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東京ガスの電気料金が値上がりしたことに関して解説した記事

東京ガスの電気料金が高くなった?値上げ情報と電気代を抑える方法まとめ


料金の案内や請求額を見てから「高くなった」と気が付く電気代。

東京ガスの電気は2023年9月1日に料金の改定が行われたため、すでに高くなったと感じていた方もいらっしゃるでしょう。

東京ガスの電気といえば、サービスへの信頼性が評判ですが、他社よりも高くなったのならばこのまま使い続けるべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、東京ガスの値上げでどのくらい高くなったのか、なぜ値上げされてしまったのかその理由を解説

さらに、電気代の節約方法や他電力会社との料金比較、そして他の電力会社に乗り換えを検討するべきかなど、役立つ情報をお届けしていますのでぜひ最後までご覧ください。

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当記事は電力ジャンルの制作ポリシーに沿って制作しています。ランキングロジックの詳細は「【電力】コンテンツ制作ポリシー」にて開示されています。当記事では、2024年12月1日時点で確定している、12月分の各電力会社の燃料費調整額を基に情報提供をしています。

この記事を書いた人
株式会社EXIDEA (HonNe編集部)
電力会社比較.comやWiMAX比較.comなどの生活インフラメディアを運営する株式会社EXIDEA(HonNe編集部)が執筆をしています。 HonNe編集部では、生活や仕事に関わる製品サービスを日々研究・利用し、本音でレビューしたコンテンツと比較ランキングを配信しています。

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東京ガスの電気が料金改定!どれだけ高くなったのか?

東京ガスの電気は2023年9月1日(10月検針分)より料金が改定されました。まずは、改定前と改定後の基本プランの料金を見てみましょう。

基本料金 改定前 改定後 差額
10A 286.00円 295.24円 +9.24円
15A 429.00円 442.86円 +13.86円
20A 572.00円 590.48円 +18.48円
30A 858.00円 885.72円 +27.72円
40A 1,144.00円 1180.96円 +36.96円
50A 1,430.00円 1476.20円 +46.20円
60A 1,716.00円 1771.44円 +55.44円
電力量料金 120kWhまで 19.78円 29.90円 +10.12円
121kWh~300kWh 25.29円 35.41円 +10.12円
301kWh~ 27.36円 37.48円 +10.12円


電力量料金については1kWhあたり10.12円値上げとなりました。ここで気になるのが、料金改定後は東京電力よりも高くなるのかということではないでしょうか。

東京電力は2024年4月1日に料金改定を行いました。最新の料金プランを比較してみたので確認してみましょう。

東京ガスは東京電力よりも高くなった?料金を比較

東京ガスの電気(基本プラン) 東京 電力(従量電灯B)
基本料金
10A 295.24 円 311.75 円
15A 442.86 円 467.63 円
20A 590.48 円 623.50 円
30A 885.72 円 935.25 円
40A 1,180.96 円 1,247.00 円
50A 1,476.20 円 1,558.75 円
60A 1,771.44 円 1,870.50 円
電力量料金
最初の120kWhまで 29.90 円/kWh 29.80 円/kWh
120kWh超300kWhまで 35.41 円/kWh 36.40 円/kWh
300kWh超過分 37.48 円/kWh 40.49 円/kWh
※実際の電気料金には燃料費調整額および再エネ賦課金が含まれます。
(※1)東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。

2023年9月1日より高くなった東京ガスの電気ですが、基本料金と電力量料金は高くなったあとも東京電力より安い(※1)です。

ただし最初の120kWhまでの電力量料金については、東京電力のほうが単価は安いため、本当に安いかどうか心配な方は具体的な使用量で電気代を比較してみてください。

続いて、東京ガスの電気は料金改定前と料金改定後ではどれだけ高くなったのか比較してみましょう。

どれだけ高くなった?改定後の低圧料金を比較

改定前と改定後の基本プランの電気料金の違いは下記の通り。

使用量(契約アンペア) 改定前 改定後 差額
120kWhの料金(30A) 3,231.60円 4,473.72円 1,242.12円
150kWhの料金(30A) 3,990.30円 5,536.02円 1,545.72円
200kWhの料金(30A) 5,254.80円 7,306.52円 2,051.72円
250kWhの料金(30A) 6,519.30円 9,077.02円 2,557.72円
300kWhの料金(40A) 8,069.80円 11,142.76円 3,072.96円
350kWhの料金(40A) 9,437.80円 13,016.76円 3,578.96円
400kWhの料金(60A) 11,377.80円 15,481.24円 4,103.44円
450kWhの料金(60A) 12,745.80円 17,355.24円 4,609.44円
500kWhの料金(60A) 14,113.80円 19,229.24円 5,115.44円


