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クレジットカードの作り方は?必要書類や注意点などクレカ発行までの流れを解説

クレジットカードの作り方は?必要書類や注意点などクレカ発行までの流れを解説


手持ちの現金がなくてもお買い物ができるクレジットカード。キャッシュレス社会の今、クレジットカードの発行を検討しており、まずは作り方を知りたい方も多いはず。

クレジットカードの作り方は大きくわけて「インターネット」「金融機関の窓口」「ショッピングセンターなどの店頭」といった種類があり、それぞれメリットが異なります。自身に合う作り方を選択できるよう、それぞれの特徴を今のうちに把握しておきましょう。

当記事では、クレジットカード申し込み前に必要な書類や作り方の流れ、クレジットカードが手元に届いたあとにすべきことや注意点まで徹底解説します。

また、クレジットカードを選ぶ際の比較ポイントも紹介しています。クレジットカードの作り方を理解した上で申し込みをしたい方は必見の内容です。

「初心者はクレジットカードをどこで作るべき?」「未成年でもクレジットカードを作れる?」などの疑問も解説中ですので、作り方を知りたい人は参考にしてください。

伊東玲那
この記事を書いた人
HonNe編集部メンバー
「役に立つ情報を中立的な立場で発信します!」
新卒で埼玉りそな銀行に入社し、国家資格のFP1級を取得。 銀行員時代の金融知識も活かし、1人でも多くの方に役立つ情報を届けるため、現在HonNe金融ジャンルの執筆を担当。 お金のコーチングスタジオSHEmoneyでマネープランナーとしての活動や、講師としてイベント登壇でもお金の情報発信をしている。

【保有資格】
FP1級(ファイナンシャル・プランニング・技能士1級)
日本証券業協会 一種外務員
クレジットカードアドバイザー®︎


目次

クレジットカードの作り方は3通り!発行までの簡単な流れと窓口での手続きを確認

クレジットカードの作り方は3通り!発行までの流れを確認 クレジットカードの作り方について見ていきましょう。実際にクレジットカードを作成する場合、申し込み方法は主に以下の3種類があります。

  • 作り方①:インターネット申し込み
  • 作り方②:郵送申し込み
  • 作り方③:店頭申し込み

それぞれのクレジットカードの作り方を個別に確認しましょう。

作り方①:インターネット申し込み

  • インターネットより必要事項を記入し申し込み
  •        
  • クレジットカード入会審査
  •        
  • 自宅にクレジットカードが届く

最初に紹介するクレジットカードの作り方は、インターネットを利用する方法です。インターネット申し込みの特徴は、他の申し込み方法に比べて手間がかからないこと。24時間どこでもパソコンやスマホからWeb申し込みが可能です。

初めてクレジットカードを作成する方でも、案内に従い情報入力するだけで簡単に申し込みできます。インターネットで申し込みが完了すると、クレジットカード会社で審査が行われ、審査に通過すると自宅にクレジットカードが届きます。

インターネットでのクレジットカード申し込みは、時間や場所を選ばずに簡単なおすすめの申し込み方法です。

作り方②:郵送申し込み

  • 電話等で申し込み書類を取り寄せ
  •        
  • 必要事項記入・郵送
  •        
  • クレジットカード入会審査
  •        
  • 自宅にクレジットカードが届く

続いて紹介するクレジットカードの作り方は、郵送申し込みです。この方法はパソコンやスマホが苦手な方や、ネット環境が整っていない方におすすめです。

郵送申し込みをするためには、最初に電話等で申し込み書類の取り寄せをします。自宅に申込書類が届いたら、必要事項を記入し書類を返送し、審査を通過すると自宅にクレジットカードが届く流れです。

申し込み書類の取り寄せや記入後の書類の返送などに時間がかかり、クレジットカードが手元に届くまでには3週間程かかる場合も。郵送申し込みをする場合は、時間に余裕を持った申し込みがおすすめです。

作り方③:店頭申し込み

  • 店頭で申し込み
  •        
  • クレジットカード入会審査
  •        
  • 最短即日でカード受け取り

最後に紹介するクレジットカードの作り方は、店頭で申し込みをする方法です。店舗申し込みのメリットは、記入内容の相談ができる点や最短即日でカード受け取りができること。

