三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点をケースごとに解説
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント還元率に特化されたおすすめのクレジットカード。
そんな三井住友カード プラチナプリファード最大の特徴は、1%の通常ポイント還元率に加え、特定店舗で利用すれば2〜15%(※)までアップする点。多くのポイントを集めたい方にとってはおすすめのクレジットカードです。
※プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1~14%
しかし、ポイント還元率が高いとはいえ、33,000円(税込)もの年会費がかかれば元が取れないのでは?と思う方も多いでしょう。
そこで当記事では、使用シーンごとの三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点を解説します。さらにメリット・デメリットのほか、ゴールドカードとの違いや審査基準も紹介。
あなたにとっておすすめの1枚か判断できる内容なので、三井住友カード プラチナプリファードを検討中の方はぜひご一読ください。
目次
年会費や国際ブランドなどの三井住友カード プラチナプリファードの特徴
まずは基本情報として、三井住友カード プラチナプリファードの年会費やポイント還元率、国際ブランドなどを紹介します。
三井住友カード プラチナプリファード基本情報 | |
---|---|
クレジットカード券面 | |
国際ブランド | Visa |
クレジットカード年会費(税込) | 33,000円 |
家族カード年会費(税込) | 無料 |
ETCカード年会費(税込) | 無料 ※初年度無料 ※前年度に一度もETCカードの利用がない場合550円(税込) |
クレジットカード総利用枠 | 〜500万円 ※所定の審査あり |
ポイント還元率 | 1〜15%(※) |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 ※利用付帯 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 ※利用付帯 |
申し込み対象・入会条件 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
※上記クレジットカード情報は2024年10月の情報です。
※プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1~14%
三井住友カード プラチナプリファードのメリット
- ポイント還元率が最大15%
- Visaプラチナコンシェルジュサービスが利用できる
- 空港ラウンジを無料で利用できる
三井住友カード プラチナプリファードのデメリット
- 33,000円(税込)の年会費がかかる
- プライオリティ・パスが付帯しない
- 電子マネーへのチャージなどポイント付与対象外がある
三井住友カード プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)かかりますが、その分ポイント還元率や特典が魅力的。特に最大5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯する点やVisaプラチナコンシェルジュサービスが利用できる点も特筆すべきポイントです。
加えてプリファードストア(特約店)でクレジットカードを利用すると、最大14%もポイントが加算されます。プリファードストアの利用頻度が高い方は多くのポイントが獲得できるため、おすすめの1枚と言えるでしょう。
とはいえ、もし三井住友カード プラチナプリファードを所有した場合、年会費の元が取れるのか気になりますよね。そこで次章では、三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点をケースごとに解説します。
クレジットカード利用金額で計算!三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点について解説
クレジットカードの損益分岐点とは、クレカ利用によって獲得できるポイントと年会費が一致する点を指します。つまり、三井住友カード プラチナプリファードの場合は33,000円(税込)の年会費がかかるため、33,000円相当のポイントが獲得できるだけの利用金額が損益分岐点となります。
損益分岐点である33,000円相当のポイントが獲得できる額をクレカ決済する方は、たとえ年会費がかかったとしても元が取れます。
ここでは下記の3つのケースに分け、三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点を計算します。
- 通常利用のみの場合の損益分岐点
- プリファードストア(特約店)で利用した(最大14%加算)場合の損益分岐点
- SBI証券の投資信託をクレカ積立する場合の損益分岐点
なお、三井住友カード プラチナプリファードで獲得できるVポイントは、1ポイント=1円の価値で利用が可能です。そのため以下では、1Vポイント=1円と仮定して計算しています。
通常利用のみの場合
三井住友カード プラチナプリファードの通常ポイント還元率は、1%です。そのため年会費の33,000円(税込)分の元を取るには、年間3,300,000円の支払いが必要です。しかし、三井住友カード プラチナプリファードには、毎年100万円(税込)の利用ごとに10,000ポイントがプレゼントされる継続特典があります。その継続特典を考慮すると、損益分岐点は下記のように計算できます。
