
dカードはドコモユーザー以外も使えるクレカ!利用者の口コミやメリット・デメリットを解説
NTTドコモが発行するdカードは、年会費無料のクレジットカードです。1.0%と高いポイント還元率で利用できる点が特徴。
dカードは、ドコモユーザーへのメリットが多いと思われがちですが、ドコモユーザー以外の方もお得に利用できる、おすすめポイントが多いクレジットカードです。
当記事では、dカードのメリット・デメリットだけでなく、利用者の実際の口コミも紹介します。申し込みを検討中の方は是非参考にしてください。
目次
dカードの基本情報を解説

dカード基本情報 | |
---|---|
クレジット カード券面 |
![]() |
国際ブランド | Visa/Mastercard® |
クレジット カード年会費(税込) |
永年無料 |
家族カード年会費(税込) | 永年無料 |
ETCカード年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降550円 ※前年1回以上の利用で無料 |
クレジット カード 総利用枠 |
記載なし |
ポイント還元率 | 1.0% |
海外旅行 傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) ※29歳以下限定で付帯 |
国内旅行 傷害保険 |
最高1,000万円(利用付帯) ※29歳以下限定で付帯 |
申し込み対象 ・入会条件 |
・満18歳以上であること(高校生を除く) ・個人名義であること ・ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと ・その他当社が定める条件を満たすこと |
※上記クレジットカード情報は2025年3月の情報です。
dカードは、年会費永年無料で利用可能な上、基本ポイント還元率1.0%で利用できる高還元率クレジットカードです。クレジットカードに付帯する家族カードも年会費無料で利用可能。
さらに、29歳以下の方限定ではありますが、dカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯します。年会費無料のクレジットカードには旅行傷害保険が付帯しない場合もあるため、旅行の際の万が一に備えたい方におすすめです。次の章では、dカードのメリットを紹介します。
dカードのメリットを紹介~年会費無料で使える高ポイント還元率クレジットカード

- 年会費永年無料!基本1.0%の高いポイント還元率が特徴のクレカ
- dカード特約店ではポイント還元率2.0%以上で利用できる点がメリット
- ポイントの3重取りも可能!d払いの支払い方法をdカードに設定するとポイント還元率アップ
- 公共料金の支払いでもポイント還元率1.0%で利用可能
- 貯まったdポイントの使い道が豊富な点がメリット
- 電子マネー「iD」やタッチ決済が利用できスマートに支払いが可能
- dカードならケータイ電話の補償も充実する
- 海外旅行中でも安心な「dカード トラベルデスク」を利用できる
年会費永年無料!基本1.0%の高いポイント還元率が特徴のクレカ
dカードは、年会費永年無料で利用できる上、基本ポイント還元率1.0%と高還元率で利用できる点がメリットのクレジットカードです。クレジットカードの一般的なポイント還元率は0.5%と言われています。そのため、1.0%のポイント還元率で利用可能なdカードは、 一般的なクレジットカードと比較して高還元率で利用でき、効率的にポイントを貯められる点がメリットです。
また、クレジットカードだけでなく、付帯の家族カードも年会費無料で利用可能。ETCカードは2年目以降550円の年会費がかかりますが、初年度無料で発行できる上、2年目以降も前年に1度でも利用していれば無料で利用できるため、ETCカードの利用予定がある方にもおすすめです。
dカード特約店ではポイント還元率2.0%以上で利用できる点がメリット
dカード特約店ではポイント還元率が2.0%以上で利用できるメリットがあります。dカード特約店とは、dカードでの決済で普段の買い物より多くのポイントの獲得や、割引などの特典を受けられるサービス。dカード特約店では高還元率で利用できるため、dポイントを効率的に貯めたい方におすすめです。以下でdカード特約店の一部を紹介します。
- 髙島屋
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
- 丸善ジュンク堂書店
- タワーレコード
- スターバックスカード
- JAL
上記で紹介した店舗以外にも様々な店舗がdカード特約店として登録されています。多くのdカード特約店でポイント還元率2.0%で利用でき、中には4.0%以上のポイント還元率で利用できる店舗も。
よく利用する店舗がdカード特約店の対象店舗の場合、効率的にポイントを貯められる点がメリットです。店舗一覧はdカードの公式サイトから確認できるので是非確認してみてください。
ポイントの3重取りも可能!d払いの支払い方法をdカードに設定するとポイント還元率アップ
d払いの支払い方法をdカードに設定すると、ポイント還元率がアップするだけでなく、ポイントの3重取りが可能に。NTTドコモが提供するスマホ決済サービスの「d払い」の支払い方法をdカードに設定すると、ポイント還元率がアップします。d払いの基本ポイント還元率は0.5%ですが、支払い方法をdカードに設定すると2.0%の還元率でポイントが貯まるため、dポイントを効率的に貯めたい方におすすめです。
加えて、d払いの支払いには、d払い残高からの支払い、dポイント利用での支払いなど様々な方法がありますが、dカードを支払いに設定すると、dカードのポイント、dポイント、d払いのポイントの3つのポイントが貯まります。貯まるポイントの内訳は以下の通りです。
- dカードの支払い方法でdカードを設定しておくと、支払金額に応じて100円につき0.5ポイント貯まる
- d払いかつdポイント対応の店舗でdポイントカードを提示すると100円につき1ポイントのdポイント貯まる
- d払い対応の店舗でd払いを利用すると買い物代金に応じて100円につき0.5ポイント貯まる