店頭申し込みは、申し込み内容に不安がある方や、クレジットカードを早く受け取りたい方におすすめです。

ただし、クレジットカードによっては申し込み方法がインターネットのみの場合もありますので、事前の確認がおすすめです。

なお、「店頭」には大きく分けて以下の2つがあります。作り方を決めるときの参考にしてみましょう。

金融機関の窓口

クレジットカードの種類にもよりますが、銀行の窓口で作ることもできます。ほかの用事と一緒に済ませることができるので、普段から利用している銀行がある人には便利な方法でしょう。

ただ、銀行でクレジットカードを作る場合、引き落とし口座は自動的にその銀行の口座となります。該当する口座を持っていない場合は口座とクレジットカードの同時申し込みとなるため、手続きに時間がかかりやすいことは覚えておきましょう。

ショッピングセンターなどの店頭

イオンカードやエポスカードなど、流通系のクレジットカードの一部では、グループにあたるショッピングセンターやショッピングモールでクレジットカードに申し込むこともできます。

店頭で申し込んで後日にカードが郵送されるタイプのほか、インターネットで申し込んだあとにショッピングセンターやショッピングモールで受け取れるタイプもあります。

また、申し込んだその場でカードを受け取れるタイプもあるため、すぐにでもクレジットカードを利用したい場合には即日発行可能なクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

ただ、その場で発行されるのは多くが「仮カード」と呼ばれるもので、該当する店舗でのみ支払いができ、ほかの店舗やオンラインショッピングでは利用できません。ショッピングセンターやモール内にすぐ利用したい店舗があるなら、おすすめ度の高い方法といえます。

高校生でも作成できる?申し込み条件を確認

未成年や学生でもクレジットカードは作れる?申し込み条件を確認 便利なクレジットカードですが、お申し込みには条件があります。条件を満たさない場合、作り方を知っていても申し込みができないため、条件について確認しましょう。

クレジットカードの申し込み条件
  • 満18歳以上
  • 未成年者の場合は大学生か社会人(高校生は申し込み不可)
  • 未成年者の場合は親権者の同意がある

上記の通り、満18歳となっていない未成年者は収入の有無に関わらずクレジットカードを作成することができません。未成年者でクレジットカードを作成できるのは、大学生か社会人です。高校生は自分でクレジットカードを作ることができないと覚えておきましょう。

また、高校生や学生など未成年者の場合は親権者の同意無しにクレジットカードは作成できません。その理由は、未成年者がクレジットカードの利用代金の支払いができなくなった場合に、親権者が支払う場合が多いため。

クレジットカード会社は、クレカの発行前に親権者の同意を得ることで、未成年者が支払いできなかった場合に備えています。そのため、高校生や学生など未成年の方は親権者の同意を得てからクレジットカードの申し込みをしましょう。

また、自身に収入がない場合でも配偶者に収入がある方や、相応の資産を保有がある場合クレジットカードの審査に通る可能性はあります。

しかし、申し込み自体ができないクレジットカードもありますので、事前に申し込み条件を確認しましょう。

【コラム】18歳未満でも利用できるカードはある?作り方は?

18歳未満でも利用できるカードはあり、「デビットカード」「プリペイドカード」が利用可能です。2枚のカードの特徴をクレジットカードと比較します。

クレジットカード デビットカード プリペイドカード
申し込み可能年齢 満18歳以上(高校生除く) カード会社により異なるが、15歳もしくは16歳から発行可能なことが多い カード会社により異なる。6歳(小学生)以上や12歳(中学生)以上とされているカードなど条件は様々
審査
支払い方法 後払い 即時払い 前払い(チャージ)
利用可能額 クレジットカード会社が定める範囲内 銀行口座の残高の範囲内 チャージした金額の範囲内


このように、デビットカードやプリペイドカードは、審査がなく18歳未満の方でも利用できる便利なカードです。ただし、作り方はそれぞれ異なります。

デビットカードやプリペイドカードは後払いではないため審査なしで発行できますが、利用する金額の事前チャージが必要だったり、銀行口座にある金額の範囲内でしか利用できなかったりなどの制限もあります。

年齢や利用したい支払い方法を考えた上で利用するカードを選択しましょう。


続いては、実際にクレジットカードを申し込む前に必要な物・確認すべきことについて解説します。実際にクレジットカードを申し込む前に確認しましょう。

作り方と一緒に確認したい申し込みの際の必要書類

申し込みの際の必要書類を確認 クレジットカードの申し込みには、準備する必要書類があります。申し込み手続きの流れ・作り方を紹介する前に確認しておきましょう。

クレジットカードの申し込みの必要書類・確認すべきことは以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類
  • 銀行口座
  • 住所
  • 【未成年の場合】親権者の同意

