こだわりのエシカルファッションブランド(サステナブルファッション)を紹介!地球・人・動物に優しいおしゃれとは
好きな洋服を着ることで気分が上がったり、自己表現ができたりと、私たちの生活を豊かにしてくれるのがファッション。
そのファッション業界にも今、エシカル(サステナブル)になるための変革が求められています。
裏を返せば、これまでのファッションはエシカルではなかったということですが、背景に存在する問題はなんなのでしょうか?
当記事では、エシカルファッション、サステナブルファッションが注目を浴びている理由を、環境問題や社会問題などの背景を交えながら紹介し、その上でファッションを楽しむために、私たちにできることをお伝えします。
後半ではエシカル、サステナブルファッションに取り組むアパレル企業も紹介しますので、ショッピングする際の参考にしていただけると嬉しいです。
サスティナブルファッションとは?
サスティナブルファッションとは、、アパレル衣服の生産から廃棄(回収)、そしてリサイクルまでの一連のプロセスにおいて、持続可能であることを目指す取り組みです。
単に、リサイクル素材を使うなどの一方面のみならず、地球環境や労働環境など、製品の背景まで考え、包括的にサスティナブルであることを目指したファッションを指します。
サスティナブルファッションは、ファストファッションの企業を始めとする、アパレル業界の裏にある問題が明るみになり、欧米を中心に注目を集めました。
ファッションの持続可能性が注目される背景
従来のファッション業界を取り巻く課題はいくつもありますが、サスティナブルファッションが注目を浴びているのには、下記の各分野で問題があるためです。
- 環境負荷
- 動物搾取
- 労働環境
- 衣類ロス
そして、その根元には、これまで良しとされてきた大量生産、大量消費、大量廃棄の仕組みが存在します。
ぜひ、これまでのシステムである大量生産、大量消費、大量廃棄を念頭に置いて、読み進めていただければと思います。
生産時の環境負荷
アパレル業界の原材料調達から製造過程で、環境にもたらされる影響(1)は下記の通り。
- 二酸化炭素排出量は、90,000キロトン(服一着あたり500mペットボトル255本分)
- 約83億m2の水を消費(服一着あたり浴槽11杯)
- 端材排出は45,000トン(服1.8億着分)
これらのように、アパレル業界の生産の過程では、二酸化炭素を排出や水に使用、さらには化学物質による水質汚染などの問題もはらんでいます。
動物を搾取する
秋冬のファーコートやレザーのバッグなどを生産するため、動物がファッションの犠牲になることが多くあります。
原料調達の過程で、生きたまま皮を剥がれるウサギや、生後たった10週間から羽をむしられ続ける鳥、皮膚やしっぽなども傷つけられながら毛を刈り取られる羊も。
このような背景もあり、動物の犠牲が伴わないサスティナブルなファッションが求められています。また、動物の犠牲に関しては下記記事を参考にしていただければと思います。
過酷な労働環境で働く人がいる
ファッション業界では人権の問題も色濃く残っています。
長い間無視されていた人権問題ですが、2013年にファッション史上最悪の事故と呼ばれるラナプラザ崩壊事故をきっかけに注目されるようになりました。
長時間労働や低賃金、ずさんな管理体制など、労働者もフェアに扱い、生産過程での持続可能性を考えるべきとする世論が大きくなり、多くのアパレルブランドが変革を迫られました。
衣服ロスが大量に発生
新品やまだ着られる状態のまま捨てられる洋服のことを衣服ロス(衣類の廃棄)と呼びますが、これも問題の1つだとされています。
日本における衣服ロスの量は、先進国のなかでも多く、1年間で生産される洋服30億着の半数、15億着が売れ残り廃棄されているとも言われています。
サスティナブルファッションの取り組み
2013年に起こったラナプラザ崩落事故を皮切りに、本や映画でもファッション業界の裏の部分が報じられるようになり、世間の目が徐々に厳しくなっていきました。
その最中に発表されたのが、国連が定める「持続可能なファッションのための国連アライアンス」や、SDGs(持続可能な開発目標)。
特にSDGsターゲット12の4番にある下記では、何が問題でどのように解決するべきかを記しています。
2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
このような国際的なイニシアチブに呼応するように、現在のファッション業界では、新たに持続可能にファッションが楽しめるための取り組みが行われています。
ここからは、服が原材料から消費者に届いて、捨てられるまでの次の4段階に分けて、取り組みの数々を紹介いたします。
- 原材料の調達
- 製造過程
- 販売/消費
- 販売後
注意しておきたいのは、これらの取り組みが絶対的に善である訳ではないという点です。
どの手段にもメリットとデメリットがあります。あまり論じられていないデメリットの部分を「専門家の視点」のコラムで追加しておりますので、メリットと同時にデメリットも把握していただければと思います。
原材料の調達
原材料の調達においては、原材料が抱える環境負荷を下げる取り組みと、動物搾取をしないことが主な取り組みとして挙げられます。
環境負荷
環境負荷を下げるには、従来よりも環境に優しい方法で栽培された綿花を使う、もしくはリサイクルされた材料を使用することが挙げられます。
例えば、hap株式会社のCOVEROSS®という素材は、従来の水の使用量より遥かに抑えられたコットンだとして、世界で最もサステナブルな農法で栽培されているコットンUSAの「What’s New In Cotton」に選ばれています。
アメリカ綿は世界で唯一水やエネルギー使用量の削減を数値化することに成功。従来より水は85%程度の削減を実現しました。
また、スペイン発のブランド、ECOALFの材料には全て回収された海のプラスチックゴミが使用されているなど、リサイクル素材の使用が広がっています。
コットンだけを使う論調もありますが、コットンは繊維全体の約24%にしか及ばないため、化学繊維の使用は全体の2/3に登るのが実情です。また、化学繊維は機能面で優れた特徴を持ったものが多いため、その使い方や手入れの仕方が重要なのであり、一概に良くないものだと断言することはできません。
動物搾取
動物搾取をしないということにおいては、そもそも動物の皮や体の一部を使用しないヴィーガン、もしくは動物実験を含む動物の犠牲がないクルエルティフリーの取り組みがあります。
ステラマッカートニーでは、設立以来、レザー、ファー、スキンなどを一切使用しておらず、動物に優しいアパレル企業として知られている一社です。
製造過程
製造過程においては、そもそも長く使用できるもしくは廃棄のことを考えられたデザインか、労働環境はどうか、そして売れ残りを前提としていないか、などが注目されています。
デザイン
デザインにおいては現在、循環するデザインという意味のサーキュラーデザインが注目されています。
素材が循環することを前提としたデザインを設計するのです。
「BRING」は「ケミカルリサイクル技術」により、ポリエステル繊維をPET樹脂にリサイクルし、再び様々なポリエステル製品を製造することが可能です。
「服からできた服」の標語のように、サーキュラーデザインを体現しています。
欧州では、バージン原料の使用割合を毎年減らし、素材をリサイクルして、循環させることに取り組んでいます。その点では、リサイクルしやすいかどうかもポイントの1つ。ボタンや芯地、裏地なども環境に配慮しているかも重要な視点です。
製造過程での人権
ラナプラザ事故以来、労働環境が注目されており、サプライチェーンの透明性が叫ばれています。
その中で注目を集めるのが「Everlane」。
“徹底した透明性(Radical Transparency)”を理念に掲げる同社は、ホームページ上で、複数のプロダクトにおいて原価を公開。労働者にいくら支払っているのを明らかにしています。
少量生産/受注生産
売れ残りを減らすために、大量生産・大量廃棄を見直して、少量生産、もしくは注文を受けてから作り始める受注生産が注目を浴びています。
現在、完全受注生産で販売を行っているのが、「age3026」。
ジェンダーを問わず、サイズのみで選べるのも、これまでのファッションにない特徴だと言えるでしょう。
受注生産は在庫には残らないので売れ残り心配は少ないのですが、小ロット生産の場合生地の生産ロスがでます。そのため、衣類の売れ残りという点で、少量生産・受注生産は優れた手法と言えますが、生地の生産ロスも考えると、一概に正解だということは難しいのが現実です。
販売・消費
販売の過程においても様々な取り組みが行われています。
販売の仕方によっては、製造や原材料の調達という上流の過程にも影響を及ぼすので、非常に重要なパートだと言えるでしょう。
ここではセールをしないことと、原価を公開する取り組みを紹介します。
セールをしない
セールを行うことは、セール価格前提での生産を考えることに繋がり、結果人件費を安くすること、環境配慮を無視して大量に原材料を生産する農園などから買い付けることに繋がります。
そのため、持続可能なファッションを考える上では、セールをしないことも1つの取り組みなのです。
日本銀座生まれの「Kay me」はブランド誕生から一貫してセールをしないことを貫いてきたブランドです。
それを支えているのは、販売個数を事前に予測できるオンラインアンケートなどの取り組み。
セール価格を考えて、工賃を抑える必要がなく、日本の高い技術で作られた服を提供することが可能になるのです。
近年は、AIによる売上予測の精度が向上し、在庫の売れ残りは20%程改善されています。テクノロジーが進化すれば、売れ残りも減ることが予想されるので、今後に期待です。
原価公開
原価を公開することも、製造の透明性を高めるために重要な取り組み。
日本の「10YC」は「着る人も作る人も豊かに」を掲げ、原料から製造過程に至るまでのコストを公開。その原価率は約50%です。
多くのブランドでは原価率は15~30%だとされていますので、どれだけ原価率が低いのか、そして値段の割りに品質が高いものなのかが伺えます。
販売後
ファッションは販売をして終了ではなく、販売後も修理ができることで、長く使うことに繋がりますし、手放す際にリサイクルできることが環境負荷を下げることに繋がります。
修理できること
サスティナブルにファッションを楽しむためには、一着を大事に長く着ることが一番だと言われているため、修理できることは重要です。
アウトドアブランド「Patagonia」では、「新品よりもずっといい」を標語に掲げた古着修理プログラム「Worn Wear」を提供し、製品の寿命伸長に取り組んでいます。
回収できる
着なくなった服は、リサイクルされることで、新たな原材料(バージン材料)を使わないことに繋がり、結果としてファッションにおける環境負荷を下げることに繋がります。
先ほども紹介した「BRING」は、着なくなった服を回収し、それを新たな服に生まれ変わらせており、その独自のリサイクルテクノロジーが注目を集めています。
サスティナブルファッションを選ぶポイント
ここまで、ファッションで問題視されていたこと、そしてサスティナブルなファッション界であるための取り組みを紹介しました。
では、サスティナブルな取り組みを行うブランドはどのように判断すれば良いのでしょうか。サスティナブルな取り組みを行うファッションブランドを選ぶためのチェックリストを用意しましたので、ぜひ服を購入する際のヒントにしていただければと思います。
当チェックリストは、厳密なものではございませんが、ブランドが原材料の調達から、販売後に至るまでのプロセスごとで工夫できるポイントを表している原理原則です。
まだまだ、業界全体において、透明性が低い側面もあり、判断が難しい場合もあると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
日本で購入可!サスティナブルアパレルブランド4選
サスティナブルファッションと言えど、デザインにも決して妥協しない。
人や社会、地球に配慮しながら、おしゃれも存分に楽しむことができるサスティナブルなアパレル企業を7つ集めました。日本の通販や店頭で購入可能なブランドなので、ぜひ参考にしてみてください。
ブランドのコンセプトはもちろん、1つひとつの商品に込められた想いも素敵なので、ぜひ気になるブランドを見つけていただければと思います。
Stella McCartney(ステラマッカートニー)
※出典元:https://www.stellamccartney.com/jp
- バッグブランド
- 動物由来のファーや毛皮を不使用
- ヴィーガンのラインを販売
イギリス生まれの高級ブランド、ステラマッカートニー。
ステラマッカートニーは、数多くあるラグジュアリーブランドのなかでも、エシカルでサスティナブルなファッションの重要性を、いちはやく取り入れたブランドです。
創業者のステラマッカートニーがヴィーガンであることもあり、動物由来の毛皮や革素材を一切つかっておらず、アイテムの金属部分にも再生可能なメタルを使用しています。
その他にも、さまざまな再生可能であり環境負担の少ない素材を使用しているブランドなので、長く使いたくなるアイテムをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
MERCI(メルシー)
※出典元:https://merci-saga.com/c/allitem/tops/MTP191026
- アパレルブランド
- 国産の安全な生地のみを使用
- 製品すべてを国内で生産
- 全工場に視察済
日本発のサスティナブルなアパレルブランド、MERCI。
すべてを国内で生産していることはもちろん、製造過程にCO2排出を減らす工夫が施されていたり、化学染料によって河川を汚染しなかったり、動物の犠牲が無かったりする素材を使用しているブランドです。
また、素材や生地を製造している工場はすべて視察済みで、持続可能な労働環境で製造された商品を買うことができます。
人や社会、環境に配慮しているブランドであり、デザインもスタイリッシュなものが多いため、ぜひ愛着の沸くアイテムを見つけて大事に使ってみてください。
LabelC by LIB JOIE(ラベルシー)
- アニマルフリー
- ローカルメイド
- リサイクル素材の活用
- オーガニック
LabelCは、LIB JOIEから派生したサスティナブルファッションのラインです。
いくつものサスティナブルなポイントがありますが、環境に配慮し、リサイクル素材を積極的に使用しているブランドです。
人気のアイテムはサスティナブルインナーで、廃棄された漁網を回収し製造したエコナイロン素材を使用しています。
水着としても活躍するこのインナーは、スタイリッシュなデザインだけでなく、海も守ることができる点で注目されているので、おしゃれもサスティナブルも両立させたい方におすすめです。
coxco(ココ)
※出典元:https://www.makuake.com/project/coxco/
- 社会課題を解決するファッションブランド
- 倉庫に眠る上質な生地を使用し、商品を制作
- 廃棄される予定の生地を服として生まれ変わらせる
coxcoは、アパレル業界にまつわる問題を解決するファッションブランド。
日本国内の倉庫に眠っている、品質の良い生地を使用し、商品を制作するという斬新なアイディアで始動したブランドです。
『服のかたちをした、社会課題と向き合うメディア』をテーマに、服を通じて社会課題を解決していくことをコンセプトにしています。
廃棄されるはずだった生地が、シックでモードなファッションに様変わりしており、ECサイトでも売り切れが相次いでいる注目ブランド。
スタイリッシュな雰囲気が好みの方に、ぜひおすすめしたいです。
メンズにもおすすめしたい持続可能なアパレルブランド3選
女性向けのブランドだけでなく、男性や全てのジェンダーの人におすすめしたいサスティナブルな洋服も。
メンズやジェンダーフリーのアパレルを扱うブランドを3つご紹介いたします。
こちらで取り上げているブランドも、店頭や通販を通し日本国内で購入できるので、気になるサスティナブルなブランドを探してみてください。
Patagonia(パタゴニア)
- アウトドアアパレルブランド
- 世界に先駆けてオーガニックコットンへ切り替え
- リサイクル素材を使用
- サプライチェーンにおけるフェアトレードを実現
- 修理プログラム「WornWear」を展開
アウトドアウェアが人気のアパレルブランド、パタゴニア。
パタゴニアは、地球環境が持続可能であることを配慮しているブランドです。
例えば、オーガニックコットンを使用し、サプライチェーンにおけるフェアトレードを徹底するなど、環境と社会のどちらにも優しい製造をおこなっています。
質が良いのと、修繕プログラムも行っているため、長く着続けることができる、まさにサスティナブルなアウトドアウェアはいかがでしょうか?
ECOALF(エコアルフ)
- リサイクル素材でつくるサステナブルブランド
- 再生素材や環境負荷の低い天然素材のみ
- 海のゴミを収集してウェアをつくる
廃棄されるはずの素材を、リサイクルすることで新たな価値をつくるブランド、エコアルフ。
再生素材はもちろん、他にも環境負荷の低い天然素材にこだわって使用しているサスティナブルなファッションブランドです。
『地球を守るために服を売る』をテーマに、ペットボトル、漁網、タイヤなど、海底に眠っている素材に新たな命を宿します。
特に、UPCYCLING THE OCEANSというラインでは、海とのつながりを感じることができるラインナップが勢揃いしていますので、ぜひチェックしてみてください。
RYE TENDER(ライテンダー)
- 「余り原料」から衣服を生産
- 残布や残糸をリサイクルした洋服
- 素材の持つ本来の魅力を引き出すデザインプロセス
ライテンダーは、アップサイクルに重きを置く日本生まれのサスティナブルなアパレルブランド。
余っている材料から衣服を生産するライテンダーは、残布や残糸をリサイクルした洋服を製造し販売。
また、適正な循環を生み出すために、素材選びから販売までの全ての工程を確認するという徹底した仕組みあります。
普段はECサイトのみですが、ポップアップイベントも頻繁におこなっているブランドなので、気になった方はぜひ公式サイトを確認してみてください。
日常で持続可能なおしゃれを楽しむポイント
上記でご紹介したように、、消費をする際にはサスティナブルファッションを扱うブランドを選ぶことは、持続可能な形でファッションを楽しむ取り組みの1つ。
それ以外にも、私たち消費者が日々サスティナブルなファッションを楽しめる取り組みがあります。
Ethical Choiceとhap株式会社が共同で、洋服を購入してから手放すまでに私たちが取り組めることをチェックリストにしましたので、ご紹介します。
このチェックリストは出来るだけ環境負荷を抑えるために、消費者としてできることの原理原則をまとめたものです。
全てのケースに応用できるわけではありませんが、それぞれのフェーズで、ファッションにおける環境負荷を減らす道標として活用していただければと思います。
ここからは、チェックリストの項目の背景にある、考え方や理論を紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
長く着用できる服を選ぶ『30 wears』
サスティナブルに洋服を楽しむ上で、最も重要なのは一着を長く着ることだと言われています。
そこで紹介したい考え方がフランスのエシカルファッションブランド代表が提唱する『30 wears』。服を購入するときに、30回着るか否かを考えてからの購入を推奨するものです。
30回というと少ないように思えるかもしれませんが、1シーズン(3か月)に5回しか着用しない場合、30回着用するまで6年かかる計算になります。
意外と30回着ることは簡単ではないので、ぜひ購入の際には30回着ることができるのかを考えてみてください。
また、買ってしまったけど、着ることがなく捨ててしまう経験をしたことがある方も多いでしょう。
そのような衝動買いを避ける意味でも、「一度店の外に出て冷静になってみること」や「10年後の自分もこの服を着ているイメージが湧くか」を考えると、衝動的な選択を避けることにつながりますよ。
製造の背景を調べてみる
『Who made your clothes?』というメッセージがあるように、自分が着用している服の製造背景について考えてみることも1つ。
生産された労働環境や、服ができるまでの環境負荷、もしくは従来の方法と比較してどれくらい環境負荷を減らせているのかといった製造の背景を調べてみることが挙げられます。
皆さんもぜひ洋服の背景をホームページで確認したり、店員さんに聞いてみたりしてみてください。
古着を買ってみる
セカンドハンドの古着を買うことは、服の寿命を伸ばすことに繋がるアクション。1着の服が、できるだけ長く使用されるように、古着屋を訪れてお気に入りを探すこともおすすめいたします。
また、古着を消費するのと同時に、不要になった服は古着ショップに譲ることもおすすめいたします。
洗濯のしすぎは控える
洗濯をすると、洗剤からマイクロビーズが、衣類からマイクロプラスチックが排出されるため、海洋汚染につながる恐れがあります。
また、洗剤によっては、それ自体が環境にダメージを与えることも。
環境にとって一番良いのは洗濯のしすぎは控えることです。必要のない洗濯は避け、洗濯する際には出来るだけ環境に優しい洗剤を選ぶと良いでしょう。
また、服から出るマイクロプラスチックをキャッチできる洗濯ネットもありますので、そちらもチェックしてみてください。
資源を循環させる
地球上の資源は有限なので、服に使われた材料を循環させ、バージン素材を使う量を減らすことが重要です。
そういった意味では、服の回収拠点に持っていくことが、服を手放す際にできることなのではないでしょうか。
また、自分の趣味や体型に合わなくなっても、友人や家族に譲るか、フリマで出品して別の人に着てもらうのも良いでしょう。
服があまりにもボロボロの場合などは、最後に雑巾として使ってあげることもできます。ぜひ手放す際にはいずれかを試してみてください。
厳選!エシカルファッションブランド
PeopleTree/ピープルツリー
- フェアトレード
- オーガニックコットン
- 途上国支援
ピープルツリーが取り扱う商品は、全てフェアトレード認定を受けています。また、95%以上の商品がオーガニックコットンを使用。
オーガニックコットンがエシカルである理由は、カラダに優しいだけではなく、化学物質により土壌を傷つけず、生産者の健康にも配慮できるからです。
まさに、人にも環境にも、そして社会に優しいファッションブランドです。柔らかい雰囲気が好きな方におすすめいたします。
公式サイトはこちら
Patagonia/パタゴニア
- 環境保護
- サスティナビリティ
- オーガニックコットン
- フェアトレード
- アップサイクル
従来のコットン栽培が人にも環境にも有害であることを発見したパタゴニアは、1996年にオーガニックコットン使用にシフトしました。そして環境保護と、地球が持続可能な場所であり続けられるような、働きかけを行うブランドです。
また、「つかう責任」を重要視するパタゴニアは、Worn Wearというプログラムを通して、服の修繕を積極的に行なっています。ホームページには、ジャケットやウェアの修繕方法を掲載していて、破れたから捨てる、ではなく、直して再び使うことを促すサービスです。
かっこよくて、環境にも優しい。デザインにも、社会貢献にもこだわりたい方は、ぜひパタゴニアの服を購入してみてはいかがでしょうか?
公式サイトはこちら
NAGI/ナギ
- 女性支援
- サスティナビリティ
- ゴミ削減
NAGIは、女性がいつでも自然体でいられるように開発された、どんな時でも快適に過ごせるショーツです。
従来の使い捨てのナプキンを使うと、ゴミが出てしまいますが、NAGIに替えると洗えば何度でも使えます。毎月のゴミの削減につながり、まさにサスティナブルなアイテムです。
スタイリッシュなアイテムNAGIと、持続可能なライフスタイルを送りたい方におすすめいたします。
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EXTRALESS/エクストラレス
- ひとつひとつの服を大切にする
- 社会問題の提示
大量生産・大量消費へ終止符を打つことを目標にし、ひとつひとつの服へ、より高い価値を与えようとしたファッションブランドです。
取り組みとして、日本国籍を持つ黒人男性を取り上げ、社会課題を提示することなども行っています。
ひとつひとつの服に、想いやストーリーがあるものを大切に使いたい方は、EXTRALESSの商品をチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
MAITO/マイト
※https://maitokomuro.com/collection_whole-2/を参照
- オーガニック
- 日本の伝統技術
- サステナビリティ
MAITOは、オーガニックの天然素材を使用しているのはもちろん、日本の伝統技術を活用した草木染めにこだわり、アイテムを製造しています。
草木染めをすることで、一切化学物質を使用せずに服を製造することができる、環境やカラダに優しい例です。
MAITOは、自然由来の成分で染められたナチュラルな雰囲気が好みの方におすすめいたします。
公式サイトはこちら
tennnen/天撚
※https://tennengood.com/products/sshirts.php / https://tennengood.com/products/bravo_tee.phpを参照
- フェアトレード
- オーガニック
- 自然由来の付属品使用
- 生分解性の縫糸を使用
天撚は、「ゴミを出さない、生まない、服づくり」をテーマに、循環する服づくりを行っているブランド。
100%自然に還せる服づくりを目指し、自然由来の素材を使用することにこだわっています。ほつれても縫いなおし、長く着ることができる愛着の沸くブランドです。
新品の服だけれど、自然に還すことができる画期的なアイディアに興味を持った方は、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
no nasties/ノーナスティーズ
※https://www.nonasties.jp/womens-collectionを参照
- フェアトレード
- オーガニックコットン
- サステナビリティ
- 途上国支援
フェアトレード、かつオーガニックコットンブランドのNo nasties。インドの綿農家が抱える貧困問題を解決すべく、オーガニックコットンの普及活動を行っています。
例えば、インドの綿花生産者の生活向上やプレミアムでの小学校設立など、地域社会の生活に大きく貢献しているファッションブランドです。
新しい服を買うことで、途上国への支援につなげることができるエシカルファッションブランド。ボランティアではないかたちで、途上国や女性のエンパワメントができるという魅力を持ちます。
公式サイトはこちら
PLAYFÜL
※https://www.playfulstory.com/2020-ssを参照
- フェアトレード
- サスティナブル
- オーガニック
- リサイクル
- 社会課題解決
フェアトレードやサスティナブル、オーガニックなどさまざまなエシカルな要素を持つ上に、社会課題解決に注力しているエシカルファッションブランド、PLAYFUL。
ファッション業界の生産者側にある問題として、低賃金や劣悪な労働環境などが挙げられますが、製造側に悪影響を及ぼすコットンは使用していません。
また、ファッションを通してそれぞれが多様な自分を表現できるように、といった想いも込められています。なるべく社会や環境への負担を抑えたファッションを探している方におすすめです。
ECOALF/エコアルフ
- リサイクル素材使用
- サスティナブル
ヨーロッパ発のエコアルフは、すべての素材を再生素材か環境負荷の低いを天然素材にこだわったサスティナブルブランド。
「地球の環境を守るために、服を売る」という発想で、捨てられるはずだった素材に新しい命を吹き込み、服を製造しています。
シンプルなデザインで、サスティナブルな服を探している方にぴったりのブランドです。
公式サイトはこちら
Enter the E/エンター・ザ・イ―
- サスティナブル
- サプライチェーンの透明性
- CO2削減
Enter the Eは、作り手や環境に優しいエシカルなファッションを世界中から集めたエシカルファッション専門のセレクトショップです。
わたしたちの手元に届く服の、1つ1つに物語があると考え、製造の背景につまった想いを大切にしているブランド。10着のうち、1着だけでもサスティナブルな服を、をテーマとして、エシカルファッションの広がりを促進しています。
セレクトショップなので、様々なスタイルを見つけることができます。ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてみてください。
公式サイトはこちら
CASA FLINE/カーサフラン
- オーガニック
- サスティナブル
- ローカルメイド
- リユース
- アップサイクル
地球環境と人の共生がテーマの服を提供する、カーサフラン。
カーサフランには、地球に優しく、人にも優しい服というこだわりが。服の生地には、余剰素材を使い 、新たな商品を作り「ゴミゼロ」を目指しています。
また、在庫商品をリメイクすることで、再販を促し、廃棄物を抑えようという取り組みも行っています。
さらに、ひとつひとつの服にどんなエシカルな側面があるのかタグがついており、一目でどのように社会へ良い影響があるのかがわかるという特徴も人気の秘密です。
人に優しいだけでなく、地球環境にも大きく配慮したファッションで、優しい雰囲気のブランドを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
PRISTINE/プリスティン
- オーガニックコットン
- 無染色
- メイドインジャパン
- 製造の背景がわかる
- 児童労働の改善支援
暮らしに寄り添うオーガニックコットンブランドを目指すプリスティン。環境や社会に優しいオーガニックコットンを使用しているだけでなく、ソーシャルアクションも数多く行うブランドです。
例えば、東日本大震災で被災した人々の雇用支援を行ったり、児童労働を撲滅するためにACEに寄付を行っています。
オーガニックで、肌に優しい肌着を探している方におすすめいたします。
公式サイトはこちら
CYAN/シアン
※https://cyan.fashionstore.jp/を参照
- 古着
- リユース
エシカルな方法で製造された服を消費するだけでなく、古着を選ぶこともエシカルなファッションです。
CYANは、オンライン上で購入ができるため、古着を買いにいくことが慣れていない人にとっても、気軽にチャレンジできる機会であるでしょう。
デザインも個性的なものが多いので、エシカルファッションを通して自分も表現できるブランドです。
公式サイトはこちら
RYE TENDER/ライ・テンダー
- アップサイクル
- 製造の背景を考える
残布残糸をアップサイクルし、服を製造するアパレルブランドRYE TENDER。
ファッション業界において、製造の過程に発生してしまう残布残糸を有効に使える方法を導き、サスティナブルなアイディアを生かしたブランドです。
鮮やかな色とシンプルなデザインが好みである方に、おすすめいたします。
公式サイトはこちら
EVERLANE/エバーレーン
※https://jp.everlane.com/ja-jp/product/the-oversized-alpaca-crew/1287?color=pearl-grey-diamond-stitch-&size=xsを参照
- 製造の背景とコストを公表
- 倫理的な工場で製造された商品のみ扱う
- 100%オーガニック
エバーレーンは、アメリカのエシカルファッションブランドです。それぞれの商品に、生地代、装飾付属品、人件費、税金、輸送費を記載し、コストに対して適切な値段であることを消費者にわかりやすく説明しています。
労働環境が整えられた工場で製造された商品のみを扱い、製造背景での搾取がない服にこだわるエバーレーン。
製造の背景までがしっかりとわかるので、信頼があるエシカルファッションブランドを選びたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
ここまでご紹介したブランドが、多様なエシカルポイントを持っていたように、エシカルといえど、単一の意味だけではありません。そのため、自分が想いを込められる部分からお気に入りのブランドを見つけてみるのも楽しいと思います。
では、このようなエシカルファッションが広がりを見せるようになった理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
エシカルファッションが注目されたきっかけ
エシカルファッションが注目されたきっかけとなった、大きな事故が、ラナプラザ崩落事故。さらに、SDGs(持続可能な開発目標)で、誰1人取り残さない社会を目指す上でも、エシカルファッションへの期待は高まりました。
エシカルファッションが広がっていった背景を、ひとつずつご説明します。
ラナプラザ事故が大きなきっかけに
ファストファッションが安価で大量生産することができる状況が、大きく問題視されるようになったきっかけが、ラナプラザ崩落事故です。
ファストファッション業界史上最悪の事故と呼ばれ、消費者がエシカルファッションを意識する大きな転機に。
ラナプラザ崩落事故の発生を受け、製造の背景にある人まで意識してから、購入しようというムーブメントが広がっていきました。
SDGsのゴール12「つくる責任とつかう責任」
SDGs(持続可能な開発目標)が2015年に国連から発表され、ゴールの中に「つくる責任とつかう責任」というゴールが登場したことも、大量生産・大量消費を見直す機会に。
生産者と消費者が持つ責任を問うこのゴールができたことで、人、社会、環境に優しいものづくりと消費が重要視され、エシカルファッションの広がりにつながりました。
SDGs(持続可能な開発目標)に関しては、こちらの記事へどうぞ。
現在では、エシカルファッションのブランドや取り扱うお店も増え、購入がしやすくなっています。先ほども15のブランドを厳選してご紹介したように、エシカルと一口に言ってもさまざま切り口で判断することができるんです。
では、どのような基準でエシカルファッションを選ぶことができるのかをご説明します。
エシカルファッション10の条件
エシカルファッションは、どのような基準で選定されているのか、イギリスのNPO(非営利団体)でエシカルファッションを推進している団体が定めている項目をもとに、10の条件をご説明します。
- 安価で使い捨て型の「ファストファッション」へ反対する
- 生産の過程で労働者の賃金、権利、労働環境を保護する
- 有機農薬や化学物質の使用問題に対策を講じている
- 地球環境や社会問題を考えるきっかけとなる
- 環境に優しい素材を使用、または開発している
- 水の消費を最小限に抑えている
- リサイクルやエネルギー、ゴミの問題に取り組んでいる
- ファッションの持続可能性を開発、そして改善しようとしている
- 取り組みを公開し、問題への解決策を広めようとしている
- 動物の権利まで守っている
上記の条件に当てはまるエシカルの特徴が、ヴィーガン、オーガニック、アップサイクル、クルエルティーフリー、プラスチックフリー、フェアトレードなどです。
10の条件を思い浮かべながら、どんなストーリーがそれぞれのエシカルファッションにはあるのか想像してみるてください。
日常におけるエシカルファッションのアイディア
エシカルファッションを購入するということだけが、エシカルなファッションを楽しむためにできることではありません。
新品の服を購入する以外にも、エシカルファッションに繋がるアイディアがあるので、こちらでいくつかご紹介します。
- 古着やヴィンテージから服を選ぶ
- メルカリやヤフオクなどのフリマアプリを活用
- いらなくなった服は捨てないでアパレルの回収ボックスに出す
今持っている服を大切に使う。1度消費された服を、もう1度誰かの元に。そんな、循環のアイディアが日常でできるエシカルファッションの要素としてあります。
エシカルなメンズファッション13選。着心地も抜群のブランドを紹介
最近はメンズファッション誌でも、「エシカル」「サスティナブル」という言葉をよく目にするようになりました。
これからのメンズファッションは、デザインだけではなくその製法や背景にまで気を配って選びたいものです。
そこで今回は、エシカルな素材や製法、考え方を大切にするメンズファッションブランドと、おすすめのアイテムを以下の基準で紹介します。
- オーガニック素材使用
- 動物犠牲無し
- フェアトレード
- リサイクル素材使用
ぜひエシカルなメンズファッション探しのヒントにしてみてください。
また、エシカルファッションが何かに関しては下記の記事で紹介しておりますので、気になる方はそちらもご覧いただければと思います。
「Patagonia」のレトロX
まず紹介するのは、秋冬にぴったりのフリースジャケット、「レトロX」。
言わずと知れた名作で、毎年、販売直後に完売してしまうほどの人気ぶりです。
人気の理由は、その洗練されたデザインに加え、アウトドアのパイオニアが実現する機能性。内側に防風の加工が施されており、暖かさも一級品です。
また素材には、リサイクルポリエステルが50%使用されていることに加え、生産にはフェアトレードの認定工場が携わっています。
「レトロX」は環境や人権配慮では一歩も二歩も先をいくパタゴニアらしい取り組みも光る、エシカルなアウターです。
ベストタイプもありますので、気になる方はそちらもどうぞ。
購入はこちらから
「PRISTINE」のオックス レギュラーカラーシャツ
出典:https://www.pristine.jp/shop/g/g818509/
- オーガニックコットン100%のメンズシャツ
- 使いやすいベーシックデザイン
「PRISTINE」は、オーガニックコットンを使った衣類を中心に展開するファッションブランドです。
児童労働から子どもを守るNGO団体への支援もしている、エシカルなブランドでもあります。
そんな「PRISTINE」の『オックス レギュラーカラーシャツ』は、極シンプルなホワイトカラーのメンズシャツ。
1枚でさらりと着用するほか、中にシャツ等を着ての羽織物としても使えます。
様々なファッションに合わせられる、エシカルなメンズファッションアイテムをお探しの方にもおすすめです。
「PRISTINE」公式サイトはこちらから
「ヌーディージーンズ」のStraight Sally Summer Soul
出典:https://www.nudiejeans.com/ja/product/straight-sally-summer-soul
- オーガニックのデニム生地使用
- 色落ち加減もおしゃれ
「ヌーディージーンズ」は、オーガニックコットンやリサイクルコットンを使ったデニムを販売するエシカルブランド。
デニム製品のほかにも、メンズシャツやニットなど幅広いファッションアイテムを展開しています。
また、メンズファッション以外にもレディースファッションの取り扱いがあります。
こちらの『Straight Sally Summer Soul』は、絶妙な色落ち加減がおしゃれなエシカルデニム。
オーガニックのデニム生地を使用した、エシカルな1本でもあります。
ショップにはデニムにもよく似合うメンズファッショングッズが販売されているので、トータルコーディネートすることもできます。
「ヌーディージーンズ」公式サイトはこちらから
「Banana Republic」のコットンテンセル™ シャツ
出典:https://bananarepublic.gap.co.jp/browse/product.do?cid=1061148&pcid=1060126&vid=1&pid=664961006
- コットンと再生繊維を使用したエシカルなメンズシャツ
- カジュアルファッションにも似合うシンプルデザイン
「Banana Republic」は、リサイクル素材を使用するほか、水の消費量を抑えて衣類を制作しているエシカルなファッションブランドです。
シンプルで上質なメンズファッションが叶うので、オフィスカジュアルアイテムをお探しの方にもおすすめです。
こちらの『コットンテンセル™ シャツ』は、コットンと再生繊維を使ったメンズシャツ。
シンプルで上質なメンズシャツは、1枚は持っていたいアイテムのひとつですよね。
どんな年齢・体型の方にも似合う1枚です。
「Everlane」の『オーガニックコットン ロゴ クルー』
出典:https://jp.everlane.com/ja-jp/product/the-organic-cotton-logo-crew/1646?color=artichoke&size=xs
- エシカルな100%オーガニックコットン素材
- トレンド感もある色使いのメンズTシャツ
「Everlane」は、きちんとしたコンプライアンス監査を経たエシカルな工場で衣類を作っているファッションブランド。
生産地や工場などの情報まで公開されているため、親しみを持ってファッションアイテムを購入することができます。
今回ご紹介する『オーガニックコットン ロゴ クルー』は、100%オーガニックコットンのエシカルなメンズTシャツ。
シンプルながらロゴがおしゃれな1枚なので、コーディネートの良いアクセントになってくれそうです。メンズライクで絶妙なカラーリングも、ポイントです。
「Everlane」の公式サイトはこちらから
「ECOALF」のMANDIORE フーディー
出典:https://ecoalf.jp/products/detail/232?sku_code=41P4246902%20%20SS%20%20
- リサイクルコットンとオーガニックコットンを使ったメンズパーカー
- エシカルなメッセージ入り
「ECOALF」は、リサイクル素材を使った衣類を多数販売しているエシカルなブランド。
メンズ・レディースの他、キッズの取り扱いもしています。
また、ブランドでは動物に配慮した素材を使うことにもこだわっているのでエシカルなメンズ衣類をお探しの方にもおすすめです。
今回ご紹介する『MANDIORE フーディー』は、バックプリントに「ACT NOW!(今すぐ行動を)」のメッセージが込められた1着。
リサイクルコットンとオーガニックコットンを使ったメンズパーカーは着やすく、ファッションの主役となってくれそうです。
「ECOALF」の公式サイトはこちらから
「COS」の『RECYCLED NYLON WATERPROOF OVERCOAT』
出典:「COS」公式サイト参照
- リサイクル素材を使ったメンズオーバーコート
- 完全撥水で機能的
「COS」は、オーガニックやリサイクル素材の衣類を販売しているエシカルなファッションブランド。
外装にもこだわっており、プラスチックレス・リサイクル可能なエシカルなパッケージを多く取り扱っています。
ご紹介する『RECYCLED NYLON WATERPROOF OVERCOAT』は、リサイクル混紡素材を使ったメンズオーバーコート。
裏地は、ペットボトルをリサイクルしたエシカルな素材で作られています。完全防水タイプなので、雨の日のお出かけや作業時にも重宝するでしょう。
「シサム工房」のCH EMウスデニムテーラーカラーJK
出典:https://sisam.shop-pro.jp/?pid=155040289
- インドの工場で作られたメンズジャケット
- キレイ目なファッションにもぴったり
「シサム工房」は、フェアトレード商品を多数取り扱うエシカルなブランド。
ファッショングッズやインテリアアイテム、フードなど幅広い商品を取り扱っています。
今回ご紹介する『CH EMウスデニムテーラーカラーJK』は、インドの工場で作られたメンズジャケット。
オンはもちろん、オフスタイルにまで使えるシンプルで上品なジャケットは、さわやかなコーディネートをしたい方にもおすすめです。
「シサム工房」の公式サイトはこちらから
「UNDERSON UNDERSON」のダブルクロスシャツ【メンズ】
出典:「UNDERSON UNDERSON」公式サイト参照
- エシカルな和紙素材を使用
- 柔らかいシルエットがおしゃれ
「UNDERSON UNDERSON」は、和紙というサステナブルな素材を使った衣類・アンダーウエアを取り扱うファッションブランド。
原料である木材もしっかり管理し、エシカルなファッションアイテムを多く作り出しています。
ご紹介する『ダブルクロスシャツ【メンズ】』は、和紙とポリエステルを組み合わせたかっこいいメンズシャツ。
柔らかなシルエットと落ち着いたデザインのエシカルなメンズシャツは、大人の男性にぜひ着ていただきたい1枚となっています。
「UNDERSON UNDERSON」の公式サイトはこちらから
「Garment Lab」のシルキータッチ イージーパンツ
出典:https://garment-lab.shop/items/5f0d6828ec8fd324b7cb6771
- 在庫を持たないエシカルなファッションブランド
- 履き心地が良いのに綺麗に見えるパンツ
「Garment Lab」は、在庫を持たず受付をしたぶんだけ衣類を提供するブランド。
受注後に衣類を作るので、地球環境にも優しいエシカルなブランドともいえます。
こちらの『シルキータッチ イージーパンツ』は、絶妙な肌触りも魅力のメンズイージーパンツ。通常の染色よりも使う水の量が少ない、エシカルなアイテムです。
きれいめデザインなので、ワンマイルウエアとしてはもちろん、カジュアルなメンズファッションにもぴったりの1本に仕上がっています。
「Garment Lab」の公式サイトはこちらから
「nano・universe」のMC×PURE WASTE クルーネックTシャツ
出典:https://store.nanouniverse.jp/jp/g/g6681123029_r1015_y010
- サステナブル素材「COTTON USA」を使用
- ロゴもおしゃれで日常使いにも最適
「nano・universe」は、さまざまなファッションを提案するセレクトショップ。
そんな「nano・universe」で手に入る「Meaningful Continuity」レーベルは、サステナブルな素材を多数使うエシカルなファッションラインです。
こちらのビッグスエットは、メンズの部屋着としてはもちろん、街着としてもおしゃれに着こなせるファッション性の高い逸品。
「COTTON USA」というエシカルな素材を使って作られています。
保温性も高く、また、洗濯にも強いスエットは日常使いに最適です。
「nano・universe」の公式サイトはこちらから
「rye tender」のWORTH KNIT TEE
出典:「rye tender」公式サイト参照
- 残布・残糸を使うエシカルなファッションブランド
- 光沢感もあり、リッチな雰囲気の二ットTシャツ
「rye tender」は、残ってしまった布や糸をアップサイクルする、エシカルなプロジェクト。
ミニマルなデザインのエシカルファッションを、多く展開しています。
こちらのニットTシャツは、光沢感も魅力の1枚。
シンプルながらもトレンド感のあるメンズファッションが叶います。
「rye tender」の公式サイトはこちらから
「Our Earth Project」のPUREWASTE
出典:https://ourearthproject.jp/products/detail/105
- 地球に優しいことを第一に考えるエシカルなファッションブランド
- コットンの端切れで作られた、エシカルなメンズTシャツ
「Our Earth Project」は、エシカルな製法にこだわり衣類やファッショングッズを作っているブランド。
環境負荷の低い製法で作られたファッションは、着用するたび心地よくなれることでしょう。
こちらのコットンの端切れを使った『PUREWASTE』のTシャツは、シンプルながら着心地も抜群です。
サイズもメンズXS~XLまで幅広くあるので、きっとお気に入りが見つかるはず。日本人メンズの体系にもよく合うパターンもポイントです。
「Our Earth Project」の公式サイトはこちらから
エシカルでサスティナブルなスニーカーを選ぼう!地球に優しい靴11選を紹介
歩きやすく、またファッション性も高いスニーカーは何足も欲しくなるもの。
暮らしになじむスニーカーは、エシカルでサスティナブルなものであれば足取りをより軽く、毎日を楽しくしてくれそうですよね。
今回は、エシカルでサスティナブルなスニーカーをお求めの方に、以下の基準に当てはまるような製法や素材で作られたおすすめ商品をご紹介します。
- ヴィーガン・リサイクル素材使用・地球にやさしい製法
- サスティナブル素材使用
- フェアトレード商品
それではここから、見た目や履き心地の良いエシカルなスニーカーをご紹介します。ぜひご覧下さい。
サスティナブル素材使用!「Allbirds」の『Men’s Tree Toppers』
出典:https://allbirds.jp/products/mens-tree-toppers-charcoal
- ユーカリの木を使ったスニーカー
- サスティナブル素材のスニーカーを多数販売するブランド
「Allbirds」は、サスティナブル素材を使ったスニーカーを多数展開するブランド。
今回ご紹介する『Men’s Tree Toppers』は、ユーカリの木を使ったシンプルなスニーカーです。
他にも、スニーカーのサトウキビやリサイクル素材などが使われており非常にエシカルに作られています。
シルクのような肌触りも魅力のスニーカーは、履き心地も抜群。ウィメンズ・キッズの展開もあるので、大切な方へのギフトにもおすすめです。
「Allbirds」の公式サイトはこちらから
リサイクル素材で地球に優しい!「ECOALF」の『SANDFORD ファブリックスニーカー』
出典:https://ecoalf.jp/products/detail/60?sku_code=4140533802%20%2041%20%20
- 踵部分にロゴが入ったおしゃれなスニーカー
- リサイクル素材を使ったスニーカーを多数販売するブランド
「ECOALF」は、海底から回収したペットボトルをはじめとするリサイクル素材を使った商品を作るブランド。
動物に配慮した素材も多く取り扱っています。
こちらの『SANDFORD ファブリックスニーカー』は、再生ポリエステルと綿を組み合わせた1足。
靴のソール部分には「Because there is no planet B」のメッセージも入っており、ハイセンスであるとともにエシカルライフを実現できるスニーカーとなっています。
原料や製造方法に責任を。「Veja」の『WATA』
出典:https://www.veja-store.com/ja_jp/wata-suede-brown-pierre-wt031664.html
- 日本語の「綿」が由来のスニーカー
- フェアトレード商品も多数取り扱うブランド
「Veja」は、フェアトレードのスニーカーを多く取り扱うブランド。
エシカルなリサイクル素材も積極的に取り入れています。
こちらの『WATA』は、日本語の「綿」が由来のシリーズ。
ソールにアマゾン熱帯雨林産天然ゴムを2%使用しています。
上質なスエード素材のスニーカーは、シンプルファッションのアクセントにもなってくれそうです。
「Veja」の公式サイトはこちらから
オーガニックコットン使用!「PALLADIUM」の『PAMPA HI ORGANIC』
出典:https://www.palladiumboots.jp/women
- オーガニックコットン使用のハイカットスニーカー
- エシカル素材のスニーカーも多数作るブランド
「PALLADIUM」は1991年からエコスニーカーを作り続けているブランド。
こちらの『PAMPA HI ORGANIC』は、100%オーガニックコットンをアッパーに使用しています。
他にも、リサイクルラバーやリサイクルポリエステルを使用するなどエシカルなスニーカーが。
カラフルな色使いやキュートなデザインのスニーカーが多数あるので、お気に入りを探していただきたいと思います。
「PALLADIUM」の公式サイトはこちらから
地球に優しい素材!「On」の『Cloud Hi』
出典:「On」公式サイト参照
- 紐を結ばなくても履ける便利なスニーカー
- 地球に優しい素材のスニーカーを作るエシカルブランド
「On」は100%リサイクル可能なスニーカーなどを取り扱う、エシカルなブランド。
運動から普段使いまで、さまざまなシーンで活躍するスニーカーを多数展開しています。
こちらの『Cloud Hi』は、ビーガンレザーとスエード革を使用。
靴紐を結ぶ必要がないタイプなので、お子さんがいる方や靴の脱ぎ履きが多い方にもおすすめです。
「On」の公式サイトはこちらから
環境保護に重きを。「SALOMON」の『TECH AMPHIB 4』
出典:https://www.salomon.com/ja-jp/shop-apac/product/tech-amphib-4.html
- ウォーターシューズとしても使える2wayタイプ
- 環境への影響を考えるエシカルなブランド
「SALOMON」は、環境への影響を削減する取り組みを行うエシカルなブランド。
スニーカーだけではなくアパレルやスポーツグッズなど、幅広い商品を取り扱っています。
中でも『TECH AMPHIB 4』は、コーヒー豆素材や再生PET樹脂などを使った、エシカルなスニーカー。
ウォーターシューズとしても使えるうえ、かかとを踏んで履いても使える2wayタイプです。
「SALOMON」の公式サイトはこちらから
ヴィーガンフレンドリー!「MERRELL」の『MERRELL CLOUD KNIT』
出典:https://merrell.jp/products/women_merrell-cloud-knit?_pos=3&_sid=053850e6f&_ss=r
- 履き心地も抜群のスニーカー
- ヴィーガンフレンドリーなスニーカーも販売するブランド
「MERRELL」は、機能性の高いシューズを作り出すブランド。
ヴィーガンフレンドリーなエシカルスニーカーも、多数販売しています。
ご紹介する『MERRELL CLOUD KNIT』は、「ECOで快適な履き心地」を目指す「Float Eco™(フロートエコ™)」搭載の1足。
リユースしやすい素材を使うなど、とことん地球に優しいスニーカーになっています。
「MERRELL」の公式サイトはこちらから
独自開発のサスティナブル素材使用!「Timberland」の『メンズ ギャリソン トレイル ウォータープルーフ レザー&ファブリック ミッド ハイキング シューズ』
出典:「Timberland」公式サイト参照
- アウトドアにもぴったりのスニーカー
- 独自開発のサスティナブル素材も使うブランド
「Timberland」は、環境に配慮した素材やリサイクル素材を積極的に取り入れているブランド。
独自開発した「リボトル™素材 」など、画期的なエシカル素材も多数取り扱っています。
こちらの『メンズ ギャリソン トレイル ウォータープルーフ レザー&ファブリック ミッド ハイキング シューズ 』は、少しごつめのデザインがおしゃれな逸品。
高い耐久力があるため、普段使いにはもちろんアウトドアシーンにも大活躍してくれるエシカルスニーカーです。
「Timberland」の公式サイトはこちらから
貧困地域の雇用を創出!「EUYEN」の『EU006-AKIRA』
出典:https://euyen.jp/products/akira/#s1
- シンプルであわせやすいスニーカー
- 貧困地域に製造工場を建てるなどエシカルな取り組みも行うブランド
「EUYEN」は、有害物質を発しない天然ゴムを使ったスニーカーを数多く取り扱うブランド。
売上の一部を使い、貧困地域に製造工場を建てるなどして、現地に雇用を増やそうという取り組みも行っているエシカル企業でもあります。
こちらの『EU006-AKIRA』は、シンプルでクラシカルなデザインのスニーカー。さりげないパープルカラーのあしらいも大人っぽく、おしゃれに履きこなせます。
エシカル素材使用!「BOHEMPIA」の『HOLATA Coral Pink/White』
出典:「BOHEMPIA」公式サイト参照
- ベーシックでおしゃれなヘンプスニーカー
- エシカル素材を良く使用するブランド
「BOHEMPIA」は、エシカル素材でもある「ヘンプ」やヴィーガンスエードを使った靴を作っているブランド。
通気性もよく履き心地の良いヘンプのエシカルスニーカーは、シーズンを問わず快適な暮らしをしたい方にもおすすめです。
今回ご紹介する『HOLATA Coral Pink/White』は、ベーシックながらもおしゃれなデザインが魅力的。
カラーバリエーションも豊富なので、きっとお好みの一足が見つかるでしょう。
「BOHEMPIA」の公式サイトはこちらから
その購入が誰かの一足に。「TOMS」の『ネイビー トロピカル プリント ウィメンズ トラベルライト・ロー』
出典:https://tomsjapan.jp/products/detail/692
- トロピカル柄がおしゃれなスニーカー
- 1足売り上げるごとに、発展途上国の子どもたちに靴を1足贈るプロジェクトを行うブランド
「TOMS」は、靴を1足売り上げるごとに、発展途上国の子どもたちに靴を1足贈るプロジェクトを行うエシカルなブランド。
スリッポンやスニーカーなど、さまざまな靴を販売していますこちらの『ネイビー トロピカル プリント ウィメンズ トラベルライト・ロー』は、100%ビーガン素材のスニーカー。
軽量タイプで、歩きやすいのも特徴です。
さいごに。楽しいお出かけには、エシカルなスニーカーを。
地球にはもちろん、足にも優しいエシカルなスニーカーをご紹介しました。
お出かけの必需品でもあるスニーカーは、履いていて心も身体も快適になるものを選びたいもの。
ぜひスニーカーを購入する際には、ご紹介したようなエシカルなブランドのものをセレクトしてみてください。
きっと外に出るのが、もっともっと楽しみになるはずです。
【免責事項】
※本記事に掲載の情報は、公的機関の情報に基づき可能な限り正確な情報を掲載しておりますが、情報の更新等により最新情報と異なる場合があります。※本記事はエシカルな情報提供を目的としており、本記事内で紹介されている商品・サービス等の契約締結における代理や媒介、斡旋をするものではありません。また、商品・サービス等の成果を保証するものでもございません