エシカル消費とは?10の事例と暮らしでできる77の選択
公開日:2021年2月28日 / 最終更新日:2026年9月8日
エシカル消費とは、買うものやサービスの背景に目を向け、人や地域、環境への影響を考えて選ぶことです。高価な商品へすべて買い替える必要はありません。すでに持っているものを長く使う、食品を無駄にしないことからも始められます。
この記事では、エシカル消費の意味、10の事例、暮らしでできる77の行動例を紹介します。2026年9月に公式情報を確認し、古い料金・商品説明や、健康・環境への効果を断定する表現を見直しました。
エシカル消費とは?
消費者庁は、地域の活性化や雇用も含め、人・社会・地域・環境を考慮する消費行動として説明しています。2015年に国連で採択されたSDGsでは、特にゴール12「つくる責任 つかう責任」と関係する取り組みです。
例えば、働く人への配慮が確認できる商品を選ぶ、地元の店を利用する、必要な量だけ買う、修理して使い続けることなどが挙げられます。「エシカル」という一語で、あらゆる問題が解決済みだと保証されるわけではありません。
考えたい4つの視点
| 視点 | 選ぶときに確認する例 |
|---|---|
| 人・社会 | 労働環境、フェアトレード、障がいのある人の就労、寄付の仕組み |
| 地域 | 地元の事業者や被災地の産品、地域の雇用へのつながり |
| 環境 | 原料調達、製造・輸送、包装、長く使える設計、廃棄方法 |
| 動物への配慮 | 原料の由来、動物福祉、動物実験の方針と認証範囲 |
この表は編集部が買い物の視点として整理したものです。認証制度ごとの基準や対象範囲も確認しましょう。
なぜ商品の背景を見ることが大切なのか
衣服の労働環境、化粧品の動物実験、食品・洗剤の原料調達など、消費はさまざまな課題とつながっています。例えば2013年のバングラデシュのラナプラザ崩落事故は、衣料品の製造現場の安全に目を向ける契機となりました。
ただし、天然素材なら必ず低負荷、ヴィーガンなら必ず肌に優しい、パーム油不使用なら必ず森林を守れる、といった判断はできません。原料や用途、供給網、認証の範囲を確認することが大切です。
関連:サステナブルファッション/クルエルティフリー/パーム油と認証
エシカル消費を考える10の事例
以下は、各社が公開する取り組みを参考にした例です。すべての商品・活動について、環境負荷や人権上の問題がゼロであると保証するものではありません。購入や来店の前に、商品・料金・営業時間を公式ページで確認してください。
1. アイカサ:傘を共有する

傘を借りて返却するシェアリングサービスです。必要なたびに傘を買い足す代わりに、近くの貸出・返却スポットを利用できます。利用前にアプリで最新の料金・プラン・返却場所を確認しましょう。
2. LUSH:原料の調達方針を確認する

LUSHは天然マイカの調達に伴う児童労働などの懸念から、2018年以降、天然マイカを使わず合成マイカへ切り替えたと説明しています。「マイカを一切使わない」という意味ではありません。成分名だけでなく、原料の種類と調達方針を見る事例です。
3. マラウイコーヒー:寄付の使い道を見る

ウォームハーツコーヒークラブは、コーヒー代金の100%を寄付として扱い、マラウイの学校給食を支える仕組みを案内しています。購入条件や寄付報告を確認しながら支援できる例です。寄付付き商品という仕組みと、国際フェアトレード認証の取得は別に確認しましょう。
4. NEXT MEATS:植物性食品を選択肢にする

NEXT MEATSは植物性の代替肉を展開し、公式ニュースでは2026年6月に「NEXTカツ」の販売開始を案内しています。旧稿の焼肉ライクとの期間限定の取り組みを、現在も全店で食べられるメニューとして紹介することは避けます。商品ごとの原材料、アレルゲン、栄養表示を確認してください。
5. SARAYA:パーム油の調達方式を見る

SARAYAの2025年サステナビリティレポートでは、一般消費者向け商品のRSPO認証油への対応と、業務用品での顧客の要望に応じたクレジット購入などを説明しています。分別管理された認証油とクレジット方式は同じではありません。「国内の全商品が認証油だけでできており、森林破壊への関与はほぼゼロ」という旧稿の断定は適切ではありません。
6. 月日工作舎:古家具を生かす

