法人デビットカード最新おすすめランキング!メリット・デメリットや比較方法も解説
昨今利用者が増えている法人デビットカード。クレジットカードと比較した法人デビットカードのメリットや活用方法を知りたいでしょう。
当記事では、法人デビットカードの基本情報やクレジットカードと比較したメリット・デメリットを紹介します。また、法人デビットカードの比較方法を解説後、2024年12月最新のおすすめ法人デビットカードも紹介中!
おすすめの法人デビットカードを知りたい方、クレジットカードとデビットカードを比較中の方はぜひ参考にしてください。
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目次
法人デビットカードとは?基本情報を確認
まずは、利用者が年々増加し注目されている法人デビットカードの基本情報や特徴を紹介します。法人デビットカードの基本情報
- 特定の銀行口座に紐付けられるカード
- 利用代金は銀行口座から即時引き落とし
- 銀行口座の残高の範囲内で利用できる(1日の利用限度額が設定される場合あり)
- 基本的に審査なしで発行できる
法人デビットカードは特定の法人銀行口座に紐付けられ、利用した場合即時で利用代金が引き落としされるカードです。法人デビットカードは即時引き落としなので、銀行口座の残高の範囲内で決済可能。ただし、1日500万円など、利用限度額が設定される場合もあります。
利用者の多い法人クレジットカードとの違いは、利用代金引き落としのタイミング。クレジットカード利用代金の引き落としは1~2ヶ月後なのに対し、法人デビットカードは即時引き落とし。また、銀行口座の残高内での利用が基本のため、クレジットカードと違い基本審査なしで発行可能な点も法人デビットカードの特徴です。
法人デビットカードは、審査なしで発行できる上、現金と同じ感覚で利用できるカードとして近年注目を集めています。
法人向けクレジットカードと比較した法人デビットカードのメリット
法人デビットカードは最近注目されていることから、「法人デビットカードにはどんなメリットがあるの?」「法人向けクレジットカードとの違いは?」と疑問がある方も。以下では、利用者数が多い法人向けのクレジットカードと比較しながら、法人デビットカードのメリットを紹介します。
法人デビットカードのメリット
- 基本的に審査なしで発行までのスピードが早い
- 利用限度額(決済可能額)が高い
- 即時支払いなので経理処理の負担が減らせる
- 年会費が安いもしくは無料
審査がなく利用限度額が高いなど、法人デビットカードのメリットを個別に紹介します。
基本的に審査なしで発行までのスピードが早い
まず紹介する法人デビットカードのメリットは、基本審査なしで発行までのスピードが早いこと。法人クレジットカードは後払い決済の性質上、「支払い能力があるか」を審査の上発行可否が判断される一方で、法人デビットカードは銀行口座の範囲内での利用なので基本的に審査なしで発行可能です。法人デビットカードは審査に要する時間がないため、クレジットカードと比較して発行までのスピードが早い点もメリット。クレジットカードの申し込みでは必要な場合もある決算書などの会社資料も必要なく、本人確認書類や銀行口座番号(銀行口座開設と同時申し込みの場合必要なし)があれば申し込み可能です。
法人デビットカードは利用限度額(決済可能額)が高い
続いて紹介する法人デビットカードのメリットは、クレジットカードと比較して利用限度額(決済可能額)が高いこと。クレジットカードは審査の上利用限度額が決まり、その範囲内での利用が基本です。クレジットカード利用実績などにより利用限度額は上がりますが、時間がかかる場合があります。対して法人デビットカードは銀行口座の残高範囲内で利用できるので、基本的に残高さえあれば大きな金額の決済も可能です。ただし1日500万円までなど利用限度額がある法人デビットカードもあるため、限度額を超える決済がある場合は事前に相談しましょう。
即時支払いなので経理処理の負担が減らせる
法人デビットカードは、即時支払いのため経理処理の負担が減らせる点もメリットです。クレジットカードを利用した場合実際の支払いは1~2ヶ月後なので、支払い時の銀行口座への残高用意や、経理処理でも「未払い金」としての計上が必要です。法人デビットカードを利用した場合、即時支払いなので現金利用時と同様直接仕訳でき、利用代金の確認・用意なども不要。経理処理の負担が減らせる点も法人デビットカードのメリットです。
年会費が安いもしくは無料がおすすめ
最後に紹介する法人デビットカードのメリットは、クレジットカードと比較して年会費が安い、もしくは無料が多いこと。法人クレジットカードの年会費は一部を除き有料が多く、利用にあたり毎年コストが発生します。一方で、法人デビットカードは年会費無料が多く、コストをかけずに利用したい場合にメリットがあります。ただし年会費は無料でも発行手数料がかかる場合があり、法人デビットカードの申し込み前には年会費と併せて発行手数料を確認するのがおすすめです。
