東京ガスの電気・ガスはおすすめ?料金プランと評判を解説
東京ガスは、関東エリアにガスを供給する大手ガス会社です。 2016年の電気自由化から電気の販売も開始しており、現在利用者が250万人を突破!電気料金は、大手電力会社の東京電力エナジーパートナーよりも安く、こちらへ乗り換えることで年間800円~6,500円も節約できます。
ただし、ガス料金単体だけを見ると、東京ガスよりも月額料金が安いガス会社はあります。 そこで、このページではガス・電気料金を他社と比較しながら、東京ガスに申し込むメリットを確認していきます。
東京ガスがおすすめな方
- 一人暮らしの方
電気料金が最安値で、ガスと電気のセットプランでも最安級 - ガスよりも電気を利用する方
ガス料金は安くないが、電気料金が安い
※記事内の金額はすべて税込表記です。
※実質月額料金とは、ガス会社への支払総額からキャンペーン特典のキャッシュバック金額を差し引いた金額を指します。
2024年10月使用分(11月請求分)で電気・ガス代の「酷暑乗り切り緊急支援」は終了します。 詳しい電気代・ガス代補助の内容については、こちらの記事「電気・ガス料金補助が8月から再開!いくら安くなるのかを解説」にて解説しています。
2024年10月使用分(11月請求分)で電気・ガス代の「酷暑乗り切り緊急支援」は終了します。 詳しい電気代・ガス代補助の内容については、こちらの記事「電気・ガス料金補助が8月から再開!いくら安くなるのかを解説」にて解説しています。
目次
東京ガスの月額料金は安い?ガスと電気プランで他社との料金比較
東京ガスは、ガスだけではなく電気の販売もしています。「東京ガスより料金が安い会社はあるのか?」という点が気になるところ。結論、ガス料金は東京ガスよりも安いガス会社はあり、電気料金は使用量が少ない場合は東京ガスが最安値です。具体的な金額の違いを確認していきましょう。
- 比較する項目
ガスのみ契約する場合、電気のみ契約する場合、ガスと電気のセットプランで契約する場合 - 比較する東京ガスのプラン
ガスは一般家庭向けの「一般契約料金」と「すっともプラン」、電気は料金が安くておすすめの「基本プラン」 - 比較する会社
大手電力会社の「東京電力エナジーパートナー(TEPCO)」と関東のガス会社18社のなかで料金の安い「エルピオ都市ガス」
- 1人暮らしランキング(使用量15㎥)
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順位 会社名 月額料金 差額 1 東京電力 2,850円 0円 2 エルピオ都市ガス 2,852円 2円 3 東京ガス(一般契約料金) 2,939円 89円 4 東京ガス(ずっともプラン) 3,161円 311円
- 2人暮らしランキング(使用量25㎥)
-
順位 会社名 月額料金 差額 1 エルピオ都市ガス 4,115円 0円 2 東京電力 4,188円 73円 3 東京ガス(一般契約料金) 4,318円 203円 3 東京ガス(ずっともプラン) 4,318円 130円
- 4人家族ランキング(使用量40㎥)
-
順位 会社名 月額料金 差額 1 エルピオ都市ガス 5,975円 0円 2 東京電力 6,086円 111円 3 東京ガス(一般契約料金) 6,274円 299円 3 東京ガス(ずっともプラン) 6,274円 299円
- 1人暮らしランキング(30A,使用量170kWh)
-
順位 会社名 月額料金 差額 1 東京ガス 5,067円 0円 2 エルピオ都市ガス 5,118円 51円 3 東京電力 5,139円 72円
- 2人暮らしランキング(40A,使用量260kWh)
-
順位 会社名 電気 差額 1 エルピオ都市ガス 7,445円 0円 2 東京ガス 7,932円 487円 3 東京電力 8,110円 665円
- 4人家族ランキング(50A,使用量400kWh)
-
順位 会社名 電気 差額 1 エルピオ都市ガス 11,672円 0円 2 東京ガス 12,436円 764円 3 東京電力 12,983円 1,311円
- 1人暮らしランキング(使用量:ガス 15m3、電気 30A,170kWh)
-
順位 会社名 合計 ガス 電気 セット割 差額 1 エルピオ都市ガス 7,870円 2,852円 5,118円 -100円 0円 2 東京電力 7,889円 2,850円 5,139円 -100円 19円 3 東京ガス(一般契約料金) 7,981円 2,939円 5,067円 -25円 111円 4 東京ガス(ずっともプラン) 8,203円 3,161円 5,067円 -25円 333円
- 2人暮らしランキング(使用量:ガス 25m3、電気 40A,260kWh)
-
