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「グロースハッカーになりたい!でもどうやってなったらいいか分からない…」
グロースハッカーは今、ITの世界で最も注目を集めている職種ですが、一体どうやってなったらいいのか?これは多くの人が分からないはずです。
それも当たり前です。
そもそもグロースハッカーは2010年に作られたばかりの言葉ですし、語る人ごとに意味が違うので定義も曖昧です。
まず、グロースハッカーの定義については以下を見ていただければ分かるかと思いますので是非ご覧ください。
上記を見ていただく分かる通り、グロースハッカーは言葉としては新しいものの、その実態はとても本質的。簡単に言えば…
「起業家視点を持ち、自らが考え、WEBを駆使し、大量の顧客獲得をしたり、圧倒的な売上を上げるなど、自分一人の力でビジネスをスケールさせていくことができるWEBマーケティング人材」です。
ITとWEBを操り、たった一人で0から100までやって結果を出してしまうのですから、このIT時代において世界中の企業から求められるのは当然のことです。
1から100ではなく、無から有を生み出すゼロイチの仕事までやってのけてしまうのがグロースハッカーの特徴です。
ただし、グロースハッカーを名乗る全員が自分一人で全てをできるかというと違うケースもあります。
社内でグロースチームを作り、デザイン部分やコーディング部分は専門の担当が行うということも多いです。
しかし、この状況においても成長の戦略、それからハックになるアイディアを考えるのはグロースハッカー。
デザイナーやプログラマーが何を作ったら良いのかを明確にイメージできるようなモック(試作品)を作ったり、詳細な説明を行い、自分がイメージした成長への連続的なハックを実現させることができます。
プロダクトやサービスの爆発的な成長を促す中心者となるのがグロースハッカーというわけです。
「自分自身の力を持って世の中に変革をもたらしたい」
もし、こういった考えをお持ちであれば、あなたにはグロースハッカーという仕事はとても向いているかと思います。当社EXIDEAもメンバー全員がグロースハッカーであり、それぞれが自身のプロジェクトのグロースハックを日々行っています。
しかし、グロースハッカーになりたいと思っても・・・、私たちはグロースハックを専門に仕事をしているので成り方の手順をイメージできますが、普通はどこから手を付けたら良いものか?と悩んでしまうと思います。
そこで、このページでは「グロースハッカーになるにはどうしたら良いのか?」その答えについて詳しくお話をすることにしました。
グロースハッカーになる近道はあるのか?
何かの力を身に付ける時、ほとんどの人が考えることがこれです。
「最短の道はどれだろう?」
確かに近道はどんな分野にも存在します。当然グロースハッカーになるためにも最短な道というものがあります。それはどういった道なのか?
具体的に言うと…
- WEBマーケティングの全体感を知ること
- アクセス解析力を身に付けること
- SEO、コンテンツマーケティングの力を身に付けること
- コンバージョン率改善(CRO、LPO)の力を身に付けること
- ユーザーが求めていることを導きだす思考のロジックを身に付けること
- アイディアを実行できる技術を身に付けること
上記6つはグロースハッカーになるためには非常に重要な力です。この6つの力があればWEB上で圧倒的な結果を出せる人間になることができます。
もちろん、グロースハッカーにはこれに加えて広告運用の力でしたり、ソーシャルマーケティングの力、コピーライティング力、システム開発力、デザイン力など、身に付けると望ましい力は他にもありますが、ベースの力は上記を抑えることが望ましいです。
その上で、システムによって実績を圧倒的に生み出すグロースハッカーになったり、コピーライティングによって実績を上げるグロースハッカーになったりと、得意分野が分かれていきます。
上記のいずれかの技術が身に付く仕事に就けば、グロースハッカーになるための一歩を踏み出していると言えます。中でもSEO、コンテンツマーケティングは、文字が書ければ、まずはその入り口には立てますし、WEBマーケティングの全体感が掴み易いのでここから始めることがおすすめです。
昨今のSEO対策ではソーシャルマーケティングを同時に行うことが求められますし、アクセス解析の力も求められます。ソーシャルマーケティングもアクセス解析もユーザーニーズの分析をしていくことになるので、この力が養われると改善案を考えられるようになります。
この改善案を自ら実行し、高速に改善を行いパフォーマンスを向上していければそれはグロースハックの一つとも言えます。更にその後のステップで既存のWEBマーケティングの方法論を進化させていくことができ、爆発的にアクセスを伸ばしたり、売り上げを伸ばすことができれば、グロースハッカーとして相当な実力があるということになります。
グロースハックは机上の空論ではなく自分自身が実践する力が必要なので、自らが手を動かすWEBマーケティングの仕事をしていくことが大切です。
グロースハッカーになるための最もおすすめの方法
色々と述べてきましたが、グロースハッカーとして世界的に有名であるショーン・エリス氏によれば、グロースハッカーとは以下の人物です。
※というか、グロースハッカーという言葉を言い出したのもこの方
【グロースハッカーとは、】
・自身の活動の目標を「成長」に置き、そのことに責任を持てる人間である。
・ターゲットマーケットへのリーチ(マーケティング)に燃えるような情熱を持っている。