月日工作舎は、古家具や古道具を手入れして販売する工房・ショップです。新しいものを買う前に、修理や再利用で長く使えるものを探す選択につながります。一点ものが多いため、在庫や配送条件を確認しましょう。
出典:月日工作舎:公式ショップ
7. GYPPHY:宝石の種類と製造背景を知る

GYPPHYはモアサナイトを使うジュエリーを販売しています。モアサナイトはダイヤモンドとは別の宝石です。人工的に作られることだけで、使用する金属や製造エネルギーまで含めた環境負荷・人権リスクがゼロになるとはいえません。素材の説明、製造拠点、修理サービスを確かめて選びましょう。
出典:GYPPHY:モアサナイト商品の素材・アフターサービス
8. AFRIKA ROSE:生産地との取引を知る

AFRIKA ROSEは、ケニアの農園から直接バラを仕入れる取り組みを紹介しています。ブランドが説明するフェアな取引と、第三者の認証取得は区別して確認しましょう。花の輸送にも負荷はあるため、「どの花より環境負荷が小さい」とは一律にいえません。
出典:AFRIKA ROSE:仕入れとフェアトレードに関する説明
9. ソーシャルグッドロースターズ:働く機会を支える

千代田区との協同で設立された就労継続支援B型の福祉施設で、障がいのある人のコーヒーの仕事を通じた自立を支援しています。公式サイトには千代田本店焙煎所とエキュート上野店の案内があります。就労支援の仕組みを、一般の雇用契約と一律に同じものとして説明しないことも大切です。
10. whyte:美容サービスの方針を見る

whyteの公式メニューにはVEGANカラーなどが掲載され、カフェでは植物性食材によるノンフライドーナツを案内しています。ヴィーガンやオーガニックという名称だけで、アレルギーや刺激が起こらないと判断せず、薬剤や施術の注意点を美容師に確認してください。写真はイメージです。
当メディアの過去の取材記事も参考になります。掲載時の肩書・サービス内容としてお読みください:アイカサ/NEXT MEATS/月日工作舎/GYPPHY。
暮らしでできる77のエシカルな選択
ここからは編集部が整理した行動例です。すべてを実践する必要はありません。生活環境や予算、健康、必要な配慮に合わせて選んでください。取り組みやすいものから始めましょう。
消費のアイディア(1~17)/家でできること(18~43)/外出・仕事でできること(44~62)/日常のアイディア(63~77)
消費のアイディア:1~17

1. 買う前に着用場面を考える
30回着られるかなど、自分なりの目安で長く使う姿を想像しましょう。回数だけで環境負荷が決まるわけではありません。
2. 服のレンタルや共有を検討する
使用頻度の低い服は借りる方法もあります。料金、配送、クリーニング、サイズや衛生面を確認して選びましょう。
3. 古着を選択肢にする
状態や寸法を確かめ、自分が長く着られるものを選びましょう。安いからと買い過ぎないことも大切です。
4. 衣類回収の条件を確認する
回収するブランド、品目、汚れの条件、受入店舗は事業者によって異なります。持ち込む前に公式案内を確認しましょう。
5. フリマアプリで再利用する
売る場合は状態を正確に伝え、買う場合は必要性や送料を確認します。服を長く使う手段の一つです。
6. 服の製造背景を調べる
労働環境、素材の調達、修理への対応など、具体的な説明があるブランドを比較しましょう。「エシカル」という名称だけでは判断できません。
7. 相手に必要なギフトを選ぶ
相手の好みや必要性を確かめ、長く使えるもの、体験、消費し切れる食品などを考えましょう。
8. ラッピングを減らす
相手や贈る場面に合えば、包装を簡素にしたり、手元の袋や布を再利用したりできます。
9. 必要な包装を見極める
包装は食品の保護や衛生にも役立ちます。安全や保存性を保ちながら、過剰な部分を減らしましょう。
10. すぐ食べるものは期限の近い商品から選ぶ
食べ切れる量だけ買い、表示された保存方法と消費期限を守りましょう。期限だけでなく食べる予定を考えることが大切です。
11. 代替レザーの素材構成を見る
植物を原料に含む素材でも合成樹脂が使われる場合があります。動物由来原料の有無、耐久性、手入れ方法を確認しましょう。
12. 認証マークの範囲を読む
何を、誰が、どの基準で確認したマークかを調べましょう。包装の認証が中身にも当てはまるとは限りません。
13. アップサイクル品を選ぶ
再利用された素材と、修理・手入れの方法を確かめましょう。新しく買わずに手元のものを作り替える方法もあります。
14. マイカの調達方針を確認する
天然・合成の違いと、児童労働などのリスクに企業がどう対応しているかを調べましょう。成分名だけで労働環境を断定しないことが大切です。
15. クルエルティフリーの方針を確認する
認証団体の公式ブランド一覧を確認しましょう。完成品だけか、原料の供給元まで対象かにも注目します。
16. 化粧品を必要な分だけ選ぶ
使い切れる量、肌との相性、容器の再利用方法を確認しましょう。オーガニック認証だけで刺激やアレルギーがないとはいえません。
17. 美容室で薬剤の方針を聞く
動物由来原料や動物実験の方針に関心があれば、施術前に確認しましょう。カラー剤などの安全上の注意も優先してください。
家でできること:18~43

