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Looopでんきの評判は?料金プランとデメリットを解説

最終更新日:

Looopでんきのクチコミや評判

Web上では、「Looopでんきに乗り換えたら電気代が安くなった!」と良い評判を見かけることもあれば、「夏の電気代が高くてびっくりした……」と悪い評判を見かけることもあります。

一体、Looopでんきの評判は良いのか悪いのか、どの口コミが本当なのか判断に困ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

Looopでんきは、市場連動型の電気料金プランを提供しています。市場連動型の特性上、季節によって電気料金が変動するため、どちらの評判も事実だと言えます。

この記事では、Looopでんきに乗り換えようか検討する中で、評判の良し悪しが気になっている方のために、小売電気アドバイザーによるLooopでんきの総評をお届け

また、実際にLooopでんきを契約しているユーザーの口コミを調査し、その評判についてまとめています。

Looopでんきは本当におすすめなのか知りたい方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

著者

小売電気アドバイザーの資格を保有する監修者をはじめとしたHonNe編集部メンバーで運営。毎月500社以上の電力会社を調査し、料金・信頼性・キャンペーン・契約期間・再エネなどを定量的に比較し、本当におすすめの電力サービスを紹介している。

目次

Looopでんきの評判は?小売電気アドバイザーによる総評

電気のプロによる総評

ここでは、ユーザーへのアンケートで取得したユーザーの声、電力会社の電気料金、運営会社へのインタビューを通じて分かった運営側の想いなどを総評して、Looopでんきへの乗り換えがおすすめかどうかを、小売電気アドバイザーである筆者がお伝えします。

Looopでんきへの切り替えはおすすめ

理由は、市場連動型の電気料金体系でありながらも、多くのエリアにおいて電気料金が安いこと。そして、ユーザー想いのサービスを展開していることやユーザーからの評判が良いことが挙げられます。

Looopでんきは本当に安いのか、東京エリアにおける最も安かった月最も高かった月の電気代を比較してみました。

それでは、最安値となった2024年2月最高値となった2024年7月の電気代をご覧ください。

2024年2月Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
150kWhの料金
(30A)
4,324.65円4,656.35円
300kWhの料金
(40A)
8,649.30円9,481.20円
450kWhの料金
(60A)
12,973.95円15,227.21円
2024年7月Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
150kWhの料金
(30A)
5,580.93円5,176.85円
300kWhの料金
(40A)
11,161.86円10,522.20円
450kWhの料金
(60A)
16,742.79円16,788.71円
  • Looopでんきの電気料金種別定義書【スマートタイムONE(電灯)】に記載の電源料金の計算式による結果です。
  • 各月の電気料金の詳細については下記よりご確認いただけます。

試算に用いた計算式

電力使用量×エリアプライスの月平均÷(1-東京エリアの損失額6.90%)+消費税(10%)

2024年2月
2024年7月
2024年2月Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
基本料金30A0.00円30A935.25円
40A40A1,247.00円
50A50A1,558.75円
60A60A1,870.50円
電力量料金(※1)第1段階料金~120kWh11.85円~120kWh29.80円
第2段階料金121kWh~
300kWh
11.85円121kWh~
300kWh
36.40円
第3段階料金301kWh~11.85円301kWh~40.49円
燃料費調整単価-3.50円(※2)-9.56円
固定従量料金単価託送費9.37円
サービス料5.50円
容量拠出金相当単価(※3)2.20円
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98円3.98円
電気代の目安
150kWhの料金
(30A)
4,324.65円4,656.35円
300kWhの料金
(40A)
8,649.30円9,481.20円
450kWhの料金
(60A)
12,973.95円15,227.21円
2024年7月Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
基本料金30A0.00円30A935.25円
40A40A1,247.00円
50A50A1,558.75円
60A60A1,870.50円
電力量料金(※1)第1段階料金~120kWh18.57円~120kWh29.80円
第2段階料金121kWh~
300kWh
18.57円121kWh~
300kWh
36.40円
第3段階料金301kWh~18.57円301kWh~40.49円
燃料費調整単価-1.80円(※2)-6.09円
固定従量料金単価託送費9.37円
サービス料5.50円
容量拠出金相当単価(※3)2.20円
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98円3.98円
電気代の目安
150kWhの料金
(30A)
5,580.93円5,176.85円
300kWhの料金
(40A)
11,161.86円10,522.20円
450kWhの料金
(60A)
16,742.79円16,788.71円
  • 各電気料金単価は円/kWhで計算されます。
  • 1:Looopでんきについて電源料金単価の月平均で試算しています。
  • 2:Looopでんきについて電気料金から値引となります。(単価×電力使用量)
  • 3:2024年10月より2.60円/kWhとなりました。

電気代の目安については燃料費調整額再エネ賦課金国による電気代の値引きを含む、実際の請求額に近い結果となっています。

電源料金単価の月平均が最も安かった2024年2月の差額は下記の通り。一人暮らしから電力使用量の多いファミリー世帯まで、Looopでんきのほうがお得になる計算です。

Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
差額
一人暮らし4,324.65円4,656.35円-331.70円
2~3人暮らし8,649.30円9,481.20円-831.90円
4人以上暮らし12,973.95円15,227.21円-2,253.26円

