環境に優しい洗濯方法を5つご紹介!地球を思いやる選択とは
公開日:2021年8月17日 / 最終更新日:2026年9月8日
洗濯では水・電気・洗剤を使います。衣類を清潔に保ちながら、必要以上に資源を使わない工夫を紹介します。2026年9月にメーカーの使用案内などを確認し、以前掲載していた古い国別の平均値や、効果を一律に保証する説明を見直しました。
環境に配慮した洗濯の基本
使用する水や電気の量は、洗濯機の方式・容量・コース・水温・乾燥方法で異なります。「日本の家庭は年間520回洗濯する」といった古い平均値から、現在の各家庭の負荷を判断することはできません。ご家庭の洗濯機の取扱説明書と衣類の表示を確認し、衛生を保ちながら無駄を減らしましょう。
1. 衣類と汚れに合う洗剤を適量使う

洗剤は「天然」「植物由来」「オーガニック」という言葉だけで選ばず、使える衣類・洗浄成分・使用量を確認してください。植物由来の原料から合成された界面活性剤もあります。天然由来であれば化学物質を含まない、安全性が高い、排水への影響がないという意味にはなりません。
洗剤の入れすぎを避け、すすぎ回数も商品や洗濯機の案内に従いましょう。詰め替えを活用する場合も、指定の容器と製品を使用してください。
2. 風呂の残り湯は対応機種で正しく使う

風呂水に対応する洗濯機では、残り湯を洗いに使う方法があります。ただし、ホースがあればどの機種でも使えるわけではありません。入浴剤や水の状態によっても使用条件が異なります。
すすぎには水道水などのきれいな水を使うことが推奨されます。残り湯を使えば必ず衛生的に仕上がると考えず、洗濯機・入浴剤の説明を確認してください。
3. 専用バッグで繊維くずの流出を減らす
合成繊維の衣類からは、洗濯時に細かな繊維が抜け落ちることがあります。以前の「海洋プラスチックごみの35%が洗濯由来」という説明は、対象と条件を示さず海洋プラスチック全体の割合として扱っていたため削除しました。

GUPPYFRIENDのような専用バッグは流出を減らす選択肢ですが、すべての繊維を完全に防ぐものではありません。メーカーは40℃以下などの使用条件を案内しています。集めた繊維くずは排水に流さず、自治体の分別に従ってごみに出してください。
4. 天候や住環境に合う乾燥方法を選ぶ
自然乾燥は乾燥機に使う電気を抑える方法です。ただし、天候・湿度・干す場所によって乾き方が変わります。洗濯後は放置せず、衣類の表示に合う方法で十分に乾かしましょう。
乾燥機を使う場合は、対応する衣類か確認し、容量やフィルターの手入れなど取扱説明書に従って使ってください。節電のために生乾きのままにすることは勧めません。
5. 乾燥補助具は対応機種と使用条件を確認する
ウール製の乾燥ボールは、衣類をほぐす補助具として販売されています。ただし、乾燥時間や節電効果は衣類の量・素材・機種によって異なります。
以前掲載した個人レビューの「170分から146分」という結果や、使用可能回数から計算した「2年間使える」という説明は、すべての家庭に当てはまらないため削除しました。使用を検討する場合は、乾燥機側で補助具を使用できるかと、商品の使い方を確認してください。
洗濯の頻度は汚れと衛生状態で判断する
衣類の種類だけで一律の洗濯回数を決めず、汗・汚れ・使用状況・取り扱い表示に応じて判断しましょう。根拠と適用条件を十分確認できない洗濯頻度の図は取り下げました。
無理に洗濯回数を減らすことより、必要な洗濯を適正な容量・洗剤量で行い、衣類を清潔に保つことが大切です。
できる工夫から続ける
洗剤の量を量る、対応機種で残り湯を使う、繊維くずを回収する、干し方を工夫するなど、ご家庭に合う方法から取り入れてみてください。商品の宣伝文句だけで効果を決めつけず、機器と衣類の表示を確認する習慣も役立ちます。
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