基本料金と電力量料金のみで比較すると、40%近く値上りしていることが分かります。

こんなに高くなったなんて……と驚いてしまうほどの値上りですが、実際には2023年6月と2024年6月とでは燃料費調整額再エネ賦課金の単価が異なります。

2023年6月 2024年6月
燃料費調整額 0.91円/kWh -7.60円/kWh
再エネ賦課金 1.40円/kWh 3.49円/kWh


燃料費調整額と再エネ賦課金を含めた場合で計算すると、本来の請求額については下記が目安となります。

使用量(契約アンペア) 改定前 改定後 差額
120kWhの料金(30A) 3,508.80円 3,980.52円 471.72円
150kWhの料金(30A) 4,336.80円 4,919.52円 582.72円
200kWhの料金(30A) 5,716.80円 6,484.52円 767.72円
250kWhの料金(30A) 7,096.80円 8,049.52 円 952.72円
300kWhの料金(40A) 8,762.80円 9,909.76円 1,146.96円
350kWhの料金(40A) 10,246.30円 11,578.26円 1,331.96円
400kWhの料金(60A) 12,301.80円 13,837.24円 1,535.44円
450kWhの料金(60A) 13,785.30円 15,505.74円 1,720.44円
500kWhの料金(60A) 15,268.80円 17,174.24円 1,905.44円
※基本料金について一人暮らし30A、2~3人世帯40A、4人世帯以上は60Aが目安です

2023年6月と2024年6月で比較すると、基本プランの請求額は約13%高くなったことが分かります。

燃料費調整額については毎月変動するため、電気代が急に高くなったときは燃料費調整額を確認してみましょう。



電気料金が高くなったプラン

例として、基本プランについてどれだけ高くなったのかを見てきましたが、下記の料金プランが値上げの対象です。

新規申込受付中のプラン
  • 基本プラン
  • 時間帯別プラン
  • さすてな電気


また、東京ガスで新規受付を停止している以下のプランも値上げの対象です。

現在は申込停止中のプラン
  • ずっとも電気1S

  • ずっとも電気1

  • ずっとも電気2

  • もらえる電気



2022年10月の東京ガス原料費調整制度の変更

東京ガスは2022年10月検針分からガス代の実質値上げとなりました。「原料費調整制度」に基づいた変更で、以下のように上方調整されています。

地域 上方調整額(税込)
東京地区等 1m3(45MJ)につき9.62円
群馬地区 群馬南地区 1m3(45MJ)につき4.37円


上記の変更にともない、東京ガスで契約している2人暮らしや3人暮らしの家庭を例に紹介すると、以下のような影響がありました。

モデルケース 改訂前 改定後
2人暮らしや3人暮らし 30m3 5,886円 6,175円 (+289円)
(2012年度~2016年度の5年平均に基づき計算しています)
参考: 東京ガス「原料費調整制度に基づく2022年10月検針分のガス料金について」(参照2024-02-02)


なお、毎月の原料費調整制度に基づくガス代については、前々月末ごろにお知らせされているので、ガス代が心配な方はあらかじめ確認しておきましょう。

東京ガスの電気代はなぜ高くなったの?値上げの背景とその原因

東京ガスの電気代やガス代が高くなったのは、昨今の世界情勢が原因。前述した原料費調整制度の基準になっている原料費は、為替レートや原油価格の動きによって変動します。

東京ガスが2022年10月にガス代が実質値上げされたのも、2022年5月〜2022年7月の平均原料価格が関係します。102,360円/tを超えたため、電気代に含まれる「燃料費調整額」も高くなったのが値上げの背景です。

世界情勢の影響から値上げしているので、節約しやすい電気代から見直していきましょう。


高くなった電気代を節約する具体的な方法

ご家庭の電気代を節約させるために、以下の観点からおすすめの方法を紹介します。

  • 家庭でできる節約法
  • 契約アンペアの最適化


ご家庭にあった電気代節約に役立ててもらえたら幸いです。

家庭でできる節約法

家庭でできる手っ取り早い節約法は、電化製品の使い方です。電気代は季節や時間帯によって変動します。例えば夏場の19時頃に最も電気を使用しているのはエアコンで、全体の38.3%を占めているのです。

