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ネット証券の手数料を徹底比較!株取引が安い・無料の会社ランキング
この記事では、主要ネット証券会社の手数料を比較します。商品ごとに手数料を比較し、費用を抑えられるおすすめネット証券会社を紹介します。「ネット証券選びは手数料の安いところを選びたい」という方は、当記事をご参照ください。取引手数料一斉比較はこちらネット証券の株式取引手数料の仕組みを詳しく比較・解説ネット証券会社の取引手数料は、商品ごとに異なります。今回は主要商品の国内株(現物・信用・単元未満株)・米国株・投資信託の手数料を解説します。国内株の手数料は1約定制と1日定額制の2種類多くのネット証券会社の国内株には、「1約定制の手数料」と「1日定額制の手数料」、2種類の手数料コースが用意されています。1約定制とは、1回の株式売買金額に対してかかる手数料体系です。取引金額ごとに手数料が変動し、取引額が大きいほど手数料の金額が増えます。一方で1日定額制は、1日の合計約定金額に対して、取引手数料が決まる手数料体系です。取引回数に関わらず、1日の約定金額が多いほど取引手数料が高くなります。例えば、SBI証券の1約定制「スタンダードプラン」と1日定額制「アクティブプラン」の手数料は、以下のとおりです。 現物 信用 SBI証券の国内株現物の手数料体系(税込) 取引金額 スタンダードプラン アクティブプラン 〜5万円 55円 0円 〜20万円 99円 〜50万円 115円 100万円 275円 〜150万円 535円 1,238円※200万円まで 〜300万円 640円 1,691円 〜3,000万円 1,013円 100万円ごとに+295円 3,000万円超 1,070円 SBI証券の国内株信用の手数料体系(税込) 取引金額 スタンダードプラン アクティブプラン 〜10万円 99円 0円 〜20万円 148円 〜50万円 198円 〜100万円 385円 〜200万円 880円 200万円超 100万円ごとに+440円 2025年9月作成 上記のように、1約定制は約定金額に対して取引手数料は徐々に増えるものの、上限が設定されています。一方で1日定額制は、約定金額100万円以下は取引手数料0円ですが、100万円を超えると取引金額の増え方が1約定制よりも大きく上限もありません。具体的な手数料金額はネット証券会社によって異なりますが、金額の増え方は各社ほぼ同じです。例えば、約定金額50万円の現物取引を3回行う場合、各コースの取引手数料を比較してみましょう。 スタンダードプランの取引手数料 50万円の取引金額:115円 合計手数料:115円×3回=345円 アクティブプランの取引手数料 1日の合計約定金額:50万円×3回=150万円 150万円の取引手数料:1,691円 このように、SBI証券の場合は1日の約定金額が100万円を超えると、1日定額制の取引金額のほうが割高です。もちろん、約定金額が高いほど取引手数料の差額は大きくなります。以上を踏まえると、それぞれの手数料コースでおすすめできる取引は、以下のとおりです。 1約定制がおすすめの取引 1日の約定回数が少ないものの、1回の約定金額が大きい 1日定額制がおすすめの取引 少額取引を1日に何回もおこなう 多くのネット証券の手数料コースは、1日ごとに変更できます。そのため、状況に応じてコースを柔軟に変更することで、取引手数料を抑えることも可能です。 信用取引は金利・貸株料も別途発生 国内株の信用取引では、取引手数料だけでなく別途金利と貸株料も発生します。 それぞれの手数料は、信用取引の方法によって異なります。例えば、SBI証券の金利・貸株料は以下のとおりです。 SBI証券の信用取引の金利・貸株料 買方金利(年率) 貸株料率 制度信用 2.80% 1.10% 一般信用 無期限 2.80% 1.10% 短期 - 3.90% 日計り 当日 0.00% 0.00% 期日超過 1.80% 1.80% 2025年9月作成 国内株の信用取引をおこなう際は、金利・貸株料も考慮しましょう。単元未満株の手数料体系本来、国内株は100株ごとに取引する必要がありますが、一部のネット証券会社は1株ごとに取引できる単元未満株を取り扱っています。単元未満株の取引手数料は、約定金額に対して一定割合が発生する仕組みです。例えば、SBI証券の単元未満株「S株」は0%ですが、三菱UFJ eスマート証券だと0.55%(税込)かかります。また、一部のネット証券会社では取引手数料ではなく、スプレッドが実質的な手数料として発生します。例えば、楽天証券の「かぶミニ®︎」のリアルタイム取引だと、約定金額の0.22%となっています。単元未満株は、同じ銘柄の合計保有株数が100株以上になると単元株として扱われ、株主優待を受け取ることが可能です。単元未満株をコツコツ買い増して単元株を狙いたい方は、単元未満株の手数料体系も比較しておきましょう。米国株を含めた外国株の手数料体系米国株を含めた外国株の取引手数料は、単元未満株と同様に約定金額に対して一定割合が発生する仕組みです。例えばSBI証券の米国株式の場合、取引手数料は約定金額の0.495%(税込)です。約定金額が100万円だと、取引手数料は4,500円となります。ただ、外国株には最低手数料と上限手数料が設定されています。SBI証券の米国株だと約定代金2.02米ドル以下なら0円、上限手数料は20米ドルです。また、外国株は基本的に外貨で取引する必要があるため、円貨で決済する場合は別途為替手数料も発生します。SBI証券の場合、米ドルの為替手数料は1米ドル25銭です。そのため、外国株を取引する際は取引手数料だけでなく、為替手数料の考慮して取引しましょう。投資信託には3種類の手数料がある投資信託を取引する場合、以下3種類の手数料が発生します。 投資信託の取引で発生する手数料 買付手数料 買付時に発生する手数料。 信託報酬 投資信託の保有中に発生する手数料。 信託財産留保額(解約手数料) 投資信託を解約する際に発生する手数料。 上記の手数料は、運用するファンドの種類や金額によって変動します。気になるファンドを見つけたら、各手数料がどれくらいかかるか確認しましょう。ただ、ほとんどのネット証券会社では、買付手数料と信託財産留保額は発生しません。そのため、基本的には信託報酬だけ考慮するだけで大丈夫です。注意点として、信託報酬は年率で表示されていますが、実際に発生する手数料は日率に換算されます。例えば、年率0.1%のファンドを1,000万円運用する場合、単純計算だと信託報酬は1年間で1万円ですが、実際の信託報酬は以下のように計算されます。 信託報酬の実質的な算出方法 当日の信託報酬 1,000万円×0.1%÷365日=27.4円 運用残高 1,000万円ー27.4円=999万9972.6円 上記のように、信託報酬は運用残高から差し引かれるので、別途証券口座に手数料分の資金を入れておく必要はないのでご安心ください。以上、主要商品の国内株・外国株・投資信託の手数料を解説しました。続いては、各商品の手数料を一斉比較していきます。主要ネット証券会社の手数料を商品ごとに一斉比較国内株・外国株・投資信託の手数料の仕組みを踏まえて、主要ネット証券会社の手数料体系を比較していきましょう。今回は、以下の商品ごとに手数料を比較します。 ※タップすると該当箇所へ移動できます 国内株現物 国内株信用 単元未満株 米国株 新NISA 一部のネット証券では、新NISA口座の取引なら取引手数料が無料になるサービスを提供しているので、一斉比較の項目に追加しました。では、各商品の手数料を見ていきましょう。国内株現物の取引手数料比較 1約定制 1日定額制 現物取引・1約定制手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜300万円 〜3,000万円 3,000万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 大和コネクト証券※3 約定金額×0.055%(最低99円・最高660円) SBIネオトレード証券 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 GMOクリック証券 無料 CHEER証券 55円 55円 110円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 SBI証券スタンダードコース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 楽天証券超割コース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 マネックス証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,070円 三菱UFJ eスマート証券 55円 99円 115円 275円 535円 約定金額×0.099%+99円(上限:4,059円) 岡三オンライン証券 108円 108円 220円 385円 660円 1,100円 1,650円 100万円ごとに330円ずつ増加(上限3,300円) 2025年9月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込が必須。 ※2:RクロスとSOR利用が必須。 ※3:手数料無料クーポンが月10枚配布されます。 現物取引・1日定額制手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 〜100万円 〜150万円 〜200万円 〜300万円 300万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 SBIネオトレード証券 0円 880円 1,100円 1,540円 100万円ごとに+295円 SBI証券アクティブプラン 0円 1,238円 1,691円 100万円ごとに+295円 GMOクリック証券 無料 岡三オンライン 0円 1,430円 100万円ごとに+550円 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 松井証券 〜50万円:0円 〜100万円:1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円(上限11万円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券※1 550円 2,750円 300万円ごとに+2,750円 2025年9月作成 ※1:1日に300万円以上の取引をおこなうと「月間利用ボックス数」がカウントされ、21回目以上は2,475円、121回目以上は1,815円で利用可能。 1約定制・1日定額制関わらず、SBI証券と楽天証券は各社所定の条件を満せば、約定金額関わらず0円で取引可能です。次に割安な他のネット証券会社を比較すると、1約定制は大和コネクト証券、1日定額制はSBIネオトレード証券となります。ただ、大和コネクト証券では手数料無料クーポンが月10枚配布されるため、取引回数によっては手数料をかけずに取引できます。国内株信用の取引手数料比較 1約定制 1日定額制 金利・貸株料 信用取引・1約定制手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 〜10万円 〜20万円 〜50万円 50万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 DMM株 ~300万円:88円(3/29まで0円) 300万円超:0円 GMOクリック証券 無料 大和コネクト証券※3 売買代金の0.055%(最低99円・最高330円) SBI証券スタンダードプラン 99円 148円 198円 385円 楽天証券超割コース 99円 148円 198円 385円 マネックス証券 99円 148円 198円 385円 三菱UFJ eスマート証券 99円 148円 198円 385円 岡三オンライン 108円 165円 330円 ~100万円:550円 ~150万円:770円 ~300万円:1,100円 300万円超:1,320円 2025年9月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込が必須。 ※2:RクロスとSOR利用が必須。 ※3:手数料無料クーポンが月10枚配布されます。 信用取引・1日定額制手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 〜100万円 〜200万円 〜300万円 300万円超 SBI証券ゼロ革命※1 0円 0円 0円 0円 楽天証券ゼロコース※2 0円 0円 0円 0円 SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 SBI証券アクティブプラン 0円 800円 100万円ごとに+440円 岡三オンライン 0円 1,100円 100万円ごとに+330円 GMOクリック証券 無料 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 松井証券 〜50万円:0円 〜100万円:1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円(上限11万円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券※1 550円 2,750円 300万円ごとに+2,750円 2025年9月作成 ※1:1日に300万円以上の取引をおこなうと「月間利用ボックス数」がカウントされ、21回目以上は2,475円、121回目以上は1,815円で利用可能。 買方金利 貸株料 制度信用 一般信用無期限 一般信用1日 制度信用 一般信用無期限 一般信用短期 一般信用1日 SBI証券 2.80% 2.80% 0.00% 1.10% 1.10% 3.90% 0.00% 楽天証券 2.80% 2.80% 0.00% 1.10% 1.10% 3.90% 0.00% マネックス証券 2.80% 3.47% 1.80% 1.15% 1.10% 3.90% 1.80% 松井証券 3.10% 4.10% 0.00% 1.15% 2.00% 銘柄による 0.00% 三菱UFJ eスマート証券 2.98% 2.79% 100万円超:0.00% 100万円未満:1.80% 1.15% 1.50% - 100万円超:0.00% 100万円未満:1.80% 岡三オンライン 2.60% 2.80% - 2.00% - - - DMM株 2.70% 2.70% 2.00% 1.10% - - - GMOクリック証券 2.75% 2.00% - 1.10% 0.80% 3.85% - SBIネオトレード証券 2.30% 2.75% - 1.10% - - - 大和コネクト証券 2.80% - - 1.10% - - - 国内株信用では、SBIネオトレード証券・SBI証券・楽天証券が取引手数料が0円です。ただ、SBIネオトレード証券は条件がなく、SBI証券と楽天証券は国内株現物と同様の条件を満たす必要があります。1約定制のみ用意しているDMM株は、300万円以下で88円、300万円超で0円と、他のネット証券会社とは異なる手数料体系を採用しています。毎回300万円を超える取引であれば、DMM株でも取引手数料をかけずに取引することが可能です。1日定額制では、300万円超の取引だと岡三オンラインが100万円ごとに330円追加で、増額幅が他のネット証券より小さくなっています。単元未満株の取引手数料単元未満株の手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 買付 売却 最低手数料 最高手数料 為替手数料(/米ドル) moomoo 0.088% 0米ドル※約定金額12.5米ドル以下 20米ドル※約定金額25,000米ドル以上 0銭 松井証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 0銭 マネックス証券 0.495% 0米ドル※約定金額1.101米ドル以下 20米ドル 買付時:0銭 売却時:25銭 三菱UFJ eスマート証券 0.495% 0米ドル 20米ドル 20銭 SBI証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 25銭 楽天証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 25銭 CHEER証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 20銭 PayPay証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 35銭 大和コネクト証券 0.7% - - 30銭 2025年9月作成 単元未満株は、SBI証券が買付・売却ともに0円で取引可能です。楽天証券も0円で取引できますが、リアルタイム取引を利用する場合は約定金額0.22%のスプレッドが発生します。他のネット証券会社で比較すると、マネックス証券は買付時のみ0円で取引できますが、最低手数料がある点に注意が必要です。ちなみに、松井証券の単元未満株は売却のみ可能で、買付は対応していません。米国株の取引手数料比較米国株の取引手数料の一覧比較表(税込) ネット証券会社 買付 売却 最低手数料 最高手数料 為替手数料(/米ドル) moomoo 0.088% 0米ドル※約定金額12.5米ドル以下 20米ドル※約定金額25,000米ドル以上 0銭 松井証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 0銭 マネックス証券 0.495% 0米ドル※約定金額1.101米ドル以下 20米ドル 買付時:0銭 売却時:25銭 三菱UFJ eスマート証券 0.495% 0米ドル 20米ドル 20銭 SBI証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 25銭 楽天証券 0.495% 0米ドル※約定金額2.22米ドル以下 20米ドル 25銭 CHEER証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 20銭 PayPay証券 現地立会時間:0.5% 上記以外:0.7% - - 35銭 大和コネクト証券 0.7% - - 30銭 2025年9月作成 米国株の取引手数料は、moomooが最安で約定金額の0.088%となっています。しかも、為替手数料も発生しません。他のネット証券会社のほとんどは、同じ手数料体系を採用しており、為替手数料に違いがある程度です。なかでも松井証券は、為替手数料が無料となっています。スマホ専業のネット証券会社であるPayPay証券とCHEER証券は、取引時間に応じて取引手数料が変動するのが特徴です。現地立会時間外に取引すると、取引手数料が割高になってしまいます。新NISAの取引手数料比較 ネット証券会社 取引手数料の無料サービス 国内株 米国株 SBI証券 ◯ ◯ 楽天証券 ◯ ◯ マネックス証券 ◯ キャッシュバック 三菱UFJ eスマート証券 ◯※1 ◯ 松井証券 ◯ ◯ PayPay証券 × × 大和コネクト × × moomoo - ◯ SBIネオトレード証券 × - GMOクリック ◯ - 岡三オンライン キャッシュバック - DMM株 × - 2025年9月作成 新NISAの取引金額を比較すると、なんとSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・GMOクリック証券が、国内株・米国株ともに取引手数料が無料になるサービスを提供しています。他のネット証券会社で比較すると、moomooは米国株、岡三オンラインは国内株のみ、取引手数料が無料になります。以上、主要ネット証券会社の取引手数料を一斉比較しました。次章では比較内容を踏まえて、取引手数料を抑えられるおすすめネット証券会社をランキング形式で紹介します。株式売買取引の手数料が安い口座開設におすすめのネット証券会社ランキングここからは紹介した各ネット証券会社の手数料の一覧比較から、手数料が安いネット証券会社をランキングで紹介します。手数料の安さに注目したランキングなので、手数料が安いネット証券で口座を開設したい方はぜひ参考にしてください。 ※ネット証券会社をタップすると、詳細解説の箇所へ移動できます 手数料が割安なおすすめネット証券会社 SBI証券 楽天証券 大和コネクト証券 SBIネオトレード証券 GMOクリック証券 DMM株 ランキング1位:SBI証券~他のネット証券と比較して商品・銘柄が豊富なサービス手数料が安いおすすめネット証券会社ランキング1位のSBI証券は、なんと国内株(現物・信用・単元未満)の取引手数料が0円のネット証券会社です。グループ会社も含めて口座開設数が約1100万口座を突破し、多くの投資家から人気を集めていると言えます。安い手数料に加え、SBI証券は他のネット証券と比較して、取扱商品や各商品の銘柄数が豊富に取り扱っています。複数のポイント・マイルサービスと連携しており、対象商品を取引することで、お好きなポイント・マイルを貯めることも可能です・さらに、単元未満株や投資信託など少額から取引できる商品も取り扱っており、初めて投資に挑戦する初心者にもおすすめできます。ネット証券会社選びで迷っている方は、最初のネット証券口座はSBI証券を選ぶといいでしょう。SBI証券の1約定制(国内株式・現物取引)の手数料 1約定制(国内株式・現物取引)の約定代金別手数料 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 0円 0円 0円 0円 〜100万円 〜150万円 〜3,000万円 3,000万円超 0円 0円 0円 0円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※指定の電子交付サービスの申込で無料化 SBI証券の1日定額制(国内株式・現物取引)の手数料 1日定額制(国内株式・現物取引)の約定代金別手数料 〜100万円 〜200万円 〜300万円 300万円超 0円 0円 0円 0円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※指定の電子交付サービスの申込で無料化 SBI証券の1約定制(国内株式・信用取引)の手数料 1約定制(信用取引)の約定代金別手数料 〜10万円 〜20万円 〜50万円 50万円超 0円 0円 0円 0円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※指定の電子交付サービスの申込で無料化 SBI証券の1日定額制(国内株式・信用取引)の手数料 1日定額制(国内株式・信用取引)の約定代金別手数料 〜100万円 〜200万円 それ以降 0円 0円 0円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※指定の電子交付サービスの申込で無料化 SBI証券の詳細情報(取扱商品や銘柄数) SBI証券のサービス概要表 国内株現物取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 0円※1 1株 89社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 2,597銘柄 4,399銘柄 394銘柄 成長投資枠投信銘柄数 つみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,146銘柄 211銘柄 VポイントTポイントPontaポイント スマホアプリ 株アプリ・投信積立アプリ・米国株アプリ ※1:指定の電子交付サービスを申請することで適応。 2025年9月作成 SBI証券の公式サイトはこちら 関連記事 SBI証券について詳しく解説した記事はこちら ランキング2位:楽天証券~安い手数料に加え、楽天ポイントの付与も手数料が安いネット証券会社ランキング2位は、楽天証券です。楽天証券もSBI証券と同様、国内株(現物・信用・単元未満)の取引手数料0円で取引できます。楽天証券の強みは、なんと言っても他の楽天サービスと連携していること。特に楽天ポイントを活用したサービスでは、対象商品の取引で貯めたり使ったりできます。また、「取引画面やアプリが見やすくて使いやすい」という口コミが多く見受けられ、投資に慣れていない方でも始めやすいと評判です。手数料が安いだけでなく、普段から楽天サービスを利用している方や使いやすさを重視したい方は、楽天証券を選ぶといいでしょう。楽天証券の1約定制(国内株式・現物取引)の手数料 1約定制(国内株式・現物取引)の約定代金別手数料 取引コース 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜3,000万円 3,000万円超 ゼロコース 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 超割コース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,070円 2025年9月作成 ※金額は税込 楽天証券の1日定額制(国内株式・現物取引)の手数料 1日定額制(国内株式・現物取引)の約定代金別手数料 〜100万円 〜200万円 〜300万円 それ以降 0円 2,200円 3,300円 100万円ごと+1,100円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※ゼロコース(一部の取引は対象外)の選択で無料化 楽天証券の1約定制(国内株式・信用取引)の手数料 1約定制(国内株式・信用取引)の約定代金別手数料 取引コース 〜10万円 〜20万円 〜50万円 それ以降 ゼロコース 0円 0円 0円 0円 超割コース 99円 148円 198円 350円 ※金額は税込 2025年9月作成 楽天証券の1日定額制(国内株式・信用取引)の手数料 1日定額制(国内株式・信用取引)の約定代金別手数料 〜100万円 〜200万円 〜300万円 それ以降 0円 2,200円 3,300円 100万円ごと+1,100円 2025年9月作成 ※金額は税込 ※ゼロコース(一部の取引は対象外)の選択で無料化 楽天証券の詳細情報(取扱商品や銘柄数) 楽天証券のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 0円※1 1株 65社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 1,227銘柄 237銘柄 楽天ポイント スマホアプリ iSPEED ※1:ゼロコースを選択した場合。 2025年9月作成 楽天証券の公式サイトはこちら 関連記事 楽天証券ついては、こちらの記事でも紹介中です。 ランキング3位:大和コネクト証券〜クーポンを利用すれば手数料無料に!手数料が割安なおすすめネット証券会社3位は、「大和コネクト証券」です。大和コネクト証券は大和証券グループのネット証券ですが、手数料率が取引に対して一律の割合で、手数料に上限額もある特殊な手数料体系です。他のネット証券と比較して、手数料率が一律0.055%と異なる手数料体系を採用しており、現物取引の手数料は最低99円・最高660円、信用取引で最低99円・最高330円と、高額取引でも他のネット証券と比較して手数料が安い点が特徴です。さらに毎月手数料無料クーポンがもらえるため、取引回数によっては手数料をかけずに国内株(現物・信用)を取引することもできます。大和コネクト証券の現物取引の手数料大和コネクト証券の現物取引の手数料は、一律で売買代金の0.055%。(最低99円・最高660円)大和コネクト証券の信用取引の手数料大和コネクト証券の信用取引の手数料は一律で売買代金の0.055%。(最低99円・330円)※共通で使える手数料無料クーポンを毎月10枚配布大和コネクト証券の詳細情報(取扱商品や銘柄数) 大和コネクト証券のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 165〜660円 1株 42社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 51銘柄 55銘柄 23銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 50銘柄 29銘柄 Pontaポイント、dポイント スマホアプリ 大和コネクト証券アプリ 2025年9月作成 大和コネクト証券の公式サイトはこちら ランキング4位:SBIネオトレード証券~手数料の安いネット証券会社手数料が安いネット証券会社のランキング4位がSBIネオトレード証券です。現物取引ではSBI証券・楽天証券・大和コネクト証券の次に安く、特に信用取引は1約定制・1日定額制どちらも手数料無料となっています。ランキング上位のネット証券会社と比較して、金融商品の取扱が比較的少ない点には注意が必要です。特に、単元未満株や米国株の取り扱ってがない点がデメリットと言えます。SBIネオトレード証券の1約定制(現物取引)の手数料 1約定制(現物取引)の約定代金別手数料 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜300万円 それ以降 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 2025年9月作成 ※金額は税込 SBIネオトレード証券の1日定額制(現物取引)の手数料 1日定額制(現物取引)の約定代金別手数料 〜100万円 〜150万円 〜200万円 〜300万円 それ以降 0円 880円 1,100円 1,540円 100万円ごと+295円 2025年9月作成 ※金額は税込 SBIネオトレード証券の信用取引の手数料SBIネオトレード証券では、1約定制・1日定額制どちらも手数料無料で信用取引の売買が可能です。SBIネオトレード証券の詳細情報(取扱商品や銘柄数) SBIネオトレード証券のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 50〜880円 100株 21 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 36銘柄 - - 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 32銘柄 11銘柄 - スマホアプリ NEOTRADER 2025年9月作成 SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら ランキング5位:GMOクリック証券~2025年9月1日から手数料が完全無料化手数料が安いネット証券会社ランキング5位は、GMOクリック証券です。取引手数料は2025年9月1日から完全無料化され、現物取引・信用取引のどちらも条件なしで手数料無料です。株式取引ではスマートフォンアプリが2種、パソコン用取引ツールが3種あり、各種で役割や機能が違うため、ツールの使い分けで自分好みの取引をおこなうことも可能です。他にも、ネット銀行のGMOあおぞらネット銀行と口座を連携させると、GMOあおぞらネット銀行の口座連携で預金金利が0.001%から0.11%にアップします。GMOクリック証券の現物取引の手数料GMOクリック証券の現物取引の手数料は無料です。GMOクリック証券の信用取引の手数料GMOクリック証券の信用取引の手数料は無料です。ただし、金利・貸株料・諸経費などは別途かかります。GMOクリック証券の詳細情報(取扱商品や銘柄数) GMOクリック証券のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 無料 100株 0社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 113銘柄 - - 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 112銘柄 38銘柄 - スマホアプリ GMOクリック株 2025年9月作成 GMOクリック証券の公式サイトはこちら ランキング6位:DMM株~投資・取引経験の豊富な上級者におすすめ手数料が安いネット証券会社ランキングの6位はDMM株です。DMM株には1日定額制がないため1約定制のみですが、1約定制の手数料はSBIネオトレード証券とほぼ同水準となっています。信用取引の手数料が特徴のネット証券会社で、300万円までは88円、300万円超の取引手数料は0円です。そのため、信用取引の1回の取引が高額な方や投資・取引経験の豊富な上級者におすすめできます。またGMOクリック証券と同様、大手IT企業のDMMグループなので、ツール・アプリの使いやすさ・見やすさに提供もあります。DMM株の1約定制(現物取引)の手数料 1約定制(現物取引)の約定代金別手数料 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜300万円 それ以降 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 2025年9月作成 ※金額は税込 DMM株の1約定制(信用取引)の手数料 1約定制(信用取引)の約定代金別手数料 〜300万円 300万円〜 88円 0円 2025年9月作成 ※金額は税込 DMM株の詳細情報(取扱商品や銘柄数) DMM株のサービス概要表 国内現物株の取引手数料(税込) 国内株最低購入株数 IPO取扱社数(2022年) 55〜880円 100株 12社 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 - 1,987銘柄 287銘柄 新NISA成長投資枠投信銘柄数 新NISAつみたて投資枠銘柄数 ポイント投資 - - DMM株ポイント スマホアプリ DMM株アプリ 2025年9月作成 ※金額は税込 DMM株の公式サイトはこちら 手数料の安いネット証券を選ぶ時の比較ポイントネット証券における株式取引手数料の仕組みとして1約定制と1日定額制の違いや、外国株の手数料について比較・解説しましたが、次に手数料の安いネット証券を選ぶ際の比較ポイントを解説します。主な比較ポイントは以下の3つです。 手数料体系でネット証券会社を選ぶポイント 自分の投資スタイルに合う手数料プランを決める 現物取引と信用取引の違い 各ネット証券会社の手数料プランを比較 自分の投資スタイルに合う手数料プランを選択ネット証券会社での口座開設の際、多くの場合は1約定制か1日定額制の選択が必要です。各プランで手数料の金額に違いがあり、1日の取引回数や約定代金の合計金額で実際の手数料も変わります。そのため、手数料の安いネット証券を利用したい場合、まず自分の投資スタイルが重要です。基本的に、1日の取引総額が大きい場合は1約定制の手数料がおすすめで、取引回数が多い場合は1日定額制のほうが手数料を抑えられます。もし投資初心者で最初は高額な取引をしない場合なら、1日定額制プランから始めるのがおすすめです。なお、ネット証券の手数料プランは口座開設後に変更できます。経験や資金などで取引スタイルを変える場合、どちらの手数料プランが安いかを比較し、必要に応じてプラン変更してもいいでしょう。現物取引と信用取引の違いここまでは1約定制と1日定額制を比較しながらネット証券の手数料を解説しましたが、国内株式の取引には現物取引と信用取引の2種類があり、それぞれ別の手数料が発生します。そのため国内株の場合だと、下記ように最大4パターンの手数料プランがあります。 国内株の手数料プランのパターン 現物取引・1約定制 現物取引・1日定額制 信用取引・1約定制 信用取引・1日定額制 もし信用取引も始めたい方は、現物だけでなく信用取引の手数料プランも確認しましょう。各ネット証券会社の手数料プランを比較多くのネット証券会社は、1約定制と1日定額制どちらも用意していますが、どちらか片方だけ用意しているネット証券会社もあります。例えばDMM株1日定額制がなく、松井証券は1日定額制しかないネット証券です。そのため、口座開設したいネット証券会社のなかには、自分が利用したい手数料プランがない可能性もあります。そのため、手数料を比較する際は各社が用意しているプランは何かも確認するといいでしょう。手数料一斉比較へ戻るまとめ当記事では、ネット証券会社の手数料を一斉比較しました。国内株の取引手数料なら、0円で取引できるSBI証券や楽天証券がおすすめのネット証券会社です。取扱商品も豊富で、初めて投資する初心者は、どちらかを選ぶといいでしょう。ただ、ネット証券会社の比較は、ご自身の投資スタイルによっておすすめが変わります。投資初心者の方はSBI証券・楽天証券から試して、必要に応じて他のネット証券会社も併用するのも1つの手です。手数料を抑えつつ、ご自身の投資スタイルに適したネット証券会社で投資をおこないましょう。手数料が割安なネット証券会社ランキングへ戻るなお、手数料以外の要素も比較してネット証券を選びたい人には、次の記事がおすすめです。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
SUSTEN(サステン)の実績評判は?他ロボアドバイザーとの違いを徹底比較
