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ANA法人カードのおすすめ券種を比較!メリットやマイル還元率を紹介

最終更新日:

ANA法人カードのおすすめ券種を徹底比較!各カードのメリットやマイル還元率を紹介

ANA法人カードはJCB、三井住友カード、三井住友トラストクラブ(ダイナースクラブ)という3つの会社が発行しており、各カードのサービス内容には違いがあります。

各カード会社のANA法人カードの特徴をわかりやすくまとめると、次のとおりです。

各カード会社のANA法人カードの特徴まとめ

  • JCBのANA法人カード
    ANA JCB法人カード(一般)
    ショッピングで貯めたポイントをANAマイルへ移行でき、一般・ワイド・ワイドゴールドという3つのランクから選べます。ANAマイルを貯めたい人はJCBのANA法人カードを選ぶのがおすすめです。
  • 三井住友カードのANA法人カード
    ANA Visa コーポレートカード(一般)
    貯めたポイントはANAマイルへ移行できず、貯まるのは原則としてフライトマイルのみ。一般・ワイド・ワイドゴールドという3つのランクから選べます。ショッピングなど経費の支払いでANAマイルを貯めたい人には不向きです。
  • ダイナースクラブのANA法人カード
    ANAダイナースコーポレートカード
    有効期限のないポイントが貯まり、ANAマイルへ移行できます。年会費は高額ですがグルメや空港ラウンジなど特典が充実しています。ワンランク上のビジネスカードを選びたい人におすすめです。

なかでもJCBの一般カードは年会費が安く、コストを抑えてANAマイルを貯めたい人におすすめ。早速申し込みたい人は以下ボタンから手続きできます。

年会費が安くマイルを貯めやすい1枚

ANA法人カードをさらに比較して選びたい人のために、各カードのスペックを一覧表でまとめると、次のとおりです。

発行会社 JCB 三井住友カード 三井住友トラストクラブ
(ダイナースクラブカード)
ランク 一般 ワイド ワイドゴールド 一般 ワイド ワイドゴールド
券面
ANA JCB法人カード(一般)
ANA JCB法人カード(ワイド)
ANA JCB 法人カード(ワイドゴールド)
ANA Visa コーポレートカード(一般)
ANA Visa コーポレートカード(ワイド)
ANA Visa コーポレートカード(ワイドゴールド)
ANAダイナースコーポレートカード
詳細リンク 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ
国際ブランド JCB Visa、Mastercard®︎ ダイナースクラブ
申込方法 Web 郵送 Web
年会費 2,475円(税込)
(初年度年会費無料)
12,925円(税込) 20,900円(税込) 3,025円(税込) 13,475円(税込) 20,900円(税込) 22,000円(税込)
追加カード年会費 825円(税込) 4,400円(税込) 440円(税込) 4,400円(税込) 22,000円(税込)
ANAマイル還元率 1% マイル移行不可 1%
ANAマイル移行手数料 5,500円(税込)/年 無料 無料
入会・継続時ボーナスマイル 1,000マイル 2,000マイル 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
航空便に搭乗時ボーナスマイル 10% 25% 10% 25% 25%
ANAカードマイルプラス ANA Bizの航空券のみ対象 ANAカードマイルプラス加盟店 ※3 ANA Bizの航空券のみ対象 ANAカードマイルプラス加盟店 ※3 ANAカードマイルプラス加盟店 ※3
  • 上記法人・ビジネスカード情報は2025年8月の情報です。
  • 一部の対象外店舗を除きます。

各ANA法人カードの特徴を比較したい人は、このまま記事を読み進めましょう。

著者

伊東 玲那

株式会社EXIDEA
WEBディレクター

伊東 玲那(Reina Ito)

新卒で埼玉りそな銀行に入社。銀行員時代は個人資産家の運用相談や経営者の相続相談などの金融相談業務に従事。顧客のお金に関する悩みや不安に向き合うべく、国家資格のFP1級を取得。 銀行員時代の金融知識も活かし、1人でも多くの方に役立つ情報を届けるため、現在HonNe金融ジャンルの執筆を担当。

