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JCBの法人カード5選!一人会社・中小企業の人におすすめな選び方


JCBが独自に発行している法人向けのカードは、全部で15種類あるためどのように選べばいいかお悩みの方も多いはず。中には、従業員が50人以上の企業や利用目的が交通費のみに限定されるといった法人カードもあるため、当記事では個人事業主や一人会社・中小企業に向いているJCBのプロパーカードを紹介します。

結論からお伝えすると、JCBのプロパーカードは大きく分けて「JCB法人カード」「JCB Biz ONE」の2つ。カードのランクで分類すると以下の5種類となります。

  • JCB Biz ONE「一般カード」
  • JCB Biz ONE「ゴールドカード」
  • JCB法人カード「一般」
  • JCB法人カード「ゴールド」
  • JCB法人カード「プラチナ」

それぞれ細かな特徴が異なるため、「どのカードを選んで良いか分からない」と言う方はぜひ参考にしてください。

~この記事で分かること~
  • 「個人事業主・一人会社」や「中小企業」を運営している人に向いているおすすめのJCB法人カード
  • JCBプロパーカードのおすすめポイントと注意点
  • JCBの発行する法人カードのおすすめな選び方


JCBの担当者へインタビューを実施しました!
その一歩を支えるー新時代の伴走者Biz ONE始動
事業環境の変化が激しい現在に対応するべく、誕生した「JCB Biz ONE」についてHoNneでは直接インタビューを行いました。メリットやデメリットが分かりやすく解説されていますので、ぜひご確認ください。


伊東玲那
著者情報
HonNe編集部メンバー
新卒で埼玉りそな銀行に入社。銀行員時代は個人資産家の運用相談や経営者の相続相談などの金融相談業務に従事。顧客のお金に関する悩みや不安に向き合うべく、国家資格のFP1級を取得。銀行員時代の金融知識も活かし、1人でも多くの方に役立つ情報を届けるため、現在HonNe金融ジャンルの執筆を担当。
【保有資格】
FP1級(ファイナンシャル・プランニング・技能士1級)
日本証券業協会 一種外務員
クレジットカードアドバイザー®︎

JCBの法人カードの全券種を一覧表で比較!

JCB法人カードの全券種を一覧表で比較!
JCBが発行する法人カードは、「個人事業主」「一人会社運営者」「中小企業」「大規模企業」に向けて様々な種類に分類されます。ここでは、個人事業主~中小企業に向けて発行しているおすすめの法人カードを5つに厳選して表を作成しました。

多くの人が法人カードを選択する際に重視するポイント簡単に比較できるので、ご自身が重視する項目を中心に確認しましょう。
重視すべき
項目
  • 年会費
  • ポイント還元率
  • マイル還元率
  • 国内外の旅行傷害保険
  • 空港ラウンジサービス
  • プライオリティ・パス
※右にスクロールできます。
法人カード名 JCB法人カード JCB Biz ONE JCBゴールド法人カード JCB Biz ONE ゴールド JCBプラチナ法人カード
券面 JCB法人カード JCB Biz ONE JCBゴールド法人カード JCB Biz ONE ゴールド JCBプラチナ法人カード
年会費(税込) 初年度無料
通常1,375円
永年無料 初年度無料
通常11,000円
初年度無料
5,500円
年間100万円以上利用で翌年年会費無料
33,000円
国際ブランド JCB
ポイント
還元率
0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
マイル
還元率
移行不可 0.3% 移行不可 0.3% 移行不可
国内旅行傷害保険 最高3,000万円
※利用付帯
最高5,000万円
※利用付帯
最高1億円
※利用付帯
海外旅行傷害保険 最高3,000万円
※利用付帯
最高1億円
※利用付帯
最高1億円
※利用付帯
空港ラウンジ
サービス
プライオリティ・
パス
※上記の法人カード情報は2025年4月の情報です。

上記の表を参考にご自身が重視する項目が分かったら、以下のおすすめポイントから気になるところを押して確認しましょう。


JCB法人カードならではのメリットは5つ

JCB法人カードのメリットや特徴を解説
JCB法人カードならではの特徴は5つあります。JCBの法人カードと他社のカードどちらにするべきか迷う方は、チェックするのがおすすめです。