続いて、電源料金単価の月平均が最も高かった2024年7月の差額は下記の通り。4人以上暮らしを除いてLooopでんきのほうが高くなってしまう結果となりました。

Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
差額
一人暮らし5,580.93円5,176.85円+404.08円
2~3人暮らし11,161.86円10,522.20円+639.66円
4人以上暮らし16,742.79円16,788.71円-45.92円

Looopでんきは市場連動型の特性上、安い時期(春・秋)もあれば高い時期(夏・冬)もあります。

電気代が高くなる季節については、できる限り安い時間帯に電気を使うように意識することで、比較結果よりも電気代の節約が可能に。

今回は、最も安い時期と高い時期で比較をしましたが、過去1年間合計の電気代を比較すると、Looopでんきの電気代はお得だったと判断した方が多いです。

特に、4人以上暮らしのご家庭ではLooopでんきのほうが安くなっています。これは大手電力会社の電力量料金が電気を使えば使うほど高くなることが理由。

節電を意識しているものの、そもそもの電力使用量が多く電気代が高いファミリー世帯に、Looopでんきはとてもおすすめです。

また、当サイトで実施している「HonNe Award 2024」の新電力会社(電気小売)部門のアンケート結果では、下記のような声がありましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

二人世帯・男性

コスパ最強クラス!

三人世帯・女性

月々の電気代、ガス代がそんなに高くないのでおすすめです。

Looopでんきは、30分ごとの電気料金の変化がわかりやすいアプリを提供していること、初期費用や解約金がないことからも、ユーザーに寄り添った電力会社であると言え、当サイトでもおすすめしている電力会社のひとつです!

Looopでんきの
申し込み方法はこちら

ここからは記事の全体を通して、Looopでんきの特徴と評判が良い理由、そしてデメリットや注意点まで分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

まずはLooopでんきの基本的な情報と、なぜLooopでんき設立に至ったのか?その思いを紹介します。

Looopでんき(ループでんき)の基本情報

この見出しでは、Looopでんきを運営するのはどんな新電力会社なのかお伝えします。Looopでんきを運営する株式会社Looopの会社概要は下記の通りです。

会社名株式会社Looop
Looop Inc.
所在地〒110-0005
東京都台東区上野三丁目24番6号
上野フロンティアタワー15階・22階
設立2011年4月
資本金等4,094百万円(資本準備金3,773百万円)
※2023年3月末現在
代表代表取締役社長 CEO 森田卓巳
事業内容・電力小売事業
・電力小売事業に関わる各種業務委託業
・太陽光発電所システムの開発・販売・設置・工事・管理・メンテナンス
・自社太陽光発電所の設置・管理
・独立型太陽光発電システムと周辺機器の販売
・自然エネルギーを使用した商品の企画・開発・販売
・損害保険代理店事業
【取扱保険会社】三井住友海上火災保険株式会社

Looopでんき設立の思い

会社設立のきっかけは、2011年3月の東日本大震災。株式会社Looopの現代表取締役社長である中村創一郎さんが、「何か力になれることをしたい!」という熱い想いから誕生したのがLooopでした。
Looopは、太陽光発電を無償で被災地に設置。このボランティア活動からエネルギービジネスに力を入れるようになり、現在では「Looopでんき」という電力小売事業を行っています。
誕生エピソードから好感度の高いLooopでんき。その上、太陽光発電などエコな事業に注力している会社という点も、高く評価されています。
当サイトでは、株式会社Looopの執行役員である小川氏にインタビューを行いました。株式会社Looopの伝えたい思い、そしてLooopでんきの取り組みについて知りたいという方は、ぜひ下記記事もご覧ください。

【Looopでんき】Looopでんきは最悪!? 本当のところはどうなのか、担当者に質問してきた

Looopでんきと環境省「デコ活」推進事業

Looopでんきと環境省のロゴ

出典:https://looop.co.jp/info/8921_20241031

Looopでんきを運営する株式会社Looopでは、市場連動型プランでの「ピークシフト」による電力需要創出の実証が可能である点が評価され、「昼の余剰電力需要創出に向けたモデル実証」を実施することになりました。

今回の実証のひとつには、キャンペーンにエントリーかつ当選したLooopでんきユーザーに対し、昼間1時間分の電気が無料になるキャンペーンが実施されます。詳しくは、2024年10月31日のプレスリリースをご確認ください。

このようなエネルギーや環境問題、再エネ普及に取り組む姿勢についても、Looopでんきの信頼性と評判の良さを高めています。

Looopでんきの特徴と評判が良い理由

Looopでんきの提供エリアは北海道から沖縄までの全国。契約者数は2024年5月末時点で30万件を突破しました。

この見出しではLooopでんきの特徴と、なぜ評判が良いのか口コミを見つつ解説

まずは、Looopでんきが提供する市場連動型の「スマートタイムONE」の特徴について、簡単にまとめましたのでご覧ください。

Looopでんき「スマートタイムONE」の特徴

  • 燃料費調整額0円
  • 30分毎に変動する電源料金単価
  • 変動する単価はアプリで確認可能
  • 違約金・解約金なし

それではさっそく、Looopでんき「スマートタイムONE」の特徴と、サービス内容の評判について詳しく見ていきましょう。

特徴①燃料費調整額0円についてとその評判

Looopでんき「スマートタイムONE」は燃料費調整額がかかりません

燃料費調整額とは

燃料費調整額とは「燃料費調整制度」に基づいて算定される電気料金の一部です。原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の価格変動が反映され、その変動に応じて、毎月自動的に燃料費調整単価を算定。燃料費調整単価✖電力使用量を計算したものが、電気料金にプラスまたはマイナス調整されています。

いつもと同じ電気使用量なのに、電気代が高くなったり・安くなったりするのは、燃料費調整額が関係しています。

口コミ

@nonbeelog

–2022年5月12日 引用元:Xより

オール電化の我が家、再エネ賦課金や燃料費調整額が去年より何倍も上がっているのにも関わらず、電力会社を関西電力からlooopでんきに変えたら同じくらいの使用電力量で-600円安くなって嬉しい…!