「ロボアドバイザーと同時に新NISAも使いたい」と思っていませんか?そのような方におすすめしたいロボアドバイザーが、SUSTEN(サステン)です。SUSTENは新NISAに完全対応したロボアドバイザーで、新NISAの投資枠を自動で使い分けだけでなく、節税効果を最大限享受する機能がいくつも搭載されています。当記事では、SUSTENの特徴や利用者からの口コミ・評判を踏まえて、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。NISA口座で自動運用できるロボアドバイザーを利用したい方は、ぜひ当記事を参考にSUSTENを利用するか判断してください。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAの税制メリットを最大限活用したい人 課税口座の手数料は完全成果報酬型がいい人 最新の投資理論を採用した運用手法を利用したい人 SUSTENをおすすめできない人 機能の充実度よりも知名度で選びたい人 課税口座では運用実績の良さを重視したい人 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら SUSTEN(サステン)とは?課税口座とNISA口座で投資方法が変わるロボアドバイザー SUSTENサービス基本情報 タイプ 投資一任型 投資商品 独自組成の投資信託 運用コース 課税口座:9コース NISA口座:7コース 手数料(税込) 課税口座:完全成果報酬 利益の1.1/6〜1.1/9 NISA口座:固定報酬型 年率0.12~0.58% 最低投資金額 1円※最低積立金額は1万円 自動積立 毎月1・5・20・26日(月1回) ボーナス加算の設定可 スマホアプリ iOS・Android 運用開始 2020年10月 運営会社 株式会社sustenキャピタル・マネジメント SUSTEN公式サイトを参考に2025年9月作成 SUSTEN(サステン)は投資を自動化できる投資一任型ロボアドバイザーの1つです。運用コースを選んで入金すれば、運用に必要な作業をすべておまかせできます。運営会社の株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、株式会社マネーフォワードから出資を受けており、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」内で利用できる投資サービスも提供しています。そんなSUSTENの特徴は、NISA口座と通常の課税口座で異なるサービスを展開していることです。 SUSTENのサービス特徴 NISA口座:税制メリットを最大限活用できる機能が使える 課税口座:手数料が完全成果報酬型で最新の投資理論で運用する それぞれの口座でどのような自動運用ができるのか、詳しく見ていきましょう。NISA口座は限られた投資枠を有効活用する機能を搭載まずは、SUSTENの新NISAを解説していきます。SUSTENの新NISAでは、世界株式と世界債券に投資する2種類の投資信託が運用されており、それぞれの保有比率が異なる5つの運用コースが用意されています。 新NISAの運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 リスクレベル1 20% 80% リスクレベル2 50% 50% リスクレベル3 70% 30% リスクレベル4 85% 15% リスクレベル5 100% 0% 手数料は、運用残高に対して年率0.12~0.58%(税込)の固定報酬型です。ちなみに、一般的な投資一任型ロボアドバイザーの手数料は年率1%が目安と言われています。新NISAに対応しているロボアドバイザーは他にもありますが、SUSTENの新NISAには、下記のように限られた投資枠を有効活用する機能が搭載されています。 SUSTENの新NISAに搭載されている機能 つみたて投資枠 優先采配 積立投資時はつみたて投資枠を優先して投資する 自動非課税成機能 投資枠を上回る入金は一旦課税口座で投資し、翌年または投資枠回復時にNISA口座へ移動させる 自動節枠機能 相場下落時に資産を売却・買い直しすることで、投資枠を実質的に拡大させる 非課税入替取引 NISA口座と課税口座を併用している場合、双方の資産を比較し非課税効果が最大化するよう資産を自動で入れ替える 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する 特に注目したいのが、「つみたて投資枠 優先采配」「自動非課税機能」「自動接枠機能」の3つです。今回は、この3機能を詳しく解説していきます。つみたて投資枠 優先采配:自由度の低いつみたて投資枠を優先的に投資新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」2種類の投資枠が用意されています。 成長投資枠 つみたて投資枠 年間投資枠 240万円 120万円 保有限度額 1,800万円うち成長投資枠は上限1,200万円 上図のように、成長投資枠とつみたて投資枠は年間投資枠と保有限度額が異なります。SUSTENの新NISAでは、自由度が低いつみたて投資枠が優先的に利用され、出金時にはつみたて投資枠の保有資産がなるべく残るよう自動で入出金されます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年9月確認 本来だと、自分で利用する投資枠や入金金額を決めないといけません。SUSTENの新NISAなら、限られた年間投資枠を最大限使えよう、入金先を自動で判断してくれます。自動非課税機能:投資枠・限度額を超える投資は翌年・枠回復時に自動でNISA口座へ移動新NISAでは、当年の年間投資枠を使い切った場合、翌年まで待たないと追加投資ができません。売却した資産の投資枠も、翌年以降に回復します。1年間で投資できる金額に上限があったり投資枠の回復には上限があったりと、新NISAの投資枠の管理は何かと複雑になっています。SUSTENの新NISAに搭載されている「自動非課税機能」は、年間投資枠や生涯保有限度額を上回る入金があった場合、その資金を一旦課税口座で投資し、翌年以降に投資枠が回復すると自動でNISA口座に移動させます。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年9月確認 自動非課税機能があることで、ボーナスや退職金など新NISAの年間投資枠や生涯保有限度額を上回る資金を投資したい場合でも、新NISAの投資枠を有効活用することが可能です。自動接枠機能:市場悪化時に売却・買い直して投資枠を実質的に拡大させる新NISAの投資枠には限りがあるため、価格が安いタイミングで購入すると、NISA口座で保有できる資産の量が増やせます。SUSTENの新NISAでは、市場が悪化して保有資産の評価額が下落した場合、売却・買い直しすることで実質的に投資枠を拡大させる「自動接枠機能」が搭載されています。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年9月確認 同じ量の資産をより安い価格で買い戻すので、投資枠が節約され、他の資産を買い増すことが可能です。以上、SUSTENの新NISAについて解説しました。続いて、課税口座のサービス内容を見ていきましょう。課税口座は完全成果報酬型で最新の投資理論を活用SUSTENの課税口座では、世界株式・世界債券だけでなく、最新の投資理論を活用した「複合戦略ファンド」を加えた3種類の投資信託を運用し、合計9つの運用コースが用意されています。 課税口座の運用コースと資産配分 運用コース 世界株式 世界債券 複合戦略 信頼の世界経済 87% 6% 7% 不易流行 60% 20% 20% ヘッジファンド 47% 6% 47% 伝統理論 47% 46% 7% モダニスト 20% 20% 60% 安定バランス 20% 60% 20% 理想追求 7% 6% 87% 機能的守備 7% 46% 47% 質実剛健 7% 86% 7% 「複合戦略ファンド」とは、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指す投資信託です。世界株式や世界債券のファンドと組み合わせることで、他のロボアドバイザーにはない分散投資効果を狙えます。手数料体系では、運用残高が過去最高額(HWM)を更新したときだけ手数料が発生する「完全成果報酬型」が採用されています。 ※出典:SUSTEN「完全成果報酬型とは?」2025年9月確認 具体的な手数料の割合は、HWMの金額に対して1.1/6〜1.1/9となっています。 完全成果報酬型の手数料体系 HWM 手数料(利益に対して・税込) 〜80万円未満 1.1/6 80万〜200万円未満 1.1/7 200万〜500万円未満 1.1/8 500万円〜 1.1/9 2025年9月作成 このようにSUSTENの課税口座は、NISA口座とは全く異なる運用方法・手数料体系で自動運用がおこなわれます。以上、SUSTENの特徴を解説しました。次章では、SUSTENの口コミ・評判を紹介していきます。実際の利用者や検討者からのSUSTENの評判を紹介SUSTEN(サステン)を利用した人の良い口コミと悪い口コミを紹介します。利用者の評判から、SUSTENがどのようなサービスなのか見ていきましょう。SUSTENの良い口コミ・評判 ★★★★4 SUSTENはウェルスナビのような「伝統的手法」とは違ってさまざまなタイプを選べるので、もちろん「ヘッジファンド型」を選んでみました。はてさてどうなるかな? ★★★★4 今使っているマネーフォワードと連携している「SUSTEN」ってやつ申し込んでみようっと。 ★★★3 ホント理念だけは素晴らしいなsustenくん。後は結果だけだ。 ★★★3 SUSTEN、コンセプトは聞こえがいいなーとおもう!あとは、中身というか、コストというか、がどうなのか?ちょっと、細かく見てみようかなと思います。 SUSTENの良い口コミ・評判によると、運用理念・コンセプトに共感している意見が多く見受けられました。SUSTENの課税口座では、利用者のリスクとリターンのバランスを追求した投資戦略を取っており、最新の投資理論も採用しつつ、運用戦略も定期的に更新しているとのこと。手数料も運営会社と利用者双方が納得できるよう、成果報酬型を採用したファンドで自動運用できます。運用理念に共感できる口コミがある一方、成果がしっかり出ているか、結果はどうなっているか気になる意見も見受けられました。SUSTENの悪い口コミ・評判 ★1 SUSTEN (理想追及タイプ)前月比-1万2891円 (-2.16%)📉🥹米国債2年物の金利が少し下がったのにSUSTENは上がらないどころか下がった…🤢 ★1 ロボット投信をいくつか試してみて、THEOとかWealthNaviはおおむねプラスだったんだけど、SUSTENだけはどうにもならなかった。2年でこれだけ減るとさすがにね…。 ★1 11/8始めたSUSTENは-0.19と水面下で移動中。今のところプラスになったことは無い。開始タイミングの問題もあるだろうが、ここまでマイナスの続くロボアドは初めてだ。 一方、悪い口コミのほとんどは、課税口座の運用実績が悪いという評判が集まっていました。他のロボアドバイザーの実績はプラスになのに、SUSTENの課税口座だけはマイナスという意見も見受けられます。投資一任型ロボアドバイザーである以上、実績がちゃんと出ているかは重要ですよね。具体的な実績が気になる方は、こちらから移動できます。ちなみに、新NISAに関する評判は、2024年にサービスが始まったばかりなのか、目立った口コミが見受けられませんでした。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 以上、SUSTENの評判・口コミを解説しました。次章では、評判・口コミの内容を踏まえつつ、SUSTENを利用するメリット・デメリットを解説していきます。評判通り?SUSTENの7つのメリットSUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較して次のメリットがあります。 SUSTENのメリット 新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載 新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安 課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる 新NISA完全対応や割安な手数料に加えて、税金の最適化機能にも対応しているので、他のロボアドバイザーと比較して独自のメリットがあります。では、SUSTENのメリットを詳しく解説していきます。新NISAに完全対応!非課税効果を最大化させる機能を搭載SUSTENでは、2024年に制度刷新された新NISAに完全対応した自動運用サービスを提供しています。新NISAには成長投資枠とつみたて投資枠2種類の投資枠が用意されており、どの投資枠を使うかはご自身で判断しないといけません。 引用:金融庁「NISAを知る」2025年9月確認 SUSTENの新NISAでは、購入方法に応じてどの投資枠で保有するか自動で振り分けてくれます。商品や銘柄ごとにどちらの投資枠で保有するか、自分で考える必要がありません。 ※出典:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年9月確認 さらに、新NISAの非課税枠を最大限活用できるよう、以下の機能も搭載されています。 SUSTENの新NISAで使える機能 自動非課税成機能 新NISAの限度額以上の入金があった場合、上回った部分をいったん課税口座で投資し、限度枠が回復または増えた際に自動で非課税口座に移動させる機能。 節枠機能 相場動向に応じて、新NISAの投資枠を節約できる取引をおこない、実質的に新NISAの枠を拡大させる。 非課税入替取引 NISA口座と課税口座双方で投資する場合、双方の口座で保有している証券の期待リターンを比較し、課税口座における将来の税コストが最小化されるよう自動で入替取引をおこなう。 期待リターン優先采配 複数の投資信託に投資する場合、期待リターンが大きいファンドを優先的にNISA口座で買付する。 このように、SUSTENならただ投資枠を使い分けるだけでなく、非課税効果を最大限享受しながら自動運用することが可能です。そのため、NISA口座を中心に投資を始めたい方や新NISAでロボアドバイザーを利用したい方は、SUSTENの新NISAを利用するのをおすすめします。課税口座なら税効果最適化機能で税負担を最適化できるSUSTENの新NISAを利用すれば、投資で利益にかかる税金が非課税になりますが、通常の課税口座を利用すると利益の20.315%が税金として徴収されます。そこでSUSTENの課税口座では、税負担を最適化してくれる「税効果最適化機能」が搭載されています。税効果最適化機能では、含み損が出ている資産をあえて売却し、実現利益と相殺することで翌年以降の税負担を最適化します。売却した資産は同時に、同じ銘柄・数量・価格で買い戻すので、ポートフォリオを変えることはありません。そのため、運用状況によっては税負担を軽減させることが可能です。SUSTENなら、NISA口座でも課税口座でも税制メリットを受けられるのはうれしいですね。新NISAで運用すれば手数料が年率最大0.58%と他サービスより割安投資一任型ロボアドバイザーを利用するには、運用残高に対して一定の手数料を支払う必要があります。SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して割安です。以下に、主要投資一任型ロボアドバイザーの手数料と投資先の保有コストをまとめてみました。 主要投資一任型ロボアドバイザーの費用(年率・税込) 手数料 信託報酬・経費率 SUSTEN(新NISA) 0.12~0.58%(信託報酬含む) ウェルスナビ 0.693〜0.733%※2 0.07〜0.13% ロボプロ 1.1% 非公開 THEO +docomo 1.1% 非公開 楽ラップ 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 最大0.2702% ON COMPASS 0.9775%程度(ETF経費率含む) SBIラップ AI投資コース 0.66% 0.202%程度 2025年9月作成 ※1:一部のファンドの手数料は成果報酬型 ※2:新NISAで運用した場合。通常の課税口座だと年率1.1%(税込)。 上記のように、投資一任型のなかではSUSTENの手数料が最安です。投資一任型ロボアドバイザーでは、手数料とは別に投資先の保有コストも発生します。SUSTENの手数料には、投資する投資信託の信託報酬も含まれています。さらに、NISA口座で1年間出金がされなかった場合は、運用残高の最大年率0.1%分がキャッシュバックされます。 引用:SUSTEN「新NISAもSUSTENにおまかせ」2025年9月確認 出金せずに運用を続ければ実質的な手数料は最大年率0.48%と、さらに安くすることが可能です。ちなみに、キャッシュバックされた現金は、そのまま再投資の資金として利用されます。そのため手数料の安さで選ぶなら、SUSTENの新NISAを利用するのがおすすめです。課税口座では利益が出たときだけ手数料が発生通常の課税口座でSUSTENを利用する場合、一部のファンドは完全成果報酬型を採用しています。完全成果報酬型では、運用残高が過去最高益(HWM)を更新した場合のみ、利益に対して1.1/6〜1.1/9(年率・税込)を手数料として徴収されます。 引用:SUSTEN「成果報酬とは何ですか?」2025年9月確認 例えば、年間の運用残高が100万円から106万円に上がった場合、手数料が年率1.1%(税込)の固定報酬型ロボアドバイザーと比較すると、手数料の金額は以下のとおりです。 手数料の計算比較 SUSTEN:(106万円−100万円)×1.1/6=11,000円 年率1.1%の固定報酬型ロボアドバイザー:106万円×1.1%=11,660円 年間パフォーマンスが6%の場合、SUSTENの手数料は年率1.1%(税込)の投資一任型ロボアドバイザーより割安です。手数料が毎月必ず発生する投資一任型ロボアドバイザーと違い、SUSTENなら利益が出ていないときには手数料を抑えられる点がメリットとなります。SUSTENとしても利益を出さなければ報酬が発生しないため、運営側の本気度が伺える手数料体系だと言えます。課税口座なら最新の金融工学理論で自動投資ができる一般的ロボアドバイザーでは、世界株式と世界債券を中心に投資する国債分散投資が主流となっています。世界中の資産に投資することで、世界経済の成長に合わせて資産を増やすことを目指すのが特徴です。SUSTENの課税口座では、独自に組成した3つの投資信託を組み合わせて運用します。 ※出典:SUSTEN「運用の仕組み」2025年9月確認 ※ARPとは、オルタナティブ・リスク・プレミアム(Alternative Risk Premium)の略称で、これまで個人投資家では投資することが難しかった、株式に依存しにくい収益源です。 そのなかの1つである「複合戦略ファンド」は、株式市場に依存しにくい収益(ARP)の獲得を目指しており、最新の金融工学に基づいた理論が採用されています。 ※出典:SUSTEN「Greenファンドのパフォーマンス解説」2025年9月確認 株式と債券による国債分散投資と複合戦略ファンドも組み合わせることで、今まで個人投資家では難しかった機関投資家と同じような運用が可能です。そのため、「伝統的な投資手法だけでなく、最新の運用理論を活用した自動投資を始めたい」という方は、SUSTENの課税口座で運用を始めるのがおすすめです。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 続いて、SUSTENのデメリットを解説します。悪い評判は?SUSTENのデメリット3つSUSTEN(サステン)のデメリットは、以下の3つが挙げられます。 SUSTENのデメリット 課税口座の運用実績は他サービスと比較して芳しくない NISA口座で株式や投資信託が保有できない クレジットカードでの積立投資に非対応 では、各デメリットを詳しく解説します。運用実績は他サービスと比較して芳しくないSUSTEN最大のデメリットは、課税口座の運用実績が芳しくないことです。以下、課税口座で運用される各投資信託の運用実績をまとめてみました。世界株式に投資するファンド以外はマイナスで、特に最新の運用理論を活用する複合戦略ファンドの運用実績は良くありません。そのため、運用コースによっては実績がマイナスになる可能性があります。NISA口座で株式や投資信託が保有できないSUSTENの新NISAのメリットは、非課税効果を最大化させる独自機能が付いていることです。しかし、SUSTENのNISA口座で保有できるのはロボアドバイザーのみで、株式や投資信託は取り扱っていません。もしNISA口座で株式や投資信託に投資したくなった場合、ロボアドバイザーの運用残高をすべて売却しNISA口座を他の金融機関に移管する必要があります。そのため、NISA口座で株式や投資信託にも投資したい方は、SUSTENでNISA口座を開設するのはおすすめできません。クレジットカードでの積立投資に非対応SUSTENは、クレジットカードでの積立投資には対応していません。以下のロボアドバイザーサービスは、クレジットカードの積立投資に対応しています。 クレカ積立に対応したロボアドバイザー ウェルスナビ:イオンカード※ THEO:dカード ※イオン銀行との連携サービス「WealthNavi for AEON CARD」で利用可能クレジットカードで積立投資ができれば、積立金額に応じたクレジットカードのポイントが貯められます。SUSTENではクレジットカード積立に対応していないので、投資でクレジットカードのポイントを貯めたい方にはおすすめできません。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 以上、評判・口コミを踏まえた、SUSTENのデメリットを解説しました。次章では、SUSTENの運用実績を解説していきます。SUSTENの最新運用実績を解説ここからは、SUSTENの最新運用実績を解説します。SUSTENでは課税口座とNISA口座で運用手法が異なるので、それぞれ見ていきましょう。NISA口座の運用実績 NISA口座の運用実績(2025年7月末時点) 6ヶ月 1年 3年 リスクレベル1 リスクレベル2 リスクレベル3 リスクレベル4 リスクレベル5 2025年7月作成 ※運用期間が足りていない場合は、「-」で表記しています。 まずは、NISA口座の運用実績です。NISA口座の運用実績は、どの運用コースもプラスとなっており、特にリスクレベル5は40%以上のパフォーマンスを出しています。続いて、課税口座の運用実績を見ていきましょう。課税口座の運用実績 ファンド別 運用コース別 ファンド別の運用実績(2025年7月末時点) 6ヵ月 1年 3年 世界株式(Red) 複合戦略(Green) 世界債券(Blue) 2025年7月作成 運用コース別の運用実績(2025年7月末時点) 6ヵ月 1年 3年 信頼の世界経済 不易流行 ヘッジファンド 伝統理論 モダニスト 安定バランス 理想追求 機動的守備 質実剛健 2025年7月作成 続いて、課税口座の運用実績です。課税口座では、運用コースだけでなくファンド別の運用実績もまとめてみました。ファンド別の運用実績を見ると、世界株式のファンドだけプラスで、複合戦略と世界債券のファンドはマイナスが続いています。特に複合戦略は、マイナス25%を下回っている状況です。そのため、運用コース別の運用実績を見てみても、運用実績がプラスなのは4コースのみで、他のコースはマイナスとなっています。他ロボアドバイザーの運用実績と比較では、他のロボアドバイザーと比較しながら、SUSTENの運用実績を見ていきましょう。他のサービスは課税口座で運用しているので、今回は課税口座の運用実績で比較していきます。 SUSTENと主要ロボアドバイザーの運用実績比較(2025年7月末基準) 6ヵ月 1年 3年 SUSTEN ウェルスナビ THEO 楽ラップ ON COMPASS おまかせ運用 ※運用実績は各サービスの全コース平均を算出しています。 2025年7月作成 このようにSUSTENは他のロボアドバイザーと比較して、運用実績はあまり良くありません。サービス開始時期から運用を続けている利用者の口コミのなかには、運用実績がなかなか回復せず、「SUSTENはやばい」という意見も見受けられました。ただ、投資一任型ロボアドバイザーの実際の実績は、利用するタイミングや投資額によって変動します。同じサービスでも、人によって実績が異なることを理解しておきましょう。 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら 他のロボアドバイザーの運用実績をさらに詳しく比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 他のロボアドバイザーの特徴や評判を比較SUSTEN(サステン)には、他のロボアドバイザーと比較してどのような特徴があるのでしょうか?他社の大手ロボアドバイザーとの違いは次のとおりです。 主要投資一任型ロボアドバイザーのサービス比較 ロボアドバイザー 投資対象 手数料(年率・税込) 最低投資金額 新NISA SUSTEN 投資信託 NISA口座:0.12~0.58%※1 課税口座:運用益の1.1/6〜1.1/9 1円※最低積立金額は1万円 ◯ ウェルスナビ 海外ETF NISA口座:0.693〜0.733% 課税口座:1.1% 1万円 ◯ THEO+ docomo 海外ETF 1.1%※1 1万円 × 楽ラップ 投資信託 固定報酬型:0.715% 成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 1万円 × ON COMPASS 投資信託 0.9775%程度 1,000円 成長投資枠のみ SBIラップ匠の運用コース 投資信託 0.77% 1万円 × おまかせ運用 投資信託 0.66% 500円 成長投資枠のみ 2025年9月作成 ※1:投資先の保有コストを含む SUSTENが他のロボアドバイザーと大きく異なるのは、やはり手数料です。NISA口座の手数料は年率0.12~0.58%と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安となっています。現状、投資一任型で新NISAに完全対応しているのは、SUSTENとウェルスナビのみです。ただ、新NISAの非課税効果を最大化を目指す機能が付いている分、SUSTENで新NISAを利用するほうがおすすめできます。実績だけでなく、最低投資金額や手数料などのサービス内容も比較して、ご自身にあったロボアドバイザーを選んでください。 関連記事 主要ロボアドバイザーの比較はこちらの記事で詳しくまとめています。 SUSTENがおすすめできる人数あるロボアドバイザーのなかで、SUSTEN(サステン)をおすすめできるのは次のような人です。 SUSTENをおすすめできる人 新NISAでロボアドバイザーを使いたい人 手数料・税負担を抑えながら自動運用がしたい人 実績に応じて手数料を支払いたい人 SUSTENをおすすめできる人の特徴を詳しく解説していきます。新NISAでロボアドバイザーを使いたい人SUSTENは、新NISAに対応した投資一任型ロボアドバイザーです。投資先の資産に応じて新NISAの投資枠を自動で使い分けるだけでなく、新NISAの限られた投資枠を有効活用する機能が複数搭載されおり、新NISAの節税効果を最大限享受を目指す自動運用が可能です。本来、NISA口座を使って投資する場合、投資先の資産だけでなく、どの投資枠で保有するか自分で決めないといけません。そのため、新NISAでロボアドバイザーを利用したいなら、節税効果の最大限活かしながら自動運用するSUSTENを選ぶのがおすすめです。税負担・費用を抑えながら自動運用がしたい人SUSTENの手数料は年率0.12~0.58%(税込)と、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安です。手数料が安いだけでなく、NISA口座での積立投資を継続しつつ1年以上の出金がなかった場合、運用残高に応じて最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。したがって、NISA口座の実質的な手数料は年率最大0.48%と、さらに安くなります。また、通常の課税口座で運用する場合でも「税効果最適化機能」が利用でき、税負担も自動で最適化してくれます。このように新NISA・課税口座かからず、SUSTENなら手数料・税負担を抑えながら資産運用を自動化することが可能です。できるだけ税負担を改善しながらロボアドバイザーを利用したい方にとって、SUSTENはおすすめできるロボアドバイザーです。実績に応じて手数料を支払いたい人実績に応じて手数料を支払いたい方も、SUSTENをおすすめできます。通常の課税口座で運用する場合、SUSTENには完全成果報酬型のファンドが利用可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーでは、利益が出ていてもいなくても年率1%程度の手数料が発生します。ロボアドバイザーで投資をしている方のなかには、利益が出ていないのに手数料がかかることに疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。SUSTENの完全成果報酬型ファンドは、運用残高の最高額を更新したときだけ手数料が発生するので、利益が出ていなければ、手数料を支払う必要はありません。そのため、利益が出たときだけ手数料を支払いたい方は、SUSTENを選ぶのがおすすめです。以上、SUSTENをおすすめできる人を解説しました。最後に、SUSTENで資産運用を始める方法を紹介していきます。SUSTENの口座開設の手順最後に、SUSTEN(サステン)で資産運用を始める方法を解説します。具体的には、以下の流れでおこないます。 SUSTENを始める手順 質問に回答してリスク許容度の診断 WEBで口座開設の手続き 入金、積立の設定で資産運用がスタート 各手順の注意点を詳しく解説していきます。無料診断からリスク許容度の診断まずは質問に回答してリスク許容度の診断をおこないます。SUSTEN公式サイトの「口座開設」から無料診断にすすみ、次の質問に回答しましょう。 SUSTENのリスク許容度診断の質問内容 年齢 年収 毎月の貯金額 累計貯金額 想定している投資期間 望ましい運用成績 世界経済の見通し 景気に対する考え方 上記の質問に答えると、下図のようにリスク許容度が診断されます。 ※出典:SUSTEN「運用診断とシミュレーション」 診断結果が確認できたら、口座開設手続きへ進みましょう。WEBで口座開設の手続きSUSTENの口座開設は、次のような流れでおこないます。 SUSTENの口座開設に必要な手続き メールアドレス・パスワード登録 氏名や住所など必要事項の記入 本人確認手続き 最初からSUSTENでNISA口座を開設したい場合は、この時点でNISA口座の同時開設の項目で「希望する」に必ずチェックを入れましょう。本人確認手続きでは、以下の本人確認書類のいずれかが必要です。 本人確認手続きに必要な書類の組み合わせ マイナンバーカード マイナンバー通知カード(現住所記載)+ 写真付き身分証明書 マイナンバー入り住民票(発行から6ヵ月以内)+ 写真付き身分証明書 写真付き身分証明書一覧はこちら 本人確認書類 運転免許証 運転経歴証明書 旅券(パスポート、2020年2月3日以前に申請した日本国発行のもので住所が記載されているものに限る) 在留カード(有効期限が2ヵ月以上あるもの、または申請中の記載があるもの) 特別永住者証明書 マイナンバーカードで本人確認手続きを済ませると、最短即日で口座開設完了のメールが届きます。マイナンバーカード以外の本人確認書類を提出した場合は、約1週間ほどで口座開設完了のハガキが郵送されます。入金、積立の設定で資産運用がスタート最後に、口座開設完了のメール・ハガキに記載されているログイン情報でSUSTENの会員ページにログインし、入金手続きをおこなってください。運用コースを選択し、最初の投資金額を設定します。最低1円から、投資したい金額を入力します。積立投資も始めたい場合は、毎回の積立投資額と積立代金の引落口座も合わせて設定しましょう。なお、初回入金はせずに積立から開始することも可能です。ここまで完了したら、SUSTENの自動運用が開始されます。SUSTENで将来の資産を築いていきましょう! 新NISAに完全対応! SUSTENの公式サイトはこちら まとめSUSTEN(サステン)は、新NISAに完全対応したロボアドバイザーです。新NISAの投資枠を効率良く活用しながら資産運用を始められます。また、手数料は最大年率0.58%と他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して最安で、新NISAで1年以上出金せずに運用を続けると最大年率0.1%のキャッシュバックも受けられます。通常の課税口座では、完全成果報酬型のファンドや税効果最適化機能など、リスクとリターンのバランスを考慮した運用も可能です。そのため、NISA口座でロボアドバイザーを利用したい人や、手数料を極力抑えてロボアドバイザーを利用したい人に、SUSTENはおすすめできます。新NISAに完全対応したSUSTENで、将来の資産運用をぜひ始めてください。SUSTENの始め方をもう一度確認したい場合は、以下のボタンから戻ることが可能です。なおロボアドバイザーだけでなくおすすめのネット証券も知りたい人は、次の別記事をご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問SUSTENがやばいと言われる理由はなんですか?SUSTENが「やばい」と言われる理由の1つが、SUSTENで運用されている一部ファンドの運用実績が良くない状況が続いているからです。また完全成果報酬型のファンドの場合、利益が出た時に他のロボアドバイザーより手数料が高くなるのも気になると、口コミで見受けられました。SUSTENのキャッシュバックについて教えてくださいSUSTENでは、NISA口座で1年以上の出金がない場合、運用残高に最大年率0.1%のキャッシュバックが受けられます。キャッシュバックされた現金はNISA口座の資産に再投資されるため、実質的に手数料を安くすることが可能です。SUSTENでは確定申告が必要ですか?特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合には、確定申告は不要です。運営会社が投資で得た利益にかかる税金の支払いを代行してくれます。源泉徴収ありの特定口座や一般口座を選択した場合は、確定申告が必要になる場合があるので事前に把握しておきましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券の口コミ・評判や手数料とメリット・デメリットを解説
