

電力
新電力(新電力会社)とは、2016年4月1日以降に家庭・商店向けの電気の小売り事業が自由化され、新規参入した電力会社のことです。東京電力や関西電力などの既存の電力会社と比べて料金が安いことが特徴です。
本ページに掲載するコンテンツでは、おすすめの新電力会社の比較ランキングや、各新電力会社の口コミ評判を紹介しています。新電力会社を選ぶ際の参考にしてください。
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【2025年】太陽光発電の設置費用相場は?太陽光パネルの価格と費用対効果を解説!
太陽光発電の設置費用を考えずに導入をすると、大きく損をする可能性があります。そのため、太陽光発電の価格相場を知っておくことは重要です。おすすめ太陽光発電の価格相場1kWあたり平均28.8万円しかし、上記は一般的に初期費用と呼ばれる太陽光パネルを設置する際にかかる費用であり、導入後の費用や補助金などは含まれておりません。予算を考える際は、設置費用のみならず、「総額」で考えましょう。当記事では、太陽光発電の価格相場はもちろん、導入後にかかる費用や補助金を考慮した総額をシミュレーションしながら解説します。太陽光パネルの設置を検討されている方や価格の不安がある方は参考にしてください。設置費用の内訳を知りたい人はこちら総額の内訳を知りたい人はこちら太陽光発電の価格相場を解説!メーカー別のパネル価格も紹介太陽光発電を設置するにあたり気になるのは設置費用でしょう。まずは、太陽光発電の価格相場を紹介します。太陽光パネルの価格相場は?1kwあたりの平均価格から解説太陽光発電の価格相場を左右する条件は、システム容量です。システム容量は、太陽光発電システムがどのくらい発電できるかを表す数値です。経済産業省のデータによると新築の太陽光パネル設置費用は1kWあたり平均で29.5万円と報告されています。出典:資源エネルギー庁 -(2)国内のコスト動向:システム費用(設置年別の推移)P-39一般的に住宅に太陽光パネルを設置する場合、3kW~5kWが多く、相場価格としては平均86.4万円~144万円となります。以下にシステム容量別の価格相場を示します。容量価格相場3kW88.5万円4kW118万円5kW147.5万円6kW177万円7kW206.5万円8kW236万円9kW265.5万円10kW295万円このように、システム容量によって、太陽光発電の設置費用は変わります。一方で、太陽光パネル1kWあたりの価格は年々低下傾向にあります。2012年は太陽光パネル1kWあたりの設置費用は新築で平均43.1万円だったのに対し、2023年には平均28.6万円まで低下しています。価格相場と同様に売電価格も下がっていますが、現在は総合的な観点で設備投資がしやすい状況と言えるでしょう。メーカー別太陽光パネルの値段を紹介!パナソニックや長州産業のパネル価格は?ここでは、パナソニックや長州産業など、太陽光パネルの代表的なメーカーにおける価格相場を比較しながら見ていきましょう。パネルメーカー変換効率・容量/枚太陽光パネル1kWあたりの単価相場パナソニック:MODULUS(モデュラス)21.0%85万8,000円シャープ:NU-435PP22.3%68万2,759円京セラ:エコノルーツ21.0%85万8,000円長州産業:Gシリーズ20.4%71万5,000円この他にも、多様な太陽光パネルメーカーが存在します。また、各メーカーの中でも太陽光パネルの種類は複数あり、メーカーごとに太陽光パネルの価格も異なります。単純に発電効率が良くて安い太陽光パネルが良いわけではなく、保証期間や屋根の面積を無駄にしない枚数を設置することが重要です。上記の価格に関しては、あくまでパネルメーカーの提示している金額であり、販売店から購入する際の金額ではない点に注意しましょう。太陽光発電システムの各設備(パワコン・蓄電池など)と費用の内訳太陽光パネルは単体で稼働するわけではありません。家庭用の太陽光パネルであっても、周辺設備にはそれなりの金額がかかります。本章では、太陽光パネル以外で費用のかかる主な内訳と価格相場を紹介します。設備項目価格相場太陽光パネル13.6万円/kWパワーコンディショナ5.0万円/kW架台2.8万円/kWその他の設備0.2万円工事費8.4万円出典:資源エネルギー庁 -(2)国内のコスト動向:システム費用(設置年別の推移)P-39パワーコンディショナ(パワコン)太陽光パネルで発電された直流電流を、家庭で使用できる交流電力に変換する装置のことです。発電量を制御する役割も担います。架台太陽光パネルを支えるための架構のことを指します。太陽光パネルを適切な位置、角度で固定し、最大限の効率で太陽光を受けられるようにするために必要です。その他の設備電力を溜めておくための蓄電池や操作を容易にするスマートパネルなどをオプションで取り付けることも可能です。上記の他、必要に応じて蓄電池の設置も可能です。蓄電池は、太陽光発電システムで発電した電力を貯める装置で、夜間などの発電時間外にも自家消費で電気を利用したい人にはおすすめです。蓄電池本体の価格相場は1kWhあたり11.1万円(※)です。定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査 P-12蓄電池においても5kWh~10kWhの容量が主流であるため、8kWh換算すると88.8万円程です。ここに、工事費用を加えた金額が蓄電池の価格相場に当たります。ここまで、太陽光発電の価格相場について紹介しました。しかし、太陽光発電の価格について考える際に重要なのは、長期的に見た「総額」であることは覚えておきましょう。太陽光発電システムの導入後には設置費用以外にもメンテナンス費用なども発生するので、設置費用と長期的な費用を踏まえて予算を決めることをおすすめします。 補助金の相談先が知りたい方はこちら補助金を利用して太陽光発電の設置費用を抑えることが可能太陽光発電の設置を検討する際、設置費用だけではなく長期的に見た総額で考えることの重要性はお伝えしました。しかし、一時的な負担がかかる設置費用も見過ごせないはず。そんな時、太陽光発電における補助金を利用すれば、設置費用を安くできます。ここでは、太陽光発電の設置費用を安く抑えるための補助金制度を紹介します。太陽光発電における国からの補助金は2013年を境に終了しており、現在は存在しません。一方で、地方自治体が独自に補助金を提供していることがあります。例として東京都の補助金制度を一部紹介します。申請期間令和6年5月31日〜令和7年3月31日補助項目補助額上限額太陽光発電新築3.6kW以下:12万円/kW36万円3.6〜50kW未満:10万円/kW-既存3.75kW以下:15万円/kW45万円3.75〜50kW未満:12万円/kW-蓄電池設置6.34kWh未満:19万円/kWhもしくは対象経費4分の3のうち小さい額95万円6.34〜100kWh未満:15万円/kWhもしくは対象経費4分の3のうち小さい額-※太陽光発電システムが無い場合は最大120万円/戸※出典:クール・ネット東京「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」太陽光パネルと蓄電池は容量が大きくなると、金額の上限がなくなるので、補助としても非常に大きいです。さらに、市区町村の補助金制度と併用ができる場合もあるため、より設置費用を抑えられる可能性もあります。東京都の補助金ほど手厚い制度は稀ですが、太陽光発電の導入を検討されている人は、自分の住んでいる地域の補助金を利用して設置することをおすすめします。太陽光発電の導入時、業者によっては申請の代行までおこなってくれる場合もあるので、自身の手間も考慮して業者選定をしましょう。設置費用を抑えるためにはソーラーローンも有効太陽光発電の設置費用をおさえる方法として、ソーラーローンの利用もあげられます。ソーラーローンを利用することにより、金利はかかりますが、一時的な設置費用の負担を軽減して太陽光発電を導入できます。一般的なソーラーローン金利種別固定あるいは変動金利1.5~3.0%返済期間10~20年借入額500~1,500万一般的な情報を紹介しており、範囲外の数値になるローンもございます。ソーラーローンを利用した場合としていない場合の節約金額の収支は下記の通りです。回収年数はイメージです。電気代や補助金などさまざまな要因によって変動します。太陽光発電を導入したいけど、設置費用の大きさが懸念点という人は、ソーラーローンの利用を検討すると良いでしょう。太陽光発電システムを住宅へ導入した後にかかる費用太陽光発電は設置して終わりではなく、長期的に運用していくため、導入後にも費用がかかります。導入後の費用を考慮せずに太陽光発電を設置し、「こんなはずじゃなかった」とならないように何に対して費用がかかるのか把握しておきましょう。太陽光発電の導入後にかかる費用は下記があります。太陽光発電の導入後にかかる費用定期点検費用清掃費用設備交換費用修理費用太陽光パネルの寿命は約30年程と言われています。長期間運用していくためには、周辺機器を含めメンテナンスが欠かせません。定期点検や清掃などのメンテナンスをせずに放置しておくと、発電効率の低下や最悪の場合、発火する恐れもあります。業者しか対応できない点検もあり、業者への依頼時には、費用が必要になる場合もあります。また、パワーコンディショナは基本的に寿命が10~15年と言われており、交換が必要になる可能性が高いです。そのため、太陽光発電を設置する際には、長期間運用することを想定して費用を考えておきましょう。当サイト経由で無料シミュレーション実施可能フォームを入力してSUNSエナジーに無料相談する太陽光発電は売電収入も得られる太陽光発電を導入し、発電した電力を自宅で利用しても使い切れない場合があります。その場合、2つの方法があります。1つは蓄電池もあわせて導入し、夜間などの発電できない時間帯に利用する方法です。もう1つの方法は余った電気を電力会社に売る「売電」です。本章では、売電について解説します。設置後10年間適用!電力売却に関わるFIT制度売電収入を語るうえで外せない内容がFIT制度です。FIT制度とは、別名「固定価格買取制度」といい、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定の期間は固定価格で買い取ることを国が約束する制度です。このFIT制度における金額が高ければ売電価格が高くなるため、売電収入は多くなります。