d払いなどのスマホ決済サービスは、近年利用する方も増えてきており、ポイントの3重取りで効率的にポイントを貯められるためおすすめです。
公共料金の支払いでもポイント還元率1.0%で利用可能
続いて紹介するdカードの特徴・メリットは、公共料金の支払でもdポイントが貯まる点。電気、ガス、水道、インターネット、保険料金などの毎月の支払いにもdカードを利用できます。公共料金の支払でもポイント還元率は1.0%。楽天カードもdカードと同様に基本ポイント還元率1.0%のクレジットカードですが、公共料金の支払いでは、500円利用につき1ポイント(0.2%還元)になる場合が。
仮に公共料金の支払いが月に20,000円ある方だと、ポイント還元率1.0%の場合は200ポイント付与、ポイント還元率0.2%の場合は40ポイント付与のため、1ヶ月で160ポイントの差が生まれます。1ヶ月で見ると小さな差ですが、年間にすると獲得できるポイントに1,920の差に。
公共料金の支払いでもポイント還元率1.0%で利用できるため、dカードはできるだけ多くの場面でポイントを獲得したい方におすすめです。
公式サイトから各種公共料金の支払い申し込みができるため、支払い方法の変更を希望する方は公式サイトを確認しましょう。
貯まったdポイントの使い道が豊富な点がメリット
続いて紹介するdカードの特徴・メリットは、貯まったdポイントの使い道が豊富な点。dポイントは、貯めやすいだけでなく、使い勝手も良いというメリットがあります。クレジットカードの利用などで貯めたdポイントは、クレジットカードの利用料金への充当やポイントの交換などさまざまな使い道があります。dポイントを支払いに利用できるのは「dポイント加盟店」ですが、じつにさまざまな店舗が該当します。
ほんの一例ですが、以下のような店舗でdポイントを使った支払いが可能です。
- セイコーマート
- セブン-イレブン
- ニューデイズ
- デイリーヤマザキ
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- ポプラ
- カワチ薬品
- 杏林堂
- ツルハドラッグ
- ココカラファイン
- マツモトキヨシ
- イトーヨーカドー
- 京急ストア
- カインズ
- 西武・そごう
- スガキヤ
- すき家
- てんや
- モスバーガー
- マクドナルド
- ENEOS ほか多数
dポイントが利用できる店舗は、身近な店が多く用意されているため、貯めたポイントを利用しやすい点がおすすめです。さらに、dポイントはポイント投資やドコモでの商品の購入にも利用できるため、利用可能なポイントの幅が広い点が特徴です。
dカードならケータイ電話の補償も充実する
スマートフォンや携帯電話の補償がある点も、dカードのメリットです。docomoショップでdカードを利用して購入した製品に関しては、一定期間内の「盗難」「修理不能(水濡れ・全損)」「紛失」といったトラブルについて、同一機種・同一カラーの携帯電話再購入費用の一部を補償してもらえます。
補償される金額は、スマートフォンやケータイ電話の端末購入代金、頭金、および事務手数料のうち最大1万円です。
海外旅行中でも安心な「dカード トラベルデスク」を利用できる
dカードは29歳以下限定で、国内旅行保険や海外旅行保険が付帯します。それに加えて海外旅行を日本語でサポートしてくれる「dカード トラベルデスク」という心強い存在があります。以下のようなサービスを、海外旅行中に日本語で利用することが可能です。
- インフォメーションサービス
- リザベーションサービス
- アシスタンスサービス
- エマージェンシーサービス
インフォメーションサービスは、現地の最新情報やレストラン・ホテルの紹介や交通機関の案内をしてもらえるサービスです。オプショナルツアーに参加せずに自分の足で現地を見て回りたいときに利用すれば、迷わず目的地に到達できるでしょう。
リザベーションサービスは、レストランやオプショナルツアー、チケット、レンタカーの手配をしてもらえるサービスです。
そのほか、ガイドや通訳の手配など旅行中のサポートを行う「アシスタンスサービス」、パスポートの紛失・盗難時などのトラブルに対応してもらえる「エマージェンシーサービス」もあります。
海外でパスポートを紛失するとパニックになってしまいますが、日本語で相談して適切な対応を教えてもらえるdカードなら、初めての海外旅行でも安心でしょう。
電子マネー「iD」やタッチ決済が利用できスマートに支払いが可能
最後に紹介するdカードの特徴・メリットは、電子マネーの「iD」やタッチ決済が利用可能な点。電子マネー決済やタッチ決済では、暗証番号の入力やサインが不要のため、手軽に決済できる点がおすすめです。また、電子マネー決済やタッチ決済は手軽に決済できるだけでなく、カードを店員に渡さずに会計ができるため、カード番号やセキュリティコードの盗み見の心配が少なく、不正利用をされにくい点もメリットです。
ドコモユーザーなら割引などのメリットがあり特におすすめ