18. コンポストを管理できる範囲で使う
方式ごとに投入できるもの、温度・水分、虫やにおいへの対策が異なります。説明書を守り、できた堆肥の使い道も考えましょう。
19. 電力プランの中身を調べる
再エネ比率、非化石証書の利用、料金、契約条件を確認します。「実質再エネ」と発電源がすべて再エネであることは区別しましょう。
20. 無理のない食事づくりをする
自炊・総菜のどちらでも、食べ切れる量と食品の安全を優先しましょう。自炊なら必ず低負荷というわけではありません。
21. 機器の省エネ設定を使う
使わない機器の電源管理を見直しましょう。冷蔵庫や医療機器など、連続通電が必要なものまで一律にコンセントを抜かないでください。
22. トイレの大・小を正しく使い分ける
便やトイレットペーパーの量に応じ、機器の説明書どおりに使いましょう。節水のため常に「小」で流すと、詰まりの原因になる場合があります。
23. 旬や地域の食材を楽しむ
地域の生産者を知るきっかけになります。環境負荷は生産方法や保管・輸送でも変わるため、距離だけで決めつけないようにしましょう。
24. 自治体のルールで分別する
素材が同じでも、地域や汚れの状態で区分が変わります。自治体の最新案内を確認しましょう。
25. 紙の原料と使用量を見直す
再生紙や認証紙、無漂白紙などを比較し、必要な量だけ使いましょう。色が茶色なら水や薬品を使っていない、とはいえません。
26. 不要品を譲る
受け取り手が使える状態かを確認し、必要としている人へ届けましょう。故障・汚損したものを一方的に寄付しないことも大切です。
27. 豆類などを使う日をつくる
食事を考える選択肢として、肉の一部を豆類などへ置き換える方法があります。体調や栄養上の必要に合わせて取り入れましょう。
28. 植物性の料理を試す
新しいレシピを試し、好みや栄養のバランスに合うものを探しましょう。家族や同居者へ同じ食べ方を強制する必要はありません。
29. 植物性飲料の表示を読む
豆乳・オーツなどは牛乳と栄養成分が同じではありません。アレルゲンや栄養表示を確認し、自分に合うものを選びましょう。
30. 食品ロスを減らす
買い物前に在庫を確認し、適切に保存して食べ切れる量を用意します。無理に食べ過ぎたり、傷んだものを食べたりする必要はありません。
31. たんぱく質の選択肢を知る
大豆などの食品やソイプロテインも選択肢です。誰もがサプリメントを買う必要はなく、食事全体やアレルギーを考えて判断しましょう。
32. 代替肉を比較する
商品ごとに原材料、塩分、栄養、包装は異なります。植物性という名称だけで、健康や環境に関する効果を一括りにしないようにしましょう。
33. 洗濯で出る繊維くずを減らす
適切な洗濯方法や繊維くず捕集用の洗濯袋を検討します。対象は主にマイクロファイバーで、マイクロビーズと同じではなく、すべてを捕集できるわけでもありません。
34. 歯ブラシの素材と処分方法を見る
竹製の持ち手でも毛はナイロンなどの場合があります。交換時期や衛生を守り、部位ごとの処分方法を確認しましょう。
35. 歯磨剤は予防機能も考えて選ぶ
包装だけでなく、年齢に合うフッ化物配合など、むし歯予防に必要な機能を確認しましょう。ヴィーガン・天然由来だけで健康効果は判断できません。
36. 指定の詰め替え品を使う
容器や詰め替え品の説明に従い、別製品を混ぜないようにしましょう。洗浄・乾燥や継ぎ足しの可否も製品の指示を守ります。
37. 固形シャンプーを検討する
容器を減らす選択肢ですが、固形なら必ず低刺激ではありません。成分と使い心地、清潔に保管できる方法を確認しましょう。
38. 洗剤は適量を使う
洗濯物と水量に合う量を守ります。微小プラスチックが気になる場合はメーカーの成分・方針を確認し、すべての洗剤にマイクロビーズが入るとは考えないようにしましょう。
39. 繰り返し使える食品カバーを使う
蜜ろうラップなどは温度や食品に制限があります。製品の指示を確認し、使い捨てラップと用途に応じて使い分けましょう。
40. 食品容器を表示どおりに使う
耐熱温度、電子レンジ・食洗機の可否、傷みを確認します。特定の材質だけで安全性や環境負荷のすべては判断できません。
41. スポンジを清潔に長く使う
素材の違いだけでなく、乾燥・交換など衛生管理を大切にしましょう。天然素材であっても、自己判断で屋外で燃やすのは避けます。
42. 飲み水の容器を減らす
飲用できる水道水や給水スポットを活用する方法があります。浄水器を使う場合は、対象の水とカートリッジ交換などの指示を守りましょう。
43. 再生栽培を楽しむ
豆苗などの再生栽培は、清潔な水や容器で管理しましょう。無限に収穫できるものではなく、腐敗やカビがある場合は食べないでください。
外出・仕事でできること:44~62

