女性の実印作成を徹底解説！書体や素材で失敗しない選び方を紹介

「女性が実印作成する際に気をつける点はあるの？」
「女性におすすめの印鑑や作り方を知りたい」

このようなお考えがあり、当ページを訪れた女性も多いのではないでしょうか。

女性の実印作成には、サイズや素材、書体など確認すべきポイントがいくつか存在します。結論から申し上げると、女性の実印作成のポイントは下記の通り。


最後にはおすすめのおしゃれ印鑑や女性に人気の開運印鑑まで紹介します。実印作成を考えている女性には必見の内容なので、ぜひご一読ください。

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いつ作るの？実印が必要になるタイミングについて解説

女性が実印を作るタイミングは、いつが一番多いのでしょうか。

遺産相続、自動車購入時、不動産の取引、公正証書の作成などなどいろいろなケースが考えられます。

逆に言うと、こういった場面でしか実印を使うことはないため、実際に必要となって慌てて作るという女性も多くいます。

しかし、女性には実印を作成するのに適したタイミングが2回あります。それは、結婚時と就職時です。 実印は、結婚や就職前などの十分に時間が取れる時に作っておくことをおすすめします。

というのも、慌てて作成すると様々な問題が発生する可能性があるからです。

Yahoo!知恵袋にこんな投稿がありました。


この女性は、注文したものとは違う実印が作成されてしまった上に、予定の予算を1,500円もオーバーしてしまったようです。

実印は、使う機会が少ないために、1回作ったものを一生使う女性が多いです。

また、一度印鑑登録をしてしまうと、後から他の印鑑に変える場合、役所で登録変更手続きしなければなりません。これはなかなか面倒です。

他にも、近所のはんこ屋さんで、三文判(100円ショップでも購入できる安い印鑑)を買い、実印登録する方もいます。

三文判は大量生産されているので、書体やサイズが全て同じ。そのため偽造されるリスクがとても高く大変危険です。

実印は印鑑の中で、もっとも法的効力が強い、そして一生物の印鑑。時間をかけて作成する方が、セキュリティ面でも安全ですし、気に入った素材や書体をゆっくり選べるという意味でもおすすめです。

それでは、なぜ女性の実印作成に結婚と就職がおすすめのタイミングなのか詳しく確認していきます。

苗字変更の可能性がある結婚時｜結婚後の苗字で実印作成できる

結婚は、女性が実印を作るタイミングとして適した時期と言えます。というのも、比較的多くの女性が結婚後に苗字が変わるからです。

実印というのは、偽造防止の観点からもフルネームで登録することが多く、結婚前の苗字で印鑑登録をしていた場合、苗字が変わった後に登録変更手続きをしなくてはなりません。