上記はクレジットカードの作成に必要な書類となりますので、作り方を知るためにそれぞれ確認しましょう。

本人確認書類

クレジットカードを作るためには、本人確認書類が必須です。一般的な本人確認書類は以下の通りです。クレジットカードの作り方を知るならぜひ把握しておきましょう。

  • 運転免許証、運転経歴証明証
  • 旅券(パスポート)
  • 健康保険被保険者証のコピー
  • 個人番号(マイナンバー)カード
  • 在留カード、特別永住者証明書
  • 住民票の写し

上記の本人確認書類が用意できない場合にはクレジットカードの発行はできません。(※)

住民票の写しを本人確認書類として使用する場合は、「発行後6ヶ月以内」という条件がありますので、提出前に書類発行の日付を確認しましょう。
【参考】一般社団法人日本クレジットカード協会「クレジットカードお申込みの際のご本人確認について」

本人確認方法の詳細はクレジットカード会社により異なるため、申し込み前に確認しましょう。

収入証明書類

クレジットカードの作り方のなかで、本人確認書類と一緒に必要になるケースがあるのが「収入証明書」です。クレジットカード会社にもよりますが、審査の際に「収入証明書」の提出が求められることがあります。

どのような書類を提出できるかはカード会社ごとに異なりますが、「三井住友カード」を例にすると提出できる書類は以下のとおりです。

三井住友カードで提出できる収入証明書類(給与所得者)
  • 給与所得の源泉徴収票
  • 給与の支払い明細書
  • 所得税の確定申告書 第一表(※不動産収入がある方)
  • 特別徴収税額の通知書
  • 所得証明書(※不動産収入のある方)
出典:三井住友カード 年収証明書類の種類と内容

クレジットカード会社の指示があれば速やかに収入証明書を提出しましょう。

銀行口座

続いて必要となるのが銀行口座です。基本的にクレジットカードの利用代金は、銀行口座からの自動引落です。そのため、クレジットカード利用代金を引き落とすための銀行口座が必要です。

クレジットカード会社によっては、カード利用代金引き落としに登録できる銀行口座が限られている場合があります。銀行口座が対象か事前に確認しましょう。

銀行口座をお持ちでない方は、対象となる銀行口座の事前作成がおすすめです。

もし自分の自由に引き落とし口座を設定したい場合、銀行系以外のクレジットカードがおすすめです。銀行系はその銀行の口座に限定されることが多いですが、流通系や信販系のクレジットカードなら自分の好きな口座を引き落とし口座に設定できることが多いです。

住所

クレジットカード作成後、カードは基本的に郵送で送られてくるため受け取りのための住所が必要です。審査に通過すると実際にカードが発行され、申し込み時に記入した住所に郵送されます。

本人確認書類に記載の住所が現住所と異なる場合は追加資料が必要です。本人確認書類の住所が異なる場合の追加資料の例は以下の通り。

  • 公共料金(電気・ガス等)の領収証
  • 社会保険料の領収書
  • 税金の領収書

多くのクレジットカード会社では、上記の追加資料の有効期限は発行から6ヶ月以内とされます。

【未成年の場合】親権者の同意

未成年の方がクレジットカードの作り方を調べる前に、親権者の同意が得られることを事前に確認しましょう。

クレジットカード申し込み者が未成年の場合、親権者の同意が必要です。具体的な同意の取得方法としては、クレジットカード会社から親権者へ電話での申し込み確認がされることが一般的。親権者の同意を得られない場合、残念ながらカード発行はできません。

クレジットカード会社から親権者にいきなり電話がかかってくると対応できないこともあります。クレジットカードを申し込む前には、親権者にクレジットカードの申し込みをしたこと、確認の電話がかかってくることを伝えましょう。

次章では、クレジットカードの3つの作り方について解説します。クレジットカードの発行から申し込みまでの流れを確認しましょう。

クレジットカードの作り方!作る際の手順を解説

作りたいクレジットカードが決まったら、次は申し込み手続きに進みましょう。クレジットカードによって作り方は多少の違いこそありますが、大まかな流れはそこまで変わりません。

