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食卓に変革を: デリッシュキッチンの宅配“Meals(ミールズ)”が届ける、手軽さと健康を両立させた未来の食事

食卓に変革を: デリッシュキッチンの宅配“Meals(ミールズ)”が届ける、手軽さと健康を両立させた未来の食事


忙しい日常に追われる現代人。

栄養と時間の狭間で、毎日の食事に「理想」と「現実」のギャップを感じている人は多い。

食のメディア「デリッシュキッチン」から始まったエブリーが、長年の知見を結集し、ついに生み出した新しい食のカタチ。

栄養、美味しさ、利便性を兼ね備えた冷凍宅配弁当サービス「Meals(以下:ミールズ)」は、私たちの日常を再定義する。

食のプロフェッショナルたちが描く、忙しい現代人の食生活を根本から変える挑戦に迫る。

柴田 一旭
インタビュイー
柴田 一旭氏
デリッシュキッチンカンパニー
ミールズ事業責任者


レシピメディアから始まった、毎日飽きずに食べられる、罪悪感のない食事体験

ミールズ取材引用画像
―――ミールズが誕生した背景を教えてください。

弊社は、もともと「デリッシュキッチン」というレシピメディアから始まった会社です。食に関するコンテンツ配信を中心に、食を通じた課題解決を軸に事業を展開してきました。

近年は、「美味しさ」と「健康」をキーワードに事業を拡大しており、ヘルシカというヘルスケアアプリも運営しています。食と健康を結びつけるサービスの展開を模索する中で、宅配弁当事業であるミールズの誕生に至りました。

実は、数年前にすでにECへのチャレンジの経験があり、デリッシュキッチンのオリジナルキッチンツールや、お菓子作りキットなどを販売してきたこともあり、食とECに関する知見は蓄積されていました。

これらの経験と、食・健康・ECに対する知識とノウハウが、現在のミールズ事業へとつながっています。

―――ミールズの強みや魅力は何ですか?

ミールズの強みは、「美味しさ」と「健康」を軸にした商品開発です。

特に美味しさへの追求は妥協せず、多くの競合他社がトップシール型(容器とフィルムシール層で剥離する容器)を選ぶ中、真空パックにこだわり続けています。 製造コストとしては少々張りますが、冷凍後も水っぽくならず、食材本来の味を損なわない仕上がりが実現されるのです。

ミールズ取材画像
▲真空パック


また、商品化前には必ず試食を重ね、味の質にこだわり、細部までチェックしています。

味の追求を軸とした妥協しない姿勢が、私たちの大きな強みです。

ミールズ取材引用画像

健康面でも、単なるカロリーや糖質管理にとどまらない、より多方面からの栄養アプローチを取っています。

他社様の場合では、糖質や塩分のみは配慮しているものの、その他の栄養素は満たしていない商品も存在します。

ですが、ミールズでは管理栄養士が監修した栄養バランスを基準に、8つの項目の栄養基準を設けた商品を開発しているんです。

一般的に行われている糖質、脂質、塩分、野菜量などの基本的な栄養管理に加えて、エネルギー、タンパク質、糖質、炭水化物、糖質、食塩相当、野菜量、品目数などの項目を設定しています。このような基準を設けることで、栄養基準を総合的にカバーすることが可能です。

ミールズ取材引用画像

―――「家庭的なおいしさ」の探求の秘密を教えてください。

ミールズが目指すのは、毎日の食事を想定した宅配弁当サービスです。

デリッシュキッチンを運営する経験から、罪悪感なく、日常的に食べられる味付けにしています。

また、デリッシュキッチンは「大根1個で何種類もの料理ができる」といった、少ない材料での多様な料理提案が得意ですが、弁当事業では健康面を考慮し、品目数や栄養バランスをより重視しています。