こちらの口コミでは、燃料費調整額が増加していた電力会社から乗り換えた結果、電気代を安くできたと評判です。

ライフスタイルや電気の使い方次第では、燃料費調整額を気にせずに電気代を節約できるでしょう

国の補助金はLooopでんきも対象

2024年11月まで行われていた国による電気・都市ガス「酷暑乗り切り緊急支援」、いわゆる電気代・ガス代の値引きですが、大手電力会社では燃料費調整額で調整がされます。

Looopでんきは燃料費調整額がかからないため、値引きが受けられないのでは?と心配される方が見受けられました。

Looopでんきについては電気代の請求から電力使用量✖値引き単価分が割引となっています。

コメント

2025年3月までは基本料金も0円でしたが、2025年4月に料金プランがリニューアルされ、0円ではなくなりました。国の制度対応費を基本料金の部分で支払う代わりに、使用電力量に対応する単価を下げ、消費者の負担を減らすように見直されています

特徴②30分毎に変動する電源料金単価についてとその評判

Looopでんき「スマートタイムONE」の電気料金の計算に用いられる電源料金単価は30分毎に変動しています。

下記の画像は、Looopでんき「でんき予報」の時間(コマ)別単位表の一部を切り抜いたものです。

Looopでんきのでんき予報

出典:https://looop-denki.com/home/denkiforecast/

13:00~13:29の前後の時間帯では、1kWhあたり5.00円近い差があることが分かります。例えば30分、家事をする時間をずらすだけで、電気代の節約につながるというわけです。

この、電気を使うタイミングをずらすことを「ピークシフト」と言います。いかにピークシフトできるかが、Looopでんきの電気代を節約できるかの重要なポイントです。

口コミ

@na2hiro

–2024年10月5日 引用元:Xより

電気料金が相場に連動しているLooopでんきに切り替えてみた。日中は案外太陽光のためか最安で、夕食〜寝るまでが最高という日が多い。食洗機を夜にセットする際は予約で深夜に動かすなどピークシフトの習慣がついたぞ。

電源料金単価は事前に確認できるので、こちらの口コミのように、家電類の予約機能を使うことで、自然と電気代が節約できるようになります。

口コミ

@fukui_sumairu

–2023年12月6日 引用元:Xより

今日からLooopでんきスタートだ🤔でんき予報見ながら、可能な限りピークシフトして楽しもう。

こちらの口コミのように、ピークシフトをゲーム感覚で楽しんでいる方もいます。

特徴③Looopでんきのアプリについてとその評判

Looopでんきは「スマートタイムONE」の電源料金単価をリアルタイムで確認できるアプリが配信されています。

先ほどの見出しで触れたピークシフトに欠かせないLooopでんきアプリ。Looopでんきアプリでは電源料金単価の変動通知電力使用量の確認などが可能です。

口コミ

@akao1867

–2024年9月23日 引用元:Xより

LOOOPでんきのアプリめっちゃよい。電気代上がる時間帯通知してくれるからその時間避けて行動できるし、うまく使えば電気代10%とか普通にカットできそうだ

こちらの口コミでは、いつ電気が高いのかを通知してくれることについて評判が良くなっています。安い時間帯を確認できるだけでなく、高い時間を通知で教えてくれるのは便利ですよね。

特徴④違約金・解約金がないことについてとその評判

Looopでんきには契約期間の縛りや違約金・解約金はありません

Looopでんきのような市場連動型の電気料金は、電力の取引市場に応じて電気料金が変動するため、電気代が安い季節もあれば高い季節もあります。

Looopでんきは契約期間の縛りが無く、いつでも自由に解約・再契約ができるため、夏や冬の電気代の高騰を予測し、大手電力会社やその他の新電力とLooopでんきを乗り換えながら、1年間の電気代を節約することが可能です。

口コミ

@RingoHouse10

–2024年10月9日 引用元:Xより

基本料金と燃料費等調整額などの減額を合わせた1月のほくでんの単価が、2023年は35円、2024年30円くらいだったので、冬に限ってはLooopでんきが高くなりそうなんですよね。今年の冬に補助金がなければ、Looopが安くなるかなー?って感じです。冬だけほくでんに変えるかもです😇😇

口コミ

@Fujima7777

–2024年6月7日 引用元:Xより

電気会社をLOOOPさんへ乗り換え完了。2ヶ月で出戻り。

これらの口コミのように、季節に合わせて電力会社を乗り換える方はたくさんいます。電気代の節約について真剣に考えてみたいという方はぜひ、このような口コミを参考にしてみてはいかがでしょうか。