主な手順は以下のとおりです。

  • 作り方の手順①クレジットカードを選ぶ
  • 作り方の手順②申し込みフォームに必要事項を入力する
  • 作り方の手順③審査結果を待つ
  • 作り方の手順④審査に通ればクレジットカードが後日に届く

ここからは、上記の4つの手順の詳細について解説します。

作り方の手順①クレジットカードを選ぶ

まず、自分が申し込みたいと思えるクレジットカードを選びましょう。選ぶ基準は人それぞれですが、「何を目的としてクレジットカードを選びたいのか」を明確にすると自然とクレジットカードの候補は絞り込まれます。

例えば「普段の決済に使えてポイントも貯まるクレジットカードがほしい」のであれば年会費無料のクレジットカードが適しています。

一方、「年齢に見合うステータスのあるクレジットカードがほしい」「空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードがほしい」といった明確な目的があれば年会費が有料でもゴールド以上のクレジットカードが向いているでしょう。

作り方の手順②申し込みフォームに必要事項を入力する

申し込むクレジットカードが決まったら、申し込み方法を決めましょう。今日中にでもカードを受け取りたいなど特別な事情がない限り、自宅で手続きが完了するインターネット申し込みがおすすめです。

申込フォームの内容に沿って、必要情報を提出していきましょう。入力する内容はクレジットカードごとに異なりますが、主に以下のような内容を入力することになります。

申込者本人に関する情報
  • 氏名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • 生年月日
  • 職業
  • 年収
  • メールアドレス
  • 引き落とし口座の情報

申込者の勤務先に関する情報
  • 勤務先の名称
  • 勤務先の住所
  • 勤務先の電話番号

上記以外にも入力が必要な情報があれば、指示に従って正確に入力しましょう。

作り方の手順③審査結果を待つ

本人情報の入力のあとは本人確認書類の提出が求められ、そのあとはクレジットカード会社所定の審査が行われます。審査に通れば、クレジットカードの発行手続きに進むという流れです。

なお、クレジットカードの審査内容や審査基準は公表されませんが、主に以下の2つがチェックされます。

審査項目①属性情報

属性情報とは、本人情報に記載したうちの「年収」「勤務先」「雇用形態(正社員・アルバイトなど)、住まいの状況(持ち家・賃貸など)といった、返済能力に関係する情報のことです。

これらの情報が、クレジットカードの利用代金をしっかり支払えるか「支払い能力」を確かめるために、クレジットカード会社からチェックを受けることになります。

審査項目②信用情報

信用情報は、クレジットカードの申込者の返済能力や支払い能力を判断するための情報のことです。日本には3社の「信用情報機関」があり、個人のクレジットカードやローンの申込履歴、返済の実績などが記録されています。

クレジットカード会社は審査の際に信用情報機関にアクセスすることができ、申込者に返済能力があるか、過去の返済履歴から信用できる人物かを判断します。

作り方の手順④審査に通ればクレジットカードが後日に届く

クレジットカード会社や審査の状況によっても異なりますが、審査通過後から1~3週間でクレジットカードが届きます。

クレジットカード会社によってはカード受取時に配達員に対して本人確認書類の提示が必要なケースもあるため、指示に従って手続きをしましょう。

クレジットカードは作り方だけでなくカード作成後に確認しておくべきことも多い

クレカ作成後に確認することとは? 続いては、クレジットカード作成後に確認しておくべきことを解説します。無事に審査を通過し、クレジットカードが届いたあとには以下の5点を確認しましょう。

  • 申し込んだクレジットカードの種類や契約内容の確認をする
  • 利用明細の確認方法を確認しておく
  • クレジットカード裏面に署名をする
  • カード会社の連絡先を確認する
  • カードの暗証番号を確認しておく


上記の5つについて、詳しく確認します。

申し込んだクレジットカードの種類や契約内容の確認をする

クレジットカードが届いたら、まずは申し込みをしたクレジットカードの種類に間違いがないかを確認します。問題なければ、カードに印字されている氏名や契約内容を確認しましょう。

契約内容で特に確認しておくべきことは、クレジットカードの利用限度額です。手持ちの現金がなくともお買い物のできるクレジットカードですが、限度額をオーバーしてしまうと利用ができなくなってしまいます。事前に限度額を確認し、計画的にクレジットカードを利用しましょう。

