2022.08.17

「マネーフォワード ME」は、ただの家計簿アプリではない!? お金の不安を取り除き、人生を◯◯にするための“深いいサービス”だった


今回は、株式会社マネーフォワードが運営する「マネーフォワード ME (以下:マネーフォワードミー)」を取材―――― 「今月お金がピンチで…」給料日前になると頻繁に口にする“魔のワード”。

32歳の独身編集部の著者もこの「今月ピンチ問題」には頭を抱えている。というのも最近、1匹のワンちゃんを飼育しはじめたことで、著者の財政問題に拍車をかけつつある(汗)。 ペットフード代金、ペットの月額保険、ワクチン接種代金、その他もろもろ…「これは今まで以上に収支管理を徹底しなければ!」と決意した著者。今回は、オンライン家計簿ツール・資産管理ツールとしてお馴染みのマネーフォワード ミーを使用して、1ヶ月の収支を管理できるのか試してみました。 そこで今回は、マネーフォワードミーを使用した結果、収支管理がどの程度変化したのか、そしてマネーフォワードミーの中の人にサービスの概要や可能性についてお話を聞いてきた。


マネーフォワードME(Money Forward ME)なら使い方も簡単!魅力家計簿から資産確認までトータル管理ができる



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ーーーーまずは、著者が使用した体験記の前にマネーフォワードミーがどのようなサービスなのか、簡単に紹介していきます!

マネーフォワード ME(Money Forward ME)ってどんなサービス?



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2022年5月の段階で利用者は1,330万人を突破。銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2,570以上の金融関連サービスから入出金履歴や残高、購入履歴などの情報を取得し、自動で家計簿を作成することが可能です。

家計簿は、自分で入力するのが何かと面倒ですよね…マネーフォワードミーなら、アプリが家計簿を自動で作成してくれます。



マネーフォワードミーの3つのポイント

ポイント1:毎日のお金の出入りが自動で見える化できる

普段の買い物で使用した電子マネーやクレジットカードはもちろん、お給料が振り込まれた銀行口座も、お金の出入りをマネーフォワードミーのアプリ1つで確認できます。

ポイント2:銀行やカードの残高をまとめて見える化

生活用と貯金用、いつくもある銀行口座の残高からクレジットカードの今月の利用学、ポイントやマイルの残高まで、資産を一括して確認することが可能です。

ポイント3:今月の何にいくら使ったかが見える化

毎日の支出を、食費や日用品などに自動で分類。何にお金を使っているのか、今月あとどれだけ使えるのか、簡単に確認できます。



また現金の支出を手入力するのも面倒くさいと感じている方は、スマホのカメラでレシートを撮影すればOK。

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▲また支出を入力すれば、毎月の収支をグラフで表示してくれるので、前月比との支出の対比も可能。

それでは実際に著者自身もマネーフォワードミーを使ってみたいと思います!



収支が視覚化!?マネーフォワードME(Money Forward ME )で簡単収支入力。使い方が簡単でズボラな自分にピッタリ!



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というわけで、百聞は一見にしかず!さっそく、マネーフォワードミーをダウンロードすることに。



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▲ネット銀行から電子マネー、普段利用するネット通販の会社まで選択可能です。連携も簡単なので、すぐに同期できました。

まずは、アカウントを作成したら普段使用している金融機関やカード情報と連結していきます。電子マネーにチャージをして買い物をする著者は、この部分の支出管理を忘れがちなので、この機能もありがたいですね!

銀行やクレジットカードの情報を連携させたら、さっそくワンちゃんの飼育に発生した金額を入力していくことにーーーー



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▲ズボラな著者はレシート撮影機能を使用して入力していきます。撮影すれば自動に金額が入力されるので簡単。

生態価格が、約30万円を10ヶ月ローンで購入しているので、月3万円の支出が固定費として発生しています。それに加えて、変動費や季節ごとに購入するアイテムもあるので、最近購入した犬用のノミ取り剤から入力開始。



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▲入力している感じはとってもスムーズ!分類も自動で入力されているので、都度分類しなくても良いのも使いやすい!

―――手入力とレシート撮影機能を使い分けながら、入力していきます。ドックフード代に加えて、意外にも洋服や犬用の玩具を購入していることに気がつきました… また基本的にPayPayを銀行チャージ機能で使用していたので、「何に何円使ったのか?」という基本的な支出管理がズボラになっていたようです…(便利でついついPayPayを利用してしまった結果ですね…)。

さらにマネーフォワードミーは、普段頻繁に使用するネットショッピングサイトの情報も紐づけが可能です。タイムセールの誘惑にかられてAmazonや楽天でついつい買いすぎてしまった収支も、簡単に見える化できるのも嬉しいですね。



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▲犬用の支出が一覧で見えるグラフが完成!

入力してみると、生態価格やドッグフード以外にも、犬用の冷感シート、ノミとり剤、夏用の洋服、フィラリア予防の薬などシーズンものの経費が多数発生していることに気がつきました… 『最近金欠だなぁ~』と思っていましたが、視覚化されることでワンちゃんに発生しているリアルな数値を把握することができました(ワンちゃんを飼うのはお金がかかりますね…)。

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▲「あたし飼うのお金かかるんだよ!」と言わんばかりに映り込んでくる愛犬(キャワイイ!)