年間利用金額 | 通常ポイント | 継続特典 | 合計ポイント | 合計ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
100万円 | 10,000 | 10,000 | 20,000 | -13,000 |
150万円 | 15,000 | 10,000 | 25,000 | -8,000 |
200万円 | 20,000 | 20,000 | 40,000 | 7,000(損益分岐点) |
上記の通り、通常利用のみの場合の損益分岐点は、年間200万円です。月に換算すると約16万円をクレカで支払う場合、年会費の元が取れるので、あなたのご利用明細と照らし合わせてみてください。
月間16万円以上のクレカ決済をする方であれば、三井住友カード プラチナプリファードはお得なおすすめクレジットカードといえます。
プリファードストア(特約店)で利用した場合
続いてプリファードストアで三井住友カード プラチナプリファードを利用する場合の損益分岐点を見ていきましょう。プリファードストアで三井住友カード プラチナプリファードを利用する場合、通常ポイントに加え店舗に応じて1〜14%のポイントが加算されます。対象店舗はコンビニやファストフード店、スーパーマーケット、宿泊サイトなど多岐にわたるため、よく利用するサイトやサービスを確認することが重要です。
ポイント還元率2%の場合の損益分岐点
まずはスーパーマーケットやドラッグストアでの利用が多い方向けの、ポイント還元率2%の場合の損益分岐点を計算します。年間利用金額 | 通常ポイント | 継続特典 | 合計ポイント | 合計ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
100万円 | 20,000 | 10,000 | 30,000 | -3,000 |
115万円 | 23,000 | 10,000 | 33,000 | 0(損益分岐点) |
200万円 | 20,000 | 20,000 | 40,000 | 7,000 |
上記の通り、100万円ごとに獲得できる継続特典を含めると、年間115万円が損益分岐点です。対象のスーパーマーケットやドラッグストアで月に約9.5万円クレカ払いする方は、三井住友カード プラチナプリファードでも元が取れます。
ポイント還元率7%の場合の損益分岐点
次にファミリーレストランやファストフード店、カフェ、コンビニなど、様々な対象店舗があるポイント還元率7%(※)の場合の損益分岐点を計算します。年間利用金額 | 通常ポイント | 継続特典 | 合計ポイント | 合計ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
471,500円 | 33,005 | 0 | 33,005 | 5(損益分岐点) |
100万円 | 70,000 | 10,000 | 80,000 | 47,000 |
200万円 | 140,000 | 20,000 | 160,000 | 127,000 |
上記の通り、年間約47万円が損益分岐点です。対象のプリファードストアで月に約4万円クレカ払いする方は、三井住友カード プラチナプリファードでも元が取れます。また、継続特典がもらえる100万円まで利用すれば80,000円分、200万円利用すれば160,000円分のVポイントがもらえるため、年会費はそれほど気にならなくなるでしょう。
- ※対象のコンビニ・飲食店でポイント最大7%還元の際の注意点
-
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済利用時
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
ポイント還元率15%を利用する場合
最後に宿泊予約サイトが対象店舗のポイント還元率15%を利用する場合の損益分岐点を計算します。年間利用金額 | 通常ポイント | 継続特典 | 合計ポイント | 合計ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
22万円 | 33,000円 | 0 | 33,000 | 0(損益分岐点) |
100万円 | 150,000 | 10,000 | 160,000 | 127,000 |
200万円 | 300,000 | 20,000 | 320,000 | 287,000 |
上記の通り、年間約22万円が損益分岐点です。対象の旅行サイトなどで月に約2万円クレカ払いする方は、三井住友カード プラチナプリファードでも元が取れます。また、継続特典がもらえる100万円まで利用すれば160,000円分、200万円利用すれば287,000円分のVポイントがもらえるため、年会費33,000円(税込)の5〜8倍相当のポイントが獲得可能です。
このように、プリファードストアで三井住友カード プラチナプリファードを利用すれば、損益分岐点が下がります。まずは公式サイトで特約店をチェックし、対象店舗で月にどれだけ購入しているか、もしくは店舗を利用できそうかを検討してみてください。
SBI証券の投資信託をクレカ積立する場合の損益分岐点
SBI証券の投資信託を三井住友カード プラチナプリファードで積立する場合、ポイント付与率が5.0%(※)にアップします。この場合の損益分岐点は、下記の通りです。年間積立金額 | 通常ポイント | 継続特典 | 合計ポイント | 合計ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
50万円 | 25,000 | 0 | 25,000 | -8,000 |
66万円 | 33,000 | 0 | 33,000 | 0(損益分岐点) |