- ドコモユーザーは月々の携帯電話料金をdカードで支払うと割引が適用される点がメリット
- ドコモユーザーはdカードケータイ補償が適用される
ドコモユーザーは月々の携帯電話料金をdカードで支払うと割引が適用される点がメリット
まず紹介するドコモユーザーへのdカードのメリットは、月々の携帯電話料金をdカードで支払うと割引が適用される点。ドコモユーザーの方で、対象のドコモ料金プランを契約し、利用料金の支払方法をdカードに設定すると、月々187円(税込)の割引を受けられます。年間にすると2,244円(税込)お得に携帯電話を利用できるためおすすめです。携帯電話料金は、毎月支払う料金だからこそお得に利用できるのはドコモユーザーにとってメリットと言えます。
ドコモユーザーはdカードケータイ補償が適用される
次に紹介するドコモユーザーへのdカードのメリットは、dカードケータイ補償が適用される点。以下、dカードケータイ補償の内容です。※参照:dカード公式サイトdカードケータイ補償とは、ご利用中の携帯電話端末が、ご購入から1年以内(dカード GOLD会員の方は3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末(以下「新端末」といいます)をドコモショップ等で、ご契約中のdカードを利用してご購入いただいた場合にご購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。 なお、補償にあたり、当社所定の審査があります。
dカード会員の場合、新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円が補償の対象となります。携帯電話端末の購入や修理代金は安いものではないため、万が一の際に補償が利用できる点は、ドコモユーザーの方にとってメリットです。
ドコモユーザーにはメリットが多くおすすめのクレカ dカードの詳細は公式サイトへ
デメリット・注意点を解説~旅行傷害保険を利用する予定の方は要確認

