサービス提供外となるため、引っ越しで生活圏が変わる場合はご注意ください。
「東京ガスの電気」で提供されているのは下記3つのプランです。


新電力会社では、電力市場に連動して30分毎に電力量料金の単価が変動する市場連動型プランと、燃料費調整制度により電力量料金の単価を調整するプランがあります。

「東京ガスの電気」では、後者の電力量料金の単価が変動しないプランを提供しています。

電力量単価が値上げされる場合は事前に案内がされますし、燃料費調整額が高騰しない限り、年間を通して安定した料金で電気を使えることが特徴になっています。

それでは各プランの料金とサービス詳細について見ていきましょう。

基本プラン

電気とガスのセット割に申し込みができるベーシックなプラン。ガスとのセット割ができるのは基本プランのみとなります。

※東京ガスのガスと電気（基本プラン・ずっとも電気３） のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。

					東京ガスのでんき 基本プラン	東京電力 従量電灯B
基本料金 （1ヵ月あたり）		契約電流	10A	1契約 あたり	295.24円	311.75円
			15A		442.86円	467.63円
			20A		590.48円	623.50円
			30A		885.72円	935.25円
			40A		1,180.96円	1,247.00円
			50A		1,476.20円	1,558.75円
			60A		1,771.44円	1,870.50円
		契約容量		1kVA	295.24円	328.08円
電力量料金	第1段階料金	120kWhまで		1kWh あたり	29.90円	29.80円
	第2段階料金	120kWh超300kWhまで			35.41円	36.40円
	第3段階料金	300kWh超過分			37.48円	40.49円

「東京ガスの電気」の基本プランは東京電力と比較すると、基本料金と従量料金が安い値になるように調整されています。

東京電力のような大手の安心感というメリットをそのままに、少しでも安い電力会社を選びたい方におすすめです。 

東京電力をずっと使っていて「高くなった？」と感じている方について、はぜひ「東京ガスの電気」をチェックしてみてください。

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さすてな電気

さすてな電気は東京電力のスタンダードS/Lと同水準の料金設定ながら、実質再生可能エネルギーを供給しているプランです。

サステナブルな社会を実現するための取り組みとして新しく加わった料金プランとなります。

「東京ガスの電気」のさすてな電気はCO2排出量実質ゼロ。再エネは高いと感じていた方でも、東京電力のプランと同じ料金体系で、エコな暮らしを実現することが可能です。 

また「東京ガスの電気」のさすてな電気は、新規1契約ごとに1,000円を植林・森林保護のために寄付しています。環境にやさしい電力サービスに興味がある方に評価されています。

オール電化向け「時間帯別プラン」

「東京ガスの電気」では、オール電化住宅向けの電気料金プランも提供されています。

	「東京ガスの電気」 時間帯別プラン	東京電力 スマートライフS
基本料金（10Aにつき）	292.28円	311.75円
電力量料金（1kWh） 午前6時～翌午前1時	35.60円	35.76円
電力量料金（1kWh） 午前1時～午前6時	27.77円	27.86円

ご覧いただいた通り「東京ガスの電気」のオール電化向けプランでも、東京電力のスマートライフS/Lより安い電気料金になるように調整されています。

電気料金に大きく関わる燃料費調整単価（燃料費調整額）についても、東京電力と同じ算出方式となるため、乗り換えるだけでお得感が増すプランになっていますよ。

「東京ガスの電気」は評判が良い？メリットを解説

「東京ガスの電気」は、東京電力の従量電灯Bプランを契約している方ならば乗り換えるだけで安くなるおすすめの電力サービスです。

実際に「東京ガスの電気」を利用している方は、どのように評価しているのでしょうか。この見出しでは気になる評判について口コミを調査。評判から分かる「東京ガスの電気」のメリットを見ていきましょう。

メリット①料金プランが安いと評判◎

「東京ガスの電気」の料金が安い理由は、基本料金と従量料金が東京電力の従量電灯Bプランよりも安くなるように調整されているから。

さらに電気料金に大きく関わる燃料費調整額についても、東京電力と同水準となっているため、今後燃料費調整額が高騰しない限り、安い電気料金で使えるメリットがあります。

メリット②企業としての安心感が評判◎

「東京ガスの電気」が選ばれる理由は大手の安心感。数ある新電力会社の中でも、関東エリアの大手インフラ企業という高い信頼性がメリットになっています。

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「東京ガスの電気」の悪い評判は？注意点やデメリット

先の見出しでは「東京ガスの電気」のメリットについて解説しましたが、ここで気になってくるのがデメリットについてではないでしょうか。

まずは「東京ガスの電気」について悪い評判はないのか口コミを見てみましょう。

デメリット①解約についての口コミ

確かに、セットで契約しているのに解約の窓口が別々で手間がかかるのはデメリットですよね。時間帯によっては電話が繋がりにくい場合もあるようです。

この悪い口コミにある解約手続きについて、東京ガスの公式サイトで確認してみたところ、下記のような流れになっていました。



なお「東京ガスの電気」から別の新電力会社の乗り換える際は、原則として自動解約となるため手続きは不要です。

気になる解約手続きについての悪い口コミですが、解約させてもらえないというようなトラブルはないので安心してください。

デメリット②料金未納についての口コミ

2024年の春ごろから、東京ガスや東京電力エナジーパートナー（TEPCO）を名乗る、口座の振替ができなかった・料金が未納というメールやSMSが届く様子。

「東京ガスで電気サービスに申し込みをすると迷惑メールが届く？」と心配する方がいましたが、これらは東京ガスや東京電力エナジーパートナー（TEPCO）から届くメールではなく、詐欺のフィッシングメールなので東京ガスには全く関係がありません。

