男性の実印作成のポイントは?失敗しない作成方法を解説
車や家の購入など、男性に使う機会が多い実印ですが、作成ポイントを間違えると作り直さないといけないことも。
そこで当ページでは、男性用実印の作成ポイントを解説します。
男性用実印の作成ポイント
- 作成のタイミング:進学、就職、結婚など
- 男性におすすめのサイズ:16.5mm〜18mm
- 書体の選び方:篆書体・印相体
- 名前の彫り方:フルネーム、縦彫りがおすすめ
- 男性に人気の素材:彩樺・黒水牛・チタン
※各項目をクリックすると、該当箇所に飛びます
各項目では、なぜおすすめなのか詳しく解説しています。当ページを参考に、男性用実印を失敗せずに作成しましょう。
また、「実印の作成ポイントは確認したので、おすすめの購入先が知りたい」という方は、下記をご覧ください。
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目次
男性が実印を作るタイミングとは?
男性が実印を作成するタイミングを知るには、実印がどのような場合に必要になるかを確認しましょう。実印が必要なタイミングが来る前に、余裕を持って実印を作成するのがおすすめです。
「個人の証(あかし)」である実印が必要になるケースとは?
実印は、個人の証(あかし)です。個人の証である実印が必要になるケースは、例えば下記のような、個人を証明することが求められる場合です。- 不動産の取引
- 中古車の個人売買
- ローンの契約
- 遺産相続…など
「マイホームの購入時に印鑑証明が必要になった」
「車のローンを組むのに実印が必要になった」
このような男性もいらっしゃるでしょう。
こういったライフイベントが発生する前に、自分の納得できる実印を作成しておくと、いざ実印が必要になったときに焦らずに済みます。
将来の人生設計を考えた上で、それぞれの男性に合った実印を作るタイミングを考えてみましょう。
実印が必要な1週間前には注文できると安心
印鑑通販サイトでは即日発送を行っているため、最短で翌日、遅くとも2〜3日以内には実印が届きます。
ですが、印影の事前確認などをすると実印が届くのに1週間程度かかることも。実印は一生物なので、余裕を持って作ると安心です。
就職、結婚などライフイベント時に実印を作るのがおすすめ!
そうは言っても「家を買ってローンを組むタイミングなんて、今はまだ分からない」という男性もいらっしゃるでしょう。そういった方には「人生の分岐点」で実印を作ることをおすすめします。具体的には進学や就職、結婚といったタイミングで実印を作る方法です。
息子さんに成人、就職祝いとして実印をプレゼントするのもおすすめですね。
こちらで男性の実印の作成タイミングを確認したので、次からは早速、男性用実印の作成ポイントを紹介します。
それでは、男性用実印におすすめのサイズから解説します。
印鑑のサイズのおすすめは?
実印登録を行うためのハンコのサイズはどうするのがよいでしょうか?男性が実印用印鑑の購入を検討されている場合は、次の3つのポイントを押さえましょう。
- 1. 規定のサイズ内のハンコを購入する
- 2. 結婚している場合、もしくは結婚を控えている場合は、パートナーの女性よりも少し大きめのサイズのハンコを購入する
- 3. 男性用実印には大きめのサイズが人気
上記の男性用実印のサイズのポイントについて解説します。
規定(決まり)に合った大きさのハンコを購入する
実印として登録できる印鑑の大きさ(サイズ)は、各市町村によって決まりがあります。そのため、まずは規定内の大きさの印鑑を実印用として購入しましょう。多くの市町村では、実印のサイズは下記の通り決められています。
- 印鑑の一辺の長さが8.0mm〜25.0mm以内のもとを実印として登録できる
よって、このサイズ内の印鑑であれば、ほとんどの自治体において問題なく実印として印鑑登録できるでしょう。
ただし、細かなサイズのルールは登録する市町村によって異なります。住民票がある市町村役場において、事前に実印の大きさのルールを確認しておきましょう。
一般的に男性は女性(15mm)よりも大きめサイズの印鑑が人気
実印の購入を考えている男性は「マイホームの購入」や「車のローンを組む」など大きなライフイベントを控えている方がほとんどです。必然的に、結婚を控えている男性やすでに結婚している男性が実印を購入するケースが多くなります。
パートナーとなる女性がいる場合は、一般的に「男性は女性よりも少しサイズの大きな実印を購入するのが良い」とされています。
女性が男性よりも大きなサイズの実印を使用すると、家庭内のバランスが崩れてしまうと古くから考えられてきたことが理由の1つです。古臭い考え方ですが、昔はこういう考え方もありました。
近年は男性・女性共にサイズを気にすることなく実印を作成したり、女性の方が大きな実印を作成するケースも増えてきています。
しかし、結婚を控えている方や既婚の方で両家の関係や親戚関係などを気にされている男性であれば、実印のサイズにも気を使った方が良いでしょう。
男性の実印には大きめのサイズ(16.5mm〜18mm)の印鑑がおすすめ!