- ポイント三重取りにはdポイントカードを提示する手間がかかる
- d払いのチャージでは還元率が半減する
- 旅行傷害保険は29歳以下の方限定で利用可能なため注意
ポイント三重取りにはdポイントカードを提示する手間がかかる
dカードでポイント三重取りを狙う方法をおさらいすると、以下のとおりです。dカードでポイント三重取りを狙う方法
- d払いの支払い方法にdカードを設定
- dポイントカードを提示する
- d払いで支払う
ポイント三重取りは非常に還元率が高くおすすめの方法ですが、レジでdカードを提示することになります。財布にポイントカードをしまっておくことや、会計のたびにそれを取り出すことに対し、手間が増えて面倒と感じる人もいるでしょう。
レジでの手間を増やしたくない人は、ポイントカードなしで高還元を狙える別のクレジットカードも選択肢になるでしょう。
あるいは、dポイントカードを出さなくてもポイント三重取りが実現する店舗を積極的に利用する方法もあります。
例えばローソンではd払いをdポイントカードの代わりに利用できます。
dポイントカードの提示なく、提示した場合と同じくポイント三重取り分のポイントを獲得できるので会計がスムーズです。
d払いのチャージでは還元率が半減する
dカードで支払った場合の還元率は1.0%ですが、d払いへのチャージは0.5%になるデメリットもあります。dカードとd払いで二重取りをする場合の還元率は以下のとおりです。- d払いへのチャージ:0.5%
- d払いでの支払い:0.5%
合計のポイント還元率は1.00%で、dカードで支払った場合と差がありません。
dポイントカードを提示してポイント三重取りをしてはじめて、dカード単体での支払いを上回ることができます。
ポイント二重取りを選択するメリットはあまりないので、三重取りすることに面倒さを感じる場合はほかのクレジットカードを選択したほうが良い場合もあります。
旅行傷害保険は29歳以下の方限定で利用可能なため注意
dカードのデメリット・注意点は、旅行傷害保険は29歳以下の方限定で利用可能な点。dカードには、最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険と、最高1,000万円補償の国内旅行傷害保険が付帯(どちらも利用付帯)しますが、旅行傷害保険を利用できるのは、29歳以下の会員限定です。しかし、dカードの上位カードの「dカード GOLD」には、年齢の制限なく利用できる海外旅行傷害保険(最高1億円補償、自動付帯)と国内旅行傷害保険(最高5,000万円補償、自動付帯)が付帯します。
そのため、29歳以上の方で旅行傷害保険の付帯を希望する方は、dカード GOLDの検討がおすすめです。
次章では、dカードとdカードGOLDの比較もするので、どちらにするか迷っている方は是非確認してください。
dカードとdカードGOLDを比較
この章では、dカードをdカードGOLDと比較します。dカードGOLDはdカードの上位カードで、一般クラスのdカードにはない特典がある一方で年会費が発生します。dカードとdカード GLODを比較して、自分に合うカードはどちらかを判断しましょう。dカード | dカード GOLD | |
---|---|---|
券面画像 | ![]() |
![]() |
国際ブランド | Visa/Mastercard® | |
カード年会費(税込) | 永年無料 | 11,000円 |
家族カード年会費 | 永年無料 | 1枚目無料 2枚目以降1,100円(税込) |
ETCカード年会費 | 初年度無料 2年目以降550円 ※前年1回以上の利用で無料 |
永年無料 |
利用限度額 | 記載なし | 記載なし |
ポイント還元率 | 1.0% | |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) ※29歳以下の方限定で付帯 |
最高1億円 (自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 (利用付帯) ※29歳以下の方限定で付帯 |
最高5,000万円 (自動付帯) |
申し込み対象・入会条件 | ・満18歳以上であること(高校生を除く) ・個人名義であること ・ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと ・その他当社が定める条件を満たすこと |
・満18歳以上で(高校生を除く)、安定した継続収入があること ・個人名義であること ・ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと ・その他当社が定める条件を満たすこと |
※出典:dカード GOLD公式サイト
※上記クレジットカード情報は2025年3月の情報です。
年会費
dカードとdカードGOLDの違いの1つは、年会費の有無です。dカードは「一般カード」、dカードGOLDは「ゴールドカード」とクレジットカードのランクが異なり、年会費が以下のとおり異なります。