2024年度における売電価格は16円/kWhとなっています。下記の推移を見ると、売電価格は年々下がってきていることがわかります。売電価格の詳細2012年 42円/kWh2013年 38円/kWh2014年 37円/kWh2015年 33円~35円/kWh2016年 31円~33円/kWh2017年 28~30円/kWh2018年 26~28円/kWh2019年 24~26円/kWh2020年 21円/kWh2021年 19円/kWh2022年 17円/kWh2023年 16円/kWh2024年 16円/kWh売電価格が下がっているということは、太陽光発電では元を取ることが難しくなったのではないか、と思う方もいるでしょう。しかし、実は今が太陽光発電の買い時だと一部では言われています。その理由として電気代の高騰があります。売電価格が下がっても、電気代が高い状況で発電した電力を自家消費すれば、電力会社から買う電力量が少なくて済むので、その分お得になります。自家消費率を上げるためには、容量の大きい蓄電池が選択肢の1つであり、蓄電池の設置には補助金の利用ができる可能性があります。このように、1つのことを考えると、別のことも考えることになるので、総額でのシミュレーションが重要です。太陽光発電による電気代削減効果太陽光発電の1番のメリットとも言えるのが、月々の電気代を削減できること。電気代の削減においては、自家消費率が関係してくるので、蓄電池の有無によって大きく変動します。参考までに下記に一例を示します。想定パターン3人家族月の電気使用量:350kWh(1日の電気使用量:11.3kWh)月の電気代:11,000円(基本料:1,100円)実質電気代※売電収入を含めた電気代総電気代売電収入5,728円7,882円2,154円元々の電気代や天候などに左右されますが、一般的に太陽光パネルのみの設置で1~2割、蓄電池の併用で6~7割ほど月々の電気代が削減できます。今後は、電気代が高騰する可能性もあるので、月々の電気代を節約したい人は太陽光発電の導入を検討すると良いでしょう。関連記事太陽光発電なら電気代を安くできる!導入費用や節約ポイントも解説太陽光発電を導入するならSUNSエナジーSUNSエナジー株式会社は、当記事でも紹介したパナソニックや長州産業、エクソルといったメーカーの太陽光パネルを取り扱う販売・施工会社です。蓄電池やオール電化システムなど総合的な観点から費用対効果を含めた提案はもちろん、補助金の申請代行も可能です。SUNSエナジーが信頼できる理由は大きく3つあります。SUNSエナジーは関東では17社しか選ばれていないPanasonicの指定販売店に登録(※)されています。※引用:Panasonicの指定販売店また埼玉県では、住宅用太陽光発電設備の販売又は施工を3年間で30件以上設置した実績がある業者を協働事業者に選定(※)しており、SUNSエナジーも選ばれています。※引用:埼玉県 住宅用太陽光埼玉あんしんモデルSUNSエナジーに寄せられたリアルなお客様の声30代男性 ★★★★★ 5導入設備: 太陽光パネル・蓄電池・エコキュートQ: 導入理由は?A: 電気代が高く子供の成長と共に上がるため。Q: 電気代はどの程度安くなった?A: 9000円くらい。Q: SUNSエナジーの決め手は?A: アフター対応含めて安心だった。30代女性 ★★★★★ 5導入設備: 太陽光パネル・蓄電池Q: 満足度の理由は?A: アフター太陽光の保証など。Q: 電気代はどの程度安くなった?A: 7000円。Q: SUNSエナジーの決め手は?A: 説明がわかりやすかった。40代男性 ★★★★★ 5導入設備: 太陽光パネル・蓄電池Q: 導入理由は?A: 2018年の台風による停電で苦労した事がきっかけです。Q: 後悔したことは?A: ありません。Q: SUNSエナジーの決め手は?A: 営業さんの感じがとてもよかったです。太陽光発電に関する実績により行政区からも指定を受けるSUNSエナジーに今なら無料でシミュレーションの相談が可能です。SUNSエナジーは基本的に導入後のメンテナンスをすべて対応してもらえるので、長期で見ればお得なシミュレーション結果になるでしょう。ご自宅の状況に合わせたお得なシミュレーションを確認したい人は、下記のフォームから依頼可能です。自宅に合わせた無料シミュレーションの実施が可能フォームを入力してSUNSエナジーに依頼する太陽光発電の費用対効果は?売電収入と自家消費を踏まえたシミュレーションが重要太陽光発電システムを導入する際は、設置費用の安さだけではなく長期的な費用対効果を考えておいた方が良いでしょう。本章では、太陽光発電の設置費用や導入後の費用から、支払った総額が回収できる具体的なシミュレーション例を紹介します。当記事では、太陽光発電の導入から運用に至るまでの収支について解説しました。下記に改めてまとめます。SUNSエナジーで依頼した場合の費用一般の業者で依頼した場合の費用収支項目費用発生期間太陽光パネル1,820,000円購入時蓄電池1,200,000円購入時エコキュート520,000円購入時補助金1,734,000円購入時売電収入3,000円毎年節約電気代123,000円毎年節約ガス代54,600円毎年定期点検費用0円4年ごと清掃費用0円1~2年ごとパワコン交換費用200,000円10年ごとローン利用なしの想定です。太陽光パネルの容量を4.45kW、蓄電池の容量を8kWhとして算出しています。補助金は東京都の補助金のみ利用する想定です。一般的な費用・期間で算出しているため実際とは異なる場合があります。電気代・ガス代の高騰による影響は加味しておりません。高騰した場合は節約額が大きくなる可能性があります。収支項目費用発生期間太陽光パネル1,350,000円購入時蓄電池1,110,000円購入時エコキュート500,000円購入時補助金1,734,000円購入時売電収入3,000円毎年節約電気代123,000円毎年節約ガス代54,600円毎年定期点検費用50,000円4年ごと清掃費用10,000円1~2年ごとパワコン交換費用200,000円10年ごとローン利用なしの想定です。太陽光パネルの容量を4.45kW、蓄電池の容量を8kWhとして算出しています。補助金は東京都の補助金のみ利用する想定です。一般的な費用・期間で算出しているため実際とは異なる場合があります。電気代・ガス代の高騰による影響は加味しておりません。高騰した場合は節約額が大きくなる可能性があります。上記の費用を想定した場合の収支シミュレーションは下記のようになります。設置費用がかかるので、最初は支出が大きくなりますが、運用を続けていけば回収が可能です。SUNSエナジーは設置費用は大きいですが、アフターフォローが充実しており、メンテナンス費用は基本的にかかりません。そのため、長期間運用すると一般的な業者と比べて節約額は大きくなります。また、上記は故障などが発生しない前提でシミュレーションをしていますが、仮に修理が必要になった場合でも、ご自身に過失がない場合はSUNSエナジーに対応してもらえます。修理費用は数万~数十万かかる場合もあるので、一度でも修理が発生すると節約金額に大きく差が出ることがおわかりいただけると思います。今回、解説したシミュレーションは一例であり、ご自宅の状況によって異なります。より現実に近いシミュレーションを知りたい人はSUNSエナジーに無料で依頼可能です。自宅に合わせた無料シミュレーションの実施が可能フォームを入力してSUNSエナジーに依頼する 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太陽光発電で電気代はどのくらい安くなる?削減シミュレーションを用いて解説
太陽光発電で生み出した電気を自家消費で使えば、電力会社から購入する電気が減り、電気代の削減が可能です。ただ、実際に太陽光発電を導入した場合、自分の家庭ではどれくらい電気代を削減できるか気になるでしょう。この記事では、太陽光発電で家庭の光熱費がお得になる仕組みや電気代がどのくらい安くなるのかをシミュレーションした結果を紹介します。太陽光発電で電気代を節約したい人や、いくら安くできるか知りたい人は、ぜひ当記事をご参照ください。太陽光発電で電気代はどのくらい安くなるのか太陽光発電を導入すれば、月々の電気代を安くすることが可能です。太陽光発電は、文字通り太陽の光で発電します。太陽光発電で生み出した電気を売電するだけでなく、自家消費に利用すれば、その分電力会社から電気を購入する必要がありません。さらに、蓄電池や発電した電気をEVに充電する「V2H」などを活用し、自家消費分をすべて太陽光発電で賄えると、電気代をゼロに近づけることも可能です。そのため、月々の電気代を節約したい方は、太陽光発電を導入することをおすすめします。月々の電気代は平均でどのくらい安くなる?設備別のシミュレーションを紹介太陽光発電を導入することにより、月々の電気代が安くなることは前章でお伝えしました。では一体、電気代はどの程度安くなるのでしょうか。実際にシミュレーションをして解説します。 太陽光パネルのみの場合の電気代を知りたい人はこちら 太陽光パネルと蓄電池をセットで導入した場合の電気代を知りたい人はこちら太陽光パネルのみの場合の電気代太陽光パネルを自宅に設置することで日中の電気代を節約できます。実際にどのくらい電気代を節約できるのか、下記のパターンでシミュレーションをするので、参考にしてください。 想定パターン 3人家族月の電気使用量:350kWh(1日の電気使用量:11.3kWh)月の電気代:11,000円(電気代基本料:1,100円)太陽光発電を導入すると売電収入が得られるので、実質電気代は下記のような計算式で算出できます。実質電気代 = 総電気代 - 売電収入総電気代 = 天候別の電気代 + 電気代基本料金売電収入 = 1日の余剰発電量 × 売電単価(16円/kWh)× 31日先に結論を申し上げると、太陽光発電を導入した場合の電気代は下記となり、実質電気代で見ると5割弱、総電気代で見ると3割弱安くなることがわかります。実質電気代 = 7,882円 - 2,154円 = 5,728円総電気代:7,882円売電収入:2,154円それでは、具体的な計算方法を解説していきます。総電気代の計算方法まず、総電気代から計算します。総電気代を計算するには、天候別の発電率を算出する必要があります。天候別の発電率の計算式は、下記のとおりです。