実印のサイズに迷っている男性であれば、16.5mm〜18.0mmの大きめサイズの実印がおすすめです。このサイズであれば、ほとんどの市町村の実印の規定内のサイズです。さらに、このサイズであれば大抵の場合、女性の持つ実印よりも小さくなる心配はありません。
女性は、男性に比べ手が小さいため、13.5mm〜15.0mmの大きさで実印を作成することが一般的です。
16.5mm〜18.0mmのサイズであれば、一般的に男性が使用している実印のサイズであるため、余計な心配をする必要がないという点もおすすめなポイント。
大きなサイズの実印は、押印も楽にできるメリットもあります。
実印のサイズに関してより詳しく知りたい方は、下記ボタンからご覧ください。
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では次に、男性用実印の文字の書体の選び方について解説します。適切な文字の書体は選ばないと、実印の印影が模倣されやすくなってしまう危険性もあるため、注意が必要です。
はんこの書体の選び方について押さえておきたいポイントを紹介
実印に彫る文字の書体は、どのような選び方をすればいいのでしょうか。基本的に、判読が困難で何が書いてあるのか全く読めない文字でなければ、どういった文字の書体でも実印登録可能です。
今回は、その中でも特に実印用として人気が高くおすすめな下記2つの書体を紹介します。どちらも男性用実印の書体として広く用いられています。
- 篆書体
- 印相体
風格のある書体(文字)が人気の篆書体(てんしょたい)
篆書体(てんしょたい)は実印向けの書体として人気の高い書体です。もちろん、男性向けの実印にもおすすめできる書体です。篆書体は印影に風格があり、ステータスを感じさせられる文字でもあります。
また、象形文字を元にした中国古来の古い書体のため、第三者にデザインを簡単に真似される危険性が少ないことも特徴です。
次に紹介する印相体よりも判読性は高いため真似されづらいものの、名前を判読することができるという絶妙なバランスも実印書体として人気の理由です。
開運効果も期待できる印相体(いんそうたい)
印相体(いんそうたい)は篆書体をベースに作られた書体です。別名「吉相体(きっそうたい)」とも呼ばれている書体で、非常に縁起が良く開運効果も期待できる書体だと言われています。印材との組み合わせや、文字の画数を調整することで開運印鑑として販売しているお店も多くあります。
文字のデザインも格好よく、オリジナルデザインで作った印相体の実印は第三者に簡単にコピーされないことから安全性が高いことも特徴です。
開運効果を期待したい方は、印相体での実印作成もおすすめです。
男性用実印に
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それでは次に、男性用実印の名前の彫り方を紹介します。実印の名前の彫り方には規定があるので、間違えないように確認しましょう。
実印に彫り込む名前の決め方
実印は、認印や銀行印とは違い各市町村に登録するハンコです。したがって、実印は公的な身分を証明する印鑑として使用されるため、彫り込む名前(文字)も他のハンコよりも細かなルールが定めされています。
- 住民票を確認する
- 男性用実印にはフルネーム、縦彫りがおすすめ
上記、実印に彫り込む文字のポイントを確認しましょう。
住民票の名前を確認する
実印として登録をするハンコに彫る文字は「住民基本台帳に記載されている名前」であることが大前提になります。住民票に記載されている名前以外の名前のハンコは実印として登録できないため注意が必要です。
なお、外国人であれば、外国人登録原票に登録されている名前が実印として登録可能な名前になります。
住民基本台帳に記載されている名前であれば、フルネームでも苗字のみでも、名前のみの印鑑でも実印として登録可能です。
未婚女性の場合は、結婚時に苗字が変わることを考慮して名前のみの実印を作ることも多いですが、男性の多くの場合は自由に実印作成しても問題ないでしょう。
男性には名前のみ、苗字のみよりフルネーム印鑑がおすすめ
この先、婿に入り苗字が変わる可能性がある男性であれば、名前のみの実印を作成すると同じ印鑑を使い続けることができるため便利です。しかし、一般的に男性はフルネームでの実印作成がおすすめ。
男性の場合、偽造防止など安全性の面を考慮して、特別な事情がない場合はフルネームで実印を作成しましょう。なお、男性用実印の文字は、縦彫りが一般的です。
次では、男性用実印におすすめの素材を紹介します。
実印は一度作成すると一生使い続けるので、素材を選ぶ際は耐久性が需要なポイントになります。耐久性が高い男性用実印におすすめの素材を紹介するので、参考にしてください。
男性用の実印におすすめの素材(印材)
印鑑のサイズと彫り込む名前がルールに合っていれば、基本的にどのような素材(印材)であっても実印として登録可能です。では、どういった素材の印鑑が男性用実印としておすすめなのでしょうか。こちらでは、男性の実印におすすめな印鑑素材を3つ紹介します。
- 彩樺(玄武)|安い価格で実印作成したい男性におすすめ
- 黒水牛|実印の定番素材で作成したい男性におすすめ
- チタン|価格は高くても一生物の実印を作成したい男性におすすめ