カード | 年会費 |
---|---|
dカード | 永年無料 |
dカードGOLD | 11,000円(税込) |
dカードは年会費が永年無料であり、決済に使わずにただ持っているだけでも、コストがかからないので損することはありません。
一方、dカードGOLDの年会費は11,000円(税込)です。一定条件を満たすとポイント還元率が10倍の10.0%になるなど多数の特典がありますが、利用しないと年会費の分だけ損をしてしまいます。
毎月のポイント付与や一般カードより充実している付帯保険などの特典を積極的に利用して年会費以上のリターンが得られるかどうかが、カード選びのポイントになるでしょう。
ポイント還元率
dカードとdカードゴールドの還元率は、表示上の違いはありません。カード | ポイント還元率 |
---|---|
dカード | 1.0~10.5% |
dカードGOLD | 1.0~10.5% |
dポイントカードは一般クラスのカードですが、ゴールドクラスのdカードGOLDと同等の1%の基本還元率が設定されています。
ただ、ポイント上昇特典が、dカードGOLDのほうが大きいという違いもあります。dカードGOLDは、「GOLD限定ポイントアップショップ」を利用することで最大15%までポイント還元率がアップします。
さらに、dカードGOLDではdocomoのケータイやスマートフォンの利用料金の支払いで10%の還元が受けられます。
携帯電話料金で年間12万円(月1万円)を利用する人は、dカードGOLDでの支払いなら1万2,000ポイントが付与されるため、これだけで年会費の11,000円(税込)のもとを取れてしまいます。
旅行傷害保険
一般クラスのdカードとゴールドカードクラスのdカードゴールドでは、付帯する保険の内容に大きな違いがあります。カード | 海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 |
---|---|---|
dカード | 最大2,000万円 (利用付帯・29歳まで) |
最大1,000万円 (利用付帯・29歳まで) |
dカードGOLD | 最大1億円 (自動付帯) |
最大5,000万円 (利用付帯) |
dカードは、国内旅行傷害保険も海外旅行傷害保険も利用付帯です。dカードで旅行費用等を支払った場合のみ、補償が付帯します。
これ自体は一般クラスなら珍しくありませんが、dカードは「29歳まで」という年齢制限もあります。30歳以降はdカードを持っていても海外旅行中の補償を受けられない点に注意が必要です。
一方のdカード GOLDは自動付帯で最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯するので海外旅行や海外出張のお供におすすめです。また利用付帯とはいえ国内旅行傷害保険も最高5,000万円がつきます。
ahamoのボーナスバケット
dカードの所有者には、ahamoのボーナスパケットがつきますが、付与されるギガ数が大きく異なります。カード | ahamoボーナスパケット |
---|---|
dカード | +1GB/月 |
dカードGOLD | +5GB/月 |
「1GB」でどれくらい利用できるかは状況によって変わりますが、一般的には動画であれば2~3時間程度の視聴が可能になるとされています。
普段ahamoを利用しているかたはdカードGOLDのほうがお得でしょう。
dカードとdカードGOLDはどちらを選ぶべき?
dカードとdカードGOLDのどちらを選ぶべきかは、利用者の方がどれくらいクレジットカードを利用するかで大きく変わります。選び方のポイントを箇条書きでまとめると、以下のとおりになります。
dカードがおすすめの人
- 29歳以下の人
- docomoユーザーではない人
dカードGOLDがおすすめの人
- 30歳以上の人でdocomoユーザーの人
- 海外旅行や海外出張にひんぱんにでかける人
- 年会費の元が取れるくらいポイントを獲得できる人
dカードは29歳までなら利用付帯で国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が付帯します。年会費永年無料で基本還元率が1.0%と高いことも含め、非常にコスパが良いクレジットカードです。
一方のdカードGOLDは、海外旅行傷害保険が最高1億円も自動付帯するなど、一般クラスよりも大幅に充実した付帯保険がつきます。一般クラスのdカードと違って年齢制限もないので、30歳以上で一般カードの付帯保険が利用できなくなった方にもおすすめです。
docomoの利用料金の支払いで還元率が10%になる特典などをフル活用し、年会費を超えるポイントを獲得できるなら一般カード以上におすすめです。
具体的には、ドコモケータイやドコモ光の利用料金の合計が毎月9,200円以上の人なら、年間の獲得ポイントが「9,200円×10%×12ヶ月=11,040ポイント」になり、これだけで年会費をカバーすることができます。