お金を払って購入する弁当だからこそ、「冷蔵庫の中で作れるものではなく、たくさんのものが食べられる」体験を提供したいと考えています。

レシピ事業で培ったノウハウを活かしつつ、弁当という新たな形態ならではの価値を模索しています。

“あえての真空パック”を採用することで実現した、コンパクト収納と美味しさの両立

ミールズ取材引用画像

―――冷蔵庫のスペースを圧迫しがちな宅配冷凍食ですが、収納問題へのアプローチや冷蔵庫に収まりやすい商品設計へのこだわりを教えてください。

容器設計には徹底的にこだわっています。

特に、真空パックを採用し、食材と空気の隙間を最小限に抑えることで、コンパクトで収納しやすい設計を実現しました。
ミールズ取材引用画像

従来のトップシール型と比較して、私たちの容器は非常に薄く、冷凍庫への収納に適しています。

しかし、この薄さゆえに、料理の盛り付けには高度な技術が必要です。

例えば、ロールキャベツの場合、理想的にはソースをかけたり、下に何かを敷いたりしたいところですが、容器の制約により、そうした細かい盛り付けが難しくなります。

食材の配置や盛り付けは、電子レンジでの加熱時間や火の通り具合に大きく影響するため、何度も試作と実験を繰り返してますね。

具体的には、様々な配置パターンを試し、レンジで加熱した際に全体に均一に火が通るよう、細心の注意を払っています。

さらに、レンジの連続使用による加熱むらも考慮し、ワット数の調整なども行っています。

容器は石灰でできており、燃えるゴミとして簡単に処分できます。

これにより、環境に優しいだけでなく、料理の後片付けも日常の調理と同じくらい簡単になります。

美味しさ、使いやすさ、環境への配慮を兼ね備えた冷凍食品パッケージを創り上げることを目標に、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、常に改善を続けています。

管理栄養士の監修により、美味しさと栄養バランスにもこだわったミールズの宅配弁当。

ミールズ取材イメージ画像
※イメージ画像

―――管理栄養士との協力体制はどのように形成され、どのような影響を与えていますか?

ミールズのメニュー開発は、OEM先の管理栄養士と自社の管理栄養士が緊密に連携する、徹底的な試食プロセスを特徴としています。

新メニュー開発には3ヶ月から1年以上を要することもありますが、それは試食を何度も重ねることで、より良い商品を追求しているためです。

初期段階では金額や取引先の制約を考慮しつつ、最終的にはユーザーに喜んでもらえる商品を目指して、味や栄養バランス、食感など、何度も微調整を行っています。

―――ミールズのメインターゲット層を教えてください。

あえて絞ってはいないのですが、結果として40代以上の女性を中心に支持されています。

サービス開始当初は、ターゲット層を明確に定めず、オールターゲットでスタートしたのですが、ある程度ユーザー数が蓄積したところでアンケートを取ってみると、40代~60代の方の購入比率が高いことがわかりました。

小学生以上のお子様がいる家庭や、子どもと同居していない50代以上の1人もしくは2人暮らしの世帯が中心です。

これは、私たちの商品設計、特に栄養バランスや使いやすさが、40代~60代の年齢層のニーズにぴったり合致したためだと考えています。

―――コロナ禍以降に改めてサービスを展開する際に、苦労されたポイントや注力されたポイント、消費者のニーズの変化はありましたか?

コロナ禍、特にサービス初期は、プロモーション費をかければある程度の新規顧客を獲得できましたが、継続率の低さが課題でした。

そこで、この期間の顧客からのフィードバックを真摯に受け止め、最も多かった「味」への改善に集中的に取り組みました。

味の改善により、顧客の継続率が徐々に上がり始め、サービスの質を高めることの重要性を実感したのです。

ミールズ取材引用画像

そして、当初は「おまかせコース」という独自のサービスモデルのみを展開していました。

具体的には、食数と配送サイクルのみ指定すれば、毎回異なるメニューが自動的に届くスタイルです。

そのため、顧客がマイページを操作する必要がほとんどありませんでした。

しかし現在は、若い世代を中心に、自分でメニューを選択したいというユーザーの声も多かったため、2024年8月からメニュー選択機能をリリースし、顧客体験の改善に努めています。

より良いサービス提供を目指し、常にユーザーの声に耳を傾け、改善を続けています。

―――サービス開発の過程で、最も難しかったことや克服した課題は何でしたか?

サービス開発における最大の課題は、栄養バランスを考慮したメニュー作りの複雑さでした。

糖質、塩分、カロリーなど2〜3の栄養要素を調整することは比較的容易でしたが、品目数、タンパク質、野菜の量などを加えると、途端にメニュー開発の難易度が高くなりました。

特に、1つの主菜に対して3つの副菜を用意し、それぞれに十分なボリュームを持たせることで、メニュー開発のプロセスはさらに複雑になります。

最近、ロールキャベツ、エビクリームコロッケ、水餃子の3つの新メニューをリリースしました。

これらは栄養基準を満たしつつ、やや「ジャンク」な印象のある料理で、ユーザーから予想以上に好評を博したのです。

この経験から、栄養素の調整だけでなく、ユーザーの期待や満足感を考慮することの重要性を学んだのです。

「Meals(ミールズ)」は人の健康をサポートし、食体験を豊かにするツール。

ミールズ取材イメージ画像
※イメージ画像

―――激化する宅配食の中で、どのような位置を確立していきたいですか?

