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【東京電力vs東京ガス】電気とガスをまとめるならどっちがお得?料金を徹底比較!

最終更新日:

東京電力と東京ガスの比較記事アイキャッチ

東京電力と東京ガスでは、それぞれ電気のみ・ガスのみの契約に加え、電気ガスをまとめるセット契約も選べます。

しかし、料金プランが複雑なため、「東京電力と東京ガス、結局どっちがお得なの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、当記事では「東京電力と東京ガス、どっちが安い?」「電気とガスをまとめるべき?」といった疑問を解消するため、両社の違いを比較しました。

結論として、電気とガスをまとめる場合、1~2人暮らしであれば東京電力、3~4人暮らしであれば東京ガスがお得です。

また、安さを重視するならば、電気とガスをまとめることにこだわらず、東京電力と東京ガス、どっちでもない電力会社を選ぶという選択肢もあります。

以下よりは、東京電力と東京ガスどっちがお得なのかを詳細に比較し、さらに、電気代・ガス代をより安くする方法も解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

著者

小売電気アドバイザーの資格を保有する監修者をはじめとしたHonNe編集部メンバーで運営。毎月500社以上の電力会社を調査し、料金・信頼性・キャンペーン・契約期間・再エネなどを定量的に比較し、本当におすすめの電力サービスを紹介している。

【結論】東京電力と東京ガスはどっちが安い?どんな人におすすめ?

東京電力と東京ガスはどちらがおすすめかの比較表
  • 各社とも2025年8月時点の情報を基に、電気・ガスをまとめる場合の差額をお得額として計算しています。
  • 実際の電気・ガスの請求額には「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」および「原料費調整額」が含まれます。

結論として、電気ガスをまとめる場合、月々の電力使用量が350kWhよりも多いならば、東京ガスのほうがお得です。

東京ガスの電気料金は、使用量が多いご家庭ほど割安になる料金体系です。月々の電力使用量が多ければ多いほど、東京電力よりも東京ガスのほうが電気代は安くなります。

例えば、以下のようなご家庭は月々の電力使用量が350kWhを超えている可能性が高く、東京ガスにまとめるほうがお得になる場合があります。

  • 戸建てにお住まいで3人以上で暮らしている方
  • ペットがいて不在時もエアコンを使う方
  • マンションなど集合住宅にお住まいで4人以上で暮らしている方

電力使用量が少ない一人暮らしや二人暮らしの方の場合、ガスを東京電力にまとめるほうがお得です。

まずは検針票を確認し、月々の電力使用量が350kWh未満ならばガスを東京電力に、月々の電力使用量が350kWhを超えるならば電気を東京ガスに乗り換えることを検討してみてください。

東京電力と東京ガス、それぞれのサービスの特徴は下記の通り。電気ガスをまとめる場合、どっちが安くなるのかモデルケースも紹介しているので、ぜひご覧ください。

東京電力セット東京ガスセット
・ガス料金が安い
・電気ガスセット割で電気料金が月102円割引
・電気料金が安い
・電気ガスセット割で電気料金が0.5%割引
東京電力のほうが安いモデルケース
東京ガスのほうが安いモデルケース
モデルケース電気ガスセットの合計額(月額)東京ガスとの差額
【ケースA】
一人暮らし
電気:30A・133kWh/月
ガス:15㎥/月
7,732.38円東京電力の方が
約 145円 安い
【ケースB】
共働きの二人暮らし
電気:40A・250kWh/月
ガス:25㎥/月
13,640.82円東京電力の方が
約 80円 安い
【ケースC】
ガス使用量が多めのファミリー
電気:50A・350kWh/月
ガス:40㎥/月
19,695.17円東京電力の方が
約 34円 安い
モデルケース電気ガスセットの合計額(月額)東京ガスとの差額
【ケースA】
在宅ワークやペットのいるご家庭
電気:50A・400kWh/月
ガス:30㎥/月
20,390円東京ガスの方が
約 65円 安い
【ケースB】
オール電化ではないファミリー世帯
電気:50A・450kWh/月
ガス:35㎥/月
23,007円東京ガスの方が
約 104円 安い
【ケースC】
二世帯など電気使用量が特に多いご家庭
電気:60A・550kWh/月
ガス:50㎥/月
29,204円東京ガスの方が
約 166円 安い