実印は、名前のみでも印鑑登録できるので、名前のみで実印を作成している場合は結婚後に苗字が変わったとしてもそのまま使えます。

そのため、結婚前の女性は名前のみで実印を作成する方も多いです。

しかし、結婚の前までに実印を使用する場面がない場合、結婚後に旦那さんと同じ名字で実印を作成するのがおすすめです。

実印は大事な契約に使うものなので、自分の分身であるとよく言われます。

その分身である印鑑の印影が名前のみだと、離婚して再婚した場合も使えるため、夫婦としての運気が安定しないという見方があります。

もし、結婚前にフルネームで実印を作成した場合は、結婚後に登録変更が必要であり、お金・時間が余分にかかってしまうことになります。

こういったことを避けるためにも、結婚を機会に愛する旦那さんと同じ名字の実印を作成するのがおすすめです。

実印利用の機会が増える就職時

女性・男性に関わらず、就職は実印を作成するタイミングに適しています。というのも、実印を使う機会というのは、社会人になってからがほとんどだからです。

例えば、マイカーを購入する際には実印が必要になるので、事前に実印を用意しておかなければなりません。

就職は実印を作るのに絶好のタイミングと言えます。未婚女性が就職時に実印を作成する際におすすめなのが、先ほどもお話した通り「実印を下の名前だけで作る」こと。

実印はフルネームで作成しなくても大丈夫なので、苗字だけ、名前だけ、どちらでも印鑑登録できます。

女性が結婚前に実印を作成する際に下の名前だけで作成するメリットは、結婚で苗字が変わった場合でも、登録変更手続きをしなくて済む点。

今、結婚を考えていない女性でも、将来結婚する際に登録変更手続きをしなくて済むように、未婚女性は下の名前で実印を作成するのがおすすめです。

女性用実印の書体(字体)は印相体(吉相体)か細篆書体がおすすめ！

女性が実印を作成する際に選ぶポイントとして、「素材」や「サイズ」がすぐに頭に浮かぶ方が多いと思いますが、「書体」も非常に重要です。

女性の実印の書体選びは、以下2つのポイントに注意しながら作成する必要があります。


これらの注意点を踏まえた上で、女性にぴったりの実印書体について確認していきましょう。

複製されにくい書体(文字)でリスク管理！安全面について

実印は、法定効力が最も強い印鑑です。

実印を始め、証明印というのは、偽造・悪用されると大変なことになるので、複製されにくい書体が好まれます。

そこで、女性の実印書体としてよく使われるのが「印相体(吉相体)・篆書体(てんしょたい)」。もしくはその派生の書体である細篆書体や太枠篆書体などがあります。

印相体(吉相体)や篆書体などの、文字が複雑で複製しにくい書体を利用することで、安全に実印を作成できます。

書体(字体)によって違う！印影の印象について

文字の線の太さなどによって、印影の印象は大きく変わります。一般的に、細い線のほうが、すっきりと美しい印象を与えるので、女性に好まれることが多いです。

そこで、女性に人気の実印書体が「細篆書体(ほそてんしょたい)」です。細篆書体は、その名の通り線が細い篆書体です。

すっきりと柔らかい印象を与える上に、可読性が低いため、偽造防止の点からも女性にとてもおすすめ。

また、別名「太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)」とも呼ばれており、印面の枠が通常よりも太いのが特徴。縁が欠けにくくなるので、耐久性が高く安心です。

柔らかく美しい女性らしい印影で実印作成したい女性は、太枠篆書体で作成してみてはいかがでしょうか？


こちらでは、女性の実印の書体の選び方について解説しました。次では、女性用実印におすすめのサイズの選び方を紹介します。

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女性に適した実印のサイズ(13.5mm・15mm)を確認

女性実印に適した印鑑のサイズ(太さ)があります。それは「13.5mm」もしくは「15.0mm」です。理由を確認していきましょう。

男性実印(16.5mm)より小さいサイズで作成することが多い

そもそも女性が印鑑を作成する際に、男性よりも小さい印鑑で作成するという傾向があります。

これは、昔からの慣習(古い考え方)によるもので、夫婦で実印を作る際に、妻は夫よりも小さい実印を持つことで夫を立てるという意味を持つからです。

上記は古臭い考え方ですが、利便性を考えると、女性は男性に比べて手が小さいので、男性実印に人気の16.5mmより小さい印鑑のほうが使いやすいです。

実印＞銀行印＞認印の大きさの順で作成することが多い

では、なぜ「13.5mm」もしくは「15.0mm」なのでしょうか。

一般的に、印鑑通販サイトに売っている印鑑で、個人用の印鑑として用いられているサイズは10.5mm～18.0mmが多くなっています。

この中から実印のサイズ選ぶ際にポイントがあり、それは「実印は銀行印や認印よりも大きいサイズで作成する」という点。

通常、個人がもつ印鑑として「認印・銀行印・実印」の3つがあります。そのうち最も重要である実印を1番大きく作り、次に「銀行印」「認印」という順に小さいサイズで印鑑を作成する傾向があります。


女性用実印のサイズを決める上記のポイントを合わせて考えると、必然的に印鑑の「認印・銀行印・実印」のサイズの組み合わせは以下の2通りになります。

パターン	認印	銀行印	実印
組み合わせ1	10.5mm	12.0mm	13.5mm
組み合わせ2	12.0mm	13.5mm	15.0mm

以上から、女性用実印のサイズは「13.5mm」か「15mm」が多くなります。

縁起のよさを考慮、名前の文字数が多い女性は15mmがおすすめ

では、13.5mmか15mmのどちらがいいのでしょうか。あとは、自分の手の大きさや持ちやすさなどで選ぶといいでしょう。

耐久性の観点からは、より太い15mmで女性用の実印を作成するのがおすすめです。実印のサイズは大きいほど縁起がよくなるとも言われているので、縁起のよさを考慮する女性は15mmがおすすめ。