100万円 | 50,000 | 0 ※クレカ積立額は継続特典の条件対象外 | 50,000 | 17,000 |
上記の通り、年間約66万円クレカ積立を行えば、33,000円(税込)分のVポイントを獲得できます。よって、年間66万円、月に3万円のクレカ積立が損益分岐点です。
投資信託の積立には一定のリスクが伴うため、三井住友カード プラチナプリファードで元を取るためだけに行うのは注意が必要です。しかし、すでに投資信託を積み立てている、もしくは様々なリスクを理解したうえで積立を開始する場合は、三井住友カード プラチナプリファードでのクレカ積立を活用するのがおすすめです。
- ※クレカ積立利用時の注意点
- ※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。
※三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。
※クレカ積立上限は月間10万円です。
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豊富な特典!三井住友カード プラチナプリファードのメリットを紹介
では、三井住友カード プラチナプリファードを利用するメリットについても詳しく見ていきましょう。主なメリットは以下の6点です。
- 三井住友カード プラチナプリファードは最大ポイント還元率が高い
- SBI証券でのクレカ積立でポイント付与率が5.0%にアップする
- 年会費無料で家族カードを発行できる
- Visaプラチナコンシェルジュサービスが利用できる
- 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が利用付帯
- 三井住友カード プラチナプリファードには空港ラウンジ無料特典が付帯する
三井住友カード プラチナプリファードはポイント還元率だけではなく、数々の特典も魅力的なクレジットカードです。その内容を詳しく解説するので、三井住友カード プラチナプリファードを検討中の方はぜひご確認ください。
三井住友カード プラチナプリファードは最大ポイント還元率が高い
三井住友カード プラチナプリファードの最大の魅力は、そのポイント還元率の高さ。通常ポイント還元率も1%と高水準なのに加え、下記のようなポイントアップ特典も豊富です。- 外貨ショッピング利用時…2%加算
- 家族を登録したうえで対象のコンビニや飲食店での利用時…最大5%加算
- プリファードストアでの利用時…1〜14%加算
- 毎年、前年100万円の利用ごとに…10,000ポイントの継続特典(最大40,000ポイント)
上記のポイントアップ特典を満たせば、毎日の買い物や支払いで多くのリターンが得られます。これらの特典を活かしてポイントを貯めれば、家計の節約はもちろん、浮いたお金で趣味や旅行をより楽しめるでしょう。
SBI証券でのクレカ積立でポイント付与率が5.0%にアップする
SBI証券の投資信託をクレカ積立すると、積立額の5.0%がポイント付与される(※)点も三井住友カード プラチナプリファードのメリットのひとつです。例えば月に33,000円(税込)分の投資信託を三井住友カード プラチナプリファードで積み立てれば、毎月1,650円分のVポイントが加算されます。年間に換算すると19,800円分のポイントが貯まるため、前項で紹介したポイントアップ特典を活用しながら利用すれば、年会費の元を取るのも難しくないでしょう。
もちろん投資信託の購入にはリスクが伴います。それらのリスクを理解した上で投資を始めたい、もしくはすでに投資信託を購入している方には、SBI証券でのクレカ積立はおすすめの選択肢です。
- ※クレカ積立利用時の注意点
- ※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。
※三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。
※クレカ積立上限は月間10万円です。
年会費無料で家族カードを発行できる
次に紹介する三井住友カード プラチナプリファードのメリットは、家族カードを年会費無料で発行できる点です。本会員は33,000円(税込)の年会費がかかるものの、家族カードは1枚のみ無料で発行できるため、例えば年会費を折半して実質半額で三井住友カード プラチナプリファードを発行することも可能。さらに家族カードを発行すれば、発行した家族は三井住友カード プラチナプリファードに付帯する特典を利用できます。最大15%のポイント還元率のほか、国内・海外の旅行傷害保険やVisaコンシェルジュサービスも利用可能。
「生計を共にする配偶者、満18歳以上の子、両親」という条件はありますが、当条件を満たす家族がいる方は、ぜひ利用したいサービスです。
Visaプラチナコンシェルジュサービスが利用できる
Visaプラチナコンシェルジュサービスの利用できる点も、三井住友カード プラチナプリファードのうれしいメリットのひとつ。Visaプラチナコンシェルジュサービスは、三井住友カード プラチナプリファード会員が無料で利用できるコンシェルジュサービスです。専門のコンシェルジュがあらゆる要望や店舗予約に対応してくれるサービスで、24時間利用できるため思い立った時に連絡できるのがおすすめポイント。
例えばレストランの予約や宿泊施設、交通手段の手配、旅行のプランニングなど、ビジネス・プライベートを問わず幅広いリクエストに対応してくれます。
Visaプラチナコンシェルジュサービスにより、ちょっとした面倒な予約も手配してもらえるため、忙しい日常に多少のゆとりが生まれるでしょう。
最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が利用付帯