dカードとdカード GOLDを比較して、大きく違うのは年会費とクレジットカードに付帯する旅行傷害保険の内容です。年会費永年無料のdカードに対し、dカード GOLDは11,000円(税込)の年会費がかかります。
しかし、dカード GOLDは、年会費がかかる分、クレジットカードに付帯する旅行傷害保険の利用に年齢制限がなく、補償される金額がdカードと比較して大きい点が特徴です。
また、dカード GOLDには、国内・ハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できる優待特典が付帯するため、旅行や出張で飛行機を利用する機会が多い方におすすめです。
ポイント還元率がdカードもdカードGOLDも同じため、コストを抑えてクレジットカードを利用したい方はdカード、優待特典や付帯サービスを重視したい方はdカード GOLDがおすすめです。
利用者の口コミ・評判を紹介

dカードの利用者の口コミ・評判
- 年会費無料で利用できるためサブカードとしてもおすすめ
- CMでも認知度が高く口コミでも評判
- ドコモユーザーは携帯料金の支払いで割引を受けられる点が口コミで評判
- 利用者へのキャンペーンが少ない点がマイナスの口コミ
年会費無料で利用できるためサブカードとしてもおすすめと評判

30代・女性
会社員、サブカードとしてdカードを利用
★★★★4
カードとして年会費がかからないのが良いです。使うだけてDポイントも付与されるのでお得感があります。自分の身の回りだと使えるお店も結構あるのでサブのカードとしてちょくちょく使ってます。気軽にもてて良いです。

40代・男性
サブカードとしてdカードを利用
★★★★4
使えるお店が多く、還元率も1%のため、買い物の度に提示していればそれなりのポイントがたまります。D払いと連携しておくと更にポイントがもらえますし、ポイントから使用する方式にしておけば少額でもどんどんポイントを消費できます。一部店舗ではクレカ払いで特典も受けられます。通常のDカードであれば年会費も無料なのでサブカードとして持っておくと良いです。
dカードは、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。クレジットカードの所持にコストがかからないため、 サブカードとしての利用にもおすすめのクレジットカードです。
CMでも認知度が高く口コミでも評判

30代・女性
パート・アルバイト、サブカードとしてdカードを利用
★★2
可愛いcmが印象的に感じたことと、周りも作っていたので、自分も一緒に作ろうかなと思ったのがきっかけです。