天候別発電率 = 1日の発電量 × 天候別発電効率 ÷ 昼の電力使用量天候別発電率:上限100%1日の発電量:H × K × P ÷ 1で算出H:設置面の1日あたりの平均日射量(今回は東京の平均3.73kWh/㎡/日とする) K:損失係数(太陽光パネルの種類や汚れ状況を加味し、一般的な73%とする) P:システム容量(今回は住宅用の容量として5kWとする) 1:標準状態における日射強度(kW/㎡) 以上から1日の発電量は、3.73 × 0.73 × 5 ÷ 1 = 13.6kWh天候別の発電効率:晴れ100%、曇り50%、雨(雪)15%昼の電力使用:昼と夜の電力使用量を1:1として算出1日の電力使用量は11.3kWhなので、今回は5.65kWh想定パターンにおける天候別の発電率晴れの日:13.6kWh × 100% ÷ 5.65kWh ≒ 240% > 100%曇りの日:13.6kWh × 50% ÷ 5.65kWh ≒ 120% > 100%雨(雪)の日:13.6kWh × 15% ÷ 5.65kWh = 36.2%天候別の発電率がわかれば、天候別の電気代が以下の計算式で算出可能です。天候別電気代(※) = 昼の電気代 + 夜の電気代※昼と夜の電力使用量を1:1として算出昼の電気代 = 電力量料金 × 天候の出現割合 × 非発電率電力量料金:使用量に応じて変動する部分の電気代(前提条件から9,900円)天候の出現割合※:晴れ51.6%、曇り19.4%、雨(雪)29%※:天気出現率における東京都の平均日射量から算出非発電率:100% - 天候別発電率(%)夜の電気代 = 電力量料金 ÷ 2 夜間は通常の電力を使用するため、天候別パターンでの計算は不要想定パターンにおける天候別電気代昼の電気代晴れの日:9,900円 × 51.6% × (100 - 100)% = 0円曇りの日:9,900円 × 19.4% × (100 - 100)% = 0円雨(雪)の日:9,900円 × 29.0% × (100 - 36.2)% =1,832円夜の電気代9,900円 ÷ 2 = 4,950円以上より、総電気代は下記のとおりとなります。総電気代 = 昼の電気代 + 夜の電気代 + 電気代基本料金総電気代(0円 + 0円 + 1,832円) + 4,950円 + 1,100円 = 7,882円シミュレーションのとおり、総電気代で見た場合、電気代は3割弱安くなることがわかります。売電収入の計算方法次に、売電収入を見ていきましょう。売電収入は、余剰発電量がわかれば算出できます。余剰発電量 =1日の発電量 × 天候別発電効率 × 天候出現率 - 昼の電力使用量想定パターンにおける余剰発電量晴れの日:13.6kWh × 51.6% - 5.6kWh = 8kwh曇りの日:13.6kWh × 19.4% - 5.6kWh = 1.2kWh雨(雪)の日:13.6kWh × 29.0% - 5.6kWh = 0kwh以上より、売電収入は下記のとおりとなります。売電収入 = 1日の余剰発電量 × 売電単価(16円/kWh)× 31日想定パターンにおける売電収入(8 + 1.2 + 0)kWh × 16kWh/円 × 31日 = 2,154円よって、太陽光発電のみ導入した場合の実質電気代は7,882円 - 2,154円 = 5,728円となり、今回の想定パターンにおいては、5割弱の電気代を節約可能です。太陽光パネルと蓄電池をセットで導入した場合の電気代電気代をより節約したい人におすすめな設備が蓄電池。蓄電池は日中に発電した電気を貯めておくことができるので、昼だけでなく夜に利用する分の電気代も節約が可能です。蓄電池を導入した際の電気代は、昼夜の区分をせずに1日の電気代で考えれば、太陽光パネルと同様に算出できます。実際に蓄電池を導入した場合のシミュレーションを下記のパターンで見ていきます。想定パターン3人家族月の電気使用量:350kWh(1日の電気使用量:11.3kWh)月の電気代:11,000円(電気代基本料:1,100円)太陽光パネルに加えて蓄電池も設置した場合、電気代は下記となり、実質電気代で見ると6割強、総電気代で見ると7割強安くなることがわかります。実質電気代 = 4,213 - 1,141 =3,072(円)総電気代:4,213(円)売電収入:1,141(円)蓄電池を導入すると自家消費率が上がりますが、売電収入も多少は得られるので、太陽光パネルのみと同様に実質電気代を下記として算出しています。実質電気代 = 総電気代 - 売電収入総電気代 = 天候別の電気代 + 電気代基本料金売電収入 = 1日の余剰発電量 × 売電単価(16円/kWh)では、蓄電池も設置した場合の総電気代と売電収入を計算していきましょう。総電気代の計算方法太陽光パネルだけでなく蓄電池も設置した場合の総電気代は、昼と夜の区分を考慮せずに計算します。そのため、天候別発電率は下記で算出できます。天候別発電率 = 1日の発電量 × 天候別発電効率 ÷ 1日の電力使用量天候別発電率:上限100%1日の発電量:H × K × P ÷ 1で算出 H:設置面の1日あたりの平均日射量(今回は東京の平均3.73kWh/㎡/日とする) K:損失係数(太陽光パネルの種類や汚れ状況を加味し、一般的な73%とする) P:システム容量(今回は住宅用の容量として5kWとする) 1:標準状態における日射強度(kW/㎡) 以上から1日の発電量は、3.73 × 0.73 × 5 ÷ 1 = 13.6kWh天候別の発電効率:晴れ100%、曇り50%、雨(雪)15%想定パターンにおける天候別の発電率晴れの日:13.6kWh × 100% ÷ 11.3kWh = 100%曇りの日:13.6kWh × 50% ÷ 11.3kWh = 60.3%雨(雪)の日:13.6kWh × 15% ÷ 11.3kWh = 18.1%次に、天候別の電気代を算出します。ここでも昼と夜の区分を考慮しないので、下記のとおりになります。天候別電気代 = 電力量料金 × 天候の出現割合 × 非発電率電力量料金:使用量に応じて変動する部分の電気代(前提条件から9,900円)天候の出現割合※:晴れ51.6%、曇り19.4%、雨(雪)29%非発電率:100% - 天候別発電率(%)天気出現率における東京都の平均日射量から算出想定パターンにおける天候別電気代晴れの日:9,900円 × 51.6% × (100 - 100)% = 0円曇りの日:9,900円 × 19.4% × (100 - 60.3)% =762円雨(雪)の日:9,900円 × 29.0% × (100 - 18.1)% =2,351円以上より、総電気代は下記のとおりとなります。総電気代 = 天候別の電気代 + 電気代基本料金想定パターンにおける総電気代総電気代 = (0 + 762 + 2,351)円 + 1,100円 = 4,213円今回の想定パターンにおいて、総電気代で見た場合、電気代は6割強安くなることがわかります。売電収入の計算方法次に、売電収入を見ていきましょう。売電収入は、余剰発電量がわかれば算出できます。余剰発電量 = 1日の発電量 × 天候別発電効率 - 1日の電力使用量想定パターンにおける余剰発電量晴れの日:13.6kWh × 51.6% - 11.3kWh = 2.3kWh曇りの日:13.6kWh × 19.4% - 11.3kWh = -8.66kWh → 0kWh雨(雪)の日:13.6kWh × 29.0% - 11.3kWh = -7.36 → 0kWh売電収入の計算のため最小は0とする以上より、売電収入は下記のとおりとなります。売電収入 = 1日の余剰発電量 × 売電単価(16円/kWh)× 31日想定パターンにおける売電収入 (2.3 + 0 + 0)kWh × 16円/kWh × 31日 = 1,141kWhよって、実質電気代は4,213円 - 1,141円 = 3,072円となり、今回の想定パターンにおいては、7割強の電気代を節約可能です。エコキュートを併用すればガス代も節約可能エコキュートとは、空気中の熱と電気を利用し、お湯を効率的に沸かす給湯器です。エコキュートの導入により、今までガスで沸かしていた分のガス代が節約できることに加えて、昼の電気代と比べて夜の電気代が安いプランが適用可能です。そのため、日中の電気代がほとんどかからない太陽光発電との相性は良いと言えるでしょう。太陽光発電に加えて蓄電池もエコキュートと併用することにより、お湯を沸かす電気も自宅で発電した電気を利用できるので、もっとお得になります。お湯を沸かすためにガス代をどの程度使用しているかによりますが、エコキュートを導入するとガス代がおおよそ7割程度削減されると言われています。想定パターンにガス代を加えて見ていきましょう。想定パターン3人家族導入設備:太陽光パネル、蓄電池、エコキュート月の電気使用量:350kWh(1日の電気使用量:11.3kWh)月の電気代:11,000円(電気代基本料:1,100円)月のガス代:6,000円光熱費 = 3,072 + 1,800 = 4,872(円)実質電気代:3,072(円)ガス代:1,800(円)太陽光発電システム導入前の光熱費が17,000円なので、7割強の12,128円も節約できる想定です。もちろん、概算で算出しているので、詳細にシミュレーションをすると値は変わりますが、光熱費が大きく節約できる点はメリットでしょう。太陽光発電の設置を検討されている人は、エコキュートも併せて導入し、光熱費を節約することをおすすめします。太陽光発電で毎月の電気代を節約できる理由太陽光発電を導入することで、毎月の電気代を節約できる理由として、以下3つが挙げられます。太陽光発電で毎月の電気代を節約できる理由自家消費により電気料金を削減できる再エネ賦課金の負担を抑えられる消費電力が把握しやすく節約意識が高まる自家消費により電気料金を削減できる太陽光発電により電気代を節約できる理由の1つ目は、太陽光発電で生み出した電気を自家消費できる点です。そのため、発電した電力分は電力会社から電気を購入する必要がなくなります。電力会社の電気料金は、燃料輸入価格や為替の影響で変動します。特に、2022年2月に起きたロシアのウクライナ侵攻の影響で、燃料輸入価格は2022年1月と比較して高いときで、液化天然ガス(LNG)1.7倍、石炭2.8倍、原油1.7倍となっていました。出典:資源エネルギー庁「2023年6月の電気料金、なぜ値上がりするの?いくらになるの?」電気を毎年同じだけ使っていても、電気代が上がったり下がったりすると、家計のやりくりが大変になりますよね。そこで太陽光発電を導入し、発電した電気を自家消費すれば、電力会社から購入する電気を減らせて、電気代を安くできます。