実際の請求額について

モデルケースに掲載している料金は、各社とも2025年8月時点の情報を基に計算しています。

実際の電気・ガスの請求額には「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」および「原料費調整額」が含まれます。

電気:東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」の「燃料費調整額」は、同じ算定方式となるため同額です。

ガス:東京電力と東京ガスの「原料費調整額」は、同じ算定方式となるため同額です。

ちなみに、電気とガスを別々の会社で契約してもいいから少しでも安くしたいという人は、東京電力のガスと東京ガスの電気を組み合わせるとより安くなります

なお、環境に配慮した電気を使いたい人は、実質再生可能エネルギーを100%のプランがある東京ガスがおすすめ。東京ガスは使用量や料金をアプリでチェックできるので、こまめに確認したい人にもよいでしょう。

さっそく申し込みを進めたい人は、下記のボタンから申し込みページに移動してください。もう少し詳しく知りたい人は、このまま読み進めましょう。

電力使用量350kWh未満!
ガスを東京電力にまとめたい人

電気使用量が350kWh超!
電気を東京ガスにまとめたい人

東京電力(tepco)と東京ガスの違いとは?サービス内容を比較

名前や規模感が似ているからか、同じ会社だと思っている人も多い東京電力(tepco)と東京ガス。どちらも関東圏を中心に電気やガスなどのインフラ事業を行っていますが、まったく別の会社です

供給エリアは同じですが、料金プランの種類や内容は大きく違います。例えば、実質再生可能エネルギーを使用したエコな電気プランは、現在東京ガスでしか契約できません

支払い方法やサポート対応時間にも違いがあるので、気になる人は以下の比較表をチェック。料金の違いは以下の項目で説明するので、詳しく知りたい人は読み進めましょう。

対応エリア(電気)対応エリア(ガス)プラン(電気)プラン(ガス)支払い方法オール住宅利用可能再生可能エネルギープラン対応アフターサービス対応サポート対応時間
東京電力東京・神奈川・千葉
埼玉、栃木、群馬、茨城
山梨、静岡(富士川以東)
東京都・神奈川・千葉
埼玉・栃木・群馬・茨城
プレミアム、スタンダード、夜トク
スマートライフ、くらし上手
アクアエナジー100(新規受付停止)
従量電灯B・C、低圧電力
とくとくガスプラン、とくとく床暖プランクレジットカード・口座振替
スマホ決済(SMS選択払い)・振込用紙(請求書)
(電話)月~土:9:00~17:00
東京ガス東京・神奈川・千葉
埼玉、栃木、群馬、茨城
山梨、静岡(富士川以東)
東京都・神奈川・千葉
埼玉・栃木・群馬・茨城
基本プラン、さすてなプラン、時間帯別プラン一般契約料金、ずっともガス
エネファームで発電エコぷらん
エコウィルで発電エコぷらん
暖らんプラン
クレジットカード・口座振替
スマホ決済(SMS選択支払い)
(電話)月~土:9:00~19:00 / 日・祝:9:00~17:00

【料金を徹底比較】東京電力と東京ガスはどっちがお得?

東京電力と東京ガスの検証方法
  • 統計局家計調査を基に使用量を仮定しています。
  • 実際の電気料金には「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」、ガス料金には「原料費調整額」が含まれます。

電力会社・ガス会社を選ぶうえで一番気になる料金。今回は、東京電力と東京ガスの一般的なプランで料金を比較しました。

  • 電気:東京電力の「スタンダードS」と東京ガスの「基本プラン」
  • ガス:東京電力の「とくとくガスプラン」と東京ガスの「一般契約料金」
  • 電気とガスのセット:東京電力の「スタンダードS+とくとくガスプラン」と東京ガスの「基本プラン+一般契約料金」

なお、電気料金とガス料金は一般的に、以下のような計算方法で試算しました。

  • 電力:基本料金+電力量料金単価×使用量
  • ガス:基本料金+基準単位料金×使用量
  • 電気ガスをまとめる場合:セット契約時の割引を含む

ガス料金についての補足

基準単位料金とは原料費調整単価を含まないガス単価のことを言います。東京電力のガスプランでは「従量料金単価」として表記されています。ガス料金は、基本料金と1㎥あたりのガス単価×使用量で計算されます。