20代・女性
専業主婦、サブカードとしてdカードを利用
★★★★4
テレビCMでもよくやっているため、有名で安心して使用できると言うことと、使える店舗がたくさんあるのでポイントが貯まりやすくて、便利で、現金を使いたくないときや、手持ちがないときにもカードさえあれば現金の代わりに支払える点です。
黄色い鳥のキャラクターでおなじみのdカードのCMをテレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。dカードは知名度が高いクレジットカードのため、カードの利用にあたって安心できる点がおすすめです。
ドコモユーザーは携帯料金の支払いで割引を受けられる点が口コミで評判

30代・女性
専業主婦、メインカードとしてdカードを利用
★★★★4
dカードでdocomoの携帯料金を支払うと割引があり料金が安くなります。またカードを作ったことでポイントのプレゼントがありましたし、一定の金額以上の買い物をすると更にポイント贈呈の特典がありました。年会費も無料なのが嬉しいです。
dカードは、ドコモユーザー以外にもおすすめのクレジットカードですが、ドコモユーザーの方には特におすすめのクレジットカードです。
ドコモの携帯電話料金支払いをdカードに設定すると、月々187円(税込)の割引を受けられるため、dカードはドコモユーザーの方にメリットが大きいクレジットカードです。
利用者へのキャンペーンが少ない点がマイナスの口コミ

30代・女性
専業主婦、メインカードとしてdカードを利用
★★★★4
dカードでdocomoの携帯料金を支払うと割引があり料金が安くなります。またカードを作ったことでポイントのプレゼントがありましたし、一定の金額以上の買い物をすると更にポイント贈呈の特典がありました。年会費も無料なのが嬉しいです。
dカードにはポイントアップや、ポイントプレゼントのキャンペーンが少ないという口コミも。
クレジットカードのキャンペーンを重視しない方にdカードはおすすめですが、キャンペーンを重視したい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。
dカードをおすすめできる人の特徴
dカードをおすすめできる人の特徴は以下のとおりです。- dポイントが貯まる店舗をよく使う人
- ポイントの三重取りを狙いたい人
2つの特徴について、詳しく紹介します。
dポイントが貯まる店舗をよく使う人
普段から利用しているお店に「dカード特約店」が多いのであれば、dカードは向いています。dカードのポイント還元率は通常で1.0%ですが、dカード特約店の利用で割引も含めてお得に買い物ができます。
以下にdポイント特約店の種類と特典の例をまとめました。
dカード特約店の例 | 特典 |
---|---|
ノジマ | 3%割引+100円(税込)ごとに1% |
おそうじ本舗 | ・壁掛けエアコンクリーニング:5%割引 ・その他メニュー:10%割引+100円(税込)ごとに1% |
JAL | 100円(税込)ごとに2% |
高島屋 | 200円(税込)ごとに1.5% |
スターバックス カード | 100円(税込)ごとに4% |
Starbucks eGift | 100円(税込)ごとに7% |
そのほか、さまざまなジャンルの店舗でポイント還元率のアップや割引などの特典が受けられます。
dカードに申し込むか迷っている方は、日常使いの店舗がdポイント特約店になっているか確認しましょう。
ポイントの三重取りを狙いたい人
ポイントの多重取りで効率よくポイ活をしたい人にも、dカードはおすすめです。dカードではそもそも単体で1.0%の還元が受けられるのでお得ですが、dポイント加盟店で「ポイントカード」「d払い」と組み合わせて使うことで、ポイントの三重取りを実現できます。
他社のクレジットカードのなかには、ポイント三重取りはもちろん、二重取りも実現できないカードも少なくありません。
そのなかでポイント三重取りができるのは、dカードならではの魅力でしょう。
ただ、三重取りには「ポイントカードを提示する」という手間がかかる点には注意が必要です。その手間をかけてでもポイント三重取りをして効率よくポイ活したいのであれば、dカードはおすすめのクレジットカードです。
まとめ~基本ポイント還元率が高くドコモユーザー以外にもおすすめのクレカ