Looopでんきの評判は悪い?気になる口コミを検証

ここまでは口コミから分かる良い評判をいくつか紹介してきましたが、この見出しではLooopでんきの悪い評判についても見ていきたいと思います。

やばい?怪しい?という評判について

現在、全国には700を超える電力会社が存在します。中には経営危機に陥り、事業撤退してしまうケースも。Looopでんきでも2022年4月1日に新規申し込みを一時的に停止していたため、経営がやばいのでは?と心配する口コミ・評判がありました。

現状、Looopでんきは、もちろん安定した電力を供給していますし、今後もより良いサービスを提供できるよう、アプリのアップデートなどユーザーの声を反映したサービスの改善にも取り組んでいます。Looopでんきってやばいの?と心配していた方は、この記事を参考に不安を解消していただければと思います。

値上げでどんどん高くなった!・電気代が高いという評判について

Looopでんきは、現在の料金プランを提供する際に、電気料金の改定を行いました。

また2024年4月1日にも制度対応による値上げを行っていましたが、容量拠出金相当額(容量拠出金単価✖電力使用量)について2024年10月1日より0.40円/kWhの値上げとなりました。(※沖縄を除く)

以前より、Looopでんきを契約している方の、Looopでんきが高くなったという口コミ・評判は事実です。

とは言うものの、Looopでんきだけが値上げで高くなったのではなく、大手電力会社を含むその他の電力会社も値上げを行っています。電力会社に関係する口コミ・評判では、「節電しているのに電気代が高すぎる」という声が増えているのが現状です。

このような電気代の値上がりが続く中で、少しでも電気代を節約したいという方に選ばれているのがLooopでんき。合わないと判断した場合は、違約金・解約金のデメリットなしで解約ができるので、迷っている方はぜひ一度試してみることをおすすめします。

契約キャンセル・オペレーターが最悪という評判について

悪い口コミ・評判の中には、Looopでんきはサポート対応が悪いというものがあります。

このLooopでんきの最悪という口コミ・評判の原因について検証してみると、下記のようなことが分かりました。

どうしてキャンセルされてしまったのか?

Looopでんきを含め新電力会社はすでにある電気供給網を使用するため、元々使っていた電気メーターが確認できないと「切り替え」の手続きを実施することはできません。

新築の住宅(アパート・マンション・戸建て)で初めて電気を使う場合は、まず先に地域の大手電力会社で電気契約を結ぶ必要があります。新築住宅は電気を契約したことがないため、Looopでんきで新たな電気を供給することができなかったというわけです。

Looopでんきのオペレーターが最悪なのは本当か?

Looopでんきの悪い口コミ・評判の中には、「カスタマーサポートの質が低い」と不満に感じている人が一定数見受けられました。

カスタマーサポートに関する悪い口コミ・評判

  • カスタマーサポートに電話をしてもなかなか繋がらない。
  • せっかく電話がつながったのに引継ぎがされておらず手間がかかった。
  • 案内がショートメールで届くの怪しいメールかと思った。

Looopでんきのような新電力会社は、店舗を設けておらずそもそも対面や訪問でのサポートが受けられません。Looopでんきの電話サポートについても、混み合う時間帯があり、なかなか電話が繋がらないというケースが多くあります。

しかしながら、このようなLooopでんきの悪い口コミ・評判であっても料金面では「安い」と評価する人が多いです。原則、Looopでんきのサポートを使うのは新規契約か解約時のみとなるため、普段生活する中で、Looopでんきのサポートに連絡するようなことはほぼゼロと言ってよいでしょう。

ほとんど連絡することのないカスタマーサポートの悪い評判よりも、Looopでんきに乗り換えることで得られるメリットのほうが重要と考え、多くの方がLooopでんきを選んでいます。

Looopでんきの
申し込み方法はこちら

東京電力とどう違う?市場連動型プランを比較解説

Looopでんきの特徴と評判を見ていただきましたが、「本当に評判通り安くなるの?」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

この見出しでは、Looopでんきの市場連動型プラン「スマートタイムONE」の料金体系と、なぜLooopでんきに乗り換えると安くなるのかを解説します。

Looopでんき「スマートタイムONE」の料金体系

Looopでんきの電気料金種別定義書に記載されている全ての電気料金についてまとめると、電気料金の計算式は下記のようになります。

【契約電力×国の制度対応費(託送基本料金+容量拠出金相当額)】+【使用電力量×(電源料金+サービス料+国の制度対応費用)】=毎月の電気代

電源料金単価については、下記の計算式で30分毎に変動しています。

電力使用量×エリアプライス÷(1-エリア損失額)+消費税(10%)

続いて、大手電力会社の電気料金プランとの違いを下記にまとめましたのでご覧ください。

  • 電力量料金は変動する電源料金単価+固定従量料金単価の合計で計算
  • 容量拠出金相当額(2.60円✖電力使用量)がかかる(※沖縄のみ2.20円)
  • 燃料費調整額(燃料費調整単価✖電力使用量)がかからない

30分毎に変動する電源料金単価の最安値は0.01円/kWhとなりますが、実際の電気代には、エリア毎に決められた固定従量料金単価(託送費+サービス料)と、容量拠出金相当単価、そして全国共通となる再エネ賦課金が含まれます。

