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パソコンの処分・廃棄方法を6つ解説!無料PC回収サービスも紹介

最終更新日:

パソコンの捨て方は?処分・廃棄する6つの方法を紹介

使わなくなったパソコンを無料・安全に廃棄する方法に興味はありませんか?パソコンの廃棄方法は幅広くあり、料金や安全性などサービスを選ぶのに迷いますよね。

パソコンを間違った方法で廃棄すると、高い処分費用がかかったり、法律違反になったりする場合があります。逆に、今回紹介するような廃棄方法を行えば、無料でPCを処分することも可能です。

当記事では、PCを処分できる質の高い廃棄サービスを6つ紹介します。料金や回収後のデータ消去などを比較し、厳選した処分方法なので、ぜひご覧ください!

その他、パソコンを処分する上での危険性や注意点も紹介します。

パソコン処分方法おすすめ6選から見る

著者

株式会社EXIDEA

HonNe編集部

HonNeをはじめとした生活インフラ・重要購入品に関するメディアを運営する株式会社EXIDEA(HonNe編集部)が執筆をしています。HonNe編集部では、生活や仕事に関わる製品サービスを日々研究・利用し、本音でレビューしたコンテンツと比較ランキング・おすすめ品を紹介しています。

実は危険が多い!パソコンの処分・廃棄を間違った方法で行うリスクを紹介

パソコンの適切な処分が必要な2つの理由

結論、法律や情報保護の点から、パソコンは適切な処分が必要です。以下、パソコンの適切な処分・廃棄が必要な理由を、法律と個人情報の2点から解説します。

いずれも、法律違反による罰金や情報漏えい等の重大なトラブルを避けるため、パソコンを処分したい方は必見です。

リサイクルを義務づける法律に違反する可能性がある

パソコンの処分・廃棄は、さまざま法律で適切な方法で行うことが義務づけられています。特に資源有効利用促進法は、回収サービスでの適切なパソコン処分・リサイクルを義務付ける代表的な法律です。

使用済みのパソコンは、資源有効利用促進法により、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています

(中略)

限られた資源を有効に活用し、ごみを減らすため、使用済みパソコンのリサイクルにご協力をお願いします。

引用:「経済産業省」パソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)

以上を言い換えると、パソコンは冷蔵庫やテレビ等の家電のように、粗大ごみとして処分できないということ。粗大ゴミの処分方法として、自治体のゴミ回収がありますが、パソコンはこれが利用できません。

この法律は、個人利用のパソコンから企業利用のパソコン全てに該当します。なお、対象となるパソコンは以下の通り。

  • デスクトップPC
  • 液晶・ブラウン管ディスプレイ機器
  • ノートパソコン

資源有効利用促進法に違反し、不当なパソコン処分・廃棄を行った場合、50万の罰金が命じられる可能性があります

HDD(ハードディスク)のデータが流出するリスクがある

パソコンを適切に処分しないと、PC内のHDD(ハードディスク)に入ったデータが流出する可能性があります。HDDのデータを完全に消去するのは難しく、多くのデータ消去方法はHDD上でデータの位置情報のみを消去するだけです。

HDD上にデータ自体は残っている場合、一見パソコンからデータが消去されていても、専用のソフトを利用すればデータ復旧ができます。以上から、パソコン廃棄時は、適切なデータ消去方法や、信頼できる回収先でのパソコン処分を行うことが大切です。

処分時のデータ取り扱い
を詳しく見る

費用・安全性などを比較!いらなくなったPCを廃棄する6つの方法を紹介

家電量販店の下取り・処分サービス

次に、いらなくなったパソコンを処分する方法を解説します。今回紹介するパソコンの処分・廃棄方法は以下の6つです。

目的別!おすすめPC廃棄方法

以上のパソコン廃棄を行う時は、それぞれの方法が法律に則っているか・データ消去まで行うかをご確認ください。

条件を満たせば無料回収も可能!メーカーの廃棄サービス

メーカーの無料廃棄サービス

資源有効利用促進法により、パソコンのメーカーは製造したパソコンの回収が義務付けられています。パソコンの製造元であるため、適切なパソコン廃棄作業が期待できる点がメリットです。

なお、パソコンが以下の条件を満たしていれば、メーカーが無料でPC回収を行います。

  • 2003年10月以降に販売されたパソコン
  • パソコンにPCリサイクルマークが貼られている
  • 依頼するメーカー製のパソコンである

上記を満たさないパソコンの回収は有料になります。なお、注意点として、メーカーはPCデータの消去までは義務ではないため、回収後のデータ消去に対応しない場合があります。

