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UPSIDERカードのメリット・デメリットや審査情報を解説

UPSIDERカードのメリット・デメリットや審査情報を解説


株式会社UPSIDERが発行する「上場のための法人カード」、UPSIDERカード

UPSIDERカードの特徴は、年会費無料ながらメリットが多い点です。常時1.0〜1.5%のポイント還元率、何枚でも発行できる追加カード、最大10億円までの与信枠※など、上場を目指す企業におすすめの機能が目白押し。

さらに追加カードは年会費無料で何枚でも発行できるので、コストをかけずに従業員カードを複数枚発行したい方におすすめの法人カードです。

当記事では、UPSIDERカードの特徴やメリット・デメリットを解説。さらにユーザーの口コミ・評判から審査情報まで紹介します。 UPSIDERカードについて網羅的に理解できる内容なので、検討中の方はぜひご一読ください。
※カード会社による審査の結果利用限度額が決定します。

著者情報
HonNe編集部メンバー
新卒で埼玉りそな銀行に入社。銀行員時代は個人資産家の運用相談や経営者の相続相談などの金融相談業務に従事。顧客のお金に関する悩みや不安に向き合うべく、国家資格のFP1級を取得。銀行員時代の金融知識も活かし、1人でも多くの方に役立つ情報を届けるため、現在HonNe金融ジャンルの執筆を担当。

【保有資格】
FP1級(ファイナンシャル・プランニング・技能士1級)
日本証券業協会 一種外務員
クレジットカードアドバイザー®︎

UPSIDERカードとは?上場を目指す会社・スタートアップにおすすめの法人カード

UPSIDERカードとは?スタートアップ・上場を目指す会社におすすめの法人カード まずはUPSIDERカードの基本情報を確認しましょう。

UPSIDERカードの基本情報
法人カード券面 UPSIDERカード
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.0~1.5%
国際ブランド Visa
利用限度額 最大10億円
追加カード発行上限 何枚でも発行可能
電子マネー 非対応
申し込み条件 法人代表者
必要書類 代表もしくは従業員の本人確認書類
発行スピード 最短3営業日
※バーチャルカードなら最短当日
※出典:UPSIDERカード公式サイト
※上記法人カード情報は2024年10月の情報です。


UPSIDERカードのメリット
  • リアルカード、バーチャルカードともに何枚でも発行できる
  • 与信枠が最大10億円
  • freee会計などの会計ソフトと連携できる
UPSIDERカードのデメリット
  • 海外・国内旅行傷害保険などの特典・サービスが付帯しない
  • 国際ブランドはVisaのみ
  • 個人事業主は発行できない

UPSIDERカードの仕組み!後払いとプリペイド式から選択できる

次にUPSIDERカードの仕組みを解説します。

UPSIDERカードにはプリペイド式と後払い式の2種類が存在します。

プリペイド式のUPSIDERカードなら与信審査不要で利用できますが、その代わり事前入金が必要です。その前払いした金額の範囲内で、UPSIDERカードでの決済が可能になります。

一方、後払い式のUPSIDERカードは、通常のクレカのように使用可能。支払いサイクルは月末締め翌月20日なので、例えば1月中に決済した額が2/20日にまとめて引き落とされる仕組みです。

UPSIDERカードの5つのメリット

UPSIDERカードのメリットを徹底解説 次に、UPSIDERカードのメリットを解説します。具体的には下記の5点です。
UPSIDERカードのメリット
  • 本カード、追加カードともに年会費無料
  • リアルカード、バーチャルカードともに何枚でも発行できる
  • UPSIDERカードの与信額は最大10億円
  • SlackやWeb管理画面から証憑のアップロードが可能
  • freee会計などの会計ソフトと連携できるのがメリット
UPSIDERカードのメリットを解説するので、検討中の方はチェックするのがおすすめです。

本カード、追加カードともに年会費無料

まず紹介するUPSIDERカードのメリットは、年会費が無料の点です。

本カードはもちろん、UPSIDERカードなら追加カードも年会費無料で発行できます。

会社の法人カードとして発行する場合はもちろん、例えば役員全員に法人カードを発行した場合でもコストはかかりません。

法人カードにかかるコストを別の事業の予算に割けるのは、事業拡大を目指す経営者にとってメリットでしょう。

リアルカード、バーチャルカードともに何枚でも発行できる

追加カードを何枚でも発行できる点も、UPSIDERカードのメリットです。

UPSIDERカードではリアルカードのほか、カードそのものが発行されないバーチャルカードも発行できます。リアルカードだけではなく、バーチャルカードの発行枚数にも制限がありません