再エネ賦課金の負担を抑えられる太陽光発電の経済的メリット2つ目は、再エネ賦課金の負担を抑えられることです。電力会社の電気料金には、主に基本料金・電力量料金・再エネ賦課金の3つに分けられます。出典:資源エネルギー庁「月々の電気料金の内訳」再エネ賦課金とは、太陽光発電や風力発電など再生エネルギーを活用した電力の買取費用を賄う賦課金です。再エネ賦課金は、上図のように電力会社から購入した電力量に応じて発生します。逆に言えば、太陽光発電で生み出した電力を自家消費すれば、再エネ賦課金の負担はありません。電力会社から購入する電力量が減ると、電気料金だけでなく再エネ賦課金の負担も軽くすることが可能です。消費電力が把握しやすく節約意識が高まる太陽光発電の経済的メリット3つ目は、消費電力が把握しやすく節約意識が高まることです。太陽光発電の導入方法によっては、スマートフォンやタブレットなどの端末で太陽光発電の発電量が確認できます。発電状況が把握できれば、太陽光発電で自家消費分をすべて賄えているか、今月の売電収入がいくらなのか把握できるので、自宅の消費電力が管理しやすくなります。そのため、日々の電気の使い方に無駄がないか、家庭の節約意識を高めることが可能です。電気使用量を抑えれば、消費電力を太陽光発電だけで賄えたり、売電収入を上げられたりします。太陽光発電を導入すると、自ら電気を発電することになるため、節約する意識が高めやすくなるでしょう。太陽光発電で電気代が安くならない理由太陽光発電の設置を検討しても「もし実際に導入してみて損をしたらどうしよう」と不安になりますよね。なるべくリスクを減らすためにも、どのような場合に電気代が安くならないのか確認しておきましょう。日中に電気の使用が少ない天候や立地が悪く発電量が少ない日中に電気の使用が少ない日中に電気の使用が少ない場合は、電気代がそれほど安くなりません。太陽光発電は太陽光を利用して電気を生み出すので、陽の光が出ているときに電気を利用していないと、発電した電気は利益の大きい自家消費ではなく売電に回すことになります。大容量の蓄電池も導入すれば無駄にはならないと思うかもしれませんが、貯めた分の電気を使用しなければ、結局は売電をすることになります。さらに蓄電池の費用もかかるので、電気代は安くなっても、初期費用の回収に時間がかかるでしょう。天候や立地が悪く発電量が少ない太陽光発電を設置しても電気代が安くならない理由として、そもそも発電量が多くならないことがあげられます。発電量が少なくなる原因として悪天候や屋根の向き、周囲の建造物や木々にパネルが隠れてしまう等があります。これらのことが起きないように事前に詳細なシミュレーションをしてもらいましょう。特に北向きの屋根では、発電量が多くなるように無駄なくパネルを設置する必要があり、業者の技術が問われるポイントです。今後はさらに電気代を節約できる可能性が高い太陽光発電を導入することで自家消費をした電力分だけ電気代を節約できることはお伝えをしました。電気代は下記の式で料金が決まるため、太陽光発電を導入することで、使用量に応じて変動する「電力量料金」および「再エネ賦課金」が下がります。電気料金=基本料金または最低料金+電力量料金+再エネ賦課金電力量料金 = 電力量料金単価 × 使用量 + 燃料費調整額また、今後はこの電力量料金における「燃料費調整額」と「再エネ賦課金」の高騰が見込まれています。加えて、これまでは政府の対策により電気代高騰の影響は少なくなっておりましたが、2024年5月使用分にて「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が終了しました。これに伴い、2024年7月・8月の電気代が急に高くなったと感じた人も多いでしょう。また、2024年10月まで「酷暑乗り切り緊急支援」により電気代の値引きがされていましたが、これも終了したので、また電気代を高いと感じるようになるかもしれません。仮に、太陽光発電を導入していれば、電力会社から供給された電気の使用量は少なくなるので、電気代の高騰による影響も少なくて済みます。そのため、これ以上に電気代が上がると苦しい人や、既に太陽光発電の導入を検討されている人は、高騰の影響を少なくするためにも太陽光発電を導入すると良いでしょう。売電収入で家庭の光熱費をさらに削減可能太陽光発電において、自家消費で使わなかった電力は売電できます。太陽光発電で生み出した電力を自家消費しても、時間帯によっては使用量を発電量が上回り、余る場合があります。余った電力を電力会社に売電すれば、売電量に応じた売電収入が得られます。必要な分は自家消費しつつ、余った分は電力会社に売電すれば、電気代を削減できるだけでなく副収入を得ることも可能です。太陽光発電で生み出した電力を売電する可能性がある場合は、「FIT制度」に申請しましょう。FIT制度に申請すると、住宅用の太陽光発電は申請した年から10年間、一定の単価で売電が可能です。売電価格は、FIT制度に申請した年度に応じて決まります。2024年度では、以下のように10kw未満は16円/kwhとなっています。2024年度の売電価格(kwh単位)住宅用10kW未満16円事業用屋根設置10kW以上50kW未満12円50kW以上12円地上設置10kW以上50kW未満10円50kW以上250kw未満9.2円250kw以上8.98〜9.2円※出典:資源エネルギー庁「買取価格・期間等(2024年度以降)」 ※入札制度適用区分なので参考価格を掲載FIT制度の売電価格は減少傾向にあるため、少しでも多くの売電収入を得たいなら、早めに太陽光発電を導入するのがおすすめです。一方で、売電価格と電力量料金単価を比較すると、電力量料金単価の方が2倍近く高い(※)ので、より電気代を削減したい人は、蓄電池を導入し、自家消費率を上げると良いでしょう。※2024年9月現在売電と自家消費ではどちらがお得なのか太陽光発電で発電した電気には売電と自家消費の2通りの利用方法があることを紹介しました。では一体、電気代の削減において売電と自家消費ではどちらがお得なのでしょうか。答えは「自家消費」です。自家消費をした場合、電力会社から購入する電気量の削減につながります。電力会社から購入する電気代単価は31円/kWh(※)である一方、売電価格の単価は16円/kWhです。そのため、太陽光発電で発電した電力は売電するよりも自家消費に利用したほうが節約効果は大きくなります。月々の光熱費を安くするポイント誰もが安くできるなら光熱費を安くしたいと思うでしょう。本章では、太陽光発電の導入と同時におこなうことで月々の光熱費をゼロに近づける方法を紹介します。太陽光発電で光熱費を安くする方法エコキュートやIHを導入して自宅をオール電化にする蓄電池・V2Hを導入する節電を心がけるエコキュートやIHを導入して自宅をオール電化にするエコキュートやIHを導入して自宅をオール電化にすれば、光熱費を安くできます。オール電化にすると、オール電化専用の電気料金プランが選択できます。従来の電気料金は消費電力に応じて電力量料金単価が変わりますが、オール電化専用の電気料金プランは、時間帯によって電力量料金単価が変動します。オール電化専用の電気料金プランは昼間は高く、朝方・夜間は比較的安いのが特徴です。昼間は太陽光発電で生み出した電力を使い、電力単価が安い朝方・夜間は電気を購入しても電気代を抑えられます。つまり、ご自宅をオール電化にすることで専用の料金プランに変更でき、太陽光発電の電気と電力会社の電気を効率良く使い分けることが可能です。太陽光発電の導入で光熱費を削減したい方は、同時にオール電化も検討すると良いでしょう。蓄電池・V2Hを導入する太陽光発電で生み出した電気をいつでも使えるよう、蓄電池・V2Hを導入することもおすすめです。太陽光発電は、電気をあまり使わない日中にたくさん発電し、たくさん使う朝方・夜間はあまり発電しません。朝方・夜間の電気代を削減するには、発電した電気を日中に使うことがポイントです。そこで蓄電器やV2Hを導入すれば、日中に発電した電気を充電でき、朝方や夜間でも太陽光発電の電気が利用できます。発電した電気を蓄えれば、電力会社から購入する電気が減らせるため、電気代を削減することが可能です。特に近年はFIT制度の売電単価が減少傾向にあるため、自家消費目的で太陽光発電を始める家庭が増えています。電気代の節約金額を考えると、売電するよりも自家消費をしたほうが、太陽光発電の経済的メリットが大きくなるからです。そのため、太陽光発電を導入する際は蓄電池やV2Hを導入して、発電した電気がいつでも使える状態にしておきましょう。節電を心がける自宅をオール電化にしたり蓄電池・V2Hを導入したりしつつも、節電も心がければさらに光熱費を削減できます。太陽光発電で生み出された電力量や現在使用している電力量を把握できれば、管理しやすくなります。そこでおすすめなのが、「HEMS(ヘムス)」の導入です。HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム)の略称で、家庭内で使用している電気機器の電力使用量を可視化し、電気機器の消費電力を自動で最適化してくれる仕組みです。HEMSを導入すれば、家庭内の電力使用量が見える化され、何に電気を使い過ぎているか一目で把握できます。使用状況が把握できれば、節約意識も自然と高められるでしょう。ちなみに、政府は2030年までに全世帯へHEMSの設置を目標として掲げています(※)。政府もHEMSを推進しているため、太陽光発電と同時にHEMSの導入も検討してみてください。※出典:資源エネルギー庁 「長期エネルギー需給見通し 関連資料」実際に太陽光発電を導入した人の電気代ここまで、太陽光発電を導入した場合の電気代や電気代を節約する方法について解説しました。では実際、太陽光発電を導入した人がどのくらい電気代を節約できたのか紹介します。口コミ50代・男性★★★★★5導入設備:太陽光パネル削減電気代:3,000円~4,000円未満 長い目で見ればお得であり、環境にも寄与できるので満足です。口コミ40代・女性★★★★★5導入設備:太陽光パネル・蓄電池・エコキュート(オール電化)削減電気代:9,000円~10,000円未満 電気使用量、発電量、蓄電池残量を見ながら、どこを動画節電したら効率が良いか分かるので、節電するのが楽しくなりました。口コミ30代・女性★★★★4太陽光パネル・エコキュート(オール電化)削減電気代:7,000円~8,000円未満 電気代の高騰の影響が少ないです。災害時にも使えると思うと安心感があります。