【電気代を比較】電気料金単体なら東京ガスが安い。1ヶ月分の基本料金が無料になるキャンペーンも実施中

電気代の比較表
  • 各社とも2025年8月時点の情報を基に、電気料金12ヶ月分の差額をお得額として計算しています。
  • 実際の電気料金には「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」が含まれます。
一人暮らし
二~三人暮らし
四人以上暮らし
東京電力
「スタンダードS」
東京ガス
「基本プラン」
一人暮らし
月間電気代
5,342円5,297
一人暮らし
年間電気代
64,104円63,559
東京電力
「スタンダードS」
東京ガス
「基本プラン」
二~三人暮らし
月間電気代
9,545円9,411
二~三人暮らし
年間電気代
114,540円112,930
東京電力
「スタンダードS」
東京ガス
「基本プラン」
四人暮らし
月間電気代
15,671円15,374
四人暮らし
年間電気代
188,046円184,491
  • 2025年8月分の燃料費調整単価を基に、燃料費調整額と再エネ賦課金を含む電気料金を試算しています。

電気代単体の料金を比較すると、東京ガスのほうが安いです。世帯人数を問わず、東京電力よりも電気代が安くなりました。

基本料金・電力量料金もわずかに東京ガスのほうが安いため、年間で試算すると一人暮らしなら約500円、四人暮らしなら約3,500円節約できます。

1ヶ月の電気使用量東京電力
スタンダードS
東京ガス
基本プラン
基本料金(10Aごと)311.75円311.74
電力量料金(~120kWh)29.80円29.70
電力量料金(121~300kWh)36.40円35.69
電力量料金(301kWh~)40.49円39.50
  • 東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」の「燃料費調整額」は、同じ算定方式となるため同額です。最新の単価は東京電力の公式サイトで確認できます。

現在、東京ガスでは電気料金の基本料金が1ヶ月分無料になるキャンペーンを実施中。契約してから2ヶ月目の請求時に、一人暮らしであれば年間約900円、四人暮らしなら年間約1,500円割引されるため、さらに安くなります。

コメント

東京ガスのキャンペーンは、「基本」料金が無料になるキャンペーンです。1ヶ月の料金がすべて無料になるわけではないため、注意してください。

なお、キャンペーンはいつ終了するかわからないため、申し込みを検討している人は早めに申し込みましょう

電気単体で契約すると安い

東京ガスのサービス内容や口コミ・評判をより詳しく知りたい方は、下記の記事も確認してみてください。

関連記事

東京ガスの評判やサービス内容について解説した記事はこちら

東京ガスの電気・ガスはおすすめ?料金プランと評判を解説

【ガス代を比較】ガス料金単体なら東京電力が安い

ガスの比較結果東京電力が安い
  • 各社とも2025年8月時点の情報を基に、ガス料金12ヶ月分の差額をお得額として計算しています。
  • 実際のガス料金には「原料費調整額」が含まれます。
一人暮らし
二~三人暮らし
四人以上暮らし
東京電力
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「一般契約料金」
一人暮らし
月間ガス代
3,1553,243円
一人暮らし
年間ガス代
37,86038,916円
東京電力
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「一般契約料金」
二~三人暮らし
月間ガス代
4,6964,825円
二~三人暮らし
年間ガス代
56,35257,900円
東京電力
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「一般契約料金」
四人暮らし
月間ガス代
6,8997,087円
四人暮らし年間ガス代82,78885,044円
  • 2025年8月分の原料費調整単価を基に、原料費調整額を含むガス料金を試算しています。

ガス代単体の料金を比較すると、東京電力のほうが世帯人数問わず安いことがわかりました。

基本料金と基準単位料金が東京ガスよりも安いため、一人暮らしなら年間約1,000円、四人暮らしなら年間約2,200円抑えられます。

1ヶ月のガス使用量東京電力(とくとくガスプラン)
基本料金
東京電力(とくとくガスプラン)
ガス単価(m3あたりの料金)
東京ガス(一般契約料金)
基本料金
東京ガス(一般契約料金)
ガス単価(m3あたりの料金)
0㎥~20㎥736.23140.94759.00円145.31円
20㎥~80㎥1,024.32126.541,056.00円130.46円
80㎥~200㎥1,195.04124.401,232.00円128.26円
200㎥~500㎥ 1,835.24121.201,892.00円124.96円
500㎥~800㎥6,103.24112.676,292.00円116.16円
800㎥~12,078.44105.2012,452.00円108.46円
  • 東京電力と東京ガスの「原料費調整単価」は、同じ算定方式となるため同額です。最新の単価は東京電力の公式サイトで確認できます。
  • ガス単価(1㎥あたりの料金)について、東京ガスでは基準単位料金、東京電力では従量料金と表記されています。

