5R(ファイブアール)| ゴミを減らし、資源を大切に使うための5つのR
公開日:2021年7月3日 / 最終更新日:2026年9月8日
2026年9月確認:5Rの定義、再使用と再生利用の違い、修理・回収時の注意を更新しました。
リデュース、リユース、リサイクルの3Rに、リペア、リフューズを加えたのが「5R」。
今回は、資源を大切にすることで、より地球に優しい暮らしができる、5Rという考え方についてご紹介します。
また、普段の暮らしにも取り入れやすい実例についてもお届けしていますので、ぜひご覧いただければと思います。
5Rとは? 3Rとの違い
5Rは聞いたことがないという方でも、3Rという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
3Rは、Reduce(発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)のことです。循環型社会形成推進基本法では、原則として発生抑制を優先し、再使用、再生利用、熱回収、適正処分の順に取り組む考え方が示されています。
5Rの組み合わせは自治体や活動によって異なります。この記事では、市川市や江東区などが紹介する、3RにRefuse(不要なものを断る)とRepair(修理する)を加えた5つを取り上げます。5Rが3Rに代わる全国一律の法定区分になったわけではありません。
出典:環境省「リユースの推進」
Refuse(リフューズ)

Refuse(リフューズ)は、「拒否」という意味を持つ英単語です。
ゴミになりそうなもの、不要なものは断り、「そもそも受け取らない」という考え方です。
昨今では、レジ袋が有料化しエコバッグを使うという人も増えてきています。できるだけ不要なチラシやサンプル品などは断り、持ち帰らないということがゴミを減らす一歩になるでしょう。
また、お友達や家族から譲り受けるものも本当に不要なものであれば勇気をもって断ることも「Refuse(リフューズ)」になります。
プレゼントなどは難しいかもしれませんが、どうしても食べきれないような食材のおすそわけや肌に合わないファッショングッズなどは、気持ちに感謝しつつ、断るのもひとつの選択肢です。
私たちにできるRefuse(リフューズ)
- フリーペーパー、ノベルティなども不要であれば断る
- 道で配られているチラシやサンプルも必要以上にもらわないようにする
- お買い物の際には過剰包装を断る
- 周りの人にはあらかじめ苦手なもの等を伝えて、不要な贈り物にならないようする
Reduce(リデュース)

Reduce(リデュース)とは、「減らす」を意味する言葉。
ゴミになりうるものを作らない・買わないという行動によりゴミを減らすことが、Reduce(リデュース)に当たります。
企業目線で見ると使い捨てのものを作らない、少しでもゴミが少なくなるものを作ることが「Reduce(リデュース)」に当てはまるでしょう。
また、消費者がものを購入するときには、できるだけ長く使えるものを選ぶことも、ゴミを減らす観点では重要。詰め替え用品の積極利用や、シェア用品・レンタル用品の活用も良い例です。
今は繰り返し使えるストローなど、シングルユース(使い捨て)ではないものが増えてきています。ぜひアンテナを張り巡らせて、Reduce(リデュース)から実践していきましょう。
私たちにできるReduce(リデュース)
- 簡易包装のものなどできるだけゴミが出ないものを購入する
- 使いきれるサイズ・量のものを購入する
- 使い捨てのものではなく、繰り返し使えるものを購入する
- すぐに壊れそうなものより、しっかりとした作りのものを購入する
- 一時的にしか使わない物はレンタルやシェアサービスを検討する
Reuse(リユース)

Reuse(リユース)とは、「再使用」を意味する言葉です。
使わなくなったものでも簡単に捨てない、繰り返し使えるものを開発するなどがこれに当たります。具体的には、使わなくなったものを別の人に無償・有償で譲るサービスを活用することが重要になるでしょう。
使わなくなったものを譲るサービスとしては、フリーマーケットや、フリマアプリ、リサイクルショップなどが代表的な例になります。
リターナブル瓶なども5Rの「Reuse(リユース)」の観点から見ると重要です。さらに、使わなくなったものを別の用途で使うというのも、5Rのうちの「Reuse(リユース)」の重要ポイント。
使わないカバンやマグカップは収納グッズとして活用する、不要になった紙を裏紙として活用するというのもおすすめです。
私たちにできるReuse(リユース)
- 着なくなった服、読まなくなった本などは別の人に譲る
- ものを購入するときには、リサイクルショップなどの利用も検討する
- 再使用のための回収先がある場合は、対象品・状態・受入条件を確認して利用する
- 不要になったものは、別用途で再活用する
Repair(リペア)

Repair(リペア)とは、「修理」をすること。
壊れてしまったものを補修することで、ゴミにはせずまた再び使えるようにすることです。
具体的には街で見かける靴修理やお洋服屋さんの修繕などがこれに当たるでしょう。電化製品はメーカーや修理業者へ相談し、安全に使えるか確認しましょう。
また、最近丁寧な暮らしを楽しむ方や環境に関心がある方たちの間で話題の「お繕い」も、5Rのひとつ「Repair(リペア)」の良い例です。ダーニングといった手法を使い、穴の開いた服を繕う手芸方法でお気に入りのお洋服をおしゃれに生まれ変わらせることができるのです。
シミのついた洋服やデザインが気に入らない洋服も素敵になるので、ぜひ試していただきたいと思います。
私たちにできるRepair(リペア)
- 壊れてしまったものは修理できるかどうかをまず検討する
- 穴の開いた服や靴下は、ダーニング(お繕い)をして補修する
- 割れた食器は修理の専門家に相談する。食器として再使用する場合は、補修材が食品に触れる用途に対応しているか確認する
Recycle(リサイクル)

Recycle(リサイクル)とは、「再生利用」という意味。資源として集められた紙類やペットボトルなどを再生するときにも、よく使われる言葉です。
ペットボトル素材を再利用して作るリサイクル衣類や、再生紙を使ったトイレットペーパーなどがこれに当たります。
ほかにも携帯電話や不要家電を回収サービスに出すというのも環境のためには重要です。
5Rの中でも「Recycle(リサイクル)」は個人ではできないと思われがちですが、地域の分別回収への協力や、条件が合う場合のコンポストによる堆肥化など、私たちにできることもあります。服をそのまま作り替えるリメイクは、原料へ戻す再生利用とは区別して考えるとわかりやすいでしょう。
私たちにできるRecycle(リサイクル)
- リサイクルできる資源ごみをきちんと分別して、回収日に出す
- 投入できるもの・管理方法・堆肥の使い道を確認し、生ごみのコンポストを検討する
- 資源として回収できる古紙や容器などは、自治体・店頭の対象品と出し方を確認する
さいごに。5Rを意識してより良い暮らしを
5Rは、ごみを出さない工夫や、ものを長く使う行動を具体的に考えるための合言葉です。
よりゴミを減らし、地球環境に優しい暮らしができそうな5Rという考え方は、ぜひ今後も広めていきたいものですよね。
ひとつひとつの行動は小さくても、みんなが少しずつ進めていけばきっと大きな成果になるはず。できることから、5Rな行動を心がけていきましょう。
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それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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