パソコンに保存されているデータは使用者・排出者の責任であらかじめ消去しておくことが望ましいです。

引用:「経済産業省」パソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)

メーカーにパソコンの回収を依頼する場合、データ消去にも対応するかご確認ください。メーカーがデータ消去をしない場合、別途データ消去を依頼するか、サービス・消去ソフトによるデータ消去が必要です。

自作・故障・古いパソコンも回収可能!リユース企業を利用する

データ消去も対応!リユース企業

パソコンリユース企業の利用し、パソコン処分・廃棄を無料で行う方法もおすすめです。パソコンリユース企業では、パソコンを無料回収し、回収したパソコンを分解して部品などを再販売を行います。

部品の回収で利益を得るため、状態や種類を問わず幅広いパソコンの回収に対応できる点がメリットです。

リユース企業が回収に対応できるPC

  • 古いパソコン・自作PC
  • HDDが内蔵されていないPC
  • 故障し動かなくなったパソコン

パソコンを無料で処分・廃棄できる上、一部のリユース企業はパソコンのデータ消去まで対応します。利便性に加え、情報漏えいリスクが小さい場合がある点もメリットです。また中には、回収費用に加え、データ消去やパソコンを送る送料も無料の企業もあります。

逆にデメリットは、リユース企業には幅広い業者がいるため、サービス選びが他の廃棄方法と比較して難しい点です。リユース企業の中には、データ消去を行わない・追加費用が発生する等、質の悪い企業も一定数存在します。パソコンリユース企業に依頼する時は、以下を参考に、質の高い業者を選んでください。

リユース企業の選び方

  • 回収・郵送・データ消去は無料か
  • HDDのデータ消去も行っているか
  • 情報セキュリティの体制があるか

なお、おすすめのパソコンリユース企業は、以下で紹介しています。

関連記事

おすすめのパソコン廃棄業者について詳しく解説した記事はこちら

パソコン廃棄・処分業者おすすめ6選を紹介!サービスの選び方も解説

自治体の回収ボックスで処分・廃棄する

手軽な処分ができる!自治体の回収ボックス

お住まいの自治体がパソコンを含む小型家電を回収している場合があります。回収ボックスは、無料でPCの廃棄ができ、外付けHDD(ハードディスク)やケーブル等の周辺機器も処分出来る点がメリットです。

ただ、基本的にPCのデータ消去は行われないため、回収ボックスに投函する前にデータ消去の対応が必要になります。また、大きいパソコンの場合、回収ボックスに入らない可能性が高いです。

なお、自治体によって、回収ボックスがない場合や、パソコンの回収を受け付けていない場合もあります。各自治体のホームページを確認し、回収ボックスでのPC廃棄・処分ができるか確認しましょう。

液晶パネルやプリンタ等の周辺機器も同時処分!不用品回収業者

不用品回収業者にパソコンを引き渡す

液晶パネルやプリンタ等、パソコンの他にも処分したい機器がある場合、不用品回収業者に依頼する方法もあります。パソコンを無料で処分できる上、古い・HDDがない・破損が激しいPCの回収も可能です。

注意点として、ほとんどの不用品回収業者は、自治体の許可や委託を受けず違法に営業をしています。無許可の回収業者は、法を守った廃棄物の処分を行っているか不明で、中には不法投棄を行う業者も。

ご家庭のゴミは、市区町村の責任の下で適正に処理する必要があります。

市区町村の許可や委託を受けずにご家庭のごみを回収業者が収集することは認められていません。

引用:環境省 Q&A

不用品回収業者にパソコンの処分を依頼する場合、自治体の認可である「一般廃棄物処理業の許可」を持つか確認しましょう。

また、多くの不要品回収業者はパソコン内のデータを消去しない点も注意です。そのため、依頼する前にパソコンのデータを消去するか、別途有料でデータ消去を依頼する必要があります。

持ち込みせずパソコン廃棄も可能!家電量販店でのPC廃棄

家電量販店の下取り・処分サービス

パソコンを新しく買い替えたい方は、家電量販店が行うPCの買取・無料処分サービスがおすすめ

下取りサービスとは

PCを買い替える時に、古いパソコンの査定・買取を行い、その分新しいパソコンの購入料金が値引きされるサービスのこと

下取サービスを利用すれば、パソコンを無料で処分できる上に、新しいPCを格安で入手できます。最新パソコンなど一定の条件を満たせば、高い料金で買取ができる場合が多いです。