順位 会社名 合計 ガス 電気 セット割 差額 1 エルピオ都市ガス 11,460円 4,115円 7,445円 -100円 0円 2 東京電力 12,198円 4,188円 8,110円 -100円 738円 3 東京ガス(一般契約料金) 12,210円 4,318円 7,932円 -40円 750円 3 東京ガス(ずっともプラン) 12,210円 4,318円 7,932円 -40円 750円
- 4人家族ランキング(使用量:ガス 40m3、電気 50A,400kWh)
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順位 会社名 合計 ガス 電気 セット割 差額 1 エルピオ都市ガス 17,547円 5,975円 11,672円 -100円 0円 2 東京ガス(一般契約料金) 18,648円 6,274円 12,436円 -62円 1,101円 2 東京ガス(ずっともプラン) 18,648円 6,274円 12,436円 -62円 1,101円 3 東京電力 18,969円 6,086円 12,983円 -100円 1,422円
東京ガスの料金解説まとめ
1人暮らしの方、電気の使用量が少ない方で、東京ガスの電気単体プランを契約する場合においては最安値で契約可能。※電気ガスセットについては電気ガスセットでおすすめ電力・ガス会社を徹底比較した記事もご覧ください。
※東京ガスよりもガス料金が安い会社を探している方はエリア別のおすすめガス会社・最新ガス料金の比較ランキングもぜひご覧ください。
ガスと電気の料金プラン(料金メニュー)の選び方
東京ガスはガスの契約プランが5つ、電気の契約プランが3つあります。それぞれどのプランを選べばいいのか迷いますよね。各プランでおすすめな人と料金をご紹介します。
ガスの契約は「ずっともガス」が総合的におとく
ガスのプランは全部で5つありますが、特殊なガス機器を使用していない場合、選べるプランは「一般契約料金」か「ずっともガス」です。ガスの契約プランのまとめ
- 東京ガスのなかで、最も安いプラン。
- ポイント還元の対象外のプランですので、とにかく料金を安くしたい方におすすめ
- 使用量が21㎥以上の場合、一般料金を同じ料金設定なので、2人暮らし以上の方におすすめ
- 床暖房を利用している方向けのプラン。
- エコウィルを利用している方向けのプラン。
- エネファームを利用している方向けのプラン。
1.一般契約料金
2.ずっともガス
3.暖らんぷらん
4.エコウィルで発電エコぷらん
5.エネファームで発電エコぷらん
- 各プランの詳細はこちら
-
料金表 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,056.00円 ガス単価 145.31円 130.46円 料金表 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,056.00円 ガス単価 160.16円 130.46円 冬期(12月~4月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,265.00円 ガス単価 145.31円 120.01円 その他期(5月~11月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,056.00円 ガス単価 145.31円 130.46円 冬期(12月~4月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,265.00円 ガス単価 145.31円 120.01円 その他期(5月~11月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,056.00円 ガス単価 145.31円 130.46円 冬期(12月~4月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,485.00円 ガス単価 145.31円 109.01円 その他期(5月~11月) 使用量 0~20㎥ 20~80㎥ 基本料金 759.00円 1,485.00円 ガス単価 145.31円 109.01円
電気の契約はガスとのセット割が使える基本プランが最も安い
東京ガスの電気プランは2つありますが、料金が安くておすすめのプランは基本プランです。※ずっとも電気1・2は販売終了しました。
電気の契約プランのまとめ
- ガスと電気の手続きも全部まとめたい人におすすめ
- 電気セット割の場合は、電気料金から0.5%を乗じた額を割引
- 環境に優しい再生可能エネルギーを使用しているプラン
- ガスとのセット割はなし
1.基本プラン
2.さすてな電気
- 各プランの詳細はこちら
-
