デザイナー向けフリーランスエージェントおすすめ7選【2024年5月最新】

総務省が2023年に発表した令和4年就業構造基本調査によると、日本のフリーランス人口は派遣社員の数を上回る約257万人。フリーランスとしての働き方が一般的になる中、フリーランスとして働くデザイナーも増えています。

一方、内閣官房の「フリーランス実態調査」によると、契約や報酬で企業とのトラブルを経験するフリーランスも。このようなトラブルを避けるため、フリーランスのデザイナーにも人気・おすすめのサービスがフリーランスエージェントです。

フリーランスエージェントとは、ITエンジニアやWEBデザイナー向けのフリーランス求人の紹介や福利厚生、報酬の企業への請求などでフリーランスをサポートするサービス。無料で利用できる一方、フリーランスエージェント経由で仕事をする場合はエージェントへのマージン・手数料の支払いが必要で自分の報酬が減る点はデメリットです。

この記事では、フリーランスのデザイナーの案件探しにエージェントサービスの利用をおすすめ理由やエージェントの選び方、デザイナー向けに登録がおすすめのフリーランスエージェントを2024年5月の最新情報で紹介。デザイナー案件の探し方やフリーランスエージェントのデメリットも解説します。

デザイナーにフリーランスエージェントの利用をおすすめする3つの理由・メリット

一般社団法人プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会が2024年に発表した「フリーランス白書2024」によると、フリーランスのエンジニアやデザイナーの仕事獲得経路として「人脈・知人の紹介」「過去・現在の取引先」の次に多いのが「エージェントサービスの利用」。フリーランスエージェントを利用した案件獲得は年々増加しています。

まず最初に当サイトがフリーランスのデザイナーの案件探しにエージェントサービスの登録・利用をおすすめする3つの理由を紹介します。

単価や仕事内容、働き方など自分の希望条件に合うデザイン案件を紹介してくれる

フリーランスのデザイナーとしての収入維持には継続的な案件・仕事の獲得が必要。また自分のスキル・経験に合った単価や仕事内容、在宅・リモートなど自分の希望の働き方が可能な案件など、自分の希望条件に合うデザイン案件の獲得も重要です。

自分でフリーランスデザイナー向けの求人を探す方法には自分の人脈やSNSを活用する方法もありますが、仕事が継続しづらい場合も。比較してフリーランスエージェントに登録すれば、フリーランスの仕事や働き方に詳しい担当者が自分の経験・スキルや希望条件に合うデザイン案件を紹介してくれる点がおすすめで、自分で仕事の営業をしなくてもフリーランスのデザイナーとして案件に参画できる点がエージェントサービスの利用メリットです。

エージェントを利用中のフリーランスデザイナーの口コミ

自分で営業して案件を探す場合は仕事が途切れることもあるけど、エージェントを利用すれば仕事が定期的に紹介されるので、収入をしっかり維持できるのがメリット。

デザイナー向けのフリーランス案件の探し方とメリット・デメリット

デザイナー向けのフリーランス案件の探し方としては、人脈やSNSなどを活用して自分で探す方法や、クラウドソーシングサービスを活用する方法、フリーランスエージェントを活用する方法などがありますが、それぞれのメリット・デメリットは下記の通りで、自分で探すことが難しい内容の求人・案件も獲得可能な点がフリーランスエージェントのおすすめ理由です。

フリーランスエージェントへの登録・相談は無料で、自分に紹介可能なデザイナー案件の確認だけでもおすすめ

フリーランスエージェントの登録や相談は無料で、フリーランスのデザイナーならエージェントの活用はおすすめ。フリーランスエージェントの担当者はIT・WEB業界やデザイナーのスキル・仕事内容、フリーランスの働き方にも詳しく、自分のフリーランスデザイナーとしてのキャリアも無料で相談可能なほか、自分の経験・スキルや希望条件に合った内容の仕事も無料で紹介してくれます。

サービスの利用には自分の職務経歴やスキルの登録、担当者との面談が必要ですが、各フリーランスエージェント独自のデザイナー案件もあり、複数のエージェントサービスの登録・利用がおすすめです。

エージェントを利用中のフリーランスデザイナーの口コミ

今は自分で探した案件に参画中だけど、案件が更新されなくてもフリーランス専門エージェントに登録済みで高単価のデザイナー案件をいつでも紹介してもらえるから精神的に楽。