お金のコーチングスタジオSHEmoneyでマネープランナーとしての活動や、講師としてイベント登壇でもお金の情報発信をしている。

【保有資格】
FP1級(ファイナンシャル・プランニング・技能士1級)
日本証券業協会 一種外務員
クレジットカードアドバイザー®︎

目次

ANA法人カード全7種のおすすめポイントを比較

ANA法人カードの種類別おすすめポイントとメリットを比較しながら解説

ANA法人カードのランクごとにおすすめできるポイントとメリットを解説します。

なお、一般ランクの券面については、国際ブランドの違いでポイントの貯まり方に違いがあるため、切り分けて紹介します。

  • 法人カード名をタップすると、記事内詳細箇所へジャンプします。

JCBのANA法人カード(一般)|還元率1%でANAマイルが貯まりおすすめ

JCBのANA法人カード(一般)の基本情報
カード券面
ANA JCB法人カード(一般)
年会費 2,475円(税込)
初年度年会費無料
還元率 1.0%(ANAマイル)
国際ブランド JCB
海外旅行傷害保険 最高1,000万円
(自動付帯)
国内旅行傷害保険 なし
ショッピング保険 年間100万円まで
(海外のみ)
申し込み条件 18歳以上の法人代表者・個人事業主

JCBのANA法人カード(一般)のメリット

  • 貯めたポイントをマイルに移行できて還元率は1%
  • マイル移行上限なし
  • 入会・継続時に1,000ボーナスマイルがもらえる
  • 初年度年会費無料!

ANA法人カードの中で本会員の年会費が最も安いのは、ANA JCB法人カード(一般)です。本会員の年会費は2,475円(税込)であり、コストを抑えてANA法人カードを使いたい人におすすめです。

ANA JCB法人カード(一般)は、クレジットカード決済でカード会社のポイントが貯まり、貯めたポイントは1%の還元率でANAマイルに移行できます。ポイント加算とマイル移行のレートは以下です。

ポイント加算・マイル移行レート

1,000円=1ポイント=10マイル

VisaとMastercard®︎のANA法人カードは、カード会社のポイントは貯まるものの、ANAマイルへの移行はできません。そのため、経費の支払いでANAマイルを貯めたい人には、JCBブランドのANA法人カードがおすすめです。

還元率1%でマイルが貯まり、ボーナスマイルの制度もあるJCBのANA法人カード。現在はJCBブランド限定で、次のキャンペーンを開催中です。

ANA JCB法人カードのキャンペーン情報【2025年8月最新】

  • 【通常特典】入会で一般カードは1,000マイル、ワイド・ワイドゴールドは2,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会で9,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会後翌々月末までに20万円以上の利用で21,000マイル

以下ボタンから公式サイトを確認し、申し込み手続きを進めましょう。

ショッピングでマイルが貯まる

三井住友カードのANA法人カード(一般)|ポイントは貯まるがマイル移行は不可

三井住友カードのANA法人カード(一般)の基本情報
カード券面
ANA Visa コーポレートカード(一般)
年会費 3,025円(税込)
還元率 0.5%
国際ブランド Visa、Mastercard®︎
海外旅行傷害保険 最高1,000万円
国内旅行傷害保険 なし
ショッピング保険 年間100万円まで
(海外のみ)
申し込み条件 法人・個人事業主

三井住友カードのANA法人カード(一般)のメリット

  • 入会・継続時に1,000ボーナスマイルがもらえる
  • ANAのフライトマイルが10%加算される
  • 0.5%の還元率でカード会社のポイントが貯まる

Visa・Mastercard®︎のANA法人カードは、正式名称をANAコーポレートカードと呼びます。発行会社は三井住友カードであり、ショッピング利用金額に応じて還元率0.5%でポイントが貯まります。

注意事項

  • ANAコーポレートカードで貯めたポイントは各種賞品と交換できますが、ANAマイルへの移行はできません。

貯めたポイントをマイルに移行したいなら、JCBブランドのANA法人カードを選びましょう

  • Visa・Mastercard®︎のANA法人カード:ポイントのマイル移行は不可
  • JCBのANA法人カード:ポイントのマイル移行が可能

ショッピングによるマイルは貯まらないものの、ANAコーポレートカードでもボーナスマイル制度はあります。新規入会と毎年のカード継続の際には、1,000ボーナスマイルを獲得可能です。

またANAの飛行機を利用する際のフライトマイルは、通常のマイル数に10%が加算されます。ANAの飛行機をよく利用する人なら、ANAコーポレートカードでもマイルを貯めやすいでしょう。

ボーナスマイルとカード会社のポイントでお得なANAコーポレートカード。申し込み手続きは郵送限定のため、以下ボタンより公式サイトを確認し、申込書を取り寄せましょう。

入会時のボーナスマイルあり!