続いて紹介する三井住友カード プラチナプリファードのメリットは、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が利用付帯されること。旅行中の怪我や病気に対する費用補償はもちろん、日本語での電話サポートが24時間受けられる点もうれしいポイントです。海外でトラブルに巻き込まれた場合、言語の壁が不安をより増加させますが、日本語サポートがあれば内容が分からず混乱することはありません。
このように、三井住友カード プラチナプリファードを保有すれば、旅行先での予期せぬトラブルにも備えやすくなるため、旅行が好きな方にはおすすめの選択肢のひとつです。
三井住友カード プラチナプリファードには空港ラウンジ無料特典が付帯する
最後に紹介する三井住友カード プラチナプリファードのメリットは、空港ラウンジを無料で利用できる特典が用意されている点です。使用方法は、対象の空港ラウンジにて三井住友カード プラチナプリファードを提示するだけ。通常の待合スペースとは異なる優雅で静かなラウンジで、無料のドリンクや軽食を楽しみながら搭乗時間まで過ごせます。
家族カード保有者も空港ラウンジを無料で利用できるため、出張や旅行の機会が多い方はより一層旅を満喫できるでしょう。
申し込み前に確認したいデメリット・注意点
前章では三井住友カード プラチナプリファードの魅力的なメリットや特典を紹介しましたが、申し込む前に確認したい注意点もあります。具体的には、下記の2点です。
- 三井住友カード プラチナプリファードにはプライオリティ・パスが付帯しない
- 電子マネーへのチャージなどポイント付与対象外があるのがデメリット
三井住友カード プラチナプリファードにはプライオリティ・パスが付帯しない
三井住友カード プラチナプリファードを申し込む前に注意が必要なデメリットのひとつが、プライオリティ・パスが付帯しないことです。プライオリティ・パスは各国のラウンジを利用できるサービスで、通常99ドル以上の年会費がかかります。しかしプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードを発行すれば、469ドルの年会費がかかるプレステージ会員に無料で登録が可能。
三井住友カード プラチナやJCBプラチナをはじめ、通常プラチナカードにはプライオリティ・パスが付帯しますが、三井住友カード プラチナプリファードでは使用できません。プライオリティ・パスなら各国の空港ラウンジを無料で利用できるため、海外旅行の機会が多い方にはおすすめのサービスですが、三井住友カード プラチナプリファードには付帯しないことに注意しましょう。
電子マネーへのチャージなどポイント付与対象外の項目があるのがデメリット
次に紹介する三井住友カード プラチナプリファードのデメリットは、ポイントが付与されない項目がある点。三井住友カード プラチナプリファードの通常ポイント還元率は1%ですが、例えばモバイルSuicaやモバイルPASMOなどの電子マネーへのチャージに利用した場合、ポイントは付与されません。また、年会費33,000円(税込)を三井住友カード プラチナプリファードで支払った場合も、ポイントが付与されない点に注意が必要です。
ただし、上記はあくまで一部の支払いに関するもので、通常のクレジットカード利用においては高還元率でポイントを獲得できます。プリファードストアなどで三井住友カード プラチナプリファードを使用すれば、それほどデメリットとは言えないでしょう。
どっちがお得?三井住友カード ゴールド(NL)との違いを比較
続いては、三井住友カード ゴールド(NL)と三井住友カード プラチナプリファードの違いを比較しましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)と 三井住友カード プラチナプリファードの違いを比較 |
||
---|---|---|
カード名 | 三井住友カード プラチナプリファード |
三井住友カード ゴールド(NL) |
クレジットカード券面 | ||
国際ブランド | Visa | Visa、Mastercard®︎ |
クレジットカード年会費(税込) | 33,000円 | 5,500円 ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。 |
ポイント還元率 | 1〜15%(※) | 0.5% |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 ※利用付帯 |
最高2,000万円 ※利用付帯 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 ※利用付帯 |
最高2,000万円 ※利用付帯 |
ショッピング補償 | 年間500万 ※海外・国内 |
年間300万 ※海外・国内 |
国内空港ラウンジサービス | ◯ | ◯ |
コンシェルジュサービス | ◯ | ✕ |
プライオリティ・パス | ✕ | ✕ |
上記の通り、三井住友カード ゴールド(NL)と三井住友カード プラチナプリファードの主な違いは年会費やポイント還元率、コンシェルジュサービスなどの特典の3点。
三井住友カード プラチナプリファードは33,000円(税込)の年会費が発生しますが、三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)(※)です。
※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
年会費が高い分、ポイント還元率や特典は三井住友カード プラチナプリファードに軍配が上がります。通常ポイント還元率1%、かつ条件達成で最大15%にアップするほか、Visaプラチナコンシェルジュサービスが利用できるなど、三井住友カードゴールド(NL)と比較して充実した特典内容です。