利用明細の確認方法を確認しておく

クレジットカードを作る際は利用明細の確認方法を事前に把握しておきましょう。

現在ではほとんどのクレジットカードでアプリや公式サイトによる確認が可能ですが、どのように利用明細のページにアクセスできるかはカードごとに異なります。

利用明細をスマートフォンで確認できれば外出先でも気軽に確認できるため、使い過ぎの防止にも役立つでしょう。

一方、利用明細の確認ができないと使いすぎてしまう可能性もあります。クレジットカードを利用する前には、利用明細の確認方法を把握しておきましょう。

クレジットカード裏面に署名をする

続いては、クレジットカードの裏面への署名です。カード裏面に署名をすることは、利用規約として定められています。実際、署名がなくても利用ができる場合もあります。

ですが、不正利用にあった場合に備えて署名はしておきましょう。万が一署名をしないままのクレジットカード紛失や、盗難・不正利用の被害を受けた場合には、被害額の補償を受けられない場合があります。なぜなら、利用規約「カード裏面の署名」を守っていないため。

不正利用の被害額が補償されないリスクがあるままでのクレジットカード利用は避け、クレジットカードが届いたらまずは署名をしましょう。

カード裏面の署名は、漢字やカタカナ・ローマ字など形式は問いません。クレジットカード利用時にサインを求められた際には、カード裏面に記入したものと同じ署名をしましょう。

カード会社の連絡先を確認する

クレジットカードが手元に届いたあと、必ずカード会社の電話番号など連絡先を確認して控えておきましょう。

クレジットカードは非常に便利な仕組みですが、紛失や盗難などのトラブルに見舞われるケースもあります。万が一のときになってようやくカード会社の連絡先を調べ始めると対応が遅くなるため、カードが届いたら最初に確認をしておきましょう。

カードの暗証番号を確認しておく

クレジットカードが手元に届いたら、申込時に入力した4ケタの暗証番号を確認しておきましょう。

最近は暗証番号なしで決済できる「タッチ決済」をできるケースが増えました。ただ、10,000円~15,000円以上の高額な支払いでは暗証番号が必要になることがあります。暗証番号が必要なときに忘れると決済ができないため、事前に確認して覚えておきましょう。

ただし、確認した暗証番号をカード本体に書いたり、暗証番号を書いた紙を持ち出したりするのは、セキュリティの観点からやめておくべきです。

以上、クレジットカードの申し込み方法や、カードが届いたあとにすべきことを確認ました。次章では、クレジットカードの申し込み時や利用時に注意することを解説します。

クレジットカードを初めて利用する方や、クレジットカードの利用に漠然と不安をお持ちの方はこのままご確認ください。

作り方を知って申し込む前に確認しておきたい注意点

クレジットカードの申し込み前に注意点を確認 便利に利用できることが魅力のクレジットカードですが、いくつか注意点もあります。クレジットカードの申し込み前に注意点を確認しましょう。

  • 申し込み条件を事前に確認する
  • 申し込み情報は正確に入力する
  • 同時期に複数のクレジットカードを申し込むと審査に影響を与える場合も
  • リボ払いや分割払いの計画性のない利用に注意

申し込み条件を事前に確認する

クレジットカードに申し込む前に、申し込み条件を確認しておきましょう。年会費が無料の一般クラスのカードなら大半は18歳以上なら申し込めますが、なかには20歳以上を対象にしたクレジットカードもあります。

また、収入も「本人または配偶者に安定収入がある」ことを求められるケースもあれば、「本人に安定収入がある」ことが必要なケースもあります。申し込み条件を満たさない以上はまずクレジットカードの審査に通らないため、も申し込み前に必ず確認しておきましょう。

申し込み情報は正確に入力する

1つ目の注意点は、申し込み情報を正確に入力すること。クレジットカードはカード所有者の信用を担保に後払いができる仕組みです。

そのため、申し込み情報の正確性が重要。虚偽の記載や誤入力があると、信頼性に欠けると判断され、審査に落ちる可能性があります。

申し込みをする前に今一度内容を再確認し、記載内容が正確か確認しましょう。

同時期に複数のクレジットカードを申し込むと審査に影響を与える場合も

続いては、同時期の複数クレジットカードへの申し込みについてです。なぜ複数のクレジットカードの同時申し込みには注意すべきなのでしょうか。その理由は、「複数のクレジットカードを利用するほどお金に困っているのではないか」と判断される可能性があるためです。