エージェントが単価交渉や契約、報酬の支払いを代行

また自分でデザイナー案件を探す場合と比較してフリーランスエージェントのサービスの利用メリットが、単価交渉や契約、報酬の支払いの代行。企業とトラブルになる場合もある契約や請求もフリーランスエージェントが代行し、自分はデザイナーの仕事に集中できる点がメリットで、商談への同席や契約中の案件の継続・単価アップ交渉もエージェントに依頼できます。

エージェントを利用中のフリーランスデザイナーの口コミ

3年ちょっと会社員のデザイナーとして働いてから独立。現在は週3稼働で会社員時代より収入が多いし、エージェントの担当者にいつでも仕事内容やキャリアを相談できるから、会社員時代より良い環境で仕事ができている。

ITフリーランス向けの福利厚生サービスも利用できる

さらに自分で案件を獲得する場合やクラウドソーシングサービスにはないフリーランスエージェントのメリットが福利厚生サービス。多くのフリーランスエージェントが登録・利用中のITフリーランス向けに、確定申告サポートや人間ドックの割引、スキルアップ支援などの福利厚生サービスを提供しており、フリーランスのデザイナーとして初めて働く方にもおすすめのサービスです。

エージェントのサポートを重視するデザイナーなら、福利厚生サービスを比較して登録・利用するフリーランスエージェントを選ぶのもおすすめです。

参考：フリーランスエージェントを活用したデザイナー案件参画までの流れ

フリーランスエージェントの利用メリットやおすすめ理由は上記の通りですが、参考までにフリーランスエージェント経由でデザイナー案件に参画するまでの流れが以下で、多くのフリーランスエージェントで共通の流れです。

デザイナー向けフリーランスエージェントの選び方・比較ポイント

フリーランスのデザイナーにおすすめのフリーランスエージェントですが、サービスも多く、エージェントの比較が重要。以下ではデザイナー向けにおすすめのフリーランスエージェントの選び方や比較ポイントを紹介します。

UI/UXデザインやWEB制作など自分の希望条件に合うデザイナー案件の確認や比較

デザイナー向けのフリーランスエージェントにはUI/UXデザインの案件やWEBサイト制作、ゲームデザインや広告用のバナー・WEBページのデザインなど幅広い仕事の求人があり、エージェントごとに特徴も違い、自分の希望のデザイナー案件があるかの確認や、また各エージェントの求人案件数の比較もおすすめ。またフリーランスエージェントの公式サイトでは公開されない非公開のデザイナー案件もあり、非公開案件の確認にはエージェントサービスへの登録や担当者との面談が必要です。

対応エリアやリモートワーク案件など自分の希望の働き方に合う求人が多いかの比較もおすすめ

またデザイナー向けのフリーランスエージェントの比較では、仕事内容や職種以外に、対応エリアや在宅・リモートワーク可能な案件、稼働日数など自分の希望の働き方に合う求人が多いかの比較もおすすめ。エージェントの面談では自分の希望条件を明確に伝え、条件に合うデザイナー案件を紹介してもらうのがおすすめです。

またリモートワーク案件が多いフリーランスエージェントや週5日稼働の高単価案件に強いエージェント、週2・3日など並行稼働も可能な案件が多いエージェントなど特徴の違いもあり、案件の特徴を比較して登録するフリーランスエージェントを選ぶのもおすすめです。

エージェント担当者の対応やサポートの専門性の比較

フリーランスエージェントからデザイナー案件の紹介を受ける場合、担当者に自分の経験やスキル、仕事の希望条件を把握してもらうことが必要で、対応の良い担当者やサポートの専門性の高い担当者なら、早く希望の案件が紹介されたり、年収アップも期待できます。

このため、フリーランスデザイナー向けのサポート実績の豊富なフリーランスエージェントや元デザイナーのキャリアアドバイザーのいるフリーランスエージェントなどがおすすめで、自分のポートフォリオにアドバイスをくれるエージェントや、デザイナーとしてのキャリアについて相談可能なエージェントもあります。

支払いサイトや福利厚生など参画後のサポート内容の比較

デザイナー向けのフリーランスエージェントの比較では報酬の支払いサイトの確認もおすすめ。支払いサイトとは1ヶ月の業務終了後、自分に報酬が支払われるまでの期間で、月末締め翌月15日払や翌月末払などエージェントにより違います。早く収入を得たいデザイナーなら支払いサイトの短いフリーランスエージェントの登録・利用がおすすめです。

