(株)リンクアンドモチベーションが主催する「モチベーションチームアワード2018」が東京、白金の八芳園で行われ、授賞式にEXIDEAメンバーが出席してきました。
その訳とは我ら(株)EXIDEAの瀬田課長が率いるWEBメディア部通信メディア課が選出されたからです!
そうそうたる有名会社や、経験豊富な方が次々と登壇する中で、EXIDEAの名前が呼ばれ、瀬田課長が登壇した時は、本当に誇らしい気持ちになりました。
大盛り上がりだった「モチベーションチームアワード2018」の様子を写真とともにお送りし、瀬田課長にインタビューもお願いしてきました。
目次
モチベーションチームアワードとは
(株)リンクアンドモチベーション社が従業員エンゲージメント調査を実施した607社から組織変革に向けた取り組みにより「エンゲージメントスコア」が上昇し、組織に大きな改善が見られた「チーム/部署」を選出し、表彰するセレモニーです。
その「モチベーションチームアワード2018」に日本各地から36部門が選出され、見事我が社のWEBメディア部通信メディア課が選ばれたというわけです。課長である瀬田課長が登壇しトロフィーを受け取りました。
この「モチベーションチームアワード2018」は企業全体の施策に留まらず、素晴らしい組織変革に取り組んだということで評価されたもので、部署単位で組織改善のヒントになり得たチームということです。
なぜWEBメディア部通信メディア課が選出され評価されたのか
それではなぜWEBメディア部通信メディア課が選ばれたのかというと
「常に小さな前進をし続けるチーム作り」という点を評価されました。
瀬田課長はまだ入社1年目(インターン期間を含めると2年目)という短期間にもかかわらず、チームのマネージメントに注力し、結果を出し早くも表彰されるという快挙です。※通信メディアの運営事業は、インターン時代に彼が立ち上げ、2年目にして売上数億円を超える事業になりました。
他の表彰されている名だたる企業の間にいてもなんら遜色なく、参加した会社のメンバーとしても誇らしい気持ちでいっぱいでした。
(表彰後、壇上にて表彰された全部門での記念撮影のワンシーン)
そんな授賞式を終えて会社に帰ってきた瀬田課長に今回の「モチベーションチームアワード2018」の受賞についてとチームのマネージメントについて色々とお伺いしました。
瀬田課長に聞く、今回の表彰された事についてのインタビュー
あの時の挫折があったから今の自分があると思う。
—今回表彰されると知った時のお気持ちは
瀬田:まず思ったのは今この自分があるのは成長させてくれた会社とインターン時代から1つ1つ全てを教えてくれた社長、そして同期をはじめとしたメンバーに感謝したいと思いました。
—実質入社1年目という事で色々と他のメンバーをマネージメントする上で苦労やプレッシャーもあったのでは…
瀬田:そうですね…実は1年のインターンを経て、社員として入社後3ヶ月で15人くらいをマネージメントするチャンスをいただいたのですが、やらなければ、結果を出さなくてはと必要以上に厳しくメンバーに接してしまい、一時会社全体の雰囲気が悪くなるくらいよくない状況を招いてしまいました。
—なるほど、それは大変な経験をなされました。まだ当時瀬田さんも若く、経験も浅かったでしょうし、しょうがない部分もあるような気もします。
そのような状況からどう立て直しをしたのですか?
瀬田:どうしようもない状況で…本当に毎日会社に行くのが怖くて(苦笑)周りの人の目が気になって、みんなに嫌われているんじゃないかと。人が怖くなりました。
—ずいぶん悩まれたり葛藤があったんじゃないですか?
瀬田:はい。ただ、そんな状況でもやっていることは間違いないという確信だけはあったんです。でも伝え方や人への見せ方がわからない。
—なるほど、そんなドン底だった瀬田課長が今や表彰されるチームの上司に。そのきっかけは
瀬田:その時に2時間くらい社長に2人でお話をさせていただく機会をいただいたんです。そこで社長に投げかけられた言葉、それが
「マネージメントとは何だと思う?」という言葉です。
—ずいぶん本質的な問いかけですね。
瀬田:そうですね。答えられない自分に社長が教えてくれたのが2つあります。
それが上司の仕事とは
・マネージメントとは他のみんなが働きやすい環境を作る事
この1点だけであると。そしてそれを実現するために上司がやるべき事は
・みんなへの愛情を持つ事である。
この2つのことを教わって、ハッとしました。
—やはり社長の存在は瀬田さんの中で大きいのですね。
瀬田:そうですね。私の中で社長の存在は本当に大きいです。
(受賞後、小川卓真社長と瀬田課長)
相互コミュニケーションでチームをまとめていく
—そんな社長の言葉を受けて、人をマネージメントするという事で変えた部分とは?そして現在マネージメントをする上で心がけていることは何でしょう?
瀬田:まずはコミュニケーションの改善です。一方通行にならないことをとにかく心がけています。またメンバーが働きやすい、意欲を持って働いてもらうためにメンバーが自分でアクションプランを立て、目標を設置し、それを実現する助けを上司である私がすることを心がけるようになりました。
するとメンバーも自分と積極的に関わってくれるようになり、社内の雰囲気もかなり良くなり、驚くことに自分のチームの売り上げ業績もよくなったのです。
—考え方や、行動を変えることによりすべての事がうまく回るようになった感じですね。素晴らしいです。
今回の選出理由として「常に小さな前進をし続けるチーム作り」とありますが、具体的にどういった取り組みをされているのでしょうか?
瀬田:これは私自身のポリシーでもあるのですが、人間とはいきなりの成長はない、ただ日々小さい成長を積み重ね壁を打ち破って行くことにより常に成長し続けている状態を継続するのが重要であるということです。
そのために何かしらプラスになる行動をすることを心がけています。
その継続的な成長のためにまず「いいチーム、いいメンバーとは何か」を定義づけすることから始めました。
そしてこの定義を実現するために何をするべきかの行動目標を2つ立てました。それが
・みんなから出てきた、いいアイディアは全てもれなく全員が行動する
・達成感を味わうことができるように自分の目標像に近づく努力をする。
ということです。そのために毎朝その日の行動目標をチーム全員で共有し報告し、達成した場合はみんなで認め合うということをひたすら続けました。
また「もっと会議」というものを行いました。これは自分がもっとこういうことをしたい!といった事や逆にもっとこうして欲しいというのをみんなに要求するものです。
これによりチームみんながお互いに要求しあい、高め合っていけたように思います。さらにこの「もっと会議」は上司である私にも要求をすることができます。
—なるほど。それを毎日続けて行くうちにチームみんなが成長し、働く目標を見つけることができ、達成感を味わうことができるのでまた成長するのですね。これが受賞という結果につながったように思います。
最後に瀬田課長にお伺いしたいのですが、瀬田課長の理想の上司像とチームの形とは
瀬田:理想の上司像とは圧倒的な行動主義を実現する存在です。常に自分の業務に向き合い、誰よりも一生懸命最前線に立ち続ける。自分の信念に対して一貫性を持ってブレない上司です。
そして部下のメンバーから「この会社でよかった、このチームでよかった」に留まらず「この会社でなければ嫌だ!このチームじゃなければダメなんだ!!この上司の元で働きたいんだ!」と言われるようなチームを作っていきたいですね。
(会社に帰った後通信課のメンバーと)
今回の「モチベーションチームアワード2018」受賞とインタビューを終えて
今回は授賞式にもお邪魔させていただき、その後瀬田課長にインタビューも行い、なぜ瀬田課長のチームが受賞できたのかわかったような気がしました。
印象的だったのはトロフィーを持って瀬田課長が会社に帰ってきた後のEXIDEAの会社内の雰囲気ですね。長男が帰ってきたのを労うような暖かい出迎えをするEXIDEAメンバーの笑顔が印象的でした。