楽天証券は、総合証券口座数が1,200万口座を突破(※1)し、投資信託やポイントサービスが人気の理由のネット証券です。国内株式はもちろん、投資信託・新NISA・iDeCo・FXなど、幅広い商品を取り扱っているおり、投資初心者から経験者まで、幅広い層から利用されています。この記事では、他社のネット証券会社との比較や評判・口コミを踏まえた、楽天証券を利用するメリット・デメリットを解説します。後半では、楽天証券の気になる評判・口コミも紹介します。どのネット証券で口座開設するか検討中の方は、ぜひ当記事を参照して、楽天証券口座を開設するか判断してください。 ※1出典:楽天グループ株式会社「証券総合口座1200万口座達成のお知らせ」 【News】楽天証券のNISA口座数が600万口座を達成! 出典:PR TIMES「業界最多!NISA口座数、600万口座達成のお知らせ」2025年9月確認 手数料や取扱商品など楽天証券の特徴を解説まずは、楽天証券の特徴を解説します。今回は、当サイトが実施したアンケート調査で判明した、証券会社選びで重要視されている項目に沿って紹介します。(※) 楽天証券の特徴を解説する項目 国内株取引手数料 取扱金融商品・銘柄数 アプリ・ツール その他サービス(ポイント・投資情報など) それぞれ、1つずつ見ていきましょう。 ※アンケート調査の詳細は、「【投資家300名に調査】投資目的や利用中のネット証券の満足度を紹介」にまとめています。 国内株取引手数料まずは国内株の現物・信用の取引手数料を解説します。 現物取引 信用取引 現物取引の手数料体系(税込) 取引額 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~150万円 ~3000万円 3,000万円超 ゼロコース 0円 1約定制 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1013円 1070円 1日定額制 0円 2200円 3300円 100万円ごと+1100円 信用取引の手数料体系(税込) 取引額 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 ゼロコース 0円 1約定制 99円 148円 198円 385円 1日定額制 0円 2200円 3300円 100万円ごと+1100円 ※:ETF・ETN・REIT・いちにち信用はコース関係なく取引手数料は0円 楽天証券には、ゼロコース・1約定制(超割コース)・1日定額制(いちにち定額コース)3つの取引コースが用意されています。そのなかでもゼロコースを選べば、なんと現物・信用ともに取引手数料が0円です。ゼロコースでは、RクロスとSORを活用することで費用を抑えることで、取引手数料0円を実現しています。 Rクロスとは? 機関投資家を含む、楽天証券利用者同士の売り注文と買い注文がマッチした場合、ToSTNeT市場にて売買を成立させる注文方法。 SORとは? 複数市場から最良の市場を選択して執行する注文方法。1約定制と1日定額制は、通常どおり証券市場上で取引をおこないます。他のネット証券会社の取引手数料との比較は、このあと解説していきます。取扱金融商品・銘柄数楽天証券は国内株はもちろん、投資信託・外国株・NISA・iDeCo・FXなど、豊富な金融商品の取り扱いを取り扱っています。 楽天証券の主要取扱商品 国内株式 現物・信用・単元未満株 IPO(2022年実績) 65社(95社中) 投資信託 2,566銘柄 NISA投信 成長投資枠:1,227銘柄 つみたて投資枠:237銘柄 iDeCo 35銘柄 外国株取扱国数 米国含む6ヵ国 米国株 4,711 銘柄 2025年9月作成 さらに詳しい取扱金融商品の一覧はこちら 国内株式 米国株 その他海外株 投資信託 お任せ運用 債券 先物オプション FX CFD 実物 その他 現物取引 単元未満株 信用取引 株式積立 ETF・ETN・REIT IPO・PO 立会外分売 貸株サービス 現物・ETF 信用取引 米株積立 中国株式・ETF ASEAN株式・ETF 楽天カード決済 楽天キャッシュ決済 楽ラップ らくらく投資 米国ETFラップ 国内債券 外国債券 株価指数先物 日経225オプション 海外先物取引 楽天FX 楽天MT4 楽天CFD 楽天MT4CFD 金・銀・プラチナ バイナリーオプション 外国為替 外貨建てMMF 2025年9月作成 上記の通り、楽天証券では幅広い商品を取り扱っており、初めて投資に挑戦する初心者から経験豊富な上級者まで、さまざまな投資家に利用されています。特に、主力商品の国内株・米国株・投資信託には、以下のようなサービスがあります。 楽天証券の主力商品の特徴 国内株 セロコースによる取引手数料0円はもちろん、単元未満株による積立投資で、従来より少ない金額で株式投資が始められる。 米国株 為替手数料が往復0銭・対象米国ETFの買付手数料無料・NISA口座なら取引手数料0円と、米国株も低コストを追求。 投資信託 楽天カード・楽天キャッシュでの積立買付に対応しており、楽天キャッシュ利用時には楽天ポイントを0.5%付与。対象銘柄の保有でも、残高に応じたポイントが付与される。 気になる商品を見つけたら、楽天証券ではどのようなサービスがあるか、ぜひチェックしてみてください。アプリ・ツールネット証券会社で取引するには、専用の取引ツール・アプリを活用します。楽天証券の取引ツール・アプリは、以下のものが用意されています。 楽天証券の取引ツール・アプリ 取引ツール:マーケットスピード・楽天MT4 アプリ:iSPEED PC用取引ツール「マーケットスピード」は、国内株・米国株・先物オプション・CFD・FXを取り扱っており、画面を自由にカスタマイズしながら、さまざまな注文方法を活用しながら取引可能です。また、国内株であればMacにも対応した「マーケットスピード for Mac」も提供されています。アプリの「iSPEED」も、マーケットスピードと引けを取らない画面のカスタマイズが可能で、外出先でも欲しい情報を一目で確認できます。株式であれば、最短3タップで注文することも可能です。ただし、取引ツール・アプリともに投資信託の注文は非対応です。投資信託を注文するには、楽天証券の会員ページにアクセスする必要があります。その他サービス(ポイント・投資情報など)楽天証券はその名の通り、楽天グループのネット証券で、以下のように楽天ポイントに関するサービスに力を入れています。 貯める 使う 楽天証券が貯まる商品 SPU 対象商品に関する条件を達成すると、楽天市場のポイント還元率アップ。条件が定期的に更新される。 投信の楽天カード決済 投資信託の積立金額に対して、最大2%付与。 投信の楽天キャッシュ決済 楽天キャッシュで投資信託の積立投資が可能で、どの経路からチャージしてもチャージ額の0.5%付与。 金・プラチナの楽天カード決済 決済額に対して0.5%付与。 取引手数料プログラム 国内株・外国株・先物・オプション・海外先物・金・プラチナの取引手数料1%を還元。 投信残高プログラム 対象ファンドの月間平均保有金額に応じてポイントを進呈。 投資信託資産形成ポイント 投資信託の保有残高がはじめて一定金額に到達すると、到達した金額に応じて最大500ポイント進呈。 楽天ポイントが使える商品 国内株 米国株 投資信託(スポット・積立) バイナリーオプション 上記のように、楽天証券ならさまざまな商品で楽天ポイントが貯められたり使えたりします。また楽天証券には、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」も提供しています。注文時に楽天銀行から自動的にスイープ(自動入金)するため、事前に楽天証券口座に入金する必要がありません。さらに、楽天の電子書籍サーボス「楽天Kobo」とも連携しており、楽天証券口座を持っていれば、投資に関連する対象書籍が無料で閲覧可能です。このように、楽天証券は各種楽天サービスと連携することで、他のネット証券会社にはない独自サービスを提供しています。 日経新聞も無料で読める! 楽天証券口座を持っていれば、日経新聞が読める「日経テレコン(楽天証券版)」というサービスが利用できます。 本来、日経新聞は紙面だと月額約5,000円、電子版でも月額約4,000円かかります。当サービスを利用するだけでも、楽天証券口座を開設する価値はあるでしょう。以上、楽天証券の特徴を解説しました。次章では、他のネット証券会社との違いを比較していきます。楽天証券と他のネット証券会社との比較ここでは、楽天証券と他のネット証券会社を比較していきます。今回は、国内株の取引手数料と主要取扱商品を比較します。国内株取引手数料で比較まずは、国内株取引手数料で比較します。国内株現物の取引手数料比較 1約定制 1日定額制 国内株現物1約定制の取引手数料比較 取引額 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~150万円 ~3000万円 3,000万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券超割コース 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 マネックス証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,070円 三菱UFJ eスマート証券 55円 99円 115円 275円 535円 1,584円 3,069円 4,059円 DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 SBIネオトレード 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 大和コネクト証券 約定金額の0.033%(上限:660円) GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 460円 550円 880円 880円 CHEER証券 55円 55円 110円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 PayPay証券 約定金額の0.5% 国内株現物1日定額制の取引手数料比較 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 0円 楽天証券いちにち定額コース 0円 1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 松井証券 0円 1,100円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 マネックス証券 550円 2750円(以降300万円ごとに+2,750円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBIネオトレード 0円 1,100円 1,540円 100万円ごとに+295円 GMOクリック証券 0円 1,238円 1,691円 100万円ごとに+295円 2025年9月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込で0円楽天証券はゼロコースを選択すれば、すべてのネット証券会社のなかで最安水準の取引手数料となっています。SBI証券も条件を満たせば、同様に0円となります。楽天証券の超割コースだと、ほとんどのネット証券会社と比較して割高になるので、明確な理由がない限りはゼロコースを選択しておくのがおすすめです。信用取引手数料で比較 1約定制 1日定額制 国内株信用1約定制の取引手数料比較 取引額 ~10万円 ~20万円 ~50万円 50万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 楽天証券超割コース 99円 148円 198円 385円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 マネックス証券 99円 148円 198円 385円 三菱UFJ eスマート証券 99円 148円 198円 385円 SBIネオトレード 0円 0円 0円 0円 大和コネクト証券 165円 330円 GMOクリック証券 97円 143円 187円 264円 国内株信用1日定額制の取引手数料比較 ~100万円 ~200万円 ~300万円 300万円超 楽天証券ゼロコース 0円 0円 0円 0円 楽天証券いちにち定額コース 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBI証券※1 0円 0円 0円 0円 松井証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円※2 マネックス証券 550円 2750円(300万円ごとに2,750円) 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 3,300円 100万円ごとに+1,100円 SBIネオトレード 0円 0円 0円 0円 GMOクリック証券 0円 880円 1,320円 100万円ごとに+440円 2025年9月作成 ※1:指定の電子交付サービスの申込で0円 ※2:1億円超:110,000円(上限)国内株の信用取引でも、楽天証券はゼロコースを選択すれば取引金額に関わらず0円です。他にも、SBI証券とSBIネオトレード証券も0円で取引できます。いちにち定額コースを選択すると、100万円までの取引であれば0円ですが、100万円を超えたら1日の取引金額に応じて手数料が変動します。信用取引をおこなう場合も、基本的にはゼロコースを選べば取引手数料が抑えられるのでおすすめです。 関連記事 他の商品も含めた手数料が安いネット証券を知りたい方は、次の記事もご確認ください。 主要取扱商品の銘柄数を比較続いては、主要の取扱商品の銘柄数を比較していきます。主要ネット証券取扱銘柄数 証券会社 IPO取扱社数(2022年) 投資信託取扱銘柄数 米国株式取扱銘柄数 米国ETF取扱銘柄数 新NISAつみたて投資枠 新NISA成長投資枠 楽天証券 65社 2,566銘柄 4,711銘柄 457銘柄 237銘柄 1,227銘柄 SBI証券 89社 2,559銘柄 4,399銘柄 394銘柄 235銘柄 1.245銘柄 松井証券 54社 1,888銘柄 3,753銘柄 408銘柄 240銘柄 1,137銘柄 マネックス証券 61社 1,722銘柄 4,396銘柄 434銘柄 232銘柄 1.171銘柄 三菱UFJ eスマート証券 23社 1,826銘柄 1,673銘柄 231銘柄 193銘柄 1.104銘柄 大和コネクト証券 42社 51銘柄 55銘柄 23銘柄 29銘柄 50銘柄 PayPay証券 0社 128銘柄 158銘柄 33銘柄 33銘柄 128銘柄 CHEER証券 0社 55銘柄 79銘柄 18銘柄 15銘柄 53銘柄 DMM株 12社 - 1,987銘柄 287銘柄 - - GMOクリック証券 0社 113銘柄 - - 38銘柄 112銘柄 SBIネオトレード証券 21社 36銘柄 - - 11銘柄 32銘柄 岡三オンライン 43社 626銘柄 - - 91 332銘柄 SMBC日興証券 47社 1,051銘柄 2,200※米国ETF含む 149銘柄 539銘柄 野村證券 40社 1,153銘柄 809銘柄 159銘柄 20銘柄 419銘柄 みずほ証券 47社 92銘柄 6419銘柄 626銘柄 12銘柄 67銘柄 2025年9月作成 投資信託・新NISA対象投信の取扱銘柄数を比較すると、SBI証券と共に他のネット証券会社から群を抜いて豊富に取り扱っています。米国株の取扱銘柄数は、SBI証券とマネックス証券のほうが多く取り扱っている状態です。また、2022年のIPO実績で比較すると、SBI証券が最も多くのIPOを取り扱っていました。取扱銘柄数にこだわらない限りは、楽天証券でも幅広い選択肢から銘柄を探すことが可能です。なお、ほかのネット証券も比較したい人は、次の記事も参考にしてください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 以上、楽天証券と他のネット証券会社を比較しました。次章では、ここまで解説した内容を踏まえて、楽天証券を利用するメリット・デメリットをまとめて解説します。楽天証券の利用メリット | 口コミ・評判も紹介します数あるネット証券会社のなかで、楽天証券を利用するメリットは以下のとおりです。 楽天証券の利用メリット 他社と比較して国内株の取引手数料が安い 取扱商品や楽天ポイントサービスが豊富 信託報酬が割安なオリジナルファンドが運用できる 投資初心者でも使いやすいアプリ・ツール セミナーや勉強会など投資を学ぶ機会 各メリットの詳細を、実際に楽天証券を利用している人の評判・口コミも交えて解説します。他社と比較して国内株の取引手数料が安い ★★★★★5 手数料がゼロ円になる楽天証券ゼロコース。設定しておかないと損。 超割コースだと50万円以下は250円くらいだけど、積み重ねるとバカにならない。 ★★★★★5 楽天証券は国内株の売買手数料かからないし、本や日経新聞も無料で読めるし、アプリも見やすくていいと思ってます。 楽天証券の手数料コースには、ゼロコース・超割コース・1日ていがくコースの3種類用意しており、ゼロコースを選べば国内株(現物・信用)の取引手数料が0円になります。投資では、費用を抑えることが重要と言われています。楽天証券を利用すれば、取引手数料を気にせす国内株に当することが可能です。また米国株でも、為替手数料や対象の米国ETFの買付手数料が無料になるサービスも提供されています。極力費用を抑えて株式投資したい方は、楽天証券口座を持っておくのをおすすめします。取扱商品や楽天ポイントサービスが豊富 ★★★★★5 楽天証券は良い商品やサービスがどんどん出てきますね! ★★★★★5 楽天証券は品揃えも豊富で、低コストな投資信託がたくさんあります。投資を始めようとしている人は、金融商品を選ぶとき、とにかく手数料や経費を気にするのがおすすめです。 楽天証券では国内株式をはじめ、米国株を含めた6ヵ国の外国株・投資信託・債券、FXなど、幅広い金融商品を取り揃えています。楽天証券口座を1つ持っているだけでさまざまな商品が取引でき、複数口座を持っておく機会はほぼなくなります。特に楽天ポイントに関するサービスに力を入れており、投資信託であれば楽天カードや楽天キャッシュを使った積立投資で楽天ポイントを貯めることが可能です。さらに貯めた楽天ポイントは、株式や投資信託の購入に充てられます。1ポイント1円から使えるので、楽天ポイントだけで投資を始めることも可能です。信託報酬が割安なオリジナルファンドが運用できる ★★★★★5 楽天証券の利用者で、「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」へスイッチングした人はかなり多いですね。 楽天VTでも十分低コストですが、楽天・オールカントリーの信託報酬は半分以下ですから、すごい時代になりました。 ★★★★★5 楽天証券からNasdaq100連動投資信託の新商品が出ました。 現時点で他ファンドと比べ信託報酬が安かったので購入しました。 楽天証券の投資信託は取扱銘柄数が多いだけでなく、以下のようなオリジナルファンド「楽天・プラスシリーズ」も提供しています。 楽天証券のオリジナルファンド 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド 楽天・プラスシリーズの一部は、多くの投資家から人気を集めている「eMAXIS Slimシリーズ」と比較して、信託報酬が割安な点がメリットです。 楽天・プラスとeMAXIS Slimの信託報酬比較 投資先(ベンチマーク) 楽天・プラス eMAXIS Slim 全世界株(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス) 0.561% 0.5775% 米国株(S&P500) 0.077% 0.0814% 先進国株(MSCIコクサイ・インデックス) 0.088% 0.09889% 日本株(日経225) 0.132% 0.143% 2025年9月作成 さらに楽天・プラスシリーズは、保有残高に応じて楽天ポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」対象ファンドでもあります。 楽天・プラスシリーズのポイント還元率 ファンド名 ポイント還元率(年率) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド 0.017% 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド 0.028% 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 0.033% 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド 0.053% 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド 0.05% 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド 0.05% 2025年9月作成 例えば、楽天・S&P500インデックス・ファンドを1,000万円保有している場合、年間で2,800ポイント付与されます。信託報酬も人気ファンドより安く、楽天ポイントをもらえるのはうれしいですね。楽天・プラスシリーズは新NISA口座でも運用できるので、NISAで投資信託の積立投資を始めたい方は、楽天証券の楽天・プラスシリーズを運用するのがおすすめです。投資初心者でも使いやすい評判の取引画面 ★★★★★5 楽天証券口座を開設したので、これでいよいよNISAをスタートできます。 楽天証券を選んだのは「初心者にも使いやすい」と評判だったからですが、本当に使いやすい! ★★★★★5 投資初心者が投資を始めるなら、断然楽天証券をおすすめしますね。 なんと言っても初心者にも分かり易くて使い易いからです。 楽天証券は、WEBサイト・PC用取引ツール・スマホアプリで取引できます。投資初心者から上級者まで円滑に取引ができると好評です。投資経験者の口コミでは、「使いやすい」理由から楽天証券がおすすめという意見が多く見受けられました。証券口座を開設しても、実際に取引しないと投資は始められません。取引画面がシンプルで見やすければ、投資が初めての方でも安心して使えますよね。ネット証券選びは取引画面の見やすさを重視したいなら、楽天証券を使ってみるのをおすすめします。セミナーや勉強会など投資を学ぶ機会も ★★★★★5 楽天証券でNISAを続けていて、投信積立で楽天ポイントがザクザク溜まって最高! 楽天証券のセミナーは無料でいいの?っていうくらい充実してます。今後の公開イベントも楽しみ! ★★★★★5 楽天証券の日経テレコンで、日経新聞の朝刊が読めるのはありがたい。 楽天証券では、投資情報を得るためのサービスが豊富な点もメリットです。具体的には、楽天証券は最新のマーケット情報など投資に役立つ情報を発信する投資情報メディア「トウシル」、投資セミナーを全国各地で開催中しています。ネット証券会社は、対面証券のように専任スタッフからのサポートが基本的に受けられません。そのため、投資を続けるにはご自身で学習する必要があります。楽天証券はさまざまな投資情報サービスを通じて、利用者が投資を学べる機会を提供しています。学びながら投資を続けたい方は、楽天証券の投資情報サービスを利用してもいいでしょう。楽天証券の口座開設のやり方へ進む口座開設前に確認したいデメリット・注意点ここでは、楽天証券のデメリット・注意点を紹介します。楽天証券で口座開設をする前に確認したいデメリットは、以下の2点です。 楽天証券のデメリット IPOの取扱社数が他のネット証券より少ない スマホアプリで投資信託が取引できない 他のネット証券と比較してIPOの取扱実績が少ない楽天証券のデメリットの1つとして、他のネット証券と比較してIPOの取扱実績が少ない点が挙げられます。 IPOとは「新規公開株」のことで、未上場企業の株式は証券取引所に上場することで、市場で投資家が取引できるようになります。一方、IPOは誰でも購入できず、人気のIPO銘柄の場合は抽選も必要で、当選者のみ購入できるなどの制約もあります。主要ネット証券会社の2022年IPO実績は、以下のとおりです。 主要ネット証券の2022年IPO実績 ネット証券会社 IPO取扱実績 主幹事実績 楽天証券 65社 0社 SBI証券 89社 11社 マネックス証券 61社 0社 松井証券 54社 0社 三菱UFJ eスマート証券 23社 0社 岡三オンライン 43社 0社 SMBC日興証券 47社 26社 野村證券 40社 10社 みずほ証券 47社 20社 大和証券 43社 17社 2025年9月作成 上記のように、IPOの取扱実績自体はSBI証券に次いで多いですが、主幹事実績は1社も取り扱っていません。IPOの主幹事を担当すると、その銘柄の取り扱い数が多くなり、抽選枠が多くなると言われています。IPOに積極的に挑戦したい方は、他の証券口座も併用してみるといいでしょう。スマホアプリで投資信託が取引できない楽天証券のWEbサイト・PCツール・アプリは、取引画面が見やすくて使いやすいと好評ですが、投資信託が取引できるスマートフォンアプリが提供されていません。楽天証券の専用アプリ「iSPEED」は、国内株・米国株・CFD・FX・先物・オプションのみ対応しています。投資信託を取引するには、WEBサイトにアクセスする必要があります。他の主要ネット証券会社は、投資信託専用のアプリを提供しており、スマートフォンで取引や資産状況が気軽におこなえます。 アプリで投資信託の取引・残高状況が確認できるネット証券会社 SBI証券 松井証券 PayPay証券 大和コネクト証券 CHEER証券 スマートフォンアプリで投資信託の取引・資産状況の確認をしたい方は、楽天証券だと少し不便に感じるかもしれません。以上、楽天証券のデメリットを解説しました。次章では、口座開設前に知っておきたい最新キャンペーン情報を紹介します。最新キャンペーン情報まとめ現在、楽天証券の新規口座開設時におすすめのキャンペーンは以下のとおりです。 2025年9月最新!楽天証券のおすすめキャンペーン一覧 クイズに正解&口座開設等でもれなく2,000円相当株ギフトをプレゼント! 米国株式取引手数料無料プログラム 最大10万円キャッシュバック!国内株式信用取引デビュープログラム 【楽天証券×楽天家計簿】2つのサービス利用して最大1,150ポイントがもらえるキャンペーン 楽天証券「現在開催中のキャンペーン」から一部抜粋 気になるキャンペーンを見つけたら、口座開設と一緒に利用して、通常よりお得に楽天証券での投資を始めてください。最後に、楽天証券の口座開設方法を解説します。楽天証券の口座開設方法それでは、楽天証券の口座開設方法を解説していきます。楽天証券の口座開設では、以下の4ステップで行います。 楽天証券の口座開設手順 楽天会員でログイン(新規会員登録) 本人確認手続き 必要事項の記入・取引パスワードの設定 ログインIDの受け取り&初期設定 順調に進められたら最短5分で申し込みが完了し、最短翌営業日から取引が始められます。では、各手順を順番に見ていきましょう。楽天会員でログイン(新規会員登録)楽天証券口座を開設するには、楽天会員でログインする必要があります。 引用:楽天証券公式サイト 楽天会員を持っていなくても、新規口座開設と同時に会員登録が可能です。ログイン(新規会員登録)後、登録しているメールアドレス宛に口座開設用のURLが記載されたメールが送られます。メールに添付されている口座開設手続ページへアクセスしましょう。本人確認手続き次に本人確認手続きをおこないます。楽天証券では、2種類の方法が用意されています。 本人確認手続きの方法 スマートフォンで撮影:最短翌営業日で取引開始 画像のアップロード:最短5営業日で取引開始 スマホで撮影 アップロード 必要な書類(いずれか用意) マイナンバーカード 運転免許証 画面の指示に従って本人確認書類を3方向撮影後、ご自身の顔写真を撮影する。 引用:楽天証券公式サイト 必要な書類(いずれか用意) 各種健康保険証 住民票の写し・印鑑登録証明書 パスポート 住民基本台帳カード 在留カード・特別永住者証明書 本人確認書類の画像データを用意するか、撮影してアップロードする。 必要事項の記入・取引パスワードの設定本人確認手続きが完了したら、必要事項を記入していきます。個人情報の記入後、証券口座の種類を選択します。特定口座(源泉徴収あり)を選べば、楽天証券が確定申告の手続きを代わりにおこなってくれます。 引用:楽天証券公式サイト あわせて、以下の口座も申し込むか選択します。 同時申し込みできる口座 NISA口座 iDeCo FX・信用口座 楽天銀行口座 以上で必要事項の記入は完了です。スマートフォンで本人確認手続きをした場合は、追加でログインパスワードの設定をおこないます。取引するための重要な情報なので、設定後はパスワードを忘れないように注意してください。口座開設通知の受け取り&初期設定申し込み後、審査に通過できたら口座開設完了通知が送られます。受け取り方法は、スマートフォンで本人確認手続きした場合はメール、画像アップロードで手続きした場合はハガキとなります。ログイン情報が記載されているので、そのまま楽天証券の会員ページへアクセスしましょう。初回ログインでは、初期設定手続きが必要です。以下の項目に関して手続きを進めてください。 初回ログイン時に必要な初期設定 ログインパスワードの変更(ハガキの方のみ) 取引暗証番号の登録 投資に関する質問解答 勤務先・国籍登録 マイナンバー提出 初期設定が完了したら、口座開設の手続きはすべて完了です。さっそく楽天証券口座に資金を入金し、取引を始めてみましょう! 最短翌営業日で口座開設! 楽天証券の公式サイトへ まとめこの記事では、楽天証券の特徴や他社と比較したメリット・デメリットを解説しました。楽天証券は幅広い商品を取り扱っており、投資初心者から上級者までさまざまな投資家から利用されているネット証券会社です。特に国内株は現物・信用ともに取引手数料が0円になる「ゼロコース」で取引すれば、手数料をかけずに国内株が取引できる点は大きなメリットの1つです。また、投資信託は楽天カードと楽天キャッシュで積立投資が可能で、積立額に応じて楽天ポイントも貯められます。割安な手数料体系や楽天ポイントサービスが充実した楽天証券。これから投資を始めたい方は、楽天証券で口座開設するのがおすすめです。楽天証券の口座開設のやり方に戻る 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
楽天証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
「楽天証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?」「自分に合う証券会社はどっち?」とお悩みではありませんか。この記事では、楽天証券とマネックス証券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説します。NISAや手数料、銘柄数やクレカ積立などを徹底比較します。比較した結果を先にお伝えすると、楽天証券とマネックス証券ではそれぞれ、5つの項目でおすすめな人の特徴を分けられます。楽天証券とマネックス証券の詳細比較は本文中で解説するので、どちらが自分に合う証券会社か知ることができるでしょう。どっちがおすすめ?楽天証券とマネックス証券の違いを徹底比較楽天証券とマネックス証券の違いを5つの項目で比較しました。気になる項目がある場合は、以下をクリックして詳細を確認しましょう。 楽天証券とマネックス証券の違いを徹底比較 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は楽天証券のみ最低0円から取引できる 【取扱商品・銘柄数】投資信託なら楽天証券!外国株ならマネックス証券がおすすめ 【機能・サービス】楽天証券は楽天銀行との自動入出金に対応!マネックス証券は投資ツールが豊富 【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カード積立で最大2%!マネックス証券はdカード積立で最大3.1% 【キャンペーン】口座開設はもちろん既存会員もお得になるキャンペーンがどっちも豊富 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は楽天証券のみ最低0円から取引できる 証券会社名 手数料の違い 楽天証券 NISA:無料 国内株(現物・信用):ゼロコースなら完全無料 投資信託:無料 米国株:約定代金の0.495%(2.22米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) マネックス証券 NISA:無料(一部に全額キャッシュバックによる実質無料あり) 国内株(現物):コースにより最低55円から 国内株(信用):コースにより最低99円から 投資信託:無料 米国株:約定代金の0.495%(1.1010米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 楽天証券とマネックス証券を比較すると、NISA口座での取引が無料である点と、投資信託の買付手数料が無料である点は同じです。しかし、国内株や米国株の手数料には違いがあります。NISAの売買手数料はどっちも実質無料売買手数料を比較すると、楽天証券はすべてが無料となっていますが、マネックス証券は一部「全額キャッシュバック」という形を取っています。実質的にかかる手数料は無料ですが、キャッシュバックされるのは取引後となるため注意しておきましょう。 証券会社 楽天証券 マネックス証券 国内株式 無料 国内株式(単元未満株) 無料 買付:無料売却:全額キャッシュバック 投資信託 無料 米国株 無料 全額キャッシュバック 中国株 無料 全額キャッシュバック 国内株の売買手数料をなくしたい場合は楽天証券楽天証券の国内株(現物・信用)の売買手数料は、選ぶコースによって変わります。楽天証券の国内株(現物・信用)の主な手数料コースは、次のとおりです。 コース名 手数料 コース概要 ゼロコース 無料 RクロスとSORを利用必須のコースです。 超割コース 〜5万円:55円 〜10万円:99円 〜20万円:115円 〜50万円:275円 〜100万円:535円 〜150万円:640円 〜3,000万円:1,013円 3,000万円超:1,070円 約定代金に応じた手数料体系。手数料の1%がポイントバックされます。 いちにち定額コース 〜100万円:無料 〜200万円:2,200円 〜300万円:3,300円 以降、100万円ごとに1,100円加算 1日の約定代金合計金額に応じた手数料体系。デイトレードには割引があります。 楽天証券は、RクロスとSORを利用必須のゼロコースを選択すると、国内株の現物取引も信用取引も手数料が無料になります。自分の希望や取引金額に応じた手数料コースを選択しましょう。マネックス証券の国内取引は楽天証券よりも割安になる可能性がある楽天証券は選ぶコースによっては手数料が無料になる一方、マネックス証券はどのコースを選んでも無料にはなりません。ただし一部の取引金額では、楽天証券より手数料が割安になるため、比較して選ぶのが重要です。マネックス証券で国内株を取引する場合、2つの手数料コースから選択可能。取引ごとの約定代金に応じて手数料がかかる「取引毎手数料コース」と、1日の約定代金合計に応じて手数料がかかる「一日定額手数料コース」の2種類です。マネックス証券の取引毎手数料コースの売買手数料は、次のとおりです。 取引種別 約定代金 手数料 現物 〜5万円 55円 〜10万円 99円 〜20万円 115円 〜50万円 275円 〜100万円 535円 〜150万円 640円 〜3,000万円 1,013円 3,000万円超 1,070円 信用 〜10万円 99円 〜20万円 148円 〜50万円 198円 50万円越 385円 マネックス証券の一日定額手数料コースの売買手数料は、次のとおりです。 1日の約定代金合計 手数料 〜100万円 550円 〜300万円 2,750円 〜600万円 5,500円 以降300万円ごと 上記金額に2,750円を加算 なお一日定額手数料コースには、1ヶ月間の手数料発生回数に応じた割引や、デイトレード時の割引などがあります。楽天証券もマネックス証券も米国株の売買手数料は最低0円〜楽天証券とマネックス証券を比較すると、米国株の売買手数料はどっちも最低0円〜と共通しています。 項目 楽天証券 マネックス証券 手数料無料の範囲 約定代金2.22米ドル以下 約定代金1.1010米ドル以下 売買手数料 約定代金の0.495%(税込) 手数料上限 22米ドル なお、どちらも日本円で米国株を取引する際には上記手数料に加えて為替手数料(スプレッド)が発生します。楽天証券とマネックス証券の米国株におけるスプレッドを比較すると、次のとおりです。 項目 楽天証券 マネックス証券 日本円で買付 25銭 0銭 ※ 日本円で売却 25銭 ※2025年9月時点。マネックス証券の日本円での買付時のスプレッドは定期的に見直されます。このように楽天証券とマネックス証券の米国株取引時の手数料は、わずかな違いはあるもののほぼ同等の内容となっています。【取扱商品・銘柄数】投資信託なら楽天証券!外国株ならマネックス証券がおすすめ証券会社を選択する際の指標として、「取り扱い商品」と「銘柄数」を重視される方も多いのではないでしょうか。楽天証券とマネックス証券に基本的な違いはありませんが、細かく見ていくと以下の特徴があります。前提として主要商品はどちらも押さえているので、「投資信託」「海外株」といった項目を重視する場合の指標にしてください。NISA・国内株・投資信託・米国株など主要商品はどっちも取扱あり 証券会社名 取扱商品例 楽天証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 中国・アセアン株式 投資信託 ETF・ETN・外貨建てMMF ロボアドバイザー(楽ラップ) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX CFD バイナリーオプション 外国為替 金・プラチナ マネックス証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 中国株 投資信託 ETF・ETN・外貨建てMMF ロボアドバイザー(ON COMPASS・マネックスアドバイザー) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX 外国為替 CFD 金・プラチナ 私募ファンド(二項有価証券) 楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちも取扱商品が豊富な点は共通。NISAや国内株、投資信託や米国株など人気の商品はどっちも網羅的に取り扱われています。ただし楽天証券はアセアン株式を取り扱っている一方、マネックス証券は私募ファンド(二項有価証券)を扱っている点が異なります。楽天証券は投資信託が豊富!マネックス証券は外国株がより多い 商品 楽天証券 マネックス証券 投資信託 2,577銘柄(外貨建てMMF含む) 1,773銘柄(外貨建てMMF含まず) NISA つみたて投資枠の対象投資信託 267銘柄 264銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,100銘柄超 1,100銘柄超 米国個別株 3,907銘柄 4,461銘柄 米国ETF 436銘柄 462銘柄 中国個別株 1,538銘柄 2,000銘柄超 (2021年2月時点) IPO 54銘柄 (2024年実績) 50銘柄 (2024年実績) ※2025年9月時点の情報です。楽天証券とマネックス証券を比較すると、商品ごとの取扱銘柄数に違いがあります。投資信託に関しては楽天証券のほうが銘柄数が多め。投資信託をメインに取引したい人は楽天証券を選ぶとよいでしょう。一方のマネックス証券は、米国株と中国株の銘柄数が多めです。外国株をメインに取引したい人にはマネックス証券がおすすめです。【機能・サービス】楽天証券は楽天銀行との自動入出金に対応!マネックス証券は投資ツールが豊富楽天証券とマネックス証券を比較すると、会員向けの機能・サービスに違いがあります。 証券会社名 機能・サービスの違い 楽天証券 楽天銀行との自動入出金 パソコンでもスマホでも使える高機能の取引ツール 資産推移やパフォーマンスレポートをグラフなどでわかりやすく確認 ロボアドバイザーの楽ラップ 投資などに関する参加費無料のセミナー マネックス証券 投資・資産運用に役立つ豊富なツール 特徴が異なる2つのロボアドバイザー 投資対象の銘柄を簡単に探せるマネックス銘柄スカウター 富裕層向けの対面型資産運用サービスのマネックスPBサービス 対象会社の株式委託手数料が無料になる優遇サービス 楽天証券では、楽天銀行との資金移動がスムーズになるマネーブリッジというサービスを利用できます。マネーブリッジで楽天証券と楽天銀行を連携すれば、自動入出金ができるうえに楽天銀行の普通預金金利が優遇されるメリットもあります。マネックス証券は、投資・資産運用に役立つツールが非常に豊富。チャートなどで値動きを確認できるツールはもちろん、新しい投資先を探すのに役立つ銘柄スカウターなど、独自性の高いツールも利用できます。【クレカ積立・ポイント】楽天証券は楽天カード積立で最大2%!マネックス証券はdカード積立で最大3.1%楽天証券とマネックス証券を比較すると、クレカ積立やポイントサービスなどに違いがあります。 証券会社名 クレカ積立・ポイントの違い 楽天証券 楽天カードでクレカ積立をすると最大2%のポイントが貯まる 楽天ポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有するとポイントが貯まる 楽天証券の利用条件を達成すると楽天市場の買い物時のポイント還元率がアップ マネックス証券 マネックスカードでクレカ積立すると最大1.1%のマネックスポイントが貯まる dカードでクレカ積立すると最大3.1%のdポイントが貯まる マネックスポイントまたはdポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有するとマネックスポイントが貯まる 楽天証券は楽天カードによるクレカ積立に対応し、さらに楽天ポイントを使ったポイント投資も可能。