・既存のマーケティング手法を発展させる、新しい方法を生み出せる。
・エンジニアだろうが、営業だろうがバックグラウンドは問わない。【そして、優秀なグロースハッカーは、】
・実施するマーケティングの優先順位と取捨選択の判断をする力がある。
・改善スピードが速い。
引用、翻訳はこちらのページで行っていますので、詳しくはこちらをご参照ください
→/exidea.co.jp/growth-hack/
条件だけをみると、こんなやつどこにいるんだ?と思ってしまいますが。
まとめれば、以下の3点の力が必要になります。
WEBマーケティングの知識+技術力+創造性
グロースハッカーに求められる創造性は、ビジネスを情熱的に成長させていくので起業家としての素養ともかなり近いものがあります。
となると、結論、グロースハッカーになるにはどうしたら良いのか?その近道は以下がベストだと言うのが私たちの考えです。
「ベンチャー企業の経営者の側近としてWEBマーケティングを担当すること」
なぜかと言うと、ベンチャー企業でWEBマーケティング担当をしたことがある人は分かると思うのですが、ベンチャー企業のWEBマーケティング担当者はSEOもPPCもソーシャルマーケティングもWEBマーケティングに関わることをほぼ全て一人でしなければいけません。
しかもベンチャー企業だと外注するお金なんてありませんから、自ら考え、実行しなければいけません。つまり技術力が身に付きます。そして、ベンチャー企業の経営者は起業家気質が極めて強いので、あれこれ思いついては実行したがります。これには現場は振り回されて大変な目に合うわけですが、起業家の発想のフレームワークを学ぶことができます。
正にこのポジションがグロースハッカーの姿に極めて近いです。最も厳しい道にはなりますが、グロースハッカーになりたいのであれば、このようなチャンスがある方は是非挑戦してみることをおすすめします。
グロースハッカーになるための選択肢
ベンチャー企業の経営者の側近としてWEBマーケティング担当者になることはグロースハッカーになるには非常におすすめの方法ですが、その椅子が用意されているケースは多くないと思います。
そこで、グロースハッカーになるための選択肢として考えられるものを全て挙げてみたいと思います。
概ね以下の7つの選択肢が考えられると思います。
- WEBサービスを自ら作り、WEBマーケティングも全て行うという副業をする
- WEBメディアを自分で運営して利益を生み出すという副業をする
- 起業をしてWEBサービス、もしくはWEBメディアを自ら作り、1人で運営する
- WEBマーケティングかグロースハックの専門企業を立ち上げる
- 中小企業内の唯一のWEBマーケティング担当者になる。※社長直轄だとベスト。
- グロースハッカーを募集している企業に応募して、企業内グロースハッカーになる※あんまりない。
- WEBマーケティングベンダーへ就職。※WEB広告代理店だとグロースハッカーになれない
まず、1、2のように副業で力を身に付けるという方法です。リスクはありませんが、誰かが教えてくれるわけでもないので最も長い時間が掛かる方法です。
3、4は教えてくれる人は誰もいませんが、起業という高いリスクを背負うので命がけである分、グロースハックの力は身に付きやすいと思います。
5は自分で全てのWEBマーケティングをしなければいけないので、高い力が身に付きます。しかし、経験者でないとあまり採用されないと思います。
社長直轄であれば上記でお話してきたポジションなので最もきつい選択肢ではありますがおすすめです。
6はケースバイケースなので少し注意が必要です。グロースハッカーを募集している企業は増えてきましたが、社内にグロースハッカーがいないから募集しているというケースが多いです。つまり即戦力としてあなたに期待しているのですから当然教えてくれる人は誰もいない可能性が高いです。
そしてグロースハッカーを募集しているものの、グロースハッカーが何だかよく分かっていないというケースも多いです汗 笑い話のようですが、これは結構あるはずです。
7はWEBマーケティングの仕事の中でも実際の対策を行うWEBマーケティングベンダー(実際に手を動かすWEBマーケティング会社)に就職するという方法です。注意すべきポイントとしてはWEB業界で名前の通っている有名な企業というのは大体がWEB広告代理店であり、WEBディレクションをした後、WEBマーケティングベンダーに実働をお願いするということです。
SEO対策、SEM、ソーシャルマーケティング、LPO対策などのWEBマーケティングの実働を専門にしたベンダーであれば高い力が身に付けられる可能性があります。
ちなみに、当社は新規事業、スタートアップをスケールさせることをメインの仕事としたグロースハックの専門企業なので、7番に該当します。
グロースハッカーの募集もしているので6番にも該当しますね笑
まとめ:グロースハッカーになるには
ここまでをまとめますと、グロースハッカーになるには、ベンチャー企業の経営者の側近としてWEBマーケティングを担当することが1番の近道です。
グロースハッカー求人情報
EXIDEAは創業当初から、シリコンバレー発祥のマーケティング手法「グロースハック」を日本でいち早く取り入れており、グロースハックを事業の柱としているマーケティングファームです。未経験から、一流のグロースハッカーになれる環境がEXIDEAにはあり、グロースハッカーに転職をしたい方も大歓迎です。
グロースハックにご興味をお持ちの方はぜひお申し込みいただければと思います。