またフリーランスエージェントの利用メリットでも紹介した通り、福利厚生サービスや参画後のフォローなどサポート内容の比較もおすすめで、特に初めてフリーランスとして仕事をするデザイナーならサポートの手厚いフリーランスエージェントがおすすめです。

フリーランスデザイナーにおすすめのエージェント7社【2024年5月最新比較】

以下では、フリーランスデザイナーの案件探しにおすすめのフリーランスエージェントを紹介します。WEBデザインやUI/UXデザイン、WEBディレクションなどのデザイナー向けの案件が豊富で、福利厚生やサポートの評判も良いフリーランスデザイナーにおすすめのエージェントが下記7社で、各エージェントのサービスの特徴やおすすめ理由を2024年5月の最新情報で比較・解説します。

レバテッククリエイター～WEB・ゲーム業界のクリエイター職種専門のフリーランスエージェント

他のフリーランスエージェントと比較して、レバテッククリエイターはWEB・ゲーム業界のクリエイター職種案件専門が特徴のフリーランスエージェントで、フリーランスのデザイナーにまず確認をおすすめしたいサービス。IT系職種専門の転職エージェントサービスやITエンジニア向けのフリーランスエージェントも運営するレバテック株式会社のサービスだけに、WEB・ゲーム業界の豊富な取引企業やデザイナー案件、また担当者の専門性の高いサポートが特徴のフリーランスエージェントです。

レバテック株式会社はITエンジニア向けのフリーランスエージェントも運営、1万社以上の豊富な取引企業も特徴

レバテッククリエイターを運営するレバテック株式会社はIT・WEB人材のキャリアを支援するサービスを展開、フリーランスのITエンジニア向けのエージェントサービス・レバテックフリーランスや、ITエンジニアやデザイナー向けの転職エージェント・レバテックキャリアも運営。IT・WEB業界企業との取引実績も豊富で取引社数は1万社以上と、レバテッククリエイターは他のエージェントにはないデザイナー・クリエイター向けのフリーランス案件も多いサービスです。

WEBデザイナー・クリエイター向けの求人案件が多い上、充実した福利厚生もおすすめと評判

レバテッククリエイターの求人案件を職種別に確認すると、WEBデザイナーやUI・UXデザイナー、フロントエンドエンジニアなどWEB系クリエイター向けの案件のほか、ゲームプランナーやゲームディレクターなどゲーム系職種の案件も多いのが特徴。また他のデザイナー向けのエージェントと比較して充実した福利厚生もレバテッククリエイターの特徴で、登録者は福利厚生パッケージ・レバテックケアを利用可能な点もおすすめです。

専門性の高いサポートで、初めてフリーランスとして独立するデザイナーも無料登録・相談がおすすめ

レバテッククリエイターの担当者は、デザイナーのスキルやキャリアパス、業界動向などの専門知識が豊富で、サポートの専門性が高いと評判。無料登録後にキャリア相談も可能で、初めてフリーランスとして独立するデザイナーが自分のキャリアプランやフリーランスとしての働き方について相談しやすい点もおすすめのエージェントサービスです。

WEB・ゲーム業界で働くフリーランスのWEBデザイナーやクリエイターならレバテッククリエイター公式サイトから無料登録がおすすめ。公式サイトでは公開中のデザイナー・クリエイター向けのフリーランス案件も確認でき、自分の希望条件に合う案件があるか、無料相談を活用した確認もおすすめです！

ITプロパートナーズ～週2日・3日稼働の仕事も多く、並行稼働可能な案件探しにも活用可能

フリーランスのITエンジニアやデザイナー・マーケター向けの求人案件が豊富なITプロパートナーズもITフリーランスに人気・おすすめのエージェントサービス。週5日稼働案件や企業常駐案件が多い他のフリーランスエージェントと比較して、リモートワークも可能な週2日・3日稼働の仕事が多い点が特徴で、並行稼働可能な案件や働き方重視で案件を探したいデザイナーにおすすめのフリーランスエージェントです。

またWEB系スタートアップ企業の案件も多く、先端技術系の案件や他のエージェントにない仕事内容の案件も多く、フリーランスの仕事でスキルアップしたいデザイナーにもおすすめのエージェント。利用企業数も2,000社以上と多く、デザイナーの利用実績も豊富なおすすめのフリーランスエージェントです。