また、印鑑は大きさによって彫れる文字数が変わります。下記は、はんこプレミアムの彫刻可能文字数です。


13.5mmと15mmは彫刻可能文字数は同じですが、2文字を13.5mmと15mmに彫るのでは、見た目の印象が変わります。

目安として、3文字以上を彫る場合は15mmがおすすめです。13.5mmに3文字を彫ることもできますが、少し詰まった印象を受けるかもしれません。


また、実印のサイズに関してより詳しく知りたい方は、下記ボタンからご覧ください。

実印のサイズに関する詳細はこちら

こちらでは、女性用実印のサイズの選び方を解説しました。次は、素材の選び方を紹介します。素材は、実印の耐久性や値段を決める重要な要素になります。

女性に人気の実印素材とは？

実印を作成する際に悩むポイントとして多いのが、「印鑑の素材(印材)」です。

印鑑の素材は「見た目」はもちろんのこと、「捺印性」「値段」といった様々な面に関わってきます。ここでは人気の印材を4つ紹介します。

上品で美しい印材「琥珀」

女性の実印素材として、最も人気であるのが「琥珀」です。

琥珀とは、オレンジ色のマーブル模様が入った水晶のような見た目の印材。一見、石材のように思われますが、その正体は、長い年月をかけて堆積した樹脂です。

天然物の琥珀は耐久性が低く脆いため、人口樹脂で加工されており、硬度を高めて作られています。その見た目はまるで宝石のよう。

温かみのあるボディが優しい印象を与えるため女性の印鑑にピッタリと言えます。

ただし、琥珀は高級印鑑印材として有名。10,000円以上するものも少なくありません。

「実印とは言ってもあまりお金はかけられない．．．」という女性には、次の「彩樺(さいか)」という印材がおすすめです。

低価格ながら耐久性の高い材質の「彩樺(さいか・アグニ)」

「彩樺(さいか)」とは、エコ素材として有名な木材印鑑。木材といっても、高圧加熱処理が施されており、耐久性は十分に高い材質なのが特徴です。

見た目がとても美しく、キメ細かい木目でとても味わい深い印象を与えます。

彩樺は、値段もお手頃ですし「琥珀は高くてちょっと手が出せない．．．」という女性には、おすすめの印材です。

実印に必要な要素が揃っている「オランダ水牛/牛角(黒水牛)」

他にも、耐久性と美しさを求めるのであれば、「オランダ水牛」も女性におすすめの実印素材として有名。別名、白水牛とも呼ばれており、黒水牛とよく対比されることがあります。

角素材なので耐久性が高く、天然物の模様が1つ1つ違っていて、デザイン性の高い印材。値段は、琥珀と彩樺の間といった具合で、比較的手に入れやすいです。

実印に必要な耐久性を持ちつつ値段も安めな印材が欲しい女性には、オランダ水牛がおすすめです。

一生ものの実印が欲しい方向け！印鑑登録に最適な「チタン」

チタンは実印に最適で、一生物の実印が欲しい方向けの印材です。

落としても割れにくい耐久性の高さ、適度な重さによる捺印性の高さ、水洗いできるメンテナンス性の高さと、どれをとっても女性の実印に最適な素材です。

その分価格が他の印材と比較して高めなのがデメリットですが、一度購入したら一生使い続けられるでしょう。

一生に一度の買い物と考えれば、そこまで高い買い物でもないかもしれませんね。

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ここまで、女性用実印の選び方を4つ紹介してきました。ここまでの内容を簡単にまとめます。

	おすすめの作成方法
作成タイミング	結婚・就職時
書体	一般的な書体：印相体(吉相体) 女性らしい書体：太枠篆書体
サイズ	13.5mm・15mm 3文字以上彫る方は15mmがおすすめ
素材	見た目の美しさ：琥珀 値段重視：彩樺 耐久性と値段のバランス：オランダ水牛 耐久性・捺印性・メンテナンス性：チタン

女性用実印の選び方を確認したら、あとは作成場所を決めるだけ。次では、女性用実印の作成におすすめなネット印鑑通販サイトを紹介します。

女性の実印作成に人気のおすすめネット印鑑通販サイト

今、かわいくおしゃれなはんこが、密かにブームとなっています。ネット通販サイトのなかには、女性向けのかわいい印鑑の販売に特化したページを作っているところもあります。

ここでは、具体的にどういった印鑑が販売されているのか、女性の実印におすすめな大手印鑑通販サイトを3つ紹介します。

また、運気アップを願って開運印鑑を作成される方もいます。上記おすすめの通販サイトに加え、開運印鑑についても簡単に確認していきましょう。

ハンコヤドットコムの「おしゃれはんこ」シリーズ：ストーン付き(アタリ)の商品やギフトにもおすすめなかわいいケース付セット！即日発送も可能

印鑑販売大手「ハンコヤドットコム」は、女性向けのおしゃれなはんこ用のサイトを1つ持っているほど、女性用の印鑑販売に力を入れています。

実際に見てみると、ハローキティとコラボした「キャタクターはんこ」、本物の和紙を用いた「和風はんこ」など、おしゃれな印鑑が種類豊富に揃っています。

なかでも、実印に適した女性用印鑑として、スワロフスキーや宝石付きのおしゃれ印鑑があります。
例えば、一番目を引くのが、スワロフスキーが埋め込まれた「スリーストーン黒水牛」。

