皆さんこんにちは、広報PR担当の川原です!
今回インタビューしたのは、広告運用チームのマネージャー小林さん。
大学受験に失敗したら吉本のNSCに入ろうと思っていたほど、笑いを愛し、笑いに愛された男です。
キャリアの大半をロジスティック系の企業で過ごした方ですが、あることをきっかけに30歳の時に未経験ながらWEB業界に転職を決意。
いまではマネージャーとして活躍していますが、一体に何がきっかけだったのでしょうか?
それではご覧ください!

できる限り仕組み化して、疲弊する人をなくしたい。
入社3カ月とは思えないほどの馴染み具合ですね(笑)いまどんな仕事をされていますか?
自分でも不思議なくらい馴染んでいると思います。(笑)
仕事では、グロースハック事業部/広告運用チームのマネージャーを務めています。リスティング広告とCriteo広告の全体管理をしていて、僕は3社のお客様アカウントを運用しています。
広告運用は僕も去年担当していましたが、結構忙しくてハードな仕事ですよね・・・
そうですね。確か、広告運用担当の平均勤続期間が15ヶ月くらいだった気がします。
でも僕は、自分が考えた施策で成果が出て、お客様が喜んでくれて、予算をどんどん任せていただけることが何よりも嬉しいので、この仕事はずっと続けていくんだと思います。
素敵ですね。とはいえ、普段すごく忙しそうに見えるのですが、どのようなスケジュールなのでしょうか?
そんなことないですよ!いまではメンバーも育ってきてくれているので、余裕がでてきました。
スケジュールですが、午前中はメール確認と全広告アカウントのチェックをします。気になるところがあればメンバーへフィードバックをする流れです。
午後は、新規のお客様の広告に関するご相談をいただくので、その対応をします。また、社内でも広告運用をやっているので、それに関するMTGもやっていますね。
最近ですと、EmmaToolsと広告運用ツールの連携も進んでいるので、そのディスカッションなどもしています。帰宅は20時前で、仕事とプライベートのバランスはきちんと取れています。
幅広い業務をしているんですね。改めて、今の仕事の楽しさはなんでしょうか?
色々ありますが、大きく2つあります。
1つ目は、自分で考えた提案内容がうまくいった時です。仮説が正しいことが証明されたことで、自身がお客様に貢献できたという実感が得られますからね。
お任せいただける金額も増えていけばいくほど、自分への期待の額だと思えるので、より一層気持ちも入って、頑張れます。
それに付随して、最新の広告や技術をインプットするのも楽しいです。好奇心が強い人間なので、新しいことを覚えるのが好きなんですよ。
2つ目はマネージメントで、部下が成長している姿を見た時です。EXIDEAに入って、初めてマネージメントを経験したのですが、部下ができる業務範囲が増えて、考える力が身についているのを見ると、非常に嬉しいですね。
部下の成長をもっと見たいし、自分自身もマネージャーとして成長できるように学び続けていきます。
小林さんって仕事をすごく楽しんでいるように見えます。いつもポジティブオーラが出ていますよね。
ありがとうございます。でも、上手くいかないことや、難しいなと感じることも多々ありますよ。
冒頭でもお話しましたが、広告運用の仕事は平均勤続期間が15ヶ月。一般的にハードワークで続かない仕事でもあるんです。
労働集約的な部分が多いため、疲弊して辞めてしまう人も何人も見ました。
そのため、自分の部下にはなるべく負担をかけたくない思いがあります。
可能な限りシステマティックにできるところはして、本来注力すべきところに注力する仕組みをつくりたいのですが、現状はまだまだですし。
運用体制をシステマティックに変えたい一方で、それができず結局労働集約になってしまっていることがもどかしいです。
部下には、一人で抱えこみすぎずに、周りの力をどんどん借りて、お客様の成果につなげてほしいと思っています。抱え込んだ瞬間、詰むことが結構多いので。(笑)
30歳を超えて初めて飛び込んだWEB業界
話題を変えてこれまでのキャリアについてお伺いしたいです。
結構色々な会社を渡り歩いてきたこともあり、話すとかなり長くなるので、簡単にお話しますね。
新卒でグローバル展開している大手アパレル企業に就職しました。当時、漠然と成長したい想いだけが強く、優秀な人たちが多い職場を求めていました。
面接で「うちは相当厳しい職場だけど、どこでも通用する力が身につくことは約束する」という言葉をいただき、ここだ!と思い入社を決意。
店長代理の仕事までやらせていただき、幅広い業務に携わることができました。当時を振り返って思うことは、管理・仕組み化の体制が相当整っていたということ。
物事に曖昧さが一切なく、誰でも同じクオリティで仕事ができるように社内システムを常にアップデートしていました。
僕の仕事のスタンスも1社目の会社の影響を強く受けています。その後、専門的なスキルを身に着けたい思いから約3年働いて転職をしました。