口コミ50代・男性★★★★★5導入設備:太陽光パネル・エコキュート(オール電化)削減電気代:10,000円以上 電気代がかなり安くなり、ガス代がかからなくなりました。太陽光パネルだけでなく、蓄電池やエコキュートなどを導入すると、電気代の節約幅が大きくなっていることがわかります。ここまで、太陽光発電による経済的メリットや電気代を削減するポイントに加え、実際に太陽光発電を導入した人の声を紹介しました。次章では、太陽光発電を導入する際に重要なポイントを紹介します。総額費用を考えて太陽光発電を導入することが重要実際に太陽光発電を導入する際は、どれくらい電気代を削減できるかだけでなく、総額費用を踏まえた費用対効果を考えることが重要です。太陽光発電を導入すると初期費用だけでなく、維持費用も発生します。具体的に発生する費用は、以下のとおりです。導入時の初期費用稼働中の維持費用 導入時の初期費用:太陽光パネル1kWあたり28.8万※1太陽光パネル代パワーコンディショナー代太陽光パネルの架台代蓄電池などその他設備費用工事費 稼働中の維持費用:太陽光パネル1kWあたり3,000円※2点検費用太陽光パネルの清掃費保険料故障時の修理費※:資源エネルギー庁「太陽光発電について」P-37,49例えば、5kwの太陽光発電を導入する場合、初期費用は144万円、維持費は約15,000円/年です。また、太陽光パネルやパワーコンディショナを取り替える場合は、新しい太陽光パネルの設置費用にくわえて、古い太陽光パネル・パワーコンディショナの廃棄・撤去費用も発生します。太陽光発電を導入したい方は、総額費用がいくらになるか、販売会社でしっかり見積もりを取りましょう。どこの販売会社で見積もりを依頼するか迷っている方は、SUNSエナジー株式会社に依頼するのがおすすめです。SUNSエナジー株式会社 SUNSエナジーは、関東で17社しか選ばれていないPanasonicの指定販売店です。※出典:Panasonic「販売店を探す」また、SUNSエナジーは埼玉県指定の協働事業者(※)でもあります。協働事業者には、3年間で30件以上の太陽光発電設備を施工した実績がある販売会社が選定されています。※出典:埼玉県「住宅用太陽光埼玉あんしんモデル」そんなSUNSエナジーでは、太陽光発電だけでなく蓄電池・エコキュートを含めた無料相談に対応しています。太陽光発電を導入したらどのくらい電気代を節約できるのか知りたい、光熱費を節約するために自宅に合った設備を教えて欲しいという方は、下記のボタンから相談が可能です。電気代削減シミュレーションを無料で実施SUNSエナジーにシミュレーションを依頼する 関連記事太陽光発電の設置費用相場は?太陽光パネルの価格と費用対効果を解説!まとめ当記事では、太陽光発電を導入することで、電気代がどれくらい安くできるか解説しました。太陽光発電で自家消費すれば電力会社から購入する電気が減り、電気代を削減することが可能です。加えて、蓄電器やV2Hなどで発電した電気を蓄えれば、より効率的に太陽光発電の電気を消費できます。また、使用しない電気は電力会社へ売電できるため、電気代を削減できるだけでなく売電収入も得られます。ただし、これらは太陽光発電を設置する家の状況により異なるため、設置費用を含めたシミュレーションをしておくことが重要です。太陽光発電に興味を持っている方は一度SUNSエナジーに相談してみましょう!電気代削減シミュレーションを無料で実施SUNSエナジーにシミュレーションを依頼する -
【2025年】太陽光発電のメリット・デメリットをわかりやすく解説!
太陽光発電を導入する前にはデメリットとメリットを理解しておかないと不安ですよね。太陽光パネルは決して安い買い物ではないので、「とりあえず試して後悔した」なんてことだけは避けたいはず。そのため、事前に太陽光発電のデメリットとメリットを把握しておきましょう。太陽光発電のデメリット太陽光発電のメリット 太陽光発電における費用面のデメリット 設置・メンテナンスコストがかかる発電量が天候によって左右される売電価格は変動する 太陽光発電の業者によって起こり得るデメリット 施工技術に差があるアフターフォローの体制が異なる補助金申請の手間が変わる 太陽光発電におけるその他のデメリット 住宅の中には適さない家がある確定申告、固定資産税が必要になるケースもある反射光トラブルのリスクがある 太陽光発電における費用面のメリット 電気代を節約できる再エネ賦課金が削減できる売電収入が得られる蓄電池やエコキュートの導入で光熱費をさらに削減可能 太陽光発電における費用面以外のメリット 災害による停電の備えになる再生可能エネルギーのため環境に優しい 当記事では、上記の太陽光発電に関するデメリットとメリットをわかりやすく解説します。また、太陽光パネルを設置する際に損をしないようデメリットに対する解決策やメリットの活かし方も紹介しますので、太陽光発電の導入に不安を感じている方は参考にしてください。太陽光発電における費用面のデメリット太陽光発電のデメリットを大きく分けると費用面のデメリット・業者に関するデメリット・その他のデメリットに分類できます。 太陽光発電における費用面のデメリット 設置・メンテナンスコストがかかる発電量が天候によって左右される売電価格は変動する 本章では、太陽光発電における費用面のデメリットを紹介します。設置・メンテナンスコストがかかる太陽光発電のデメリット1つ目は、コストがかかる点。太陽光発電の初期費用は平均88.5万円~147.5万円(※)と言われており、決して安くはない投資です。出典:資源エネルギー庁 -(2)国内のコスト動向:システム費用(設置年別の推移)P-39また、経済産業省は、発電量の低下や機械類の故障がないかをチェックするために、4年に一度は太陽光発電システムの点検を推奨しています。点検は有資格者でなければ行えず、一回の費用は約5万円です。その他、パワーコンディショナーは20年前後で交換が必要になる等、部品交換の可能性もあります。しかし、太陽光発電のデメリットである金銭的な負担については、長期的な目線で見れば回収できる可能性もあります。そのため、見積もりに加えて、中長期のシミュレーションをしてもらえる販売会社に依頼をしましょう。発電量が天候によって左右される2つ目の太陽光発電のデメリットは、発電量が天候に左右されてしまうこと。発電量が大きければ、自家消費する電気量が大きくなるので、電力会社から購入する電気量が小さくなり、電気代も安くなります。そのため、太陽光発電による発電量が変化すると電気代に直結します。太陽光発電では、天候や季節、地域によって発電量が変動し、特に雨天や曇りの日、冬季は発電量が大幅に減少するため注意が必要です。つまり、お住まいの地域における日射量や天候などをふまえて費用対効果を考えなければ、せっかく太陽光パネルを設置しても節電効果が小さくなる可能性もあります。太陽光発電を導入してから後悔しないためにも、自分の地域に合わせたシミュレーションをしてもらえる販売会社に見積もり依頼をしましょう。売電価格が変動する費用面における太陽光発電の3つ目のデメリットは、売電価格が変動することです。太陽光発電システムの導入は、余剰電力を電力会社に売電できるメリットがあります。しかし、この売電価格は年々下落傾向にあり、今後もその傾向が続くと予想されています。特に、FIT制度(固定価格買取制度)により、太陽光発電システム導入後の10年間は売電価格が変動しないことは保証されていますが、FIT制度終了後は、売電収入が大幅に減少する可能性があります。事実、2024年現在の売電価格は16円/kWhとなっており、FIT制度が導入された2012年の42円/kWhと比較しても大きく下落しております。売電価格単価は減少傾向にありますが、電気代は高騰しており、自家消費によるメリットが大きくなっています。そのため、節約効果を大きくするには、自家消費の割合を高くすることが重要です。蓄電池を利用すれば夜間にも自家消費が可能になるため、蓄電池の補助金が手厚い地域にお住いの方は、蓄電池の導入も検討すると良いでしょう。業者によって起こり得るデメリット太陽光発電において、費用面の他にも依頼する業者によってデメリットが起こる可能性もあります。 太陽光発電の業者によって起こり得るデメリット 施工技術に差があるアフターフォローの体制が異なる補助金申請の手間が変わる ここでは、業者に関連する3つのデメリットを紹介します。施工技術に差がある太陽光発電の業者に関連するデメリット1つ目は、施工技術の差です。施工技術に差があると、さまざまなデメリットにつながります。1つは、費用面のメリットが最大化されないことです。太陽光発電は、屋根に太陽光パネルを設置する枚数が多いほど発電量が増えるので、節約金額も大きくなります。施工技術が低いと、効率よく発電できる角度で太陽光パネルを設置できなかったり、そもそも十分な枚数の太陽光パネルを設置できなかったりするので、損をする可能性があります。もう1つのデメリットとして、設置後に修理費用がかかる可能性があげられます。施工技術が低い業者に依頼した場合、雨漏りなどを起こすリスクがあります。屋根への影響は数年後に出る場合もあり、修理費用も高いと数百万円かかることもあります。導入費も修理費も決して安い金額ではないので、実績があり施工技術が高い業者を選定するようにしましょう。アフターフォローの体制が異なる業者に関連する太陽光発電のデメリット2つ目は、アフターフォローの体制が異なる点。太陽光発電は導入して終わりではなく、しっかりと発電するためにもメンテナンスが必要です。このメンテナンス自体はもちろん、メンテナンスで何かあった場合の対応が業者によって異なります。定期点検を含めたメンテナンスまで無償で対応してくれる業者もいれば、一から自分でメンテナンス依頼をする必要がある業者もいます。太陽光発電は、長期的な運用をしていくことになるので、メンテナンスを自分でするとなると手間や費用が積み重なってきます。アフターフォローが手厚い場合は太陽光発電の導入費用が高い場合もありますが、長期的にどちらが自分に合っているか見定めてから依頼しましょう。補助金申請の手間が変わる業者によって起こり得る太陽光発電のデメリット3つ目は、補助金申請の手間が変わってくることです。太陽光発電の費用を抑えるために必要不可欠な補助金の申請。業者によっては申請を代行してもらえます。仮に自分ですべて行う場合、申請条件を満たすために要件を読み込み、申請に必要な資料を何種類も用意しなければなりません。アフターフォローだけでなく、導入時のフォローも手厚い業者であれば、補助金に関する不安も軽減されるでしょう。