利用したいクレジットカードが複数あり、同時に申し込みをしたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、6ヶ月程期間をあけての申し込みがおすすめです。なぜなら、クレジットカードの申し込みの履歴は6ヶ月間保存されるから。

複数カードの申し込みを同時にしたばっかりに、両方のクレジットカードの審査に落ちてしまったら元も子もありません。クレジットカードを複数持ちたい方は、確実に作成するために、期間をあけてそれぞれ申し込みましょう。

リボ払いや分割払いの計画性のない利用に注意

最後に紹介する注意点は、リボ払いや分割払いの無計画な利用についてです。クレジットカードにはリボ払いや分割払いなどの様々な支払い方法があり、計画的な利用で便利に利用できます。

一方で、それぞれの支払い方法の仕組みを理解しないままの利用で、返済に困る事例も少なくありません。そのため、各支払い方法を理解し、計画的な利用を心掛けましょう。

リボ払い・分割払いについては、以下に各特徴を記載します。

リボ払い 月ごとのカード利用額に関わらず、毎月の支払額を一定の金額に固定して金利とともに返済する支払い方法。金利は15.0%程度が相場。
分割払い カード利用額を複数回に分けて支払う支払い方法。分割できる回数はクレジットカード会社により異なるが、2回~36回まで利用可能なことが多い。金利は12%~15%程が相場だが、支払い回数が増えるほど金利が高くなる。


リボ払いも分割払いも利用分を分けて支払う点は同じです。しかし、分割払いは「支払い回数」を決めるのに対し、リボ払いは「支払い金額」を決めるという点に違いがあります。どちらも便利な支払い方法ではありますが、計画的に利用する必要があります。

手元に現金がなくともお買い物ができる後払いですが、クレジットカード会社にお金を借りていることに変わりありません。借りたお金は返す必要がありますので、返済に困るような無計画な利用をしないように注意しましょう。

ここまで、クレジットカードの作り方について網羅的に解説しました。次章からは、実際にクレジットカードの申し込みをしたい方に向けて、おすすめのクレジットカードの比較方法を紹介します。

クレジットカードを選ぶ参考に確認ください。

作り方と一緒に知っておきたいおすすめのクレジットカードの選び方・比較方法

おすすめのクレジットカードの選び方・比較方法 クレジットカード申し込みを検討中の方に向け、クレジットカードのおすすめの比較方法を紹介します。

多くのクレジットカードがある中で、自分に合った1枚の選択は難しいですよね。以下のポイントを比較して利用するクレジットカードを選びましょう。

  • クレジットカード年会費
  • ポイント還元率
  • 国際ブランド
  • 付帯特典・優待・サービス
  • 即日発行に対応しているか
  • 利用可能枠の大きさ
  • セキュリティは万全か
  • 付帯保険
  • クレジットカードのランク

上記の9つのポイントを順番に確認しましょう。

クレジットカード年会費

クレジットカードの1つ目の比較ポイントは、「年会費」です。クレジットカードの年会費は、永年無料のものから数十万円のものまで、大きな幅があります。

年会費は毎年継続してかかるため、ご自身にあった年会費のクレジットカードを選ぶことがおすすめです。

初めてクレジットカードを作る方は、年会費無料のクレジットカードを発行をまずは利用し、利用していく中で年会費有料のクレジットカードへの切り替えを検討するのもおすすめです。

ポイント還元率

続いての比較ポイントは、「ポイント還元率」です。クレジットカードの利用額に応じてポイントが貯まることは、クレジットカードを利用するメリットの1つといえます。

ですが、利用するクレジットカードによってポイント還元率は様々。そのため、クレジットカードを選ぶ際にはポイント還元率の比較がおすすめです。

同じ10万円のカード利用でもポイント還元率によって貯まるポイントに差が出ます。1.0%の還元率では1,000ポイント貯まるのに対し、0.5%の還元率で貯まるポイントは500ポイント。

この場合の差は500ポイントですが、何年も同じクレジットカードを利用することで貯まるポイントには差がでます。お得にポイントを貯めたい方は、ポイント還元率を比較し、利用するクレジットカードを選ぶのがおすすめです。