契約アンペア 30A 40A 60A 基本料金 885.72円 1,180.96円 1,771.44円 従量料金 120kWhまで 29.90円 121kWh~300kWh 35.41円 300kWh~ 37.48円 再エネ賦課金 2024年度一律 3.49円 契約アンペア 30A 40A 基本料金 885.72円 1,180.96円 従量料金 120kWhまで 30.00円 121kWh~300kWh 36.60円 300kWh~ 40.69円 再エネ賦課金 2024年度一律 3.49円
東京ガスのガスと電気のプランについてお伝えしました。東京ガスに申し込むメリットとデメリットも気になるところ。次章では東京ガスの電気に申し込むメリットをお伝えします。
利用者増加中!東京ガスの電気プランに申し込むメリット
東京ガスは利用者が増えており、その数250万人を突破しています!東京ガスの電気に申し込むメリットとデメリットについて、他社と比較しながら紹介します。会社名 | 利用者数 | 備考 | ガス・電気のセットプランの月額料金 | ||
---|---|---|---|---|---|
1人暮らし | 2人暮らし | 4人家族 | |||
東京ガス | ガス:881万人 電気:250万人 |
有料のサポートサービスが充実 | 7,981円 | 12,210円 | 18,648円 |
東京電力(TEPCO) | ガス:127万人 電気:196万人 |
– | 7,889円 | 12,198円 | 18,969円 |
エルピオ都市ガス | 非公開 | – | 7,870円 | 11,460円 | 17,547円 |
メリット1 東京電力に比べて電気料金が安い
東京ガスは大手ガス会社でありながら、大手電力会社の東京電力エナジーパートナー(TEPCO)より、電気料金が安いことが魅力です。ただし、ガス料金だけを比較すると東京電力エナジーパートナーのほうが東京ガスよりも安いのでご注意を。IHや電気調理家具を使っていて、ガスよりも電気を使う方に東京ガスをおすすめします。
※東京ガスの電気の供給エリアは、東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)です。東京ガスエリアと異なるのでご注意ください。
その他の地域で電力会社を探している場合は、おすすめの電力会社を紹介しているこちらの記事をご覧ください。
デメリット ガス料金だけでは高いこと
東京ガスはガス自由化(※)以前からガスの販売をしていたため、ガス料金の基準とされているガス会社です。そのため、ガス料金は決して安くはありません。ガスの使用量が多く、ガス代を抑えたい方はエルピオ都市ガスがおすすめです。
エルピオ都市ガスについては、こちらの記事で紹介しております。
東京ガスのメリットとデメリットについて紹介しました。申し込んで後悔しないためにも、実際の利用者の口コミも確認しましょう。
利用者の口コミ・評判を紹介
東京ガスの利用者からの口コミで悪い口コミは見当たりませんでした。電気料金が安い
@tintailife
電力自由化、体感的に東京ガスかエネオス電気が安いな。20A単身でエアコン付けっぱなしだと1万切ってたし。流石に20A以上で複数人居住だと変わってくるだろうけど。
毎日使う電気だから安いに越したことないですよね。
メリットでも記載しましたが、電気料金が安いことが東京ガスの評判の良さということが分かりました。
引越しの手続き、切り替えは公式Webサイトで完結
東京ガスへの申し込み、電気の切り替えはとても簡単です。公式Webサイトから申し込みだけで完結!しかも、「検針票を撮影するだけ」というさらに簡単な申し込み方法もあります。東京ガスへの切り替え・申し込み方法
- ガスと電気検針票(ご契約名義、お客様番号、供給地点特定番号が必要)
- データを入力する場合
住所、氏名、連絡先、支払方法を登録。 - 検針票を撮影する場合
指定のQRコードから検針票を撮影して、支払方法の登録。 - 1~2週間で完了
- 完了後はメール並びに郵送で案内が届きます。
- 新しい引っ越し先で、ガスを申し込む場合はガスの開栓作業も必要です。
開栓作業は15分ですが、必ず立ち会わないといけないので時間に余裕をもって申し込みましょう。
準備物
手続き
期間
注意
まとめ:東京ガスにおすすめの人
東京ガスについて、料金プランからメリット・デメリットや口コミを紹介しました。最後に東京ガスにおすすめな方と、プランの選び方を確認しましょう。東京ガスがおすすめな方
- 一人暮らしの方
電気料金が最安値で、ガスと電気のセットプランでも最安級 - ガスよりも電気を利用する方
ガス料金は安くないが、電気料金が安い
おすすめのプラン
- 一人暮らし(ガスの使用量が20㎥以下)一般料金
→東京ガスのプランの中で最も安い - 2人暮らし以上(ガスの使用量が21㎥以上)ずっともガス
→ポイントがつく - 世帯問わず基本プラン
→電気料金が安く、ガスとのセット割を利用できる
ガスのプラン
電気のプラン