次に選んだ会社は、ロジスティック系の企業です。前職の仕事の中でも、特に商品管理・発注・在庫管理がとても楽しくて、この領域をもっと深く追求したいと思い選びました。
そこから色々な会社を経験しましたが、軸はずっとロジスティック系でした。ただ、ある大手企業のロジスティックを運用している企業に就職したことが、僕のキャリアを大きく変える転機になったんです。
その会社のロジスティックのレベルが高くて、完璧だったんですよね。人間がいらないくらいに、システムが優れていて。
このままだと、自分の仕事は5年以内には確実になくなるだろうと思い、これからのキャリアに不安を覚えて、別業種の転職を考えました。
キャリアを振り返ると、「どうやったらコストを抑えることができるか」に携わってきたので、「どうやったら売上を作れるか」というプロフィット系の仕事をしようと決意。
とはいえ未経験なので、まずは自分でやってみようということで、PPCアフィリエイトを始めました。
自分でWebサイトを作って、Twitter広告やリスティング広告を調べながら試した結果、10万円の広告費を投下して、3~4万円の売上になりました。
赤字であったものの、すごく楽しかったんですよね。そこで広告運用の仕事をしたいと思い、本格的に就職活動をしました。
年齢は30歳を超えており、業界未経験ではありましたが、ベンチャー企業から無事内定をいただきました。
その職場で、リスティング広告運用の基礎を学び、月額30万円~50万円の案件を中心に運用を実施。中には月額1000万級の案件も運用しました。サプリ系・人材系が多かったですね。
1年弱働いたところで、リスティング広告以外の運用や他の広告媒体も扱えるようなスキルや知見を得たいと思い、大手のWEB広告代理店に転職しました。
私の上司がWEB広告運用歴10年のベテランということもあり、多くのことを教えていただきました。自分自身がどんどん成長している実感が得られて、非常に充実した日々を送っていました。
今後もここでキャリアを築いていくことは間違いないくらいには。
本気で世界を目指す仲間と働いてみたい
そんな中、EXIDEAへ転職したわけですが、きっかけは何でしょうか?
ある日のことですが、前職で同僚だった与田さん(現EXIDEA社員)と食事に行く機会がありました。そこでEXIDEAのことを色々話してくれたのがきっかけです。
当時どちらかというとドライな印象だった与田さんが、EXIDEAへの愛社精神がすごく強くて驚いたんです。こんなに会社のことを楽しく話していて、仕事も楽しいと言っているのを見るのが初めてで(笑)
そこからEXIDEAってどんな会社なんだ?と興味を持ちまして、人事の方を交えて3人で食事に行くことになりました。
後日、人事の山本さんと与田さんと僕の3人で食事に行ったのですが、かなりしびれました。なぜかというと、「本気感」がひしひしと伝わったからです。EmmaToolsという自社開発のツールを軸に、世界をより良くしていくというスタンスが眩しくて。
次に、取締役の塩口さんと社長に会って、ますます惹かれました。お二人からEXIDEAの未来構想をお話しいただいたのですが、それが明確に描かれていて、かつ戦略も納得感がありました。
話を聞いているうちに、自分もそこに携わりたいという想いがどんどん強くなっていました。
お話する中で、マネージメントという新たな挑戦もさせていただけるということもあり、ここしかないと思い入社を決めました。
強い想いを持って入社されたのですね。入社後何かギャップはありましたか?
大きなギャップはありませんでした。
EmmaToolsを世界に届けたいという想いで繋がっている一枚岩の会社というイメージがより強くなりました。本当に世界を目指してやっている熱感を今も感じながら仕事をしています。
何かギャップをあげるとしたら、スピード感ですかね。色々な会社で働いてきましたが、ここまで意思決定と実行スピードが速い会社はなかったです。きちんと着いていけるように必死です(笑)
最後に、今後の目標についてお聞かせください。
EmmaToolsを世界に届けたい。この想いは変わりませんし、絶対に実現できると思っています。
僕が持っているチームの目標でいうと、日本一粗利率の高いチームにしたいです。ただの運用担当者ではなく、コンサル的な改善提案をメインとしたチームを作りたい。
自分達でやる必要がないものはツールで代替し、本質的に重要なところにフォーカスして、成果を出していくことを目標に頑張りたいです。
―編集後記―
「周りが幸せだと、自分も嬉しくなりますよね!周りがもっと幸せになればいいですね!」そう笑顔で話してくれたのが印象的でした。
1時間を予定していたインタビューが気づけば2時間弱になるほど、夢中に。
特に過去のキャリアのお話は非常に面白く、本当はもっとお伝えしたいことがありましたが、10,000字ほど追加する必要があったため、断念。汗
小林さんとお話すると、すごく明るい気持ちになれるのですが、それは小林さんが周りのことを考えている気持ち故のことなんだなと感じました。
最後までご覧いただきありがとうございます!