しかし一部には、本当に電気料金が口座振替できず未納になっているケースもあります。支払いが数日送れただけで電気やガスが止められてしまったという方もいますから注意しましょう。

デメリット③検針票有料化についての口コミ

「東京ガスの電気」では2024年11月より紙の検針票が有料となるため、紙の検針票で家計簿をつけているという方にはデメリットかもしれません。余計なお金を払いたくない方については、myTOKYO GASのサイトで確認しましょう。

デメリット④営業電話についての口コミ

口コミにあるように、電力契約に関係のない営業電話がかかってくるのは少し気になりますよね。ただし、この営業電話の口コミでは断っているのにずっとかかってくるというようなものはありませんでした。

また営業電話については、「東京ガスの電気」だけでなく他社でもかかってくることがあります。迷惑だと感じる場合は案内の電話は不要ですとしっかりと断りましょう。

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「東京ガスの電気」利用時の注意点

ここまで「東京ガスの電気」について気になる口コミを紹介しましたが、悪評と言えるような口コミは無く、安さと安心感が評判の会社であることがお分かりいただけたはず。

続いて「東京ガスの電気」の注意点を解説します。

提供エリアは関東圏のみ

「東京ガスの電気」は利用できるエリアが関東エリアに限定されているので、関東・東京電力エリア以外にお住まいの方が申し込みをすることはできません。サービス提供エリア外に引っ越しをする場合は契約を継続できないので注意しましょう。

燃料費調整額の上限無し

「東京ガスの電気」は基本料金と従量料金が東京電力よりも安い値になるように調整されています。燃料費調整単価についても同水準になっていますから、燃料費調整額がよほど高騰しない限り安い電気料金で使えることがメリットです。

しかし、東京電力と違い、燃料費調整額の上限がないデメリットがあります。今後、燃料費が高くなった場合に上限を超えてしまうリスクがあるため注意しましょう。 

クラシルが使えなくなった

東京ガスと言えば、大人気レシピ動画サービス「クラシル」の有料機能として、人気順検索や人気ランキングが使えることがメリットでした。

しかしながらクラシルの提供は2022年9月30日をもって終了になり、今はクラシルの有料機能を使えなくなっているので注意してください。

東京ガスでは他電力会社にあるような、他企業のサービスが使えるセットプランやポイントが溜まりやすい優待などがないため、この点をデメリットとして感じている方もいます。

もちろんクラシルのサービス自体は継続しているので、個人で有料プランを契約したり、無料動画を見ることは可能です。

次の見出しでは「東京ガスの電気」は本当に安いのか、電気料金プランを検証しています。決め手となる電気料金について見ていきましょう。

「東京ガスの電気」は高い？基本の料金プランを徹底比較

「東京ガスの電気」に切り替えることで、実際に電気料金はどれくらい安くなるのか気になりますよね。

この見出しでは「東京ガスの電気」の基本プランの料金について、東京電力の従量電灯Bプランと比較。燃料費調整額や再エネ賦課金を含む実際の請求額に違い金額で、シミュレーション結果を表示していますので、ぜひ参考にしてください。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合は、基本的にアンペア数が30A、電力使用量は120~150kWhが目安です。

電気料金シミュレーションすると以下の通り。

		東京ガスの電気 「基本プラン」		東京電力 「従量電灯B」
基本料金		30A	885.72 円	30A	935.25 円
		40A	1,180.96 円	40A	1,247.00 円
		50A	1,476.20 円	50A	1,558.75 円
		60A	1,771.44 円	60A	1,870.50 円
電力量料金 円/kWh	第1段階料金	～120kWh	29.90 円	～120kWh	29.80 円
	第2段階料金	121kWh～ 300kWh	35.41 円	121kWh～ 300kWh	36.40 円
	第3段階料金	301kWh～	37.48 円	301kWh～	40.49 円
燃料費調整単価		-8.06 円		-8.06 円
再エネ賦課金		3.49 円		3.49 円
その他の電力量料金		–		–
電気代の目安
120kWhの料金（30A）		3,925.32 円		3,962.85 円
150kWhの料金（30A）		4,815.11 円		4,881.35 円
180kWhの料金（30A）		5,704.90 円		5,799.85 円

※2024年11月時点、燃料費調整額を含んだ金額です
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります

2~3人世帯の場合

2～3人暮らしの場合は、基本的にアンペア数が40~60A、電力使用量は200~450kWhが目安です。

シミュレーションすると以下の通り。