  • JCBならではのステータス性の高さ
  • 年会費に関する特典が豊富である
  • JCB スターメンバーでポイント還元率が上がる
  • 「MyJCB」で使い道の詳細を確認できる
  • サイバーリスク保険と充実の旅行傷害保険などの優待特典が付帯する

JCBの法人カードと他社のカードどちらにするべきか迷う方は、チェックするのがおすすめです。

JCBならではのステータス性の高さ

JCBは日本発祥の国際ブランドとなるため、プロパーカードである「JCB法人カード」「JCB Biz ONE」であればステータスが高くなるといえるでしょう。

プロパーカードとは、アメリカン・エキスプレスが発行するアメックスビジネスゴールドのように、国際ブランドが自ら発行するクレジットカードのこと。提携カードよりもステータス性が高いとされています。

カードのステータス性をより重視する人には、JCBの法人カードがおすすめです。

年会費に関する特典が豊富である

JCBが発行する法人カードは、年会費に関する特典を複数用意しています。
年会費に関する特典
  • JCB Biz ONEの一般ランクは永年無料で利用可能
  • JCB Biz ONEのゴールドランクは年間100万円以上利用すれば永年無料で利用可能
  • JCB法人カードの一般/ゴールドランクは初年度のみ無料で利用可能
1年間無料で利用できる点は、試しに法人カードを使ってみたいという人に向いています。

また、年100万円以上利用することが決まっている場合は、JCB Biz ONEのゴールドランクがおすすめです。年間100万円以上利用する人であれば、翌年の年会費が0円になるため、無料でゴールドランクならではのサービスを受けられるからです。

なお、プラチナランクに関しては、年会費が必ず必要な点に注意しましょう。

JCB スターメンバーでポイント還元率が上がる

JCBでは、スターメンバー会員限定でポイント還元率を高める特典があります。スターメンバーはJCBの法人・クレジットカードを契約すると自動的に登録されるサービスであるため、煩わしい手続きなしでポイント還元を増やせるサービス。

JCBが発行する法人カードの基本ポイント還元率は0.5%~1.0%となっていますが、JCB スターメンバーの制度を使えば下記の表の倍率に上がります。

年間利用金額 プラチナ ゴールド 一般
300万円以上 1.7倍 1.6倍 1.5倍
100万円以上 1.6倍 1.5倍 1.5倍
50万円以上 1.3倍 1.2倍 1.2倍
30万円以上 1.2倍 1.1倍 1.1倍

具体的には、年間30万円以上利用すれば、スターメンバーのメリットが受けられると言えるでしょう。自社の経費使用額から逆算し、どれだけポイント還元率が高まるか算出してください。

「MyJCB」で使い道の詳細を確認できる

MyJCBを利用すれば、WEB上でどのような利用をしたのかを簡単に確認でます。 例えば、過去のやり取りを確認したい時、机の引き出しから紙の利用明細書を探す必要はなくMyJCBを開くだけでOK。また、紙の管理する手間も減るため、事業に充てられる時間も増えるでしょう。

他にもMyJCBではクレジットカードの不正利用の検出やポイントの交換など、利用者に役立つサービスも利用できます。書類や電話でやり取りする手間を減らしたい人にもおすすめです。

サイバーリスク保険と充実の旅行傷害保険などの優待特典が付帯する

JCBの法人カードは、「サイバーリスク保険」や「旅行傷害保険」など様々な保険が付帯される特徴を持ちます。

サイバーリスク保険とは、サイバー攻撃やヒューマンエラーにより被った損害賠償が補償される保険のこと。サイバーリスク保険が付帯される法人カードは少ないので、不測の事態にも備えたい人におすすめです。

また、旅行傷害保険の充実度もJCBの法人カードならではの特徴。同じ一般ランクでも他社カードでは、国内旅行傷害保険が付帯しないケースが多く、海外の旅行傷害保険も付帯しない法人カードもあります。

一方、JCB法人カードは最高3,000万円の国内・海外旅行傷害保険が利用付帯します。保険に関する優待特典を重視する方は、JCBの法人カードを選びましょう。

保険に関する優待特典を重視する方は、JCBの法人カードを選びましょう

※JCB Biz ONE一般には、サイバーリスク保険は付帯しません。
※JCB Biz ONE一般、JCB Biz ONEゴールドには、旅行傷害保険は付帯しません。