「電気とガスを別々に契約してもよいから、少しでも光熱費を安くしたい」という人は、東京電力のガスプランがおすすめ。申し込みを進めたい人は、下記のボタンをクリックしましょう。

ガス単体で契約すると安い

【電気+ガスセット割を比較】電気とガスをまとめる場合、どっちがお得かは電気の使用量による

電気・ガスセットの比較表
  • 各社とも2025年8月時点の情報を基に、電気・ガスをまとめる場合の差額をお得額として計算しています。
  • 実際の電気・ガスの請求額には「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」および「原料費調整額」が含まれます。
一人暮らし
二~三人暮らし
四人以上暮らし
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「基本プラン」
「一般契約料金プラン」
一人暮らし
月間電気+ガス代
8,3958,509円
一人暮らし
年間電気+ガス代
100,743102,111円
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「基本プラン」
「一般契約料金プラン」
二~三人暮らし
月間電気+ガス代
14,13914,181円
二~三人暮らし
年間電気+ガス代
169,668170,182円
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「基本プラン」
「一般契約料金プラン」
四人暮らし
月間電気+ガス代
22,467円22,374
四人暮らし
年間電気+ガス代
269,612円268,494円
  • 2025年8月分の燃料費調整単価を基に、燃料費調整額と再エネ賦課金、原料費調整額を含む電気・ガス料金の合計額を試算しています。

電気とガスをまとめる場合、東京電力と東京ガスどっちが安いかは、電気をどのくらい使うかによって変わります。

なぜなら、東京電力と東京ガスでは、セットにした際の割引の仕組みが根本的に異なるからです。

セット割の金額東京電力
「スタンダードS」・「とくとくガスプラン」
電気料金が102円引き
東京ガス
「基本プラン」・「一般契約料金」
電気料金から0.5%引き
一人暮らし10230.46円
二~三人暮らし10254.09円
四人暮らし10285.73円
  • 東京ガスの電気料金の割引は、基本料金と電力量料金の合計が対象です。

東京電力の電気ガスセット割は「電気料金」から毎月102円の一定額が割引されるのに対し、東京ガスの電気ガスセット割は「電気料金」が0.5%割引に。

電気料金そのものが高くなる(=電気をたくさん使う)ほど、東京ガスの割引額が大きくなります。

どっちのセット割がお得になるかは、毎月の電気使用量が350kWhを超えるか・超えないかがチェックポイントです。

  • 電気使用量が350kWh/月未満
    東京電力で電気ガスをまとめるのがおすすめ
  • 電気使用量が350kWh/月超
    東京ガスで電気ガスをまとめるのがおすすめ

なお、電気使用量については、東京電力の場合「Web検針票」または「くらし TEPCO Web」で確認が可能です。東京ガスの場合は「myTOKYOGAS」をご確認ください。

コメント

301kWh~の電力量料金単価を比較すると、東京電力の単価(40.49円)よりも東京ガスの単価(39.50円)のほうが約2.45%安い計算に。電気をたくさん使う場合は、東京ガスで電気ガスをまとめるほうが安いです。特に、戸建ての3人暮らしや4人以上のファミリーなど、電気をたくさん使うご家庭は、東京ガスにまとめることで節約効果が大きくなるでしょう。

ファミリー世帯におすすめ

電気とガスをまとめるメリット・デメリット

新電力会社乗り換えのメリット

  • セット割引を受けられる場合がある
  • 一回の手続きで電気とガスを同時に切り替えられる
  • 家計の管理がしやすい

新電力会社乗り換えのデメリット

  • セットにすると割高になる可能性がある
  • 電気とガスで供給エリアが違う場合がある
  • プロパンガス(LP)に非対応の可能性がある

電気とガスをまとめるメリットとしては、東京電力と東京ガスのように、電気とガスをセットにすると割引を受けられる点です。また、一度の契約で電気とガスを同時に切り替えられるのが便利。料金は電気代とガス代が合算して請求されるため、家計の管理がしやすいのも魅力です。