その他のデメリット太陽光発電には、費用面や業者に関連したデメリット以外にもデメリットは存在します。 太陽光発電におけるその他のデメリット 住宅の中には適さない家がある確定申告、固定資産税が必要になるケースもある反射光トラブルのリスクがある 導入後に後悔しないように、可能性の1つとして、他のデメリットも確認しておきましょう。住宅の中には適さない家がある太陽光発電に関するその他のデメリット1つ目は、太陽光パネルの設置に適さない家があることです。太陽光パネルを設置する際に、発電効率を考えると屋根の向きは南側が1番適しています。また、太陽光パネルと蓄電池をセットで購入する予定の場合は、設置場所の確保も必要です。新築を建てるときであれば設計時に対処できますが、後付けで太陽光パネルの設置を検討している場合は注意しましょう。加えて、築年数が長い家の場合は、太陽光パネルの重量に耐えられない可能性もあります。重量に耐えられる屋根なのかは確認しておくことをおすすめします。確定申告、固定資産税が必要になるケースもある最後に紹介する太陽光発電のデメリットとして、下記の2点があります。 太陽光発電のデメリット 確定申告が必要になる場合がある固定資産税がかかる可能性がある 太陽光発電による売電収入は雑所得に当たるので「給与所得者の売電収入が年間20万円を上回る場合」は国の定めにより確定申告が必要になります。しかし、FIT制度による太陽光発電の売電価格が2024年度で16円/kWh(※)であることを考えると、年間の売電収入は20万円を上回る可能性は低いので、大きな影響はないでしょう。出典:経済産業省 資源エネルギー庁固定資産税については、太陽光発電システムにおける太陽光パネルの設置形態により発生する可能性があります。既築の家に太陽光パネルを設置する場合は課税対象外ですが、新築時に太陽光パネルが屋根材の役割も担っている屋根一体型を取り付ける場合は課税対象です。念の為、太陽光発電システムを導入する際は、上記2つの条件に該当しないか確認しておきましょう。反射光トラブルのリスクがある反射光によるトラブルのリスクがあることも太陽光発電のデメリットです。主に太陽光パネルを北向きの屋根に取り付けた際、太陽光が上空ではなく地上に反射する場合があります。太陽光の反射した先に住宅があると、眩しさを感じたり熱が集中して暑くなったりします。北向きの屋根に取り付けると発電効率も悪くなるので、太陽光パネルを設置する場合は南・東・西の方角にすることがおすすめです。しかし、費用対効果を考え、北向きにも太陽光パネルを設置すべき場合もあり、現在は反射しない太陽光パネルも存在します。自宅に合わせてメリットを最大化できるように、いろいろな提案をしてもらえる販売会社に相談しましょう。ここまで、太陽光発電を導入する際のデメリットについて解説しました。デメリットと聞くと太陽光パネルの導入に不安を抱く人も少なくないはずです。しかし、太陽光発電のデメリットには、解決策が存在します。太陽光発電のメリットを確認する前に、デメリットに対する解決策を知りたい人は下記のボタンから確認できます。太陽光発電のデメリットに対する解決策を確認太陽光発電における費用面のメリット太陽光発電システムはデメリットばかりではなく、メリットも存在します。メリットを把握して太陽光発電を使えば、自身にもプラスになるでしょう。 太陽光発電における費用面のメリット 電気代を節約できる再エネ賦課金が削減できる売電収入が得られる蓄電池やエコキュートの導入で光熱費をさらに削減可能 本章では、太陽光発電における費用面のメリットについて解説します。電気代を節約できる太陽光発電のメリット1つ目は、電気代が削減できること。太陽光発電で電力を賄えば、電力会社から購入する電力が少なくなり、その分の電気代が節約可能です。晴れている日であれば基本的に日中の電力は太陽光発電で作ることができるので、冷暖房を多く使う季節でも月々の電気代を抑えることができるでしょう。実際にいくら分の経済的メリットがあるかは、個々のライフスタイルや住宅の状況によっても差はありますが、電気代が節約できるというのは、太陽光発電のメリットの1つです。再エネ賦課金が削減できる電気代の節約に関連して、費用面における太陽光発電のメリットとして挙げられるのが再エネ賦課金が削減できること。再エネ賦課金とは再生可能エネルギーを普及させるための費用で、電気の使用量に合わせて、電力会社と契約している家庭が負担する料金です。2024年度の再エネ賦課金は3.49円/kWh(※1)で、3人家族のご家庭で月々1,000円以上もの負担(※2)となります。※1 出典:経済産業省 ニュースリリース※2 出典:環境省 家庭のエネルギー事情を知るまた、再エネ賦課金は年々上昇する見込みとなっております。再エネ賦課金の推移年度再エネ賦課金令和5年度(2023年度)2023年4月1日~2024年3月31日1.4円/kWh令和4年度(2022年度)2022年4月1日~2023年3月31日3.45円/kWh令和3年度(2021年度)2021年4月1日~2022年3月31日3.36円/kWh令和2年度(2020年度)2020年4月1日~2021年3月31日2.98円/kWh平成31年度(2019年度)2019年4月1日~2020年3月31日2.95円/kWh平成30年度2018年4月1日~2019年3月31日2.90円/kWh平成29年度2017年4月1日~2018年3月31日2.64円/kWh平成28年度2016年4月1日~2017年3月31日2.25円/kWh平成27年度2015年4月1日~2016年3月31日1.58円/kWh平成26年度2014年4月1日~2015年3月31日0.75円/kWh平成25年度2013年4月1日~2014年3月31日0.35円/kWh平成24年度2012年4月1日~2013年3月31日0.22円/kWh※出典:経済産業省 ニュースリリース全国家庭電気製品公正取引協議会によると電力料金の目安単価は31円/kWh(※)なので、太陽光発電の導入で約1割の電気代を削減できることはメリットでしょう。※出典:全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問売電収入が得られる太陽光発電の3つ目のメリットは、売電収入が得られること。太陽光パネルで生み出した電気を自家消費した後、余った電力である「余剰電力」を電力会社が買い取る「売電」という仕組みがあります。売電収入とは、太陽光発電システムを導入し、発電した電気を電力会社へ売ることで得られる収入のことです。太陽光発電は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)という制度によって、国が定めた単価で10年間の買取りが約束されています。売電価格の推移年度売電価格(10kW未満)令和5年度(2023年度)2023年4月1日~2024年3月31日16円/kWh令和4年度(2022年度)2022年4月1日~2023年3月31日17円/kWh令和3年度(2021年度)2021年4月1日~2022年3月31日19円/kWh令和2年度(2020年度)2020年4月1日~2021年3月31日21円/kWh平成31年度(2019年度)2019年4月1日~2020年3月31日24円/kWh平成30年度2018年4月1日~2019年3月31日26円/kWh平成29年度2017年4月1日~2018年3月31日28円/kWh平成28年度2016年4月1日~2017年3月31日31円/kWh平成27年度2015年4月1日~2016年3月31日33円/kWh平成26年度2014年4月1日~2015年3月31日37円/kWh平成25年度2013年4月1日~2014年3月31日38円/kWh平成24年度2012年4月1日~2013年3月31日42円/kWh売電収入については、年々価格が減少しているのでシミュレーションをしっかりおこないましょう。蓄電池やエコキュートの導入で光熱費をさらに削減可能続いて紹介する太陽光発電のメリットは、蓄電池やエコキュートの導入で光熱費をさらに削減できる点。基本的に太陽光発電の場合、発電した電気は貯めておくことができず、昼間に発電した電気を夜に使うことはできません。しかし、蓄電池は、太陽光パネルで発電した電気を貯めておき、日中だけでなく、夜間にも自家消費が可能です。また、エコキュートは空気の熱と電気を使い、お湯を沸かす給湯システムであり、ガス代の節約につながります。エコキュートでは夜間の電気代よりも日中の電気代が高いプランを適用できるので、より太陽光発電の恩恵を受けられる点がメリットです。蓄電池やエコキュートのような太陽光発電と相性が良い設備も把握し、光熱費を抑える仕組みを導入することも重要な観点でしょう。費用面以外のその他メリット太陽光発電には費用面だけでなく、その他にもメリットが存在します。 太陽光発電における費用面以外のメリット 災害による停電の備えになる再生可能エネルギーのため環境に優しい メリットを活かすためにもどのようなメリットが存在するのか確認しておきましょう。災害による停電の備えになる太陽光発電のメリットとして災害時の備えにもなる点があげられます。地震や台風などの災害時には、電力会社から電力供給がストップし、停電が起きる可能性も低くありません。しかし、太陽光発電を導入していれば、自宅で発電した電力を利用できるので、復旧までに時間がかかっても電気が使えなくなることはほとんどありません。さらに、蓄電池を一緒に導入していれば、貯めた電気も利用できるので、夜間にも電気を使えます。今後、南海トラフ地震や警報級の台風が来る可能性はあるので、停電時に電力を確保しておきたい人は、太陽光発電や蓄電池の導入を検討すると良いでしょう。再生可能エネルギーのため環境に優しい費用面以外の太陽光発電のメリットとして環境に優しい点もあげられます。経済的なメリットが注目されやすい太陽光発電ですが、本来一番のメリットは枯渇性エネルギーではない、再生可能エネルギーの普及。日本では、8割に近い電源が火力発電由来のため、CO2を排出しない再生可能エネルギーである太陽光発電は、カーボンニュートラルを目指す上で大きなメリットになります。太陽光発電の導入により、微力でも環境問題に寄与している実感を持てるでしょう。ここまでは、太陽光発電におけるメリットについて紹介しました。さらに太陽光発電のメリットを活かす方法が知りたい、メリットはわかったので太陽光発電の導入方法が知りたい方は下記のボタンから確認できます。 