他のフリーランスエージェントと比較して直請けの高単価案件やスタートアップ企業案件が多い点も特徴

ITプロパートナーズが直接企業と契約し、中間マージン・手数料がない直請けの高単価案件が多い点も他のエージェントと比較した特徴で、高単価案件を探すフリーランスのデザイナーにもおすすめのフリーランスエージェント。またスタートアップ企業やベンチャー企業のフリーランス案件も多く、リモートワークなど柔軟な働き方の仕事も多いほか、新規サービス開発などスキルアップ可能な仕事が多い点も特徴です。

案件紹介から契約時の条件交渉、参画後のフォローまで担当者のサポートも手厚く、フリーランス経験の少ないデザイナーにもおすすめのサービス。ITプロパートナーズの公式サイトで公開中の求人案件も確認可能で、公式サイトの確認や無料登録がおすすめです。

ギークスジョブ～デザイナー・ディレクター向けの高単価案件が多いフリーランスエージェント

週2日・3日稼働の求人もあるフリーランスエージェントと比較して、ギークスジョブ（geechs job）は週5日稼働の高単価案件や大手・上場企業の長期案件が特徴で、収入を安定させたいフリーランスデザイナーなら確認がおすすめのフリーランスエージェント。UI/UXデザイナー向けの案件やWEBディレクター向けの高単価案件もあり、フリーランスデザイナーの年収アップにもおすすめのエージェントです。

また他のフリーランスエージェントと比較して登録者向けの福利厚生プログラム「フリノベ」も特徴で、会計ソフトの割引や確定申告セミナー、ヘルスケアやグルメの優待利用、オンライン学習サービスの割引などを利用できます。フリーランスとして長期・高単価案件で働きながら、充実した福利厚生サービスを利用したいデザイナーなら、ギークスジョブの確認がおすすめです！

フリーランスとして独立前のデザイナーでも無料相談が可能で、現在フリーランスとして働くデザイナーにも、今後フリーランスを目指すデザイナーにも登録・相談がおすすめのエージェント。利用者の口コミでも担当者のIT・WEB業界知識やフリーランス向けのサポート経験が豊富と良い評判で、公式サイトでの無料登録や公開中の案件の確認がおすすめです！

Midworks～WEBデザイナーやITエンジニア向けのフリーランスエージェント

Midworks（ミッドワークス）はフリーランスのITエンジニアから人気のフリーランスエージェントですが、UI/UXデザイナーやWEBディレクター、ゲームプランナー向けの案件も多く、デザイナーのフリーランス案件探しにもおすすめのフリーランスエージェント。

またWEBデザイナーやITエンジニア向けの豊富な案件に加え、他のエージェントと比較してフリーランス向けの充実したサポートも特徴で、最短1日で案件に参画可能な担当者の対応や、交通費・書籍費の支給、会計ソフトや生命保険の補助などの福利厚生、報酬保障（審査あり）など登録・利用者向けのサービスが充実。サポート内容重視でエージェントを選びたいデザイナーにもおすすめのフリーランスエージェントです。

非公開案件も多い上、他のエージェントと比較してサポートが充実と口コミでも評判

Midworksは公式サイトで公開されず、登録・担当者との面談後に紹介可能な非公開案件も多く、高単価・好条件の案件を探したいデザイナーなら登録がおすすめのフリーランスエージェント。他のエージェントと比較して求人案件が多い上にリモート案件や週3日稼働の仕事もあり、条件にこだわって案件を探したいデザイナーにもおすすめのサービスです。

フリーランスのITエンジニア・デザイナー向けの支援経験の豊富な担当者が案件探しや応募書類の添削などをサポートし、口コミで評判の福利厚生も利用でき、フリーランスとしての働き方を相談したいデザイナーにも登録がおすすめのエージェント。非公開案件が多いため、公式サイトで無料登録後、面談で自分に紹介可能なデザイン案件の確認がおすすめです！

クラウドテック～リモートワークで働きたいデザイナーにおすすめのフリーランスエージェント

クラウドソーシングサービスで人気の株式会社クラウドワークスが運営するクラウドテックは、リモートワークで働きたいフリーランスのデザイナーにおすすめのエージェントサービスで、利用者の97%がリモートワークで稼働中など高いリモート案件比率が特徴のサービス。

WEBデザイナーやUI/UXデザイナー向けのデザイン案件も多く、他のフリーランスエージェントと比較して在宅・リモートワークで働きたいデザイナーにおすすめのエージェントサービスです。