以上、法人デビットカードの利用メリットを4つ紹介しました。法人クレジットカードの審査に不安がある方や、大きな金額の決済予定がある方などに法人デビットカードがおすすめです。
申し込み前にデメリット・注意点を確認
ここまで、法人デビットカードの特徴や基本情報、メリットを紹介しました。以下では、法人デビットカードの申し込み前にデメリットを確認したい方に向けてクレジットカードと比較しながら法人デビットカード利用時の注意点を紹介します。法人デビットカードのデメリット・注意点
- キャッシュフロー改善は見込めない
- 優待特典や付帯サービスは利用できない
- 引き落とし銀行口座を変更できない
上記の法人デビットカードのデメリット・注意点を以下で個別に解説します。
キャッシュフロー改善は見込めない
まず紹介する法人デビットカードのデメリット・注意点は、キャッシュフローの改善は見込めないこと。クレジットカード利用の場合は実際の利用代金支払いが1~2ヶ月先なので、決済時に手元資金がなくとも利用でき、キャッシュフロー改善に役立つ場合があります。一方で、法人デビットカード利用時はカード利用と資金引き落としのタイミングが同時なので、手元に資金がないと決済できません。特に会社設立間もない場合はキャッシュフローの改善にクレジットカードを利用する場合も。法人デビットカードの利用は資金繰りの改善にはつながらない点には注意が必要です。
ただし、クレジットカードを利用する場合、1~2ヶ月後の支払い時には支払い代金を用意する必要があります。支払いできなければ金融事故となるため、手元にある資金の中で分かりやすく利用したい方は法人デビットカードの利用がおすすめです。
優待特典や付帯サービスは利用できない
法人向けのクレジットカードは空港ラウンジサービスやグルメ関連など優待特典等が付帯する一方、法人デビットカードでは優待特典の付帯がない点がデメリット。稀に提携する国際ブランドのサービスが受けられる法人デビットカードもありますが、充実の優待特典を利用したい場合はクレジットカードの利用がおすすめです。
引き落とし銀行口座を変更できない
最後に紹介する法人デビットカードのデメリット・注意点は、引き落とし銀行口座を変更できないこと。法人デビットカードは特定の銀行口座に紐づいた状態で発行されるので、引き落としの銀行口座を変更できません。引き落とし口座を変更したい場合、その口座に紐づいた新たなデビットカードの発行が必要で、カード番号なども変わります。引き落とし銀行口座の変更が多い場合、法人クレジットカードの利用がおすすめです。
法人デビットカードのおすすめ比較方法を紹介
ここまで、クレジットカードと比較しながら法人デビットカードのメリットやデメリットを紹介しました。法人デビットカードの申し込みを検討中の方に向け、おすすめ法人デビットカードの比較方法を紹介します。法人デビットカードのおすすめの比較方法
- 発行手数料や年会費を比較
- キャッシュバック還元率(ポイント還元率)を比較
- 発行可能枚数を比較
- 振込手数料やサービスなど法人デビットカードを発行する銀行のスペックも確認
以下でおすすめ法人デビットカードの比較方法を確認しましょう。
発行手数料や年会費を比較
法人デビットカードの比較の際、まず確認したいのが発行手数料や年会費。初年度年会費は無料でも2年目以降に年会費がかかる場合もあり、事前に確認するのがおすすめです。また、法人デビットカードの年会費は無料でも発行手数料がかかる場合も。年会費だけでなく発行手数料も確認・比較しましょう。
キャッシュバック還元率(ポイント還元率)を比較
続いての法人デビットカードのおすすめの比較方法は、キャッシュバック還元率(ポイント還元率)の比較。法人デビットカードはクレジットカードと同じく利用金額に応じてポイントが貯まる場合があります。法人デビットカードの還元率は0.5%が平均的で、高いと1.0%ほど。キャンペーンでポイント還元率がアップする場合や、そもそもポイントがつかない法人デビットカードも。法人デビットカードの利用金額が大きいほど、還元率により貯まるポイントに差が生まれるため、事前の比較がおすすめです。
なお、法人デビットカードで貯まるポイントは翌月の利用代金の割引で利用できる「キャッシュバック」が多い傾向です。
発行可能枚数を比較
続いて紹介するおすすめの比較方法は、法人デビットカードの発行可能枚数です。法人デビットカードの発行可能枚数は口座開設する銀行口座ごとに異なり、数枚~数千枚と幅があります。そのため、多くの法人デビットカードを発行し社員に持たせたい場合などは、最大発行可能枚数の事前比較がおすすめです。
振込手数料やサービスなど法人デビットカードを発行する銀行のスペックも確認