エアコンの設定温度を1℃変えると、約10%の消費電力を抑えられるので、電気代節約につながります。他にもテレビの明るさを下げるのも電気代節約になるのでおすすめの方法です。

経済産業省のデータによると、画面の明るさを最大から中間くらいの明るさにすると、年間で約840円安くなると発表されました(32型液晶テレビ)。

家庭の照明器具をLEDランプに変えるのも、おすすめの電気代節約方法です。一般電球と電球型LEDを比較すると、約86%の省エネにつながります。つまり電化製品の使い方や省エネタイプに買い換えると電気代を抑えられるので、家庭でできるテクニックの1つなのです。



参考: 経済産業省「夏季の省エネ・節電メニュー」(参照2024-02-02)
参考: 経済産業省資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」(参照2024-02-02)
参考: 経済産業省資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」(参照2024-02-02)


契約アンペアの最適化

電気代を節約するには、電気使用量に基づいた契約アンペア数(A)に変えるのも1つの手です。アンペア数の計算は、1年で最も使うであろう夏や冬を基準に算出します。同時に使える電気使用量を契約アンペア(容量)といいます。

例えば一人暮らしや二人暮らしで電気使用量が少ないのに、多人数世帯向けのアンペア数で契約していると、基本料金が高くついてしまいます。

家庭の世帯人数にもよりますが、アンペア数と家庭の電気使用量に大差がある場合は最適化することで基本料金を節約可能です。

既にアンペア数が適切な家庭については、プランや電力会社の乗り換えてそもそもの電気料金を見直すことも、おすすめの電気代を節約できる方法です。

自分に合った新電力を診断したい方はぜひ下記より、電気料金比較シミュレーションをご利用ください。

おすすめの新電力を診断するコンテンツ


東京ガスの電気は高くなった?乗り換え後の年間節約額を比較

ここまで東京ガスの電気が高くなった件について解説してきましたが、東京電力と比較しても高くなったのでしょうか。

下記表では、一人暮らし・2~3人暮らし・4人以上暮らしの世帯人数別に、東京電力から新電力会社へ乗り換えた場合の、年間節約額をシミュレーションした結果を表示しています。

現在、東京ガスの電気を使っている中で高くなった?と感じている方はもちろん、東京電力から新電力会社への乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。

一人暮らし
平均月額電気代
年間節約額 公式サイト
比較:東京電力「従量電灯B」 4,691円 -円 公式へ
【注目】オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
3,338円 -16,234 公式へ
東京ガス
「基本プラン」
4,610円 -973 公式へ
CDエナジー「シングルでんき」 4,574円 -1,401 公式へ
2~3人暮らし
平均月額電気代
年間節約額 公式サイト
比較:東京電力「従量電灯B」 8,524円 -円 公式へ
【注目】オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
6,982円 -18,509 公式へ
東京ガス
「基本プラン」
8,301円 -2,680 公式へ
CDエナジー「ベーシックでんき」 8,259円 -3,191 公式へ
4人以上暮らし
平均月額電気代
年間節約額 公式サイト
比較:東京電力「従量電灯B」 11,981円 -円 公式へ
【注目】オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
10,217円 -21,173 公式へ
東京ガス
「基本プラン」
11,459円 -6,271 公式へ
CDエナジー
「ファミリーでんき」
10,815円 -13,996 公式へ
※2024年12月時点、燃料費調整額を含んだ金額です
※オクトパスエナジーの年間節約額は当サイト限定【総額15,000円割引】を含みます
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。


東京ガスの電気だけでなく、電力会社の電気料金はじわじわと値上がりを続けているため、現状、大手電力会社を含め、電力会社そのものが全体的に高くなってきている状態です。

高くなった電気代を安くするには、キャンペーン等を有効活用しながら、その時のライフスタイルに合わせた電力会社の乗り換えがおすすめ

今回、注目度の高いおすすめの新電力会社としてオクトパスエナジーとCDエナジーを比較しました。各電力会社の詳しい紹介については、下記のページでもご覧いただけます。ぜひ併せてごらんください。

生活・暮らし>電力
オクトパスエナジーの評判と料金プランを解説

生活・暮らし>電力
CDエナジーダイレクトは安い?評判を徹底調査


高くなった料金を抑えるのに東京ガスから乗り換えるべき?乗り換えがおすすめな人と乗り換え先を紹介

ここまで紹介したとおり、たとえ一人暮らしでも電力会社を乗り換えるだけで十分、電気代を節約できます。しかしなかには「自分は乗り換えるべきか」「そのままがいいのか」など悩んでいませんか。