一方、デメリットは、選べるプランが限定的になるケースがあることです。また、電気とガスで供給エリアが違ったり、プロパンガス(LP)だと契約ができないことも多いです。

東京電力と東京ガスの場合、電気の供給エリアよりガスの供給エリアが小さく、山梨、静岡では電気のプランしか契約できません。また、東京電力・東京ガスのガスプランはプロパンガスに非対応。自宅がプロパンガスの人は別の会社を検討しましょう。

以下の記事では、おすすめのガス会社を紹介しているのでチェックしてください。

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エリア別のおすすめガス会社を比較・解説した記事はこちら

エリア別のおすすめガス会社を比較!ガス料金が安いランキング【2025年8月】

料金以外にもチェックしておきたいポイント

料金以外にもチェックしておきたいポイント電気・ガスを契約するときは、料金の安さだけでなく、契約したあとも快適に使えるかチェックするのがおすすめ

会社やプランによっては、解約する際に解約金・違約金がかかったり、使用量や料金が確認しづらく家計管理がしづらいこともあります。

以下では、実際に東京電力と東京ガスで「解約金・違約金が発生しないか」「使用量や料金をチェックしやすいか」紹介しているので、チェックしてください。

解約金・違約金が発生しないか

電力会社やプランによっては、契約期間中に解約すると解約金・違約金が発生することがあります。余計な出費にならないよう、事前にチェックしておきましょう。

東京ガスの場合、どのプランに申し込んでも解約金・違約金はかかりません。一方、東京電力は、プレミアムS/L・プレミアムプランを契約している場合、解約金が発生します。

プラン変更や引っ越しによる廃止の申し込みを除き、契約年数が1年間の場合は3,000円(税込)、2年間の場合は5,000円(税込)の解約金が必要なため、注意しましょう。

使用量や料金をチェックしやすいか

使用量や料金をチェックしやすいかの比較表

電気・ガスの使用量や利用料金がチェックしやすいかも重要。使用量や利用料金が簡単に見られれば、節電や家計管理がしやすいでしょう。

東京ガスの場合、ガスは月々の利用料、電気は月・日・時間帯ごとの利用料が確認できます。同じ契約のほかの家庭との比較も可能です。

また、WEBページにログインするだけでなく、アプリからも確認できるのが便利。LINEと連携すれば、ワンタップで最新の料金・ポイントを確認できます。

東京電力の場合は、ガスは月々の利用料、電気は月・週・日・時間帯ごとの利用料が確認可能です。WEBページのほか、LINEと連携すればワンタップで料金や使用量を確認できます。ただしアプリには非対応で、詳細な情報を見るにはWEBページにログインする必要があります。

まとめ

紹介したことをおさらい

電気とガス、セットにまとめるなら?

  • 東京電力がおすすめ
    電気使用量が350kWh/月未満。一人暮らし・二人暮らし・集合住宅にお住まいの三人暮らしの方。
  • 東京ガスがおすすめ
    電気使用量が350kWh/月以上。戸建てにお住まいの三人以上暮らし。ペットを飼っている方など日中も電気をたくさん使う方。

東京電力はガスが安く、東京ガスは電気が安いです。「電気とガスを別で契約してもいいから、少しでも安くしたい人」は、東京ガスの電気プランと東京電力のガスプランを組み合わせるのがよいでしょう。

また、環境に配慮された実質再エネを使いたい人や、使用量や料金をスマホアプリでチェックしたい人は、東京ガスのほうがおすすめです。

東京ガスから東京電力
都市ガスの乗り換えはこちら!

東京電力から東京ガス
電気の乗り換えはこちら!

安さにこだわりたい方については、その他の電力会社であれば、電気・ガス代をより抑えられる可能性があります。東京電力や東京ガスは大手という安心感が魅力ですが、興味がある人は以下の項目もぜひチェックしてください。

コメント

2016年の電力自由化、2017年のガス自由化によって、電力・ガス業界はさまざまな業種の企業が参入できるようになりました。電気の場合、現在選べる会社は約700社と非常に多く、新規参入してきた企業群を「新電力」と呼びます。 新電力は、自社で発電設備を持たないケースが多く、大規模な設備投資をする必要がありません。そのため、東京電力や関西電力といった大手電力会社と比較すると、価格を抑えられる傾向があります