ワイドカード|フライトマイルが増量され、ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン可

ワイドカードの基本情報
カード券面
ANA JCB法人カード(ワイド)
ANA Visa コーポレートカード(ワイド)
年会費 12,925円(税込) 13,475円(税込)
還元率 1%(マイル) 0.5%(ポイント)
国際ブランド JCB Visa、Mastercard®︎
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
(自動付帯)
国内旅行傷害保険 なし
申請条件 法人・個人事業主
  • 価格はすべて税込です。

次の特徴に当てはまる人には、ANA法人カードの中でもワイドカードがおすすめです。

ANA法人カード ワイドカードがおすすめの人

  • 一般カードより多くのボーナスマイルを獲得したい
  • ビジネスクラス専用カウンターでチェックインしたい
  • 一般カードより補償額の大きい旅行傷害保険を利用したい

このようにANA法人カード ワイドカードは、一般カードと比較してメリットの大きいクレジットカードです。

ANA法人カード ワイドカードは、一般カードよりもボーナスマイルが優遇されています。入会・継続時には2,000マイルがもらえて、フライトマイルは25%が加算されます。

またANA法人カード ワイドカードなら、国際線エコノミークラスの利用時もビジネスクラス専用のカウンターでチェックイン可能。通常のカウンターと比較して、スムーズに手続きを終えられます。

なおANA法人カードのショッピング時のポイント・マイルの仕組みは、一般カードとワイドカードに違いはありません。ワイドカードでもJCBブランドはポイントをマイル移行できる一方、Visa・Mastercard®︎はマイル移行不可です。

この点を踏まえると、ANA法人カード ワイドカードを使用するなら、JCBブランドがおすすめ。今ならJCBのANA法人カード限定で、次のキャンペーンを開催中です。

ANA JCB法人カードのキャンペーン情報【2025年8月最新】

  • 【通常特典】入会で一般カードは1,000マイル、ワイド・ワイドゴールドは2,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会で9,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会後翌々月末までに20万円以上の利用で21,000マイル

JCBのANA法人カード ワイドカードへの申し込みを希望する人は、以下ボタンから手続きしましょう。

ショッピングでマイルが貯まる

ワイドゴールドカード|空港ラウンジ特典が増え、ANAカードマイルプラスは全加盟店が対象

ワイドゴールドカードの基本情報
カード券面
ANA JCB 法人カード(ワイドゴールド)
ANA Visa コーポレートカード(ワイドゴールド)
年会費 20,900円(税込)
還元率 1%(マイル) 0.5%(ポイント)
国際ブランド JCB Visa、Mastercard®︎
海外旅行傷害保険 最高1億円
(自動付帯)
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
(利用付帯)
申請条件 法人・個人事業主
  • 価格はすべて税込です。
  • 上記法人・ビジネスカード情報は2025年8月の情報です。

以下の特徴に当てはまる人には、ANA法人カード ワイドゴールドカードがおすすめです。

ANA法人カード ワイドゴールドカードがおすすめの人

  • 空港ラウンジサービスなど、ゴールド限定特典を使いたい人
  • ANAカードマイルプラスをより活用したい人
  • ワイドカードより補償額の大きい旅行傷害保険を利用したい
  • 一般・ワイドカードより補償額の大きいショッピング保険を利用したい人

特に注目したいのは、ANA法人カード ワイドゴールドカードでは空港ラウンジサービスを利用できる点です。日本全国の主要空港内のラウンジ(ANAラウンジではありません)を無料で利用でき、フライトまでの待ち時間を過ごせます。

またANA法人カード ワイドゴールドカードなら、ANAカードマイルプラスの適用対象が全加盟店(一部対象外店舗を除く)に拡大されます。一般カード・ワイドカードでは、ANA Bizで予約・購入・発券した航空券のみが対象なので、より多くの店舗が対象です。

ANAカードマイルプラスとは

ANAカードマイルプラスとは、通常のポイントに加えて100円または200円ごとに1マイルが蓄積されるお得な制度。ANA法人カードによる経費の支払いでより多くのマイルを貯めたい人におすすめです。

なおANA法人カード ワイドゴールドカードでも、Visa・Mastercard®︎ではカード会社のポイントをマイルに移行できません。クレジットカードの支払いでマイルを貯めたいなら、JCBブランドのANA法人カード ワイドゴールドカードを選びましょう。

