SDGsバッジとは?つける目的や、正規品との見極め方、購入店舗をご紹介
SDGsの各目標を表す17色を円形にしたバッジを、見たことがありますか?
ドーナツのような形をしたカラフルなバッジで、その意味やデザイン性の高さで注目を集めているものです。最近では、ノーベル賞を受賞された吉野彰さんがつけており、気になったという方も多いかもしれません。
ほかにも芸能人や政治家、ビジネスマンなどつけてる人も多く、だんだんと浸透しつつあるアイテムでもあります。
こちらの記事では、そんなSDGsバッジの意味やつけるメリット、購入できる店舗などの情報をご紹介しています。
SDGsバッジとは?
SDGsバッジとは、国連本部のオンラインショップなどで販売されているバッジのこと。SDGsカラーホイールをモチーフにデザインされており、近年、着用する人が増えつつあります。
そもそもSDGsとは?
SDGsとは、2030年までに達成すべき17の目標(ゴール)を設定したもの。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国により採択されました。
「Sustainable Development Goals」を略した物で、日本では「持続可能な開発目標」という言い方をすることもあります。
カラーホイールとは?
SDGsの17の目標には、それぞれ分かりやすく個別の色が割り当てられています。その色を並べて「O」の形にしたのが、SDGsカラーホイール。
先述の「Sustainable Development Goals」の「Goals」の「o」のロゴ部分に使われています。
そのSDGsカラーホイールをモチーフにしたのが、今回ご紹介するSDGsバッジです。
バッジをつける意味にはどんなものがあるの?
つけてる有名人をテレビや雑誌等で見る機会も増え、注目されつつあるSDGsバッジ。そんなSDGsバッジをつける意味やメリットは、大きく分けて5つあります。
つける意味①SDGsへの取り組みのアピール
特に、ビジネスマンに多いのがこちらの着用理由。「わが社はSDGsに対し、積極的に取り組んでいます」という意思をさりげなく示すことができるので、顧客や取引先の企業によい印象を与えられます。
名刺にもSDGsカラーホイールやロゴを取り入れる企業も多くありますが、スーツにもつけやすいバッジはわかりやすくアピール効果も抜群です。
SDGsバッジを話のきっかけにエシカルな商品開発のアイディアが出たりという効果も期待できるため、SDGsに取り組んでいる企業にお勤めでしたらぜひとも使っていただきたいと思います。
つける意味②SDGsについて広められる
カラフルでキュートな形のSDGsバッジは、SDGsについてあまり知識がないという人から見ても魅力的に見えるもの。
「かわいい!」「欲しい!」と注目してもらえるかもしれません。それをきっかけにSDGsについて知る効果も期待できるため、特に子どもや若い世代に向けてつけているという人も多いようです。
SDGsバッジは、自由な場所につけることができます。
国連が定めたSDGsというと難しく感じてしまうこともありますが、さりげなくファッションに取り入れれば、自然とSDGsを広めることができるでしょう。
つける意味③話のきっかけにもなる
SDGsは、今や社会の重要なポイント。
SDGsバッジをつけている人はSDGsについて詳しいという風に思われることが多いので、いろいろと質問をされたり話のきっかけになることもあるでしょう。ビジネスシーンではもちろん、ボランティアや友達との集まりというときにつけていくのもよさそうですね。
つける意味④自身でもSDGsを普段から意識できる
対外的な意味を含むことが多いSDGsバッジですが、もちろん自分自身の意識を高めるという意味も期待できます。普段の暮らしでもSDGsバッジが目に入れば、「もっと環境に良い方法のものを」という気持ちになれるはず。
暮らしをよりエシカルなものにしたいという方にもおすすめなのです。
つける意味⑤連帯感が生まれる
おそろいのものは、つけている者同士に連帯感を生む力もあります。一緒にプロジェクトを遂行している人同士や、仲間同士でSDGsバッジをつけると、よりチームとして力が発揮できるかもしれません。
バッジは国連のオンラインストアをはじめ国内のネットショップ等でも販売されていますので、みんなで購入してみるのもよさそうですね。
知っておきたい、SDGsウォッシュ。
「SDGsウォッシュ」とは、主にビジネスシーンにおいてSDGsの取り組みに見せかけだけの対応をすること。SDGsバッジをつけている人は、SDGsに真剣に取り組んでいる・知識があるとまわりからも思われるもの。
ですが、それに実態が伴っていないと「SDGsウォッシュでは?」と揶揄されてしまう可能性があります。
場合によっては「胡散臭い」と思われてしまうこともあるので、注意が必要です。
特に仕事の場でSDGsバッジをつけているときには、公私とも胸を張ってSDGsに取り組んでいるといえる状態にしたいものです。
購入先は?
SDGsバッジの購入には、特に資格などはいりません。誰でも入手することができますので、気になったらぜひ購入してみてください。
本物といわれる公式ライセンス品は、国連のオンラインストアで購入することができますが、海外通販となるためハードルが高いと考える方も多いかもしれません。
国連のオンラインストアでの購入は難しいと思う方におすすめなのは、国内企業が制作・販売をしているSDGsバッジです。日本国内ではさまざまな企業がSDGsバッジを制作しており、ネット販売もしています。
素材やサイズ、ピンの種類はもちろん、価格などもさまざまなので自分が好きと思うものを購入するのが良いでしょう。
ただ、SDGsバッジは、営利目的以外の場合を除き、基本的に国連の承認が必要とされています。安易に購入せず、きちんと国連から承認されているか、もしくは営利目的の品ではない正規品かなどを調べて購入することをおすすめします。
おすすめの購入先①joinsdgs公式サイト
出典:https://joinsdgs.com/
こちらのサイトで販売しているのは、利益目的ではない、国連ガイドラインを遵守したバッジ。ピンズタイプのほか、マグネットタイプのSDGsバッジも取り扱っているので、洋服やバッグに穴をあけたくないという方にもおすすめです。
小さめのミニサイズもあるので、つける位置や場所を気にしなくてよいのもポイントです。
おすすめの購入先②有限会社ローカルプランニング
出典:https://www.local-plan.co.jp/sdgs/
国際協力機構(JICA)の依頼を受け、バッジを制作している会社です。政府閣僚関係者もこちらのものをつけているとされています。
ただし注文数は50個~となるので、個人的に購入するのではなく団体として購入する予定という方におすすめ。
裏面に刻印やシリアルナンバーを入れることもできるので、特別感のあるバッジをとお考えの方にもおすすめです。
おすすめの購入先③阿蘇小国杉のくらしネットショップ
出典:https://ogunisugi.theshop.jp/items/25218071
木製のナチュラルな風合いのSDGsバッジを取り扱うネットショップです。
ゴール[15:陸の豊かさも守ろう]を達成するために国産の木を使っているとのこと。オリジナル感や特別感のあるSDGsバッジを購入したいという方にもおすすめです。
さいごに。目標達成のためにできること。
より良い世界のために17のゴールを提示したSDGs。
全ての目標を達成するのは大変なことでもありますが、わたしたちひとりひとりが意識をし、目標に向かっていけばきっとよい未来が望めることでしょう。
SDGsバッジは、その意識を高め、活動を充実させてくれるのにきっと役立ってくれるはず。
気になった方は、ぜひネットショップなどで探してみてください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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