さらに電気代・ガス代を安くするなら、ほかの電力会社を選ぼう

おすすめの会社一覧

東京電力や東京ガスは大手ならではの安心感が魅力ですが、実は、その他の電力会社ではよりお得な料金で電気やガスが使えます

その他の電力会社に乗り換えたからといって、電気やガスの質が落ちることはありません。また、万が一のトラブル時もしっかりとサポートが受けられます。東京電力や東京ガスとの料金比較もしているので、ぜひチェックしてみてください。

電気とガスをセットにするなら、CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトの比較表
  • 各社とも2025年8月時点の情報を基に、電気・ガスをまとめる場合の差額をお得額として計算しています。
  • 実際の電気・ガスの請求額には「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」および「原料費調整額」が含まれます。
一人暮らし
二~三人暮らし
四人以上暮らし
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
CDエナジーダイレクト
「ベーシックでんき」
「ベーシックガス」
一人暮らし
月間電気+ガス代
8,395円8,318
一人暮らし
年間電気+ガス代
100,743円99,822
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
CDエナジーダイレクト
「ベーシックでんき」
「ベーシックガス」
二~三人暮らし
月間電気+ガス代
14,139円13,892
二~三人暮らし
年間電気+ガス代
169,668円166,711
東京電力
「スタンダードS」
「とくとくガスプラン」
CDエナジーダイレクト
「ファミリーでんき」
「ベーシックガス」
四人暮らし
月間電気+ガス代
22,467円21,459
四人暮らし
年間電気+ガス代
269,612円257,515
  • 2025年8月分の燃料費調整単価を基に、燃料費調整額と再エネ賦課金、原料費調整額を含む電気・ガス料金の合計額を試算しています。
  • 統計局家計調査を基に、一人暮らし167kWh/15㎥、二~三人暮らし292kWh/25㎥、四人暮らし458kWh/40㎥の使用量を仮定しています。

中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した、CDエナジーダイレクト。電気とガスをまとめる場合、東京電力よりも料金を抑えられます。

電気は基本料金が安く、ガスは基本料金と基準単位料金ともに安いのが特徴。東京電力と比較すると、一人暮らしで年間約900円、四人暮らしで年間約11,000円節約できます。

1ヶ月の電気使用量東京電力
「スタンダードS」
CDエナジーダイレクト
「ベーシックでんき」
基本料金(10Aごと)311.75円276.90
電力量料金(~120kWh)29.8029.90円
電力量料金(121~300kWh)36.40円35.59
電力量料金(301kWh~)40.49円36.50
  • 電気使用量が133kWh未満の場合は一人暮らし向けプラン「シングルでんき」をおすすめしています。

使用量・料金はWEBページでしか見れませんが、月・日・時間帯ごとの電気使用量や似た家族構成の平均値が確認できて節電を意識しやすいでしょう。

CDエナジーダイレクトでは、AmazonPrime付きのエンタメでんき・JO1がアンバサダーを務めるJO1でんき・楽天ポイントdポイントVポイントが貯まるポイントでんきなど、生活スタイルに合わせて電気料金プランが選べます

※サブスクリプション付のプランは解約金がかかります。

コメント

CDエナジーダイレクトはポイ活が好きな人にもおすすめ。カテエネ内のポイントサイト経由でネットショッピングをするとポイントが貯まったり、結婚・出産・誕生日などのタイミングで祝割としてカテエネポイントがもらえます。気が付けばポイントが貯まっているのでうれしいと評判です。

電気とガスをセットにする人におすすめ

CDエナジーダイレクトのサービス内容や口コミ・評判をより詳しく知りたい方は、下記の記事も確認してみてください。

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CDエナジーダイレクトの評判やサービス内容について解説した記事はこちら