JCBブランドのANA法人カード ワイドゴールドカードでは、現在お得なキャンペーンが開催中です。

ANA JCB法人カードのキャンペーン情報【2025年8月最新】

  • 【通常特典】入会で一般カードは1,000マイル、ワイド・ワイドゴールドは2,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会で9,000マイル
  • 【ワイドゴールド限定】入会後翌々月末までに20万円以上の利用で21,000マイル

以下ボタンからJCBのANA法人カード ワイドゴールドカードの公式サイトを確認し、申し込みを進められます。

ダイナースクラブカード|ワンランク上の特典がおすすめのANA法人カード

ダイナースクラブカードの基本情報
カード券面
ダイナースクラブカード
年会費 22,000円(税込)
還元率 1%(マイル)
国際ブランド ダイナースクラブ
旅行傷害保険 海外:最高5,000万円
国内:最高5,000万円
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
申し込み条件 法人・個人事業主

JCBのANA法人カード(一般)のメリット

  • ショッピングのANAマイル還元率は1%
  • カード会社のポイントには有効期限がない
  • ダイナースクラブ限定の特典を利用できる

マイルの貯まりやすさに加えてビジネスカードの特典も重視する人には、ANAダイナースコーポレートカードがおすすめ。ANA法人カードの付帯サービスに加えて、ダイナースクラブの各種特典も利用できます。

ANAダイナースコーポレートカードで利用できる特典の例は以下です。

ANAダイナースコーポレートカードの特典例

  • 1名分のコース料理が無料になるエグゼクティブ ダイニング
  • レストランひらまつの10%割引優待
  • ダイナースクラブの空港ラウンジ(海外・国内)を無料で利用可能
  • 一休.comの宿泊クーポンがもらえる
  • 旅行・出張の手配を電話で依頼できるトラベルデスク
  • 約100のゴルフ場の予約を依頼できるゴルフデスク

このように他ランクのANA法人カードでは利用できない、ダイナースクラブ限定の特典が複数あります。

またANAダイナースコーポレートカードは、クレジットカード支払い金額に対して1%の還元率で、貯めたポイントをANAマイルへ移行可能。ポイントには有効期限がなくじっくり貯められます。

上記のポイントを踏まえてANAダイナースコーポレートカードに申し込みたい人は、以下ボタンより公式サイトの確認がおすすめです。

ここまで紹介したANA法人カードで自分にあったカードが見つからなかった方は、以下記事を参考にしてANA法人カード以外にもマイルが貯まるカードを比較しましょう。

ANAマイルだけでなく、JALマイルも貯まるおすすめ法人カードを比較しているので、自分にとって最強の1枚がどれなのか確認してみてください。

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ANA・JALなどのマイルが貯まる法人カードを比較したい方におすすめの記事はこちら

マイルが貯まる法人カード8選!ANA・JALのマイル別におすすめの最強カードを紹介

ANA法人カードの特典を紹介!ワイド以上限定のメリットも

ANA法人カードには、すべての会員が利用できる特典と、ランクが高いカード限定の特典があります。ここでは次の各項目で、ANA法人カードの特典を紹介します。

ANA法人カード限定の特典を、詳しく解説します。

全てのおすすめANA法人カードで利用できる共通特典

全てのおすすめANA法人カードで利用できる共通特典の例は以下です。

全ANA法人カードの共通特典

  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの宿泊代金の割引優待
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの朝食無料・ウェルカムドリンクなどの特典
  • 空港内免税店での割引優待(一般は5%オフ、ワイド・ワイドゴールドは10%オフ)
  • 空港内のANA FESTAでの10%割引優待(1,000円以上の買い物)
  • ANAグループ便の機内販売の10%割引優待

このようにANA法人カードには、一般カードでも利用できる複数の特典があります。

ビジネスクラス専用カウンターでのチェックイン特典(ワイド以上限定)

一般カードを除くワイドカード・ワイドゴールドカード限定で、国際線エコノミークラス利用時にビジネスクラス専用カウンターでのチェックインできます。

エコノミークラスは本来は一般カウンターでのチェックインですが、ワイド以上のANA法人カードを持っていれば、より優遇されたビジネスクラス専用カウンターで手続き可能。混雑を避けてスムーズにチェックインの手続きを済ませられるでしょう。