また条件を達成すると楽天市場での買い物時のポイント還元率がアップする点も特徴です。マネックス証券はdカードまたはマネックスカードによるクレカ積立に対応。さらにマネックスポイントまたはdポイントを使ったポイント投資が可能です。楽天証券は楽天カードを使ったクレカ積立で最大2%ポイント還元楽天証券は、楽天カードを使って投信積立をすると、クレジットカードのランクに応じて最大2%の楽天ポイントが還元されます。ランクは4段階に分かれているため、以下を確認しましょう。 楽天カードのランク クレカ積立のポイント還元率 ブラック 2% プレミアム 1% ゴールド 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.75% 一般 代行手数料年率0.4%以上:1%代行手数料年率0.4%未満:0.5% このように楽天カードのランクが高くなるほど、クレカ積立のポイント還元率もアップします。マネックス証券のクレカ積立はマネックスカードとdカードに対応マネックス証券のクレジットカード積立投資は、マネックスカードとdカードの2種類に対応しています。なお、マネックスカードを使ってクレカ積立をする場合は、毎月の積立金額の範囲ごとにポイント還元率が変わります。 積立金額 ポイント還元率 5万円以下の部分 1.1% 5万円超〜7万円以下の部分 0.6% 7万円超〜10万円以下の部分 0.2% 例えばマネックスカードで月10万円を投信積立する場合、合計730ポイントを獲得できる計算です。一方、dカードを使って投信積立する場合、利用状況に応じてポイント還元率が変動します。 dカード積立のポイント還元率に影響する要素 dカードのランク(一般・ゴールド・プラチナ) 月間積立金額 ※1 口座種別(NISA口座・課税口座) ※1 ドコモの通信プランとしてポイ活プランを契約 ※1 dカード積立開始記念キャンペーン開催期間中 ※1 入会初年度または2年目以降 ※2 クレジットカードのショッピング利用代金 ※2 ※1 ゴールド・プラチナの場合に影響 ※2 プラチナの場合に影響 上記を踏まえ、dカードを使った投信積立のランク別の最大ポイント還元率は、次のとおりです。 カードランク 還元率 キャンペーン期間中の還元率 ※ プラチナ 最大3.1% 最大10% ゴールド 最大1.1% 最大5% 一般 最大1.1% キャンペーン非対象 ※2025年9月時点で開催中のdカード積立開始記念キャンペーン。なお、利用状況ごとの詳細なポイント還元率を知りたい人は、マネックス証券の公式サイトをご覧ください。 銘柄スカウターなど便利なツールが豊富 マネックス証券詳細は公式サイトへ 【キャンペーン】口座開設はもちろん既存会員もお得になるキャンペーンがどっちも豊富楽天証券とマネックス証券を比較すると、内容は異なるもののどっちも豊富なキャンペーンを開催しています。 証券会社名 2025年9月のキャンペーン 楽天証券 最大10万円キャッシュバック!国内株式信用取引デビュープログラム 信用取引口座の開設でもれなく200ポイントプレゼント!信用取引デビュー応援プログラム 米国株式取引手数料無料プログラム 日経225先物手数料50%キャッシュバックキャンペーン マネックス証券 【最大10%還元】dカード積立開始記念キャンペーン 【d払いでのお買物で20%還元】マネックス証券口座とのdアカウント連携キャンペーン 最大20万円キャッシュバック!信用取引デビューキャンペーン 毎月最大2,000ポイント!NISAでポイントザクザクプログラム 米国株デビュー応援! 手数料キャッシュバック 新規で口座開設する人が対象のキャンペーンはもちろん、既存会員がお得になる特典も多数用意されています。この機会にお得なキャンペーンを利用し、口座開設してみてはいかがでしょうか。 申し込みはこちら 楽天証券 ゼロコースなら国内株の売買手数料が完全無料!楽天銀行との自動入出金対応し、楽天カードのクレカ積立で最大2%還元されます。 詳細へ マネックス証券 投資・資産運用に役立つツールが豊富!dカードでクレカ積立なら最大3.1%、マネックスカードでクレカ積立なら最大1.1%還元されます。 詳細へ 楽天証券とマネックス証券の共通点楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちの証券会社にも共通する特徴やサービスがあります。これらも証券会社を選ぶ際の参考にしてくださいね。 楽天証券とマネックス証券の共通点 【NISA】どっちも手数料無料で取引できクレカ積立にも対応 【スマホアプリ】どっちも高機能で使いやすいアプリを用意 【口座開設スピード】どっちも申し込みから最短翌営業日に手続き完了 【NISA】どっちも手数料無料で取引できクレカ積立にも対応楽天証券とマネックス証券を比較すると、NISAに関連するサービスに多くの共通点があります。 NISAに関する共通点 NISA口座の売買手数料が無料 ※ NISAでもクレジットカード積立投資できる NISA対象の投資信託銘柄数もほぼ同等 ※マネックス証券は一部の取引で全額キャッシュバックにより実質無料となります。 楽天証券とマネックス証券におけるNISA対象の銘柄数を比較すると、次のとおりです。 投資枠 楽天証券 マネックス証券 つみたて投資枠 267銘柄 264銘柄 成長投資枠 1,100銘柄超 1,100銘柄超 ※2025年9月時点の情報です。NISAを始めたい人は、楽天証券とマネックス証券のどっちを選んでも満足のいく取引ができるでしょう。【スマホアプリ】どっちも高機能で使いやすいアプリを用意楽天証券とマネックス証券は、どっちも高機能で使いやすいスマホアプリを無料で提供しています。スマホアプリの名称は、楽天証券が「iSPEED(アイスピード)」でマネックス証券が「マネックス証券アプリ」です。それぞれの証券会社のスマホアプリの機能や特徴には違いがあるため、内容を押さえましょう。 証券会社名 スマホアプリの特徴 楽天証券 取引はもちろんリアルタイムの株価やチャートを確認できる 自分で設定した株価に到達したら通知してくれる機能 Webと連動して最大1,000銘柄までお気に入り登録できる 会社四季報の情報を確認できる 19種類のランキング情報を掲載 マネックス証券 取引はもちろんリアルタイムの株価やチャートを確認できる 指紋認証・顔認証を使ってログインできる 資産・損益の推移やポートフォリオなどをグラフで視覚的に分析できる メニュー構成を自分好みにカスタマイズできる マネックスが発信する投資情報やレポートなどを確認できる 【口座開設スピード】どっちも申し込みから最短翌営業日に手続き完了楽天証券とマネックス証券を比較すると、どっちも最短翌営業日に口座開設が完了する点が共通しています。ただし、NISA口座の開設時は税務署の確認が行われるため、どちらもNISA取引をするには1〜2週間ほどの時間がかかる点に注意しましょう。どっちが自分に合う?おすすめの人を解説楽天証券とマネックス証券の違いと共通点を以下の表にまとめました。 証券会社 楽天証券 マネックス証券 NISA 対応 NISA口座の手数料 無料 無料 ※1 投資信託の手数料 無料 国内株の手数料 ゼロコースなら完全無料 現物:最低55円〜信用:最低99円〜 NISA対象の銘柄数 つみたて投資枠:267銘柄成長投資枠:1,100銘柄超 つみたて投資枠:264銘柄成長投資枠:1,100銘柄超 投資信託の銘柄数 2,577銘柄(外貨建てMMF含む) 1,783銘柄(外貨建てMMF含まず) スマホアプリ iSPEED(アイスピード) マネックス証券アプリ クレカ積立 楽天カードで最大2%還元 dカードで最大3.1%還元マネックスカードで最大1.1%還元 ポイント投資 楽天ポイント dポイントマネックスポイント 口座開設完了 最短翌営業日 ※1 全額キャッシュバックによる実質無料を含む。とはいえ、どちらの証券会社が自分に合っているのか判断に迷う人も多いのではないでしょうか。ここでは、楽天証券とマネックス証券をそれぞれおすすめする人に向けて解説をします。楽天証券がおすすめの人楽天証券がおすすめの人は、次のとおりです。 楽天証券がおすすめの人 国内株を手数料無料で取引したい より豊富な銘柄から投資信託を購入したい アセアン株に投資したい 楽天銀行との自動入出金を利用したい 楽天カードでクレカ積立したい 楽天証券はゼロコースを選ぶと国内株の売買手数料が完全無料です。したがって、国内株を手数料無料で取引したい人におすすめです。また、楽天証券は投資信託の銘柄数がマネックス証券より多く、アセアン株も取り扱っている点も特徴。投資信託メインで資産運用したい人や、アセアン株に投資したい人にもおすすめです。楽天カードを使っている人は、クレカ積立投資をすると最大2%のポイントが貯まる点も特徴。楽天カードを使っている人は、楽天証券を選びましょう。 ゼロコースなら国内株の手数料が無料 楽天証券詳細は公式サイトへ マネックス証券がおすすめの人マネックス証券がおすすめの人は、次のとおりです。 マネックス証券がおすすめの人 銘柄スカウターなど豊富なツールを使いたい dカード・マネックスカードでクレカ積立したい より豊富な銘柄から米国株を購入したい 私募ファンド(二項有価証券)に投資したい 2つのロボアドバイザーから選んで使いたい マネックス証券は、楽天証券と比較して米国株の銘柄数が多い証券会社。米国株をメインに取引したい人はマネックス証券を選ぶとよいでしょう。他にも、銘柄スカウターをはじめとする投資・資産運用に役立つ便利ツールが豊富な点も挙げられます。ツールを駆使して投資パフォーマンスを最大化したい人にもおすすめの証券会社です。また、マネックス証券は、「dカード」と「マネックスカード」のクレジットカードから積立投資できる点もおすすめ。これらのクレカで積立投資したい人も、マネックス証券を選びましょう。 銘柄スカウターなど便利なツールが豊富 マネックス証券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問それぞれの証券会社がおすすめな人をおさらいしましょう。 証券会社名 おすすめな人の違い 楽天証券 国内株を手数料無料で取引したい より豊富な銘柄から投資信託を購入したい アセアン株に投資したい 楽天銀行との自動入出金を利用したい 楽天カードでクレカ積立したい マネックス証券 銘柄スカウターなど豊富なツールを使いたい dカード・マネックスカードでクレカ積立したい より豊富な銘柄から米国株を購入したい 私募ファンド(二項有価証券)に投資したい 2つのロボアドバイザーから選んで使いたい なお、ほかにもおすすめのネット証券を比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 他にも、楽天証券とマネックス証券の違いについてよくある質問に回答します。楽天証券とマネックス証券はどっちも新NISAに対応している?楽天証券とマネックス証券は、どっちも2024年1月から開始した新NISAに対応しています。楽天証券もマネックス証券も手数料無料で取引できます。さらに新NISA対象の銘柄数はほぼ同等なので、新NISAを活用したい人はどっちを選んでも満足できるでしょう。楽天証券とマネックス証券はどっちもオンラインで口座開設できる?楽天証券とマネックス証券は、どっちも申し込みから口座開設までオンラインで手続きが完結します。どっちも最短翌営業日には口座開設が完了する点もメリットのひとつでしょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
THEO+ docomo(テオプラスドコモ)の評判は?口コミや独自調査をもとに解説
THEO+ docomoはドコモサービスと連携した投資一任型ロボアドバイザーサービスです。dカード積立やdポイント還元、dポイント投資が魅力と口コミで評判が集まっています。しかし、投資一任型ロボアドバイザーは10サービス以上もあり、THEO+ docomoで資産運用を始めるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。当記事では、独自アンケートと口コミ・評判を踏まえた、THEO+ docomoのメリット・デメリットを解説します。最新運用実績と手数料を他社サービスと比較し、おすすめできる人を紹介します。THEO+ docomoが気になる方は、ぜひ当記事をご一読ください。 \ THEO+ docomoがおすすめの人 / ドコモユーザーの人 自分が取れるリスクに細かく合わせて運用したい人 dポイントが貯まる・使える THEO+ docomoでお任せ投資を始める THEO+ docomo(テオプラスドコモ)とは?SMBC日興証券口座で運用するロボアドバイザーTHEO+ docomo(テオプラスドコモ)とは、資産運用に必要な作業を自動化できる投資一任型ロボアドバイザーサービスです。質問に回答するとリスク許容度を診断し、おすすめのポートフォリオを提案してくれます。文字通り、ドコモと連携しているのが特徴で、dカード積立やdポイント還元に対応しています。口コミでは、「dポイントを貯めながら運用を自動化できるのがおすすめ」と評判です。THEO+ docomoを利用する際、総合証券会社のSMBC日興証券で口座開設します。投資先の資産はSMBC日興証券口座で保有し、投資一任サービスは株式会社お金のデザインから提供される仕組みです。 引用:THEO+ docomo「サービス提供体制」2025年9月確認 続いては、THEO+ docomoの投資一任サービスを提供する株式会社お金のデザインについて解説します。運営会社のお金のデザインとは?THEO+ docomoの運営会社はSMBC日興証券ではなく、株式会社お金のデザインです。SMBC日興証券は、投資先の資産を管理するための証券口座を提供します。株式会社お金のデザインは2013年8月に設立され、2016年2月に投資一任型ロボアドバイザー「THEO」をリリースしました(THEOとTHEO+ docomoの違いは後述します)。早期から国内でロボアドバイザーサービスを提供しており、THEO公式サイトによると利用者13万人、運用残高2,000億円を突破しました。(※1)株式会社お金のデザインの会社概要は、以下のとおりです。 株式会社お金のデザイン会社概要 会社名 株式会社お金のデザイン 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号 加入協会 一般社団法人日本投資顧問業協会一般社団法人投資信託協会 取締役 取締役会長 谷家 衛取締役副会長 廣瀬 朋由代表取締役社長 山辺 僚一 資本金 100,000,000円 事業内容 投資運用業及び投資助言・代理業確定拠出年金運営管理業 ※THEO+ docomo公式サイトを参考に2025年9月作成 ※1:THEO「THEO 8thAnniversary Congratulations!」2025年9月確認 THEOとの違いはドコモとサービス連携しているかどうかTHEO+ docomoではTHEOと違って、文字通りドコモサービスと連携することが可能です。 THEO+ docomoで利用できるサービス dカード積立 dポイント還元 dポイント入金 d払い残高入金 おつり積立 基本的な投資一任サービスは通常のTHEOと同じですが、THEO+ docomoとdアカウントを連携すれば、上記のドコモサービスが使えます。dアカウントはドコモユーザー以外でも、メールアドレスを登録するだけで発行できます。そのためドコモサービスが利用できる分、THEOよりもTHEO+ docomoを利用するほうがおすすめです。 dポイントが貯まる・使える THEO+ docomoでお任せ投資を始める 以上、THEO+ docomoの概要を解説しました。次章では、口コミ・評判を踏まえた、THEO+ docomoのメリット・デメリットを解説します。独自アンケートと評判・口コミで判明したTHEO+ docomoのメリット・デメリット当社アンケート調査と口コミ・評判で判明した、THEO+ docomoのメリット・デメリットは以下のとおりです。 THEO+ docomoのメリット 資産運用しながらdポイントが貯められて投資もできる 最低1万円から世界中の資産に分散投資できる 231通りのポートフォリオでリスク許容度に合わせた運用ができる AIアシストや税金最適化など多彩な機能が使える 国連が推奨するESG投資もできる THEO+ docomoのデメリット 元本保証ではない 短期的な運用で大きな利益は狙いにくい 新NISA・iDeCoに未対応 お任せ投資なので投資の知識・経験が得られにくい 各メリット・デメリットを実際の口コミ・評判と合わせて解説します。良い評判①資産運用しながらdポイントが貯められて投資もできる ★★★★★5 THEO+ docomoはdポイントが貯まるのが良い。しかも、貯まったdポイントはTHEO+ docomoの運用にも使える。 ★★★★★5 THEO+ docomoのdカード積立を使えば毎月dポイントが貯まるし、銀行口座残高を気にしなくていいのが助かっている。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリット1つ目は、資産運用しながらdポイントが貯められることです。まず、THEO+ docomoの運用残高に応じてdポイントが毎月付与されます。具体的な付与率は、下記のとおりです。 dポイント付与率(年率)の違い ドコモ契約 ドコモ未契約 3,000万円以下 0.18% 0.12% 3,000万円を上回った分 0.0075% 0.005% 2025年9月作成 dポイントはdアカウントを連携すれば自動的に付与されるため、THEO+ docomoを利用するだけでdポイントが貯まるのはうれしいですね。さらに、THEO+ docomoではdカードで積立投資ができる「dカード積立」を利用すれば、dカードの種類とdポイントクラブの会員ランクに応じて、積立額の最大1.0%のdポイントが付与されます。 dカード付与率の違い dカードの会員ランク dカード PLATINUM /dカードGOLD /dカード GOLD U dカード 5つ星 1.0% 0.1% 4つ星 0.3% 3つ星 2つ星 0.1% 1つ星 2025年9月作成 ※dポイントクラブの会員ランクは直近3ヵ月のdポイント付与数に応じて決定 例えば、初期投資金額100万円・dカードGOLD保有・dポイントクラブ会員ランク5つ星の場合、dカード積立で毎月5万円積立投資すると、1年後には合計8,388ポイント貯まります。 引用:THEO+ docomo公式サイト「dカード積立」2025年9月確認 そのため、普段からドコモサービスを利用している方は、資産運用するだけでdポイントが貯まるTHEO+ docomoの利用がおすすめです。しかも、貯めたdポイントはTHEO+ docomoの投資に使えます。1ポイント=1円として、1ポイント単位で投資可能です。通常のdポイントはもちろん、期間・用途限定ポイントも使えます。THEO+ docomoのdポイント付与やdカード積立で貯めたdポイントを運用に回せば、投資効率をより上げられます。良い評判②最低1万円から世界中の資産に分散投資できる ★★★★4 ウェルスナビやロボプロも分散投資するけど、THEO+ docomoの方が地味に投資先の数が多い。 ★★★★4 THEO+ docomoは通常の株や債券だけじゃなく、ヘッジファンドにも投資してインフレリスクに対応しているのが隠れたメリット。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリット2つ目は、最低1万円から世界中の資産に分散投資できることです。THEO+ docomoでは、30種類以上のETF (上場投資信託)を運用し、約70の国・地域に2万以上の金融商品に分散投資できます。自分で金融商品やポートフォリオを決める必要がないので、投資の知識・経験に自信がない方におすすめです。また、積立投資も最低1万円から始められます。まとまった資金を用意する必要がなく、無理のない範囲で積立投資を続けられます。 おつり積立でお買い物しながら積立投資もできる THEO+ docomoでは通常の積立投資だけでなく、dカードのお買い物に合わせて積立投資ができる「おつり積立」も提供しています。 おつり積立では、設定金額に対してdカード決済で生じた"おつり”を、THEO+ docomoの積立投資に充てられるサービスです。 設定金額は100円・500円・1,000円の3種類から選択します。例えば、1320円のお買い物をdカードで決済した場合、設定金額に対するおつり積立の金額は以下のとおりです。 引用:THEO+ docomo公式サイト「おつり積立」2025年9月確認 毎月の積立上限額も設定できるので、dカードでお買い物し過ぎて余計に積立投資される心配はありません。お買い物と同時に積立投資できるので、毎回投資金額を決めるのが苦手な方におすすめです。良い評判③231通りのポートフォリオからリスク許容度に合わせた運用ができる ★★★★4 ウェルスナビのポートフォリオは5つだけど、THEO+ docomoは231通りもあるんだ…。 ★★★★★5 THEO+ docomoの運用実績って人によってバラバラだけど、そもそもポートフォリオが1人ひとり違うんだね。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリット3つ目は、リスク許容度に適した資産運用がしやすいことです。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、事前に複数のポートフォリオを用意しています。質問に回答することでリスク許容度を診断し、最もおすすめのポートフォリオを提案してくれます。THEO+ docomoで用意されているポートフォリオは、なんと231通りです。この数は、主要投資一任型ロボアドバイザーの中では最も多くなっています。 各ロボアドバイザーのポートフォリオ数 サービス名 ポートフォリオ数 THEO+ docomo 231通り ウェルスナビ 5通り ROBOPRO 1通り SUSTEN 9通り(NISA口座は7通り) SBIラップ 1通り 楽ラップ 5通り ON COMPASS 8通り 2025年9月作成 そのため、THEO+ docomoを利用すれば、他の投資一任型ロボアドバイザーよりもリスク許容度に合わせた運用が可能です。また、THEO+ docomoでは年齢・保有資産・就業状況の変化に合わせて、ポートフォリオを適宜変更してくれます。従来の投資一任型ロボアドバイザーの場合、ポートフォリオを変更するには自分で変更手続きしないといけません。THEO+ docomoなら、リスク許容度を定期的に見直し、必要に応じてポートフォリオを自動で調整してくれます。そのため、リスク許容度の変化に合わせながら自動運用できるのは、THEO+ docomoならではのメリットです。良い評判④AIアシストや税金最適化など多彩な機能が使える ★★★★★5 ほとんどのロボアドバイザーは新NISAに非対応だから、THEO+ docomoの税金圧縮機能は助かる。 ★★★★4 THEO+ docomo、投資経験者にとってはよく出来たロボアドバイザーじゃないか? 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリット4つ目は、多彩な機能が搭載されていることです。THEO+ docomoでは、銘柄選定・積立投資・リバランスといった基本的な投資一任サービスだけでなく、下記の機能も利用できます。 THEO+ docomoに搭載されている機能 機能ポートフォリオ 利用者1人ひとりのリスク許容度に適した運用ができるために、機関投資家が採用する運用理論に基づいて組成した、3つのポートフォリオを組み合わせて運用する。 4種類のリバランス 市場の変化・投資対象の見直し・年齢の変化に応じて、より適したリスク許容度で運用できるよう、複数のリバランスを実施する。 スマートベータ運用 世界の機関投資家でも採用されている最新の運用理論を、機能ポートフォリオの1種類に採用している。 AIアシスト ニュース情報・ソーシャルメディア・市場データをAIが分析し、大幅な下落リスクを予測した場合、保有資産を調整して下落幅を抑えることが期待できる。 税金最適化 取引や配当金で得た実現利益に対して、評価損失が出ている資産を売却することで損益を相殺し、税金の負担を圧縮する。 リスク調整機能 保有している日本株式を登録すると、保有株式と合わせたリスク許容度を診断し、より最適したポートフォリオに調整する。 ここまで充実した機能が備わっているのは、THEO+ docomoのみ。機能が充実したロボアドバイザーで資産運用を始めたい方は、THEO+ docomoを選ぶのがおすすめです。良い評判⑤国連が推奨するESG投資もできる ★★★★4 THEO+ docomoでESG関連銘柄に投資して、お任せ投資しながら社会貢献中。 ★★★★4 個人投資家でESG投資を始めるのは難しい。だから、THEO+ docomoのTHEO GREENは一部の投資家へのニーズが高そう。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリット5つ目は、国際連合が推奨するESG投資に対応していることです。ESGとは、Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字を表した単語です。ESG投資は、この3要素を配慮し投資を意味します。2006年、当時の国際連合事務総長が提唱した、「責任投資原則(PRI)」に記載されたことで注目され始めました。現在では、SDGs (持続可能な開発目標)との繋がりにも関心が集まり、国民の年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や金融庁でも推進されています。THEO+ docomoでは、ポートフォリオの一部をESG関連のETFに投資できる「THEO GREEN」が利用可能です。THEO GREENを利用すれば、ESG投資も自動で始められます。 引用:THEO+ docomo公式サイト「THEO GREEN」2025年9月確認 社会や環境に貢献できる投資がしたい人は、THEO+ docomoのTHEO GREENを利用して、ESG投資を始めてください。以上が口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのメリットです。続いては、THEO+ docomoのデメリットを解説します。悪い評判①元本保証ではない ★★★3 ロボアドバイザーは運用をお任せできるだけで、利益が保証される訳ではない。初めて投資する人は注意したほうがいい。 ★★2 自分で銘柄選んで投資したほうが、損失が出ても自分の責任だから納得しやすい。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのデメリット1つ目は、元本保証ではないことです。THEO+ docomoを含めた全ての金融商品は、価格変動リスクを伴います。市場の変化によっては価格が下落し、運用残高が投資額よりも下回る元本割れが起こる可能性もあります。「お任せ投資=利益が出る」は成り立ちません。事前に起こりゆるリスクを理解したうえで、THEO+ docomoを利用しましょう。しかし、THEO+ docomoでは231通りのポートフォリオを用意しています。質問に答えるとリスク許容度を診断し、おすすめのコースを提案してくれます。ご自身のリスク許容度に合わせた運用をしたい方は、THEO+ docomoの利用がおすすめです。悪い評判②短期的な運用に向いていない ★★2 THEO+ docomoを始めて3ヶ月。ほんの少ししか利益出てないけど気長に続けよう。 ★★★3 株式だったら短期でリターン狙えるかもだけど、自分は少額でコツコツ積み立てるほうが向いてる。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのデメリット2つ目は、短期的な運用には向いていないことです。THEO+ docomoを含めたほとんどの投資一任型ロボアドバイザーは、株式や債券など複数の資産に分散投資します。リスクを分散しながら積立投資を続けることで、時間をかけて資産を作ることを想定しています。そのため、株式やFXのように一時的な価格変動の差額を狙って短期間で利益を狙うことに向いていません。逆に言えば、少額で積立投資を続けて資産形成したい方には、THEO+ docomoはおすすめできます。悪い評判③新NISA・iDeCoに未対応 ★★2 THEO+ docomoは新NISAに対応してないのがデメリット。新NISAは投資信託を買ったほうが良いかなぁ。 ★1 THEO+ docomo、NISAで使えるようになってほしい。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのデメリット3つ目は、新NISA・iDeCoに未対応であることです。新NISAやiDeCoを利用すれば、運用で得た利益にかかる税金が非課税になります。THEO+ docomoは新NISA・iDeCoに対応していないので、THEO+ docomoで利益を得たら利益に対して20.315%の税金がかかります。ただ、THEO+ docomoには税金最適化機能が搭載されています。新NISAやiDeCoに対応していないものの、税金の負担をある程度軽減することが可能です。新NISA対応のロボアドバイザーサービスはこちらの記事にまとめています。悪い評判④自動運用なので投資の知識・経験が得られにくい ★★2 投資初心者がロボアドバイザー使うと、運用実績の上げ下げに耐えられない気がする。ある程度勉強してから使うほうがおすすめ。 ★★2 THEO+ docomoのポートフォリオはウェルスナビより複雑だから、投資の知識がないとわかりにくい。 口コミ・評判でわかったTHEO+ docomoのデメリット4つ目は、投資の知識・経験が得られにくいことです。本来、投資を始めるには、商品・ポートフォリオ・売買判断を自分でおこなう必要があります。面倒かもしれませんが、自分の手で投資をすれば、投資の経験・知識が身に付けられます。THEO+ docomoは運用を自動化できる分、投資の知識・経験を得る機会が減ってしまいます。投資の知識・経験が少ないと、運用実績が下がる理由がわからず、不安を抱きやすいかもしれません。そのため、THEO+ docomoを継続的に利用するなら、別途投資の勉強をするのがおすすめです。THEO+ docomoの公式サイトには、運用レポートやコラム記事が掲載されているので、ぜひ読んでみるのをおすすめします。 dポイントが貯まる・使える THEO+ docomoでお任せ投資を始める 以上、口コミ・評判からわかったTHEO+ docomoのメリット・デメリットを解説しました。次章では、当サイトの独自アンケートに基づいた、THEO+ docomo利用者の評価を解説します。実際にTHEO+ docomoを利用しているの人の意見が知りたい人は、合わせてご参照ください。満足度を独自調査!THEO+ docomoを始めてみた人の評価を検証当サイトでは、投資家200人にロボアドバイザーに関するアンケート調査を実施しました。ここでは、アンケートで判明したTHEO+ docomoの評価を解説します。まず、THEO+ docomoの満足度は66.6%で、不満と回答した投資家はゼロでした。サービスや実績に満足できず、解約を検討している投資家はいません。THEO+ docomo満足している理由で最も多かったのは、「お任せ投資ができるから」でした。THEO+ docomoでは、全231通りのポートフォリオが用意されています。この数は、主要投資一任型ロボアドバイザーの中では最多です。利用者のリスク許容度に合わせた自動運用ができることから、お任せ投資に対する満足度が高くなっていると考えられます。また、THEO+ docomoを選んだ理由の上位3つは、以下のとおりです。注目したいのは、手数料の安さと同率1位の「ポイントの貯まりやすさ」です。THEO+ docomoでは、運用残高やdカード積立額に応じて、dポイントが還元されます。ロボアドバイザー選びでは運用実績と手数料の安さは重要ですが、THEO+ docomoの場合はdポイントも貯められる点も注目するといいでしょう。以上、当サイトのアンケート調査で判明した、THEO+ docomoの評価を解説しました。次章では、THEO+ docomoの最新運用実績・手数料を他社ロボアドバイザーと比較して解説します。THEO+ docomoの運用実績や手数料を比較したい方は、併せてご参照ください。最新運用実績と手数料を他社ロボアドバイザーと比較し解説ここでは、THEO+ docomoの最新運用実績・手数料を他社ロボアドバイザーと比較して解説します。まず、THEO+ docomo単体での運用実績・手数料は以下のとおりです。 THEO+ docomoの運用実績(2025年7月末基準) 運用期間 全コース平均 1年 3年 設定来 運用手数料(年率・税込) 1.1% ※運営会社「株式会社お金のデザイン」で公開されている実績データを参考に、当サイトが2025年9月作成 2016年2月以来の運用実績は40%以上、直近3年間の運用実績は20%以上となっています。THEO+ docomoの手数料体型は一定範囲内の運用金額に対して手数料が決まっており、下記のように最大年率0.55%(税込)まで割引されます。 運用金額 手数料(年率・税込) 100万円以下の部分 1.1% 100万円超300万円以下の部分 1.045% 300万円超800万円以下の部分 0.99% 800万円超1,500万円以下の部分 0.88% 1,500万円超3,000万円以下の部分 0.77% 3000万円超の分 0.55% 例えば、運用残高が550万円の場合だと、年間手数料の金額は以下のように計算されます。 100万円以下の部分100万円 × 1.1% = 1.1万円 100万円超300万円以下の部分200万円 × 1.045% = 2.09万円 300万円超800万円以下の部分250万円 × 0.99% = 2.475万円 合計1.1万円 + 2.09万円 + 2.475万円 = 5.665万円 上記の内容を踏まえて、他社ロボアドバイザーの運用実績・手数料と比較していきましょう。運用実績を比較まずは、THEO+ docomoと主要のロボアドバイザーの運用実績を比較をしていきましょう。 主要投資一任型ロボアドバイザー運用実績比較(2025年7月末基準) 運用期間 6ヵ月 1年 3年 THEO+ docomo ウェルスナビ SUSTEN 楽ラップ ON COMPASS SBIラップ 匠の運用コース おまかせ運用 2025年7月作成 現状、THEO+ docomoの運用実績は好調であるものの、ウェルスナビのほうが優れています。THEO+ docomoとウェルスナビは同時期に運用開始したロボアドバイザーです。運用実績に差が出ているのは、リバランスの頻度の違いだと考えられます。ウェルスナビは6ヶ月に1回、THEO+ docomoは毎月リバランスを実施します。相場が好調だった場合、リバランスを実施しないほうがパフォーマンスが良くなる可能性があるため、ウェルスナビのほうが実績が良いと考えられます。そのため運用実績だけで比較すると、THEO+ docomoは魅力に感じにくいかもしれません。しかし、THEO+ docomoの強みはポートフォリオが231通り用意されていることです。ウェルスナビも複数のポートフォリオが用意されていますが、THEO+ docomoのほうが自分のリスク許容度に細かく合わせられます。運用手数料を比較 主要投資一任型ロボアドバイザー手数料比較 運用期間 手数料(年率・税込) THEO+ docomo 最大1.1% ウェルスナビ 1.1% 楽ラップ 固定報酬型:0.715%成果報酬型:0.605%+運用益5.5% ON COMPASS 0.66%※ SUSTEN 課税口座:利益に対して1.1/6〜1.1/9 NISA口座:0.12~0.58% おまかせ運用 0.66% SBIラップ 匠の運用コース 0.77% ※:ON COMPASS公式サイト記載の手数料から投資一任報酬を掲載。 2025年9月作成 主要ロボアドバイザーの手数料を比較すると、THEO+ docomoの手数料は比較的高くなっています。ただ、運用残高に応じて手数料が割引されるため、運用残高が多いほど割安になります。また、先ほど解説したようにTHEO+ docomoの実績は、現状好調です。実際にロボアドバイザーを選ぶ際は、実績と手数料のバランスを考えるのがおすすめです。 dポイントが貯まる・使える THEO+ docomoでお任せ投資を始める なお、ほかのロボアドバイザーの運用実績も比較したい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 以上、THEO+ docomoの運用実績と手数料を他社ロボアドバイザーと比較しました。最後に、THEO+ docomoの口座開設方法を見ていきましょう。口座開設方法は?THEO+ docomoで資産運用を始める方法を解説最後に、THEO+ docomoの口座開設方法を見ていきましょう。 THEO+ docomoの口座開設方法 無料診断・メールアドレス登録 必要事項の記入・証券口座の開設 ログインして入金 自動積立設定 順調に進めれば、最短5分で申し込みが完了します。各手順を順番に見ていきましょう。公式サイトで無料診断・メールアドレス登録まずは、無料診断でご自身のリスク許容度を把握しましょう。THEO+ docomo公式サイトへアクセスし、以下の質問に回答してください。 リスク許容度診断で回答する項目 年齢 年齢年収 保有している金融資産 THEO+ docomoでの初回投資金額 毎月の積立金額 回答するとリスク許容度が判明し、THEO+ docomoでの運用シミュレーション結果が表示されます。 引用:THEO+ docomo公式サイト「無料診断」2025年9月確認 シミュレーション結果が確認できたら、メールアドレス登録に進みます。 引用:THEO+ docomo公式サイト「新規申し込み」2025年9月確認 その後、ユーザー登録完了のメールが届きます。メールを開いて添付されているURLにアクセスし、ログインパスワードを設定しましょう。また、dアカウントをお持ちの方は、この時点でTHEO+ docomoと連携可能です。お持ちでない場合でも、この場でdアカウントの発行もできます。必要事項の記入・証券口座の開設画面に従って各種規約の確認・同意をした後、氏名・勤務先などの必要事項を記入します。