男性に人気の黒水牛印鑑にスワロフスキー埋め込むことで、一気に光り輝く女性にぴったりのおしゃれ印鑑となっています。

他にもパワーストーンのオパールが埋め込まれた、「京都オパール印鑑」など美しい女性向け印鑑がたくさん揃っています。気になる方はぜひチェックしてみてください。




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はんこプレミアムの宝石印鑑(パワーストーン)シリーズ：アメジストやローズクォーツなど多数の水晶から選べる！安い値段で購入可能

大手印鑑サイト「はんこプレミアム」には、水晶や宝石といったパワーストーンを加工して作られた、美しい女性にぴったりな印鑑がたくさんあります。

例えば、紅水晶とも呼ばれる「ローズクォーツ」は、女性に大人気の印鑑素材。優しいピンク色の透明なボディが心を癒してくれます。

「ラピスラズリ」は、濃紺のボディに金色のラメのような模様が散りばめられており、まるで星が輝く夜空を1点に凝縮したような見た目をしています。

ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の飛行石の素材としても有名です。



はんこプレミアムでは現在、創業大感謝祭セールを実施しています。期間限定のこの機会を、ぜひお見逃しなく！

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Sirusiの印グラフィーシリーズ：おしゃれなあなただけの実印が作れる

Sirusiは、デザイン印鑑専門の通販サイト。他の印鑑通販サイトとは異なる、デザイン性の高いおしゃれな印鑑を販売しています。

Sirusiの「印グラフィー」シリーズ(上画像)は、Sirusiオリジナルの印鑑。ライン印グラフィーに関してはフルネームで作成できるため、実印として*登録しやすいのもポイントです。

*念のため、購入前にお住まいの市区町村に登録できるかどうか、ご確認されることをおすすめします(Sirusiは実印登録保証も実施しているので安心です)
また、Sirusiでは、印影の線を「もっと柔らかく表現したい」など、表現を細かく変更することも可能です。

実印は、一生に一度の大切な買い物。せっかくなら、Sirusiでとことんこだわって作成してみるのはいかがでしょうか？

おしゃれなデザインが人気！ Sirusiの公式サイトを見る

こちらでは上記3サイトを紹介しましたが、実印作成におすすめの通販サイトは他にもあります。

下記記事では、実印作成におすすめの通販サイトをランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

実印作成におすすめの
通販サイトランキング

また、水晶・宝石印鑑の特徴としてあげられるのが、次に説明する「開運効果」です。

風水で運気アップ！開運効果のある印鑑を紹介

女性の中には、実印を購入する際に、印鑑そのものの開運効果(運気)を気にされる方もいらっしゃいます。

実印は、自分の分身と言われるほど大事な印鑑。その実印に運気が上がる素材を使用することで、運気を上げられると言われています。

まず、よく開運効果があると言われているのが、薩摩本柘(さつまほんつげ)の印鑑。薩摩本柘は、生命力にあふれた大自然を象徴するかのような木です。

薩摩本柘を実印に用いることで、自然の生命力や活力を自らに取り込めると言われています。

他に開運効果があると言われている素材が、先程も紹介した水晶・宝石印鑑です。
例えば、「ローズクォーツ」であれば、恋愛運上昇効果があると言われています。女性の美しさや若さを保ち、心を癒してくれる効果があるそうです。

「シトリン」は別名、黄水晶と呼ばれる素材。「太陽」に例えられるほど、明るく輝く見た目をしており、活力やエネルギーを与えてくれると言われています。金運、結婚運を高める効果があると言われている印材です。

開運効果に興味のある女性は、以下ページにて詳細をご確認ください

開運印鑑について詳しく見たい方は
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まとめとよくある質問｜女性の実印の作り方に関して

最後に当ページの内容をまとめます。今回紹介した以下4つのポイントを押さえて、失敗のない女性用実印を作成しましょう。


上記のポイントを確認した上で、開運効果のある素材を使った実印やおしゃれなデザインのものを選んでみてください。

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また、女性の実印作成に関して、よくある質問を下記にまとめました。不明点などありましたら、下記で解消してから作成してくださいね。