例えば、従業員にバーチャルカードを発行すれば、カードの紛失リスクにも備えられるのもおすすめできるポイントです。

前項で紹介した通り、追加カードも年会費無料なので、全従業員にバーチャルカードを渡しても1円もコストがかかりません

UPSIDERカードの与信額は最大10億円

次に紹介するUPSIDERカードのメリットは、与信枠が最大10億円にまで設定される可能性がある点。

UPSIDERカードの利用限度額の高さを確認するため、他社の年会費無料の法人カードの利用枠をまとめます。

法人カード 総利用枠
NTTファイナンスBizカード 80万
三井住友カード ビジネスオーナーズ 500万円
※所定の審査あり
ライフカードビジネスライトプラス 500万円
freee MasterCardワイド 30万~1,000万円
UPSIDERカード 10億円

上記の通り、法人カードの利用枠は500万円の法人カードでも比較的高いです。一方のUPSIDERカードは最大10億円なので、利用限度額の高さが分かるでしょう。

また、UPSIDERカードなら1回の取引で1億円までの決済が可能です。大口の取引にも対応できるため、UPSIDERカードは上場を目指す企業におすすめの法人カードです。

SlackやWeb管理画面から証憑のアップロードが可能

SlackやWeb管理画面、スマホアプリから簡単に証憑をアップロードできる点も、UPSIDERカードのメリットです。

アップロードの方法も簡単で、登録したい請求書や領収書などの証憑をカメラで撮影するだけ。金額や取引先は自動で認識してくれるため、管理の手間が省けるのもおすすめポイントです。

また、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応の可否も自動で判定してくれるため、法制度への対応の効率化も図れるでしょう。

freee会計などの会計ソフトと連携できるのがメリット

最後に紹介するUPSIDERカードのメリットは、複数の会計ソフトと連携できる点。

会計ソフトが自動で仕訳してくれるため、経費処理の効率化が狙える会計ソフト連携。UPSIDERカードは、下記の会計ソフトと連携できます。

  • freee会計
  • Money Forwardクラウド会計
  • Money Forwardクラウド会計Plus
  • 勘定奉行クラウド
  • 弥生会計
  • PCAクラウド会計

上記のように、6つの会計ソフトとの連携に対応しているのがおすすめポイント。

他社の法人カードの場合、1つの会計ソフトにしか対応しないカードもあります。この場合、すでに使用中の会計ソフトでは非対応の場合も考えられます。

しかし、UPSIDERカードなら6つの選択肢があるため、利用中の会計ソフトに対応する可能性も高いでしょう。UPSIDERカードを発行し、経理作業の効率化を図ってみてください。

申し込み前に確認したいデメリット・注意点

申し込み前に確認したいデメリット・注意点 前章で、UPSIDERカードのメリットを解説しましたが、もちろんデメリットもあります。具体的には下記の3点です。

  • UPSIDERカードには海外・国内旅行傷害保険などの特典・サービスが付帯しない
  • 企業向けの法人カードのため個人事業主は発行できない
  • 国際ブランドはVisaしか選べないのがデメリット

UPSIDERカード発行後に後悔しないためにも、事前に確認しておきましょう。

UPSIDERカードには海外・国内旅行傷害保険などの特典・サービスが付帯しない

はじめに紹介するUPSIDERカードのデメリットは、優待特典や付帯サービスが少ない点です。

他社の法人カードには、下記のような優待特典、付帯サービスが利用できるカードもあります。

  • 海外・国内旅行傷害保険
  • ショッピング補償
  • サイバーリスク補償
  • ETCカード発行
  • 交通費、ホテル優待
  • グルメ優待
  • 空港ラウンジサービス

しかし、UPSIDERカードには上記の特典やサービスは付帯しません。

UPSIDERカードの強みは、年会費無料ながらポイント還元率が1.0~1.5%であり、最大10億円の与信枠にあります。優待特典に魅力を感じる方は、JCB一般法人カードなど別のビジネスカードをご検討ください。