空港ラウンジ無料サービス(ワイドゴールド・ダイナースクラブ限定)

ワイドゴールドまたはダイナースクラブのANA法人カードを選択すると、対象の空港ラウンジを無料で利用できる特典が付いています。利用できる空港ラウンジをまとめると、次のとおりです。

ランク 利用できる空港ラウンジ
ワイドゴールド 国内主要空港+ハワイ
ダイナースクラブ 国内・海外のダイナース限定ラウンジ

ワイドゴールドの場合、国内主要空港とハワイにある空港ラウンジを無料で使えます。主に国内への出張機会がある人におすすめです。

ダイナースクラブの場合、ダイナースクラブ会員向けの空港ラウンジサービスを利用可能。国内主要空港はもちろん海外主要都市の空港ラウンジも使える(※)ので、海外への出張機会が多い人におすすめです。

  • ダイナースクラブの海外空港ラウンジは年10回まで無料。11回目以降は有料です。

空港ラウンジは限られた人しか利用できない施設です。混雑を避けてゆったりとした空間でフライトまでの待ち時間を過ごせるでしょう。

各カード会社限定のビジネスカード特典

ここまで紹介した以外に、ANA法人カードでは国際ブランド・カード会社限定のビジネスカード特典も利用できます。

例えば、JCBブランドを選んだ場合はJCBの特典を、Visa・Mastercard®︎を選んだ場合は三井住友カードの特典を利用可能です。JCBも三井住友カードも、ビジネスに役立つ多彩な特典を用意しています。

年会費が安くマイルを貯めやすい1枚

なかでもダイナースクラブのANA法人カードには、出張や会食に役立つワンランク上の特典が豊富に用意されています。ダイナースクラブ限定の特典例を知りたい人は、以下をタップしてご覧ください。

特典名称など 概要
エグゼクティブ ダイニング 対象レストランのコース代金が1名分無料になります。一部レストランでは6名以上で2名分が無料になる場合も。
ひらまつ 特別優待 全国にレストランを展開する「ひらまつ」で飲食代金が10%割引になるなど、特別な優待を利用できます。
一休.com 特別優待 ハイクラスな宿をお得に予約できる一休.comで、毎月先着100名に5,000円分のクーポンが配布されます。
トラベルデスク 国内・海外の旅行に関する各種手配や相談ができる電話サービスです。
手荷物宅配サービス 海外からの帰宅時に手荷物を指定場所まで無料で届けてもらえます。
  • 上記は一例です。その他の特典はダイナースクラブ公式サイトをご覧ください。

三井住友カード発行のANAコーポレートカードはポイントをANAマイルへ移行できない

デメリットに注意!ANA法人カードの注意点を解説

記事冒頭でお伝えしたとおり、三井住友カードが発行するANA法人カード(正式名称はANAコーポレートカード)は、ショッピング利用で貯めたポイントをANAマイルへ移行することができません。この旨は、三井住友カードの公式サイトに次のように明記されています。

ANAコーポレートカードで貯めたワールドプレゼントポイントはANAマイレージへ移行できません。

引用:三井住友カード公式サイト (https://www.smbc-card.com/hojin/lineup/ana_corp.jsp)

三井住友カードが発行するANA法人カードでショッピングをすると、ワールドプレゼントと呼ばれるポイントが貯まります。ワールドプレゼントポイントは、各種景品との交換ができるものの、ANAマイレージへの移行はできない仕様です。

一方、JCBまたは三井住友トラストクラブ(ダイナースクラブ)が発行するANA法人カードなら、ショッピングで貯めたポイントをANAマイルへ移行できます。日々の経費支払いでANAマイルを貯めたい人は、JCBまたはダイナースクラブのANA法人カードを選びましょう。

ANA法人カードの入会審査について解説

ANA法人カードの入会審査を受けるためには、次の申し込み条件をクリアする必要があります。

ANA法人カードの申し込み条件

  • 法人または個人事業主であること

他のビジネスカードには年齢や業歴、黒字決算などが申し込み条件に定められているものもあります。その点を踏まえると、ANA法人カードの入会審査への申し込み条件を満たすのは比較的難しくありません。