ここからは東京ガスから乗り換えるべき人と、東京ガスをそのまま使い続けるべき人との違いについて紹介します。おすすめの乗り換え先とその理由も紹介するので参考にしてください。

東京ガスから乗り換えるべき人

東京ガスから乗り換えるべき人は、少しでも電気代を節約したい方です。たしかに東京ガスの電気代は当社で比較した結果、3位の結果になっています。おすすめの電力会社ではありますが「1円でも電気代を安くしたい」と考える方にとって、電力会社の乗り換えが最適です。

電力会社によっては、電気以外のサービス込みでセット割引を適用させて、より一層節約できるプランも充実しています。世帯数にあったプランを展開している電力会社もあるので、詳しくは後述で紹介します。

東京ガスをそのまま使い続けるべき人

東京ガスをそのまま使い続けるべき人は、下記の2つに当てはまる方だと考えています。

  • 会社の経営基盤や信頼度を優先している
  • 電気とガス代をまとめたい、支払いを楽にしたい


東京ガスの電気は、大手インフラ企業としての安心感が特徴の新電力会社。口コミでも信頼できると評価されています。

前述で紹介したとおり、世界情勢の影響から電気代やガス代の値上げが原因で、多くの新電力会社が倒産・事業撤退しています。帝国データバンクが2023年6月29日に発表したデータによると、以下のような結果が発表されました。

2023年3月時点の調査では、706社のうち累計195社が「契約停止、撤退、倒産、廃業」となった。大手電力会社でも、10社中8社が2023年3月期の連結決算で最終赤字を計上した。
引用元: 帝国データバンク「新電力会社」事業撤退動向調査(2023年6月)(参照2024-02-20)



また、電気需要量ランキングでは、東京ガスは新電力会社のなかで堂々の1位(※1)。(電力需要実績が高い電気会社ランキングは下記記事で確認できます。)

電気会社・新電力のランキングをまとめた記事
生活・暮らし>電力
電気会社・新電力ランキング最新版!料金・人気・販売量で徹底比較
当記事では全国に700以上ある電気会社を徹底的に調査・比較しランキング化しました。


また、当社が独自にとったアンケートでも、東京ガスを選んだ理由の上位には、電気代とガス代をまとめると楽(※2)というのがありました。

つまり、東京ガスの供給エリア内に住んでいて、安心して契約したい方は東京ガスをそのまま使い続けるべきです。

(※1)資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値。
(※2)東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。


おすすめの乗り換え先とその理由

東京ガスで高くなった電気代を節約したい方におすすめの乗り換え先は、節約額やプランの豊富さなどによって選択肢が異なります。

例えばLooopでんきの節約額が挙げられます。当社独自のアンケート結果においても、乗り換えた8割以上の方が「節約効果を実感した」「お得になったと感じた」と回答されました。たとえメリットに感じなかったとしても、解約手数料なしで乗り換えられるのも魅力の1つです。

他にもCDエナジーダイレクトのように、世帯人数に応じたプランやポイント還元のサービスを展開している電力会社もあります。

FAQ:よくある質問

電気料金変更に関する一般的な疑問

電気使用量が同じであっても、月々の電気代が変わるのは前述で紹介した「燃料費調整額」が影響しています。一般的な電気料金は下記のような計算式で求められています。

電気料金=基本料金または最低料金+電力量料金(電力量料金単価×使用量+燃料費調整額)+再エネ賦課金


「電力量料金」の中には燃料費調整制度に基づいた燃料費調整額が含まれます。例えば6月分の電気代は、同年1〜3月の貿易統計価格に基づいて計算します。

つまり、2ヵ月前の為替レートや原油価格の動きによって電気料金に含まれる燃料費調整額が決まるため、燃料価格が高くなれば電気代も高くなり、燃料価格が安くなれば電気代も安くなるというわけです。

過去には燃料費調整額が高騰し、電気代が2倍以上高くなったケースも。電気代が高くなったことに後から驚かないために、毎月の単価を確認することをおすすめします。

また、再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、再生可能エネルギー普及を促進するための制度です。

電力会社が市場価格に影響されない一定金額での電力買取と再生可能エネルギー発電の導入を後押しした料金になっています。再エネ賦課金は全国一律で年度を区切りにして変動しています。