44. 店内では繰り返し使える食器を選ぶ
対応可能な店ならマグカップなどを選べます。持参容器は店の衛生ルールに従いましょう。
45. 雨の日は傘を借りる選択肢を持つ
アイカサなどは、貸出・返却スポットと最新の料金を確認して利用しましょう。すでに持つ傘を修理して使う方法もあります。
46. モバイルバッテリーを借りる
一時的に必要な場合はレンタルも選択肢です。料金・返却場所・安全上の注意を確かめ、不要な買い足しを減らしましょう。
47. 移動方法を選ぶ
距離、安全、体調、バリアフリーの必要性に応じ、徒歩・自転車・公共交通などを比較しましょう。
48. 移動の排出を減らしてからオフセットを考える
オンライン参加や交通手段の変更も検討します。クレジットは追加的な削減、永続性、二重計上への対応などを確認し、購入だけで移動の影響がすべて消えるとは考えないようにしましょう。
49. 野生動物由来のお土産を慎重に選ぶ
象牙やサンゴなどは国際取引の規制対象となる場合があります。購入前に輸出入の規制を確認し、由来が不明なものは避けましょう。
50. 生き物や植物を持ち込まない
外来種の拡散や病害虫の持込みを防ぐため、旅行先からの持帰りは規制・検疫を確認します。飼育個体を野外へ放さないことも大切です。
51. 宿泊施設の取り組みを調べる
BIO HOTELなどの認証は、現行の認証施設一覧と基準を確認しましょう。旧稿の「日本に2か所」という固定的な案内は用いません。
52. PCは修理・再使用と調達方針を考える
再生PCや修理も選択肢です。再生品だから紛争鉱物を一切含まないと保証されるわけではなく、素材の調達方針も別に確認しましょう。
53. 職場イベントのごみを減らす
参加人数に合う食事を準備し、可能な範囲で繰り返し使える食器を使います。洗浄・保管の負担も含めて計画しましょう。
54. 名刺の紙を選ぶ
バナナペーパーは、例として収穫後の茎の繊維に古紙や認証パルプを加えた紙があります。製品ごとの配合や認証表示を確認して選びましょう。
出典:ワンプラネット・ペーパー:バナナの茎の繊維を活用した紙
55. 紙の原料表示を確認する
コットンペーパーなども、綿の由来、再生原料の割合、製造方法を調べましょう。名前だけでオーガニックや低負荷とは判断できません。
56. お弁当を持参する
余りものなどを活用する場合も、加熱・冷却・保冷などの衛生管理を優先します。自分の生活に無理のない範囲で続けましょう。
57. 容器の汚れを落とす程度を確認する
自治体が指定する範囲ですすいだり拭いたりします。大量の湯や洗剤を使ってまで洗うのではなく、落ちない汚れの扱いも確認しましょう。
58. 堆肥化可能の条件を読む
工業的な施設でのみ分解するものもあります。庭や海に放置せず、受入先がなければ自治体のルールで処分しましょう。
59. マイボトルやカトラリーを使う
使い捨てを減らす手段です。清潔に管理し、必要以上に新しいものを増やさず長く使いましょう。
60. 手元のバッグを繰り返し使う
エコバッグを新しく集めるより、すでにある丈夫な袋を活用する方法があります。食品を入れるものは衛生にも気を配りましょう。
61. BPAフリー表示を過信しない
BPA不使用は、その物質を使わないという情報であり、製品のすべての安全性を保証するものではありません。食品用か、耐熱温度や用途に合うかを確認しましょう。
62. 野菜用の袋を再利用する
清潔に保てる袋を必要に応じて使いましょう。オーガニック綿でも縫い糸や付属品は別素材の場合があり、丸ごと生分解するとは限りません。
日常のアイディア:63~77