名前がひらがなの場合はどうすればいいの？

実印は、ひらがなでも印鑑登録することが可能です。ただし、ひらがなで登録することができるのは、ひらがなの名前の人のみ。

実印として印鑑登録できる印鑑は、住民票に登録されている名前と一致するもののみだからです。

また、ひらがなの方は特にフルネームでの実印作成がおすすめ。偽造・複製のリスクを避けるためにも、ひらがなの方はフルネームで実印作成するといいでしょう。

フルネーム？下の名前だけ？苗字のみ？どれで作成すべき？

実印はフルネーム、下の名前だけ、どちらでも登録できますが、偽造・複製を防ぐためにも、フルネームで作った方が安全と言えます。

ただし、女性の場合は必ずしもそうとは言い切れません。

女性は結婚によって苗字が変わる人が比較的多いでしょう。結婚前の旧姓で登録した印鑑は、結婚後に苗字が変わった場合、証明印として効力を発揮しなくなってしまいます。

その辺りも考慮して、フルネームでの作成か下の名前のみか、決めるようにしましょう。

フルネームの方が偽造されるリスクを抑えられるので、人と被ることの多い苗字、名前の方は、フルネームで作成するのがおすすめです。

既婚女性の名前の彫り方は？名前のみがおすすめ？

既婚女性の名前の彫り方は、フルネーム・名前のみのどちらでも問題はありません。ただ既婚女性であれば、セキュリティを考慮してフルネームで作成してしまっていいでしょう。

また、印鑑サイズと文字数のバランスを考慮して、実印に彫る文字を決めるのもおすすめです。既婚女性の中には、画数の良し悪しで彫り方を変えることも。

運気や縁起を考慮するのは、あなた自身の証を表す実印ならではの考え方かもしれませんね。

縦書き？横書き？おすすめの彫刻方法は？

女性実印の一般的な作成方法は、縦書きです。銀行印を横書きで作成する方が多いことから、実印を縦書きで作成することで区別しやすくなるメリットもあります。

ですが、女性実印を横書きで作成しても問題ありません。横書きの場合、文字は右から左に彫られます。

横書きは、安定や守護を示すと言われているため、安定を願って横書きで作成するのもおすすめです。

離婚したら同じ(旧姓の)実印は使えない？

離婚した場合、同じ(旧姓の)実印がそのまま使えるかは、実印の彫り方によります。下表は、結婚後に苗字が変わった女性の場合です。

彫り方	同じ実印を使える？
フルネーム	使えない
下の名前	使える
苗字のみ	使えない

なお、結婚後に苗字が変わらなかった女性は、どの彫り方であっても同じ実印をそのまま使用できます。

個人銀行印や個人認印との作成ポイントの違いは？

女性の実印と銀行印・認印の作成ポイントの違いは、大きく3つあります。「書体・サイズ・刻印内容」です。

印鑑の用途ごとにおすすめの作成方法を下記表にまとめたので、ご確認ください。

	書体	サイズ	刻印内容
実印	篆書体(太枠篆書体)・ 吉相体(印相体)	13.5mm〜 15.0mm	フルネーム・ 名前のみ
銀行印	篆書体(太枠篆書体)・ 吉相体(印相体)	12.0mm〜 13.5mm	苗字のみ・ 名前のみ
認印	古印体	10.5mm〜 12.0mm	苗字のみが一般的

なお、女性用の銀行印の作成ポイントは、下記記事にまとめています。

女性用銀行印は、実印と作成ポイントが異なるので、銀行印を作成予定の方は失敗しないようご確認ください。

女性の銀行印の作成ポイントを6つ解説

女性と男性の実印作成ポイントの違いは？

女性と男性の実印作成ポイントの違いは、下記表の通りです。

	書体	サイズ	刻印内容
女性	篆書体(太枠篆書体)・吉相体(印相体)	13.5mm〜 15.0mm	フルネーム・ 名前のみ
男性	篆書体・吉相体(印相体)	16.5mm〜 18.0mm	フルネーム

結婚を機に必要になる印鑑はある？

女性が結婚を機に作成しておいた方がいい印鑑は、主に実印と銀行印です。実印・銀行印を作成するだけでなく、入籍にあたり必要な手続きもあります。

下記記事では、結婚を機に必要になる印鑑と手続きを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

結婚を機に女性が作成すべき印鑑は？
入籍にあたり必要な手続きも紹介

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