
人気投資家も大注目!手間なくコツコツ稼ぐ中長期戦略のFX「トラリピ」の魅力
グラドルとして活躍するかたわら、23歳のときに30万円で投資をはじめ、今や資産1億円を超える「億り人」になった杉原杏璃さん。
自身のオフィシャルYouTubeでは、誰にでも始められるやさしい投資法などについて情報発信しています。そんな杏璃さんがある日、マネースクエアHDが開発し、特許を持つ新しいFXの注文方式「トラリピ®」についての運用状況と結果を同チャンネルで公表し、大きな反響を呼んでいます。
これにすかさず目をつけたのは杏璃さんと同じく、人気投資YouTuberとして活躍するぽんちよさん。「トラリピって何?」、「普通のFXとどう違うの?」、「実績はどんな感じなの?」といったさまざまな疑問を解消すべく、杏璃さんに対談を申し込みました。果たして、ぽんちよさんはどんなことを杏璃さんに教えてもらったのでしょうか。

杉原杏璃(すぎはら・あんり)
グラビアタレントとして雑誌やバラエティ番組に数多く出演する一方、投資家の顔も持ち、「株タレント」としても活躍中。23歳のとき30万円で投資を始めて5年目で1000万円を達成。現在、金融資産数億円を運用する「億り人」に。初の著書『株は夢をかなえる道具』(祥伝社刊)では、株式投資の始め方や売買テクニック、投資を通して手に入れた自分らしい生き方を綴り、ロングセラー。
3冊目の「マンガでよくわかる株1年生」(かんき出版)もアマゾンランキング証券・金融部門で第1位を獲得。

ぽんちよ
サラリーマンとして働きながら、経済的自由・セミリタイアを目指して投資・資産運用を行い、20代後半で目標額5100万円を達成した個人投資家。チャンネル登録者数47万人を誇る人気投資YouTuberとしても活躍中で、投資信託や積立NISAなど初心者向けの投資情報を発信している。著書に『年収350万の会社員でも堅実にできる投資術 2倍株をつかめ! 儲かる株のトリセツ』(宝島社)などがある。
目次
FXを経験してよかったのは、投資についての知識が深まったこと

FXとは、2つの通貨(通貨ペア)を選択して、一方を買って一方を売る取引のこと。為替レートが変動することで差益や損失が生じ、その差益をねらって取引します。対談の冒頭では、そのイメージについての杏璃さんからの質問で始まりました。
杏璃:ぽんちよさんは、FXについて、どんなイメージを持っていますか?
ぽんちよ:実は数年前に半年ほど、FX投資を経験したことがあるんですが、やる前は「ギャンブル性の高い危ない投資なんじゃないの?」とか、「借金をして首がまわらなくなる」といったネガティブな印象を持っていました。
ただ、実際にやってみると、理解が深まり、考え方が変わりました。率直な感想を言えば、やってよかったと思っています。
杏璃:確かにネガティブな印象を持つ人が多かった時期もありましたけど、FXが広く普及して認知度が高くなると、取引のチャンスが多くて自由度が高い面が注目されることも多くなりましたよね。
ぽんちよさんは、どんな点で「やってよかった」と感じたんですか?
ぽんちよ:僕は米ドル/円で運用していたんですけど、FXはドラスティックにテクニカル分析が反映されるので、アメリカの雇用統計や消費者物価指数とか、FOMC(連邦公開市場委員会)の報告書などを読む癖がついて、知識がかなりグレードアップしたんです。米ドル/円が動くと、日本の株価にも大きな影響が出るので、結果的に株式投資に対する理解が深まりました。
杏璃:なるほど!ちなみにFXは1998年の外為法(外国為替及び外国貿易法)改正による規制緩和で登場した投資法で、「外国為替証拠金取引」と呼ばれていますが、それを開発して名付け親となったのは、(株)マネースクエアの創業者の山本久敏さんだということは知っていましたか?
ぽんちよ:恥ずかしながら、まったく知りませんでした(笑)。

▲(株)マネースクエアのオフィスの様子
杏璃:ぽんちよさんもマネースクエアさんのオフィスに飾っている社員の一言をご覧なられたと思いますが、トラリピは顧客視点が強い印象があるんですよね。そういうところも信頼しています。
忙しくても普段の暮らしのジャマにならない。それがトラリピの最大の魅力