太陽光発電のメリットを活かす方法 太陽光発電の導入方法を確認 太陽光発電のデメリットに対する解決策太陽光発電のデメリットにより、悪い印象を持たれる人もいるでしょう。しかし、中にはデメリットを緩和する方法があります。本章では、太陽光パネルを設置するにあたり、デメリットの解決策を紹介します。 太陽光発電のデメリットに対する解決策 国や自治体の補助金等を利用するソーラーローンを利用して一時的な負担を軽減する信頼できる販売会社を選ぶ国や自治体の補助金等を利用する太陽光発電の補助金を利用することは費用面のデメリットに対する解決策の1つです。国や自治体では、再生可能エネルギーを普及させるため、太陽光発電を導入する際に補助金制度を導入している場合があります。2024年において蓄電池の設置には国の補助金制度は存在しますが、太陽光パネルの設置には国の補助金制度は存在しません。太陽光パネルの設置に対する補助金は、各自治体に制度が存在する可能性があるので、各窓口に問い合わせて確認しましょう。また、実績のある販売会社であれば、太陽光発電に関する補助金についても熟知しているので、直接聞いてみるのも良いでしょう。ソーラーローンを利用して一時的な負担を軽減する太陽光発電の大きなデメリットとして初期費用の負担があります。補助金の利用も初期費用の軽減につながりますが、ソーラーローンの利用も初期費用のデメリットに対する解決策になり得ます。ソーラーローンを利用することにより、金利はかかりますが、一時的な設置費用の負担を軽減して太陽光発電を導入できます。一般的なソーラーローン金利種別固定あるいは変動金利1.5~3.0%返済期間10~20年借入額500~1,500万一般的な情報を紹介しており、範囲外の数値になるローンもございます。ソーラーローンを利用した場合としていない場合の節約金額の収支は下記の通りです。回収年数はイメージです。電気代や補助金などさまざまな要因によって変動します。将来的な回収を見据えて太陽光発電を導入したいけど、一時的な金銭的負担は耐えられないという人は、ソーラーローンを利用した太陽光発電の導入を検討すると良いでしょう。信頼できる販売会社を選ぶ太陽光発電の設置におけるデメリットの解決策として重要になるのが、信頼できる販売会社を選ぶことです。太陽光発電の初期費用や費用対効果についての正確な情報提供はもちろん、工事に不備はないか等の技術面も関わってきます。また、メンテナンスや補助金申請の代行などの依頼ができるかも販売会社の選定においては重要です。そのため、太陽光発電を導入する際は、上記を満たした信頼できる販売会社を選びましょう。ここまで、太陽光発電のデメリットに対する3つの解決策を解説しました。しかし、太陽光発電のデメリットの大きさは各住宅により異なるため、どのデメリットに気をつけるべきか把握するのは難しいでしょう。そのため、損をしないためにも太陽光発電の専門家に相談してみると良いでしょう。太陽光発電の相談先が知りたい方はこちら太陽光発電のメリットを活かす方法太陽光発電の費用対効果を高めるためにも、デメリットを解消するだけではなく、可能な限りメリットを活かしましょう。本章では、太陽光発電のメリットを活かす2つの方法について紹介します。 太陽光発電のメリットを活かす方法 蓄電池を導入して自宅の電気代を削減するオール電化住宅で自家消費率を上げる蓄電池を導入して自宅の電気代を削減する太陽光発電のメリットを活かす1つ目の方法は、蓄電池を自宅に設置することです。蓄電池は初期費用はかかりますが、日中に発電した電力を貯めておくことができるので、夜間でも自家消費が可能になるメリットがあります。そのため、電力会社から電力を購入する量が減り、高騰する電気代の支払いをおさえることにつながります。蓄電池の設置により太陽光発電のメリットをより活かすことができるので、補助金の利用も検討し、蓄電池の導入も同時におこなうと良いでしょう。オール電化住宅で自家消費率を上げる太陽光発電のメリットを活かすもう1つの方法は、オール電化住宅にすることです。オール電化住宅にすると、今までガスで運転していた部分を電気で賄えるので、太陽光発電で自家消費をする幅が広がります。さらに、オール電化住宅では夜間の電気代よりも日中の電気代が高いプランが適用できるので、より太陽光発電のメリットを受けることが可能です。太陽光パネルに加えて、蓄電池の導入まで考えている人は、メリットを活かすためにもオール電化住宅も視野に入れて販売会社に相談してみると良いでしょう。ここまで、太陽光発電のメリット・デメリットについて解説しました。メリット・デメリットの把握後、太陽光発電を設置する前に価格相場を確認しておきたい人は、下記の記事を参考にしてください。 関連記事 太陽光発電の設置費用相場を解説した記事はこちら 太陽光発電の導入をおすすめする人本章では、太陽光発電のメリット・デメリットから実際に導入をおすすめする人の特徴を紹介します。月々の光熱費が高い人太陽光発電の導入をおすすめする人の特徴1つ目は、月々の光熱費が高い人です。太陽光発電は太陽光パネルで発電した電気を自宅で利用できるため、電気代が高いほど節約効果が得られやすくなります。また、月々の電気代が高い人は蓄電池もあわせて導入することをおすすめします。生活スタイルにもよりますが、夜間分を蓄電池に貯めた電気で利用することにより、さらに節約金額が大きくなるためです。蓄電池は補助金額が大きい自治体も存在するので、お住まいの地域における補助金制度を確認しながら、太陽光発電を賢く導入しましょう。災害時の停電に備えたい人災害時の停電に備えたい人も太陽光発電の導入をおすすめできる人です。太陽光発電のメリットでお伝えした通り、電力会社からの電力供給がストップしても、自宅で電気を作ることができれば、影響は少なくて済みます。天候にもよりますが、蓄電池の容量が大きければ復旧まで不自由なく電気を使用できる可能性も0ではありません。以上より、地震や台風に備えて電力を確保したい人は、太陽光発電システムの導入を検討しましょう。環境に寄与したい人太陽光発電の導入をおすすめする人として、環境に寄与したい人もあげられます。太陽光発電は再生可能エネルギーであり、地球温暖化の対策として脱炭素を目指す世界的な動きに寄与することが可能です。直接的なメリットではありませんが、環境問題に関心のある人にとっては、あわせて節約や停電時の備えにもなる太陽光発電はおすすめです。太陽光発電を導入するならSUNSエナジーに相談太陽光発電は、見積もりサイトを経由する場合でも、最終的には販売会社と直接やり取りをすることが必要になります。本章では、太陽光発電システムを取り扱う、おすすめの販売会社を紹介します。SUNSエナジー株式会社SUNSエナジー株式会社は太陽光パネルの販売・施工会社です。SUNSエナジーは関東で17社のみしか選定されていないPanasonicの指定販売店に登録(※)されています。※引用:Panasonicの指定販売店また、埼玉県では、住宅用太陽光発電設備の販売又は施工を3年間で30件以上設置した実績がある業者を協働事業者に選定(※)しており、SUNSエナジーも選ばれています。※引用:埼玉県 住宅用太陽光埼玉あんしんモデル太陽光発電に関して行政区からも指定を受けるSUNSエナジーを利用するメリットは下記のとおりです。上記のメリットに加え、SUNSエナジーは補助金の申請代行も可能です。また、アフターフォローも充実しており、機器の寿命による交換とご本人に過失がある場合を除いて基本的にメンテナンス費用はかかりません。長期的に見た場合のメリットが大きいSUNSエナジーにシミュレーションをして欲しい、費用対効果の大きい業者を比較したいという人は、無料でシミュレーション依頼が可能です。ご自宅に合わせたシミュレーションが可能フォームを入力してSUNSエナジーに無料相談する -
タイナビはおすすめ?デメリットや評判・口コミを徹底解説【2025年】
太陽光発電システムの導入を考えており、タイナビでの見積もりを考えているあなた。タイナビが見積もりサイトとして信頼できるのか、気になっているのではないでしょうか。太陽光発電システムは初期費用が100万円を超える場合も少なくなく、中には業者からぼったくられたとの記事や口コミも見受けられるため、業者選びは絶対に失敗したく無いところ。当記事では、見積もりサイトのメリット・デメリットに加え、タイナビのリアルな評判や口コミを紹介します。終わりには、タイナビとよく比べられるソーラーパートナーズとの違いとタイナビがおすすめな人・おすすめできない人も解説しますので、参考にしてください。タイナビの口コミ・評判を確認するタイナビを含めた見積もりサイトのメリットタイナビを利用する前に、見積もりサイトにはどのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。 見積もりサイトのメリット より安い価格で太陽光パネルを設置できる太陽光パネルの販売会社を探す手間がかからない一定の基準をクリアした販売会社が見つかる より安い価格で太陽光パネルを設置できる見積もりサイトを利用することで、複数の太陽光パネル販売会社から見積もりを取れます。そのため、保証などの条件は異なる可能性もありますが、価格を比較して1番安い販売会社に太陽光パネルの設置を依頼することが可能です。入札している太陽光パネルの販売会社も、他社より高く見積もりを出してしまうと契約に至る可能性が下がるので、価格競争が引き起こされます。従って、より安い価格で太陽光パネルを設置できます。太陽光パネルの販売会社を探す手間がかからない見積もりサイトを利用するメリットとして、時間と労力を節約できる点があります。ゼロから自分で太陽光パネルの設置を依頼する販売会社を探すと、無数の販売会社が存在するため、非常に手間がかかります。見積もりサイトを利用すれば、自分のエリアや住宅に対応している販売会社から一括で複数の見積もりを取得できるため、効率的に太陽光発電の販売会社を探すことが可能です。一定の基準をクリアした販売会社が見つかる多くの見積もりサイトは、提携する販売会社を審査するために独自の基準を設けています。一定以上の導入実績や過去に法的処罰を受けていないなど、条件を満たした販売会社だけで見積もり比較できます。自分自身で販売会社を探す場合、その会社が信頼できるか客観的に評価するのは困難です。見積もりサイトなら、基準を満たした販売会社だけ選別して紹介してくれるので、販売会社探しで苦労することが減ります。見積もりサイトのデメリット前章では、太陽光の見積もりサイトにおけるメリットを紹介しましたが、メリットがあればデメリットも存在します。 