とはいえ三井住友カード ゴールド(NL)にも、空港ラウンジサービスや海外・国内の旅行傷害保険は付帯するので、年会費やシーン別の損益分岐点を参考に、あなたのライフスタイルやニーズに合ったカードを選ぶことが重要です。
三井住友カード プラチナプリファードの審査基準や申し込み方法
三井住友カード プラチナプリファードの審査基準
三井住友カード プラチナプリファードの発行の際、通常のクレジットカード同様審査が実施されますが、その審査基準は非公開です。そのため「こうすれば審査に通る」と伝えることはできません。しかし、公式サイトで公開されている情報から、審査基準を推測することは可能です。
例えば三井住友カード プラチナプリファードの審査対象は、公式サイトに「原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」と明記されています。クレジットカードの中には「30歳以上」や「特定店舗で◯円以上購入した方」などの条件が設けられるカードもありますが、それらのクレカと比較すると対象者の条件は少なく、審査の間口が広い可能性があります。
また、三井住友カード プラチナプリファードは最短3営業日で審査が完了する場合があり、発行までに1週間以上かかるクレジットカードと比較すると、審査期間が短いです。審査期間が短いということは、それだけ審査項目が少ないとも考察できます。
とはいえ三井住友カード プラチナプリファードの審査情報は非公開なので、上記の情報はあくまでも参考程度にとどめてください。
2種類の申し込み方法
三井住友カード プラチナプリファードへの申し込み方法は、通常発行と即時発行の2種類があります。通常発行の場合
三井住友カード プラチナプリファードの通常発行の場合、下記の4ステップで申し込みできます。- オンライン上で必要事項を入力
- 支払い口座を設定
- 入会審査・三井住友カード プラチナプリファード発行
- 自宅へ三井住友カード プラチナプリファードを郵送
申し込みには運転免許証などの本人確認書類やキャッシュカードが必要なので、事前に用意しておきましょう。
即時発行の場合
三井住友カード プラチナプリファードの即時発行の場合、下記の5ステップで申し込みできます。- オンライン上で必要事項を入力
- 入会審査
- 電話認証にて本人確認
- Vpassへの登録
- カード情報をスマホへ登録
即時発行の場合、最短10秒で審査が完了することもあります。クレジットカード番号が発番されれば、カードの到着前でもネットショッピングなどで三井住友カード プラチナプリファードを利用することが可能です。
今すぐクレジットカードを使いたい場合は、三井住友カード プラチナプリファードの即時発行を検討しましょう。※必ず審査が10秒で完了するわけではないので、ご注意ください。
まとめとよくある質問
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント還元率が魅力的なプラチナカードです。
プリファードストアでの購入などの条件を満たせば、ポイント還元率が最大15%までアップするので、クレジットカード払いでポイントを貯めたい方にはおすすめの1枚。特に当記事で紹介した損益分岐点を上回る方には、ぜひおすすめしたい1枚です。
そんな三井住友カード プラチナプリファードでは、最大54,000円相当のポイントをもらえる新規入会キャンペーンが実施中(キャンペーン期間:2024年4月22日~)。この機会にぜひご検討ください。
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三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点は?
三井住友カード プラチナプリファードを利用方法により、損益分岐点は変動します。 例えば通常利用のみの場合の損益分岐点は年間200万円ですが、プリファードストアで利用する場合の損益分岐点は年間約33万円〜115万円です。上記の通り、損益分岐点は利用シーンによって変わるため、詳しくはこちらをご覧ください。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード プラチナプリファードの違いは?
Oliveフレキシブルペイはクレジット機能の他、キャッシュカード、デビットカード、ポイント払いの機能が備わったオールインワンカードですが、発行には三井住友銀行口座が必須です。一方、三井住友カード プラチナプリファードはクレジットカードなので、発行には三井住友銀行口座は必須ではありません。他にも、年会費やポイント還元率、家族カードを無料で発行できるなど、細かい違いがあります。
三井住友カード プラチナプリファードはどんな人におすすめ?
三井住友カード プラチナプリファードがおすすめの方の特徴は、下記の通りです。- プリファードストアでのクレジットカード利用が多い方
- SBI証券で投資信託を購入している、もしくは検討中の方
- プライオリティ・パスは不要な方
特に、当記事で紹介した損益分岐点を上回る方は、ぜひ三井住友カード プラチナプリファードをご検討ください。
入会にあたり年収条件はある?
三井住友カード プラチナプリファードの年収条件は非公開です。申し込み対象者の条件には「安定継続収入のある方」と記載されていますが、具体的な金額は不明です。
当ページ利用上のご注意
- 当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
- 当記事で掲載しているポイント還元率は公式サイト情報を元に独自に算出しています。より正確な情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。