私たちの目標は、デリッシュキッチンやヘルシカとも連携した包括的な健康サポートエコシステムを構築することです。

ミールズだけでなく、デリッシュキッチン、ヘルシカなど、エブリーが運営する各サービスを連携させ、栄養管理から食事提供、健康管理までをシームレスに行えるプラットフォームを目指しています。

現在、デリッシュキッチンは既に一定のユーザー規模を持っていますが、ミールズ事業はまだ小規模です。

当面の戦略は、ミールズ単体で事業規模を拡大し、最終的にはデリッシュキッチンと同等の事業規模を確立することです。

―――印象に残ってるエピソードやお客様からの反響を教えてください。

私たちのサービスは、多くの30代以上のお客様に毎日利用され、「毎回異なるメニューで飽きない」「美味しい」と喜びの声をいただいています。

特に印象的なのは、家族間での利用パターンです。

離れて暮らす子供や高齢の両親にミールズの宅配弁当を送っているお客様も少なくありません。

例えば、社会人の息子や、70代、80代、90代の親御さんに食事を届けるケースが目立ちます。

自分では食べなくても、家族に安心して食事を届けられる点がミールズの魅力です。

―――ミールズを利用する際の理想的なライフスタイルやシチュエーションをどのように想定していますか?

デリッシュキッチンやミールズを立ち上げた当初から、私たちは料理をするということに対する社会的な固定概念を変えたいと考えていました。

料理や自炊が苦手という方や、仕事や家事に追われて料理が負担に感じている人にとって、 料理は”毎日する負担の多い作業”となってしまいます。

ですが、私たちの目的は、料理を楽しいものに変え、その楽しさを伝えることでした。

デリッシュキッチンで料理の楽しさを感じてもらいつつ、疲れた日や料理する気分でない日には気軽に利用できるミールズがあることで、料理に対する精神的な負担を軽減し、食事の時間をより豊かで楽しいものにしていきたいと考えています。

長年築き上げてきた食の世界観ーミールズが描く新しい食体験と未来

ミールズ取材引用画像

―――まだサービスを試したことのない読者の皆様におすすめのメニューを教えてください。

最近リリースしたエビクリームコロッケは、栄養バランスと美味しさの両立を実現した自信作です。

カロリー、糖質、タンパク質など、すべての栄養素基準をクリアしながら、塩分2.5グラム以下という制約の中で、豊かな味わいを実現しました。

通常、健康的な料理は味や見た目で妥協することが多いですが、このエビクリームコロッケは、そんな常識を覆す一品です。

ミールズ取材画像
▲エビクリームコロッケ


おまかせコースには入っておらず、自分で選択しなければいけない商品ですが、私たちのメニューの中でも贅沢感のある、少し冒険した商品なので、ぜひ味わっていただきたいと思います。

―――最後に、読者の皆様にメッセージをお願いします!

ミールズ取材引用画像
私たちのミールズは、特に美味しさに揺るぎない自信を持っています。

まだ試したことのない方もたくさんいると思いますが、ぜひ一度、私たちの料理を試していただきたいです。

そして先ほどもお伝えしましたが、ミールズとデリッシュキッチンを連携しながら、 栄養管理から食事提供、健康管理までを一気通貫して行えるプラットフォームを目指しています。

料理からでも、お弁当からでも、デリッシュキッチンのおいしくて楽しい食体験にぜひ一度触れてみてください。

ミールズの公式サイトを見る
ミールズの解説記事を読む
新井那知
インタビュアー
新井 那知
HonNe編集部
埼玉県・熊谷市出身。渋谷の某ITベンチャーに就職後、2016年にフリーランスライターとして独立。独立後は、アパレル、音楽媒体、求人媒体、専門誌での取材やコラム作成を担当する。海外で実績を積み、帰国後はクライアントワークを通してライターとして日々取材や編集、執筆を行う。現在は「未来のあたりまえをインストールするWebマガジンSo-gúd(ソウグウ)」の編集長を務める。
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