また、家電量販店の多くはパソコンの処分・廃棄も行っているため、下取りができないPCは処分してもらえます。

おすすめのパソコン下取り・処分サービス

なお、パソコンの下取り・処分を行うおすすめの家電量販店はヤマダ電機です。ヤマダ電機はWEBでのパソコン買取・無料処分サービスを行っており、店舗持ち込みなしでパソコンを回収してもらえます。

回収したPCが一定の条件を満たせば、高い料金での買取が可能です。買取ができない場合も、無料処分サービスにてパソコンを処分します。この無料処分サービスを利用すれば、ヤマダ電機のポイントが200円分貯まる点も特徴です。

またヤマダ電機では、回収したパソコンのデータ消去も行っています。米国国防総省と同じデータ消去方式を行うため、高い確率でデータ消去が可能です。

※確実性を保証するものではないため、事前に個人でデータ消去も行いましょう。

サービスの利便性やデータ消去など、総合的におすすめの回収サービスなので、不要なパソコンがある方はヤマダ電機を利用してみましょう。

ヤマダ電機の査定サービス詳しく見る

注意点として、買取・無料回収ができないパソコンは、着払いにて返送されます。無料廃棄に対応できるパソコンの一覧は、 こちらをご確認ください。

以上、PCを買い替えたい方や、最新のパソコンが不要になった方は、家電量販店の買取サービスもご検討ください。

高い料金を得てパソコンの処分・廃棄ができる場合も!個人販売

フリマやオークションで個人販売を行う

処分したいパソコンをフリマやオークションで売却する方法もおすすめ。パソコンを処分できる上、PCが新しく操作もできる場合、高い料金で売れる場合があります。

なお、パソコン売却は、処分するPCの機種が新しい・操作ができる等が前提です。そのため、古いパソコン等は売却ができない場合があります。

また、オークション等を利用して個人で売却する場合、HDD(ハードディスク)のデータ消去が必要です。適切な方法でデータを消去しないと、買取手がHDD内の個人情報を復旧する可能性があります。

フリマやオークションでの個人販売は、データ消去に責任を持てる方のみ行いましょう。

使わないPCを捨てる時のHDDデータの取り扱いについて

パソコンの処分時データ取扱いについて

使わないパソコンを廃棄・処分する時、PC内の大切なデータが他人の手に渡る可能性があります。そのため、パソコン廃棄時は、個人情報の消去やデータの移行を行うことが大切です。

以下、パソコン処分時のデータ取り扱い方法として、以下3つを紹介します。

引取り前に行おう!HDDのデータ消去を行う

パソコンが完全に起動しない場合でも、PCを解体しHDD(ハードディスク)を取り出せば、データ復旧はできます。パソコンを処分した後、引取り先でデータが復元されないよう、PCを処分する前にHDDのデータは完全に消去しましょう

HDD(ハードディスク)の完全なデータ消去を行う方法は以下の3つです。

  • HDDを物理的に破壊する
  • 強力な磁気をHDDに当てる
  • データ消去ソフトを利用する

上記の内、HDD(ハードディスク)の物理破壊は、破片が飛び散る等の危険があります。加えて、磁気でデータ消去をするには、強力な磁気を生む専門機器が必要で、個人で用意するのは困難です。

以上から、自力でデータ消去を行う場合、専用のソフトを利用するのが特におすすめです。なお、具体的なデータ消去方法や、高い確率でデータ消去ができるおすすめソフトは、以下で解説しています。

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データ消去・削除ができるおすすめについて詳しく解説した記事はこちら