まずは支出をしっかりと把握するために、1ヶ月入力することに—-そんなこんなで、入力を1ヶ月続けてみた結果は、本記事の最後で紹介します!

実際にマネーフォワードMeを使ってみた率直な感想としては、面倒な手入力をする必要がないので「使いやすい!」というのが正直な感想。ズボラな自分でもこれなら続けられそうです。

入力するのが面倒と感じる私でも、レシートを写メするだけで入力できる点が大変助かりました。

そんな支出管理の“かゆい所に手が届く”マネーフォワードミーですが、一体どのような経緯で誕生したのでしょうか?また、最近移り変わるお金を取り囲むニーズやマネーフォワードミーの可能性について、プロダクトの“なかの人”にもお話を聞いてみたいと思います。



インタビューイー
植竹広佑氏
株式会社マネーフォワード
ホームカンパニー HOME本部『マネーフォワード ME 』
プロダクトマネージャー
ナビゲーションサービスを運営する会社に新卒で入社。サーバーサイドエンジニアとしてキャリアをスタートし、プロダクトマネジメント・ピープルマネジメント・事業立ち上げを経験。

その後オンライン学習サービスのプロダクトマネージャーとして人とシステムの力を合わせて小中高生の学習を支援。21年10月にマネーフォワード ホームカンパニーへ入社。現在はプロダクトの成長に関わる目標やユーザーに届けたい価値の設計を担う。





マネーフォワードME(Money Forward ME)は、お金の見える化がゴールではない。“自分らしく生きるため”をサポートをするサービスーーーー



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―――実際にマネーフォワードミーを使用してみましたが、とても使いやすかったです!サービスを提供する植竹さんから見た、マネーフォワードミーの特徴は何でしょうか?

特徴としては、毎日の生活で発生する支出の管理はもちろん、資産運用、ポイントなども見える化することで、毎月の家計改善のアクションまでアプリ一つで利用者をフォローできる点だと思います。



―――確かにマネーフォワードミーのアプリを使用するだけで、自分の資産まで見える化できるのは驚きました! 自分の貯金額も都度把握できるので、全体の予算が組みやすい感覚がありましたね。

ありがとうございます。実はマネーフォワードミーは、お金の見える化をして、ユーザーが家計の改善につながるアクションを取るためのサービスを作り込むことにも注力していますが、お金の見える化がゴールではありません。

お金を見える化したその先に、一人ひとりがお金に対する不安をなくして、自分らしく生きるためのお手伝いができればと考えています。一人ひとりが、お金のわずらわしさや不安から開放されて、より楽しい人生を過ごしてもらうことが何よりも大切なゴール地点なんです。



―――なるほど、お金の悩みや不安を解決して、人生をより豊かにするために、「Money Forwardお金の相談」「Money Forwardおかねせんせい Beta」などのサービスも提供しているんですね。

そうですね!弊社のミッションには「お金を前へ。人生をもっと前へ。」という言葉を掲げています。マネーフォワードミー、「お金の相談」「おかねせんせい」などのサービスを通して、ユーザーとお金のハブのような存在になりたいと思っています。

お金は、ライフステージによって使い方も支払う金額も変わってきますよね。マネーフォワードミーはもちろん、弊社が提供する他のソリューションを通して、ユーザーが最適なタイミングで最適なアクションを取るための支えになれたらな、と思っています。



―――なるほど…昨今はコロナ禍や世界的な政情の問題で、お金に対する一人ひとりの見方も変わってきている気がします。利用者のニーズの変化などはありましたか?

マネーフォワードミーのユーザーは、大きく分けると家計管理ユーザーと資産管理ユーザーの2つに分けられます。昨今の動向では、投資や資産運用をはじめる方が増えている傾向があるため、資産管理ユーザーが増えています。



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▲出典:フィデリティ「2020年ビジネスパーソン1万人アンケート」

実際にフィデリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、2020年の投資をしている人の比率は40.5%となり、4割を超えたという調査結果も出ています。また男性・女性共に20代・30代の若年層の方が、投資をはじめている傾向があります。このように、投資や資産運用に関するリテラシーの変化なども年々変化している印象があります。

一つひとつの資産が個人というものにフォーカスしていく時代へ。マネーフォワードME(Money Forward ME)がそのきっかけを作る



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―――5年後10年後では、お金を取り囲む環境や価値観はどのように変わるとお考えですか?