FXの投資経験を持つ人のなかには、ぽんちよさんのように、たくさん勉強して投資についての知識を深めた人は多いでしょう。
ただ、その一方で「そんなに勉強する暇がない」と感じて、敬遠する人も一定数いるのではないでしょうか。そのことについて、おふたりの意見をうかがってみましょう。
杏璃:FXの大きな特徴は、24時間いつでも取引ができるという点にありますよね。外国為替市場では米ドル/円、ユーロ/米ドルなどといった通貨ペアが世界共通で取引されていて、交換レートはつねに変動するので、たとえ日本時間の深夜であっても取引が可能です。
ぽんちよ:ただ、その一方で「24時間変動するなら、おちおち夜も寝ていられない」と感じる人も多いかもしれません。
杏璃:確かにそうですね。実は私もそのひとりでした。だから、ぽんちよさんのように自分から積極的にFXを始める気にならなくて、トラリピの話を聞いてようやく、「やってみようかな」という気になったんです。
ぽんちよ:えっ、そうなんですか?
杏璃:ちなみに、テレビや新聞、Webサイトなど、投資に役立つ情報が入手しやすいのもFXの利点だと言われていますが、経済のことや、チャート分析をイチから勉強したり、レポートや経済指標をこまめにチェックしたりするのもできればやりたくありませんでした。
ぽんちよ:そんな杏璃さんがなぜ、トラリピをやってみる気になったんですか?
杏璃:トラリピは自分が決めた価格で、自動的に売買をくり返す注文方法です。私に代わって24時間、システムが利益をねらってくれるので、普段の暮らしのジャマにならないんです。
通勤中も、仕事中も、家事をしているときも、寝ているときも、トラリピが24時間、私の代わりにレートを見張り続けてくれるわけです。
ぽんちよ:ええーっ、それはとても魅力的ですね!

杏璃:そうなんですよ。私は「成立カレンダー」で様子を見ているだけです(笑)

▲杏璃さんの成立カレンダー(2024年11月分)
リスクを管理しながらコツコツ稼ぐトラリピの驚くべき仕組みとは?
杏璃さんの言う通り、FXは24時間取引することができますが、レバレッジを効かせた取引を行えることも最大な特徴です。レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉で、個人口座では最大25倍の資金を動かすことができます。FX取引に必要な資金を必要証拠金といいますが、これは取引総代金の4%以上と定められています。つまり、取引総代金が1000万円だとしたら、必要証拠金は最低40万円でいいわけです。

レバレッジの倍率が高ければ高いほど、儲けは大きくなりますが、損失のリスクもそれだけ大きくなります。
そのリスクを回避するには、どうすればいいのでしょうか?杏璃さん、ぽんちよさんの話から、それを探っていくことにしましょう。
杏璃:実は、トラリピというのは愛称で、正式名称は「トラップリピートイフダン」と言うそうです。「トラップ」と「リピート」という2つのキーワードを足して並べた言葉なんですね。
ぽんちよ:なんだか初めて聞く言葉もあるような気がします。

杏璃:では、マネースクエアさんの方に聞いた説明して頂いた内容を私なりに解説しますね。「トラップ」とは、相場の値動きを「点」ではなく「面」で捕らえることを目的とした注文方法のこと。
つまり、これからレートが上下しそうな範囲(面)を予想するので、相場の「上がり」「下がり」(点)を予想しなくていいんです。トラップトレードは、予想した範囲内で指値注文を小分けにして、等間隔に複数本を罠(トラップ)のように設置していきます。
ぽんちよ:「イフダン」というのは、その指値注文のことですか?
杏璃:そう、その通り。指値と逆指値の決済注文を同時に発注するやり方です。決済注文を指値で発注すれば利益確定、逆指値で発注すれば損切りを自動で行えます。
「○○円になったら新規で買い、その後に○○円になったら利益確定の売り決済をする」という注文ができるわけです。
ただし、通常のイフダンでは、指値と逆指値の注文がふたつ成立すると、その時点で取引が終了してしまうんです。そこで必要になってくるのが「リピート」するという考え方です。
ぽんちよ:なるほど、「イフダン」を繰り返し行えるから「リピート」なのか。
杏璃:さすがぽんちよさん、理解が早いですね。利益確定の決済が成立すると、リピート機能によって新たに新規の注文が自動発注されます。

トラリピでは、利益確定が成立した回数を「リピート回数」といって、その回数が多ければ多いほど利益がコツコツと積み重なる可能性があります。

ぽんちよ:FXには、口座に預け入れている金額よりも大きな損失が発生して資金が一定の割合まで目減りしたとき、自動的に取引を終了させて損失を確定する「ロスカット制度」というものがありますよね。