上記の実印におすすめの印材を順番に解説します。
彩樺(玄武)|安い価格で実印を作りたい男性におすすめ
彩樺の特徴
- 価格:4,000円〜7,000円程度
- 耐久性:⚪︎
- おすすめポイント:耐久性も高く、木材系ならではの環境にやさしいエコ印材
彩樺は、比較的価格が安い木材系の素材に分類されます。木材系の印鑑素材は、他の素材と比べ耐久性が低くなりがちなのがデメリット。
ですが彩樺は、制作の過程で高圧加熱処理が施されるため、耐久性が高くなります。
なるべく安い価格で、長く使える実印を作りたい男性は、彩樺で実印を作るのがおすすめです。
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黒水牛|漆黒のボディが魅力的!実印の定番材質で作成したい男性におすすめ
黒水牛の特徴
- 価格:5,000円〜7,500円程度
- 耐久性:⚪︎
- おすすめポイント:漆黒のボディが魅力的な実印の定番材質
黒水牛は漆黒のボディが高級感を醸し出すため、男性の実印におすすめ。
黒水牛は角系の印鑑材質なので、耐久性が高いのもポイントです。価格は彩樺より少し高いですが、差は1,000円前後。
実印は一度作ると一生使い続けるので、あなたのお気に入りの印鑑材質で作る方がいいでしょう。
黒水牛は、使い続けることで朱肉が印面に馴染み味わい深くなるという材質ならではの特徴もあります。経年変化を楽しめるのも、黒水牛実印のポイントですね。
チタン|価格は高くても一生物の実印を作成したい男性におすすめ!作成時はお店(通販サイト)選びに注意
チタンの特徴
- 価格:8,000円〜18,000円程度
- 耐久性:◎
- おすすめポイント:「耐久性・捺印性・メンテナンス性」どれをとっても最高級な印鑑素材
- 落としても割れにくい耐久性
- 適度な重さがあるためきれいに捺印できる捺印性
- 水洗いできるメンテナンス性
上記のチタン実印のメリットは、他の印鑑素材では叶えられないでしょう。
実印は一生使い続けられるのが理想なので、落としても割れにくい耐久性の高さを誇るチタンは、実印に最適な素材といえます。
「価格は高くても、一生物の実印を作成したい」という男性は、チタンで実印を作るのがおすすめです。チタン実印は高級感があるのも、大人の男性にピッタリですね。
チタン実印を作る際の注意点
高級品であるチタン実印が、お店によっては数千円程度で作成できることがあります。ですが、こういったお店には注意しましょう。安すぎるチタン実印は、純度の低いチタンを使用していることがあります。純度が低いチタンは、耐久性が低くなります。
実印用にチタン印鑑の作成を検討している方は、安すぎるチタンを実印用に購入しない方がいいでしょう。
当編集部おすすめの通販サイト「はんこプレミアム」では、純度99%のチタンを使用してチタン実印を作るので、チタン実印なら下記からはんこプレミアムをご覧ください。
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銀行印・認印も欲しい男性は、セット購入がおすすめ
実印だけでなく、銀行印・認印も一緒に欲しい男性は、セットでの作成がおすすめです。銀行印や認印をセットで作成すると、1本当たりの価格が安く抑えられます。セットの内容は印鑑通販サイトによって異なりますが、個人印鑑の場合、主に下記の4種類のセットがあります。
- 実印・銀行印の2本セット
- 実印・認印の2本セット
- 銀行印・認印の2本セット
- 実印・銀行印・認印の3本セット
セット作成するとどのくらい安くなるのか、印鑑業界最大手のハンコヤドットコムのセット商品で価格を確認してみましょう。
比較内容の詳細
- 素材は黒水牛
- 「実印(16.5mm)・銀行印(15.0mm)・認印(12mm)+印鑑ケース」の単品価格
- 上記のセット商品の価格と比較
黒水牛 | 価格 |
---|---|
実印 16.5mm | 6,870円 |
銀行印 15.0mm | 5,850円 |
認印 12mm | 4,120円 |
印鑑ケース(銀枠) × 3 (実印・銀行印・認印用) | 3,320円 |
単品購入の合計 | 20,160円 |
セット購入の金額 | 14,280円 |
上記の通り、実印・銀行印・認印をセット作成すると、単品購入より5,880円お得に作成できることがわかります。
実印を作る機会に、せっかくだから銀行印や認印も品質の良い印鑑を作成しようとお考えの男性は、セット作成すると損をせずに済むのでおすすめです。
まとめとよくある質問|男性の実印の作り方に関して
当ページでは、男性の実印の作り方に関して情報をまとめました。簡単に内容を振り返りましょう。まとめ|男性用実印の作成ポイント
- 作成のタイミング:進学、就職、結婚など
- 男性におすすめのサイズ:16.5mm〜18mm
- おすすめの書体:篆書体・印相体
- おすすめの彫り方:フルネーム、縦彫り
- 男性に人気の素材:彩樺・黒水牛・チタン
以上が男性の実印作成のアドバイスです。当ページの情報を参考に、満足できる実印を作成しましょう。実印だけでなく、銀行印・認印も必要になりそうな方は、セットでの購入がおすすめです。
実印の作成ポイントを確認したら、次は「どこで作成するか」が重要!