国際ブランド

次に紹介するクレジットカードの比較ポイントは「国際ブランド」です。国際ブランドとは、Visa やMastercard®など決済システムブランドのこと。

クレジットカードを作成する際は、国際ブランドも確認しておきましょう。その理由は選択する国際ブランドによって利用できる場所やステータス性に違いがあるからです。

クレジットカードの国際ブランドは以下の種類があります。

  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club


選ぶ国際ブランドによって、特徴・強みは異なります。最初に作成するクレジットカードは、シェアの高いVisaかMastercard®がおすすめ。シェアが高い分、多くの場所で利用できるでしょう。

日本国内のみでの利用なら、日本発の国際ブランドJCBがおすすめ。日本国内で利用できる店舗が多く、人気の国際ブランドです。

ステータス性の高い国際ブランドを利用したいとお考えの方なら、American ExpressやDiners Clubがおすすめ。American ExpressやDiners Clubは、元々富裕層向けに発行が開始された国際ブランドだったことから、高いステータス性の国際ブランドとして評判です。

以上の視点で、国際ブランドを選ぶことをおすすめします。

優待・サービス

クレジットカードによって、さまざまな優待や特典があります。例えば一般クラスのクレジットカードでも、提携するコンビニやドラッグストア、飲食店などでポイント還元率が数倍にもなるような特典があります。

また、ゴールド以上のカードなら「空港ラウンジの無料利用」「レストランの割引」など、一般クラスにはない優待特典が多くあります。クレジットカードを作るなら、使ってみたい優待特典やサービスがあるクレジットカードを選択しましょう。

即日発行に対応しているか

クレジットカードによっては、クレジットカードの即日発行に対応しているケースがあります。

最近よくあるのは、「クレジットカード番号を最短数分以内に発行してもらえる」サービスです。カード番号や有効期限、セキュリティコードなどがすぐ発行されるため、カード本体がなくてもオンラインショッピングに利用できます。

また、発行されたカード番号などの情報をApple PayやGoogle Payに登録すれば、実店舗での支払いにも利用できます。一部のクレジットカードは、インターネット申込したあとに、店舗や窓口で仮カードを即日発行することも可能です。

すぐにでもクレジットカードを使いたい場合は、上記のような即日発行の仕組みがあるカードを選択すると良いでしょう。

利用可能枠の大きさ

クレジットカードによって、買い物に利用できる金額の大きさのことです。高額な買い物を視野にいれているなら利用枠が大きなクレジットカードが狙い目になるでしょう。

ただし、クレジットカード会社が公表している利用可能枠の上限が必ず割り振られるわけではありません。個人ごとに割り振られる利用枠は審査によって決定されるため、上限の利用枠よりもずっと少ない金額が指定される可能性もあります。

セキュリティは万全か

クレジットカードは、紛失や盗難が発生する可能性があります。現金と違い、暗証番号を知られてしまうと利用枠がなくなるまで何度でも不正利用されるリスクがあります。

クレジットカード会社はそれぞれ不正利用防止のシステムを提供していますが、その内容は微妙に異なることがあります。セキュリティや保障制度が充実していて、安心できるクレジットカードを選びましょう。

付帯保険

クレジットカードには、ショッピング保険や旅行傷害保険、個人賠償責任保険などが付帯していることがあります。例えば旅行傷害保険は、旅行中にケガをしたり病気に罹患したり、万が一死亡した場合に補償がある制度です。

個人賠償責任保険は、相手の高価なものを破損させた場合など損害賠償責任を負うことになった場合に補償される保険です。クレジットカードによって付帯される保険の種類や保険金額は異なるため、自身が希望する内容が付帯するクレジットカードを絞り込みましょう。

クレジットカードのランク

最後に紹介する比較ポイントは、「クレジットカードのランク」です。クレジットカードのランクは主に一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの4種類。ブラックカードが最もランクの高いクレジットカードとして知られています。

ランクが上がるほど、審査難易度や年会費も上がる傾向にあります。初めてクレジットカードを作成するなら、一般カードからの申し込みがおすすめです。

その理由は、クレジットカードの利用実績が少ない状態でランクの高いクレジットカードの申し込みをすると、審査に落ちてしまう可能性があるため。

クレジットカード利用歴とも照らし合わせながら利用するクレジットカードのランクを比較検討しましょう。

クレジットカードの作り方まとめ

クレジットカードの作り方まとめ 当記事ではクレジットカードの作り方から利用の注意点などを解説しました。

クレジットカード作り方について参考となれば幸いです。当記事で解説した内容を簡単に振り返っていきましょう。

クレジットカードの作り方は主に以下の3種類。

  • 作り方①:インターネット申し込み
  • 作り方②:郵送申し込み
  • 作り方③:店頭申し込み

どの作り方でも、申し込み後にはクレジットカードの審査があります。未成年の方は親権者へ確認の電話がありますので、申し込み前に親権者に、クレジットカード会社から連絡がいく旨をお話しておきましょう。