企業向けの法人カードのため個人事業主は発行できない

個人事業主が発行できない点も、UPSIDERカードのデメリットです。

UPSIDERカードのコンセプトは、上場のための法人カード。企業や法人代表者向けに作られているため、個人事業主は残念ながら発行できません

国際ブランドはVisaしか選べないのがデメリット

最後に紹介するUPSIDERカードのデメリットは、選べる国際ブランドがVisaのみの点。

クレジットカードの国際ブランドには、下記の通り複数あります。

  • JCB
  • Visa
  • Mastercard®︎
  • American Express
  • Diners Club

法人カードによっては、複数の国際ブランドから適した国際ブランドを選択できるカードもあります。

一方、UPSIDERカードはVisaの国際ブランドしか選択できない点はデメリットでしょう。

とはいえ、クレジットカード払いに対応する店舗ならVisaも利用できることがほとんどなので、それほどデメリットではないでしょう。

評判どう?UPSIDERカードの口コミを紹介

評判どう?UPSIDERカードの口コミを紹介 次に、UPSIDERカードの口コミ・評判を紹介します。

UPSIDERカードはまだまだ新しい法人カードのため、口コミ・評判が少ないです。とはいえ、UPSIDER公式サイトに利用者の口コミ・評判が多く寄せられています

そこでここでは、公式サイトに寄せられたUPSIDERカードの口コミ・評判の中から、特に印象的なものを引用して紹介します。

月次決算のサイクルに関する良い評判・口コミ

導入以前、最大の課題は月次決算の締めが遅いことでした。既存のクレジットカードでは請求額が確定するまでのサイクルが長かったため、本来締めたいタイミングに間に合わせることができませんでした。そうした中、知り合いからUPSIDERを推薦されて、「これなら解決できるぞ!」ということで、1週間後にはご担当者の方に詳細をお伺いし、すぐに導入を決めました。ポイント還元が請求額から差し引かれる形であることも、魅力でした。使い道が限られるポイント付与は、どうしても有効活用が難しいので。

引用:UPSIDERカード公式サイト


まず紹介するのはUPSIDERカードを導入した結果、月次決算が早まったという口コミ・評判

UPSIDERカードは、リアルタイムで明細が反映されるため、毎月の月初に明細がすべて揃います。月次決算が遅れることが課題だった会社が、UPSIDERカードを導入したことで月次決算が早くなったという評判がありました。

さらに月次決算が早くなった結果、決算結果の分析に時間を多く使えるという声も見られました。

UPSIDER導入で、結果的に取締役会の内容が充実したことは、思いがけない効果でした。以前は、取締役会の当日に数字があがるほどギリギリのタイミングで進められていたため、シンプルな数字報告のみに留まっていました。しかし決算早期化を実現できたことで、取締役会の3,4日ほど前には数字が揃っています。十分な時間をかけて分析し、その結果を含めて報告できることには大きな意味があります。取締役会では、会社経営に向けたより有意義なディスカッションを行えるようになりました。

引用:UPSIDERカード公式サイト


決算処理に課題を抱える経営者は、ぜひUPSIDERカードをご検討ください。

利用限度額に関する良い評判・口コミ

利用限度額に課題を感じていました。たとえば弊社では、クラウドサービスの通信費として月間数百万円単位での支払いが発生しています。サービス拡大に伴い費用が増大した際に、従来の限度額では不足してしまうのではないかと、不安を感じていました。

引用:UPSIDERカード公式サイト


次に紹介するのは、UPSIDERカードの利用限度額に関する口コミ・評判です。

月に数百万円のカード決済を行う会社にとっては、利用枠の枯渇は大きな課題。増枠申請をしようにも、書面や電話での手続きが必要な場合もあります。

しかし、UPSIDERカードは最大10億円までの与信枠が設定される可能性があります。

さらに、利用限度額の増枠申請もオンライン上で完結するのが快適、という評判もありました。

カード発行や利用限度額を増やす際のスピード感は大きなメリットです。まず、管理画面上ですぐに発行手続きができ、リアルカードも申請から数日で手元に届くのは非常に快適でした。