また、ドコモユーザーの方は、携帯電話料金の割引やdカードケータイ補償の適用があるため、メリットが大きいクレジットカードと言えます。最後に当記事で紹介したdカードのメリットやデメリットのおさらいです。
dカードのメリット |
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dカードのデメリット |
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ドコモユーザー以外にもおすすめの高還元率クレカ dカードの詳細は公式サイトへ
よくある質問

dカードはどんな人におすすめ?
dカードは、高いポイント還元率のカードを年会費無料で利用できるため、クレジットカード所持のコストをかけずにポイントを貯めたい方におすすめです。また、d払いの支払い設定をdカードにするとポイントの3重取りが可能な点や、公共料金の支払でも1.0%の還元率でポイントが貯まるため、効率的にポイントを貯めたい方にもおすすめのクレジットカードです。
ドコモユーザー以外でもdカードは利用できる?
ドコモユーザー以外の方でもdカードを利用できます。dカードは、年会費無料で利用できるだけでなく、基本ポイント還元率の高さやポイントの3重取りができるため、ドコモユーザー以外の方にもおすすめのクレジットカードです。さらにドコモユーザーの方は月々の携帯電話料金の割引やdカードケータイ補償が適用されるため、おすすめです。
dカード特約店の対象店舗はどこ?
dカード特約店は、髙島屋・マツモトキヨシ・ココカラファイン・スターバックスなどの店舗が対象です。紹介した店舗は一部ですので、是非公式サイトで確認してみてください。dカードと締め日と引き落とし日は?
dカードの締め日は毎月15日、引き落とし日は毎月10日です。4月15日までに利用した分が、5月15日に引き落とされるイメージです。ただし、10日が金融機関の休業にあたる場合、引き落としは翌営業日となります。口座の残高不足にならないよう、支払金額をきちんと把握しておきましょう。
dカードとdカードGOLDはどちらがおすすめ?
dカードには旅行傷害保険が付帯していますが、29歳以下の方しか利用できません。そのため、29歳以上の方で旅行傷害保険の付帯を希望する方や、自動付帯で旅行傷害保険を利用したい方はdカード GOLDがおすすめです。クレジットカードのコストをかけずに所持しつつも基本ポイント還元率が高いクレジットカードが欲しい方は、dカードがおすすめです。
dカードとdカードGOLDは2枚持ちができる?
いいえ、dカードとdカードGOLDの2枚持ちはできません。まず、dカードGOLDはdカードのメリットを全て受けられるため、2枚持ちをする必要性がありません。一般カードとゴールドカードで2枚持ちをするなら、メリットが全く異なる他社のカードが候補になるでしょう。
dカードの口コミでの実際の評判は?
dカードの実際の利用者の方から、以下のような口コミが寄せられています。- 年会費無料で利用できるためサブカードとしても最適
- CMなどでの認知度が高い
- ドコモユーザーは携帯料金の支払いで割引を受けられる
- 利用者へのキャンペーンが少ない
マイナスな口コミもありますが、dカードはドコモユーザー以外の方からも、ドコモユーザーの方からも評判の良いクレジットカードです。是非申し込み前の参考にしてください。
dカードは3Dセキュア対応?
3Dセキュアとは、クレジットカードの利用を安全に行うための本人認証サービスです。ECサイトでの決済時にカード情報に加えてパスワードを入力しないといけなくなり、セキュリティ性能が向上します。「3Dセキュア」に対応しているdカードなら、万が一カードの盗難に遭ったとしても不正利用の被害を未然に防ぐことができるでしょう。
dカード・dポイントカード・d払いの違いは?
dカードは、NTTドコモが提供するクレジットカードです。dポイントカードは加盟店の決済時に提示することでdポイントが貯められるカードであり、dカードと違って決済機能がありません。d払いはドコモが提供するQRコード決済で、d払いアプリをスマートフォンにインストールしてQRコードをレジの専用端末にかざすことで支払いができます。
当ページ利用上のご注意
- 当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
- 当記事で掲載しているポイント還元率は公式サイト情報を元に独自に算出しています。より正確な情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。