2024.06.02

未来への架け橋: やまやまの社会貢献


障害者雇用促進法が改正され、2024年4月から民間企業の法定雇用率は2.3%から2.5%に引き上げられ、従業員40名以上の事業主は1名以上の障害者を雇用する必要があるとされました。

そして今後も法定雇用率は引き上げが予定されているなど、企業も対応が迫られ、障害者雇用を生み出す企業の取り組みにも注目が集まっています。

今回は、そんな障害者雇用を生み出す企業のひとつ、株式会社やまやまの代表取締役・猪原有紀子さんにお話を伺いました。彼女の話から見えたのは、ビジネスライクな世界線では語れない、人の愛情が生むハートフルなビジネスモデル……世界へと広がりつつある猪原さんの取り組みと共に、語っていただいた。

猪原 有紀子
インタビュイー
猪原 有紀子氏
株式会社やまやま
代表取締役
2009年株式会社セプテーニ入社。赤字会社の再建に従事。2018年縁もゆかりもない和歌山県に移住。和歌山の廃棄フルーツから障害者雇用を生み出す「無添加こどもグミぃ〜。」はSNSで累計販売数5万袋突破。耕作放棄地を生まれ変わらせた自然体験施設は年間7千人以上の家族が来場。口コミ180件5つ星という脅威の満足度を誇る。
「バトンタッチSDGsはじめてます」「報道ランナー」 「シブ5時」「スーパーJ チャンネル」などメディア出演は300を超える。 経済産業省 JETRO 主催「始動」優秀賞  日本アントレプレナー大賞ソーシャルビジネス部門賞
小4、小3、6歳の三兄弟


利益率や拡大性…ビジネスライクにやることに意味はない!”私だからできる事”を追求した結果辿り着いた答え。


株式会社やまやま ロゴ
────まずは株式会社やまやまの企業概要と提供しているソリューションについて教えてください。

株式会社やまやまでは、3つの事業を展開しています。

まず1つは、「無添加こどもグミぃ〜。」という子ども向けのおやつの製造販売です。こちらは障害者雇用を生み出しながら事業を展開しているのが特長です。 2つ目は、耕作放棄地を利用して作った子連れ限定ベビーシッター付きのキャンプ場『くつろぎたいのも山々』の経営をしています。

株式会社やまやま 取材画像
3つ目は「SBC」という日本初の女性の社会企業家を育成するスクールの運営です。2023年に立ち上げ、現在全国に60名ほどの受講生がおり、実際に起業されて、活躍している女性もたくさんいらっしゃいます。

株式会社やまやま 取材画像
────「無添加こどもグミぃ〜。」はさまざまなメディアでも取り上げられていて、話題の商品かと思いますが、どのようなきっかけで誕生した商品なのでしょうか?

私は小学校4年生、小学校3年生、6歳の三兄弟の母親でもあるのですが、ある時、息子が添加物の入ったグミが大好きになってしまい「食べてはだめ」と怒ることが母親としてとてもストレスでした。

「カラフルで食べやすく、そしておいしい子ども向けの無添加のグミはどうしてないのだろう」という想いから「無添加こどもグミぃ〜。」の企画を考え始めました。

────「無添加こどもグミぃ〜。」の製造は、障害者雇用も生み出されていると伺いましたが、どのような経緯で障害者雇用へ乗り出したのでしょうか?

大阪市立大学と共に開発した「無添加こどもグミぃ〜。」は、2020年10月に販売を開始したんですが、私は元々、大阪の株式会社セプテーニというIT企業で働いていたので、商品開発や製造の経験がなかったことから、企画から販売まで4年近くかかりました。そして、もうすぐ製造段階に入るという時に「誰に作ってもらえばいいのか」という課題が出てきました。

そんな中、私が通っていた和歌山県かつらぎ町にある障害者支援施設が運営しているうどん屋の施設長に相談したところ「うちもうどん屋をやりたくはなかった。でも障害者雇用は本当にないからうどん屋にしただけ」という話を聞き「あなたがやりなよ!」と背中も押してもらったことが、障害者雇用へ踏み切るきっかけになりました。

最初は1つの福祉施設のみでしたが、現在は5か所の福祉施設に業務委託という形で、加工、袋詰め、発送まで全てお願いしています。

────お話を伺いながらとても社会貢献性の高い取り組みをされていると感じました。障害者雇用に取り組まれたことで、反響など印象的なエピソードがあれば教えてください。

まず、就労継続支援には「A型」と「B型」の二種類があります。「A型」は、一般企業などで働くことが困難であるものの、一定の支援があれば雇用契約に基づいて働ける方を対象とした福祉サービスで、「B型」は、一般企業などで雇用契約を結んで働くことが難しい方向けの福祉サービスです。