この時点で確定申告の方法を選択しますが、「THEO+ docomoに任せる」を選ぶと、確定申告の手続きをTHEO+ docomoが代わりにおこなってくれます。 引用:THEO+ docomo公式サイト「新規申し込み」20254月確認 必要事項の記入が済んだら、SMBC日興証券で証券口座を開設します。以下いずれかの書類を用意して、本人確認手続きをおこなってください。 必要な本人確認書類の組み合わせ マイナンバーカード 通知カードもしくはマイナンバー記載住民票+各種本人確認書類 この時点で口座開設の申し込みは完了し、審査へ移ります。審査に通過したら、口座開設完了通知が届きます。ログインして入金口座開設完了通知が届いたら、THEO+ docomoの会員ページもしくは専用アプリからログインしましょう。ログインできたら入金手続きをおこないます。入金方法はクイック入金と銀行振込の2種類です。以下の銀行口座をお持ちであればクイック入金が利用でき、手数料無料で24時間いつでも入金できます。 クイック入金対応の金融機関 住信SBIネット銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 auじぶん銀行 楽天銀行 ゆうちょ銀行 SBI新生銀行 入金が完了すると、最短で当日の夜に運用が始まります。自動積立設定THEO+ docomoで積立投資も始めたい方は、合わせて自動積立設定も済ませておきましょう。以下の項目を設定すれば、自動積立設定は完了です。 積立投資で必要なもの 引落口座 毎月の積立金額 ボーナス月の積立設定(6月・12月) また、dカード積立を利用したい方は、dカードと紐づいたdアカウントを連携したうえで、毎月の積立金額とdカードのセキュリティコードを入力すれば、dカード積立で積立投資が始められます。 THEO+ docomoの口座管理画面から引用 2025年9月確認 以上、THEO+ docomoの口座開設方法と始め方を解説しました。THEO+ docomoでリスク許容度に合わせた資産運用を始めましょう。 dポイントが貯まる・使える THEO+ docomoでお任せ投資を始める まとめこの記事では、アンケートや口コミ・評判を踏まえた、THEO+ docomo (テオプラスドコモ)のメリット・デメリットを解説しました。最後にTHEO+ docomoのメリット・デメリットを以下にまとめておきます。 THEO+ docomoのメリット 資産運用しながらdポイントが貯められる 最低1万円から世界中の資産に分散投資できる 231通りのポートフォリオからリスク許容度に合わせた運用ができる AIアシストや税金最適化など多彩な機能が使える 国際連合が推奨するESG投資もできる THEO+ docomoのデメリット 元本保証ではない 短期的な運用で大きな利益は狙いにくい 新NISA・iDeCoに未対応 お任せ投資なので投資の知識・経験が得られにくい THEO+ docomoはドコモと連携した投資一任型ロボアドバイザーです。dカードで積立投資ができ、運用残高やdカード積立額に応じてdポイントが貯められます。231通りのポートフォリオが用意されており、リスク許容度に合わせた運用が可能です。そのため、THEO+ docomoはドコモユーザーやリスク許容度の変化に合わせた自動運用を始めたい方におすすめです。THEO+ docomoでdポイントを貯めながら資産運用を始めてください。なお、ほかのロボアドバイザーも比較して選びたい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 主要ロボアドバイザーを比較した記事はこちら また、ロボアドバイザーだけではなくおすすめのネット証券も知りたい人には、次の記事がおすすめです。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問を紹介THEO+ docomoの評判・口コミは?THEO+ docomoの良い口コミは、「dポイントが貯まる」「リスク許容度に合わせた自動運用ができる」という意見が目立っていました。一方、「運用実績がウェルスナビより低い」「新NISA・iDeCoに対応していない」という悪い評判・口コミも見受けられました。評判・口コミを踏まえた、THEO+ docomoのメリット・デメリットはこちら。THEO(テオ)のサービス内容との違いは?THEO+ docomoとTHEOの違いは、ドコモサービスが利用できる点です。基本的な投資一任サービスに違いはありません。THEO+ docomoを利用すれば、dカード積立・dポイント還元・dポイント入金・d払い残高入金・おつり積立が利用できます。ドコモサービスが利用できる分、THEO+ docomoを利用するほうがおすすめです。手数料は割引される?THEO+ docomoでは、手数料割引サービスは提供されていません。ただ、2022年12月31日までに申し込みを完了した方には、ドコモサービスの利用状況や積立投資期間に応じて手数料が割引される「THEO Color Palette (テオカラーパレット)」が適用されます。THEO+ docomoは失敗するからやめたほうがいい?一部の評判・口コミでは、「THEO+ docomoはやめたほうがいい」という意見が見受けられますが、THEO+ docomoを利用したら失敗するとは限りません。ただ、ご自身のリスク許容度に合わないポートフォリオで利用すると、想定した運用実績が出ず、THEO+ docomoで失敗したと感じる可能性があります。また、短期間の運用で利益を出したい方は、THEO+ docomoの利用はやめたほうがいいでしょう。THEO+ docomoは長期的な運用が推奨されているので、利用する場合は最低でも1年以上の運用がおすすめです。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
ロボアドバイザーの手数料は高すぎる?評判・口コミで言われている理由を解説
ロボアドバイザーは運用を自動化できるため、運用残高に応じた手数料が発生します。一方、「ロボアドバイザーの手数料は高すぎる」という意見も見受けられます。手数料が高いと、ロボアドバイザー投資はやめとくべきでしょうか。結論を申し上げると、ロボアドバイザーの手数料が高いかどうかは人によって異なります。この記事では、ロボアドバイザーの手数料が高いと言われる理由を踏まえ、どのような人におすすめできるか解説します。同時に、手数料が最安のサービスも紹介しています。「手数料が高いと聞いて、ロボアドバイザーを利用するか迷っている」という方は、ぜひ当記事をご参照ください。自分はロボアドバイザーで投資を始めるか、明確に判断できるでしょう。手数料一斉比較へ進むロボアドバイザーの手数料体系は2種類「ロボアドバイザーの手数料が高い」と言われる理由を理解するためにも、まずはロボアドバイザーの手数料体系を把握しておきましょう。ロボアドバイザー手数料体系は、大きく2種類に分けられます。 ロボアドバイザーの手数料体系 固定報酬型運用実績に関わらず手数料が発生 成果報酬型運用益が発生したときだけ手数料が発生 各手数料体系の違いを比較しながら解説します。固定報酬型:運用実績に関わらず毎月発生する固定報酬型は、運用実績に関わらず手数料が毎回発生する手数料体系です。手数料の割合は各ロボアドバイザーで異なりますが、年率1%が目安と言われています。例えば、100万円を1年間運用した場合、年間手数料は1万円です。ただ実際の計算方法は、下記のように年率を365日で割って算出されます。 手数料の計算方法 100万円 × 年率1% ÷ 365日 ≒ 27.4円 このように固定報酬型の手数料金額は、毎日変動することを理解しておきましょう。具体的な手数料の金額は、各ロボアドバイザーサービスの管理画面で確認可能です。ちなみに、支払い方法は運用残高から自動的に支払われますが、支払い日はロボアドバイザーによって異なり、毎日支払うサービスもあれば、1ヶ月ごとにまとめて支払うサービスもあります。成果報酬型:運用益が出た月だけ発生する成果報酬型は、運用益が出たときだけ手数料が発生する手数料体系です。具体的には、運用残高が過去最高額(HMW)を更新した際、上回った金額に対して一定割合の手数料が発生します。 引用:SUSTEN「完全成果報酬の仕組み」2025年9月確認 例えば、SUSTENの成果報酬は、運用益の税込1.1/6〜1.1/9(約12〜18%)です。固定報酬型と違い、運用残高が下落したときは手数料を支払う必要がないのがメリットです。その代わり、手数料の割合が固定報酬型と比較して高く設定されています。そのため、成果報酬型のロボアドバイザーは運用実績が好調だと、手数料が固定報酬型よりも高くなる可能性があります。注意点:手数料以外に投資先の保有コストが別途発生するほとんどのロボアドバイザーでは、投資信託もしくはETFを自動運用するため、手数料以外にも投資先の保有コスト(信託報酬もしくは経費率)が発生します。ただ、信託報酬・経費率は商品内で差し引かれるので、別途自分から支払う必要はありません。ちなみに、運営会社が独自組成したファンドを運用するロボアドバイザーの場合、手数料は信託報酬に含まれています。例えば、マネックス証券のロボアドバイザー「ON COMPASS」は、マネックスアセットマネジメントが組成した投資信託を運用しており、手数料は年率0.9775%程度の信託報酬に含まれます。このように、手数料体系が従来と異なるロボアドバイザーもあるため、手数料だけでなく投資先の保有コストも確認しましょう。手数料一斉比較へ進む次章から、「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由を解説します。「手数料が高いと聞いたから、ロボアドバイザーを始めるか迷っている」という方は、ぜひこのまま読み進めてください。「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる3つの理由「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由は、以下のとおりです。 ロボアドバイザーが高いと言われる理由 投資信託やETFと比較して高いから 損失が出ても手数料が発生するから ロボアドバイザーと同じ運用が自分でも出来るから 上記の意見は、主に投資経験者から言われています。なぜロボアドバイザーの手数料が高いと言われるのか、その理由を1つずつ見ていきましょう。投資信託やETFと比較して高いからほとんどのロボアドバイザーサービスは、投資信託もしくはETFの運用を自動化する分、運用残高に応じた手数料が発生します。一方、自分で投資信託・ETFを購入すれば、手数料を支払う必要はありません。つまり、自分で投資信託・ETFのファンドが選べるなら、投資の費用を抑えることが可能です。このような理由から、投資経験者のなかには「ロボアドバイザーの手数料は高すぎる」と考える人もいらっしゃいます。ただ、ロボアドバイザーで資産運用を始める魅力は、投資の知識・経験に自信がない方でも、長期・積立・分散投資を自動化できることです。そのためロボアドバイザーの手数料は、運用の手間を手放せる対価として支払うものと言えます。自分で投資を始める自信がない方は、ロボアドバイザーで資産運用を自動化するのがおすすめです。損失が出ても手数料が発生するからロボアドバイザーに運用を任せる以上、固定報酬型であれば相場状況に関係なく手数料が発生します。価格が下落して損失が出たとしても、運用残高に応じた手数料を支払わないといけません。一方、自分で金融商品を取引できるなら、相場の動きに合わせて売買することで、損失を軽減できる可能性があります。どのような相場状況でも手数料を支払う必要があることから、投資経験者から「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われているかもしれません。ただ、ほとんどのロボアドバイザーサービスは、世界経済の成長に合わせた運用を目指しています。一時的に価格が下落して損失が出たとしても、長期的に積立投資を続けることが推奨されています。実際、各ロボアドバイザーが公開している運用実績から、積立投資した場合の実績を集計してみると、ほとんどのサービスが一定以上のパフォーマンスを出していました。 ※各ロボアドバイザーサービスが公開している実績データを参考に、当サイトが独自集計 相場の動きにあわせて金融商品を売買するのは、熟練の投資家でも難しいと言われています。相場の状況に関係なく、運用を淡々と続けられるのがロボアドバイザーの魅力です。そのため、相場の動きに左右されずコツコツ資産運用を続けたい方は、ロボアドバイザーを利用するのをおすすめします。ロボアドバイザーと同じ運用が自分でも出来るから実を言うとロボアドバイザーの運用手法は、そこまで難しくはありません。一般的なロボアドバイザーの主なサービス内容は、ポートフォリオの設計・自動積立投資・定期リバランスの3つです。ほとんどのロボアドバイザーはポートフォリオを公開しており、毎回の自動積立投資は証券会社も対応しています。つまり、リバランスさえ自分で出来れば、ロボアドバイザーと同様の運用を始めることが可能です。そのため、投資経験者から「ロボアドバイザーはサービス内容と手数料が見合っていない」という意見が見受けられます。ただ、実際にリバランスをおこなうには、資産クラスごとにいくら売買するか毎回計算しないといけません。そのため、自分でリバランスするのが面倒だったり難しかったりする方は、ロボアドバイザーでリバランスを自動化するのがおすすめです。以上、「ロボアドバイザーの手数料は高い」と言われる理由を解説しました。手数料が高いと言われているのは、自分で投資ができる経験者からの意見です。確かに、自分で金融商品を選んで運用できれば、ロボアドバイザーの手数料を支払う必要はありません。しかし、ロボアドバイザーで運用を自動化すれば、投資の手間や時間を省きつつ、淡々と資産運用を続けられます。実際、当サイトが実施したアンケートでは、ロボアドバイザーを利用した理由として、「知識・経験に自信がない」が最多でしたそのため、手数料が高いと言われていることを理由に、ロボアドバイザーの利用をやめるのは早計です。運用の自動化が手数料と見合っていると判断した方は、ぜひロボアドバイザーで資産運用を始めてください。もし自分で投資したいと判断した方は、以下の記事で主要なネット証券を比較し、おすすめをランキングで紹介しているので、あわせてご参照ください。 関連記事 主要なネット証券を比較した記事はこちら 次章では、手数料を中心に主要ロボアドバイザーサービスを一斉比較します。ロボアドバイザーの具体的な手数料体系やサービス内容を比較したい方は、ぜひこのまま読み進めてください。ロボアドバイザーの手数料を一斉比較それで、主要ロボアドバイザーサービスを一斉比較していきましょう。今回は、投資一任型と助言型ごとに手数料が安い順に並べて掲載しています。比較表を以下にまとめましたので、ご覧ください。主要ロボアドバイザー比較表 SUSTEN SBIラップAI投資コース ON COMPASS 楽ラップ WealthNavi(ウェルスナビ) ROBOPRO(ロボプロ) THEO+ docomo Wealth Wing SBIラップ匠の運用コース 投信工房 マネックスアドバイザー 詳細 詳細へ 詳細へ - - 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ - 詳細へ - 運用タイプ 投資一任型 AI投資 投資一任型 投資一任型 投資一任型 AI投資 投資一任型 投資一任型 投資一任型 助言型 助言型 投資商品 独自組成の投資信託 インデックス型投資信託 独自組成の投資信託 インデックス型投資信託 インデックス型海外ETF インデックス型海外ETF インデックス型海外ETF 国内株 アクティブ型投資信託 インデックス型投資信託 インデックス型国内ETF 手数料(年率・税込) 課税口座:利益の1.1/6〜1.1/9新NISA:0.12~0.58% 0.66% 0.9775% ※1 固定報酬型:0.715%成果報酬型:0.605%+運用益5.5% 1.1% 1.1% 1.1% 0.99% 情報利用料:330円/月 0.77% なし 0.33% 投資商品の保有コスト 非公開 平均0.298% - 最大0.682% 0.06〜0.13% 非公開 非公開 非公開 平均0.691% 0.15% ※2 0.166% ※2 手数料割引 ◯ × × × ◯ ◯ × × × × × ポイント還元 × ◯ × × × × ◯ ◯ ◯ ◯ × その他比較要素はこちら その他主要ロボアドバイザーの比較一覧 SUSTEN SBIラップAI投資コース ON COMPASS 楽ラップ WealthNavi(ウェルスナビ) ROBOPRO(ウェルスナビ) THEO+ docomo Wealth Wing SBIラップ匠の運用コース 投信工房 マネックスアドバイザー AI将来予測機能 × ◯ × × × ◯ △下落予測機能で利用 × × × × 運用コース 7コース 1コース 8コース 5コース 5コース 1コース 231コース 8コース 1コース 5コース 3コース ※3 コース変更 ◯ × ◯ ◯ ◯ × ◯ ◯ × ◯ ◯ 最低投資金額 1円 ※4 1万円 1,000円 1万円 1万円 10万円 1万円 15万円 1万円 100円 5万円 最低積立金額 1万円 1万円 1,000円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 100円 1万円 NISA対応 ◯ × ◯ × ◯ × × × × ◯ × 税金最適化機能 ◯ × × × ◯ × ◯ × × × × 下落幅軽減機能 × × × ◯ × × ◯ ◯ × × △メール通知 運営会社 sustenキャピタル・マネジメント SBI証券 マネックス証券 楽天証券 ウェルスナビ FOLIO お金のデザインSMBC日興証券 スマートプラス SBI証券 松井証券 マネックス証券 2025年9月作成 信託報酬の信託もしくはETFの経費率を含む モデルポートフォリオの場合 投資初心者おすすめ・自分の見通しを反映・プロの見通しを反映の3種類から選択 投資信託の最低購入金額を満たない場合は現金で保持上記の比較表をもとに、次章では投資一任型と助言型で手数料が最安のロボアドバイザーを紹介します。投資一任型と助言型で手数料が最安のロボアドバイザー投資一任型と助言型で手数料が割安なおすすめロボアドバイザーは以下のとおりです。 手数料が割安なおすすめロボアドバイザー 投資一任型:SUSTEN年率0.12~0.58%(税込) 助言型:投信工房手数料無料 各サービスの詳細を1つずつ見ていきましょう。SUSTEN:年率0.12~0.58%でNISA口座も使える SUSTENの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 7コース ◯ オリジナル組成の投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.12~0.58% 非公開 1円※2 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ ◯ × 2025年9月作成 SUSTENは、手数料が年率0.12~0.58%(税込)と、投資一任型のなかで手数料が最安のロボアドバイザーです。運用するポートフォリオによっては、他の投資一任型ロボアドバイザーと比較して手数料が10分の1以下になります。NISA口座に対応しており、積立投資で1年以上の出金がなければ最大年率0.1%のキャッシュバックも受け取れます。そのため、キャッシュバック分も合わせると、実質的な手数料は年率最大0.48%で運用可能です。ただでさえ手数料が安いのに、さらにキャッシュバックも受け取れるのはうれしいですね運用を自動化しつつ手数料を極力抑えたい方は、SUSTENを利用しましょう。 手数料が投資一任型で最安! SUSTEN 公式サイトはこちら SUSTENの課税口座は完全成果報酬型 課税口座でSUSTENを利用する場合、手数料は完全成果報酬型になります。 引用:SUSTEN「完全成果報酬の仕組み」2025年9月確認 手数料の割合は運用残高に応じて、更新した金額の1.1/6〜1.1/9です。運用益が大きいほど、成果報酬の割合は小さなくなります。 SUSTEN完全成果報酬の一覧表 HWMの基準 成果報酬(税込) 80万円未満 1.1/6 80〜200万円未満 1.1/7 200〜500万円未満 1.1/8 500万円以上 1.1/9 2025年9月作成 SUSTENでは、課税口座とNISA口座によって手数料体系が異なることを理解しておきましょう。 関連記事 SUSTENについて詳しく解説した記事はこちら 投信工房:手数料無料でリバランス機能が使える 投信工房の基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 助言型 5コース ◯ インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 なし 0.15%※1 100円 100円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ × × 2025年9月作成 投信工房は、ネット証券会社の松井証券で提供されている、手数料無料の助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーは、運用のアドバイスのみ受けられ、実際の購入手続きやリバランスなど運用に必要な作業は自分でおこなわないといけません。松井証券の投信工房は手数料無料でありながら、以下の自動リバランス機能が搭載されています。 投信工房の自動リバランス機能 定期リバランス一定期間ごとにリバランスが自動でおこなわれる 積立リバランス積立投資時に同時にリバランスも実施される 手動リバランス任意のタイミングでリバランスを実施できる 購入手続きとリバランス設定さえ自分で出来れば、手数料無料で投資一任型と同様の自動運用が実現可能です。さらに、松井証券の投資信託は運用残高に応じて、年率最大1%のポイントも付与されます。貯めたポイントは、商品交換や投資信託の購入に充てられます。ある程度自分で投資ができる方は、手数料無料で自動運用ができる松井証券の投信工房がおすすめです。 手数料無料で自動リバランスが使える! 投信工房 公式サイトはこちら 関連記事 投信工房について詳しく解説した記事はこちら 以上、手数料が割安のロボアドバイザーを解説しました。ただロボアドバイザー選びには、手数料以外にも大切な要素があります。そこで次章では、手数料割引が利用できるロボアドバイザーを紹介します。手数料割引があるロボアドバイザーここでは、手数料はSUSTENや投信工房と比較して割高なものの、手数料割引サービスがあるロボアドバイザーを紹介します。 手数料割引があるロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ)運用者数・預かり資産ともにNO.1のロボアドバイザー(※1)。50万円以上の運用&NISA口座で、手数料が割引される。 ROBOPRO(ロボプロ)運用実績が口コミで評判のAI投資サービス。積立投資を継続すると、抽選で手数料がキャッシュバックされる。 それぞれ異なる特徴を持っているので、1つずつ詳細内容を見ていきましょう。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) WealthNavi (ウェルスナビ):50万円以上の運用&NISA口座で手数料割引 ウェルスナビの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 5コース ◯ インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 0.06〜0.13% 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × ◯ ◯ ◯ 2025年9月作成 WealthNavi(ウェルスナビ)は、運用者数・預かり資産ともにNO.1の投資一任型ロボアドバイザーです(※1)。運営会社は、東証グロース市場に上場しており、人気と信用どちらも兼ね備えたロボアドバイザーと言えます。ウェルスナビの手数料は年率1.1%(税込)ですが、以下2種類の手数料割引サービスが用意されています。 ウェルスナビの手数料割引サービス 長期割 NISA口座(おまかせNISA) 各手数料割引の詳細は下記のとおりです。 長期割 おまかせNISA 引用:WealthNavi「長期割」2025年9月確認 半年ごとに運用残高を確認し、50万円以上だと年率0.1%ずつ、200万円以上なら年率0.2%ずつ、最大年率0.99%まで割引されます。 50万円以上200万円未満で運用を続けると5年、200万円以上なら最短2年半の運用で手数料を最安にできます。 引用:WealthNavi「おまかせNISA」2025年9月確認 NISA口座で運用する場合、つみたて投資枠なら0%、成長投資枠ならリスク許容度に応じて手数料が割引されます。 長期割とおまかせNISAは併用可能なので、どちらも適用されると手数料は年率0.594〜0.66%(税込)と、課税口座の約半分の手数料でウェルスナビを利用することが可能です。 運用者数・預かり資産ともにNo.1! ウェルスナビ 公式サイトはこちら 関連記事 ウェルスナビについて詳しく解説した記事はこちら ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点) ROBOPRO (ロボプロ):積立投資を継続すると抽選で手数料キャッシュバック ロボプロの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 AI投資 1コース × インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 非公開 10万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 ◯ × × × 2025年9月作成 ROBOPRO (ロボプロ)は、実績の高さが口コミ・評判の投資一任型AI投資サービスです。過去3年間の運用実績はと、各ロボアドバイザーの平均運用実績と比較して、最も高い実績を出しています。ロボプロの手数料は年率1.1%(税込)ですが、抽選で手数料がキャッシュバックされる「長期積立特典」を実施しています。積立投資を15回以上継続していると、3ヵ月ごとに抽選がおこなわれ、当選すると積立継続回数に応じて、3ヶ月分の手数料が最大100%キャッシュバックされます。 特典の仕組み キャッシュバック比率 引用:ROBOPRO「長期積立特典 抽選プログラム」2025年9月確認 積立継続回数とキャッシュバック率の関係 積立継続回数 キャッシュバック率 15・18・21・24回 70% 27・30・33・36回 80% 39・42・45・48回 90% 51回以降3回ごと 100% 2025年9月作成 積立投資を継続すれば、毎回抽選に参加可能です。確実ではありませんが、長期的に積立投資を続ければ、手数料を抑えながらAI投資が利用できます。 運用実績の高さが評判! ロボプロ 公式サイトはこちら 関連記事 ロボプロについて詳しく解説した記事はこちら ポイント還元があるロボアドバイザーこの章では、ポイント還元制度のあるロボアドバイザーを紹介します。直接的ではありませんが、ポイントが付与される分、実質的に手数料を安くできます。ポイント還元制度があるロボアドバイザーのなかで、おすすめできるサービスは以下のとおりです。 ポイント還元があるおすすめロボアドバイザー SBIラップSBI証券口座で利用できるAI投資サービス。複数のポイントサービスに対応しており、運用残高の最大年率0.2%付与される。 THEO+ docomo運用残高とドコモ回線契約に応じてdポイントが付与される。dカードのクレカ積立にも対応しており、積立金額の最大1.0%還元される。 WealthWing日本株に集中投資するロボアドバイザー。運用開始から6ヵ月間は年率1.0%、以降は年率0.1%のANAマイルが貯まる。 各サービスの特徴を詳しく解説していきます。SBIラップ:複数ポイントから選んで貯められる SBIラップの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 AI投資 1コース × インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.66% 平均0.298% 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 ◯ × × × 2025年9月作成 SBIラップは、SBI証券で提供されているAI投資サービスです。手数料は年率0.66%(税込)で、同じAI投資サービスのロボプロより割安となっています。SBIラップのポイント還元制度は、月間の平均運用残高に応じて、1,000万円は年率0.1%、1,000万円以上なら年率0.2%のポイントが付与されます。そのため、月間平均運用残高が1,000万円以上であれば、手数料が実質的に年率0.46%まで安くすることが可能です。対象ポイントは、SBI証券で提携している以下のサービスから選べます。 SBIラップで貯められるポイントサービス一覧 Vポイント PayPayポイント Pontaポイント dポイント JALマイル 複数のポイントサービスから選んで貯められるのはうれしいですね。お好きなポイントを貯めながら自動運用を始めたい方は、SBI証券のSBIラップを利用しましょう。 ポイントを選んで貯められる SBIラップ 公式サイトはこちら 関連記事 SBIラップの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 THEO+ docomo:ドコモサービスと連携してdポイントが貯められる THEO+ docomoの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 231コース ◯ インデックス型海外ETF 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 1.1% 非公開 1万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 △※1 × ◯ ◯ 2025年9月作成 THEO+ docomoは、ドコモサービスと連携しているロボアドバイザーです。手数料は年率1.1%(税込)ですが、2種類のdポイント還元が用意されています。1つ目は以下のように、月間平均運用残高とドコモ回線の契約有無に応じたdポイントが付与されます。 運用残高に応じたdポイント付与率 運用残高 ドコモ契約あり ドコモ契約なし 50万円 900ポイント 600ポイント 100万円 1,800ポイント 1,200ポイント 300万円 5,400ポイント 3,600ポイント 1,000万円 18,000ポイント 12,000ポイント 実質付与率(年率) 0.18% 0.12% スマートフォンをドコモで契約していれば、ポイント付与率が無条件に1.5倍増えるのはうれしいですね。さらに、THEO+ docomoはdカードのクレカ積立にも対応しています。dカードの種類とdポイントクラブの会員ランクに応じて、積立金額の最大1.0%が還元されます。 dポイントランクとdカードの種類に応じた付与率 ランク dカードGOLD dカード 5つ星 1.0% 0.1% 4つ星 0.3% 3つ星 2つ星 0.1% 1つ星 最高ランクの5つ星は、過去3ヵ月間のdポイント獲得数が5,000ポイントを超えたら獲得可能です。普段からドコモサービスを利用している方なら、難易度はそこまで高くないでしょう。THEO+ docomoは、ドコモユーザーに断然おすすめできるロボアドバイザーサービスです。 ドコモユーザーにおすすめ THEO+ docomo 公式サイトはこちら 関連記事 THEO+ docomoの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 Wealth Wing(ウェルスウイング):運用残高に応じてANAマイルが貯められる Wealth Wingの基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 一任型 8コース ◯ 国内株 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 0.99% 情報利用料330円/月 ー 15万円 1万円 AI将来予測 NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 × × × ◯ 2025年9月作成 Wealth Wing(ウェルスウイング)は、日本株に集中投資するロボアドバイザーです。手数料は年率0.99%(税込)に加えて、情報利用料として月額330円(税込)が発生します。Wealth WingはANAと提携しており、運用開始から6ヵ月間は年率1.0%、以降は年率0.1%のANAマイルが付与されます。また、最初の6ヵ月間はANAマイルの代わりに、現金キャッシュバックも選択可能です。キャッシュバック率は年率0.9%と少しだけ下がりますが、ANAマイルを貯めていない方も特典を受け取れます。最初の6ヶ月間の付与率が高くなっているので、少しでも多くのANAマイルを貯めたいなら、まとまった資金を用意してWealth Wingを始めるのがおすすめです。 ANAマイルが貯まる Wealth Wing 公式サイトはこちら 関連記事 Wealth Wingの詳細情報はこちらの記事にまとめています。 手数料の安さだけでなく実績の高さも重要実のところ、ロボアドバイザー選びは手数料だけで比較するのはおすすめしません。どれだけ手数料が安くても、自分のリスク許容度に見合った実績が出ないと、費用対効果が見合わないからです。実際、主要投資一任型ロボアドバイザーのリスク許容度最大・最小の運用実績(直近3年間)を比較すると、各サービスの数値は全く異なります。 リスク許容度最大 リスク許容度最小 各サービス公式サイトで公開されている運用実績を参考に当サイトが集計 各サービス公式サイトで公開されている運用実績を参考に当サイトが集計 また、当サイトが実施したアンケートでも、ロボアドバイザー選びでは実績を重視している人が最多でした。運用実績は将来の利益を保証しませんが、ロボアドバイザー選びは手数料だけでなく、過去の運用実績も比較するのがおすすめです。ロボアドバイザーの運用実績は、以下の記事で詳しく比較しています。手数料だけでなく運用実績も含めてロボアドバイザーを選びたい方は、あわせてご参照ください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら どうしても手数料が気になる方へ、投信工房とウェルスナビの併用がおすすめ当サイトのアンケートで、他の金融商品に投資しながらロボアドバイザーを利用する目的を調査すると、「ポートフォリオの参考」と回答した投資家が2番目に多いことが判明しました。また、ロボアドバイザーを利用している人の口コミ・評判を調査すると、投資一任型のポートフォリオを助言型で組んで運用している意見が見受けられます。 口コミ 投資一任型と助言型を併用する口コミ 松井証券の投信工房っていいと思うんだよねー。ポートフォリオを組む際に買いたい投資信託と配分を自分で設定して、自動リバランスしてくれるのはウェルスナビと同じ事が低価格でできるんだよね。 以上を踏まえると、助言型ロボアドバイザーで投資一任型ロボアドバイザーのポートフォリオを運用すると、実績と手数料を両立できると言えます。組み合わせ方法はいくつもありますが、おすすめはウェルスナビと松井証券の投信工房です。ウェルスナビをおすすめする理由は、以下の4つ挙げられます。 ウェルスナビのポートフォリオがおすすめの理由 1万円入金すれば、最新のポートフォリオが常時確認できる 各資産クラスで1種類のファンドを運用するため、自分でもポートフォリオが組みやすい 投信工房で提案されるモデルポートフォリオの資産配分を調整すれば、ウェルスナビと同等のポートフォリオが作れる 現状の運用実績が好調 松井証券の投信工房は手数料無料で自動リバランス機能が使えるので、ウェルスナビと同じリバランス頻度を設定すれば、手数料をかけずにウェルスナビと同じような自動運用が実現します。以下の手順で準備すれば、投信工房とウェルスナビを併用した自動運用が始められます。 ウェルスナビと投信工房の併用方法 1. ウェルスナビでリスク許容度診断&口座開設 2. 1万円入金してウェルスナビのポートフォリオを確認 3. 松井証券口座を開設して投信工房を開く 4. ウェルスナビと同じポートフォリオを設定 5. ウェルスナビと同じリバランス頻度(6ヵ月ごと)に設定 ある程度自分で投資できる方は、ウェルスナビと投信工房を併用して、手数料と実績を両立した自動運用を始めてはいかがでしょうか。ただし、投信工房には資産配分が大きく崩れたときの臨時リバランス機能がありません。相場が急変したときは、投信工房の手動リバランス機能を使う必要がある点にご注意ください。 ウェルスナビの公式サイトはこちら 投信工房の公式サイトはこちら まとめこの記事では、ロボアドバイザーの手数料が高いと言われる理由を解説しました。ロボアドバイザーの手数料が高いと言っているのは、主に自分で投資判断ができる経験者です。自分で銘柄選定やポートフォリオが組める人からすると、ロボアドバイザーの手数料を支払うのがもったいないと考えられます。しかし、投資の知識・経験が少ない初心者や投資の時間が作れない人にとっては、運用を自動化できるロボアドバイザーは魅力的な投資サービスです。自分で投資するのは自信がない方や忙しくて自分で投資する暇がない方は、ロボアドバイザーを資産運用を始めるのをおすすめします。もう一度、手数料が最安のロボアドバイザーを確認したい方は、以下のボタンから戻ることが可能です。手数料が最安のロボアドバイザー解説へ戻るまた、その他の要素も総合的に比較してロボアドバイザーを選びたい人には、次の記事もおすすめです。 関連記事 おすすめのロボアドバイザーを比較した記事はこちら -
Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判・口コミを紹介!運用実績や他のロボアドバイザーとの違いは?
