「ウォーターサーバーをやめた理由を知りたい」「本当にウォーターサーバーはいらないのか、契約前にリアルな声を聞いておきたい」と感じていませんか?
当編集部では、ウォーターサーバーを実際に解約した経験のある6名にデプスインタビューを実施し、「なぜやめたのか」「やめて困ったことは何か」「結局いらなかったのか」を聞き取りました。
結論からお伝えすると、ウォーターサーバーをやめた人の理由は「宅配ボトルの受け取り・ストックが面倒」「料金がじわじわ高い」「お湯がぬるくて使いどころが限定的」の3つに集約されます。
この記事でわかること
- ウォーターサーバーをやめた人のリアルな7つの理由
- 「いらない」と判断する人と「あった方がいい」人の違い
- 解約する前に試したい3つの解決策
- 解約後の代替手段(浄水器・電気ケトル・ペットボトル)
記事の後半では、解約金や違約金のリスクを回避するチェックポイントと、もし続けるなら「やめた人が後悔しなかった乗り換え先」もあわせて紹介しています。
ウォーターサーバーを契約しようか迷っている方、すでに契約していて解約を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエ
日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエ。ウォーターサーバーを実際に20台以上契約し、使用して分かったリアルな情報を発信中。水の専門知識をもとに、水に関する記事の監修や執筆活動も行っている。(会員番号| 23-aa0008801 資格証明書)
※記事内の金額はすべて税込表記です。
※ウォーターサーバーの電気代は、一般家庭の消費エネルギーにおけるJDSA基準の「消費電力測定基準」、または公式サイトに記載がある金額です。
※インタビュー内のコメントは、当編集部が2026年3月に実施した「ウォーターサーバー利用経験者ヒアリング」の発言を一部抜粋・編集したものです。属性は本人の同意を得て公開しています。
目次
ウォーターサーバーをやめた人の7つの理由|インタビューで分かったリアルな本音
当編集部が解約経験者にヒアリングしたところ、「やめた理由」は次の7つに集約されました。「いらない」と感じるタイミングと重なる部分も多いため、契約前の方も参考になる内容です。
ウォーターサーバーをやめた人の7つの理由
- 宅配ボトルの再配達・受け取りが面倒だった
- ボトルのストックが部屋を圧迫した
- 料金が「じわじわ高い」と感じるようになった
- お湯がぬるくてカップ麺・コーヒーに使いにくかった
- 引っ越し・ライフスタイル変化で置き場所がなくなった
- 衛生面(ぬめり・バクテリア)が気になり始めた
- 浄水器・電気ケトルで代替できると気づいた
理由1:宅配ボトルの再配達・受け取りが面倒だった
宅配型ウォーターサーバーを解約した方が、ほぼ全員口にしたのが「水の受け取りがストレスだった」という声でした。在宅していないと受け取れない、置き配ができない、再配達の連絡が面倒、というのが主な内容です。
解約経験者の声(30代男性/プレミアムウォーター・コスモウォーターなどを利用)
「解約した理由は宅配型だったんで、定期的に届くものなんですけど、どうしても不在票になっちゃうんですよ。置いといてくれなくて、結構何リットルみたいなのがボコボコッてあるんですけど、それをまた不在票連絡したりするのがめんどくさすぎてやめました」
解約経験者の声(30代男性/プレミアムウォーターを2年使用)
「水の受け取りがちょうど、自宅の玄関の前までは置き配ができるんだけど、基本的に配達日に合わせて受け取らなきゃいけない感じだったので。最初に使ってた時は1階が玄関で、すぐ階段を上がって2階が部屋みたいなところで、めちゃめちゃ持って上がるのが重かった」
ボトル1本あたり10〜15Lあるため、玄関先まで運んでもらっても、そこから室内に入れる作業が地味に負担になります。共働き世帯や朝早く出て夜遅く帰宅する人にとっては、受け取りそのものが解約の引き金になっていました。
理由2:ボトルのストックが部屋を圧迫した
宅配型ウォーターサーバーは「次の配送までの予備ボトル」を1〜2本ストックする必要があります。これが想像以上に場所を取るというのが、解約理由として頻出しました。
解約経験者の声(30代男性/ワンルームでプレミアムウォーターを使用)
「使ってる時は便利だったんですけど、やっぱ水の交換型だからストックがめちゃめちゃ邪魔で、それがすごい嫌だったなっていうのと、あと水の受け取りも──。引っ越したタイミングで、キッチンに置くスペースがなかったっていうのと、持ち物を整理しようと思って、最悪なくてもいいかなっていうところで切られてしまった」
ウォーターサーバー本体は「A4サイズ1枚分」と紹介されることが多いですが、実際にはボトルの予備置き場まで含めて考える必要があります。1人暮らしのワンルームや、収納の少ない賃貸では「いらない」と判断される大きな理由になっています。
営業経験者の声(30代男性/ウォーターサーバーの訪問販売経験あり)
「営業してて1番『契約しません』って断られる理由で1番多かったのはスペースですね。置くところがないというより、それをうまく置くところがない。一番必要な場所ってキッチンだったりするじゃないですか。キッチンのスペースをA4 1つ分空けて生活してる人っていないじゃないですか」
理由3:料金が「じわじわ高い」と感じるようになった
ウォーターサーバーは「サーバーレンタル料+水代+電気代」がかかり、宅配型なら月4,000〜5,000円が相場です。単月では小さくても、1〜2年と積み重なると「思ったより高い」と感じる方が多くいました。
解約経験者の声(40代女性/ボトル型を2台契約・1台目は防災目的で2011年から)
「月に2本ぐらいだったんですけどね。確かに、それも結構高いなあと思いつつ、お金のことも考えてそろそろやめようかっていう記憶はあるんですが、意外とじわじわあの高いなと感じまして」
解約経験者の声(30代男性)
「1年半ぐらいいすかね。払いましたね、2万8000円ぐらい。いやいらなくなって解約しただけですね、シンプル」
とくに「ボトル代別」「サーバー代別」「電気代別」と料金が分かれている宅配型は、合計額が見えにくく、後から「こんなに払っていたのか」と気付くケースが目立ちます。料金トータルの把握が甘いまま契約すると、結局は解約に進みやすくなります。
理由4:お湯がぬるくてカップ麺・コーヒーに使いにくかった
ウォーターサーバーのお湯は80〜90℃で、沸騰した100℃ではありません。これが「思っていた使い方ができない」という不満につながっていました。
解約経験者の声(30代男性)
「お湯が出るのもあるんですけど、実際味噌汁とか作ってもぬるい味噌汁ができるんで、いやあんま使えないっす。コーヒー好きなんですけど、クソまずコーヒーがクソまずコーヒーしかできないっすね、あれは」
解約経験者の声(30代男性/プレミアムウォーターを2年使用)
「カップ麺にも使ったことがあるんですけど、沸騰するほどの温度ではないから、時間通りにやると硬くて食べれなかったりみたいなのは経験して、ちょっと長めに置くみたいなことをした気がします」
解約経験者の声(30代男性/離婚を機に解約)
「カップ麺は10分待たなきゃいけない。タイパ悪いっす。最終的にタイパめっちゃ悪いっていう、10分待っとるやんみたいな」
「お湯が出る」というメリットを期待してウォーターサーバーを導入したのに、肝心のカップ麺・コーヒーで満足できないと、利用シーンが「白湯と冷水だけ」に縮小しがちです。利用頻度が下がると料金との釣り合いが取れなくなり、「いらない」という判断につながります。
理由5:引っ越し・ライフスタイル変化で置き場所がなくなった
もう1つ多かった解約理由が「引っ越し」と「子どもの成長」「離婚・同棲解消」などのライフスタイル変化でした。
解約経験者の声(30代男性)
「解約したのは引っ越したタイミングで、キッチンに置くスペースがなかったっていうのと、あとはちょっと持ち物を整理しようと思って、ま、最悪なくてもいいかなっていうところで」
解約検討中の声(30代男性/2歳のお子さん/クリクラを2年利用)
「便利すけど結局子供がでかくなってきちゃったんで、そろそろ解約でいいかなとかちょっと思ってますけどね。今新築なんですけど、家がその水道のろ過の機能がついてるんですよ。だから、ま、別にいらねえかなって最近思ってるじゃないですかね」
とくに子どものミルク作りをきっかけに導入したパターンは、離乳が完了するタイミング(生後12〜18ヶ月)で「役割が終わった」と感じやすく、契約期間(多くは2〜5年)と合わずに解約金を払うか、満了まで惰性で使い続けるかの判断を迫られます。
理由6:衛生面(ぬめり・バクテリア)が気になり始めた
長く使うほど「サーバーの内部って本当にきれいなのか?」という衛生面への懸念が出てくるという声も。とくに浄水型や上から水を入れるタイプで気にしている方が多くいました。
解約検討中の声(30代男性/2歳のお子さん)
「よく水を自分で上から入れるやつがあったんですよ。掃除するのめんどくさくないですか? 不衛生だし、水ってすぐバクテリア湧くから絶対不衛生だしっていうのがあったんでやめといた」
「契約して1年間は問題ないと思うんですけど、2年3年経った時がちょっと気になりますよね。ぬめぬめしそうじゃないですか? 水だから」
メーカー側は「クリーン機能あり」「自動殺菌機能あり」とうたっているものの、ユーザー側からは「本当に大丈夫なのか確認しようがない」という心理的なハードルが残ります。長期で使ううちに衛生面への不安が膨らみ、解約につながるパターンです。
理由7:浄水器・電気ケトルで代替できると気づいた
解約理由として直近で増えているのが、「浄水器」「最新の電気ケトル」で十分だと気づいたというケースです。
解約経験者の声(30代男性/プレミアムウォーター→現在は浄水器+ソーダストリーム)
「今は浄水器がついてるので、浄水器の水を沸かすとか、そのまま飲むとか冷やして。あとはソーダストリームを使ってて、そのお水を炭酸水にして飲んだりとかっていう風にしてます」
解約検討中の声(30代男性)
「なんかメリットが薄くなってるんだよな。しかも昔のティファールじゃなくて、今のティファール、マジで早いんすよ。で、できるし、水も結局出せちゃうし。なんかしゃがみ込んでやるほどのものじゃないし」
解約経験者の声(30代男性/健康志向に変化)
「俺も、ま、どっちかっていうといい水飲みたい、健康的な生活を送りたいが強くて、それを実現するためには、もしもウォーターサーバーじゃなくて、還元水のほうがいい」
「ウォーターサーバーじゃないとできないこと」が減り、代替手段の質が上がってきていることが、市場全体の解約増にもつながっています。
ウォーターサーバーが「いらない」人と「あった方がいい」人の違い
とはいえ、ウォーターサーバーは万人にとって不要というわけではありません。インタビューでは「この条件に当てはまる人にはおすすめできる」という回答も多くありました。「いらない」と判断する前に、自分がどちら寄りか確認してみてください。
ウォーターサーバーが「いらない」人の特徴
いらない人の特徴チェックリスト
- 共働きや出張が多く、ボトルの受け取りが難しい
- ワンルーム・1Kなど、置き場所のスペースに余裕がない
- カップ麺・コーヒーは沸騰したお湯でしっかり淹れたい
- すでに浄水器がついている、または高機能な電気ケトルを持っている
- 健康志向で、ペットボトルの天然水や還元水にこだわりがある
- 水道水をそのまま飲める地域出身で、水を買う習慣がない
解約経験者の声(40代女性)
「私、ペットボトルの水に対してあんまり肯定的な意見ではなかったっていう部分があって、水がいくらペットボトルでも、開けた後にしばらく置くと割と菌が繁殖しやすいんですね。新鮮なお水ではないっていうところがちょっと気になる」
ウォーターサーバーが「あった方がいい」人の特徴
あった方がいい人の特徴チェックリスト
- 赤ちゃんがいて、ミルク作りでお湯と適温の水を頻繁に使う
- 在宅勤務で1日中家にいて、水分補給の回数が多い
- 白湯・ドリップコーヒーを毎朝飲む
- キッチンや書斎に「A4サイズ+ボトル予備」を置けるスペースがある
- 受け取り時間に在宅できる、または置き配が可能な住まい
- 「お湯を沸かす数分」を惜しむタイパ重視のライフスタイル
利用継続中の声(20代男性/一人暮らし/浄水型Locca)
「もしウォーターサーバーがなくなったら、1番本当にお湯だと思ってますね。沸かすのがめんどくさいので、やっぱりその0秒ですぐ出るっていうところはウォーターサーバーの強みかなと思ってます」
利用継続中の声(40代女性/お子さんのミルク作りで導入)
「赤ちゃんがそこでギャーギャー泣いてる時に温めるとお母さんもパニックになって、そうするとウォーターサーバーがあるとお湯をワーッと出して温めて入れるっていう段取りが結構手っ取り早くて嬉しいです」
解約する前に試したい3つの解決策|「やめる」以外の選択肢
不満の中身によっては、機種やプランを変えるだけで解決できることもあります。「いらない」と判断する前に、次の3つの選択肢も検討してください。
解決策1:宅配型から「水道直結型・浄水型」に切り替える
「ボトルの受け取りが面倒」「ストックが邪魔」が主な不満であれば、浄水型ウォーターサーバーへの乗り換えが有力候補です。水道水をタンクに注ぐだけ、または水道直結で給水するため、配送スケジュールに縛られません。
| 不満の内容 | 切り替え先 |
|---|---|
| 再配達・受け取りが面倒 | 浄水型/水道直結型 |
| ボトルのストック場所がない | 浄水型/水道直結型/卓上型 |
| 毎月の料金が高い | 定額制の浄水型 |
| ボトル交換が重い | 下置きボトル型/浄水型 |
解約検討中の声(30代男性)
「やっぱ最近はウォータースタンドさんみたいに上水型の方が人気ですね。結局その注文とウォーターサーバーもやんなきゃいけないってなると、受け取りもあるし、めんどくせえなとか思ったりするし、中に重いやつ運び込まなきゃいけないとか言われると、確かにちょっとめんどくせえ」
解決策2:配送スキップ・解約金免除キャンペーンを使う
宅配型を継続したい場合は、配送スキップ機能を使って消費ペースに合わせると、「水が余ってストックが邪魔」という問題は緩和されます。
利用経験者の声(30代男性)
「朝起きた時と寝る前に冷たい水を飲む、こんな生活をしていたら宅配型のウォーターサーバーなのでお水が余ります。なんでスキップ機能はあったんでアプリで次の配送スキップみたいに使ったりしてました」
また、乗り換えキャンペーンで解約金を負担してくれるメーカーもあります。「契約期間が残っていて解約金が惜しい」という方は、現在のメーカーをやめて別メーカーに乗り換える方が、結果的にトータルの出費を抑えられるケースがあります。
解決策3:卓上型・小型サーバーで省スペース化する
置き場所の不満は卓上型サーバーへの切り替えで解消できる場合があります。床置き型より一回り小さく、デスクの脇やキッチン横のラックに置けるサイズです。
利用継続中の声(20代男性/卓上型Lockaを使用)
「大きさも結構気にして、ちっちゃめで1番安いのだとロッカだったんで、じゃあこれでいいやって感じです。キッチンの横にちょっとスペースがあって、その自分の服を入れるタンスの上に置いてますね」
ウォーターサーバーの解約手順と注意点
「やはり解約する」と決めたら、次の3点を確認してから手続きしましょう。
解約金・違約金の金額を確認する
ウォーターサーバーの多くは最低契約期間(2〜5年)が設定されています。期間内の解約は10,000〜30,000円程度の違約金が発生するため、契約書または公式マイページで残期間と金額を確認しましょう。
契約期間に詳しい利用者の声(20代男性)
「契約解除の違約金がどれぐらい発生するのかをちょっと見てましたね。2年だったら許容でしたね。5年とか行くとこれ壊れる可能性あるんでちょっと怖いなみたいな思って」
サーバー返却の梱包・引き取り日程を調整する
解約申請後、メーカーから返却キットが届くか、業者が引き取りに来ます。不在だと再調整が必要になるため、平日昼間に在宅できる日を選ぶか、土日対応のメーカーを選びましょう。
残っているボトルの処理方法を確認する
宅配型の場合、ストックボトルの引き取り対応はメーカーによって異なります。使い切ってから解約するか、返却対応があるかを事前に確認しておくと、最後のひと月でバタバタしません。
ウォーターサーバー解約後の代替手段3選
解約した方が実際に乗り換えた代替手段は、大きく3つに分かれました。
代替手段1:浄水器(蛇口直結タイプ/ポット型)
もっとも多かったのが浄水器への切り替えです。蛇口に取り付ければ初期費用を抑えられ、ランニングコストもカートリッジ代だけで済みます。
解約経験者の声(30代男性/アムウェイの浄水器を使用)
「あんまり物を持ちたくないよね、というか部屋はできる限りシンプルにしたいもあるから、今あの空間にウォーターサーバーバコッて置くよりも、上水器だったら水道にパコッてつけてるだけなので、そっちの方がいいかな」
代替手段2:電気ケトル+冷蔵庫の冷水ピッチャー
お湯は最新の電気ケトル(ティファールなど)、冷水は冷蔵庫のピッチャーやウォーターパックで対応する方法です。月額0円で済み、置き場所も少なくて済むのが利点です。
解約検討中の声(30代男性)
「お湯の場合は、ま、沸かすとかですよね。ティファール使うかって感じですかね」
代替手段3:ペットボトル定期便(Amazon・通販)
「ボトル交換型のメリットは欲しいけれど、宅配のしばりは嫌」という人は、2Lペットボトルの通販定期便で代替しています。1本100円台で、必要な時に必要な量だけ買えるのが強みです。
解約経験者の声(30代男性)
「新しくお水交換式というか、お水組むタイプやるんだったら、先にペットボトルの水を通販みたいな方が先に選択として上がっちゃうかもしれない」
それでも続けるなら|やめた人が後悔しなかった「乗り換え先」
解約検討者へのヒアリングで「もしまた契約するなら」と挙がったタイプ別の特徴をまとめました。
解約後でも候補に挙がりやすい3タイプ
- 浄水型(定額制):ボトル受け取り・ストックの不満を解消
- 水道直結型:給水の手間もゼロで完全放置できる
- 卓上型・小型サーバー:置き場所の不満を解消
とくに「とにかく月額料金を抑えたい」方には浄水型、「とにかく手間を減らしたい」方には水道直結型、「省スペースで使いたい」方には卓上型がおすすめです。詳細は当編集部の浄水型ウォーターサーバーおすすめランキングもあわせて参考にしてください。
よくある質問
ウォーターサーバーをやめる人は増えていますか?
当編集部のヒアリングでは、ウォーターサーバー市場全体の売上は近年下降傾向にあります。要因としては、(1)電気ケトルや浄水器の性能向上で代替手段が充実したこと、(2)宅配型のボトル受け取りや交換の手間がライフスタイルと合わなくなったこと、(3)月額料金の負担感が改めて意識されるようになったことが挙げられます。
ウォーターサーバーを「いらない」と判断した人は、後悔していませんか?
ヒアリングしたほとんどの解約者は「不便はあるが後悔はしていない」と回答しています。「お湯がすぐ出ない不便さ」「温かい飲み物を取らなくなった」といった声はあるものの、浄水器や電気ケトルで代替できているため大きな後悔はないという結果でした。ただし、赤ちゃんのミルク作り中の家庭からは「あの時期はあって本当に良かった」という声が多く、ライフステージによって評価が変わります。
解約時の違約金はいくらくらいかかりますか?
メーカーや機種によりますが、宅配型で10,000〜20,000円、長期契約型(5年など)で20,000〜30,000円程度が相場です。契約期間内の解約は違約金が発生するため、契約書・マイページで残期間を必ず確認しましょう。乗り換えキャンペーンで違約金を負担してくれるメーカーもあるため、別メーカーへの乗り換えなら実質ゼロにできるケースもあります。
「ウォーターサーバーいらない」と感じてからも、契約期間が残っていたらどうすればいい?
3つの選択肢があります。(1)違約金を払って解約する、(2)配送スキップ機能を使ってボトル代だけ抑えながら満了を待つ、(3)違約金負担キャンペーンのある別メーカーに乗り換える、です。月額料金が気になる場合は、配送スキップで月額レンタル代のみに抑える方法が最もコスパが良いです。
健康志向の人にウォーターサーバーは合いますか?
ヒアリングでは「ガチの健康志向の人はウォーターサーバーを選ばず、還元水や名水のペットボトルを選ぶ傾向」が見られました。一方で「ミルク作りのため」「在宅勤務で水分補給を増やしたい」「白湯を毎朝飲みたい」といった生活面の効率化を目的とする健康志向には、ウォーターサーバーが合っています。「水質」目的か「利便性」目的かを分けて考えると判断しやすくなります。
まとめ|ウォーターサーバーをやめる前に「不満の原因」を整理しよう
ウォーターサーバーをやめた人のリアルな理由は、次の7つに集約されました。
ウォーターサーバーをやめた7つの理由(再掲)
- 宅配ボトルの再配達・受け取りが面倒だった
- ボトルのストックが部屋を圧迫した
- 料金が「じわじわ高い」と感じるようになった
- お湯がぬるくてカップ麺・コーヒーに使いにくかった
- 引っ越し・ライフスタイル変化で置き場所がなくなった
- 衛生面(ぬめり・バクテリア)が気になり始めた
- 浄水器・電気ケトルで代替できると気づいた
大切なのは「本当にウォーターサーバー全体がいらないのか、それとも今の機種・タイプが合っていないのか」を切り分けることです。
もし不満が「受け取り」「ストック」「料金」なら、浄水型・水道直結型への切り替えで解消できるケースが多くあります。一方、「お湯がぬるい」「衛生面が不安」「もう水質にこだわらない」というレベルまで来ているなら、思い切って解約し、浄水器や電気ケトル+ペットボトルで代替するのが合理的です。
解約と乗り換え、どちらのケースでも、まずは違約金の有無と残契約期間を確認するところから始めましょう。
著者
株式会社EXIDEA
HonNe編集部
ウォーターサーバーチーム