デメリットはJCBの国際ブランドしか使用できないこと

デメリットはJCBの国際ブランドしか使用できないこと
JCBの法人カードはプロパーカードなので、選択できる国際ブランドはJCBのみです。そのため、JCBに対応していない店舗やサービスでは法人カードによる決済ができません。

他の会社が扱う法人カードの場合、「Mastercard®」や「Visa」といったところから自由に選択できるところが多くあります。国際ブランドを選択できないと生じる最大のデメリットは、サービスを利用できない可能性が出る点です。

JCBは日本発祥ブランドのため、国内利用であればそれほど問題ありませんが、海外ではJCBの対応店舗やサービスが少ない可能性が高くなります。海外に行く機会が多い場合は別のカードを選択したほうが良いかもしれません。

ランク別!JCB法人カードの選び方

JCB法人カードの各種類とランク別におすすめの人を紹介
法人カードは個人クレジットと同様にカードごとにランクが設定されています。カードのランクが変わると受けられるサービスに違いが出たり、年会費用の金額が変わったりするため、慎重に選ぶ人が多いのも事実です。

また、券面のデザインが変わるため、ステータス性を重視する人であれば、ランクが高いカードを選ぶ必要もあります。選び方で悩む人は、以下を参考にしましょう。
おすすめなカードランクの選び方
  • 一般ランク|年会費を抑えて旅行傷害保険を利用したい方
  • ゴールドランク|空港ラウンジサービスを利用したい方
  • プラチナランク|コンシェルジュサービスを利用したい方
本記事では、JCB法人カードでどのランクが向いているかを解説します。

JCB法人カード|年会費を抑えて旅行傷害保険を利用したい方

JCB法人カード基本情報
券面 JCB法人カード
国際ブランド JCB
年会費 1,375円(税込)
初年度無料
ETCカード年会費 無料
追加カード年会費 1,375円(税込)
※本カードが年会費無料の場合、追加のカードも年会費無料
ポイント還元率 0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
マイル還元率
国内旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
ショッピング補償保険 年間補償限度額100万円(海外のみ)
クレジットカード利用限度額 〜500万円
※所定の審査あり
カード発行日数 通常2~3週間
申し込み条件 満18歳以上の法人経営者または個人事業主
※出典:JCB法人カード公式サイト
※上記法人カード情報は2025年4月の情報です。


JCB法人カードのメリット
  • 1,375円(税込)の年会費でプロパーカードを所持できる
  • Web入会限定で初年度年会費無料
  • 最大3,000万円の国内・海外旅行傷害保険が利用付帯
JCB法人カードのデメリット
  • 空港ラウンジサービスは付帯しない
  • 国内のショッピング補償は付帯しない

費用を抑えて旅行傷害保険を利用したい人におすすめなのは、JCB法人カード。

他社のプロパーカードで旅行傷害保険を付けようとした場合、年会費がかかるケースが一般的です。例えば、アメリカン・エキスプレスのプロパーカード「アメックスビジネスグリーン」は13,200円(税込)で保険付帯となりますが、JCB法人カードであれば、年間1,375円で保険が適用されます。

さらに、一般ランクながら国内も含めた旅行傷害保険が付帯されるのもJCB法人カードの特徴です。法人カードの使い道が国内外出張である可能性が高く、年会費を抑えたい場合はJCB法人カードの一般ランクをおすすめします。

また、Web申し込みによる入会をされた人限定で初年度は無料で法人カードを利用できるため、お得にプロパーカードを発行したい方はJCB法人カードの一般ランクをご検討ください。
2025年3月最新のキャンペーン情報
  • 初年度年会費無料
  • 最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
  • 使用者追加で最大30,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
※条件あり。詳細はJCB法人カードの公式サイトをご確認ください。


リーズナブルなプロパーカード! JCB法人カード
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JCBゴールド法人カード|空港ラウンジサービスを利用したい方