CDエナジーダイレクトは安い?最新料金と評判を徹底調査【2025年8月】

電気とガスを別で契約してもよいから、とにかく安くしたいという人はオクトパスエナジー

オクトパスエナジーの比較表
  • 2025年8月分の燃料費調整単価を基に、燃料費調整額と再エネ賦課金、原料費調整額を含む電気・ガス料金の合計額を試算しています。
  • オクトパスエナジーの料金には、当サイト経由の新規申し込み特典【総額8,000円割引】を含んでいます。
  • 統計局家計調査を基に、一人暮らし167kWh、二~三人暮らし292kWh、四人暮らし458kWhの使用量を仮定しています。
一人暮らし
二~三人暮らし
四人以上暮らし
東京ガス
「基本プラン」
オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
一人暮らし
月間電気代
5,297円4,157
一人暮らし
年間電気代
63,559円53,881
東京ガス
「基本プラン」
オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
二~三人暮らし
月間電気代
9,411円8,114
二~三人暮らし
年間電気代
112,930円101,368
東京ガス
「基本プラン」
オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
四人暮らし
月間電気代
15,374円13,801
四人暮らし
年間電気代
184,491円169,618
  • 2025年8月分の燃料費調整単価を基に、燃料費調整額と再エネ賦課金を含む電気料金を試算しています。
  • オクトパスエナジーの料金には、当サイト経由の新規申し込み特典【総額8,000円割引】を含んでいます。
  • 電気料金メニュー定義書「グリーンオクトパス 2025-05」に基づいて料金を試算しています。

再生可能エネルギーを使っており、環境に配慮しながら電気を使えるのが魅力的なオクトパスエナジー。基本料金と電力量料金が安く設定されているうえ、当サイトから申し込むと年間8,000円の割引(月1,000円×8ヶ月)を受けられます

割引特典を含めて東京ガスと比較すると、一人暮らしなら年間約9,000円、四人暮らしなら約13,000円節約可能です。

1ヶ月の電気使用量東京ガス
「基本プラン」
オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
基本料金(10Aごと)311.74円1日あたり
9.70
電力量料金(~120kWh)29.70円18.98
電力量料金(121~300kWh)35.69円24.10
電力量料金(301kWh~)39.50円27.44
燃料費調整単価-9.25円1.25円
  • オクトパスエナジーの基本料金は1日あたりで計算されます。

また、どのプランでも解約金・違約金がかからないのが魅力的。Webだけでなくアプリからも使用量や利用料金の確認ができるのも便利です。

ガスのプランがないため、電気とガスを別の会社で契約しなければなりませんが、キャッシュバックも含めると電気代の安さはトップクラス。電気とガスを別々に契約してもよいから、少しでも電気代を下げたい人におすすめです。

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オクトパスエナジーはイギリスで設立された電力会社で、現在8カ国にサービスを展開しています。「あまり聞いたことがない電力会社だけれど、大丈夫?」と、少し不安に感じてしまう人もいらっしゃるかもしれません。実は、日本最大の都市ガス会社である東京ガスと共同で運営されている電力会社です

電気代をしっかり節約したい方におすすめ!

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よくある質問

以下では、よくある質問の回答を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

電気・ガスの乗り換え方法は簡単?

電気やガスの契約は面倒なイメージがあるかもしれませんが、実際にはWEBでほとんど完結できる会社が多く、手続きもそこまで複雑ではありません。基本的には、WEBページで必要な情報(現在の契約・新しい使用場所・利用するプラン・開始・停止日など)を入力して申し込むだけ。現在使っている契約の停止と乗り換え先での利用開始も一気に行えるため、何度も申し込みをする必要はありません。

電話での申し込みもできますが、混み合っている可能性があるため注意。また、ガスを利用開始するには係員の立ち会いが必要になります。引っ越しする場合は入居の1~2週間前に申し込んでおきましょう

新電力を使うと、電気の質は下がる?

新電力に乗り換えても、電気の質が下がったり、停電するリスクが高まったりすることはありません。理由は、大手電力会社と同じ発電所の電気を使っているうえ、電気を送る送配電網も大手電力会社と共有しているからです。

倒産や事業撤退などで電気が止まることを懸念する人も多いかもしれませんが、新電力が倒産や事業撤退で電気を供給できなくなった場合、次の電気供給会社が決まるまで大手電力会社が電気を供給する決まりになっています。

東京電力とtepcoはどう違う?

tepcoは東京電力の通称で、東京電力のことを指します。2016年に、東京電力株式会社は東京電力ホールディングスの傘下に分社化。小売電気事業については「東京電力エナジーパートナー」が担っており、電気を開通する際の契約先は東京電力エナジーパートナーです。

当ページ利用上のご注意

  • 当ページで掲載している情報は、各電力会社の公表している情報を元に作成しており、閲覧時点での料金単価やキャンペーン内容を保証するものではございません。また、ご利用中の電力会社によっては、キャンペーンが適用されない場合がございますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
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