これが「ズバリ正解!」というようなものがあるかはわかりかねますが、一つひとつの資産が個人というものにフォーカスしていくと思っています。

暗号資産は「国」や「銀行」を介さない個々人に属する資産として広がっていますし、デジタルアートの分野でもNFTの浸透により、より一層「個人の発信」が世の中に価値として認められやすくなっていますよね。

その流れを受けて企業ではなく、社会的に意義がある取り組みや、人にとって価値が生まれることをする個人に投資する動きも活発になると思います。

例えば、クラウドファンディングもそうですし、ストリーミング配信者への「投げ銭」もその一つかなと。そしてSDGsの取り組みもそうですが、消費者が企業から商品やサービスを購入する視点も金額だけではなくなってきました。

その企業が、社会的に正しい取り組みをしているか、環境に配慮したサービスなのかなど“お金”という文脈以外の部分を大切にしている消費者も増えてきています。

ものの「価値」が個人個人で大きく変わるということになり、国や企業などが定義する画一的な「価値」「資産」というものでは測りきれない世界になっていくのではと考えています。



―――確かに企業よりも個人が発信する情報の方が視聴者数を集めていたり、フリーランスの人口が増えたりと、個人にフォーカスした動きが活発になっている印象があります。そのうえで、多様化という文脈もあいまって、お金というものが軽視されてしまうような気もするのですが…

確かにユーチューブやSNSを見ていると「1千万円する◯◯を買ってみた!」みたいなコンテンツを見かけますよね。これが良いか悪いかはわかりませんが、多様性が重視される昨今では、お金の多様な価値観に対して、どのように理解し、寄り添い、考えるのかということも重要な気がしています。

お金はあくまでも自分たちの人生を歩むための手段でしかありません。一方でお金は、ある一定の正解論のようなものもありますよね。例えば、自由に使うお金はいくら、貯蓄するお金は給与のいくら分、家賃は給与の3分の1におさめるなどですーーーー しかし人生の幸せを考えたときには、このような正解論が当てはまらないパターンも存在します。

自分でも明確な答えがまだ出せていないのですが、手段であり、生活において重要な“お金”が、その人の幸せの価値観に寄り添えるかどうかとういう問題は、これからの時代において考えるべき重要な点なのかもしれませんね。



お金が学べる環境を作るーーーそしてマネーフォワードME(Money Forward ME)が、人生を支える相棒のような存在になってほしい。



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―――これから将来的に挑戦していきたいことは何かありますか?

マネーフォワードミーのサービスを通して、一人ひとりの個人が、お金の悩みを持たない世界観を実現していきたいですね。お金に対する不安があるのは、単純に知識がなかったり、知らない状態が続いたりしているという理由も大きいと思うんです。やはり人生を歩んでいると、病気や事故、介護など不足の事態がおこり、急なお金が発生してしまう場合があります。

そういうことが起きたときに自分は大丈夫なのか?どれぐらいお金が必要なのか?どういった制度があって、どうすれば負担を軽減できるのか?など事前に知っていたり、簡単に知ることができると、「もしも・・・」の不安はだいぶ軽減できるのではと考えています。

このようなお金に対する漠然としたクエスチョンや不安を取り除くために、お金に関する様々な事柄を自然と学べる環境をマネーフォワードミーのサービスで構築していきたいんです。

学びの場を通して個人が、お金の悩みや問題を解決するための力(能力)を得ることで、その人の自信につながり、人生を生き抜く力にもなると思っています。そのためマネーフォワードミーは、ただの支出管理サービスというよりは、人生を支えるパートナーのような存在であってほしいと思っているんです。



「MoneyForwardMe(マネーフォワードME)」の詳細を見る

<編集後記>

今回マネーフォワードミーを取材して感じたことは、このサービスは、ただの家計簿アプリではなく、あくまでもお金の悩みを解決し、人生を豊かにするためのサービスということでした。円安も続き、従来のお金という価値をさまざまな角度で、考え直さなければいけないフェーズになった気もする昨今… マネーフォワードミーを通して、自分のお金を見える化し、お金に使われるのではなく、人生を導いてもらうためのアクションを一歩踏み出してみてはいかがだろうか? ちなみに、愛犬の飼育に発生するコストを1ヶ月、記録し続けた結果はーーーーー



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▲6月のペット用品に関する支出一覧。PayPayで無作為にペット用品を購入していたようです…典型的な無駄遣いのパターン。

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▲6月と7月を比較すると、無駄遣いをなくし、本当に愛犬とって必要なアイテムを購入することができました。

5月と6月を比較すると約4,300円も支出を抑えることができました!このように支出がコントロールできたのは、お金の見える化ができたからこそーーーーそして、浮いたお金は、前々から挑戦してみたかった暗号資産での資産運用をスタートしてみることに。

お金を見える化し、現状を把握し、浮いたお金で新しいことにチャレンジするーーーーまさしくマネーフォワードミーが、大切にしている“お金の見える化の先”を体現できた気がした取材だった。

新井那知
ライター
So-gúd編集部
新井 那知
埼玉県・熊谷市出身。渋谷の某ITベンチャーに就職後、2016年にフリーランスライターとして独立。独立後は、アパレル、音楽媒体、求人媒体、専門誌での取材やコラム作成を担当する。海外で実績を積むために訪れたニューヨークで、なぜかカレー屋を開店することに—-帰国後は、クライアントワークを通してライターとして日々取材や編集、執筆を担当する。料理と犬、最近目覚めたカポエイラが好き(足技の特訓中)。
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