JCBゴールド法人カード基本情報
券面 JCBゴールド法人カード
国際ブランド JCB
カード年会費(税込) 初年度無料
2年目以降11,000円
ETCカード年会費 無料
追加カード年会費 3,300円(税込)
ポイント還元率 0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
マイル還元率
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
ショッピング補償保険 年間補償限度額500万円(国内・海外)
クレジットカード利用限度額 〜500万円
※所定の審査あり
カード発行日数 通常2~3週間
申し込み条件 満18歳以上の法人経営者または個人事業主
※出典:JCB法人カード公式サイト
※上記法人カード情報は2025年4月の情報です。


JCBゴールド法人カードのメリット
  • 空港ラウンジサービスが利用できる
  • 最大500万円のショッピング補償が付帯する
JCBゴールド法人カードのデメリット
  • 11,000円(税込)の年会費がかかる(初年度無料)
  • プライオリティ・パスは付帯しない
  • コンシェルジュサービスは利用できない

空港ラウンジサービスが利用できるカードを利用したい人には、JCBゴールド法人カードがおすすめです。

JCB法人カードのゴールドランクでは、国内40箇所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。さらに、ハワイにある「ダニエル・K・イノウエ国際空港」のラウンジも無料で利用可能です。

ただし、カード番号が「354」から始まる法人カードの場合、無料で利用できるのは1年で6回までとなるため注意してください。7回目からは、各ラウンジが定める一般料金が必要となります。

他にも、旅行傷害保険(利用付帯)の補償額が国内最高5,000万円、海外最高1億円とJCB法人カードと比較して手厚くなります。さらに、JCB法人カードには付帯しない国内のショッピング補償も最高500万円まで補償。

飛行機をよく利用する方や、旅行に関する保険を重視する方は、JCBゴールド法人カードをご検討ください。

2025年3月最新のキャンペーン情報
  • 初年度年会費無料
  • 最大40,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
  • 使用者追加で最大30,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
※条件あり。詳細はJCBゴールド法人カードの公式サイトをご確認ください。


一般カードよりも手厚い補償がおすすめ! JCBゴールド法人カードの詳細を
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JCBプラチナ法人カード|コンシェルジュサービスを利用したい方

JCBプラチナ法人カード基本情報
券面 JCBプラチナ法人カード
国際ブランド JCB
クレジットカード年会費(税込) 33,000円
ETCカード年会費 無料
追加カード年会費 6,600円(税込)
ポイント還元率 0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
マイル還元率
国内旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
ショッピング補償保険 年間補償限度額500万円(国内・海外)
クレジットカード利用限度額 150万円〜
※所定の審査あり
カード発行日数 通常2~3週間
申し込み条件 満18歳以上の法人経営者または個人事業主
※出典:JCBプラチナ法人カード公式サイト
※上記法人カード情報は2025年4月の情報です。


JCBプラチナ法人カードのメリット
  • コンシェルジュサービスが利用できる
  • プライオリティ・パスへ無料登録できる
JCBプラチナ法人カードのデメリット
  • 33,000円(税込)の年会費がかかる

プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスなど、プラチナランクに付帯するサービスを利用したい方におすすめなのはJCBプラチナ法人カード。

プライオリティ・パスは148ヶ国、1,300箇所以上の空港ラウンジを無料で利用できるサービスです。ゴールドカードでは、ハワイ以外の海外ラウンジは対象外なので、多くの国へ出張する機会が多い人にはプライオリティ・パスがおすすめです。

さらに、コンシェルジュサービスでは、ホテルや航空券、レストランの手配はもちろん、各種サポートやエンタメに関する相談にも可能な限り応えてくれます。

コンシェルジュサービスは秘書のような感覚で利用できるため、日々忙しい経営者や個人事業主にとってメリットのあるサービスでしょう。

2025年3月最新のキャンペーン情報
  • 最大60,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
  • 使用者追加の申し込みでJCBギフトカード最大30,000円分プレゼント
    (カード申し込み期間:2024年4月1日~2025年3月31日)
    (キャンペーン参加登録期間:2024年4月1日~2025年4月30日)
  • 弥生会計オンラインを2年間無料で提供(2025年3月31日まで)
※条件あり。詳細はJCBプラチナ法人カードの公式サイトをご確認ください。


JCB最高ランクのプラチナカード!JCBプラチナ法人カードの詳細を
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どっちを選ぶべき?JCB法人カードとJCB Biz ONEの違い