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、日本株のみを自動運用してくれる投資一任型ロボアドバイザーです。日本株に集中投資し、運用実績は年間でのパフォーマンスとなっています。景気のよい米国や新興国などに投資をせず、日本株のみ投資するWealth Wingを利用すべきか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?他のロボアドバイザーや投資信託などと併用したい方や、日本株に投資したいけど銘柄が選べない方は、Wealth Wingの利用がおすすめです。この記事では、Wealth Wingの評判・口コミや特徴について、他のロボアドバイザーと比較しながら詳しく解説していきます。Wealth Wingが気になっている方は、当記事を参考にWealth Wingを利用するか検討してください。Wealth Wing(ウェルスウイング)の運営会社について紹介Wealth Wing(ウェルスウイング)の基本情報は以下のとおりです。 Wealth Wingのサービス概要表 サービス名 Wealth Wing 運営会社 株式会社スマートプラス サービス開始 2020年12月 預かり資産残高 非公開 タイプ 投資一任型 自動積立 毎月28日の月1回 最低投資額 15万円 自動リバランス 市場環境に応じて随時 税負担自動最適化 非対応 投資対象 国内株式 手数料(税込) ・年率0.99% ・情報利用料:330円/月 スマホアプリ iOSアプリ・Androidアプリ Wealth Wing公式サイトを参考に2025年9月作成 Wealth Wing(ウェルスウイング)を運営する株式会社スマートプラスは、株式会社Finatextホールディングスの100%子会社です。株式会社Finatextホールディングスは、フィンテック企業として多数のモバイルアプリの開発やロボアド開発をおこなっています。資本金は2024年1月時点で66億円を超えており、国内最大規模のフィンテックコミニュティの創出を目指しています。Wealth Wingは、一般的な投資一任型ロボアドバイザーと違って日本株のみ投資しており、ANAと連携してANAマイルも貯められるのが特徴です。日本株に集中投資するため、利用者のリスク許容度に応じて、パフォーマンスを積極的に狙っています。過去の運用実績では、1年間で20%以上のパフォーマンスを出したこともありました。以上、Wealth Wingの運営会社やサービス概要を解説しました。続いては、実際にWealth Wingを利用している方の評判・口コミを紹介してきます。実際の利用者や検討者からのWealth Wingの評判を紹介実際にWealth Wing(ウェルスウイング)を利用した方の口コミや評判の良いものと悪いもの、それぞれをご紹介していきます。Wealth Wingの良い口コミ・評判Wealth Wing(ウェルスウイング)の良い口コミや評判をご紹介します。 ★★★★★5 ウェルスウイング、どんどん上がってる✨ ★★★★4 日本株特化のおまかせ運用サービス「ウェルスウイング」、半年くらい運用していますが今のところ好調です。運用している銘柄を見るだけでもかなり勉強になります。 ★★★★4 ウェルスウイングのキャンペーンに当選して、Amazonギフトカードをいただきました!大切に使わせていただきます!この度はありがとうございました。 ★★★★★5 日本株のアクティブ運用ロボアドバイザー「WealthWing」が好調すぎる!運用開始1ヶ月半で+8.2%の運用実績は凄い!銘柄の相関を意識して分散投資されているので、リスク値はTOPIXとほぼ変わらないにも関わらずこの運用成果。正直、期待以上! Wealth Wing(ウェルスウイング)は日本市場の上昇にあわせて、運用実績が堅調と良い評判です。実際、直近1年の運用実績はとなっています。一般的な投資一任型ロボアドバイザーと比較して、比較的短期間で一定の運用実績が出ている点に評価が集まっているようです。また、定期的にキャンペーンを開催しており、特典が当たって喜んでいる口コミも見受けられました。Wealth Wingの悪い口コミ・評判Wealth Wing(ウェルスウイング)の悪い口コミや評判としては以下のようなものがあります。 ★★2 ウェルスウイング、30万預けてちょうど3ヶ月で元本割れ。履歴見ると途中見てない間に+7%くらいの頃もあったけど、資金引き上げ損ねた😢 ★★★3 Wealth Wingの低リスク高企業価値ポートフォリオ残高:¥8,430,833。前月比:+¥161,737(+1.96%)。2021年7月以来:+¥1,921,362(+29.5%)。順調に伸びてるけど、スマートヘッジ機能で足を引っ張ってしまった…。 ★1 ウェルスウイングに小遣い突っ込んでそろそろ2ヶ月。ちょいちょい黒字になるものの相変わらずの低実績、なんなら赤字。インデックス以下のアクティブ、しかも情報料取るって存在意義をどこに見出せば良いのか⁉️ Wealth Wingの悪い評判・口コミとして、運用実績が上がらない意見が見受けられました。Wealth Wingに限らず投資一任型ロボアドバイザーは、投資するタイミングによっては他の利用者よりも運用実績が伸び悩む場合もあるため、悪い評判・口コミが投稿されています。また、スマートヘッジ機能を利用したことで、値上がりの恩恵を享受できなかた口コミもありました。スマートヘッジ機能は下落相場で利用することで、運用残高の損失を軽減するWealth Wing独自のサービスです。逆に上昇相場で使ってしまうと、実績が伸び悩む可能性があるため、使うタイミングを見極める必要があります。 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める 以上、Wealth Wingの評判・口コミの内容を解説しました。次章からは、評判・口コミを踏まえたWealth Wingのメリット・デメリットを解説します。Wealth Wingの6つのメリットWealth Wing(ウェルスウイング)には以下の6つのメリットがあります。 Wealth Wingのメリット 日本株に特化してお任せ運用できる 8つポートフォリオから自由に選べる ESGに配慮しながら投資できる 保有残高に応じて配当金や株主優待を受け取れる 下落相場における損失ヘッジができる ANAマイルが貯まる Wealth Wingを利用すれば、日本株だけ投資することで積極的にパフォーマンスを狙います。もちろん日本株の保有株数に応じて、配当金や株主優待も受けられるのも魅力です。Wealth Wing(ウェルスウイング)の各メリットを詳しく解説していきます。日本株に特化してお任せ運用できるWealth Wing(ウェルスウイング)の投資対象は日本株のみです。日本株だけ集中投資することで、パフォーマンスを積極的に狙います。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、投資信託やETFを通じて世界中の資産に分散投資をおこなうのが特徴です。そうすることでリスクを分散できますが、その分パフォーマンスも小さくなる可能性があります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)は、独自の運用戦略で日本株のなかでも割安な銘柄を見つけ出して投資することで、市場平均以上(TOPIX)のパフォーマンスを狙います。現状、直近1年間の運用実績はとなっています。日本株のみに対してアクティブ運用をおこなう点が、Wealth Wing(ウェルスウイング)と他の投資一任型ロボアドバイザーとの違いです。8つポートフォリオから自由に選べるWealth Wing(ウェルスウイング)は、以下2つの質問に答えるだけで、8つのポートフォリオからおすすめのものを提案してくれます。 Wealth Wingの質問項目 あなたが思う現在の日本の景気状態を選択しましょう 上記を踏まえて、どんな運用方針を取りますか? ご自身の景況感を選択し、そのうえでどのような運用方針を取るか回答するだけで、以下のなかからご自身におすすめの運用プランを提示してもらえます。 Wealth Wingのポートフォリオ一覧 財務健全高収益成長ポートフォリオ バランス型高収益高成長ポートフォリオ 積極投資型高収益高成長ポートフォリオ 高効率高成長ポートフォリオ 高成長高キャッシュフローポートフォリオ 財務健全高キャッシュフローポートフォリオ 低リスク高収益高成長ポートフォリオ 低リスク高企業価値ポートフォリオ 各ポートフォリオの詳細はこちら 8種類の投資ポートフォリオ戦略 財務健全高収益成長ポートフォリオ 高自己資本比率、低有利子負債比率等の財務健全性を担保しながらも、収益性、成長性、資本効率等が高い企業に着目。 過度なリスク回避により、高い成長性が過小評価されている銘柄が多い景気回復期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある戦略。 バランス型高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性等のファクターが高く、事業拡大にも積極的なバランスの良い企業に着目。 更なる好業績が見込める景気拡大期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 積極投資型高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率が高いにも関わらず内部留保が多く、株主還元よりも利益を財務基盤の安定や再投資に向ける企業に着目。 再投資が更なる成長へ繋がる景気拡大期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 高効率高成長ポートフォリオ 収益性、成長性が高く、総資本回転率も高い企業に着目。 売上の伸びが期待できる好況期前半では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 高成長高キャッシュフローポートフォリオ 高成長かつ、EBITDA、キャッシュフロー等が高い企業に着目。 財務の健全性も意識される好況期後半では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 財務健全高キャッシュフローポートフォリオ 高自己資本比率、低有利子負債比率等の財務健全性を担保しながらも、高い収益性とキャッシュフローを持つ企業に着目。 財務体質が良好な銘柄が多く収益性も高いため景気減速期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 低リスク高収益高成長ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性等が高いにも関わらず、価格変動性が低い銘柄に着目。 高成長企業でありながらも価格変動性が低いため景気減速期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある投資戦略。 低リスク高企業価値ポートフォリオ 収益性、成長性、資本効率、財務健全性、EBITDA等のファクターが高く、かつ価格変動性が低い、低リスクハイクオリティ銘柄に着目。 優等生企業でありながら価格変動性が低いため不況期では、市場平均以上のパフォーマンスを実現する傾向にある戦略。 診断結果では、以下の内容が提示されます。 Wealth Wingの診断結果で表示される項目 変動率(リスク) 収益率 ESGスコア 代表的な銘柄 また、Wealth Wingのポートフォリオはお好きなタイミングで変更可能です。日本市場の景気が変化したと判断したら、それに見合った運用コースに変更することで、相場に合わせた運用もできます。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、利用者のリスク許容度の大きさに応じた運用コースを用意しています。Wealth Wingは、日本市場の景気に応じた運用コースを用意している点を理解しておくといいでしょう。ESGに配慮しながら投資できるWealth Wing(ウェルスウイング)を利用すれば、ESGを重視していると判断した銘柄を中心に投資しています。ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの観点からなる用語で、これら3つに配慮しながら投資する「ESG投資」が、現在世界中の投資家から注目を集めています。Wealth Wing(ウェルスウイング)では独自の分析手法でESGスコアを算出し、そのスコアが比較的高い銘柄をポートフォリオに組み込んでいます。そのため、パフォーマンスを狙いながらもESGに配慮した運用もしたい方は、Wealth Wingを利用するのがおすすめです。保有残高に応じて配当金や株主優待を受け取れるWealth Wing(ウェルスウイング)は日本株に投資するので、配当金や株主優待をしっかり分配されます。日本株に投資する魅力といえば、配当金と株主優待がもらえることですよね。ただ、一般的な投資一任型ロボアドバイザーは投資信託やETFを運用しており、分配金は再投資されても配当金や株主優待は受け取れません。しかしWealth Wing(ウェルスウイング)であれば、日本株に直接投資するので、以下の条件を満たしていれば配当金や株主優待を直接受け取れます。 Wealth Wingで配当金・株主優待を受け取る条件 配当金:権利確定日において、1株以上の保有 株主優待:権利確定日において、各銘柄の優待条件を満たす また、Wealth Wing(ウェルスウイング)で保有している銘柄の権利確定日で、1単元以上の株式を保有していれば株主総会へ出席することも可能です。ロボアドバイザーでありながら、自分自身で日本株に投資する場合と同じように、配当や株主優待まで受け取れるのは、他のロボアドバイザーと違って大きなメリットになります。下落相場における損失ヘッジができるWealth Wing(ウェルスウイング)には、株価の下落リスクを軽減する「スマートヘッジ」という機能があります。スマートヘッジでは保有している日本株を担保に、市場平均型のインバース型ETFに投資します。過去には、コロナショック時に市場平均が30%以上下落したなか、スマートヘッジを設定したことで最大5%程度の下落に抑えられました。スマートヘッジには、ヘッジをかける大きさが大・中・小の3つから選択でき、お好きなタイミングで機能を使うことが可能です。日本市場の動きにあわせて適切にスマートヘッジを使えば、下落幅を軽減しつつより大きなパフォーマンスを狙えます。スマートヘッジ機能を利用するには信用取引口座の開設が必要です。信用金利が年率2.2%発生するので、スマートヘッジ利用時には運用手数料に加えて、金利手数料も発生することを把握しておきましょう。ANAマイルが貯まるWealth Wing(ウェルスウイング)は、大手航空会社ANAと提携しており、毎月の投資額に対してANAマイルが貯められます。Wealth Wingの口座を開設してAMC会員と連携すれば、運用残高に応じて年率0.1%のANAマイルが付与されます。普段からANAマイルを貯めている方にとっては、非常に魅力的ですね。さらに口座開設から6ヶ月間は、還元率が年率1%にアップするキャンペーンも実施中です。運用開始時点から一定の資金を入金すれば、ANAマイルを一気に貯められます。ANAマイルの代わりに年率0.9%で現金キャッシュバックも選べるので、ANAマイルを貯めていない方にもメリットがあります。お任せ運用をしながらANAマイルも貯めたい方は、Wealth Wingを利用するのがおすすめです。 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める Wealth Wingの3つのデメリットWealth Wing(ウェルスウイング)は以下の3つの点がデメリットです。 Wealth Wingのデメリット ロボアドバイザーのような分散投資ができない 最低投資額は15万円から 少額投資になると手数料が割高になる Wealth Wingは投資対象が日本株に限られるため、それによるデメリットも理解しておきましょう。ロボアドバイザーのような分散投資ができないWealth Wing(ウェルスウイング)の投資対象は日本株だけなため、ロボアドバイザーのような分散投資はできません。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、以下のように世界中の資産に分散して投資をおこないます。 一般的なロボアドバイザーの投資先 日本株 先進国株 新興国株 日本債券 先進国債券 新興国債券 日本不動産 先進国不動産 投資する国や地域、資産クラスがバラバラだからこそ、分散投資によるリスク分散を狙います。例えば、日本株が下落しても先進国債券が上昇すれば、日本株の下落分を先進国債券の上昇分で補うことが可能です。Wealth Wing(ウェルスウイング)は日本株に対してのみ投資をおこなうので、日本株式市場が下落すると、Wealth Wing(ウェルスウイング)の運用実績も下落する可能性が大きくなります。Wealth Wingを利用するには、この下落リスクを理解しておくのが必須です。最低投資額は15万円からWealth Wing(ウェルスウイング)の最低投資金額は15万円です。ウェルスナビや楽ラップやTHEO+ docomoなど、他の投資一任型ロボアドバイザーは1万円から投資できることと比較すると、Wealth Wing(ウェルスウイング)の最低投資額は比較的高くなっています。ただ、本来日本株に投資するには、1銘柄ごとに単元株(100株)で取引する必要があるので、Wealth Wingと同じ運用をするには数千万円必要だと、Wealth Wing公式サイトで言及されています。 本来、日本市場の現物株式を市場で購入するには、100株単位で購入する必要があります。 しかし、WealthWingは当社がリスクを取る形で市場から100株単位で株式を手当し、それを1株単位に分けてお客様へ配分しています。 これにより、市場で購入すると約1,500万円の資金が必要となる本格的なポートフォリオを、15万円で運用することを可能にしました。 引用:Wealth Wing公式サイト「WealthWingが目指す、資産運用の形と思い」 (https://wealth-wing.com/columns/20231126/) 上記を踏まえると、たったの15万円でさまざまな日本株に分散投資できるのは、逆にメリットだと言えます。いろんな日本株に投資したいけど、まとまった資金が用意できない方によって、Wealth Wingは魅力的なサービスだと言えます。少額投資になると手数料が割高になるWealth Wing(ウェルスウイング)の手数料は、情報利用料として毎月330円、運用手数料として運用残高の年率0.99%が発生します。以下の表で、運用残高に対する手数料の比率を比較してみました。 運用残高に対する手数料比較 手数料(年率・税込) 100万円 200万円 300万円 情報手数料 3,960円 運用手数料 9,900円 19,800円 29,700円 手数料合計 13,860円 23,760円 33,660円 運用残高に対する比率 1.36% 1.19% 1.12% 2025年9月作成 上記のように、運用金額が大きなると実質的な手数料の年率は低くなり、運用残高が300万円だと一般的な投資一任型ロボアドバイザーとほぼ変わりません。Wealth Wing(ウェルスウイング)は投資額が少額だと手数料比率は割高ですが、積立投資でコツコツ運用残高を増やせば、実質的な手数料比率が下げられます。 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める 以上、評判・口コミからわかったWealth Wingのメリット・デメリットを解説しました。次章では、Wealth Wingと他の投資一任型ロボアドバイザーの運用実績を比較します。Wealth Wingの運用実績が気になる方は、あわせてご確認ください。Wealth Wingの最新運用実績を解説ここまで、Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判・口コミから利用するメリット・デメリットを解説しましたが、実際の運用実績が気になる方もいらっしゃるでしょう。当サイトでは、Wealth Wingの公式運用レポートを分析し、最新の運用実績を毎月更新しています。現在、Wealth Wingの運用実績は以下のとおりです。 Wealth Wingの運用実績(2025年7月末基準) 6ヶ月 1年 3年 設定来 Wealth Wing TOPIX 2025年7月作成 Wealth Wing(ウェルスウイング)の運用実績は、直近3年でのパフォーマンスを実現しています。日本の株価指数であるTOPIXと比較しても、Wealth Wingの運用実績はほぼすべての期間でTOPIXを上回っています。ただ運用実績はあくまで過去の結果なので、投資戦略を理解したうえで、Wealth Wingを利用するか判断しましょう。 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める なお次の記事では、他のロボアドバイザーの運用実績を比較しています。運用実績を比較してロボアドバイザーを選びたい人は、参考にしてください。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 次章では、ここまでの内容を踏まえて、Wealth Wingをおすすめできる人を紹介します。どのような人はWealth Wingを利用したら良いか知りたい方は、ぜひおすすめの人も確認してください。Wealth Wingをおすすめできる人数あるロボアドバイザーサービスのなかで、Wealth Wing(ウェルスウイング)をおすすめできるのは次のような人です。 Wealth Wingをおすすめできる人 日本株でお任せ運用したい方 損失ヘッジ機能を用いて市場にあわせた運用をしたい方 ロボアドバイザーで配当金や株主優待を受け取りたい方 それぞれの理由を詳しく解説します。日本株でお任せ運用したい方Wealth Wing(ウェルスウイング)は、日本株へ投資したい方におすすめできます。Wealth Wing(ウェルスウイング)は、国内の上場株式の中から割安な株式を厳選して投資をおこなうロボアドバイザーです。運用方針にはノーベル経済学賞を受賞し、機関投資家でも使われている理論を採用しています。通常、機関投資家が採用する投資理論を使用するには膨大なデータが必要なため、個人投資家が同様の投資をおこなうことは困難だと言われています。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)であれば、最低15万円からご自身の景況感にあわせたお任せ投資が可能です。これから日本株に投資したいけど銘柄選定がわからない方や、今まで日本株に投資したけど自分ではパフォーマンスを狙えない方は、Wealth Wingのお任せ投資を利用するのがおすすめです。損失ヘッジ機能を用いて市場にあわせた運用をしたい方Wealth Wing(ウェルスウイング)は、市場にあわせた運用をしたい方にもおすすめです。Wealth Wing(ウェルスウイング)には、「スマートヘッジ」という下落相場による損失を軽減する機能が提供されています。任意のタイミングで利用でき、「これから相場が下がりそう」と判断したときに使えば、損失を軽減できる可能性があります。スマートヘッジでは、投資している日本株を担保に市場平均型インバース型ETFに投資するため、信用口座の開設が必要です。Wealth Wing公式サイトによると、ヘッジ額10万円に対して1日約6円の金利手数料が発生します。相場の動きにあわせて適切にスマートヘッジを利用すれば、下落相場による損失を抑えつつ、上昇相場でより高いパフォーマンスを狙うことも可能です。ただ日本株に投資するだけでなく、下落相場でも積極的な運用をしたい方は、スマートヘッジ機能が付いたWealth Wingを利用してみてください。ちなみに、他のロボアドバイザーにも下落軽減機能が付いていますが、ほとんどは株式の比率を下げて債券の比率を上げており、相場の下落に対する対応方法はと異なります。ロボアドバイザーで配当金や株主優待を受け取りたい方個別株を保有しているときと同じように、Wealth Wing(ウェルスウイング)では配当金や株主優待を受け取ることが可能です。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは投資信託やETFへ投資しており、分配金は再投資されますが、配当金や日本株の株主優待は直接受け取れません。Wealth Wing(ウェルスウイング)なら日本株へ直接投資するので、株主の権利をしっかり享受できます。投資する銘柄は選べないものの、お任せ投資をしながら配当金や株主優待も受け取れるのは、Wealth Wing(ウェルスウイング)を利用する大きなメリットです。Wealth Wingの申し込みから口座開設までの手順最後に、Wealth Wingの口座開設方法を図解を交えて解説します。Wealth Wingの申込から投資開始までの流れは、以下のとおりです。 Wealth Wingの始め方 Wealth Wingアプリをインストール アカウント登録 口座開設の必要情報の入力 本人確認書類等の撮影・アップロード 最短3分で申し込みが完了するので、順番に見ていきましょう。Wealth WingアプリをインストールまずはWealth Wing(ウェルスウイング)のアプリをインストールしましょう。Wealth Wing(ウェルスウイング)にはiOSアプリ・Androidアプリどちらもあるので、iPhoneでもAndroidでも投資可能です。アカウント登録ダウンロード後、アプリを開いたら以下の手順でアカウント登録を進めていきます。 Wealth Wingアカウントの作成手順 『WEALTH WINGをはじめる』をタップ 『口座開設申込み』をタップ メールアドレスを入力 パスワードを設定 メールに届く確認用コードを入力 二段階認証を設定する(任意) 以上でアカウント登録は完了です。また、Wealth Wing(ウェルスウイング)ではANAマイルを貯められるので、ANAマイレージクラブに加入している方は、同時にANA会員情報も連携されておきましょう。加入していない方でも、このタイミングで加入手続きすることも可能です。口座開設の必要情報の入力次に投資情報や個人情報を入力して、口座開設の手続きを進めていきます。まず、投資に関する以下の情報を記入していきます。 必要事項の一覧 年収 金融資産 投資経験 投資目的 回答が完了したら「次へ」をタップし、氏名・職業・関連する上場企業・出金口座情報・納税方法といった個人情報を記入します。本人確認書類等の撮影・アップロード必要事項の記入が完了したら、本人確認書類等を撮影・アップロードします。Wealth Wing(ウェルスウイング)の口座開設で認められる書類は、以下の組み合わせです。 本人確認書類の組み合わせ マイナンバーカード マイナンバー通知カード+運転免許証 マイナンバー記載の住民票+運転免許証 もしマイナンバーカードをお持ちなら、顔写真ともに撮影してアップロードすれば、最短翌日にWealth Wingが利用可能です。お持ちでない方は書類のみ撮影・アップロードし、最短1週間ほどで口座開設完了のハガキが郵送されます。以上でWealth Wingの口座開設手続きは完了です。アプリで入金手続きを済ませて、さっそく日本株のお任せ投資を始めましょう! 1年間で20%以上のパフォーマンスを出したことも! Wealth Wingで口座開設して日本株のお任せ投資を始める まとめWealth Wing(ウェルスウイング)は日本株のみに投資する投資一任型ロボアドバイザーです。機関投資家も使用するノーベル経済学賞を受賞した投資理論を活用して日本株に投資することで、日本市場平均を上回るパフォーマンスを狙います。実際、直近1年間の運用実績はと、他の投資一任型ロボアドバイザーの運用実績より良い状況です。そのため、積極的なアクティブ投資をおこないたい人におすすめできます。またロボアドバイザーがありながら、配当金や株主優待を受け取れる点もWealth Wing(ウェルスウイング)の大きなメリットです。評判・口コミや評判にもそれほど悪いものは見当たらないので、ロボアドバイザーで積極的な運用をしたい方は投資を検討しましょう。ほかのロボアドバイザーも比較して選びたい人は、次の記事をご覧ください。 関連記事 主要ロボアドバイザーを比較した記事はこちら ロボアドバイザーに限らずおすすめのネット証券を比較したい人には、次の記事がおすすめです。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら よくある質問ウェルスナビや楽天の楽ラップとの違いは?Wealth Wing(ウェルスウイング)がウェルスナビや楽ラップと最も異なる点は、投資対象です。Wealth Wing(ウェルスウイング)が投資対象とするのは、国内株式のみです。一方、ウェルスナビや楽ラップは世界中の株式・債券・不動産などに分散投資します。ウェルスナビや楽ラップは投資対象が幅広いですが、Wealth Wing(ウェルスウイング)は国内株だけ投資するのが特徴です。Wealth Wingは毎月どのくらいの金額から積立投資するのがおすすめ?Wealth Wing(ウェルスウイング)では、毎月最低1万円から積立投資が可能です。どのくらいの金額が適切なのか、ご自身の余裕資金によって異なります。ご自身の生活に無理のない範囲で、Wealth Wingで積立投資するのがおすすめです。また、Wealth Wing(ウェルスウイング)で積立投資をすす場合、20年後や30年後などコツコツ時間をかけて運用するのがおすすめします。仮に年間利回り5%で運用した場合、2,000万円を貯めるための毎月積立額は以下のとおりです。 積立期間 20年 30年 毎月の必要積立額 約53,000円 約27,000円 また、3,000万円を貯めるための毎月積立額は以下のとおりです。 積立期間 20年 30年 毎月の必要積立額 約80,000円 約41,000円 上記を参考に、毎月の収入や目標金額から無理のない積立額を決めましょう。自動で運用するメリットは?自動で運用するメリットは次の3つです。 Wealth Wingのメリット 忙しくても売買に手間がかからない 感情に流されずに運用できる 専門的な理論で運用できる Wealth Wingは自動で運用されるので、相場に張り付いていなくても日本株に投資することが可能です。また、投資で避けなければならないのは、明確な根拠やルールを持たないまま感情で売買することと言われています。Wealth Wingの自動運用であれば、あらかじめ決められたアルゴリズムに基づいて機械的に運用をするので、淡々と続けられます。スマホアプリはありますか?Wealth Wing(ウェルスウイング)には、スマートフォンアプリが用意されています。iOS、Androidどちらのアプリも用意されているので、iPhoneとAndroidのいずれのスマホでも、Wealth Wing(ウェルスウイング)で投資が始められます。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
【どっちがおすすめ?】SBI証券とマネックス証券の違いと共通点
ネット証券として人気があるSBI証券とマネックス証券ですが、どちらを選べばよいか分からない人もいるでしょう。それぞれの証券会社でメリット・デメリットが異なるため、自分の取引内容に応じて選ぶことが重要です。この記事ではSBI証券とマネックス証券の違いと共通点を解説します。それぞれの証券会社が適している人の特徴も紹介するので、ぜひご覧ください。SBI証券とマネックス証券の違いを徹底比較証券会社を比較する際には「サービス面の違い」と「取り扱う商品の違い」の2つを確認しましょう。まずは、ポイントや銀行などのサービス面の違いを以下の表にまとめました。 証券会社 貯まるポイント 5種類 2種類 連携できる銀行 3社 - 即時入金可能な銀行 13社 18社 クレジットカード 三井住友カードOlive マネックスカードdカード 取引アプリ・ツール スマホアプリが豊富 取引に役立つツールが豊富 普段利用している銀行口座やクレジットカード、ポイントがあるかが証券会社を選ぶ基準です。また、証券会社が取り扱う商品ごとに細かい内容が異なります。 証券会社 国内株式手数料 無料のコースがある 無料のコースがない 外国株式対応する国 9カ国 2カ国 投資信託銘柄数 2,557本 1,783本 単元未満株特徴 手数料が無料 名古屋証券取引所も買付できる iDeCo特徴 銘柄数が豊富 年金の受け取り方法が充実 IPO2024年実績 76件 50件 上記から、自分が取引したい項目が充実している証券会社を選ぶことがポイントです。2つの表を踏まえて、自分が取引するうえで重視する要素を比較しましょう。貯まるポイントに違いがある証券会社では、取引に応じてポイントが貯まるサービスが提供されています。SBI証券とマネックス証券で貯まるポイントは異なるため、確認しましょう。 証券会社 貯まるポイント VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント マネックスポイントdポイント SBI証券は5種類のポイント・マイルが貯まるのに対し、マネックス証券は2種類です。ただし、マネックスポイントは以下のポイントに同レートで交換可能です。 dポイント Amazonギフトカード Vポイント Pontaポイント nanacoポイント WAONポイント ANAマイル JALマイル WAONポイントやnanacoポイント、ANAのマイルを貯めている場合、ポイントを交換可能なマネックス証券が向いています。そのほかのポイントは、どちらの証券会社でも貯まります。ポイント付与率や貯まる取引が異なるポイントが貯まる取引と付与率も、証券会社ごとに異なります。 証券会社 国内株式 月間の合計手数料の1.1%相当 - 投資信託 月間平均保有金額の0.01%〜0.25% 月間平均保有金額の0.01%〜0.26% クレカ積立(投資信託) 決済額の0.5%〜3.0% 決済額の0.2%〜3.1% SBI証券は国内株式の手数料に応じてポイントを貯められます。ただし、SBI証券には手数料無料のコースもあるため、付与対象とならない可能性があります。投資信託とクレカ積立の最大付与率が高いのはマネックス証券です。ただし、投資信託は銘柄ごとに付与率が異なります。クレカ積立も対象カードや利用条件によって異なるため、それぞれ確認が必要です。ポイント投資の対象も異なるポイント投資の対象商品は、以下のように異なります。 国内株式(現物・S株)投資信託のスポット買付・積立 株式の売買手数料投資信託のスポット買付仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、リップル) SBI証券では、国内株式や投資信託の積立にもポイントが利用できます。一方で、マネックス証券はCoincheckの口座があれば、仮想通貨をリアルタイムレートで交換可能です。貯めたポイントを資産運用に使いたい人は、どの取引をするかによって証券会社を選ぶのもひとつの方法です。銀行のサービスに違いがある証券口座に資金を入金する際には、銀行口座からの振替や振込が一般的です。それぞれの証券会社で提携する銀行やサービスが異なるため、確認しましょう。SBI証券は以下3つの銀行と提携しており、様々なサービスを受けられます。 銀行 優遇金利 自動入出金 その他の特徴 SBI新生銀行 0.40% ⚪︎外貨預金も入出金可能 提携コンビニATMの手数料が無料に 住信SBIネット銀行 0.210% ⚪︎外貨預金も入出金可能 銀行アプリから残高や評価損益を確認できる 三井住友銀行 - - 銀行アプリから投資信託の取引が可能 マネックス証券は提携している銀行はないため、自動入出金や優遇金利などのサービスがありません。代わりに、即時入金サービスに対応している銀行が、SBI証券よりも多いのがメリットです。 どちらの証券会社も対応 三菱UFJ銀行三井住友銀行住信SBIネット銀行みずほ銀行りそな銀行埼玉りそな銀行楽天銀行PayPay銀行ゆうちょ銀行イオン銀行 SBI証券のみ対応 関西みらい銀行セブン銀行スルガ銀行 マネックス証券のみ対応 SBI新生銀行ソニー銀行auじぶん銀行香川銀行静岡銀行荘内銀行北都銀行伊予銀行 上記以外の銀行の場合は、振込などで入金する必要があるため、普段利用している銀行と提携している証券会社を選びましょう。クレカ積立の対象カードに違いがある「クレカ積立」とは、投資信託などの商品を積立で買付する際に、クレジットカードで決済できるサービスです。一度手続きをすると、証券口座の残高を気にせず自動で引き落としできる点がメリットです。クレカ積立の対象カードは証券会社ごとに異なるため、確認しましょう。 