ANA法人カードの入会審査への申し込み手順

ここではJCBのANA法人カードを例に、入会審査への申し込み手順を解説します。

ANA法人カード(JCB)の申し込み手順

  • インターネットから申し込み
  • 申し込み完了メールの受け取り
  • メールで審査結果の受け取り
  • 入会申込書を郵送で受け取り
  • 入会申込書と本人確認書類を郵送で送付
  • 契約確認書類を郵送で受け取り
  • ANA法人カードを郵送で受け取り

このようにオンラインで申し込み可能なJCBのANA法人カードであっても、郵送による手続きが必要です。申し込みからカード発行までは数週間ほどの時間がかかる場合があるため、余裕をもって早めに申し込みましょう。

ビジネスカードの審査では代表者の個人信用情報も確認される

ANA法人カードに限らず、ビジネスカードの一般的な審査で確認される可能性のあるポイントは、次のとおりです。

  • 法人クレジットカードの支払い能力の確認
  • 法人代表者・個人事業主の個人信用情報
  • 入会時の申し込み内容

特に注意したいのは、法人代表者の個人信用情報です。ビジネスカードの支払い義務は、法人だけではなく代表者個人にも及ぶことが、利用規約に記載されています。

そのため法人代表者の個人信用情報にローンの支払い遅延などの問題があると、ANA法人カードの審査で不利になる可能性があります。

ANA法人カードへの申し込みを検討しているなら、代表者の個人信用情報にも気を配るのがおすすめです。

まとめとよくある質問

まとめ:ビジネスカード決済ポイントをマイレージ移行できるJCBブランドがおすすめ

各カード会社が発行するANA法人カードの特徴をおさらいしましょう。

各カード会社のANA法人カードの特徴まとめ

  • JCBのANA法人カード
    ANA JCB法人カード(一般)
    ショッピングで貯めたポイントをANAマイルへ移行でき、一般・ワイド・ワイドゴールドという3つのランクから選べます。ANAマイルを貯めたい人はJCBのANA法人カードを選ぶのがおすすめです。
  • 三井住友カードのANA法人カード
    ANA Visa コーポレートカード(一般)
    貯めたポイントはANAマイルへ移行できず、貯まるのは原則としてフライトマイルのみ。一般・ワイド・ワイドゴールドという3つのランクから選べます。ショッピングなど経費の支払いでANAマイルを貯めたい人には不向きです。
  • ダイナースクラブのANA法人カード
    ANAダイナースコーポレートカード
    有効期限のないポイントが貯まり、ANAマイルへ移行できます。年会費は高額ですがグルメや空港ラウンジなど特典が充実しています。ワンランク上のビジネスカードを選びたい人におすすめです。

結論として、年会費が安いうえに貯めたポイントをANAマイルへ移行できるJCBのANA法人カードが最もおすすめ。以下ボタンから公式サイトを確認し、入会手続きを進めましょう。

年会費が安くマイルを貯めやすい1枚

以下に、ANA法人カードについてのよくある質問と回答を記載します。

ANA法人カードの発行会社はどこ?

ANA法人カードの発行会社は国際ブランドによって違い、以下です。

  • JCB:株式会社ジェーシービー
  • Visa・Mastercard®︎:三井住友カード株式会社
  • ダイナースクラブ:三井住友トラストクラブ株式会社

アメックスのANA法人カードはある?

ANA法人カードで選べるのは以下の国際ブランドのみで、アメックス(アメリカン・エキスプレス)のカードはありません。

  • JCB
  • Visa
  • Mastercard®︎
  • ダイナースクラブ

なお、ANAマイルを貯めるのにおすすめの法人ゴールドカードを選びたい方は、アメックスビジネスゴールドをご検討ください。

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アメックスビジネスゴールドの特典は年会費以上のメリットがある?キャンペーン情報も紹介

プラチナランクのANA法人カードはある?

ANA法人カードにはプラチナランクがありません。最もランクが高いのは、ワイドゴールドカードです。

ANA法人カードとANAコーポレートカードの違いは?

ANA法人カードは発行会社によって正式名称が異なり、呼び方の違いは以下です。

  • JCB:ANA JCB法人カード
  • Visa・Mastercard®︎:ANAコーポレートカード
  • ダイナースクラブ:ANAダイナースコーポレートカード

個人事業主でもおすすめのANA法人カードを発行できる?

ANA法人カードは、個人事業主でも発行できます。ANAマイルを貯めたいと考えている個人事業主の方にはおすすめの法人カードです。

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当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。

当記事で掲載しているポイント還元率は公式サイト情報を元に独自に算出しています。より正確な情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。

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