クラウドワークス運営のサービスだけに取引企業が豊富で、大手企業のWEBデザイン案件も多い

他のフリーランスエージェントと比較して福利厚生などがない点はデメリットの一方、クラウドワークスが運営するクラウドテックのおすすめ理由は豊富な取引企業数で、大手企業・上場企業のWEBデザイン案件もあり、スキルアップを目指すデザイナーにもおすすめ。案件紹介から契約、勤怠管理がすべてオンラインで働きやすい点もフリーランスのデザイナーにおすすめのサービスです。

案件継続率が90%以上など参画後のサポートもあり、長期で働きたいデザイナーにもおすすめのフリーランスエージェント。まずは公式サイトでの会員登録や、公式サイトで公開中のデザイン案件の確認がおすすめです！

ランサーズエージェント～リモート案件85%以上、高単価の仕事も豊富なフリーランスエージェント

ランサーズエージェントもクラウドソーシングサービスで人気のランサーズ株式会社が運営するフリーランスエージェントサービスで、ITエンジニア向けのフリーランス案件が中心の一方、WEBデザイナンやマーケティング・ライティングの案件もあり、デザイナーにも確認がおすすめのエージェント。

リモート案件が85%以上と多く、直請け・低マージンの高単価の仕事も多い上、公式サイトで公開されない非公開案件も豊富で、高単価・リモート案件を探すデザイナーに登録・面談がおすすめのフリーランスエージェントです。

上場企業であるランサーズ株式会社が運営するエージェントサービスだけに信頼できると口コミの評判も良く、担当者のサポートも丁寧と評判。報酬の先払いにも対応でき、安心できる環境でフリーランスとして働きたいデザイナーに確認がおすすめのエージェントです。公式サイトで登録後、担当者との面談で非公開案件も含めた自分に紹介可能な案件の確認がおすすめです！

Workship～エンジニアやデザイナーなどフリーランス・副業人材専門の案件検索サービス

担当者がフリーランス案件の紹介や参画をサポートする他のフリーランスエージェントと比較して、Workship（ワークシップ）は自分で案件を検索して直接企業と交渉可能な点が特徴のサービス。週3日稼働以下の副業も可能なエンジニア案件やデザイナー案件も多く、フリーランス・副業人材向けのサービスとして口コミでも評判です。

必要に応じて他のフリーランスエージェントと同様のエージェントサービスを利用してサポートを受けることも可能で、デザイナー向けのフリーランスエージェントとしてもおすすめ。会員制優待サービスや報酬の前払いなどの福利厚生・サポートもおすすめです。

公式サイトで自分の経験・スキルなどのプロフィール情報を登録するだけで企業からスカウトが届く場合もあり、仕事が忙しく、エージェントとの面談の時間がないデザイナーでも登録がおすすめのサービス。大手企業を含む1,200社以上が利用するサービスで、他のデザイナー向けのフリーランスエージェントにはないフリーランス・副業案件もあります！

デザイナーがフリーランスエージェントを利用するデメリット

以上、フリーランスデザイナーの案件探しではフリーランスエージェントの利用がおすすめですが、フリーランスエージェントの利用にはデメリットも。以下ではデザイナーがフリーランスエージェントを利用する前に知っておきたいデメリットを紹介します。

自分で仕事を獲得する場合と比較してマージン・手数料が必要で報酬が減る

フリーランスエージェントへの登録や担当者への相談・案件紹介などのサービスは無料で利用できますが、フリーランスエージェント経由でデザイナーとして案件に参画する場合はマージン・手数料の支払いが必要で、自分で直接企業から仕事を獲得する場合と比較して単価・報酬が減る点が注意点でデメリット。マージン・手数料率はエージェントや案件で違いますが、10%～20%程度の場合が多いようです。

一方、フリーランスエージェントを利用せずデザイナーが自分で仕事を獲得する場合は自分で案件の営業や契約・請求などが必要で、事務作業の手間や時間も必要。フリーランスエージェントのマージン・手数料はデメリットではなく必要経費と考えるデザイナーもいます。

業務経験やスキルによりサービスに登録しても案件を紹介できない場合も

デザイナーとしての業務経験やスキルによってはフリーランスエージェントのサービスに登録しても担当者から案件紹介がない場合もあり、特に経験の浅いデザイナーの場合は注意が必要。複数のフリーランスエージェントに登録して自分に紹介可能な案件がないかの確認がおすすめですが、もし自分に紹介可能な案件がない場合はクラウドソーシングサービスなどでデザイン案件を探し、実務経験を積むこともおすすめです。