株式会社やまやまの製造に携わっていただいているのは就労継続支援B型の方々で、本当にさまざまな人が働いています。「無添加こどもグミぃ〜。」の仕事は、フルーツを洗う、切る、乾燥機に並べるなどさまざまな工程があるので、向き不向きを見極めながら、みんなで「無添加こどもグミぃ〜。」を作っている感じがして楽しい、「みんなでできるからありがたい」というお話をいただいたことが印象的な反響です。

また、施設の方が「子どものおやつになるんよ~」と声掛けをしながら仕事をしていただいていたり、TVで「無添加こどもグミぃ〜。」が紹介されたことや、子どもたちが「無添加こどもグミぃ〜。」を食べている写真を施設内に掲示していただいたり、施設利用者さんだけでなく、その家族の方からも喜んでいただいているという声をいただいた時は、本当にありがたいと思いました。

あとは、ボールペンの袋詰めのように淡々とした作業ではなく、和歌山県で作られたフルーツが運び込まれて、イチゴの季節はイチゴの香り、りんごの季節にはりんごの香りなど、季節感を感じながら仕事ができるのも魅力ですね。

────雇用の新しいカタチというのも考えなくてはならない時代において、力強い取り組みだと感じますね。

嬉しいです。障害者雇用というと、やってあげている人と仕事をする人の間に上下関係があるような話し方をする人も多いのですが、株式会社やまやまと障害者福祉施設の関係は限りなく対等です。「もうグミ作りはやらない」と福祉施設に言われたら本当に困りますし、やってもらっていて感謝しています。

障害者福祉施設はビジネスライクではないことから中身のフルーツを変えたり、グラム数(グミの内容量)を変えたりするだけでも時間がかかります。ビジネス視点で考える人からは「それは拡大性がない。利益率が下がる」「障害者福祉施設を使わない方がいいのでは?」というアドバイスを頂くことも多いです。それは継続的に利益を生み出し続けるための有効で簡単な方法だと理解しています。一方で、非効率なものを排除して効率的なものだけを採用してきた古いやり方でもあると思っています。今までと同じことをやるなら私がやる必要はありません。大量につくって大量に捨てて地球を汚しながら儲けるやり方ではなく、なんとか新しい資本主義社会をつくれるようなやり方で、社会に貢献できないかと日々試行錯誤しています。

非効率なものを巻き込みつつ、事業成長をさせていくことはとっても大変なことです。でも、大変なことだから面白いわけで、私がやる意味があるわけです。

お母さんの心を狙い撃ち!「共感」をキーワードにしたPRとおいしさの追求が成功の鍵。


株式会社やまやま 取材画像
────障害者雇用や商品開発などさまざまな課題があったと思いますが、具体的にはどのような課題があったのでしょうか?

先ほどもお話した通り、障害者雇用のような社会課題を巻き込むと利益率は下がります。当社のようなやり方をしているとどうしてもロスがでますし、生産性も高くありません。一気にどかんとOEM工場で製造する方がコストは絶対に下がります。しかし、それでは資本主義社会の中で取り残されてきた人たちを巻き込むことはできません。

私たちはボランティアではないので、事業を継続するために利益を出していかなければいけません。とても難しい問題ですが、難しいからこそ楽しいですし、やりがいもあります!

「無添加こどもグミぃ〜。」は、今は13g入っていますが開発当初は8gしか入っていませんでした。8g400円というのは、松坂牛くらいの値段です。消費者からしたら「グミなのにどんだけ高いの!?」と思いますよね(汗)

砂糖やゼラチンを入れれば、原価を下げることができますが、無添加であればあるほど、原価が高くなるのです。

────「無添加こどもグミぃ〜。」は累計販売数5万袋突破していますが、どのようにPRを行ってきたのでしょうか?

私たちが「無添加こどもグミぃ〜。」を「共感」というキーワードで販売してきました。

Instagram(インスタグラム)で、「おやつストレスで悩んでますよね?」や「子どもにおやつをあげる時に、怒りたくないですよね?」など、私の実体験を語りながら子どもを抱えるお母さんやお父さんの心を、射抜くことができました(笑)

ただ、「共感」だけではやはり買ってはくれません。おいしくなくてはダメなんです。おいしさを追求するために借金をし、学術機関を巻き込みながら2年間かけて2万通りの開発を行い、作ったからこそおいしいグミができたんです。