どっちを選ぶべき?JCB法人カードとJCB Biz ONEの違い
JCB法人カードとJCB Biz ONEは、どちらも個人事業主や一人会社・中小企業を運営している人が利用できる法人カードです。「どのような点に違いがあるのか」、「自分はどちらを選択するのが良いのか分からない」と迷ってしまう人もいるでしょう。

結論からお伝えすると、個人事業主や一人会社の人は「JCB Biz ONE」中小企業は「JCB法人カード」を選択することをおすすめします。

なぜなら、JCBの公式サイトにて、どのカードがどの規模感の人に向いているかが明記されているからです。

具体的には、以下の要素で違いがあります。
JCB法人カードとJCB Biz ONEの違い
  • 年会費
  • ポイント還元率
  • 追加カードの発行可否
  • ANAやJALマイルへの交換
  • ETCカードの発行枚数
  • カードの発行スピード
  • キャンペーン内容
以下の比較表を確認すれば、各法人カードがどのような人に向いているかを正確に把握できるでしょう。

項目 JCB法人カード JCB Biz ONE
年会費(税込) 1,375円〜33,000円 永年無料〜5,500円
ポイント還元率 0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
旅行傷害保険 付帯
追加カード発行可否 複数枚発行可能 発行不可
マイルへの交換 交換不可 交換可能
ETCカード発行枚数 複数枚
※審査の結果希望枚数発行できない場合あり
1枚
発行スピード 必要書類がカード会社に到着後、約1週間で契約確認書類の発送
申込者が契約確認書類を受領後、約1週間でカード発送
申し込みから1週間でカード発送

年会費

年会費は金銭的な負担に関わる要素です。特に、JCB法人カードは発行枚数に応じて手数料が変わるため、利用者が多くなれば必要な費用が増えていきます。

つまり、個人事業主や一人会社を経営している人の場合、JCB Biz ONEを使う方が年間にかかる経費を削減できます。

また、JCB Biz ONEであれば、年間の利用額に応じてゴールドカードも無料で利用できる可能性があります。

少しでも、費用を抑えたい場合やゴールドランクを無料で利用したいと考えている人はJCB Biz ONEを利用しましょう。

ポイント還元率

利用後に還元されるポイントは、様々な使い道があります。たとえば、オフィスの備品を購入したり、ポイントを使ってサービスを利用したりすることができるため、実質必要な経費を抑えることができるでしょう。

JCB法人カードでは、基本的なポイント還元率が0.5%ですが、JCB Biz ONEでは1.0%に設定されています。

JCB法人カード 1,000円で1ポイント(1~5円相当)
JCB Biz ONE 1,000円で2ポイント(1~5円相当)
上記の通り、付与されるポイントに大きな差が生じるため、還元率を重視する際はJCB Biz ONEを選択しましょう。

追加カードの発行可否

JCB Biz ONEは追加カードを発行することができません。これは、複数人での利用を想定していない設計となっているからです。

したがって複数人でカードを利用する場合は、JCB法人カードを選択しましょう。

複数の法人カードがあれば、それだけかかっていた経費精算のコストを下げることに繋がります。一人しか使わない場合は、複数枚発行する必要はありませんが、法人カードがあることで業務効率化ができるのであれば、複数枚発行することを見越しておくと良いでしょう。

ANAやJALマイルへの交換

カードの利用で貯めたポイントをANAやJALマイルへ変更できるかの違いがあります。

JCB法人カードでは、貯まったOki Dokiポイントのマイル交換はできません。一方JCB Biz ONEで貯めたOki DokiポイントはANAやJALマイルへの交換が可能です。

出張が多い方や、経費の支払いでマイルを貯めたい方は、JCB Biz ONEがおすすめです。

ETCカードの発行枚数

車で移動する社員が多い場合、ETCカードの発行枚数は重要です。ETCカードを複数発行すれば、その分だけ交通費の精算を円滑にできるでしょう。

先述の通り、JCB Biz ONEは法人代表者や個人事業主の個人利用が想定されたカードのため、ETCカードも1枚のみ発行可能です。

一方JCB法人カードは、ETCカードを複数枚発行可能。複数台の営業車を使用する会社でも車ごとにETCカードを発行できるため、高速道路料金の支払い処理も簡略化できるでしょう。