クレジットカードの作り方に関するよくある質問

以下、クレジットカードの作り方に関するよくある質問にお答えします。

クレジットカードの作り方は分かったのですが、クレジットカードを作る時に必要な物を教えてください

クレジットカードを作る際に必要なものは以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 銀行口座
  • 住所
  • 【未成年の場合】親権者の同意

発行されたクレジットカードは、申し込み書に記載の住所に届きます。本人確認書類に記載の住所が現住所と異なる場合は、追加で補完書類が必要です。

また、未成年の方は、親権者に確認の電話がいきますので、クレジットカード申し込み前に同意を取りましょう。

未成年・学生・主婦でもクレジットカードは作れますか?作り方は?

満18歳となっていない未成年者は収入の有無に関わらずクレジットカードを作ることができません。未成年者でクレジットカードを作成できるのは大学生からで、未成年者の場合はクレジットカードの申し込みに親権者の同意が必要です。

自身に収入がない場合でも、専業主婦で配偶者に収入がある方や相応の資産を持っている方なら、クレジットカードの審査に通る可能性はあります。

一方、自分で給与所得を稼いでいるパート主婦の方であれば、配偶者がいなくても審査に通る可能性があります。ひとくちに「主婦」といっても「専業主婦」「パート主婦」のいずれに該当するかで作り方が変わると覚えておきましょう。

しかし、申し込み自体ができないクレジットカードもありますので、申し込み条件を確認しましょう。


クレジットカードの作り方について教えてください

申し込みしたい場合の公式ホームページより、必要情報を入力して申し込みを完了すると、クレジットカードの入会審査が行われます。審査に通過するとカード発行の手続きがされ、自宅にクレジットカードが届きます。

クレジットカードを作る際のおすすめの比較ポイントを教えて下さい

クレジットカードを作る際のおすすめの比較ポイントは以下の通りです。

  • クレジットカード年会費
  • ポイント還元率
  • 国際ブランド
  • クレジットカードのランク

重視するポイントを比較して利用するクレジットカードを選びましょう。

クレジットカードは無料で作れますか?

クレジットカードの年会費は無料のものから数十万円するものまで、その差は様々。はじめてクレジットカードを作る方は、年会費無料の一般ランクのクレジットカードがおすすめです。

当ページ利用上のご注意

 
  1. 当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
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最終更新日:2025年3月4日

プラチナカードおすすめランキング16選!コスパ最強の究極の1枚を紹介【2025年最新比較】

空港ラウンジの利用やホテル・レストランの優待など豊富な付帯サービスや特典が特徴のプラチナカード。他のクレジットカードと比較して高いステータス性もプラチナカードが人気の理由です。 当記事では、ステータスの高さやポイント還元...
           
最終更新日:2025年3月27日

ポイント還元率が高いクレジットカードおすすめランキング【2025年3月最新比較】

ポイント還元率の高いクレジットカードを利用すれば、日々の買い物や公共料金の支払いなどもお得になります。高還元率のものにまとめるだけで、年間で数万円分以上のポイントをもらえる場合もあります。 ですが、クレジットカードの種類...
           
最終更新日:2025年3月27日

女性におすすめのクレジットカード13選を比較!20代から50代まで年代別にも紹介

当記事では、かわいい券面デザインだったり、美容・コスメなどの女性向け特典が付帯していたりする女性におすすめのクレジットカード13枚を比較しながら紹介します。 また当編集部が実施したアンケートの結果から、女性は年代によって...
           
最終更新日:2025年3月4日

【2025年3月最新ランキング】Amazon利用におすすめのクレジットカードのポイント還元率を比較

このページでは、Amazonでのお買い物で高いポイント還元率のお得なおすすめクレジットカードを解説します。 Amazonでの利用におすすめのクレジットカードは、AmazonカードとAmazon公式以外のカードがあります。...
           
最終更新日:2025年3月26日