証券会社 対象カード 三井住友カード プラチナプリファードOlive フレキシブルペイプラチナプリファード三井住友カード ゴールド(NL)Olive フレキシブルペイゴールド三井住友カード(NL)Olive フレキシブルペイなど dカードdカード GOLDdカード GOLD Udカード PLATINUMマネックスカード ポイント付与率 0.5%〜3.0% 0.2%〜3.1% NISA ⚪︎ ⚪︎ 投資金額(月) 100円〜10万円 1,000円〜10万円 SBI証券は三井住友カード、マネックス証券はdカードとマネックスカードに対応しています。また、最小の投資金額が異なるため、数百円単位で購入したい場合はSBI証券が向いています。 数百円から投資可能! SBI証券詳細は公式サイトへ クレジットカードごとにポイント付与率が異なるクレカ積立のポイント付与率は、対象のカードや証券会社ごとに異なります。SBI証券の場合、クレジットカードの年間利用金額が高いほど付与率が上がる仕組みです。 対象カード 利用金額ごとのポイント付与率 三井住友カード プラチナプリファードOlive フレキシブルペイプラチナプリファード 500万円以上:3.0%300万円以上:2.0%300万円未満:1.0% 三井住友カード ゴールド(NL)Olive フレキシブルペイゴールド 100万円以上:1.0%10万円以上:0.75%10万円未満:0.0% 三井住友カード(NL)Olive フレキシブルペイ 10万円以上:0.5%10万円未満:0.0% 一方マネックス証券は、カードによってポイント付与率の仕組みが異なるため、ルールを正しく把握する必要があります。まず、「dカード PLATINUM」は初年度と次年度以降で付与率が異なります。 口座の種類 NISA口座 課税口座 初年度 3.1% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:3.1%7万円以下:2.6%10万円以下:2.2% 2年目以降(年間カード利用額10万円未満) 1.1% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:1.1%7万円以下:0.6%10万円以下:0.2% 2年目以降(年間カード利用額20万円未満) 2.1% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:2.1%7万円以下:1.6%10万円以下:1.2% 2年目以降(年間カード利用額20万円以上) 3.1% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:3.1%7万円以下:2.6%10万円以下:2.2% そのほかのカードでは、以下のポイント付与率が設定されています。 NISA口座 課税口座 dカード GOLDdカード GOLD U 1.1% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:1.1%7万円以下:0.6%10万円以下:0.2% dカードマネックスカード 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:1.1%7万円以下:0.6%10万円以下:0.2% 月の積立金額に応じて異なる5万円以下:1.1%7万円以下:0.6%10万円以下:0.2% クレカ積立はどちらを選べばいい?証券会社ごとにポイント付与率や条件が異なりますが、すでに対象のカードを保有している場合は該当の証券会社を選ぶとよいでしょう。証券会社とあわせて対象のクレジットカード発行も検討中の場合、以下の基準で選ぶのもひとつの方法です。 対象カードのランク SBI証券が向いている人 マネックス証券が向いている人 プラチナカード 年間利用額が500万円以上月の積立額が5万円を超える NISA口座を利用する一般口座で、月の積立額が5万円以下 ゴールドカード 年間利用額が100万円以上月の積立額が5万円を超える NISA口座を利用する一般口座で、月の積立額が5万円以下 一般カード 月の積立額が7万円を超える 月の積立額が7万円以下 取引アプリやツールの種類に違いがあるそれぞれの証券会社で提供されているツールを、以下の表にまとめました。 証券会社 PCツール HYPER SBI2商品先物専用トレーディングツール マネックストレーダーMonex Trader FXマネックス銘柄スカウターマルチボード500BRiSK for マネックス証券チャートフォリオフル板情報ツールMONEX VISIONなど スマホアプリ SBI証券 株 アプリSBI証券 米国株 アプリかんたん積立 アプリSBI証券 FXアプリSBI証券 先物・オプションアプリ取引所CFDアプリ -くりっく株365 マネックス証券アプリマネックストレーダー株式マネックストレーダー先物マネックストレーダーFXマネックストレーダー米国株MONEX TRADER CRYPTOSNS型投資アプリ「ferci」銘柄スカウターマーケットボードマネックストレーダー株式 タブレット マネックス証券は情報ツールが充実しており、国内株式の取引に役立ちます。SNSアプリ「ferci」を使えば、投資の情報について発信や情報共有が可能な点も魅力的です。SBI証券は、スマホアプリの取引ツールが細分化されているメリットがあります。例えば、積立取引のみに特化したい場合などに役立つでしょう。国内株式の手数料に違いがある国内株式の取引所や銘柄に大きな違いはありませんが、手数料が異なります。SBI証券には「国内株式取引手数料”ゼロ革命”」というプランがあり、インターネットコース(プランC含)のインターネット取引の場合は、手数料がかかりません。 ※電子交付設定等の諸条件を満たす必要があります。一方、マネックス証券には無料のコースはなく、取引コースに応じて手数料がかかります。取引毎手数料コースの場合、以下の手数料です。 1注文の約定金額 手数料(税込) 5万円以下 55円 5万円超10万円以下 99円 10万円超20万円以下 115円 20万円超50万円以下 275円 50万円超100万円以下 535円 100万円超150万円以下 640円 150万円超3,000万円以下 1,013円 3,000万円超 1,070円 一日定額手数料コースの場合、以下の手数料が適用されます。 100万円以下:550円 100万円超:300万円ごとに2,750円 ※月間の利用回数が多い人には割引あり。 手数料の面で比較すると、SBI証券の方が抑えられるでしょう。マネックス証券には手数料を還元するサービスがあるマネックス証券は手数料無料のコースはありませんが、「株式手数料充当ポイント」という、一部の手数料を還元してくれるサービスがあります。 一日定額手数料コースで日計り取引(※)の場合:片道分の手数料を還元 取引毎手数料コースで、月間手数料が30万円以上の場合:月間手数料の半額を還元 ※同一日に同一銘柄を「買い」「売り」すること そのため、マネックス証券で頻繁に取引する場合は手数料が抑えられるでしょう。外国株式の対象国に違いがある外国株式でSBI証券とマネックス証券が異なる点は、取り扱う国の数です。 証券会社 対象国 米国中国韓国ロシアベトナムインドネシアシンガポールタイマレーシア 米国中国 米国と中国以外の株式を取引したい場合、SBI証券が向いているでしょう。 住信SBIネット銀行との連携も可能! SBI証券詳細は公式サイトへ 米国株式の為替手数料が抑えられるのはSBI証券米国株式の取引手数料は共通していますが、為替手数料に違いがあります。 証券会社 手数料率 約定代金の0.495% 約定代金の0.495% 最低手数料 0米ドル 0米ドル 上限手数料 22米ドル 22米ドル 為替手数料(円→米ドル) 0円 0円 為替手数料(米ドル→円) 0円 1米ドルあたり0.25円 異なるのは「米ドル→円」の為替手数料です。SBI証券は無料ですが、マネックス証券は「1米ドルあたり0.25円」かかります。少しでもコストを抑えたい場合、SBI証券が向いているでしょう。中国株式の銘柄数や手数料はマネックス証券が充実外国株式全体で見るとSBI証券の方が充実していますが、中国株式はマネックス証券の取り扱い数が充実しています。 証券会社 対象銘柄 香港証券取引所メインボード・GEM上場のうち、自社で選定した銘柄 香港市場に上場するほぼ全銘柄(銘柄数は2,000超) また、中国株式の手数料にも違いがあり、マネックス証券が低い特徴を持ちます。 証券会社 手数料率 約定代金の0.286% 約定代金の0.275% 最低手数料 51.7香港ドル 49.5香港ドル 上限手数料 517香港ドル 495香港ドル 手数料や対象銘柄が充実しているため、中国株式に特化したい場合はマネックス証券が向いているでしょう。 dカードのクレカ積立で最大3.1%還元 マネックス証券詳細は公式サイトへ 投資信託の取扱銘柄数に違いがある投資信託の銘柄数で比較すると、SBI証券が充実しています。SBI証券は国内の証券会社でもトップクラスの銘柄数のため、投資信託を中心に取引する人に便利です。単元未満株の手数料やサービス内容に違いがある単元未満株とは、国内株式を100株未満の数量で買付できるサービスです。数百円から国内株式を購入できるため、投資初心者でも取引しやすいメリットがあります。単元未満株については、証券会社ごとにサービスが異なるため、確認しましょう。SBI証券は手数料が無料で、スプレッドもかかりません。一方マネックス証券はスプレッドはかかりませんが、売却時に手数料が発生します。 取引の種類 手数料 一般口座・特定口座買付 無料 一般口座・特定口座売却 0.55% NISA口座買付 無料 NISA口座売却 実質無料(全額キャッシュバック) 取引タイミングや注文時間も異なるため、以下を確認しましょう。 SBI証券:9:00、12:30、15:30のタイミングで買付・売却それぞれ1件ずつ取引可能(注文は24時間対応) マネックス証券:当日分の注文は11:30まで、以降の注文は翌営業日に約定 また、買付できる銘柄(取引所)がそれぞれ異なります。 証券会社 買付・売却どちらも可能 東京証券取引所 東京証券取引所名古屋証券取引所 売却のみ 名古屋証券取引所福岡証券取引所札幌証券取引所 福岡証券取引所札幌証券取引所 SBI証券は東京証券取引所のみですが、マネックス証券は名古屋証券取引所の取引も可能です。取引所の多さを重視したい場合はマネックス証券、コストを抑えたい場合はSBI証券が向いているでしょう。iDeCoの銘柄数や受取方法に違いがあるiDeCo(個人型確定拠出年金)とは、公的年金とは別で給付を受けられる私的年金制度です。ほかの年金制度とは異なり、掛金を自分で運用するのが特徴です。iDeCoの手数料はどちらの証券会社も共通していますが、銘柄数や受け取り方法が以下のように異なります。 証券会社 銘柄数 37銘柄 28銘柄 受給年数 5年10年15年20年 5〜20年(1年単位) 受給回数 年1回年2回年4回年6回 年1回年2回年3回年4回年6回年12回 銘柄数が多いのはSBI証券、年金受け取りの選択肢が豊富なのがマネックス証券です。重視したいポイントにあわせて証券会社を選びましょう。IPOの実績件数や抽選方法が異なるIPO(新規公開株式)とは、取引所に上場していない株式を上場し、新たに売り出すサービスです。2024年におけるIPOの実績件数は、以下の通りです。 SBI証券:76社 マネックス証券:50社 また、IPOを買付するには抽選に当選する必要がありますが、方法は証券会社ごとに異なります。 SBI証券:60%が完全平等、30%がチャレンジポイント(※)、10%は自社の基準で選定 マネックス証券:100%完全平等 ※チャレンジポイント:抽選・配分に外れた回数に応じて加算されるポイント。ポイントを使用すると当選しやすくなる SBI証券はチャレンジポイントを使うことで、欲しい銘柄の当選確率を上げられることがメリットです。一方でマネックス証券は完全平等抽選なので、ポイントがなくても当選確率が変わらないメリットがあります。SBI証券とマネックス証券の共通点SBI証券とマネックス証券には共通点もあります。以下の項目は、どちらでも大きな違いがありません。 NISA・投資情報の共通点 【投資情報】どちらも四季報やバロンズ・ダイジェスト、自社アナリストのレポートを閲覧できる 【NISA(成長投資枠)】どちらも国内株式、外国株式、投資信託を取り扱う 【NISA(つみたて投資枠)】どちらも200件以上の銘柄数 【投資情報】どちらも四季報やバロンズ・ダイジェスト、自社アナリストのレポートを閲覧できる どちらの証券会社でも、以下の投資情報を利用可能です。 市況情報・銘柄情報 四季報情報 投資情報メディア バロンズ・ダイジェスト 投資情報メディアやアナリストのレポートは、証券会社ごとに異なるものの、どちらも充実しています。【NISA(成長投資枠)】どちらも国内株式、外国株式、投資信託を取り扱うNISA(少額投資非課税制度)とは、株式や投資信託などの配当金(分配金)や売却益が非課税となる制度です。どちらの証券会社も、成長投資枠の投資先は共通しています。 投資信託 国内株式(ETF、J-REIT含む) 外国株式(ETF含む) ※一部対象外の銘柄あり また、成長投資枠で取引できる投資信託の取扱銘柄も1,000以上です。 SBI証券:1,263銘柄 マネックス証券:1,100銘柄以上 ただし、違いで説明した通り、外国株式はそれぞれの証券会社でラインナップが異なります。SBI証券は国数が豊富で、マネックス証券は中国株の銘柄が豊富なため、取引したい内容にあわせて選ぶとよいでしょう。【NISA(つみたて投資枠)】どちらも200件以上の銘柄数NISA(つみたて投資枠)は、長期の積立・分散投資に適した一定水準の投資信託のみを対象とする制度です。金融庁が指定した銘柄のみが対象で、2025年1月時点で303本が登録されています。つみたて投資枠の銘柄数は、どちらも200件以上を取り扱っており、幅広い選択肢から買付できます。 SBI証券:248銘柄 マネックス証券:234銘柄 対象の銘柄はそれぞれ異なるため、ご自身が取引したい方を選びましょう。【積立の頻度】SBI証券は「毎週」も選べる銘柄数に大きな違いはありませんが、積立の頻度が異なります。 証券会社 積立の頻度 毎日毎月毎週 毎日毎月 どちらの証券会社も「毎日」「毎月」が選べますが、SBI証券は「毎週」も選択可能です。細かく設定したい場合、SBI証券が向いているでしょう。SBI証券とマネックス証券はどっちが自分に合う?おすすめの人を解説どちらの証券会社を選ぶか迷う人は、クレジットカードや銀行・ポイントサービスの違いを確認しましょう。 証券会社 クレジットカード 三井住友カードOlive dカードマネックスカード 連携できる銀行 SBI新生銀行住信SBIネット銀行三井住友銀行 - 即時入金可能な銀行 関西みらい銀行セブン銀行スルガ銀行 SBI新生銀行ソニー銀行auじぶん銀行香川銀行静岡銀行荘内銀行北都銀行伊予銀行 ポイントサービス VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント マネックスポイントdポイント 上記の中にメインで使用する口座やクレジットカードがある人は、対象の証券会社を選ぶメリットがあります。また、それ以外の特徴を踏まえて、それぞれの証券会社が向いている人の特徴を紹介します。SBI証券がおすすめの人SBI証券は国内株式や投資信託、幅広い国に投資したい人に向いている証券会社です。国内株式の取引が中心の人SBI証券は国内株式の手数料が無料になるコースがあるため、コストを抑えて取引できます。また、単元未満株の手数料もマネックス証券に比べて抑えられるため、国内株式を中心に取引する場合に向いているでしょう。さまざまな国の株式を取引したい人SBI証券は外国株式の対象国数が9カ国で、マネックス証券より充実しています。どちらの証券会社も米国、中国株式は取り扱っていますが、以下の国と取引したい場合はSBI証券が向いているでしょう。 韓国 ロシア ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア 投資信託やNISA(つみたて投資枠)を中心に取引する人投資信託やNISA(つみたて投資枠)は、SBI証券が充実している傾向にあります。 対象商品 SBI証券のメリット 投資信託 マネックス証券に比べて銘柄数が多い(2,557本) NISA(つみたて投資枠) 積立の頻度を「毎日」「毎月」「毎週」から選べる また、SBI証券は「かんたん積立 アプリ」という積立投資専用のスマホアプリが提供されています。上記を踏まえると、投資信託を中心に取引する場合、SBI証券のメリットが大きいと言えるでしょう。マネックス証券がおすすめの人マネックス証券は、中国株式に特化している証券会社です。また、国内株式の取引に役立つツールも豊富なため、本格的に投資を始めたい人に向いているでしょう。中国株式を中心に取引する人マネックス証券は、中国株式の銘柄や手数料が充実しています。香港市場に上場するほぼ全銘柄を取り扱っているため、幅広い先に投資できることがメリットです。また、取引手数料率は「約定代金の0.275%」と、SBI証券に比べて0.011%抑えられます。中国株式をメインに取引する場合は、マネックス証券が適していると言えるでしょう。さまざまなツールを活用して取引したい人マネックス証券は国内株式の取引に役立つPCツールが充実しており、代表的なツールと特徴は以下の通りです。 ツール名 特徴 マルチボード500 100銘柄を1つの画面で表示できる株価更新ツール最大500銘柄まで登録可能 チャートフォリオ 銘柄を「チャートの形」から検索できるツール フル板情報ツール 全ての板情報を確認できるツール注文件数や引け情報も表示できる マーケットライダー 株価情報の更新ツール市況ニュースやランキングなども確認できる ほかにも取引に役立つツールが充実しているため、本格的に国内株式を取引したい場合に向いているでしょう。 dカードのクレカ積立で最大3.1%還元 マネックス証券詳細は公式サイトへ iDeCoの受け取りを「年金」で検討している人マネックス証券は、iDeCoの受け取りを「年金」にした場合の選択肢が豊富です。 受給年数 5〜20年(1年単位) 受給回数 年1回年2回年3回年4回年6回年12回 SBI証券の受給年数も「5年〜20年」ですが、5年単位でのみ設定できます。また、受給回数は「年3回」「年12回」が選べないため、受け取り方を細かく調整したい場合はマネックス証券が向いているでしょう。IPOの当選確率を上げたい人は両方の口座を保有しておくのもおすすめ複数の証券会社を持つことはメリットもあるため、迷っている人は検討してみましょう。特に、IPOに投資したい場合は複数の口座を利用するメリットが大きくなります。IPOは募集株数に対して申し込みの件数が上回るケースが多く、抽選などの方法で対象者が選ばれます。複数の証券会社でIPOを申し込みすることで、当選する確率を上げられるでしょう。また、IPOが割り当てられる証券会社・株数は銘柄ごとに異なります。片方の証券会社のみ扱う銘柄もあるため、どちらの口座も保有しておくとスムーズに申し込みできます。まとめSBI証券とマネックス証券は、取り扱う商品の特徴に細かい違いがあるものの、どちらを選んでも幅広い先に投資できます。取り扱う商品にこだわりがない場合は、クレジットカードや銀行、ポイントサービスなどの違いを比較するとよいでしょう。 証券会社 クレジットカード 三井住友カードOlive dカードマネックスカード 連携できる銀行 SBI新生銀行住信SBIネット銀行三井住友銀行 - 即時入金可能な銀行 関西みらい銀行セブン銀行スルガ銀行 SBI新生銀行ソニー銀行auじぶん銀行香川銀行静岡銀行荘内銀行北都銀行伊予銀行 ポイントサービス VポイントPontaポイントdポイントJALのマイルPayPayポイント マネックスポイントdポイント 国内株式や外国株式全体、投資信託が充実しているのがSBI証券です。マネックス証券は中国株式に特化しているのと、取引に役立つツールが充実しています。自分の取引スタイルに応じて証券会社を選びましょう。なお、ほかにもおすすめのネット証券を比較して選びたい人は、次の記事もご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
松井証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?手数料など違いを比較
「松井証券とマネックス証券はどっちがおすすめ?」「自分に合うネット証券はどっち?」とお悩みではありませんか。この記事では、松井証券とマネックス証券を比較し、どっちがおすすめなのか違いや共通点を解説します。NISAや手数料、銘柄数やクレジットカード積立投資、ポイント投資などを徹底比較します。比較した結果を先にお伝えすると、松井証券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。マネックス証券がおすすめな人の特徴は次のとおりです。松井証券とマネックス証券の詳細な比較は、本文中で解説します。この記事を参考にして、どっちが自分に合うのか選んでくださいね。どっちがおすすめ?松井証券とマネックス証券の違いを徹底比較まずはそれぞれの証券会社の違いを押さえましょう。違う点が分かればご自身にあった会社を選択できます。 松井証券とマネックス証券の違いを徹底比較 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は松井証券のみ無料でも取引可能 【取扱商品・銘柄数】主要商品はどっちも豊富!ただし中国株を取引できるのはマネックス証券 【機能・サービス】松井証券は会員専用銀行サービスを提供!マネックス証券は銘柄スカウターなど独自ツールが豊富 【クレカ積立・ポイント】松井証券はJCBカードで最大1%還元!マネックス証券はdカードで最大3.1%還元 【キャンペーン】どっちも多彩な特典を用意 【手数料】NISA・投資信託はどっちも無料!国内株は松井証券のみ無料でも取引可能松井証券とマネックス証券を比較すると、取引時の手数料に細かな違いがあります。まずは以下のイラストと表を確認しましょう。 ネット証券 松井証券 マネックス証券 NISA 投資信託・国内株・米国株が無料 投資信託・国内株・中国株が無料 ※1 投資信託 無料 国内株 25歳以下:無料26歳以上:1日の約定代金合計が50万円まで無料 現物:55円〜信用:99円〜 米国株(現物) 約定代金の0.495%(2.22米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 約定代金の0.495%(1.1010米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) ※1 一部に全額キャッシュバックによる実質無料を含みます。米国株は国内取引手数料のみ全額キャッシュバックされ、売却時手数料は有料です。さらに以下の比較ポイントをお伝えしますので、ご自身が気になる内容を確認しましょう。 NISA口座で中国株を取引したいならマネックス証券 25歳以下なら松井証券の国内株手数料は無料になる マネックス証券の国内株の手数料はコースにより最低55円から NISA口座で中国株を取引したいならマネックス証券松井証券とマネックス証券のNISA口座における取引手数料を比較すると、投資信託・国内株はどっちも無料で取引可能です。中国株に関しては、マネックス証券では手数料無料で取引できる一方、松井証券では商品の取り扱いがありません。中国株を取引したい人は、マネックス証券を選ぶとよいでしょう。 ネット証券 松井証券 マネックス証券 投資信託 無料 国内株 無料 無料 ※1 米国株 無料 国内取引手数料が無料売却時の現地取引費用は有料 ※1 中国株 取扱なし 無料 ※1 ※1 一部に全額キャッシュバックによる実質無料を含みます。米国株は国内取引手数料のみ全額キャッシュバックされ、売却時手数料は有料です。なおマネックス証券のNISA口座の手数料は、一部取引に全額キャッシュバックによる実質無料を含みます。マネックス証券でNISA口座を開設して取引する人は、事前に確認しておきましょう。25歳以下なら松井証券の国内株手数料は無料になる松井証券は、25歳以下なら国内株を手数料無料で取引できます。さらに26歳以上も、1日の約定代金が合計50万円までは手数料無料です。松井証券の手数料は1日の約定代金の合計金額で算出される仕組み。松井証券の国内株の売買手数料の要点をまとめると、次のとおりです。 松井証券の国内株の売買手数料 25歳以下なら一律無料 1日の約定代金合計が50万円までは無料 50万円を超えて100万円までは1,100円 以降100万円ごとに1,100円を加算 1日の手数料上限は110,000円 比較対象のマネックス証券では国内株の売買手数料は無料にはなりません。国内株を手数料無料で取引したいなら、松井証券を選びましょう。マネックス証券の国内株の手数料は無料にはならないが55円からスタートする特定条件を満たすことで手数料がかからない松井証券と異なり、マネックス証券は必ず国内株で手数料が必要です。しかし、55円からスタートするため、手数料を抑えられる可能性もあるでしょう。マネックス証券で国内株を取引する場合、取引毎手数料コースと一日定額手数料コースという2つのコースから選べます。取引毎手数料コースは1回の約定代金に応じて手数料がかかるコースで、具体的な金額は次のとおりです。◯取引毎手数料コース 取引種別 約定代金 手数料 現物 〜5万円 55円 〜10万円 99円 〜20万円 115円 〜50万円 275円 〜100万円 535円 〜150万円 640円 〜3,000万円 1,013円 3,000万円超 1,070円 信用 〜10万円 99円 〜20万円 148円 〜50万円 198円 50万円越 385円 一日定額手数料コースは、1日の約定代金の合計金額に応じて手数料が計算されるコース。現物も信用も合計対象となり、具体的な手数料は次のとおりです。◯一日定額手数料コース 1日の約定代金合計 手数料 〜100万円 550円 〜300万円 2,750円 〜600万円 5,500円 以降300万円ごと 上記金額に2,750円を加算 【取扱商品・銘柄数】主要商品はどっちも豊富!ただし中国株を取引できるのはマネックス証券松井証券とマネックス証券を比較すると、取扱商品・銘柄数に違いがあります。 ネット証券名 取扱商品の違い 松井証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 投資信託 ETF・ETN 外貨建てMMF ロボアドバイザー(投信工房) 新規公開株式(IPO) REIT(リート) 先物・オプション FX 外国為替 マネックス証券 NISA iDeCo 国内株 米国株 中国株 投資信託 ETF・ETN 外貨建てMMF ロボアドバイザー(ON COMPASS・マネックスアドバイザー) 新規公開株式(IPO) 株式公開買付(TOB) REIT(リート) 債券 先物・オプション FX 外国為替 CFD 金・プラチナ 私募ファンド(二項有価証券) どっちもNISA・投資信託・国内株・米国株などの主要な商品は取り扱っている一方、細かい商品はマネックス証券のほうが充実しています。例えば松井証券では中国株を購入できないので、中国株に投資したい人はマネックス証券を選びましょう。【機能・サービス】松井証券は会員専用銀行サービスを提供!マネックス証券は銘柄スカウターなど独自ツールが豊富松井証券とマネックス証券を比較すると、用意されている機能・サービスに違いがあります。松井証券は、会員専用の銀行サービスを用意。証券口座との自動入出金が可能なほか、預金金利やデビットカードなどさまざまな面でお得に利用できます。一方のマネックス証券は、投資・資産管理に役立つ独自のツールが豊富。例えば投資対象の銘柄を簡単に探せるマネックス銘柄スカウターなどがあり、本格的な資産運用に向いています。 ネット証券名 機能・サービスの違い 松井証券 日本株・米国株・投信など目的別にスマホアプリを用意 パソコン・タブレットで使える高機能なツール 会員専用銀行サービスのMATSUI Bank 簡単かつ低コストなロボアドバイザーの投信工房 簡単にライフプランを立てられる松井FP~将来シミュレーター~ マネックス証券 投資・資産運用に役立つ豊富なツール 特徴が異なる2つのロボアドバイザー 投資対象の銘柄を簡単に探せるマネックス銘柄スカウター 富裕層向けの対面型資産運用サービスのマネックスPBサービス 対象会社の株式委託手数料が無料になる優遇サービス 両方のネット証券の機能・サービスを比較し、自分にとって魅力的なほうを選びましょう。【クレカ積立・ポイント】松井証券はJCBカードで最大1%還元!マネックス証券はdカードで最大3.1%還元松井証券とマネックス証券を比較すると、クレジットカード積立投資やポイント投資、ポイントサービスなどに違いがあります。まずは、以下のイラストと表で違いを把握しましょう。 ネット証券名 クレカ積立・ポイントの違い 松井証券 JCBカードのクレカ積立で最大1%還元!キャンペーン中は最大7%還元 松井証券ポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有すると最大1%の松井証券ポイントが貯まる マネックス証券 マネックスカードでクレカ積立すると最大1.1%のマネックスポイントが貯まる dカードでクレカ積立すると最大3.1%のdポイントが貯まる マネックスポイントまたはdポイントを使ったポイント投資に対応 対象の投資信託を保有すると最大0.26%のマネックスポイントが貯まる マネックス証券はdカード積立で最大3.1%還元!マネックスカード積立なら最大1.1%還元マネックス証券は、dカードまたはマネックスカードを使ったクレカ積立に対応しています。ポイント還元率はdカードなら最大3.1%、マネックスカードなら最大1.1%です。dカードで積立投資をする場合、さまざまな要素が影響してポイント還元率が決定します。dカード積立のポイント還元率に影響する要素は、次のとおりです。 dカード積立のポイント還元率に影響する要素 dカードのランク(一般・ゴールド・プラチナ) 月間積立金額 ※1 口座種別(NISA口座・課税口座) ※1 ドコモの通信プランとしてポイ活プランを契約 ※1 dカード積立開始記念キャンペーン開催期間中 ※1 入会初年度または2年目以降 ※2 クレジットカードのショッピング利用代金 ※2 ※1 ゴールド・プラチナの場合に影響 ※2 プラチナの場合に影響 上記を踏まえ、dカード積立におけるランク別の最大ポイント還元率をまとめると、次のとおりです。◯dカード積立のランク別の最大ポイント還元率 カードランク 還元率 キャンペーン期間中の還元率 ※1 プラチナ 最大3.1% ※2 最大10% ゴールド 最大1.1% 最大5% 一般 最大1.1% キャンペーン非対象 ※1 2025年9月時点で開催中のdカード積立開始記念キャンペーン。 ※2 ドコモの対象ポイ活プランを契約すると最大4.1%にアップ。一方、マネックスカードを使って積立投資をした場合のポイント還元率は次のとおりです。◯マネックスカードによる投信積立のポイント還元率 積立金額 ポイント還元率 5万円以下の部分 1.1% 5万円超〜7万円以下の部分 0.6% 7万円超〜10万円以下の部分 0.2% 仮に上限金額の月10万円を積み立てた場合、毎月730ポイントを獲得可能です。松井証券はJCBカードのクレカ積立で最大1%還元!キャンペーン中は最大7%還元これまでクレジットカードによる積立投資には非対応だった松井証券。しかし2025年5月から、JCBカードを使ったクレジットカード積立投資ができるようになりました。クレカ積立によるポイント還元率はJCBカードの券種により異なり、次のとおりです。 券種 還元率 ・JCBカードS ・JCBカードW ・JCBカードW plus L ・その他一般カード 最大0.5% ・JCBゴールド ・JCBゴールド ザ・プレミア ・JCBプラチナ ・JCBザ・クラス 最大1% さらにキャンペーン適用で、券種を問わずポイント還元率が最大6%アップします。最大6%アップには各種条件の達成が必要なため、公式サイトで確認しましょう。【キャンペーン】どっちも多彩な特典を用意松井証券とマネックス証券を比較すると、内容は違うもののどっちも多彩なキャンペーンを開催しています。 ネット証券名 2025年9月のキャンペーン 松井証券 新規デビュープログラム NISA応援プログラム クレカ積立デビューキャンペーン MATSUI Bank 円普通預金 & NISA口座開設で現金10,000円プレゼントキャンペーン マネックス証券 【最大10%還元】dカード積立開始記念キャンペーン 【d払いでのお買物で20%還元】マネックス証券口座とのdアカウント連携キャンペーン 最大20万円キャッシュバック!信用取引デビューキャンペーン 毎月最大2,000ポイント!NISAでポイントザクザクプログラム 米国株デビュー応援! 手数料キャッシュバック NISAや投資信託、米国株などをお得に取引可能。お得なキャンペーンを利用して各種商品を取引開始してください。 申し込みはこちら 松井証券 国内株の手数料が25歳以下なら無料!26歳以上も1日の約定代金合計50万円までは手数料無料。国内株をお得に取引したい人におすすめのネット証券です。 詳細へ マネックス証券 投資・資産運用に役立つツールが豊富!dカードでクレカ積立なら最大3.1%、マネックスカードでクレカ積立なら最大1.1%還元されます。 詳細へ 松井証券とマネックス証券の共通点松井証券とマネックス証券を比較すると、両方のネット証券に共通する特徴やサービスもあります。以下の要素を重視する場合、どちらを選んでも問題ないといえるでしょう。 松井証券とマネックス証券の共通点 【NISA】どっちも投資信託と国内株の手数料無料 【スマホアプリ】どっちも高機能なアプリを提供 【口座開設】どっちもスピーディーに作れる!松井証券は最短即日でマネックス証券は最短翌営業日 【取り扱い銘柄数】松井証券とマネックス証券の取扱銘柄数はほぼ同等 【NISA】どっちも投資信託と国内株の手数料無料松井証券とマネックス証券を比較すると、どっちもNISAに対応している点が共通しています。さらにNISAのサービス内容も、次のように多くの点が共通しています。 松井証券とマネックス証券のNISAの共通点 どっちも投資信託と国内株手数料を無料で取引できる ※1 NISAでもクレジットカード積立投資できる NISA対象の投資信託銘柄数もほぼ同等 ※1 マネックス証券は一部の取引で全額キャッシュバックにより実質無料となります。 なお、米国株に関してはマネックス証券のみ、売却時に一部費用がかかります。NISA口座で米国株を取引したいなら、松井証券がおすすめです。【スマホアプリ】どっちも高機能なアプリを提供松井証券とマネックス証券を比較すると、どっちも取引や資産管理に役立つ高機能なアプリを提供している点は同じで、用途や目的に応じて複数のアプリから使い分けられる点も共通しています。 ネット証券名 スマホアプリの違い 松井証券 日本株アプリ 米国株アプリ 投信アプリ FXアプリ 先物OPアプリ MATSUI Bankアプリ マネックス証券 マネックス証券アプリ マネックストレーダー株式 スマートフォン マネックストレーダー先物 スマートフォン マネックストレーダーFX スマートフォン マネックス証券 米国株 スマートフォン MONEX TRADER CRYPTO SNS型投資アプリ「ferci」 スマホアプリを重視してネット証券を選びたい人は、それぞれのアプリの操作性や特徴、レビューを比較して選びましょう。【口座開設】どっちもスピーディーに作れる!松井証券は最短即日でマネックス証券は最短翌営業日松井証券とマネックス証券を比較すると、どっちもスピーディーに口座開設できる点が共通しています。インターネットから申し込めば松井証券は最短即日で口座してすぐに取引開始できます。一方のマネックス証券は、ネット申し込みで最短翌営業日に口座開設が完了します。どっちの証券会社を選んでもスピーディーに取引を開始できますが、どうしても今日中に取引を始めたいと考える人は、最短即日で口座開設できるマネックス証券を選ぶとよいでしょう。【取り扱い銘柄数】松井証券とマネックス証券の取扱銘柄数はほぼ同等松井証券とマネックス証券の主要商品の取扱銘柄数を比較すると、どっちもほぼ同等の数が取り扱われています。豊富な銘柄数から投資先を検討したい人は、どっちのネット証券を選んでも満足できるでしょう。松井証券とマネックス証券の取扱銘柄数は、次のとおりです。 商品 松井証券 マネックス証券 投資信託 1,882銘柄 1,783銘柄(外貨建てMMF含まず) NISA つみたて投資枠の対象投資信託 245銘柄 264銘柄 NISA 成長投資枠の対象投資信託 1,152銘柄 1,101銘柄 米国個別株 4,900銘柄以上 4,461銘柄 米国ETF 427銘柄 462銘柄 中国個別株 取扱なし 2,000銘柄超 (2021年2月時点) IPO 55銘柄 (2024年実績) 50銘柄 (2024年実績) ※2025年9月時点の情報です。なお、松井証券は中国株を取り扱っていません。中国株を取引したい人はマネックス証券を選びましょう。どっちが自分に合う?おすすめの人を解説どちらの証券会社が向いているのかを紹介します。