お母さんやお父さんはSNSで「無添加こどもグミぃ〜。」を知り、「このおやつ良さそう」と思って買ってみたら、砂糖など不使用で無添加な上に子どもにあげたらパクパク食べたことにびっくりしてくれるんです。購入してくれた方がその驚きと喜びを動画や写真でSNS(Instagramなど)にシェアしてくれるようになり、どんどん販売数を伸ばすことができました。

いくら廃棄フルーツを使っていたり、障害者雇用を生み出していたり、地球にやさしいことをうたっても、人はそこにお金は出しません。だから、お客様の心を震わすようにコミュニケーションしてきました。

非効率の中にあるハートフルな物語。それが人の心を動かすと信じて


株式会社やまやま 取材画像
────社会が障害者雇用を推進していくうえで必要になってくる組織構造やリーダシップにおいて重要になってくるポイントはどんなところでしょうか?

非常に難しい問題ですね。当社にはKくんというスタッフがいて、農家から廃棄フルーツを仕入れて、施設がさばききれるだけのフルーツを施設ごとに配送していく仕事をしてくれています。しかしこの農家から施設へのフルーツの配送という仕事は、ビジネスライクなやり取りができません。細かなコミュニケーションや人間関係の上で成り立っているのです。

株式会社やまやま 取材画像
3月にNHK『いいいじゅー』というドキュメンタリー番組で「無添加こどもグミぃ〜。」が取り上げられた時には、2000件近い注文が入りました。そうすると、Kくんも障害者福祉施設も農家もみんなパニックになり、注文から3か月待ちという状態になってしまいました。ビジネスライクにコミュニケーションできた方が絶対に楽です。メディア露出をきっかけに注文が殺到しても、パニックにもならないでしょう。

現在の規模であればできていることも、今後従業員数が増えていき中小企業規模になったときや、ベンチャーキャピタルに入ってもらって拡大を考えた時など、どのようにすればいいのかと考えていますが……私の率直な感想としては「超むず!」と思いますね(汗)。

でもだからこそやりがいがありますね!1+1=2ではないんです。答えがなかなかだせないからこそ、私がやる意味があるんです。

────なかなか答えがでない難しさに勇気をもって取り組んでいくこと、つまり猪原さんをつき動かす行動力の核(コア)には、「愛」がある気がしたんです。やはり困難を乗り越えるのには、愛が重要になってくるんでしょうか?

私たちが取り組んでいる事業は、こういう風にやったらいいという最適解がないものです。
でも起業ってほどんどの場合が「やりながら考えよ!」ってことかなと思いますね。

ただ「やりながら考えようよ」と言っている誰かに共感してついてきてくれるスタッフがいることも重要だと思います。私一人ではなにもできませんし、今の従業員たちがが居なくなったら事業は回りません。
私は「猪原さんが言うならやってみるか!」と思ってもらえるような人格を磨いていきたいと思っています。

────障害者雇用におけるキャリアも考えていかなければいけない要素だと思いますが、猪原さんのなかに社会の道しるべになるようなご意見や想いなどはありますか?

私が2023年に立ち上げた女性向け社会企業スクール「SBC」の受講生のなかに、ちょうどその仕事をしているTさんという女性がいらっしゃいます。株式会社リタリコという会社で、障害者の方と事業所をマッチングする新規事業をやっています。

新しい資本主義社会を作っていかなければいけないけれど、企業としては成長目標を守ろうとすれば効率がいい人を採用した方がいいでしょう。すごく難しいですよね。

株式会社やまやま 取材画像
ただ非効率の中にある「ハートフルな物語」ってあると思うんです―― 私も事業をやっていて、ハートフルな場面に出くわした時に「事業をやっていて良かった」と心から思います。

経営者の人に大切なのは、売上目標や利益目標だけでなく、働くスタッフに伝えられるようなその裏にある価値観がわかる目標も考えることだと思います。

価値目標があると、大変だけど楽しんで頑張れますが、数字目標だけだと、非効率を排除して楽しむことを忘れてしまい、疲れるだけです。

社会に対して自分の会社がどういう振る舞いをするのか、どういう関わり方をするのかを経営者が明文化することが大切です。

────株式会社やまやまの事業は社会貢献性が高い上に、難しい部分もあるというお話でしたが、そのなかで将来の展望や目標についてお聞かせください。

将来の展望は明確にあります。

株式会社やまやまが「無添加こどもグミぃ〜。」で築いたゴールデントライアングルというものがあります。

ゴールデントライアングルとは、和歌山県の農家さんのフルーツと、障害者福祉施設(障害者雇用を生み出す)、全国のママと子どもに安心安全なおやつを届けるという「無添加こどもグミぃ〜。」が生んだ生産から販売までの三角形のことです。