容量拠出金とは

発電所を持つ事業者に将来の収益を約束することで、発電所の新設や維持を促し、電力の安定を維持するために必要なお金です。(引用:Looopでんきより)

ここまでの料金体系の解説で「なんだか、電気料金がややこしい」と感じてしまった方もいるかもしれません。

これらの電力量料金単価についてはLooopでんきのアプリ上で、【請求単価】として表示されており、実際にはとてもシンプルで分かりやすい料金体系になっています。

各エリアごとのLooopでんきと大手電力会社「従量電灯」料金の詳細は下記をご覧ください。

関東
北海道
東北
中部
北陸
関西
中国
四国
九州
沖縄
Looopでんき
「スマートタイムONE」
東京電力
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
935.25 円
40A 1,247.00 円
50A 1,558.75 円
60A 1,870.50 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 29.80 円/kWh
121~300kWh 36.40 円/kWh
301kWh~ 40.49 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
北海道電力
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
1,207.80 円
40A 1,610.40 円
50A 2,013.00 円
60A 2,415.00 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 35.35 円/kWh
121~280kWh 41.64 円/kWh
281kWh~ 45.36 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
東北電力
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
1,108.80 円
40A 1,478.40 円
50A 1,848.00 円
60A 2,217.60 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 29.62 円/kWh
121~300kWh 36.37 円/kWh
301kWh~ 40.32 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
中部電力ミライズ
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
963.40 円
40A 1,284.56 円
50A 1,605.70 円
60A 1,926.84 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 21.20 円/kWh
121~300kWh 25.67 円/kWh
301kWh~ 28.62 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
北陸電力
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
907.50 円
40A 1,210.00 円
50A 1,512.00 円
60A 1,815.00 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 30.86 円/kWh
121~300kWh 34.75 円/kWh
301kWh~ 36.46 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
関西電力
「従量電灯A」
最低料金契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
522.58 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 20.21 円/kWh
121~300kWh 25.61 円/kWh
301kWh~ 28.59 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
中国電力
「従量電灯A」
最低料金契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
759.68 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 32.75 円/kWh
121~300kWh 39.43 円/kWh
301kWh~ 41.55 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
四国電力
「従量電灯A」
最低料金契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
666.89 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 30.65 円/kWh
121~300kWh 37.27 円/kWh
301kWh~ 40.78 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
九州電力
「従量電灯B」
基本料金
30A契約電力(kW)×国の制度対応費
(託送基本料金+容量拠出金相当額)
948.72 円
40A 1,264.96 円
50A 1,581.20 円
60A 1,897.44 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 18.37 円/kWh
121~300kWh 23.97 円/kWh
301kWh~ 26.97 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし
Looopでんき
「スマートタイムONE」
沖縄電力
「従量電灯A」
最低料金 985.00円/kW 643.05 円
従量料金
~120kWh 0.01 円/kWh~ 40.20 円/kWh
121~300kWh 45.20 円/kWh
301kWh~ 47.72 円/kWh
燃料費調整単価なしあり
再エネ賦課金
(全国共通)
3.98 円/kWh
サービス料金 7.00 円/kWh なし

評判のように本当に安くなる?乗り換え後の年間節約額

結論として、年間トータルの電気代で比較すると、Looopでんきに乗り換えるほうが大手電力会社よりも安くなると判断しています。

なぜ、大手電力会社よりも安くなると判断したのか、その理由を下記にまとめました。

Looopでんきが安くなる理由

  • 春・秋の電源料金単価が安い
    電力の取引市場が落ち着いている春・秋の季節は、電源料金単価が最安値となる0.01円/kWhタイミングが増え、大手電力会社の電力量料金よりも圧倒的に安い単価で電気が使えること
  • ピークシフト
    電源料金単価が安いタイミングに、電気を使うように工夫するピークシフトで、電力使用量を減らさなくても電気代を節約できること

Looopでんきのような市場連動型の電気料金プランは、単月で比較すると高くなる場合があります

特に、電力の取引市場が高騰傾向にある夏・冬の季節は電源料金単価が高くなる傾向にあり、結果として、大手電力会社よりもLooopでんきのほうが、電気料金が高くなってしまいます。

ただし、1~12月までの通年で比較した場合、現状、年間の電気代は大手電力会社の「従量電灯」よりも安い状態が続いています。

Looopでんきへ乗り換えるときは、市場連動型の電気料金プランの仕組み・リスクをしっかりと理解したうえで、自身のライフスタイルとマッチしているかどうかを含めて比較することが大切です。

実際にLooopでんきを契約している編集部メンバーがいるため、下記を参考にしていただいても、通年で比較すれば、Looopでんきは一人暮らしから複数人の世帯まで電気代が安くなることがお分かりいただけるはずです。