実は、FXを半年でやめてしまったのは、夜勤のある仕事をしていたころ、夜中に急に相場が動いて強制ロスカットされて取引停止になってしまったのがきっかけなんです。
杏璃:そうだったんですね。少しトラウマになりそうですね…。
ぽんちよ:はい。でも、トラリピならリスクを把握しながら、運用ができそうですね。
杏璃:もちろん、トラリピにもロスカット制度はありますよ。有効証拠金÷必要証拠金×100で算出した数値を証拠金維持率といいますが、これが100%を下回った場合、ロスカットになります。
株式市場に依存しないトラリピの魅力的な投資戦略

相場には、「トレンド相場」と「レンジ相場」というものがあります。 トレンド相場は、継続して価格が上昇・下降している相場のことで、レンジ相場は一定の変動幅の中で価格が上昇と下降を繰り返している相場を指します。

トレンド相場の例はリーマンショックやコロナウイルス感染症の流行、金融政策になどによって相場が大きく動くことです。
トラリピでは、後者のレンジ相場を扱うとされているのですが、それはなぜなのでしょう?杏璃さんとぽんちよさんの対談も、いよいよ佳境に入ってきました。
ぽんちよ:僕だったらついついトレンド相場に手を出したくなるのですが、トラリピがレンジ相場を取り扱うのはなぜですか?
杏璃それは、トラリピが一回の取引で大きな利益をねらうよりも、小さな利益を積み重ねていくタイプの投資方法だからです。
相場の一定期間中の「高値と安値の価格差」を指すデータを「高低差」といいますが、トレンド相場は、これをねらう投資法に向いています。 それに比べて、期間中の「トータルの値動き」を「総推移」といって、これをねらって利益を積み重ねるにはレンジ相場のほうが向いているのです。
つまりトラリピは、相場の読みを必要とする高低差をねらわずに、たくさんの注文を広い範囲に仕掛けておくことで、日々の上下(総推移)をリピート機能で時間をかけて手間なくねらい続けるという戦略を取っているのです。

ぽんちよ:要するにトラリピに向いているのは、総推移が大きく、高低差が小さい相場ということになりますね。でも、そういうレンジ相場って、どうやって見つければいいんですか?
杏璃トラリピでは、取引を行う2カ国の通貨の組み合わせ、すなわち「通貨ペア」で相場を探ります。 実は通貨ペアには、同じ経済圏に属し、関係が深い国同士の通貨を組み合わせた通貨ペアは「レンジ相場を形成しやすい」という特徴をもっているんです
ぽんちよ:同じ経済圏で、関係が深い国同士……?例えばどんな組み合わせですか?
杏璃:トラリピが最初に導入したのは、「オージーキウイ(AUD/NZD)」といって、オーストラリアドルとニュージーランドドルの通貨ペアです。 このふたつの国は、「主に中国を相手に貿易をしている」、「国の場所が近い」、「観光資源が多い」といった共通点があって、対円、対米ドルでは同じような値動きをすることが多いんです。 その結果、過去の相場を見てみると、この通貨ペアは3年以上もレンジ相場を形成しています。

ぽんちよ:ホントだ。相場がつねに上下を繰り返して、きれいなレンジ相場になっていますね。総推移を時間をかけてじっくりねらえるのがわかります。
杏璃:そうなんです。一般的には相場の乱高下の局面は敬遠されますが、トラリピのリピート機能は売買チャンスを逃しません。
むしろ、予想した範囲内で乱高下するほど収益チャンスが高まります。これもトラリピの大きな強みのひとつだとマネースクエアの方にお聞きして「始めてみよう!」と思いました。
ぽんちよ:「オージーキウイ(AUD/NZD)」のほかには、どんな通貨ペアがありますか?
杏璃:EUと英国の「ユーロポンド(EUR/GBP)」、それから米国とカナダの「ドルカナダ(USD/CAD)」があります。あと、ノルウェークローネとスウェーデンクローナを組み合わせた「ノックセック(NOK/SEK)」もマネースクエアさんで2024年に取引できるようになったのですが、こちらも過去10年以上にわたってレンジ相場を形成していて、かなり話題になっています。