63. 柔軟に植物性の食事を取り入れる
フレキシタリアンなどの考え方を参考に、栄養や体調に合わせて選択肢を広げましょう。
64. 国際デーを学ぶ機会にする
世界環境デーや世界水の日など、公式のテーマを確認しましょう。アースデーなどの市民活動と国連の記念日も区別して理解できます。
65. 映画や本の根拠をたどる
作品は学ぶきっかけになりますが、公開年や主張の根拠を確認し、現在の一次情報とも照らし合わせましょう。
66. 買わない選択を持つ
安さだけで判断せず、必要性、収納、維持費を考えます。手元のものを使うことも選択の一つです。
67. 身近な自然を観察する
公園や植物などを通じて自然に関心を持ちましょう。生き物を採り過ぎず、立入りや採取のルールを守ります。
68. 検索サービスの収益の使い道を知る
Ecosiaは広告などの収益から得る利益を気候対策へ充てると説明しています。一回の検索が必ず一本の植樹になるわけではありません。
69. 社会貢献活動を記録する
actcoinなどのサービスで活動や参加の機会を探す方法があります。アプリ内の数値と、実際の社会・環境への効果は区別しましょう。
70. 根拠を付けて発信する
SNSで共有する前に、発表元・日付・対象範囲を確認します。古い数字や誤った情報に気づいたら訂正しましょう。
71. 寄付付きカードの条件を見る
寄付先や計算方法、年会費を確認しましょう。寄付のために不要な買い物や借入れを増やす必要はありません。
72. ヘアドネーションの受入条件を見る
受入団体によって長さ、乾燥状態、送り方などが異なります。切る前に公式の最新案内を確認しましょう。
73. 安全にごみ拾いへ参加する
手袋や道具を用意し、危険物・注射針などは無理に触らず管理者へ知らせます。回収ごみの処分先も事前に確かめましょう。
74. フリーマーケットを利用する
使えるものを必要な人へつなぐ方法です。商品の状態や持込み条件を確認しましょう。
75. 寄付先や事業計画を読む
運営者、使途、活動報告、手数料や未達時の扱いを確認し、無理のない金額で参加しましょう。
76. 植林後の管理まで確認する
樹種・植える場所・地域住民への配慮・生存率の追跡を調べます。既存の森林を守る活動への参加も選択肢です。
77. 身近な人と話す
実践してよかったことや疑問を共有しましょう。相手の事情を尊重し、完璧さを求めず一緒に考えることが大切です。
食品選びの例:MSC「海のエコラベル」を確認する

魚介類を選ぶときは、青色のMSC「海のエコラベル」も手掛かりになります。MSCは政府の機関ではなく、持続可能な漁業のための規格を設ける非営利団体です。認証の審査は、MSCから独立した第三者の審査機関が行います。
天然の水産物を対象とする漁業認証では、水産資源の持続可能性、生態系への影響、漁業の管理体制という3つの原則を確認します。認証は「環境への影響が全くない」という意味ではありません。
同じメーカーの商品でも、すべてが認証の対象とは限りません。過去に紹介された商品名だけで判断せず、購入する商品のパッケージや店頭表示でラベルを確かめましょう。食べる量に合った購入や、表示に従った保存で食品を無駄にしないことも大切です。
今あるものを大切にすることから始めよう
エシカル消費は、特別な商品を買いそろえることだけではありません。修理して使う、必要な分だけ買う、使わないものを必要な人につなぐことも選択肢です。商品の表示や取り組みの根拠を確認しながら、自分の暮らしで続けられる行動を一つずつ選んでみてください。
【免責事項】
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