EXIDEA
CEO blog
2021.05.12

地球と未来のためにEXIDEAができること – 社長ブログ

※このブログはEXIDEA社長小川のブログで一般公開はしていますが、EXIDEAで働くメンバーと、ジョインを検討してくれている人を対象とした私の独り言みたいなものなので、乱筆乱文であることをご了承ください。



とても久しぶりだが、ブログを書いていこうと思う。

さて、ここ最近すごく思い悩んだことがある。

人は何のために生きるのかということだ。世のため人のために生きるのか、それとも自分のために生きるのか、はたまた地球のために生きるのか?

世のため人のために生きるとか、地球のために生きるとか言うのは偽善だと思われる世の中ではあるが、そういう風に心から考えている人達が実際いる。

そういう私も最近は地球の事ばかり考えている。

なぜそういう風になったのかと聞かれることも多いが、別に大した理由は無い。

理由がないことが人間に起こるのかという議論もよくある。原体験がないことを人間は考える事はないという意味だ。

私もずっとそう思っていた。だから人には、なぜそう思うようになったかを聞くことは多い。しかし、別に理由や原体験なく、特定の生き方に至ることも実際にある。

人間が何かに対して興味を持ったりモチベーションを持ったりするのは、結局のところ神経伝達物質である脳内ホルモンの影響が大きいからだ。

脳内ホルモンが分泌されているバランスによって、人間の思考、行動、大事にしたいと思うことは大きく左右される。

私は1年半前からベジタリアンになってそれから肉魚を全く食べない。お酒を飲むこともない。

そうすると、だんだん精神のあり方がドーパミン(刺激)を中心としたあり方からオキシトシン(愛)だとか、セロトニン(調和)を中心とした生き方に変わっていくのだと感じている。

脳内ホルモンと選択

人はどの脳内ホルモンの分泌が多いかによって、生き方も在り方も変わる。

アドレナリン、ノルアドレナリンが多く分泌されていると、怒りだったり、不安から行動を起こさせるし、ドーパミンが多く分泌されれば目標達成だとか、刺激的なことに行動を向かわせる。

オキシトシンは愛のホルモンなので、この分泌が多いと、相手に対して何かをしてあげたいという気持ちを働かせる。などなど。

そんな風に行動は脳内ホルモンで左右されるので、人のために何かをやりたいというのは、それが自分のためになるからやるという利他的利己のケースもあれば、単に利他的に考えることが自然という人もいる。

また、セロトニンは調和のホルモンなので、これが多く出るような生活の仕方をしているとだんだんと地球と自分の境目がよくわからなくなってくる。地球が傷ついていると言うことが自分事となってしまう。

そんなバカなことがあるか。と思われるかもしれないが、例えば、1週間ほど海がある場所にいったり、森にこもってみて、毎朝日光を浴びて散歩をしてみる。

そうすると少しばかしそれがどういうことなのか分かる人もいるんじゃないかと思う。

地球のために何かをするのは尊いことなのか

動物愛護、環境保護、色んな団体が世の中にある。それぞれがどういう気持ちでやってるのかは私もわからない。

若い人たちが、大人たちに対して、ビジネスやお金稼ぎに躍起になっていることで自然を破壊していることが許せないと思い、将来の自分たちの住む場所がなくなると言う不安と怒り(アドレナリン、ノルアドレナリン)からその活動する人もいるだろうし、単純に動物が大好きだという愛情(オキシトシン)でそれを行う人もいる。

それぞれの行いに対して何かを言うつもりはない。それぞれの脳内ホルモンがそうさせているというだけのことであると私は思う。

だから私は、地球のために何かをするということを尊いとは思ってない。それが自分の使命だと思えばやれば良いことだ。

本当にそれは尊いのではなく、単純にセロトニンの分泌量が多い。ただそれだけのことなんだと思う。

だから、地球に対する活動をしている人たちは自分たちのことを必要以上に尊いと思い、そうしていない人たちを攻撃してはいけないし、逆に自分以外のなにかのために頑張る人たちを偽善者と呼んでもいけない。と私は思う。

刺激の多いこの世の中ではドーパミンにコントロールされている部分が多いので、オキシトシンを中心とした愛の生き方だったり、セロトニンを中心とした調和の生き方ができるのかというと難易度は高い。どうしてもマイノリティになる。

私もこれまでの人生のほとんどをドーパミンに支配されて生きてきた実感はある、それが、オキシトシンが中心になってきた時に幸せは以前よりも増えたように思う。この時点で相当マイノリティな存在だということは感じていた。

しかし、それが更に一歩進んでセロトニンが中心になってくると途端にビジネスとは相容れない感覚が出てきてしまう。このことには相当悩んだ。

20代、30代をビジネスを中心に全速力で走ってきた人で、私と同じように悩んだ人、悩んでいる人は世の中には結構いるんじゃないかと思う。

人間という存在自体を否定したくなったこともある。人間が俗物的な幸せを追求する限り、自然破壊との二項対立が起こるからだ。

しかし、これは時間軸をもう少し伸ばして考えることで解決できるんじゃないかと最近思っている。

未来での調和はある

今すぐは無理かもしれないが、未来であれば、自然と人間という一見すれば二項対立を生んでしまいそうなこのことを克服できるはずだ。

最近、エシカルチョイスというWebメディアをスタートした。これからアプリを作っていく予定であるが、それぞれの人が持つ地球のためになると思うものをどんどん紹介していくような形をとっていく予定である。

どのくらいの人が、今この時点で、人と地球との調和、企業と地球との調和をつくっていくことに興味があるかな。分からない。

しかし、私は世界がそこに向かってほしいと思っている。先ほども言った通り、考え方は人それぞれで生き方も人それぞれ。私はそう思うから、それをするということ。

調和を主体とした世界がやってくるのには、ドーパミン主体の社会を超えていかなければならないので、まぁまぁ時間は掛かるだろうと思う。

そうこうしているうちに地球がなくなっちゃうと思う人も多いだろうけど、人間を待ってくれる時間がギリギリだけどもう少しだけ地球にはあると私は思っている。

まずは、人が満たされること。毎日を元気でいられること。その先にちょっとだけ、誰かや、何かを幸せにしたいなと思うようになる人が増えること。

そのためには、生活に少しでもゆとりを作ること、それから、人生で最も長い時間を占める「働く」ということを変えていく必要があるんだと思う。

生活にゆとりをつくるには?

これは色んな要素があると思うが、私はうちの投資先のフィンテックの会社が持つビジョンに深く感銘を受けている。

「お金と時間にゆとりがある新しい当たり前をつくる」

大切なことだと思う。お金と時間に余裕があれば、心にもゆとりができてくるものだと思う。

ここに貢献するに当たり、EXIDEAが行える価値創造は何だろうか。

Webメディアの運営だろう。

うちが個々人の時間に余裕を作るためにできることは、良質で正しい情報を届けることで、人々が迷いなき判断をできるようにすること。遠回りをしなくて良いようにすること。

それから、少しでもお得に商品サービスを購入できるようにすること。

それらが、今すぐに生活に多大なゆとりを作るものではないと思う。しかし、一方で、この世界はバタフライエフェクトにもあるように、少しの変化が巡り巡って大きな変化に繋がる世界でもある。

もし、人生で一つでも異なる選択をしていたら?

今の仕事はしていなかったかもしれないし、今大切にしている人たちと出会ってなかったかもしれない。その意味では、お金と時間に余裕を作ることにほんの少しでも影響を与えることは、後に大きな変化を起こすものである信じる限りである。

EXIDEAのWebメディア運営は、今、通信の分野に集中しているが、他にも生活に少しでもゆとりを作れる分野へと範囲を広げていきたいと思う。

「働く」を活き活きしたものに変えていくためには?

人に余裕を作るには、生活に少しでもゆとりを作ること、それからもう一つが「働く」を活き活きとしたものに変えていくことだと思う。

そのためには色んな要素があると思うが、それぞれが本当に自分のやりたい分野で仕事ができたり、自分自身を最大限に使える生き方をできるようにすることが重要だと思う。

それぞれの「働く」が満たされれば、心にものすごくゆとりができて、誰かに大して貢献をしていくことにも前向きになれるだろうし、人とのつながりも感じられると思う。

その輪が広がっていけば自然とセロトニンが溢れて、人だけでなく、自然や地球とのつながりを感じられるようになるのではないかと思う。もちろん強要なんてするつもりはないけれど。

ここで、EXIDEAができることは、人が元気に働けるようになるプラットフォームを提供することなんだと思っている。

1つは元気な会社が、ありのままの姿を世界に対して見せていけて、その会社とその会社で働きたい人が繋がれるようになるプラットフォーム。まだ詳しくは書けないところもあるけれど。

もう1つは、各々がこれまで培ってきた知恵だとかデジタルにおける技術を用いて、会社に属さないでも、大きな価値を発揮できるようにするコンテンツ作成におけるギグエコノミーのプラットフォームである。

それを通して1人でも多くの人が自分を満たすことができるといいなと思う。

”いきている”世界には、企業と社会の活力も必要

企業はそれぞれの人が働く場所。社会はそれぞれの人が属する場所。企業と社会に活力がないことで人に活力があるという事はあるのだろうか。

ないと思う。

企業と社会に活力を与えるためにEXIDEAができることは何か。

本当に良い商品サービスを作っていてもそれが伝わらないと言う事はたくさんある。それらが伝わる社会にしていくことだろう。月並みなことだけれど、どこまでも志高く、これをやっていくことだろう。

EXIDEAでは、企業に向けて、SEOコンテンツマーケティングツールのEmmaToolsと、動画マーケティングサービスのCinematoを提供している。

優れた商品サービスがより広がることはもちろんのこと、企業の内部にある情報をより良い形でコンテンツにでき、世の中に届けることができれば、それを見た人にとって、より悩みのない生活を送れるようになるきっかけになるのではないかと思う。

そのコンテンツが優れていれば、それを通してより多くの人たちに対して企業は商品サービスを提供する機会を作っていける。それが企業と社会の活力になればと思う。

地球、自然、全ての調和。未来が絵空事にならないように。

地球や自然のために何かをしたいという気持ちを持っている人が最近は結構増えてきたように思う。

いずれ、全ての人・企業・社会が幸せになれる日は来るのだろうとそう信じている。その先には、皆で地球を良くしていこうと、温かさに溢れた社会がいよいよやってくるのだと思う。

それが絵空事になってしまわないように、うちはうちができることをする。

人の生活にゆとりができて元気でいられるようにすること、元気でいられる働き方をできるようにすること、企業と社会に十分な活気をつくること。これらにはうちが作るコンテンツのプラットフォームで大きく貢献できると思っている。

息の詰まることも多いこの世界に少しでも余裕を作れたらなと思っている。そして想いが溢れたら、時々、誰かのことや何かのこと、一人一人が考える、一社一社が考える、そんな世界が来たらと思っている。

EXIDEAでも地球にできることを一つ一つしていきたい。

一社で全部ができるとは思っていない。だから同じような想いを持つ企業とはどんどん提携をしていきたいと思っている。

まだまだ、遠い道のりなのはわかっている。ただその日が来ることを信じている。

だから一歩一歩進みたいと思う。

時々、辛いこともある。そんな時に一緒に歩いてくれる人がいれば、それだけで元気が出る。きっとそれはお互いに。

だから社外の人でこれを読んでくれていて、少しでも想いが届いた人。いてくれるのであれば、どうか一緒に歩いてもらえないだろうか。

最後まで読んでくれてありがとう。



※EXIDEAが取り組んでいる、世界の”生きる=活きる”を最大にするコンテンツプラットフォーム構想の概念図を載せておきます。