2023年10月のLooop電気の料金

一人世帯

大手電力会社よりも290円高い

一人世帯

大手電力会社よりも303円高い

二人世帯A

大手電力会社よりも336円高い

二人世帯A

大手電力会社よりも761円安い

二人世帯B

大手電力会社よりも1314円安い

二人世帯B

大手電力会社よりも1652円安い

  • Looopでんきを契約している編集部メンバー三世帯(関東在住)の料金明細です。

東京ガスエリアは電気ガスセット契約で割引あり

東京エリアにお住まいで、なおかつ、東京ガス株式会社の都市ガスを契約している方ならば、Looopでんきとガスをまとめて乗り換えることが可能です。

「Looopでんき+ガスプラン」は、ガスもまとめてLooopでんきに乗り換えることで、Looopでんきの電気料金単価が1円引きになるお得なセットプランです。

ガスの基本料金と従量料金が一定なので、電気代だけでなくガス代も分かりやすいと評判です。

都市ガス料金単位料金単価
ガスの基本料金1契約1,000.00円
ガスの従量料金1kWh128.00円

Looopでんきと東京ガスの一般契約料金と比較すると、ガスを15m3以上使うならば、ガス代は「Looopでんき+ガスプラン」のほうが安いです。

現在、東京ガスの都市ガスをお使いの方で、電気代とガス代の請求をまとめたい方、ガス代を節約したい方に「Looopでんき+ガスプラン」はとてもおすすめです。

Looopでんきの
申し込み方法はこちら

「スマートタイムONE」はオール電化住宅にもおすすめ?

Looopでんきでは以前、オール電化向けプランの「スマートタイムプラン」を提供していましたが、現在、Looopでんきのオール電化向けプランは受付終了となっています。

ただし、現在提供されているLooopでんきの「スマートタイムONE」については、オール電化住宅でも申し込みが可能です。

オール電化住宅については電源料金単価の安い時間帯にエコキュートの湯沸かし時間を変更(※)しておくことが、電気代節約のポイントになります。

※お使いの機種によって設定変更方法は異なるためご確認ください

オール電化住宅におすすめの電力会社については、下記記事にて詳しく解説しています。オール電化にお住まいで新電力会社への乗り換えを検討されている方はぜひご確認ください。

関連記事

オール電化住宅におすすめの電力会社を解説した記事はこちら

オール電化におすすめの電力会社ランキング|安いプランを徹底比較!【2025年8月】

Looopでんきを賢く使うための電気代節約ポイントを解説

LooopでんきのスマートタイムONEバナー

出典:https://looop-denki.com/pr/smarttimeone/

この見出しではLooopでんき「スマートタイムONE」で、電気代を節約するポイントについて解説します。

Looopでんきで電気代の節約を実現するためには、どのような活用方法があるのか見ていきましょう!

アプリを使って電気料金と使用量を可視化する

Looopでんきアプリのイメージ

出典:https://looop-denki.com/smarttimeone/

Looopでんきの公式モバイルアプリは「電気の見える化」に対応。電力使用量を可視化できるだけでなく、電気の使い方をもとに当月の電気代予測も確認できます。

例えば、「エアコンをたくさん使ってしまったけれど、今月の電気代はどのくらいだろう?」と心配になったときに、確認した時点での電気代がチェックできるので、後から請求額を見て驚いてしまうことがありません。

Looopでんきのアプリをチェックすることで「電気を使いすぎているかも?」と気が付けるので、こまめに照明を消す、見ていないテレビを消すなど、少しずつ節電への意識が高まります。

無理をしない節電が身につくことは、電気代節約においてとても重要なポイントです。

今まで請求書でしか電気代や電力使用量を確認していなかったという方は、Looopでんきのアプリを使ってみることで、電気の使い方を見直すきっかけになるはずです。

高い時間帯・安い時間帯を把握し、ピークシフトする

Looopでんきのでんき予報とは

出典:https://looop-denki.com/smarttimeone/

電源料金単価が高いタイミングを避け、安い時間帯に電気を使うことを「ピークシフト」と言います。

30分毎に変動する電源料金単価は、スマートフォンアプリによる30分毎のグラフ表示の他、公式サイトでは下記のような折れ線グラフや時間(コマ)別単価表で、電源料金単価が高い時間帯・安い時間帯が確認可能です。

※「でんき予報」は、表示した時刻に対応する単価が表示されるため、必要に応じて再読み込みしてください

Looopでんきのでんき予報グラフ

出典:https://looop-denki.com/home/denkiforecast

また、Looopでんきのアプリは単価が高いタイミングを通知してくれます。

「今は電源料金単価が高いから30分だけずらそう」、「夜のほうが安い予報だから後でまとめて家事をしよう」など、電源料金単価が高い時間帯を避けて電気を使うことで日々の電気代節約につながります。

「ピークシフト」の積み重ねは、月間の電気代・年間の電気代を大きく節約するためにとても効果的です。

Looopでんきをさらに活用する方法を紹介!

最後にLooopでんきをさらに賢く使う活用方法を紹介します。せっかくならとことん電気代を節約してみたいという方はぜひ参考にしていただければと思います。

安い時間帯にバッテリーを充電しておく

LooopでんきとYonePort

出典:https://yanekara.jp/YanePort

Looopでんきの電源料金単価が安い時間帯に、モバイルバッテリーやポータブル充電器・蓄電池を充電しておく活用法はとてもおすすめです。

現在、Looopでんきユーザー限定で、クラウド型自動化サービス「YanePort」と蓄電池のセットを販売されています。

Looopでんきとクラウド型蓄電池

出典:https://yanekara.jp/YanePort

戸建てに蓄電設備を導入するのには、70~100万円ほどのコストがかかるため、電気代節約に役立つ蓄電池を試してみたい方は、Looopでんきと「YanePort」のサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