HDD(ハードディスク)データの完全消去を実現する3つの方法

大切なデータがある場合はHDDのデータを移行する

処分したいパソコンがまだ起動・操作ができる場合、以下の方法でデータをバックアップできます。

  • USBや外付けHDDを挿しデータを移行する
  • 2台のパソコンを接続し移行する
  • データ移行ソフトを利用する

上記のうちデータ移行ソフトは、他の方法と比較して操作がしやすい点で特におすすめです。

中でも、システム保守ソフト販売台数14年連続No.1の会社※が販売するファイナルパソコン引越しは、シンプルな操作性で幅広いデータの移行ができます

BCNランキングに基づく「AOSデータ株式会社」の調査

ファイナルパソコン引っ越しの詳細な情報は、以下の公式サイトにてご確認ください。

壊れたパソコン・HDDでも可能!データ復旧を行う

完全に壊れているパソコンでも、データが復旧できる可能性があります。必要なデータがパソコン内にある場合、データのバックアップやデータ復旧を行うのもおすすめです。

パソコンに物理的な破損やデータ障害がある場合、データ復旧を行いましょう。パソコンのデータ復旧を行う方法は、ソフト・業者の2つがあります。

各データ復旧方法の特徴

  • データ復旧ソフト
  • ご利用のパソコンに対応できるソフトで復旧を行う。手軽さがメリット
  • データ復旧業者
  • 技術者が専門の設備でデータ復旧を行う。高いデータ復旧率がメリット

ただ、ソフトでデータ復旧を行う行為は、故障やデータ破損の悪化リスクが大きいためおすすめしません。高い確率で大切なデータを復旧したい方は、HDDデータ復旧業者に依頼するのがおすすめです。

各方法のより詳しい情報は、以下をご覧ください。

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データ復旧ソフト・業者について詳しく解説した記事はこちら

HDD(ハードディスク)データ復旧におすすめの業者と自力での復元方法を解説

いらなくなった古いパソコン・HDDの処分方法まとめ

パソコンの処分・廃棄まとめ

当記事では、いらなくなったPCの処分・廃棄について、注意点や具体的な方法を徹底解説しました。以下は、今回紹介したパソコン廃棄方法のまとめです。

目的別!おすすめパソコン廃棄方法

  • メーカーの無料廃棄サービス
    PCリサイクルマークがあるパソコンを処分したい方におすすめ
  • リユース企業
    郵送・回収・データ消去を無料で行いたい方におすすめ
  • 自治体の回収ボックス
    ノートPC等サイズが小さなパソコンを廃棄したい方におすすめ
  • 不用品回収業者
    液晶パネルやプリンタ等の周辺機器も処分したい方におすすめ
  • 家電量販店サービス
    買い替えや比較的新しいパソコンを廃棄したい方におすすめ
  • オークション等での個人販売
    性能の高いPCや珍しいパソコンを持っている方におすすめ

ニーズごとにおすすめの廃棄方法がありますが、格安料金かつセキュリティ性も高いパソコン廃棄なら、リユース企業の利用がおすすめです。

  • PC回収やデータ消去が無料のサービスが多い
  • 持ち込みをせず簡単に廃棄ができる場合が多い
  • 故障が激しいPCから自作PCまで幅広いパソコンの回収が可能

リユース企業なら、法律の遵守やデータ消去など、パソコン廃棄での注意点を幅広くカバーできます。注意点として、リユース企業はサービスが多いため、メーカー回収等と比較して業者選びが難しいです。

今回の解説も踏まえ、あなたに適したリユース企業をお選びください。

各パソコン廃棄方法を
もう一度見る

以上、当記事があなたのパソコン廃棄に役立てば幸いです!

Q&A よくある質問

Q&A よくある質問

パソコン処分・廃棄における注意点は?

法律により、パソコンはテレビ等の家電製品のように、粗大ゴミとして処分することができません 。パソコンを廃棄する時は、メーカーの回収サービスを始め、法律に則った廃棄・処分サービスを利用しましょう。

その他、パソコンのデータは簡単には消去できず、データが復旧される可能性にも注意が必要です。

パソコンを無料で回収してもらう方法は?

2003年10月以降の販売で、PCリサイクルマークが付いたパソコンなら、ご利用のPCメーカーの回収サービスを無料で利用できます。その他、無料・格安でのパソコン廃棄を行うリユース企業もおすすめです。

また、各サービスがデータの消去を行っている場合でも、個人でのデータ消去を事前に行いましょう

スマホ・タブレット・携帯を処分する方法は?

今回紹介した方法の多くは、スマホ・タブレット・携帯などの機器処分にも対応します。すなわち、スピーディな処分を求める方は、自治体の回収やリユース企業での廃棄がおすすめです。

スマホやタブレット、携帯を高い料金で売りたい方は、機器の購入店やフリマでの個人販売が適しています。

著者

株式会社EXIDEA

HonNe編集部

HonNeをはじめとした生活インフラ・重要購入品に関するメディアを運営する株式会社EXIDEA(HonNe編集部)が執筆をしています。HonNe編集部では、生活や仕事に関わる製品サービスを日々研究・利用し、本音でレビューしたコンテンツと比較ランキング・おすすめ品を紹介しています。