ぽんちよ:ちなみに杏璃さんは、どの通貨ペアで運用しているんですか?
杏璃:私がトラリピを始めたのは2022年5月からなんですけど、「オージーキウイ(AUD/NZD)」を資金200万円で運用しました。その後、2023年3月からは「ドルカナダ(USD/CAD)」も取引を始めました。
ぽんちよ:複数の通貨ペアで運用するのって、何か意味があるんですか?
杏璃:マネースクエアさんでは、「トラリピ世界戦略」といって、複数の通貨ペアを並行して運用する分散投資を推奨しているんです。 というのも、トラリピにも、政治・経済の変化や災害、戦争といった「地政学リスク」と、相場が予測と異なる方向に動いて含み損を抱える「価格変動リスク」というふたつのリスクがあるんですけど、大陸が違う複数の通貨ペアを運用して地理的に分散することでリスクの影響を最小限に抑えられるんです。
その際には、通貨ペア同士が相関関係にない組み合わせが推奨されています。
ぽんちよ:通貨ペア同士の相関関係が薄いと、リスクとリターンを同時に分散できるわけですね。
杏璃:おっしゃる通りです。
株式と並行して行う分散投資にも効果を発揮

▲(株)マネースクエアのオフィスの様子
さて、この対談もそろそろ終盤になりました。ぽんちよさんは、杏璃さんの話を聞いて、トラリピに対する理解がだいぶ深まったようです。彼がトラリピについて、どんな感想を持ったのか、締めくくりとして聞いてみることにしましょう。
ぽんちよ:杏璃さんがトラリピを始めたのが2022年5月からというと、運用期間は2年半ということになりますね。教えていただける範囲で結構なんですけど、運用益はどれくらいなのか、教えていただけませんか?
杏璃:もちろんです。私のYouTubeチャンネルでは、1年半の運用実績で通算損益が70万9357円だったことを報告しましたけど、それから1年後の今は100万円を超えました。年利で言うと、20%強ということになりますね。

▲杏璃さんの資産推移(年)
ぽんちよ:それ、めっちゃ成績よくないですか?米国の代表的な株価指数であるS&P500が過去30年の年間平均リターン率を発表しましたけど、円ベース・配当金込みで12.5%でした。S&P500が米国株式市場全体に対して約80%の時価総額比率を占めていることを考えると、そのすごさがよくわかるような気がします。
杏璃:さすがぽんちよさん。S&P500と比較するとわかりやすいですね。
ところで、ぽんちよさんなら、2024年8月5日に起こった「令和のブラックマンデー」のことはよく覚えてらっしゃいますよね? 1987年10月20日に記録された3836円安の日経平均株価が史上最大の下げ幅となる4451円になったときのことです。
私は優待株主で暮らしている投資家の桐谷さんとたびたび対談する機会があって「株は最安値になったときに買え」という認識を共有しているため、いろいろな株を買いに走るので忙しくしていました。そのせいもあり、トラリピから送られてくるレポートを見る暇もなかったんですけど、後から見直してみると、このころのトラリピの実績は株価からの影響を受けていなかったことがわかったんです。
実際、トラリピ世界戦略の通貨ペアは、過去のショック相場の例を見ても、さまざまな点で影響を受けにくいという結果が出ています。


ぽんちよ:そういう話を聞くと、トラリピは「株式市場に依存しない投資戦略」として、ますます魅力を感じますね。

杏璃:ただ、この対談の冒頭でお話した通り、私自身はFXそのものにあまり興味がなかったし、トラリピが特別な勉強を必要とせず、普段の暮らしをジャマしないという理由で始めたので、実を言うとその成果にあまり大きな実感はないんです。
ぽんちよ:なるほどなぁ……。杏璃さんにとって、トラリピの魅力って、どんなところにあると思いますか?
杏璃:なんといっても、相場の「上がり」「下がり」を予想しなくていいということに尽きると思います。これからレートが上下しそうな範囲を予想するだけなので、相場を読むことに一喜一憂する必要はないし、相場を予想する頻度を大幅に削減することができます。
ぽんちよ:僕は2022年3月に、それまで勤めていた会社をやめてフリーランスの投資家として独立したんですけど、それと同時に安定収入がなくなったため、高配当報酬が望める株式投資に力を入れるようになったんです。ただ、今回、杏璃さんからトラリピのことを教えてもらって俄然、興味を持つことができました。
杏璃:トラリピは、株式投資と並行して分散投資にあてるのに向いていると思います。なにしろ心理的・時間的リソースを最小限に抑えられるのがトラリピの大きな魅力ですから。まずはミニマムからでも始めてみてはいかがですか。
ぽんちよ:そうですね。私も実際にトラリピを始めて、SNSでその様子を発信していきたいと思います。杏璃さん本日はありがとうございました!

杏璃さん、ぽんちよさん、ありがとうございました!
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