見積もりサイトのデメリット 選び方を間違えると新電力会社の方が電気代が高くなる可能性がある販売会社から営業を受けることがある販売会社を選ぶ基準が価格優先になる 良い面ばかり見て、実際に見積もりサイトを利用したら思っていたのと違うとならないためにもデメリットも確認しておきましょう。販売会社から営業を受けることがある見積もりサイトを利用すると、複数の販売会社から個別に電話で連絡が来る場合があります。この電話は、見積もりの査定結果や訪問見積もり日の調整といった内容の電話なので、電話に出ないと何度も連絡が来る可能性もあります。見積もりが不要になった際は、一度電話に出て、見積もりが必要なくなったことを伝えましょう。見積もりサイトによっては、見積もりサイトの専任スタッフに断りの旨を伝えると、スタッフが断りの連絡を代行してもらうことが可能です。販売会社を選ぶ基準が価格優先になる見積もりサイトのデメリットとして、太陽光パネルを導入する基準が価格に偏る可能性があります。もちろん、太陽光パネルの導入は安価ではないため、誰もができるだけ安く設置したいと思っているでしょう。しかし、安い販売会社に依頼したことで設置工事の品質が足りず、故障やトラブルが起きる可能性が高くなります。そのため、見積もりサイトを利用するときは、初期費用だけではなく長期の費用対効果を考慮して提案してくれる販売会社を選びましょう。太陽光発電システムを取り扱うSUNSエナジー株式会社は、県指定の販売店として選ばれている実績もある販売・施工会社です。初期費用だけでなく、長期におけるシミュレーションを実施するためにも、実績のある販売会社へ相談してみましょう。フォームを入力してSUNSエナジーに相談するタイナビのメリットと評判・口コミここまで、相見積もりサイトのメリット・デメリットについて紹介しました。続いては、相見積もりサイトの中でも実績のあるタイナビについてポジティブな評判や口コミを見ていきます。タイナビを利用することで見積もりが安くなった口コミ迷監督 ★★★★★5 引用元:X (@meikantoku) 太陽光 タイナビから一括見積もり依頼を出してみた そのうち1箇所から、5kwで100万くらいと… 随分安くなってるなー口コミペムオ@C値0.20 ★★★★★5 引用元:X (@ie_pensan) 太陽光、タイナビで見積もりとってたら、ようやく長州産業で20万/kw切る会社を見つけられた。タイナビのメリットに関する口コミ・評判で多く見られるのは、タイナビを利用することで見積もりが安くなったというもの。太陽光発電は複雑なものであり、かつ業者によって価格が全然違います。そのため、まずは初期費用の負担を減らすことを優先で考えたい人においては、タイナビで相見積もりを取れば、自分にとって最適なプランが選びやすくなるでしょう。一括見積もりサイトとして信頼できる口コミコモリヤスハル ★★★★★5 引用元:X (@yass_cample) ありがとうございます。さっきタイナビを見ていました。信頼できるサイトなのですね。新たに勉強したくてもいいサイトが見当たらなくて困ってました。口コミお得情報 ★★★★★5 引用元:X (@solarpower_2020) 見積もりサイトでおすすめなのは、・タイナビ ・ソーラーパートナーズ仲介サイトでおすすめなのは ・SOLSEL(ソルセル)少額投資でおすすめなのは、・CHANGEかな〜と個人的に思います!タイナビのメリットに関する口コミ・評判で次に多く見られるのは、その信頼性に言及するものです。Xのみならず、タイナビの信頼性に言及するブログ記事もあり、タイナビでの見積もりが非常にいい体験だったことが伺えます。タイナビで見積もり依頼をしたい人は、下記のボタンから申込可能です。タイナビの公式サイトはこちらタイナビのデメリットに関する評判タイナビには、メリットもあればデメリットも存在します。ここからはデメリットについて紹介します。申し込み時の入力項目が多いタイナビに関して少しネガティブに映る評判の1つが入力項目の多さに関するもの。ソーラーパートナーズなどの他の見積もりサイトと比較して、入力項目が多いと感じているのだと見受けられます。ただ、入力項目が多いのは決してデメリットなだけではなく、正確な見積もりを出すための工夫です。太陽光発電は屋根の大きさや向き、住宅の周辺環境などの細かい条件によって、想定される発電量などが変わるもの。より正確な見積もりを出すには、実態を知る必要があるために、入力項目が長くなっているのだと思われます。訪問見積もりの場合は時間確保が必要タイナビに関して少しネガティブに映る評判の2つ目は、訪問見積もりが面倒だという声。タイナビでは「簡易見積もり」と「訪問見積もり」の2つが選べますが、より正確な見積もりを出すには、実際に訪問して屋根や外回りを確認してもらうほうが確実です。確かに面倒であることは否めませんが、正確なシミュレーションを出すことを考えれば、大きなデメリットとは言えないでしょう。太陽光見積もりサービス大手、ソーラーパートナーズとの違い当記事をご覧の方の中には、有名な一括見積もりサイトであるソーラーパートナーズとタイナビのどちらを利用しようか、迷っている方もいることでしょう。ここでは、タイナビとソーラーパートナーズの違いを表にまとめて解説しますので、ぜひチェックしてみてください。項目ソーラーパートナーズタイナビ加盟店600社以上350社以上無料見積もり数35登録業者の選定基準7つの審査基準独自の厳しい基準(内容は記載なし)見積もり時に必要な項目少ない多いアフターフォローあり(保証が充実)あり累計利用者数10万人以上15万人以上 実績4年連続依頼件数No.110年以上の歴史その他あんしん完了保証(工事完了保証)付きイエローカード制度(施工会社警告)あり顧客満足度98%安心しながら見積もりを取りたい人はソーラーパートナーズ、より多くの販売会社から見積もりを取得して比較したい人は、タイナビを選ぶと良いでしょう。 タイナビの公式サイトはこちら ソーラーパートナーズの公式サイトはこちら 注意事項 初期費用を安くすることにこだわりすぎて、長期的な費用対効果や保証内容の面で損をしないように注意しましょう 関連記事 太陽光発電の設置費用相場を解説した記事はこちら タイナビをおすすめする人とおすすめしない人ここまで、見積もりサイトとタイナビのメリット・デメリットについて解説し、他の見積もりサイトとの違いについても紹介しました。本章では、タイナビの利用をおすすめする人とおすすめしない人について解説します。 タイナビの利用をおすすめする人 価格を比較してより安く太陽光パネルを導入したい人効率的に太陽光の販売会社を探したい人タイナビの利点として、一度により多くの販売会社から見積もりを取得できる点があります。そのため、複数社を比較してより安い価格で太陽光を導入したい人や手間をかけずに販売会社を探したい人はタイナビを利用すると良いでしょう。 タイナビの利用をおすすめしない人 価格より実績やアフター体制を重視する 新門家に相談しながら太陽光パネルを導入したい人 タイナビで見積もりを取得した販売会社によってアフター体制は異なるため、価格が安い販売会社でも希望する保証が付いておらず、二度手間になる可能性があります。そのため、安心を優先される方は実績や保証体制が整っている販売会社の中から選ぶことも選択肢の1つでしょう。また、実績のある販売会社では、経験値が豊富なので専門的な立場から意見をもらうことができます。より自分に合わせた提案をして欲しい人は、実績のある販売会社に相談しながら検討することをおすすめします。太陽光発電システムを取り扱うSUNSエナジー株式会社は、県指定の販売店として選ばれている実績もある販売・施工会社です。太陽光パネルの導入に不安をお持ちの方は、一度相談してみると良いでしょう。フォームを入力してSUNSエナジーに相談するタイナビの基本情報を紹介「タイナビ」は、「株式会社グッドフェローズ」が運営する、日本最大規模の太陽光発電・ソーラーパネルの無料見積もりサイトです。タイナビは、利便性と効率性の高さが特徴で、一度に最大5社の見積もりを取得できるため、時間と労力を大幅に節約できます。また、タイナビは、見積もりを比較するだけでなく、業者の評判や口コミ情報も提供しているため、より信頼性の高い選択を行うことが可能です。サイト評価に関するブランドのイメージ調査(※)では、「安心して利用しやすいサイトNo.1」などの評価を得ており、評判が高いサービスであることが伺えます。※出典:株式会社グッドフェローズ公式サイトそんなタイナビの基本情報は以下のとおりです。 会社名 株式会社グッドフェローズ所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階設立 2009年3月6日連絡先 Tel:03-6420-0515Fax:03-6420-0516役員代表取締役社長 長尾泰広代表取締役副社長 佐伯淳二事業内容エネルギーメディア事業物販事業電源開発事業O&M事業発電事業セミナー事業10年以上も前からインターネットを通じて、太陽光に関わるビジネスを展開している企業であることが伺えます。幅広く太陽光発電関連のサービスを展開する株式会社グッドフェローズ「株式会社グッドフェローズ」は太陽光に関わる様々なサービスを展開しています。そのラインナップは以下の通り。サービス名サービス概要公式サイトタイナビソーラーパネルの一括見積もりサイト公式へ タイナビ発電所土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト公式へ タイナビ蓄電池蓄電池一括見積り依頼サイト公式へスイッチBiz高圧電気料金一括見積もりサイト公式へ タイナビスイッチ電気・ガス料金のシミュレーションサイト公式へ 住宅用から産業用、投資用、蓄電池に至るまであらゆる太陽光発電関連の見積もりサイトを運営していることがわかります。タイナビで見積もりを行う4ステップタイナビは次の4ステップで利用することが可能です。 タイナビで見積もりを行う4ステップ 郵便番号を入力する。名前・住所・屋根の形状など必要事項を記入する。太陽光発電システムと合わせて見積もりしたい製品(蓄電池やエコキュートなど)があれば、チェックを入れる。「見積もりを依頼する」をクリックして見積もり依頼を出す。より安い業者に出会え、効率的に太陽光パネルの導入ができるタイナビ。太陽光発電の導入を考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか!タイナビの公式サイトはこちら