男性用実印の作成ポイントを確認したら、次に「どこで作成するか」を決めましょう。実印は、どこで作成するかがとても重要。というのも、お店によって扱う印鑑素材の品質がピンキリなため。実印は耐久性が重要ですが、素材の品質によって耐久性は大きく左右されます。
「そんなこと言われても、どこで実印を作成すればいいかわからない」という方のために、当編集部が印鑑専門店21サイトを比較し、あなたのニーズに合うサイトをランキング形式で紹介している記事があります。
- 2分に1本売れているシェアNo.1サイト
- 低価格・高品質が魅力のサイト
- おしゃれなデザイン印鑑専門サイト
上記のように、実印作成に自信を持っておすすめできるお店を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
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ランキングはこちら!
最後にまとめとして、男性実印の作り方に関するよくある質問を紹介します。
男性の実印は名前だけ、苗字だけ、フルネームどれがおすすめ?
男性の実印は、偽造防止などセキュリティの観点からフルネームでの作成がおすすめです。印鑑通販最大手のハンコヤドットコムが、3,488件の男性の実印の注文を内訳したところ、下記の結果になりました。
- フルネーム:95%
- 苗字のみ:4%
- 名前のみ:1%
未婚の男性の場合、結婚後に苗字が変わる可能性が低ければ、フルネームでの実印作成がおすすめです。
男性の実印におすすめのサイズは?手が小さい場合、12mmでの作成も可能?
男性の実印におすすめのサイズは、16.5mmです。印鑑通販最大手のハンコヤドットコムの調査によると、男性に人気の実印サイズは下記の通りです。- 16.5mm:49%
- 15.0mm:25%
- 18.0mm:21%
- 13.5mm:5%
なお、ハンコヤドットコムでは、12mm以下のサイズの実印を販売していません。
フルネームで作成することの多い実印を12mmで作成すると、文字がつぶれてしまう可能性があるとのこと。
文字がつぶれると印鑑登録できなくなってしまうため、12mmで男性用実印の作成を検討されている方はご注意ください。
男性の実印に18mmは大きすぎ?
男性の実印を18mmで作成しても、大きすぎるということはありません。実印は、重要な契約書などに押印する印鑑。円の直径が大きい方が縁起や見栄えが良く見え、堂々とした印象を与えます。
また、実印は他の方と並べて押印することもあるので、サイズが大きい方が押し負けないことも。18mmの男性用実印が大きすぎるということはないので、ご安心ください。
男性の実印は横書きと縦書きどちらがおすすめ?
男性の実印は、縦書きがおすすめです。印鑑は縦書きで彫るのが基本なので、実印も縦書きがおすすめ。一方、銀行印は横書きで彫ることが多いです。銀行印を横書きにすることで、実印と区別しやすいメリットもあります。
男性の実印の価格相場はどのくらい?
当編集部が印鑑通販主要18サイトを調査したところ、男性の実印の価格相場は16.5mmで12,457円でした。ですが、こちらは相場なので、もっと安く実印を作成することも可能です。
例えば、当編集部おすすめのネット印鑑通販専門店シェアNo.1の「ハンコヤドットコム」では、黒水牛の実印が16.5mmで6,870円(税込)で販売しています。
ハンコヤドットコムの詳細は、こちら(おすすめ通販サイトランキング)で紹介しているので、あわせてご覧ください。