また、予算をなるべく抑えたい方には、安い時間帯にモバイルバッテリーだけでも充電しておくのがおすすめです。

例えば、帰宅時、なんとなく充電しているスマートフォン。あらかじめ安い時間帯に充電しておいたモバイルバッテリーを使えば、電気代節約につながります。

また、ACポートに対応したポータブル充電器ならば、蓄電池よりもリーズナブルなうえ、コンセントが必要な家電類も使うことができ便利です。

スマートリモコン「SwitchBot ハブミニ」を使う

Looopでんきとスマートリモコン

出典:株式会社Looop、SwitchBot公式サイト

Looopでんきアプリは「SwitchBot ハブミニ」と連携することで、電力の市場価格に合わせてエアコンを操作できる機能が使えるようになります。

「SwitchBot ハブミニ」はインターネットを介して、家の中はもちろん外出先からも家電類の操作ができるようになるスマートリモコン。「電気を消し忘れたので消したい」「電気代が安い時間帯にエアコンをつけておきたい」など節電に大いに役立ちます。

今後も、Looopでんきアプリに便利な機能が追加されることが期待できるため、スマートホーム化に興味のある方にもおすすめです。

Looopでんきの
申し込み方法はこちら

Looopでんきのデメリットと注意点

この見出しでは、Looopでんきのデメリットと注意点について分かりやすく解説します。

ここまで記事をご覧いただき「Looopでんきに乗り換えてみようか?」と検討されている方もぜひ目を通していただければと思います。

デメリット①電話申し込みができない

Looopでんきへの申し込みはWebページからのみ。電話の方が安心という方にとっては、デメリットになりやすいポイントかもしれません。申し込み手順は後ほど解説しますが、パソコンやスマートフォンから、簡単な操作で申し込みが可能です。

もしも、申し込み手続きで困った時や聞きたいことがある時は、電話での問い合わせにも対応しています。

デメリット②支払い方法はクレジットカードのみ

Looopでんきの支払い方法はクレジットカードのみで、コンビニ払いや口座引落しなどに対応していません。クレジットカードを持っていない、あるいはあまり、クレジットカードを使いたくないという方にとってはデメリットでしょう。

デメリット③電気代の確認はアプリ・マイページからのみ

大手電力会社では毎月検針票が発行されるため、その検針票をもとに毎月の電気代をチェックしていたという人も多いはず。Looopでんきでは紙の検針票が発行されず、パソコンやスマートフォンからマイページにログインして確認する必要があるため、検針票が欲しい人にはデメリットに感じられるかもしれません。

デメリット④Looopでんきのポイント還元はなし

Looopでんきでは、電気代の支払いによるポイント還元はありません。一部の電力会社では、電気代や会員サイトにログインすることで、ポイントが貯まるサービスが提供されているため、これまでポイントが貯まることを楽しみにしていた方にはデメリットと言えるでしょう。

2023年の夏には、電気の使い方を工夫することでポイントを獲得し、そのポイントをAmazonギフト券で還元する「DR プログラム」が行われていました。今後もこのような節電プログラムが実施される可能性はあります。

DRとは

DRとはディマンド・レスポンスを略したもので、電気を使う私たちが電力使用量を抑制し、電力の需要と供給のバランスを取れるようにすることを言います。もう少し詳しく知りたいという方は、資源エネルギー庁のこちらのページをぜひご覧ください。

デメリット⑤乗り換えタイミングによっては電気代が高い

最後に、Looopでんきに乗り換える際に注意してほしいのが、乗り換える時期についてのデメリットです。Looopでんきのような市場連動型プランは、夏と冬に電気料金が高い傾向にあります。

現状、通年で比較した場合については、Looopでんきは大手電力会社よりも安い電気代となりますが、切り替える時期によっては、Looopでんきのほうが高くなってしまう可能性があることも把握しておくと、後になって「乗り換えたのに高い」と驚いてしまうことがなくなります。

Looopでんきに乗り換えようか迷っている方は、Looopでんき公式サイトに掲載されているでんき予報を参考に、お住いのエリアの電気料金を比較してみてください。

申し込みはインターネットから!手順を解説

Looopでんきへの申し込みはとっても簡単。この見出しでは、Looopでんきへの乗り換え方法を解説します。

申し込みの際には、現在の電力会社の契約情報が確認できるものが必要です。電気ご使用量のお知らせ(検針票)を用意もしくは、下記の情報をあらかじめ確認した上で手続きを進めてください。

  • 電力供給地点番号(22桁)
  • 契約者名義
  • お客様番号
  • メールアドレス
  • クレジットカード番号(一部デビットカード・プリペイドカードも利用可能)

Looopでんきの申し込みから供給開始までは約1~5週間程度です。大まかな流れは下記のようになります。

Looopでんきの申し込みから供給開始までの流れ

  • Looopでんきによる旧契約の解除手続き(申し込みから約1週間程度)
  • 供給開始日の案内(申し込みから約2週間程度)
  • スマートメーターの設置(必要な方のみ)
  • 切り替えの完了(申し込みから1~5週間程度)