販売開始から1~2年は和歌山県内でこのトライアングルを回してきました。「このゴールデントライアングルはとてもいい!」と思い、今は世界へこのゴールデントライアングルを広げていきたいと思っています。

実は、2022年のお正月に書初めをしていた時、私の右手が勝手に「世界展開」と書いていて(笑)。そこから人にも「ゴールデントライアングルを世界にもっていきたい」と話すようになりました。

そんな想いが届いたのか2023年に経済産業省からシリコンバレーに派遣されたんです!カルフォルニアに「無添加こどもグミぃ〜。」をたくさん持っていき、投資家や現地の人に食べてもらいました。

食べた方から「なぜこれはこんなにおいしいんだ⁉ 絶対アメリカでやりなさい」と言ってくれる人がたくさんいました。「無添加こどもグミぃ〜。のゴールデントライアングルを全世界に広めたいんです!」と言葉では言っていたものの、自信があったわけではなかったので、とても嬉しく和歌山県に帰ってくる頃には自信満々でしたね。

そして和歌山県に帰ってからすぐに、タンザニア、カルフォルニア、インドの人から応援してくれる人が現れました。アフリカでは、マンゴーの廃棄が社会課題になっています。そこで当社のドライフルーツを製造する乾燥機を持っていき、現地の女性雇用を生み出しながら、アメリカなどに「無添加こどもグミぃ〜。」を販売していけないかと考えています。

病気の経験が「強さ」と「愛」をより深く───猪原さんのパワフルな原動力の源に


株式会社やまやま 取材画像
────本日のお話を聞いていると猪原さんの「愛情を深さ」を感じられます。だからこそ株式会社やまやまの提供しているソリューションも血の通った「愛」を感じるものが多いのかと思うのですが、そんな猪原さんの原動力となっているのはなんでしょうか?

私は新卒で入社した会社のキャリアカーブをぐんぐん上がってきたタイミングで、長男を妊娠し、重症妊娠悪阻という病気を経験しました。寝たきりで点滴生活を送っているなかで、キャリアが断絶することがとてもショックでした。長男、次男と年子で出産した後は、産後うつも経験しました。やりたくてもできない状態が続き、今後の仕事についても考えるようになったんです。

新卒で入社した株式会社セプテーニというWEBマーケティング会社で、とても好きな会社でしたが、ゲーム事業でマネタイズをしている会社でした。私はゲームに課金して人が幸せになるとは、全く思うことができなかったんです。

私の有限ある時間を何に使いたいか考えた時に、「ママと子どもの役に立てる仕事を生み出して、人生の時間を投下したい」と決めました。そういった経験が原動力になっているのかもしれません。

────ありがとうございます…猪原さんの人としての素晴らしさというか…経営者としてのあり方はもちろん、母親としての母性というか…“強くて温かい”――そんな人なんだなと…お話をしていて逆にエネルギーをもらいました。最後に、読者の方へ向けてメッセージをお願いします。

私は寝たきりになった経験があるので、死ぬときの感覚がとてもよくわかるんです。「ただいまご臨終」という時に、「あーあれやっておけば良かったな」とか「なんで元気だった時にやらなかったんだ」と思いたくない気持ちが強いんです。

私のように後悔がないように生きようと想う人が増えれば、社会はもっとよくなるし、子どもたちにもいい社会をバトンタッチできるのではと思います。

先ほどのお話のなかで「私は愛情深い人」とおっしゃっていただきましたが、それは誤解かもしれません。全ての人に愛情100%で接することは難しいです。ただ、自分が「この人、素敵だな」「この人好きだな」と思う人だけは大切にして欲しいです。

やはり一番大切なのは自分自身です。合わない人や「なんだ?この人」と思う人もいるでしょう。そういう人はブロック機能やスルー機能を使うようにするのがいいと思います。あなたが笑顔でいること、健康であることが社会貢献であり、世界平和に繋がるんですよ。

────ありがとうございます…とても貴重なお話が聞けたのと同時に、猪原さんの人としての素晴らしさに触れることができた取材でした。本当にありがとうございました。

新井那知
ライター
So-gúd編集部
新井 那知
埼玉県・熊谷市出身。渋谷の某ITベンチャーに就職後、2016年にフリーランスライターとして独立。独立後は、アパレル、音楽媒体、求人媒体、専門誌での取材やコラム作成を担当する。海外で実績を積むために訪れたニューヨークで、なぜかカレー屋を開店することに—-帰国後は、クライアントワークを通してライターとして日々取材や編集、執筆を担当する。料理と犬、最近目覚めたカポエイラが好き(足技の特訓中)。
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