最後に紹介するおすすめの比較方法は、振込手数料やサービスなど法人デビットカードを発行する銀行のスペック。銀行口座開設の用途としては振込が多いため、振込など各種手数料の比較が特におすすめです。また、口座開設する銀行によっては条件達成で振込手数料の無料回数がある場合も。口座開設前には銀行独自の優遇サービスの確認・比較もおすすめです。
以上、法人デビットカードのおすすめ比較方法を紹介しました。以下では当編集部で厳選したおすすめの法人デビットカードを紹介します。
おすすめの法人デビットカード2024年12月最新ランキング
法人デビットカードのメリットやデメリット・比較方法などを解説しましたが、以上の内容をもとに、当編集部で厳選したおすすめの法人デビットカードを2024年12月最新ランキングで紹介します。おすすめ法人デビットカード2024年12月最新ランキング
※デビットカード名をタップすると、記事内詳細箇所へジャンプします。
ランキング1位で紹介するおすすめの法人デビットカードは、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカード。各法人デビットカードの詳細を以下で紹介します。
ビジネスデビットカード(GMOあおぞらネット銀行)~年会費無料で高還元率がおすすめ!
ビジネスデビットカード(GMOあおぞらネット銀行)基本情報 | |
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券面画像 | |
国際ブランド | Visa/Mastercard® |
デビットカード発行手数料(税込) | 無料 |
デビットカード年会費(税込) | 無料 |
デビットカード発行可能枚数 | 最大20枚 |
デビットカード1枚あたりの利用限度額(1日) | 500万円 ※事前の相談で500万円以上も設定可能 |
ポイント還元率(キャッシュバック還元率) | 1.0% |
銀行の特徴やメリットなど | ・他行振込手数料は145円(税込)と業界でも低い ・口座開設月の翌々月まで3カ月間は毎月20回まで他行振込手数料が無料 ・振込入金口座(振込入金専用のバーチャル口座)最大2,000口座利用可能 |
※上記ネット銀行情報は2024年12月の情報です。
ランキング1位で紹介するのは、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードです。GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料・年会費共に無料な上、キャッシュバック還元率が1.0%と高い点がおすすめ。(※一部還元率が1.0%とならない利用先あり)
また、GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は145円(税込)と業界でも低い水準かつ、口座開設月の翌々月まで3カ月間は月20回まで振込手数料無料の特典も利用可能。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、銀行利用時の手数料水準やデビットカードのスペック共に総合的におすすめです。
最短即日発行! GMOあおぞらネット銀行の詳細は公式サイトへ
楽天銀行ビジネスデビットカード(楽天銀行)~発行可能枚数が多いおすすめの1枚!
楽天銀行ビジネスデビットカード(楽天銀行)基本情報 | |
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券面画像 | |
国際ブランド | JCB |
デビットカード発行手数料(税込) | 無料 |
デビットカード年会費(税込) | 1,100円 |
デビットカード発行可能枚数 | 最大9,999枚 |
デビットカード1枚あたりの利用限度額(1日) | 制限なし |
ポイント還元率(キャッシュバック還元率) | 1.0% |
銀行スペックなど |
・他行宛振込手数料は金額により150円~229円(税込)とGMOあおぞらネット銀行と比較してやや高めの水準 ・法人口座数1,300万以上で利用者が多い ・海外送金サービスの送金手数料が安い ・振込入金専用口座利用可能 |
※上記ネット銀行情報は2024年12月の情報です。
続いて紹介するのは、楽天銀行が発行する楽天銀行ビジネスデビットカードです。
楽天銀行ビジネスデビットカードの特徴は、1口座あたり最大で9,999枚まで法人デビットカードが発行できること。1枚1,100円(税込)の手数料こそかかりますが、多くのデビットカードを発行したい方におすすめです。
また、楽天銀行の他行振込手数料はランキング1位で紹介中のGMOあおぞらネット銀行と比較してやや高めの水準ですが、法人の口座開設数は1,300万以上。海外送金サービスの送金手数料が安い点もメリットで、海外送金の頻度が多い方にもおすすめです。
実質無制限で法人デビットカード発行可能! 楽天銀行の詳細は公式サイトへ
法人デビットカード(住信SBIネット銀行)~Visa・Mastercard®の国際ブランドが選べておすすめ!