また未経験からフリーランスのWEBデザイナーを目指すならスクールの利用もおすすめ。仕事に必要なスキルの習得後に副業・フリーランス向けのデザイン案件を紹介してくれるWEBデザインスクールもあり、未経験からフリーランスのWEBデザイナーとして仕事をしたい方におすすめの方法です。

関連記事

未経験から副業WEBデザイナー～おすすめの始め方とWEBデザイン案件の探し方

実務未経験からWEBデザイナーとして副業を始めたい方向けにおすすめの方法を解説します。

対応エリアが東京・大阪中心で地方のデザイナー案件を紹介できないエージェントも

多くのフリーランスエージェントのデザイナー案件は東京・大阪の企業の案件が中心で、地方企業のデザイン案件は紹介できないエージェントも。地方で働きたいデザイナーの場合はフリーランスエージェントに登録しても仕事がない可能性もある点はデメリットです。

ただし、最近はリモートワーク可能なデザイン案件も増えており、フリーランス向けのリモート案件を探すデザイナーならフリーランスエージェントの利用がおすすめ。いずれにせよ、フリーランスエージェントの登録や相談は無料で、案件探しに苦戦するデザイナーならまずは相談だけの利用もおすすめです。

まとめ：フリーランスデザイナーとして働きたい場合はエージェントの活用がおすすめ

以上、デザイナー向けにフリーランスエージェントの利用をおすすめする理由やエージェントサービスの選び方・比較ポイント、また2024年5月の最新情報でデザイナーにおすすめのフリーランスエージェントを紹介しました。高単価案件で自分の年収・スキルアップを目指すデザイナーならフリーランスエージェントの登録・利用はおすすめで、上手く活用すればフリーランスのデザイナーとして希望の働き方や報酬を実現できます。

フリーランスエージェントへの相談は無料なので、複数のフリーランスエージェントで登録・面談をして、デザイナー案件の比較・確認がおすすめです！

デザイナーにおすすめのフリーランスエージェントについてよくある質問

最後にこの記事のまとめとして、デザイナー向けにおすすめのフリーランスエージェントの選び方や活用方法についてよくある質問を紹介します。

デザイナー向けのフリーランスエージェントの選び方は？

デザイナーがフリーランスエージェントを活用する場合、まずは自分の経験やスキル、希望の仕事内容に合う求人案件があるかの確認がおすすめで、各フリーランスエージェントの公式サイトで公開中の案件の確認・比較がおすすめ。ただし、公式サイトに掲載されない非公開求人もあり、幅広くデザイナー向けのフリーランス案件を確認するなら複数のエージェントに登録、担当者と面談して非公開の求人も含めた確認がおすすめです。

フリーランスエージェントへの登録や担当者との面談は無料で、複数のエージェントに登録して実際に面談を受けてから活用するエージェントを決めるといった選び方がおすすめです。また面談では担当者の対応やサポートの専門性、求人紹介以外のサービス内容（支払いサイトや福利厚生など）も確認しましょう。

フリーランスデザイナーにとってエージェントの利用メリットやデメリットは？

フリーランスデザイナーにとってエージェントの利用メリットは、自分で案件を探す必要がない点で、エージェントの紹介で案件に参画できるほか、契約終了前に次の仕事を紹介してくれるなどフリーランスデザイナーとして仕事が継続しやすい点もメリット。

一方、エージェントを活用するデメリットは手数料・マージンが必要で、フリーランスデザイナーが自分で案件を獲得する場合と比較して単価や報酬が減る点。ただし、エージェントに支払うマージン・手数料は案件探しや契約・請求の代行経費と考えれば、大きなデメリットではないとも言えます。

複数のエージェントに登録しても問題ない？

デザイナーがエージェントに登録してフリーランス案件を探す場合、複数のエージェントに登録しても問題なく、むしろ複数のサービスの登録・併用がおすすめ。エージェントごとに保有する求人案件が違うため、複数のフリーランスエージェントに登録、活用すれば網羅的にデザイナー向けのフリーランス求人を確認でき、おすすめです。

この記事を書いた人

青木 綾

HonNe編集部・EXIDEAアメリカ支社代表

株式会社リクルートにてWEBサービスの企画やWEBサイトの開発・運用を経験後、渡米して現職。IT・WEB業界歴約20年で、フリーランスのITエンジニア・WEBデザイナーやフリーランスエージェント30社以上への取材経験をもとに、ITフリーランス・IT転職関連記事を担当。