※審査の結果により、ETCカードを希望枚数発行できない場合あり。

発行スピード

カード利用を急ぐ場合は、JCB Biz ONEの利用を検討してください。なぜなら、カードの発行スピードや利用までに必要な時間が異なるからです。

JCB法人カードは、必要書類がカードに到着後約1週間で契約確認書類の発送され、契約確認書類を受領後、約1週間でカードが発送されます。そのため、カード発行まで、最短でも2週間以上が必要です。

一方、JCB Biz ONEなら通常約1週間でカードが発送。さらに、モバ即サービスを利用すれば、最短5分で審査が完了します。審査が完了すれば、アプリでカード番号を確認できるため、手元に券面が届く前にネットショップなどでJCB Biz ONEを使用可能です。

カードの発行スピードを重視する人には、JCB Biz ONEをおすすめします。

※モバ即の入会条件は下記の2点
・9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
・顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

キャンペーン内容

前提として、法人カードでは特定の条件を満たすことで、よりお得な利用ができるキャンペーンを実施しているケースがあります。JCB法人カードとJCB Biz ONEでもキャンペーンを複数実施しています。

JCBの定める条件に一致していれば、それぞれのキャンペーンを受けられるため、申し込みする前に内容を把握しておきましょう。

JCB法人カードのキャンペーン情報
2025年3月最新のキャンペーン情報
  • 初年度年会費無料
  • 最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
  • 使用者追加で最大30,000円分のJCBギフトカードプレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
※条件あり。詳細はJCB法人カードの公式サイトをご確認ください。


JCB Biz ONEのキャンペーン情報
2025年3月最新のキャンペーン情報
  • リリース記念で最大15,000円相当(3,000ポイント)プレゼント
    (キャンペーン期間:2025年3月31日まで)
  • 入会翌々月末までに合計10万円(税込)カード利用で最大5,000円相当(1,000ポイント)プレゼント
  • 入会翌々月末までに合計30万円(税込)カード利用で最大15,000円相当(3,000ポイント)プレゼント
  • 弥生会計オンラインを2年間無料で提供(2025年3月31日まで)
※記載金額はJCBプレモカード OkiDokiチャージ(1ポイントアプリ5円分)に交換した場合。交換商品により異なります。


キャンペーン情報は告知無しで変更したり終了したりすることがあるため、申し込み前に以下のボタンから公式サイトを確認しておくと安心です。

まとめとよくある質問

まとめとよくある質問
この記事では、個人事業主・一人会社や中小企業を経営されている人に、おすすめなJCBが発行する法人カードの種類や選び方を解説しました。

JCBは、日本発祥の国際ブランドであるため、ある程度のステータス性がある法人カードと言えるでしょう。

さらに、年会費が他社と比べて低い特徴を持ち、還元されるポイントも高めに設定されているため、業務効率化と経費削減を重視したいという人におすすめできる商品です。

「JCB法人カード」と「JCB Biz ONE」の特徴を比べてご自身にあった法人カードを選択しましょう。
JCB法人カードとJCB Biz ONEの違い
  • 年会費
  • ポイント還元率
  • 追加カードの発行可否
  • ANAやJALマイルへの交換
  • ETCカードの発行枚数
  • カードの発行スピード
  • キャンペーン内容
以下の比較表を確認すれば、各法人カードがどのような人に向いているかを正確に把握することができるでしょう。

項目 JCB法人カード JCB Biz ONE
年会費(税込) 1,375円〜33,000円 永年無料〜5,500円
ポイント還元率 0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
旅行傷害保険 付帯
追加カード発行可否 複数枚発行可能 発行不可
マイルへの交換 交換不可 交換可能
ETCカード発行枚数 複数枚
※審査の結果希望枚数発行できない場合あり
1枚
発行スピード 必要書類がカード会社に到着後、約1週間で契約確認書類の発送
申込者が契約確認書類を受領後、約1週間でカード発送
申し込みから1週間でカード発送

もし、年会費よりも契約後に受けられるサービスを重視したい場合は、「ゴールドランク」か「プラチナランク」への申し込みをしましょう。

JCB Biz ONEなら、年間100万円以上の利用で翌年の年会費をなくすことができるため、想定している使用額によって決めるのもひとつの手段です。

最後にJCBの法人カードに関するよくある質問に回答します。

この記事で紹介していないJCB法人が発行するカードの特徴は?