現在の住まいでLooopでんきに乗り換えるのか、引越し先でLooopでんきを申し込むのかによって、若干手続きに違いがあります。

Looopでんきの申し込みの流れ1

それぞれの申し込み方法を解説していますので、事前に流れを確認しておきたい方はぜひお役立てください。

引越し先でLooopでんきを
申し込みたい方はこちら

現在の住まいでLooopでんきに乗り換えたい方

ステップ1:契約者情報の入力

Looopでんきの申し込みの流れ2

現在のお住まいでのLooopでんきへの乗り換えは約5分。大まかな流れと申し込みの進み具合はページ上部に表示されるのでとても分かりやすいです。

  • ご使用先の情報
  • ご契約者さまの情報
  • お申込者さま(ご契約者とのご関係)
  • ご連絡先情報
  • ご請求先情報
  • お住まい環境、その他(アンケート等)

ステップ2:現在のご契約確認

Looopでんきの申し込みの流れ3

ここでは、現在お使いの電力会社との契約情報を入力していきます。

  • 管轄の電力会社
  • 電力の供給地点特定番号(22桁)
  • 現在のお客さま番号(契約番号・電気番号)
  • 現在の契約電力(契約容量)

電力事業者を選択すると検針票の見本が表示されるため、どこを見て入力すればいいのかとても分かりやすいです。

Looopでんきの申し込みの流れ4検針票

なお、検針票をアップロードしておくことも可能です。

ステップ3:支払い方法情報入力

Looopでんきの申し込み方法の流れ5

ここでは、Looopでんきの支払いに使用するクレジットカードの情報を入力します。

  • カード番号
  • 有効期限
  • 名義人
  • セキュリティコード

次の画面に進むと、ここまで入力した申込内容を確認できるようになります。

ステップ4:申込内容の確認と登録

最後の画面ではここまで入力した内容の確認と修正が可能です。

最終的に下記項目を確認し、問題が無ければ登録ボタンを押して申し込み完了となります。

  • 基本事項(クーリング・オフ等についての説明)
  • 注意事項
  • 電気供給約款、および重要事項説明書の内容をご確認

登録後は、メールアドレスにLooopでんきから申し込みの案内とマイページに関するお知らせが届きます。

万が一、時間がたってもメールが届かない場合は、迷惑メールに入っていないかご確認ください。

また、申し込み時にうまく進むことができないなど、トラブルがある際には電話で問い合わせも可能です。

Looopでんきコンタクトセンター(低圧)
フリーダイアル:0120-707-454
年中無休【09:00~20:00】

大手電力会社に戻すには?

Looopでんきの市場連動型プランが合わないときは、東京電力に戻す・中部電力に戻すなど、大手電力会社と再契約が可能です。Looopでんきへと乗り換えた時と同じ流れで、再契約が可能となるので心配しないでください。ただし、新規受付を終了したプランに戻すことはできません。

引越し先でLooopでんきを申し込みたい方

引越し先でLooopでんきを使いたい場合、下記のような流れとなります。

  • 引越先の情報
  • 契約名義、入居予定日、引越し先住所、引越し先の供給地点番号、契約者情報、アンケート等

  • 支払先情報
  • Looopでんきの支払いに使用するクレジットカードの情報を入力します。

  • 内容の確認
  • 入力した内容を確認・修正し、申し込みを登録します。

特に問題が無ければ、入居予定日よりLooopでんきから電力が供給されます。

引っ越し先で申し込む場合の注意点

引越し先でLooopでんきを契約するときは、引越し先の供給地点番号の確認と、現在のお住まいで契約している電力会社の解約手続きが必要です。

供給地点番号については、新居の大家さんや不動産会社に問い合わせて教えてもらうか、引越し先の大手電力会社に問い合わせをし住所を伝えることで確認できます。

新築の場合、供給地点番号が割り当てされていないケースがあります。この供給地点番号が割り当てされていないとLooopでんきと契約ができないので注意してください。

最新のキャンペーン情報

現在、新規入会の人向けのキャンペーンは行っていません。

Looopでんきの評判まとめ

最後に、口コミから分かるLooopでんきの評判についてまとめました。

Looopでんきの良い評判

  • アプリで今の電気料金がいつでも確認できるので便利
  • 工夫次第で電気代をどんどん節約できる
  • 自由に解約・乗り換え・再契約ができる
  • エネルギー問題に関連した取り組みが評価できる

Looopでんきの悪い評判

  • 夏・冬は、大手電力会社と比較して電気代が高い
  • 2024年10月に再び容量拠出金が改定、どんどん値上げしているのではないか

ここまで調査したLooopでんきの評判をふまえ、Looopでんきをおすすめしたいのは下記のような方となりました。

Looopでんきがおすすめな人

  • 一人暮らし等、電気を使うタイミングを自分で工夫できる方
  • ゲーム感覚で取り組む節電、ピークシフトに興味がある方
  • 太陽光発電や蓄電池設備が備わっており、単価が安い時間に蓄電できる方
  • 東京エリアで、市場連動型プランの電気ガスセット契約を希望する方

乗り換えに関して手数料は一切かかりません。市場連動型プランに興味のある方はぜひ一度、Looopでんきの公式サイトをご確認ください。

人気の市場連動型電気料金プラン!

最後までご覧いただきありがとうございました。当サイトでは、新電力会社に関する最新情報をお届けしています。

新電力会社についてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ下記記事も併せてご覧ください。

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