引用:UPSIDERカード公式サイト


最大10億円までの利用限度額に魅力を感じる方は、ぜひUPSIDERカードをご検討ください。

UPSIDERカードの申し込み方法と審査情報

UPSIDERカードの申し込み方法と審査情報 続いて、UPSIDERカードの申し込み方法と審査情報を解説します。

UPSIDERカードの申し込み方法は、以下の5ステップです。

  • オンラインで必要事項を入力
  • 支払い口座登録・本人確認
  • 審査・アカウント発行
  • バーチャルカード利用開始
  • リアルカード郵送・利用開始

UPSIDERカードはバーチャルカードなら、Webからの申し込みで最短当日発行可能です。

リアルカードは郵送に時間がかかりますが、バーチャルカードなら審査通過後すぐに使用可能。そのため、ネットショッピングで最短当日から使用できる可能性があるのもおすすめポイントです。

UPSIDERカードの審査情報

次に、UPSIDERカードの審査情報を解説します。

前提として、UPSIDERカードの審査基準は非公表。とはいえ、UPSIDERから公表されている審査に関する情報から、審査難易度を推測することは可能です。

UPSIDERカードの審査に関する情報は、下記の通りです。

  • 発行対象
    …独自ドメインのメールアドレスを持つ法人代表者
  • 必要書類
    …代表もしくは従業員の本人確認書類(代表者以外が手続きする場合、委任状が必要)
  • 発行スピード
    …最短当日(リアルカードの場合最短3営業日)

UPSIDERカードの発行対象は、独自ドメインのメールアドレスを持つ法人代表者。個人事業主はUPSIDERカードを発行できないため、独自ドメインのアドレスが必要な点には注意しましょう。

また、UPSIDERカードは申し込みの際、代表もしくは従業員の本人確認書類のみで手続きが可能。申し込みの際に法人登記簿や決算書などの書類が必要な法人カードと比較すると、審査の間口は広いと考えられます。

最後に、UPSIDERカードは最短当日のスピード発行が可能です。審査時間が短いということは、それだけ確認する項目も少ないと考察できるでしょう。

UPSIDERから公表されている情報から審査難易度を考察すると、多くの法人代表者に審査の間口が広がっていると考えられます。UPSIDERカードを検討中だけど審査が不安な方は、一度申し込んでみることをおすすめします。

ただし、UPSIDERカードの審査基準は非公開なので、上記の審査情報は参考程度にとどめてください。

まとめとよくある質問

まとめとよくある質問 UPSIDERカードは、年会費無料ながらさまざまなメリットがある点がおすすめの法人カードです。

ポイント還元率が1.0~1.5%だったり追加カードを年会費無料で複数枚発行できたり、上場を目指す中小企業におすすめの機能が豊富です。

さらに、審査の結果次第では、最大10億円までの与信枠が設定される可能性もあるため、法人カードで高額な取引を決済する方には特におすすめのカードです。

そんなUPSIDERカードの詳細は、下記のリンクからご確認ください。

最大10億円の利用限度額! UPSIDERカードの詳細は公式サイトへ

最後に、UPSIDERカードに関するよくある質問に回答します。

UPSIDERカードの使い方は?

UPSIDERカードは、プリペイド式か後払い式の2パターンから選択できます。

プリペイド式を選択した場合、事前に保証金を支払い、その範囲内で決済が可能です。

一方、後払い式なら通常のクレカのように使用できます。なお、後払いの場合の支払いサイクルは、月末締め翌月20日です。

ETCカードを発行できる?

UPSIDERカードでは、法人向けのETCカードを発行できません

UPSIDERカードの問い合わせ先は?

UPSIDERカードの問い合わせは、UPSIDER公式サイトの問い合わせフォームから行います。

具体的には、UPSIDERアカウントにログイン後、問い合わせ内容を入力する流れです。なお、営業時間は平日の10時から18時です。

UPSIDERカードは審査落ちする?

UPSIDERカードは法人向けのクレジットカードのため、審査落ちする可能性はあります。 UPSIDERの独自の審査基準に基づき、代表者のクレヒスなどが審査されることは覚えておきましょう。

ただし、プリペイド式で使う場合、与信審査の結果にかかわらず利用できます。法人カードの審査落ちする方は、プリペイド式のUPSIDERカードをご検討ください。

当ページ利用上のご注意


  1. 当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
  2. 当記事で掲載しているポイント還元率は公式サイト情報を元に独自に算出しています。より正確な情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。
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