Author:newexidea

MarkeZin様に弊社アメリカ支社長、青木による寄稿記事が掲載されました。

弊社アメリカ支社長の青木による寄稿記事がMarkeZin様にて掲載されました。本寄稿では「最新トレンドから学ぶ、コンテンツマーケティング成功の鍵」と題し、連載で海外最先端コンテンツマーケティングのトレンドから日本における重要なマーケティングの潮流を探っていきます。 ▼第1回 80%のCEOがマーケターを信頼していない?信頼回復の鍵は「レガシーメディアのコンテンツ制作手法」 https://markezine.jp/article/detail/30315 ...

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Amazon広告自動最適化ツール「Kenshoo ECOMM」の提供を開始いたします

EXIDEAは、世界190カ国以上でマーケティングプラットフォームを提供するKenshooの日本法人Kenshoo Japanの日本国内SMB市場における戦略パートナーとして、Amazon広告自動最適化ツール「Kenshoo ECOMM」の提供を開始したことをここにお知らせいたします。 「Kenshoo ECOMM」はAmazon内の検索連動型広告を最適化するために開発されたプラットフォームで、グローバルではすでに500以上のブランドに導入実績があります。 ▼Kenshoo 紹介ページはこちら https://exidea.co.jp/business-model/web-operation-advertising/ EXIDEAでは、今後SEM領域におけるソリューションの拡充を強化し、フルマーケティングでお客様ビジネスのグロースハックを支援して参ります。 ▼本件に関するプレスリリースはこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000041581.html ...

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アメリカUBM主催「コンテンツマーケティングジャパン2019」に出展いたします

2/7(木)、2/8(金)の2日間、Content Marketing Institute(UBMグループ/米)主催の「コンテンツマーケティングジャパン2019@東京ビックサイト」に出展いたします。 弊社では、Content Marketing Institute(UBMグループ/米)主催のコンテンツマーケティングジャパン2019に出展しますので、お知らせいたします。 開催期間中、弊社ブース(A-02)にて、代表またはトップコンサルタントによる無料SEO・コンテンツマーケティングコンサルティング(1社様30分限定)を実施。他にも、コンテンツマーケティングプラットフォームAI『EmmaTools™』のご紹介やノウハウ資料・オリジナルノベルティのプレゼントを行なっておりますので、お誘い合わせの上、お気軽にお立ち寄りください。 <出展概要> 日時:2019/2/7(木)、2/8(金) 場所:東京ビックサイト 西3・4ホール ブース:西3ホール A-02 無料コンサルティング:両日、13〜15時開催/1社様30分間(予約不要) ノベルティ:オリジナルホッカイロ、ステッカー、クリーナー 無料招待券:https://www.tfm-japan.com/pdf/MTF19_eTicket.pdf <フロアマップ> <弊社代表セミナー情報> 題目:3年でCV件数が4倍に!オウンドメディアを成功させる米国最先端のSEOコンテンツマーケティングとは? 日時:2019/2/7(木)11:30〜12:00 場所:コンテンツマーケティングジャパン セミナー【A会場】 登壇者:株式会社EXIDEA 代表取締役社長 小川 卓真 URL:https://www.tfm-japan.com/seminar/?semID=A-3&tab=cmj ■EXIDEAについて EXIDEAは、データを活用したグロースハックを行うデジタルマーケティング企業です。コンテンツマーケティングの分析/改善AIツール“EmmaTools™ (エマツールズ)”を中心に、動画やAI広告運用、インフルエンサーなどフルファネルで企業のビジネスをグロースハックします。EmmaTools™では、コンテンツマーケティングに必要なSEO/Webサイト分析・コンテンツ作成/管理・ヒートマップを保有することでデータを一元化。蓄積したデータからAIが課題を抽出し、データに基づく効果的なグロースハックをサポートします。 EmmaTools™紹介ページ:https://emma.tools/ <会社概要> 社 名 :株式会社EXIDEA(https://exidea.co.jp/) 本 社 :東京都中央区八丁堀4-2-2ヒューリック京橋イーストビル7階 代表者 :小川 卓真(オガワ タクマ) 設 立 :2013年5月 TEL  :03-5579-9934 広 報 :山本 直樹(ヤマモト ナオキ) Add  :contact@exidea.co.jp...

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1/17(木)セミナー開催!2019年絶対に押さえておきたいSEOトレンドと上位表示できるコンテンツの作り方

2019年最初のEXIDEAセミナーのお知らせです。 今回のセミナーでは2019年、SEOで勝っていくために絶対に押さえておきたいSEOトレンドと上位表示できるコンテンツの作り方に関して解説します。 第一部ではSEOの最新トレンドについて解説をし、第二部では実例を交えながらコンテンツの作り方についてお話をするので、SEO・コンテンツマーケティング歴が短い方であっても、わかりやすいセミナー内容になっています。 講演は弊社代表の小川卓真が務めます。 セミナーに参加していただくことで、2019年のSEOを有利に進めていけるようになるので、ぜひご参加いただければと思います。 セミナー内容 第一部:2019年絶対に抑えておきたいSEOトレンド 強調スニペット(ポジション0)を取るための最新の対策方法 Google検索結果画面の変化 モバイルファーストインデックスに対応する際の注意点 ペービスピードのチェックと改善方法 2019年に対応しておくべき構造化データの一覧 近年重要性の増すE・A・Tと、運営者・著者の権威性   第二部:上位表示できるコンテンツの作り方(実践編) SEOに強い見出し(Hタグ)の作り方 最適なリードパラグラフの書き方 コンテンツ本文を書く際に意識すべきポイント SEOマークアップの実例 その他、注意事項   スピーカー:小川卓真 EXIDEAの代表取締役社長。2007年にWEBマーケティング企業を共同創業し、SEO対策を中心としたWEBマーケティング施策を1,000サイト以上に対して実施した経験を持つ。 現在Webマーケティングの経験は13年になり、グローバルで勝負をするために2013年EXIDEAを創業。Pubcon,SES,SMX等の海外カンファレンスに毎年参加し、常に最先端のWEBマーケティング技術を追求している。   セミナー詳細 日時・場所 日時:1月17日(木)16:00〜17:30(受付15:30開始) 場所:アビタス八重洲 セミナールーム3 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント4F  株式会社アビタス内 JR「東京」駅八重洲口徒歩5分 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅B1出口徒歩2分   募集人数 50名様 ※応募多数の場合は抽選とさせて頂きます。   参加費 5400円(税込) ※当日受け付けにてお支払いください。   お申し込みはこちら セミナーへの参加をご希望される場合には、以下よりお申し込みください。 ※お申し込みは1月11日(金)19時までとなります。 読み込んでいます...

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チェックリスト

SEO対策~自分でできるチェックリスト・2018年最新版

ここ数年間で注目が高まってきた最新のSEO対策事項も含め、このページではSEO対策の基本事項をまとめた「自分でできるチェックリスト・2018年最新版」を紹介します。 このページの内容は、世界最大級の検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンス・Pubcon 2018のキーノート・セッションで共有された最新のSEO関連情報を、チェックリスト形式でまとめたものです。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 SEO対策の基本!順位付け以外の検索エンジンの働きを理解する Googleのような検索エンジンが、ユーザーの検索に対して結果を提示するまでにどのような働きをしているかを理解することは、SEO対策に取り組む上で欠かせない基本的な情報。Googleなどの検索エンジンやロボットの働きは検索結果順位の決定だけではなく、主に以下の3つに分けて考えることができます。 クローリング(Crawling):ページの情報を取得する   レンダリング・インデキシング(Rendering&Indexing):ユーザーにどのように見えるか確認してから、検索エンジンのデータベースに格納する   ランキング・検索結果情報の提供(Ranking & Serving):ページ内容を評価して順位付けし、検索結果として提供する   上記のような検索エンジンの働きを考えると、SEO対策の基本であり重要なポイントは以下の3点と言えます。 WEBサイトのコンテンツがGoogleなどのクローラー・ロボットに正しくクローリングされること(クローリング可能な設定・状態になっていること)   Googleなどの検索エンジンが正しくレンダリング可能なページであること、また正しくインデックスされること   Googleなどの検索エンジンのランキング評価でWEBサイトのページコンテンツが高く評価され、特定のキーワードで上位表示されること SEO対策と言うと「ランキング順位」や「ページの評価」を意識しがちですが、実際にはクローリングされることやレンダリング可能なページであることへの配慮も同様に重要です。 Javascriptを多用しているサイトの場合は注意が必要 多くのWEBサイトで活用されているJavascript。ページのデザインやユーザーエクスペリエンスを高める効果もあるものでGoogleも使用を否定していませんが、検索エンジンは複雑なJavascriptを正しく理解できない場合もある点に注意が必要。特にページのレンダリング・再描画ができないと、Googleなどの検索エンジンはそのページをインデックスできません。   逆にレンダリングが速いページはインデックスされるのも早く、ページの評価や検索結果順位の反映も早く行われる点がメリット。このためJavascriptを多用している場合は、検索エンジンがページを正しくレンダリングできているかの確認が必要です。複雑なJavascriptを多様しているWEBサイトの場合、レンダリングに時間がかかり、ページのインデックスが数日遅れることもあるようです。   なお、Googleクローラーやソーシャルメディア向けにはサーバーサイドでプリ・レンダリングしたドキュメントを返すような機能(ダイナミック・レンダリング:Dynamic rendering)を実装することで、この問題を解消することもできます。 2018年最新版!自分でできるSEO対策のチェックリスト・確認項目 ここからは自分でできるSEO対策のチェックリストとして、2018年最新のチェック・確認項目を紹介します。 この項目内容は、検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンス・Pubcon 2018のキーノートや個別セッションで共有された最新のSEO対策関連の情報をもとに、チェックリスト形式でまとめたものです。 リスト番号カテゴリチェック項目 1URLの最適化検索結果にインデックスさせたいURLにハッシュタグ(#)が含まれてないか 2カノニカルタグ(Canonial)の活用方法を理解しているか 3WEBサイトがHTTPS(SSL)に対応しているか 4サイトマップを作成、Googleなどの検索エンジンに通知しているか 5aタグとhref属性を使ってリンクをHTMLに記述しているか 6内部リンクを適切に設置しているか 7ページのメタデータ(Metadata)各ページに固有のタイトル(Page Title)を設定しているか 8メタ・ディスクリプション(Meta Description)を設定しているか 9画像検索関連各画像要素に適切なキーワードを使ったALT属性を設定しているか 10キャプション(画像に対する注釈)情報を追加しているか 11レイジーロード(Lazyload)を使用している場合、noscriptも併用しているか 12コンテンツ内容・制作ユーザーにとって簡潔に、分かりやすい表現のコンテンツか 13広告の表示数は合理的な範囲か、過剰ではないか 14インタースティシャルの利用は必要な場合のみに限っているか 15ページ表示速度の測定・分析ページスピード(表示速度)の測定・テストツールを利用しているか 161つの評価指標・ツールだけでなく、複数の観点で分析しているか 17表示速度改善によるユーザーの利便性への影響を確認しているか 18構造化データ・マークアップGoogleがサポートする構造化データを定期的にチェックしているか 191つの画面に対して無理に複数のマークアップをしていないか 20正しく構造化データのマークアップができているか確認しているか 21モバイル・ファースト・インデックスへの対応モバイルフレンドリーなWEBサイトに対応しているか ●SEO対策の基本・URLの最適化 SEO対策の基本は各ページのURLを正しく扱うことと、WEBサイトのコンテンツが正しくクローリングされるよう、内部リンクの設置とサイトマップの作成に注意することです。また2018年のトピックスとしてはHTTPS(SSL)対応が必須となってきている点が挙げられそうです。 1. 検索結果にインデックスさせたいURLにハッシュタグ(#)が含まれてないか ハッシュタグ(#)を含むURLをGoogleなどの検索ロボットは理解できずに無視するため、ハッシュタグ付きのURLは正しく検索結果にインデックスされない可能性がある点に注意が必要。ページ内リンクなどで使用するハッシュタグは、例えそれが無視された場合も(#以下を取り去っても)有効なリンクURLであるためSEO対策上の問題はありませんが、ハッシュタグの有無やハッシュタグの内容により、そのURLで表示されるコンテンツが大きく変わることは避けるべきです。   それぞれのコンテンツをGoogleなどの検索結果にインデックスさせてSEO対策を行うのであれば、ハッシュタグ(#)でコンテンツを出し分けることはせず、各コンテンツに固有のURLを設定するべきです。 2. カノニカルタグ(Canonial)の活用方法を理解しているか WEBサイトの各ページのヘッダ部分で設定するカノニカル(Canonical)タグ内のURLは、Googleなどの検索エンジンが非常に重視するURL。コンテンツ内容が重複するページが複数あれば、カノニカルタグの活用によるURLの正規化はSEO対策上、大きな効果を発揮する方法と考えられます。一方、設定内容に誤りがあるとSEO対策で逆効果を引き起こす可能性もあるため、活用方法・設定内容を十分に理解しておく必要があります。 3. WEBサイトがHTTPS(SSL)に対応しているか 大規模なWEBサイトを除き、WEBサイトのHTTPS(SSL)対応は以前と比較して導入が非常に簡単になりました。Google ChromeなどのブラウザがHTTPS非対応のサイトには安全でない旨の警告を表示するなど、今後さらにSEO対策面でもHTTPS非対応サイトのデメリットは拡大する見通しで、現時点で非対応の場合は早期の対応がおすすめです。ただしHTTP(SSL)に対応しても今後はそれが常識となるため、SEO対策上の効果・メリットは限定的と考えられます。 4. サイトマップを作成、Googleなどの検索エンジンに通知しているか 検索エンジンがコンテンツの存在を知る上で、リンクの次に重要なのがサイトマップ。つまりサイトマップはSEO対策上も重要で、Googleなどの検索エンジンが正確にWEBサイトの情報を理解するための方法の1つです。逆に、Googleなどの検索エンジンに通知したい新規ページなどは必ずサイトマップに含めることが必要です。 5. aタグとhref属性を使ってリンクをHTMLに記述しているか HTML内に記述するリンクはシンプルに書くのが一番。Javascriptなどで<a>タグを使わずにユーザーを画面遷移させようとする場合、ユーザーはそのリンクを辿れたとしてもGoogleなどの検索エンジンはその画面遷移を辿れず、リンク関係から適切なSEO評価ができない可能性が高まります。 6. 内部リンクを適切に設置しているか 新しいページコンテンツの情報をGoogleなどの検索エンジンに認識させたい場合、サイトマップへのURL追加と同時にWEBサイトに適切な内部リンクを設置することが一番重要なSEO対策方法。リンクがあることで検索エンジンがクロール可能になり、リンク先のページがインデックス対象となるのです。 ●ページのメタデータ(Metadata)はSEO対策に引き続き効果的 こちらもSEO対策の基本ですが、各ページに設定するメタデータ(Metadata)は今後も引き続き重要なSEO対策要素の1つで、見直し・最適化によって検索結果順位の大幅な改善効果も期待できる要素です。 7. 各ページに固有のタイトル(page title)を設定しているか 簡潔に、各コンテンツの内容を表現した最適なタイトルを各ページのHTMLに設定することが重要で、各ページの<head>要素内に<title>タグを使ってマークアップします。また設定するタイトル(title)は、Googleなどの検索結果でリンクテキストとして使用され、日本語の場合は全角30文字がタイトルの長さの目安です。 8. メタ・ディスクリプション(Meta Description)を設定しているか ページのタイトルと同様、メタ・ディスクリプションにも各コンテンツの内容を表現した適切な要約文を設定することがSEO対策上、重要です。文字数の制限は無く、ユーザーに価値がある内容と検索エンジンが判断すれば長文で表示することもあり得ると言われていますが、概ね日本語の場合は全角150文字前後がGoogleの検索結果に表示されます。 ●高まりつつある画像検索に対するマーケティングの重要性 2018年現在、増加傾向にあるGoogleなどでの画像検索。画像検索からもWEBサイトへの流入を得ようと考える場合、画像検索に対するSEO対策の重要性も高まりつつあります。特にユーザーが商品画像などを検索することの多いECサイトのマーケティングで重要になると考えられる画像検索へのSEO対策ですが、基本となるチェック項目は以下の3点です。 9. 各画像要素に適切なキーワードを使ったALT属性を設定しているか 検索エンジンがどんな画像内容かを理解できるよう、HTML上で画像を表示する<img>要素のALT属性には、表示する画像がどんな画像なのを説明する適切なキーワード・文言を設定します。なおALT属性は画像の説明以上でも、以下でも無いよう、キーワードの無理な詰め込みなどはせずに活用することがSEO対策上、重要です。 10. キャプション(画像に対する注釈)情報を追加しているか 画像要素に設定されたALT属性のテキストやキーワードだけでなく、Googleなどの検索エンジンは画像周辺のテキスト情報も含めてどんな画像かを理解します。特に画像直下に配置するキャプション・注釈を検索エンジンは重要視するため、画像にはキャプション情報を追加することがSEO対策面でもおすすめです。 11. レイジーロード(Lazyload)を使用している場合、noscriptも併用しているか ユーザーのスクロールに合わせて画像の読み込みを遅延させるレイジーロード(Lazyload)を使用中のページ・WEBサイトは注意が必要。最初に画像をすべて読み込まず、ユーザーのスクロールに合わせて(Javascriptのスクロールイベントで)画像を遅れて読み込むレイジーロードはページ表示速度を上げるためには有効な方法。   ただし、検索エンジンにはスクロールの概念がなく、画像の存在を正しく認識できない可能性がある点でSEO対策上はマイナスの側面も。このため<noscript>タグを利用して検索エンジンに画像の存在を伝える方法との併用が必要です。 ●コンテンツ内容を制作する上の重要ポイント 他のWEBサイトよりも、ユーザーの検索ニーズに対して優れたコンテンツ内容を制作することはSEO対策上、重要なポイントの1つですが、広告などマネタイズ手段とコンテンツ内容のバランスやページの表示速度もコンテンツ制作やSEO対策を考える上で無視できない重要なポイントです。 12. ユーザーにとって簡潔で、分かりやすい表現のコンテンツか これは当然のことですが、簡潔で、分かりやすい文章・表現で書かれたコンテンツで、ユーザーの検索ニーズに合った内容であれば、ユーザー評価も、Googleなどの検索エンジンからの評価も(つまり、SEO対策効果も)高まりやすくなります。   GoogleのGary Illyes氏のおすすめは「作成したコンテンツを声に出して読む」こと。それを自分の耳で聞き、不自然な点はないか、違和感がないかをチェックする方法は、分かりやすさを判断するための1つの方法です。 13. 広告の表示数は合理的な範囲か、過剰ではないか WEBサイトのマネタイズ・売上創出のため、ページコンテンツ上にGoogle Adsenseなどの広告を配置する場合でも、その表示数は合理的な範囲内にするべきで過剰な状態は避けるべき。例えば1ページに20箇所以上の広告スペースがあれば、その分の読み込みが必要になり、ユーザーに対するページ表示速度も低下することに。これはユーザビリティ面でもSEO対策面でもマイナスと言えます。 14. インタースティシャルの利用は必要な場合のみに限っているか ページの表示とともに全画面のポップアップを表示、ユーザーのコンテンツ閲覧を邪魔するリスクもあるインタースティシャルの利用は、法的に必要な場合や、ユーザーのコンテンツ閲覧を極力阻害しない形に限るべき、というのがGoogleの考え方。特にモバイルサイトにおけるインタースティシャルの利用は、SEO対策上の評価を下げる可能性も高く、注意が必要です。 ●ページの表示速度を意識し、定期的な測定・分析を行う WEBサイトおよび各ページの表示速度を意識し、定期的な測定・分析を行って改善することはユーザビリティ面でもSEO対策上も重要。表示速度が高ければ、離脱率の低下やコンバージョン率が改善、そのWEBサイト・ページが目的とする売上・アクション数の増加を期待できます。またページスピードはGoogleなどの検索エンジンがランキング順位を決定する際の1つの要素で、SEO対策上も重要な観点です。 15. ページスピード(表示速度)の測定・テストツールを利用しているか WEBページの表示速度の測定や評価は、無料のテストツールを利用して簡単に実施可能。まずは自サイトのページスピードを確認、表示速度が遅い場合は対策が必要です。 ページスピードのテストツールでおすすめは「Lighthouse」 無料・オープンソースのページスピード・テストツールでGoogle Chromeの検証機能(デベロッパーツール)で利用可能なのが「Lighthouse」によるスピードテスト。Google Chromeで測定対象のページを開いている状態でF12キーを押しデベロッパーツールを起動、AuditsパネルでLighthouseによるページ表示速度の測定・改善点を分析できます。GoogleのGary Illyes氏のおすすめがこのLighthouseでのページ表示速度の測定です。 16. 1つの評価指標・ツールだけでなく、複数の観点で確認・改善しているか ある1つの評価指標や、あるツールで遅いと判断されたからと言って、直ちにSEO評価が下がり、検索結果順位が下がると考える必要はありません。むしろ、定期的に複数の評価指標・ツールを使って表示速度の遅いページが無いか、改善箇所が無いかを確認することがSEO対策面でも重要です。 17. 表示速度改善によるユーザーの利便性への影響を確認しているか ページの表示速度改善に目を奪われると、本来はユーザーのためにやっているはずの表示速度改善が思わぬユーザビリティ低下などの悪影響を引き起こす場合も(必要以上に画像の質を低下させてしまう、など)。いくらページ表示速度が改善しても、ユーザーの不利益に繋がっている場合はSEO対策面の評価も高まりません。表示速度の改善で何らかの変更を行った後は、ユーザーがどのような反応しているか、影響を注意してモニタリングすることが必要です。 ●積極的に利用可能な構造化データのマークアップ 検索エンジンにコンテンツ内容を正しく伝えるために、構造化データのマークアップは欠かせないもの。また特定の構造化データ(ニュースやイベント、レシピなど)はGoogleの検索結果画面のカルーセルなど特別枠で表示され、積極的に利用することでWEBサイトへの流入数増加などのSEO対策面の効果アップも可能です。 18. Googleがサポートする構造化データを定期的にチェックしているか 構造化データを利用してGoogleが検索結果画面で生成するリッチリザルト(パンくずリストやカルーセル、レビューなど)は、年々種類が増えています。定期的に確認して、Googleがサポートする構造化データの種類が増えていないかチェックするのがおすすめです(Googleの構造化データ・検索機能ギャラリー)。 構造化データでマークアップすればどのページも必ずSEO対策効果(順位上昇やトラフィック増加)が得られる訳ではありませんが、“潜在的な良いコンテンツ”が日の目を見て流入数増加に繋がる可能性はあります。 19. 1つの画面に対して無理に複数のマークアップをしていないか 構造化マークアップが重要とは言え、あくまで常識の範囲内でコンテンツ内容に適した場合のみ、構造化データでマークアップすることが必要。(例えば、料理についてのページでレシピとしてマークアップしたり、書籍のレビューとしてもマークアップしたりなど)過剰なマークアップは、SEO対策面で逆効果をもたらす可能性もあり、注意が必要です。 20. 正しく構造化データのマークアップができているか確認しているか ページのHTMLを構造化データでマークアップした後は、正しくマークアップしているかをテストツールを使って確認することが必ず必要。正しくマークアップできていなければSEO対策上の効果を発揮することはありません。 構造化データマークアップによるSEO対策の成功事例~楽天レシピ 楽天レシピではレシピページを構造化データでマークアップしたところ、流入トラフィックが2.7倍、セッション時間が1.5倍に増加する効果があったとのこと。構造化マークアップによってSEO対策効果を増加させた成功事例として広く紹介されています。 ●モバイル・ファースト・インデックス(MFI)への対応 これまではパソコンで閲覧した際のページ情報が検索エンジン・Googleのインデックス情報となっていました。これがモバイル向けの情報を基にインデックスされるように変わるモバイル・ファースト・インデックス(MFI)。2018年時点ですでに多くのWEBサイトがモバイル・ファースト・インデックスに対応、インデックスが切り替わっています。   自分のサイトがモバイル・ファースト・インデックスの対象で移行されているかどうかは、Search Consoleに通知があるかどうかで確認できます。また、すでにWEBサイトがモバイル・フレンドリーであれば特別な対応や対策は必要ありません。 21. モバイルフレンドリーなWEBサイトに対応しているか 今後、さらに多くのWEBサイトがモバイル・ファースト・インデックス(MFI)に移行予定で、GoogleのGary...

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Googleが推進するAMPとは?~その構造や対応サイトの実装事例

インターネット通信で利用するデバイスが、パソコンからスマートフォンなどのモバイル端末へとシフトする中、モバイルでのユーザー体験がパソコンでの体験より劣れば、モバイル化とともにインターネットビジネスが苦しくなる可能性も。実際、ページの読み込みに10秒以上かかるモバイルWEBサイトが数多く存在したり、また国・地域によってはモバイルの通信回線そのものが遅い場合もあります。   そこでGoogleなどが立ち上げ、推進しているのがAMP(アンプ)プロジェクト。AMPとは、独自のHTMLの記述ルールとキャッシュの仕組みを使って、モバイルWEBサイトのページコンテンツを一瞬で高速表示させるフレームワークを指し、モバイルでのインターネット体験を向上させようという試み。   このページでは、モバイルWEBサイトでのユーザー体験を改善・向上させることを目的としたAMP(アンプ)について、AMPとは何か?という定義や基本的な構造・仕組みの解説から、対応サイトの実装事例を紹介します。 このページの情報は、検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンス・Pubcon 2018で、Google・Ben Morris氏のキーノートで共有された2018年時点で最新のAMP関連の情報をまとめたものです。Pubcon 2018の概要は「Pubcon 2018参加レポート~SEO対策・WEBマーケティング最新情報」も併せてご覧ください。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 Googleが推進するAMP対応とは何か?~プロジェクトの背景 AMP(アンプ)とは「Accelerated Mobile Pages」の略で、Googleが推進するモバイルWEBサイト高速化のための方法。AMP対応ページはモバイルでブラウジング中のユーザーに一瞬で画面が表示される(ページの読み込みにほとんど時間がかからない)のが特徴です。このAMPの仕組みはAMPプロジェクトと呼ばれるオープンソース・プロジェクトによって提供されており、2015年にGoogleとTwitterが共同して立ち上げたプロジェクトです。 Googleにとって、モバイルの検索結果から個々のモバイルWEBサイトへアクセスする際、ページ読み込みに時間がかかり、ユーザーの離脱が多い点が課題。モバイルでの検索体験やWEBブラウジングを大きく改善するには、ページ表示速度の改善が欠かせないと考えています。 AMPプロジェクトでは、WEBサイトやページをAMP対応させるための様々なフレームワークをオープンソースとして無料提供しており、誰でもAMPを利用・導入することが可能。モバイルWEBでの検索体験やユーザビリティの向上を目的に、Googleが推進している手法です。 スマホ・モバイル向けアプリ作成の時代はもう終わった…? [caption id="attachment_26409" align="alignright" width="300"] 特定のアプリの利用に集中、アプリの新規ダウンロードもほとんど無い[/caption] スマホユーザーは平均して80%の時間が3つの主要アプリの使用に集中しており、平均的なユーザーの1ヶ月あたりのアプリのダウンロード件数は1件未満。つまり、今後新たにスマホ・モバイル向けアプリを作成しても、それがダウンロードされ、使用される可能性は低いということ。   GoogleはWEBブラウジングの高速化こそ、モバイルでのユーザー体験向上に重要と考えているようです。一般的なスマホ利用ユーザーからするとテキストメールの送受信や写真撮影は一瞬にもかかわらず、WEBサイトのブラウジングだけ何秒も待たされるのはストレス。GoogleのBen Moriss氏はPubcon 2018のキーノートの中で「AMPでなくても良いが、ページ表示の高速化はモバイルサイト経由の売上創出・拡大に絶対に必要」と強調していました。 WEBサイトの表示速度改善は売上・マーケティング・SEO対策効果に重要 ここまでモバイルWEBサイトの表示速度の高速化が重要視されるのは、裏付けとなるデータ・事実があるからです。例えばGoogle Chromeのデータによると、モバイルWEBサイトでブラウザのページ読み込み時間が3秒以上になると、53%のユーザーがサイトへの訪問を途中で断念するとのこと。   また、ページの表示速度が1秒でも遅くなると以下のようなマーケティング面での弊害、つまり売上の減少を引き起こすと言われています。 直帰率が8.3%悪化 コンバージョン率が3.5%低下 ECサイトのカートに入る金額が2.1%減少 ページビューが9.4%減少 このためモバイルWEBサイトの表示速度改善は、WEBサイトのオーナーにとって売上・マーケティング効果を最大化するための重要課題とGoogleは捉えています。また、ページ表示速度はGoogleの検索結果順位の決定要素の1つであるため、SEO対策効果も最大化する(検索結果順位が上昇する)可能性があります。 また、世界的に見るとまだ40%のモバイル通信が2G回線で行われている点も、特にグローバル展開するビジネスにとっては重要な視点。インターネット通信環境の整っていない国・地域でビジネスを成功させるためにも、モバイルサイトの高速化・速度改善は重要なテーマです。 AMP対応はユーザー体験(UX)に多数の利点・メリットをもたらす モバイルWEBサイトのページ読み込みが一瞬で完了し、高速ブラウジングを可能とするAMPの仕組みですが、AMP対応がユーザー体験(UX)にもたらす具体的な利点やメリットとして以下のような点が挙げられます。 AMPの仕組み上、ページ読み込みを遅くさせる要素を使用できないため、AMPページはすべて高速   ページ読み込み時にスムーズにレンダリングされ、コンテンツの要素があっちこっちに移動しない   コンテンツ閲覧の邪魔となるポップアップやインタースティシャルなどの広告掲載が基本的に禁止   ページ要素をユーザーが必要とする時まで読み込まない、つまりページの表示開始時に読み込みが必要なデータ量が減り、即時でページが表示される   これまではAMPで表現できるデザイン要素や使用可能なタグに制限があり、デスクトップサイトやモバイルサイトと同じデザインを再現できないことが課題・デメリットでしたが、AMPで使用可能な要素やタグが増えた結果、現在では通常のWEBサイトと同様のデザインがAMPで再現できる状態。   つまりAMPは一部のメディアサイトやECサイト向けのものではなく、すべてのWEBサイトに必要な考え方であり、ページ表示速度を劇的に改善するためのソリューションだと考えられます。 ブラウザで高速表示を実現するAMP(アンプ)の基礎知識~仕組みや構造 AMPの仕組みは、大きく分けて「AMP HTML」「AMP JS」「AMP Cache」の3つのパートから成り立っています。高速表示を実現するために通常のHTMLと比較して制限の多いAMP HTMLやAMP JS、それらのページ情報を事前にGoogleのサーバーにキャッシュするAMP Cacheにより、モバイルユーザーは各WEBサイトのサーバーの情報にアクセスせずにGoogleサーバー上のキャッシュ情報を参照でき、ブラウザ上でページが高速表示されるというのが基礎的な構造。 各パートの基礎知識や特徴を以下で紹介します。 AMP HTMLとは~ページで使用できないタグや要素に注意 AMP HTMLとは、AMP用に定められたHTMLのコーディングルールにしたがって作成、AMP対応ページとしてモバイルのWEBブラウザに読み込みされるHTMLのことで、多くのタグが通常のHTMLタグと同様ですが、AMP独自のタグ・記述方法があったり、AMP HTMLでは許可されていないHTMLタグや要素がある点に注意が必要。   例えば、<img>タグは、<amp-img>に置き換えが必要だったり、CSSファイルを読み込めないため、デザイン要素をすべてインラインスタイルで記述する必要がある点などが注意点。 AMP HTMLの制作で記述可能な部品・コンポーネントは増加中 AMPプロジェクト開始直後は、AMP HTMLがサポートする部品・要素が少なく、十分なデザインでAMPページを制作できない状態でしたが、現在では記述可能なコンポーネントが増え、誰でも簡単に、デスクトップ・モバイルサイト本体と同様のUXデザインを再現できるように対応が進んでいます。 具体的には下記で説明するAMP JSのライブラリと合わせて、<amp-carousel>でカルーセル型のデザインの制作や、<amp-sidebar>でAMPページにサイドバーの表示、<amp-experiment>でAMPページ上でのABテストの実施などが利用可能になってきています。 ※より詳しい情報は、AMPプロジェクト内のページ「AMP HTMLで提供されるコンポーネント」をご覧ください。 AMP JS(JavaScript)とは AMP HTMLページではJavaScriptの記述が原則として禁止されており、独自に記述することができません。ただし、表示速度を低下させること無く、AMPページで使用可能なJavaScriptのライブラリが提供されており、これがAMP JS。これらのJavaScriptはすべて非同期で実行されるため、ページの読み込みに影響を与えないのです。   前述したAMP対応ページでのカルーセルやサイドバーの表示、ABテストの実行などのコンポーネントは、このAMP JSのライブラリにあるScriptをAMP HTML上で記述、呼び出すことで利用できます。 AMP Cache(キャッシュ)とは AMP Cache(キャッシュ)とはコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の働きをする仕組みで、AMP HTMLで作成されたページ情報をキャッシュ、同時にページがAMPの仕様に沿って作成されているかのチェックも行います。 これらのAMP CacheのコンテンツにはGoogleの検索画面などからリンクされ、ユーザーがモバイルの検索結果画面でリンクをクリックするとAMP Cache上のキャッシュからページ情報を取得します。通常のモバイルサイトへのアクセスの場合、ユーザーはWEBサイトのサーバーとの通信が必要ですが、AMPページの場合はGoogleのAMP Cacheからページ情報を読み込むだけで良いため、ページのを高速表示が可能なのです。 検索結果でAMP対応マークが表示されるほか、リンク先URLが変わる Googleなどの検索結果では、AMP対応ページにはAMPに対応していることを示す「稲妻」のようなマークが表示され、そのページに即座にアクセスできることがユーザーに分かる仕組みとなっています。また検索結果からのリンク先はオリジナルのWEBサーバーにあるページではなくAMP Cacheのページとなるため、URLもAMP用のURL(例:https://www.google.com/amp/s/www.example.com/など)に変わります。 対応・導入済みサイトの実装事例の紹介 すでにAMP対応・導入済みのWEBサイトの中には、モバイルサイトのページ表示速度改善により、大きな成果を生み出しているところがあります。Googleも成功事例と紹介している2社の実装事例を紹介します。 旅行検索サイトWEGOの成功事例~モバイルのアクセス・CVRともに増加 AMP対応の成功事例の1つとして紹介されているのが、中東地域や東南アジアを中心に展開する旅行情報の比較・検索サイト・WEGO。航空券やホテル予約などの価格比較サービスを提供しており、提携先の航空会社サイトやホテル予約サイトへのユーザー送客がマネタイズのポイントです。   展開している地域の特性上、回線スピードが非常に遅かったり、またアプリもあるもののデータ容量の非常に少ないスマホ・モバイル端末を利用しているユーザーが一般的なこともあり、AMPの実装を決断したとのこと。   このWEGOではAMP対応で多くのページが1秒以内に表示されるようになり、全体としてページ表示速度は10倍近く改善したそうです。また検索結果からのサイトアクセスも12%上昇、マネタイズに重要なコンバージョン率(CVR)は95%増加、WEBサイトで掲載しているバナー広告などのクリック率(CTR)も3倍に向上したそうで、AMP対応により収益面も大きく改善したと予想されます。 インドのECサイト・Myntraの実装事例~CVRが60%増加 Myntraはファッション製品や日用品などを扱うインドで最大級のECサイト。ECサイトのためWEBサイトのコンバージョン率(CVR)が売上に直結、またサイトへアクセスしたユーザーの直帰率や離脱率低下も重要な課題だったと推測できます。MyntraのAMP対応サイトは動的な情報提供を可能にする<amp-bind>コンポーネントを活用して実装、通常WEBサイトと同様のデザイン・使い勝手を実現しています。   このAMP対応によってSEO対策上の効果(検索結果順位の上昇など)は見られなかったものの、サイト全体のページ表示速度は65%減少、直帰率も40%改善したとのこと。結果的にAMP対応前のサイトと比較して、コンバージョン率(CVR)が60%も増加したというAMP対応の成功事例です。 WordPressサイトの場合、テーマ変更やプラグインで実装する方法も 大規模なWEBサイトや動的コンテンツの多いECサイトの場合は、AMP対応のためのシステム開発に一定の期間や費用が必要ですが、WordPressで運用中のブログサイトや静的コンテンツが中心のWEBサイトの場合は、無料のテーマやプラグインを利用して簡単にAMPを実装する方法もあります。   まだ数は多くないもののAMPに対応したWordPressのテーマがあり、それらのテーマにテンプレートを変更することでAMP対応が可能なほか、無料の「AMP...

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音声検索

Googleの音声検索へのSEO対策と強調(フィーチャード)スニペット

Google HomeやiPhoneのSiri、AmazonのAlexa。スマートデバイスや音声アシスタント機能の拡大に伴い、音声検索の利用ユーザーが増加しています。アメリカの調査では、2020年までに音声検索が全検索の50%を占めるまで拡大するとの推測や、音声検索経由での商品購入・音声EC市場が現在の20倍以上に拡大する試算もあり、近い将来、音声検索に対するSEO対策は重要なテーマとなりそうです。   とは言え、音声検索に対するSEO対策とは具体的に何に取り組めばよいのでしょうか?この音声検索SEOのヒントとなりそうなのが、強調スニペット(Featured Snippets:フィーチャードスニペット)。Googleの検索結果画面で最上位に表示される強調スニペットは、Google Homeでの音声検索の(Googleアシスタントが採用する)「回答」になりやすいとのデータが出てきています。 そこでこのページではGoogleなどの音声検索(ボイスサーチ)の現状と、それに対するSEO対策のヒントとなりそうな強調スニペットの最新情報や強調スニペットに取り上げられる確率を上げる方法を紹介します。 このページの情報は、検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンス・Pubcon 2018のキーノート・セッションで紹介された音声検索(ボイスサーチ)関連の情報と、強調スニペット関連の最新情報をもとにまとめています。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 スマートデバイスの普及と音声検索(ボイスサーチ)の増加 Google HomeやiPhone(Siri)、Amazon Echoなど音声アシスタント機能を持ったデバイスの増加に合わせ、音声検索(ボイスサーチ)回数・利用者数が急速に増加しています。デジタルマーケティング市場の分析を行うアメリカのcomScore社による推測では、2020年までに音声検索は全検索の50%を占めるまで拡大するとのこと。   またアメリカでのスマートスピーカーの普及率は2017年時点で13%程度であるものが、2022年には55%まで拡大、普及台数は2,000万台以上となるとの試算もあります(OC&C Strategy Consultants社によるデータ)。Amazon EchoやGoogle Homeなどの購入者のうち65%が「元のスマートスピーカー無しの生活には戻れない」と回答している調査結果もあり、今後も増加が続くと思われます。 ECサイトでの買い物も音声サービス利用が拡大、SEO対策が重要に [caption id="attachment_26488" align="alignright" width="300"] 音声ECの市場規模は今後5年で20倍以上に拡大するとの試算も[/caption] これに伴い、ECサイトなどでのオンラインショッピングや買い物におけるスマートスピーカー・音声アシスタントの利用も拡大すると考えられます。例えば、現時点で音声検索経由での商品購入(音声EC)の市場規模はアメリカで18億ドル(約2,000億円)と試算されていますが、これが2022年には400億ドル(約4.5兆円)まで20倍以上に拡大するとの予測もあります。   今後5年で考えると、従来のデスクトップ・モバイルサイト上でのマーケティング戦略やSEO対策は見直しが必要となり、音声検索に対するSEO対策や、チャットボットなどを使った音声での商品情報やサービスの提供などが求められる時代となりそうです。 音声アシスタント機能を利用可能な主要デバイスと検索エンジン 現時点で音声アシスタント機能や音声検索を利用可能な主要デバイスや各サービスの特徴、またSEO対策を考える上で重要な各サービスの利用検索エンジンを紹介します。 代表的なデバイス・アプリケーション音声アシスタント検索エンジン Google HomeGoogleアシスタント Amazon EchoAlexa(アレクサ) Apple iPhoneSiri(シリ) Microsoft Windows 10Cortana(コルタナ) 上記表の通り、現状では主要なスマートデバイスの検索エンジンにBingが採用されている例が多く、今後、音声検索へのSEO対策にはBingを意識した対策も必要かも知れません。 グーグルが提供するスマートスピーカー・Google Home Google(グーグル)が提供するスマートスピーカー・Google Homeには、Googleの音声アシスタント機能・Googleアシスタントが搭載されており、音声検索が可能なほか、Googleカレンダーと連動したスケジュールの確認や、「Google Play Music」「Spotify」と連動した音楽の再生などが可能なスマートスピーカー。   検索エンジンには当然ながらGoogleが採用されています。また、スマートフォンまたはタブレットの Googleアプリやブラウザ・Google Chromeでも音声検索を利用可能です。 AIアシスタント・Alexa(アレクサ)を搭載したAmazon Echo Amazonが提供するEcho(エコー)などのスマートスピーカーデバイスには、AIによる音声アシスタント機能であるAlexa(アレクサ)が搭載されています。Amazon Musicと連動した音楽再生が可能なほか、Amazonプライム会員の場合はPrime Musicの聴き放題サービスやプライム対象商品の音声注文など、既存のAmazonサービスとの連動も特徴です。またKindle本を読み上げる機能もあります。   なお、検索エンジンにはマイクロソフトのBingを採用しています。 iPhoneに搭載された音声アシスタント機能・Siri(シリ) iPhoneやiPadなどのApple社製のスマートフォン・タブレットのほか、Apple TVやMACのパソコンにも搭載されているAI・音声アシスタント機能がSiri(シリ)。iPhoneユーザーにとっては馴染みのあるSiriですが、AI機能としてはGoogleやAlexaよりも劣っているとされていて、アメリカのデジタルマーケティング企業・ストーンテンプル社がAIアシスタントに約5,000問の問題をテストした調査では、Siriの正答率が最も低かったとのこと。 iPhoneのSiriもまた、検索エンジンにはマイクロソフトのBingを採用しています。 音声アシスタント機能・Cortana(コルタナ)を搭載したWindows端末 マイクロソフトのWindows端末に搭載された音声検索のアシスタント機能・Cortana(コルタナ)。検索エンジンにはもちろんBingが使われており、インターネットへのアクセスではMicrosoft Edgeがブラウザとして起動されます。 Googleの音声検索ではキーワードに、どのような結果を回答するのか? 現時点ではマイクロソフトのBingを採用する音声・AIデバイスが多いものの、Googleアプリなどの利用ユーザー数も多く、音声検索のSEO対策を考える上でGoogleは欠かせない存在。   ところで、Googleの音声検索ではユーザーが発したクエリ(キーワードや質問文など)に対して、どのような結果を回答しているのでしょうか?因果関係や具体的なロジックは不明なものの、以下のような傾向・特徴があるようです(Backlinko社によるGoogle Homeを使ったクエリ1万件の音声検索結果から)。 音声検索結果として好まれるページ・コンテンツの傾向や特徴 音声検索結果に採用されたページコンテンツの表示速度は、平均的なページよりも52%速い   一般的な音声検索結果は29単語から成る比較的短く、簡潔な文章   ドメイン・オーソリティ(ドメインへの信頼性)の高いWEBサイトのコンテンツほど、音声検索結果に採用されやすい傾向   音声検索結果に採用されたページは、平均して1,199件のFacebookシェアと、44件のTweetがあるなど、ソーシャルメディアにおけるエンゲージメントが高い   音声検索結果に採用されたページのタイトルに、音声検索のキーワードそのものが含まれている場合はほとんどない(音声検索のSEO対策においてtitleタグにキーワードが有るか無いかは影響が無い様子)   音声検索結果に採用されたページコンテンツの単語数は平均2,312語で決して短いページが好まれる訳ではない   音声検索に採用される割合の約75%が、検索結果の上位3位以内のページコンテンツ   音声検索結果で読み上げられた内容の約41%が、強調スニペット(Featured Snippet)の内容 以上のように音声検索へのSEO対策のヒントとなりそうな傾向が徐々に明らかにされつつあります。現時点では、音声検索結果の75%が上位3位以内のページコンテンツなど通常のSEO対策が機能していれば、音声検索にも効果がある様子ですが、注目したいのが音声検索と強調スニペットの関係です。 音声検索へのSEO対策に繋がるGoogleの強調スニペットとは? 音声検索へのSEO対策として2018年の「Pubcon 2018」でも注目されたのが、Googleの強調スニペットに関連するセッション。ここからはGoogleの強調スニペットとは何か?という基本内容や、強調スニペットに取り上げられるための対策方法などを紹介します。 検索結果ページの最上部に表示される強調スニペット [caption id="attachment_26502" align="aligncenter" width="532"] 検索結果10位のページが強調スニペットを獲得している事例(https://www.digitaleagles.com.au/より引用)[/caption] Googleのオーガニック検索結果1位のWEBサイト・ページよりも上位に表示されるのが強調スニペット(Featured Snippet:フィーチャードスニペット)と呼ばれる部分。すべての検索キーワードで必ず表示されるエリアではありませんが、2018年時点で全体の検索クエリのうち10%~15%で強調スニペットが表示されています。   現時点では検索回数の比較的多いキーワード中心ですが、強調スニペットが表示されるクエリは増加傾向で、現在強調スニペットが表示されていない検索キーワードでも今後表示される可能性があります。 強調スニペットはパラグラフ・テーブル・リスト形式の3種類 強調スニペット表示として採用されるパターンは、パラグラフ・テーブル・リスト形式の3種類で、いずれも関連する画像と合わせて表示されることもあります。 パラグラフ型:45語から97語の短い文章が強調スニペットとして表示される。pタグでマークアップした箇所が引用されることが多い。   リスト型:箇条書き形式の強調スニペットで、ulタグやolタグでマークアップした箇所が引用されることが多い。   テーブル型:表組み形式の強調スニペットで、tableタグでマークアップした表の全部、または一部が引用される。 強調スニペット表示の獲得でWEBサイトへの流入ユーザーが増加 この強調スニペットが注目される理由は、(すでに検索結果1位表示のサイトであっても)さらにオーガニック検索結果からの流入を増やすことができる手段であり、コンバージョン・売上の増加にも繋がる期待が高まるほか、ブランド認知やWEBサイトへの信頼性向上も期待できるからです。 どんなWEBサイト・ページが強調スニペットに取り上げられている? 強調スニペットに取り上げられているWEBサイトやページを調査すると、その99%がオーガニック検索結果の10位以内のサイトやページのため、まず強調スニペットに取り上げられるのに必要なのはオーガニック検索結果の1ページ目に入ること。また強調スニペットの約30%は検索結果1位のサイト・ページであるため、SEOに強いページほど有利(強調スニペットに取り上げられやすい=音声検索のSEOも強い)であることは変わりません。   一方、検索結果10位のサイト・ページにもかかわらず、強調スニペットに取り上げられたことで爆発的にサイト流入が増え、コンバージョン・売上が拡大した事例もあり、ロングテールの(検索回数の少ない)キーワードでも10位以内で表示されている場合には意識したほうが良いとのがこの強調スニペットです。   また1つのページが複数のキーワード検索で強調スニペット表示されることもあり、ある1ページが最大3,000以上のクエリで強調スニペット表示されている事例もあります。 強調スニペット表示の獲得方法や工夫・改善=音声検索に対するSEO 強調スニペット表示を獲得すると音声検索結果にも採用されやすくなり、音声検索に対するSEO対策としても機能しそうですが、その獲得方法はまだ確立されておらず、これさえやれば良いという方法は残念ながらまだありません。ただし、現在強調スニペット表示されているコンテンツを確認すると、以下の5点のような工夫・改善が重要な要素となっていそうです。 検索クエリ・キーワードに対して、最も完璧な回答を用意していること   Googleが理解できるマークアップで(シンプルなHTMLタグで)回答が書かれていること   ユーザー動向が良いページであること(直帰率が低い、滞在時間が長いなど)   あるクエリの「関連する検索キーワード」に対する回答も同じコンテンツ内に書かれていること(複数のキーワードで強調スニペット表示される可能性が上がる)   リストまたはテーブルの場合は、直前のHタグ要素もしくはPタグ要素内に検索キーワードが含まれていること 日本語ではまだ強調スニペットが表示されるキーワード数がそれほど多くないように思われますが、上記のような5点を意識してコンテンツを改善しておくと、今後強調スニペット表示されやすくなる可能性があります。   以上、Googleなどの音声検索や強調スニペットとの関連性と合わせて、音声検索に対するSEO対策について考えてみました。 このページの情報は、検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンス・Pubcon...

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Pubcon 2018

Pubcon 2018参加レポート~SEO対策・WEBマーケティング最新情報

毎年アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大規模の検索エンジンマーケティング(SEM)カンファレンスであるPubcon(パブコン)。第一回目の開催が2000年と歴史のある検索エンジン・SEOをテーマとしたカンファレンスです。ラスベガスの他にアメリカのフロリダやオースティンで開催される地域別のPubconカンファレンスもありますが、毎年10月~11月にラスベガスで開催されるイベントがPubconの中でも最大規模のもの。 昨年に引き続き、EXIDEAでは2018年10月16日~18日に米国ラスベガスで開催されたPubcon(パブコン)2018に参加、アメリカでのWEBマーケティング最新情報を収集してきました。このページではPubcon 2018で共有された検索エンジンマーケティング・SEO関連の最新情報を紹介します。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 米国ラスベガス開催!PUBCON(パブコン)2018・イベント参加レポート 米国ラスベガスで毎年開催されるPubcon(パブコン)は、世界的にも規模の大きな検索エンジン関連、特にSEO対策関連のコンテンツが豊富なカンファレンス。日本からの参加者も多く、世界中からマーケターが集まる人気イベントです。 毎年、WEBマーケティング・検索エンジンマーケティング業界の著名人・著名企業が登壇し、検索エンジン対策(SEO)やクリック型広告(PPC)などのテーマのほか、ソーシャルメディアマーケティングやコンテンツマーケティングなどの最新情報や取り組み事例が紹介されます。 まず2018年10月に開催されたPubcon(パブコン)2018の概要を紹介します。 Pubcon 2018のカンファレンス概要やイベント会場・参加料金 Pubcon(パブコン)2018の開催期間は、昨年(2017年)のカンファレンスと比較して1日短く、3日間での開催。イベント会場はラスベガスのコンベンションセンターで例年と変わらなかったものの、日数に加えてセッション会場数も減り、2018年はややカンファレンス規模を縮小した内容でした。   イベント期間の2018年10月16日~18日の3日間のうち、1日目はワークショップやトレーニングが中心、キーノート(基調)講演や個別セッションがあるカンファレンスの開催は2日目から3日目の2日間。   カンファレンス2日目、3日目は朝と午後にキーノート(Keynote:基調講演)があり、全参加者が1つの会場へ集まりますが、それ以外は個別セッションに分かれ、同時に7つのテーマ・会場で開催される個別セッションの中から興味のあるテーマのセッションに参加します。2日間で5つのキーノートと合計8つの個別セッションに参加でき、延べ13時間ほど英語漬けになれるイベントです(笑 なお、Pubcon 2018の参加料金ですが、カンファレンスなどに一通り参加できるコースの正規料金が「$1,499」(日本円で約17万円)と高額。ですが、事前申し込みには割引があり正規料金の約半額でチケットを購入できることも。2019年の参加を決めている方は早めの申し込みがおすすめです。 延べ5回のキーノートと主にSEOをテーマとした48の個別セッション [caption id="attachment_26350" align="alignright" width="225"] Pubcon 2018の会場内に掲示されたタイムテーブル[/caption] 2日間のPubcon 2018カンファレンスの間に延べ5回開催された各キーノート(基調)講演の内容はこのページの後半で紹介しますが、キーノートとは別に延べ48の個別セッションが開催されました。1人で参加できるのは2日間で最大8セッションのため、事前に参加したいセッションをある程度決めておく必要があります。   またPubcon 2018で実施された48の個別セッションのうちSEO・検索エンジン対策関連が約半数の23セッションと、SEO関連のセッションの割合が高い内容。ただ、一言でSEO対策とは言っても、その内容は基本的な内容からローカル検索への対応の最新情報、バックリンク対策、ページスピード、社内でのSEO対策組織の構築など多岐のテーマに分かれています。 以下はPubcon 2018で開催された個別セッションのテーマと、各テーマごとのセッション数です。SEO対策以外にもソーシャルメディアマーケティングやSEM・PPC関連のテーマをカバーしています。 個別セッションのテーマセッション数 SEO・検索エンジン対策関連23 ソーシャルメディアマーケティング関連9 SEM・PPC(クリック課金型広告)関連4 コンテンツマーケティング関連4 インターナショナルマーケティング (越境サイトの最適化)5 その他3 今回のPubcon 2018では、米国や世界のSEO・検索エンジン対策関連の最新情報を収集することを目的に、主にSEO・検索エンジン対策関連のセッションを中心に参加しました。(これらのセッション内容のレポートは別記事で紹介します) ここからは、Pubcon 2018のキーノート(基調)講演の内容を中心に、WEBマーケティング・検索エンジンマーケティング関連のトピックスや最新情報を紹介します。 Pubcon 2018のキーノートから分かるWEBマーケティング最新情報 Pubcon(パブコン)2018で行われた各キーノート(基調)講演の内容を簡単に紹介するとともに、2018年のPubconで印象的だった内容をレポートします。イベント・カンファレンス全体ではSEO・検索エンジン対策が中心であるものの、キーノートでは検索エンジン関連のみならず、コンテンツマーケティングやコンバージョンマーケティングに関連する内容も取り上げられ、どれも非常に興味深い内容でした。 検索エンジン対策(SEO)最新情報~Google・Gary Illyes氏 [caption id="attachment_26337" align="alignright" width="300"] Pubconで恒例のGoogle・Gary Illyes氏によるキーノート[/caption] ここ数年、Googleからの新たな発表がPubconであったりと注目のGary Illyes氏のキーノートでしたが、今年2018年のキーノートは基本的なSEO・検索エンジン対策のトピックスに終始、目新しい最新情報は特にありませんでした。 Google・Gary Illyes氏のキーノートの内容は、ここ1~2年の検索エンジン対策(SEO)で注目を集めている ページスピード・表示速度 構造化マークアップ(Schema) モバイルファーストインデックス   といった一通りのトピックスを、おさらいする内容。また最新情報としては「画像検索」の重要性を強調していた点が印象的でした。 画像検索に対するSEO対策 Pubcon 2018のキーノートの中でGary Illyes氏は「画像検索をもっと意識すべき」と強調、画像検索からもトラフィックを得る(つまり、画像検索に対するSEO対策)には、オリジナルの品質の高い画像を制作するほか、以下のような点に注意すべきという話でした。 ※ある調査によると、WEB上の検索のうちGoogleの画像検索の割合は20%を超えており、これはマイクロソフトのBingの検索利用数を大きく上回る割合となっています。 1. ALT属性に画像に適した文言を設定する 2. キャプション(画像に対する注釈)を画像の下部に加える 3. 画像のレイジーロード(Lazyload)を利用している場合は、検索エンジン向けにnoscriptタグで画像パスを提供する またWEBページと異なり、画像へのクロール頻度は低いため、画像の情報を修正してもその反映が遅い可能性がある点にも注意が必要で、コンテンツ作成の最初から上記3点を意識したマークアップが重要とのこと。 強調(フィーチャード)スニペットや音声検索も最近の注目テーマ Gary Illyes氏のキーノートからは逸れますが、Pubcon 2018のSEO対策関連のセッションでは、強調(フィーチャード)スニペットをテーマに扱うセッションや、強調スニペットと音声検索の関係に注目したセッションが印象的でした。Goolgleアシスタントなどでの音声検索において回答に採用された内容のうち、約40%が強調スニペットで表示中の内容だったと言う最新の調査結果もあり、「音声検索に対するSEO対策=強調スニペット対策」という構図にも注目が集まっています。 この音声検索(ボイスサーチ)と強調スニペットの関連性についての最新情報は、別記事「Googleの音声検索に対するSEO対策と強調(フィーチャード)スニペット」でも詳しく紹介しています。 コンテンツマーケティング~Content Marketing Institute・Joe Pulizzi氏 [caption id="attachment_26379" align="alignright" width="300"] コンテンツマーケティング・インスティチュート・Joe Pulizzi氏によるキーノート[/caption] 検索エンジンからのオーガニック流入を対象とするSEOとは異なり、ニーズの顕在化していない潜在層も含め、また検索エンジンだけでなくSNSや動画サイトなどさまざまな経路からユーザーを獲得・蓄積する「オーディエンス(Audience)」。このオーディエンスをメールマーケティングなどの手法を活用して繋ぎ留め、最終的にマネタイズまで誘導するというのがコンテンツマーケティングの考え方。   このコンテンツマーケティングの考え方の第一人者で、アメリカのコンテンツマーケティング・インスティテュート(Content Marketing...

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コンテンツマーケティングにおけるストーリーテリングの手法や効果・実践事例

WEBコンテンツの制作やコンテンツマーケティングで昨今注目されているのが、映画や小説などでも活用されるストーリーテリングの手法。コンテンツの読み手であるユーザー・オーディエンスを、コンテンツに惹き込み、ページ滞在時間や商品・ブランドへのエンゲージメントを高める手法として、ストーリーテリング手法の活用事例が増えてきています。   このページでは、今後のWEBコンテンツ作成やコンテンツマーケティングで欠かすことのできない考え方、ストーリーテリングの手法や実践事例を紹介します。 このページの内容は、世界最大級のコンテンツマーケティングカンファレンス「Content Marketing World 2018」で取り上げられた“ストーリーテリング”に関連するトピックスをまとめて紹介するものです。コンテンツマーケティングや「Content Marketing World 2018」の概要は、「コンテンツマーケティングとは~定義や事例と2018年の最新トレンド」も併せてご覧ください。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 読み手や聞き手をコンテンツに惹き込む~ストーリーテリング手法 最近のコンテンツマーケティングのトレンドでは、数字や事実をもとに記事・コンテンツを作成、雑誌や新聞のジャーナリストのような書き方で「信頼感」を持たせることが重要な一方、読み手や聞き手を最後まで惹き込むような「ストーリーテリング」の手法に注目が集まっています。   製品・サービスのメリットや特徴の羅列ではない、ストーリーテリングの手法に沿って作成されたコンテンツによって、対象とする読み手・ユーザー(ターゲットオーディエンス)をコンテンツに惹き込み、ページ滞在時間を長くすることで、結果的に目的とする購買や問い合わせといったアクションへのコンバージョン(CVR)を高めたり、製品・サービスのブランドイメージ向上などの効果を期待できます。 映画や小説の手法から学ぶストーリーテリング~物語の作り方 ストーリーテリングという手法は新しい手法ではなく比較的古くから使われている「物語の作り方」です。具体的には下記のような古典的な物語のフォーマット・流れを指し、コンテンツマーケティングにおけるストーリーテリングとは「物語を語るようにコンテンツを作成する」という定義。   古典的な手法であるものの、近年のヒットしている数々の映画作品(例えばディズニー映画など)も下記のような流れでストーリーを展開する場合が多く、日本の昔話などでも用いられている手法です。 1. Once upon a time there was ___. (昔々あるところに~) 2. Every day, ___. (毎日~をしていました) 3. One day ___. (ある日のことです) 4. Because of that, ___. (だから、~するようになったのです) 5. Because of that, ___. (だから、~になったのです) 6. Until finally ___. (そして、ついに~) 主人公が何らかの課題や問題に直面、それを克服することで成長し、最終的にはハッピーエンドとなるのがストーリーテリングの特徴です。 童話・シンデレラにおけるストーリーテリングの事例 日本の昔話や童話を始め、映画や小説などの名作と呼ばれるような作品には、ストーリーテリングの手法を活用している事例が多数あります。例えば、童話・シンデレラでも、ストーリーテリングの手法にしたがって物語が展開していることが分かります。 1. 昔々あるところに、シンデレラという女の子がいました   2. 毎日意地悪な継母やその娘たちに、まるで召使いかのような扱いを受けていました   3. ある日のことです、妖精がシンデレラを助け、お城の舞踏会へ参加できることになりました   4. だから、王子様と出会えて、そこで恋に落ちたのです   5. だから、深夜12時の魔法が解ける前にシンデレラがお城を去った後も、王子様は必死に探し続けたのです   6. そして、ついに王子様はシンデレラを見つけ、2人は結婚することになったのです スティーブ・ジョブス氏のプレゼンテーションにおけるストーリーテリング 一方、ストーリーテリングの手法は童話や映画、小説に限らず、WEBサイトのコンテンツやブログ記事、ビジネスにおけるプレゼンテーションなどでも活用可能な手法。ビジネスにおけるプレゼンテーションにストーリーテリングを持ち込んだ代表的な事例が、アップル創業者の1人・ステーブ・ジョブス氏のスピーチです。   2005年6月、アメリカのスタンフォード大学卒業式で行われた「ハングリーであれ。愚か者であれ」と題するジョブス氏の有名なスピーチは、ストーリーテリングの手法に沿った内容でした。 1. 昔々あるところに、幼い頃に養子に出された私(ジョブス氏)がいました   2. 大学まで行かせてもらったものの、毎日人生で何をしたいのか分からず、大学に通う意味を見出だせずにいました   3....

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コンテンツの書き方~ジャーナリストに学ぶ、信頼される作成方法

ユーザーに支持されるコンテンツ、つまりターゲットとするオーディエンス・顧客を集め、最終目的である成果・売上の最大化に貢献するようなコンテンツは、どのような方法・書き方で作成すれば良いのでしょうか?   いまアメリカでは、トラディショナルな手法(新聞・雑誌などのジャーナリストや、映画・小説におけるストーリーテリングの手法など)からあらためて学びを得て、WEBコンテンツの作成やコンテンツマーケティングに活用しようという動きが活発化しています。   別記事「コンテンツマーケティングの最新トレンド」で紹介している通り、今後、WEBページやブログ記事、動画などの作成や書き方で求められるのは「TRUTH(信頼感)」や「TENSION(テンション・緊張感)」。   良いコンテンツとは ・読み手から信頼されるコンテンツ ・読み手のテンションを上げ、ドキドキ、ワクワクさせるようなコンテンツ と定義されそうです。では、どのような方法・書き方で文章を作成すれば、そのような内容になるのでしょうか? このページでは、世界最大級のコンテンツマーケティングカンファレンス「Content Marketing World 2018」で取り上げられた「コンテンツ作成方法・書き方」に関連するトピックスのほか、新聞や雑誌などのジャーナリストのテクニック・手法を紹介します。 ※コンテンツマーケティングや「Content Marketing World 2018」の概要は、「コンテンツマーケティングとは~定義や事例と2018年の最新トレンド」も併せてご覧ください。 青木 綾(RYO AOKI) EXIDEA米国支社「EXIDEA GLOBAL USA INC.」代表。2002年株式会社リクルートに入社、就職情報サイト「リクナビ」や宿泊予約サイト「じゃらんnet」等のサービス開発やプロデューサー業務に従事。2014年に同社を退職後、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスに移住。現地で日本語情報誌を発行する「Lighthouse」のVice Presidentを経て、2018年より現職。 コンテンツ作成の準備や手順~WEBページやブログ投稿記事の場合 コンテンツ作成やマーケティング施策の企画などでも重要な「5W1H」の考え方、 Who:誰に What:何を When:いつ Where:どこで Why:なぜ How:どのように というフレームワークですが、中でもWEBページやブログへの投稿記事などのコンテンツ作成で欠かせないのが「Who」「What」「How」の3つ設計。この3つの構成に加えて、WEBページやブログ投稿記事を読み終えた後の「読後感」を文章を書く前の準備段階で設定することが、良い記事を作成し、コンテンツマーケティングを成功させる上で欠かせない準備であり、必要な手順。 またこの設計や手順は、BtoCのメディア・WEBサイトのコンテンツ作成の場合に限らず、BtoBビジネスの会社ホームページやブログ投稿記事の書き方を考える上でも共通の考え方。手順を1つずつ紹介していきます。 Who:ターゲットオーディエンス(ペルソナ)の設定が必要 WEBページやブログ記事に限らず動画や広告などのコンテンツ作成でもまず必要となるのが、誰にその情報を届けるのか、ターゲットオーディエンス・ペルソナの設定。 一般にペルソナとは、性別・年齢や住んでいる地域、学歴・収入などのデモグラフィック属性や、価値観・性格・趣味・志向などのサイコグラフィック属性などから設定するもので、詳細にコンテンツの読み手(≒顧客・ユーザー)をイメージするために作成するもの。   一方、もしBtoBビジネスのコンテンツ(読み手が一般の消費者というよりも同業他社やクライアント・顧客)の場合、読み手が勤務する業界や会社規模、売上規模や事業の展開エリアなどファーモグラフィック属性を基にしたペルソナ設定が必要です。 このペルソナ設定が曖昧なままでは、どんな書き方が良いのか判断がつかない上、作成したコンテンツの評価も難しくなります。逆に言えば、精緻に設計されたペルソナがあって初めて「ペルソナに役立つコンテンツを作成できているか」という点で評価が可能になるのです。 カスタマージャーニーマップの“どこ”かも良いコンテンツ作成のポイント [caption id="attachment_25133" align="alignright" width="300"] カスタマージャーニーマップの例[/caption] ペルソナ設定に加えてポイントとなるのが、カスタマージャーニーマップという考え方。カスタマージャーニーとは顧客やユーザーが契約・購入などの意思決定に至るまでの過程・プロセスを指す言葉で、「(ニーズや課題の)認知」や「検討」「選択・比較」「意思決定」などのステップ・フェーズがあります。   同じペルソナ(属性)の読み手でも、ある製品・サービスを検討し始めたばかりなのか、十分な比較検討を経て契約・購入直前なのかなど、カスタマージャーニーマップ上のどこのフェーズかで、読み手であるユーザーのニーズが変わるため、作成すべき記事・情報の内容や書き方が変わるのです。 例えば、訪日外国人向けに「東京の観光ガイド」ページや記事を作成する場合を考えると、コンテンツのターゲットユーザーを A.「東京に興味はあるものの、まだ旅行に行くかは決めていない」オーディエンス(カスタマージャーニーの「認知」フェーズ) とするのか、 B.「東京に旅行することは決まっていて、おすすめのホテルやレストラン情報を得たい」オーディエンス(カスタマージャーニー上の「選択・比較」や「意思決定」フェーズ) とするのかで、作成する観光ガイドのページの記事内容や書き方が違うと思いませんか? 実際のコンテンツ作成では「ペルソナとカスタマージャーニーのステップの組み合わせ」で、制作するページや記事内容のターゲットが誰なのか(Who)を設定する必要があります。 What:解消すべき課題の特定と提示する解決方法(コンテンツの内容・テーマ) 一般的にコンテンツ作成は、設定したターゲット(ペルソナ)が抱えるニーズや欲求、課題の解消が目的。もし作成した記事の情報・内容で、ターゲットのニーズや欲求、課題を解消できなければ、制作したWEBページやブログ記事の価値は低いことになります。 つまりコンテンツの書き方以前に、まず正しくユーザーのニーズや欲求、解決すべき課題を特定することが必要です。ペルソナで設定した読み手は「何を知りたいのか?」「どんな課題があるのか?」「それを本当に解決したいのか?」を丁寧に、時間をかけて自問自答することが良質なコンテンツ・記事作成の第一歩です。 他サイトには無い自分なりの解決方法を考えることが必要 さらに読み手であるユーザーが求めるのは、他の会社のホームページやWEBサイトにあるのと似たような解決方法ではないはず。何をテーマとして、どんな内容・書き方で伝えれば、読み手は「この課題解決方法は良い!」と感じるのかを、コンテンツや記事の作成前に整理しておくことも必要です。 一例が「2秒でシャツを畳む方法」。ターゲットの課題を一気に解決するアイデアを斬新な手法で提示できれば、多数のオーディエンスを集めることに成功できる事例です(動画再生回数は1,800万回以上!)。ここまで斬新な解決方法でなくても、何か自分なりの方法・オリジナリティ考え、記事内容に盛り込むことが効果を生むのです。 SEOを意識、コンテンツのキーワード選定も検索エンジン対策に重要 作成したコンテンツをターゲットカスタマーに届け、アクセスを集めるには、当然Googleなどの検索エンジンでの上位表示(SEO対策)も重要な要素。例えば、コンテンツのテーマとなるキーワードを1つ選定、もしそれが非常に検索回数の多いビッグワードの場合、他社の制作ページも多く、キーワード検索結果での上位表示を目指す検索エンジン対策(SEO)の難易度は上がります。   選定したキーワードを類義語や少し言い換えを行い、検索回数が比較的少ないロングテールのキーワードをテーマに選定すれば、競合企業も少なく、検索エンジン対策(SEO)の難易度も比較的低いため、早期にコンテンツ作成の効果を実感できそうです。 作成したページ・記事内容を掲載するWEBサイトやメディアの規模などにもよりますが、まずはロングテールのキーワードを選定、検索エンジン対策(SEO)も意識したコンテンツの作成・書き方がおすすめです。 How:ユーザーにどう伝えるか、伝え方・書き方の設計 冒頭で触れた通り、今後のコンテンツマーケティングで重視されるのは「TRUTH(信頼感)」や「TENSION(テンション・緊張感)」。作成した記事の内容が読み手であるユーザーに信頼されたり、あるいはユーザーをドキドキ・ワクワクさせてテンションが高まる文章を作成するには、どう伝えるか、伝え方・書き方の設計にも工夫が必要です。   いまアメリカでは、このコンテンツに信頼感を持たせる書き方として新聞や雑誌のジャーナリストの記事や文章の書き方から学ぼうとする動きであったり、読み手をコンテンツに惹き込むための「ストーリーテリング」という手法が注目されています。 マーケティングに重要な、制作するコンテンツの「読後感」の設定 最後に、読み手となるターゲットオーディエンスに、記事内容を読んだ後にどうなって欲しいのか、読後感を制作前に設定することも重要なコンテンツ手順の1つであり、マーケティングで重要な要素です。 ・このWEBページや記事を読み終えた後、読み手は何を手に入れている状態か? ・この文章を読み終えた後、読み手はどう感じている状態か? ・このコンテンツを読んだ後の読み手の毎日・日々の生活はどう変化するか? 良いコンテンツとは、事前に設定した読後感(=マーケティング上の目的)まで読み手の多くを到達させるコンテンツ。あるいは読み手自身が目的とするゴール(課題が解決されたり、知的好奇心が満たされた状態)まで辿り着けるWEBページやブログ記事こそ、良いコンテンツと言えそうです。 読み手に信頼されるコンテンツの書き方~ジャーナリストの基本に学ぶ WEB上の情報量が増え続ける一方、昨今では社会問題にもなりつつあるフェークニュースなど信頼できない・偽物の情報が増えてきているのも残念ながら事実です。このような環境で、多くのインターネットユーザーは信頼できる記事や情報を探し始めていたり、また社会的にもWEBメディアに従来のメディア(新聞・雑誌・テレビなど)と同程度の信頼性を求める風潮が生まれ始めています。   今後のWEBコンテンツの作成やコンテンツマーケティングでは、これまで以上に読み手に信頼される情報提供や書き方が必要となります。 では、これまで新聞や雑誌などは信頼される情報機関として、記事の作成・書き方の点でどんな工夫をしてきたのでしょうか?以下のような点が、ジャーナリストの基本的なテクニックから学ぶことのできるWEBページやブログ記事の書き方・手法と言えそうです。 具体的な数字・数値を内容に盛り込みコンテンツを作成するのがコツ 読み手の信頼を獲得するための書き方・コツの1つに、できるだけ数字・数値をコンテンツに盛り込む方法があります。例えば、 ・いつ(何年に?何年間で?) ・どれくらい(何件?何人?何社?いくら?) といった内容を制作するページ・記事の要素に盛り込むことがおすすめの書き方の1つ。   「形容詞は、可能な限り数字に置き換える」という書き方は、文章に具体的な数字・数値を意識的に盛り込むためのコツです。 ×(悪い書き方の例):長年この事業に取り組んでいます ○(良い書き方の例):当社は30年間、この事業に取り組んでいます ×(悪い書き方の例):非常に好評の商品・サービスです ○(良い書き方の例):延べ3,000人以上のお客様に利用いただきました ×(悪い書き方の例):売上が凄い勢いで伸びています ○(良い書き方の例):売上が対前年比150%のペースで伸びています 同じ数値だが、他のホームページには無い視点で作成している事例 この数字・数値も、他社ホームページの既存コンテンツと同じものを扱っていたのでは、オーディエンスにとって価値の高い情報とは言いづらいもの。同じ数値でも違った視点でコンテンツを作成すると、説得力が増し、独自性のある内容になる事例を、コンテンツマーケティングカンファレンス「Content Marketing World 2018」で取り上げられたものから紹介します。 蚊が媒介する感染症「マラリア」ですが、2013年の統計によると世界で60万人以上が死亡しているとのこと(出典:厚生労働省検疫所)。このためワクチン接種を促す記事内容は多数あるのですが、これを他コンテンツと違う視点で伝えているのが、事例として取り上げたインフォグラフィックス。 着目する事実やテーマ、数値は同じですが、切り口をマラリアという病気ではなく「世界で最も危険な動物」という書き方で伝えています。これによって最も恐ろしい動物は、「毒蛇や毒蜘蛛ではなく(人間と)蚊」であることを伝え、マラリアのワクチン接種を促しているのです。 同じマラリアの危険度やワクチン接種を促すコンテンツを、同じように数字で語る場合でも、書き方や切り口、表現方法を変えることでコンテンツにオリジナリティを持たせることが可能です。 信頼できる情報ソースを基に書く~徹底的なファクトチェックが必要 新聞・雑誌のジャーナリストが大事にしているのは「ネタ元」、つまり情報のソース。仮に信頼できない情報を基に作成した記事が出回り、後から情報に誤りが発覚した場合、作成したコンテンツは価値を失うばかりか、掲載した会社・メディアも信頼を失う可能性があります。つまり、徹底したファクトチェックがWEBページやブログ記事、会社ホームページの作成でも必要なのです。   誤った事実を含むページや記事を作成することが無いよう、必要な情報は例えば大学などの教育機関が発表している文献や調査結果、第三者機関の調査データから情報収集して記事を書くべき、というのがジャーナリストの基本な考え方であり、書き方。また、コンテンツ内でその情報のソース・出所を明示すれば読み手の信頼感も高まり、良質なコンテンツになりそうです。 自分で収集した一次情報でなくても、信頼できる機関(大学や業界団体など)が集めた二次情報を基にしたコンテンツであれば、読み手の信頼も得られそうです。一方、自分と同様に二次情報を基に作成されたサイトや記事を情報ソースにしたコンテンツ作成は誤情報の恐れもあるため危険です。 ジャーナリストに必要なのは「自分は無知であるという自覚」と言う人も。謙虚に、時間をかけて丁寧に事実情報を調べながら文章を書き、コンテンツを作成するという方法・書き方が必要です。 独自アンケートは競合会社のサイトコンテンツには無い情報・武器 競合会社のホームページなどで、すでにサイト上のコンテンツとして発信されている内容や見解と同じ情報では、独自性が無く、作成するページや記事の価値も低くなります。できれば独自に実施したアンケートの結果を盛り込むなど、一次情報の要素を含められればコンテンツの独自性が増し、作成するページ・記事の価値が上がります。   一方、そのような独自アンケート調査が難しくても、実際に自分で製品やサービスを利用・体験して、その結果、自分が感じた情報を盛り込むという書き方でも、コンテンツにオリジナリティを持たせることが可能です。 エキスパートやインフルエンサーによる口コミの引用・紹介は効果的 書き手の1人称で書くだけよりも、第三者の声を引用し、文章を追加することはコンテンツの信頼性獲得に効果的な書き方。   例えば、いかに人気の製品・サービスであるかを、売上推移や利用者数推移などの数値やグラフで表現することも重要ですが、それだけでは「なぜその製品・サービスが人気なのか?」、その理由や原因は伝わりにくいもの。グラフや数値だけでなく、実際に利用した人がコンテンツの話者となることで真実味や信頼感が増すのです。 もちろん一般のユーザー・消費者の声も重要ですが、コンテンツの信頼性獲得という点ではその分野のエキスパート・インフルエンサーの声や意見をコンテンツに盛り込むことが効果的です。 誰にでも分かりやすい文章・書き方で作成する [caption id="attachment_26021" align="alignright" width="300"] アメリカの成人の読解力についての調査結果(出所: Contently)[/caption] コンテンツを書く上で「自分は中学生・高校生レベルの文章しか書けないのにどうしよう…」と不安を感じる方もいるかも知れません。が、アメリカの作家・ヘミングウェイの代表作「老人と海」は小学校4年生程度の読解力があれば読める文章・語彙とされています。つまり良質なコンテンツやストーリーを作成するのに、高等な文章力は必要ないのです。   むしろ、それ以上に簡単な書き方でなければ、広くターゲットオーディエンスに理解される文章にはならない可能性もあります。例えばアメリカにおける成人の読解力レベルは、平均すると中学生レベル。つまり高校レベルの文章の書き方では、そのコンテンツの意味が正しく理解されない可能性もあるのです。「中学生でも理解できるレベルの分かりやすい文章」がコンテンツの書き方に求められると言えます。   以上、WEBページやブログ記事のコンテンツ作成・書き方で重要なポイントを、ジャーナリストから学ぶことのできる考え方や書き方なども含め、世界最大級のコンテンツマーケティングカンファレンス「Content Marketing World 2018」で取り上げられたテーマを中心に紹介しました。 コンテンツマーケティングや「Content Marketing World 2018」の概要については、「コンテンツマーケティングとは~定義や事例と2018年の最新トレンド」も併せてご覧ください。     EXIDEAではグロースハックを実現する仲間を募集しています。 ご興味のある方はぜひ弊社の求人情報もご確認ください! グロースハッカー求人情報...

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