本記事で紹介していないJCBのプロパーカードは「大企業向け」の法人カードです。5種類あるのでそれぞれ簡潔に紹介します。
  • 法人口座から引き落としされる「JCBコーポレートカード」
  • 利用者個人の口座から引き落としされる「JCBビジネスカード」
  • カードレス対応可能な「パーチェシングサービス」
  • JR東海エクスプレス予約機能付きの「JCBエクスプレスカード」
  • JR東海エクスプレス予約専門の「JR東海エクスプレス・カード(E予約専用)」


詳しい機能や特徴を知りたい場合は、公式サイトで確認をしましょう。

JCB法人カードはどんな人が発行できる?

JCB法人カードは個人事業主か法人代表者の方であれば、利用対象となるためカード発行できます。

注意点として、法人カードは申し込み後にカード会社が実施する審査に通過する必要があります。審査基準は公表されていないため、必ず利用できるとは限りません。

審査では、申し込み時に提出を求められる書類や過去の金融機関との取引情報などを確認される点を押さえておきましょう。

JCB法人カードの問い合わせ先は?

JCB法人カードについて細かい問い合わせをしたい場合は、下記のサイトで確認しましょう。

JCB法人カード問い合わせページ 入会前の人であれば、問い合わせでオペレーターから直接話を聞いたり、資料請求をしたりできるため、不安点や疑問点を解消してから申し込みをすることをおすすめします。

すでに契約をされている方は、券種によってサポート体制が異なります。契約済の法人カードに紐づいている番号を把握して問い合わせをすれば、スムーズに手続きを完了できるでしょう。

JCB法人カードとJCB Biz ONEではApple Payやタッチ決済を使用できる?

どちらもタッチ決済が可能な仕組みです。少しでも手続きの手間を減らしたい人におすすめのカードといえるでしょう。

JCB Biz ONEはApple PayやGoogle Pay、QUICPayのほか、国際ブランドのタッチ決済を使用可能です。なお、JCB法人カードでは、Apple PayやGoogle Payに非対応でしたが、2024年から使用可能になりました。

JCB法人カードの利用可能額は?

JCB法人カードの利用可能額については、ランクや券種に応じて上限額が異なります。

種類 一般 ゴールド プラチナ
JCB法人カード ~500万円 ~500万円 150万円~
JCB Biz ONE ~500万円 ~500万円 扱いなし
また、実際の利用可能枠は申し込み後の審査によって定められます。利用可能枠は、実際の利用実績によって増やすこともできるケースもあるため、適宜JCBに問い合わせをしてみると良いでしょう。

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個人のクレジットカードよりも利用が高額になりやすい法人カードは、適用されるポイント還元率次第で貯まるポイントに大きな差が出ます。 一般的な法人カードのポイント還元率は0.5%が平均的と言われていますが、イメージがつきにく...
           
最終更新日:2025年4月1日

審査が甘い法人カードは?審査基準や開業直後も発行可能なおすすめカードを紹介

会社設立直後の代表者や開業直後の個人事業主は、法人カードの審査に不安を覚えるでしょう。 「設立から年数が経っていない会社は信用がないので法人カードの審査に通らない」 「法人カードの審査申し込みは登記簿謄本や決算書などの書...
           
最終更新日:2025年4月1日

法人向けETCカードおすすめ10枚を比較!年会費無料で使えるカードも紹介

業務簡略化や経費削減、高速道路料金のサービスなど利用メリットの多いETCカード。当記事では、ETCカードの申し込みを検討中の個人事業主・法人代表者に向け、法人向けETCカードの種類や発行メリット、比較方法を解説します。 ...
           
最終更新日:2025年4月1日

個人事業主向けクレジットカードおすすめ14選!ビジネス利用時のメリットと比較ポイント

ビジネスに役立つ付帯サービス・優待特典や、個人カードとの使い分けで経理を効率化できるビジネスカード。 かつては法人団体でなければ利用できないというイメージが強かったですが、昨今では個人事業主も利用できるビジネス用クレジッ...
           
最終更新日:2025年4月1日