EXIDEA
CEO blog
2019.06.13

EXIDEAが目指す方向性 – 社長ブログ

※このブログはEXIDEA社長小川のブログで一般公開はしていますが、EXIDEAで働くメンバーと、ジョインを検討してくれている人を対象とした私の独り言みたいなものなので、乱筆乱文であることをご了承ください。



さて、EXIDEAは今期で7期目になるので、今後の方向性について整理をしておきたいと思う。

EXIDEAには2つのゴールがある。中期のビジョンと長期のビジョンである。

中期のビジョンは、「世界的なマーケティングのプラットフォームを創る」ことである。

EXIDEAは、2013年にWebメディア事業をメインに創業をして、この7年で随分色んな取り組みをしてきたが、創業当初の思いの通り、世界で戦える会社を作っていくことにはなんら変わりはない。

領域はWebマーケティング。

その中でも、EXIDEAが特に強みを持っているのはコンテンツマーケティング。 コンテンツマーケティングでは日本No1になり、現在、開発・提供をしているWebマーケティングプラットフォーム「EmmaTools」を世界に通用するものにしていきたいと思っている。

コンテンツマーケティングというと日本では、SEOのことが多いが、ここで言うコンテンツマーケティングはもう少し広域なものである。

テキストコンテンツはもちろん、動画も入るし、ソーシャルメディアのコンテンツも入ってくる。アメリカで言われるところのコンテンツマーケティングと同じ概念だ。

私自身は、前職で副社長をしてきたWebマーケティング会社からの経験も合わせるとSEOの領域は13年間やっていて、毎年Pubconなどの海外最先端のWebマーケティングカンファレンスにも出るなど、実践をし続けている。

なので日本でもトップレベルに熟知しているという自負はある。

また動画マーケティングの領域では、うちのCMOをはじめ、日本トップレベルのメンバーが複数いるので、動画マーケティングの領域でも日本においては極めて強いと言える。

EXIDEAは、今後、ますます高いレベルでコンテンツを作れるようになっていき、そのノウハウを体系化し、世界でも成果が上がるコンテンツを作れるプラットフォームを提供していかなければならない。

それを実現するために、EXIDEAでは創業から行っているWebメディアの運営事業には引き続き力を入れていく。この事業では、様々な最先端のWebマーケティング、グロースハックを行う日本においてはかなり高いレベルで仕事をしているのではないかと思う。

EmmaToolsは、このWebメディアの運営事業で実績が上がったノウハウとデータを基にして開発を行っているので、Webマーケティングの現場に必要とされている精度が高いツールを構築できている。

さて、これから、EmmaToolsを世界レベルのサービスとして展開するためには以下を実現しなくてはいけない。

1. SEOに強いコンテンツを作れる仕組みの提供 2. 動画、LP、インフィード記事、ソーシャルメディアのコンテンツを作れる仕組みの提供 3. 質が高いコンテンツを作ることができるクラウドソーシングの提供 4. 海外展開時の翻訳とローカライズができるクラウドソーシングの提供 5. ツールから指示される内容とクラウドソーシングのマッチングAIの開発 6. 日米において強力な広告ツールとの連携 7. 日米において強力なソーシャルマーケティングツールとの連携

現在、EmmaToolsはSEOにおけるパフォーマンスアップが中心になっていて、まずはそのレベルをもっと高めることが先決だが、次のステップでは、様々なコンテンツ形式に対応していく。

それから、そのコンテンツを世の中に発信していくための広告ツールとソーシャルツールとの連携が必要である。 この領域では、グローバルではNo1と言われているリスティング広告運用プラットフォーム「Kenshoo」の日本の戦略的認定パートナー、リターゲティング広告の世界No1シェアの「Criteo」の正規代理店となっており、EmmaToolとの連携を行っている。

今期は世界的なマーケティングプラットフォームの確立を目指して、こうしたマーケティングツールの提携にも本腰を入れていく。

「Content is King, distribution is Queen」という言葉があるが、極めて優れたコンテンツを作れる仕組みと、それを配信できるツールとの連携をすることでグローバルで戦っていけるようになることが当面のビジョンである。

本来は、EXIDEAという名前の由来であるExcellent Ideaの通り、アイディアで勝負をしたいところだが、世界で戦えるようになるところまではグロースハックのプロフェッショナル企業というアイデンティティを活かして、力で勝負をするつもりでいる。

その先にある、長期のビジョンは「世界に通用するWebサービスを発信するインキュベーションの運営」であり、世界的に受け入れられるWebサービスを日本から生み出す土台になっていきたい。

中間ステップである中期ビジョンでは、「世界的なマーケティングのプラットフォームを創る」という言葉の通り、Webマーケティング領域でグローバルで戦える会社をしっかりと創り上げていく。

今の計算だと、およそ7年越しのビジョンにはなるが、これをしっかり達成し、グローバル企業になっていこうと考えている。