まずは、基本情報を押さえましょう。 証券会社 松井証券 マネックス証券 NISA 対応 NISA口座の手数料 国内株・米国株・投資信託が無料 無料 ※1 投資信託の手数料 無料 国内株の手数料 25歳以下:無料26歳以上:1日の約定代金合計が50万円まで無料 現物:最低55円〜信用:最低99円〜 NISA対象の投資信託銘柄数 つみたて投資枠:245銘柄成長投資枠:1,152銘柄 つみたて投資枠:264銘柄成長投資枠:1,101銘柄 投資信託の銘柄数 1,882銘柄 1,783銘柄(外貨建てMMF含まず) スマホアプリ 日本株アプリ、米国株アプリ、ほか マネックス証券アプリ、マネックストレーダー株式 スマートフォン、ほか クレカ積立 JCBカードで最大1%還元 dカードで最大3.1%還元マネックスカードで最大1.1%還元 ポイント投資 松井証券ポイント dポイントマネックスポイント 口座開設完了 最短即日 最短翌営業日 ※1 全額キャッシュバックによる実質無料を含む。松井証券とマネックス証券はどっちが自分に合うか知りたい人に向けて、それぞれのネット証券がおすすめな人の特徴を紹介します。松井証券がおすすめの人松井証券がおすすめの人は、次のとおりです。松井証券は、多彩な取引手数料が無料のネット証券。NISA口座・投資信託の取引手数料が無料であり、さらに条件を満たすと課税口座の国内株の売買にかかる手数料も無料になります。まず25歳以下の人なら誰でも国内株の手数料が無料。26歳以上なら、1日の約定代金が50万円までなら手数料無料で取引できます。また松井証券には会員専用の銀行サービスであるMATSUI Bankがあります。MATSUI Bankには、簡単に資金移動をおこなえるほか好金利な預金、還元率が高いデビットカードなどのメリットがあります。そのほか松井証券は、2025年5月からJCBカードによる積立投資ができるようになりました。これらの特徴に魅力を感じる人には松井証券がおすすめです。 国内株を手数料無料から取引できる 松井証券詳細は公式サイトへ マネックス証券がおすすめの人マネックス証券がおすすめの人は、次のとおりです。マネックス証券は、26歳以上かつ国内株の約定代金が1日50万円を超える人におすすめ。比較対象の松井証券は25歳以下または1日50万円までは手数料無料ですが、それ以上は有料です。1日あたりの約定代金に応じた手数料は、松井証券よりマネックス証券のほうが割安になる場合があります。両方の手数料を比較して、どっちのほうが費用を抑えて取引できるか検討しましょう。またマネックス証券では、松井証券が取り扱っていない中国株を購入可能。dカードを使って積立投資すると最大3.1%が還元される点も特徴です。以上の特徴に魅力を感じる人は、マネックス証券を選ぶのがおすすめです。 dカードのクレカ積立で最大3.1%還元 マネックス証券詳細は公式サイトへ まとめとよくある質問この記事では松井証券とマネックス証券を比較し、違いや共通点を解説しました。松井証券とマネックス証券はどっちが自分に合う?と悩む人に向けて、それぞれのネット証券がおすすめな人の特徴をおさらいすると、次のとおりです。 ネット証券名 おすすめな人の違い 松井証券 国内株を手数料無料から取引したい人 会員専用の銀行サービスを利用したい人 JCBカードで積立投資したい人 最短当日に口座開設したい人 マネックス証券 26歳以上かつ国内株の約定代金が1日50万円を超える人 中国株に投資したい人 銘柄スカウターなどの独自ツールを使いたい人 dカードまたはマネックスカードで積立投資したい人 なお、ほかにもおすすめのネット証券を比較して選びたい人は、次の記事もご覧ください。 関連記事 おすすめのネット証券を比較した記事はこちら ここから、松井証券とマネックス証券の違いについてよくある質問に回答します。松井証券とマネックス証券のiDeCoの違いは? ネット証券名 iDeCoの違い 松井証券 運営管理手数料は誰でも無料 取扱銘柄数は40種類 iDeCoの投資信託の保有で最大1%のポイント還元 電話サポートの受付時間は平日8:30〜17:00 マネックス証券 運営管理手数料は誰でも無料 取扱銘柄数は28種類 iDeCoの投資信託はポイント還元サービスの対象外 電話サポートは土曜日も対応!受付時間は平日9:00〜20時、土曜9:00〜17:00 松井証券とマネックス証券を比較すると、iDeCo(個人型確定拠出年金)に対応している点、運営管理手数料が無料である点はどっちも同じ。ただしその他のサービス内容には違いがあります。取扱銘柄数は松井証券のほうが多く、40種類あります。また松井証券ではiDeCoの投資信託の保有で最大1%のポイントが貯まる点も、マネックス証券より優れています。一方でマネックス証券は、土曜日も電話サポートに対応している点が優れています。松井証券は平日のみの対応のため、土曜日に電話で相談したい人はマネックス証券を選びましょう。IPOの違いは? ネット証券名 IPOの違い 松井証券 2024年のIPO取扱実績は55銘柄 前受金不要のため口座残高なしで抽選に参加できる 配分予定数量の70%以上が完全平等抽選 マネックス証券 2024年のIPO取扱実績は50銘柄 抽選に参加するには前受金が必要 完全平等抽選のため誰にでもチャンスがある 松井証券とマネックス証券を比較すると、IPO銘柄を取り扱っている点は共通です。2024年のIPO取扱実績は、松井証券が55銘柄でマネックス証券が50銘柄です。松井証券のIPOは、前受金不要で抽選に参加できる特徴があります。マネックス証券は前受金が必要なため、この点にメリットを感じる人は松井証券を選びましょう。一方のマネックス証券は、抽選が完全平等で誰にでもチャンスがある特徴があります。松井証券の完全平等抽選は配分予定数量の70%以上であるため、この点に魅力を感じるならマネックス証券を選びましょう。松井証券とマネックス証券の米国株の違いは? ネット証券名 米国株の違い 松井証券 銘柄数は個別株が4,487銘柄、ETFが463銘柄 NISA口座なら米国株の売買手数料が無料 現物の取引手数料は約定代金の0.495%(2.22米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 為替手数料は購入時も売却時も無料 マネックス証券 銘柄数は個別株が4,461銘柄、ETFが462銘柄 NISA口座なら米国株の国内取引手数料が全額キャッシュバック(現地手数料は有料) 現物の国内取引手数料は約定代金の0.495%(1.1010米ドル以下は無料、手数料上限22米ドル) 現地取引費用は約定代金1米ドルにつき0.0000278米ドル(小数点以下第3位切上げ、最低0.01米ドル) 為替手数料は購入時無料!売却時は25銭 米国ETFの対象銘柄の現物取引は買付手数料が全額キャッシュバック ※2025年9月時点の情報です。松井証券とマネックス証券の米国株を比較すると、銘柄数は個別株・ETFともにマネックス証券のほうが多くなっています。松井証券はNISA口座なら米国株の売買手数料が無料になります。マネックス証券は国内取引手数料が全額キャッシュバックされますが、現地手数料は有料。NISA口座において手数料無料で米国株を取引したいなら、松井証券を選びましょう。なおマネックス証券では、米国ETFの対象銘柄を現物で購入する場合、買付手数料が全額キャッシュバックされます。松井証券には同様のサービスがないため、米国ETFをメインに取引したい人はマネックス証券を選びましょう。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。 -
投信工房で新NISAを活用する方法は?評判・口コミやウェルスナビとの比較も解説
投信工房は、松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。助言型でありながら無料で自動リバランス機能が利用でき、新NISA口座を使った運用もできます。ただ、ウェルスナビをはじめとした投資一任型ロボアドバイザーとの違いや、投信工房で新NISA口座を使う方法がわからず、投信工房で投資を始めるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。投信工房は、費用を抑えつつ自分好みのポートフォリオで運用したい方におすすめできます。投信工房の使い方さえ理解できれば、ロボアドバイザーの手数料を支払わずに、投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が可能です。この記事では、投信工房の特徴や新NISA口座を活用した具体的な使い方を紹介します。後半では、投信工房のサービス内容を詳しく知りたい方向けに、利用者の評判・口コミや利用するメリット・デメリットも解説しています。「これからロボアドバイザーで投資を始めたいけど、費用が安くて自分好みのポートフォリオが組めるサービスを使いたい」という方は、ぜひ当記事を参考に投信工房を利用するかご検討ください。 松井証券を利用するメリット 新NISAでお任せ運用ができる 松井証券の投信工房は投資信託を利用するので、新NISA口座で運用することが可能。投資枠に余裕があれば、投資信託は投信工房で運用しつつ、国内株・米国株も新NISA口座で保有できる。 投資信託の保有で最大1%還元! 投信信託の保有残高に応じて、年率最大1%の松井証券ポイントを還元。この還元率は、主要ネット証券の同様サービスと比較して最大値。(※1)貯まった松井証券ポイントは、対象の投資信託でポイント投資ができたり、他社ポイントとの交換で使えたりできる。 専任スタッフに株取引の相談ができる! 対面証券会社と同じように、株取引に関する相談を専任スタッフに電話で受けられる。一般的なネット証券会社は、取引手数料を安くする代わりに対面サポートサービスが充実していないが、松井証券はネット証券会社でありながら対面サポートサービスにも力を入れている。 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める ※1:オンライン証券大手5社(当社、SBI証券、三菱UFJ eスマート証券、マネックス証券、楽天証券)と比較投信工房とは松井証券の助言型ロボアドバイザー 投信工房の基本情報 運用タイプ 運用コース コース変更 投資対象 助言型 5コース ○ インデックス型投資信託 手数料 投資商品の保有コスト 最低投資額 最低積立額 なし 最大0.15%※1 100円 100円 新NISA対応 税金最適化機能 下落幅軽減機能 アプリ対応 ○※成長投資枠のみ × × ○ 2025年9月作成 ※手数料・投資商品のコストはすべて年率・税込。 ※1:モデルポートフォリオの場合投信工房とは、ネット証券会社の松井証券が提供する助言型ロボアドバイザーです。一般的な助言型ロボアドバイザーは、おすすめのポートフォリオの提案をおこなってくれますが、投資一任型ロボアドバイザーのようなお任せ投資機能は付いていません。その代わり、手数料が投資一任型ロボアドバイザーと比べて割安です。松井証券の投信工房は、手数料無料で自動リバランス機能が利用できます。購入手続きとリバランス設定さえ済ませれば、投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が始められます。提案されるポートフォリオは松井証券で取り扱う投資信託で作られるので、NISA口座で保有することも可能です。ウェルスナビとの違いを比較投信工房を利用するか検討している方のなかには、投資一任型ロボアドバイザーのウェルスナビとの違いが気になっているでしょう。そこで、運用者数がNo.1(※1)のウェルスナビとの違いを比較してみました。 投信工房 ウェルスナビ 運用タイプ 助言型 投資一任型 投資先 投資信託 海外ETF 運用コース数 5コース 5コース 手数料 - 年率1.1%(税込) 購入手続き 必要 不要 自動リバランス ◯ ◯ 新NISA対応 ◯ ◯ 税金最適化機能 × ◯ 2025年9月作成 まずリスク許容度診断とポートフォリオ提案は、投信工房・ウェルスナビどちらも提供されています。質問内容や具体的な提案内容は、それぞれ異なります。実際に運用を始めるには、投信工房ではご自身で購入手続きをおこなわないといけません。ウェルスナビならご自身が設定した投資金額を入金するだけで、運用に必要な作業をすべて自動でおこなってくれます。その代わり、ウェルスナビを利用するには年率1.1%(税込)の手数料が発生します。投信工房の手数料は無料なので、ご自身でポートフォリオの設定と購入手続きさえできれば、手数料なしでウェルスナビと同じようなお任せ運用が可能です。新NISA口座はどちらも利用できますが、松井証券で新NISA口座を開設すれば、個別株も新NISA口座で保有できます。一方、ウェルスナビの新NISAでは、ウェルスナビで投資している資産しか保有できません。以上を踏まえると、投信工房はご自身で運用する部分がある代わりに手数料が無料で、ウェルスナビはすべてお任せできる分手数料がかかる点に違いがあります。上記の違いを比較して、投信工房かウェルスナビどちらを利用するか検討してください。もしウェルスナビが気になった方は、以下の記事に詳細情報をまとめていますので、あわせてご参照ください。 関連記事 ウェルスナビの評判・口コミの詳細は、こちらの記事にまとめています。 次章では、投信工房の具体的な使い方を解説します。費用をかけずにロボアドバイザーでお任せ運用を始めたい方は、このまま読み進めてください。 ※1:一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年12月時点) ロボアドバイザー(投信工房)は新NISA(旧つみたてNISA)対応!使い方を解説ここでは、新NISA口座を活用した投信工房の使い方を解説します。具体的な流れは以下のとおりです。 投信工房を始める手順 松井証券で口座開設 投信工房でリスク許容度診断 積立投資の購入手続き 自動リバランスの設定 以下の流れでおこなれば、新NISAを利用しつつ投信工房でお任せ運用が始められるので、順番に見ていきましょう。松井証券で口座開設まずは、松井証券で口座開設をおこないます。松井証券の公式サイトにアクセスして口座開設ページへ進み、メールアドレスを登録してください。登録後、口座開設フォームのURLが記載されたメールが届くので、そのままメールを開封して申し込みフォームへアクセスしましょう。申し込みフォームでは、以下の内容を記入していきます。 松井証券口座を開設する流れ 基本情報(氏名・住所・勤務先情報) MATSUI Bank口座開設の選択 特定口座開設の選択 投資方針(投資目的・経験年数) 新NISA・信用口座・FX口座開設の選択 投信工房で新NISA口座を利用したい場合は、この時点で「口座開設する」にチェックを入れておきましょう。ちなみにMATSUI Bankとは、松井証券を利用している方限定の銀行サービスです。松井証券口座と連携して、取引時に銀行口座からの自動入金やATM手数料が月5回まで無料など、さまざまなサービスが利用できます。必要事項の記入が完了したら、本人確認手続きに移ります。手続き方法は、スマートフォンでの撮影・画像のアップロード・郵送の3種類用意されています。スマートフォンでの撮影を利用すれば、最短即日で口座が開設されるのでおすすめです。指定された本人確認書類を用意し、画面の指示に従って書類とご自身の顔を撮影してください。本人確認手続きが完了したら、最後にマイナンバー登録をおこないます。マイナンバーカード・通知カード・マイナンバーが記載された住民票いずれかを用意して、撮影・アップロードしてください。以上で、口座開設の手続きは完了です。後日、松井証券から口座開設完了のメールが届けば、松井証券で取引が始められます。投信工房でリスク許容度診断松井証券の口座開設が完了したら、さっそく投信工房でリスク許容度を診断しましょう。松井証券会員サイトの投資信託ページにアクセス、もしくは松井証券のスマホアプリ「投信アプリ」をダウンロードしてください。リスク許容度の診断では、以下8つの質問に回答します。 リスク許容度診断の質問項目 年齢 資産運用の目的 年収 投資経験年数 金融用語の理解度 損失発生時の対応 投資方針の考え方 積立投資の予定 診断結果には、ご自身のリスク許容度・おすすめのポートフォリオ・各資産クラスのおすすめ銘柄・過去の市場の値動きに基づく運用シミュレーションがまとめられています。そのまま提案されたポートフォリオを登録してもかまいませんし、資産配分や銘柄を自由に調整することも可能です。積立投資の購入手続きポートフォリオの設定が完了したら、メニューの「ポートフォリオ購入」をタップして、購入手続きへ進みましょう。「ポートフォリオ購入」では、提案されたポートフォリオの各銘柄を一括して注文することが可能です。毎月の積立金額・口座区分・購入配分を設定してください。新NISA口座で運用したい場合は口座区分で新NISAを選び、成長投資枠かつみたて投資枠どちらで保有するか選択しましょう。購入配分とはポートフォリオの各銘柄をどのような配分で購入するかを指し、以下の2種類から選択します。 積立投資の購入配分 目標比率に近づくように 現在の保有残高と目標ポートフォリオを比較して、目標に近づくように各投資信託の購入金額を配分 目標比率のとおりに 目標ポートフォリオに設定している資産配分比率のとおりに、各投資信託の購入金額を配分 1つ目を選択すれば、毎回の積立投資時にポートフォリオの資産配分を調整してくれます。2つ目を選択すれば、ポートフォリオの資産配分がどのように変化しているか、確認しながら積立投資することが可能です。注文内容を設定したら、運用する各投資信託の目論見書を閲覧して発注すれば完了です。自動リバランスの設定最後に、自動リバランスを設定します。投信工房では、リバランスの実施頻度をご自身で設定することが可能です。メニューの「注文」から「リバランス」をタップすれば、リバランスの設定画面へ進められます。年間のリバランス回数と実施日時を設定し、口座区分を選択して発注すれば、自動リバランスの設定は完了です。以上、新NISA口座で投信工房を始める方法を解説しました。ここまでできれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同じようなお任せ運用が実現します。手数料をかけずにロボアドバイザーのお任せ運用を始めたい方や、新NISA口座でロボアドバイザーを使いたい方は、松井証券の投信工房を利用をしましょう! 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める 次章からは、投信工房の評判・口コミを調査し、投信工房を利用するメリット・デメリットを詳しく解説します。投信工房の詳細内容を知りたい方は、次章以降もご参照ください。評判・口コミで人気度を徹底調査!利用者の評価は?ここでは、投信工房の評判・口コミ内容をまとめています。良い評判・口コミ・悪い評判・口コミどちらも掲載していますので、実際に投信工房を利用している人の評価が知りたい方は、ぜひ確認してください。良い評判・口コミ ★★★★★5 投信工房、いつでも自由にリバランスできるのが良い ★★★★4 松井証券の投信工房は、使い方によっては凄く便利。 利用料は無料で投資信託の信託報酬しかかからないし、銘柄も自由に選べるから、信託報酬が安い銘柄を選べば年率0.15%くらいで長期運用できる。 ★★★★★5 WealthNavi引退して、松井証券の投信工房に移住しました。やっぱ手数料が無料なのがデカい。 以上が投信工房の良い評判・口コミです。どの口コミも、自由にポートフォリオやリバランスを設定できる点や手数料がかからない点に評価が集まっています。投信工房では、リスク許容度診断で提案されたモデルポートフォリオで運用を始められますが、投信工房の利用者のなかには自分で資産配分や運用銘柄を調整している人もいらっしゃいます。また、もともと投資一任型ロボアドバイザーを利用していたが、利用料が無料の投信工房に乗り換えた口コミも見受けられました。ロボアドバイザーを利用して長期運用をする以上、費用を抑えられる方を選ぶ人もいるようです。悪い評判・口コミ ★★★3 投信工房の設定はパソコンのほうがやりやすい。アプリも同じようになってくれたらなぁ。 ★★2 投信工房は低価格で自動リバランスできるのはうれしいけど、ポートフォリオだけの運用残高が見れないのが玉にキズ。 以上が投信工房の悪い評判・口コミです。投信工房のサービス自体よりも、使用感に対する悪い口コミが見受けられました。投信工房はパソコン・スマートフォンアプリどちらでも使えますが、口コミによるとパソコンのほうが使いやすいとのこと。ただ、人によっては気にならない場合もあるので、実際に使ってみて確認するのがおすすめです。もう1つ悪い評判・口コミとして挙げられたのは、投信工房で運用しているポートフォリオの残高が確認できないことでした。投信工房は松井証券の投資信託の1サービスなので、保有残高は 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める 続いては評判・口コミを踏まえつつ、新NISA口座で投信工房を利用するメリット・デメリットを解説します。松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリット松井証券のロボアドバイザー(投信工房)を利用するメリットは、下記のとおりです。 投信工房のメリット 手数料無料で自動リバランス機能が使える 実質的なコストは平均年率0.15%の信託報酬のみ 新NISA口座で運用できる ポートフォリオは自由にカスタマイズできる 最低100円から始められる 投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元 株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる 手数料無料で自動リバランス機能が使える一般的な助言型ロボアドバイザーは、文字通りおすすめのポートフォリオや銘柄を助言するだけのサービスなので、運用に関わる作業はご自身でおこなわいといけません。特にリバランスは、各資産をどれくらい売買すれば元のポートフォリオに戻るか、毎回計算して取引する必要があります。投資一任型ロボアドバイザーであれば、このリバランスをお任せできますが、その分手数料を支払わないといけません。しかし松井証券の投信工房には、助言型でありながら自動リバランス機能が搭載されています。この機能を利用すれば、お好きな頻度でリバランスが実施され、自動でポートフォリオを元に戻すことが可能です。購入時に自動でリバランスを実施する機能も付いており、毎回の積立投資時に元の資産配分に戻るよう、自動で各銘柄の購入金額を調整してくれます。任意のタイミングでリバランスを実施することも可能で、相場が急変してポートフォリオが大きく崩れたときに役立てられます。この3つの自動リバランス機能を活用すれば、手数料が無料でありながら、投資一任型と同じようなお任せ運用が実現します。(※1)運用前のポートフォリオやリバランスの設定が煩わしくなければ、松井証券の投信工房のほうがお任せ運用をしながら費用を抑えられるのでおすすめです。 ※1:手数料は無料ですが、運用する投資信託の信託報酬は別途発生します。新NISA口座で運用できる投信工房で提案されるポートフォリオは、松井証券で取り扱われている投資信託で作成されるので、新NISA口座で保有することが可能です。新NISA口座で投信工房を利用すれば、お任せ運用をしながら運用益を非課税にできます。さらに、松井証券で新NISA口座を開設すれば、国内株と米国株も新NISA口座で保有可能です。投信工房を使ったお任せ運用と個別株投資が、新NISA口座内で同時におこなえます。ロボアドバイザー・個別株どちらも新NISA口座で保有したい方は、松井証券で新NISA口座を開設しましょう。ちなみに松井証券の新NISA口座なら、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。利益を非課税にしつつ、株式の取引で発生する手数料も抑えられます。実質的なコストは平均年率0.15%の信託報酬のみロボアドバイザーを利用するには、投資一任契約に対する手数料と投資先の運用コストを支払う必要があります。投信工房で必要な投資先の運用コストは、モデルポートフォリオだと年率平均0.15%(税込)しかかかりません。下表のように、他のロボアドバイザーサービスと比較すると、かなり割安だとわかるでしょう。 主要ロボアドバイザーの投資先の保有コスト サービス名 投資先の保有コスト(年率・税込) 投信工房 0.15% ウェルスナビ 0.06〜0.13% SUSTEN 非公開 楽ラップ 最大0.682% ON COMPASS 平均0.07% そのため、ロボアドバイザー運用に必要な全体コストをおさえたいなら、松井証券の投信工房を選ぶのがおすすめです。ポートフォリオは自由にカスタマイズできる投信工房は、投資一任型ロボアドバイザーよりも自分好みのお任せ運用ができます。投信工房で運用するポートフォリオは、自由にカスタマイズ可能です。各銘柄を通常口座か新NISA口座どちらで保有するか細かく調整したり、市場の動きに応じて資産配分を調整しながら運用できたります。一般的な投資一任型ロボアドバイザーは、リスク許容度に応じて5〜8つの運用コースが用意されていますが、リバランスやコース内でのポートフォリオ調整のタイミングは決められています。初めて投資に挑戦する方にとっては便利ですが、自分の判断で投資したい方からすると自由度が少なくて、少々不便に感じるかもしれません。自分好みのポートフォリオで運用しつつ、面倒な作業はお任せできる投信工房は、自分の手で運用したい方におすすめできるロボアドバイザーサービスです。最低100円から始められる投信工房は松井証券で取り扱う投資信託でポートフォリオを組むため、各ファンドは最低100円から運用することが可能です。投信工房の無料診断で提案されるポートフォリオは9種類の投資信託で組まれているので、実際は900円から始められます。一般的なロボアドバイザーサービスは、最低投資金額が1万円に設定されています。松井証券の投信工房であれば、数百円からロボアドバイザーを始めることが可能です。また、積立投資も各ファンド最低100円から設定でき、積立頻度は毎日・毎週・毎月の3パターンから選べます。ちなみに、多くのロボアドバイザーの積立頻度は、毎月しか用意されていません。投資金額と積立頻度を自由に設定できる点のも、投信工房の利用するメリットと言えます。投資信託の保有資産に応じて年率最大1%をポイント還元投信工房では、松井証券が取り扱っている投資信託を運用します。松井証券の投資信託なら各銘柄の保有残高に応じて、年率最大1%のポイントが還元されます。ポイント還元率は、投資信託の信託報酬によって異なります。例えば、松井証券で人気のファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のポイント還元率は年率0.0175%です。運用残高が1,000万円だと年間で1,750ポイント付与されます。投資信託を保有するだけで、ポイントがもらえるのはお得ですね。他のネット証券会社も同様のサービスを提供していますが、対象銘柄が限られていたり最大還元率が松井証券よりも低かったりします。もらえる松井証券ポイントは、他のポイントサービスと交換できたり、対象の投資信託のポイント投資で利用できます。投資信託の保有で効率良くポイントを貯めたいなら、松井証券の投資信託を運用するのがおすすめです。株取引サポートで株式に関する疑問を相談できる一般的なネット証券会社は、取引手数料が対面証券会社よりも割安な代わりに、専任スタッフによるサポートサービスが提供されていません。しかし松井証券なら、株取引に関する相談を電話で受けることが可能です。ご自身の投資方針や相談内容に応じて、専任スタッフが必要な投資情報や銘柄情報を提供してくれたり、取引タイミングを教えてくれたります。初めて投資に挑戦する場合、どの銘柄をいつ取引すればいいか迷ってしまうでしょう。特に頼れる人が近くにいない場合、投資を始めたくても怖くで手が出せないかもしれません。そこで松井証券の株取引サポートを利用すれば、株取引に関して無料で相談することが可能です。完全予約制なので、電話の混み合いで繋がるのを待つ必要もありません。株取引に関して相談したいことがある方は、松井証券で口座開設して株取引サポートをぜひ活用してみてください。 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める 事前に知っておきたいデメリット松井証券の投信工房にはさまざまなメリットがありますが、一方で以下のデメリットも挙げられます。 投信工房のデメリット 投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要 助言型なので運用実績は非公開 臨時リバランス機能がない 通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高 松井証券ポイントの使い道が限定的 事前に把握しておけば、投信工房を有効活用できるでしょう。各デメリットを1つずつ解説します。投信工房を利用するにはポートフォリオ・積立投資・リバランスの設定が必要投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、リスク許容度を診断してもらったあとは、ポートフォリオ設定・積立投資・リバランスの設定をご自身でおこなわないといけません。投資一任型ロボアドバイザーなら、口座開設をして入金さえ済ませれば、運用に関する作業はロボアドバイザーにお任せできます。これから投資を始める初心者にとっては、自分自身で運用の手続きをおこなうのは難しいかもしれません。しかし、リスク許容度診断で提案されたポートフォリオで運用するなら、投資信託の購入手続きさえできれば運用は始められます。リバランスは任意のタイミングで設定できるので、最初は運用だけ初めて、運用に少し慣れてからおこなうのも1つの手です。助言型なので運用実績は非公開投信工房は助言型ロボアドバイザーなので、ポートフォリオは利用者によって異なります。投資一任型ロボアドバイザーのように、あらかじめ決められた運用コースで運用しないため、運用実績の公開はありません。ロボアドバイザーの利用を検討している方は、過去の運用実績を見て判断したい方もいらっしゃるでしょう。実際、当サイトが実施したアンケート調査では、ロボアドバイザー選びで運用実績が最も重視されていました。そのため、ロボアドバイザーは運用実績で選びたい方にとっては、助言型ロボアドバイザーの投信工房は選びにくいでしょう。ただ、投信工房は手数料が無料でありながら、提案されたポートフォリオで運用を始められますし、自動リバランス機能も利用可能です。運用実績よりも手数料を抑えたい方や自分好みのポートフォリオでお任せ運用したい方なら、投資一任型ロボアドバイザーよりも投信工房はおすすめできます。 関連記事 ロボアドバイザーの運用実績を比較した記事はこちら 臨時リバランス機能がない一般的な投資一任型ロボアドバイザーには、株式市場が急激に変動した際、臨時でリバランスを実施する機能が搭載されています。株式市場が急落してポートフォリオが大きく崩れても、臨時でリバランスを実施することで損失を軽減してくれます。一方、助言型ロボアドバイザーの投信工房には、この臨時リバランス機能は付いていません。もし市場が急変してポートフォリオが大きく崩れたら、ご自身でリバランスをおこなう必要があります。そのため、臨時的なリバランスが必要かどうかは、市場の動きを見てご自身で判断する必要があります。もし投信工房を利用するなら、定期的に市場の様子を確認する習慣を身につけておきましょう。通常口座だと国内株の取引手数料が他社よりも割高松井証券の新NISA口座では国内株の取引手数料は無料ですが、通常口座で取引すると他のネット証券会社よりも取引手数料が割高にあります。松井証券の国内株の取引手数料は、1日の取引金額に応じて変動する定額制です。以下に定額制を用意している、主要ネット証券会社の手数料体系を比較してみました。 現物取引・1日定額制手数料の一覧比較表 〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜200万円 松井証券 0円 1,100円 2,200円 SBI証券※ 0円 楽天証券※ 0円 SBIネオトレード証券 0円 〜150万円:880円 〜200万円:1,100円 GMOクリック証券 0円 1,238円 マネックス証券 550円 2,750円 岡三オンライン 0円 1,430円 三菱UFJ eスマート証券 0円 2,200円 ※金額は税込 ※SBI証券は指定の電子交付サービスの申込、楽天証券はゼロコース(一部の取引は対象外)の選択で無料化 2025年9月作成上記のように、松井証券の国内株の取引手数料は、他のネット証券と比較して割高なのが明白です。そのため、松井証券の通常口座で国内株を取引する際は、取引手数料に注意してください。ただ、一日合計50万円以下の取引であれば手数料無料のため、少額のお取引であれば問題ありません。さらに、松井証券はネット証券会社でありながなら、株取引サポートをはじめとした充実のサポートを用意しています。取引手数料の安さよりも、サポート面を重視したい方は、松井証券で口座開設するほうがおすすめです。松井証券ポイントの貯め方・使い方が限定的ネット証券会社の選ぶ要素の1つとして、ポイント還元率が挙げられます。松井証券にも、松井証券ポイントという専用のポイントサービスがあります。ただ松井証券ポイントは、他のポイントサービスと比較して貯め方・使い方が限定的です。以下に、主要ポイントサービスの貯め方・使い方を比較してみました。 主要ネット証券会社のポイントサービス内容 貯め方 使い方 松井証券ポイント 対象商品の取引MATSUI SECURITIES カード 松井証券の対象商品他社ポイント※との交換 楽天ポイント 対象商品の取引各楽天サービスの利用楽天カード楽天ポイント加盟店楽天ペイ 楽天証券の対象商品各楽天サービス楽天ペイを通じたお買い物 Vポイント 三井住友カードVポイント加盟店(2024年春から) SBI証券の対象商品VポイントカードVポイントアプリを通じたお買い物 dポイント dカード各ドコモサービスdポイント加盟店 SMBC日興証券・大和コネクト証券の対象商品各ドコモサービスd払いアプリを通じたお買い物 Pontaポイント au PAY カード各auサービスPontaポイント加盟店 三菱UFJ eスマート証券・大和コネクト証券・SBI証券の対象商品各auサービスau PAYアプリを通じたお買い物 ※松井証券ポイントは、dポイントやpaypayポイント、Amazonギフトカードと交換可能です。 2025年9月作成上記のように、他の主要ポイントサービスは証券サービスだけでなく、さまざまなサービスで貯めたり使えたりします。一方で、松井証券ポイントは基本的に松井証券内のサービスしか対応していません。しかし、松井証券ポイントは汎用性の高いdポイントやpaypayポイントと交換できます。汎用性の高いポイントと交換できるのは魅力的です。 新NISAでロボアドバイザーが使える! 松井証券で口座開設して投信工房を始める 投信工房を利用したいけど、もしポイントサービスの充実度を優先したいなら、他のネット証券会社もあわせて口座開設するのがおすすめです。以下に独自調査でわかった、おすすめネット証券会社をまとめています。他のネット証券会社も気になる方は、あわせてご参照ください。 関連記事 ネット証券の比較はこちらの記事で詳しく解説しています。 ほかのロボアドバイザーも比較したい人には、次の記事もおすすめです。 関連記事 ロボアドバイザーを比較した記事はこちら まとめ当記事では、松井証券の新NISA口座での投信工房の使い方や、利用者の評判・口コミを解説しました。投信工房は助言型ロボアドバイザーでありながら、自動リバランス機能が付いています。ポートフォリオとリバランスを設定して購入手続きを済ませれば、手数料をかけずに投資一任型ロボアドバイザーと同様のお任せ運用が始められます。また、投信工房では松井証券が取り扱う投資信託を運用するので、新NISA口座で保有することも可能です。また松井証券の新NISAは、国内株・米国株の取引手数料が無料になります。ロボアドバイザーにかける必要を抑えたい方や、自分好みのポートフォリオでお任せ運用をしたい方は、ぜひ投信工房を利用して将来の資産形成を始めてください。 当記事利用上のご注意 当記事で掲載している情報は、各金融機関の公表している情報を元に作成しておりますが、情報の更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性や安全性を保証するものではありません。各種商品に関する最新の情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。 本記事は金融サービス利用者への情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。 また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません。