fire(早期リタイア)イメージ

「Fire(ファイア)」とは? 早期退職を目指すための資産運用の秘密


「老後の資金が足りるか不安……」

「不労所得で生活費を補填したい……」

「早期退社をして老後は不労所得で生活したい……」

「普通の会社員でも、早期リタイアをしてその後はのんびり暮らしたい……」

このような考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか?


「人生100年時代」とも言われる2021年現在。老後の年金や貯金だけでは少し不安ですよね。そんな中、「Fire(ファイア)」という言葉が注目を集めています。

こちらのコラムでは、そんなファイアについて
の基本情報からメリット・デメリットまでを紹介していきます。
   

2021年注目を集める「Fire(ファイア)」とは?

FIRE達成,札束,so-gud(ソウグウ) 「Fire(ファイア)」とは、「Financial Independence(経済的自立)」「 Retire Early(早期退職)」の頭文字を取った造語です(ファイヤーという読み方もある)。

ファイアは、米国で誕生した新しいライフスタイルの概念としてある種のムーブメントになりつつあり、注目を集めています。

この考えは、特に米国の20代~30代の若者たちの間で注目されており、定年退職まで働くのではなく、仕事を早期リタイア(退職)して、老後は資産運用で生活を送る方法です。



ファイアは、株投資などで収入を増やす投資信託ではなく、資産運用で得られる不労所得によって生活費をまかなう方法です。仕事の早期リタイヤは、医師や起業家、そして一部の富裕層など資産が多い方のみが可能というイメージがあるかもしれません。

しかしファイアを実践することで、そうでない方でも仕事の早期リタイアが可能になるのです。

 

「Fire(ファイア)」と「早期退職(リタイア)」は何が違うの?

お金,so-gud(ソウグウ)   仕事の早期退職(リタイア)は、一部の富裕層がビジネスに成功し老後の生活費が困らないだけの資産を持っている方に限定されているイメージがあるかもしれません。一般的な会社員や自営業者は、

定年退職を迎えるまで働き、ビジネスを成功させることに注力がいきがちです。

しかしファイアは、毎年の生活費を節約し貯蓄することで、仕事の早期リタイアや最速でお金の資産運用をはじめます。仕事のリタイア後に資産運用での労所得収益によって、経済的自立を目指す考えです。

そのため、ファイアの対象者は、ビジネスに成功している方や資産の多い方だけではありません。一般の会社員などでも、収支のバランスやライフプランを考えながら支出を抑えて、自由に使えるお金を資産運用に回すことで早期退職を目指していきます。

ここまで、ファイアの基本的な情報について触れてきました。それでは実際にファイアを実践するためのやり方について詳細に解説していきます。その前にまずは、ファイアをはじめるために大切な考え方からみていきましょう。

 

「Fire(ファイア)」で失敗しないための大切な3つの考え

お金 木 コイン お札 育てる 男性 イラスト こちらの章では、ファイアをはじめる前に知っておくべき重要な3つの考え方を紹介します。 自分の預金額、収入、収支、ボーナスの有り無しなどを細かく確認することで、無理なく計画的にファイアの実現に向けた取り組みができるようになります。

収支を見直す

ファイアの実現に向けて実践することは、ご自身の収支を確認することが重要です。   支出を見直すことで、資産運用にどの程度の金額を回すことができるのかが把握できます。また収入に応じたライフスタイルが、送れているかも重要です。

例えば、ローンなどを利用し高級車やブランド品を購入したり、収入に見合わない高級マンションなどに住み固定費が高くなったりしている方は注意が必要です。


早期に仕事をリタイアし、資産運用の不労所得によって収入を得ることが、ファイアの重要な要素となります。そのためには、余計な出費を抑えて、収支を見直し、いつまでに、どの程度の資産運用が可能かを調べておきましょう。

 

支出を減らす

収支を見直したら、支出(コスト)を下げて収入を増やすことが重要になります。 収入が上がるとついつい、家賃を上げてしまったり、高額な商品を購入し生活の質を上げたくなる方も多いのではないでしょうか?

しかし収入が、増えた分だけ支出も増えてしまってはファイアの実現が難しくなってしまいます。
  ファイアを実現するためには、収入に応じて固定費などのコストを下げることが重要です。

家賃、通信費、毎月の食費代、娯楽費などの固定費を見直し、できる限り支出を抑えましょう。


積立投資や貯金をはじめる

自由に使えるお金は、積立投資や貯金に回すことが重要です。 支出を抑えて残った生活費は、できる限り貯金に回し、効率的に資産運用していきましょう。2021年現在は、積立投資で選べる積み立てる投資先の選択肢も増えてきました。

「積立NISA(ニーサ)」などを効率的に利用して、貯蓄を少しづつ増やすことが重要です。

ここまでファイアをはじめる前に確認すべき大切なポイントを紹介しました。次の章では、ファイアを実現するための基本条件について解説します。

 

「Fire(ファイア)」を実現するための基本条件とは?

イメージビジュアル,fire,so-gud(ソウグウ) ファイアを実現するために必要な基本条件は、主に2つ存在します。こちらの章では、ファイアの達成に向けて重要となる条件について説明していきます。

早期退社にはいくら必要?

早期退社に必要な金額は、年間支出の25倍の金額が必要と言われています。例えば年間支出が、約250万円の場合6,250万円が必要となります。

しかし年間支出の25倍の金額を貯めることを難しく考える方も多いはずです。そのために、必要となるのが「4%ルール」と呼ばれる方法です。

4%ルールとは?

「4%ルール」は、生活費を投資元本の4%でおさめるという考え方です。6,250万円×4%は、250万円となるので、年間支出である250万円はそのまま収入として得ることができます。

しかし、この4%ルールはあくまでも、ファイアが誕生した米国の市場をベースに考えられたルールです。

そのため、日本でも必ず4%でなければいけないといわけではありません。現実的な運用の利回りをしっかりと把握して、計画的に運用していく必要があります。

ここまでファイアを実現するための基本条件を解説してきました。次の章ではファイアのメリットとデメリットを解説します。

メリット・デメリットは?

男性 お金,so-gud(ソウグウ) こちらではファイアのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。メリットとデメリットをしっかりと把握して、ファイアの実現に取り組んでいきましょう。

ファイアのメリット

  • 【好きなことに挑戦できる】
ファットは、上術したように資産運用の不労所得によって生活を成り立たせる方法です 労所得によって働く時間を削減できるので、自分のやりたい趣味や別の仕事に挑戦することも可能です。例えば、週1-2日で自分の興味がある仕事で収入を得ながら、残りは資産運用で生活費を補う方法も存在します。

 
  • 【好きな場所に住める】
ファイアのベースは上述したように不労所得です。そのため通勤などが必要なく、自分の好きなところに住みながら収入を得ることができます。田舎に住んだり、海外に住んだりすることも可能なのも魅力です。 ファイアを達成することができれば、定年退職まで働くても、仕事の早期リタイアが可能となります。実際に33歳で手前でセミリタイアされた「ちーさん」。自身を普通の会社員だった語っており、30代で前半で3000万円を貯蓄し、セミリタイアを実現しています。
 

ファイアのデメリット

  • 【ライフイベントや病気などによる出費】
結婚や出産、病気などの思わぬ出費によって計画通りの貯金ができなかったり、貯蓄を使用しなければならない時も存在します。ファイアの達成には、年間支出の25倍が目安と言われているので、病気などでまとまった支出が発生するとその分、早期退職までの期限も伸びてしまいます。

  • 【金利の変動やデフレ】
ファイアの実現に向けて資産運用や貯蓄をしても、経済的な影響を受けるリストも存在します。デフレが発生した場合には、貨幣の価値が変わってしまうので貯蓄していた金額の価値が変わってしまう場合があります。

  • 【貯蓄に時間がかかる】
上述したようにファイアは、ある一定の金額を貯金する必要があります。ファイアは、貯蓄までの時間がかかるため、株や投資のように最速でお金を増やしたいという方には、向いていないと言えるでしょう。無理な貯蓄を毎月おこない、途中で貯金を解約し失敗してしまうケースもあるので、自分にとって最適な資産運用の方法か考える必要があります。

  • 【キャリアがなくなる(履歴書に書けない)】
ファイアは、不労所得で収入を得るための職業として職歴に書けません。転職活動や自分の好きな仕事をはじめる際にも、履歴書へ記載するキャリアがないというリスクが存在します。例えばファイアで資産運用を開始した後に、デフレや思わぬ出費が発生したとします。その際に再度就職しようとしても、履歴書に書く内容がないため、就活が難しくなる場合があります。

 

焦りは禁物?「Fire(ファイア)」の注意点は?

「最速でお金を貯めたて、ファイアで早期リタイアをしたい」「ファイアをはじめるのは、40代でも遅くないと聞いたので、株やデイトレードで最速でお金を創りたい」このような方も多いのではないでしょうか?

確かにファイアをスタートするには、まとまった資金が必要です。そのため、短期間でお金を作りたいと考えている方も多いはず……

しかし短期間でお金を作ることに注力が向き、ハイリスクな投資や株の購入に手を出すと多きなリスクとなります。

また「最強の早期高収入の実現!」「確実に最速でお金を増やせる!」「普通の会社員でも副業で早期リタイア」などの怪しげなブログやオンラインサロンでの勧誘、副業収入の紹介で、「収入を莫大に増やす方法」などの甘い言葉が並べられたビジネスには手を出さない方が良いでしょう。


  メインの給与以外で収入を得る場合は、銀行などが取り扱っている信用性の高い資産運用、自分のスキルを活かしてフリーランスとして仕事の個人受注をする、隙間の時間を利用してアルバイトをするなど、確実にコツコツとお金を増やせる方法を模索しましょう。

ファイアの実現には、リスクを回避し、収支を地道に見直す。そして、浮いたお金を運用に回すという、節約生活が重要です。

   

「Fire(ファイア)」だけにこだわらない「サイドFire」

save maney,so-gud(ソウグウ) 結論から言うと ファイアの実現は、日本の場合ハードルが高い不労所得収入の一つだと考えられます。ファイアでけで収入を実現するのではなく、最低限の生活に必要な収入を仕事で確保。

残ったお金で資産運用するという生き方も増えています。

これを「サイドFire」と呼び、ファイアだけでの収入リストを回避する方法として考えられています。

「40代でも遅くないので、早く仕事をリタイアしたい」「最速で自分のお金に余裕を生みたい」と考える方も多いかもしれません。しかし資産運用には、リスクも伴うので“しっかり働き、しっかり貯める”ということを念頭に置くことが大切です。

 

本気で「Fire(ファイア)」に取り組むなら、最速でお金を貯金することが重要

貯蓄イメージ ファイアの実現には、つみたて投資でコツコツ貯めることが最速でファイアを実現するために重要です。ファイアは起業家や富裕層の方でなくても、普通の会社員や個人事業主でも実践することが可能。

しかしファイアは、開始するために必要なお金を貯金を通して作る必要があるので、決してハードルが低いわけではありません。ファイアのメリット・デメリットをしっかりと把握しつつ、まずは仕事でしっかりと収入を上げて貯蓄をするということが大切です。

例えば「積立NISA(つみたてニーサ)」と呼ばれるサービスを利用することで、定期預金に預けるよりも効率的にお金を増やすことが可能。NISAは、年間40万円までの投資で得られた利益が、20年間非課税にできる制度です。

このような積立制度を使用することも視野に入れながら、ファイアに取り組むことをおすすめします。

 

【まとめ】:ファイアの実現を目指して、まずは行動を

fire,so-gud(ソウグウ) 今回はファイアについて解説しました。ファイアは、貯蓄と資産運用を計画的に実行し、一定金額の貯蓄がある方には魅力的なライフスタイルです。

働き方が多種多様になったり、移り変わりが激しい今の世の中。会社からの収入だけではなく、資産運用を通して早期退職を考える方も多いのかもしれませんね。

ファイアに挑戦する方は、闇雲にはじめるのではなく、収支・貯金・資産運用のバランス、何歳からファイアをスタートするのかををしっかりと考えてから取り組みましょう!



 
新井那智
ライター
So-gúd編集部
新井 那知
埼玉県・熊谷市出身。渋谷の某ITベンチャーに就職後、2016年にフリーランスライターとして独立。独立後は、アパレル、音楽媒体、求人媒体、専門誌での取材やコラム作成を担当する。海外で実績を積むために訪れたニューヨークで、なぜかカレー屋を開店することに—- 帰国後は、ライターとして日々取材や編集、執筆を担当する。料理と犬が好き。
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