電気代節約の方法に関する質問

電気代を今すぐ節約するには、やはり家電製品の使い方を見直すことが最も効果的です。エアコンの温度設定、テレビの明度や音量、使っていない家電のコンセントを抜くなど、日々の節約が高くなった電気代対策になります。

例えば炊飯器の場合、保温し続けるよりも食べるたびに電子レンジで温めるほうが節約になります。家電製品の使い方の見直しについては、下記ページで詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

生活・暮らし>電力
電気代の節約方法まとめ|節電よりも安くするコツを解説【2024年】
こちらのページでは今すぐできる節約方法を分かりやすく解説しています。


軽視できない待機電力

待機電力は資源エネルギー庁の調査結果によると、家庭の消費電力のうち5.1%が待機時の消費電力に充てられていると発表されました。例えば1Wの電化製品にかかる待機電力を1kWh27円で計算すると、電気代は年間約237円も請求されます。

1世帯あたり年間かかっている待機電力は228kWhと推計されているので、待機電力の電気代は年間6,156円になる計算です。

使うときにさえ電源が入っていれば問題のない電化製品については、コンセントを抜いて待機電力を節約しましょう。 参考: 資源エネルギー庁 「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業」(参照2024-02-02)

電気料金の見直しと乗り換えに関する質問

電力会社を乗り換える際、大まかな申し込みの流れは以下のとおりです。

電力会社乗り換えの流れ
  1. 1.現在契約しているプランの確認
  2. 2.乗り換え先の電力会社を比較
  3. 3.検討先の電力会社に連絡・申込


高くなった電気代を安くするためには、まず、現在の契約内容をしっかりと把握することが第一歩。

基本料金や電力量料金、燃料費調整額、その他の割引の有無などを確認しないと、安くなるのかシミュレーションできません。

現在の契約内容と毎月の使用量は、乗り換え先の電力会社を比較する際の材料になります。

電力会社比較のポイント
  • 1.電気料金の確認
  • 2.料金以外の部分でのメリットを確認
  • 3.口コミからデメリット・リスクを確認


  • 乗り換え先の電力会社を比較するには、上記のポイントを押さえておくと失敗しにくいです。

    電気料金を確認する際には、同じ電気使用量で利用した場合に、どれだけ安くなるのかをシミュレーションしましょう。電力会社によっては電気料金の計算式が異なるため、まずはどんな計算式なのかを比較しながら確認することが大切です。

    そして料金以外の部分で魅力を感じるところがないか、自分なりのメリットを見つけることも納得できる電力会社探しのポイントです。例えば、ポイントプレゼントやセットにできるサービスの有無、実際に使っている人の評判などです。

    悪い口コミも見ておくと安心です。人によっては悪い評判であったとしても、電気を使う分には困らない場合もあります。自分自身が使うなら……という観点で電力会社を評価してみましょう。

    電力会社によって異なりますが、申し込み後特に問題がなければ、2週間~1ヵ月程度で供給開始となります。申し込み後すぐに乗り換えられるわけではないのでご注意を。

    供給開始後、最初の検針を持って乗り換えが完了します。乗り換え完了の通知とともに検針表を確認してください。

    申込時には、スマートメーターの有無の確認も必要です。設置されていない場合は、工事費無料で設置できます。スマートメーターが設置されていない場合は、乗り換えに時間がかかると把握しておきましょう。

    下記記事では地域別のおすすめ新電力をランキング形式で紹介しています。値上がりによる電気料金の見直しはぜひこちらもご覧ください。

    生活・暮らし>電力
    おすすめ電力会社を徹底比較!料金が安い新電力ランキング
    こちらのページでは地域・エリアと電気使用量の入力で各地域・エリアの電気料金を比較できるシミュレーターを紹介しています。


    当ページ利用上のご注意
    1. 当ページで掲載している情報は、各電力会社の公表している情報を元に作成しており、閲覧時点での料金単価やキャンペーン内容を保証するものではございません。また、ご利用中の電力会社によっては、キャンペーンが適用されない場合がございますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
    2. 当ページで掲載している年間節約額は、公表されている料金単価と基本料金(地域によっては最低料金)と年間の電力使用量の平均から、独自に算出したものであり、あくまで比較における参考値としてご覧ください。
    3. 当ページで掲載している月額料金は、公表されている料金単価と基本料金(地域によっては最低料金)を元に独自に算出したものであり、実際の支払い料金とは異なります。あくまで比較における参考値としてご覧ください。
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