法人デビットカード(住信SBIネット銀行)基本情報 | |
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券面画像 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® |
デビットカード発行手数料(税込) | 無料 ※Visaのみ2023年10月1日以降は1,100円 |
デビットカード年会費(税込) | 無料 |
デビットカード発行可能枚数 | 最大1枚 |
デビットカード1枚あたりの利用限度額(1日) | 1,000万円 |
ポイント還元率(キャッシュバック還元率) | Visa:0.6% Mastercard®:0.8% |
銀行スペックなど |
・他行宛振込手数料は145円(税込)と業界でも低い ・口座開設日の当月および翌月は、振込手数料が月10回無料 ・翌々月以降は利用状況に応じ、振込手数料が最大月20回無料 ・オンライン融資や助成金・補助金支援が受けられる |
※上記ネット銀行情報は2024年12月の情報です。
ランキング3位で紹介するのは、住信SBIネット銀行の法人デビットカード。
住信SBIネット銀行の法人デビットカードは、国際ブランドがVisa・Mastercard®から選択でき、それぞれポイント還元率が異なります。利用額に応じてポイントが貯まり、キャッシュバックではなく現金またはJALマイルに交換できるポイント制の法人デビットカードです。
住信SBIネット銀行の振込手数料はGMOあおぞらネット銀行と同水準で業界でも低い水準で、口座開設月・翌月の振込手数料が10回まで無料の特典や、条件達成で月最大20回まで振込手数料が無料になる特典もおすすめです。
国際ブランドが選択でき、ポイントはマイルへ交換も可能! 住信SBIネット銀行の詳細は公式サイトへ
まとめ~審査なしで発行できおすすめ!
当記事では、法人ネット銀行の特徴やクレジットカードと比較した法人デビットカードのメリット・デメリット、おすすめの比較方法を紹介しました。2024年12月の法人デビットカード最新ランキングは以下の通りです。おすすめ法人デビットカード2024年12月最新ランキング
※デビットカード名をタップすると、記事内詳細箇所へジャンプします。
法人デビットカードを選ぶ際は、年会費やポイント還元率(キャッシュバック還元率)、発行枚数や銀行スペックなどの比較がおすすめ。メリットの多い法人デビットカードに申し込みしましょう!
よくある質問
以下では、法人デビットカードに関するよくある質問に回答します。法人デビットカードの特徴やおすすめな人は?
法人デビットカードの特徴は、クレジットカードと違い利用代金が銀行口座から即時で引き落としされること。また、原則銀行口座残高の範囲内での利用なので、高額決済が可能なことや基本的に審査なしで発行できることも特徴です。法人デビットカードは、即時引き落としで経理処理を簡素化したい方や、高額決済したい方、クレジットカードの審査が不安な方におすすめです。
法人デビットカードのおすすめの比較方法は?
法人デビットカードの申し込みの際は、発行手数料や年会費の比較やキャッシュバック還元率(ポイント還元率)の比較がおすすめです。また申し込みする法人デビットカードにより発行可能枚数が異なるので、複数枚の発行を検討中の場合には事前に比較するのがおすすめ。その他、法人デビットカードを申し込む銀行の振込手数料やサービス内容などのスペックの比較もおすすめです。
法人デビットカードのデメリットや注意点は?
法人デビットカードのデメリットは、利用代金が即時で引き落としされるためキャッシュフローの改善は見込めないこと。法人カード利用の場合実際の支払いが数ヶ月先になるため、キャッシュフローの改善に役立つ場合があります。また、法人カードでは利用できる優待特典や付帯サービスが利用できないことや、引き落とし口座を変更できないデメリットも。法人カードと法人デビットカードのメリット・デメリットを比較して利用するカードを検討しましょう。
当ページ利用上のご注意
- 当記事の掲載情報は、各金融機関の公開情報を元に作成しておりますが、情報更新等により閲覧時点で最新情報と異なる場合があり、正確性を保証するものではありません。各種商品の最新情報やキャンペーンについての詳細は公式サイトをご確認ください。
- 当記事で掲載しているポイント還元率は公式サイト情報を元に独自に算出しています。より正確な情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。